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ヨハネ18:1−11
捕縛
翻訳比較
岩波翻訳委員会訳1995
431801これらのことを言ってから、イエスはその弟子たちと一緒にケドロンの谷の向こうへ出て行った。そこには園があって、彼はその弟子たちと共にそこに入って行った。
431802彼を渡そうとしていたユダにも、その場所がわかっていた。イエスがたびたび弟子たちとそこで集まっていたからである。
431803そこでユダは、一隊の兵士および祭司長たちやファリサイ派の人々から送られた下役たちを引き連れ、ともし火、たいまつ、武器を携えてここにやって来る。
431804さて、イエスは身の上に臨もうとしていることがすべてわかっていたので、出て行った。そして彼らに言う、「誰を求めているのか」。
431805彼に答えた、「ナザレのイエスを」。彼らに言う、「私〔なら、ここに〕いる」。彼を渡そうとしていたユダも、彼らと立っていた。
431806さて、彼らに「私はいる」と言うと、人々は後ずさりして地面に倒れた。
431807そこで、彼らに再び問い直した、「誰を求めているのか」。彼らが言った、「ナザレのイエスを」。
431808彼らにが答えた、「〔私が自ら〕私〔はそれ〕であると言った。だから、私を求めているのなら、この人々は往かせてやりなさい」。
431809〔これは〕「あなたが私に与えて下さっている人々を、そのうちの一人として失いませんでした」と言った、あのことばが満たされるためであった。
431810ところが、シモン・ペトロは剣を持っていて、これを抜き、大祭司の僕に撃ってかかり、右の耳を切り落とした。その僕の名はマルホスであった。
431811すると、イエスはペトロに言った、「剣を鞘(さや)にしまいなさい。父が私に与えて下さっているこの杯を、飲まずにいられようか」。
新共同訳1987
18:1 こう話し終えると、イエスは弟子たちと一緒に、キドロンの谷の向こうへ出て行かれた。そこには園があり、イエスは弟子たちとその中に入られた。
18:2 イエスを裏切ろうとしていたユダも、その場所を知っていた。イエスは、弟子たちと共に度々ここに集まっておられたからである。
18:3 それでユダは、一隊の兵士と、祭司長たちやファリサイ派の人々の遣わした下役たちを引き連れて、そこにやって来た。松明やともし火や武器を手にしていた。
18:4 イエスは御自分の身に起こることを何もかも知っておられ、進み出て、「だれを捜しているのか」と言われた。
18:5 彼らが「ナザレのイエスだ」と答えると、イエスは「わたしである」と言われた。イエスを裏切ろうとしていたユダも彼らと一緒にいた。
18:6 イエスが「わたしである」と言われたとき、彼らは後ずさりして、地に倒れた。
18:7 そこで、イエスが「だれを捜しているのか」と重ねてお尋ねになると、彼らは「ナザレのイエスだ」と言った。
18:8 すると、イエスは言われた。「『わたしである』と言ったではないか。わたしを捜しているのなら、この人々は去らせなさい。」
18:9 それは、「あなたが与えてくださった人を、わたしは一人も失いませんでした」と言われたイエスの言葉が実現するためであった。
18:10 シモン・ペトロは剣を持っていたので、それを抜いて大祭司の手下に打ってかかり、その右の耳を切り落とした。手下の名はマルコスであった。
18:11 イエスはペトロに言われた。「剣をさやに納めなさい。父がお与えになった杯は、飲むべきではないか。」
前田訳1978
18:1 これらをいってイエスは弟子たちとケドロンの谷の向こうへ行き、そこにある園へ弟子たちと入れられた。
18:2 背くユダもその場所を知っていた。イエスがたびたび弟子たちとそこに集められたからである。
18:3 ユダは兵隊と大祭司とパリサイ人の手下を連れ、燈や松明や武器を持ってそこに来た。
18:4 イエスは身の上に来ることすべてを知り、出かけて彼らにいわれる、「だれに用か」と。
18:5 彼らは答えた、「ナザレ人イエス」と。彼はいわれる、「わたしがそれだ」と。彼に背くユダも彼らといっしょに立っていた。
18:6 「わたしがそれだ」といわれたとき、彼らはあとずさりして地に倒れた。
18:7 そこでふたたび彼らに問われた、「だれに用か」と。彼らはいった、「ナザレ人イエス」と。
18:8 イエスは答えられた、「わたしがそれだといったのに。もしわたしを探しているのなら、この人々が去るままにせよ」と。
18:9 これは「あなた(神)がわたしにお与えの人々のうちだれも滅ぼしませんでした」と彼がいわれたことが成就するためであった。
18:10 すると、剣を持っていたシモン・ペテロはそれを抜いて大祭司の僕に切りつけ、その右の耳を切り落とした。僕の名はマルコスであった。
18:11 イエスはペテロにいわれた、「剣を鞘におさめよ。父がわたしにお与えの杯を飲まずに済まされるか」と。
新改訳1970
18:1 イエスはこれらのことを話し終えられると、弟子たちとともに、ケデロンの川筋の向こう側に出て行かれた。そこに園があって、イエスは弟子たちといっしょに、そこにはいられた。
18:2 ところで、イエスを裏切ろうとしていたユダもその場所を知っていた。イエスがたびたび弟子たちとそこで会合されたからである。
18:3 そこで、ユダは一隊の兵士と、祭司長、パリサイ人たちから送られた役人たちを引き連れて、ともしびとたいまつと武器を持って、そこに来た。
18:4 イエスは自分の身に起ころうとするすべてのことを知っておられたので、出て来て、「だれを捜すのか。」と彼らに言われた。
18:5 彼らは、「ナザレ人イエスを。」と答えた。イエスは彼らに「それはわたしです。」と言われた。イエスを裏切ろうとしていたユダも彼らといっしょに立っていた。
18:6 イエスが彼らに、「それはわたしです。」と言われたとき、彼らはあとずさりし、そして地に倒れた。
18:7 そこで、イエスがもう一度、「だれを捜すのか。」と問われると、彼らは「ナザレ人イエスを。」と言った。
18:8 イエスは答えられた。「それはわたしだと、あなたがたに言ったでしょう。もしわたしを捜しているのなら、この人たちはこのままで去らせなさい。」
18:9 それは、「あなたがわたしに下さった者のうち、ただのひとりをも失いませんでした。」とイエスが言われたことばが実現するためであった。
18:10 シモン・ペテロは、剣を持っていたが、それを抜き、大祭司のしもべを撃ち、右の耳を切り落とした。そのしもべの名はマルコスであった。
18:11 そこで、イエスはペテロに言われた。「剣をさやに収めなさい。父がわたしに下さった杯を、どうして飲まずにいられよう。」
塚本訳1963
18:1 こう言ったあとイエスは、弟子たちと供に(都から)ケデロンの谷の向こうに出てゆき、そこにある園に入られた。弟子たちも一しょであった。
18:2 イエスはそこでたびたび弟子たちと集まられたので、イエスを売るユダもこの場所を知っていた。
18:3 ユダは一部隊の兵と、大祭司連およびパリサイ人すなわち最高法院から派遣された下役らとを引き連れ、ランタンや松明や武器を持って、そこに来た。
18:4 イエスはその身に起ろうとしていることを何もかも知っておられたので、園から出てきて彼らに言われる、「だれをさがしているのか。」
18:5 「ナザレ人イエスを」と答えた。彼らに言われる、「それはわたしだ。」イエスを売るユダも彼らと一しょに立っていた。
18:6 彼らはイエスが「それはわたしだ」と言われた時、後ずさりして地に倒れた。
18:7 そこで「だれをさがしているのか」とかさねてお尋ねになると、「ナザレ人イエスを」と言った。
18:8 イエスが答えられた、「『それはわたしだ』と言ったではないか。だから、もしわたしをさがしているのなら、この人たちに手をつけるな。」
18:9 これは(神)がわたしに下さった者のうち、だれ一人滅ぼしませんでした」と、イエスの言われた言葉が成就するためであった。
18:10 するとシモン・ペテロは、持っていた剣を抜いて大祭司の下男に切りつけ、右の耳を切り落としてしまった。下男の名はマルコスといった。
18:11 イエスはペテロに言われた、「剣を鞘におさめよ。父上が下さった杯、それを飲みほさないでよかろうか!」
口語訳1955
18:1 イエスはこれらのことを語り終えて、弟子たちと一緒にケデロンの谷の向こうへ行かれた。そこには園があって、イエスは弟子たちと一緒にその中にはいられた。
18:2 イエスを裏切ったユダは、その所をよく知っていた。イエスと弟子たちとがたびたびそこで集まったことがあるからである。
18:3 さてユダは、一隊の兵卒と祭司長やパリサイ人たちの送った下役どもを引き連れ、たいまつやあかりや武器を持って、そこへやってきた。
18:4 しかしイエスは、自分の身に起ろうとすることをことごとく承知しておられ、進み出て彼らに言われた、「だれを捜しているのか」。
18:5 彼らは「ナザレのイエスを」と答えた。イエスは彼らに言われた、「わたしが、それである」。イエスを裏切ったユダも、彼らと一緒に立っていた。
18:6 イエスが彼らに「わたしが、それである」と言われたとき、彼らはうしろに引きさがって地に倒れた。
18:7 そこでまた彼らに、「だれを捜しているのか」とお尋ねになると、彼らは「ナザレのイエスを」と言った。
18:8 イエスは答えられた、「わたしがそれであると、言ったではないか。わたしを捜しているのなら、この人たちを去らせてもらいたい」。
18:9 それは、「あなたが与えて下さった人たちの中のひとりも、わたしは失わなかった」とイエスの言われた言葉が、成就するためである。
18:10 シモン・ペテロは剣を持っていたが、それを抜いて、大祭司の僕に切りかかり、その右の耳を切り落した。その僕の名はマルコスであった。
18:11 すると、イエスはペテロに言われた、「剣をさやに納めなさい。父がわたしに下さった杯は、飲むべきではないか」。
文語訳1917
"431801","此等のことを言ひ終へて、イエス弟子たちと偕にケデロンの小川の彼方に出でたまふ。彼処に園あり、イエス弟子たちとともども入り給ふ。"
"431802","ここは弟子たちと屡々あつまり給ふ處なれば、イエスを賣るユダもこの處を知れり。"
"431803","かくてユダは一組の兵隊と祭司長・パリサイ人等よりの下役どもとを受けて、炬火・燈火・武器を携へて此處にきたる。"
"431804","イエス己に臨まんとする事をことごとく知り、進みいでて彼らに言ひたまふ『誰を尋ぬるか』"
"431805","答ふ『ナザレのイエスを』イエス言ひたまふ『我はそれなり』イエスを賣るユダも彼らと共に立てり。"
"431806","『我はそれなり』と言ひ給ひし時、かれら後退して地に倒れたり。"
"431807","ここに再び『たれを尋ぬるか』と問ひ給へば『ナザレのイエスを』と言ふ。"
"431808","イエス答へ給ふ『われは夫なりと既に告げたり、我を尋ぬるならば此の人々の去るを容せ』"
"431809","これさきに『なんぢの我に賜ひし者の中より、われ一人をも失はず』と言ひ給ひし言の成就せん爲なり。"
"431810","シモン・ペテロ劍をもちたるが、之を抜き大祭司の僕を撃ちて、その右の耳を斬り落す、僕の名はマルコスと云ふ。"
"431811","イエス、ペテロに言ひたまふ『劍を鞘に収めよ、父の我に賜ひたる酒杯は、われ飲まざらんや』"
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マコ 14:26
14:26 (食事がすむと、)みなで讃美歌をうたったのち、オリブ山へ出かけた。(もう真夜中すぎであった。)
塚本訳 マコ 14:32
14:32 やがて(オリブ山の麓の)ゲッセマネと呼ばれる地所に着いた。イエスは弟子たちに言われる、「わたしの祈りがすむまで、ここに坐って(待って)おれ。」
塚本訳 マコ 14:43-50
14:43 イエスの言葉がまだ終らぬうちに、早くも十二人の一人のユダがあらわれる。大祭司連、聖書学者、長老のところから派遣された一群の人が、剣や棍棒を持ってついて来た。
14:44 イエスを売る者は、「わたしが接吻するのがその人だ。それを捕えて、手ぬかりなく引いてゆけ」と、(あらかじめ)合図をきめておいた。
14:45 そこで、来るや否やイエスに近寄って、「先生」と言って接吻した。
14:46 人々がイエスに手をかけて捕えた。
14:47 (イエスの)そばに立っていたひとりの人が剣を抜いて大祭司の下男に切りつけ、片耳をそぎ落してしまった。
14:48 イエスは人々に言われた、「強盗にでも向かうように、剣や棍棒を持ってつかまえに来たのか。
14:49 わたしは毎日宮にいてあなた達の所で教えていたのに、捕えずにおいて、(どうして今、こんな真夜中に来たのか。)しかしこれは、(救世主は罪人のようにあつかわれるという)聖書の言葉が成就するためである。」
14:50 一人のこらずイエスをすてて逃げた。
塚本訳 マタ 26:30
26:30 (食事がすむと、)みなで賛美歌をうたったのち、オリブ山へ出かけた。(もう真夜中すぎであった。)
塚本訳 マタ 26:36
26:36 ほどなくイエスは弟子たちと一しょに(オリブ山の麓の)ゲッセマネという地所に着くと、弟子たちに言われる、「わたしがあちらへ行って祈っている間、ここに坐って(待って)おれ。」
塚本訳 マタ 26:47-56
26:47 イエスの言葉がまだ終らぬうちに、見よ、十二人の一人のユダが来た。大祭司連、国の長老から派遣された大勢の人の群が、剣や棍棒を持ってついて来た。
26:48 イエスを売る者は、「わたしが接吻するのがその人だ。それを捕えよ」と、(あらかじめ)合図をきめておいた。
26:49 そこでいきなりイエスに近寄って、「先生、御機嫌よう」と言って接吻した。
26:50 イエスはユダに言われた、「友よ、そのために来たのではあるまいが!」その時人々が進み寄って、イエスに手をかけて捕えた。
26:51 すると、見よ、イエスと一しょにいた一人の人が手をのばして剣を抜き、大祭司の下男に切りかかって片耳をそぎ落してしまった。
26:52 その時イエスが言われる、「剣を鞘におさめよ。剣による者は皆、剣によって滅びる。
26:53 それとも、父上にお願いして十二軍団以上の天使を今すぐ送っていただくことが、わたしに出来ないと思うのか。
26:54 しかしそれでは、かならずこうなる、とある聖書の言葉は、どうして成就するのか。」
26:55 その時イエスは群の人々に言われた、「強盗にでも向かうように、剣や棍棒を持ってつかまえに来たのか。わたしは毎日宮で坐って教えていたのに、捕えずにおいて、(どうして今、こんな真夜中に来たのか。)
26:56 しかしこれはみな、(救世主は罪人のようにあつかわれるという)預言者たちの聖書の言葉が成就するためにおこったのである。」その時弟子たちは皆イエスをすてて逃げた。
塚本訳 ルカ 22:39-40
22:39 それから(都を)出て、例のとおり、オリブ山へ行かれた。弟子たち(十一人)もついて行った。(もう真夜中すぎであった。)
22:40 いつもの場所につくと、彼らに言われた、「誘惑に陥らないように祈っていなさい。」
塚本訳 ルカ 22:47-53
22:47 イエスの言葉がまだ終らぬうちに、そこに一群の人があらわれた。十二人の一人である、前に言ったユダが先頭に立ち、イエスに接吻しようとして近寄ってきた。
22:48 イエスが言われた、「ユダ、接吻で人の子を売るのか。」
22:49 弟子たちはことの迫ったのを見て言った、「主よ、剣で切りまくりましょうか。」
22:50 そのうちのひとりの人が大祭司の下男に切りかかり、右の耳をそぎ落してしまった。
22:51 イエスは、「もうそれでよし」と言って、耳にさわってお直しになった。
22:52 それからイエスは、押しかけてきていた大祭司連、宮の守衛長、長老たちに言われた、「強盗にでも向かうように、剣や棍棒を持ってやって来たのか。
22:53 わたしが毎日あなた達と一しょに宮にいたときには、手を下さずにおいて。(時が来なかったのだ。)しかし今は、(この暗い夜こそ)あなた達の天下、闇の縄張り(、悪魔の勢力範囲)である。」
(独)NESTLE-ALAND NOVUM TESTAMENTUM GRAECE 27版1993 の引照
新共同 ヨハ 6:64
6:64 しかし、あなたがたのうちには信じない者たちもいる。」イエスは最初から、信じない者たちがだれであるか、また、御自分を裏切る者がだれであるかを知っておられたのである。
新共同 ヨハ 19:19
19:19 ピラトは罪状書きを書いて、十字架の上に掛けた。それには、「ナザレのイエス、ユダヤ人の王」と書いてあった。
新共同 ヨハ 6:39
6:39 わたしをお遣わしになった方の御心とは、わたしに与えてくださった人を一人も失わないで、終わりの日に復活させることである。
(英・米)THE NEW
TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口語訳 Tコリ10:13
10:13 あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。
口語訳 Uコリ12:9
12:9 ところが、主が言われた、「わたしの恵みはあなたに対して十分である。わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」。それだから、キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。
口語訳 ロマ 12:19
12:19 愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する」と書いてあるからである。
口語訳 Uコリ10:4
10:4 わたしたちの戦いの武器は、肉のものではなく、神のためには要塞をも破壊するほどの力あるものである。わたしたちはさまざまな議論を破り、
(日)新共同訳1987 の引照
新共同 使 10:1
10:1 さて、カイサリアにコルネリウスという人がいた。「イタリア隊」と呼ばれる部隊の百人隊長で、
新共同 使 21:31
21:31 彼らがパウロを殺そうとしていたとき、エルサレム中が混乱状態に陥っているという報告が、守備大隊の千人隊長のもとに届いた。
新共同 使 27:1
27:1 わたしたちがイタリアへ向かって船出することに決まったとき、パウロと他の数名の囚人は、皇帝直属部隊の百人隊長ユリウスという者に引き渡された。
新共同 黙 8:10
8:10 第三の天使がラッパを吹いた。すると、松明のように燃えている大きな星が、天から落ちて来て、川という川の三分の一と、その水源の上に落ちた。
(仏)THE
NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照
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ヨハネ18:12−14
アンナスの所に引いてゆく
翻訳比較
岩波翻訳委員会訳1995
431812そこで、一隊の兵士と千人隊長、およびユダヤ人たちの〔もとにある〕下役たち
はイエスを捕らえて縛り、
431813まずハンナスのところへ引いて行った。その年に大祭司をしていたカヤファの義父だったからである。
431814カヤファは、一人の人間が民のために死ぬことは得策だと、ユダヤ人たちに提言した人物であった。
新共同訳1987
18:12 そこで一隊の兵士と千人隊長、およびユダヤ人の下役たちは、イエスを捕らえて縛り、
18:13 まず、アンナスのところへ連れて行った。彼が、その年の大祭司カイアファのしゅうとだったからである。
18:14 一人の人間が民の代わりに死ぬ方が好都合だと、ユダヤ人たちに助言したのは、このカイアファであった。
前田訳1978
18:12 そこで兵隊と千卒長とユダヤ人の手下はイエスを捕まえて縛り、まずアンナスのところへ引いて行った。
18:13 彼はその年の大祭司カヤパの舅であったからである。
18:14 カヤパは、民のためにひとりの人が死ぬのは好ましいとユダヤ人に説いた人である。
新改訳1970
18:12 そこで、一隊の兵士と千人隊長、それにユダヤ人から送られた役人たちは、イエスを捕えて縛り、
18:13 まずアンナスのところに連れて行った。彼がその年の大祭司カヤパのしゅうとだったからである。
18:14 カヤパは、ひとりの人が民に代わって死ぬことが得策である、とユダヤ人に助言した人である。
塚本訳1963
18:12 そこで一部隊の兵と千卒長とユダヤ人の(最高法院の)下役らとは、イエスをつかまえて縛り、
18:13 まずアンナスの所に引いていった。アンナスはその年の大祭司であったカヤパの舅だったからである。
18:14 (さきに、)「一人の人が民(全体)に代わって死ぬ方が得である」とユダヤ人に入れ知恵したのは、このカヤパであった。
口語訳1955
18:12 それから一隊の兵卒やその千卒長やユダヤ人の下役どもが、イエスを捕え、縛りあげて、
18:13 まずアンナスのところに引き連れて行った。彼はその年の大祭司カヤパのしゅうとであった。
18:14 カヤパは前に、ひとりの人が民のために死ぬのはよいことだと、ユダヤ人に助言した者であった。
文語訳1917
"431812","ここにかの兵隊・千卒長・ユダヤ人の下役ども、イエスを捕へて縛り、"
"431813","先づアンナスの許に曳き往く、アンナスはその年の大祭司なるカヤパの舅なり。"
"431814","カヤパはさきにユダヤ人に、一人、民のために死ぬるは益なる事を勸めし者なり。"
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マコ 14:53
14:53 イエスを大祭司(カヤパ)の所に引いてゆくと、(最高法院の役人、すなわち)大祭司連、長老、聖書学者たちが全部集まってきた。
塚本訳 マタ 26:57
26:57 人々はイエスを捕らえると、大祭司カヤパの所に引いていった。そこには(前もって最高法院の役人、すなわち大祭司連、)聖書学者、長老たちが集まっていた。
塚本訳 ルカ 22:54
22:54 彼らはイエスをつかまえると、引いていって、大祭司(カヤパ)の屋敷につれ込んだ。ペテロは見えがくれについて行った。
(独)NESTLE-ALAND NOVUM TESTAMENTUM GRAECE 27版1993 の引照
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(英・米)THE NEW
TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
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(日)新共同訳1987 の引照
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(仏)THE
NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照
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ヨハネ18:15−18
ペテロの否認
翻訳比較
岩波翻訳委員会訳1995
431815シモン・ペトロは、もう一人の弟子と共にイエスについて行っていた。その弟子は大祭司と面識があり、イエスと共に大祭司の館の中庭にまで入って行った。
431816ペトロの方は門のところで外に立っていた。そこで、大祭司と面識のある、あの
もう一人の弟子が出て来て、門番の女に話し、ペトロを中に引き入れた。
431817すると、門番をしていた下女がペトロに言う、「まさかあんたも、あの人のお弟子の一人じゃなかろうね」。この人は言う、「違います」。
431818僕たち、下役たちが、たむろしていたが、寒かったので炭火を起こし、暖をとっていた。ペトロも彼らと一緒に立って暖をとっていた。
新共同訳1987
18:15 シモン・ペトロともう一人の弟子は、イエスに従った。この弟子は大祭司の知り合いだったので、イエスと一緒に大祭司の屋敷の中庭に入ったが、
18:16 ペトロは門の外に立っていた。大祭司の知り合いである、そのもう一人の弟子は、出て来て門番の女に話し、ペトロを中に入れた。
18:17 門番の女中はペトロに言った。「あなたも、あの人の弟子の一人ではありませんか。」ペトロは、「違う」と言った。
18:18 僕や下役たちは、寒かったので炭火をおこし、そこに立って火にあたっていた。ペトロも彼らと一緒に立って、火にあたっていた。
前田訳1978
18:15 シモン・ペテロともうひとりの弟子がイエスに従った。その弟子は大祭司と知り合いであったので、イエスとともに大祭司の官邸の中庭に入った。
18:16 ペテロは門の外に立っていた。大祭司と知り合いのあのもうひとりの弟子が出て来て門番の女に話し、ペテロを連れて入った。
18:17 そこで門番の女中がペテロにいう、「あなたもあの人の弟子のひとりではありませんか」と。彼はいう、「そうではない」と。
18:18 僕や手下は立っていて、寒かったので炭火をおこしてあったていた。ペテロも彼らといっしょに立ってあたっていた。
新改訳1970
18:15 シモン・ペテロともうひとりの弟子は、イエスについて行った。この弟子は大祭司の知り合いで、イエスといっしょに大祭司の中庭にはいった。
18:16 しかし、ペテロは外で門のところに立っていた。それで、大祭司の知り合いである、もうひとりの弟子が出て来て、門番の女に話して、ペテロを連れてはいった。
18:17 すると、門番のはしためがペテロに、「あなたもあの人の弟子ではないでしょうね。」と言った。ペテロは、「そんな者ではない。」と言った。
18:18 寒かったので、しもべたちや役人たちは、炭火をおこし、そこに立って暖まっていた。ペテロも彼らといっしょに、立って暖まっていた。
塚本訳1963
18:15 さてシモン・ペテロともう一人の弟子とが、イエスについて行った。この弟子は大祭司(アンナス)と知合いだったので、イエスと一しょに大祭司の(官邸の)中庭に入っていったが、
18:16 ペテロは門の外に立っていた。大祭司と知合いの(さきの)もう一人の弟子が出てきて、門番の女に話して、ペテロをつれて入った。
18:17 するとこの門番の女中がペテロに言う、「まさかあなたも(イエスとかいう)あの人の弟子ではあるまいね。」「もちろん」と彼が言う。
18:18 寒かったので、下男や下役らが炭火をおこして、たってあたっていた。ペテロも一しょに立ってあたっていた。
口語訳1955
18:15 シモン・ペテロともうひとりの弟子とが、イエスについて行った。この弟子は大祭司の知り合いであったので、イエスと一緒に大祭司の中庭にはいった。
18:16 しかし、ペテロは外で戸口に立っていた。すると大祭司の知り合いであるその弟子が、外に出て行って門番の女に話し、ペテロを内に入れてやった。
18:17 すると、この門番の女がペテロに言った、「あなたも、あの人の弟子のひとりではありませんか」。ペテロは「いや、そうではない」と答えた。
18:18 僕や下役どもは、寒い時であったので、炭火をおこし、そこに立ってあたっていた。ペテロもまた彼らに交じり、立ってあたっていた。
文語訳1917
"431815","シモン・ペテロ及び他の一人の弟子、イエスに從ふ。この弟子は大祭司に知られたる者なれば、イエスと共に大祭司の庭に入りしが、"
"431816","ペテロは門の外に立てり。ここに大祭司に知られたる彼の弟子いでて、門を守る女に物言ひてペテロを連れ入れしに、"
"431817","門を守る婢女、ペテロに言ふ『なんぢも彼の人の弟子の一人なるか』かれ言ふ『然らず』"
"431818","時寒くして僕・下役ども炭火をおこし熾し、その傍らに立ちて煖まり居りしに、ペテロも共に立ちて煖まりゐたり。"
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 ヨハ 18:25-27
18:25 シモン・ペテロは(そこに)立って火に当っていた。すると人々は言った、「あなたもあれの弟子ではあるまいね。」「もちろん」と言ってペテロが打ち消した。
18:26 大祭司の下男で、ペテロに耳を切り落された人の親族の者が言う、「たしかにわたしは、あなたがあの人と一しょに園にいるのを見たようだが。」
18:27 ペテロはまた打ち消した。するとすぐ鶏が鳴いた。
塚本訳 マコ 14:54
14:54 ペテロは見えがくれにイエスについて大祭司(官邸)の中庭まではいって行き、下役らと一しょにすわって、火にあたっていた。
塚本訳 マコ 14:66-72
14:66 ペテロは下の中庭にいたが、大祭司の女中が一人来て、
14:67 ペテロが火にあたっているのを見ると、じっと見つめながら、「あなたもあのナザレ人と一しょだった、あのイエスと」と言う。
14:68 しかしペテロは、「あなたが何を言っているのかわからない、見当もつかない」と言って打ち消した。そして前庭に出てゆくと、鶏が鳴いた。(すると)
14:69 その女中がペテロを見て、そばに立っていた人たちに、またも「この人はあの仲間だ」と言い出した。
14:70 ペテロはまた打ち消した。しばらくすると、そばに立っていた人たちがまたペテロに言った、「確かにあの仲間だ。あなたもガリラヤ人だから。」
14:71 しかしペテロは、「あなた達が言っているそんな男は知らない。(これが嘘なら、呪われてもよい)」と、幾たびも呪いをかけて誓った。
14:72 するとすぐ、二度目に鶏が鳴いた。ペテロは、「鶏が二度鳴く前に、三度、わたしを知らないと言う」とイエスに言われた言葉を思い出して、わっと泣きだした。(いつまでも涙が止まらなかった。)
塚本訳 マタ 26:58
26:58 ペテロは見えがくれにイエスについて大祭司の官邸まで行き、中(庭)へ入って下役らと一しょに坐っていた、成り行きを見ようとしたのである。
塚本訳 マタ 26:69-75
26:69 ペテロは外で中庭に坐っていた。すると一人の女中が寄ってきて、「あなたもあのガリラヤ人イエスと一しょだった」と言った。
26:70 しかしペテロは皆の前で、「何をあなたが言っているのかわからない」と言って打ち消した。
26:71 そして玄関に出てゆくと、ほかの女中がペテロを見て、そこにいる人たちに「この人はあのナザレ人イエスと一しょだった」と言う。
26:72 ペテロは誓いまで立てて、「そんな男は知らない」と、また打ち消した。
26:73 しばらくすると、そこに立っていた人たちが寄ってきてペテロに言った、「確かにあなたもあの仲間だ。あなたの国訛りでもそれがわかる。」
26:74 そこでペテロは、「そんな男は知らない。(これが嘘なら、呪われてもよい)」と、幾たびも呪いをかけて誓った。するとすぐ鶏が鳴いた。
26:75 ペテロは、「鶏が鳴く前に、三度、わたしを知らないと言う」と言われたイエスの言葉を思い出し、外に出ていって、さめざめと泣いた。
塚本訳 ルカ 22:54-62
22:54 彼らはイエスをつかまえると、引いていって、大祭司(カヤパ)の屋敷につれ込んだ。ペテロは見えがくれについて行った。
22:55 そして彼らが中庭の真中であかあかと火を焚いて一しょにすわったので、ペテロもその中に坐った。
22:56 ひとりの女中は彼が火の所に坐っているのを見ると、しげしげと眺めならら、「この人もあの人と一しょだった」と言った。
22:57 しかしペテロは、「女中さん、あんな人は知らない」と言って打ち消した。
22:58 ほどなく、ほかの男がペテロを見て、「あなたもあの仲間だ」と言った。ペテロは言った、「君、人ちがいだ。」
22:59 一時間ばかりたつと、(また)ほかの男が、「実際この人もあの人と一しょだった。この人もガリラヤ人だから」と主張した。
22:60 しかしペテロは言った、「君、あなたの言っていることはわからない。」するとたちまち、まだその言葉の終らぬうちに、鶏が鳴いた。
22:61 主が振り向いて、じっとペテロを見つめられた。ペテロは、「きょう(今夜)、鶏が鳴く前に、わたしを三度、知らないと言う」と言われた主の言葉を思い出し、
22:62 外に出ていって、さめざめと泣いた。
(独)NESTLE-ALAND NOVUM TESTAMENTUM GRAECE 27版1993 の引照
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(英・米)THE NEW
TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口語訳 Tコリ10:12
10:12 だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい。
(日)新共同訳1987 の引照
新共同 使 12:13-14
12:13 門の戸をたたくと、ロデという女中が取り次ぎに出て来た。
12:14 ペトロの声だと分かると、喜びのあまり門を開けもしないで家に駆け込み、ペトロが門の前に立っていると告げた。
(仏)THE
NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照
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ヨハネ18:19−24
アンナスの審問
翻訳比較
岩波翻訳委員会訳1995
431819さて、大祭司は、イエスに、その弟子たちについて、また彼の教えについてたずねた。
431820イエスが彼に答えた、「私は世に対し、公然と語ってきた。私はいつもすべてのユダヤ人たちが集まる会堂や神殿〔境内〕で教えた。ひそかに語ったことなど何もない。
431821なぜ、私にたずねるのか。私が人々に何を語ったかは、聞いた人々にたずねなさい。私が話したことは、ほら〔そこにいる〕この人たちにはわかっている」。
431822これを言ったところ、下役たちのうちでそばに立っていた一人が、イエスに平手打ちを食らわせた、「大祭司様に向かって、そのような答え方をするのか」と言って。
431823イエスが彼に答えた、「私がまちがったことを語ったのなら、まちがった点を証ししなさい。〔語ったのが〕その通りなら、なぜ私を打つのか」。
431824そこでハンナスは、彼を縛ったままで大祭司カヤファのところに送った。
新共同訳1987
18:19 大祭司はイエスに弟子のことや教えについて尋ねた。
18:20 イエスは答えられた。「わたしは、世に向かって公然と話した。わたしはいつも、ユダヤ人が皆集まる会堂や神殿の境内で教えた。ひそかに話したことは何もない。
18:21 なぜ、わたしを尋問するのか。わたしが何を話したかは、それを聞いた人々に尋ねるがよい。その人々がわたしの話したことを知っている。」
18:22 イエスがこう言われると、そばにいた下役の一人が、「大祭司に向かって、そんな返事のしかたがあるか」と言って、イエスを平手で打った。
18:23 イエスは答えられた。「何か悪いことをわたしが言ったのなら、その悪いところを証明しなさい。正しいことを言ったのなら、なぜわたしを打つのか。」
18:24 アンナスは、イエスを縛ったまま、大祭司カイアファのもとに送った。
前田訳1978
18:19 さて、大祭司はイエスに弟子たちや教えについてたずねた。
18:20 イエスは答えられた、「わたしは公に世に向かって話した。ユダヤ人が皆集まる会堂や宮でいつも教え、隠れて話したことはひとつもない。
18:21 何をわたしにたずねるのか。わたしが話したことは聞いた人々にたずねよ。このとおり、これらの人々がわたしがいったことを知っているはず」と。
18:22 こういわれると、立っていた手下のひとりが「大祭司に向かってそんな答え方をするのか」といってイエスを平手で打った。
18:23 イエスは答えられた、「わたしが悪いことをいったなら、その悪を証せよ。よければ、なぜ打つか」と。
18:24 アンナスはイエスを縛ったまま大祭司カヤパへ送った。
新改訳1970
18:19 そこで、大祭司はイエスに、弟子たちのこと、また、教えのことについて尋問した。
18:20 イエスは彼に答えられた。「わたしは世に向かって公然と話しました。わたしはユダヤ人がみな集まって来る会堂や宮で、いつも教えたのです。隠れて話したことは何もありません。
18:21 なぜ、あなたはわたしに尋ねるのですか。わたしが人々に何を話したかは、わたしから聞いた人たちに尋ねなさい。彼らならわたしが話した事がらを知っています。」
18:22 イエスがこう言われたとき、そばに立っていた役人のひとりが、「大祭司にそのような答え方をするのか。」と言って、平手でイエスを打った。
18:23 イエスは彼に答えられた。「もしわたしの言ったことが悪いなら、その悪い証拠を示しなさい。しかし、もし正しいなら、なぜ、わたしを打つのか。」
18:24 アンナスはイエスを、縛ったままで大祭司カヤパのところに送った。
塚本訳1963
18:19 大祭司(アンナス)はイエスに、その弟子のことや、その教義のことを尋ねた。
18:20 イエスは答えられた、「わたしは世間にむかって公然と話した。わたしはいつも、ユダヤ人が皆集まる礼拝堂や宮で教えて、何一つ隠れて話したことはない。
18:21 (今ごろ)わたしに何を尋ねるのか。何をわたしが話したかは、聞いた人たちに尋ねたがよかろう。そら、この人たちはわたしの言ったことを知っているはずだ。」
18:22 こう言われたとき、(大祭司の)そばに立っていた下役の一人が、「大祭司殿にむかって何という口のきき方だ」と言いながら、イエスに平手打をくらわせた。
18:23 イエスが答えられた、「もしわたしが(大祭司に対して)無礼なことを言ったのなら、その無礼を証明せよ。しかし間違っていないなら、なぜ打つか。」
18:24 そこで、アンナスはイエスを縛ったまま、大祭司カヤパの所に送った。
口語訳1955
18:19 大祭司はイエスに、弟子たちのことやイエスの教のことを尋ねた。
18:20 イエスは答えられた、「わたしはこの世に対して公然と語ってきた。すべてのユダヤ人が集まる会堂や宮で、いつも教えていた。何事も隠れて語ったことはない。
18:21 なぜ、わたしに尋ねるのか。わたしが彼らに語ったことは、それを聞いた人々に尋ねるがよい。わたしの言ったことは、彼らが知っているのだから」。
18:22 イエスがこう言われると、そこに立っていた下役のひとりが、「大祭司にむかって、そのような答をするのか」と言って、平手でイエスを打った。
18:23 イエスは答えられた、「もしわたしが何か悪いことを言ったのなら、その悪い理由を言いなさい。しかし、正しいことを言ったのなら、なぜわたしを打つのか」。
18:24 それからアンナスは、イエスを縛ったまま大祭司カヤパのところへ送った。
文語訳1917
"431819","ここに大祭司、イエスにその弟子とその教とにつきて問ひたれば、"
"431820","イエス答へ給ふ『われ公然に世に語れり、凡てのユダヤ人の相集ふ會堂と宮とにて常に教へ、密には何をも語りし事ネし。"
"431821","何ゆゑ我に問ふか、我が語れることは聽きたる人々に問へ。視よ、彼らは我が言ひしことを知るなり』"
"431822","かく言ひ給ふとき、傍らに立つ下役の一人、手掌にてイエスを打ちて言ふ『かくも大祭司に答ふるか』"
"431823","イエス答へ給ふ『わが語りし言もし惡しくば、その惡しき故を證せよ。善くば何とて打つぞ』"
"431824","ここにアンナス、イエスを縛りたるままにて、大祭司カヤパの許に送れり。"
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マコ 14:55-65
14:55 大祭司連をはじめ全最高法院は、イエスを死刑にするためしきりにイエスに不利な証言をさがしたが、見つからなかった。
14:56 イエスに不利な偽証をする者は多かったが、その証言は合わなかったのである。
14:57 すると数人の者があらわれ、イエスに不利な偽証をして言った、
14:58 「わたし達はこの人が、『自分は(人間の)手で造ったこのお宮をこわして、手で造らない別のお宮を三日のうちに建てる』と言うのを聞いた。」
14:59 しかし今度も証言が合わなかった。
14:60 そこで大祭司は立ち上がり、真中に進み出てイエスに問うた、「何も答えないのか。この人たちは(あんなに)お前に不利益な証言をしているが、あれはどうだ。」
14:61 しかしイエスは黙っていて、何もお答えにならなかった。大祭司がふたたび問うて言う、「お前が、讃美されるお方の子、救世主か。」
14:62 するとイエスは(はじめて口を開いて)言われた、「そうだ、わたしだ。あなた方は『人の子(わたし)が』『大能の(神の)右に坐り、』『天の雲に囲まれて来るのを』見るであろう。」
14:63 すると大祭司は自分の着物を引き裂いて言う、「これ以上、なんで証人の必要があろう。
14:64 諸君は(今、おのれを神の子とする許しがたい)冒涜を聞かれた。(この者の処分について)御意見を承りたい。」満場一致で、死罪を相当とすると決定した。
14:65 (法院の役人たちの)中にはイエスに唾をかけ、目隠しをして拳でうちながら、「(だれだか)当ててみろ」と言った者もあった。下役らはイエスにいくつも平手打ちをくらわせた。
塚本訳 マタ 26:59-68
26:59 大祭司連をはじめ全最高法院は、イエスを死刑にしようとしてしきりにイエスに不利な偽証をさがした。
26:60 しかし偽証は多く出たが、(証拠は)見つからなかった。最後に二人の者が出て
26:61 言った、「この人は『神のお宮をこわして、三日のうちに建てて見せる』と言った。」
26:62 そこで大祭司は立ち上がってイエスに言った、「何も答えないのか。この人たちは(あんなに)お前に不利益な証言をしているが、あれはどうだ。」
26:63 しかしイエスは黙っておられた。大祭司が言った、「生ける神に誓ってわれわれにこたえよ。お前が、神の子救世主か。」
26:64 イエスは(はじめて口を開いて)彼に言われる、「(そう言われるなら)御意見にまかせる。だが、わたしは言う、あなた方は今後『人の子(わたし)が』『大能の(神の)右に坐り、』『天の雲に乗って来るのを』見るであろう。」
26:65 そこで大祭司は自分の上着を引き裂いて言った、「冒涜だ!これ以上、なんで証人の必要があろう。諸君は今ここに(おのれを神の子とする許しがたい)冒涜を聞かれた。