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ルカ16:1−8
不埒な番頭の譬
翻訳比較
岩波翻訳委員会訳1995
421601彼はまた、弟子たちに対しても語った、「ある金持ちの人がいて、一人の管理人を従えていたが、まさにこの管理人が主人の財産を浪費している、とその当の主人に訴える者がいた。
421602そこで彼は、管理人を呼んで彼に言った、『お前のことで私の耳に入ってくるこの件は、いったいなにごとだ。お前の〔会計〕管理報告を出せ。もはやお前に管理を任せておくわけにはいかん」。
421603そこで管理人は自分の中で言った、『どうしようか。俺の主人が俺から管理職を取り上げるというのだ。〔土方をやって〕穴を掘るのはできないし、物乞いするのは恥ずかし
い。
421604〔そうだ、〕どうしたらいいかわかったぞ。〔こうすれば、〕俺が管理職から退けられた時、人々は俺を彼らの家に迎えてくれるだろう』。
421605そこで自らの主人の債務者を一人一人呼び寄せて、初めの者に言った、『あなたは俺の主人にどれぐらい借りがあるのか」。
421606そこで彼は言った、『オリーブ油百バトスです』。すると管理人は彼に言った、『これらのあなたの証書を取って座り、速かに「五十〔バトス〕」
と書きなさい』。
421607彼はさらにもう一人の者にも言った、『またあなたは、どれほどの借りがあるのか』。そこで彼は言った、『小麦百コロスです』。管理人は彼に言
う、『これらのあなたの証書を取って、「八十〔コロス〕」と書きなさい』。
421608aそこで主人は、この不義な管理人が賢く行動したので彼を褒めた ――。
421608bなぜならば、この世の子らは、自らの世代のことでは、光の子らよりも賢いからである。
新共同訳1987
16:1 イエスは、弟子たちにも次のように言われた。「ある金持ちに一人の管理人がいた。この男が主人の財産を無駄使いしていると、告げ口をする者があった。
16:2 そこで、主人は彼を呼びつけて言った。『お前について聞いていることがあるが、どうなのか。会計の報告を出しなさい。もう管理を任せておくわけにはいかない。』
16:3 管理人は考えた。『どうしようか。主人はわたしから管理の仕事を取り上げようとしている。土を掘る力もないし、物乞いをするのも恥ずかしい。
16:4 そうだ。こうしよう。管理の仕事をやめさせられても、自分を家に迎えてくれるような者たちを作ればいいのだ。』
16:5 そこで、管理人は主人に借りのある者を一人一人呼んで、まず最初の人に、『わたしの主人にいくら借りがあるのか』と言った。
16:6 『油百バトス』と言うと、管理人は言った。『これがあなたの証文だ。急いで、腰を掛けて、五十バトスと書き直しなさい。』
16:7 また別の人には、『あなたは、いくら借りがあるのか』と言った。『小麦百コロス』と言うと、管理人は言った。『これがあなたの証文だ。八十コロスと書き直しなさい。』
16:8 主人は、この不正な管理人の抜け目のないやり方をほめた。この世の子らは、自分の仲間に対して、光の子らよりも賢くふるまっている。
前田訳1978
16:1 彼は弟子たちにもいわれた、「ある金持に支配人があった。主人の財産を浪費していると告げ口するものがあったので、
16:2 主人は支配人を呼んでいった、『あなたについて耳にすることは何だ。会計の報告を出しなさい。もう支配人はつとまらない』と。
16:3 支配人は心に考えた、『どうしよう。主人がわたしの仕事を取りあげる。土を掘る力はなく、物乞いをするのは恥ずかしい。
16:4 わかった、こうしよう。仕事をやめさせられたとき、こうすれば、その人たちはわたしを自分の家に迎えてくれよう』と。
16:5 そこで主人の借り手をひとりずつ呼びよせて、最初の人にいった、『わたしの主人にいくら借りがありますか』と。
16:6 『油百バテ』と答えた。支配人はいった、『ここにあなたの証文がある。すぐすわって五十と書きかえなさい』と。
16:7 それからもうひとりにいった、『あなたはいくら借りがありますか』と。『小麦百コル』と答えた。支配人がいった、『ここにあなたの証文がある。八十と書きかえなさい』と。
16:8 すると主人はこの不正な支配人の賢い仕方をほめた。この世の子らはおのが世代に対しては光の子よりも賢い。
新改訳1970
16:1 イエスは、弟子たちにも、こういう話をされた。「ある金持ちにひとりの管理人がいた。この管理人が主人の財産を乱費している、という訴えが出された。
16:2 主人は、彼を呼んで言った。『おまえについてこんなことを聞いたが、何ということをしてくれたのだ。もう管理を任せておくことはできないから、会計の報告を出しなさい。』
16:3 管理人は心の中で言った。『主人にこの管理の仕事を取り上げられるが、さてどうしよう。土を掘るには力がないし、こじきをするのは恥ずかしいし。
16:4 ああ、わかった。こうしよう。こうしておけば、いつ管理の仕事をやめさせられても、人がその家に私を迎えてくれるだろう。』
16:5 そこで彼は、主人の債務者たちをひとりひとり呼んで、まず最初の者に、『私の主人に、いくら借りがありますか。』と言うと、
16:6 その人は、『油百バテ。』と言った。すると彼は、『さあ、あなたの証文だ。すぐにすわって五十と書きなさい。』と言った。
16:7 それから、別の人に、『さて、あなたは、いくら借りがありますか。』と言うと、『小麦百コル。』と言った。彼は、『さあ、あなたの証文だ。八十と書きなさい。』と言った。
16:8 この世の子らは、自分たちの世のことについては、光の子らよりも抜けめがないものなので、主人は、不正な管理人がこうも抜けめなくやったのをほめた。
塚本訳1963
16:1 また弟子たちにも話された、「ある金持に一人の番頭があった。主人の財産を使い込んでいると告げ口した者があったので、
16:2 主人は番頭を呼んで言った、『なんということをあなたについて聞くのだ!事務の報告を出してもらおう、もう番頭にしておくわけにはいかないから。』
16:3 番頭は心ひそかに考えた、『どうしたものだろう、主人がわたしの仕事を取り上げるのだが。(土を)掘るには力がないし、乞食をするには恥ずかしいし……
16:4 よし、わかった、こうしよう。こうしておけば仕事が首になった時、その人たちがわたしを自分の家に迎えてくれるにちがいない。』
16:5 そこで主人の債務者をひとりびとり呼びよせて、まず最初の人に言った、『うちの主人にいくら借りがあるのか。』
16:6 『油百バテ[二十石]』とこたえた。番頭が言った、『そら、あなたの証文だ。坐って、大急ぎで五十と書き直しなさい。』
16:7 それから他の一人に言った、『あなたはいくら借りがあるのか。』『小麦百コル[二百石]』とこたえた。彼に言う、『そら、あなたの証文だ。八十と書き直しなさい。』
16:8 すると主人はこの不埒な番頭の利巧な遣り口を褒めた(という話)。この世の人は自分たちの仲間のことにかけては、光の子(が神の国のことに利口である)よりも利巧である。
口語訳1955
16:1 イエスはまた、弟子たちに言われた、「ある金持のところにひとりの家令がいたが、彼は主人の財産を浪費していると、告げ口をする者があった。
16:2 そこで主人は彼を呼んで言った、『あなたについて聞いていることがあるが、あれはどうなのか。あなたの会計報告を出しなさい。もう家令をさせて置くわけにはいかないから』。
16:3 この家令は心の中で思った、『どうしようか。主人がわたしの職を取り上げようとしている。土を掘るには力がないし、物ごいするのは恥ずかしい。
16:4 そうだ、わかった。こうしておけば、職をやめさせられる場合、人々がわたしをその家に迎えてくれるだろう』。
16:5 それから彼は、主人の負債者をひとりびとり呼び出して、初めの人に、『あなたは、わたしの主人にどれだけ負債がありますか』と尋ねた。
16:6 『油百樽です』と答えた。そこで家令が言った、『ここにあなたの証書がある。すぐそこにすわって、五十樽と書き変えなさい』。
16:7 次に、もうひとりに、『あなたの負債はどれだけですか』と尋ねると、『麦百石です』と答えた。これに対して、『ここに、あなたの証書があるが、八十石と書き変えなさい』と言った。
16:8 ところが主人は、この不正な家令の利口なやり方をほめた。この世の子らはその時代に対しては、光の子らよりも利口である。
文語訳1917
"421601","イエスまた弟子たちに言ひ給ふ『或富める人に一人の支配人あり、主人の所有を費しをりと訴へられたれば、"
"421602","主人かれを呼びて言ふ「わが汝につきて聞く所は、これ何事ぞ、務の報告をいだせ。汝こののち支配人たるを得じ」"
"421603","支配人、心のうちに言ふ「如何にせん、主人わが職を奪ふ。われ土掘るには力なく、物乞ふは恥かし。"
"421604","我なすべき事こそ知りたれ、斯く爲ば職を罷めらるるとき、人々その家に我を迎ふるならん」とて、"
"421605","主人の負債者を一人一人呼びよせて、初の者に言ふ「なんぢ我が主人より負ふところ何程あるか」"
"421606","答へて言ふ「油、百樽」支配人いふ「なんぢの證書をとり、早く坐して五十と書け」"
"421607","又ほかの者に言ふ「負ふところ何程あるか」答へて言ふ「麥、百石」支配人いふ「なんぢの證書をとりて八十と書け」"
"421608","ここに主人、不義なる支配人の爲しし事の巧なるによりて、彼を譽めたり。この世の子らは、己が時代の事には光の子らよりも巧なり。"
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
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(独)NESTLE-ALAND NOVUM TESTAMENTUM GRAECE 27版1993 の引照
新共同 ヨハ 12:36
12:36 光の子となるために、光のあるうちに、光を信じなさい。」(見出挿入による分割)
12:36 イエスはこれらのことを話してから、立ち去って彼らから身を隠された。
(英・米)THE NEW
TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口語訳 Tテサ5:5-8
5:5 あなたがたはみな光の子であり、昼の子なのである。わたしたちは、夜の者でもやみの者でもない。
5:6 だから、ほかの人々のように眠っていないで、目をさまして慎んでいよう。
5:7 眠る者は夜眠り、酔う者は夜酔うのである。
5:8 しかし、わたしたちは昼の者なのだから、信仰と愛との胸当を身につけ、救の望みのかぶとをかぶって、慎んでいよう。
(日)新共同訳1987 の引照
新共同 エペ 5:8
5:8 あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。
新共同 Tテサ5:5
5:5 あなたがたはすべて光の子、昼の子だからです。わたしたちは、夜にも暗闇にも属していません。
(仏)THE
NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照
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ルカ16:9−13
富の利用について
翻訳比較
岩波翻訳委員会訳1995
421609また、私もあなたたちに言う、あなたたちは自分たちのために、不義のマモン
で友だちを作りなさい。それがなくなる時、彼らがあなたたちを永遠の幕屋に受け入れてくれるようになるためだ。
421610『最も小さいことに忠実な者は、多くのことにも忠実である。また、最も小さいことに不忠実な者は、多くのことにも不忠実である』〔と言われている〕。
421611したがって、もしあなたたちが不義なマモンに忠実にならなかったならば、誰があなたたちに真実なものを任せるだろうか。
421612もしあなたたちが他人のものに忠実にならなかったならば、誰があなたたちにあなたたちのものを与えるだろうか。
421613どんな召使いも二人の主に兼ね仕えることはできない。なぜなら、一方を憎
み、他方を愛するからだ。あるいは一方の世話はするが、他方はこれを軽蔑するからだ。神とマモンとに兼ね仕えることはできない。
新共同訳1987
16:9 そこで、わたしは言っておくが、不正にまみれた富で友達を作りなさい。そうしておけば、金がなくなったとき、あなたがたは永遠の住まいに迎え入れてもらえる。
16:10 ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。ごく小さな事に不忠実な者は、大きな事にも不忠実である。
16:11 だから、不正にまみれた富について忠実でなければ、だれがあなたがたに本当に価値あるものを任せるだろうか。
16:12 また、他人のものについて忠実でなければ、だれがあなたがたのものを与えてくれるだろうか。
16:13 どんな召し使いも二人の主人に仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛するか、一方に親しんで他方を軽んじるか、どちらかである。あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」
前田訳1978
16:9 それでわたしはいう、不正の富で友だちをつくりなさい。富がなくなったとき、あなた方を永遠の住居に迎えてくれよう。
16:10 小事に忠実なものは大事にも忠実である。小事に不忠実なものは大事にも不忠実である。
16:11 それゆえ、不正な富に忠実でなければ、だれが真の富をまかせよう。
16:12 また、(地上にある)他人のものについて忠実でなければ、だれがあなた方に(天にある)自分のものを与えよう。
16:13 どの僕もふたりの主人には仕ええない。ひとりを憎んで他を愛するか、ひとりに親しんで他をうとんじるか、である。あなた方は神と富との両方には仕ええない」と。
新改訳1970
16:9 そこで、わたしはあなたがたに言いますが、不正の富で、自分のために友をつくりなさい。そうしておけば、富がなくなったとき、彼らはあなたがたを、永遠の住まいに迎えるのです。
16:10 小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。
16:11 ですから、あなたがたが不正の富に忠実でなかったら、だれがあなたがたに、まことの富を任せるでしょう。
16:12 また、あなたがたが他人のものに忠実でなかったら、だれがあなたがたに、あなたがたのものを持たせるでしょう。
16:13 しもべは、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、または一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。」
塚本訳1963
16:9 それでわたしもあなた達に言う、あなた達も(この番頭に見習い、今のうちにこの世の)不正な富を利用して、(天に)友人[神]をつくっておけ。そうすれば富がなくなる時、その友人が永遠の住居に迎えてくださるであろう。
16:10 ごく小さなことに忠実な者は、大きなことにも忠実である。ごく小さなことに不忠実な者は、大きなことにも不忠実である。
16:11 だから、もし(この世の)不正な富に忠実でなかったならば、だれが(天の)まことの富をあなた達にまかせようか。
16:12 もし他人のもの[この世のこと]に忠実でなかったならば、だれがあなた達のもの[天のもの]をあなた達に与えようか。
16:13 しかし(この世のことはみな準備のためであるから、それに心を奪われてはならない。)いかなる僕も(同時に)二人の主人に仕えることは出来ない。こちらを憎んであちらを愛するか、こちらに親しんであちらを疎んじるか、どちらかである。あなた達は神と富とに仕えることは出来ない。」
口語訳1955
16:9 またあなたがたに言うが、不正の富を用いてでも、自分のために友だちをつくるがよい。そうすれば、富が無くなった場合、あなたがたを永遠のすまいに迎えてくれるであろう。
16:10 小事に忠実な人は、大事にも忠実である。そして、小事に不忠実な人は大事にも不忠実である。
16:11 だから、もしあなたがたが不正の富について忠実でなかったら、だれが真の富を任せるだろうか。
16:12 また、もしほかの人のものについて忠実でなかったら、だれがあなたがたのものを与えてくれようか。
16:13 どの僕でも、ふたりの主人に兼ね仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛し、あるいは、一方に親しんで他方をうとんじるからである。あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない」。
文語訳1917
"421609","われ汝らに告ぐ、不義の富をもて、己がために友をつくれ。さらば富の失する時、その友なんぢらをi遠の住居に迎へん。"
"421610","小事に忠なる者は大事にも忠なり。小事に不忠なる者は大事にも不忠なり。"
"421611","さらば汝等もし不義の富に忠ならずば、誰か眞の富を汝らに任すべき。"
"421612","また汝等もし人のものに忠ならずば、誰か汝等のものを汝らに與ふべき。"
"421613","僕は二人の主に兼ね事ふること能はず、或は之を憎み彼を愛し、或は之に親しみ彼を輕しむべければなり。汝ら神と富とに兼ね事ふること能はず』"
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マタ 6:24
6:24 (わたし達の心は天か地かに引かれる。)だれも(同時に)二人の主人に仕えることは出来ない。こちらを憎んであちらを愛するか、こちらに親しんであちらを疎んじるか、どちらかである。あなた達は神と富とに仕えることは出来ない。
(独)NESTLE-ALAND NOVUM TESTAMENTUM GRAECE 27版1993 の引照
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(英・米)THE NEW
TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口語訳 Tテサ2:19-20
2:19 実際、わたしたちの主イエスの来臨にあたって、わたしたちの望みと喜びと誇の冠となるべき者は、あなたがたを外にして、だれがあるだろうか。
2:20 あなたがたこそ、実にわたしたちのほまれであり、喜びである。
口語訳 Tコリ11:31
11:31 しかし、自分をよくわきまえておくならば、わたしたちはさばかれることはないであろう。
口語訳 ピリ 2:12
2:12 わたしの愛する者たちよ。そういうわけだから、あなたがたがいつも従順であったように、わたしが一緒にいる時だけでなく、いない今は、いっそう従順でいて、恐れおののいて自分の救の達成に努めなさい。
口語訳 ガラ 1:10
1:10 今わたしは、人に喜ばれようとしているのか、それとも、神に喜ばれようとしているのか。あるいは、人の歓心を買おうと努めているのか。もし、今もなお人の歓心を買おうとしているとすれば、わたしはキリストの僕ではあるまい。
口語訳 ロマ 9:13
9:13 「わたしはヤコブを愛しエサウを憎んだ」と書いてあるとおりである。
(日)新共同訳1987 の引照
新共同 Tテモ6:19
6:19 真の命を得るために、未来に備えて自分のために堅固な基礎を築くようにと。
新共同 Tヨハ2:15
2:15 世も世にあるものも、愛してはいけません。世を愛する人がいれば、御父への愛はその人の内にありません。
(仏)THE
NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照
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ルカ16:14−18
律法と神の国
翻訳比較
岩波翻訳委員会訳1995
421614さて、これらすべてを、金銭欲のはっているファリサイ人らが聞き、イエスに
向かって鼻に皺(しわ)を寄せた。
421615すると彼は、彼らに言った、「あなたたちは人々の面前で自分自身を義とする者どもだ。しかし神はあなたたちの心を知っておられる。
人々の間で崇高〔とされている〕ものも、神の御前では忌むべきものだからだ。
421616律法と預言者たちとは、ヨハネに至るまでだ。そのときから、神の王国〔の福
音〕は告げ知らされ、皆その中へ暴力的〔なほどになだれ〕込んでいる。
421617また、天と地とが過ぎ去る方が、律法の一角が〔すたれ〕落ちるよりもたやすい。
421618自分の妻を離縁し、他の女を娶る者はすべて、姦淫する者だ。また、夫に離縁
された女を娶る者も、姦淫する者だ。
新共同訳1987
16:14 金に執着するファリサイ派の人々が、この一部始終を聞いて、イエスをあざ笑った。
16:15 そこで、イエスは言われた。「あなたたちは人に自分の正しさを見せびらかすが、神はあなたたちの心をご存じである。人に尊ばれるものは、神には忌み嫌われるものだ。
16:16 律法と預言者は、ヨハネの時までである。それ以来、神の国の福音が告げ知らされ、だれもが力ずくでそこに入ろうとしている。
16:17 しかし、律法の文字の一画がなくなるよりは、天地の消えうせる方が易しい。
16:18 妻を離縁して他の女を妻にする者はだれでも、姦通の罪を犯すことになる。離縁された女を妻にする者も姦通の罪を犯すことになる。」
前田訳1978
16:14 金好きのパリサイ人がこの話をのこらず聞いて、彼をあざけった。
16:15 そこで彼らにいわれた、「あなた方は人の前で自らを正しいとするが、神はあなた方の心をご存じである。人の間で尊ばれるものは神の前ではきらわれる。
16:16 律法と預言書はヨハネまでで、そのとき以来神の国がのべ伝えられ、だれでもそこに無理押しして入り込む。
16:17 しかし律法の一画が落ちるよりは天地が消え去るほうがやさしい。
16:18 妻を出して別の女をめとるものは皆姦淫し、夫から出された女をめとるものも姦淫する。
新改訳1970
16:14 さて、金の好きなパリサイ人たちが、一部始終を聞いて、イエスをあざ笑っていた。
16:15 イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、人の前で自分を正しいとする者です。しかし神は、あなたがたの心をご存じです。人間の間であがめられる者は、神の前で憎まれ、きらわれます。
16:16 律法と預言者はヨハネまでです。それ以来、神の国の福音は宣べ伝えられ、だれもかれも、無理にでも、これにはいろうとしています。
16:17 しかし律法の一画が落ちるよりも、天地の滅びるほうがやさしいのです。
16:18 だれでも妻を離別してほかの女と結婚する者は、姦淫を犯す者であり、また、夫から離別された女と結婚する者も、姦淫を犯す者です。
塚本訳1963
16:14 金の好きなパリサイ人の人々は一部始終を聞いて、イエスを鼻で笑った。(富は信仰の褒美と考えていたのである。)
16:15 そこで彼らに言われた、「あなた達は人の前では信心深そうな顔をしているが、神はあなた達の心を見抜いておられる。人の中で尊ばれるものは、神の前では嫌われるものである。
16:16 (あなた達は聖書を誇るが、時代はもう変っている。)律法と預言書と([聖書]の時代)は(洗礼者)ヨハネ(の現われる時)までで、その時以来神の国の福音は伝えられ、だれもかれも暴力で攻め入っている。
16:17 しかし(神の言葉はすたったのではない。)律法(と預言書と)の一画がくずれ落ちるよりは、天地の消え失せる方がたやすい。
16:18 (だから、)妻を離縁して別な女と結婚する者は皆、姦淫を犯すのであり、夫から離縁された女と結婚する者も、姦淫を犯すのである。
口語訳1955
16:14 欲の深いパリサイ人たちが、すべてこれらの言葉を聞いて、イエスをあざ笑った。
16:15 そこで彼らにむかって言われた、「あなたがたは、人々の前で自分を正しいとする人たちである。しかし、神はあなたがたの心をご存じである。人々の間で尊ばれるものは、神のみまえでは忌みきらわれる。
16:16 律法と預言者とはヨハネの時までのものである。それ以来、神の国が宣べ伝えられ、人々は皆これに突入している。
16:17 しかし、律法の一画が落ちるよりは、天地の滅びる方が、もっとたやすい。
16:18 すべて自分の妻を出して他の女をめとる者は、姦淫を行うものであり、また、夫から出された女をめとる者も、姦淫を行うものである。
文語訳1917
"421614","ここに慾深きパリサイ人ら、この凡ての事を聞きてイエスを嘲笑ふ。"
"421615","イエス彼らに言ひ給ふ『なんぢらは人のまへに己を義とする者なり。されど神は汝らの心を知りたまふ。人のなかに尊ばるる者は、神のまへに憎まるる者なり。"
"421616","律法と預言者とはヨハネまでなり、その時より神の國は宣傳へられ、人みな烈しく攻めて之に入る。"
"421617","されど律法の一畫の落つるよりも、天地の過ぎ往くは易し。"
"421618","凡ての妻を出して、他に娶る者は、姦淫を行ふなり。また夫より出されたる女を娶る者も、姦淫を行ふなり。"
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マコ 10:11-12
10:11 彼らに言われる、「妻を離縁してほかの女と結婚する者は、妻に対して姦淫を犯すのである。
10:12 もし妻が夫を離縁してほかの男と結婚すれば、(これも)姦淫を犯すのである。」
塚本訳 マタ 11:12-13
11:12 とにかく、洗礼者ヨハネの(現れた)時からいままで、天の国は暴力で攻め立てられ、暴力で攻めた者がそれを奪いとっている。
11:13 すべての預言書と律法と[聖書]が預言しているのは、ヨハネ(の現われる時)まで(で、天の国はすでに来ているの)だから。
塚本訳 マタ 5:18
5:18 アーメン、わたしは言う、天地が消え失せても、(そこに書かれている)すべてのことが実現するまでは、律法(と預言書)から、その一点一画といえども決して消え失せない。
塚本訳 マタ 5:32
5:32 しかしわたしはあなた達に言う、不品行以外の理由で妻を離縁する者は皆、その女に姦淫を犯させるのである。離縁された女と結婚する者も、姦淫を犯すのである。
塚本訳 マタ 19:9
19:9 わたしは言う、不品行のゆえでなくて妻を離縁し、ほかの女と結婚する者は、姦淫を犯すのである。」
(独)NESTLE-ALAND NOVUM TESTAMENTUM GRAECE 27版1993 の引照
新共同 使 13:24
13:24 ヨハネは、イエスがおいでになる前に、イスラエルの民全体に悔い改めの洗礼を宣べ伝えました。
(英・米)THE NEW
TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口語訳 ピリ 2:3
2:3 何事も党派心や虚栄からするのでなく、へりくだった心をもって互に人を自分よりすぐれた者としなさい。
口語訳 Tコリ4:5
4:5 だから、主がこられるまでは、何事についても、先走りをしてさばいてはいけない。主は暗い中に隠れていることを明るみに出し、心の中で企てられていることを、あらわにされるであろう。その時には、神からそれぞれほまれを受けるであろう。
口語訳 ロマ 7:2-3
7:2 すなわち、夫のある女は、夫が生きている間は、律法によって彼につながれている。しかし、夫が死ねば、夫の律法から解放される。
7:3 であるから、夫の生存中に他の男に行けば、その女は淫婦と呼ばれるが、もし夫が死ねば、その律法から解かれるので、他の男に行っても、淫婦とはならない。
口語訳 Tコリ7:4
7:4 妻は自分のからだを自由にすることはできない。それができるのは夫である。夫も同様に自分のからだを自由にすることはできない。それができるのは妻である。
(日)新共同訳1987 の引照
新共同 Tテモ6:10
6:10 金銭の欲は、すべての悪の根です。金銭を追い求めるうちに信仰から迷い出て、さまざまのひどい苦しみで突き刺された者もいます。
新共同 Uテモ3:2
3:2 そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、ほらを吹き、高慢になり、神をあざけり、両親に従わず、恩を知らず、神を畏れなくなります。
新共同 使 1:24
1:24 次のように祈った。「すべての人の心をご存じである主よ、この二人のうちのどちらをお選びになったかを、お示しください。
新共同 使 15:8
15:8 人の心をお見通しになる神は、わたしたちに与えてくださったように異邦人にも聖霊を与えて、彼らをも受け入れられたことを証明なさったのです。
新共同 ロマ 8:27
8:27 人の心を見抜く方は、"霊"の思いが何であるかを知っておられます。"霊"は、神の御心に従って、聖なる者たちのために執り成してくださるからです。
新共同 黙 2:23
2:23 また、この女の子供たちも打ち殺そう。こうして、全教会は、わたしが人の思いや判断を見通す者だということを悟るようになる。わたしは、あなたがたが行ったことに応じて、一人一人に報いよう。
新共同 Tコリ7:10-11
7:10 更に、既婚者に命じます。妻は夫と別れてはいけない。こう命じるのは、わたしではなく、主です。
7:11 ――既に別れてしまったのなら、再婚せずにいるか、夫のもとに帰りなさい。――また、夫は妻を離縁してはいけない。
(仏)THE
NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照
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ルカ16:19−31
金持とラザロの譬
翻訳比較
岩波翻訳委員会訳1995
421619さて、ある金持ちの人がいたが、彼は〔つねに〕紫の衣や〔きめの細やかな〕亜
麻布を着て、日々贅沢三昧(ぜいたくざんまい)に耽(ふけ)っていた。
421620他方ラザロという名の、ある乞食は、できものだらけの姿でその金持ちの門前に寝そべっていて、
421621金持ちの食卓からこぼれ落ちるもので腹を満たしたいと願っていた。そればかりか、犬どもまでやって来ては、彼のできものを舐め上げた。
421622さて、その乞食は死んで、御使いたちによってアブラハムの懐に連れて行かれた。またその金持ちも死んで葬られた。
421623そして彼は、黄泉の中で苦しんでいたが、目を上げてみると遠くにアブラハムが見え、またその懐にラザロが〔見えた〕。
421624そこで彼は自ら声を上げて言った、『父祖アブラハム様、私に憐れみを。またラザロをお送り下さり、彼の指先を水につけ、私の舌を冷やして下さいまし。私はこの炎で悶えておりますゆえ」。
421625するとアブラハムは言った、『子よ、お前はお前の生きている間、自分〔だけ〕の良きものを受け、ラザロは同様に悪しきものを受けたことを思い出すがよい。しかるに今ここでは、彼は慰められ、お前は悶えるのだ。
421626加えて、われわれとお前たちとの間には大いなる淵が設けられてしまっており、
ここからお前たちのところへ渡ろうと思っても〔それが〕できないのだ。またそちら
からわれわれのところへも越え〔て来〕ることができないのだ』。
421627すると彼は言った、『それではお願いします、父祖様、彼を私の父の家へお送
り下さい。
421628と申しますのも、私には兄弟が五人おりますので、彼が彼らに厳しく警告してくれますように。そうすれば、彼らもまたぞろこの苦しみの場所に来るようなことにならずにすむでしょうから』。
421629しかしアブラハムは言う、『彼らにはモーセと預言者たちがいる。彼らはそれらの者たちに聞くがよかろう』。
421630彼はしかし言った、「そうではないのです、父祖アブラハム様、むしろ、もし誰か死者の中から彼らのもとに赴いたなら、彼らも悔い改めるに違いないのです』。
421631しかしアブラハムは彼に言った、『もし彼らがモーセと預言者たちとに聞かないならば、たとえ誰か死者の中から甦ったとしても、彼らが説得されることはないであろう』」。
新共同訳1987
19:19 主人は、『お前は五つの町を治めよ』と言った。
19:20 また、ほかの者が来て言った。『御主人様、これがあなたの一ムナです。布に包んでしまっておきました。
19:21 あなたは預けないものも取り立て、蒔かないものも刈り取られる厳しい方なので、恐ろしかったのです。』
19:22 主人は言った。『悪い僕だ。その言葉のゆえにお前を裁こう。わたしが預けなかったものも取り立て、蒔かなかったものも刈り取る厳しい人間だと知っていたのか。
19:23 ではなぜ、わたしの金を銀行に預けなかったのか。そうしておけば、帰って来たとき、利息付きでそれを受け取れたのに。』
19:24 そして、そばに立っていた人々に言った。『その一ムナをこの男から取り上げて、十ムナ持っている者に与えよ。』
19:25 僕たちが、『御主人様、あの人は既に十ムナ持っています』と言うと、
19:26 主人は言った。『言っておくが、だれでも持っている人は、更に与えられるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられる。
19:27 ところで、わたしが王になるのを望まなかったあの敵どもを、ここに引き出して、わたしの目の前で打ち殺せ。』」
◆エルサレムに迎えられる
19:28 イエスはこのように話してから、先に立って進み、エルサレムに上って行かれた。
19:29 そして、「オリーブ畑」と呼ばれる山のふもとにあるベトファゲとベタニアに近づいたとき、二人の弟子を使いに出そうとして、
19:30 言われた。「向こうの村へ行きなさい。そこに入ると、まだだれも乗ったことのない子ろばのつないであるのが見つかる。それをほどいて、引いて来なさい。
19:31 もし、だれかが、『なぜほどくのか』と尋ねたら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。」
前田訳1978
19:19 これにもいった、『あなたには五つの町の権限を』と。
19:20 もうひとりが来ていった、『ご主人、これがあなたの一ミナです。ふくさに包んでしまっておきました。
19:21 あなたはきびしい方で、預けぬものを取り立て、まかぬものを刈られるので、こわかったのです』と。
19:22 彼はいう、『悪い僕、いまそちらの口から出たことばでそちらを裁こう。わたしがきびしい人で、預けぬものを取り立て、まかぬものを刈ると知っていたのか。
19:23 では、なぜわたしの金を銀行に預けなかったか。そうすれば帰ったとき利子つきで受け取れたのに』と。
19:24 そして居合わせた人々にいった、『その一ミナを取りあげて十ミナを持っているものに渡しなさい』と。
19:25 〔彼らはいった、『ご主人、あの人はもう十ミナ持っています』と〕。
19:26 『わたしはいう、だれでも、持つ人は与えられ、持たぬ人は持つものまで取りあげられよう。
19:27 しかし、わたしを王に戴きたがらなかったあの敵どもをここに引いて来て、わたしの目の前で斬り殺せ』」と。
19:28 これらのことを話してから、彼は前進してエルサレムへ上られた。
19:29 いわゆるオリブ山にあるベテパゲとベタニアとに近づかれると、ふたりの弟子をつかわして、
19:30 こういわれた、「向かいの村へ行きなさい。そこに入ると、だれも乗ったことのない子ろばが一匹つないであるのが見えよう。それを解いて来なさい。
19:31 もし、『なぜ解くか』とたずねるものがあったら、『主のご用』といいなさい」と。
新改訳1970
19:19 主人はこの者にも言った。『あなたも五つの町を治めなさい。』
19:20 もうひとりが来て言った。『ご主人さま。さあ、ここにあなたの一ミナがございます。私はふろしきに包んでしまっておきました。
19:21 あなたは計算の細かい、きびしい方ですから、恐ろしゅうございました。あなたはお預けにならなかったものをも取り立て、お蒔きにならなかったものをも刈り取る方ですから。』
19:22 主人はそのしもべに言った。『悪いしもべだ。私はあなたのことばによって、あなたをさばこう。あなたは、私が預けなかったものを取り立て、蒔かなかったものを刈り取るきびしい人間だと知っていた、というのか。
19:23 だったら、なぜ私の金を銀行に預けておかなかったのか。そうすれば私は帰って来たときに、それを利息といっしょに受け取れたはずだ。』
19:24 そして、そばに立っていた者たちに言った。『その一ミナを彼から取り上げて、十ミナ持っている人にやりなさい。』
19:25 すると彼らは、『ご主人さま。その人は十ミナも持っています。』と言った。
19:26 彼は言った。『あなたがたに言うが、だれでも持っている者は、さらに与えられ、持たない者からは、持っている者までも取り上げられるのです。
19:27 ただ、私が王になるのを望まなかったこの敵どもは、みなここに連れて来て、私の目の前で殺してしまえ。』」
19:28 これらのことを話して後、イエスは、さらに進んで、エルサレムへと上って行かれた。
19:29 オリーブという山のふもとのベテパゲとベタニヤに近づかれたとき、イエスはふたりの弟子を使いに出して、
19:30 言われた。「向こうの村に行きなさい。そこにはいると、まだだれも乗ったことのない、ろばの子がつないであるのに気がつくでしょう。それをほどいて連れて来なさい。
19:31 もし、『なぜ、ほどくのか。』と尋ねる人があったら、こう言いなさい。『主がお入用なのです。』」
塚本訳1963
19:19 これにも言った、『あなたも五つの町を支配せよ。』
19:20 またほかの者が来て言った、『御主人、これがあなたの一ミナです。風呂敷に包んでしまっておきました。
19:21 あなたは預けないものを取り立て、まかないものを刈り取られる厳しい方だから、恐ろしかったのです。』
19:22 彼に言う、『悪い僕よ、あなたのその言葉で罰してやろう。このわたしが、預けないものを取り立て、まかないものを刈り取る厳しい人間だと知っていたのか。
19:23 ではなぜわたしの金を銀行に預けなかったか。そうすればかえって来たとき、利子をつけて受け取ることができたのに。』
19:24 それからそばに立っていた人たちに言った、『その一ミナをその男から取り上げて、十ミナを持っている者に渡しなさい。
19:25
19:26 わたしは言う、だれでも持っている人は(さらに)与えられるが、持たぬ人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。
19:27 ところで、わたしを王に戴くことを好まなかったあの敵どもをここに引っ張ってきて、わたしの見ている前で斬り殺してしまえ。』」
19:28 このことを話したのち、イエスは進んでエルサレムへと上って行かれた。
19:29 いわゆるオリブ山の中腹にあるベテパゲとベタニヤとの近くに来られると、こう言って弟子を二人使いにやられた、
19:30 向いの村まで行ってきなさい。村に入ると、かつてだれも乗ったことのない一匹の子驢馬がつないであるのが見える。それを解いて引いてきてもらいたい。
19:31 もし『なぜ解くか』と尋ねる者があったら、『主がお入用です』と、こう言えばよろしい。」
口語訳1955
19:19 そこでこの者にも、『では、あなたは五つの町のかしらになれ』と言った。
19:20 それから、もうひとりの者がきて言った、『ご主人様、さあ、ここにあなたの一ミナがあります。わたしはそれをふくさに包んで、しまっておきました。
19:21 あなたはきびしい方で、おあずけにならなかったものを取りたて、おまきにならなかったものを刈る人なので、おそろしかったのです』。
19:22 彼に言った、『悪い僕よ、わたしはあなたの言ったその言葉であなたをさばこう。わたしがきびしくて、あずけなかったものを取りたて、まかなかったものを刈る人間だと、知っているのか。
19:23 では、なぜわたしの金を銀行に入れなかったのか。そうすれば、わたしが帰ってきたとき、その金を利子と一緒に引き出したであろうに』。
19:24 そして、そばに立っていた人々に、『その一ミナを彼から取り上げて、十ミナを持っている者に与えなさい』と言った。
19:25 彼らは言った、『ご主人様、あの人は既に十ミナを持っています』。
19:26 『あなたがたに言うが、おおよそ持っている人には、なお与えられ、持っていない人からは、持っているものまでも取り上げられるであろう。
19:27 しかしわたしが王になることを好まなかったあの敵どもを、ここにひっぱってきて、わたしの前で打ち殺せ』」。
19:28 イエスはこれらのことを言ったのち、先頭に立ち、エルサレムへ上って行かれた。
19:29 そしてオリブという山に沿ったベテパゲとベタニヤに近づかれたとき、ふたりの弟子をつかわして言われた、
19:30 「向こうの村へ行きなさい。そこにはいったら、まだだれも乗ったことのないろばの子がつないであるのを見るであろう。それを解いて、引いてきなさい。
19:31 もしだれかが『なぜ解くのか』と問うたら、『主がお入り用なのです』と、そう言いなさい」。
文語訳1917
"421619","或富める人あり、紫色の衣と細布とを著て、日々奢り樂しめり。"
"421620","又ラザロといふ貧しき者あり、腫物にて腫れただれ、富める人の門に置かれ、"
"421621","その食卓より落つる物にて飽かんと思ふ。而して犬ども來りて其の腫物を舐れり。"
"421622","遂にこの貧しきもの死に、御使たちに携へられてアブラハムの懷裏に入れり。富める人もまた死にて葬られしが、"
"421623","黄泉にて苦惱の中より目を擧げて、遥かにアブラハムと其の懷裏にをるラザロとを見る。"
"421624","乃ち呼びて言ふ「父アブラハムよ、我を憐みて、ラザロを遣し、その指の先を水に浸して我が舌を冷させ給へ、我はこの焔のなかに悶ゆるなり」"
"421625","アブラハム言ふ「子よ、憶へ、なんぢは生ける間なんぢの善き物を受け、ラザロは惡しき物を受けたり。今ここにて彼は慰められ、汝は悶ゆるなり。"
"421626","然のみならず、此處より汝らに渡り往かんとするとも得ず、其處より我らに來り得ぬために、我らと汝らとの間に大なる淵定めおかれたり」"
"421627","富める人また言ふ「さらば父よ、願くは我が父の家にラザロを遣したまへ。"
"421628","我に五人の兄弟あり、この苦痛のところに來らぬよう、彼らに證せしめ給へ」"
"421629","アブラハム言ふ「彼らにはモーセと預言者とあり、之に聽くべし」"
"421630","富める人いふ「いな、父アブラハムよ、もし死人の中より彼らに往く者あらば、悔改めん」"
"421631","アブラハム言ふ「もしモーセと預言者とに聽かずば、たとひ死人の中より甦へる者ありとも、其の勸を納れざるべし」』"
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
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(独)NESTLE-ALAND NOVUM TESTAMENTUM GRAECE 27版1993 の引照
新共同 マタ 8:11
8:11 言っておくが、いつか、東や西から大勢の人が来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席に着く。
新共同 ルカ 3:8
3:8 悔い改めにふさわしい実を結べ。『我々の父はアブラハムだ』などという考えを起こすな。言っておくが、神はこんな石ころからでも、アブラハムの子たちを造り出すことがおできになる。
(英・米)THE NEW
TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口語訳 Tコリ4:11
4:11