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マルコ9:2−8
姿が変る
翻訳比較
岩波翻訳委員会訳1995
410902そして六日後に彼は、ペトロとヤコブとヨハネを連れ出し、ある高い山にただ
彼らだけをひきいてのぼる。すると、彼らの面前で彼の姿が変えられ、
410903彼の衣はみごとに光り輝く白色になった。それは地上の布晒し屋が〔いくら試みても〕決して至りえないような白色だった。
410904そして彼ら〔の目前〕に、エリヤがモーセと一緒に現れた。そして彼らはイエスと語っていた。
410905すると、ペトロが語り始めてイエスに言う、「ラビ、私たちが、ここにいるのはすばらしいことです。そこで、三つの幕屋を造ろうではありませんか。あなたに一つと、モーセに一つと、エリヤに一つです」。
410906というのも、彼は何と答えていいか、わからなかったからである。ほんとうに、彼らは恐怖に襲われていたのである。
410907すると雲が起こって彼らの上を覆った。そしてその雲から声がした、「この者は私の愛する子、お前たちは彼に聞け」。
410908そこで彼らが不意にあたりを見まわすと、自分たちと共にいるのはイエスだけ
で、もはや誰も見あたらなかった。
新共同訳1987
9:2 六日の後、イエスは、ただペトロ、ヤコブ、ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。イエスの姿が彼らの目の前で変わり、
9:3 服は真っ白に輝き、この世のどんなさらし職人の腕も及ばぬほど白くなった。
9:4 エリヤがモーセと共に現れて、イエスと語り合っていた。
9:5 ペトロが口をはさんでイエスに言った。「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。仮小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのため、一つはモーセのため、もう一つはエリヤのためです。」
9:6 ペトロは、どう言えばよいのか、分からなかった。弟子たちは非常に恐れていたのである。
9:7 すると、雲が現れて彼らを覆い、雲の中から声がした。「これはわたしの愛する子。これに聞け。」
9:8 弟子たちは急いで辺りを見回したが、もはやだれも見えず、ただイエスだけが彼らと一緒におられた。
前田訳1978
9:2 六日ののちイエスはペテロとヤコブとヨハネを連れて高い山へ上られた。彼らだけの内輪であった。すると彼らの目の前でイエスのお姿が変わり、
9:3 お着物が真白に輝きはじめ、世のどのさらし屋もできないほど白くなった。
9:4 そしてエリヤがモーセとともに彼らに現われてイエスと語りあっていた。
9:5 そこでペテロはイエスにいった、「先生、われらがここにいるのをさいわい、幕屋を三つ作りましょう、あなたに一つ、モーセに一つ、エリヤに一つ」と。
9:6 何といってよいかペテロは知らなかった。三人はおそれていたのである。
9:7 すると雲が出て彼らをおおい、加えて雲から声がした、「これはわがいとし子、彼に耳傾けよ」と。
9:8 その途端、あたりを見まわすと、もはやだれも見えず、ただイエスだけが彼らとともにおられた。
新改訳1970
9:2 それから六日たって、イエスは、ペテロとヤコブとヨハネだけを連れて、高い山に導いて行かれた。そして彼らの目の前で御姿が変わった。
9:3 その御衣は、非常に白く光り、世のさらし屋では、とてもできないほどの白さであった。
9:4 また、エリヤが、モーセとともに現われ、彼らはイエスと語り合っていた。
9:5 すると、ペテロが口出ししてイエスに言った。「先生。私たちがここにいることは、すばらしいことです。私たちが、幕屋を三つ造ります。あなたのために一つ、モーセのために一つ、エリヤのために一つ。」
9:6 実のところ、ペテロは言うべきことがわからなかったのである。彼らは恐怖に打たれたのであった。
9:7 そのとき雲がわき起こってその人々をおおい、雲の中から、「これは、わたしの愛する子である。彼の言うことを聞きなさい。」という声がした。
9:8 彼らが急いであたりを見回すと、自分たちといっしょにいるのはイエスだけで、そこにはもはやだれも見えなかった。
塚本訳1963
9:2 (それから)六日の後、イエスはただペテロとヤコブとヨハネだけを連れて、高い山にのぼられた。すると彼らの見ている前でイエスの姿が変った。
9:3 着物(まで)が真っ白に輝きだし、この世のどんな晒し屋でも、これほど白くは出来ないくらいであった。
9:4 するとエリヤがモーセと共に彼らにあらわれ、二人はイエスと話していた。
9:5 ペテロが口を出してイエスに言う、「先生、わたし達(三人)がここにいるのは、とても良いと思います。だから小屋を三つ造りましょう。あなたに一つ、モーセに一つ、エリヤに一つ。」
9:6 彼はなんと言ってよいかわからなかったのである。三人とも怯えていたから。
9:7 すると雲がおこって彼ら(イエスとモーセとエリヤと)を掩い、「これはわたしの『最愛の子、』『彼の言うことを聞け』」という声が雲の中からきこえてきた。
9:8 途端に(すべてが消えうせて、)見まわすと、もはやだれも見えず、ただイエスだけが、自分たちと一しょにおられた。
口語訳1955
9:2 六日の後、イエスは、ただペテロ、ヤコブ、ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。ところが、彼らの目の前でイエスの姿が変り、
9:3 その衣は真白く輝き、どんな布さらしでも、それほどに白くすることはできないくらいになった。
9:4 すると、エリヤがモーセと共に彼らに現れて、イエスと語り合っていた。
9:5 ペテロはイエスにむかって言った、「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。それで、わたしたちは小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのために、一つはモーセのために、一つはエリヤのために」。
9:6 そう言ったのは、みんなの者が非常に恐れていたので、ペテロは何を言ってよいか、わからなかったからである。
9:7 すると、雲がわき起って彼らをおおった。そして、その雲の中から声があった、「これはわたしの愛する子である。これに聞け」。
9:8 彼らは急いで見まわしたが、もはやだれも見えず、ただイエスだけが、自分たちと一緒におられた。
文語訳1917
"410902","六日の後、イエスただペテロ、ヤコブ、ヨハネのみを率きつれ、人を避けて高き山に登りたまふ。かくて彼らの前にて其の状かはり、"
"410903","其の衣かがやきて甚だ白くなりぬ、世の晒布者を爲し得ぬほど白し。"
"410904","エリヤ、モーセともに彼らに現れて、イエスと語りゐたり。"
"410905","ペテロ差出でてイエスに言ふ『ラビ、我らの此處に居るは善し。われら三つの廬を造り、一つを汝のため、一つをモーセのため、一つをエリヤのためにせん』"
"410906","彼等いたく懼れたれば、ペテロ何と言ふべきかを知らざりしなり。"
"410907","かくて雲おこり、彼らを覆う。雲より聲出づ『これは我が愛しむ子なり、汝ら之に聽け』"
"410908","弟子たち急ぎ見囘すに、イエスと己らとの他には、はや誰も見えざりき。"
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マタ 17:1-8
17:1 (それから)六日の後、イエスはペテロとヤコブとその兄弟のヨハネだけを連れて、高い山にのぼられた。
17:2 すると彼らの見ている前でイエスの姿が変った。顔は太陽のように照りかがやき、着物(まで)が光のように白くなった。
17:3 すると見よ、モーセとエリヤとが彼らに現われた。二人はイエスと話していた。
17:4 ペテロが口を出してイエスに言った、「主よ、わたし達(三人)がここにいるのは、とても良いと思います。もしよろしければ、わたしはここに小屋を三つ造りましょう。あなたに一つ、モーセに一つ、エリヤに一つ。」
17:5 ペテロの言葉がまだ終らぬうちに、見よ、光る雲が彼ら(イエスとモーセとエリヤと)を掩い、そのとき、「これはわたしの『最愛の子、』『わたしの心にかなった。』『彼の言うことを聞け』」と言う声が雲の中から出た。
17:6 これを聞くと弟子たちは地にひれ伏して、非常に恐ろしくなった。
17:7 イエスは近寄り、彼らにさわって言われた、「起きよ、恐れることはない。」
17:8 目を上げると(そこには)だれも見えず、ただイエスだけがおられた。
塚本訳 ルカ 9:28-36
9:28 これらの言葉を語られた後、八日ばかりして、ペテロとヨハネとヤコブとを連れて、祈るために山に上られた。
9:29 祈っておられるうちに、お顔の様子がちがってきて、着物(まで)が白く光り出した。
9:30 すると見よ、二人の人が(現われて、)イエスと話していた。それはモーセとエリヤで、
9:31 栄光に包まれて現われ、イエスがエルサレムで遂げねばならぬ最後について(彼と)語っていたのである。
9:32 ペテロたちはぐっすり眠っていたが、(この時)目を覚まして、このイエスの栄光(の姿)と、一しょに立っている二人の人とを見たのである。
9:33 いよいよ二人がイエスと別れようとした時、ペテロがイエスに言った、「先生、わたし達(三人)がここにいるのは、とても良いと思います。だから小屋を三つ造りましょう。一つをあなたに、一つをモーセに、一つをエリヤに。」──何を言っているのか、(自分にも)わからなかった。
9:34 しかしペテロがこう言い終らないうちに、雲がおこって、彼ら(イエスとモーセとエリヤと)を掩った。彼らが雲の中に入った時、弟子たちは恐ろしくなった。
9:35 すると「これはわたしの『選んだ子、』『彼の言うことを聞け』」と言う声が雲の中から聞えてきた。
9:36 声がきこえた時、見ると(そこには)イエスだけがおられた。彼らはそのころ口をつぐんで、見たことを一切、だれにも話さなかった。
(独)NESTLE-ALAND NOVUM TESTAMENTUM GRAECE 27版1993 の引照
新共同 マタ 17:1
17:1 六日の後、イエスは、ペトロ、それにヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。
新共同 マコ 16:5
16:5 墓の中に入ると、白い長い衣を着た若者が右手に座っているのが見えたので、婦人たちはひどく驚いた。
新共同 マコ 1:11
1:11 すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。
(英・米)THE NEW
TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口語訳 ロマ 12:2
12:2 あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。
口語訳 ピリ 2:6-8
2:6 キリストは、神のかたちであられたが、神と等しくあることを固守すべき事とは思わず、
2:7 かえって、おのれをむなしうして僕のかたちをとり、人間の姿になられた。その有様は人と異ならず、
2:8 おのれを低くして、死に至るまで、しかも十字架の死に至るまで従順であられた。
口語訳 ピリ 1:23
1:23 わたしは、これら二つのものの間に板ばさみになっている。わたしの願いを言えば、この世を去ってキリストと共にいることであり、実は、その方がはるかに望ましい。
口語訳 ロマ 1:4
1:4 聖なる霊によれば、死人からの復活により、御力をもって神の御子と定められた。これがわたしたちの主イエス・キリストである。
(日)新共同訳1987 の引照
新共同 Uペテ1:17-18
1:17 荘厳な栄光の中から、「これはわたしの愛する子。わたしの心に適う者」というような声があって、主イエスは父である神から誉れと栄光をお受けになりました。
1:18 わたしたちは、聖なる山にイエスといたとき、天から響いてきたこの声を聞いたのです。
新共同 使 3:22
3:22 モーセは言いました。『あなたがたの神である主は、あなたがたの同胞の中から、わたしのような預言者をあなたがたのために立てられる。彼が語りかけることには、何でも聞き従え。
(仏)THE
NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照
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マルコ9:9−13
エリヤ問答
翻訳比較
岩波翻訳委員会訳1995
410909そして彼らが山から下りて行く時、彼は、人の子が死人たちの中から甦るまでは、見た〔さまざまな〕ことを誰にも物語るなと、彼らに命令した。
410910すると彼らは、この言葉をとり上げ、死人たちの中から甦るとは何のことか、お互いに議論し合った。
410911そこで彼らは、彼にたずねようとして言った、「なぜ律法学者たちは、『エリヤ
がまず最初に来なくてはならない』と言うのですか」。
410912すると彼は彼らに言った、「〔たしかに〕エリヤがまず最初にやって来て、すべてを回復する。ところで、人の子について、彼が多くの苦しみを受け、ないがしろにされると書いてあるのはどういうわけか。
410913だが、私はあなたたちに言う、まさにエリヤは来てしまったのだ。しかし人々は、彼に好き勝手なことをした。彼について書いてある通りなのだ」。
新共同訳1987
9:9 一同が山を下りるとき、イエスは、「人の子が死者の中から復活するまでは、今見たことをだれにも話してはいけない」と弟子たちに命じられた。
9:10 彼らはこの言葉を心に留めて、死者の中から復活するとはどういうことかと論じ合った。
9:11 そして、イエスに、「なぜ、律法学者は、まずエリヤが来るはずだと言っているのでしょうか」と尋ねた。
9:12 イエスは言われた。「確かに、まずエリヤが来て、すべてを元どおりにする。それなら、人の子は苦しみを重ね、辱めを受けると聖書に書いてあるのはなぜか。
9:13 しかし、言っておく。エリヤは来たが、彼について聖書に書いてあるように、人々は好きなようにあしらったのである。」
前田訳1978
9:9 山をおりながら、人の子が死人の中から復活する時でなければ、彼らが見たことをだれにもいうな、と命じられた。
9:10 彼らはこのことばを守ったが、死人の中から復活するとは何であるかを互いに論じあった。
9:11 そして彼にたずねた、「なぜ学者はまずエリヤが来ねばならぬというのですか」と。
9:12 彼はいわれた、「まずエリヤが来て万物を改める。しかし、人の子について、『苦しみを重ねてはずかしめられる』と聖書にあるのはどうか。
9:13 わたしはいう、エリヤも来た。ただ、人々は思うままに彼をあしらった、彼について聖書にあるように」と。
新改訳1970
9:9 さて、山を降りながら、イエスは彼らに、人の子が死人の中からよみがえるときまでは、いま見たことをだれにも話してはならない、と特に命じられた。
9:10 そこで彼らは、そのおことばを心に堅く留め、死人の中からよみがえると言われたことはどういう意味かを論じ合った。
9:11 彼らはイエスに尋ねて言った。「律法学者たちは、まずエリヤが来るはずだと言っていますが、それはなぜでしょうか。」
9:12 イエスは言われた。「エリヤがまず来て、すべてのことを立て直します。では、人の子について、多くの苦しみを受け、さげすまれると書いてあるのは、どうしてなのですか。
9:13 しかし、あなたがたに告げます。エリヤはもう来たのです。そして人々は、彼について書いてあるとおりに、好き勝手なことを彼にしたのです。」
塚本訳1963
9:9 山を下りながら、イエスは、人の子(わたし)が死人の中から復活する時でなければ、いま見たことをだれにも話してはならないと彼らに命じられた。
9:10 彼らはこの言葉をかたく守ったが、互の間では(人の子が)死人の中から復活するとは、いったい何事だろうと評議をしていた。
9:11 彼らはこう言ってイエスに尋ねた、「なぜ聖書学者は、まずエリヤが(来てそのあとで人の子が)来るべきである、と言うのですか。(人の子は来られたのに、エリヤはまだ来ないではありませんか。)」(彼らは山の上のことを思い浮かべたのである。)
9:12 彼らに言われた、「たしかにまず『エリヤが』来て、(人の子の道を準備するために)万事を『整頓する。』ただ(もしそれならば)、どうして人の子が多くの苦しみをうけて、軽蔑されることが(聖書に)書いてあるのだろうか。
9:13 しかしわたしは言う、エリヤも(すでに)来た。(洗礼者ヨハネがそれであった。)ただ人々は、彼について書いてあるとおりに、したい放題のことを彼にしたのである。(すなわち彼を殺し、人の子の道を準備させなかったので、人の子が苦しみをうけねばならない。)」
口語訳1955
9:9 一同が山を下って来るとき、イエスは「人の子が死人の中からよみがえるまでは、いま見たことをだれにも話してはならない」と、彼らに命じられた。
9:10 彼らはこの言葉を心にとめ、死人の中からよみがえるとはどういうことかと、互に論じ合った。
9:11 そしてイエスに尋ねた、「なぜ、律法学者たちは、エリヤが先に来るはずだと言っているのですか」。
9:12 イエスは言われた、「確かに、エリヤが先にきて、万事を元どおりに改める。しかし、人の子について、彼が多くの苦しみを受け、かつ恥ずかしめられると、書いてあるのはなぜか。
9:13 しかしあなたがたに言っておく、エリヤはすでにきたのだ。そして彼について書いてあるように、人々は自分かってに彼をあしらった」。
文語訳1917
"410909","山をくだる時、イエス彼らに、人の子の、死人の中より甦へるまでは、見しことを誰にも語るなと戒め給ふ。"
"410910","彼ら此の言を心にとめ『死人の中より甦へる』とは、如何なる事ぞと互に論じ合ふ。"
"410911","かくてイエスに問ひて言ふ『學者たちは、何故エリヤまづ來るべしと言ふか』"
"410912","イエス言ひ給ふ『實にエリヤ先ず來りて、萬の事をあらたむ。さらば人の子につき、多くの苦難を受け、かつ蔑せらるる事の録されたるは何ぞや。"
"410913","されど我なんぢらに告ぐ、エリヤは既に來れり。然るに彼に就きて録されたる如く、人々心のままに之を待へり』"
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マタ 17:9-13
17:9 山を下りながら、イエスは、「人の子(わたし)が死人の中から復活する前には、(いま)見たことをだれにも言うな」と彼らに命じられた。
17:10 すると弟子たちがこう言ってイエスに尋ねた、「では、なぜ聖書学者は、まずエリヤが(来てそのあとで人の子が)来るべきである、と言うのですか。(人の子は来られたのに、エリヤはまだ来ないではありませんか。)」(彼らは山の上のことを思い浮かべたのである。)
17:11 答えられた、「たしかに『エリヤが』来て万事を『整頓するであろう。』
17:12 しかしわたしは言う、すでにエリヤは来た。ただ人々は彼を(それと)認めず、したい放題のことを彼にし(て殺してしまっ)たのである。(だから)同じように、人の子(わたし)も人々から苦しみをうけねばならない。」
17:13 その時弟子たちは、洗礼者ヨハネのことを指して(エリヤと)言われたのだと悟った。
塚本訳 ルカ 9:36
9:36 声がきこえた時、見ると(そこには)イエスだけがおられた。彼らはそのころ口をつぐんで、見たことを一切、だれにも話さなかった。
(独)NESTLE-ALAND NOVUM TESTAMENTUM GRAECE 27版1993 の引照
新共同 マタ 8:4
8:4 イエスはその人に言われた。「だれにも話さないように気をつけなさい。ただ、行って祭司に体を見せ、モーセが定めた供え物を献げて、人々に証明しなさい。」
(英・米)THE NEW
TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口語訳 ピリ 2:7-8
2:7 かえって、おのれをむなしうして僕のかたちをとり、人間の姿になられた。その有様は人と異ならず、
2:8 おのれを低くして、死に至るまで、しかも十字架の死に至るまで従順であられた。
(日)新共同訳1987 の引照
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(仏)THE
NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照
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マルコ9:14−29
癲癇(てんかん)をなおす
翻訳比較
岩波翻訳委員会訳1995
410914そして彼らは、〔ほかの〕弟子たちのところにやって来ると、多くの群衆が弟子
たちのまわりにおり、また、律法学者たちが彼らと議論しているのが目に入った。
410915するとすぐに、群衆は皆、彼を見て、ひどく肝をつぶし、走り寄って来て彼に挨
拶しようとした。
410916そこで彼は彼らにたずねた、「あの者たちと何を論じているのですか」。
410917そこで群衆の一人が彼に答えた、「先生、私は息子が口を利けなくする霊に憑かれてしまいましたので、〔その子を〕みもとに連れてまいりました。
18〔その霊は、〕息子に取り憑くとどこででも息子を地面になぎ倒すので、息子は泡を吹き、歯をきしらせ、萎えてしまうのです。そこで私はあなたのお弟子がたにこの霊を追い出してくれるようにお願いしましたが、おできにならないのです」。
410919そこで彼は彼らに答えて言う、「ああ、信仰のない世代よ、いったいいつまで私はあなたたちのもとにいるだろうか。いったいいつまであなたたちを我慢しようか。その
子を私のもとに連れて来なさい」。
410920そこで人々は、その子をイエスのもとに連れて来た。すると霊は、イエスを見るとすぐにその子を激しく痙攣させた。そのためその子は、地面にくずおれて泡を吹きながら転げまわった。
410921そこでイエスは、その子の父にたずねた、「この子にこのようなことが起こってから、もうどのくらい経つのですか」。父は言った、「子供の時からです。
410922〔霊は〕何度も息子を火の中や水の中に投げ入れ、息子を滅ぼそうとしました。それでも、もしなにごとかおできになるなら、私どもを哀れと思ってお助け下さい」。
410923そこでイエスは彼に言った、「『もしできるなら』と言うのか。信じる者には何でもできるのだ」。
410924その子供の父はすぐに叫んで言った、「信じます。不信仰の私をお助け下さい」。
410925さて、イエスは群衆が走り迫って来るのを見て、穢れた霊を叱りつけて彼に言った、「口の利けなく、耳の聞こえない霊よ、お前に言い付ける、その子から出て来い、そし
て二度と再びその子の中に入るな」。
410926すると〔霊は〕どなりちらし、〔その子を〕ひどく引きつけさせながら出て行った。そしてその子は死人のようになった。そのため、多くの者がその子は死んでしまったと思った。
410927しかしイエスは、その子の手を取り、彼を起こした。すると彼は立ち上がった。
410928そしてイエスが〔一軒の〕家の中に入ると、彼の弟子たちは人のいない時に彼にたずねた、「なぜ私たちには、あの霊を追い出すことができなかったのでしょう」。
410929すると彼は彼らに言った、「この類(たぐい)のものは、祈り以外の手段では出て行かせることができないのだ」。
新共同訳1987
9:14 一同がほかの弟子たちのところに来てみると、彼らは大勢の群衆に取り囲まれて、律法学者たちと議論していた。
9:15 群衆は皆、イエスを見つけて非常に驚き、駆け寄って来て挨拶した。
9:16 イエスが、「何を議論しているのか」とお尋ねになると、
9:17 群衆の中のある者が答えた。「先生、息子をおそばに連れて参りました。この子は霊に取りつかれて、ものが言えません。
9:18 霊がこの子に取りつくと、所かまわず地面に引き倒すのです。すると、この子は口から泡を出し、歯ぎしりして体をこわばらせてしまいます。この霊を追い出してくださるようにお弟子たちに申しましたが、できませんでした。」
9:19 イエスはお答えになった。「なんと信仰のない時代なのか。いつまでわたしはあなたがたと共にいられようか。いつまで、あなたがたに我慢しなければならないのか。その子をわたしのところに連れて来なさい。」
9:20 人々は息子をイエスのところに連れて来た。霊は、イエスを見ると、すぐにその子を引きつけさせた。その子は地面に倒れ、転び回って泡を吹いた。
9:21 イエスは父親に、「このようになったのは、いつごろからか」とお尋ねになった。父親は言った。「幼い時からです。
9:22 霊は息子を殺そうとして、もう何度も火の中や水の中に投げ込みました。おできになるなら、わたしどもを憐れんでお助けください。」
9:23 イエスは言われた。「『できれば』と言うか。信じる者には何でもできる。」
9:24 その子の父親はすぐに叫んだ。「信じます。信仰のないわたしをお助けください。」
9:25 イエスは、群衆が走り寄って来るのを見ると、汚れた霊をお叱りになった。「ものも言わせず、耳も聞こえさせない霊、わたしの命令だ。この子から出て行け。二度とこの子の中に入るな。」
9:26 すると、霊は叫び声をあげ、ひどく引きつけさせて出て行った。その子は死んだようになったので、多くの者が、「死んでしまった」と言った。
9:27 しかし、イエスが手を取って起こされると、立ち上がった。
9:28 イエスが家の中に入られると、弟子たちはひそかに、「なぜ、わたしたちはあの霊を追い出せなかったのでしょうか」と尋ねた。
9:29 イエスは、「この種のものは、祈りによらなければ決して追い出すことはできないのだ」と言われた。
前田訳1978
9:14 弟子たちのところへ行かれると、大勢の群衆が彼らをかこみ、学者らが彼らと論じているのを見受けられた。
9:15 群衆は皆すぐ彼を見つけ、おどろいて駆けよって来て歓迎した。
9:16 そこで彼らにたずねられた、「何を論じあっているのか」と。
9:17 群衆のひとりが答えた、「先生、息子をおそばに連れて来ました。唖者の霊につかれています。
9:18 霊がとりつくと、どこでも地に倒され、泡をふき、歯ぎしりして硬直します。お弟子たちに霊を追い出すようお願いしましたが、できませんでした」と。
9:19 彼は答えられた、「ああ不信の世よ、いつまでわたしはいっしょか。いつまであなた方を辛抱するのか。その子をお連れ」と。
9:20 人々は子を彼のところへ連れて来た。霊が彼を見るや否や、子をけいれんさせたので、子は地に倒れ、泡をふいてころげまわった。
9:21 彼は子の父にたずねられた、「こうなってからどれほどの時がたったか」と。父は答えた、「幼いころからです。
9:22 霊はこの子を片づけようとして、火の中、水の中へ何度も投げ込みました。もしできましたらわれらをあわれんでお助けを」と。
9:23 イエスはいわれた、「もしできましたら、か。信じるものには何でもできる」と。
9:24 その子の父はすぐ叫んだ、「信じます。不信のわたしにお助けを」と。
9:25 イエスは群衆が駆けよるのを見て、けがれた霊をいましめていわれた、「唖者と耳しいの霊よ、わたしが命ずる、この子から出よ、二度と入るな」と。
9:26 霊は叫んでひどく麻痺させて出て行った。子は死んだようになったので、多くの人が「死んだ」といった。
9:27 しかしイエスがその手を取って起こされると、立ちあがった。
9:28 家にお帰りになると、弟子たちがそっとおたずねした、「なぜわれらに霊が追い出せなかったのですか」と。
9:29 彼はいわれた、「この類のものは祈りによるほか決して追い出せない」と。
新改訳1970
9:14 さて、彼らが、弟子たちのところに帰って来て、見ると、その回りに大ぜいの人の群れがおり、また、律法学者たちが弟子たちと論じ合っていた。
9:15 そしてすぐ、群衆はみな、イエスを見ると驚き、走り寄って来て、あいさつをした。
9:16 イエスは彼らに、「あなたがたは弟子たちと何を議論しているのですか。」と聞かれた。
9:17 すると群衆のひとりが、イエスに答えて言った。「先生。おしの霊につかれた私の息子を、先生のところに連れてまいりました。
9:18 その霊が息子に取りつきますと、所かまわず彼を押し倒します。そして彼はあわを吹き、歯ぎしりして、からだをこわばらせてしまいます。それでお弟子たちに、霊を追い出してくださるようにお願いしたのですが、お弟子たちにはできませんでした。」
9:19 イエスは答えて言われた。「ああ、不信仰な世だ。いつまであなたがたといっしょにいなければならないのでしょう。いつまであなたがたにがまんしていなければならないのでしょう。その子をわたしのところに連れて来なさい。」
9:20 そこで、人々はイエスのところにその子を連れて来た。その子がイエスを見ると、霊はすぐに彼をひきつけさせたので、彼は地面に倒れ、あわを吹きながら、ころげ回った。
9:21 イエスはその子の父親に尋ねられた。「この子がこんなになってから、どのくらいになりますか。」父親は言った。「幼い時からです。
9:22 この霊は、彼を滅ぼそうとして、何度も火の中や水の中に投げ込みました。ただ、もし、おできになるものなら、私たちをあわれんで、お助けください。」
9:23 するとイエスは言われた。「できるものなら、と言うのか。信じる者には、どんなことでもできるのです。」
9:24 するとすぐに、その子の父は叫んで言った。「信じます。不信仰な私をお助けください。」
9:25 イエスは、群衆が駆けつけるのをご覧になると、汚れた霊をしかって言われた。「おしとつんぼの霊。わたしが、おまえに命じる。この子から出て行きなさい。二度と、はいってはいけない。」
9:26 するとその霊は、叫び声をあげ、その子を激しくひきつけさせて、出て行った。するとその子が死人のようになったので、多くの人々は、「この子は死んでしまった。」と言った。
9:27 しかし、イエスは、彼の手を取って起こされた。するとその子は立ち上がった。
9:28 イエスが家にはいられると、弟子たちがそっとイエスに尋ねた。「どうしてでしょう。私たちには追い出せなかったのですが。」
9:29 すると、イエスは言われた。「この種のものは、祈りによらなければ、何によっても追い出せるものではありません。」
塚本訳1963
9:14 (山を下りて、ほかの)弟子たちの所にかえって見ると、大勢の群衆が弟子たちを取り巻き、聖書学者たちがこれと議論をしていた。
9:15 群衆はイエス(の姿)を見るが早いか、皆びっくりして、駆けてきて歓迎した。
9:16 イエスが群衆に尋ねられた、「弟子たちと何を議論しているのか。」
9:17 群衆のうちの一人が答えた、「先生、唖の霊につかれている伜をあなたの所につれて来ました。
9:18 この子は霊がつくと所かまわず投げ倒され、泡をふき、歯斬りして、体がこわばってしまいます。それで霊を追い出すことをお弟子たちに頼みましたが、おできになりませんでした。」
9:19 彼らに答えられる、「ああ不信仰な時代よ、わたしはいつまであなた達の所におればよいのか。いつまであなた達に我慢しなければならないのか。その子をつれて来なさい。」(こう言って群衆のいない所に行かれた。)
9:20 人々がイエスの所につれて来ると、霊はイエスを見るや否や、その子をひどくひきつけさせたので、子は地に倒れ、泡をふきながらころげまわった。
9:21 イエスが父親に尋ねられた、「こうなってから、どのくらいになるか。」父親がこたえた、「子供の時からです。
9:22 霊はこの子を殺そうとして、幾たびか、火の中、水の中に投げ込みました。それでも、もしなんとかお出来になるなら、わたしども(親子)を不憫と思って、お助けください。」
9:23 イエスは言われた、「もしお出来になるなら(と言うの)か。信ずる者にはなんでも出来る。」
9:24 即座にその子供の父親が叫んだ、「信じます。不信仰をお助けください。」
9:25 イエスは群衆が駆けよってくるのを見ると、(急いで)汚れた霊を叱りつけて言われた、「唖と聾の霊、わたしが命令するのだ、この子から出てゆけ、二度と入るな!」
9:26 霊はどなって、はげしくひきつけさせて、出ていった。子は死んだようになったので、多くの人が、「死んだ」と言った。
9:27 イエスはその子の手をとって起された。すると立ち上がった。
9:28 家にかえられると、弟子たちは人のいない時に尋ねた、「なぜわたし達には霊を追い出せなかったのでしょうか。」
9:29 彼らに言われた、「この種類(の霊)は、祈り以外(の手段)では決して出てゆかせることは出来ない。」
口語訳1955
9:14 さて、彼らがほかの弟子たちの所にきて見ると、大ぜいの群衆が弟子たちを取り囲み、そして律法学者たちが彼らと論じ合っていた。
9:15 群衆はみな、すぐイエスを見つけて、非常に驚き、駆け寄ってきて、あいさつをした。
9:16 イエスが彼らに、「あなたがたは彼らと何を論じているのか」と尋ねられると、
9:17 群衆のひとりが答えた、「先生、口をきけなくする霊につかれているわたしのむすこを、こちらに連れて参りました。
9:18 霊がこのむすこにとりつきますと、どこででも彼を引き倒し、それから彼はあわを吹き、歯をくいしばり、からだをこわばらせてしまいます。それでお弟子たちに、この霊を追い出してくださるように願いましたが、できませんでした」。
9:19 イエスは答えて言われた、「ああ、なんという不信仰な時代であろう。いつまで、わたしはあなたがたと一緒におられようか。いつまで、あなたがたに我慢ができようか。その子をわたしの所に連れてきなさい」。
9:20 そこで人々は、その子をみもとに連れてきた。霊がイエスを見るや否や、その子をひきつけさせたので、子は地に倒れ、あわを吹きながらころげまわった。
9:21 そこで、イエスが父親に「いつごろから、こんなになったのか」と尋ねられると、父親は答えた、「幼い時からです。
9:22 霊はたびたび、この子を火の中、水の中に投げ入れて、殺そうとしました。しかしできますれば、わたしどもをあわれんでお助けください」。
9:23 イエスは彼に言われた、「もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事でもできる」。
9:24 その子の父親はすぐ叫んで言った、「信じます。不信仰なわたしを、お助けください」。
9:25 イエスは群衆が駆け寄って来るのをごらんになって、けがれた霊をしかって言われた、「言うことも聞くこともさせない霊よ、わたしがおまえに命じる。この子から出て行け。二度と、はいって来るな」。
9:26 すると霊は叫び声をあげ、激しく引きつけさせて出て行った。その子は死人のようになったので、多くの人は、死んだのだと言った。
9:27 しかし、イエスが手を取って起されると、その子は立ち上がった。
9:28 家にはいられたとき、弟子たちはひそかにお尋ねした、「わたしたちは、どうして霊を追い出せなかったのですか」。
9:29 すると、イエスは言われた、「このたぐいは、祈によらなければ、どうしても追い出すことはできない」。
文語訳1917
"410914","相共に弟子たちの許に來りて、大なる群衆の之を環り、學者たちの之と論じゐたるを見給ふ。"
"410915","群衆みなイエスを見るや否や、いたく驚き、御許に走り往きて禮をなせり。"
"410916","イエス問ひ給ふ『なんぢら何を彼らと論ずるか』"
"410917","群衆のうちの一人こたふ『師よ、唖の靈に憑かれたる我が子を御許に連れ來れり。"
"410918","靈いづこにても彼に憑けば、痙攣け泡をふき、齒をくひしばり、而して痩せ衰ふ。御弟子たちに之を逐ひ出すことを請ひたれど能はざりき』"
"410919","ここに彼らに言ひ給ふ『ああ信なき代なるかな、我いつまで汝らと偕にをらん、何時まで汝らを忍ばん。その子を我が許に連れきたれ』"
"410920","乃ち連れきたる。彼イエスを見しとき、靈ただちに之を痙攣けたれば、地に倒れ、泡をふきて轉び廻る。"
"410921","イエスその父に問ひ給ふ『いつの頃より斯くなりしか』父いふ『をさなき時よりなり。"
"410922","靈しばしば彼を火のなか水の中に投げ入れて亡さんとせり。されど汝なにか爲し得ば、我らを憫みて助け給へ』"
"410923","イエス言ひたまふ『爲し得ばと言ふか、信ずる者には、凡ての事なし得らるるなり』"
"410924","その子の父ただちに叫びて言ふ『われ信ず、信仰なき我を助け給へ』"
"410925","イエス群衆の走り集るを見て、穢れし靈を禁めて言ひたまふ『唖にて耳聾なる靈よ、我なんぢに命ず、この子より出でよ、重ねて入るな』"
"410926","靈さけびて甚だしく痙攣けさせて出でしに、その子、死人の如くなりたれば、多くの者これを死にたりと言ふ。"
"410927","イエスその手を執りて起し給へば立てり。"
"410928","イエス家に入り給ひしとき、弟子たち竊に問ふ『我等いかなれば逐ひ出し得ざりしか』"
"410929","答へ給ふ『この類は祈に由らざれば、如何にすとも出でざるなり』"
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マタ 17:14-21
17:14 (山を下りて)群衆の所にかえると、ひとりの人がイエスに近寄り、ひざまずいて
17:15 言った、「主よ、どうぞ伜にお慈悲を。癲癇で、ひどく苦しんでおります。幾たびも幾たびも火の中、水の中に倒れるのです。
17:16 それでお弟子たちのところにつれて来ましたが、なおおしになれませんでした。」
17:17 イエスは答えられた、「ああ不信仰な、腐り果てた時代よ、わたしはいつまであなた達と一しょにおればよいのか。いつまであなた達に我慢しなければならないのか。その子をここにつれて来なさい。」
17:18 そしてイエスが悪鬼を叱りつけられると、悪鬼が出ていって、その時から子はなおった。
17:19 あとで弟子たちは人のいない時にイエスの所に来て言った、「なぜわたし達には悪鬼を追い出せなかったのでしょうか。」
17:20 彼らに言われた、「信仰が無いからだ。アーメン、わたしは言う、もしあなた達に芥子粒ほどでも信仰があれば、この山に向かい『ここからあそこに移れ』と言えば移り、あなた達に出来ないことは一つもない。」
17:21 〔無し〕
塚本訳 ルカ 9:37-43
9:37 次の日、山から下ってくると、大勢の群衆がイエスを出迎えた。
9:38 すると群衆の中のひとりの人がこう言って叫んだ、「先生、お願いです、伜に目をかけてやってください。独り息子です。
9:39 かわいそうに霊がつくと、灸にどなり出し、またひきつけさせて泡をふかせ、なかなか離れないで、すっかり弱らせてしまいます。
9:40 それで、霊を追い出すことをお弟子たちに願いましたが、お出来になりませんでした。」
9:41 イエスが答えられた、「ああ不信仰な、腐り果てた時代よ、わたしはいつまであなた達の所にいてあなた達に我慢しなければならないのか。息子をここにつれてきなさい。」
9:42 しかし来るうちに、悪鬼がもうその子を投げ倒して、ひどくひきつけさせた。イエスは汚れた霊を叱りつけて子をいやし、父親に返された。
9:43 皆が神の御威光に驚いてしまった。イエスのされたすべてのことに皆が驚いていると、(また)弟子たちに言われた、
(独)NESTLE-ALAND NOVUM TESTAMENTUM GRAECE 27版1993 の引照
新共同 マコ 1:26
1:26 汚れた霊はその人にけいれんを起こさせ、大声をあげて出て行った。
新共同 ルカ 8:29
8:29 イエスが、汚れた霊に男から出るように命じられたからである。この人は何回も汚れた霊に取りつかれたので、鎖でつながれ、足枷をはめられて監視されていたが、それを引きちぎっては、悪霊によって荒れ野へと駆り立てられていた。
新共同 マコ 9:17
9:17 群衆の中のある者が答えた。「先生、息子をおそばに連れて参りました。この子は霊に取りつかれて、ものが言えません。
新共同 マタ 8:15
8:15 イエスがその手に触れられると、熱は去り、しゅうとめは起き上がってイエスをもてなした。
(英・米)THE NEW
TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口語訳 ロマ 10:17
10:17 したがって、信仰は聞くことによるのであり、聞くことはキリストの言葉から来るのである。
(日)新共同訳1987 の引照
新共同 使 14:9-10
14:9 この人が、パウロの話すのを聞いていた。パウロは彼を見つめ、いやされるのにふさわしい信仰があるのを認め、
14:10 「自分の足でまっすぐに立ちなさい」と大声で言った。すると、その人は躍り上がって歩きだした。
新共同 ヘブ 12:2
12:2 信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら。このイエスは、御自身の前にある喜びを捨て、恥をもいとわないで十字架の死を耐え忍び、神の玉座の右にお座りになったのです。
新共同 使 3:7
3:7 そして、右手を取って彼を立ち上がらせた。すると、たちまち、その男は足やくるぶしがしっかりして、
新共同 エペ 6:18
6:18 どのような時にも、"霊"に助けられて祈り、願い求め、すべての聖なる者たちのために、絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい。
(仏)THE
NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照
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マルコ9:30−32
受難の予告第二
翻訳比較
岩波翻訳委員会訳1995
410930そして彼らはそこから出て、ガリラヤを通って行ったが、イエスは誰にも知られることを望まなかった。
410931彼はその弟子たちを教え、彼らに〔次のように〕言い続けていたからである、「人の子は人々の手に渡される、そして彼らは彼を殺すだろう、そして彼は殺されて三日後に甦るだろう」。
410932しかし彼らはこの言葉が理解できず、また、恐しくて彼にたずねることができなかった。
新共同訳1987
9:30 一行はそこを去って、ガリラヤを通って行った。しかし、イエスは人に気づかれるのを好まれなかった。
9:31 それは弟子たちに、「人の子は、人々の手に引き渡され、殺される。殺されて三日の後に復活する」と言っておられたからである。
9:32 弟子たちはこの言葉が分からなかったが、怖くて尋ねられなかった。
前田訳1978
9:30 彼らはそこを出てガリラヤを通った。しかし彼はそれが人に知れることを望まれなかった。
9:31 それは、「人の子は人々の手に渡され、人々は彼を殺し、彼は殺されて三日ののちに復活しよう」と弟子たちに教えておられたからである。
9:32 彼らはこのことがわからなかったが、たずねることをおそれていた。
新改訳1970
9:30 さて、一行はそこを去って、ガリラヤを通って行った。イエスは、人に知られたくないと思われた。
9:31 それは、イエスは弟子たちを教えて、「人の子は人々の手に引き渡され、彼らはこれを殺す。しかし、殺されて、三日の後に、人の子はよみがえる。」と話しておられたからである。
9:32 しかし、弟子たちは、このみことばが理解できなかった。また、イエスに尋ねるのを恐れていた。
塚本訳1963
9:30 一行は(エルサレムに上るため)そこを去って、ガリラヤを通った。しかしイエスは(この旅行が)人に知られることを好まれなかった。
9:31 「人の子(わたし)は人々の手に引き渡され、彼らはこれを殺す。殺されるが、三日の後に復活する」と言って、弟子たちに教えて(その覚悟を求めて)おられたからである。
9:32 彼らはこの言葉(の意味)がわからなかった。でもこわいので尋ねなかった。
口語訳1955
9:30 それから彼らはそこを立ち去り、ガリラヤをとおって行ったが、イエスは人に気づかれるのを好まれなかった。
9:31 それは、イエスが弟子たちに教えて、「人の子は人々の手にわたされ、彼らに殺され、殺されてから三日の後によみがえるであろう」と言っておられたからである。
9:32 しかし、彼らはイエスの言われたことを悟らず、また尋ねるのを恐れていた。
文語訳1917
"410930","此處を去りてガリラヤを過ぐ。イエス人の此の事を知るを欲し給はず。"
"410931","これは弟子たちに教をなし、かつ『人の子は人々の手にわたされ、人々これを殺し、殺されて三日ののち甦へるべし』と言ひ給ふが故なり。"