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マタイ26:1−16

陰謀と香油と反逆

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

402601さて、イエスはこれらの言葉をすべて語り終えた時、彼の弟子たちに言った、

402602「あなたたちも知っている通り、二日後には過越祭がやって来る。すると人の子は、十字架につけられるために引き渡される」。

402603そのとき、祭司長たちと民の長老たちとは、カヤファと言われる大祭司の館にあつまった。

402604そして、策略をもってイエスを捕らえ、かつ殺すために協議した。

402605しかし彼らは言った、「祭りに〔なってからで〕は駄目だ。民の中で暴動が生じたりしないためだ」。

402606ところで、イエスがベタニアでらい病人シモンの家にいた時、

402607高価な香油の入った石膏の壺を持った一人の女が彼に近寄って来て、食事の席についている彼の頭の上に注ぎ始めた。

402608しかし弟子たちはこれを見て〔激しく〕怒って言った、「何のためにこのように無駄使いするのだ。

402609これを高く売って貧乏人たちに与えてやることもできたのに」。

402610しかしイエスは〔これを〕知って、彼らに言った、「なぜこの女性を困らせるのか。実は、私に対して良いことをしてくれたのである。

402611そもそも、貧しい者たちはいつもあなたたちと共にいる。しかし私は、いつまでもあなたたちのもとにいるわけではない。

402612つまりこの女(ひと)は、私の体のおもてにこの香油をかけてくれたが、それは私を埋葬する〔準備の〕ためだったなである。

402613アーメン、私はあなたたちに言う、世界中でこの福音が宣べ伝えられるところはどこでも、この女の行なったこともまた、その記念に語られるであろう」。

402614そののち、十二人の一人で、イスカリオテのユダと呼ばれていた者が、祭司長たちのもとへ行き、

402615言った、「あなたたちは私に何を与えてくれるか。この私は、あなたたちに彼を引き渡そうと思うのだ」。彼らはそこで、彼に銀三十枚を支払った。

402616そして彼は、その時より、イエスを引き渡すための良い機会をねらっていた。

 

新共同訳1987

26:1 イエスはこれらの言葉をすべて語り終えると、弟子たちに言われた。

26:2 「あなたがたも知っているとおり、二日後は過越祭である。人の子は、十字架につけられるために引き渡される。」

26:3 そのころ、祭司長たちや民の長老たちは、カイアファという大祭司の屋敷に集まり、

26:4 計略を用いてイエスを捕らえ、殺そうと相談した。

26:5 しかし彼らは、「民衆の中に騒ぎが起こるといけないから、祭りの間はやめておこう」と言っていた。

◆ベタニアで香油を注がれる

26:6 さて、イエスがベタニアで重い皮膚病の人シモンの家におられたとき、

26:7 一人の女が、極めて高価な香油の入った石膏の壺を持って近寄り、食事の席に着いておられるイエスの頭に香油を注ぎかけた。

26:8 弟子たちはこれを見て、憤慨して言った。「なぜ、こんな無駄遣いをするのか。

26:9 高く売って、貧しい人々に施すことができたのに。」

26:10 イエスはこれを知って言われた。「なぜ、この人を困らせるのか。わたしに良いことをしてくれたのだ。

26:11 貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいるが、わたしはいつも一緒にいるわけではない。

26:12 この人はわたしの体に香油を注いで、わたしを葬る準備をしてくれた。

26:13 はっきり言っておく。世界中どこでも、この福音が宣べ伝えられる所では、この人のしたことも記念として語り伝えられるだろう。」

◆ユダ、裏切りを企てる

26:14 そのとき、十二人の一人で、イスカリオテのユダという者が、祭司長たちのところへ行き、

26:15 「あの男をあなたたちに引き渡せば、幾らくれますか」と言った。そこで、彼らは銀貨三十枚を支払うことにした。

26:16 そのときから、ユダはイエスを引き渡そうと、良い機会をねらっていた。

 

前田訳1978

26:1 イエスがこれらのことばを皆終えられたときのこと、弟子たちにいわれた、

26:2 「あなた方の知るように、二日後に過越になる。そのとき人の子は引き渡されて十字架につけられよう」と。

26:3 そのころ大祭司や民の長老らがカヤパという大祭司の邸に集まり、

26:4 イエスを計略で捕えて殺そうと相談した。

26:5 しかし彼らはいった、「祭の時はよそう。民の間に騒ぎがおこるといけない」と。

26:6 イエスがベタニアでらい者シモンの家におられると、

26:7 高価な香油の壷を持ってひとりの女が近より、食卓につかれた彼の頭に注ぎかけた。

26:8 弟子たちはそれを見ていきどおっていう、「このぜいたくは何のためか。

26:9 これは高く売れて貧しい人々に施せたのに」と。

26:10 イエスはそれを知って彼らにいわれた、「なぜこの女の人をいじめるのか、わたしによいことをしてくれたのに。

26:11 貧しい人々はいつもあなた方のところにいるが、わたしはいつもではない。

26:12 彼女がわたしの体にこの香油をかけてくれたのはわたしを葬るためであった。

26:13 本当にいう、全世界この福音が伝えられるところ、この女の人のしたことも彼女をおぼえて語られよう」と。

26:14 そのとき、イスカリオテのユダといわれる十二人のひとりが大祭司のところへ出かけて、いわく、

26:15 「いくらくれますか、わたしが彼をあなた方に引き渡しましょう」と。彼らは銀貨三十を払った。

26:16 彼はそのときからイエスを引き渡すによい折をうかがっていた。

 

新改訳1970

26:1 イエスは、これらの話をすべて終えると、弟子たちに言われた。

26:2 「あなたがたの知っているとおり、二日たつと過越の祭りになります。人の子は十字架につけられるために引き渡されます。」

26:3 そのころ、祭司長、民の長老たちは、カヤパという大祭司の家の庭に集まり、

26:4 イエスをだまして捕え、殺そうと相談した。

26:5 しかし、彼らは、「祭りの間はいけない。民衆の騒ぎが起こるといけないから。」と話していた。

26:6 さて、イエスがベタニヤで、らい病人シモンの家におられると、

26:7 ひとりの女がたいへん高価な香油のはいった石膏のつぼを持ってみもとに来て、食卓に着いておられたイエスの頭に香油を注いだ。

26:8 弟子たちはこれを見て、憤慨して言った。「何のために、こんなむだなことをするのか。

26:9 この香油なら、高く売れて、貧乏な人たちに施しができたのに。」

26:10 するとイエスはこれを知って、彼らに言われた。「なぜ、この女を困らせるのです。わたしに対してりっぱなことをしてくれたのです。

26:11 貧しい人たちは、いつもあなたがたといっしょにいます。しかし、わたしは、いつもあなたがたといっしょにいるわけではありません。

26:12 この女が、この香油をわたしのからだに注いだのは、わたしの埋葬の用意をしてくれたのです。

26:13 まことに、あなたがたに告げます。世界中のどこででも、この福音が宣べ伝えられる所なら、この人のした事も語られて、この人の記念となるでしょう。」

26:14 そのとき、十二弟子のひとりで、イスカリオテ・ユダという者が、祭司長たちのところへ行って、

26:15 こう言った。「彼をあなたがたに売るとしたら、いったいいくらくれますか。」すると、彼らは銀貨三十枚を彼に支払った。

26:16 そのときから、彼はイエスを引き渡す機会をねらっていた。

 

塚本訳1963

26:1 イエスはこれらの話をことごとく終えた時、弟子たちに言われた、

26:2 「知っているとおり、あさっては過越の祭である。(その日)人の子(わたし)は十字架につけられるために(敵の手に)引き渡される。」

26:3 折りしも大祭司連と国の長老たちは、カヤパという大祭司の官邸に集まり、

26:4 計略でイエスを捕えて殺そうと決議した。

26:5 しかし「(早く片付けよう。)祭の時(に手を下して)はいけない。人民どもの間に騒動がおこると困る」と言っていた。

26:6 イエスがベタニヤで癩病人シモンの家におられるとき、

26:7 一人の女が非常に価の高い香油のはいった石膏の壷を持って近寄り、食卓についておられるイエスの頭に(香油をすっかり)注ぎかけた。

26:8 弟子たちはこれを見て、憤慨して言った、「なぜこんなもったいないことをするのだろう。

26:9 これは高く売れて、貧乏な人に施しが出来たのに。」

26:10 それと知ってイエスは言われた、「なぜこの婦人をいじめるのか。わたしに良いことをしてくれたではないか。

26:11 貧乏な人はいつもあなた達と一しょにいるが、わたしはいつも(一しょに)いるわけではない。

26:12 この婦人がわたしの体に香油をかけてくれたのは、わたしを葬るためである。

26:13 アーメン、わたしは言う、世界中どこでも(今後)この福音の説かれる所では、この婦人のしたことも、その記念のために一しょに語りつたえられるであろう。」

26:14 そのあと、イスカリオテのユダという十二人の(弟子の)一人が大祭司連の所に行って、

26:15 「いくらくれますか、あの男をあなた達に売ってもいいが」と言った。『彼らは(シケル)銀貨三十枚[六万円]を払い渡した。

26:16 この時からユダは、イエスを引き渡すよい機会をねらっていた。

 

口語訳1955

26:1 イエスはこれらの言葉をすべて語り終えてから、弟子たちに言われた。

26:2 「あなたがたが知っているとおり、ふつかの後には過越の祭になるが、人の子は十字架につけられるために引き渡される」。

26:3 そのとき、祭司長たちや民の長老たちが、カヤパという大祭司の中庭に集まり、

26:4 策略をもってイエスを捕えて殺そうと相談した。

26:5 しかし彼らは言った、「祭の間はいけない。民衆の中に騒ぎが起るかも知れない」。

26:6 さて、イエスがベタニヤで、らい病人シモンの家におられたとき、

26:7 ひとりの女が、高価な香油が入れてある石膏のつぼを持ってきて、イエスに近寄り、食事の席についておられたイエスの頭に香油を注ぎかけた。

26:8 すると、弟子たちはこれを見て憤って言った、「なんのためにこんなむだ使をするのか。

26:9 それを高く売って、貧しい人たちに施すことができたのに」。

26:10 イエスはそれを聞いて彼らに言われた、「なぜ、女を困らせるのか。わたしによい事をしてくれたのだ。

26:11 貧しい人たちはいつもあなたがたと一緒にいるが、わたしはいつも一緒にいるわけではない。

26:12 この女がわたしのからだにこの香油を注いだのは、わたしの葬りの用意をするためである。

26:13 よく聞きなさい。全世界のどこででも、この福音が宣べ伝えられる所では、この女のした事も記念として語られるであろう」。

26:14 時に、十二弟子のひとりイスカリオテのユダという者が、祭司長たちのところに行って

26:15 言った、「彼をあなたがたに引き渡せば、いくらくださいますか」。すると、彼らは銀貨三十枚を彼に支払った。

26:16 その時から、ユダはイエスを引きわたそうと、機会をねらっていた。

 

文語訳1917

"402601","イエスこれらの言をみな語りをへて、弟子たちに言ひ給ふ、"

"402602","『なんぢらの知るごとく、二日の後は過越の祭なり、人の子は十字架につけられん爲に賣らるベし』  "

"402603","そのとき祭司長・民の長老ら、カヤパといふ大祭司の中庭に集り、"

"402604","詭計をもてイエスを捕へ、かつ殺さんと相議りたれど、"

"402605","又いふ『まつりの間は爲すべからず、恐らくは民の中に亂起らん』"

"402606","イエス、ベタニヤにて癩病人シモンの家に居給ふ時、"

"402607","ある女、石膏の壷に入りたる貴き香油を持ちて、近づき來り、食事の席に就き居給ふイエスの首に注げり。"

"402608","弟子たち之を見て憤ほり言ふ『何故かく濫なる費を爲すか。"

"402609","之を多くの金に賣りて、貧しき者に施すことを得たりしものを』"

"402610","イエス之を知りて言ひたまふ『何ぞこの女を悩すか、我に善き事をなせるなり。"

"402611","貧しき者は常に汝らと偕にをれど、我は常に偕に居らず。"

"402612","この女の我が體に香油を注ぎしは、わが葬りの備をなせるなり。"

"402613","誠に汝らに告ぐ、全世界いずこにても、この福音の宣傅へらるる處には、この女のなしし事も記念として語らるベし』"

"402614","ここに十二弟子の一人イスカリオテのユダといふ者、祭司長らの許にゆきて言ふ"

"402615","『なんぢらに彼を付さば、何ほど我に與へんとするか』彼ら銀三十を量り出せり。"

"402616","ユダこの時よりイエスを付さんと好き機を窺ふ。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

塚本訳 マコ 14:1-11

14:1 過越の祭と種なしパンの祭との二日前になった。大祭司連と聖書学者たちは、どんな計略でイエスを捕えて殺そうかと考えていた。

14:2 「(早く片付けよう。)祭の時(に手を下して)はいけない。人民どもが騒動を起すかも知れない」と言っていたのである。

14:3 ベタニヤで癩病人シモンの家におられるとき、食卓についておられると、一人の女が混ぜ物のない、非常に高価なナルドの香油のはいった石膏の壷を持って来て、その壷をこわし、(香油をすっかり)イエスの頭に注ぎかけた。

14:4 数人の者は(これを見て、こう言って)互に憤慨した、「香油を、なぜこんなもったいないことをしたのだろう。

14:5 この香油は三百デナリ[十五万円]以上にも売れて、貧乏な人に施しが出来たのに。」そして女にむかっていきり立った。

14:6 イエスは言われた、「構わずにおきなさい。なぜいじめるのか。わたしに良いことをしてくれたのだ。

14:7 貧乏な人はいつもあなた達と一しょにいるから、したい時に慈善をすることが出来る。だがわたしはいつも一しょにいるわけではない。

14:8 この婦人はできるかぎりのことをした。──前もってわたしの体に油をぬって、葬る準備をしてくれたのである。

14:9 アーメン、わたしは言う、世界中どこででも(今後)福音の説かれる所では、この婦人のしたことも、その記念のために(一しょに)語りつたえられるであろう。」

14:10 ここに十二人の(弟子の)一人であるイスカリオテのユダは、イエスを売ろうとして大祭司連の所に出かけた。

14:11 彼らは聞いて喜び、金をやる約束をした。ユダはどうしてイエスを引き渡そうかと、よい機会をねらっていた。

 

塚本訳 ルカ 22:1-6

22:1 種無しパンの祭、すなわち、いわゆる過越の祭が近づいた。

22:2 大祭司連と聖書学者たちは、イエスを(そっと)無き者にする方法を考えていた。人民(が暴動を起すの)を恐れたのである。

22:3 すると(その時)悪魔が、十二人の(弟子の)数に入っていたイスカリオテと呼ばれるユダに入った。

22:4 彼は出かけていって、大祭司連、宮の守衛長たちとイエスを売る方法について話し合った。

22:5 彼は喜んで、金をやることに話をきめた。

22:6 ユダは承諾し、群衆の目をぬすんで彼らにイエスを引き渡すよい機会をねらっていた。

 

塚本訳 ルカ 7:36-39

7:36 (シモンという)ひとりのパリサイ人が一しょにお食事をと願ったので、そのパリサイ人の家に入って食卓に着かれた。

7:37 すると、その町に一人の罪の女がいた。イエスがパリサイ人の家で食卓についておられることを知ると、香油のはいった石膏の壷を持ってきて、

7:38 泣きながら後ろからイエスの足下に進み寄り、しばし涙で御足をぬらしていたが、やがて髪の毛でそれをふき、御足に接吻して香油を塗った。

7:39 イエスを招待したパリサイ人が見て、ひそかに思った、「もしもこの人が(ほんとうの)預言者だったら、自分にさわっている者がだれだか、どんな女だか、──罪の女だと分るはずであるのに!」

 

塚本訳 ヨハ 12:1-8

12:1 イエスは過越の祭の六日前に(また)ベタニヤに行かれた。ここにはイエスが死人の中から生きかえらせたラザロがいた。

12:2 するとそこでイエスのために宴会が催され、マルタは給仕をし、ラザロは相伴客の一人であった。

12:3 そのときマリヤは混ぜ物のない、非常に高価なナルドの香油一リトラ(三百二十八グラム)をイエスの足に塗り、髪の毛でそれをふいた。香油の薫が家に満ちた。

12:4 弟子の一人で、イエスを売るイスカリオテのユダが言う、

12:5 「なぜこの香油を三百デナリ(十五万円)に売って、貧乏な人に施さないのだろうか。」

12:6 ユダがこう言ったのは、貧乏な人のためを考えたのではなく、(会計係であった)彼は泥坊で、あずかっている金箱の中に入るものをごまかしていたからであった。

12:7 イエスは言われた、「構わずに、わたしの埋葬の日のためにそうさせておきなさい。

12:8 貧乏な人はいつもあなた達と一しょにいるが、わたしはいつも一しょにいるわけではないのだから。」

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

新共同 マタ 16:21

16:21 このときから、イエスは、御自分が必ずエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受けて殺され、三日目に復活することになっている、と弟子たちに打ち明け始められた。

 

新共同 マタ 21:23

21:23 イエスが神殿の境内に入って教えておられると、祭司長や民の長老たちが近寄って来て言った。「何の権威でこのようなことをしているのか。だれがその権威を与えたのか。」

 

新共同 マタ 22:18

22:18 イエスは彼らの悪意に気づいて言われた。「偽善者たち、なぜ、わたしを試そうとするのか。

 

新共同 ルカ 11:7

11:7 すると、その人は家の中から答えるにちがいない。『面倒をかけないでください。もう戸は閉めたし、子供たちはわたしのそばで寝ています。起きてあなたに何かをあげるわけにはいきません。』

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

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(日)新共同訳1987 の引照

 

新共同 使  4:6

4:6 大祭司アンナスとカイアファとヨハネとアレクサンドロと大祭司一族が集まった。

 

新共同 使  1:16

1:16 「兄弟たち、イエスを捕らえた者たちの手引きをしたあのユダについては、聖霊がダビデの口を通して預言しています。この聖書の言葉は、実現しなければならなかったのです。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

口語訳 使  4:25-27

4:25 あなたは、わたしたちの先祖、あなたの僕ダビデの口をとおして、聖霊によって、こう仰せになりました、/『なぜ、異邦人らは、騒ぎ立ち、/もろもろの民は、むなしいことを図り、

4:26 地上の王たちは、立ちかまえ、/支配者たちは、党を組んで、/主とそのキリストとに逆らったのか』。

4:27 まことに、ヘロデとポンテオ・ピラトとは、異邦人らやイスラエルの民と一緒になって、この都に集まり、あなたから油を注がれた聖なる僕イエスに逆らい、

  

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マタイ26:17−29

最後の晩餐

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

402617さて、除酵祭の最初の日、弟子たちはイエスのところにやって来て言った、「過越の食事をなされるために、私たちはどこで用意したらよいでしょうか」。

402618すると彼は言った、「都の中に行って、ある人のもとへ〔行くのだ〕。そして彼に言うのだ、『先生が、「私の時は近い。私はあなたのもとで、私の弟子たちと過越を行なおう」と言っておられます』」。

402619そこで弟子たちはイエスが彼らに言い付けた通りに行ない、過越の用意をした。

402620さて、夕方になると、彼は十二人と一緒に食事の席についた。

402621そして彼らが食べている時、イエスは言った、「アーメン、私はあなたたちに言う、あなたたちの一人が、私を売り渡すであろう」。

402622すると彼らは、はなはだしく悲しみ、一人一人彼に言い始めた、「主よ、まさか、この私なのでは」。

402623そこで彼は答えて言った、「私と共に鉢の中に〔食物を持った〕手を浸す者、その者が私を売り渡すであろう。

402624たしかに人の子は彼について書いてある通り、去って行く。しかし禍いだ、人の子を売り渡すその人は。その者にとっては、生まれて来なかった方がましであったろうに」。

402625そこで彼を売り渡す者、ユダが答えて言った、「ラビよ、まさか、この私なのでは」。イエスは彼に言う、「それはあなたの言ったことだ」。

402626さて、彼らが食べている時に、イエスはパンをとり、そして〔神を〕祝してそれを裂いた。そして弟子たちに与えながら言った、「取れ、食べよ、これは私の体である」。

402627また、杯をとって、そして感謝して彼らに与えて言った、「皆、そこから飲め。

402628なぜならば、これは契約の〔ための〕私の血であり、多くの人のため、〔その〕罪の赦しとなるように、流されるものだからである。

402629また、私はあなたたちに言う、私は今から後、もはや二度とこの葡萄の木からできたものを飲むことはない、私の父の王国においてそれを新たにあなたたちと共に飲む、かの日までは」。

 

新共同訳1987

26:17 除酵祭の第一日に、弟子たちがイエスのところに来て、「どこに、過越の食事をなさる用意をいたしましょうか」と言った。

26:18 イエスは言われた。「都のあの人のところに行ってこう言いなさい。『先生が、「わたしの時が近づいた。お宅で弟子たちと一緒に過越の食事をする」と言っています。』」

26:19 弟子たちは、イエスに命じられたとおりにして、過越の食事を準備した。

26:20 夕方になると、イエスは十二人と一緒に食事の席に着かれた。

26:21 一同が食事をしているとき、イエスは言われた。「はっきり言っておくが、あなたがたのうちの一人がわたしを裏切ろうとしている。」

26:22 弟子たちは非常に心を痛めて、「主よ、まさかわたしのことでは」と代わる代わる言い始めた。

26:23 イエスはお答えになった。「わたしと一緒に手で鉢に食べ物を浸した者が、わたしを裏切る。

26:24 人の子は、聖書に書いてあるとおりに、去って行く。だが、人の子を裏切るその者は不幸だ。生まれなかった方が、その者のためによかった。」

26:25 イエスを裏切ろうとしていたユダが口をはさんで、「先生、まさかわたしのことでは」と言うと、イエスは言われた。「それはあなたの言ったことだ。」

◆主の晩餐

26:26 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えながら言われた。「取って食べなさい。これはわたしの体である。」

26:27 また、杯を取り、感謝の祈りを唱え、彼らに渡して言われた。「皆、この杯から飲みなさい。

26:28 これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。

26:29 言っておくが、わたしの父の国であなたがたと共に新たに飲むその日まで、今後ぶどうの実から作ったものを飲むことは決してあるまい。」

 

前田訳1978

26:17 種なしパンの祭りの初日に弟子たちがイエスのところへ来て行った、「どこで過越のお食事を用意しましょうか」と。

26:18 彼はいわれた、「町のだれそれのところへ行っていえ、先生が、『わが時は近い、あなたのところで弟子たちと過越をしよう』といわれる」と。

26:19 弟子たちはイエスが命じられたようにして過越の用意をした。

26:20 夕になると、彼は十二人と食事につかれた。

26:21 彼らの食事中にいわれた、「本当にいう、あなた方のひとりがわたしを引き渡そう」と。

26:22 彼らはたいそう悲しんでひとりひとりいいはじめた、「主よ、わたしのことですか」と。

26:23 彼は答えられた、「わたしとともに手を鉢に入れて食べているものがわたしを引き渡そう。

26:24 人の子は聖書にあるとおりに去り行く。わざわいなのは人の子を引き渡すその人!その人は生まれなければよかったのに」と。

26:25 彼を引き渡すユダが答えた。「わたしのことですか、先生」と。彼はいわれる、「あなたのいうとおり」と。

26:26 食事中イエスはパンを取り祝福して裂き、弟子たちに与えていわれた、「取ってお食べ。これはわが体である」と。

26:27 そして、杯を取り、感謝して彼らに与えていわれた、「皆この杯からお飲み。

26:28 これはわが契約の血、多くの人の罪のゆるしのために流すもの。

26:29 わたしはいいおく、わが父の国であなた方とともに新しいのを飲むその日まで、わたしはこれから決してこのぶどうの実のものを飲むまい」と。

 

新改訳1970

26:17 さて、種なしパンの祝いの第一日に、弟子たちがイエスのところに来て言った。「過越の食事をなさるのに、私たちはどこで用意をしましょうか。」

26:18 イエスは言われた。「都にはいって、これこれの人のところに行って、『先生が「わたしの時が近づいた。わたしの弟子たちといっしょに、あなたのところで過越を守ろう。」と言っておられる。』と言いなさい。」

26:19 そこで、弟子たちはイエスに言いつけられたとおりにして、過越の食事の用意をした。

26:20 さて、夕方になって、イエスは十二弟子といっしょに食卓に着かれた。

26:21 みなが食事をしているとき、イエスは言われた。「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたのうちひとりが、わたしを裏切ります。」

26:22 すると、弟子たちは非常に悲しんで、「主よ。まさか私のことではないでしょう。」とかわるがわるイエスに言った。

26:23 イエスは答えて言われた。「わたしといっしょに鉢に手を浸した者が、わたしを裏切るのです。

26:24 確かに、人の子は、自分について書いてあるとおりに、去って行きます。しかし、人の子を裏切るような人間はのろわれます。そういう人は生まれなかったほうがよかったのです。」

26:25 すると、イエスを裏切ろうとしていたユダが答えて言った。「先生。まさか私のことではないでしょう。」イエスは彼に、「いや、そうだ。」と言われた。

26:26 また、彼らが食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福して後、これを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取って食べなさい。これはわたしのからだです。」

26:27 また杯を取り、感謝をささげて後、こう言って彼らにお与えになった。「みな、この杯から飲みなさい。

26:28 これは、わたしの契約の血です。罪を赦すために多くの人のために流されるものです。

26:29 ただ、言っておきます。わたしの父の御国で、あなたがたと新しく飲むその日までは、わたしはもはや、ぶどうの実で造った物を飲むことはありません。」

 

塚本訳1963

26:17 種なしパンの祭の初めの日(の朝)、弟子たちがイエスの所に来て言った、「どこで過越のお食事の支度をしましょうか。」

26:18 イエスは言われた、「都のだれそれの所まで行って、『わたしの時は近づいた。あなたの所で弟子たちと一しょに過越の食事をまもる、と先生が言われる』と言いなさい。」

26:19 弟子たちはイエスに命じられたとおりにして、過越の食事の支度をした。

26:20 夕方になると、イエスは十二人の弟子たちをつれて席につかれた。

26:21 彼らが食事をしているとき、言われた、「アーメン、わたしは言う、あなた達のうちの一人が、わたしを(敵に)売ろうとしている!」

26:22 (これを聞くと)弟子たちはすっかり悲しくなって、「主よ、わたしではないでしょう!」(「わたしではないでしょう!」)と、ひとりびとりイエスに言い始めた。

26:23 イエスは答えられた、「わたしと一しょに同じ鉢から食べている者、それがわたしを売る。

26:24 人の子(わたし)は聖書に書いてあるとおりに死んでゆく。だが人の子を売るその人は、ああかわいそうだ!生まれなかった方がよっぽど仕合わせであった。」

26:25 イエスを売るユダが口を出した、「先生、わたしではないでしょう。」彼に言われる、「いや、そうかも知れない。」

26:26 (ユダが立ち去ったあと、)彼らが食事をしているとき、イエスは(いつものように)パンを(手に)取り、(神を)賛美して裂き、弟子たちに渡して言われた、「取って食べなさい、これはわたしの体である。」

26:27 また杯を取り、(神に)感謝したのち、彼らに渡して言われた、「皆この杯から飲みなさい。

26:28 これは多くの人の罪を赦されるために流す、わたしの『約束の血』であるから。

26:29 しかしわたしは言う、わたしの父上の国で、あなた達と一しょに新しいのを飲むその日まで、わたしは今後決して、この、葡萄の木から出来たものを飲まない。」

 

口語訳1955

26:17 さて、除酵祭の第一日に、弟子たちはイエスのもとにきて言った、「過越の食事をなさるために、わたしたちはどこに用意をしたらよいでしょうか」。

26:18 イエスは言われた、「市内にはいり、かねて話してある人の所に行って言いなさい、『先生が、わたしの時が近づいた、あなたの家で弟子たちと一緒に過越を守ろうと、言っておられます』」。

26:19 弟子たちはイエスが命じられたとおりにして、過越の用意をした。

26:20 夕方になって、イエスは十二弟子と一緒に食事の席につかれた。

26:21 そして、一同が食事をしているとき言われた、「特にあなたがたに言っておくが、あなたがたのうちのひとりが、わたしを裏切ろうとしている」。

26:22 弟子たちは非常に心配して、つぎつぎに「主よ、まさか、わたしではないでしょう」と言い出した。

26:23 イエスは答えて言われた、「わたしと一緒に同じ鉢に手を入れている者が、わたしを裏切ろうとしている。

26:24 たしかに人の子は、自分について書いてあるとおりに去って行く。しかし、人の子を裏切るその人は、わざわいである。その人は生れなかった方が、彼のためによかったであろう」。

26:25 イエスを裏切ったユダが答えて言った、「先生、まさか、わたしではないでしょう」。イエスは言われた、「いや、あなただ」。

26:26 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「取って食べよ、これはわたしのからだである」。

26:27 また杯を取り、感謝して彼らに与えて言われた、「みな、この杯から飲め。

26:28 これは、罪のゆるしを得させるようにと、多くの人のために流すわたしの契約の血である。

26:29 あなたがたに言っておく。わたしの父の国であなたがたと共に、新しく飲むその日までは、わたしは今後決して、ぶどうの実から造ったものを飲むことをしない」。

 

文語訳1917

"402617","除酵祭の初の日、弟子たちイエスに來りて言ふ『過越の食をなし給ふために、何處に我らが備ふる事を望み給ふか』"

"402618","イエス言ひたまふ『都にゆき、某のもとに到りて「師いふ、わが時近づけり。われ弟子たちと共に過越を汝の家にて守らん」と言へ』  "

"402619","弟子たちイエスの命じ給ひし如くして、過越の備をなせり。"

"402620","日暮れて十二弟子とともに席に就きて、"

"402621","食するとき言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、汝らの中の一人われを賣らん』"

"402622","弟子たち甚く憂ひて、おのおの『主よ、我なるか』と言ひいでしに、"

"402623","答へて言ひたまふ『我とともに手を鉢に入るる者われを賣らん。  "

"402624","人の子は己に就きて録されたる如く逝くなり。されど人の子を賣る者は禍害なるかな、その人は生れざりし方よかりしものを』"

"402625","イエスを賣るユダ答へて言ふ『ラビ、我なるか』イエス言ひ給ふ『なんぢの言へる如し』"

"402626","彼ら食しをる時、イエス、パンをとり、祝してさき、弟子たちに與へて言ひ給ふ『取りて食へ、これは我が體なり』"

"402627","また酒杯をとりて謝し、彼らに與へて言ひ給ふ『なんぢら皆この酒杯より飲め。"

"402628","これは契約のわが血なり、多くの人のために、罪の赦を得させんとて流す所のものなり。"

"402629","われ汝らに告ぐ、わが父の國にて新しきものを汝らと共に飲む日までは、われ今より後この葡萄の果より成るものを飲まじ』  "

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

塚本訳 ヨハ 14:12-25

14:12 アーメン、アーメン、わたしは言う、わたしを信ずる者は、わたしがするのと同じ業をすることができる。いや、それよりももっと大きな業をすることができる。わたしが父上の所に行って、

14:13 あなた達がわたしの名で願えば、なんでもかなえてあげるからだ。これは父上が子によって栄光をお受けになるためである。

14:14 (繰返して言う、)わたしの名でわたしに何か求めれば、(かならず)それをかなえてあげる。

14:15 あなた達は(皆別れを悲しんでいるが、本当に)わたしを愛するなら、わたしの掟を守り(互に愛し)なさい。

14:16 そうすればわたしも父上に願って、(わたしに代わる)ほかの弁護者をおくっていただき、いつまでもあなた達と一しょにおるようにしてあげる。

14:17 これは真理の霊である。この世(の人)には見えもせず、わかりもしないから、これを受けいれることが出来ない。(しかし)あなた達にはこの霊がわかる。いつもあなた達のところをはなれず、また、あなた達の中におるのだから。

14:18 わたしは父上の所に行くけれども、あなた達を孤児にはしておかない。(すぐ)かえって来る。

14:19 もう少しするとこの世(の人)はもはやわたしを見ることができなくなるが、あなた達は(間もなく)わたしを見ることができる。わたしは(死んでまた)生き、(それによって)あなた達も生きるからである。

14:20 その時あなた達は、わたしが父上の中に(おるように)、あなた達がわたしの中に、わたしがあなた達の中におることを知るであろう。

14:21 わたしの掟をたもち、これを守る者、それがわたしを愛する者である。わたしを愛する者はわたしの父上に愛され、わたしもその人を愛して、その人に自分を現わすであろう。(だからわたしを愛する者だけが、わたしを見ることができるのだ。)」

14:22 イスカリオテでない方のユダが言う、「主よ、いったいどういうわけで、わたし達だけに御自分を現わし、この世(の人)にはそうしようとされないのですか。」

14:23 イエスは答えられた、「わたしを愛する者は、わたしの言葉を守る。するとわたしの父上はその人を愛され、わたし達は(父上もわたしも)、その人のところに行って、同居するであろう。

14:24 (しかし)わたしを愛しない者は、わたしの言葉を守らない。(だからわたしを見ることができない。)あなた達が(わたしから)聞く言葉はわたしの言葉ではない、わたしを遣わされた父上の言葉である。

14:25 わたしはこれだけのことを、(まだ)あなた達と一しょにおるあいだに話した。(これ以上のことは話してもわからないからだ。)

 

塚本訳 ルカ 22:7-23

22:7 過越の小羊を屠るべき種無しパンの祭の日が来た。

22:8 イエスはこう言ってペテロとヨハネとを使いにやられた、「わたし達の過越の食事の支度をして来なさい。」

22:9 二人が言った、「どこで支度をしましょうか。」

22:10 彼らに言われた、「都に入ると、水瓶をかついだ男に出合うから、そのあとについて行って、その人が入ってゆく家にはいって、

22:11 その家の主人に、『わたしが弟子たちと一しょに過越の食事をする部屋はどこか、と先生があなたに言われる』と言いなさい。

22:12 するとその人は敷物のしいてある、大きな二階座敷に案内してくれるから、そこで(食事の)支度をしなさい。」

22:13 二人は行って見ると、はたしてイエスの言葉どおりだったので、(そこで)過越の食事の支度をした。

22:14 (日が暮れて食事の)時間になると、イエスは席につかれた。使徒たちも一しょであった。

22:15 彼らに言われた、「わたしは苦しみをうける前に、あなた達と一しょにこの過越の食事がしたくて、たまらなかった。

22:16 わたしは言う、神の国でほんとうの過越の食事──(罪のあがないの記念の食事)──をする時まで、わたしはもう決して、この(エジプトからあがなわれた記念の)食事をしないのだから。」

22:17 そして(いつものように)杯を受け取り、(神に)感謝したのち、(弟子たちに)言われた、「これを取って、みなで回して飲みなさい。

22:18 わたしは言う、今からのち神の国が来るまで、わたしは決して葡萄の木から出来たものを飲まないのだから。」

22:19 またパンを(手に)取り、感謝して裂き、彼らに渡して言われた、「これはわたしの体である。[以下及び20無し

22:20

22:21 しかし驚いてはいけない、わたしを(敵に)売る者が、わたしと一しょに手を食事の上において食事をしている!

22:22 人の子(わたしはかねて神に)定められているとおりに死んでゆくのだから。しかし(人の子を)売るその人は、ああかわいそうだ!」

22:23 (これを聞くと)弟子たちは、自分たちのうちでいったいだれがそんな(だいそれた)ことをしようとしているのかと、みなで言い合いを始めた。

 

塚本訳 ヨハ 13:18

13:18 (幸いであると言っても、)あなた達みんながそうだと言うのではない。どんな人を(弟子に)選んだか、わたしは(始めから)知っている。(中には不心得な者もあるようだ。)しかしそれは、〃(いつも一しょに)わたしのパンを食べる(親しい)者が、踵をあげてわたしを蹴飛ばした〃という聖書の言葉が成就するためである。

 

塚本訳 ヨハ 13:21-30

13:21 こう言ったあと、イエスはひどく興奮して、(弟子たちに)はっきりこう言われた、「アーメン、アーメン、わたしは言う、あなた達のうちの一人が、わたしを(敵に)売ろうとしている!」

13:22 弟子たちはだれのことを言われるのか見当がつかず、顔を見合わせていた。

13:23 一人の弟子がイエスの胸に寄り添って席についていた。イエスはこの弟子を(特別に)愛しておられた。

13:24 シモン・ペテロがその弟子に首で合図をして(ささやいて)言う、「だれのことを言っておられるのか、おしえてくれ。」

13:25 それでその弟子は(うしろの)イエスの胸にもたれかかって、たずねる、「主よ、だれですか。」

13:26 イエスが(彼に)答えられる、「わたしが一きれのパンをひたして渡すその人が、それだ。」それからパンを(汁に)ひたし、イスカリオテのシモンの子ユダに渡される。

13:27 ユダがそのパンを受け取(って食べ)ると、その時、悪魔がユダに入った。そこでイエスがユダに言われる、「しようとしていることをさっさとしたがよかろう。」

13:28 しかしなんのためにこう言われたのか、食卓につく者のだれにもわからなかった。

13:29 中には、ユダは金箱をあずかっているので、イエスは「祭に必要な物を買っておけ」とか、貧乏な人たちに何かやるように、とか言われるのだと思った者があった。

13:30 ユダはパンを食べると、すぐ出て行った。夜であった。──(そとは丸い月がかがやいていたが、ユダの心は真暗であった。)

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

新共同 マコ 14:22

14:22 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取りなさい。これはわたしの体である。」

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

口語訳 Tコリ15:3

15:3 わたしが最も大事なこととしてあなたがたに伝えたのは、わたし自身も受けたことであった。すなわちキリストが、聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、

 

口語訳 ロマ 8:32-34

8:32 ご自身の御子をさえ惜しまないで、わたしたちすべての者のために死に渡されたかたが、どうして、御子のみならず万物をも賜わらないことがあろうか。

8:33 だれが、神の選ばれた者たちを訴えるのか。神は彼らを義とされるのである。

8:34 だれが、わたしたちを罪に定めるのか。キリスト・イエスは、死んで、否、よみがえって、神の右に座し、また、わたしたちのためにとりなして下さるのである。

 

口語訳 ロマ 5:12

5:12 このようなわけで、ひとりの人によって、罪がこの世にはいり、また罪によって死がはいってきたように、こうして、すべての人が罪を犯したので、死が全人類にはいり込んだのである。

 

(日)新共同訳1987 の引照

 

新共同 使  17:2-3

17:2 パウロはいつものように、ユダヤ人の集まっているところへ入って行き、三回の安息日にわたって聖書を引用して論じ合い、

17:3 「メシアは必ず苦しみを受け、死者の中から復活することになっていた」と、また、「このメシアはわたしが伝えているイエスである」と説明し、論証した。

 

新共同 使  26:22-23

26:22 ところで、私は神からの助けを今日までいただいて、固く立ち、小さな者にも大きな者にも証しをしてきましたが、預言者たちやモーセが必ず起こると語ったこと以外には、何一つ述べていません。

26:23 つまり私は、メシアが苦しみを受け、また、死者の中から最初に復活して、民にも異邦人にも光を語り告げることになると述べたのです。」

 

新共同 Tコリ15:3

15:3 最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、

 

新共同 Tペテ1:10-11

1:10 この救いについては、あなたがたに与えられる恵みのことをあらかじめ語った預言者たちも、探求し、注意深く調べました。

1:11 預言者たちは、自分たちの内におられるキリストの霊が、キリストの苦難とそれに続く栄光についてあらかじめ証しされた際、それがだれを、あるいは、どの時期を指すのか調べたのです。

 

新共同 Tコリ11:23-25

11:23 わたしがあなたがたに伝えたことは、わたし自身、主から受けたものです。すなわち、主イエスは、引き渡される夜、パンを取り、

11:24 感謝の祈りをささげてそれを裂き、「これは、あなたがたのためのわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい」と言われました。

11:25 また、食事の後で、杯も同じようにして、「この杯は、わたしの血によって立てられる新しい契約である。飲む度に、わたしの記念としてこのように行いなさい」と言われました。

 

新共同 Tコリ10:16

10:16 わたしたちが神を賛美する賛美の杯は、キリストの血にあずかることではないか。わたしたちが裂くパンは、キリストの体にあずかることではないか。

 

新共同 黙  3:20

3:20 見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。

 

新共同 黙  7:17

7:17 玉座の中央におられる小羊が彼らの牧者となり、/命の水の泉へ導き、/神が彼らの目から涙をことごとく/ぬぐわれるからである。」

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

口語訳 使  17:2-3

17:2 パウロは例によって、その会堂にはいって行って、三つの安息日にわたり、聖書に基いて彼らと論じ、

17:3 キリストは必ず苦難を受け、そして死人の中からよみがえるべきこと、また「わたしがあなたがたに伝えているこのイエスこそは、キリストである」とのことを、説明もし論証もした。

 

口語訳 使  26:22-23

26:22 しかし、わたしは今日に至るまで神の加護を受け、このように立って、小さい者にも大きい者にもあかしをなし、預言者たちやモーセが、今後起るべきだと語ったことを、そのまま述べてきました。

26:23 すなわち、キリストが苦難を受けること、また、死人の中から最初によみがえって、この国民と異邦人とに、光を宣べ伝えるに至ることを、あかししたのです」。

 

口語訳 Tコリ15:3

15:3 わたしが最も大事なこととしてあなたがたに伝えたのは、わたし自身も受けたことであった。すなわちキリストが、聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、