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雅 歌 1:1−2:7

第一の歌 愛の願い

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018
雅 1:1 ソロモンの雅歌。
◆おとめ
雅 1:2 あの方が私に口づけをしてくださるように。/あなたの愛はぶどう酒よりも心地よく
雅 1:3 あなたの香油はかぐわしい。/あなたの名は注がれた香油。/だから、娘たちはあなたを慕っています。
雅 1:4 私を引き寄せ/あなたの後ろから付いて行かせてください。/さあ、急ぎましょう。/王はその部屋に私を連れて行ってくれました。/楽しみましょう /あなたのもとで喜びましょう。/あなたの愛をぶどう酒よりもたたえましょう。/彼女たちはあなたをひたすらに愛します。
雅 1:5 エルサレムの娘たちよ/私は黒くて愛らしい。/ケダルの天幕のように/ソロモンの幕布のように。
雅 1:6 私を見つめないでください。/日に焼けたので、私は黒いのです。/兄弟たちが腹を立て/私にぶどう畑を見張らせたのです。/けれども、自分のぶど う畑は見張りませんでした。
雅 1:7 私の魂の愛する人、教えてください。/あなたはどこで群れを飼うのですか。/真昼には、どこで群れを伏させるのですか。/どうして私は、あなたの 仲間の群れのそばで/ベールで身を隠す女のようになるのですか。
◆おとめたち
雅 1:8 女たちの中で誰よりも美しい人よ/もしあなたが知らないのなら/羊の群れの足跡をたどり/羊飼いたちの住みかのそばで/あなたの子山羊を飼いなさ い。
◆若者
雅 1:9 恋人よ、私はあなたを/ファラオの戦車隊の雌馬にたとえよう。
雅 1:10 ?飾りが揺れるあなたの?も/首飾りをつけたあなたの首も麗しい。
雅 1:11 私たちが、銀の玉を散りばめた金の?飾りを/あなたに作ってあげよう。
◆おとめ
雅 1:12 王が宴席に着いている間/私のナルドは香りを放ちました。
雅 1:13 愛する人は私にとって没薬の匂い袋。/私の乳房の間で一夜を過ごします。
雅 1:14 愛する人は私にとって/エン・ゲディのぶどう園に咲くヘンナの花房。
◆若者
雅 1:15 恋人よ、あなたは美しい。/あなたは美しい、あなたの目は鳩。
◆おとめ
雅 1:16 愛する人よ、あなたは美しく、麗しい。/私たちの寝床は緑の茂み。
雅 1:17 私たちの家の梁はレバノン杉。/その垂木は糸杉。

2章
◆若者
雅 2:2 娘たちの中で/私の恋人はあざみの茂みに咲く百合のよう。
◆おとめ
雅 2:3 若者たちの中で、私の愛する人は/森の木々に囲まれたりんごの木のようです。/私はその木陰を慕って座ります。/その果実は私の口に甘いのです。
雅 2:4 あの方は私をぶどう酒の館に誘いました。/私の上にたなびくあの方の旗印は愛です。
雅 2:5 干しぶどうの菓子で私を力づけてください。/りんごで私を元気づけてください。/私は愛に病んでいます。
雅 2:6 あの方が私の頭の下に左の腕を伸べ/その右腕で私を抱いてくださいますように。
◆若者
雅 2:7 エルサレムの娘たちよ/ガゼルや野の雌鹿にかけて私に誓ってください。/愛が望むまで目覚めさせず、揺り起こさないと。


フ ランシスコ会訳2013

雅歌1

フラン シスコ訳聖書 Sol <1>章 聖書本文

001ソロモンの雅歌

◆第一 の歌 愛の願い(12-27

◆花  嫁

002あの方が、わたしに熱い口づけを

してく ださいますように。

あなた の愛は、ぶどう酒よりも心地よく、

003あなたの香油はかぐわしく、

あなた の名は滴る香油のようです。

それ で、おとめたちは、あなたを愛しています。

004わたしを、あなたの後に引き寄せてください。

さあ、 一緒に走りましょう。

王さま は、わたしをその部屋に

連れて いってくださいました。

「わた したちは、あなたの故に楽しみ喜びましょう」。

ぶどう 酒をたたえる以上に、

あなた の愛をたたえましょう。

おとめ たちが、あなたを愛するのも当然です。

005エルサレムのおとめたち、

わたし は黒いけれども美しい。

ケダル の天幕のように、

シャル マの幕のように。

006わたしに目を注がないでください。

わたし は陽に焼けて浅黒いのです。

母の子 供たちが、腹を立てて、

わたし をぶどう畑の見張りに追いやりました。

しか し、わたしは自分のぶどう畑を見張りませんでした。

007わたしが心から愛する方、話してください。

あなた は、どこで羊の群れを飼い、

昼の 間、どこでその群れを休ませるのですか。

なぜ、 わたしはあなたの仲間たちの羊の群れの傍らで、

ベール で顔を覆った女のように

してい なければならないのですか。

◆おと めたち

008女の中で、この上もなく美しい人よ。

もし、 あなたが知らないのなら、

羊の群 れの跡をたどって行き、

羊飼い の天幕の傍らで、あなたの子山羊を飼いなさい。

◆花  婿

009わたしの愛する者よ、わたしはあなたを

ファラ オの戦車の雌馬に喩えよう。

010あなたの?は、耳飾 りで美しく、

あなた の首は、宝石をちりばめた鎖で美しい。

011わたしたちは、銀をちりばめた金の耳飾りを、

あなた のために作ってあげよう。

◆花  嫁

012王さまが食卓に着いておられる間、

わたし のナルドの油は芳しい香りを放ちました。

013わたしのいとしい方は、

わたし にとって、没薬の袋のようで、

わたし の乳房の間で夜を過ごします。

014わたしのいとしい方は、わたしにとって、

◆エ ン・ゲディのぶどう畑にある

ヘンナ 樹の花房のようです。

◆花  婿

015ああ、わたしの愛する者、

あなた は美しい、何と美しいのだろう。

あなた の目は鳩のようだ。

◆花  嫁

016ああ、わたしのいとしい方、

あなた は、何と美しく、何と慕わしい方でしょう。

わたし たちの寝床は、緑でいっぱいです。

017わたしたちの家の梁は杉の木、

垂木は 糸杉です。

 

雅歌2

フランシスコ訳聖書 Sol <2>章 聖書本文

◆花 嫁

001わたしはシャロンの水仙、

谷間のゆり。

◆花 婿

002わたしの愛する者が、おとめた ちの間にいるのは、

茨の中のゆりの花のようだ。

◆花 嫁

003わたしのいとしい方が、若者た ちの間におられるのは、

林の木々に囲まれたりんごの木のようです。

その陰に座るのは、わたしの喜び、

その実は、わたしの口に甘いのです。

004あの方は、わたしを酒宴の席に

連れていってくださいました。

わたしへの望みは愛でした。

005わたしをぶどうのお菓子で元気 づけ、

りんごで力づけてください。

わたしは愛に病んでいるのです。

006あの方の左の腕がわたしの頭の 下に、

あの方の右の腕がわたしを抱いてくださっています。

◆花 婿

007エルサレムのおとめたち、

かもしかや野の雌鹿を指して、

あなた方に誓ってもらいたい。

わたしの愛する人を目覚めさせるな。揺り起こすな。

彼女が、そうしたいと思う時まで。


 

新共同訳1987

1:1 ソロモンの雅歌。

1:2 どうかあの方が、その口のくちづけをもって/わたしにくちづけしてくださるように。

◆おとめの歌

1:2 ぶどう酒にもましてあなたの愛は快く

1:3 あなたの香油、流れるその香油のように/あなたの名はかぐわしい。おとめたちはあなたを慕っています。

1:4 お誘いください、わたしを。急ぎましょう、王様/わたしをお部屋に伴ってください。

◆おとめたちの歌

1:4 わたしたちもあなたと共に喜び祝います。ぶどう酒にもまさるあなたの愛をたたえます。人は皆、ひたすらあなたをお慕いします。

◆おとめの歌

1:5 エルサレムのおとめたちよ/わたしは黒いけれども愛らしい。ケダルの天幕、ソロモンの幕屋のように。

1:6 どうぞ、そんなに見ないでください/日焼けして黒くなったわたしを。兄弟たちに叱られて/ぶどう畑の見張りをさせられたのです。自分の畑は見張りもできな いで。

1:7 教えてください、わたしの恋い慕う人/あなたはどこで群れを飼い/真昼には、どこで群れを憩わせるのでしょう。牧童たちが飼う群れのそばで/顔を覆って待 たなくてもすむように。

◆おとめたちの歌

1:8 だれにもまして美しいおとめよ/どこかわからないのなら/群れの足跡をたどって羊飼いの小屋に行き/そこであなたの子山羊に草をはませていなさい。

◆若者の歌

1:9 恋人よ、あなたをたとえよう/ファラオの車をひく馬に。

1:10 房飾りのゆれる頬も/玉飾りをかけた首も愛らしい。

1:11 あなたに作ってあげよう/銀を散らした金の飾りを。

◆おとめの歌

1:12 王様を宴の座にいざなうほど/わたしのナルドは香りました。

1:13 恋しい方はミルラの匂い袋/わたしの乳房のあいだで夜を過ごします。

1:14 恋しい方は香り高いコフェルの花房/エン・ゲディのぶどう畑に咲いています。

◆若者の歌

1:15 恋人よ、あなたは美しい。あなたは美しく、その目は鳩のよう。

 

2:1 わたしはシャロンのばら、野のゆり。

◆若者の歌

2:2 おとめたちの中にいるわたしの恋人は/茨の中に咲きいでたゆりの花。

◆おとめの歌

2:3 若者たちの中にいるわたしの恋しい人は/森の中に立つりんごの木。わたしはその木陰を慕って座り/甘い実を口にふくみました。

2:4 その人はわたしを宴の家に伴い/わたしの上に愛の旗を掲げてくれました。

2:5 ぶどうのお菓子でわたしを養い/りんごで力づけてください。わたしは恋に病んでいますから。

2:6 あの人が左の腕をわたしの頭の下に伸べ/右の腕でわたしを抱いてくださればよいのに。

2:7 エルサレムのおとめたちよ/野のかもしか、雌鹿にかけて誓ってください/愛がそれを望むまでは/愛を呼びさまさないと。

 

新改訳1970

1:1 ソロモンの雅歌

1:2 あの方が私に口づけしてくださったらよいのに。あなたの愛はぶどう酒よりも快く、

1:3 あなたの香油のかおりはかぐわしく、あなたの名は注がれる香油のよう。それで、おとめらはあなたを愛しています。

1:4 私を引き寄せてください。私たちはあなたのあとから急いでまいります。王は私を奥の間に連れて行かれました。私たちはあなたによって楽しみ喜び、あなたの 愛をぶどう酒にまさってほめたたえ、真心からあなたを愛しています。

1:5 エルサレムの娘たち。私はケダルの天幕のように、ソロモンの幕のように、黒いけれども美しい。

1:6 私をご覧にならないでください。私は日に焼けて、黒いのです。私の母の子らが私に向かっていきりたち、私をぶどう畑の見張りに立てたのです。しかし、私は 自分のぶどう畑は見張りませんでした。

1:7 私の愛している人。どうか教えてください。どこで羊を飼い、昼の間は、どこでそれを休ませるのですか。あなたの仲間の群れのかたわらで、私はなぜ、顔おお いをつけた女のようにしていなければならないのでしょう。

1:8 女のなかで最も美しい人よ。あなたがこれを知らないのなら、羊の群れの足跡について行き、羊飼いの住まいのかたわらで、あなたの子やぎを飼いなさい。

1:9 わが愛する者よ。私はあなたをパロの戦車の雌馬になぞらえよう。

1:10 あなたの頬には飾り輪がつき、首には宝石をちりばめた首飾りがつけてあって、美しい。

1:11 私たちは銀をちりばめた金の飾り輪をあなたのために作ろう。

1:12 王がうたげの座に着いておられる間、私のナルドはかおりを放ちました。

1:13 私の愛する方は、私にとっては、この乳房の間に宿る没薬の袋のようです。

1:14 私の愛する方は、私にとっては、エン・ゲディのぶどう畑にあるヘンナ樹の花ぶさのようです。

1:15 ああ、わが愛する者。あなたはなんと美しいことよ。なんと美しいことよ。あなたの目は鳩のようだ。

1:16 私の愛する方。あなたはなんと美しく、慕わしい方でしょう。私たちの長いいすは青々としています。

1:17 私たちの家の梁は杉の木、そのたるきは糸杉です。

 

2:1 私はシャロンのサフラン、谷のゆりの花。

2:2 わが愛する者が娘たちの間にいるのは、いばらの中のゆりの花のようだ。

2:3 私の愛する方が若者たちの間におられるのは、林の木の中のりんごの木のようです。私はその陰にすわりたいと切に望みました。その実は私の口に甘いのです。

2:4 あの方は私を酒宴の席に伴われました。私の上に翻るあの方の旗じるしは愛でした。

2:5 干しぶどうの菓子で私を力づけ、りんごで私を元気づけてください。私は愛に病んでいるのです。

2:6 ああ、あの方の左の腕が私の頭の下にあり、右の手が私を抱いてくださるとよいのに。

2:7 エルサレムの娘たち。私は、かもしかや野の雌鹿をさして、あなたがたに誓っていただきます。揺り起こしたり、かき立てたりしないでください。愛が目ざめた いと思うときまでは。

 

口語訳1955

1:1 ソロモンの雅歌

1:2 どうか、あなたの口の口づけをもって、わたしに口づけしてください。あなたの愛はぶどう酒にまさり、

1:3 あなたのにおい油はかんばしく、あなたの名は注がれたにおい油のようです。それゆえ、おとめたちはあなたを愛するのです。

1:4 あなたのあとについて、行かせてください。わたしたちは急いでまいりましょう。王はわたしをそのへやに連れて行かれた。わたしたちは、あなたによって喜び 楽しみ、ぶどう酒にまさって、あなたの愛をほめたたえます。おとめたちは真心をもってあなたを愛します。

1:5 エルサレムの娘たちよ、わたしは黒いけれども美しい。ケダルの天幕のように、ソロモンのとばりのように。

1:6 わたしが日に焼けているがために、日がわたしを焼いたがために、わたしを見つめてはならない。わが母の子らは怒って、わたしにぶどう園を守らせた。しか し、わたしは自分のぶどう園を守らなかった。

1:7 わが魂の愛する者よ、あなたはどこで、あなたの群れを養い、昼の時にどこで、それを休ませるのか、わたしに告げてください。どうして、わたしはさまよう者 のように、あなたの仲間の群れのかたわらに、いなければならないのですか。

1:8 女のうちの最も美しい者よ、あなたが知らないなら、群れの足跡に従っていって、羊飼たちの天幕のかたわらで、あなたの子やぎを飼いなさい。

1:9 わが愛する者よ、わたしはあなたをパロの車の雌馬になぞらえる。

1:10 あなたのほおは美しく飾られ、あなたの首は宝石をつらねた首飾で美しい。

1:11 われわれは銀を散らした金の飾り物を、あなたのために造ろう。

1:12 王がその席に着かれたとき、わたしのナルドはそのかおりを放った。

1:13 わが愛する者は、わたしにとっては、わたしの乳ぶさの間にある没薬の袋のようです。

1:14 わが愛する者は、わたしにとっては、エンゲデのぶどう園にあるヘンナ樹の花ぶさのようです。

1:15 わが愛する者よ、見よ、あなたは美しい、見よ、あなたは美しい、あなたの目ははとのようだ。

1:16 わが愛する者よ、見よ、あなたは美しく、まことにりっぱです。わたしたちの床は緑、

1:17 わたしたちの家の梁は香柏、そのたるきはいとすぎです。

 

2:1 わたしはシャロンのばら、谷のゆりです。

2:2 おとめたちのうちにわが愛する者のあるのは、いばらの中にゆりの花があるようだ。

2:3 わが愛する者の若人たちの中にあるのは、林の木の中にりんごの木があるようです。わたしは大きな喜びをもって、彼の陰にすわった。彼の与える実はわたしの 口に甘かった。

2:4 彼はわたしを酒宴の家に連れて行った。わたしの上にひるがえる彼の旗は愛であった。

2:5 干ぶどうをもって、わたしに力をつけ、りんごをもって、わたしに元気をつけてください。わたしは愛のために病みわずらっているのです。

2:6 どうか、彼の左の手がわたしの頭の下にあり、右の手がわたしを抱いてくれるように。

2:7 エルサレムの娘たちよ、わたしは、かもしかと野の雌じかをさして、あなたがたに誓い、お願いする、愛のおのずから起るときまでは、ことさらに呼び起すこと も、さますこともしないように。

 


文 語訳1917
1:1 これはソロモンの雅歌なり
1:2 ねがはしきは彼その口の接吻をもて我にくちつけせんことなり 汝の愛は酒よりもまさりぬ
1:3 なんぢの香膏は其香味たへに馨しくなんぢの名はそそがれたる香膏のごとし 是をもて女子等なんぢを愛す
1:4 われを引たまへ われら汝にしたがひて走らん 王われをたづさへてその後宮にいれたまへり 我らは汝によりて歡び樂しみ酒よりも勝りてなんぢの愛をほめたたふ 彼らは直きこころをもて汝を愛す
1:5 ヱルサレムの女子等よ われはKけれどもなほ美はし ケダルの天幕のごとく またソロモンの帷帳に似たり
1:6 われ色くろきが故に日のわれを燒たるが故に我を視るなかれ わが母の子等われを怒りて我に葡萄園をまもらしめたり 我はおのが葡萄園をまもらざりき
1:7 わが心の愛する者よなんぢは何處にてなんぢの群を牧ひ 午時いづこにて之を息まするや請ふわれに告よ なんぞ面を覆へる者の如くしてなんぢが伴侶の群のかたはらにをるべけんや
1:8 婦女の最も美はしき者よ なんぢ若しらずば群の足跡にしたがひて出ゆき 牧羊者の天幕のかたはらにて汝の羔山羊を牧へ
1:9 わが佳?よ 我なんぢをパロの車の馬に譬ふ
1:10 なんぢの臉には鏈索を垂れ なんぢの頭には珠玉を陳ねて至も美はし
1:11 われら白銀の星をつけたる黄金の鏈索をなんぢのために造らん
1:12 王其席につきたまふ時 わがナルダ其香味をいだせり
1:13 わが愛する者は我にとりてはわが胸のあひだにおきたる沒藥の袋のごとし
1:14 わが愛する者はわれにとりてはエンゲデの園にあるコペルの英華のごとし
1:15 ああ美はしきかな わが佳?よ ああうるはしきかな なんぢの目は鴿のごとし
1:16 わが愛する者よ ああなんぢは美はしくまた樂しきかな われらの牀は緑なり
1:17 われらの家の棟梁は香柏 その垂木は松の木なり
2:1 われはシャロンの野花 谷の百合花なり
2:2 女子等の中にわが佳?のあるは荊棘の中に百合花のあるがごとし
2:3 わが愛する者の男子等の中にあるは林の樹の中に林檎のあるがごとし 我ふかく喜びてその蔭にすわれり その實はわが口に甘かりき
2:4 彼われをたづさへて酒宴の室にいれたまへり その我上にひるがへしたる旗は愛なりき
2:5 請ふ なんぢら乾葡萄をもてわが力をおぎなへ 林檎をもて我に力をつけよ 我は愛によりて疾わづらふ
2:6 彼が左の手はわが頭の下にあり その右の手をもて我を抱く
2:7 ヱルサレムの女子等よ我なんぢらに?と野の鹿とをさし誓ひて請ふ 愛のおのづから起るときまでは殊更に喚起し且つ醒すなかれ



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各国旧約聖書における新約聖書の引照

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(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口語訳 ヨハ 6:44

6:44 わたしをつかわされた父が引きよせて下さらなければ、だれもわたしに来ることはできない。わたしは、その人々を終りの日によみがえら せるであろう。

 

口語訳 ヨハ 12:32

12:32 そして、わたしがこの地から上げられる時には、すべての人をわたしのところに引きよせるであろう」。

 

口語訳 ピリ 3:12-14

3:12 わたしがすでにそれを得たとか、すでに完全な者になっているとか言うのではなく、ただ捕えようとして追い求めているのである。そうす るのは、キリスト・イエスによって捕えられているからである。

3:13 兄弟たちよ。わたしはすでに捕えたとは思っていない。ただこの一事を努めている。すなわち、後のものを忘れ、前のものに向かってから だを伸ばしつつ、

3:14 目標を目ざして走り、キリスト・イエスにおいて上に召して下さる神の賞与を得ようと努めているのである。

 

口語訳 ヨハ 14:2

14:2 わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用 意しに行くのだから。

 

口語訳 エペ 2:6

2:6 キリスト・イエスにあって、共によみがえらせ、共に天上で座につかせて下さったのである。

 

口語訳 ヨハ 15:14

15:14 あなたがたにわたしが命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。

 

口語訳 黙  22:1-2

22:1 御使はまた、水晶のように輝いているいのちの水の川をわたしに見せてくれた。この川は、神と小羊との御座から出て、

22:2 都の大通りの中央を流れている。川の両側にはいのちの木があって、十二種の実を結び、その実は毎月みのり、その木の葉は諸国民をいや す。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ヨハ 12:3

12:3 その時、マリヤは高価で純粋なナルドの香油一斤を持ってきて、イエスの足にぬり、自分の髪の毛でそれをふいた。すると、香油のかおり が家にいっぱいになった。

 

口 語訳 ヨハ 6:44

6:44 わたしをつかわされた父が引きよせて下さらなければ、だれもわたしに来ることはできない。わたしは、その人々を終りの日によみがえら せるであろう。

 

口 語訳 ピリ 3:12-14

3:12 わたしがすでにそれを得たとか、すでに完全な者になっているとか言うのではなく、ただ捕えようとして追い求めているのである。そうす るのは、キリスト・イエスによって捕えられているからである。

3:13 兄弟たちよ。わたしはすでに捕えたとは思っていない。ただこの一事を努めている。すなわち、後のものを忘れ、前のものに向かってから だを伸ばしつつ、

3:14 目標を目ざして走り、キリスト・イエスにおいて上に召して下さる神の賞与を得ようと努めているのである。

 

口 語訳 ヨハ 14:2

14:2 わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用 意しに行くのだから。

 

口 語訳 エペ 2:6

2:6 キリスト・イエスにあって、共によみがえらせ、共に天上で座につかせて下さったのである。

 

口 語訳 ヨハ 15:14-15

15:14 あなたがたにわたしが命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。

15:15 わたしはもう、あなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人のしていることを知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼んだ。わたし の父から聞いたことを皆、あなたがたに知らせたからである。

 

口 語訳 マコ 14:3

14:3 イエスがベタニヤで、らい病人シモンの家にいて、食卓についておられたとき、ひとりの女が、非常に高価で純粋なナルドの香油が入れて ある石膏のつぼを持ってきて、それをこわし、香油をイエスの頭に注ぎかけた。

 

口 語訳 ヨハ 12:3

12:3 その時、マリヤは高価で純粋なナルドの香油一斤を持ってきて、イエスの足にぬり、自分の髪の毛でそれをふいた。すると、香油のかおり が家にいっぱいになった。

 

口 語訳 ヨハ 19:39

19:39 また、前に、夜、イエスのみもとに行ったニコデモも、没薬と沈香とをまぜたものを百斤ほど持ってきた。

 

口 語訳 黙  22:1-2

22:1 御使はまた、水晶のように輝いているいのちの水の川をわたしに見せてくれた。この川は、神と小羊との御座から出て、

22:2 都の大通りの中央を流れている。川の両側にはいのちの木があって、十二種の実を結び、その実は毎月みのり、その木の葉は諸国民をいや す。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 ヨハ 10:1-16

10:1 よくよくあなたがたに言っておく。羊の囲いにはいるのに、門からでなく、ほかの所からのりこえて来る者は、盗人であり、強盗である。

10:2 門からはいる者は、羊の羊飼である。

10:3 門番は彼のために門を開き、羊は彼の声を聞く。そして彼は自分の羊の名をよんで連れ出す。

10:4 自分の羊をみな出してしまうと、彼は羊の先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、彼について行くのである。

10:5 ほかの人には、ついて行かないで逃げ去る。その人の声を知らないからである」。

10:6 イエスは彼らにこの比喩を話されたが、彼らは自分たちにお話しになっているのが何のことだか、わからなかった。

10:7 そこで、イエスはまた言われた、「よくよくあなたがたに言っておく。わたしは羊の門である。

10:8 わたしよりも前にきた人は、みな盗人であり、強盗である。羊は彼らに聞き従わなかった。

10:9 わたしは門である。わたしをとおってはいる者は救われ、また出入りし、牧草にありつくであろう。

10:10 盗人が来るのは、盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしがきたのは、羊に命を得させ、豊かに得させるためで ある。

10:11 わたしはよい羊飼である。よい羊飼は、羊のために命を捨てる。

10:12 羊飼ではなく、羊が自分のものでもない雇人は、おおかみが来るのを見ると、羊をすてて逃げ去る。そして、おおかみは羊を奪い、また追 い散らす。

10:13 彼は雇人であって、羊のことを心にかけていないからである。

10:14 わたしはよい羊飼であって、わたしの羊を知り、わたしの羊はまた、わたしを知っている。

10:15 それはちょうど、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じである。そして、わたしは羊のために命を捨てるのであ る。

10:16 わたしにはまた、この囲いにいない他の羊がある。わたしは彼らをも導かねばならない。彼らも、わたしの声に聞き従うであろう。そし て、ついに一つの群れ、ひとりの羊飼となるであろう。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 マコ 14:3

14:3 イエスがベタニアで重い皮膚病の人シモンの家にいて、食事の席に着いておられたとき、一人の女が、純粋で非常に高価なナルドの香油の入った石膏の壺を持っ て来て、それを壊し、香油をイエスの頭に注ぎかけた。

 

新共同 ヨハ 12:3

12:3 そのとき、マリアが純粋で非常に高価なナルドの香油を一リトラ持って来て、イエスの足に塗り、自分の髪でその足をぬぐった。家は香油の香りでいっぱいに なった。

 

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