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列王記 上 6:1−14  

   神殿の建立

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
001
イスラエルの人々がエジプトの地を出てから四

百八十年目、ソロモンの治世第四年のジウの月、すなわち第二の月に、ソロモンは主の神殿建設 に着手した。

002ソロモン王が主のために建てた 神殿は、長さ六十アンマ、幅二十アンマ、高さ三十アンマであった。

003神殿の外陣の前廊は、長さが神 殿の幅と同じく二十アンマで、幅は十アンマであった。

004神殿には外広がりの格子造りの 窓を付けた。

005さらに、神殿の壁の周囲に脇 間、すなわち外陣と内陣の壁の周囲に脇廊を造り巡らした。

006この脇間の幅は一階が五アン マ、二階が六アンマ、三階が七アンマであった。神殿の本殿の壁に沿って段を造って、梁を神殿の壁に差し込まないようにした。

007神殿建設の際には、石切り場で 仕上げられた石を使ったため、工事の間、神殿の中で槌、つるはし、その他鉄製の道具の音は聞かれなかった。

008二階の脇間への入り口は神殿の 右側にあり、螺旋階段で二階に、さらに二階から三階に上がるようになっていた。

009ソロモンは神殿の建設を完成さ せるにあたり、杉の垂木と厚板で天井を造った。

010また、神殿の周囲に造り巡らし た脇間の高さは五アンマで、これを杉材で神殿に接続させた。

011その時、主から次の言葉がソロ モンに臨んだ、

012「お前が建てている神殿につい て、もしお前がわたしの掟に従い、法を行い、わたしの命令をすべて忠実に守るなら、わたしがお前についてお前の父ダビデに約束したこ とを成就させよう。

013わたしはイスラエルの人々の中 に住み、わたしの民イスラエルを見捨てることはない」。

014こうしてソロモンは神殿の建設 を完成させた。


 

新共同訳1987

6:1 ソロモン王が主の神殿の建築に着手したのは、イスラエル人がエジプトの地を出てから四百八十年目、ソロモンがイスラエルの王になってから四年目のジウの 月、すなわち第二の月であった。

6:2 ソロモン王が主のために築いた神殿は、奥行きが六十アンマ、間口が二十アンマ、高さが三十アンマであった。

6:3 神殿の外陣の前にある前廊は、奥行きが神殿の間口と同様に二十アンマであり、間口は神殿の前で十アンマであった。

6:4 神殿には格子作りの窓を付けた。

6:5 神殿の壁の周囲には脇間、すなわち外陣と内陣のある神殿の壁の周囲に取り囲むように脇廊を造った。

6:6 この脇間の幅は、一階五アンマ、二階六アンマ、三階七アンマであった。それは、脇間が下になるほど狭くなるようにして、建物の壁に梁をはめ込まずに済むよ うにしたからである。

6:7 神殿の建築は、石切り場でよく準備された石を用いて行われたので、建築中の神殿では、槌、つるはし、その他、鉄の道具の音は全く聞こえなかった。

6:8 二階の脇廊に通じる入り口は、神殿の右側にあり、らせん階段で二階へ、更に二階から三階へと上がるように造られていた。

6:9 ソロモンは神殿の建築を完了するにあたり、レバノン杉の梁と板で神殿の天井を造った。

6:10 なお、神殿全体に付けられた脇間は、各階の高さが五アンマであり、レバノン杉の材木で神殿に固定された。

6:11 そのとき、主の言葉がソロモンに臨んだ。

6:12 「あなたが建てている神殿について、もしあなたがわたしの掟に従って歩み、わたしの法を実行し、わたしのどの戒めにも従って歩むなら、わたしは父ダビデに 告げた約束をあなたに対して果たそう。

6:13 わたしはイスラエルの人々の中に住み、わが民イスラエルを見捨てることはない。」

6:14 こうしてソロモンは神殿の建築を完了した。

 

新改訳1970

6:1 イスラエル人がエジプトの地を出てから四百八十年目、ソロモンがイスラエルの王となってから四年目のジブの月、すなわち第二の月に、ソロモンは主の家の建 設に取りかかった。

6:2 ソロモン王が主のために建設した神殿は、長さ六十キュビト、幅二十キュビト、高さ三十キュビトであった。

6:3 神殿の本堂の前につく玄関は、長さが神殿の幅と同じ二十キュビト、幅が神殿の前方に十キュビトであった。

6:4 神殿には格子を取りつけた窓を作った。

6:5 さらに、神殿の壁の回り、つまり、本堂と内堂の回りの神殿の壁に脇屋を建て増しし、こうして階段式の脇間を造りめぐらした。

6:6 脇屋の一階は幅五キュビト、二階は幅六キュビト、三階は幅七キュビトであった。それは、神殿の外側の回りの壁に段を作り、神殿の壁を梁でささえないように するためであった。

6:7 神殿は、建てるとき、石切り場で完全に仕上げられた石で建てられたので、工事中、槌や、斧、その他、鉄の道具の音は、いっさい神殿の中では聞かれなかっ た。

6:8 二階の脇間に通ずる入口は神殿の右側にあり、らせん階段で、二階に上り、二階から三階に上るようになっていた。

6:9 彼は神殿を建て、これを完成するにあたって、神殿の天井を杉材のたるきと厚板でおおった。

6:10 神殿の側面に脇屋を建てめぐらし、その各階の高さは五キュビトにして、これを杉材で神殿に固着させた。

6:11 そのとき、ソロモンに次のような主のことばがあった。

6:12 「あなたが建てているこの神殿については、もし、あなたがわたしのおきてに歩み、わたしの定めを行ない、わたしのすべての命令を守り、これによって歩むな ら、わたしがあなたの父ダビデにあなたについて約束したことを成就しよう。

6:13 わたしはイスラエルの子らのただ中に住み、わたしの民イスラエルを捨てることはしない。」

6:14 こうして、ソロモンは神殿を建て、これを完成した。

 

口語訳1955

6:1 イスラエルの人々がエジプトの地を出て後四百八十年、ソロモンがイスラエルの王となって第四年のジフの月すなわち二月に、ソロモンは主のために宮を建てる ことを始めた。

6:2 ソロモン王が主のために建てた宮は長さ六十キュビト、幅二十キュビト、高さ三十キュビトであった。

6:3 宮の拝殿の前の廊は宮の幅にしたがって長さ二十キュビト、その幅は宮の前で十キュビトであった。

6:4 彼は宮に、内側の広い枠の窓を造った。

6:5 また宮の壁につけて周囲に脇屋を設け、宮の壁すなわち拝殿と本殿の壁の周囲に建てめぐらし、宮の周囲に脇間があるようにした。

6:6 下の脇間は広さ五キュビト、中の広さ六キュビト、第三のは広さ七キュビトであった。宮の外側には壁に段を造って、梁を宮の壁の中に差し込まないようにし た。

6:7 宮は建てる時に、石切り場で切り整えた石をもって造ったので、建てている間は宮のうちには、つちも、おのも、その他の鉄器もその音が聞えなかった。

6:8 下の脇間の入口は宮の右側にあり、回り階段によって中の脇間に、中の脇間から第三の脇間にのぼった。

6:9 こうして彼は宮を建て終り、香柏のたるきと板をもって宮の天井を造った。

6:10 また宮につけて、おのおの高さ五キュビトの脇間のある脇屋を建てめぐらし、香柏の材木をもって宮に接続させた。

6:11 そこで主の言葉がソロモンに臨んだ、

6:12 「あなたが建てるこの宮については、もしあなたがわたしの定めに歩み、おきてを行い、すべての戒めを守り、それに従って歩むならば、わたしはあなたの父ダ ビデに約束したことを成就する。

6:13 そしてわたしはイスラエルの人々のうちに住み、わたしの民イスラエルを捨てることはない」。

6:14 こうしてソロモンは宮を建て終った。

 


文語訳1917
6:1 イスラエルの子孫のエジプトの地を出たる後四百八十年ソロモンのイスラエルに王たる第四年ジフの月即ち二月にソロモン、ヱホバのために家を建ることを始め たり
6:2 ソロモン王のヱホバの爲に建たる家は長六十キユビト濶二十キユビト高三十キユビトなり
6:3 家の拝殿の廊は家の濶に循ひて長二十キユビト家の前の其濶十キユビトなり
6:4 彼家に造り附の格子ある?を施たり
6:5 又家の墻壁に附て四周に連接屋を建て家の墻壁即ち拝殿と神殿の墻壁の周圍に環らせり又四周に旁房を造れり
6:6 下層の連接屋は濶五キユビト中層のは濶六キユビトを第三層のは濶七キユビトなり即ち家の外に階級を造り環らして何者をも家の墻壁に挿入ざらしむ
6:7 家は建る時に鑿石所にて鑿り預備たる石にて造りたれば造れる間に家の中には鎚も鑿も其外の鐵器も聞えざりき
6:8 中層の旁房の戸は家の右の方にあり螺旋梯より中層の房にのぼり中層の房より第三層の房にいたるべし
6:9 斯彼家を建終り香柏の橡と板をもて家を葺り
6:10 又家に附て五キユビトの高たる連接屋を建環し香柏をもて家に交接たり
6:11 爰にヱホバの言ソロモンに臨みて曰く
6:12 汝今此家を建つ若し汝わが法憲に歩みわが律例を行ひわが諸の誡命を守りて之にしたがひて歩まばわれはが汝の父ダビデに言し語を汝に固うすべし
6:13 我イスラエルの子孫の中に
住わが民イスラエルを棄ざるべし
6:14 斯ソロモン家を建終れり



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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 使  7:47

7:47 けれども、じっさいに その宮を建てたのは、ソロモンであった。

 

口 語訳 Uコリ6:16

6:16 神の宮と偶像となんの一致があるか。わたしたちは、生ける神の宮である。神がこう仰せになっている、/「わたしは彼らの間に住み、/ かつ出入りをするであろう。そして、わたしは彼らの神となり、/彼らはわたしの民となるであろう」。

 

口 語訳 黙  21:3

21:3 また、御座から大きな声が叫ぶのを聞いた、「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にい まして、

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 Uコリ6:16

6:16 神の宮と偶像となんの 一致があるか。わたしたちは、生ける神の宮である。神がこう仰せになっている、/「わたしは彼らの間に住み、/かつ出入りをするであ ろう。そして、わたしは彼らの神となり、/彼らはわたしの民となるであろう」。

 

口 語訳 黙  21:3

21:3 また、御座から大きな声が叫ぶのを聞いた、「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にい まして、

 

口 語訳 ヘブ 13:5

13:5 金銭を愛することをしないで、自分の持っているもので満足しなさい。主は、「わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない」と 言われた。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 マタ 1:17

1:17 こうして、全部合わせると、アブラハムからダビデまで十四代、ダビデからバビロンへの移住まで十四代、バビロンへ移されてからキリストまでが十四代であ る。

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ヘブ 13:5

13:5 金銭に執着しない生活をし、今持っているもので満足しなさい。神御自身、「わたしは、決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない」と言わ れました。

 

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列王記 上 6:15−38 

神殿の装飾、ケルビム、庭

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
015
ソロモンは神殿の内壁を床から天井の表面まで杉の板で張った。神殿の床は糸杉の板で張った。

016神殿の奥の部分二十アンマを床 から天井の表面まで杉の板で仕切り、神殿内に内陣、すなわち至聖所を造った。

017その前にある外陣は長さ四十ア ンマであった。

018神殿の内壁の杉板には瓢?と開いた花の模様が浮き彫りにされていた。すべてが杉で石は見られなかった。

019神殿のいちばん奥に設けられた 内陣は、主の契約の櫃を安置するためのものであった。

020それは奥行二十アンマ、幅二十 アンマ、高さ二十アンマで、ソロモンはその内部を良質の金で覆った。その前の杉の祭壇も良質の金で覆った。

021また、ソロモンは神殿の内部全 体を良質の金で覆った。内陣の前には金の鎖を渡した。彼は内陣を金で覆った。

022こうして彼は神殿全体を金で覆 い、内陣用の祭壇全体も金で覆った。

023ソロモンは内陣の中にオリーブ 材で一対のケルビムを造った。その高さはそれぞれ十アンマであった。

024ケルビムの一つの翼は五アン マ、他の翼も五アンマで、一方の翼の端から他の翼の端まで十アンマであった。

025もう一つのケルビムも十アンマ であり、二つのケルビムは大きさも形も同じであった。

026一つのケルビムの高さは十アン マ、他のケルビムも同じであった。

027ソロモンは神殿のいちばん奥に このケルビムを置いた。ケルビムは翼を広げ、一方のケルビムの一つの翼は一方の壁に触れ、他方のケルビムの一つの翼はもう一方の壁に 触れていた。両方のケルビムのもう一つの翼は神殿の真ん中で互いに触れ合っていた。

028ソロモンはケルビムも金で覆っ た。

029神殿の周囲のあらゆる壁には、 奥の部屋も手前の部屋も、ケルビムと棗椰子と開いた花の浮き彫りが施されていた。

030また、奥の部屋も手前の部屋も 床を金で覆った。

031内陣の入り口にはオリーブ材の 扉を作った。上の横木と側柱は五段層状であった。

032その二つのオリーブ材の扉の上 にも、ケルビムと棗椰子と開いた花を浮き彫りにし、金で覆った。ケルビムと棗椰子の上に金を延ばしてつけた。

033同様に、外陣の入り口にもオ リーブ材で四段層状の枠組みを作った。

034二つの扉は糸杉で作られた。一 方の扉は二枚に畳める折り戸で、もう一方の扉も二枚に畳める折り戸であった。

035その上に、ケルビムと棗椰子と 開いた花を浮き彫りにし、彫り物を均一に金で覆った。

036彼は、また、切り石三段、杉の 角材一段を重ねて内庭を造った。

037第四年のジウの月に、主の神殿 の礎が据えられ、

038第十一年のブルの月、すなわち第八の月に、神殿は細部に至るまで設計どお りに完成した。これを建てるのに、ソロモンは七年を費やした。

 

新共同訳1987

6:15 彼は神殿の内壁を床から天井の壁面までレバノン杉の板で仕上げ、内部を木材で覆った。神殿の床にも糸杉の板を張り詰めた。

6:16 また、神殿の奥の部分二十アンマに床から天井の壁面までレバノン杉の板を張って、内部に内陣、すなわち至聖所を造った。

6:17 その前にある外陣と言われる部分は四十アンマであった。

6:18 神殿の内部にあるレバノン杉の壁面はひょうたんと花模様の浮き彫りで飾られていた。全面がレバノン杉で出来ていて、石は全く見えなかった。

6:19 神殿の奥に設けられた内陣は、主の契約の箱を安置するためのものであった。

6:20 この内陣は奥行きが二十アンマ、間口が二十アンマ、高さが二十アンマであり、彼はこれと、その前のレバノン杉の祭壇を純金で覆った。

6:21 またソロモンは、神殿の奥を純金で覆い、内陣の前には金の鎖を渡し、これを金で覆った。

6:22 このように、彼は神殿全体をその隅々まで金で覆い、内陣にある祭壇もすべて金で覆った。

6:23 ソロモンはオリーブ材で二体のケルビムを作り、内陣に据えた。その高さは十アンマであった。

6:24 ケルビムの翼は一方が五アンマで、他方も五アンマ、一方の翼の先から他方の翼の先まで十アンマであった。

6:25 もう一体のケルビムも十アンマで、ケルビムは二体とも同形同寸であった。

6:26 一方のケルビムは高さが十アンマで、もう一方のケルビムも同様であった。

6:27 ソロモンはこのケルビムを神殿の奥に置いた。二体のケルビムはそれぞれ翼を広げ、一方のケルビムの翼が一方の壁に触れ、もう一方のケルビムの翼も、もう一 方の壁に触れていた。また、それぞれの内側に向かった翼は接し合っていた。

6:28 彼はケルビムも金で覆った。

6:29 神殿の周囲の壁面はすべて、内側の部屋も外側の部屋も、ケルビムとなつめやしと花模様の浮き彫りが施されていた。

6:30 神殿の床には、内側の部屋も外側の部屋も全面に金を張り詰めた。

6:31 ソロモンは内陣の入り口にオリーブ材の扉を付けた。壁柱と門柱は五角形であった。

6:32 そのオリーブ材の二枚の扉にもケルビムとなつめやしと花模様を浮き彫りにして、これを金で覆った。ケルビムとなつめやしの上にも金を張った。

6:33 同様に外陣の入り口にもオリーブ材の門柱を付けた。これは四角形であった。

6:34 そして糸杉材の二枚の扉を付けた。その一方の扉の二枚の板戸は折り畳み戸、もう一方の扉の二枚の板戸も折り畳み戸であった。

6:35 そこにもケルビムとなつめやしと花模様を浮き彫りにし、彫られているところによく合わせて金を張った。

6:36 また内庭を造り、切り石を三列、レバノン杉の角材を一列重ねて据えた。

6:37 主の神殿の基礎が据えられたのが、ソロモンの治世第四年のジウの月、

6:38 同第十一年のブルの月、すなわち第八の月に神殿はその細部に至るまで計画どおりに完成した。その建築には七年を要した。

 

新改訳1970

6:15 彼は神殿の内側の壁を杉の板で張り、神殿の床から天井の壁に至るまで、内側を板で張った。なお神殿の床はもみの木の板で張った。

6:16 ついで、彼は神殿の奥の部分二十キュビトを、床から天井の壁に至るまで、杉の板で張った。このようにして、彼は神殿に内堂、すなわち、至聖所を造り上げ た。

6:17 神殿、すなわち、前面の本堂の長さは四十キュビトであった。

6:18 神殿内部の杉の板には、ひょうたん模様と花模様が浮き彫りにされており、全部、杉の板で、石は見えなかった。

6:19 それから、彼は神殿内部の奥に内堂を設け、そこに主の契約の箱を置くことにした。

6:20 内堂の内部は、長さ二十キュビト、幅二十キュビト、高さ二十キュビトで、純金をこれに着せた。さらに杉材の祭壇にも純金を着せた。

6:21 ソロモンは神殿の内側を純金でおおい、内堂の前に金の鎖を渡し、これを金でおおった。

6:22 神殿全体を、隅々まで金で張り、内堂にある祭壇もすっかり金をかぶせた。

6:23 内堂の中に二つのオリーブ材のケルビムを作った。その高さは十キュビトであった。

6:24 そのケルブの一方の翼は五キュビト、もう一方の翼も五キュビト。一方の翼の端からもう一方の翼の端まで十キュビトあった。

6:25 他のケルブも十キュビトあり、両方のケルビムは全く同じ寸法、同じ形であった。

6:26 一方のケルブは高さ十キュビト、他方のケルブも同じであった。

6:27 そのケルビムは奥の神殿の中に置かれた。ケルビムの翼は広がって、一つのケルブの翼は一方の壁に届き、もう一つのケルブの翼はもう一方の壁に届き、また彼 らの翼は神殿の真中に届いて翼と翼が触れ合っていた。

6:28 彼はこのケルビムに金をかぶせた。

6:29 神殿の周囲の壁には、すべて、奥の間も外の間も、ケルビムの彫刻、なつめやしの木と花模様の彫り物を彫った。

6:30 神殿の床には、奥の間も外の間も、金をかぶせた。

6:31 彼は内堂の入口を、オリーブ材のとびらと五角形の戸口の柱で作った。

6:32 二つのオリーブ材のとびらである。彼はその上に、ケルビムの彫刻となつめやしの木と花模様を彫り、金をかぶせた。ケルビムと、なつめやしの木の上に金を延 ばしつけたのである。

6:33 同じように、本堂の入口にも四角形のオリーブ材の戸口の柱を作った。

6:34 もみの木の二つのとびらである。一方のとびらの二枚の戸は折りたたみ戸、片方のとびらの二枚の戸も折りたたみ戸であった。

6:35 彼はケルビムと、なつめやしの木と花模様を彫りつけ、その彫り物の上に、ぴったりと金を張りつけた。

6:36 それから、彼は、切り石三段、杉角材一段の仕切りで内庭を造った。

6:37 第四年目のジブの月に、主の神殿の礎を据え、

6:38 第十一年目のブルの月、すなわち第八の月に、神殿のすべての部分が、その明細どおりに完成した。これを建てるのに七年かかった。

 

口語訳1955

6:15 彼は香柏の板をもって宮の壁の内側を張った。すなわち宮の床から天井のたるきまで香柏の板で張った。また、いとすぎの板をもって宮の床を張った。

6:16 また宮の奥に二十キュビトの室を床から天井のたるきまで香柏の板をもって造った。すなわち宮の内に至聖所としての本堂を造った。

6:17 宮すなわち本殿の前にある拝殿は長さ四十キュビトであった。

6:18 宮の内側の香柏の板は、ひさごの形と、咲いた花を浮彫りにしたもので、みな香柏の板で、石は見えなかった。

6:19 そして主の契約の箱を置くために、宮の内の奥に本殿を設けた。

6:20 本殿は長さ二十キュビト、幅二十キュビト、高さ二十キュビトであって、純金でこれをおおった。また香柏の祭壇を造った。

6:21 ソロモンは純金をもって宮の内側をおおい、本殿の前に金の鎖をもって隔てを造り、金をもってこれをおおった。

6:22 また金をもって残らず宮をおおい、ついに宮を飾ることをことごとく終えた。また本殿に属する祭壇をことごとく金でおおった。

6:23 本殿のうちにオリブの木をもって二つのケルビムを造った。その高さはおのおの十キュビト。

6:24 そのケルブの一つの翼の長さは五キュビト、またそのケルブの他の翼の長さも五キュビトであった。一つの翼の端から他の翼の端までは十キュビトあった。

6:25 他のケルブも十キュビトであって、二つのケルビムは同じ寸法、同じ形であった。

6:26 このケルブの高さは十キュビト、かのケルブの高さも同じであった。

6:27 ソロモンは宮のうちの奥にケルビムをすえた。ケルビムの翼を伸ばしたところ、このケルブの翼はこの壁に達し、かのケルブの翼はかの壁に達し、他の二つの翼 は宮の中で互に触れ合った。

6:28 彼は金をもってそのケルビムをおおった。

6:29 彼は宮の周囲の壁に、内外の室とも皆ケルビムと、しゅろの木と、咲いた花の形の彫り物を刻み、

6:30 宮の床は、内外の室とも金でおおった。

6:31 本殿の入口にはオリブの木のとびらを造った。そのとびらの上のかまちと脇柱とで五辺形をなしていた。

6:32 その二つのとびらもオリブの木であって、ソロモンはその上にケルビムと、しゅろの木と、咲いた花の形を刻み、金をもっておおった。すなわちケルビムと、 しゅろの木の上に金を着せた。

6:33 こうしてソロモンはまた拝殿の入口のためにオリブの木で四角の形に脇柱を造った。

6:34 その二つのとびらはいとすぎであって、一つのとびらは二つにたたむ折り戸であり、他のとびらも二つにたたむ折り戸であった。

6:35 ソロモンはその上にケルビムと、しゅろの木と、咲いた花を刻み、金をもって彫り物の上を形どおりにおおった。

6:36 また切り石三かさねと、香柏の角材ひとかさねとをもって内庭を造った。

6:37 第四年のジフの月に主の宮の基をすえ、

6:38 第十一年のブルの月すなわち八月に、宮のすべての部分が設計どおりに完成した。ソロモンはこれを建てるのに七年を要した。

 



文語訳1917
6:15 彼香柏の板を以て家の墻壁の裏面を作れり即ち家の牀板より頂格の墻壁まで木をもて其裏面をはりまた松の板をもて家の牀板をはれり
6:16 又家の奧に二十キユビトの室を牀板より墻壁まで香柏をもて造れり即ち家の内に至聖所なる神殿を造れり
6:17 家即ち前にある拝殿は四十キユビトなり
6:18 家の内の香柏は瓠と咲る花を雕刻める者なり皆香柏にして石は見えざりき
6:19 神殿は彼其處にヱホバの契約の櫃を置んとて家の内の中に設けたり
6:20 神殿の内は長二十キユビト濶二十キユビト高二十キユビトなり純金をもて之を蔽ひ又香柏の壇を覆へり
6:21 又ソロモン純金をもて家の内を蔽ひ神殿の前に金の鏈をもて間隔を造り金をもて之を蔽へり
6:22 又金をもて殘るところなく家を蔽ひ遂に家を飾ることを悉く終たりまた神殿の傍にある壇は皆金をもて蔽へり
6:23 神殿の内に橄欖の木をもて二のケルビムを造れり其高十キユビト
6:24 其ケルブの一の翼は五キユビト又其ケルブの他の翼も五キユビトなり一の翼の末より他の翼の末までは十キユビトあり
6:25 他のケルブも十キユビトなり其ケルビムは偕に同量同形なり
6:26 此ケルブの高十キユビト彼ケルブも亦しかり
6:27 ソロモン家の内の中にケルビムを置ゑケルビムの翼を展しければ此ケルブの翼は此墻壁に及び彼ケルブの翼は彼の墻壁に及びて其兩翼家の中にて相接れり
6:28 彼金をもてケルビムを蔽へり
6:29 家の周圍の墻壁には皆内外ともにケルビムと棕櫚と咲る花の形を雕み
6:30 家の牀板には内外ともに金を蔽へり
6:31 神殿の入口には橄欖の木の戸を造れり其木匡の門柱は五分の一なり
6:32 其二の扉も亦橄欖の木なりソロモン其上にケルビムと棕櫚と咲る花の形を雕刻み金をもて蔽へり即ちケルビムと棕櫚の上に金を鍍たり
6:33 斯ソロモン亦拝殿の戸のために橄欖の木の門柱を造れり即ち四分の一なり
6:34 其二の戸は松の木にして此戸の兩扉は摺むべく彼戸の兩扉も摺むべし
6:35 ソロモン其上にケルビムと棕櫚と咲る花を雕刻み金をもてこれを蔽ひて善く其雕工に適はしむ
6:36 また鑿石三層と香柏の厚板一層をもて内庭を造れり
6:37 第四年のジフの月にヱホバの家の基礎を築き
6:38 第十一年のブルの月即ち八月に凡て其箇條のごとく其定例のごとくに家成りぬ斯ソロモン之に建るに七年を渉れり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ヘブ 9:3

9:3 また第二の幕の後に、別の場所があり、それは至聖所と呼ばれた。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ヘブ 9:3

9:3 また、第二の垂れ幕の後ろには、至聖所と呼ばれる幕屋がありました。

 

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