列王記 上 8:1−13
神の櫃、神殿に移される
翻訳比較
聖書協会・共同訳 列王記上 [8]章
◆神殿の奉献とソロモンの祈り
列上
8:1 そこでソロモンは、イスラエルの長老、すべての部族長、家長たちを、エルサレムの自分のもとに召集した。ダビデの町、シオンから主の契約の箱を運
び上げるためであった。
列上 8:2 イスラエルのすべての人々は、エタニムの月、すなわち第七の月の祭りのときに、ソロモン王のもとに集まった。
列上 8:3 イスラエルのすべての長老がやって来ると、祭司たちは箱を担ぎ上げた。
列上
8:4 主の箱、会見の幕屋、および幕屋の中にある聖なる祭具もすべて運び上げた。祭司とレビ人がそれらを運び上げたのである。
列上
8:5 ソロモン王は、自分のもとに集まったイスラエルの全会衆と一緒に、箱の前で羊や牛をいけにえとして献げたが、その数はあまりに多く、調べることも
数えることもできないほどであった。
列上 8:6 祭司たちは、主の契約の箱を定められた場所、すなわち神殿の内陣である至聖所のケルビムの翼の下に運び入れた。
列上 8:7 ケルビムは箱のある場所の方に翼を広げ、その下にある箱と担ぎ棒を覆っていた。
列上 8:8 担ぎ棒は長く、棒の先端は内陣の前の聖所からは見えたが、外からは見えなかった。それは今日に至るまでそこにある。
列上
8:9 箱の中には二枚の石の板のほか何もなかった。それは主が、エジプトの地を出たイスラエルの人々と契約を結ばれたとき、モーセがホレブでそこに納め
たものである。
列上 8:10 祭司たちが聖所から出ると、雲が主の神殿に満ちた。
列上 8:11 その雲のため、祭司たちは奉仕を続けることができなかった。主の栄光が主の神殿に満ちたからである。
列上 8:12 その時、ソロモンは言った。/「主は、密雲の中に住む、と仰せになりました。
列上 8:13 そこで私は、あなたのために荘厳な神殿/とこしえのあなたの住まいを建てました。」
フランシスコ会訳2013
001ソロモンはイスラエルの長老、すべての部族の長、イスラエルの子らの家系の長たちをエルサレムの自分のもと
に召集した。ダビデの町シオンから主の契約の櫃を運び上げるためであった。
002イスラエルのすべての人々は、
エタニムの月、すなわち第七の月の祭りの時にソロモン王のもとに集まった。
003イスラエルのすべての長老が到
着したとき、祭司たちは櫃を担ぎ上げた。
004彼らは主の櫃と会見の幕屋とそ
の中にあるすべての聖なる祭器を運び上げた。祭司とレビ人がこれらを運び上げた。
005ソロモン王とともに彼のもとに
集まったイスラエルの全共同体は櫃の前で羊や牛を犠牲としてささげたが、その数はあまりにも多く、数えることも調べることもできな
かった。
006祭司たちは主の契約の櫃を定め
られた場所、至聖所である神殿の内陣内のケルビムの翼の下に運び入れた。
007ケルビムは櫃のある場所の上に
翼を広げ、櫃と担ぎ棒の上を覆っていた。
008担ぎ棒は長く、その先端は内陣
の前の聖所からは見えたが、外からは見えなかった。それは今日に至るまでそこにある。
009櫃の中には二枚の石の板以外は
何もなかった。それは、主がエジプトの地を出たイスラエルの子らと契約を結ばれた時に、ホレブでモーセがそこに納めたものである。
010祭司たちが聖所を出ると、雲が
主の神殿に満ち、
011彼らはその雲に遮られて、立っ
て奉仕することができなかった。主の栄光が主の神殿に満ちたからである。
012その時、ソロモンは言った、
「主は、密雲の中に住む、と仰せになった。
013わたしは今、荘厳な家、
あなたのとこしえの住まいを建てました」。
新共同訳1987
8:1
ソロモンは、そこでイスラエルの長老、すべての部族長、イスラエル人諸家系の首長をエルサレムの自分のもとに召集した。「ダビデの町」シオンから主の契約
の箱を担ぎ上るためであった。
8:2
エタニムの月、すなわち第七の月の祭りに、すべてのイスラエル人がソロモン王のもとに集まった。
8:3
イスラエルの全長老が到着すると、祭司たちはその箱を担ぎ、
8:4
主の箱のみならず臨在の幕屋も、幕屋にあった聖なる祭具もすべて担ぎ上った。祭司たちはレビ人たちと共にこれらのものを担ぎ上った。
8:5
ソロモン王は、彼のもとに集まったイスラエルの全共同体と共に、その箱の前でいけにえとして羊や牛をささげた。その数はあまりにも多く、調べることも数え
ることもできなかった。
8:6
祭司たちは主の契約の箱を定められた場所、至聖所と言われる神殿の内陣に運び入れ、ケルビムの翼の下に安置した。
8:7
ケルビムは箱のある場所の上に翼を広げ、その箱と担ぎ棒の上を覆うかたちになった。
8:8
その棒は長かったので、先端が内陣の前の聖所からは見えたが、外からは見えなかった。それは今日もなおそこに置かれている。
8:9
箱の中には石の板二枚のほか何もなかった。この石の板は、主がエジプトの地から出たイスラエル人と契約を結ばれたとき、ホレブでモーセがそこに納めたもの
である。
8:10
祭司たちが聖所から出ると、雲が主の神殿に満ちた。
8:11
その雲のために祭司たちは奉仕を続けることができなかった。主の栄光が主の神殿に満ちたからである。
8:12
ソロモンはそのときこう言った。「主は、密雲の中にとどまる、と仰せになった。
8:13
荘厳な神殿を/いつの世にもとどまっていただける聖所を/わたしはあなたのために建てました。」
新改訳1970
8:1
そのとき、ソロモンはイスラエルの長老たち、およびイスラエル人の部族のかしらたちと一族の長たちをすべて、エルサレムのソロモン王のもとに召集した。ダ
ビデの町シオンから主の契約の箱を運び上るためであった。
8:2
イスラエルのすべての人々は、エタニムの月、すなわち第七の新月の祭りに、ソロモン王のもとに集まった。
8:3
こうして、イスラエルの長老全員が到着したところで、祭司たちは箱をにない、
8:4
主の箱と、会見の天幕と、天幕にあったすべての聖なる用具とを運び上った。これらの物を祭司たちとレビ人たちが運び上った。
8:5
ソロモン王、そして彼のところに集まったイスラエルの全会衆が彼とともに、箱の前に行き、羊や牛をいけにえとしてささげたが、その数があまりに多くて数え
ることも調べることもできなかった。
8:6
それから、祭司たちは主の契約の箱を、定めの場所、すなわち神殿の内堂である至聖所のケルビムの翼の下に運び入れた。
8:7
ケルビムは箱の所の上に翼を広げた。ケルビムは箱とそのかつぎ棒とを上からおおった。
8:8
そのかつぎ棒は長かったので、棒の先が内堂の前の聖所から見えていたが、外からは見えなかった。それは今日までそこにある。
8:9
箱の中には、二枚の石の板のほかには何もはいっていなかった。これは、イスラエル人がエジプトの地から出て来たとき、主が彼らと契約を結ばれたときに、
モーセがホレブでそこに納めたものである。
8:10
祭司たちが聖所から出て来たとき、雲が主の宮に満ちた。
8:11
祭司たちは、その雲にさえぎられ、そこに立って仕えることができなかった。主の栄光が主の宮に満ちたからである。
8:12
そのとき、ソロモンは言った。「主は、暗やみの中に住む、と仰せられました。
8:13
そこで私はあなたのお治めになる宮を、あなたがとこしえにお住みになる所を確かに建てました。」
口語訳1955
8:1
ソロモンは主の契約の箱をダビデの町、すなわちシオンからかつぎ上ろうとして、イスラエルの長老たちと、すべての部族のかしらたちと、イスラエルの人々の
氏族の長たちをエルサレムでソロモン王のもとに召し集めた。
8:2
イスラエルの人は皆エタニムの月すなわち七月の祭にソロモン王のもとに集まった。
8:3
イスラエルの長老たちが皆来たので、祭司たちは箱を取りあげた。
8:4
そして彼らは主の箱と、会見の幕屋と、幕屋にあるすべての聖なる器をかつぎ上った。すなわち祭司とレビびとがこれらの物をかつぎ上った。
8:5
ソロモン王および彼のもとに集まったイスラエルの会衆は皆彼と共に箱の前で、羊と牛をささげたが、その数が多くて調べることも数えることもできなかった。
8:6
祭司たちは主の契約の箱をその場所にかつぎ入れた。すなわち宮の本殿である至聖所のうちのケルビムの翼の下に置いた。
8:7
ケルビムは翼を箱の所に伸べていたので、ケルビムは上から箱とそのさおをおおった。
8:8
さおは長かったので、さおの端が本殿の前の聖所から見えた。しかし外には見えなかった。そのさおは今日までそこにある。
8:9
箱の内には二つの石の板のほか何もなかった。これはイスラエルの人々がエジプトの地から出たとき、主が彼らと契約を結ばれたときに、モーセがホレブで、そ
れに納めたものである。
8:10
そして祭司たちが聖所から出たとき、雲が主の宮に満ちたので、
8:11
祭司たちは雲のために立って仕えることができなかった。主の栄光が主の宮に満ちたからである。
8:12
そこでソロモンは言った、/「主は日を天に置かれた。しかも主は自ら濃き雲の中に住まおうと言われた。
8:13
わたしはあなたのために高き家、/とこしえのみすまいを建てた」。
文
語訳1917
8:1
爰にソロモン、ヱホバの契約の櫃をダビデの城即ちシオンより舁上らんとてイスラエルの長老と諸の支派の首イスラエルの子孫の家の長等をエルサレムにてソロ
モン王の所に召集む
8:2 イスラエルの人皆エタニムの月即ち七月の節筵に當てソロモン王の所に集まれり
8:3 イスラエルの長老皆至り祭司櫃を執りあげて
8:4 ヱホバの櫃と集會の幕屋と幕屋にありし諸の聖き器を舁上れり即ち祭司とレビの人之を舁のぼれり
8:5
ソロモン王および其許に集れるイスラエルの會衆皆彼と偕に櫃の前にありて羊と牛を献げたりしが其數多くして書すことも數ふることも能はざりき
8:6 祭司ヱホバの契約の櫃を其處に舁いれたり即ち家の神殿なる至聖所の中のケルビムの翼の下に置めたり
8:7 ケルビムは翼を櫃の所に舒べ且ケルビム上より櫃と其棹を掩へり
8:8 杠長かりければ杠の末は神殿の前の聖所より見えたり然ども外には見えざりき其杠は今日まで彼處にあり
8:9
櫃の内には二の石牌の外何もあらざりき是はイスラエルの子孫のエジプトの地より出たる時ヱホバの彼等と契約を結たまへる時にモーセがホレブにて其處に置め
たる者なり
8:10 斯て祭司聖所より出けるに雲ヱホバの家に盈たれば
8:11 祭司は雲のために立て供事ること能はざりき其はヱホバの榮光ヱホバの家に盈たればなり
8:12 是においてソロモンいひけるはヱホバは濃き雲の中に居んといひたまへり
8:13 我誠に汝のために住むべき家永久に居べき所を建たりと
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
・・・・
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
・・・・
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口 語訳 黙 15:8
15:8
すると、聖所は神の栄光とその力とから立ちのぼる煙で満たされ、七人の御使の七つの災害が終ってしまうまでは、だれも聖所にはいるこ
とができなかった。
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 ヘブ 9:4
9:4
そこには金の香壇と、すっかり金で覆われた契約の箱とがあって、この中には、マンナの入っている金の壺、芽を出したアロンの杖、契約の石板があり、
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列王記 上 8:14−21
民へのソロモンのことば
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
列上
8:14 それから王は、イスラエルの全会衆の方に向きを変え、彼らを祝福した。イスラエルの全会衆は起立していた。
列上
8:15 王は言った。「イスラエルの神、主はたたえられますように。主は、その口をもって父ダビデに約束されたことを、その手をもって成し遂げ、こう仰
せになった。
列上
8:16 『わが民イスラエルをエジプトから導き出した日からこの方、私の名を置く神殿を建てるため、私はイスラエルのいかなる部族の町も選びはしなかっ
た。私はダビデを選び、わが民イスラエルの上に立てた。』
列上 8:17 父ダビデは、イスラエルの神、主の名のために神殿を建てようと志していた。
列上
8:18 だが、主は父ダビデにこう仰せになった。『あなたは私の名のために神殿を建てようと志してきた。その志は立派である。
列上
8:19 しかし、神殿を建てるのはあなたではなく、あなたから生まれた息子である。彼が私の名のために神殿を建てるであろう。』
列上
8:20 主は約束されたことを実現された。主が約束されたとおり、私は父ダビデに代わって立ち、イスラエルの王座に着いた。そしてイスラエルの神、主の
名のためにこの神殿を建て、
列上
8:21 そこに、主の契約を納めた箱のための場所を設けた。その契約は、主が先祖をエジプトの地から導き出されたとき、彼らと結ばれたものである。」
フランシスコ会訳2013
014それから王は振り向いてイスラエルの全会衆を祝福した。その時、イスラエルの全会衆は立っていた。
015王は言った、「イスラエルの
神、主はたたえられますように。主はわたしの父ダビデにご自分の口で約束されたことを、ご自分の手で成就された。主は仰せになった、
016『わたしの民イスラエルをエジ
プトから導き出した日以来、わたしの名を置く神殿を建てるために、わたしはイスラエルのいかなる部族のいかなる町も選ばなかった。わ
たしはダビデを選んで、わたしの民イスラエルの上に立てた』。
017わたしの父ダビデは、イスラエ
ルの神、主の名のために神殿を建てようと心がけていた。
018だが、主は父ダビデに仰せに
なった、『お前はわたしの名のために神殿を建てようと心がけてきた。その心がけは立派である。
019しかし、お前がその神殿を建て
るのではない。お前の腰から出るお前の子が、わたしの名のために神殿を建てる』。
020今こそ主はその約束を実現され
た。わたしは父ダビデに代わって立ち、主が仰せになったようにイスラエルの王座につき、イスラエルの神、主の名のために神殿を建て た。
021そしてそこに、主の契約が納め
られた櫃の場所を設けた。その契約は、主がわたしたちの先祖をエジプトの地から導き出された時に、彼らと結ばれたものである」。
新共同訳1987
8:14
王は振り向いて、イスラエルの全会衆を祝福した。イスラエルの全会衆は立っていた。
8:15
王は言った。「イスラエルの神、主はたたえられますように。主は自ら語り、わが父ダビデに約束なさったことを御手をもって成し遂げ、こう仰せになった。
8:16
『わが民イスラエルをエジプトから導き出した日からこのかた、わたしの名を置く家を建てるために、わたしはイスラエルのいかなる部族の町も選ばなかった。
わたしはただダビデを選び、わが民イスラエルの上に立てた』と。
8:17
父ダビデは、イスラエルの神、主の御名のために神殿を建てようと心掛けていたが、
8:18
主は父ダビデにこう仰せになった。『あなたはわたしの名のために家を建てようと心掛けてきた。その心掛けは立派である。
8:19
しかし、神殿を建てるのはあなたではなく、あなたの腰から出る息子がわたしの名のために神殿を建てる』と。
8:20
主は約束なさったことを実現された。主が約束なさったとおり、わたしは父ダビデに代わって立ち、イスラエルの王座につき、イスラエルの神、主の御名のため
にこの神殿を建てた。
8:21
またわたしは、そこに主との契約を納めた箱のために場所を設けた。その契約は、主がわたしたちの先祖をエジプトの地から導き出されたときに、彼らと結ばれ
たものである。」
新改訳1970
8:14
それから王は振り向いて、イスラエルの全集団を祝福した。イスラエルの全集団は起立していた。
8:15
彼は言った。「イスラエルの神、主はほむべきかな。主は御口をもって私の父ダビデに語り、御手をもってこれを成し遂げて言われた。
8:16
『わたしの民イスラエルを、エジプトから連れ出した日からこのかた、わたしはわたしの名を置く宮を建てるために、イスラエルの全部族のうちのどの町をも選
ばなかった。わたしはダビデを選び、わたしの民イスラエルの上に立てた。』
8:17
それで私の父ダビデは、イスラエルの神、主の名のために宮を建てることをいつも心がけていた。
8:18
ところが、主は、私の父ダビデにこう仰せられた。『あなたは、わたしの名のために宮を建てることを心がけていたために、あなたはよくやった。あなたは確か
に、そう心がけていた。
8:19
しかし、あなたがその宮を建ててはならない。あなたの腰から出るあなたの子どもが、わたしの名のために宮を建てる。』
8:20
主は、お告げになった約束を果たされたので、私は父ダビデに代わって立ち、主の約束どおりイスラエルの王座に着いた。そして、イスラエルの神、主の名のた
めに、この宮を建て、
8:21
主の契約が納められている箱のために、そこに一つの場所を設けた。その契約は、主が、私たちの先祖をエジプトの地から連れ出されたときに、彼らと結ばれた
ものである。」
口語訳1955
8:14
王は身をめぐらして、イスラエルのすべての会衆を祝福した。その時イスラエルのすべての会衆は立っていた。
8:15
彼は言った、「イスラエルの神、主はほむべきかな。主はその口をもってわたしの父ダビデに約束されたことを、その手をもってなし遂げられた。主は言われ
た、
8:16
『わが民イスラエルをエジプトから導き出した日から、わたしはわたしの名を置くべき宮を建てるために、イスラエルのもろもろの部族のうちから、どの町をも
選んだことがなかった。ただダビデを選んで、わが民イスラエルの上に立たせた』と。
8:17
イスラエルの神、主の名のために宮を建てることは、わたしの父ダビデの心にあった。
8:18
しかし主はわたしの父ダビデに言われた、『わたしの名のために宮を建てることはあなたの心にあった。あなたの心にこの事のあったのは結構である。
8:19
けれどもあなたはその宮を建ててはならない。あなたの身から出るあなたの子がわたしの名のために宮を建てるであろう』と。
8:20
そして主はその言われた言葉を行われた。すなわちわたしは父ダビデに代って立ち、主が言われたように、イスラエルの位に座し、イスラエルの神、主の名のた
めに宮を建てた。
8:21
わたしはまたそこに主の契約を納めた箱のために一つの場所を設けた。その契約は主がわれわれの先祖をエジプトの地から導き出された時に、彼らと結ばれたも
のである」。
文
語訳1917
8:14 王其面を轉てイスラエルの凡の會衆を祝せり時にイスラエルの會衆は皆立ゐたり
8:15 彼言けるはイスラエルの神ヱホバは譽べきかなヱホバは其口をもて吾父ダビデに言ひ其手をもて之を成し遂げたまへり
8:16
即ち我は吾民イスラエルをエジプトより導き出せし日より我名を置べき家を建しめんためにイスラエルの諸の支派の中より何れの城邑をも選みしことなし但ダビ
デを選みてわが民イスラエルの上に立しめたりと言たまへり
8:17 夫イスラエルの神ヱホバの名のために家を建ることはわが父ダビデの心にありき
8:18 しかるにヱホバわが父ダビデにいひたまひけるはわが名のために家を建ること汝の心にあり汝の心に此事あるは善し
8:19 然ども汝は其家を建べからず汝の腰より出る汝の子其人吾名のために家を建べしと
8:20
而してヱホバ其言たまひし言を行ひたまへり即ち我わが父ダビデに代りて立ちヱホバの言たまひし如くイスラエルの位に坐しイスラエルの神ヱホバの名のために
家を建たり
8:21
我又其處にヱホバの契約を蔵めたる櫃のために一の所を設けたり即ち我儕の父祖をエジプトの地より導き出したまひし時に彼等に爲したまひし者なりと
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 ルカ 1:68
1:68 「主なるイスラエルの
神は、ほむべきかな。神はその民を顧みてこれをあがない、
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 ルカ 1:68
1:68 「主なるイスラエルの
神は、ほむべきかな。神はその民を顧みてこれをあがない、
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
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列王記 上 8:22−53
ソロモンの祈り
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
列上
8:22 ソロモンは主の祭壇の前に立ち、イスラエルの全会衆に向かい、天に向かって両手を広げ、
列上
8:23 祈った。「イスラエルの神、主よ。上は天、下は地のどこにもあなたのような神はおられません。あなたは心を尽くして御前を歩む僕たちに契約と慈
しみを守られる方です。
列上
8:24 あなたはあなたの僕、父ダビデに約束されたことを守られました。あなたはその口をもって約束されたことを、今日このとおり、その手をもって成し
遂げられました。
列上
8:25 そこで今、イスラエルの神、主よ。あなたの僕、父ダビデに約束されたことをお守りください。あなたはこう仰せになりました。『あなたが私の前を
歩んだように、あなたの子孫もその道を守り、私の前を歩みさえすれば、イスラエルの王座に着く者が私の前から絶えることはな
い。』
列上 8:26 そこで今、イスラエルの神よ。どうか、あなたの僕、父ダビデに約束されたことが確かに実現されますように。
列上
8:27 神は果たして地上に住まわれるでしょうか。天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。まして私が建てたこの神殿などなおさらです。
列上
8:28 わが神、主よ。あなたの僕の祈りとその願いを顧みてください。今日、あなたの僕が御前に献げる嘆きと祈りを聞き入れてください。
列上
8:29 夜も昼も、この神殿に目を向けていてください。ここは、あなたが、『そこに私の名を置く』と仰せになった所です。あなたの僕がこの所に向かって
献げる祈りを聞き入れてください。
列上
8:30 あなたの僕と、あなたの民イスラエルが、この所に向かって献げる願いを聞き入れてください。あなたは住まいである天からそれを聞いてください。
聞いて、お赦しください。
列上
8:31 ある人が隣人に対して罪を犯し、その人が呪いの誓いを立てさせられるとき、この神殿のあなたの祭壇の前に誓いに来るなら、
列上
8:32 あなたは天でそれを聞き、あなたの僕たちを裁いてください。悪しき者は悪しき者として、その行いの報いを頭上に下し、正しき者は正しき者とし
て、その正しさに従って報いてください。
列上
8:33 あなたに罪を犯したため、あなたの民イスラエルが、敵に打ち負かされたとき、あなたに立ち帰って御名をたたえ、この神殿で祈り、憐れみを乞うな
ら、
列上
8:34 あなたは天でそれを聞き、あなたの民イスラエルの罪を赦し、先祖にお与えになった土地に彼らを帰らせてください。
列上
8:35 あなたに罪を犯したため、天が閉ざされて雨が降らないとき、彼らがこの所に向かって祈り、御名をたたえ、あなたの懲らしめによって罪から立ち帰
るなら、
列上
8:36 あなたは天でそれを聞き、あなたの僕たち、あなたの民イスラエルの罪をお赦しください。彼らが歩むべき正しい道を教え、受け継ぐべきものとして
あなたの民にお与えになったあなたの土地に、雨を降らせてください。
列上
8:37 この地に飢饉が起こり、疫病がはやり、立ち枯れや赤さび病、群がるばったや、食い荒らすばったが発生し、敵がこの国の町を包囲し、あらゆる災
い、あらゆる病気が生じたとしても、
列上
8:38 あなたの民イスラエルが、皆それぞれ心に痛みを抱え、この神殿に向かって両手を広げて祈るなら、どのような祈りも、どのような願いも、
列上
8:39 あなたは住まいである天でそれを聞いて赦し、答えてください。あなたは人の心をご存じですから、どの人にも、その人の歩んできた道に応じて報い
てください。まことにあなただけが、すべての人の心をご存じです。
列上 8:40 そうすれば、彼らはあなたが先祖にお与えになった土地で生き長らえる間、いつもあなたを畏れ敬うでしょう。
列上
8:41 また、あなたの民イスラエルに属していない、あなたの名のゆえに遠い国からやって来た外国人にも、同じようにしてください。
列上 8:42 その者が、あなたの偉大な名と、力強い手と、伸ばされた腕のことを聞き、この神殿に来て祈るなら、
列上
8:43 あなたは住まいである天でそれを聞いて、その外国人があなたに叫び求めることは何でもかなえてください。そうすれば、全地の民は御名を知り、あ
なたの民イスラエルと同じようにあなたを畏れ敬い、私が建てたこの神殿で御名が呼ばれていることを知るでしょう。
列上
8:44 あなたの民が敵に向かって出陣し、あなたが遣わされる道において、あなたが選ばれたこの都と、私が御名のために建てたこの神殿の方角に向かって
主に祈るなら、
列上 8:45 あなたは天でその祈りと願いを聞き、その訴えに答えてください。
列上
8:46 罪を犯さない者は一人もいませんから、人々はあなたに罪を犯し、あなたは怒ってその人たちを敵の手に渡されるでしょう。人々は敵の捕虜として遠
く、あるいは近くの敵地へ連れて行かれるでしょう。
列上
8:47 しかし、捕らわれの地で人々が本心に立ち帰り、すなわち、その捕らわれの地であなたに立ち帰り、憐れみを乞い、『私たちは罪を犯し、過ちを犯
し、悪を行いました』と言い、
列上
8:48 捕らえられた敵の地で、心を尽くし、魂を尽くしてあなたに立ち帰り、あなたが先祖に与えられた地と、あなたが選ばれた都と、あなたの名のために
私が建てたこの神殿の方角に向かって祈るなら、
列上 8:49 あなたは住まいである天でその祈りと願いを聞き、その訴えに答えてください。
列上
8:50 あなたに罪を犯した民と、民があなたに背いて犯したあらゆる過ちを赦してください。彼らを捕らえた者たちの前で民を憐れみ、捕らえた者たちが民
を憐れむようにしてください。
列上 8:51 彼らはあなたの民、鉄の炉の中から、エジプトから、あなたが導き出されたあなたの所有の民です。
列上
8:52 あなたの僕の願いと、イスラエルの民の願いに目を向けてください。彼らがあなたに叫び求めることはすべて聞き入れてください。
列上
8:53 あなたは、地上のすべての民の中から彼らを選び出して、ご自分の民とされました。それはあなたがエジプトから、先祖を導き出されたとき、僕モー
セを通して告げられたとおりです。主なる神よ。」
フランシスコ会訳2013
022ソロモンはイスラエルの全会衆の面前で主の祭壇の前に立ち、両手を天に差し伸べて
023言った、「イスラエルの神、主
よ、上は天、下は地、そのどこにもあなたのような神はありません。あなたは心を尽くしてあなたの前を歩む僕たちに対して契約を守り、
慈しみをお示しになりました。
024あなたはあなたの僕、わたしの
父ダビデに約束されたことを守られました。あなたは口で約束され、今日このとおり、あなたの手で成就されました。
025イスラエルの神、主よ、これか
らも、あなたの僕、わたしの父ダビデに約束されたことをどうかお守りください。『お前がわたしの前を歩んだように、お前の子孫もその
道を守ってわたしの前を歩むなら、わたしの前でイスラエルの王座につく者がお前から断たれることはない』と仰せになったことを。
026イスラエルの神よ、あなたの
僕、わたしの父ダビデに約束されたことが、これからも実現されますように。
027神がほんとうに地上にお住みに
なるのでしょうか。天も、天の天も、あなたを包むことはできません。わたしが建てたこの神殿などなおさらです。
028しかし、わたしの神、主よ、あ
なたの僕の祈りと願いとを顧み、今日、あなたの僕がみ前にささげる叫びと祈りを聞き入れてください。
029そしてこの神殿、あなたが『わ
たしの名はそこにある』と仰せになったこの場所に、夜も昼もあなたの目を留めてください。あなたの僕がこの場所に向かって願う祈りを
聞き入れてください。
030あなたの僕とあなたの民イスラ
エルが、この場所に向かってささげる願いを聞き入れてください。どうかあなたの住まいである天でこれを聞き、聞き入れてお赦しくださ
い。
031隣人に罪を犯した者が、呪いの
誓いを立てさせられる時に、この神殿であなたの祭壇の前に来て呪いの誓いを立てたなら、
032あなたは天にあってこれを聞い
て行動を起こし、あなたの僕たちをお裁きください。罪ある者を有罪とし、頭上にその業を報い、罪なき者には無罪を宣告し、その無罪を
明らかにしてください。
033あなたの民イスラエルが、あな
たに罪を犯したために敵に敗れるとき、彼らがあなたのもとに立ち返ってあなたの名を崇め、この神殿であなたに祈り願うなら、
034あなたは天にあってこれを聞
き、あなたの民イスラエルの罪を赦し、彼らの先祖に与えてくださった土地に彼らを帰らせてください。
035彼らがあなたに罪を犯したた
め、天が閉ざされて雨が降らないとき、彼らがこの場所に向かって祈り、あなたの名を崇め、あなたの懲らしめによって罪から立ち返るな
ら、
036あなたは天にあってこれを聞
き、あなたの僕たちと、あなたの民イスラエルの罪を赦してください。そして彼らが歩むべき正しい道を教え、相続の地として民に与えら
れたあなたの土地に雨を降らせてください。
037この地に飢饉が起こるとき、疫
病がはやるとき、黒穂病、べと病、蝗または毛虫の害が発生するとき、敵がこの地で門を包囲するとき、また、いかなる災い、いかなる病
が生じる時にも、
038あなたの民イスラエルのすべ
て、そのすべてが、心に痛みを覚え、この神殿に向かって手を差し伸べて祈るなら、そのどの祈り、どの願いも
039あなたの住まいである天で聞
き、赦し、答えてください。あなたは人の心をご存じですから、どうかどの人にもそのすべての業に応じて報いてください。あなただけが
すべての人の心をご存じだからです。
040そうすれば、あなたがわたした
ちの先祖に与えてくださった土地で彼らが生きているかぎり、常に彼らはあなたを畏れるでしょう。
041また、あなたの民イスラエルに
属さない他国の者がみ名の故に遠い国から来て、
042――彼らはあなたの大いなる名
と力強い手と差し伸べられた腕について聞き知ったのです――彼らがやって来
て、この神殿に向かって祈るとき、
043住まいである天からこれを聞
き、他国の者があなたに叫び求めることは何でもかなえてください。そうすれば、地上のすべての民はあなたの名を知り、あなたの民イス
ラエルと同じくあなたを畏れ、わたしが建てたこの神殿にあなたの名がつけられていることを知るでしょう。
044あなたの民が敵と戦うために出
撃し、あなたがお遣わしになる道にあって、あなたが選ばれた都と、あなたの名のためにわたしが建てたこの神殿に向かって祈るとき、
045あなたは天で彼らの祈りと願い
を聞き、彼らの言い分に応えてください。
046彼らがあなたに罪を犯し――罪を犯さない人間は一人もおりません――、
あなたが怒って彼らを渡され、遠くあるいは近くの敵の地に囚われの身となって連れ去られるとき、
047彼らが囚われた人々の地で回心
し、彼らを捕らえた者の地であなたに立ち返ってあなたに願い、『わたしたちは罪を犯しました。悪を行って、不正を犯しました』と言 い、
048彼らを捕らえた敵の地で、心を
尽くし精神を尽くしてあなたに立ち返り、あなたが彼らの先祖に与えてくださった土地と、あなたが選ばれた都、またわたしがあなたの名
のために建てた神殿に向かってあなたに祈るとき、
049あなたの住まいである天で彼ら
の祈りと願いを聞き、彼らの言い分に応えてください。
050あなたに対して罪を犯したあな
たの民を赦し、あなたに対して犯したすべての咎を赦し、彼らを捕らえた者たちが憐れみの心を起こすように、その者たちの目の前で彼ら
を憐れんでください。
051彼らはあなたの民、あなたが鉄
の炉であるエジプトから導き出された、あなたのものだからです。
052どうかあなたの僕の願いとあな
たの民イスラエルの願いに目を留め、彼らがあなたに叫び求めることは何でも聞き入れてください。
053主なる神よ、あなたがわたした
ちの先祖をエジプトの地から導き出されたとき、あなたの僕モーセを通して告げられたとおり、あなたは彼らを地上のすべての民から選り
抜いてあなたのものとされたからです」。
新共同訳1987
8:22
ソロモンは、イスラエルの全会衆の前で、主の祭壇の前に立ち、両手を天に伸ばして、
8:23
祈った。「イスラエルの神、主よ、上は天、下は地のどこにもあなたに並ぶ神はありません。心を尽くして御前を歩むあなたの僕たちに対して契約を守り、慈し
みを注がれる神よ、
8:24
あなたはその僕、わたしの父ダビデになさった約束を守り、御口をもって約束なさったことを今日このとおり御手をもって成し遂げてくださいました。
8:25
イスラエルの神、主よ、今後もあなたの僕ダビデに約束なさったことを守り続けてください。あなたはこう仰せになりました。『あなたがわたしの前を歩んだよ
うに、あなたの子孫もその道を守り、わたしの前を歩むなら、わたしはイスラエルの王座につく者を断たず、わたしの前から消し去ること
はない』と。
8:26
イスラエルの神よ、あなたの僕、わたしの父ダビデになさった約束が、今後も確かに実現されますように。
8:27
神は果たして地上にお住まいになるでしょうか。天も、天の天もあなたをお納めすることができません。わたしが建てたこの神殿など、なおふさわしくありませ
ん。
8:28
わが神、主よ、ただ僕の祈りと願いを顧みて、今日僕が御前にささげる叫びと祈りを聞き届けてください。
8:29
そして、夜も昼もこの神殿に、この所に御目を注いでください。ここはあなたが、『わたしの名をとどめる』と仰せになった所です。この所に向かって僕がささ
げる祈りを聞き届けてください。
8:30
僕とあなたの民イスラエルがこの所に向かって祈り求める願いを聞き届けてください。どうか、あなたのお住まいである天にいまして耳を傾け、聞き届けて、罪
を赦してください。
8:31
もしある人が隣人に罪を犯し、呪いの誓いを立てさせられるとき、その誓いがこの神殿にあるあなたの祭壇の前でなされるなら、
8:32
あなたは天にいましてこれに耳を傾け、あなたの僕たちを裁き、悪人は悪人として、その行いの報いを頭にもたらし、善人は善人として、その善い行いに応じて
報いをもたらしてください。
8:33
あなたの民イスラエルが、あなたに罪を犯したために敵に打ち負かされたとき、あなたに立ち帰って御名をたたえ、この神殿で祈り、憐れみを乞うなら、
8:34
あなたは天にいまして耳を傾け、あなたの民イスラエルの罪を赦し、先祖たちにお与えになった地に彼らを帰らせてください。
8:35
彼らがあなたに罪を犯したために天が閉ざされ、雨が降らなくなったとき、この所に向かって祈り、御名をたたえ、あなたの懲らしめによって罪を離れて立ち帰
るなら、
8:36
あなたは天にいまして耳を傾け、あなたの僕たち、あなたの民イスラエルの罪を赦し、彼らに歩むべき正しい道を教え、嗣業としてあなたの民に与えてくださっ
た地に雨を降らせてください。
8:37
またこの地に飢饉が広がったり、疫病がはやったり、黒穂病、赤さび病、いなご、ばったが発生したり、敵がこの地で城門を封鎖したり、そのほかどんな災い、
どんな難病が生じたときにも、
8:38
あなたの民イスラエルが、だれでも、心に痛みを覚え、この神殿に向かって手を伸ばして祈るなら、そのどの祈り、どの願いにも、
8:39
あなたはお住まいである天にいまして耳を傾け、罪を赦し、こたえてください。あなたは人の心をご存じですから、どの人にもその人の歩んできたすべての道に
従って報いてください。まことにあなただけがすべての人の心をご存じです。
8:40
こうして彼らは、あなたがわたしたちの先祖にお与えになった地で生を営む間、絶えずあなたを畏れ敬うでしょう。
8:41
更に、あなたの民イスラエルに属さない異国人が、御名を慕い、遠い国から来て、
8:42
――それは彼らが大いなる御名と力強い御手と伸ばされた御腕のことを耳にするからです――この神殿に来て祈るなら、
8:43
あなたはお住まいである天にいましてそれに耳を傾け、その異国人があなたに叫び求めることをすべてかなえてください。こうして、地上のすべての民は御名を
知り、あなたの民イスラエルと同様にあなたを畏れ敬い、わたしの建てたこの神殿が御名をもって呼ばれていることを知るでしょう。
8:44
あなたの民が敵に向かって戦いに出て行くとき、あなたの遣わされる道にあって、あなたのお選びになった都、わたしが御名のために建てた神殿の方を向いて主
に祈るなら、
8:45
あなたは天にいましてその祈りと願いに耳を傾け、彼らを助けてください。
8:46
もし彼らがあなたに向かって罪を犯し、――罪を犯さない者は一人もいません――あなたが怒って彼らを敵の手に渡し、遠くあるいは近くの敵地に捕虜として引
いて行かれたときに、
8:47
彼らが捕虜になっている地で自らを省み、その捕らわれの地であなたに立ち帰って憐れみを乞い、『わたしたちは罪を犯しました。不正を行い、悪に染まりまし
た』と言い、
8:48
捕虜にされている敵地で、心を尽くし、魂を尽くしてあなたに立ち帰り、あなたが先祖にお与えになった地、あなたがお選びになった都、御名のためにわたしが
建てた神殿の方に向かってあなたに祈るなら、
8:49
あなたはお住まいである天にいましてその祈りと願いに耳を傾け、裁きを行ってください。
8:50
あなたの民があなたに対して犯した罪、あなたに対する反逆の罪のすべてを赦し、彼らを捕らえた者たちの前で、彼らに憐れみを施し、その人々が彼らを憐れむ
ようにしてください。
8:51
彼らは、鉄の炉であるエジプトからあなたが導き出されたあなたの民、あなたの嗣業です。
8:52
どうか、この僕の願いにも、あなたの民イスラエルの願いにも御目を向け、いつあなたに呼びかけても彼らに耳を傾けてください。
8:53
主なる神よ、あなたはわたしたちの先祖をエジプトから導き出されたとき、あなたの僕モーセによってお告げになったとおり、彼らを地上のすべての民から切り
離して御自分の嗣業とされました。」
新改訳1970
8:22
ソロモンはイスラエルの全集団の前で、主の祭壇の前に立ち、両手を天に差し伸べて、
8:23
言った。「イスラエルの神、主。上は天、下は地にも、あなたのような神はほかにありません。あなたは、心を尽くして御前に歩むあなたのしもべたちに対し、
契約と愛とを守られる方です。
8:24
あなたは、約束されたことを、あなたのしもべ、私の父ダビデのために守られました。それゆえ、あなたは御口をもって語られました。また御手をもって、これ
を今日のように、成し遂げられました。
8:25
それで今、イスラエルの神、主よ。あなたのしもべ、私の父ダビデに約束して、『あなたがわたしの前に歩んだように、もしあなたの子孫がその道を守り、わた
しの前に歩みさえするなら、あなたには、イスラエルの王座に着く人が、わたしの前から断たれない。』と仰せられたことを、ダビデのた
めに守ってください。
8:26
今、イスラエルの神。どうかあなたのしもべ、私の父ダビデに約束されたみことばが堅く立てられますように。
8:27
それにしても、神ははたして地の上に住まわれるでしょうか。実に、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。まして、私の建てたこの宮など、
なおさらのことです。
8:28
けれども、あなたのしもべの祈りと願いに御顔を向けてください。私の神、主よ。あなたのしもべが、きょう、御前にささげる叫びと祈りを聞いてください。
8:29
そして、この宮、すなわち、あなたが『わたしの名をそこに置く。』と仰せられたこの所に、夜も昼も御目を開いていてくださって、あなたのしもべがこの所に
向かってささげる祈りを聞いてください。
8:30
あなたのしもべとあなたの民イスラエルが、この所に向かってささげる願いを聞いてください。あなたご自身が、あなたのお住まいになる所、天にいまして、こ
れを聞いてください。聞いて、お赦しください。
8:31
ある人が隣人に罪を犯し、のろいの誓いを立てさせられることになって、この宮の中にあるあなたの祭壇の前に来て誓うとき、
8:32
あなたご自身が天でこれを聞き、あなたのしもべたちにさばきを行なって、悪者にはその生き方への報いとして、その頭上に悪を下し、正しい者にはその正しさ
にしたがって義を報いてください。
8:33
また、あなたの民イスラエルが、あなたに罪を犯したために敵に打ち負かされたとき、彼らがあなたのもとに立ち返り、御名をほめたたえ、この宮で、あなたに
祈り願ったなら、
8:34
あなたご自身が天でこれを聞き、あなたの民イスラエルの罪を赦し、あなたが彼らの先祖たちにお与えになった地に、彼らを帰らせてください。
8:35
彼らがあなたに罪を犯したため、天が閉ざされて雨が降らない場合、彼らがこの所に向かって祈り、御名をほめたたえ、あなたの懲らしめによって彼らがその罪
から立ち返るなら、
8:36
あなたご自身が天でこれを聞き、あなたのしもべたち、あなたの民イスラエルの罪を赦し、彼らの歩むべき良い道を彼らに教え、あなたの民に相続地としてお与
えになったあなたの地に雨を降らせてください。
8:37
もし、この地に、ききんが起こり、疫病や立ち枯れや、黒穂病、いなごや油虫が発生した場合、また、敵がこの地の町々を攻め囲んだ場合、どんなわざわい、ど
んな病気の場合にも、
8:38
だれでも、あなたの民イスラエルがおのおの自分の心の悩みを知り、この宮に向かって両手を差し伸べて祈るとき、どのような祈り、願いも、
8:39
あなたご自身が、あなたの御住まいの所である天で聞いて、赦し、またかなえてください。ひとりひとりに、そのすべての生き方にしたがって報いてください。
あなたはその心を知っておられます。あなただけがすべての人の子の心を知っておられるからです。
8:40
それは、あなたが私たちの先祖に賜わった地の上で彼らが生きながらえる間、いつも彼らがあなたを恐れるためです。
8:41
また、あなたの民イスラエルの者でない外国人についても、彼があなたの御名のゆえに、遠方の地から来て、
8:42
――彼らは、あなたの大いなる御名と、力強い御手と、伸べられた腕について聞きますから。――この宮に来て祈るとき、
8:43
あなたご自身が、あなたの御住まいの所である天でこれを聞き、その外国人があなたに向かって願うことをすべてかなえてください。そうすれば、この地のすべ
ての民が御名を知り、あなたの民イスラエルと同じように、あなたを恐れるようになり、私の建てたこの宮では、御名が呼び求められなく
てはならないことを知るようになるでしょう。
8:44
あなたの民が、敵に立ち向かい、あなたが遣わされる道に出て戦いに臨むとき、あなたの選ばれた町、私が御名のために建てた宮の方向に向かって、主に祈るな
ら、
8:45
天で、彼らの祈りと願いを聞いて、彼らの言い分を聞き入れてやってください。
8:46
彼らがあなたに対して罪を犯したため――罪を犯さない人間はひとりもいないのですから――あなたが彼らに対して怒られ、彼らを敵に渡し、彼らが、遠い、あ
るいは近い敵国に捕虜として捕われていった場合、
8:47
彼らが捕われていった地で、みずから反省して悔い改め、捕われていった地で、あなたに願い、『私たちは罪を犯しました。悪を行なって、咎ある者となりまし
た。』と言って、
8:48
捕われていった敵国で、心を尽くし、精神を尽くして、あなたに立ち返り、あなたが彼らの先祖に与えられた彼らの地、あなたが選ばれたこの町、私が御名のた
めに建てたこの宮のほうに向いて、あなたに祈るなら、
8:49
あなたの御住まいの所である天で、彼らの祈りと願いを聞き、彼らの言い分を聞き入れ、
8:50
あなたに対して罪を犯したあなたの民を赦し、あなたにそむいて犯したすべてのそむきの罪を赦し、彼らを捕えていった者たちが、あわれみの心を起こし、彼ら
をあわれむようにしてください。
8:51
彼らは、あなたの民であり、あなたがエジプトから、すなわち鉄の炉の中から連れ出されたあなたご自身のものであるからです。
8:52
どうか、あなたのしもべの願いと、あなたの民イスラエルの願いとに、御目を開き、彼らがあなたに叫び求めるとき、いつも彼らの願いを聞き入れてください。
8:53
あなたが彼らを地上のすべての国々の民から区別してご自身のものとされたのです。神、主よ。あなたが私たちの先祖をエジプトから連れ出されたとき、あなた
のしもべモーセを通して告げられたとおりです。」
口語訳1955
8:22
ソロモンはイスラエルの全会衆の前で、主の祭壇の前に立ち、手を天に伸べて、
8:23
言った、「イスラエルの神、主よ、上の天にも、下の地にも、あなたのような神はありません。あなたは契約を守られ、心をつくしてあなたの前に歩むあなたの
しもべらに、いつくしみを施し、
8:24
あなたのしもべであるわたしの父ダビデに約束されたことを守られました。あなたが口をもって約束されたことを、手をもってなし遂げられたことは、今日見る
とおりであります。
8:25
それゆえ、イスラエルの神、主よ、あなたのしもべであるわたしの父ダビデに、あなたが約束して『おまえがわたしの前に歩んだように、おまえの子孫が、その
道を慎んで、わたしの前に歩むならば、おまえにはイスラエルの位に座する人が、わたしの前に欠けることはないであろう』と言われたこ
とを、ダビデのために守ってください。
8:26
イスラエルの神よ、どうぞ、あなたのしもべであるわたしの父ダビデに言われた言葉を確認してください。
8:27
しかし神は、はたして地上に住まわれるでしょうか。見よ、天も、いと高き天もあなたをいれることはできません。ましてわたしの建てたこの宮はなおさらで
す。
8:28
しかしわが神、主よ、しもべの祈と願いを顧みて、しもべがきょう、あなたの前にささげる叫びと祈をお聞きください。
8:29
あなたが『わたしの名をそこに置く』と言われた所、すなわち、この宮に向かって夜昼あなたの目をお開きください。しもべがこの所に向かって祈る祈をお聞き
ください。
8:30
しもべと、あなたの民イスラエルがこの所に向かって祈る時に、その願いをお聞きください。あなたのすみかである天で聞き、聞いておゆるしください。
8:31
もし人がその隣り人に対して罪を犯し、誓いをすることを求められる時、来てこの宮であなたの祭壇の前に誓うならば、
8:32
あなたは天で聞いて行い、あなたのしもべらをさばき、悪人を罰して、そのおこないの報いをそのこうべに帰し、義人を義として、その義にしたがって、その人
に報いてください。
8:33
もしあなたの民イスラエルが、あなたに対して罪を犯したために敵の前に敗れた時、あなたに立ち返って、あなたの名をあがめ、この宮であなたに祈り願うなら
ば、
8:34
あなたは天にあって聞き、あなたの民イスラエルの罪をゆるして、あなたが彼らの先祖に賜わった地に彼らを帰らせてください。
8:35
もし彼らがあなたに罪を犯したために、天が閉ざされて雨がなく、あなたが彼らを苦しめられる時、彼らがこの所に向かって祈り、あなたの名をあがめ、その罪
を離れるならば、
8:36
あなたは天で聞き、あなたのしもべ、あなたの民イスラエルの罪をゆるし、彼らに歩むべき良い道を教えて、あなたが、あなたの民に嗣業として与えられた地に
雨を降らせてください。
8:37
もし国にききんがあるか、もしくは疫病、立ち枯れ、腐り穂、いなご、青虫があるか、もしくは敵のために町の中に攻め囲まれることがあるか、どんな災害、ど
んな病気があっても、
8:38
もし、だれでも、あなたの民イスラエルがみな、おのおのその心の悩みを知って、この宮に向かい、手を伸べるならば、どんな祈、どんな願いでも、
8:39
あなたは、あなたのすみかである天で聞いてゆるし、かつ行い、おのおのの人に、その心を知っておられるゆえ、そのすべての道にしたがって報いてください。
ただ、あなただけ、すべての人の心を知っておられるからです。
8:40
あなたが、われわれの先祖に賜わった地に、彼らの生きながらえる日の間、常にあなたを恐れさせてください。
8:41
またあなたの民イスラエルの者でなく、あなたの名のために遠い国から来る異邦人が、
8:42
――それは彼らがあなたの大いなる名と、強い手と、伸べた腕とについて聞き及ぶからです、――もしきて、この宮に向かって祈るならば、
8:43
あなたは、あなたのすみかである天で聞き、すべて異邦人があなたに呼び求めることをかなえさせてください。そうすれば、地のすべての民は、あなたの民イス
ラエルのように、あなたの名を知り、あなたを恐れ、またわたしが建てたこの宮があなたの名によって呼ばれることを知るにいたるでしょ
う。
8:44
あなたの民が敵と戦うために、あなたがつかわされる道を通って出て行くとき、もし彼らがあなたの選ばれた町、わたしがあなたの名のために建てた宮の方に向
かって、主に祈るならば、
8:45
あなたは天で、彼らの祈と願いを聞いて彼らをお助けください。
8:46
彼らがあなたに対して罪を犯すことがあって、――人は罪を犯さない者はないのです、――あなたが彼らを怒り、彼らを敵にわたし、敵が彼らを捕虜として遠近
にかかわらず、敵の地に引いて行く時、
8:47
もし彼らが捕われていった地で、みずから省みて悔い、自分を捕えていった者の地で、あなたに願い、『われわれは罪を犯しました、そむいて悪を行いました』
と言い、
8:48
自分を捕えていった敵の地で、心をつくし、精神をつくしてあなたに立ち返り、あなたが彼らの先祖に与えられた地、あなたが選ばれた町、わたしがあなたの名
のために建てた宮の方に向かって、あなたに祈るならば、
8:49
あなたのすみかである天で、彼らの祈と願いを聞いて、彼らを助け、
8:50
あなたの民が、あなたに対して犯した罪と、あなたに対して行ったすべてのあやまちをゆるし、彼らを捕えていった者の前で、彼らにあわれみを得させ、その
人々が彼らをあわれむようにしてください。
8:51
(彼らはあなたがエジプトから、鉄のかまどの中から導き出されたあなたの民、あなたの嗣業であるからです)。
8:52
どうぞ、しもべの願いと、あなたの民イスラエルの願いに、あなたの目を開き、すべてあなたに呼び求める時、彼らの願いをお聞きください。
8:53
あなたは彼らを地のすべての民のうちから区別して、あなたの嗣業とされたからです。主なる神よ、あなたがわれわれの先祖をエジプトから導き出された時、
モーセによって言われたとおりです」。
文
語訳1917
8:22 ソロモン、イスラエルの凡の會衆の前にてヱホバの壇のまへに立ち其手を天に舒て
8:23
言けるはイスラエルの神ヱホバよ上の天にも下の地にも汝の如き神なし汝は契約を持ちたまひ心を全うして汝のまへに歩むところの汝の僕等に恩惠を施したまふ
8:24 汝は汝の僕わが父ダビデに語たまへる所を持ちたまへり汝は口をもて語ひ手をもて成し遂たまへること今日のごとし
8:25
イスラエルの神ヱホバよ然ば汝が僕わが父ダビデに語りて若し汝の子孫其道を愼みて汝がわが前に歩めるごとくわが前に歩まばイスラエルの位に坐する人わがま
へにて汝に缺ること無るべしといひたまひし事をダビデのために持ちたまへ
8:26 然ばイスラエルの神よ爾が僕わが父ダビデに言たまへる爾の言に效驗あらしめたまへ
8:27 神果して地の上に住たまふや視よ天も諸の天の天も爾を容るに足ず况て我が建たる此家をや
8:28 然どもわが神ヱホバよ僕の祈祷と懇願を顧みて其號呼と僕が今日爾のまへに祈る祈祷を聽たまへ
8:29
願くは爾の目を夜晝此家に即ち爾が我名は彼處に在べしといひたまへる處に向ひて開きたまへ願くは僕の此處に向ひて祈らん祈祷を聽たまへ
8:30 願くは僕と爾の民イスラエルが此處に向ひて祈る時に爾其懇願を聽たまへ爾は爾の居處なる天において聽き聽て赦したまへ
8:31 若し人其隣人に對ひて犯せることありて其人誓をもて誓ふことを要られんに來りて此家において爾の壇のまへに誓ひなば
8:32 爾天において聽て行ひ爾の僕等を鞫き惡き者を罪して其道を其首に歸し義しき者を義として其義に循ひて之に報いたまへ
8:33 若爾の民イスラエル爾に罪を犯したるがために敵の前に敗られんに爾に歸りて爾の名を崇め此家にて爾に祈り願ひなば
8:34 爾天において聽き爾の民イスラエルの罪を赦して彼等を爾が其父祖に與へし地に歸らしめたまへ
8:35
若彼等が爾に罪を犯したるが爲に天閉て雨无らんに彼等若此處にむかひて祈り爾の名を崇め爾が彼等を苦めたまふときに其罪を離れなば
8:36
爾天において聽き爾の僕等爾の民イスラエルの罪を赦したまへ爾彼等に其歩むべき善道をヘへたまふ時は爾が爾の民に與へて?業となさしめたまひし爾の地に雨
を降したまへ
8:37
若國に饑饉あるか若くは疫病枯死朽腐噬亡ぼす蝗蟲あるか若くは其敵國にいりて彼等を其門に圍むか如何なる災害如何なる病疾あるも
8:38 若一人か或は爾の民イスラエル皆各己の心の災を知て此家に向ひて手を舒なば其人如何なる祈祷如何なる懇願を爲とも
8:39
爾の居處なる天に於て聽て赦し行ひ各の人に其心を知給ふ如く其道々にしたがひて報い給へ其は爾のみ凡の人の心を知たまへばなり
8:40 爾かく彼等をして爾が彼等の父祖に與へたまへる地に居る日に常に爾を畏れしめたまへ
8:41 且又爾の民イスラエルの者にあらずして爾の名のために遠き國より來る異邦人は
8:42 (其は彼等爾の大なる名と強き手と伸たる腕を聞およぶべければなり)若來りて此家にむかひて祈らば
8:43
爾の居處なる天に於て聽き凡て異邦人の爾に?求むる如く爲たまへ爾かく地の諸の民をして爾の名をしらしめ爾の民イスラエルのごとく爾を畏れしめ又我が建た
る此家は爾の名をもて稱呼るるといふことを知しめ給へ
8:44
爾の民其敵と戰はんとて爾の遣はしたまふ所に出たる時彼等若爾が選みたまへる城とわが爾の名のために建たる家の方に向ひてヱホバに祈らば
8:45 爾天において彼等の祈祷と懇願を聽て彼等を助けたまへ
8:46
人は罪を犯さざる者なければ彼等爾に罪を犯すことありて爾彼等を怒り彼等を其敵に付し敵かれらを虜として遠近を諭ず敵の地に引ゆかん時は
8:47
若彼等虜れゆきし地において自ら顧みて悔い己を虜へゆきし者の地にて爾に願ひて我儕罪を犯し悖れる事を爲たり我儕惡を行ひたりと言ひ
8:48
己を虜ゆきし敵の地にて一心一念に爾に歸り爾が其父祖に與へたまへる地爾が選みたまへる城とわが爾の名のために建たる家の方に向ひて爾に祈らば
8:49 爾の居處なる天において爾彼等の祈祷と懇願を聽てかれらを助け
8:50
爾の民の爾に對て犯したる事と爾に對て過てる其凡の罪過を赦し彼等を虜ゆける者の前にて彼等に憐を得させ其人々をして彼等を憐ましめたまへ
8:51 其は彼等は爾がエジプトより即ち鐵の鑪の中よりいだしたまひし爾の民爾の?業なればなり
8:52 願くは僕の祈祷と爾の民イスラエルの祈願に爾の目を開きて凡て其爾に?求むる所を聽たまへ
8:53
其は爾彼等を地の凡の民の中より別ちて爾の?業となしたまへばなり神ヱホバ爾が我儕の父祖をエジプトより導き出せし時モーセによりて言給ひし如し
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 使 7:49
7:49 『主が仰せられる、/どんな家をわたしの
ために建てるのか。わたしのいこいの場所は、どれか。天はわたしの 王座、/地はわたしの足台である。
口 語訳 使 17:24
17:24
この世界と、その中にある万物とを造った神は、天地の主であるのだから、手で造った宮などにはお住みにならない。
口 語訳
Uコリ12:2
12:2
わたしはキリストにあるひとりの人を知っている。この人は十四年前に第三の天にまで引き上げられた――それが、からだのままであった
か、わたしは知らない。からだを離れてであったか、それも知らない。神がご存じである。
口 語訳 使 1:24
1:24
祈って言った、「すべての人の心をご存じである主よ。このふたりのうちのどちらを選んで、
口 語訳 ヤコ
3:2
3:2
わたしたちは皆、多くのあやまちを犯すものである。もし、言葉の上であやまちのない人があれば、そういう人は、全身をも制御すること
のできる完全な人である。
口 語訳
Tヨハ1:8-10
1:8
もし、罪がないと言うなら、それは自分を欺くことであって、真理はわたしたちのうちにない。
1:9
もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよ
めて下さる。
1:10
もし、罪を犯したことがないと言うなら、それは神を偽り者とするのであって、神の言はわたしたちのうちにない。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 使 7:49
7:49 『主が仰せられる、/どんな家をわたしの
ために建てるのか。わたしのいこいの場所は、どれか。天はわたしの 王座、/地はわたしの足台である。
口 語訳 使 17:24
17:24
この世界と、その中にある万物とを造った神は、天地の主であるのだから、手で造った宮などにはお住みにならない。
口 語訳 ピリ
4:6
4:6
何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。
口 語訳
Tヨハ1:9
1:9
もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよ
めて下さる。
口 語訳 ヨハ
2:24-25
2:24
しかしイエスご自身は、彼らに自分をお任せにならなかった。それは、すべての人を知っておられ、
2:25
また人についてあかしする者を、必要とされなかったからである。それは、ご自身人の心の中にあることを知っておられたからである。
口 語訳 使 1:24
1:24
祈って言った、「すべての人の心をご存じである主よ。このふたりのうちのどちらを選んで、
口 語訳 ロマ
3:23
3:23
すなわち、すべての人は罪を犯したため、神の栄光を受けられなくなっており、
口 語訳
Tヨハ1:8-10
1:8
もし、罪がないと言うなら、それは自分を欺くことであって、真理はわたしたちのうちにない。
1:9
もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよ
めて下さる。
1:10
もし、罪を犯したことがないと言うなら、それは神を偽り者とするのであって、神の言はわたしたちのうちにない。
口 語訳 使 7:10
7:10
あらゆる苦難から彼を救い出し、エジプト王パロの前で恵みを与え、知恵をあらわさせた。そこで、パロは彼を宰相の任につかせ、エジプ
トならびに王家全体の支配に当らせた。
口 語訳 ロマ
11:28-29
11:28
福音について言えば、彼らは、あなたがたのゆえに、神の敵とされているが、選びについて言えば、父祖たちのゆえに、神に愛せられる者
である。
11:29
神の賜物と召しとは、変えられることがない。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口 語訳 ヨハ 1:14
1:14 そして言は肉体とな
り、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちてい
た。
口 語訳 使 7:49
7:49
『主が仰せられる、/どんな家をわたしのために建てるのか。わたしのいこいの場所は、どれか。天はわたしの王座、/地はわたしの足台
である。
口 語訳 使 17:24
17:24
この世界と、その中にある万物とを造った神は、天地の主であるのだから、手で造った宮などにはお住みにならない。
口 語訳 使 8:27
8:27
そこで、彼は立って出かけた。すると、ちょうど、エチオピヤ人の女王カンダケの高官で、女王の財宝全部を管理していた宦官であるエチ
オピヤ人が、礼拝のためエルサレムに上り、
口 語訳 ロマ
3:23
3:23
すなわち、すべての人は罪を犯したため、神の栄光を受けられなくなっており、
口 語訳
Tヨハ1:8-10
1:8
もし、罪がないと言うなら、それは自分を欺くことであって、真理はわたしたちのうちにない。
1:9
もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよ
めて下さる。
1:10
もし、罪を犯したことがないと言うなら、それは神を偽り者とするのであって、神の言はわたしたちのうちにない。
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 使 17:24
17:24
世界とその中の万物とを造られた神が、その方です。この神は天地の主ですから、手で造った神殿などにはお住みになりません。
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 ヨハ
2:24-25
2:24
しかし、イエス御自身は彼らを信用されなかった。それは、すべての人のことを知っておられ、
2:25
人間についてだれからも証ししてもらう必要がなかったからである。イエスは、何が人間の心の中にあるかをよく知っておられたのである。
新共同 使 1:24
1:24
次のように祈った。「すべての人の心をご存じである主よ、この二人のうちのどちらをお選びになったかを、お示しください。
新共同 ヤコ 3:2
3:2
わたしたちは皆、度々過ちを犯すからです。言葉で過ちを犯さないなら、それは自分の全身を制御できる完全な人です。
新共同 Tヨハ1:8-10
1:8
自分に罪がないと言うなら、自らを欺いており、真理はわたしたちの内にありません。
1:9
自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。
1:10
罪を犯したことがないと言うなら、それは神を偽り者とすることであり、神の言葉はわたしたちの内にありません。
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列王記 上 8:54−61
ソロモン、民を祝福する
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
列上
8:54 このすべての祈りと願いを主に献げ終えたソロモンは、それまで、ひざまずき、天に向かって両手を広げていた主の祭壇の前から立ち上がった。
列上 8:55 そして立ったまま、大きな声でイスラエルの全会衆を祝福した。
列上
8:56 「約束されたとおり、ご自分の民イスラエルに安住の地を与えられた主はたたえられますように。その僕モーセを通して約束された主の恵みの言葉
が、一つとして実現しないことはありませんでした。
列上
8:57 私たちの神、主が先祖と共にいてくださったように、私たちと共にいてくださるように。私たちを見捨てないでください。私たちを見放さないでくだ
さい。
列上
8:58 そうではなく、私たちの心を主に向け、そのすべての道を歩み、先祖に命じられた戒めと掟と法を守るようにしてください。
列上
8:59 主の前で私が乞い願ったこれらの言葉が、昼も夜も私たちの神、主のおそば近くにあり、日々の必要に応じて、僕の訴えと主の民イスラエルの訴えに
答えられますように。
列上 8:60 それは地上のすべての民が、主こそ神であり、ほかに神はいないことを知るためです。
列上
8:61 あなたがたは、私たちの神、主と心を一つにし、今日そうであるように、その掟に従って歩み、その戒めを守らなければならない。」
フランシスコ会訳2013
054この祈りと願いとをことごとく主にささげ終わると、両手を天に差し伸べ、ひざまずいていたソロモンは、主の
祭壇の前で立ち上がった。
055彼は立って、大声でイスラエル
の全会衆を祝福して言った、
056「約束に従って、ご自分の民イ
スラエルに安息の地を与えてくださった主はたたえられますように。主が僕モーセを通して告げられた恵みに満ちた約束は、一つとして実
現しないことはなかった。
057わたしたちの神、主が、わたし
たちの先祖とともにいてくださったように、わたしたちとともにいてくださって離れることなく、また、わたしたちをお見捨てになること
がないように。
058わたしたちの心を主に向けさ
せ、そのすべての道を歩ませて、わたしたちの先祖に与えてくださった命令と掟と法を守らせてくださいますように。
059わたしが今、主の前で述べた願
いの言葉が、昼も夜もわたしの神、主のそば近くにあって、日々の必要に応じて、僕の言い分とご自分の民イスラエルの言い分に、主が応
えてくださいますように。
060こうして地上のすべての民は、
主が神であり、ほかに神のないことを知るであろう。
061それ故、あなたたちは、今日そ
うであるように、わたしたちの神、主と心を一つにし、その命令に従って生き、掟を守らなければならない」。
新共同訳1987
8:54
ソロモンはこのすべての祈りと願いを主にささげ終わった。それまで両膝をつき、両手を天に向かって伸ばしていた彼は、主の祭壇の前から立ち上がり、
8:55
立ったまま大声でイスラエルの全会衆を祝福した。
8:56
「約束なさったとおり、その民イスラエルに安住の地を与えてくださった主はたたえられますように。その僕モーセによって告げられた主の恵みの御言葉は、一
つとしてむなしいものはなかった。
8:57
わたしたちの神、主は先祖と共にいてくださった。またわたしたちと共にいてくださるように。わたしたちを見捨てることも、見放すこともなさらないように。
8:58
わたしたちの心を主に向けさせて、わたしたちをそのすべての道に従って歩ませ、先祖にお授けになった戒めと掟と法を守らせてくださるように。
8:59
主の御前でわたしが祈り求めたこれらの願いが、昼も夜もわたしたちの神、主の御もと近くに達し、日々の必要が満たされ、この僕と主の民イスラエルに御助け
が与えられるように。
8:60
こうして、地上のすべての民が、主こそ神であって、ほかに神のないことを知るに至るように。
8:61
あなたたちはわたしたちの神、主と心を一つにし、今日そうであるようにその掟に従って歩み、その命令を守らなければならない。」
新改訳1970
8:54
こうして、ソロモンは、この祈りと願いをことごとく主にささげ終わった。彼はそれまで、ひざまずいて、両手を天に差し伸ばしていた主の祭壇の前から立ち上
がり、
8:55
まっすぐ立って、イスラエルの全集団を大声で祝福して言った。
8:56
「約束どおり、ご自分の民イスラエルに安住の地をお与えになった主はほむべきかな。しもべモーセを通して告げられた良い約束はみな、一つもたがわなかっ
た。
8:57
私たちの神、主は、私たちの先祖とともにおられたように、私たちとともにいて、私たちを見放さず、私たちを見捨てられませんように。
8:58
私たちの心を主に傾けさせ、私たちが主のすべての道に歩み、私たちの先祖にお命じになった命令と、おきてと、定めとを守るようにさせてください。
8:59
私が主の御前で願ったことばが、昼も夜も、私たちの神、主のみそば近くにあって、日常のことにおいても、しもべの言い分や、御民イスラエルの言い分を正し
く聞き入れてくださいますように。
8:60
地上のすべての国々の民が、主こそ神であり、ほかに神はないことを知るようになるためです。
8:61
あなたがたは、私たちの神、主と心を全く一つにし、主のおきてに歩み、今日のように、主の命令を守らなければならない。」
口語訳1955
8:54
ソロモンはこの祈と願いをことごとく主にささげ終ると、それまで天に向かって手を伸べ、ひざまずいていた主の祭壇の前から立ちあがり、
8:55
立って大声でイスラエルの全会衆を祝福して言った、
8:56
「主はほむべきかな。主はすべて約束されたように、その民イスラエルに太平を賜わった。そのしもべモーセによって仰せられたその良き約束は皆一つもたがわ
なかった。
8:57
われわれの神がわれわれの先祖と共におられたように、われわれと共におられるように。われわれを離れず、またわれわれを見捨てられないように。
8:58
われわれの心を主に傾けて、主のすべての道に歩ませ、われわれの先祖に命じられた戒めと定めと、おきてとを守らせられるように。
8:59
主の前にわたしが述べたこれらの願いの言葉が、日夜われわれの神、主に覚えられるように。そして主は日々の事に、しもべを助け、主の民イスラエルを助けら
れるように。
8:60
そうすれば、地のすべての民は主が神であることと、他に神のないことを知るに至るであろう。
8:61
それゆえ、あなたがたは、今日のようにわれわれの神、主に対して、心は全く真実であり、主の定めに歩み、主の戒めを守らなければならない」。
文
語訳1917
8:54 ソロモン此祈祷と祈願を悉くヱホバに祈り終りし時其天にむかひて手を舒べ膝を屈居たるを止てヱホバの壇のまへより起あがり
8:55 立て大なる聲にてイスラエルの凡の會衆を祝して言けるは
8:56
ヱホバは譽べきかなヱホバは凡て其言たまひし如く其民イスラエルに太平を與へたまへり其僕モーセによりて言たまひし其善言は皆一も違はざりき
8:57 願くは我儕の神ヱホバ我儕の父祖と偕に在せしごとく我儕とともに在せ我儕を離れたまふなかれ我儕を棄たまふなかれ
8:58 願くは我儕の心をおのれに傾けたまひて其凡の道に歩ましめ其我儕の父祖に命じたまひし誡命と法憲と律例を守らしめたまへ
8:59
願くはヱホバの前にわが願し是等の言日夜われらの神ヱホバに近くあれ而してヱホバ日々の事に僕を助け其民イスラエルを助けたまへ
8:60 斯して地の諸の民にヱホバの神なることと他に神なきことを知しめたまへ
8:61 されば爾等我儕の神ヱホバとともにありて今日の如く爾らの心を完全しヱホバの法憲に歩み其誡命を守るべしと
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
・・・・
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 ロマ
8:31
8:31
それでは、これらの事について、なんと言おうか。もし、神がわたしたちの味方であるなら、だれがわたしたちに敵し得ようか。
口 語訳 ロマ
8:35-37
8:35
だれが、キリストの愛からわたしたちを離れさせるのか。患難か、苦悩か、迫害か、飢えか、裸か、危難か、剣か。
8:36
「わたしたちはあなたのために終日、/死に定められており、/ほふられる羊のように見られている」/と書いてあるとおりである。
8:37
しかし、わたしたちを愛して下さったかたによって、わたしたちは、これらすべての事において勝ち得て余りがある。
口 語訳 ヘブ
13:5
13:5
金銭を愛することをしないで、自分の持っているもので満足しなさい。主は、「わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない」と
言われた。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
****************************************
列王記 上 8:62−66
神殿奉献の祝い
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
列上
8:62 王とイスラエルのすべての民は、共に主の前にいけにえを献げた。
列上
8:63 ソロモンは、会食のいけにえとして牛二万二千頭、羊十二万匹を主に献げた。こうして、王とすべてのイスラエルの人々は、共に主の神殿を奉献し
た。
列上
8:64 その日、王は主の神殿の前にある中庭の中央部を聖別し、そこで焼き尽くすいけにえ、穀物の供え物、会食のいけにえである動物の脂肪を献げた。主
の前にあった青銅の祭壇は、焼き尽くすいけにえ、穀物の供え物、会食のいけにえである動物の脂肪を供えるには小さすぎたからであ
る。
列上
8:65 ソロモンはこの時、イスラエルのすべての民、すなわちレボ・ハマトからエジプト川に至るまでの大会衆と共に、私たちの神、主の前で祭りを執り
行った。それは七日間、さらに七日間、合わせて十四日間に及んだ。
列上
8:66 八日目に王は民を解散させた。民は王に祝福の言葉を述べ、喜んで自分たちの天幕へ帰って行った。主が僕ダビデと、その民イスラエルになさったす
べての恵みの業に心から満足したからである。
フランシスコ会訳2013
062それから、王とそばにいたすべてのイスラエル人は主の前に犠牲をささげた。
063ソロモンは和解の献げ物として
牛二万二千頭と羊十二万匹を主にささげた。こうして王とイスラエルのすべての子らは、主の神殿を奉献した。
064その日、王は主の神殿の前にあ
る庭の中央部を聖別し、そこで焼き尽くす献げ物、穀物の供え物、和解の献げ物の脂肪をささげた。主の前にある青銅の祭壇は、焼き尽く
す献げ物、穀物の供え物、和解の献げ物の脂肪を載せるには小さすぎたからである。
065この時、ソロモンはすべてのイ
スラエル人、すなわち、レボ・ハマトからエジプトの川に至るまでの大会衆とともに、わたしたちの神、主の前で、七日間、またさらに七
日間、合わせて十四日間にわたり祭りを行った。
066八日目に王は民を解散させた。
彼らは王に祝福の言葉を述べ、主がご自分の僕ダビデとご自分の民イスラエルに行われたあらゆる恵みの業を喜び、心楽しく自分たちの天
幕に帰っていった。
新共同訳1987
8:62
王はすべてのイスラエル人と共に主の御前にいけにえをささげた。
8:63
ソロモンは和解の献げ物として牛二万二千頭、羊十二万匹を主にささげた。こうして、王はイスラエルのすべての人と共に主の神殿を奉献した。
8:64
その日、王は主の神殿の前にある庭の中央部を聖別して、そこで焼き尽くす献げ物、穀物の献げ物、和解の献げ物である動物の脂肪をささげた。主の御前にあっ
た青銅の祭壇が、焼き尽くす献げ物、穀物の献げ物、和解の献げ物である動物の脂肪を供えるのには小さすぎたからである。
8:65
そのときソロモンは、すべてのイスラエル人、レボ・ハマトからエジプトの川に至るまでの大会衆と共に、わたしたちの神、主の御前で祭りを執り行った。それ
は七日間、更に七日間、合わせて十四日間にわたった。
8:66
八日目に王は民を去らせた。民は王に祝福の言葉を述べ、主がその僕ダビデとその民イスラエルになさったすべての恵みの御業を喜び祝い、心晴れやかに自分の
天幕へと帰って行った。
新改訳1970
8:62
それから、王と王のそばにいたイスラエル人はみな、主の前にいけにえをささげた。
8:63
ソロモンは主へのいけにえとして和解のいけにえをささげた。すなわち牛二万二千頭と羊十二万頭。こうして、王とすべてのイスラエル人は主の宮を奉献した。
8:64
その日、王は主の神殿の前の庭の中央部を聖別し、そこで、全焼のいけにえと、穀物のささげ物と、和解のいけにえの脂肪とをささげた。主の前にあった青銅の
祭壇は、全焼のいけにえと、穀物のささげ物と、和解のいけにえの脂肪とを受け入れるには小さすぎたからである。
8:65
ソロモンは、このとき、彼とともにいた全イスラエル、すなわち、レボ・ハマテからエジプト川に至るまでの大集団といっしょに、七日と七日、すなわち十四日
間、私たちの神、主の前で祭りを行なった。
8:66
八日目に、彼は民を去らせた。民は王に祝福のことばを述べ、主がそのしもべダビデと、その民イスラエルとに下さったすべての恵みを喜び、心楽しく彼らの天
幕へ帰って行った。
口語訳1955
8:62
そして王および王と共にいるすべてのイスラエルびとは主の前に犠牲をささげた。
8:63
ソロモンは酬恩祭として牛二万二千頭、羊十二万頭を主にささげた。こうして王とイスラエルの人々は皆主の宮を奉献した。
8:64
その日、王は主の宮の前にある庭の中を聖別し、その所で燔祭と素祭と酬恩祭の脂肪をささげた。これは主の前にある青銅の祭壇が素祭と酬恩祭の脂肪とを受け
るに足りなかったからである。
8:65
その時ソロモンは七日の間われわれの神、主の前に祭を行った。ハマテの入口からエジプトの川に至るまでのすべてのイスラエルびとの大いなる会衆が彼と共に
いた。
8:66
八日目にソロモンは民を帰らせた。民は王を祝福し、主がそのしもべダビデと、その民イスラエルとに施されたもろもろの恵みを喜び、心に楽しんでその天幕に
帰って行った。
文
語訳1917
8:62 斯て王および王と偕にありしイスラエル皆ヱホバのまへに犠牲を献たり
8:63
ソロモン酬恩祭の犠牲を献げたり即ち之をヱホバに献ぐ其牛二萬二千羊十二萬なりき斯王とイスラエルの子孫皆ヱホバの家を開けり
8:64
其日に王ヱホバの家の前なる庭の中を聖別め其處にて燔祭と?祭と酬恩祭の脂とを献げたり是はヱホバの前なる銅の壇小くして燔祭と?祭と酬恩祭の脂とを受る
にたらざりしが故なり
8:65
其時ソロモン七日に七日合て十四日我儕の神ヱホバのまへに節筵を爲りイスラエルの大なる會衆ハマテの入處よりエジプトの河にいたるまで悉く彼と偕にありき
8:66
第八日にソロモン民を歸せり民は王を祝しヱホバが其僕ダビデと其民イスラエルに施したまひし諸の恩惠のために喜び且心に樂みて其天幕に往り
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
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& TODD 1985
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(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987