列王記 上 13:1−10
ベテルの祭壇に対する預言
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆神の人、ベテルを断罪する
列上
13:1 さて、ヤロブアムが香をたいて祭壇で奉仕をしていたとき、主の言葉に従って、一人の神の人がユダからベテルにやって来た。
列上
13:2 その人は主の言葉に従って、祭壇に向かって叫んだ。「祭壇よ、祭壇よ、主はこう言われる。『見よ、ダビデの家に男の子が生まれる。その名はヨシ
ヤと言う。彼は、お前の上で香をたく高き所の祭司たちを、お前の上で屠り、人の骨をお前の上で焼く。』」
列上
13:3 同時に神の人は、一つのしるしを示して言った。「これが主の告げられた不思議な出来事である。『見よ、祭壇は裂け、その上の油にまみれた灰は流
れ出る。』」
列上
13:4 ベテルの祭壇に向かって叫ぶ神の人の言葉を聞くや、ヤロブアム王は祭壇から手で彼を指して言った。「その男を捕らえよ。」だが、その人を指した
手は萎え、元に戻すことができなくなった。
列上 13:5 主の言葉に従って、神の人が述べたしるしのとおり、油にまみれた灰が祭壇から流れ出た。
列上
13:6 そこで王は、神の人に言った。「どうか、あなたの神、主に願い求めて、手が元に戻るように、私のために祈ってください。」神の人が主に願い求め
ると、王の手は元に戻って以前と同じようになった。
列上 13:7 王は神の人に告げた。「一緒に王宮へ来て、ひと休みしてください。お礼をしたいのです。」
列上
13:8 神の人は王に答えた。「たとえ王宮の半分をくださっても、私は一緒には参りません。この場所では、パンを食べることも、水を飲むこともいたしま
せん。
列上
13:9 主の言葉によって、『パンを食べてはならない。水を飲んではならない。来た道を戻ってはならない』と命じられているからです。」
列上 13:10 こうして、その人はベテルに来たときの道に戻ることなく、ほかの道を通って行った。
フランシスコ会訳2013
001彼が香をたくために、祭壇に上ると、見よ、主の言葉に従って、神の人がユダからベテルに着いた。
002神の人は主の言葉に従って祭壇
に向かって叫んだ、「祭壇よ、祭壇よ、主は仰せになる、『ダビデの家に男の子が生まれる。その名はヨシヤという。彼は、お前の上で香
をたく聖なる高台の祭司たちを、お前の上で屠り、人骨がお前の上で焼かれる』」。
003その日、この人は一つの徴を示
して言った、「これが主の仰せになった徴である。『見よ、祭壇は裂け、その上の灰はこぼれ散る』」。
004ヤロブアム王は、ベテルの祭壇
に向かって叫んでいる神の人の言葉を聞いたとき、祭壇から手を伸ばして、「その男を捕らえよ」と言った。しかし、その人に向かって伸
ばした王の手はなえ、戻すことができなかった。
005神の人が主の言葉に従って示し
た徴のとおりに、祭壇は裂け、灰がその上からこぼれ散った。
006王は神の人に言った、「どうか
あなたの神、主に願って、わたしの手が元に戻るようわたしのために祈ってください」。神の人が主に願うと、王の手は元に戻り、前のよ
うになった。
007王は神の人に言った、「一緒に
王宮に来て、何か食べて力をつけてください。あなたにお礼を差し上げたい」。
008神の人は王に言った、「たとえ
あなたの王宮の半分をくださっても、あなたと一緒には参りませんし、この場所ではパンも食べず、水も飲みません。
009主の言葉によって、『パンを食
べてはならない、水を飲んではならない、来た道を戻ってはならない』と命じられているのです」。
010こうして彼はベテルに来た道と
は違う道を帰っていった。
新共同訳1987
13:1
主の言葉に従って神の人がユダからベテルに来たときも、ヤロブアムは祭壇の傍らに立って、香をたいていた。
13:2
その人は主の言葉に従って祭壇に向かって呼びかけた。「祭壇よ、祭壇よ、主はこう言われる。『見よ、ダビデの家に男の子が生まれる。その名はヨシヤとい
う。彼は、お前の上で香をたく聖なる高台の祭司たちを、お前の上でいけにえとしてささげ、人の骨をお前の上で焼く。』」
13:3
その日、この人は更に一つのしるしを与えて言った。「これが主のお告げになったしるしである。『見よ、祭壇は裂け、その上の脂肪の灰は散る。』」
13:4
ヤロブアム王は、ベテルの祭壇に向かって呼びかける神の人の言葉を聞くと、祭壇から手を伸ばして、「その男を捕らえよ」と命じたが、その人に向かって伸ば
した彼の手は萎えて戻すことができなかった。
13:5
神の人が主の言葉に従って与えたしるしが実現して、祭壇は裂け、その祭壇から脂肪の灰が散った。
13:6
王が神の人に、「どうか、あなたの神、主をなだめ、手が元に戻るようにわたしのために祈ってください」と言ったので、神の人が主をなだめると、王の手は元
に戻って、前のようになった。
13:7
王は神の人に、「一緒に王宮に来て、一休みしてください。お礼を差し上げたい」と言ったが、
13:8
神の人は王に答えた。「たとえ王宮の半分をくださっても、わたしは一緒に参りません。ここではパンを食べず、水も飲みません。
13:9
主の言葉に従って、『パンを食べるな、水を飲むな、行くとき通った道に戻ってはならない』と戒められているのです。」
13:10
その人はベテルに来たとき通った道に戻ることなく、ほかの道を通って帰って行った。
新改訳1970
13:1
ひとりの神の人が、主の命令によって、ユダからベテルにやって来た。ちょうどそのとき、ヤロブアムは香をたくために祭壇のそばに立っていた。
13:2
すると、この人は、主の命令によって祭壇に向かい、これに呼ばわって言った。「祭壇よ。祭壇よ。主はこう仰せられる。『見よ。ひとりの男の子がダビデの家
に生まれる。その名はヨシヤ。彼は、おまえの上で香をたく高き所の祭司たちをいけにえとしておまえの上にささげ、人の骨がおまえの上
で焼かれる。』」
13:3
その日、彼は次のように言って一つのしるしを与えた。「これが、主の告げられたしるしである。見よ。祭壇は裂け、その上の灰はこぼれ出る。」
13:4
ヤロブアム王は、ベテルの祭壇に向かって叫んでいる神の人のことばを聞いたとき、祭壇から手を伸ばして、「彼を捕えよ。」と言った。すると、彼に向けて伸
ばした手はしなび、戻すことができなくなった。
13:5
神の人が主のことばによって与えたしるしのとおり、祭壇は裂け、灰は祭壇からこぼれ出た。
13:6
そこで、王はこの神の人に向かって言った。「どうか、あなたの神、主にお願いをして、私のために祈ってください。そうすれば、私の手はもとに戻るでしょ
う。」神の人が主に願ったので、王の手はもとに戻り、前と同じようになった。
13:7
王は神の人に言った。「私といっしょに家に来て、食事をして元気をつけてください。あなたに贈り物をしたい。」
13:8
すると、神の人は王に言った。「たとい、あなたの家の半分を私に下さっても、あなたといっしょにまいりません。また、この所ではパンを食べず、水も飲みま
せん。
13:9
主の命令によって、『パンを食べてはならない。水も飲んではならない。また、もと来た道を通って帰ってはならない。』と命じられているからです。
13:10
こうして、彼はベテルに来たときの道は通らず、ほかの道を通って帰った。
口語訳1955
13:1
見よ、神の人が主の命によってユダからベテルにきた。その時ヤラベアムは祭壇の上に立って香をたいていた。
13:2
神の人は祭壇にむかい主の命によって呼ばわって言った、「祭壇よ、祭壇よ、主はこう仰せられる、『見よ、ダビデの家にひとりの子が生れる。その名をヨシヤ
という。彼はおまえの上で香をたく高き所の祭司らを、おまえの上にささげる。また人の骨がおまえの上で焼かれる』」。
13:3
その日、彼はまた一つのしるしを示して言った、「主の言われたしるしはこれである、『見よ、祭壇は裂け、その上にある灰はこぼれ出るであろう』」。
13:4
ヤラベアム王は、神の人がベテルにある祭壇にむかって呼ばわる言葉を聞いた時、祭壇から手を伸ばして、「彼を捕えよ」と言ったが、彼にむかって伸ばした手
が枯れて、ひっ込めることができなかった。
13:5
そして神の人が主の言葉をもって示したしるしのように祭壇は裂け、灰は祭壇からこぼれ出た。
13:6
王は神の人に言った、「あなたの神、主に願い、わたしのために祈って、わたしの手をもとに返らせてください」。神の人が主に願ったので、王の手はもとに
返って、前のようになった。
13:7
そこで王は神の人に言った、「わたしと一緒に家にきて、身を休めなさい。あなたに謝礼をさしあげましょう」。
13:8
神の人は王に言った、「たとい、あなたの家の半ばをくださっても、わたしはあなたと一緒にまいりません。またこの所では、パンも食べず水も飲みません。
13:9
主の言葉によってわたしは、『パンを食べてはならない、水を飲んではならない。また来た道から帰ってはならない』と命じられているからです」。
13:10
こうして彼はほかの道を行き、ベテルに来た道からは帰らなかった。
文語訳1917
13:1
視よ爰に神の人ヱホバの言に由てユダよりベテルに來れり時にヤラベアムは壇の上に立て香を焚ゐたり
13:2
神の人乃ちヱホバの言を以て壇に向ひて呼はり言けるは壇よ壇よヱホバ斯言たまふ視よダビデの家にヨシアと名くる一人の子生るべし彼爾の上に香を焚く所の崇
邱の祭司を爾の上に献げん且人の骨爾の上に燒れんと
13:3 是日彼異蹟を示して言けるは是はヱホバの言たまへる事の異蹟なり視よ壇は裂け其上にある灰は傾出んと
13:4
ヤラベアム王神の人がベテルにある壇に向ひて呼はりたる言を聞る時其手を壇より伸し彼を執へよと言けるが其彼に向ひて伸したる手枯て再び屈縮ることを得ざ
りき
13:5 しかして神の人がヱホバの言を以て示したる異蹟の如く壇は裂け灰は壇より傾出たり
13:6
王答て神の人に言けるは請ふ爾の神ヱホバの面を和めわが爲に祈りてわが手を本に復しめよ神の人乃ちヱホバの面を和めければ王の手本に復りて前のごとくに成
り
13:7 是において王神の人に言けるは我と與に家に來りて身を息めよ我爾に禮物を與へんと
13:8 神の人王に言けるは爾假令爾の家の半を我に與ふるも我は爾とともに入じ又此所にてパンを食ず水を飮ざるべし
13:9 其はヱホバの言我にパンを食ふなかれ水を飮なかれ又爾が往る途より歸るなかれと命じたればなりと
13:10 斯彼他途を往き自己がベテルに來れる途よりは歸らざりき
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
拾う・・・
(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 ヨハ
2:18
2:18
そこで、ユダヤ人はイエスに言った、「こんなことをするからには、どんなしるしをわたしたちに見せてくれますか」。
口 語訳
Tコリ1:22
1:22
ユダヤ人はしるしを請い、ギリシヤ人は知恵を求める。
口 語訳 使 8:24
8:24
シモンはこれを聞いて言った、「仰せのような事が、わたしの身に起らないように、どうぞ、わたしのために主に祈って下さい」。
口 語訳 ヤコ
5:16
5:16
だから、互に罪を告白し合い、また、いやされるようにお互のために祈りなさい。義人の祈は、大いに力があり、効果のあるものである。
口 語訳
Tコリ5:11
5:11
しかし、わたしが実際に書いたのは、兄弟と呼ばれる人で、不品行な者、貪欲な者、偶像礼拝をする者、人をそしる者、酒に酔う者、略奪
をする者があれば、そんな人と交際をしてはいけない、食事を共にしてもいけない、ということであった。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 ヨハ
2:18
2:18
そこで、ユダヤ人はイエスに言った、「こんなことをするからには、どんなしるしをわたしたちに見せてくれますか」。
口 語訳
Tコリ1:22
1:22
ユダヤ人はしるしを請い、ギリシヤ人は知恵を求める。
口 語訳 使 8:24
8:24
シモンはこれを聞いて言った、「仰せのような事が、わたしの身に起らないように、どうぞ、わたしのために主に祈って下さい」。
口 語訳 ヤコ
5:16
5:16
だから、互に罪を告白し合い、また、いやされるようにお互のために祈りなさい。義人の祈は、大いに力があり、効果のあるものである。
口 語訳 ルカ
6:27-28
6:27
しかし、聞いているあなたがたに言う。敵を愛し、憎む者に親切にせよ。
6:28
のろう者を祝福し、はずかしめる者のために祈れ。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 ヨハ 2:18
2:18
ユダヤ人たちはイエスに、「あなたは、こんなことをするからには、どんなしるしをわたしたちに見せるつもりか」と言った。
新共同 Tコリ1:22
1:22
ユダヤ人はしるしを求め、ギリシア人は知恵を探しますが、
新共同 ルカ 6:28
6:28
悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。
新共同 使 8:24
8:24
シモンは答えた。「おっしゃったことが何一つわたしの身に起こらないように、主に祈ってください。」
新共同 ヤコ 5:16
5:16
だから、主にいやしていただくために、罪を告白し合い、互いのために祈りなさい。正しい人の祈りは、大きな力があり、効果をもたらします。
新共同 Tコリ5:11
5:11
わたしが書いたのは、兄弟と呼ばれる人で、みだらな者、強欲な者、偶像を礼拝する者、人を悪く言う者、酒におぼれる者、人の物を奪う者がいれば、つきあう
な、そのような人とは一緒に食事もするな、ということだったのです。
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列王記 上 13:11−34
神の人と老預言者
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
列上
13:11 さて、ベテルに一人の年老いた預言者が住んでいた。そこへ息子がやって来て、神の人がその日ベテルで行ったすべてのこと、王に向かって告げた
言葉を語り聞かせた。息子たちがこれらのことを父親に語り聞かせると、
列上
13:12 父親は、「その人はどの道を通って行ったのか」と尋ねた。息子たちは、ユダから来た神の人が通った道を見ていたのである。
列上 13:13 父親は息子たちに、「ろばに鞍を置くように」と言い、ろばに鞍が置かれると、ろばに乗り、
列上
13:14 神の人の後を追って行った。やがて、テレビンの木の下に座っているその人を見つけ、「ユダからお出でになった神の人はあなたですか」と尋ね
た。その人が、「私です」と答えると、
列上 13:15 「わが家に来られて、ご一緒に食事でもどうですか」と勧めた。
列上
13:16 しかしその人は答えた。「あなたと一緒に帰ることはできません。一緒に行くことはできません。その場所で、パンを食べることも、一緒に水を飲
むこともいたしません。
列上
13:17 主の言葉によって、『パンを食べてはならない。そこの水を飲んではならない。やって来た道を戻って行ってはならない』と告げられているからで
す。」
列上
13:18 だが預言者は言った。「私もあなたと同じ預言者です。御使いが主の言葉に従って、私に、『その人を家に連れ戻し、パンを食べさせ、水を飲ませ
なさい』と告げられました。」彼は?をついたのである。
列上 13:19 そこで神の人は預言者と一緒に戻り、その家でパンを食べ、水を飲んだ。
列上 13:20 二人が食卓に着いていたときのことである。神の人を連れ戻した預言者に主の言葉が臨んだので、
列上
13:21 彼はユダから来た神の人に向かって叫んだ。「主はこう言われる。あなたは主の命令に逆らい、あなたの神、主が命じられた戒めを守らなかった。
列上
13:22 戻って来て、『パンを食べてはならない、水を飲んではならない』と告げられたその場所で、パンを食べ、水を飲んだ。それゆえ、あなたのなきが
らは先祖の墓には入れない。」
列上 13:23 神の人がパンを食べ、水を飲んでしまった後、神の人を連れ戻した預言者は、ろばに鞍を置いた。
列上
13:24 神の人は去って行ったが、途中、ライオンが彼を見つけ、かみ殺してしまった。そのなきがらは道端に捨て置かれ、そばではろばが立ち尽くしてい
た。ライオンもなきがらのそばにたたずんでいた。
列上
13:25 その時ちょうど、そこを通りかかる人たちがあって、道端に捨て置かれたなきがらと、なきがらのそばに立つライオンを見た。その人たちは、年老
いた預言者が住む町に来てそのことを話した。
列上
13:26 神の人を途中から連れ戻した預言者は、これを聞くと言った。「それは主の命令に逆らったあの神の人だ。主は彼をライオンに引き渡し、ライオン
は彼をかみ裂き、殺したのだ。お告げになった主の言葉のとおりである。」
列上 13:27 そこで父親が息子たちに、「ろばに鞍を置くように」と言い、ろばに鞍が置かれると、
列上
13:28 彼は出かけて行き、道端に捨て置かれたなきがらと、なきがらのそばに立つろばとライオンを見つけた。ライオンはなきがらを食わず、ろばをかみ
裂きもしなかった。
列上
13:29 預言者は神の人のなきがらを抱え上げてろばに乗せ、戻って行った。年老いた預言者は、彼を弔い埋葬するため、自分の町に入った。
列上 13:30 彼は自分の墓になきがらを納め、「ああ、わが兄弟」と言って嘆き悲しんだ。
列上
13:31 埋葬を終えると、彼は息子たちに言った。「私が死んだときには、神の人が葬られた墓に私を葬り、あの人の骨のそばに私の骨を納めなさい。
列上
13:32 あの人が主の言葉に従って、ベテルにある祭壇と、サマリアの町にあるすべての高き所の神殿に向かって叫んだ言葉は、必ず成就するからだ。」
列上
13:33 この後も、ヤロブアムはその悪の道から立ち帰ることがなかった。繰り返し、民の中から一部の者を高き所の祭司にし、志願する者は誰でも任命し
て、高き所の祭司になれるようにした。
列上 13:34 こうしたことはヤロブアムの家の罪となり、その家は地の面から絶たれて滅ぼされることとなった。
フランシスコ会訳2013
011ベテルに老預言者が住んでいた。息子の一人がやって来て、その日、神の人がベテルで行ったことを残らず父に
告げた。また、神の人が王に語った言葉を息子たちが父に告げると、
012父は彼らに、「その人はどの道
を行ったか」と尋ねた。息子たちはユダから来た神の人が帰っていった道を見ていた。
013老預言者は、「ろばに鞍を置い
てくれ」と息子たちに言った。彼らが鞍を置くと老預言者はそれに乗り、
014神の人の後を追った。彼は樫の
木の下に座っている神の人を見つけて尋ねた、「あなたはユダから来られた神の人ですか」。「そうです」とその人は答えた。
015老預言者は言った、「一緒にわ
たしの家に来て、パンを食べてください」。
016するとその人は言った、「一緒
に引き返し、お宅に行くことはできません。この場所であなたと一緒にパンを食べ、水を飲むことはできません。
017主の言葉によって、『そこでパ
ンを食べてはならない、水を飲んではならない、また、来た道を戻ってはならない』と命じられているのです」。
018老預言者はその人に言った、
「わたしもあなたと同じ預言者です。主の言葉によって、み使いがわたしに、『お前の家にあの人を連れ戻し、パンを食べさせ、水を飲ま
せなさい』と告げました」。彼はその人に?を言った。
019そこでその人は老預言者ととも
に引き返し、彼の家でパンを食べ、水を飲んだ。
020彼らが食卓に着いていると、主
の言葉が神の人を連れ戻した預言者に臨んだ。
021彼はユダから来た神の人に向
かって叫んだ、「主はこう仰せになる、『お前は主の仰せに逆らい、お前の神、主が与えた命令を守らず
022引き返して来て、パンを食べて
はならない、水を飲んではならないと言われていた場所でパンを食べ、水を飲んだ。それ故、お前の亡骸はお前の先祖の墓には入れられな
い』」。
023神の人がパンを食べ水を飲み終
わると、神の人を連れ戻した老預言者は、その人のために、自分のろばに鞍を置いた。
024その人は去っていったが、途中
で一頭の獅子が現れ、彼を殺してしまった。彼の亡骸は道に放り出され、ろばがその傍らに立ち、獅子も亡骸の傍らに立っていた。
025通りがかりの人々は道に放り出
された亡骸と傍らに立つ獅子を見、老預言者の住む町へ来てそのことを話した。
026神の人を途中から連れ戻した預
言者は、それを聞いて言った、「それは主の仰せに逆らった、あの神の人だ。主は、あの人に告げられた言葉どおりに彼を獅子に渡され、
獅子は彼を引き裂いて殺したのだ」。
027それから彼は、「ろばに鞍を置
いてくれ」と息子たちに言った。彼らが鞍を置くと
028老預言者は出かけていき、道に
放り出されている亡骸と、その傍らに立つろばと獅子を見つけた。獅子は亡骸を食べることも、ろばを引き裂くこともしていなかった。
029老預言者は、神の人の亡骸を抱
き上げてろばに乗せ、自分の町に持ち帰って弔い、埋葬した。
030彼はその亡骸を自分の墓に納
め、みなで「わが兄弟よ、何と悲しいことか」と泣き叫んで弔った。
031埋葬の後、老預言者は息子たち
に言った、「わたしが死んだら、あの神の人を葬った墓にわたしを葬り、あの人の骨のそばにわたしの骨を納めてくれ。
032主の言葉に従ってあの人がベテ
ルの祭壇とサマリアの町々にあるすべての聖なる高台の建物に向かって叫んだ言葉は、必ず成就するからだ」。
033このことの後も、ヤロブアムは
悪の道から立ち返らず、繰り返し、民全体の中から、聖なる高台の祭司を任命した。志願する者は誰でも、聖なる高台の祭司に叙任した。
034このようにしてヤロブアムの家
は罪を犯し、地の面から断たれて滅ぼされることとなった。
新共同訳1987
13:11
ベテルに一人の老預言者が住んでいた。息子の一人が来て、神の人がその日ベテルで行ったすべてのこと、王に向かって告げた言葉を語り聞かせた。息子たちが
それを父に語り聞かせると、
13:12
父は、「その人はどの道を行ったか」と尋ねた。息子たちは、ユダから来た神の人がどの道を行ったか見ていた。
13:13
老預言者は息子たちに、「ろばに鞍を置くように」と言い、彼らがろばに鞍を置くと、そのろばに乗り、
13:14
神の人の後を追った。彼は樫の木の下で休んでいる神の人を見つけ、「ユダからおいでになった神の人はあなたですか」と問うた。その人は「わたしです」と答
えた。
13:15
老預言者は、「一緒にわたしの家に来て、食事をなさいませんか」と勧めたが、
13:16
彼は答えた。「一緒に引き返し、一緒に行くことはできません。ここで一緒にパンを食べ、水を飲むことはできません。
13:17
主の言葉によって、『そこのパンを食べるな、水を飲むな、行くとき通った道に戻るな』と告げられているのです。」
13:18
しかし、老預言者は言った。「わたしもあなたと同様、預言者です。御使いが主の言葉に従って、『あなたの家にその人を連れ戻し、パンを食べさせ、水を飲ま
せよ』とわたしに告げました。」彼はその人を欺いたのである。
13:19
その人は彼と共に引き返し、彼の家でパンを食べ、水を飲んだ。
13:20
彼らが食卓に着いているとき、神の人を連れ戻した預言者に主の言葉が臨んだ。
13:21
彼はユダから来た神の人に向かって大声で言った。「主はこう言われる。『あなたは主の命令に逆らい、あなたの神、主が授けた戒めを守らず、
13:22
引き返して来て、パンを食べるな、水を飲むなと命じられていた所でパンを食べ、水を飲んだので、あなたのなきがらは先祖の墓には入れられない。』」
13:23
神の人がパンを食べ、水を飲んだ後、老預言者は連れ戻したその預言者のろばに鞍を置いてやった。
13:24
その人は立ち去ったが、途中一頭の獅子に出会い、殺されてしまった。なきがらは道に打ち捨てられたまま、ろばがその傍らに立ち、獅子もそのなきがらの傍ら
に立っていた。
13:25
そこを通りかかる者があって、道に打ち捨てられたなきがらと、傍らに立つ獅子を見、老預言者の住んでいる町に来てそのことを話した。
13:26
神の人をその道から連れ戻した老預言者はこれを聞くと、「それはあの神の人のことだ。彼は主の御命令に逆らったので、主はお告げになった御言葉のとおりに
彼を獅子に渡し、獅子は彼を引き裂き、殺してしまったのだ」と言い、
13:27
息子たちに「ろばに鞍を置くように」と命じた。息子たちが鞍を置くと、
13:28
老預言者は出かけて行き、道に打ち捨てられているなきがらと、その傍らに立つろばと獅子を見つけた。獅子はなきがらを食べず、ろばも引き裂かずにいた。
13:29
老預言者は、神の人のなきがらを抱えてろばの背に乗せ、自分の町に持ち帰り、彼を弔い、葬った。
13:30
老預言者は自分の墓にそのなきがらを納め、「なんと不幸なことよ、わが兄弟」と言って彼を弔った。
13:31
埋葬の後、老預言者は息子たちに言った。「わたしが死んだら、神の人を葬った墓にわたしを葬り、あの人の骨のそばにわたしの骨を納めてくれ。
13:32
あの人が、主の言葉に従ってベテルにある祭壇とサマリアの町々にあるすべての聖なる高台の神殿に向かって呼びかけた言葉は、必ず成就するからだ。」
13:33
この出来事の後も、ヤロブアムは悪の道を離れて立ち帰ることがなく、繰り返し民の中から一部の者を聖なる高台の祭司に任じた。志望する者はだれでも聖別し
て、聖なる高台の祭司にした。
13:34
ここにヤロブアムの家の罪があり、その家は地の面から滅ぼし去られることとなった。
新改訳1970
13:11
ひとりの年寄りの預言者がベテルに住んでいた。その息子たちが来て、その日、ベテルで神の人がしたことを残らず彼に話した。また、この人が王に告げたこと
ばも父に話した。
13:12
すると父は、「その人はどの道を行ったか。」と彼らに尋ねた。息子たちはユダから来た神の人の帰って行った道を知っていた。
13:13
父は息子たちに、「ろばに鞍を置いてくれ。」と言った。彼らがろばに鞍を置くと、父はろばに乗り、
13:14
神の人のあとを追って行った。その人が樫の木の下にすわっているのを見つけると、「あなたがユダからおいでになった神の人ですか。」と尋ねた。その人は、
「私です。」と答えた。
13:15
彼はその人に、「私といっしょに家に来て、パンを食べてください。」と言った。
13:16
するとその人は、「私はあなたといっしょに引き返し、あなたといっしょに行くことはできません。この所では、あなたといっしょにパンも食べず、水も飲みま
せん。
13:17
というのは、私は主の命令によって、『そこではパンを食べてはならない。水も飲んではならない。もと来た道を通って帰ってはならない。』と命じられている
からです。」
13:18
彼はその人に言った。「私もあなたと同じく預言者です。御使いが主の命令を受けて、私に『その人をあなたの家に連れ帰り、パンを食べさせ、水を飲ませ
よ。』と言って命じました。」こうしてその人をだました。
13:19
そこで、その人は彼といっしょに帰り、彼の家でパンを食べ、水を飲んだ。
13:20
彼らが食卓についていたとき、その人を連れ戻した預言者に、主のことばがあったので、
13:21
彼はユダから来た神の人に叫んで言った。「主はこう仰せられる。『あなたは主のことばにそむき、あなたの神、主が命じられた命令を守らず、
13:22
主があなたに、パンを食べてはならない、水も飲んではならない、と命じられた場所に引き返して、そこであなたはパンを食べ、水を飲んだので、あなたのなき
がらは、あなたの先祖の墓には、はいらない。』」
13:23
彼はパンを食べ、水を飲んで後、彼が連れ帰った預言者のために、ろばに鞍を置いた。
13:24
その人が出て行くと、獅子が道でその人に会い、その人を殺した。死体は道に投げ出され、ろばはそのそばに立っていた。獅子も死体のそばに立っていた。
13:25
そこを、人々が通りかかり、道に投げ出されている死体と、その死体のそばに立っている獅子を見た。彼らはあの年寄りの預言者の住んでいる町に行って、この
ことを話した。
13:26
その人を途中から連れ帰ったあの預言者は、それを聞いて言った。「それは、主のことばにそむいた神の人だ。主が彼に告げたことばどおりに、主が彼を獅子に
渡し、獅子が彼を裂いて殺したのだ。」
13:27
そして息子たちに、「ろばに鞍を置いてくれ。」と言ったので、彼らは鞍を置いた。
13:28
彼は出かけて行って、道に投げ出されている死体と、その死体のそばに立っているろばと獅子とを見つけた。獅子はその死体を食べず、ろばを裂き殺してもいな
かった。
13:29
そこで、預言者は、神の人の死体を取り上げ、それをろばに乗せてこの年寄りの預言者の町に持ち帰り、いたみ悲しんで、葬った。
13:30
彼がなきがらを自分の墓に納めると、みなはその人のために、「ああ、わが兄弟。」と言って、いたみ悲しんだ。
13:31
彼はその人を葬って後、息子たちに言った。「私が死んだら、あの神の人を葬った墓に私を葬り、あの人の骨のそばに私の骨を納めてくれ。
13:32
あの人が主の命令によって、ベテルにある祭壇と、サマリヤの町々にあるすべての高き所の宮とに向かって呼ばわったことばは、必ず成就するからだ。」
13:33
このことがあって後も、ヤロブアムは悪い道から立ち返ることもせず、引き続いて、一般の民の中から高き所の祭司たちを任命し、だれでも志願する者を任職し
て高き所の祭司にした。
13:34
このことによって、ヤロブアムの家が罪を犯すこととなり、ついには、地の面から根絶やしにされるようになった。
口語訳1955
13:11
さてベテルにひとりの年老いた預言者が住んでいたが、そのむすこたちがきて、その日神の人がベテルでした事どもを彼に話した。また神の人が王に言った言葉
をもその父に話した。
13:12
父が彼らに「その人はどの道を行ったか」と聞いたので、むすこたちはユダからきた神の人の行った道を父に示した。
13:13
父はむすこたちに言った、「わたしのためにろばにくらを置きなさい」。彼らがろばにくらを置いたので、彼はそれに乗り、
13:14
神の人のあとを追って行き、かしの木の下にすわっているのを見て、その人に言った、「あなたはユダからこられた神の人ですか」。その人は言った、「そうで
す」。
13:15
そこで彼はその人に言った、「わたしと一緒に家にきてパンを食べてください」。
13:16
その人は言った、「わたしはあなたと一緒に引き返すことはできません。あなたと一緒に行くことはできません。またわたしはこの所であなたと一緒にパンも食
べず水も飲みません。
13:17
主の言葉によってわたしは、『その所でパンを食べてはならない、水を飲んではならない。また来た道から帰ってはならない』と言われているからです」。
13:18
彼はその人に言った、「わたしもあなたと同じ預言者ですが、天の使が主の命によってわたしに告げて、『その人を一緒に家につれ帰り、パンを食べさせ、水を
飲ませよ』と言いました」。これは彼がその人を欺いたのである。
13:19
そこでその人は彼と一緒に引き返し、その家でパンを食べ、水を飲んだ。
13:20
彼らが食卓についていたとき、主の言葉が、その人をつれて帰った預言者に臨んだので、
13:21
彼はユダからきた神の人にむかい呼ばわって言った、「主はこう仰せられます、『あなたが主の言葉にそむき、あなたの神、主がお命じになった命令を守らず、
13:22
引き返して、主があなたに、パンを食べてはならない、水を飲んではならない、と言われた場所でパンを食べ、水を飲んだゆえ、あなたの死体はあなたの先祖の
墓に行かないであろう』」。
13:23
そしてその人がパンを食べ、水を飲んだ後、彼はその人のため、すなわちつれ帰った預言者のためにろばにくらを置いた。
13:24
こうしてその人は立ち去ったが、道でししが彼に会って彼を殺した。そしてその死体は道に捨てられ、ろばはそのかたわらに立ち、ししもまた死体のかたわらに
立っていた。
13:25
人々はそこをとおって、道に捨てられている死体と、死体のかたわらに立っているししを見て、かの老預言者の住んでいる町にきてそれを話した。
13:26
その人を道からつれて帰った預言者はそれを聞いて言った、「それは主の言葉にそむいた神の人だ。主が彼に言われた言葉のように、主は彼をししにわたされ、
ししが彼を裂き殺したのだ」。
13:27
そしてむすこたちに言った、「わたしのためにろばにくらを置きなさい」。彼らがくらを置いたので、
13:28
彼は行って、死体が道に捨てられ、ろばとししが死体のかたわらに立っているのを見た。ししはその死体を食べず、ろばも裂いていなかった。
13:29
そこで預言者は神の人の死体を取りあげ、それをろばに載せて町に持ち帰り、悲しんでそれを葬った。
13:30
すなわちその死体を自分の墓に納め、皆これがために「ああ、わが兄弟よ」と言って悲しんだ。
13:31
彼はそれを葬って後、むすこたちに言った、「わたしが死んだ時は、神の人を葬った墓に葬り、わたしの骨を彼の骨のかたわらに納めなさい。
13:32
彼が主の命によって、ベテルにある祭壇にむかい、またサマリヤの町々にある高き所のすべての家にむかって呼ばわった言葉は必ず成就するのです」。
13:33
この事の後も、ヤラベアムはその悪い道を離れて立ち返ることをせず、また一般の民を、高き所の祭司に任命した。すなわち、だれでも好む者は、それを立てて
高き所の祭司とした。
13:34
この事はヤラベアムの家の罪となって、ついにこれを地のおもてから断ち滅ぼすようになった。
文語訳1917
13:11
爰にベテルに一人の老たる預言者住ゐたりしが其子等來りて是日神の人がベテルにて爲たる諸事を彼に宣たり亦神の人の王に言たる言をも其父に宣たり
13:12 其父彼等に彼は何の途を往しやといふ其子等ユダより來りし神の人の往たる途を見たればなり
13:13 彼其子等に言けるは我ために驢馬に鞍おけと彼等驢馬に鞍おきければ彼之に乗り
13:14 神の人の後に往きて橡の樹の下に坐するを見之にいひけるは汝はユダより來れる神の人なるか其人然りと言ふ
13:15 彼其人にいひけるは我と偕に家に往てパンを食へ
13:16 其人いふ我は汝と偕に歸る能はず汝と偕に入あたはず又我は此處にて爾と偕にパンを食ず水を飮じ
13:17 其はヱホバの言我に爾彼處にてパンを食ふなかれ水を飮なかれ又爾が至れる所の途より歸り往なかれと言たればなりと
13:18
彼其人にいひけるは我も亦爾の如く預言者なるが天の使ヱホバの言を以て我に告て彼を爾と偕に爾の家に携かへり彼にパンを食はしめ水を飮しめよといへりと是
其人を誑けるなり
13:19 是において其人彼と偕に歸り其家にてパンを食ひ水を飮り
13:20 彼等が席に坐せし時ヱホバの言其人を携歸し預言者に臨みければ
13:21
彼ユダより來れる神の人に向ひて呼はり言けるはヱホバ斯言たまふ爾ヱホバの口に違き爾の神ヱホバの爾に命じたまひし命令を守らずして歸り
13:22
ヱホバの爾にパンを食ふなかれ水を飮なかれと言たまひし處にてパンを食ひ水を飮たれば爾の屍は爾の父祖の墓に至らざるべしと
13:23 其人のパンを食ひ水を飮し後彼其人のため即ち己が携歸りたる預言者のために驢馬に鞍おけり
13:24 斯て其人往けるが獅子途にて之に遇ひて之を殺せり而して其屍は途に棄られ驢馬は其傍に立ち獅子も亦其屍の側に立り
13:25 人々經過て途に棄られたる屍と其屍の側に立る獅子を見て來り彼老たる預言者の住る邑にて語れり
13:26
彼人を途より携歸りたる預言者聞て言けるは其はヱホバの口に違きたる神の人なりヱホバの彼に言たまひし言の如くヱホバ彼を獅子に付したまひて獅子彼を裂き
殺せりと
13:27 しかして其子等に語りて言けるは我ために驢馬に鞍おけと彼等鞍おきければ
13:28 彼往て其屍の途に棄られ驢馬と獅子の其屍の傍に立るを見たり獅子は屍を食はず驢馬をも裂ざりき
13:29 預言者乃ち神の人の屍を取あげて之を驢馬に載せて携歸れりしかして其老たる預言者邑に入り哀哭みて之を葬れり
13:30 即ち其屍を自己の墓に置め皆之がために嗚呼わが兄弟よといひて哀哭り
13:31 彼人を葬りし後彼其子等に語りて言けるは我が死たる時は神の人を葬りたる墓に我を葬りわが骨を彼の骨の側に置めよ
13:32
其は彼がヱホバの言を以てベテルにある壇にむかひ又サマリアの諸邑に在る崇邱の凡の家に向ひて呼はりたる言は必ず成べければなり
13:33
斯事の後ヤラベアム其惡き途を離れ歸ずして復凡の民を崇邱の祭司と爲り即ち誰にても好む者は之を立てければ其人は崇邱の祭司と爲り
13:34 此事ヤラベアムの家の罪戻となりて遂に之をして地の表面より消失せ滅亡に至らしむ
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
拾う・・・
(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳
Tテサ4:15
4:15
わたしたちは主の言葉によって言うが、生きながらえて主の来臨の時まで残るわたしたちが、眠った人々より先になることは、決してない
であろう。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 マタ 7:15
7:15 にせ預言者を警戒せ
よ。彼らは、羊の衣を着てあなたがたのところに来るが、その内側は強欲なおおかみである。
口 語訳
Tヨハ4:1
4:1
愛する者たちよ。すべての霊を信じることはしないで、それらの霊が神から出たものであるかどうか、ためしなさい。多くのにせ預言者が
世に出てきているからである。
口 語訳 ガラ
1:8
1:8
しかし、たといわたしたちであろうと、天からの御使であろうと、わたしたちが宣べ伝えた福音に反することをあなたがたに宣べ伝えるな
ら、その人はのろわるべきである。
口 語訳
Tテモ4:1-2
4:1
しかし、御霊は明らかに告げて言う。後の時になると、ある人々は、惑わす霊と悪霊の教とに気をとられて、信仰から離れ去るであろう。
4:2
それは、良心に焼き印をおされている偽り者の偽善のしわざである。
口 語訳 ヨハ
4:5
4:5
そこで、イエスはサマリヤのスカルという町においでになった。この町は、ヤコブがその子ヨセフに与えた土地の近くにあったが、
口 語訳 使 8:14
8:14
エルサレムにいる使徒たちは、サマリヤの人々が、神の言を受け入れたと聞いて、ペテロとヨハネとを、そこにつかわした。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
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