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サムエル記上 2:1−11  

ハンナの賛歌

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
001
ハンナは祈って言った、

「わたしの心は主にあって喜び、

わたしの角は主によって高く上げられます。

わたしは敵に向かって大きく口を開き、

あなたに救われたことを喜びます。

002主のように聖なる者はなく、

誰もあなたに並ぶ者はありません。

わたしたちの神は揺るがぬ岩。

003高ぶりの言葉を重ね、

不遜な言葉を口にしてはなりません。

主はすべてを知る神、

人の行いを量られます。

004勇士の弓は折れ、

か弱い者は力を帯びます。

005満ち足りていた者はパンのために雇われの身とな り、

飢えていた者はくつろぎを得ます。

不妊の女は七人の子を産み、

子だくさんの女は衰えます。

006主は殺し、また、生かし、

陰府に下し、また、引き上げられます。

007主は人を貧しくし、また、富ませ、

卑しめ、また、高めます。

008弱り果てた人を塵の中から立ち上がらせ、

貧しい人を芥の中から引き上げられます。

主は彼らを高貴な人々とともに座らせ、

栄光の座を継がせてくださいます。

地を支える柱は主のもの、

主はその上に世界を据えられました。

009主は敬虔な人の足をお守りになり、

悪人は暗闇の中に滅び去ります。

人が勝つのは力によるのではありません。

010主は逆らう者を打ち砕き、

彼らに向かって天から雷鳴をとどろかせます。

主は地の果てまで裁きを及ぼし、

王に力を与え、

油注がれた者の角を高く上げられます」。

011エルカナはラマの自分の家に帰ったが、子供は残 り、祭司エリの前で主に仕えた。


 

新共同訳1987

2:1 ハンナは祈って言った。「主にあってわたしの心は喜び/主にあってわたしは角を高く上げる。わたしは敵に対して口を大きく開き/御救いを喜び祝う。

2:2 聖なる方は主のみ。あなたと並ぶ者はだれもいない。岩と頼むのはわたしたちの神のみ。

2:3 驕り高ぶるな、高ぶって語るな。思い上がった言葉を口にしてはならない。主は何事も知っておられる神/人の行いが正されずに済むであろうか。

2:4 勇士の弓は折られるが/よろめく者は力を帯びる。

2:5 食べ飽きている者はパンのために雇われ/飢えている者は再び飢えることがない。子のない女は七人の子を産み/多くの子をもつ女は衰える。

2:6 主は命を絶ち、また命を与え/陰府に下し、また引き上げてくださる。

2:7 主は貧しくし、また富ませ/低くし、また高めてくださる。

2:8 弱い者を塵の中から立ち上がらせ/貧しい者を芥の中から高く上げ/高貴な者と共に座に着かせ/栄光の座を嗣業としてお与えになる。大地のもろもろの柱は主 のもの/主は世界をそれらの上に据えられた。

2:9 主の慈しみに生きる者の足を主は守り/主に逆らう者を闇の沈黙に落とされる。人は力によって勝つのではない。

2:10 主は逆らう者を打ち砕き/天から彼らに雷鳴をとどろかされる。主は地の果てまで裁きを及ぼし/王に力を与え/油注がれた者の角を高く上げられる。」

2:11 エルカナはラマの家に帰った。幼子は祭司エリのもとにとどまって、主に仕えた。

 

新改訳1970

2:1 ハンナは祈って言った。「私の心は主を誇り、私の角は主によって高く上がります。私の口は敵に向かって大きく開きます。私はあなたの救いを喜ぶからです。

2:2 主のように聖なる方はありません。あなたに並ぶ者はないからです。私たちの神のような岩はありません。

2:3 高ぶって、多くを語ってはなりません。横柄なことばを口から出してはなりません。まことに主は、すべてを知る神。そのみわざは確かです。

2:4 勇士の弓が砕かれ、弱い者が力を帯び、

2:5 食べ飽いた者がパンのために雇われ、飢えていた者が働きをやめ、不妊の女が七人の子を産み、多くの子を持つ女が、しおれてしまいます。

2:6 主は殺し、また生かし、よみに下し、また上げる。

2:7 主は、貧しくし、また富ませ、低くし、また高くするのです。

2:8 主は、弱い者をちりから起こし、貧しい人を、あくたから引き上げ、高貴な者とともに、すわらせ、彼らに栄光の位を継がせます。まことに、地の柱は主のも の、その上に主は世界を据えられました。

2:9 主は聖徒たちの足を守られます。悪者どもは、やみの中に滅びうせます。まことに人は、おのれの力によっては勝てません。

2:10 主は、はむかう者を打ち砕き、その者に、天から雷鳴を響かせられます。主は地の果て果てまでさばき、ご自分の王に力を授け、主に油そそがれた者の角を高く 上げられます。」

2:11 その後、エルカナはラマの自分の家に帰った。幼子は、祭司エリのもとで主に仕えていた。

 

口語訳1955

2:1 ハンナは祈って言った、/「わたしの心は主によって喜び、/わたしの力は主によって強められた、/わたしの口は敵をあざ笑う、/あなたの救によってわたし は楽しむからである。

2:2 主のように聖なるものはない、/あなたのほかには、だれもない、/われわれの神のような岩はない。

2:3 あなたがたは重ねて高慢に語ってはならない、/たかぶりの言葉を口にすることをやめよ。主はすべてを知る神であって、/もろもろのおこないは主によって量 られる。

2:4 勇士の弓は折れ、/弱き者は力を帯びる。

2:5 飽き足りた者は食のために雇われ、/飢えたものは、もはや飢えることがない。うまずめは七人の子を産み、/多くの子をもつ女は孤独となる。

2:6 主は殺し、また生かし、/陰府にくだし、また上げられる。

2:7 主は貧しくし、また富ませ、/低くし、また高くされる。

2:8 貧しい者を、ちりのなかから立ちあがらせ、/乏しい者を、あくたのなかから引き上げて、/王侯と共にすわらせ、/栄誉の位を継がせられる。地の柱は主のも のであって、/その柱の上に、世界をすえられたからである。

2:9 主はその聖徒たちの足を守られる、/しかし悪いものどもは暗黒のうちに滅びる。人は力をもって勝つことができないからである。

2:10 主と争うものは粉々に砕かれるであろう、/主は彼らにむかって天から雷をとどろかし、/地のはてまでもさばき、/王に力を与え、/油そそがれた者の力を強 くされるであろう」。

2:11 エルカナはラマにある家に帰ったが、幼な子は祭司エリの前にいて主に仕えた。

 

文語訳1917

2:1 ハンナ祷りて言けるは我心はヱホバによりて喜び我角はヱホバによりて高し我口はわが敵の上にはりひらく是は我汝の救拯によりて樂むが 故なり
2:2 ヱホバのごとく聖き者はあらず其は汝の外に有る者なければなり又われらの神のごとき磐はあることなし
2:3 汝等重ねて甚く誇りて語るなかれ汝等の口より漫言を出すなかれヱホバは全知の神にして行爲を裁度りたまふなり
2:4 勇者の弓は折れ倒るる者は勢力を帶ぶ
2:5 飽足る者は食のために身を傭はせ饑たる者は憩へり石女は七人を生み多くの子を有る者は衰ふるにいたる
2:6 ヱホバは殺し又生したまひ陰府に下し又上らしめたまふ
2:7 ヱホバは貧からしめ又富しめたまひ卑くしまた高くしたまふ
2:8 荏弱者を塵の中より擧げ窮乏者を埃の中より升せて王公の中に坐せしめ榮光の位をつがしめ給ふ地の柱はヱホバの所屬なりヱホバ其上に世界を置きたまへり
2:9 ヱホバ其聖徒の足を守りたまはん惡き者はK暗にありて默すべし其は人力をもて勝つべからざればなり
2:10 ヱホバと爭ふ者は破碎かれんヱホバ天より雷を彼等の上にくだしヱホバは地の極を審き其王に力を與へ其膏そそぎし者の角を高くし給はん
2:11 エルカナ、ラマに往て其家にいたりしが稚子は祭司エリのまへにありてヱホバにつかふ


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

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(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 ピリ 4:6

4:6 何事も思い煩ってはな らない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。

 

口 語訳 ルカ 1:46

1:46 するとマリヤは言った、「わたしの魂は主をあがめ、

 

口 語訳 ユダ 1:15

1:15 それは、すべての者にさばきを行うためであり、また、不信心な者が、信仰を無視して犯したすべての不信心なしわざと、さらに、不信心 な罪人が主にそむいて語ったすべての暴言とを責めるためである」。

 

口 語訳 ルカ 1:52

1:52 権力ある者を王座から引きおろし、卑しい者を引き上げ、

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口語訳 ルカ 1:46-55

1:46 するとマリヤは言った、「わたしの魂は主をあがめ、

1:47 わたしの霊は救主なる神をたたえます。

1:48 この卑しい女をさえ、心にかけてくださいました。今からのち代々の人々は、わたしをさいわいな女と言うでしょう、

1:49 力あるかたが、わたしに大きな事をしてくださったからです。そのみ名はきよく、

1:50 そのあわれみは、代々限りなく/主をかしこみ恐れる者に及びます。

1:51 主はみ腕をもって力をふるい、心の思いのおごり高ぶる者を追い散らし、

1:52 権力ある者を王座から引きおろし、卑しい者を引き上げ、

1:53 飢えている者を良いもので飽かせ、富んでいる者を空腹のまま帰らせなさいます。

1:54 主は、あわれみをお忘れにならず、その僕イスラエルを助けてくださいました、

1:55 わたしたちの父祖アブラハムとその子孫とを/とこしえにあわれむと約束なさったとおりに」。

 

口語訳 黙  15:4

15:4 主よ、あなたをおそれず、御名をほめたたえない者が、ありましょうか。あなただけが聖なるかたであり、あらゆる国民はきて、あなたを伏し拝むでしょう。あ なたの正しいさばきが、あらわれるに至ったからであります」。

 

口語訳 ヘブ 11:32-34

11:32 このほか、何を言おうか。もしギデオン、バラク、サムソン、エフタ、ダビデ、サムエル及び預言者たちについて語り出すなら、時間が足りないであろう。

11:33 彼らは信仰によって、国々を征服し、義を行い、約束のものを受け、ししの口をふさぎ、

11:34 火の勢いを消し、つるぎの刃をのがれ、弱いものは強くされ、戦いの勇者となり、他国の軍を退かせた。

 

口語訳 黙  1:18

1:18 また、生きている者である。わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である。そして、死と黄泉とのかぎを持っている。

 

口語訳 ヤコ 4:10

4:10 主のみまえにへりくだれ。そうすれば、主は、あなたがたを高くして下さるであろう。

 

口語訳 ヤコ 2:5

2:5 愛する兄弟たちよ。よく聞きなさい。神は、この世の貧しい人たちを選んで信仰に富ませ、神を愛する者たちに約束された御国の相続者とされたではないか。

 

口語訳 Tペテ1:5

1:5 あなたがたは、終りの時に啓示さるべき救にあずかるために、信仰により神の御力に守られているのである。

 

口語訳 マタ 8:12

8:12 この国の子らは外のやみに追い出され、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう」。

 

口語訳 ロマ 3:19

3:19 さて、わたしたちが知っているように、すべて律法の言うところは、律法のもとにある者たちに対して語られている。それは、すべての口がふさがれ、全世界が 神のさばきに服するためである。

 

口語訳 マタ 25:31

25:31 人の子が栄光の中にすべての御使たちを従えて来るとき、彼はその栄光の座につくであろう。

 

口語訳 マタ 28:18

28:18 イエスは彼らに近づいてきて言われた、「わたしは、天においても地においても、いっさいの権威を授けられた。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 ルカ 1:45-55

1:45 主のお語りになったことが必ず成就すると信じた女は、なんとさいわいなことでしょう」。

1:46 するとマリヤは言った、「わたしの魂は主をあがめ、

1:47 わたしの霊は救主なる神をたたえます。

1:48 この卑しい女をさえ、心にかけてくださいました。今からのち代々の人々は、わたしをさいわいな女と言うでしょう、

1:49 力あるかたが、わたしに大きな事をしてくださったからです。そのみ名はきよく、

1:50 そのあわれみは、代々限りなく/主をかしこみ恐れる者に及びます。

1:51 主はみ腕をもって力をふるい、心の思いのおごり高ぶる者を追い散らし、

1:52 権力ある者を王座から引きおろし、卑しい者を引き上げ、

1:53 飢えている者を良いもので飽かせ、富んでいる者を空腹のまま帰らせなさいます。

1:54 主は、あわれみをお忘れにならず、その僕イスラエルを助けてくださいました、

1:55 わたしたちの父祖アブラハムとその子孫とを/とこしえにあわれむと約束なさったとおりに」。

 

口 語訳 ヤコ 4:12

4:12 しかし、立法者であり審判者であるかたは、ただひとりであって、救うことも滅ぼすこともできるのである。しかるに、隣り人をさばくあ なたは、いったい、何者であるか。

 

口 語訳 ルカ 1:52-53

1:52 権力ある者を王座から引きおろし、卑しい者を引き上げ、

1:53 飢えている者を良いもので飽かせ、富んでいる者を空腹のまま帰らせなさいます。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 ルカ 1:46-55

1:46 そこで、マリアは言った。

1:47 「わたしの魂は主をあがめ、/わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。

1:48 身分の低い、この主のはしためにも/目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人も/わたしを幸いな者と言うでしょう、

1:49 力ある方が、/わたしに偉大なことをなさいましたから。その御名は尊く、

1:50 その憐れみは代々に限りなく、/主を畏れる者に及びます。

1:51 主はその腕で力を振るい、/思い上がる者を打ち散らし、

1:52 権力ある者をその座から引き降ろし、/身分の低い者を高く上げ、

1:53 飢えた人を良い物で満たし、/富める者を空腹のまま追い返されます。

1:54 その僕イスラエルを受け入れて、/憐れみをお忘れになりません、

1:55 わたしたちの先祖におっしゃったとおり、/アブラハムとその子孫に対してとこしえに。」

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ルカ 1:46-55

1:46 そこで、マリアは言った。

1:47 「わたしの魂は主をあがめ、/わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。

1:48 身分の低い、この主のはしためにも/目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人も/わたしを幸いな者と言うでしょう、

1:49 力ある方が、/わたしに偉大なことをなさいましたから。その御名は尊く、

1:50 その憐れみは代々に限りなく、/主を畏れる者に及びます。

1:51 主はその腕で力を振るい、/思い上がる者を打ち散らし、

1:52 権力ある者をその座から引き降ろし、/身分の低い者を高く上げ、

1:53 飢えた人を良い物で満たし、/富める者を空腹のまま追い返されます。

1:54 その僕イスラエルを受け入れて、/憐れみをお忘れになりません、

1:55 わたしたちの先祖におっしゃったとおり、/アブラハムとその子孫に対してとこしえに。」

 

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サムエル記上 2:12−17 

エリの息子たちの悪行

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
012
さて、エリの息子たちは心が邪で、主を敬わなかっ た。

013この祭司たちは、人々に対して次のように振る舞う のが常であった。人が犠牲をささげていると、肉を煮ている間にその祭司の僕が三叉の肉刺しを持ってやって来て、

014釜、鍋、大釜、鉢の中にそれを突き入れ、肉刺しに 掛かったものをみな祭司の分とした。彼らはシロで、そこに来るすべてのイスラエル人に、このように振る舞っていた。

015しかし今は、脂肪をささげて煙を立ち上らせないう ちに祭司の僕がやって来て、犠牲をささげている人に、「祭司のために焼き肉にする分をよこしなさい。祭司は煮た肉ではなく、生の 肉しかお受けにならない」と言う。

016もしその人が、「いつものように、必ず脂肪をささ げて煙を立ち上らせましょう。その後で、欲しいだけ受け取ってください」と言うと、僕は、「いや、今、よこしなさい。さもなけれ ば、力ずくで取る」と答えるのが常であった。

017その若者たちが行っていたことは、主に対し非常に 大きな罪であった。彼らは主への供え物を軽んじたのである。


 

新共同訳1987

2:12 エリの息子はならず者で、主を知ろうとしなかった。

2:13 この祭司たちは、人々に対して次のように行った。だれかがいけにえをささげていると、その肉を煮ている間に、祭司の下働きが三つまたの肉刺しを手にやって 来て、

2:14 釜や鍋であれ、鉢や皿であれ、そこに突き入れた。肉刺しが突き上げたものはすべて、祭司のものとした。彼らは、シロに詣でるイスラエルの人々すべてに対し て、このように行った。

2:15 そればかりでなく、人々が供え物の脂肪を燃やして煙にする前に、祭司の下働きがやって来て、いけにえをささげる人に言った。「祭司様のために焼く肉をよこ しなさい。祭司は煮た肉は受け取らない。生でなければならない。」

2:16 「いつものように脂肪をすっかり燃やして煙になってから、あなたの思いどおりに取ってください」と言っても、下働きは、「今、よこしなさい。さもなければ 力ずくで取る」と答えるのであった。

2:17 この下働きたちの罪は主に対する甚だ大きな罪であった。この人々が主への供え物を軽んじたからである。

 

新改訳1970

2:12 さて、エリの息子たちは、よこしまな者で、主を知らず、

2:13 民にかかわる祭司の定めについてもそうであった。だれかが、いけにえをささげていると、まだ肉を煮ている間に、祭司の子が三又の肉刺しを手にしてやって来 て、

2:14 これを、大なべや、かまや、大がまや、なべに突き入れ、肉刺しで取り上げたものをみな、祭司が自分のものとして取っていた。彼らはシロで、そこに来るすべ てのイスラエルに、このようにしていた。

2:15 それどころか、人々が脂肪を焼いて煙にしないうちに祭司の子はやって来て、いけにえをささげる人に、「祭司に、その焼く肉を渡しなさい。祭司は煮た肉は受 け取りません。生の肉だけです。」と言うので、

2:16 人が、「まず、脂肪をすっかり焼いて煙にし、好きなだけお取りなさい。」と言うと、祭司の子は、「いや、いま渡さなければならない。でなければ、私は力ず くで取る。」と言った。

2:17 このように、子たちの罪は、主の前で非常に大きかった。主へのささげ物を、この人たちが侮ったからである。

 

口語訳1955

2:12 さて、エリの子らは、よこしまな人々で、主を恐れなかった。

2:13 民のささげ物についての祭司のならわしはこうである。人が犠牲をささげる時、その肉を煮る間に、祭司のしもべは、みつまたの肉刺しを手に持ってきて、

2:14 それをかま、またはなべ、またはおおがま、または鉢に突きいれ、肉刺しの引き上げるものは祭司がみな自分のものとした。彼らはシロで、そこに来るすべての イスラエルの人に、このようにした。

2:15 人々が脂肪を焼く前にもまた、祭司のしもべがきて、犠牲をささげる人に言うのであった、「祭司のために焼く肉を与えよ。祭司はあなたから煮た肉を受けな い。生の肉がよい」。

2:16 その人が、「まず脂肪を焼かせましょう。その後ほしいだけ取ってください」と言うと、しもべは、「いや、今もらいたい。くれないなら、わたしは力づくで、 それを取ろう」と言う。

2:17 このように、その若者たちの罪は、主の前に非常に大きかった。この人々が主の供え物を軽んじたからである。

 


文 語訳1917
2:12 さてエリの子は邪なる者にしてヱホバをしらざりき
2:13 祭司の民に於る習慣は斯のごとし人祭物をささぐる時肉を烹るあひだに祭司の僕三の歯ある肉叉を手にとりて來り
2:14 之を釜あるひは鍋あるひは鼎又は炮烙に突きいれ肉叉の引きあぐるところの肉は祭司みなこれを己にとる是くシロに於て凡てそこに來るイスラエル人になせり
2:15 脂をやく前にも亦祭司のしもべ來り祭物をささぐる人にいふ祭司のために燒くべき肉をあたへよ祭司は汝より烹たる肉を受けず生腥の肉をこのむと
2:16 もし其人これにむかひ直ちに脂をやくべければ後心のこのむままに取れといはば僕之にいふ否今あたへよ然らずば我強て取んと
2:17 故に其壯者の罪ヱホバのまへに甚だ大なりそは人々ヱホバに祭物をささぐることをいとひたればなり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

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(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 ロマ 1:28

1:28 そして、彼らは神を認めることを正しいとしなかったので、神は彼らを正しからぬ思いにわたし、なすべからざる事をなすに任せられた。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 Uコリ6:15

6:15 キリストとベリアルと なんの調和があるか。信仰と不信仰となんの関係があるか。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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サムエル記上 2:18−21 

サムエルと母

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
018
サムエルはまだ子供であったが、亜麻布のエフォド を身に着けて主の前に仕えていた。

019母は彼のために毎年小さな衣を作り、年ごとの犠牲 をささげるために夫とともに上るとき、それを携えて来た。

020エリはエルカナとその妻を祝福して、次のように 言った、「主に委ねたこの子の代わりに、この妻によって、主があなたに子供を授けてくださるように」。こうして、彼らは家に帰っ た。

021主は、ハンナを顧みられたので彼女は身籠って、男 の子を三人、女の子を二人産んだ。少年サムエルは主のもとで成長していった。


 

新共同訳1987

2:18 サムエルは、亜麻布のエフォドを着て、下働きとして主の御前に仕えていた。

2:19 母は彼のために小さな上着を縫い、毎年、夫と一緒に年ごとのいけにえをささげに上って来るとき、それを届けた。

2:20 エリはエルカナとその妻を祝福し、「主に願って得たこの子の代わりに、主があなたにこの妻による子供を授けてくださいますように」と言った。こうして彼ら は家に帰った。

2:21 主がハンナを顧みられたので、ハンナは身ごもり、息子を三人と娘を二人産んだ。少年サムエルは主のもとで成長した。

 

新改訳1970

2:18 サムエルはまだ幼く、亜麻布のエポデを身にまとい、主の前に仕えていた。

2:19 サムエルの母は、彼のために小さな上着を作り、毎年、夫とともに、その年のいけにえをささげに上って行くとき、その上着を持って行くのだった。

2:20 エリは、エルカナとその妻を祝福して、「主がお求めになった者の代わりに、主がこの女により、あなたに子どもを賜わりますように。」と言い、彼らは、自分 の家に帰るのであった。

2:21 事実、主はハンナを顧み、彼女はみごもって、三人の息子と、ふたりの娘を産んだ。少年サムエルは、主のみもとで成長した。

 

口語訳1955

2:18 サムエルはまだ幼く、身に亜麻布のエポデを着けて、主の前に仕えていた。

2:19 母は彼のために小さい上着を作り、年ごとに、夫と共にその年の犠牲をささげるために上る時、それを持ってきた。

2:20 エリはいつもエルカナとその妻を祝福して言った、「この女が主にささげた者のかわりに、主がこの女によってあなたに子を与えられるように」。そして彼らは その家に帰るのを常とした。

2:21 こうして主がハンナを顧みられたので、ハンナはみごもって、三人の男の子とふたりの女の子を産んだ。わらべサムエルは主の前で育った。

 

文語訳1917

2:18 サムエルなほ幼して布のエポデを著てヱホバのまへにつかふ
2:19 また其母これがために小き明衣をつくり歳毎にその夫とともに年の祭物をささげにのぼる時これをもちきたる
2:20 エリ、エルカナとその妻を祝していひけるは汝がヱホバにささげたる者のためにヱホバ此婦よりして子を汝にあたへたまはんことをねがふと斯てかれら其郷にか へる
2:21 しかしてヱホバ、ハンナをかへりみたまひければハンナ孕みて三人の男子と二人の女子をうめり童子サムエルはヱホバのまへにありて生育てり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ルカ 2:34

2:34 するとシメオンは彼らを祝し、そして母マリヤに言った、「ごらんなさい、この幼な子は、イスラエルの多くの人を倒れさせたり立ちあが らせたりするために、また反対を受けるしるしとして、定められています。――

 

口 語訳 ルカ 1:80

1:80 幼な子は成長し、その霊も強くなり、そしてイスラエルに現れる日まで、荒野にいた。

 

口 語訳 ルカ 2:40

2:40 幼な子は、ますます成長して強くなり、知恵に満ち、そして神の恵みがその上にあった。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 ルカ 1:80

1:80 幼子は身も心も健やかに育ち、イスラエルの人々の前に現れるまで荒れ野にいた。

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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サムエル記上 2:22−26 

エリとその息子たち

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
022
さて、エリは非常に年老いていた。彼は、息子たち がイスラエルのすべての民に対して行っていたあらゆること、また、彼らが会見の幕屋の入り口で奉仕する女たちとともに寝たことを 耳にして、

023息子たちに言った、「なぜそのようなことをするの か。わたしはお前たちがしている悪いことを、みんなから聞いている。

024息子たちよ、やめなさい。わたしは主の民が言いふ らしていることを聞くが、そのうわさは善くない。

025人が人に対して罪を犯した場合、神が仲裁してくだ さる。しかし、人が主に罪を犯すなら、誰がその人のために執りなしをするだろうか」。しかし、彼らは父の言葉に従おうとしなかっ た。主が彼らを死に至らしめようとしておられたからである。

026一方、少年サムエルは成長し、主の前にも人々の前 にも立派になっていった。


 

新共同訳1987

2:22 エリは非常に年老いていた。息子たちがイスラエルの人々すべてに対して行っていることの一部始終、それに、臨在の幕屋の入り口で仕えている女たちとたびた び床を共にしていることも耳にして、

2:23 彼らを諭した。「なぜそのようなことをするのだ。わたしはこの民のすべての者から、お前たちについて悪いうわさを聞かされている。

2:24 息子らよ、それはいけない。主の民が触れ回り、わたしの耳にも入ったうわさはよくない。

2:25 人が人に罪を犯しても、神が間に立ってくださる。だが、人が主に罪を犯したら、誰が執り成してくれよう。」しかし、彼らは父の声に耳を貸そうとしなかっ た。主は彼らの命を絶とうとしておられた。

2:26 一方、少年サムエルはすくすくと育ち、主にも人々にも喜ばれる者となった。

 

新改訳1970

2:22 エリは非常に年をとっていた。彼は自分の息子たちがイスラエル全体に行なっていることの一部始終、それに彼らが会見の天幕の入口で仕えている女たちと寝て いるということを聞いた。

2:23 それでエリは息子たちに言った。「なぜ、おまえたちはこんなことをするのだ。私はこの民全部から、おまえたちのした悪いことについて聞いている。

2:24 子たちよ。そういうことをしてはいけない。私が主の民の言いふらしているのを聞くそのうわさは良いものではない。

2:25 人がもし、ほかの人に対して罪を犯すと、神がその仲裁をしてくださる。だが、人が主に対して罪を犯したら、だれが、その者のために仲裁に立とうか。」しか し、彼らは父の言うことを聞こうとしなかった。彼らを殺すことが主のみこころであったからである。

2:26 一方、少年サムエルはますます成長し、主にも、人にも愛された。

 

口語訳1955

2:22 エリはひじょうに年をとった。そしてその子らがイスラエルの人々にしたいろいろのことを聞き、また会見の幕屋の入口で勤めていた女たちと寝たことを聞い て、

2:23 彼らに言った、「なにゆえ、そのようなことをするのか。わたしはこのすべての民から、あなたがたの悪いおこないのことを聞く。

2:24 わが子らよ、それはいけない。わたしの聞く、主の民の言いふらしている風説は良くない。

2:25 もし人が人に対して罪を犯すならば、神が仲裁されるであろう。しかし人が主に対して罪を犯すならば、だれが、そのとりなしをすることができようか」。しか し彼らは父の言うことに耳を傾けようともしなかった。主が彼らを殺そうとされたからである。

2:26 わらべサムエルは育っていき、主にも、人々にも、ますます愛せられた。

 


文 語訳1917
2:22 ここにエリ甚だ老て其子等がイスラエルの人々になせし諸の事を聞きまた其集會の幕屋の門にいづる婦人たちと寝たるを聞て
2:23 これにいひけるは何ぞ斯る事をなすや我このすべての民より汝らのあしき行をきく
2:24 わが子よ然すべからず我きくところの風聞よからず爾らヱホバの民をしてあやまたしむ
2:25 人もし人にむかひて罪ををかさば神之をさばかんされど人もしヱホバに向ひて罪ををかさば誰かこれがためにとりなしをなさんやとしかれども其子父のことばを 聽ざりきそはヱホバかれらを殺さんと思ひたまへばなり
2:26 童子サムエル生長ゆきてヱホバと人とに愛せらる


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ヘブ 10:26

10:26 もしわたしたちが、真理の知識を受けたのちにもなお、ことさらに罪を犯しつづけるなら、罪のためのいけにえは、もはやあり得ない。

 

口 語訳 ルカ 2:52

2:52 イエスはますます知恵が加わり、背たけも伸び、そして神と人から愛された。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 ルカ 2:52

2:52 イエスはますます知恵が加わり、背たけも伸び、そして神と人から愛された。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ヘブ 10:26-27

10:26 もし、わたしたちが真理の知識を受けた後にも、故意に罪を犯し続けるとすれば、罪のためのいけにえは、もはや残っていません。

10:27 ただ残っているのは、審判と敵対する者たちを焼き尽くす激しい火とを、恐れつつ待つことだけです。

 

新共同 ロマ 14:18

14:18 このようにしてキリストに仕える人は、神に喜ばれ、人々に信頼されます。

 

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サムエル記上 2:27−36 

エリ一族に対する神の警告

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
027
さて、神の人がエリの所に来て告げた、「主はこう 仰せになる、『お前の父祖の家がエジプトでファラオの家に仕えさせられていたとき、わたしは彼らに自分を現したではないか。

028イスラエルのすべての部族の中からお前の父祖を選 んで祭司としてわたしの祭壇に上らせ、香をたかせ、わたしの前でエフォドを着けさせたではないか。また、わたしは、イスラエルの 子らがささげる火による献げ物すべてを、お前の父祖の家に与えたではないか。

029それなのに、なぜ、わたしの命により、わたしの住 まいでささげられる犠牲や供え物を軽んじるのか。また、なぜ、お前はわたしより息子たちを重んじ、わたしの民イスラエルのすべて の供え物から最良のものを奪って自分たちを肥やすのか。

030イスラエルの神、主の言葉。お前の家、お前の父祖 の家は、永遠にわたしの前を歩むと、わたしはかつて言った。しかし今、決してそうはさせない。主の言葉。わたしはわたしを敬う者 を重んじ、わたしを見くびる者を軽蔑する。

031見よ、わたしがお前の腕、お前の父祖の家の腕を断 ち切る日が来る。こうして、お前の家には長寿の者はいなくなる。

032イスラエルを富ませるあらゆるものとともに、敵が わたしの住まいに留まるのをお前は見るであろう。お前の家には永久に長寿の者はいなくなる。

033しかし、ただ一人だけわたしの祭壇から断ち切らず におく。彼はお前の目を泣きはらさせ、お前の心を衰えさせる。お前の子孫はみな壮年のうちに死ぬ。

034お前の二人の息子ホフニとピネハスの身に起こるこ とがその徴である。二人は同じ日に死ぬ。

035わたしは、わたしの心と思いをくんで事を行う忠実 な祭司を立てて、その者のために堅固な家を建てよう。彼はいつも、わたしの油注がれた者の前を歩む。

036お前の家の生き残りはみな彼のもとに来て身をかが め、一枚の銀、一個のパンを求めて言うであろう、〈どうぞ、わたしに祭司の務めの一つをあてがい、少しでもパンが食べられるよう にしてください〉』」。

 


 

新共同訳1987

2:27 神の人がエリのもとに来て告げた。「主はこう言われる。あなたの先祖がエジプトでファラオの家に服従していたとき、わたしは自らをあなたの先祖に明らかに 示し、

2:28 わたしのためにイスラエルの全部族の中からあなたの先祖を選んで祭司とし、わたしの祭壇に上って香をたかせ、エフォドを着せてわたしの前に立たせた。ま た、わたしはあなたの先祖の家に、イスラエルの子らが燃やして主にささげる物をすべて与えた。

2:29 あなたはなぜ、わたしが命じたいけにえと献げ物をわたしの住む所でないがしろにするのか。なぜ、自分の息子をわたしよりも大事にして、わたしの民イスラエ ルが供えるすべての献げ物の中から最上のものを取って、自分たちの私腹を肥やすのか。

2:30 それゆえ、イスラエルの神、主は言われる。わたしは確かに、あなたの家とあなたの先祖の家はとこしえにわたしの前に歩む、と約束した。主は言われる。だ が、今は決してそうはさせない。わたしを重んずる者をわたしは重んじ、わたしを侮る者をわたしは軽んずる。

2:31 あなたの家に長命の者がいなくなるように、わたしがあなたの腕とあなたの先祖の家の腕を切り落とす日が来る。

2:32 あなたは、わたしの住む所がイスラエルに与える幸いをすべて敵視するようになる。あなたの家には永久に長命の者はいなくなる。

2:33 わたしは、あなたの家の一人だけは、わたしの祭壇から断ち切らないでおく。それはあなたの目をくらまし、命を尽きさせるためだ。あなたの家の男子がどれほ ど多くとも皆、壮年のうちに死ぬ。

2:34 あなたの二人の息子ホフニとピネハスの身に起こることが、あなたにとってそのしるしとなる。二人は同じ日に死ぬ。

2:35 わたしはわたしの心、わたしの望みのままに事を行う忠実な祭司を立て、彼の家を確かなものとしよう。彼は生涯、わたしが油を注いだ者の前を歩む。

2:36 あなたの家の生き残った者は皆、彼のもとに来て身をかがめ、銀一枚、パン一切れを乞い、『一切れのパンでも食べられるように、祭司の仕事の一つに就かせて ください』と言うであろう。」

 

新改訳1970

2:27 そのころ、神の人がエリのところに来て、彼に言った。「主はこう仰せられる。あなたの父の家がエジプトでパロの家の奴隷であったとき、わたしは、この身を 明らかに彼らに示したではないか。

2:28 また、イスラエルの全部族から、その家を選び、わたしの祭司とし、わたしの祭壇に上り、香をたき、わたしの前でエポデを着るようにした。こうして、イスラ エル人のすべての火によるささげ物を、あなたの父の家に与えた。

2:29 なぜ、あなたがたは、わたしが命じたわたしへのいけにえ、わたしへのささげ物を、わたしの住む所で軽くあしらい、またあなたは、わたしよりも自分の息子た ちを重んじて、わたしの民イスラエルのすべてのささげ物のうち最上の部分で自分たちを肥やそうとするのか。

2:30 それゆえ、――イスラエルの神、主の御告げだ――あなたの家と、あなたの父の家とは、永遠にわたしの前を歩む、と確かに言ったが、今や、――主の御告げだ ――絶対にそんなことはない。わたしは、わたしを尊ぶ者を尊ぶ。わたしをさげすむ者は軽んじられる。

2:31 見よ。わたしがあなたの腕と、あなたの父の家の腕とを切り落とし、あなたの家には年寄りがいなくなる日が近づいている。

2:32 イスラエルはしあわせにされるのに、あなたはわたしの住む所で敵を見るようになろう。あなたの家には、いつまでも、年寄りがいなくなる。

2:33 わたしは、ひとりの人をあなたのために、わたしの祭壇から断ち切らない。その人はあなたの目を衰えさせ、あなたの心をやつれさせよう。あなたの家の多くの 者はみな、壮年のうちに死ななければならない。

2:34 あなたのふたりの息子、ホフニとピネハスの身にふりかかることが、あなたへのしるしである。ふたりとも一日のうちに死ぬ。

2:35 わたしは、わたしの心と思いの中で事を行なう忠実な祭司を、わたしのために起こそう。わたしは彼のために長く続く家を建てよう。彼は、いつまでもわたしに 油そそがれた者の前を歩むであろう。

2:36 あなたの家の生き残った者はみな、賃金とパン一個を求めて彼のところに来ておじぎをし、『どうか、祭司の務めの一つでも私にあてがって、一切れのパンを食 べさせてください。』と言おう。」

 

口語訳1955

2:27 このとき、ひとりの神の人が、エリのもとにきて言った、「主はかく仰せられる、『あなたの先祖の家がエジプトでパロの家の奴隷であったとき、わたしはその 先祖の家に自らを現した。

2:28 そしてイスラエルのすべての部族のうちからそれを選び出して、わたしの祭司とし、わたしの祭壇に上って、香をたかせ、わたしの前でエポデを着けさせ、ま た、イスラエルの人々の火祭をことごとくあなたの先祖の家に与えた。

2:29 それにどうしてあなたがたは、わたしが命じた犠牲と供え物をむさぼりの目をもって見るのか。またなにゆえ、わたしよりも自分の子らを尊び、わたしの民イス ラエルのささげるもろもろの供え物の、最も良き部分をもって自分を肥やすのか』。

2:30 それゆえイスラエルの神、主は仰せられる、『わたしはかつて、「あなたの家とあなたの父の家とは、永久にわたしの前に歩むであろう」と言った』。しかし 今、主は仰せられる、『決してそうはしない。わたしを尊ぶ者を、わたしは尊び、わたしを卑しめる者は、軽んぜられるであろう。

2:31 見よ、日が来るであろう。その日、わたしはあなたの力と、あなたの父の家の力を断ち、あなたの家に年老いた者をなくするであろう。

2:32 そのとき、あなたは災のうちにあって、イスラエルに与えられるもろもろの繁栄を、ねたみ見るであろう。あなたの家には永久に年老いた者がいなくなるであろ う。

2:33 しかしあなたの一族のひとりを、わたしの祭壇から断たないであろう。彼は残されてその目を泣きはらし、心を痛めるであろう。またあなたの家に生れ出るもの は、みなつるぎに死ぬであろう。

2:34 あなたのふたりの子ホフニとピネハスの身に起ることが、あなたのためにそのしるしとなるであろう。すなわちそのふたりは共に同じ日に死ぬであろう。

2:35 わたしは自分のために、ひとりの忠実な祭司を起す。その人はわたしの心と思いとに従って行うであろう。わたしはその家を確立しよう。その人はわたしが油そ そいだ者の前につねに歩むであろう。

2:36 そしてあなたの家で生き残っている人々はみなきて、彼に一枚の銀と一個のパンを請い求め、「どうぞ、わたしを祭司の職の一つに任じ、一口のパンでも食べる ことができるようにしてください」と言うであろう』」。

 

文語訳1917

2:27 茲に神の人エリの許に來りこれにいひけるはヱホバ斯くいひたまふ爾の父祖の家エジプトにおいてパロの家にありしとき我明かに之にあら はれしにあらずや
2:28 我これをイスラエルの諸の支派のうちより選みてわが祭司となしわが壇の上に祭物をささげ香をたかしめ我前にエポデを衣しめまたイスラエルの人の火祭を悉く 汝の父の家にあたへたり
2:29 なんぞわが命ぜし犠牲と禮物を汝の家にてふみつくるや何ぞ我よりもなんぢの子をたふとみわが民イスラエルの諸の祭物の最も嘉きところをもて己を肥すや
2:30 是ゆゑにイスラエルの神ヱホバいひたまはく我誠に曾ていへり汝の家およびなんぢの父祖の家永くわがまへにあゆまんと然ども今ヱホバいひたまふ決めてしから ず我をたふとむ者は我もこれをたふとむ我を賤しむる者はかろんぜらるべし
2:31 視よ時いたらん我汝の腕と汝の父祖の家の腕を絶ち汝の家に老たるもの无らしめん
2:32 我大にイスラエルを善すべけれど汝の家内には災見えん汝の家にはこののち永く老るものなかるべし
2:33 またわが壇より絶ざる汝の族の者は汝の目をそこなひ汝の心をいたましめん又汝の家にうまれいづるものは壯年にして死なん
2:34 汝のふたりの子ホフニとピネスの遇ところの事を其徴とせよ即ち二人ともに同じ日に死なん
2:35 我はわがために忠信なる祭司をおこさん其人わが心とわが意にしたがひておこなはんわれその家をかたうせんかれわが膏そそぎし者のまへに恒にあゆむべし
2:36 しかして汝の家にのこれる者は皆きたりてこれに屈み一厘の金と一片のパンを乞ひ且いはんねがはくは我を祭司の職の一に任じて些少のパンにても食ふことをえ せしめよと


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 マタ 10:37

10:37 わたしよりも父または母を愛する者は、わたしにふさわしくない。わたしよりもむすこや娘を愛する者は、わたしにふさわしくない。

 

口 語訳 ヘブ 2:17

2:17 そこで、イエスは、神のみまえにあわれみ深い忠実な大祭司となって、民の罪をあがなうために、あらゆる点において兄弟たちと同じよう にならねばならなかった。

 

口 語訳 ヘブ 7:26-28

7:26 このように、聖にして、悪も汚れもなく、罪人とは区別され、かつ、もろもろの天よりも高くされている大祭司こそ、わたしたちにとって ふさわしいかたである。

7:27 彼は、ほかの大祭司のように、まず自分の罪のため、次に民の罪のために、日々、いけにえをささげる必要はない。なぜなら、自分をささ げて、一度だけ、それをされたからである。

7:28 律法は、弱さを身に負う人間を立てて大祭司とするが、律法の後にきた誓いの御言は、永遠に全うされた御子を立てて、大祭司としたので ある。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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