サムエル記上 12:1−25
サムエルの決別の言葉
翻訳比較
聖書協会共同
訳2018
◆サムエルの告別の辞
サム上
12:1 サムエルは全イスラエルに向かって言った。「私は、あなたがたが求めたことについて、すべてその声に従い、あなたがたの上に王を立てた。
サム上
12:2 今からは、王があなたがたを率いる。私は年老いて、髪も白くなった。私の息子たちはあなたがたと共にいる。私は若い頃から今日に至るまであなた
がたを率いてきた。
サム上
12:3 さあ、主と主が油を注がれた者の前で、私を訴えなさい。誰かの牛を取り上げたことがあるか。誰かのろばを取り上げたことがあるか。誰かを押さえ
つけ、誰かを踏みにじったことがあるか。誰かの手から賄賂を取って、何かを見逃してやったことがあるか。私はそれを償おう。」
サム上
12:4 彼らは答えた。「あなたは我々を押さえつけたことも、踏みにじったこともありません。誰の手からも何一つ取り上げたりはしませんでした。」
サム上
12:5 サムエルは彼らに言った。「今日、私の手に何の不正も見いださなかったことについては、主が証人であり、主が油を注がれた者が証人である。」彼
らは答えた。「証人です。」
サム上 12:6 サムエルは民に言った。「主はモーセとアロンを立て、あなたがたの先祖をエジプトの地から導き上った方だ。
サム上
12:7 さあ、しっかりと立ちなさい。主があなたがたとあなたがたの先祖に対して行われた正義の御業のすべてを、主の前で説き明かそう。
サム上
12:8 ヤコブがエジプトに移った後、あなたがたの先祖が主に助けを叫び求めたので、主はモーセとアロンを遣わした。彼らはあなたがたの先祖をエジプト
から導き出して、この地に住まわせた。
サム上
12:9 しかし、あなたがたの先祖は自分たちの神、主をないがしろにしたので、主は彼らをハツォルの将軍シセラの手やペリシテ人の手に、またモアブの王
の手に渡された。それで彼らが戦いを仕掛けてきた。
サム上
12:10 あなたがたの先祖が主に向かって叫び求め、『我々は主を捨て、バアルとアシュトレトに仕えて、罪を犯しました。どうか今、敵の手から救い出し
てください。我々はあなたに仕えます』と言うと、
サム上
12:11 主はエルバアル、ベダン、エフタ、サムエルを遣わし、あなたがたを周囲の敵から救い出し、安心して住めるようにしてくださった。
サム上
12:12 ところが、アンモン人の王ナハシュが攻め上って来るのを見ると、神である主があなたがたの王であるにもかかわらず、『いや、王が我々を治める
べきだ』と私に言った。
サム上 12:13 今、ここにあなたがたが求め、選んだ王がいる。主はあなたがたに王をお与えになった。
サム上
12:14 もし主を畏れ、主に仕え、御声に聞き従い、主の命令に逆らうことなく、あなたがたも、あなたがたを治める王も、神である主に従うなら、それで
よい。
サム上
12:15 しかし、もし主の声に聞き従わず、主の命令に逆らうならば、主の手があなたがたの先祖に下ったように、あなたがたにも下るだろう。
サム上 12:16 今こそしっかり立って、主があなたがたの目の前で行われる偉大な御業を見なさい。
サム上
12:17 今日は小麦の刈り入れの時ではないか。私が主に呼び求めると、主は雷をとどろかせて雨を降らせる。それを見て、自分たちのために王を求めたこ
とが主の目にどんなに大きな悪であったかを知るがよい。」
サム上 12:18 サムエルが主を呼び求めると、その日、主は雷をとどろかせて雨を降らせた。民は皆、主とサムエルを非常に畏れ、
サム上
12:19 サムエルに言った。「僕たちのため、あなたの神、主に祈り、我々が死なないようにしてください。我々はあらゆる罪の上に、王を求めるという悪
を加えてしまいました。」
サム上
12:20 サムエルは民に言った。「恐れなくてもよい。あなたがたはこのような悪を行ったが、これからは主から離れることなく心を尽くして主に仕えなさ
い。
サム上 12:21 役にも立たず救うこともできない空しいものを求めて離れてはならない。それは空しいものなのだ。
サム上
12:22 主はその偉大な御名のゆえに、ご自分の民を決しておろそかにはなさらない。あなたがたをご自分の民と固く決めておられるからである。
サム上
12:23 私もまた、あなたがたのために祈ることをやめて主に対し罪を犯すようなことはしない。あなたがたには、正しく善い道を教えよう。
サム上 12:24 ひたすら主を畏れ、誠実に心を尽くして主に仕えなさい。主があなたがたになさった偉大な御業をよく考えなさい。
サム上 12:25 もし、悪に悪を重ねるなら、あなたがたも、あなたがたの王も滅ぼされるであろう。」
フランシ
スコ会訳2013
001サムエルはイスラエルの民全体に向かって言った、
「見よ、あなたたちがわたしに願ったことをすべて聞き入れ、あなたたちの上に王を立てた。
002今から王があなたたちの指導者となる。わたしは年
をとり、髪も白くなった。そして、息子たちはあなたたちとともにいる。わたしは若いころから今日まで、あなたたちの指導者であっ
た。
003さあ、主と主の油注がれた者の前で、わたしを訴え
なさい。わたしが誰かの牛を取ったことがあるか。誰かのろばを取ったことがあるか。誰かを搾取したことがあるか。誰かを虐げたこ
とがあるか。誰かから賄賂を受け取り、見ぬふりをしたことがあるか。もし、そういったことがあったなら、償いをしよう」。
004彼らは言った、「あなたは、わたしたちを搾取した
ことも、虐げたこともありません。また、人から何かを受け取ったこともありません」。
005サムエルは彼らに言った、「あなたたちがわたしに
何も過ちを見出せなかったことについて、主と主の油注がれた者が、今日、あなたたちに対する証人である」。彼らは、「証人です」
と答えた。
006サムエルは民に言った、「モーセとアロンを立て
て、あなたたちの先祖をエジプトの地から導き出したのは、この主である。
007さあ、立ちなさい。わたしはあなたたちや先祖のた
めに主が行われたすべての救いの業のことで、主の前であなたたちを糾弾する。
008ヤコブがエジプトに移り住んだ後、あなたたちの先
祖が主に向かって叫ぶと、主はモーセとアロンを遣わされた。二人はあなたたちの先祖をエジプトから導き出し、この土地に住まわせ
てくれた。
009それにもかかわらず、あなたたちの先祖は自分たち
の神、主を忘れたので、主は彼らをハツォル軍の総司令官シセラの手に、そしてペリシテ人の手に、またモアブの王の手に売り渡され
た。そこで彼らはイスラエルに戦いを挑んだ。
010あなたたちの先祖は主に叫んで言った、『わたした
ちは主を捨て、バアルとアシュトレトに仕えるという罪を犯しました。どうか今は、わたしたちを敵の手から救い出してください。わ
たしたちはあなたに仕えます』。
011そこで主は、エルバアル、ベダン、エフタ、サムエ
ルを遣わして、あなたたちを四方の敵の手から救い出された。お陰で、あなたたちは安らかに暮らすことができた。
012ところが、あなたたちはアンモンの子らの王ナハ
シュが攻めてくるのを見て、あなたたちの神、主があなたたちの王であるにもかかわらず、『いや、われわれには王の統率が必要だ』
とわたしに言った。
013さあ、この人が、あなたたちが選び、あなたたちが
求めた王だ。主はあなたたちの上に王を立てられたのだ。
014あなたたちが主を畏れ、主に仕え、その声に聞き従
い、そして主の命令に背くことなく、あなたたちも、あなたたちを治める王も、あなたたちの神、主に従ってくれればいいのだが。
015だが、あなたたちが主の声に聞き従わず、主の命令
に背くなら、主の手は、あなたたちの先祖に下ったようにあなたたちにも下る。
016さあ、そこに立ったまま、主が目の前で行われる偉 大な業を見なさい。
017今は小麦の刈り入れ時である。わたしは主に呼び求
めて、雷鳴をとどろかせ雨を降らせていただこう。それを見てあなたたちは、自分たちのために王を求めて主の前に犯した悪の大き
かったことを知り、悟りなさい」。
018そこでサムエルが主を呼び求めると、主はその時雷
鳴をとどろかせ、雨をお降らせになった。民はみな主とサムエルに対して非常な恐れを抱いた。
019民はみなサムエルに願った、「どうかあなたの僕た
ちのためにあなたの神、主に祈って、わたしたちが死ぬことのないようにしてください。わたしたちはあらゆる罪の上に、王を求める
という悪をも加えたのです」。
020サムエルは民に言った、「恐れてはならない。確か
にあなたたちは、このすべての悪を行った。しかし、もう主の道からそれてはならない。心を尽くして主に仕えなさい。
021道をそれてむなしいものに従ってはならない。それ らはむなしく何の役にも立たず、救う力もない。
022主はその偉大な名の故に、ご自分の民を見捨てられ
ることはない。主はあなたたちをご自分の民と決めておられる。
023わたしもまた、あなたたちのために祈るのをやめ、
主に対し罪を犯すようなことは決してすまい。わたしはあなたたちに正しく善い道を教えよう。
024ひたすら主を畏れ、心を尽くし、真実をもって主に
仕えなさい。そしてあなたたちのために、主がいかに偉大なことを行ってくださったかを悟りなさい。
025しかし、もし、なおも悪を重ねるなら、あなたたち も、あなたたちの王も滅ぼされるであろう」。
新共同訳1987
12:1
サムエルは全イスラエルに向かって言った。「わたしは、あなたたちがわたしに求めたことについては、すべてあなたたちの声に従い、あなたたちの上に王を立
てた。
12:2
今からは王が、あなたたちを率いて歩む。わたしは年老いて、髪も白くなった。そして、息子たちはあなたたちと共にいる。わたしは若いころから今日まであな
たたちを率いて歩んできたが、
12:3
今、主と主が油を注がれた方の前で、わたしを訴えなさい。わたしが、だれかの牛を取り上げたことがあるか。だれかのろばを取り上げたことがあるか。だれか
を抑えつけ、だれかを踏みにじったことがあるか。だれかの手から賄賂を取って何かを見逃してやったことがあるか。あるなら、償お
う。」
12:4
彼らは答えた。「あなたは我々を抑えつけたことも、踏みにじったこともありませんでした。だれの手からも何一つ取り上げたりしませんでした。」
12:5
サムエルは言った。「今日、あなたたちがわたしの手に何一つ訴えるべきことを見いださなかったことについては、主が証人であり、主が油を注がれた方が証人
だ。」彼らは答えた。「確かに証人です。」
12:6
サムエルは民に話した。「主は、モーセとアロンを用いて、あなたたちの先祖をエジプトから導き上った方だ。
12:7
さあ、しっかり立ちなさい。主があなたたちとその先祖とに行われた救いの御業のすべてを、主の御前で説き聞かせよう。
12:8
ヤコブがエジプトに移り住み、その後、先祖が主に助けを求めて叫んだとき、主はモーセとアロンとをお遣わしになり、二人はあなたがたの先祖をエジプトから
導き出してこの地に住まわせた。
12:9
しかし、あなたたちの先祖が自分たちの神、主を忘れたので、主がハツォルの軍の司令官シセラ、ペリシテ人、モアブの王の手に彼らを売り渡し、彼らと戦わせ
られた。
12:10
彼らが主に向かって叫び、『我々は罪を犯しました。主を捨て、バアルとアシュトレトに仕えました。どうか今、敵の手から救い出してください。我々はあなた
に仕えます』と言うと、
12:11
主はエルバアル、ベダン、エフタ、サムエルを遣わし、あなたたちを周囲の敵の手から救い出してくださった。それであなたたちは安全に住めるようになった。
12:12
ところが、アンモン人の王ナハシュが攻めて来たのを見ると、あなたたちの神、主があなたたちの王であるにもかかわらず、『いや、王が我々の上に君臨すべき
だ』とわたしに要求した。
12:13
今、見よ、あなたたちが求め、選んだ王がここにいる。主はあなたたちに王をお与えになる。
12:14
だから、あなたたちが主を畏れ、主に仕え、御声に聞き従い、主の御命令に背かず、あなたたちもあなたたちの上に君臨する王も、あなたたちの神、主に従うな
らそれでよい。
12:15
しかし、もし主の御声に聞き従わず、主の御命令に背くなら、主の御手は、あなたたちの先祖に下ったように、あなたたちにも下る。
12:16
さあ、しっかり立って、主があなたたちの目の前で行われる偉大な御業を見なさい。
12:17
今は小麦の刈り入れの時期ではないか。しかし、わたしが主に呼び求めると、主は雷と雨とを下される。それを見てあなたたちは、自分たちのために王を求めて
主の御前に犯した悪の大きかったことを知り、悟りなさい。」
12:18
サムエルが主に呼び求めると、その日、主は雷と雨を下された。民は皆、主とサムエルを非常に恐れた。
12:19
民は皆、サムエルに願った。「僕たちのために、あなたの神、主に祈り、我々が死なないようにしてください。確かに、我々はあらゆる重い罪の上に、更に王を
求めるという悪を加えました。」
12:20
サムエルは民に言った。「恐れるな。あなたたちはこのような悪を行ったが、今後は、それることなく主に付き従い、心を尽くして主に仕えなさい。
12:21
むなしいものを慕ってそれて行ってはならない。それはむなしいのだから何の力もなく、救う力もない。
12:22
主はその偉大な御名のゆえに、御自分の民を決しておろそかにはなさらない。主はあなたたちを御自分の民と決めておられるからである。
12:23
わたしもまた、あなたたちのために祈ることをやめ、主に対して罪を犯すようなことは決してしない。あなたたちに正しく善い道を教えよう。
12:24
主を畏れ、心を尽くし、まことをもって主に仕えなさい。主がいかに偉大なことをあなたたちに示されたかを悟りなさい。
12:25
悪を重ねるなら、主はあなたたちもあなたたちの王も滅ぼし去られるであろう。」
新改訳1970
12:1
サムエルはすべてのイスラエル人に言った。「見よ。あなたがたが私に言ったことを、私はことごとく聞き入れ、あなたがたの上にひとりの王を立てた。
12:2
今、見なさい。王はあなたがたの先に立って歩んでいる。この私は年をとり、髪も白くなった。それに私の息子たちは、あなたがたとともにいるようになった。
私は若い時から今日まで、あなたがたの先に立って歩んだ。
12:3
さあ、今、主の前、油そそがれた者の前で、私を訴えなさい。私はだれかの牛を取っただろうか。だれかのろばを取っただろうか。だれかを苦しめ、だれかを迫
害しただろうか。だれかの手からわいろを取って自分の目をくらましただろうか。もしそうなら、私はあなたがたにお返しする。」
12:4
彼らは言った。「あなたは私たちを苦しめたことも、迫害したことも、人の手から何かを取ったこともありません。」
12:5
そこでサムエルは彼らに言った。「あなたがたが私の手に何も見いださなかったことについては、きょう、あなたがたの間で主が証人であり、主に油そそがれた
者が証人である。」すると彼らは言った。「その方が証人です。」
12:6
サムエルは民に言った。「モーセとアロンを立てて、あなたがたの先祖をエジプトの地から上らせたのは主である。
12:7
さあ、立ちなさい。私は、主があなたがたと、あなたがたの先祖とに行なわれたすべての正義のみわざを、主の前であなたがたに説き明かそう。
12:8
ヤコブがエジプトに行ったとき、あなたがたの先祖は主に叫んだ。主はモーセとアロンを遣わされ、この人々はあなたがたの先祖をエジプトから連れ出し、この
地に住まわせた。
12:9
ところが、彼らは彼らの神、主を忘れたので、主は彼らをハツォルの将軍シセラの手、ペリシテ人の手、モアブの王の手に売り渡された。それで彼らが戦いをい
どまれたのである。
12:10
彼らが、『私たちは主を捨て、バアルやアシュタロテなどに仕えて罪を犯しました。私たちを敵の手から救い出してください。私たちはあなたに仕えます。』と
言って、主に叫び求めたとき、
12:11
主はエルバアルとベダンとエフタとサムエルを遣わし、あなたがたを周囲の敵の手から救い出してくださった。それであなたがたは安らかに暮らしてきた。
12:12
あなたがたは、アモン人の王ナハシュがあなたがたに向かって来るのを見たとき、あなたがたの神、主があなたがたの王であるのに、『いや、王が私たちを治め
なければならない。』と私に言った。
12:13
今、見なさい。あなたがたが選び、あなたがたが求めた王を。見なさい。主はあなたがたの上に王を置かれた。
12:14
もし、あなたがたが主を恐れ、主に仕え、主の御声に聞き従い、主の命令に逆らわず、また、あなたがたも、あなたがたを治める王も、あなたがたの神、主のあ
とに従うなら、それで良い。
12:15
もし、あなたがたが主の御声に聞き従わず、主の命令に逆らうなら、主の手があなたがたの先祖たちに下ったように、あなたがたの上にも下る。
12:16
今一度立って、主があなたがたの目の前で行なわれるこの大きなみわざを見なさい。
12:17
今は小麦の刈り入れ時ではないか。だが私が主に呼び求めると、主は雷と雨とを下される。あなたがたは王を求めて、主のみこころを大いにそこなったことを悟
り、心に留めなさい。」
12:18
それからサムエルは主に呼び求めた。すると、主はその日、雷と雨とを下された。民はみな、主とサムエルを非常に恐れた。
12:19
民はみな、サムエルに言った。「あなたのしもべどものために、あなたの神、主に祈り、私たちが死なないようにしてください。私たちのあらゆる罪の上に、王
を求めるという悪を加えたからです。」
12:20
サムエルは民に言った。「恐れてはならない。あなたがたは、このすべての悪を行なった。しかし主に従い、わきにそれず、心を尽くして主に仕えなさい。
12:21
役にも立たず、救い出すこともできないむなしいものに従って、わきへそれてはならない。それはむなしいものだ。
12:22
まことに主は、ご自分の偉大な御名のために、ご自分の民を捨て去らない。主はあえて、あなたがたをご自分の民とされるからだ。
12:23
私もまた、あなたがたのために祈るのをやめて主に罪を犯すことなど、とてもできない。私はあなたがたに、よい正しい道を教えよう。
12:24
ただ、主を恐れ、心を尽くし、誠意をもって主に仕えなさい。主がどれほど偉大なことをあなたがたになさったかを見分けなさい。
12:25
あなたがたが悪を重ねるなら、あなたがたも、あなたがたの王も滅ぼし尽くされる。」
口語訳1955
12:1
サムエルはイスラエルの人々に言った、「見よ、わたしは、あなたがたの言葉に聞き従って、あなたがたの上に王を立てた。
12:2
見よ王は今、あなたがたの前に歩む。わたしは年老いて髪は白くなった。わたしの子らもあなたがたと共にいる。わたしは若い時から、きょうまで、あなたがた
の前に歩んだ。
12:3
わたしはここにいる。主の前と、その油そそがれた者の前に、わたしを訴えよ。わたしが、だれの牛を取ったか。だれのろばを取ったか。だれを欺いたか。だれ
をしえたげたか。だれの手から、まいないを取って、自分の目をくらましたか。もしそのようなことがあれば、わたしはそれを、あなたが
たに償おう」。
12:4
彼らは言った、「あなたは、われわれを欺いたことも、しえたげたこともありません。また人の手から何も取ったことはありません」。
12:5
サムエルは彼らに言った、「あなたがたが、わたしの手のうちに、なんの不正をも見いださないことを、主はあなたがたにあかしされる。その油そそがれた者
も、きょうそれをあかしする」。彼らは言った、「あかしされます」。
12:6
サムエルは民に言った、「モーセとアロンを立てて、あなたがたの先祖をエジプトの地から導き出された主が証人です。
12:7
それゆえ、あなたがたは今、立ちなさい。わたしは主が、あなたがたとあなたがたの先祖のために行われたすべての救のわざについて、主の前に、あなたがたと
論じよう。
12:8
ヤコブがエジプトに行って、エジプトびとが、彼らを、しえたげた時、あなたがたの先祖は主に呼ばわったので、主はモーセとアロンをつかわされた。そこで彼
らは、あなたがたの先祖をエジプトから導き出して、この所に住まわせた。
12:9
しかし、彼らがその神、主を忘れたので、主は彼らをハゾルの王ヤビンの軍の長シセラの手に渡し、またペリシテびとの手とモアブの王の手にわたされた。そこ
で彼らがイスラエルを攻めたので、
12:10
民は主に呼ばわって言った、『われわれは主を捨て、バアルとアシタロテに仕えて、罪を犯しました。今、われわれを敵の手から救い出してください。われわれ
はあなたに仕えます』。
12:11
主はエルバアルとバラクとエフタとサムエルをつかわして、あなたがたを周囲の敵の手から救い出されたので、あなたがたは安らかに住むことができた。
12:12
ところが、アンモンびとの王ナハシが攻めてくるのを見たとき、あなたがたの神、主があなたがたの王であるのに、あなたがたはわたしに、『いいえ、われわれ
を治める王がなければならない』と言った。
12:13
それゆえ、今あなたがたの選んだ王、あなたがたが求めた王を見なさい。主はあなたがたの上に王を立てられた。
12:14
もし、あなたがたが主を恐れ、主に仕えて、その声に聞き従い、主の戒めにそむかず、あなたがたも、あなたがたを治める王も共に、あなたがたの神、主に従う
ならば、それで良い。
12:15
しかし、もしあなたがたが主の声に聞き従わず、主の戒めにそむくならば、主の手は、あなたがたとあなたがたの王を攻めるであろう。
12:16
それゆえ、今、あなたがたは立って、主が、あなたがたの目の前で行われる、この大いなる事を見なさい。
12:17
きょうは小麦刈の時ではないか。わたしは主に呼ばわるであろう。そのとき主は雷と雨を下して、あなたがたが王を求めて、主の前に犯した罪の大いなることを
見させ、また知らせられるであろう」。
12:18
そしてサムエルが主に呼ばわったので、主はその日、雷と雨を下された。民は皆ひじょうに主とサムエルとを恐れた。
12:19
民はみなサムエルに言った、「しもべらのために、あなたの神、主に祈って、われわれの死なないようにしてください。われわれは、もろもろの罪を犯した上
に、また王を求めて、悪を加えました」。
12:20
サムエルは民に言った、「恐れることはない。あなたがたは、このすべての悪をおこなった。しかし主に従うことをやめず、心をつくして主に仕えなさい。
12:21
むなしい物に迷って行ってはならない。それは、あなたがたを助けることも救うこともできないむなしいものだからである。
12:22
主は、その大いなる名のゆえに、その民を捨てられないであろう。主が、あなたがたを自分の民とすることを良しとされるからである。
12:23
また、わたしは、あなたがたのために祈ることをやめて主に罪を犯すことは、けっしてしないであろう。わたしはまた良い、正しい道を、あなたがたに教えるで
あろう。
12:24
あなたがたは、ただ主を恐れ、心をつくして、誠実に主に仕えなければならない。そして主がどんなに大きいことをあなたがたのためにされたかを考えなければ
ならない。
12:25
しかし、あなたがたが、なおも悪を行うならば、あなたがたも、あなたがたの王も、共に滅ぼされるであろう」。
文
語訳1917
12:1 サムエル、イスラエルの人々にいひけるは視よ我汝らが我にいひし言をことごとく聽て汝らに王を立たり
12:2
見よ今王汝らのまへにあゆむ我は老て髮しろし視よわが子ども汝らと共にあり我幼稚時より今日にいたるまで汝等のまへにあゆめり
12:3
視よ我ここにありヱホバのまへと其膏そそぎし者のまへに我を訴へよ我誰の牛を取りしや誰の驢馬をとりしや誰を掠めしや誰を虐遇しや誰の手より賄賂をとりて
わが目を矇せしや有ば我これを汝らにかへさん
12:4 彼らいひけるは汝は我らをかすめずくるしめず又何をも人の手より取りしことなし
12:5
サムエルかれらにいひけるは汝らが我手のうちに何をも見いださざるをヱホバ汝らに證したまふ其膏そそぎし者も今日證す彼ら答へけるは證したまふ
12:6 サムエル民にいひけるはヱホバはモーセとアロンをたてし者汝らの先祖をエジプトの地より導きいだせしものなり
12:7 立ちあがれヱホバが汝らおよび汝らの先祖になしたまひし諸の義しき行爲につきて我ヱホバのまへに汝らと論ぜん
12:8
ヤコブのエジプトにいたるにおよびて汝らの先祖のヱホバに呼はりし時ヱホバ、モーセとアロンを遣はしたまひて此二人汝らの先祖をエジプトより導きいだして
此處にすましめたり
12:9
しかるに彼ら其神ヱホバを忘れしかばヱホバこれをハゾルの軍の長シセラの手とペリシテ人の手およびモアブ王の手にわたしたまへり斯て彼らこれを攻ければ
12:10
民ヱホバに呼はりていひけるは我らヱホバを棄てバアルとアシタロテに事へてヱホバに罪を犯したりされど今我らを敵の手より救ひいだしたまへ我ら汝につかへ
んと
12:11
是においてヱホバ、ヱルバアルとバラクとエフタとサムエルを遣はして汝らを四方の敵の手より救ひいだしたまひて汝ら安らかに住めり
12:12
しかるに汝らアンモンの子孫の王ナハシの汝らを攻んとて來るを見て汝らの神ヱホバ汝らの王なるに汝ら我にいふ否我らををさむる王なかるべからずと
12:13 今汝らが選みし王汝らがねがひし王を見よ視よヱホバ汝らに王をたてたまへり
12:14
汝らもしヱホバを畏みて之につかへ其言にしたがひてヱホバの命にそむかずまた汝らと汝らををさむる王恒に汝らの神ヱホバに從はば善し
12:15 しかれども汝らもしヱホバの言にしたがはずしてヱホバの命にそむかばヱホバの手汝らの先祖をせめしごとく汝らをせむべし
12:16 汝ら今たちてヱホバが爾らの目のまへになしたまふ此大なる事を見よ
12:17
今日は麥刈時にあらずや我ヱホバを呼んヱホバ雷と雨をくだして汝らが王をもとめてヱホバのまへに爲したる罪の大なるを見しらしめたまはん
12:18 かくてサムエル、ヱホバをよびければヱホバ其日雷と雨をくだしたまへり民みな大にヱホバとサムエルを恐る
12:19
民みなサムエルにいひけるは僕らのために汝の神ヱホバにいのりて我らを死なざらしめよ我ら諸の罪にまた王を求むるの惡をくはへたればなり
12:20 サムエル民にいひけるは懼るなかれ汝らこの總ての惡をなしたりされどヱホバに從ふことを息ず心をつくしてヱホバに事へ
12:21 虚しき物に迷ひゆくなかれ是は虚しき物なれば汝らを助くることも救ふことも得ざるなり
12:22 ヱホバ其大なる名のために此民をすてたまはざるべし其はヱホバ汝らをおのれの民となすことを善としたまへばなり
12:23 また我は汝らのために祈ることをやめてヱホバに罪ををかすことは決てせざるべし且われ善き正しき道をもて汝らををしへん
12:24 汝ら只ヱホバをかしこみ心をつくして誠にこれにつかへよ而して如何に大なることをヱホバ汝らになしたまひしかを思ふ可し
12:25 しかれども汝らもしなほ惡をなさば汝らと汝らの王ともにほろぼさるべし
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
拾う・・・
(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口語訳 使 20:33
20:33
わたしは、人の金や銀や衣服をほしがったことはない。
口語訳 Tテサ2:5
2:5
わたしたちは、あなたがたが知っているように、決してへつらいの言葉を用いたこともなく、口実を設けて、むさぼったこともない。それは、神があかしして下
さる。
口語訳 ヨハ 18:38
18:38
ピラトはイエスに言った、「真理とは何か」。こう言って、彼はまたユダヤ人の所に出て行き、彼らに言った、「わたしには、この人にな
んの罪も見いだせない。
口語訳 使 23:9
23:9
そこで、大騒ぎとなった。パリサイ派のある律法学者たちが立って、強く主張して言った、「われわれは、この人には何も悪いことがない
と思う。あるいは、霊か天使かが、彼に告げたのかも知れない」。
口語訳 ヤコ
5:16-18
5:16
だから、互に罪を告白し合い、また、いやされるようにお互のために祈りなさい。義人の祈は、大いに力があり、効果のあるものである。
5:17
エリヤは、わたしたちと同じ人間であったが、雨が降らないようにと祈をささげたところ、三年六か月のあいだ、地上に雨が降らなかっ
た。
5:18
それから、ふたたび祈ったところ、天は雨を降らせ、地はその実をみのらせた。
口語訳 ヤコ 5:15
5:15
信仰による祈は、病んでいる人を救い、そして、主はその人を立ちあがらせて下さる。かつ、その人が罪を犯していたなら、それもゆるさ
れる。
口語訳 Tヨハ5:16
5:16
もしだれかが死に至ることのない罪を犯している兄弟を見たら、神に願い求めなさい。そうすれば神は、死に至ることのない罪を犯してい
る人々には、いのちを賜わるであろう。死に至る罪がある。これについては、願い求めよ、とは言わない。
口語訳 Tコリ8:4
8:4
さて、偶像への供え物を食べることについては、わたしたちは、偶像なるものは実際は世に存在しないこと、また、唯一の神のほかには神がないことを、知って
いる。
口語訳 使 12:5
12:5
こうして、ペテロは獄に入れられていた。教会では、彼のために熱心な祈が神にささげられた。
口語訳 ロマ 1:9
1:9
わたしは、祈のたびごとに、絶えずあなたがたを覚え、いつかは御旨にかなって道が開かれ、どうにかして、あなたがたの所に行けるようにと願っている。この
ことについて、わたしのためにあかしをして下さるのは、わたしが霊により、御子の福音を宣べ伝えて仕えている神である。
口語訳 コロ 1:9
1:9
そういうわけで、これらの事を耳にして以来、わたしたちも絶えずあなたがたのために祈り求めているのは、あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力とをもっ
て、神の御旨を深く知り、
口語訳 Uテモ1:3
1:3
わたしは、日夜、祈の中で、絶えずあなたのことを思い出しては、きよい良心をもって先祖以来つかえている神に感謝している。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口語訳 使 20:33
20:33 わたしは、人の金や銀や衣服をほしがったことはない。
口語訳
Uコリ7:2
7:2
どうか、わたしたちに心を開いてほしい。わたしたちは、だれにも不義をしたことがなく、だれをも破滅におとしいれたことがなく、だれからもだまし取ったこ
とがない。
口語訳 使 23:9
23:9
そこで、大騒ぎとなった。パリサイ派のある律法学者たちが立って、強く主張して言った、「われわれは、この人には何も悪いことがないと思う。あるいは、霊
か天使かが、彼に告げたのかも知れない」。
口語訳
ヤコ 5:16
5:16
だから、互に罪を告白し合い、また、いやされるようにお互のために祈りなさい。義人の祈は、大いに力があり、効果のあるものである。
口語訳
Tヨハ5:16
5:16
もしだれかが死に至ることのない罪を犯している兄弟を見たら、神に願い求めなさい。そうすれば神は、死に至ることのない罪を犯している人々には、いのちを
賜わるであろう。死に至る罪がある。これについては、願い求めよ、とは言わない。
口語訳
Tペテ2:9
2:9
しかし、あなたがたは、選ばれた種族、祭司の国、聖なる国民、神につける民である。それによって、暗やみから驚くべきみ光に招き入れて下さったかたのみわ
ざを、あなたがたが語り伝えるためである。
口語訳
ロマ 1:9
1:9
わたしは、祈のたびごとに、絶えずあなたがたを覚え、いつかは御旨にかなって道が開かれ、どうにかして、あなたがたの所に行けるようにと願っている。この
ことについて、わたしのためにあかしをして下さるのは、わたしが霊により、御子の福音を宣べ伝えて仕えている神である。
口語訳
Tコリ9:16
9:16
わたしが福音を宣べ伝えても、それは誇にはならない。なぜなら、わたしは、そうせずにはおれないからである。もし福音を宣べ伝えないなら、わたしはわざわ
いである。
口語訳
コロ 1:9
1:9
そういうわけで、これらの事を耳にして以来、わたしたちも絶えずあなたがたのために祈り求めているのは、あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力とをもっ
て、神の御旨を深く知り、
口語訳
Tテサ3:10
3:10
わたしたちは、あなたがたの顔を見、あなたがたの信仰の足りないところを補いたいと、日夜しきりに願っているのである。
口語訳
Uテモ1:3
1:3
わたしは、日夜、祈の中で、絶えずあなたのことを思い出しては、きよい良心をもって先祖以来つかえている神に感謝している。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 ヤコ 5:5
5:5
あなたがたは、地上でぜいたくに暮らして、快楽にふけり、屠られる日に備え、自分の心を太らせ、
新共同 Tヨハ5:16
5:16
死に至らない罪を犯している兄弟を見たら、その人のために神に願いなさい。そうすれば、神はその人に命をお与えになります。これは、死に至らない罪を犯し
ている人々の場合です。死に至る罪があります。これについては、神に願うようにとは言いません。
新共同 Tコリ8:4
8:4
そこで、偶像に供えられた肉を食べることについてですが、世の中に偶像の神などはなく、また、唯一の神以外にいかなる神もいないことを、わたしたちは知っ
ています。
新共同 Tペテ2:9
2:9
しかし、あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを暗闇の中から驚くべき光の中へと招き
入れてくださった方の力ある業を、あなたがたが広く伝えるためなのです。
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