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サムエル記上 14:16−23 

ペリシテ人の敗走

 

翻訳比較


聖書協会共同 訳2018
サム上 14:16 ベニヤミンのギブアにいるサウルの見張りはこれを見て、人々が動揺し、右往左往しているのに気付いた。
サム上 14:17 サウルは彼のもとにいる兵に言った。「点呼を取り、我々の中から出て行った者がいるかどうか調べよ。」調べてみると、ヨナタンと彼の武器を持 つ従者がいなかった。
サム上 14:18 サウルはアヒヤに言った。「神の箱を運んで来なさい。」神の箱は当時、イスラエルの人々のもとにあった。
サム上 14:19 サウルが祭司と話している間にも、ペリシテ人の陣営は動揺が大きくなっていった。サウルは祭司に言った。「もうよい。」
サム上 14:20 サウルと彼の率いる兵士全員は一団となって戦場に赴いた。そこでは剣を持った敵が同士討ちし、大混乱に陥っていた。
サム上 14:21 それまで、ペリシテ人の側に付き、彼らと一緒に陣営に上って来ていたヘブライ人たちまでもが、サウルとヨナタンのもとにいるイスラエルの側に 付いた。
サム上 14:22 また、エフライムの山地に身を隠していたイスラエル人も皆、ペリシテ人が逃げ出したと聞いて、戦いに加わり、ペリシテ人を追撃した。
サム上 14:23 こうして、主はその日、イスラエルを救い、戦いはベト・アベンの向こうに移った。


フランシ スコ会訳2013
016
ベニヤミンのギブアで見張りをしていたサウルの部 下がこれを見ると、人の群れが動揺し、右往左往していた。

017サウルは自分とともにいる兵士に言った、「点呼を とり、われわれの中から誰か抜け出した者がいないか調べよ」。点呼をとって調べてみると、ヨナタンとその従者がいなかった。

018そこでサウルはアヒヤに「神の櫃を持って来なさ い」と言った。当時、神の櫃はイスラエルの子らのもとにあった。

019サウルがその祭司に命令を下している間も、ペリシ テ人の陣営の動揺は、ますます大きくなっていった。サウルは祭司に「もうその必要はない」と言った。

020サウルと、ともにいた兵士はみな一団となって戦闘 に加わった。そこでは敵が剣をもって同士討ちをし、大混乱に陥っていた。

021それまでペリシテ人の側につき、彼らとともに戦場 に上って来ていたヘブライ人も、サウルとヨナタンのもとにいるイスラエルの側についた。

022また、エフライムの山地に潜んでいたイスラエルの 人々もみなペリシテ人が敗走したと聞くと戦いに加わり、彼らを追撃した。
023
こうして、主はその日イスラエルに勝利をもたらされた。そして、戦い はベト・アベンの向こうに移った。

 

新共同訳1987

14:16 ベニヤミンのギブアにいるサウルの見張りは、人の群れが動揺し、右往左往しているのに気づいた。

14:17 サウルは彼のもとにいる兵に命じた。「我々の中から出て行ったのは誰か、点呼して調べよ。」調べると、ヨナタンと従卒とが欠けていた。

14:18 サウルはアヒヤに命じた。「神の箱を運んで来なさい。」神の箱は当時、イスラエルの人々のもとにあった。

14:19 サウルが祭司に話しているうちにも、ペリシテ軍の陣営の動揺はますます大きくなっていった。サウルは祭司に、「もうよい」と言い、

14:20 彼と彼の指揮下の兵士全員は一団となって戦場に出て行った。そこでは、剣を持った敵が同士討ちをし、大混乱に陥っていた。

14:21 それまでペリシテ側につき、彼らと共に上って来て陣営に加わっていたヘブライ人も転じて、サウルやヨナタンについているイスラエル軍に加わった。

14:22 また、エフライムの山地に身を隠していたイスラエルの兵士も皆、ペリシテ軍が逃げ始めたと聞くと、戦いに加わり、ペリシテ軍を追った。

14:23 こうして主はこの日、イスラエルを救われた。戦場はベト・アベンの向こうに移った。

 

新改訳1970

14:16 ベニヤミンのギブアにいるサウルのために見張りをしていた者たちが見ると、群集は震えおののいて右往左往していた。

14:17 サウルは彼とともにいる民に言った。「だれがわれわれのところから出て行ったかを、調べて、見なさい。」そこで彼らが調べると、ヨナタンと道具持ちがそこ にいなかった。

14:18 サウルはアヒヤに言った。「エポデを持って来なさい。」当時、彼がイスラエルの前にエポデを取ったのである。

14:19 サウルが祭司とまだ話しているうちに、ペリシテ人の陣営の騒動は、ますます大きくなっていった。そこでサウルは祭司に、「もう手をしまいなさい。」と言っ た。

14:20 サウルと、彼とともにいた民がみな、集まって戦場に行くと、そこでは剣をもって同士打ちをしており、非常な大恐慌が起こっていた。

14:21 それまでペリシテ人につき、彼らといっしょに陣営に上って来ていたヘブル人も転じて、サウルとヨナタンとともにいるイスラエル人の側につくようになった。

14:22 また、エフライムの山地に隠れていたすべてのイスラエル人も、ペリシテ人が逃げたと聞いて、彼らもまた戦いに加わってペリシテ人に追い迫った。

14:23 こうしてその日、主はイスラエルを救い、戦いはベテ・アベンに移った。

 

口語訳1955

14:16 ベニヤミンのギベアにいたサウルの番兵たちが見ると、ペリシテびとの群衆はくずれて右往左往していた。

14:17 その時サウルは、共にいる民に言った、「人数を調べて、われわれのうちのだれが出て行ったかを見よ」。人数を調べたところ、ヨナタンとその武器を執る者と がそこにいなかった。

14:18 サウルはアヒヤに言った、「エポデをここに持ってきなさい」。その時、アヒヤはイスラエルの人々の前でエポデを身に着けていたからである。

14:19 サウルが祭司に語っている間にも、ペリシテびとの陣営の騒ぎはますます大きくなったので、サウルは祭司に言った、「手を引きなさい」。

14:20 こうしてサウルおよび共にいる民は皆、集まって戦いに出た。ペリシテびとはつるぎをもって同志打ちしたので、非常に大きな混乱となった。

14:21 また先にペリシテびとと共にいて、彼らと共に陣営にきていたヘブルびとたちも、翻ってサウルおよびヨナタンと共にいるイスラエルびとにつくようになった。

14:22 またエフライムの山地に身を隠していたイスラエルびとたちも皆、ペリシテびとが逃げると聞いて、彼らもまた戦いに出て、それを追撃した。

14:23 こうして主はその日イスラエルを救われた。そして戦いはベテアベンに移った。

   

文語訳1917

14:16 ベニヤミンのギベアにあるサウルの戌卒望見しに視よペリシテ人の群衆くづれて此彼にちらばる
14:17 時にサウルおのれとともなる民にいひけるは汝ら點驗て誰が我らの中よりゆきしかを見よとすなはちしらべたるにヨナタンとその武器を執るもの居らざりき
14:18 サウル、アヒヤにエポデを持きたれといふ其はかれ此時イスラエルのまへにエポデを著たれば也
14:19 サウル祭司にかたれる時ペリシテ人の軍の騒いよいよましたりければサウル祭司にいふ姑く汝の手を措けと
14:20 かくてサウルおよびサウルと共にある民皆呼はりて戰ひに至るにペリシテ人おのおの劍を以て互に相撃ちければその敗績はなはだ大なりき
14:21 また此時よりまへにペリシテ人とともにありてペリシテ人と共に上りて陣に來るところのヘブル人もまた翻へりてサウルおよびヨナタンと共にあるイスラエル人 に合せり
14:22 又エフライムの山地にかくれたるイスラエル人皆ペリシテ人の逃るを聞てまた戰ひに出て之を追撃り
14:23 是の如くヱホバ此日イスラエルをすくひたまふ而して戰はベテアベンにうつれり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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サムエル記上 14:24−35 

サウルの断食命令と民の罪

 

翻訳比較


聖書協会共同 訳2018
サム上 14:24 同じ日、イスラエルの兵士は苦しんでいた。というのは、サウルが兵に、「私が敵に報復する夕方まで、食べ物を口にする者は呪われる」と誓わせ ていたので、誰も食べ物を口にしなかったのである。
サム上 14:25 この地方一帯では、森に入れば、地面に蜂蜜があった。
サム上 14:26 兵が森に入って行くと、蜂蜜が滴っていた。だが、手を伸べて口に運ぼうとする者は一人もいなかった。兵が誓いを恐れたからである。
サム上 14:27 しかしヨナタンは、父が兵に誓わせたことを聞いていなかった。それで手に持っていた杖の先端を伸ばして蜜蜂の巣の中に浸し、それを手に取って 口に入れた。すると、彼の目は輝いた。
サム上 14:28 その時、兵の一人がそれを見て言った。「あなたの父上は厳しい誓いを兵に誓わせ、『今日、食べ物を口にする者は呪われる』と言われました。そ れで、兵は疲れているのです。」
サム上 14:29 ヨナタンは言った。「私の父は皆を悩ましている。見よ、この蜜をほんの少し味わっただけで、私の目は輝きだした。
サム上 14:30 もし今日、兵が敵から奪った戦利品を自由に食べていたなら、今頃は、ペリシテ人の損害はもっと大きなものになっていたであろう。」
サム上 14:31 この日、ペリシテ人をミクマスからアヤロンまで追撃したので、兵は非常に疲れていた。
サム上 14:32 兵は戦利品に飛びかかり、羊、牛、子牛を捕らえて地面で屠り、血の付いたままで食べた。
サム上 14:33 サウルにこのように告げる者がいた。「御覧ください。兵は血の付いたままで食べて、主に罪を犯しています。」サウルは言った。「お前たちは裏 切っている。今私のところへ大きな石を転がして来い。」
サム上 14:34 サウルはさらに言った。「兵の間に散って行き、彼らに言え。『めいめい自分の雄牛でも羊でも、私のもとに引いて来て、ここで屠って食べよ。血 の付いたまま食べて、主に罪を犯してはならない。』」兵は皆、その夜、手に入れた自分の牛を引いて行って、そこで屠った。
サム上 14:35 こうして、サウルは主のために祭壇を築いた。これは、彼が主のために築いた最初の祭壇であった。


フランシ スコ会訳2013

024
その日、イスラエルの人々は飢えに苦しんだ。とい うのは、サウルが兵士たちに次のように誓わせたからである。「日が暮れる前、わたしが敵に復讐する前に、食べ物を口にする者は呪 われる」。それで兵士たちは誰も食べ物を口にしなかった。

025その辺り一帯は森の中に入ると、地面に蜜が溢れて いた。

026兵士たちが森に入ると蜜が滴っていたが、誰もそれ を手に受けて、口に入れようとする者はいなかった。誓いに背くことを恐れたからである。

027ところがヨナタンは、父が兵士たちに誓いを立てさ せたことを聞いていなかった。彼は手に持っていた棒を差し出して、その先を蜜蜂の巣の中に入れて浸し、それを手に取って口に入れ た。すると、彼の目は輝いた。

028その時、兵士の一人が言った、「あなたの父上はき びしく兵士たちに誓わせて、『今日食べ物を口にする者は呪われる』とおっしゃいました。それで彼らは疲れているのです」。

029ヨナタンは言った、「わたしの父はみなを悩ませて いる。見なさい。この蜜を少し口にしただけでわたしの目がどんなに輝いているかを。

030もし今日、兵士たちが見つけた、敵から分捕った物 を十分に食べていたなら、もっと多くのペリシテ人を殺していたであろうに」。

031その日、兵士たちはミクマスからアヤロンに至るま でペリシテ人を討ち、非常に疲れていた。

032そこで彼らは分捕り品に群がると、羊、牛、子牛を 捕らえて地べたで屠り、血を抜かずにそれを食べた。

033すると、「ご覧ください。兵士たちが血を抜かずに 食べて、主に罪を犯しています」とサウルに告げる者があった。サウルは兵士たちに言った、「お前たちは掟を破った。日暮れ前にわ たしのもとに大きな石を転がして来い」。

034サウルはさらに言った、「お前たちは民の中に散っ ていき、こう告げよ。各々手持ちの子牛や子羊をわたしのもとに引いてきて、ここで屠って食べるように。血を抜かずに食べて主に罪 を犯してはならない」。するとその夜、兵士はみな、各々手持ちの子牛を引いてきて、そこで屠った。

035こうしてサウルは主のために祭壇を築いた。これ は、彼が主のために築いた最初の祭壇であった。


 

新共同訳1987

14:24 この日、イスラエルの兵士は飢えに苦しんでいた。サウルが、「日の落ちる前、わたしが敵に報復する前に、食べ物を口にする者は呪われよ」と言って、兵に誓 わせていたので、だれも食べ物を口にすることができなかった。

14:25 この地方一帯では、森に入りさえすれば、地面に蜜があった。

14:26 兵士が森に入ると蜜が滴っていたが、それに手をつけ、口に運ぼうとする者は一人もなかった。兵士は誓いを恐れていた。

14:27 だが、ヨナタンは彼の父が兵士に誓わせたことを聞いていなかったので、手に持った杖の先端を伸ばして蜂の巣の蜜に浸し、それを手につけ口に入れた。する と、彼の目は輝いた。

14:28 兵士の一人がそれを見て言った。「父上は厳しい誓いを兵士に課して、『今日、食べ物を口にする者は呪われよ』と言われました。それで兵士は疲れていま す。」

14:29 ヨナタンは言った。「わたしの父はこの地に煩いをもたらされた。見るがいい。この蜜をほんの少し味わっただけでわたしの目は輝いている。

14:30 今日兵士が、敵から取った戦利品を自由に食べていたなら、ペリシテ軍の損害は更に大きかっただろうに。」

14:31 この日イスラエル軍は、ペリシテ軍をミクマスからアヤロンに至るまで追撃したので、兵士は非常に疲れていた。

14:32 兵士は戦利品に飛びかかり、羊、牛、子牛を捕らえて地面で屠り、血を含んだまま食べた。

14:33 サウルに、「兵士は今、血を含んだまま食べて、主に罪を犯しています」と告げる者があったので、彼は言った。「お前たちは裏切った。今日中に大きな石を、 わたしのもとに転がして来なさい。」

14:34 サウルは言い足した。「兵士の間に散って行き、彼らに伝えよ。『おのおの自分の子牛でも小羊でもわたしのもとに引いて来て、ここで屠って食べよ。血を含ん だまま食べて主に罪を犯してはならない。』」兵士は皆、その夜、おのおの自分の子牛を引いて来て、そこで屠ることになった。

14:35 こうして、サウルは主の祭壇を築いた。これは彼が主のために築いた最初の祭壇である。

 

新改訳1970

14:24 その日、イスラエル人はひどく苦しんだ。サウルが民に誓わせて、「夕方、私が敵に復讐するまで、食物を食べる者はのろわれる。」と言い、民はだれも食物を 味見もしなかったからである。

14:25 この地はどこでも、森にはいって行くと、地面に蜜があった。

14:26 民が森にはいると、蜜がしたたっていたが、だれもそれを手につけて口に入れる者はなかった。民は誓いを恐れていたからである。

14:27 ヨナタンは、父が民に誓わせていることを聞いていなかった。それで手にあった杖の先を伸ばして、それを蜜蜂の巣に浸し、それを手につけて口に入れた。する と彼の目が輝いた。

14:28 そのとき、民のひとりが告げて言った。「あなたの父上は、民に堅く誓わせて、きょう、食物を食べる者はのろわれる、とおっしゃいました 。それで民は疲れているのです。」

14:29 ヨナタンは言った。「父はこの国を悩ませている。ご覧。私の目はこんなに輝いている。この蜜を少し味見しただけで。

14:30 もしも、きょう、民が見つけた、敵からの分捕り物を十分食べていたなら、今ごろは、もっと多くのペリシテ人を打ち殺していたであろうに。」

14:31 その日彼らは、ミクマスからアヤロンに至るまでペリシテ人を打った。それで民は非常に疲れていた。

14:32 そこで民は分捕り物に飛びかかり、羊、牛、若い牛を取り、その場でほふった。民は血のままで、それを食べた。

14:33 すると、「民が血のままで食べて、主に罪を犯しています。」と言って、サウルに告げる者がいた。サウルは言った。「あなたがたは裏切った。今ここに大きな 石をころがして来なさい。」

14:34 サウルはまた言った。「民の中に散って行って、彼らに言いなさい。『めいめい自分の牛か羊かを私のところに連れて来て、ここでそれをほふって食べなさい。 血のままで食べて主に罪を犯してはならない。』」そこで民はみな、その夜、それぞれ自分の牛を連れて来て、そこでほふった。

14:35 サウルは主のために祭壇を築いた。これは彼が主のために築いた最初の祭壇であった。

 

口語訳1955

14:24 しかしその日イスラエルの人々は苦しんだ。これはサウルが民に誓わせて「夕方まで、わたしが敵にあだを返すまで、食物を食べる者は、のろわれる」と言った からである。それゆえ民のうちには、ひとりも食物を口にしたものはなかった。

14:25 ところで、民がみな森の中にはいると、地のおもてに蜜があった。

14:26 民は森にはいった時、蜜のしたたっているのを見た。しかしだれもそれを手に取って口につけるものがなかった。民が誓いを恐れたからである。

14:27 しかしヨナタンは、父が民に誓わせたことを聞かなかったので、手を伸べてつえの先を蜜ばちの巣に浸し、手に取って口につけた。すると彼は目がはっきりし た。

14:28 その時、民のひとりが言った、「あなたの父は、かたく民に誓わせて『きょう、食物を食べる者は、のろわれる』と言われました。それで民は疲れているので す」。

14:29 ヨナタンは言った、「父は国を悩ませました。ごらんなさい。この蜜をすこしなめたばかりで、わたしの目がこんなに、はっきりしたではありませんか。

14:30 まして、民がきょう敵からぶんどった物を、じゅうぶん食べていたならば、さらに多くのペリシテびとを殺していたでしょうに」。

14:31 その日イスラエルびとは、ペリシテびとを撃って、ミクマシからアヤロンに及んだ。そして民は、ひじょうに疲れたので、

14:32 ぶんどり物に、はせかかって、羊、牛、子牛を取って、それを地の上に殺し、血のままでそれを食べた。

14:33 人々はサウルに言った、「民は血のままで食べて、主に罪を犯しています」。サウルは言った、「あなたがたはそむいている。この所へ、わたしのもとに大きな 石をころがしてきなさい」。

14:34 サウルはまた言った、「あなたがたは分れて、民の中にはいって、彼らに言いなさい、『おのおの牛または、羊を引いてきてここでほふって食べなさい。血のま まで食べて、主に罪を犯してはならない』」。そこで民は皆、その夜、おのおの牛を引いてきて、それを、その所でほふった。

14:35 こうしてサウルは主に一つの祭壇を築いた。これはサウルが主のために築いた最初の祭壇である。

 


文 語訳1917
14:24 されど此日イスラエル人苦めり其はサウル民を誓はせて夕まで即ちわが敵に仇をむくゆるまでに食物を食ふ者は呪詛れんと言たればなり是故に民の中に食物を味 ひし者なし
14:25 爰に民みな林森に至に地の表に蜜あり
14:26 即ち民森にいたりて蜜のながるるをみる然ども民誓を畏るれば誰も手を口につくる者なし
14:27 然にヨナタンは其父が民をちかはせしを聞ざりければ手にある杖の末をのばして蜜にひたし手を口につけたり是に由て其目あきらかになりぬ
14:28 時に民のひとり答て言けるは汝の父かたく民をちかはせて今日食物をくらふ人は呪詛はれんと言り是に由て民つかれたり
14:29 ヨナタンいひけるはわが父國を煩せり請ふ我この蜜をすこしく嘗しによりて如何にわが目の明かになりしかを見よ
14:30 ましてや民今日敵よりうばひし物を十分に食しならばペリシテ人をころすこと更におほかるべきにあらずや
14:31 イスラエル人かの日ペリシテ人を撃てミクマシよりアヤロンにいたる而して民はなはだ疲たり
14:32 是において民劫掠物に走かかり羊と牛と犢とを取りて之を地のうへにころし血のままに之をくらふ
14:33 人々サウルにつげていひけるは民肉を血のままに食ひて罪をヱホバにをかすとサウルいひけるは汝ら背けり直ちにわがもとに大石をまろばしきたれ
14:34 サウルまたいひけるは汝らわかれて民のうちにいりていへ人各其牛と各其羊をわがもとに引ききたり此處にてころしくらへ血のままにくらひて罪をヱホバに犯す なかれと此において民おのおのこの夜其牛を手にひききたりて之をかしこにころせり
14:35 しかしてサウル、ヱホバに一つの壇をきづく是はサウルのヱホバに壇を築ける始なり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 マタ 3:4-5

3:4 このヨハネは、らくだ の毛ごろもを着物にし、腰に皮の帯をしめ、いなごと野蜜とを食物としていた。

3:5 すると、エルサレムとユダヤ全土とヨルダン附近一帯の人々が、ぞくぞくとヨハネのところに出てきて、

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 マタ 3:4

3:4 このヨハネは、らくだ の毛ごろもを着物にし、腰に皮の帯をしめ、いなごと野蜜とを食物としていた。

 

口 語訳 使  15:19-20

15:19 そこで、わたしの意見では、異邦人の中から神に帰依している人たちに、わずらいをかけてはいけない。

15:20 ただ、偶像に供えて汚れた物と、不品行と、絞め殺したものと、血とを、避けるようにと、彼らに書き送ることにしたい。

 

口 語訳 ヤコ 4:8

4:8 神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいて下さるであろう。罪人どもよ、手をきよめよ。二心の者どもよ、心を清くせ よ。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 マタ 3:4

3:4 ヨハネは、らくだの毛衣を着、腰に革の帯を締め、いなごと野蜜を食べ物としていた。

 

新共同 使  15:20

15:20 ただ、偶像に供えて汚れた肉と、みだらな行いと、絞め殺した動物の肉と、血とを避けるようにと、手紙を書くべきです。

 

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サムエル記上 14:36−46 

兵士たち、ヨナタンを死の危険から救う

 

翻訳比較

聖書協会共同訳2018

サム上 14:36 さて、サウルは言った。「夜の間もペリシテ人を追って下り、明け方まで略奪を続けよう。一人も生かしておいてはならない。」兵は言った。「あ なたの目に良いと映ることは何でもなさってください。」だが祭司が、「ここで、神に伺いを立てましょう」と言ったので、
サム上 14:37 サウルは神に尋ねた。「私がペリシテ人の後を追って下って行くならば、あなたはイスラエルの手に彼らを渡してくださるでしょうか。」この日、 主は彼にお答えにならなかった。
サム上 14:38 サウルは言った。「兵の長たちは皆、ここに近寄りなさい。今日、この罪は何によって引き起こされたのか、調べてはっきりさせなければならな い。
サム上 14:39 イスラエルを救われる主は生きておられる。これを引き起こした者は、たとえ息子ヨナタンであろうとも、必ず死ななければならない。」これに答 えようとする者は、兵の中に一人もいなかった。
サム上 14:40 サウルはイスラエル全体に向かって言った。「あなたがたはそちら側にいなさい。私とヨナタンはこちら側にいよう。」兵はサウルに言った。「あ なたの目に良いと映ることをなさってください。」
サム上 14:41 サウルはイスラエルの神、主に向かって言った。「くじによってお示しください。」すると、くじはヨナタンとサウルに当たり、兵は免れた。
サム上 14:42 サウルは言った。「私か、息子ヨナタンか、くじを引け。」すると、くじはヨナタンに当たった。
サム上 14:43 サウルはヨナタンに言った。「何をしたのか、言いなさい。」ヨナタンは言った。「私は手持ちの杖の先で蜜を少しばかり味わいました。死ななけ ればなりません。」
サム上 14:44 サウルは言った。「ヨナタン、お前は必ず死ななければならない。そうでなければ、神が私を幾重にも罰してくださるように。」
サム上 14:45 兵はサウルに言った。「イスラエルにこの大勝利をもたらしたヨナタンが死ななければならないというのですか。とんでもないことです。主は生き ておられます。彼の髪の毛一本なりとも地に落ちてはなりません。神が共におられたからこそ、ヨナタンは今日これを成し遂げたので す。」こうして、兵がヨナタンをかばったので、彼は死を免れた。
サム上 14:46 サウルはペリシテ人をそれ以上追うのをやめた。ペリシテ人は自分たちのところへ戻って行った。


フランシ スコ会訳2013

036
サウルは言った、「今夜ペリシテ人に追い討ちをか け、明け方まで略奪を続けよう。一人も生きたまま残してはおくまい」。彼らは、「あなたが善いとお思いになることは、何でもな さってください」と答えた。その時、祭司は、「ここで神に伺いを立てましょう」と言った。

037そこでサウルは神に伺いを立てた、「わたしはペリ シテ人に追い討ちをかけますが、よろしいでしょうか。あなたは彼らをイスラエルの手に渡してくださいますか」。しかし、その日、 答えはなかった。

038そこでサウルは言った、「兵士たちの指揮官は全 員、ここに集合せよ。そして今日、なぜこの罪が犯されたかを糾明せよ。

039イスラエルに勝利をもたらす、生ける主に誓って言 う。たとえそれがわが子ヨナタンであったとしても、罪を犯した者は死ななければならない」。兵士の誰一人として口を開く者はな かった。

040そこでサウルはイスラエル全軍に向かって言った、 「お前たちはそちら側に立て。わたしとわが子ヨナタンはこちら側に立つ」。兵士たちはサウルに、「善いと思われるとおりになさっ てください」と言った。

041サウルはイスラエルの神、主に祈った、「あなたは 今日、なぜ僕に答えてくださらなかったのですか。イスラエルの神、主よ、もし罪が、わたしかわが子ヨナタンにあるのでしたらウリ ムを出し、あなたの民イスラエルにあるのでしたらトンミムを出してください」。その結果、ヨナタンとサウルが指摘され、兵士たち は無罪放免となった。

042次にサウルは、「わたしとわが子ヨナタンとの間に 賽を投げよ」と命じた。するとヨナタンが指摘された。

043サウルはヨナタンに言った、「何をしたのかわたし に話しなさい」。ヨナタンは彼に言った、「わたしは手に持っていた棒の先で、確かに蜜を少し味わいました。わたしは死を覚悟して います」。

044サウルは言った、「ヨナタン、お前は死ななければ ならない。さもなければ、神がわたしにそれ相応の罰、否、それ以上の罰を下されるように」。

045兵士たちはサウルに言った、「イスラエルにこのよ うな大勝利をもたらしたヨナタンが死ななければならないのですか。とんでもないことです。生ける主に誓って申しあげますが、ヨナ タンの髪の毛一本たりとも地に落ちることがあってはなりません。今日のことは、神とともにしたことなのです」。こうしてヨナタン は兵士たちに救われて死なずにすんだ。

046サウルはペリシテ人に対する追撃をやめて引き揚 げ、ペリシテ人は自分たちの領土に退いた。


 

新共同訳1987

14:36 さて、サウルは言った。「夜の間もペリシテ軍を追って下り、明け方まで彼らから奪い取ろう。一人も、生き残らせるな。」彼らは答えた。「あなたの目に良い と映ることは何でもなさってください。」だが、祭司が「神の御前に出ましょう」と勧めたので、

14:37 サウルは神に託宣を求めた。「ペリシテ軍を追って下るべきでしょうか。彼らをイスラエルの手に渡してくださるでしょうか。」しかし、この日、神はサウルに 答えられなかった。

14:38 サウルは言った。「兵士の長は皆、ここに近寄れ。今日、この罪は何によって引き起こされたのか、調べてはっきりさせよ。

14:39 イスラエルを救われる主は生きておられる。この罪を引き起こした者は、たとえわたしの息子ヨナタンであろうとも、死ななければならない。」兵士はだれも答 えようとしなかった。

14:40 サウルはイスラエルの全軍に言った。「お前たちはそちらにいなさい。わたしと息子ヨナタンとはこちらにいよう。」民はサウルに答えた。「あなたの目に良い と映ることをなさってください。」

14:41 サウルはイスラエルの神、主に願った。「くじによってお示しください。」くじはヨナタンとサウルに当たり、兵士は免れた。

14:42 サウルは言った。「わたしなのか、息子ヨナタンなのか、くじをひきなさい。」くじはヨナタンに当たった。

14:43 サウルはヨナタンに言った。「何をしたのか、言いなさい。」ヨナタンは言った。「確かに、手に持った杖の先で蜜を少しばかり味わいました。わたしは死なね ばなりません。」

14:44 「ヨナタン、お前は死なねばならない。そうでなければ、神が幾重にもわたしを罰してくださるように。」

14:45 兵士はサウルに言った。「イスラエルにこの大勝利をもたらしたヨナタンが死ぬべきだというのですか。とんでもありません。今日、神があの方と共にいてくだ さったからこそ、この働きができたのです。神は生きておられます。あの方の髪の毛一本も決して地に落としてはなりません。」こうして 兵士はヨナタンを救い、彼は死を免れた。

14:46 サウルはペリシテ軍をそれ以上追わず、引き揚げた。ペリシテ軍も自分たちの所へ戻って行った。

 

新改訳1970

14:36 サウルは言った。「夜、ペリシテ人を追って下り、明け方までに彼らをかすめ奪い、ひとりも残しておくまい。」すると民は言った。「あなたのお気に召すこと を、何でもしてください。」しかし祭司は言った。「ここで、われわれは神の前に出ましょう。」

14:37 それでサウルは神に伺った。「私はペリシテ人を追って下って行くべきでしょうか。あなたは彼らをイスラエルの手に渡してくださるのでしょうか。」しかしそ の日は何の答えもなかった。

14:38 そこでサウルは言った。「民のかしらたちはみな、ここに寄って来なさい。きょう、どうしてこのような罪が起こったかを確かめてみなさい。

14:39 まことに、イスラエルを救う主は生きておられる。たとい、それが私の子ヨナタンであっても、彼は必ず死ななければならない。」しかし民のうちだれもこれに 答える者はいなかった。

14:40 サウルはすべてのイスラエル人に言った。「あなたがたは、こちら側にいなさい。私と、私の子ヨナタンは、あちら側にいよう。」民はサウルに言った。「あな たのお気に召すようにしてください。」

14:41 そこでサウルはイスラエルの神、主に、「みこころをお示しください。」と言った。すると、ヨナタンとサウルが取り分けられ、民ははずれた。

14:42 それでサウルは言った。「私か、私の子ヨナタンかを決めてください。」するとヨナタンが取り分けられた。

14:43 サウルはヨナタンに言った。「何をしたのか、私に告げなさい。」そこでヨナタンは彼に告げて言った。「私は手にあった杖の先で、少しばかりの蜜を、確かに 味見しましたが。ああ、私は死ななければなりません。」

14:44 サウルは言った。「神が幾重にも罰してくださるように。ヨナタン。おまえは必ず死ななければならない。」

14:45 すると民はサウルに言った。「このような大勝利をイスラエルにもたらしたヨナタンが死ななければならないのですか。絶対にそんなことはありません。主は生 きておられます。あの方の髪の毛一本でも地に落ちてはなりません。神が共におられたので、あの方は、きょう、これをなさったので す。」こうして民はヨナタンを救ったので、ヨナタンは死ななかった。

14:46 こうして、サウルはペリシテ人を追うのをやめて引き揚げ、ペリシテ人は自分たちの所へ帰って行った。

 

口語訳1955

14:36 サウルは言った、「われわれは夜のうちにペリシテびとを追って下り、夜明けまで彼らをかすめて、ひとりも残らぬようにしよう」。人々は言った、「良いと思 われることを、なんでもしてください」。しかし祭司は言った、「われわれは、ここで、神に尋ねましょう」。

14:37 そこでサウルは神に伺った、「わたしはペリシテびとを追って下るべきでしょうか。あなたは彼らをイスラエルの手に渡されるでしょうか」。しかし神はその日 は答えられなかった。

14:38 そこでサウルは言った、「民の長たちよ、みなこの所に近よりなさい。あなたがたは、よく見きわめて、きょうのこの罪が起きたわけを知らなければならない。

14:39 イスラエルを救う主は生きておられる。たとい、それがわたしの子ヨナタンであっても、必ず死ななければならない」。しかし民のうちにはひとりも、これに答 えるものがいなかった。

14:40 サウルはイスラエルのすべての人に言った、「あなたがたは向こう側にいなさい。わたしとわたしの子ヨナタンはこちら側にいましょう」。民はサウルに言っ た、「良いと思われることをしてください」。

14:41 そこでサウルは言った、「イスラエルの神、主よ、あなたはきょう、なにゆえしもべに答えられなかったのですか。もしこの罪がわたしにあるか、またはわたし の子ヨナタンにあるのでしたら、イスラエルの神、主よ、ウリムをお与えください。しかし、もしこの罪が、あなたの民イスラエルにある のでしたらトンミムをお与えください」。こうしてヨナタンとサウルとが、くじに当り、民はのがれた。

14:42 サウルは言った、「わたしか、わたしの子ヨナタンかを決めるために、くじを引きなさい」。くじはヨナタンに当った。

14:43 サウルはヨナタンに言った、「あなたがしたことを、わたしに言いなさい」。ヨナタンは言った、「わたしは確かに手にあったつえの先に少しばかりの蜜をつけ て、なめました。わたしはここにいます。死は覚悟しています」。

14:44 サウルは言った、「神がわたしをいくえにも罰してくださるように。ヨナタンよ、あなたは必ず死ななければならない」。

14:45 その時、民はサウルに言った、「イスラエルのうちにこの大いなる勝利をもたらしたヨナタンが死ななければならないのですか。決してそうではありません。主 は生きておられます。ヨナタンの髪の毛一すじも地に落してはなりません。彼は神と共にきょう働いたのです」。こうして民はヨナタンを 救ったので彼は死を免れた。

14:46 サウルはペリシテびとを追うことをやめて引きあげ、ペリシテびとはその国へ帰った。

 

文語訳1917

14:36 斯てサウルいひけるは我ら夜のうちにペリシテ人を追くだり夜明までかれらを掠めて一人をも殘すまじ皆いひけるは凡て汝の目に善とみゆ る所をなせと時に祭司いひけるは我ら此にちかより神にもとめんと
14:37 サウル神に我ペリシテ人をおひくだるべきか汝かれらをイスラエルの手にわたしたまふやと問けれど此日はこたへたまはざりき
14:38 是においてサウルいひけるは民の長たちよ皆此にちかよれ汝らみて今日のこの罪のいづくにあるを知れ
14:39 イスラエルを救ひたまへるヱホバはいく假令わが子ヨナタンにもあれ必ず死なざるべからずとされど民のうち一人もこれにこたへざりき
14:40 サウル、イスラエルの人々にいひけるはなんぢらは彼處にをれ我とわが子ヨナタンは此處にをらんと民いひけるは汝の目によしとみゆるところをなせ
14:41 サウル、イスラエルの神ヱホバにいひけるはねがはくは眞實をしめしたまへとかくてヨナタンとサウル籤にあたり民はのがれたり
14:42 サウルいひけるは我とわが子のあひだの鬮を掣けと即ちヨナタンこれにあたれり
14:43 サウル、ヨナタンにいひけるは汝がなせしところを我に告よヨナタンつげていひけるは我は只わが手の杖の末をもて少許の蜜をなめしのみなるが我しなざるをえ ず
14:44 サウルこたへけるは神かくなしまたかさねてかくなしたまヘヨナタンよ汝死ざるべからず
14:45 民サウルにいひけるはイスラエルの中に此大なるすくひをなせるヨナタン死ぬべけんや決めてしからずヱホバは生くヨナタンの髮の毛ひとすぢも地におつべから ず其はかれ神とともに今日はたらきたればなりとかく民ヨナタンをすくひて死なざらしむ
14:46 サウル、ペリシテ人を追ことを息てのぼりぬペリシテ人其國にかへれり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 使  1:24

1:24 祈って言った、「すべ ての人の心をご存じである主よ。このふたりのうちのどちらを選んで、

 

口 語訳 ルカ 21:18

21:18 しかし、あなたがたの髪の毛一すじでも失われることはない。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 使  1:24-26

1:24 祈って言った、「すべ ての人の心をご存じである主よ。このふたりのうちのどちらを選んで、

1:25 ユダがこの使徒の職務から落ちて、自分の行くべきところへ行ったそのあとを継がせなさいますか、お示し下さい」。

1:26 それから、ふたりのためにくじを引いたところ、マッテヤに当ったので、この人が十一人の使徒たちに加えられることになった。

 

口 語訳 ルカ 21:18

21:18 しかし、あなたがたの髪の毛一すじでも失われることはない。

 

口 語訳 使  27:34

27:34 だから、いま食事を取ることをお勧めする。それが、あなたがたを救うことになるのだから。たしかに髪の毛ひとすじでも、あなたがたの 頭から失われることはないであろう」。

 

口 語訳 Uコリ6:1

6:1 わたしたちはまた、神と共に働く者として、あなたがたに勧める。神の恵みをいたずらに受けてはならない。

 

口 語訳 ピリ 2:12-13

2:12 わたしの愛する者たちよ。そういうわけだから、あなたがたがいつも従順であったように、わたしが一緒にいる時だけでなく、いない今 は、いっそう従順でいて、恐れおののいて自分の救の達成に努めなさい。

2:13 あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 使  1:26

1:26 二人のことでくじを引くと、マティアに当たったので、この人が十一人の使徒の仲間に加えられることになった。

 

新共同 ルカ 21:18

21:18 しかし、あなたがたの髪の毛の一本も決してなくならない。

 

新共同 使  27:34

27:34 だから、どうぞ何か食べてください。生き延びるために必要だからです。あなたがたの頭から髪の毛一本もなくなることはありません。」

 

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サムエル記上 14:47−52 

サウルの支配権の確立とその親族



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聖書協会共同訳2018

サム上 14:47 サウルはイスラエルに対する王権を握ると、周囲のすべての敵、モアブ、アンモン人、エドム、ツォバの王たち、そしてペリシテ人と戦った。向か うところ敵なしであった。
サム上 14:48 彼は勇気を奮ってアマレクを討ち、イスラエルをその略奪者の手から救い出した。
サム上 14:49 サウルの息子はヨナタン、イシュビ、マルキ・シュアであり、二人の娘の名は、姉がメラブ、妹がミカルであった。
サム上 14:50 サウルの妻の名はアヒノアムと言い、アヒマアツの娘であった。サウルの将軍の名はアブネルで、サウルのおじネルの息子であった。
サム上 14:51 サウルの父キシュとアブネルの父ネルは、共にアビエルの息子であった。
サム上 14:52 サウルの一生を通して、ペリシテ人との激しい戦いが続いた。サウルは、勇敢な男、力のある者を見つけると、皆これを自分のもとに召し抱えた。



フラン シスコ会訳2013
047
サウルはイスラエルに対する王権を確立し た後、周囲のすべての敵、すなわち、モアブ、アンモンの子ら、エドム、それにツォバの王たちやペリシテ人と戦い、向かう 所どこでもイスラエルの救い手となった。

048また、彼は勇敢に戦ってアマレク人を討 ち、略奪者の手からイスラエルを救った。

049さて、サウルの息子は、ヨナタン、イシュ ビ、マルキ・シュアであり、二人の娘の名は、姉がメラブで、妹がミカルであった。

050サウルの妻の名はアヒノアムといい、アヒ マアツの娘であった。軍の総司令官の名はアブネルといい、サウルのおじネルの子であった。

051サウルの父キシュとアブネルの父ネルはア ビエルの子であった。

052サウルの一生の間、ペリシテ人との激戦が 続いた。サウルは屈強な男、勇敢な男を見つけると、その者をみな召し抱えた。



 

新共同訳1987

14:47 サウルはイスラエルに対する王権を握ると、周りのすべての敵、モアブ、アンモン人、エドム、ツォバの王たち、更にはペリシテ人と戦わねばならなかったが、 向かうところどこでも勝利を収めた。

14:48 彼は力を振るい、アマレク人を討ち、略奪者の手からイスラエルを救い出した。

14:49 サウルの息子はヨナタン、イシュビ、マルキ・シュア、サウルの娘の名は姉がメラブ、妹がミカルである。

14:50 サウルの妻の名はアヒノアムといい、アヒマアツの娘である。サウルの軍の司令官の名はアブネルで、これはサウルのおじネルの息子である。

14:51 サウルの父キシュとアブネルの父ネルは、共にアビエルの息子である。

14:52 サウルの一生を通して、ペリシテ人との激戦が続いた。サウルは勇敢な男、戦士を見れば、皆召し抱えた。

 

新改訳1970

14:47 サウルは、イスラエルの王位を取ってから、周囲のすべての敵と戦った。すなわち、モアブ、アモン人、エドム、ツォバの王たち、ペリシテ人と戦い、どこに 行っても彼らを懲らしめた。

14:48 彼は勇気を奮って、アマレク人を打ち、イスラエル人を略奪者の手から救い出した。

14:49 さて、サウルの息子は、ヨナタン、イシュビ、マルキ・シュア、ふたりの娘の名は、姉がメラブ、妹がミカルであった。

14:50 サウルの妻の名はアヒノアムで、アヒマアツの娘であった。将軍の名はアブネルでサウルのおじネルの子であった。

14:51 サウルの父キシュとアブネルの父ネルとは、アビエルの子であった。

14:52 サウルの一生の間、ペリシテ人との激しい戦いがあった。サウルは勇気のある者や、力のある者を見つけると、その者をみな、召しかかえた。

 

口語訳1955

14:47 サウルはイスラエルの王となって、周囲のもろもろの敵、すなわちモアブ、アンモンの人々、エドム、ゾバの王たちおよびペリシテびとと戦い、すべて向かう所 で勝利を得た。

14:48 サウルは勇ましく働き、アマレクびとを撃って、イスラエルびとを略奪者の手から救い出した。

14:49 さて、サウルのむすこたちはヨナタン、エスイ、およびマルキシュアである。ふたりの娘の名は次のとおりである。すなわち姉の名はメラブ、妹の名はミカルで ある。

14:50 サウルの妻の名はアヒノアムといい、アヒマアズの娘である。また軍の長の名はアブネルといい、サウルのおじネルの子である。

14:51 サウルの父キシとアブネルの父ネルとは、アビエルの子である。

14:52 サウルの一生の間、ペリシテびとと激しい戦いがあった。サウルは力の強い人や勇気のある人を見るごとに、それを召しかかえた。

 

文 語訳1917

14:47 かくてサウル、イスラエルの王の位につきて四方の敵を攻む即ちモアブ、アンモンの子孫エドム、ゾバの王たちおよびペリシテ人をせめけ るに凡てむかふところにて勝利を得たり
14:48 サウル力をえアマレク人をうちてイスラエルを其劫掠人の手よりすくひいだせり
14:49 サウルの男子はヨナタン、ヱスイおよびマルキシユアなり其二人の女子の名は姉はメラブといひ妹はミカルといふ
14:50 サウルの妻の名はアヒノアムといひてアヒマアズの女子なり其軍の長の名はアブネルといひてサウルの叔父なるネルの子なり
14:51 サウルの父キシとアブネルの父ネルはアビエルの子なり
14:52 サウルの一生のあひだ恒にペリシテ人と烈しき戰ありサウルは力ある人または勇ある人を見るごとにこれをかかへたり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

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(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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