サムエル記上 21:2−10 (口語訳、新改訳21:1−9) 
ノブに立ち寄るダビデ 
 
翻訳比較
          
            
          
        
            
            
            
            
            
            
            
            
            
             
            
聖書協会共同
              訳2018
          サム上
          21:2 ダビデはノブの祭司アヒメレクのところに行った。アヒメレクは不安げにダビデを迎え、彼に言った。「どうしてあなたお一人なのですか。供の者は
          誰もおられないのですか。」
          サム上
          21:3 ダビデは祭司アヒメレクに言った。「王は私にあることを命じて、『お前を遣わすが、お前に命じることは誰にも知らせてはならない』と言われたの
          で、部下の者たちには、ある場所で落ち合うよう指示してあります。
          サム上 21:4 ところで、あなたの手元に何かありますか。パン五個でも、なければ何でも構いません。いただけますか。」
          サム上
          21:5 祭司はダビデに答えた。「普通のパンは手元にありません。しかし部下の者たちが女から遠ざかってさえいるなら、聖別されたパンがあります。」
          サム上
          21:6 ダビデは祭司に言った。「言うまでもなく、私たちはこれまでと同様、女を遠ざけています。私が出陣するときには、部下たちは身を清めています。
          通常の出陣でもそうですから、まして今日は、部下たちは身を清めています。」
          サム上
          21:7 そこで祭司は、聖別されたパンをダビデに与えた。その日は、パンを取り替えて焼き立てのパンを備える日で、普通のパンがなく、主の前から取り下
          げた供えのパンしかなかったからである。
          サム上
          21:8 その日そこにはサウルの家臣の一人が主の前にとどめ置かれていた。名をドエグと言うエドム人で、サウルの牧者の中のつわものであった。
          サム上
          21:9 ダビデはアヒメレクに言った。「あなたの手元には、槍か剣がありますか。王の命令があまりに急だったので、私は自分の剣も武器も携えることがで
          きなかったのです。」
          サム上
          21:10 祭司は言った。「エラの谷で、あなたが討ち取ったペリシテ人ゴリアトの剣なら、そのエフォドの後ろに布で包んであります。それで良ければ、お
          持ちください。そのほかには何もありません。」ダビデは言った。「それにまさるものはない。それを私にください。」
        
              フラン シスコ会訳2013
            002ダビデはノブに行き、祭司アヒメレクの所
            に行った。アヒメレクはおののきつつダビデを迎え、こう言った、「なぜあなたは供の者もなく、お一人なのですか」。
003ダビデは祭司アヒメレクに言った、「王は
            わたしにある使命を与えて、こう言われました、『わたしがお前に与え、お前を遣わす使命については、誰にも何も知られて
            はならない』。わたしは供の兵士たちとある場所で落ち合うことになっているのです。
004ところで、お手元に何かありませんか。パ
            ンを五つほどいただけるとよいのですが。なければ何でも結構です」。
005すると祭司はダビデに言った、「普通のパ
            ンは持ち合わせておりませんが聖別されたパンならあります。ただし、兵士たちが女から遠ざかっていればのことですが」。
006そこでダビデは祭司に言った、「確かに、
            わたしたちはこのところずっと女を遠ざけています。わたしが戦いに出る時はいつでも兵士たちは聖別されます。普通の行軍
            の時でさえもそうなのですから、まして今日、兵士たちが聖別されていることは確かです」。
007そこで祭司はダビデに聖別されたパンを与
            えた。ほかのパンがなかったからである。それは供えのパンで、取り替えの日に温かいものと取り替えて主の前から下げられ
            たものであった。
008――その日、サウルの家来の一人がそこにい
            た。彼は主の前に留められていたのである。エドム人でその名はドエグといい、サウルの牧者の中の強者であった――。
009ダビデはアヒメレクに言った、「ここに、
            お手元に、槍か剣はありませんか。王の命令が急でしたので、剣など、武器は何も持ってこなかったのです」。
010祭司は言った、「あなたがエラの谷で打ち
            倒したペリシテ人ゴリアトの剣があります。ご覧ください。布に包んでエフォドの後ろに置いてあります。よろしければお取
            りください。ここにはそれしかありません」。ダビデは言った、「それは何よりです。わたしにそれをください」。
002ダビデはノブに行き、祭司アヒメレクの所に行っ
          た。アヒメレクはおののきつつダビデを迎え、こう言った、「なぜあなたは供の者もなく、お一人なのですか」。
003ダビデは祭司アヒメレクに言った、「王はわたしに
          ある使命を与えて、こう言われました、『わたしがお前に与え、お前を遣わす使命については、誰にも何も知られてはならない』。わ
          たしは供の兵士たちとある場所で落ち合うことになっているのです。
004ところで、お手元に何かありませんか。パンを五つ
          ほどいただけるとよいのですが。なければ何でも結構です」。
005すると祭司はダビデに言った、「普通のパンは持ち
          合わせておりませんが聖別されたパンならあります。ただし、兵士たちが女から遠ざかっていればのことですが」。
006そこでダビデは祭司に言った、「確かに、わたした
          ちはこのところずっと女を遠ざけています。わたしが戦いに出る時はいつでも兵士たちは聖別されます。普通の行軍の時でさえもそう
          なのですから、まして今日、兵士たちが聖別されていることは確かです」。
007そこで祭司はダビデに聖別されたパンを与えた。ほ
          かのパンがなかったからである。それは供えのパンで、取り替えの日に温かいものと取り替えて主の前から下げられたものであった。
008――その日、サウルの家来の一人がそこにいた。彼は主
          の前に留められていたのである。エドム人でその名はドエグといい、サウルの牧者の中の強者であった――。
009ダビデはアヒメレクに言った、「ここに、お手元
          に、槍か剣はありませんか。王の命令が急でしたので、剣など、武器は何も持ってこなかったのです」。
010祭司は言った、「あなたがエラの谷で打ち倒したペ
          リシテ人ゴリアトの剣があります。ご覧ください。布に包んでエフォドの後ろに置いてあります。よろしければお取りください。ここ
          にはそれしかありません」。ダビデは言った、「それは何よりです。わたしにそれをください」。
 
新共同訳1987
21:2
          ダビデは、ノブの祭司アヒメレクのところに行った。ダビデを不安げに迎えたアヒメレクは、彼に尋ねた。「なぜ、一人なのですか、供はいないのですか。」
21:3
          ダビデは祭司アヒメレクに言った。「王はわたしに一つの事を命じて、『お前を遣わす目的、お前に命じる事を、だれにも気づかれるな』と言われたのです。従
          者たちには、ある場所で落ち合うよう言いつけてあります。
21:4
          それよりも、何か、パン五個でも手もとにありませんか。ほかに何かあるなら、いただけますか。」
21:5
          祭司はダビデに答えた。「手もとに普通のパンはありません。聖別されたパンならあります。従者が女を遠ざけているなら差し上げます。」
21:6
          ダビデは祭司に答えて言った。「いつものことですが、わたしが出陣するときには女を遠ざけています。従者たちは身を清めています。常の遠征でもそうですか
          ら、まして今日は、身を清めています。」
21:7
          普通のパンがなかったので、祭司は聖別されたパンをダビデに与えた。パンを供え替える日で、焼きたてのパンに替えて主の御前から取り下げた、供えのパンし
          かなかった。
21:8
          そこにはその日、サウルの家臣の一人が主の御前にとどめられていた。名をドエグというエドム人で、サウルに属する牧者のつわものであった。
21:9
          ダビデは更にアヒメレクに求めた。「ここに、あなたの手もとに、槍か剣がありますか。王の用件が急なことだったので、自分の剣も武器も取って来ることがで
          きなかったのです。」
21:10
          祭司は言った。「エラの谷で、あなたが討ち取ったペリシテ人ゴリアトの剣なら、そこ、エフォドの後ろに布に包んであります。もしそれを持って行きたければ
          持って行ってください。そのほかには何もありません。」ダビデは言った。「それにまさるものはない。それをください。」
 
新改訳1970
21:1
          ダビデはノブの祭司アヒメレクのところに行った。アヒメレクはダビデを迎え、恐る恐る彼に言った。「なぜ、おひとりで、だれもお供がいないのですか。」
21:2
          ダビデは祭司アヒメレクに言った。「王は、ある事を命じて、『おまえを遣わし、おまえに命じた事については、何事も人に知らせてはならない。』と私に言わ
          れました。若い者たちとは、しかじかの場所で落ち合うことにしています。
21:3
          ところで、今、お手もとに何かあったら、五つのパンでも、何か、ある物を私に下さい。」
21:4
          祭司はダビデに答えて言った。「普通のパンは手もとにありません。ですが、もし若い者たちが女から遠ざかっているなら、聖別されたパンがあります。」
21:5
          ダビデは祭司に答えて言った。「確かにこれまでのように、私が出かけて以来、私たちは女を遠ざけています。それで若い者たちは汚れていません。普通の旅で
          もそうですから、ましてきょうは確かに汚れていません。」
21:6
          そこで祭司は彼に聖別されたパンを与えた。そこには、その日、あたたかいパンと置きかえられて、主の前から取り下げられた供えのパンしかなかったからであ
          る。
21:7
          ――その日、そこにはサウルのしもべのひとりが主の前に引き止められていた。その名はドエグといって、エドム人であり、サウルの牧者たちの中のつわもので
          あった。――
21:8
          ダビデはアヒメレクに言った。「ここに、あなたの手もとに、槍か、剣はありませんか。私は自分の剣も武器も持って来なかったのです。王の命令があまり急
          だったので。」
21:9
          祭司は言った。「あなたがエラの谷で打ち殺したペリシテ人ゴリヤテの剣が、ご覧なさい、エポデのうしろに布に包んであります。よろしければ、持って行って
          ください。ここには、それしかありませんから。」ダビデは言った。「それは何よりです。私に下さい。」
 
口語訳1955
21:1
          ダビデはノブに行き、祭司アヒメレクのところへ行った。アヒメレクはおののきながらダビデを迎えて言った、「どうしてあなたはひとりですか。だれも供がい
          ないのですか」。
21:2
          ダビデは祭司アヒメレクに言った、「王がわたしに一つの事を命じて、『わたしがおまえをつかわしてさせる事、またわたしが命じたことについては、何をも人
          に知らせてはならない』と言われました。そこでわたしは、ある場所に若者たちを待たせてあります。
21:3
          ところで今あなたの手もとにパン五個でもあれば、それをわたしにください。なければなんでも、あるものをください」。
21:4
          祭司はダビデに答えて言った、「常のパンはわたしの手もとにありません。ただその若者たちが女を慎んでさえいたのでしたら、聖別したパンがあります」。
21:5
          ダビデは祭司に答えた、「わたしが戦いに出るいつもの時のように、われわれはたしかに女たちを近づけていません。若者たちの器は、常の旅であったとして
          も、清いのです。まして、きょう、彼らの器は清くないでしょうか」。
21:6
          そこで祭司は彼に聖別したパンを与えた。その所に、供えのパンのほかにパンがなく、このパンは、これを取り下げる日に、あたたかいパンと置きかえるため、
          主の前から取り下げたものである。
21:7
          その日、その所に、サウルのしもべのひとりが、主の前に留め置かれていた。その名はドエグといい、エドムびとであって、サウルの牧者の長であった。
21:8
          ダビデはまたアヒメレクに言った、「ここに、あなたの手もとに、やりかつるぎがありませんか。王の事が急を要したので、わたしはつるぎも武器も持ってこな
          かったのです」。
21:9
          祭司は言った、「あなたがエラの谷で殺したペリシテびとゴリアテのつるぎが、布に包んでエポデのうしろにあります。もしあなたがこれを取ろうとおもわれる
          なら、お取りください。ここにはそのほかにはありません」。ダビデは言った、「それにまさるものはありません。それをわたしにくださ
          い」。
 
            
文
              語訳1917
          21:1
          ダビデ、ノブにゆきて祭司アヒメレクにいたるアヒメレク懼れてダビデを迎へこれにいひけるは汝なんぞ獨にして誰も汝とともならざるや
          21:2
          ダビデ祭司アヒメレクにいふ王我に一の事を命じて我にいふ我が汝を遣はすところの事およびわが汝に命じたる所については何をも人にしらするなかれと我某處
          に我少者を出おけり
          21:3 いま何か汝の手にあるや我手に五のパンか或はなににてもある所を與よ
          21:4 祭司ダビデに對ていひけるは常のパンはわが手になしされど若し少者婦女をだに愼みてありしならば聖きパンあるなりと
          21:5
          ダビデ祭司に對へていひけるは實にわがいでしより此三日は婦女われらにちかづかず且少者等の器は潔し又パンは常の物のごとし今日器に潔きパンあれば殊に然
          と
          21:6
          祭司かれに聖きパンを與たり其はかしこに供前のパンの外はパン无りければなり即ち其パンは下る日に熱きパンをささげんとて之をヱホバのまへより取されるな
          り
          21:7 其日かしこにサウルの僕一人留められてヱホバのまへにあり其名をドエグといふエドミ人にしてサウルの牧者の長なり
          21:8 ダビデまたアヒメレクにいふ此に汝の手に槍か劍あらぬか王の事急なるによりて我は刀も武器も携へざりしと
          21:9
          祭司いひけるは汝がエラの谷にて殺したるペリシテ人ゴリアテの劍布に裏みてエポデの後にあり汝もし之をとらんとおもはば取れ此にはほかの劍なしダビデいひ
          けるはそれにまさるものなし我にあたへよと
        
          ****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
            拾う・・・
 
(英)AUTHORIZED
                KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
                1994
口 語訳 Tテサ4:4
4:4 各自、気をつけて自分
          のからだを清く尊く保ち、
 
口 語訳 マタ
          12:3-4
12:3
          そこでイエスは彼らに言われた、「あなたがたは、ダビデとその供の者たちとが飢えたとき、ダビデが何をしたか読んだことがないのか。
12:4
          すなわち、神の家にはいって、祭司たちのほか、自分も供の者たちも食べてはならぬ供えのパンを食べたのである。
 
口 語訳 マコ
          2:25-26
2:25
          そこで彼らに言われた、「あなたがたは、ダビデとその供の者たちとが食物がなくて飢えたとき、ダビデが何をしたか、また読んだことが
          ないのか。
2:26
          すなわち、大祭司アビアタルの時、神の家にはいって、祭司たちのほか食べてはならぬ供えのパンを、自分も食べ、また供の者たちにも与
          えたではないか」。
 
口 語訳 ルカ
          6:3-4
6:3
          そこでイエスが答えて言われた、「あなたがたは、ダビデとその供の者たちとが飢えていたとき、ダビデのしたことについて、読んだこと
          がないのか。
6:4
          すなわち、神の家にはいって、祭司たちのほかだれも食べてはならぬ供えのパンを取って食べ、また供の者たちにも与えたではないか」。
 
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
                YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口語訳
          マタ 12:4
12:4
          すなわち、神の家にはいって、祭司たちのほか、自分も供の者たちも食べてはならぬ供えのパンを食べたのである。
 
口語訳
          Tテサ4:4
4:4 各自、気をつけて自分のからだを清く尊く保ち、
 
口語訳
          マタ 12:3-4
12:3
          そこでイエスは彼らに言われた、「あなたがたは、ダビデとその供の者たちとが飢えたとき、ダビデが何をしたか読んだことがないのか。
12:4
          すなわち、神の家にはいって、祭司たちのほか、自分も供の者たちも食べてはならぬ供えのパンを食べたのである。
 
口語訳
          ルカ 6:3-4
6:3
          そこでイエスが答えて言われた、「あなたがたは、ダビデとその供の者たちとが飢えていたとき、ダビデのしたことについて、読んだことがないのか。
6:4
          すなわち、神の家にはいって、祭司たちのほかだれも食べてはならぬ供えのパンを取って食べ、また供の者たちにも与えたではないか」。
 
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
                & TODD 1985
口 語訳 マタ
          12:3-4
12:3
          そこでイエスは彼らに言われた、「あなたがたは、ダビデとその供の者たちとが飢えたとき、ダビデが何をしたか読んだことがないのか。
12:4
          すなわち、神の家にはいって、祭司たちのほか、自分も供の者たちも食べてはならぬ供えのパンを食べたのである。
 
(独)DIE
                BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
                BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 マタ
            12:3-4
12:3
          そこで、イエスは言われた。「ダビデが自分も供の者たちも空腹だったときに何をしたか、読んだことがないのか。
12:4
          神の家に入り、ただ祭司のほかには、自分も供の者たちも食べてはならない供えのパンを食べたではないか。
 
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  
新共同 マタ 2:4
2:4
          王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。
 
新共同 Tテサ4:4
4:4
          おのおの汚れのない心と尊敬の念をもって妻と生活するように学ばねばならず、
 
新共同 マタ
            12:3-4
12:3
          そこで、イエスは言われた。「ダビデが自分も供の者たちも空腹だったときに何をしたか、読んだことがないのか。
12:4
          神の家に入り、ただ祭司のほかには、自分も供の者たちも食べてはならない供えのパンを食べたではないか。
 
新共同 マコ
            2:25-26
2:25
          イエスは言われた。「ダビデが、自分も供の者たちも、食べ物がなくて空腹だったときに何をしたか、一度も読んだことがないのか。
2:26
          アビアタルが大祭司であったとき、ダビデは神の家に入り、祭司のほかにはだれも食べてはならない供えのパンを食べ、一緒にいた者たちにも与えたではない
          か。」
 
新共同 ルカ 6:3-4
6:3
          イエスはお答えになった。「ダビデが自分も供の者たちも空腹だったときに何をしたか、読んだことがないのか。
6:4
          神の家に入り、ただ祭司のほかにはだれも食べてはならない供えのパンを取って食べ、供の者たちにも与えたではないか。」
 
****************************************
 
 
 
 
サムエル記上 21:11−16(口語訳、新改訳21:10−15)
  ペリシテ人の地ガテにおけるダビデ 
 
翻訳比較
          
          
        
      
聖書協会共同
              訳2018
          サム上
          21:10 祭司は言った。「エラの谷で、あなたが討ち取ったペリシテ人ゴリアトの剣なら、そのエフォドの後ろに布で包んであります。それで良ければ、お
          持ちください。そのほかには何もありません。」ダビデは言った。「それにまさるものはない。それを私にください。」
          サム上 21:11 その日ダビデはそこをたち、サウルから逃れてガトの王アキシュのもとに行った。
          サム上
          21:12 アキシュの家臣たちはダビデについて言った。「この男はかの地の王、ダビデではありませんか。人々が踊りながら、/『サウルは千を討ち/ダビ
          デは万を討った』と歌ったのは、この男ではありませんか。」
          サム上 21:13 ダビデはこの言葉が気にかかり、ガトの王アキシュを非常に恐れた。
          サム上
          21:14 そこでダビデは人々の前で奇妙な振る舞いをし、捕らえられると気がふれたように見せ、町の門の扉をかきむしったり、ひげによだれを垂らしたり
          した。
          サム上
          21:15 アキシュは家臣たちに言った。「よく見てみろ。この男は気が狂っている。なぜこんな男を私のもとに連れて来たのか。
          サム上
          21:16 私のもとに狂った者が不足しているとでもいうのか。こんな男を連れて来て、その狂態を見せ、私の家に入れようというのか。」
          
          
              フランシ スコ会訳2013
          011ダビデはそこを発ち、その日、サウルを逃れてガト
          の王アキシュの所へ行った。
012アキシュの家来たちは王に告げて言った、「この男
          はあの国の王ダビデではありませんか。人々が踊りながら歌い交わして、
『サウルはいく千もの敵を討ち、
ダビデはいく万もの敵を討つ』
と言ったのは、この男のことではありませんか」。
013ダビデはそのことが心にかかり、ガトの王アキシュ を非常に恐れた。
014そこで彼は、人々の見ている前で変わった振る舞い
          をし、捕らえられると狂ったふりをし、門の扉をかきむしり、髭によだれを垂らした。
015アキシュは家来たちに言った、「見よ、その男は気
          がふれているのだ。なぜわたしのもとに連れてきたのか。
016わたしが気がふれた者に不足しているとでも思うの
          か。わたしの前でこの男の狂態を披露しようと連れてきたのか。その男をわたしの家に入れようというのか」。
 
新共同訳1987
21:11
          ダビデは立ってその日のうちにサウルから逃れ、ガトの王アキシュのもとに来た。
21:12
          アキシュの家臣は言った。「この男はかの地の王、ダビデではありませんか。この男についてみんなが踊りながら、『サウルは千を討ち、ダビデは万を討った』
          と歌ったのです。」
21:13
          ダビデはこの言葉が心にかかり、ガトの王アキシュを大変恐れた。
21:14
          そこで彼は、人々の前で変わったふるまいをした。彼らに捕らえられると、気が狂ったのだと見せかけ、ひげによだれを垂らしたり、城門の扉をかきむしったり
          した。
21:15
          アキシュは家臣に言った。「見てみろ、この男は気が狂っている。なぜ連れて来たのだ。
21:16
          わたしのもとに気の狂った者が不足しているとでもいうのか。わたしの前で狂態を見せようとして連れて来たのか。この男をわたしの家に入れようというの
          か。」
 
新改訳1970
21:10
          ダビデはその日、すぐにサウルからのがれ、ガテの王アキシュのところへ行った。
21:11
          するとアキシュの家来たちがアキシュに言った。「この人は、あの国の王ダビデではありませんか。みなが踊りながら、『サウルは千を打ち、ダビデは万を打っ
          た。』と言って歌っていたのは、この人のことではありませんか。」
21:12
          ダビデは、このことばを気にして、ガテの王アキシュを非常に恐れた。
21:13
          それでダビデは彼らの前で気違いを装い、捕えられて狂ったふりをし、門のとびらに傷をつけたり、ひげによだれを流したりした。
21:14
          アキシュは家来たちに言った。「おい、おまえたちも見るように、この男は気違いだ。なぜ、私のところに連れて来たのか。
21:15
          私が気違いでもほしいというのか。私の前で狂っているのを見せるために、この男を連れて来たのか。この男を私の家に入れようとでもいうのか。」
 
口語訳1955
21:10
          ダビデはその日サウルを恐れて、立ってガテの王アキシのところへ逃げて行った。
21:11
          アキシの家来たちはアキシに言った、「これはあの国の王ダビデではありませんか。人々が踊りながら、互に歌いかわして、/『サウルは千を撃ち殺し、/ダビ
          デは万を撃ち殺した』/と言ったのは、この人のことではありませんか」。
21:12
          ダビデは、これらの言葉を心におき、ガテの王アキシを、ひじょうに恐れたので、
21:13
          人々の前で、わざと挙動を変え、捕えられて気が変になったふりをし、門のとびらを打ちたたき、よだれを流して、ひげに伝わらせた。
21:14
          アキシは家来たちに言った、「あなたがたの見るように、この人は気が変だ。どうして彼をわたしの所へ連れてきたのか。
21:15
          わたしに気が変になった人が必要なのか。この者を連れてきて、わたしの前で狂わせようというのか。この者をわたしの家へ入れようとするのか」。
 
文
              語訳1917
          21:10 ダビデ其日サウルをおそれて立てガテの王アキシのところに逃げゆきぬ
          21:11
          アキシの臣僕アキシに曰けるは此は其地の王ダビデにあらずや人々舞踏のうちにこの人のことを歌ひあひてサウルは千をうちころしダビデは萬をうちころすとい
          ひしにあらずや
          21:12 ダビデこの言を心に蔵め深くガテの王アキシをおそれ
          21:13 人々のまへに佯て其氣を變じ執はれて狂人のさまをなし門の扉に書き其涎沫を鬚にながれくだらしむ
          21:14 アキシ僕に云けるは汝らの見るごとく此人は狂人なり何ぞかれを我にひき來るや
          21:15 我なんぞ狂人を須ひんや汝ら此者を引きたりてわがまへに狂しめんとするや此者なんぞ吾が家にいるべけんや
        
        
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(英)AUTHORIZED
                KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
                1994
口 語訳 ルカ 2:19
2:19 しかし、マリヤはこれ
          らの事をことごとく心に留めて、思いめぐらしていた。
 
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
                YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 ルカ 2:19
2:19 しかし、マリヤはこれ
          らの事をことごとく心に留めて、思いめぐらしていた。
 
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
                & TODD 1985
 
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(独)DIE
                BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
                BIBELGESELLSCHAFT 1984
 
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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  
 
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