ユダの王ウジヤ(アザルヤ)
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆ユダの王ウジヤ
歴下 26:1 ユダの民は皆、当時十六歳であったウジヤを立て、父アマツヤに代わる王とした。
歴下 26:2 アマツヤが先祖と共に眠りに就いた後、エイラトを再建し、ユダに復帰させたのはウジヤである。
歴下
26:3 ウジヤは十六歳で王位につき、五十二年間エルサレムで統治した。母の名はエコルヤと言い、エルサレムの出身であった。
歴下 26:4 彼は父アマツヤが行ったように、主の目に適う正しいことをことごとく行った。
歴下 26:5 神を畏れることを教えたゼカルヤの在世中は、ウジヤも神を求めた。彼が主を求めていた間、神は彼を繁栄させられた。
歴下
26:6 彼は出陣してペリシテ人と戦い、ガトの城壁、ヤブネの城壁、アシュドドの城壁を破壊し、アシュドドやペリシテ人の地に幾つかの町を築いた。
歴下 26:7 神は彼を助け、ペリシテ人、グル・バアルに住むアラブ人、メウニム人に立ち向かわせた。
歴下 26:8 アンモン人はウジヤに貢ぎ物を納め、彼の名はエジプトの近くにまで届いた。彼がこの上もなく強くなったからである。
歴下 26:9 ウジヤはエルサレムの角の門、谷の門、城壁の隅に塔を建て、それらを補強した。
歴下
26:10 また荒れ野にやぐらを建て、多くの水溜めを掘った。彼にはシェフェラや平地に多くの家畜がいたからである。山地や実り豊かな地には、農夫やぶ
どう作りがいた。ウジヤが農業を愛したからである。
歴下
26:11 ウジヤは勇敢な軍団を抱えていた。彼らは、書記官エイエル、役人マアセヤによる登録の数に従って、兵役に就いて部隊に配属される者たちであ
り、王の高官ハナンヤの指揮下に置かれていた。
歴下 26:12 親族の頭にして力ある勇士の総数は二千六百人、
歴下
26:13 その指揮下には、軍勢三十万七千五百人がおり、彼らは勇ましい力によって戦いを行い、王を助けて敵に立ち向かった。
歴下 26:14 ウジヤは全軍のために盾、槍、兜、鎧、弓、投石用の石を準備した。
歴下
26:15 彼はまた、エルサレムで、技術者の考案した兵器を造った。それは塔や城壁の角の上にあって、矢や大きな石を放つものであった。ウジヤの名は、
遠くにまで及んだ。彼が神の驚くべき助けを得て、強くなったからである。
フランシスコ会訳2013
001ユダのすべての民は、当時十六歳であったウジヤを立て、その父アマツヤに代わる王とした。
002アマツヤが先祖とともに眠りに
就いた後、エイラトの町を再建してユダに復帰させたのはこのウジヤであった。
003ウジヤは十六歳で王となり、五
十二年間エルサレムで王位にあった。母の名はエコルヤといい、エルサレムの出身であった。
004彼は父アマツヤが行ったよう
に、主に正しいと思われることをすべて行った。
005神からの幻を解く人ゼカルヤが
生きている間は、彼も神を求め、彼が主を求めている間、神は彼を栄えさせられた。
006彼は進軍してペリシテ人と戦
い、ガトの城壁、ヤブネの城壁、アシュドドの城壁を破壊し、アシュドドの城壁をはじめ、ペリシテ人の領土にいくつかの町を建設した。
007神はペリシテ人、グル・バアル
に住むアラブ人、メウニム人に対しても、彼を助けられた。
008メウニム人はウジヤに貢ぎ物を
ささげた。その名声はエジプトの境にまで広がった。彼の勢力が非常に増したからである。
009ウジヤはエルサレムに隅の門、
谷の門、城壁の角に塔を立てて、それらに防備を施した。
010また荒れ野に塔を建て、多くの
水溜めを掘った。彼はシェフェラと平地に多くの家畜を所有し、丘陵地帯や肥沃な土地に農夫やぶどう作りを抱えていた。ウジヤは土を愛
していた。
011ウジヤには戦闘訓練を受け、出
動可能な軍隊があった。彼らは書記官エイエル、役人マアセヤによる名簿に従って配属され、王の司令官の一人ハナンヤの指揮下に置かれ
ていた。
012勇士である大家族の頭たちの総
数は二千六百人、
013その配下には戦闘訓練を受けた
三十万七千五百人の正規軍があり、王の助けとなって敵に立ち向かった。
014ウジヤは全軍のために盾と槍、
兜と鎧、弓と投石用の石を準備した。
015彼はまたエルサレムで、発明者
の工夫によって、矢や大きな石を放てるようにした装置を造らせ、塔や城壁の角の上に設置した。ウジヤの名声はあまねく広がった。彼は
大きな助けを受けて勢力を増した。
新共同訳1987
26:1
ユダのすべての民は、当時十六歳であったウジヤを選び、父アマツヤの代わりに王とした。
26:2
アマツヤが先祖と共に眠りについた後、彼はエイラトの町を再建して、ユダに復帰させた。
26:3
ウジヤは十六歳で王となり、五十二年間エルサレムで王位にあった。その母は名をエコルヤといい、エルサレムの出身であった。
26:4
彼は、父アマツヤが行ったように、主の目にかなう正しいことをことごとく行った。
26:5
神を畏れ敬うことを諭したゼカルヤが生きている間は、彼も主を求めるように努めた。彼が主を求めている間、神は彼を繁栄させられた。
26:6
彼は出て行ってペリシテ人と戦い、ガトの城壁、ヤブネの城壁、アシュドドの城壁を破壊し、アシュドドをはじめペリシテ人の地方に幾つかの町を建てた。
26:7
神は彼を助け、ペリシテ人のみならずグル・バアルに住むアラブ人やメウニム人にも立ち向かわせられた。
26:8
アンモン人もウジヤに貢ぎ物を献上した。ウジヤの勢いはこの上もなく増大し、その名声はエジプトに近い地方にまで届いた。
26:9
ウジヤはエルサレムの角の門、谷の門、城壁の角に塔を築き、補強した。
26:10
彼はまた荒れ野にも多くの塔を築き、井戸を掘った。シェフェラや平地には多数の家畜が飼われ、山地や肥沃な地には農夫やぶどう作りがいた。ウジヤが農耕を
愛したからである。
26:11
ウジヤは戦いに備えて訓練された軍隊を持っていた。それは書記官エイエル、官吏マアセヤによる名簿に従って部隊に配属され、王の高官ハナンヤの指揮下に置
かれていた。
26:12
勇士である家長の総数は二千六百人、
26:13
その配下に、戦いに強い三十万七千五百人の軍隊があり、王の助けとなって敵に立ち向かった。
26:14
ウジヤは全軍のために盾、槍、兜、鎧、弓、投石用の石を準備した。
26:15
彼はまたエルサレムで技術者により考案された装置を造り、塔や城壁の角の上に置いて、矢や大きな石を放てるようにした。ウジヤは、神の驚くべき助けを得て
勢力ある者となり、その名声は遠くにまで及んだ。
新改訳1970
26:1
ユダの民はみな、当時十六歳であったウジヤを立てて、その父アマツヤの代わりに王とした。
26:2
彼は、アマツヤが先祖たちとともに眠って後、エラテを再建し、それをユダに復帰させた。
26:3
ウジヤは十六歳で王となり、エルサレムで五十二年間、王であった。彼の母の名はエコルヤといい、エルサレムの出であった。
26:4
彼はすべて父アマツヤが行なったとおりに、主の目にかなうことを行なった。
26:5
彼は神を認めることを教えたゼカリヤの存命中は、神を求めた。彼が主を求めていた間、神は彼を栄えさせた。
26:6
彼は出陣してペリシテ人と戦ったとき、ガテの城壁、ヤブネの城壁、アシュドデの城壁を打ちこわし、アシュドデの中の、ペリシテ人たちの間に、町々を築い
た。
26:7
神は彼を助けて、ペリシテ人、グル・バアルに住むアラビヤ人、メウニム人に立ち向かわせた。
26:8
アモン人はウジヤのもとにみつぎものを納めた。こうして、彼の名はエジプトの入口にまで届いた。その勢力が並みはずれて強くなったからである。
26:9
ウジヤはエルサレムの隅の門、谷の門および曲がりかどの上にやぐらを建て、これを強固にし、
26:10
荒野にやぐらを建て、多くの水ためを掘った。彼は低地にも平野にも多くの家畜を持っていたからである。山地や果樹園には農夫やぶどう作りがいた。彼が農業
を好んだからである。
26:11
さらに、ウジヤは戦闘部隊をかかえていたが、彼らは、書記エイエルとつかさマアセヤによって登録された人数にしたがって各隊に分かれ、王の隊長のひとり、
ハナヌヤの指揮下にいくさに出る者たちであった。
26:12
勇士である一族のかしらたちの数はみなで二千六百人であった。
26:13
その指揮下には三十万七千五百人の軍勢があり、王を助けて敵に当たる強力な戦闘部隊であった。
26:14
ウジヤは、彼ら全軍のために、盾、槍、かぶと、よろい、弓および石投げの石を用意した。
26:15
さらに、彼はエルサレムで、巧みに考案された兵器を作り、矢や大石を打ち出すために、やぐらの上や、城壁のかどにある塔の上にこれを据えた。こうして、彼
の名は遠くにまで鳴り響いた。彼がすばらしいしかたで、助けを得て強くなったからである。
口語訳1955
26:1
そこでユダの民は皆ウジヤをとって王となし、その父アマジヤに代らせた。時に十六歳であった。
26:2
彼はエラテを建てて、これをふたたびユダのものにした。これはかの王がその先祖たちと共に眠った後であった。
26:3
ウジヤは王となった時十六歳で、エルサレムで五十二年の間世を治めた。その母はエルサレムの者で名をエコリヤといった。
26:4
ウジヤは父アマジヤがしたように、すべて主の良しと見られることを行った。
26:5
彼は神を恐れることを自分に教えたゼカリヤの世にある日の間、神を求めることに努めた。彼が主を求めた間、神は彼を栄えさせられた。
26:6
彼は出てペリシテびとと戦い、ガテの城壁、ヤブネの城壁およびアシドドの城壁をくずし、アシドドの地とペリシテびとのなかに町を建てた。
26:7
神は彼を助けてペリシテびとと、グルバアルに住むアラビヤびとおよびメウニびとを攻め撃たせられた。
26:8
アンモンびとはウジヤにみつぎを納めた。ウジヤは非常に強くなったので、その名はエジプトの入口までも広まった。
26:9
ウジヤはまたエルサレムの隅の門、谷の門および城壁の曲りかどにやぐらを建てて、これを堅固にした。
26:10
彼はまた荒野にやぐらを建て、また多くの水ためを掘った。彼は平野にも平地にもたくさんの家畜をもっていたからである。彼はまた農事を好んだので、山々お
よび肥えた畑には農夫とぶどうをつくる者をもっていた。
26:11
ウジヤはまたよく戦う一軍団を持っていた。彼らは書記エイエルと、つかさマアセヤによって調べた数に従って組々に分れ、皆王の軍長のひとりハナニヤの指揮
下にあった。
26:12
その氏族の長である大勇士の数は合わせて二千六百人であった。
26:13
その指揮下にある軍勢は三十万七千五百人で、皆大いなる力をもって戦い、王を助けて敵に当った。
26:14
ウジヤはその全軍のために盾、やり、かぶと、よろい、弓および石投げの石を備えた。
26:15
彼はまたエルサレムで技術者の考案した機械を造って、これをやぐらおよび城壁のすみずみにすえ、これをもって矢および大石を射出した。こうして彼の名声は
遠くまで広まった。彼が驚くほど神の助けを得て強くなったからである。
文
語訳1917
26:1 是においてユダの民みなウジヤをとりて王となしてその父アマジヤに代らしめたり時に年十六なりき
26:2 彼エラテの邑を建てこれを再びユダに歸せしむ是はかの王がその先祖等とともに寝りし後なりき
26:3 ウジヤは十六歳の時位に即きヱルサレムにて五十二年の間世を治めたりその母はヱルサレムの者にして名をヱコリアといふ
26:4 ウジヤはその父アマジヤが凡てなしたる如くヱホバの善と觀たまふ事を行ひ
26:5
神の默示に明なりしかのゼカリヤの世にある日の間心をこめてヱホバを求めたりそのヱホバを求むる間は神これをして幸福ならしめたまへり
26:6
彼いでてペリシテ人と戰ひガテの石垣ヤブネの石垣およびアシドドの石垣を?しアシドドの地ならびにペリシテ人の中間に邑を建つ
26:7 神かれを助けてペリシテ人グルバアルに住むアラビヤ人およびメウニ人を攻撃しめたまへり
26:8 アンモニ人はまたウジヤに貢を納るウジヤの名つひにエジプトの入口までも廣まれり其は甚だ強くなりければなり
26:9 ウジヤ、ヱルサレムの隅の門谷の門および角隅に戌樓を建てこれを堅固にし
26:10
また荒野に戌樓を建て許多の水溜を掘り其は家畜を多く有たればなり亦平野にも平地にも家畜を有り又山々およびカルメルには農夫と葡萄を修る者を有り農事を
好みたればなり
26:11
ウジヤ戰士一旅團あり書記ヱイエルと牧伯マアセヤの數調査によりて隊々にわかれて戰爭に出づ皆王の軍長ハナニヤの手に屬す
26:12 大勇士の族長の數は都合二千六百
26:13 その手に屬する軍勢は三十萬七千五百人みな大なる力をもて戰ひ王を助けて敵に當る
26:14 ウジヤその全軍のために楯戈兜鎧弓および投石器の石を備ふ
26:15
彼またヱルサレムにおいて工人に機械を案へ造らしめ之を戌樓および石垣に施こし之をもて矢ならびに大石を射出せり是においてその名遠く廣まれり其は非常の
援助を蒙りて旺盛になりたればなり
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
拾う・・・
(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
・・・・
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
・・・・
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
****************************************
歴代誌 下 26:16−23
ウジヤ(アザルヤ)の重い皮膚病と死
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
歴下
26:16 ところが、彼は強くなると、その心が驕り高ぶり、身を滅ぼすことになった。彼は自分の神、主に背き、主の聖所に入り、香をたく祭壇の上で香を
たこうとした。
歴下 26:17 祭司アザルヤが彼の後に入り、主の祭司である勇者八十人が付き従った。
歴下
26:18 彼はウジヤ王に向かって立ち、彼に言った。「ウジヤよ、主に香をたくのはあなたではない。アロンの子孫で、香をたくために聖別された祭司であ
る。聖所から出て行きなさい。あなたは主に背いたのだ。神である主からの栄誉は、あなたにはない。」
歴下
26:19 香をたこうとしていたウジヤは激怒した。その手には香をたくための香炉があった。彼が祭司たちに激怒していると、その額に規定の病が現れた。
それは主の神殿の中にいた祭司たちの目の前、香をたく祭壇の前でのことだった。
歴下
26:20 首席祭司アザルヤとすべての祭司たちが彼の方を向くと、彼の額に規定の病があったので、直ちに彼をそこから去らせた。彼自身も急いで出て行っ
た。主が彼を打たれたのである。
歴下
26:21 ウジヤ王は死ぬ日まで規定の病にかかり、規定の病を患う者として離宮に住んだ。彼は主の神殿から絶たれたのである。その子ヨタムが宮廷長とし
て国の民を治めた。
歴下 26:22 ウジヤの他の事績は、その初めから終わりまで、預言者であるアモツの子イザヤが書き記した。
歴下
26:23 ウジヤは先祖と共に眠りに就き、先祖と共に、王の墓のある野に葬られた。彼は規定の病を患う者と言われていたからである。その子ヨタムが代
わって王となった。
フランシスコ会訳2013
016ところが、勢力を増すと、彼は思い上がって身を滅ぼしてしまった。自分の神、主に背いて主の外陣に入り、香
の祭壇の上で香をたこうとしたのである。
017祭司アザルヤは主の勇敢な祭司
八十人とともに王の後から入り、
018ウジヤ王の前に立ちはだかって
言った、「ウジヤよ、主に香をたくことは、あなたのすることではない。香をたくのは聖別されたアロンの子らである祭司である。聖所か
ら出ていきなさい。あなたは背いたのだ。あなたは神である主から栄誉を受けることはない」。
019ウジヤは怒った。香をたこうと
して香炉を手にしていた。彼が祭司たちに怒りをぶつけていると、主の神殿の中にいた祭司たちの目の前で額が重い皮膚病にかかった。香
の祭壇の前での出来事であった。
020祭司長アザルヤと祭司たちがみ
なウジヤを見ると、まさしく、彼の額は重い皮膚病にかかっていた。そこで彼らはウジヤを急いでそこから去らせた。彼も自分からそこを
立ち去ろうとした。主が彼を打たれたからである。
021ウジヤ王は死ぬ日まで重い皮膚
病を患った。重い皮膚病だったので、彼は隔離された家に住んだ。主の神殿から締め出されたからである。その子ヨタムが王宮を管理し、
国の民を治めた。
022ウジヤの他の事績は、初めから
終わりまで、アモツの子、預言者イザヤが書き記している。
023ウジヤは先祖とともに眠りに就
いた。人々は彼を王たちが所有する野に、先祖とともに葬った。「ウジヤは重い皮膚病だ」と人々は言っていたからである。その子ヨタム
が彼に代わって王となった。
新共同訳1987
26:16
ところが、彼は勢力を増すとともに思い上がって堕落し、自分の神、主に背いた。彼は主の神殿に入り、香の祭壇の上で香をたこうとした。
26:17
祭司アザルヤは主の勇敢な祭司八十人と共に後から入り、
26:18
ウジヤ王の前に立ちはだかって言った。「ウジヤよ、あなたは主に香をたくことができない。香をたくのは聖別されたアロンの子孫、祭司である。この聖所から
出て行きなさい。あなたは主に背いたのだ。主なる神からそのような栄誉を受ける資格はあなたにはない。」
26:19
香をたこうとして香炉を手にしていたウジヤは怒り始めたが、祭司たちに怒りをぶつけている間に重い皮膚病がその額に現れた。それは主の神殿の中にいた祭司
たちの目の前、香の祭壇の前の出来事だった。
26:20
祭司長アザルヤと祭司たちは皆彼の方を向いて、その額に重い皮膚病ができているのを認め、直ちに去らせた。彼自身も急いで出て行った。主が彼を打たれたか
らである。
26:21
ウジヤ王は死ぬ日までその重い皮膚病に悩まされ、重い皮膚病のために隔離された家に住んだ。主の神殿に近づくことを禁じられたからである。その子ヨタムが
王宮を取りしきり、国の民を治めた。
26:22
ウジヤの他の事績は、初期のことも後期のことも、預言者、アモツの子イザヤが書き残している。
26:23
ウジヤは先祖と共に眠りにつき、その遺体は、重い皮膚病に冒されていたということで、王の墓の近くの野に先祖と共に葬られた。その子ヨタムがウジヤに代
わって王となった。
新改訳1970
26:16
しかし、彼が強くなると、彼の心は高ぶり、ついに身に滅びを招いた。彼は彼の神、主に対して不信の罪を犯した。彼は香の壇の上で香をたこうとして主の神殿
にはいった。
26:17
すると彼のあとから、祭司アザルヤが、主に仕える八十人の有力な祭司たちとともにはいって来た。
26:18
彼らはウジヤ王の前に立ちふさがって、彼に言った。「ウジヤよ。主に香をたくのはあなたのすることではありません。香をたくのは、聖別された祭司たち、ア
ロンの子らのすることです。聖所から出てください。あなたは不信の罪を犯したのです。あなたには神である主の誉れは与えられませ
ん。」
26:19
ウジヤは激しく怒って、手に香炉を取って香をたこうとした。彼が祭司たちに対して激しい怒りをいだいたとき、その祭司たちの前、主の神殿の中、香の壇のか
たわらで、突然、彼の額にらい病が現われた。
26:20
祭司のかしらアザルヤと祭司たち全員が彼のほうを見ると、なんと、彼の額はらい病に冒されていた。そこで彼らは急いで彼をそこから連れ出した。彼も自分か
ら急いで出て行った。主が彼を打たれたからである。
26:21
ウジヤ王は死ぬ日までらい病に冒されていたので、らいを病む者として隔離された家に住んだ。彼は主の宮から絶たれたからである。その子ヨタムが王宮を管理
し、この国の人々をさばいていた。
26:22
ウジヤのその他の業績は、最初から最後まで、アモツの子預言者イザヤが書きしるした。
26:23
ウジヤが彼の先祖たちとともに眠ったとき、人々は、彼はらい病に冒されていたからと言って、彼を王たちの所有していた野の墓地に先祖たちといっしょに葬っ
た。彼の子ヨタムが代わって王となった。
口語訳1955
26:16
ところが彼は強くなるに及んで、その心に高ぶり、ついに自分を滅ぼすに至った。すなわち彼はその神、主にむかって罪を犯し、主の宮にはいって香の祭壇の上
に香をたこうとした。
26:17
その時、祭司アザリヤは主の祭司である勇士八十人を率いて、彼のあとに従ってはいり、
26:18
ウジヤ王を引き止めて言った、「ウジヤよ、主に香をたくことはあなたのなすべきことではなく、ただアロンの子孫で、香をたくために清められた祭司たちのす
ることです。すぐ聖所から出なさい。あなたは罪を犯しました。あなたは主なる神から栄えを得ることはできません」。
26:19
するとウジヤは怒りを発し、香炉を手にとって香をたこうとしたが、彼が祭司に向かって怒りを発している間に、らい病がその額に起った。時に彼は主の宮で祭
司たちの前、香の祭壇のかたわらにいた。
26:20
祭司の長アザリヤおよびすべての祭司たちが彼を見ると、彼の額にらい病が生じていたので、急いで彼をそこから追い出した。彼自身もまた主に撃たれたことを
知って、急いで出て行った。
26:21
ウジヤ王は、死ぬ日までらい病人であった。彼はらい病人であったので、離れ殿に住んだ。主の宮から断たれたからである。その子ヨタムが王の家をつかさど
り、国の民を治めた。
26:22
ウジヤのその他の始終の行為は、アモツの子預言者イザヤがこれを書きしるした。
26:23
ウジヤは先祖たちと共に眠ったので、人々は「彼はらい病人である」と言って、王たちの墓に連なる墓地に、その先祖たちと共に葬った。その子ヨタムが彼に
代って王となった。
26:16
然るに彼旺盛になるにおよびその心に高ぶりて惡き事を行なへり即ち彼その神ヱホバにむかひて罪を犯しヱホバの殿に入て香壇の上に香を
焚んとせり
26:17 時に祭司アザリヤ、ヱホバの祭司たる勇者八十人を率ゐて彼の後にしたがひ入り
26:18
ウジヤ王を阻へてこれに言けるはウジヤよヱホバに香を焚ことは汝のなすべき所にあらずアロンの子孫にして香を焚ために潔められたる祭司等のなすべき所なり
聖所より出よ汝は罪を犯せりヱホバ神なんぢに榮を加へたまはじと
26:19
是においてウジヤ怒を發し香爐を手にとりて香を焚んとせしがその祭司にむかひて怒を發しをる間に癩病その額に起れり時に彼はヱホバの室にて祭司等の前にあ
たりて香壇の側にをる
26:20
祭司の長アザリヤおよび一切の祭司等彼を見しに已にその額に癩病生じゐたれば彼を其處より速にいだせり彼もまたヱホバの己を撃たまへるを見て自ら急ぎて出
去り
26:21
ウジヤ王はその死る日まで癩病人となり居しがその癩病人となるにおよびては別殿に住りヱホバの室より斷れたればなり其子ヨタム王の家を管理て國の民を審判
り
26:22 ウジヤのその餘の始終の行爲はアモツの子預言者イザヤこれを書記したり
26:23
ウジヤその先祖等とともに寝りたれば彼は癩病人なりとて王等の墓に連接る地にこれを葬りてその先祖等とともならしむその子ヨタムこれに代りて王となれり
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
拾う・・・
(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
・・・・
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 ヘブ
7:14
7:14
というのは、わたしたちの主がユダ族の中から出られたことは、明らかであるが、モーセは、この部族について、祭司に関することでは、
ひとことも言っていない。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
****************************************