歴代誌 下 30:1−12
過越祭の準備
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆過越祭
歴下
30:1 ヒゼキヤは全イスラエルとユダに使者を遣わし、エフライムとマナセには手紙を書いた。エルサレムの主の神殿に集い、イスラエルの神、主のために
過越祭を祝うためである。
歴下 30:2 王とその高官たち、エルサレムの全会衆は相談して、第二の月に過越祭を祝うことにした。
歴下
30:3 というのも、祭司たちがまだ十分に身を清めておらず、また、民もエルサレムに集まっていなかったので、その時に過越祭を祝うことができなかった
からである。
歴下 30:4 このことは、王の目にも全会衆の目にも適う正しいことだったので、
歴下
30:5 彼らは、ベエル・シェバからダンに至るまで、イスラエルのすべての人々がエルサレムにやって来て、イスラエルの神、主のために過越祭を祝うよう
布告することにした。規定どおりに祭りを執り行っている者は、多くなかったからである。
歴下
30:6 急ぎの使いは王とその高官たちから託された手紙を持って、全イスラエルとユダに行き、王の命じたとおりに言った。「イスラエルの人々よ。アブラ
ハム、イサク、イスラエルの神、主に立ち帰れ。そうすれば主は、アッシリアの王たちの手から逃れて生き残ったあなたがたのもとに帰っ
て来てくださる。
歴下
30:7 先祖の神、主に背いたあなたがたの父たちや兄弟たちのようになってはならない。あなたがたの見るとおり、主は彼らを恐怖に陥れた。
歴下
30:8 あなたがたは、先祖のようにかたくなであってはならない。主に服従しなさい。とこしえに聖別された主の聖所に来て、あなたがたの神、主に仕えな
さい。そうすれば、主の燃える怒りはあなたがたから離れるであろう。
歴下
30:9 もしあなたがたが主に立ち帰るなら、あなたがたの兄弟や子どもたちは、彼らを捕らえた者たちの前で憐れみを得て、この地に帰ることができるであ
ろう。あなたがたの神、主は恵みに満ち、憐れみ深い方である。そのもとにあなたがたが立ち帰るなら、御顔を背けることはない。」
歴下
30:10 急ぎの使いはエフライムとマナセの地を町から町へと渡り、ゼブルンまで行ったが、人々は彼らを物笑いにし、嘲った。
歴下 30:11 それでも、アシェル、マナセ、ゼブルンから、へりくだって、エルサレムに来た者もいた。
歴下 30:12 また、ユダにおいても神の手が臨み、人々の心を一つにさせて、主の言葉のとおりに王と高官たちの命令を行った。
フランシスコ会訳2013
001ヒゼキヤは全イスラエルとユダに使いを遣わした。またエフライムとマナセには手紙を送り、エルサレムの主の
神殿に来て、イスラエルの神、主のために過越の祭りを祝うように呼びかけた。
002王とその高官たち、またエルサ
レムの全会衆は協議して、第二の月に過越の祭りを祝うことにした。
003なぜなら、自らを聖別した祭司
の数が十分ではなく、また民もエルサレムに集まっていなかったので、過越の祭りを決まった時に祝うことができなかったからである。
004この案は王と全会衆に正しいも
のと思われた。
005そこで彼らは、エルサレムに来
て、イスラエルの神、主のために過越の祭りを祝うように、ベエル・シェバからダンに至るまで、全イスラエルに布告を発することにし
た。規定どおり多くの者が集まって祭りを祝うことはしていなかったからである。
006王の命令どおり、急使たちは王
と高官たちからの手紙を持って、全イスラエルとユダを回った。その内容は次のとおりである、「イスラエルの子らよ、アブラハム、イサ
ク、イスラエルの神、主に立ち返れ。そうすれば主は、アッシリアの王たちの手から免れて残ったあなたたちのもとに戻ってこられる。
007先祖の神、主に不忠実だったあ
なたたちの父たちや兄弟たちのようになってはならない。あなたたちの見るとおり、主は彼らを人々の恐怖の的とされた。
008今、先祖のように頑なになって
はならない。主に服従し、永遠に聖別された主の聖所に来て、あなたたちの神、主に仕えよ。そうすれば、主の激しい怒りはあなたたちか
ら離れる。
009あなたたちが主に立ち返るな
ら、あなたたちの兄弟や子らは捕らえた者たちの憐れみを受け、この地に帰ってくるだろう。あなたたちの神、主は恵みと憐れみに満ちて
おられ、あなたたちが立ち返るなら、顔を背けられることはない」。
010急使たちはエフライムとマナセ
の地を町から町へと巡り、ゼブルンまで行った。しかし人々は彼らを冷笑し、あざ笑った。
011ただアシェル、マナセ、ゼブル
ンから、へりくだった人々がエルサレムにやって来た。
012また神の手がユダにも働いて
人々の心を一つにし、主の言葉に従って王と高官の命じたことが実行に移された。
新共同訳1987
30:1
ヒゼキヤはすべてのイスラエルとユダに使者を遣わし、またエフライムとマナセには書簡を送り、エルサレムの主の神殿に来てイスラエルの神、主のために過越
祭を行うように呼びかけた。
30:2
王とエルサレムの高官とすべての会衆は協議し、第二の月に過越祭を行うことに決定した。
30:3
それは、まだ自分を聖別した祭司の数が十分でなく、民もエルサレムに集まっていなかったので、その時に過越祭を行うことができなかったからである。
30:4
その決定は王の目にもすべての会衆の目にも正しいと思われたので、
30:5
彼らはそれを実行に移し、ベエル・シェバからダンに至るまですべてのイスラエルに通知を送り、皆がエルサレムに来て、イスラエルの神、主のために過越祭を
行うように呼びかけた。規定どおりにその祭りを行っている者は多くなかったからである。
30:6
急使は王と高官が託した書簡を持ってすべてのイスラエルとユダを巡り、王の命令どおりこう言った。「イスラエルの人々よ。アブラハム、イサク、イスラエル
の神、主に立ち帰れ。そうすれば主は、アッシリアの王の手を免れて生き残った人々、あなたたちに帰ってくださる。
30:7
先祖の神、主に背いたあなたたちの父たちや兄弟たちのようになってはならない。あなたたちの見るとおり、主は彼らを滅ぼされた。
30:8
先祖のように強情になってはならない。主に服従し、とこしえに聖別された主の聖所に来て、あなたたちの神、主に仕えよ。そうすれば、主の怒りの炎もあなた
たちから離れるであろう。
30:9
もしあなたたちが主に立ち帰るなら、あなたたちの兄弟や子供たちは、彼らを捕らえて行った者たちの憐れみを受け、この地に帰って来ることができるであろ
う。あなたたちの神、主は恵みと憐れみに満ちておられ、そのもとにあなたたちが立ち帰るなら、御顔を背けられることはない。」
30:10
急使はエフライムとマナセの地を町から町へと巡り、ゼブルンまで行ったが、人々は彼らを冷笑し、嘲った。
30:11
ただアシェル、マナセ、ゼブルンから、ある人々が謙虚になってエルサレムに来た。
30:12
また、ユダに神の御手が働いて、人々の心が一つにされ、主の言葉に従って王と高官の命令が実行に移された。
新改訳1970
30:1
さて、ヒゼキヤは全イスラエルとユダに使いを遣わし、またエフライムとマナセに手紙を書いて、エルサレムにある主の宮に来て、イスラエルの神、主に過越の
いけにえをささげるよう呼びかけた。
30:2
王とそのつかさたちとエルサレムの全集団は、第二の月に過越のいけにえをささげようと決議した。
30:3
というのは、身を聖別した祭司たちは十分な数に達しておらず、民もエルサレムに集まっていなかったので、そのときには、ささげることができなかったからで
ある。
30:4
こうして、王と、全集団がこれを正しいと見たので、
30:5
彼らはベエル・シェバからダンに至るまで、全イスラエルにおふれを出し、上って来て、エルサレムでイスラエルの神、主に過越のいけにえをささげるよう呼び
かけることに決定した。しるされているとおりにささげる者が、多くはいなかったからである。
30:6
そこで、近衛兵は、王とそのつかさたちの手紙を携えて、イスラエルとユダの全土を行き巡り、王の命令のとおりに言った。「イスラエルの人たちよ。アブラハ
ム、イサク、イスラエルの神、主に立ち返りなさい。そうすれば、主は、あなたがたに残された、アッシリヤの王たちの手をのがれた者た
ちのところに、帰って来てくださいます。
30:7
あなたがたは、父祖の神、主に対して不信の罪を犯したあなたがたの父たち、兄弟たちのようになってはいけません。あなたがたが自分の目で見ているとおり、
主は彼らを恐怖に渡されたのです。
30:8
今、あなたがたは、自分の父たちのようにうなじのこわい者であってはなりません。主に服従しなさい。主がとこしえに聖別された聖所にはいり、あなたがたの
神、主に仕えなさい。そうすれば、主の燃える怒りがあなたがたから離れるでしょう。
30:9
あなたがたが主に立ち返るなら、あなたがたの兄弟や子たちは、彼らをとりこにした人々のあわれみを受け、この地に帰って来るでしょう。あなたがたの神、主
は、情け深く、あわれみ深い方であり、もし、あなたがたが主に立ち返るなら、あなたがたから御顔をそむけるようなことは決してなさい
ません。」
30:10
こうして、近衛兵は、エフライムとマナセから、ゼブルンの地に至るまで、町から町へと行き巡ったが、人々は彼らを物笑いにし、あざけった。
30:11
ただ、アシェル、マナセおよびゼブルンのある人々はへりくだって、エルサレムに上って来た。
30:12
また、ユダには、神の御手が臨み、人々は心を一つにして、主のことばのとおりに王とそのつかさたちの命令を行なった。
口語訳1955
30:1
ヒゼキヤはイスラエルとユダにあまねく人をつかわし、また手紙をエフライムとマナセに書き送り、エルサレムにある主の宮に来て、イスラエルの神、主に過越
の祭を行うように勧めた。
30:2
王はすでにつかさたちおよびエルサレムにおる全会衆に計って、二月に過越の祭を行うことを定めた。
30:3
――これは身を清めた祭司の数が足らず、民もまた、エルサレムに集まらなかったので、正月にこれを行うことができなかったからである――
30:4
この事が、王にも全会衆にも良かったので、
30:5
この事を定めて、ベエルシバからダンまでイスラエルにあまねくふれ示し、エルサレムに来て、イスラエルの神、主に過越の祭を行うことを勧めた。これはしる
されているように、これを行う者が多くなかったゆえである。
30:6
そこで飛脚たちは、王とそのつかさたちから受けた手紙をもって、イスラエルとユダをあまねく行き巡り、王の命を伝えて言った、「イスラエルの人々よ、あな
たがたはアブラハム、イサク、イスラエルの神、主に立ち返りなさい。そうすれば主は、アッスリヤの王たちの手からのがれた残りのあな
たがたに、帰られるでしょう。
30:7
あなたがたの父たちおよび兄弟たちのようになってはならない。彼らはその先祖たちの神、主にむかって罪を犯したので、あなたがたの見るように主は彼らを滅
びに渡されたのです。
30:8
あなたがたの父たちのように強情にならないで、主に帰服し、主がとこしえに聖別された聖所に入り、あなたがたの神、主に仕えなさい。そうすれば、その激し
い怒りがあなたがたを離れるでしょう。
30:9
もしあなたがたが主に立ち返るならば、あなたがたの兄弟および子供は、これを捕えていった者の前にあわれみを得て、この国に帰ることができるでしょう。あ
なたがたの神、主は恵みあり、あわれみある方であられるゆえ、あなたがたが彼に立ち返るならば、顔をあなたがたにそむけられることは
ありません」。
30:10
このように飛脚たちは、エフライムとマナセの国にはいって、町から町に行き巡り、ついに、ゼブルンまで行ったが、人々はこれをあざけり笑った。
30:11
ただしアセル、マナセ、ゼブルンのうちには身を低くして、エルサレムにきた人々もあった。
30:12
またユダにおいては神の手が人々に一つ心を与えて、王とつかさたちが主の言葉によって命じたことを行わせた。
30:1
茲にヒゼキヤ、イスラエルとユダに遍ねく人を遣しまた書をエフライムとマナセに書おくりヱルサレムなるヱホバの室に來りてイスラエル
の神ヱホバに逾越節を行はんことを勸む
30:2 王すでにその牧伯等およびヱルサレムにある會衆と議り二月をもて逾越節を行はんと定めたり
30:3 其は祭司の身を潔めし者足ず民またヱルサレムに集らざりしに因て彼時にこれを行ふことを得ざればなり
30:4 王も會衆もこの事を見て善となし
30:5
即ちこの事を定めてベエルシバよりダンまでイスラエルに遍ねく宣布しめしヱルサレムに來りてイスラエルの神ヱホバに逾越節を行はんことを勸む是はその録さ
れたるごとくにこれを行ふ事久しく無りしが故なり
30:6
飛脚すなはち王とその牧伯等が授けし書をもちてイスラエルとユダを遍ねく行めぐり王の命を傳へて云ふイスラエルの子孫よ汝らアブラハム、イサク、イスラエ
ルの神ヱホバに起歸れ然ばヱホバ、アツスリヤの王等の手より逃れて遺るところの汝らに歸りたまはん
30:7
汝らの父および兄弟の如くならざれ彼らその先祖の神ヱホバにむかひて罪を犯したればこれを滅亡に就しめたまへり汝らが見るごとし
30:8
然ば汝らの父のごとく汝ら項を強くせずしてヱホバに歸服しその永久に聖別たまひし聖所に入り汝らの神ヱホバに事へよ然ればその烈しき怒なんぢらを離れん
30:9
汝ら若ヱホバに歸らば汝らの兄弟および子女その己を?へゆきし者の前に衿憫を得て遂にまた此國にかへらん汝らの神ヱホバは恩惠あり憐憫ある者にましませば
汝らこれに起かへるにおいては面を汝らに背けたまはじと
30:10 かくのごとく飛脚エフライム、マナセの國にいりて邑より邑に行めぐりて遂にゼブルンまで至りしが人衆これを嘲り笑へり
30:11 但しアセル、マナセおよびゼブルンの中より身を卑くしてヱルサレムに來りし者もあり
30:12 またユダに於ては神その力をいだして人々に心を一にせしめ王と牧伯等がヱホバの言に依て傳へし命令を之に行はしむ
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
拾う・・・
(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 ピリ
2:13
2:13
あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 ロマ 1:24
1:24 ゆえに、神は、彼らが
心の欲情にかられ、自分のからだを互にはずかしめて、汚すままに任せられた。
口 語訳 使 7:51
7:51
ああ、強情で、心にも耳にも割礼のない人たちよ。あなたがたは、いつも聖霊に逆らっている。それは、あなたがたの先祖たちと同じであ
る。
口 語訳
Uコリ3:5
3:5
もちろん、自分自身で事を定める力が自分にある、と言うのではない。わたしたちのこうした力は、神からきている。
口 語訳 ピリ
2:13
2:13
あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである。
口 語訳 ヘブ
13:20-21
13:20
永遠の契約の血による羊の大牧者、わたしたちの主イエスを、死人の中から引き上げられた平和の神が、
13:21
イエス・キリストによって、みこころにかなうことをわたしたちにして下さり、あなたがたが御旨を行うために、すべての良きものを備え
て下さるようにこい願う。栄光が、世々限りなく神にあるように、アァメン。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 ピリ 2:13
2:13
あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。
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歴代誌 下 30:13−27
過越祭の儀式
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
歴下
30:13 第二の月に、除酵祭を祝うために多くの民がエルサレムに集まった。会衆は、非常に多くの数となった。
歴下
30:14 彼らは立ち上がり、エルサレムにあった多くの祭壇を取り除いた。香をたく台もすべて取り除き、キドロンの谷に投げ捨てた。
歴下
30:15 第二の月の十四日に、彼らは過越のいけにえを屠った。祭司とレビ人は恥じて身を清め、焼き尽くすいけにえを主の神殿に運び入れた。
歴下
30:16 こうして彼らは、神の人モーセの律法どおりに、規定に従って務めに就いた。祭司たちはレビ人の手から血を受け取って打ちかけた。
歴下
30:17 会衆の中には身を清めていない者が多かったため、清くないすべての人に代わって、レビ人が過越のいけにえを屠り、主のために聖別した。
歴下
30:18 民の多くの者、エフライム、マナセ、イッサカル、ゼブルンの多くの者が身を清めていなかったにもかかわらず、彼らは規定に反して過越のいけに
えを食べたので、ヒゼキヤは彼らのために祈って言った。「恵み深い主よ、彼らをお赦しください。
歴下 30:19 彼らは聖所の清めの規定に従いませんでしたが、心を定めて神を、先祖の神、主を求めたのです。」
歴下 30:20 主はヒゼキヤの願いを聞き入れ、民を癒やされた。
歴下
30:21 エルサレムにいるイスラエルの人々は七日間の除酵祭を祝い、大いに喜んだ。レビ人と祭司たちは、毎日、強力な楽器を主のために奏でて、主を賛
美した。
歴下
30:22 ヒゼキヤは、主の務めをよく心得ているすべてのレビ人に励ましの言葉をかけた。彼らは会食のいけにえを献げ、先祖の神、主に感謝しつつ、七日
間、祭りの供え物を食べた。
歴下 30:23 全会衆は相談して、さらに七日間祭りを祝うことにした。彼らは七日間、喜んでそれを行った。
歴下
30:24 ユダの王ヒゼキヤは雄牛千頭、羊七千匹を会衆に提供し、高官たちも雄牛千頭、羊一万匹を会衆に提供した。大勢の祭司たちも身を清めた。
歴下
30:25 ユダの全会衆、祭司たち、レビ人、イスラエルから来た全会衆、イスラエルの地から来た寄留者たち、ユダに住む者たちは喜んだ。
歴下
30:26 エルサレムには大きな喜びがあった。イスラエルの王、ダビデの子ソロモンの時代以来、このようなことはエルサレムになかった。
歴下
30:27 祭司たちとレビ人は立ち上がって民を祝福した。彼らの声は聞き入れられ、彼らの祈りは主の聖なる住まいである天に達した。
フランシスコ会訳2013
013第二の月に民の多くがエルサレムに集まり、酵母を入れないパンの祭りを行った。それは極めて大きな会衆で
あった。
014人々は立ち上がってエルサレム
にあった祭壇を取り去ると、香壇も取り去り、キドロンの谷に投げ捨てた。
015第二の月の十四日に、彼らは過
越の小羊を屠った。祭司とレビ人は恥じて自らを聖別し、焼き尽くす献げ物を主の神殿に持って来た。
016彼らは神の人モーセの律法の定
めどおり、それぞれの持ち場についた。祭司たちはレビ人の手から受け取った血を振りかけた。
017会衆の中には自らを聖別してい
ない者が多かった。主に対して聖なるものとするために、清くない者たちに代わって、レビ人が過越の小羊を屠らなければならなかった。
018民の大多数、エフライム、マナ
セ、イサカル、ゼブルンの多数の者は身を清めていなかったが、記されていることに反して過越の小羊を食べた。しかし、ヒゼキヤは彼ら
のために次のように祈った、「慈しみ深い主よ、赦してくださいますように。
019聖所の清めの規定に従ってはい
ませんが、彼らはみな神、すなわち先祖の神、主を求めようと決心しています」。
020主はヒゼキヤの祈りを聞き入
れ、民を癒やされた。
021エルサレムにいたイスラエルの
子らは、七日間の酵母を入れないパンの祭りを行い、大いに喜び祝った。レビ人と祭司たちは毎日、主に向かって力強く楽器を奏で、主を
賛美していた。
022ヒゼキヤは、主への奉仕に精通
したすべてのレビ人に励ましの言葉をかけた。人々は和解の献げ物をささげ、先祖の神、主に感謝しながら、七日間、祭りの食事にあず
かった。
023それから全会衆はさらに七日
間、祭りを行うことを協議して決め、その七日間、祭りを喜び祝った。
024ユダの王ヒゼキヤは雄牛千頭、
羊七千匹を奉献用として会衆に供給した。高官たちもまた、雄牛千頭、羊一万匹を会衆に供給した。大勢の祭司たちは自らを聖別した。
025ユダの全会衆、祭司たちとレビ
人たち、イスラエルから来た全会衆、イスラエルの地から来た在留する他国の者、ユダに在留する他国の者はともに喜び祝った。
026エルサレムには大きな喜びが
あった。イスラエルの王ダビデの子ソロモンの時代以来、エルサレムではこのようなことはなかったからである。
027レビ人の祭司たちは立って民を
祝福した。彼らの声は聞き届けられ、その祈りは主の聖なる住まいである天に達した。
新共同訳1987
30:13
第二の月に、多くの民がエルサレムに集まり、除酵祭を行った。それは極めて大きな会衆となった。
30:14
彼らは立ち上がってエルサレムにあった祭壇を取り去り、香をたく台もすべて取り去り、キドロンの谷に投げ棄てた。
30:15
第二の月の十四日に、彼らは過越のいけにえを屠った。祭司とレビ人は恥じ入り、自分を聖別して、焼き尽くす献げ物を主の神殿に携えて来た。
30:16
こうして彼らは、神の人モーセの律法に定められているように、割り当てられた任務に就いた。祭司たちはレビ人の手から血を受け取って振りかけた。
30:17
会衆の中には自分を聖別していない者が多かったため、清くないすべての人に代わって、レビ人が過越のいけにえを屠る務めを果たし、清めたものを主にささげ
た。
30:18
民の大多数、エフライム、マナセ、イサカル、ゼブルンの多数の者が身を清めていなかった。それにもかかわらず、彼らは記されていることに違反して、過越の
いけにえを食べたので、ヒゼキヤは彼らのために祈って言った。「恵み深い主よ、彼らをお赦しください。
30:19
彼らは聖所の清めの規定には従いませんでしたが、神、先祖の神、主を求めようと決意しているのです。」
30:20
主はヒゼキヤの祈りを聞き入れ、民をいやされた。
30:21
エルサレムにいるイスラエルの人々は七日間の除酵祭を行い、大いに喜び祝った。レビ人と祭司たちは、毎日主をたたえる強力な楽器を鳴らして、主を賛美し
た。
30:22
ヒゼキヤは、主への奉仕によく通じたすべてのレビ人に励ましの言葉をかけた。彼らは和解の献げ物をささげ、先祖の神に感謝しつつ七日間にわたって、祭りの
食事にあずかった。
30:23
それから、全会衆は更に七日間祭りを行うことを決め、その七日間、祭りを喜び祝った。
30:24
ユダの王ヒゼキヤは雄牛千頭、羊七千匹を会衆に提供し、高官たちも雄牛千頭、羊一万匹を会衆に提供した。そこで多くの祭司が自分を聖別することになった。
30:25
こうして、ユダの全会衆、祭司たちとレビ人、イスラエルから来た全会衆、イスラエルの地から来た寄留者、ユダに住む者が共に喜び祝った。
30:26
エルサレムに大きな喜びがあった。イスラエルの王ダビデの子ソロモンの時代以来、このようなことがエルサレムで行われたことはなかった。
30:27
祭司たちとレビ人は立ち上がって、民を祝福した。その声は聞き届けられ、その祈りは主の聖なる住まい、天にまで達した。
新改訳1970
30:13
こうして、多くの民が第二の月に、種を入れないパンの祭りを行なおうとエルサレムに集まった。おびただしい大集団であった。
30:14
彼らは立ち上がり、エルサレムにあった祭壇を取り除き、すべての香の壇を取り除いて、キデロン川に投げ捨てた。
30:15
そして、第二の月の十四日に、過越のいけにえをほふった。祭司とレビ人は恥じて身を聖別し、全焼のいけにえを主の宮に携えて来た。
30:16
彼らは、神の人モーセの律法に従って、おのおのその定めの場所に立った。祭司はレビ人の手から受け取った血を注いだ。
30:17
集団の中には、身を聖別していなかった者が多かったので、レビ人が、きよくないすべての人々のために、過越のいけにえをほふる役目につき、これを聖別して
主にささげた。
30:18
民のうち大ぜいの者、すなわち、エフライムとマナセ、イッサカルとゼブルンの多くの者は、身をきよめておらず、しかも、しるされているのと異なったやり方
で、過越のいけにえを食べてしまったので、ヒゼキヤは、彼らのために祈って言った。「いつくしみ深い主よ。このことの贖いをしてくだ
さい。
30:19
彼らは、心を定めて神、彼らの父祖の神、主を求めたのですが、聖なるもののきよめのとおりにはいたしませんでした。」
30:20
主はヒゼキヤの願いを聞かれ、民をいやされた。
30:21
こうして、エルサレムにいたイスラエル人は、大きな喜びをもって七日の間、種を入れないパンの祭りを行なった。レビ人と祭司は、毎日、主に向かって強い調
べの楽器をかなで、主をほめたたえた。
30:22
ヒゼキヤは、主の務めによく通じているすべてのレビ人の心に語りかけた。そこで彼らは、和解のいけにえをささげ、彼らの父祖の神、主に告白をしつつ、七日
間、祝いの食物にあずかった。
30:23
それから、全集団は、あと七日間祭りを行なうことを決議し、喜びをもって七日間、祭りを行なった。
30:24
ユダの王ヒゼキヤは集団に一千頭の雄牛と七千頭の羊を贈り、つかさたちは集団に雄牛一千頭と羊一万頭を贈り、多くの祭司は身を聖別した。
30:25
こうして、ユダの全集団と祭司とレビ人、およびイスラエルから来た全集団、イスラエルの地から来た在留異国人、ユダに在住している者たちは、喜んだ。
30:26
エルサレムには大きな喜びがあった。イスラエルの王、ダビデの子ソロモンの時代からこのかた、こうしたことはエルサレムになかった。
30:27
それから、レビ人の祭司たちが立ち上がって民を祝福した。彼らの声は聞き届けられ、彼らの祈りは、主の聖なる御住まい、天に届いた。
口語訳1955
30:13
こうして二月になって、多くの民は、種入れぬパンの祭を行うためエルサレムに集まったが、非常に大きな会衆であった。
30:14
彼らは立ってエルサレムにあるもろもろの祭壇を取り除き、またすべての香をたく祭壇を取り除いてキデロン川に投げすて、
30:15
二月の十四日に過越の小羊をほふった。そこで祭司たちおよびレビびとはみずから恥じ、身を清めて主の宮に燔祭を携えて来た。
30:16
彼らは神の人モーセの律法に従い、いつものようにその所に立ち、祭司たちは、レビびとの手から血を受けて注いだ。
30:17
時に、会衆のうちにまだ身を清めていない者が多かったので、レビびとはその清くないすべての人々に代って過越の小羊をほふり、主に清めてささげた。
30:18
多くの民すなわちエフライム、マナセ、イッサカル、ゼブルンからきた多くの者はまだ身を清めていないのに、書きしるされたとおりにしないで過越の物を食べ
た。それでヒゼキヤは、彼らのために祈って言った、「恵みふかき主よ、彼らをゆるしてください。
30:19
彼らは聖所の清めの規定どおりにしなかったけれども、その心を傾けて神を求め、その先祖の神、主を求めたのです」。
30:20
主はヒゼキヤに聞いて、民をいやされた。
30:21
そこでエルサレムに来ていたイスラエルの人々は大いなる喜びをいだいて、七日のあいだ種入れぬパンの祭を行った。またレビびとと祭司たちは日々に主をさん
びし、力をつくして主をたたえた。
30:22
そしてヒゼキヤは主の勤めによく通じているすべてのレビびとを深くねぎらった。こうして人々は酬恩祭の犠牲をささげ、その先祖の神、主に感謝して、七日の
あいだ祭の供え物を食べた。
30:23
なお全会衆は相はかって、さらに七日のあいだ祭を守ることを定め、喜びをもってまた七日のあいだ守った。
30:24
時にユダの王ヒゼキヤは雄牛一千頭、羊七千頭を会衆に贈り、また、つかさたちは雄牛一千頭、羊一万頭を会衆に贈った。祭司もまた多く身を清めた。
30:25
ユダの全会衆および祭司、レビびと、ならびにイスラエルからきた全会衆、およびイスラエルの地からきた他国人と、ユダに住む他国人は皆喜んだ。
30:26
このようにエルサレムに大いなる喜びがあった。イスラエルの王ダビデの子ソロモンの時からこのかた、このような事はエルサレムになかった。
30:27
このとき祭司たちとレビびとは立って、民を祝福したが、その声は聞かれ、その祈は主の聖なるすみかである天に達した。
文
語訳1917
30:13 斯りしかば二月にいたりて民酵いれぬバンの節をおこなはんとて多くヱルサレムに來り集れりその會はなはだ大なりき
30:14 彼等すなはち起てヱルサレムにある諸の壇を取のぞきまた一切の香壇を取のぞきてこれをキデロン川に投すて
30:15 二月の十四日に逾越の物を宰れり是において祭司等およびレビ人は自ら恥ぢ身を潔めてヱホバの室に燧祭を携へきたり
30:16 神の人モーセの律法に循ひ例に依て各々その所に立ち而して祭司等レビ人の手より血を受て灑げり
30:17
時に會衆の中に未だ身を潔めざる者多かりければレビ人その潔からざる一切の人々に代りて逾越の物を宰りてヱホバに潔め献ぐ
30:18
また衆多の民すたはちエフライム、マナセ、イツサカル、ゼブルンより來りし衆多の者未だ身を潔むる事をせずその書録されし所に違ひて逾越の物を食へり是を
もてヒゼキヤこれがために祈りて云ふ
30:19
惠ふかきヱホバよ凡そその心を傾けて神を求めその先祖の神ヱホバを求むる者は假令聖所の潔斎に循はざるとも願くは是を赦したまへと
30:20 ヱホバ、ヒゼキヤに聽て民を醫したまへり
30:21
ヱルサレムにきたれるイスラエルの子孫は大なる喜悦をいだきて七日の間酵いれぬパンの節をおこなへり又レビ人と祭司は日々にヱホバを讃美し高聲の樂を奏し
てヱホバを頌へたり
30:22
ヒゼキヤ、ヱホバの奉事に善通じをる一切のレビ人を深く勞らふ斯人衆酬恩祭を献げその先祖の神ヱホバに感謝して七日のあひだ節の物を食へり
30:23 かくて又全會あひ議りて更に七日を守らんと決め喜悦をいだきてまた七日を守れり
30:24 時にユダの王ヒゼキヤは牡牛一千羊七千を會衆に餽り又牧伯等は牡牛一千羊一萬を會衆に餽れり祭司もまた衆く身を潔めたり
30:25
ユダの全會衆および祭司レビ人ならびにイスラエルより來れる全會衆およびイスラエルの地より來れる異邦人とユダに住む異邦人みな喜べり
30:26
かくヱルサレムに大なる喜悦ありきイスラエルの王ダビデの子ソロモンの時より以來かくのごとき事ヱルサレムに在ざりしなり
30:27 この時祭司レビ人起て民を祝しけるにその言聽れその祈祷ヱホバの聖き住所なる天に達せり
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
・・・・
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 ヤコ
5:16
5:16
だから、互に罪を告白し合い、また、いやされるようにお互のために祈りなさい。義人の祈は、大いに力があり、効果のあるものである。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
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