歴代誌 下 31:1−21  
ヒゼキヤ治世下の諸改革
 
翻訳比較
          
        
      
            
聖書協会共同訳2018
          ◆ヒゼキヤの改革
          歴下
          31:1 これらすべてのことが終わると、そこにいたイスラエルのすべての人々がユダの町に出て行き、石柱を打ち砕き、アシェラ像を切り倒し、高き所と祭
          壇を壊し、ユダの全土、ベニヤミン、エフライム、マナセでそれらを除き去った。そしてイスラエルの人々は皆、それぞれ自分の町、自分
          の所有地に帰って行った。
          歴下
          31:2 ヒゼキヤは、祭司とレビ人の組分けを決め、その組に従って、祭司とレビ人にそれぞれの務めに応じて、主の陣営の門の中で焼き尽くすいけにえや会
          食のいけにえを献げ、感謝をし、賛美するよう定めた。
          歴下
          31:3 また、王の分は王の財産から、焼き尽くすいけにえ、朝夕の焼き尽くすいけにえ、安息日、新月祭、およびその他の祝祭日の焼き尽くすいけにえのた
          めに供出された。主の律法に記されているとおりである。
          歴下
          31:4 さらに、彼はエルサレムに住む民に、祭司とレビ人の分を供出するように命じた。これは、彼らが主の律法に専念するためであった。
          歴下
          31:5 この命令が広がると、イスラエルの人々は穀物、新しいぶどう酒と新しいオリーブ油、蜜、畑のあらゆる産物の初物を多く献げ、またすべてのものの
          十分の一を大量に運んで来た。
          歴下
          31:6 ユダの町に住むイスラエルとユダの人々も、牛と羊の十分の一と、彼らの神、主のために聖別されたものの十分の一を運んで来て、次々と積み上げ
          た。
          歴下 31:7 第三の月に、その積み上げが始まり、第七の月に終わった。
          歴下 31:8 ヒゼキヤと高官たちはやって来て、その積み上げられたものを見ると、主とその民イスラエルをたたえた。
          歴下 31:9 ヒゼキヤが、その積み上げられたものについて祭司とレビ人に尋ねると、
          歴下
          31:10 ツァドク家の祭司長アザルヤが彼に答えた。「主の神殿に献納物の運び入れが始まってから、私たちは食べて満ち足り、たくさん残りました。主が
          その民を祝福されたので、この大量のものが残っています。」
          歴下 31:11 ヒゼキヤは主の神殿の中に部屋をしつらえるように命じたので、彼らはこれを整えた。
          歴下
          31:12 彼らは献納物、十分の一の献げ物、および聖別されたものを忠実にそこに運び入れた。レビ人のコナンヤがその指揮に当たり、その兄弟シムイが補
          佐を務め、
          歴下
          31:13 エヒエル、アザズヤ、ナハト、アサエル、エリモト、ヨザバド、エリエル、イスマクヤ、マハト、ベナヤが、コナンヤとその兄弟シムイの下、ヒゼ
          キヤ王と神殿の責任者アザルヤの命令で監督を務めた。
          歴下
          31:14 東の門の門衛であるレビ人イムナの子コレが神への自発の献げ物をつかさどり、主への献納物と最も聖なるものを分配した。
          歴下
          31:15 彼の指揮の下、エデン、ミンヤミン、イエシュア、シェマヤ、アマルヤ、シェカンヤが祭司の町にいて、その兄弟たちに、組ごとに、老いも若き
          も、忠実に分配した。
          歴下
          31:16 このほかに、登録された三歳以上の男子がおり、彼らは皆、日課に従って、組分けによる務めのために主の神殿に入った。
          歴下 31:17 祭司はその親族ごとに、レビ人は二十歳以上の者が、その組分けによる務めに従って登録されていた。
          歴下
          31:18 また、彼らの幼児、妻、息子、娘も全会衆に登録された。彼らは聖別されたもののために、忠実に身を清めていたからである。
          歴下
          31:19 また、アロンの一族、すなわち、町の放牧地に住む祭司たちのために、どの町にも指名された人々がいた。彼らは、祭司ならすべての男子と、レビ
          人なら登録されているすべての者に、取り分を分配した。
          歴下 31:20 ヒゼキヤはユダの全土でこのように行い、彼の神、主の前に良いこと、正しいこと、真実なことを行った。
          歴下
          31:21 彼は、神殿の奉仕について、律法と戒めについて、主を求めるために始めたすべての事業を、心を尽くして行い、成し遂げた。
          
          
            
フランシスコ会訳2013
          001これらがすべて終わると、イスラエルの、居合わせたすべての人は、ユダの町々に出向いて、石の柱を砕き、ア
        シェラ像を切り崩した。またユダとベニヤミンの全土、またエフライムとマナセにあった高台と祭壇を打ち砕いた。それらを完全に破壊す
        ると、イスラエルの子らは自分たちの町の自分の所有地に帰っていった。
002ヒゼキヤは祭司とレビ人を組に
        分け、祭司またレビ人がそれぞれの奉仕に応じて、組ごとに焼き尽くす献げ物や和解の献げ物をささげ、感謝と賛美の奉仕をし、また主の
        境内の門で務めるように定めた。
003王は自分の持ち物から、王の分
        として、焼き尽くす献げ物、すなわち、主の律法に記されているとおり、朝夕の焼き尽くす献げ物、安息日、新月の祭り、およびその他の
        祝祭日の焼き尽くす献げ物のために必要な物を出した。
004ヒゼキヤはエルサレムに住む
        人々に、祭司とレビ人の受けるべき分を与えるように命じた。これは祭司とレビ人が主の律法に専念できるようにするためであった。
005この命令が伝わると、イスラエ
        ルの子らは、穀物、新しいぶどう酒、油、蜜、畑のあらゆる産物の初物、またあらゆる物の十分の一を大量に携えて来た。
006ユダの町々に住むイスラエルと
        ユダの子らも、牛と羊の十分の一と、彼らの神、主に聖別された聖なる物の十分の一を携えて来て、次々と積み上げた。
007彼らは第三の月に、それを積み
        上げ始め、第七の月に終えた。
008ヒゼキヤと高官たちはやって来
        て、山積みにされたものを見ると、主とその民イスラエルをほめたたえた。
009ヒゼキヤが祭司とレビ人たち
        に、山積みにされたものについて尋ねると、
010ツァドク家の祭司長アザルヤは
        彼に答えた、「人々が主の神殿に奉献物を携えて来て以来、わたしたちの食べ物は十分で、たくさん余っています。主が民を祝福してくだ
        さったので、こんなにたくさん残っています」。
011ヒゼキヤは、主の神殿にいくつ
        かの貯蔵庫を用意するように命じた。彼らはそのとおり行った。
012彼らは忠実に奉献物、十分の一
        の献げ物、および聖なる献げ物を運び入れた。レビ人の指導者コナンヤがその責任を負い、彼の兄弟シムイが次席であった。
013またヒゼキヤ王と神殿の長アザ
        ルヤの任命によって、エヒエル、アザズヤ、ナハト、アサエル、エリモト、ヨザバド、エリエル、イスマクヤ、マハト、ベナヤがコナンヤ
        とその兄弟シムイのもとでそれを監督することになった。
014東の門の門衛レビ人イムナの子
        コレが、神への任意の献げ物の責任を負い、主への奉献物と最も聖なるものを分配することになった。
015エデン、ミンヤミン、イエシュ
        ア、シェマヤ、アマルヤ、シェカンヤは、彼のもとで忠実に仕え、祭司の町々で組ごとに、老若の別なく、同役たちに分配した。
016さらに、登録された三歳以上の
        男子、すなわち組ごとの任務で、主の神殿に入って日々の奉仕の務めを果たすすべての者に分配した。
017というのは、祭司は家族ごとに
        登録され、レビ人は二十歳以上の者が、組ごとにその任務に従って登録されていた。
018登録には彼らの家系の被扶養者
        全員、すなわち、妻、息子、娘などが含まれていた。彼らは自らを聖別するにあたって忠実であった。
019祭司の町々に所属する土地に住
        む、アロンの子らの祭司たちのためには、どの町にも、祭司たちのすべての男子に、また登録されたすべてのレビ人に、受けるべき分を分
        配する者が指名された。
020ヒゼキヤは全ユダにこれを実施
        し、自分の神、主の前に善いことを行い、正しく、忠実に振る舞った。
021彼は自分が手をつけた神殿奉仕
        と律法と命令にかなったすべてのことにおいて、自分の神を求め、心を尽くして働いた。そして彼は栄えた。
 
新共同訳1987
31:1
          このようなことがすべて終わると、そこにいたすべてのイスラエル人はユダの町々に出かけて、石柱を砕き、アシェラ像を切り倒し、聖なる高台と祭壇を破壊
          し、ユダ全土、ベニヤミン、エフライム、マナセからそれらを徹底的に除き去った。こうしてイスラエルの人々は皆、それぞれ自分の町、
          自分の所有地に帰って行った。
31:2
          ヒゼキヤは祭司とレビ人の組分けを行い、その組ごとに、主の陣営の門の中で、祭司とレビ人がそれぞれの任務に従って焼き尽くす献げ物や和解の献げ物をささ
          げ、感謝し、賛美しながら奉仕するように定めた。
31:3
          王はまた焼き尽くす献げ物のために自分の財産から王の分を出し、主の律法に記されているとおり、朝夕の焼き尽くす献げ物、安息日、新月祭、およびその他の
          祝祭日の焼き尽くす献げ物をささげさせた。
31:4
          更に彼はエルサレムに住む民に、祭司とレビ人の受けるべき分を提供するように命じた。これは、祭司とレビ人が主の律法のことに専念するためであった。
31:5
          この命令が伝わると、イスラエルの人々は穀物、ぶどう酒、油、蜜など、畑のあらゆる産物の初物を大量にささげ、またあらゆる物の十分の一を大量に運んで来
          た。
31:6
          ユダの町々に住むイスラエルとユダの人々も、牛と羊の十分の一と、自分たちの神、主のために聖別された物の十分の一を運んで来て、次々と積み上げた。
31:7
          第三の月に、その積み上げが始まり、第七の月に終わった。
31:8
          ヒゼキヤと高官たちはその積み上げを見に来て、主とその民イスラエルをたたえた。
31:9
          ヒゼキヤが祭司とレビ人にその積み上げについて尋ねると、
31:10
          ツァドク家の祭司長アザルヤはこう答えた。「主の神殿に献納物の奉納が始まってから私たちは食べ物に不足はなく、むしろたくさん残ってしまうほどです。主
          はその民を祝福してくださいました。この大量の物が残っています。」
31:11
          ヒゼキヤは主の神殿の中に祭司室を設けるように命じたので、彼らはそうした。
31:12
          彼らは忠実に献納物、十分の一の献げ物、および聖別された物をそこに運び入れた。レビ人の指導者コナンヤがその責任を負い、彼の兄弟シムイが補佐役とな
          り、
31:13
          エヒエル、アザズヤ、ナハト、アサエル、エリモト、ヨザバド、エリエル、イスマクヤ、マハト、ベナヤがヒゼキヤ王と神殿の主管アザルヤの命令によって、コ
          ナンヤとその兄弟シムイの下でそれを監督することになった。
31:14
          東の門の門衛、レビ人イムナの子コレが神への随意の献げ物の責任を負い、主への献納物と神聖なる物を分配した。
31:15
          彼の指揮下でエデン、ミンヤミン、イエシュア、シェマヤ、アマルヤ、シェカンヤが、祭司の町でその兄弟たちに組ごとに、老若の別なく、忠実に分配した。
31:16
          登録された三歳以上の男子のほかに、主の神殿に入り、組ごとの任務として、日々の奉仕に当たる者すべてに分配された。
31:17
          祭司はその家系に従って、レビ人は二十歳以上の者が、その組ごとの任務に従って登録されていた。
31:18
          彼らの登録は、そのすべての幼児、妻、息子、娘、すなわち全会衆を含んでいた。彼らも聖別された物を忠実に取り扱うために聖別されていたからである。
31:19
          また、彼らの町の牧草地にいる、アロンの子孫である祭司たちのためには、どの町にも指名された者がいて、祭司ならすべての男子に、レビ人なら登録されてい
          るすべての者に、その受けるべき分を分配することになっていた。
31:20
          ヒゼキヤはユダの全土にこのように行い、自分の神、主の御前に良い事、正しい事、真実な事を行った。
31:21
          彼は神殿における奉仕について、また律法と戒めについて、神を求めて始めたすべての事業を、心を尽くして進め、成し遂げた。
 
新改訳1970
31:1
          これらすべてのことが終わると、そこにいた全イスラエルは、ユダの町々に出て行き、石の柱を打ちこわし、アシェラ像を切り落とし、全ユダとベニヤミンの中
          から、エフライムとマナセの中から、高き所と祭壇を取りこわして、絶ち滅ぼした。そして、イスラエル人はみな、おのおのその所有地、
          それぞれの町へ帰って行った。
31:2
          ヒゼキヤは、祭司とレビ人の組を定め、祭司とレビ人に、それぞれその奉仕に応じて、おのおのの組ごとに、全焼のいけにえと和解のいけにえをささげさせ、さ
          らに、主の宿営の門で仕え、感謝し、ほめたたえさせた。
31:3
          また、主の律法にしるされているとおりに、朝夕の全焼のいけにえ、安息日、新月の祭り、例祭ごとにささげる全焼のいけにえのため、王の分は王の財産から出
          した。
31:4
          さらに彼は、エルサレムに住む民に、祭司とレビ人の分を与えるように命じた。祭司とレビ人が主の律法に専念するためであった。
31:5
          この命令が広まるとともに、イスラエルの人たちは、穀物、新しいぶどう酒、油、蜜など、すべての野の収穫の初物をたくさん持って来た。彼らはすべてのもの
          の十分の一を豊富に携えて来た。
31:6
          ユダの町々に住むイスラエルと、ユダの人たちもまた、牛や羊の十分の一と、彼らの神、主に聖別した聖なるささげ物の十分の一を携えて来て、あちらこちらに
          山と積んだ。
31:7
          第三の月に、彼らは積み始め、第七の月に終わった。
31:8
          ヒゼキヤとつかさたちは、はいって来て、積んだ山を見、主とその民イスラエルをほめたたえ、祝福した。
31:9
          それから、ヒゼキヤは、その積んだ山について、祭司とレビ人に説明を求めた。
31:10
          すると、ツァドクの家のかしら、祭司アザルヤが彼に答えて言った。「人々が奉納物を主の宮に携えて来始めてから、食べて、満ち足り、たくさん残りました。
          主が御民を祝福されたからです。その残りがこんなにたくさんあるのです。」
31:11
          そこで、ヒゼキヤが主の宮の脇部屋を整えるよう命じたので、彼らは整えて、
31:12
          その奉納物と十分の一と聖なるささげ物を忠実に携え入れた。彼らを指図したつかさは、レビ人カナヌヤであり、その兄弟シムイは、副指揮者であった。
31:13
          エヒエル、アザズヤ、ナハテ、アサエル、エリモテ、エホザバデ、エリエル、イスマクヤ、マハテ、ベナヤは、ヒゼキヤ王と神の宮のつかさアザルヤの任命に
          よって、カナヌヤとその兄弟シムイを助けて、管理者となった。
31:14
          また、レビ人イムナの子コレは東の門の門衛であったが、神に進んでささげるささげ物をつかさどり、主の奉納物と最も聖なるささげ物を分配した。
31:15
          彼の下には、エデン、ミヌヤミン、ヨシュア、シェマヤ、アマルヤ、シェカヌヤがいて、忠実に祭司の町々にとどまり、彼らの兄弟たちに、各組にしたがい、上
          の者にも下の者にも分配した。
31:16
          ただし、三歳以上の男子で、すべて毎日の日課として、組ごとに任務につき奉仕に当たるために、主の宮にはいる者として系図に載せられた人々は、別であっ
          た。
31:17
          父祖の家ごとに祭司として系図に載せられた者、および、二十歳以上のレビ人で系図に載せられた者で、組別にその任務につく人々も別であった。
31:18
          また、全集団のうち、すべて系図に載せられた幼児、妻たち、息子たち、娘たちに分配した。彼らは、聖なるささげ物を、忠実に、聖なる物として扱ったからで
          ある。
31:19
          おのおのの町の放牧地の野にいたアロンの子らである祭司たちのためには、どの町にも、その名の示された者たちがいて、祭司たちのすべての男子、および、レ
          ビ人ですべて系図に載せられている者に、その受ける分を与えた。
31:20
          ヒゼキヤはユダ全国にこのように行ない、その神、主の目の前に、良いこと、正しいこと、誠実なことを行なった。
31:21
          彼は、彼が始めたすべてのわざにおいて、すなわち、神の宮の奉仕、律法、命令において神に求め、心を尽くして行ない、その目的を果たした。
 
口語訳1955
31:1
          この事がすべて終った時、そこにいたイスラエルびとは皆、ユダの町々に出て行って、石柱を砕き、アシラ像を切り倒し、ユダとベニヤミンの全地、およびエフ
          ライムとマナセにある高き所と祭壇とを取りこわし、ついにこれをことごとく破壊した。そしてイスラエルの人々はおのおのその町々、そ
          の所領に帰った。
31:2
          ヒゼキヤは祭司およびレビびとの班を定め、班ごとにおのおのその勤めに従って、祭司とレビびとに燔祭と酬恩祭をささげさせ、主の営の門で勤めをし、感謝を
          し、さんびをさせた。
31:3
          また燔祭のために自分の財産のうちから王の分を出した。すなわち朝夕の燔祭および安息日、新月、定めの祭などの燔祭のために出して、主の律法にしるされて
          いるとおりにした。
31:4
          またエルサレムに住む民に、祭司とレビびとにその分を与えることを命じた。これは彼らをして主の律法に身をゆだねさせるためである。
31:5
          その命令が伝わるやいなや、イスラエルの人々は穀物、酒、油、蜜ならびに畑のもろもろの産物の初物を多くささげ、またすべての物の十分の一をおびただしく
          携えて来た。
31:6
          ユダの町々に住んでいたイスラエルとユダの人々もまた牛、羊の十分の一ならびにその神、主にささげられた奉納物を携えて来て、これを積み重ねた。
31:7
          三月にこれを積み重ねることを始め、七月にこれを終った。
31:8
          ヒゼキヤおよびつかさたちは来て、その積み重ねた物を見、主とその民イスラエルを祝福した。
31:9
          そしてヒゼキヤがその積み重ねた物について祭司およびレビびとに問い尋ねた時、
31:10
          ザドクの家から出た祭司の長アザリヤは彼に答えて言った、「民が主の宮に供え物を携えて来ることを始めてからこのかた、われわれは飽きるほど食べたが、た
          くさん残りました。主がその民を恵まれたからです。それでわれわれは、このように多くの残った物をもっているのです」。
31:11
          そこでヒゼキヤは主の宮のうちに室を設けることを命じたので、彼らはこれを設け、
31:12
          その供え物の十分の一および奉納物を忠実に携え入れた。これをつかさどる者のかしらはレビびとコナニヤで、その兄弟シメイは彼に次ぐ者となり、
31:13
          エヒエル、アザジヤ、ナハテ、アサヘル、エレモテ、ヨザバデ、エリエル、イスマキヤ、マハテ、ベナヤらは、ヒゼキヤ王および神の宮のつかさアザリヤの任命
          によって、コナニヤおよびその兄弟シメイを助けて、その監督者となった。
31:14
          東の門を守る者レビびとイムナの子コレは、神にささげる自発のささげ物をつかさどり、主の供え物および最も聖なる物を分配した。
31:15
          彼を助ける者はエデン、ミニヤミン、エシュア、シマヤ、アマリヤおよびシカニヤで、皆祭司の町々でその兄弟たちに、班によって、老若ひとしく忠実に分配し
          た。
31:16
          ただしすべて登録された三歳以上の男子で主の宮に入り、その班に従って日々の職分をつくし、その受持の勤めをなす者は除かれた。
31:17
          祭司の登録はその氏族によってなされ、二十歳以上のレビびとの登録はその班により、その受持にしたがってなされた。
31:18
          また祭司はその幼な子、その妻、そのむすこ、その娘、全会衆と共に登録した。彼らは忠実に身を聖なる事にささげたからである。
31:19
          また町々の放牧地におるアロンの子孫である祭司たちのためには、町ごとに人を名ざし選んで、祭司のうちのすべての男およびレビびとのうちの登録されたすべ
          ての者に、その分を与えさせた。
31:20
          ヒゼキヤはユダ全国にこのようにし、良い事、正しい事、忠実な事をその神、主の前に行った。
31:21
          彼がその神を求めるために神の宮の務につき、律法につき、戒めについて始めたわざは、ことごとく心をつくして行い、これをなし遂げた。
        
      
      
文語訳1917
        31:1
        この事すべて終りしかば其處に在しイスラエル人みなユダの邑々に出ゆき柱像を碎きアシラ像を斫たふしユダとベニヤミンの全地より崇邱と祭壇を崩し絶ちエフ
        ライム、マナセにも及ぼして遂にまつたく之を毀ち而してイスラエルの子孫おのおのその邑々に還りて己の?業にいたれり
        31:2
        ヒゼキヤ祭司およびレビ人の班列を定めその班列にしたがひて各々にその職を行はしむ即ち祭司とレビ人をして燔祭および酬恩祭を献げしめヱホバの營の門にお
        いて奉事をなし感謝をなし讃美をなさしめ
        31:3
        また己の財?の中より王の分を出して燔祭のためにす即ち朝夕の燔祭および安息日朔日節會などの燔祭のために之を出してヱホバの律法に記さるる如くす
        31:4 彼またヱルサレムに住む民に祭司とレビ人にその分を與へんことを命ず是かれらをしてヱホバの律法に身を委ねしめんとてなり
        31:5
        其命令の傳はるや否やイスラエルの子孫穀物酒油蜜ならびに田野の諸の?物の初を多く献げまた一切の物の什一を夥多しく携へきたる
        31:6
        ユダの邑々に住るイスラエルとユダの子孫もまた牛羊の什一ならびにその神ヱホバに納むべき聖物の什一を携へきたりてこれを積疊ぬ
        31:7 三月に之を積疊ぬることを始め七月にいたりて之を終れり
        31:8 ヒゼキヤおよび牧伯等きたりて其積疊ねたる物を見ヱホバとその民イスラエルを祝せり
        31:9 ヒゼキヤその積疊ねたる物の事を祭司とレビ人に問尋ねければ
        31:10
        ザドクの家より出し祭司の長アザリヤ彼に應へて言けるは民ヱホバの室に禮物を携ふることを始めしより以來我儕飽までに食ひしがその餘れる所はなはだ多しヱ
        ホバその民をめぐみたまひたればなりその餘れる所かくのごとく夥多しと
        31:11 ヒゼキヤ、ヱホバの家の内に室を設くることを命じければ則ちこれを設け
        31:12 忠實にその禮物什一および奉納物を携へいれりレビ人コナニヤこれを主どりその兄弟シメイこれに副ふ
        31:13
        ヱヒエル、アザジヤ、ナハテ、アサヘル、ヱレモテ、ヨザバデ、ヱリエル、イスマキヤ、マハテ、ベナヤ等ヒゼキヤ王および神の室の宰アザリヤの命に依りコナ
        ニヤ及びその兄弟シメイの手下につきてこれが監督者となる
        31:14 東の門を守る者レビ人ヱムナの子コレ神に献ぐる誠意よりの禮物を司どりてヱホバの献納物および至聖物を頒つ
        31:15
        その手につく者はエデン、ミニヤミン、ヱシユア、シマヤ、アマリヤおよびシカニヤみな祭司の邑々に居てその職を盡しその兄弟に班列に依て之を頒つ大小とも
        に均し
        31:16
        此外にまた凡て名簿に載たる男子三歳以上にしてヱホバの室に入りその班列にしたがひて日々の職分を盡し擔任の勤務を爲すところの者に之を頒つ
        31:17 またその宗家にしたがひて名簿に載られその班列にしたがひて擔任の事を執行ふところの祭司および二十歳以上のレビ人
        31:18
        ならびに名簿に載たるその小き者その妻その男子その女子などに盡く之を頒つ會中すべて然り即ち彼等は潔白忠實にその職を盡せり
        31:19
        また邑々の郊地に居るアロンの子孫たる祭司等のためには邑ごとに人を名指し選び祭司の中の一切の男およびレビ人の中の名簿に載せたる一切の者にその分を予
        へしむ
        31:20 ヒゼキヤ、ユダ全國に斯のごとく爲し善事正き事忠實なる事をその神ヱホバの前に行へり
        31:21 凡てその神の室の職務につき律法につき誡命につきて行ひ始めてその神を求めし工は悉く心をつくして行ひてこれを成就たり
        
        
 
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
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(英)AUTHORIZED
                KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
                1994
 
・・・・
 
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
                YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
 
・・・・
 
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
                & TODD 1985
 
・・・・
 
(独)DIE
                BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
                BIBELGESELLSCHAFT 1984
 
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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  
 
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