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列王記 下 8:1−6   

シュネムの婦人への返還

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
001
エリシャは、以前その息子を生き返らせてやった婦人に言った、「家族と一緒に、立ってここを去り、どこか住 める所に身を寄せなさい。主がこの地に飢饉を呼び起こされ、これから七年間続くからだ」。

002婦人はただちに神の人が言った とおりにし、家族とともに立ち去り、七年間ペリシテ人の地に身を寄せた。

003七年たって婦人はペリシテ人の 地から帰り、自分の家と畑のことで王に訴え出た。

004その時、王は神の人の従者ゲハ ジと話しており、彼に「エリシャが行った大いなる業をすべて話してくれ」と言っていたところだった。

005エリシャが死人を生き返らせた ことをゲハジが王に話していると、ちょうどそこに、かつて息子を生き返らせてもらった婦人が、自分の家と畑のことで王に訴えるため やって来た。ゲハジは、「わが主君、王さま、これがその婦人で、これがエリシャが生き返らせた彼女の子です」と言った。

006王の問いに応じて、彼女は王に 事の次第を話した。王は彼女のために、一人の宦官に命じた、「この婦人のすべての財産と、彼女が国を去った日から今までその畑から収 穫したすべてのものを返しなさい」。


 

新共同訳1987

8:1 エリシャは、かつてその子供を生き返らせてやったことのある婦人に言った。「あなたは家族と共に立ち去り、住める所に移り住みなさい。主が飢饉を呼び起こ し、それはこの地にも及んで七年も続くからだ。」

8:2 婦人は直ちに神の人の言葉どおりに行動し、家族と共に立ち去り、ペリシテ人の地に七年間住んだ。

8:3 七年たってから、その婦人はペリシテ人の地から帰り、王のもとに自分の家と畑の返還を求めて訴え出た。

8:4 そのとき、王は神の人の従者ゲハジに話しかけ、「エリシャの行った大いなる業をすべて語り聞かせてくれ」と言っていた。

8:5 神の人が死人を生き返らせたことをゲハジが王に語り聞かせていると、ちょうどそのとき、かつて子供を生き返らせてもらった婦人が、自分の家と畑のことで訴 えに来たのであった。ゲハジは、「わたしの主君、王よ、これがその婦人です。またこれがその子で、エリシャはこの子を生き返らせたの です」と言った。

8:6 婦人は王の求めに応じてその事実を語った。そこで王は彼女のために、一人の宦官に次のように命じた。「この婦人の物をすべて返しなさい。またこの地を後に した日から今に至るまでの畑のすべての収穫も返しなさい。」

 

新改訳1970

8:1 エリシャは、かつて子どもを生き返らせてやったあの女に言った。「あなたは家族の者たちと旅に立ち、あなたがとどまっていたい所に、しばらくとどまってい なさい。主がききんを起こされたので、この国は七年間、ききんに見舞われるから。」

8:2 そこで、この女は神の人のことばに従って出発し、家族の者を連れてペリシテ人の地に行き、七年間滞在した。

8:3 七年たって後、彼女はペリシテ人の地から戻って来て、自分の家と畑を得ようと王に訴え出た。

8:4 そのころ、王は神の人に仕える若い者ゲハジに、「エリシャが行なったすばらしいことを、残らず私に聞かしてくれ。」と言って、話していた。

8:5 彼が王に、死人を生き返らせたあのことを話していると、ちょうどそこに、子どもを生き返らせてもらった女が、自分の家と畑のことについて王に訴えに来た。 そこで、ゲハジは言った。「王さま。これがその女です。これが、エリシャが生き返らせたその子どもです。」

8:6 王が彼女に尋ねると、彼女は王にそのことを話した。そこで、王は彼女のためにひとりの宦官に命じて言った。「彼女の物は全部返してやりなさい。それに、彼 女がこの地を離れた日から、きょうまでの畑の収穫もみな、返してやりなさい。」

 

口語訳1955

8:1 エリシャはかつて、その子を生きかえらせてやった女に言ったことがある。「あなたは、ここを立って、あなたの家族と共に行き、寄留しようと思う所に寄留し なさい。主がききんを呼び下されたので、七年の間それがこの地に臨むから」。

8:2 そこで女は立って神の人の言葉のようにし、その家族と共に行ってペリシテびとの地に七年寄留した。

8:3 七年たって後、女はペリシテびとの地から帰ってきて、自分の家と畑のために王に訴えようと出ていった。

8:4 時に王は神の人のしもべゲハジにむかって「エリシャがしたもろもろの大きな事をわたしに話してください」と言って、彼と物語っていた。

8:5 すなわちエリシャが死人を生きかえらせた事を、ゲハジが王と物語っていたとき、その子を生きかえらせてもらった女が、自分の家と畑のために王に訴えてきた ので、ゲハジは言った、「わが主、王よ、これがその女です。またこれがその子で、エリシャが生きかえらせたのです」。

8:6 王がその女に尋ねると、彼女は王に話したので、王は彼女のためにひとりの役人に命じて言った、「すべて彼女に属する物、ならびに彼女がこの地を去った日か ら今までのその畑の産物をことごとく彼女に返しなさい」。

 


文 語訳1917
8:1 エリシヤ甞てその子を甦へらせて與へし婦に言しことあり曰く汝起て汝の家族とともに往き汝の寄寓んとおもふ處に寄寓れ其はヱホバ饑饉を呼くだしたまひたれ ば七年の間この地に臨むべければなりと
8:2 是をもて婦起て神の人の言のごとくに爲しその家族とともに往てペリシテ人の地に七年寄寓ぬ
8:3 かくて七年を經て後婦人ペリシテ人の地より歸りしが自己の家と田畝のために王に呼もとめんとて往り
8:4 時に王は神の人の僕ゲハジにむかひ請ふエリシヤが爲し諸の大なる事等を我に告よと言てこれと談話をる
8:5 即ち彼エリシヤが死人を甦らせしことを王にものがたりをる時にその子を彼が甦らせし婦自己の家と田畝のために王に呼もとめければゲハジ言ふわが主王よ是す なはちその婦人なり是すなはちエリシヤが甦らせしその子なり
8:6 王すなはちその婦に尋ねけるにこれを陳たれば王彼のために一人の官吏を派出して言ふ凡て彼に屬する物並に彼がこの地を去し日より今にいたるまでの其田畝 の?出物を悉く彼に還せよと


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

・・・・

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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列王記 下 8:7−15  

アラムの王に関するエリシャの預言

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
007
エリシャがダマスコに来たとき、アラムの王ベン・ハダドは病気であった。王は、「神の人がここに来た」と知 らされると、

008ハザエルに言った、「贈り物を 持って神の人を迎えに行き、わたしの病気が治るかどうか、あの人を通して主に伺いを立ててくれ」。

009ハザエルは、贈り物としてダマ スコのあらゆる善いものをらくだ四十頭に積んで携え、エリシャを迎えに行った。ハザエルは来てエリシャの前に立って言った、「あなた の子、アラムの王ベン・ハダドが、『わたしのこの病気が治るか』と問い合わせるために、わたしを遣わしました」。

010エリシャは言った、「行って王 に、『あなたは必ず治る』と言いなさい。だが主は、彼が必ず死ぬことをわたしに示された」。

011神の人は顔をこわばらせて長い こと呆然としていたが、それから泣き出した。

012「なぜ、わたしのあるじはお泣 きになるのですか」とハザエルが尋ねると、エリシャは答えた、「わたしは、あなたがイスラエルの子らに危害を加えるのを知っているか らだ。あなたは彼らの砦に火を放ち、若者たちを剣にかけて殺し、幼い子らを打ち砕き、妊婦たちを切り裂くだろう」。

013ハザエルが、「あなたの僕、犬 にすぎない者に、どうしてそんな大それたことができましょうか」と言うと、エリシャは言った、「主はあなたがアラムの王になること を、わたしに示された」。

014彼はエリシャのもとを去り、自 分の主君の所に帰った。王が「エリシャはお前に何と言ったか」と尋ねたので、「あなたは必ず治るとわたしに言いました」と彼は答え た。

015しかし、次の日、彼は布を取っ て水に浸し、王の顔を覆ったので、王は死んだ。ハザエルが彼に代わって王となった。


 

新共同訳1987

8:7 エリシャがダマスコに来たとき、アラムの王ベン・ハダドは病気であった。「神の人がここに来た」と知らせる者があって、

8:8 王はハザエルに言った。「贈り物を持って神の人を迎えに行き、わたしのこの病気が治るかどうか、彼を通して主の御旨を尋ねよ。」

8:9 ハザエルは贈り物としてダマスコのすべての価値あるものをらくだ四十頭に載せて携え、エリシャを迎えに行った。彼はエリシャの前に立って言った。「あなた の子、アラムの王ベン・ハダドがわたしをあなたに遣わしました。この病気が治るかどうかと言っています。」

8:10 エリシャは言った。「行って王に言うがいい。『あなたは必ず治る』と。しかし、主は彼が必ず死ぬことをわたしに示された。」

8:11 神の人は、ハザエルが恥じ入るほど、じっと彼を見つめ、そして泣き出したので、

8:12 ハザエルは、「どうしてあなたは泣かれるのですか」と尋ねた。エリシャは答えた。「わたしはあなたがイスラエルの人々に災いをもたらすことを知っているか らです。あなたはその砦に火を放ち、若者を剣にかけて殺し、幼子を打ちつけ、妊婦を切り裂きます。」

8:13 ハザエルは、「この僕、この犬にどうしてそんな大それた事ができましょうか」と言ったが、エリシャは、「主はあなたがアラムの王になることをわたしに示さ れた」と答えた。

8:14 彼はエリシャのもとを離れ、自分の主君のところに帰ると、王は、「エリシャはお前に何と言ったか」と尋ねたので、「必ず治ると彼は言いました」と答えた。

8:15 しかし翌日、彼は布を取って水に浸し、王の顔を覆ったので、王は死んだ。ハザエルが彼に代わって王となった。

 

新改訳1970

8:7 エリシャがダマスコに行ったとき、アラムの王ベン・ハダデは病気であったが、彼に「神の人がここまで来ました。」という知らせがあった。

8:8 王はハザエルに言った。「贈り物を持って行って、神の人を迎え、私のこの病気が直るかどうか、あの人を通して主のみこころを求めてくれ。」

8:9 そこで、ハザエルはダマスコのあらゆる良い物をらくだ四十頭に載せ、贈り物として携えて、彼を迎えに行った。彼は神の人の前に行って立ち、そして言った。 「あなたの子、アラムの王ベン・ハダデが、『この病気は直るであろうか。』と言ってあなたのところへ私をよこしました。」

8:10 エリシャは彼に言った。「行って、『あなたは必ず直る。』と彼に告げなさい。しかし、主は私に、彼が必ず死ぬことも示された。」

8:11 神の人は、彼が恥じるほど、じっと彼を見つめ、そして泣き出したので、

8:12 ハザエルは尋ねた。「あなたさまは、なぜ泣くのですか。」エリシャは答えた。「私は、あなたがイスラエルの人々に害を加えようとしていることを知っている からだ。あなたは、彼らの要塞に火を放ち、その若い男たちを剣で切り殺し、幼子たちを八裂にし、妊婦たちを切り裂くだろう。」

8:13 ハザエルは言った。「しもべは犬にすぎないのに、どうして、そんなだいそれたことができましょう。」しかし、エリシャは言った。「主は私に、あなたがアラ ムの王になると、示されたのだ。」

8:14 彼はエリシャのもとを去り、自分の主君のところに帰った。王が彼に、「エリシャはあなたに何と言ったか。」と尋ねると、彼は、「あなたは必ず直る、と彼は 言いました。」と答えた。

8:15 しかし、翌日、ハザエルは毛布を取って、それを水に浸し、王の顔にかぶせたので、王は死んだ。こうして、ハザエルは彼に代わって王となった。

 

口語訳1955

8:7 さてエリシャはダマスコに来た。時にスリヤの王ベネハダデは病気であったが、「神の人がここに来た」と告げる者があったので、

8:8 王はハザエルに言った、「贈り物を携えて行って神の人を迎え、彼によって主に『わたしのこの病気はなおりましょうか』と言って尋ねなさい」。

8:9 そこでハザエルは彼を迎えようと、ダマスコのもろもろの良い物をらくだ四十頭に載せ、贈り物として携え行き、エリシャの前に立って言った、「あなたの子、 スリヤの王ベネハダデがわたしをあなたにつかわして、『わたしのこの病気はなおりましょうか』と言わせています」。

8:10 エリシャは彼に言った、「行って彼に『あなたは必ずなおります』と告げなさい。ただし主はわたしに、彼が必ず死ぬことを示されました」。

8:11 そして神の人がひとみを定めて彼の恥じるまでに見つめ、やがて泣き出したので、

8:12 ハザエルは言った、「わが主よ、どうして泣かれるのですか」。エリシャは答えた、「わたしはあなたがイスラエルの人々にしようとする害悪を知っているから です。すなわち、あなたは彼らの城に火をかけ、つるぎをもって若者を殺し、幼な子を投げうち、妊娠の女を引き裂くでしょう」。

8:13 ハザエルは言った、「しもべは一匹の犬にすぎないのに、どうしてそんな大きな事をすることができましょう」。エリシャは言った、「主がわたしに示されまし た。あなたはスリヤの王となるでしょう」。

8:14 彼がエリシャのもとを去って、主君のところへ行くと、「エリシャはあなたになんと言ったか」と尋ねられたので、「あなたが必ずなおるでしょうと、彼はわた しに告げました」と答えた。

8:15 しかし翌日になってハザエルは布を取って水に浸し、それをもって王の顔をおおったので、王は死んだ。ハザエルは彼に代って王となった。

 


文 語訳1917
8:7 エリシヤ、ダマスコに至れる事あり時にスリアの王ベネハダデ病にかかりをりしがこれにつげて神の人此にきたると言ふ者ありければ
8:8 王ハザエルに言ふ汝手に禮物をとり往て神の人を迎へ彼によりてヱホバに吾この病は愈るやと言て問へ
8:9 是においてハザエルかれを迎へんとて出往きダマスコのもろもろの佳物駱駝に四十駄を禮物に携へて到りて彼の前に立ち曰けるは汝の子スリアの王ベネハダデ我 を汝につかはして吾この病は愈るやと言しむ
8:10 エリシヤかれに言けるは往てかれに汝はかならず愈べしと告よ但しヱホバかれはかならず死んと我にしめしたまふなり
8:11 而して神の人瞳子をさだめて彼の羞るまでに見つめ乃て哭いでたれば
8:12 ハザエルわが主よ何て哭たまふやと言ふにエリシヤ答へけるは我汝がイスラエルの子孫になさんところの害惡を知ばなり即ち汝は彼等の城に火をかけ壯年の人を 劍にころし子等を挫ぎ孕女を刳ん
8:13 ハザエル言けるは汝の僕は犬なるか何ぞ斯る大なる事をなさんエリシヤ答へけるはヱホバ我にしめしたまふ汝はスリアの王となるにいたらん
8:14 斯て彼エリシヤを離れて去てその主君にいたるにエリシヤは汝に何と言しやと尋ければ答へて彼汝はかならず愈るあらんと我に告たりと言ふ
8:15 翌日にいたりてハザエル粗き布をとりて水に浸しこれをもて王の面を覆ひたれば死りハザエルすなはち之にかはりて王となる



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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 ルカ 19:41

19:41 いよいよ都の近くにき て、それが見えたとき、そのために泣いて言われた、

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ルカ 19:41

19:41 いよいよ都の近くにき て、それが見えたとき、そのために泣いて言われた、

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 ルカ 19:41-44

19:41 エルサレムに近づき、都が見えたとき、イエスはその都のために泣いて、

19:42 言われた。「もしこの日に、お前も平和への道をわきまえていたなら……。しかし今は、それがお前には見えない。

19:43 やがて時が来て、敵が周りに堡塁を築き、お前を取り巻いて四方から攻め寄せ、

19:44 お前とそこにいるお前の子らを地にたたきつけ、お前の中の石を残らず崩してしまうだろう。それは、神の訪れてくださる時をわきまえなかったからである。」

 

新共同 マタ 21:7

21:7 ろばと子ろばを引いて来て、その上に服をかけると、イエスはそれにお乗りになった。

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ルカ 19:41

19:41 エルサレムに近づき、都が見えたとき、イエスはその都のために泣いて、

 

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列王記 下 8:16−24 

ユダの王ヨラム

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
016
イスラエルの王アハブの子ヨラムの治世第五年に――ヨ シャファトがユダの王であったが――ユダの王ヨシャファトの子ヨラムが王と なった。

017彼は三十二歳で王となり、八年 間、エルサレムで王位にあった。

018彼はアハブの娘を妻としていた ので、アハブの家が行ったように、イスラエルの王たちの道を歩み、主が悪と思われることを行った。

019しかし、主は、その僕ダビデの 故に、ユダを滅ぼそうとはされなかった。主は、ダビデとその子孫のために、常にともしびを燃やし続けると約束されたからである。

020ヨラムの治世にエドムがユダの 支配から脱し、自分たちの王を立てた。

021ヨラムは全戦車隊を率いてツァ イルに渡った。彼は、自分を包囲していたエドム人と戦車隊長たちに夜襲をかけ、打ち破った。しかし、彼の兵士たちは自分たちの家に逃 げ帰った。

022こうしてエドムはユダの支配に 背き、今日に至っている。同じころ、リブナが背いた。

023ヨラムの他の事績と彼の行った すべてのことは『ユダの王の歴代誌』に記されている。

024ヨラムは先祖とともに眠りに就 き、先祖とともにダビデの町に葬られた。その子アハズヤがヨラムに代わって王となった。


 

新共同訳1987

8:16 イスラエルの王アハブの子ヨラムの治世第五年に、――ヨシャファトがユダの王であったが――ユダの王ヨシャファトの子ヨラムが王となった。

8:17 彼は三十二歳で王となり、八年間エルサレムで王位にあった。

8:18 彼はアハブの娘を妻としていたので、アハブの家が行ったように、イスラエルの王たちの道を歩み、主の目に悪とされることを行った。

8:19 しかし、主はその僕ダビデのゆえに、ユダを滅ぼそうとはされなかった。主は、ダビデとその子孫に絶えずともし火を与えると約束されたからである。

8:20 ヨラムの治世に、エドムがユダに反旗を翻してその支配から脱し、自分たちの王を立てた。

8:21 ヨラムは全戦車隊を率いてツァイルに進み、夜襲を試みて、自分を包囲するエドム兵とその戦車隊の長たちを打ち破った。しかし、その民は自分の天幕に逃げ 帰った。

8:22 こうしてエドムはユダに反旗を翻してその支配から脱し、今日に至っている。そのころ、同時にリブナが反旗を翻した。

8:23 ヨラムの他の事績、彼の行ったすべての事は、『ユダの王の歴代誌』に記されている。

8:24 ヨラムは先祖と共に眠りにつき、先祖と共にダビデの町に葬られた。その子アハズヤがヨラムに代わって王となった。

 

新改訳1970

8:16 イスラエルの王アハブの子ヨラムの第五年に――ヨシャパテがユダの王であったが――ユダの王ヨシャパテの子ヨラムが王となった。

8:17 彼は三十二歳で王となり、エルサレムで八年間、王であった。

8:18 彼はアハブの家の者がしたように、イスラエルの王たちの道に歩んだ。アハブの娘が彼の妻であったからである。彼は主の目の前に悪を行なったが、

8:19 主は、そのしもべダビデに免じて、ユダを滅ぼすことを望まれなかった。主はダビデとその子孫にいつまでもともしびを与えようと、彼に約束されたからであ る。

8:20 ヨラムの時代に、エドムがそむいて、ユダの支配から脱し、自分たちの上に王を立てた。

8:21 ヨラムは、すべての戦車を率いてツァイルへ渡って行き、夜襲を試み、彼を包囲していたエドムと戦車隊長たちを打ったので、その民は自分の天幕に逃げ帰っ た。

8:22 しかしなお、エドムはそむいて、ユダの支配から脱した。今日もそうである。リブナもまた、その時にそむこうとした。

8:23 ヨラムのその他の業績、彼の行なったすべての事、それはユダの王たちの年代記の書にしるされているではないか。

8:24 ヨラムは彼の先祖たちとともに眠り、先祖たちとともにダビデの町に葬られた。彼の子アハズヤが代わって王となった。

 

口語訳1955

8:16 イスラエルの王アハブの子ヨラムの第五年に、ユダの王ヨシャパテの子ヨラムが位についた。

8:17 彼は王となったとき三十二歳で、八年の間エルサレムで世を治めた。

8:18 彼はアハブの家がしたようにイスラエルの王たちの道に歩んだ。アハブの娘が彼の妻であったからである。彼は主の目の前に悪をおこなったが、

8:19 主はしもべダビデのためにユダを滅ぼすことを好まれなかった。すなわち主は彼とその子孫に常にともしびを与えると、彼に約束されたからである。

8:20 ヨラムの世にエドムがそむいてユダの支配を脱し、みずから王を立てたので、

8:21 ヨラムはすべての戦車を従えてザイルにわたって行き、その戦車の指揮官たちと共に、夜のうちに立ちあがって、彼を包囲しているエドムびとを撃った。しかし ヨラムの軍隊は天幕に逃げ帰った。

8:22 エドムはこのようにそむいてユダの支配を脱し、今日に至っている。リブナもまた同時にそむいた。

8:23 ヨラムのその他の事績および彼がしたすべての事は、ユダの歴代志の書にしるされているではないか。

8:24 ヨラムはその先祖たちと共に眠って、ダビデの町にその先祖たちと共に葬られ、その子アハジヤが代って王となった。

 



文 語訳1917
8:16 イスラエルの王アハブの子ヨラムの五年にはヨシヤパテ尚ユダの王たりき此年にユダの王ヨシヤバテの子ヨラム位に即り
8:17 彼は位に即し時三十二歳にして八年の間エルサレムにて世を治めたり
8:18 彼はアハブの家のなせるがごとくにイスラエルの王等の道を行へりアハブの女かれの妻なりければなり斯彼はヱホバの目の前に惡をなせしかども
8:19 ヱホバその僕ダビデのためにユダを滅すことを好みたまはざりき即ち彼にその子孫によりて恒に光明を與んと言たまひしがごとし
8:20 ヨラムの代にエドム叛きてユダの手に服せず自ら王を立たれば
8:21 ヨラムその一切の戰車をしたがへてザイルに渉りしが遂に夜の中に起あがりて自己を圍めるエドム人を撃ちその戰車の長等を撃り斯して民はその天幕に逃ゆきぬ
8:22 エドムは斯叛きてユダの手に服せずなりしが今日まで然り此時にあたりてリブナもまた叛けり
8:23 ヨラムのその餘の行爲およびその凡て爲たる事等はユダの王の歴代志の書に記さるるにあらずや
8:24 ヨラムその先祖等とともに寝りてダビデの邑にその先祖たちと同じく葬られその子アハジアこれに代りて王となれり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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列王記 下 8:25−29 

ユダの王アハズヤ

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
025
イスラエルの王アハブの子ヨラムの治世第十二年に、ヨラムの子アハズヤがユダの王となった。

026アハズヤは二十二歳で王とな り、一年間、エルサレムで王位にあった。その母は名をアタルヤといい、イスラエルの王オムリの娘であった。

027アハズヤはアハブの家の道を歩 み、アハブの家のように、主が悪と思われることを行った。彼はアハブの家と姻戚関係にあったからである。

028アハズヤはアハブの子ヨラムと ともにアラムの王ハザエルとラモト・ギレアドで戦うために出陣した。しかしアラム人はヨラムに傷を負わせた。

029ヨラム王は、アラムの王ハザエ ルとラマで戦ったとき、アラム人に負わされた傷を癒やすために、イズレエルに戻った。ユダの王、ヨラムの子アハズヤは、病床のアハブ の子ヨラムを見舞うため、イズレエルに下って行った。



 

新共同訳1987

8:25 イスラエルの王、アハブの子ヨラムの治世第十二年に、ユダの王ヨラムの子アハズヤが王となった。

8:26 アハズヤは二十二歳で王となり、一年間エルサレムで王位にあった。その母は名をアタルヤといい、イスラエルの王オムリの孫娘であった。

8:27 アハズヤはこのようにアハブの家と姻戚関係にあったため、アハブの家の道を歩み、アハブの家と同じように主の目に悪とされることを行った。

8:28 彼はアハブの子ヨラムと共にアラムの王ハザエルと戦うため、ラモト・ギレアドに行った。しかし、アラム兵がヨラムに傷を負わせた。

8:29 ヨラム王は、アラムの王ハザエルとのラマにおける戦いでアラム兵に負わされた傷をいやすため、イズレエルに戻った。ユダの王、ヨラムの子アハズヤは、病床 にあるアハブの子ヨラムを見舞うため、イズレエルに下って行った。

 

新改訳1970

8:25 イスラエルの王アハブの子ヨラムの第十二年に、ユダの王ヨラムの子アハズヤが王となった。

8:26 アハズヤは二十二歳で王となり、エルサレムで一年間、王であった。彼の母の名はアタルヤといい、イスラエルの王オムリの孫娘であった。

8:27 彼はアハブの家の道に歩み、アハブの家にならって主の目の前に悪を行なった。彼自身アハブ家の婿になっていたからである。

8:28 彼はアハブの子ヨラムとともに、アラムの王ハザエルと戦うため、ラモテ・ギルアデに行ったが、アラム人はヨラムに傷を負わせた。

8:29 ヨラム王は、アラムの王ハザエルと戦ったときにラマでアラム人に負わされた傷をいやすため、イズレエルに帰って来た。ユダの王ヨラムの子アハズヤは、アハ ブの子ヨラムが病気であったので、彼を見舞いにイズレエルに下って行った。

 

口語訳1955

8:25 イスラエルの王アハブの子ヨラムの第十二年にユダの王ヨラムの子アハジヤが位についた。

8:26 アハジヤは王となったとき二十二歳で、エルサレムで一年世を治めた。その母は名をアタリヤと言って、イスラエルの王オムリの孫娘であった。

8:27 アハジヤはまたアハブの家の道に歩み、アハブの家がしたように主の目の前に悪をおこなった。彼はアハブの家の婿であったからである。

8:28 彼はアハブの子ヨラムと共に行って、スリヤの王ハザエルとラモテ・ギレアデで戦ったが、スリヤびとらはヨラムに傷を負わせた。

8:29 ヨラム王はそのスリヤの王ハザエルと戦うときにラマでスリヤびとに負わされた傷をいやすため、エズレルに帰ったが、ユダの王ヨラムの子アハジヤはアハブの 子ヨラムが病んでいたので、エズレルに下って彼をおとずれた。

 

文語訳1917

8:25 イスラエルの王アハブの子ヨラムの十二年にユダの王ヨラムの子アハジア位に即り
8:26 アハジアは位に即し時二十二歳にしてエルサレムにて一年世を治めたりその母はイスラエルの王オムリの孫女にして名をアタリヤといふ
8:27 アハジアはアハブの家の道にあゆみアハブの家のごとくにヱホバの目の前に惡をなせり是かれはアハブの家の婿なりければなり
8:28 茲にアハブの子ヨラム自身ゆきてスリアの王ハザエルとギレアデのラモテに戰ひけるがスリア人等ヨラムに傷を負せたり
8:29 是に於てヨラム王はそのスリアの王ハザエルと戰ふにあたりてラマに於てスリア人に負せられたるところの傷を療さんとてヱズレルに歸れりユダの王ヨラムの子 アハジアはアハブの子ヨラムが病をるをもてヱズレルに下りて之を訪ふ


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

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(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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