列王記 下 24:20b−25:21
エルサレムの陥落
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
20章
列下 24:20b ゼデキヤはバビロンの王に反逆した。
25章
◆エルサレムの陥落
列下
25:1 そこで、バビロンの王ネブカドネツァルとその全軍は、ゼデキヤの治世第九年、第十の月の十日に、エルサレムに向けて出陣し、これに対して陣を敷
き、周囲に包囲壁を築いた。
列下 25:2 都は包囲され、ゼデキヤ王の治世第十一年に至った。
列下 25:3 第四の月の九日、都の中では飢えが厳しくなり、ついに国の民の食料が尽きてしまった。
列下
25:4 その時、都の一角が破られ、戦士たちは皆、夜中に王の園に近い二つの城壁の間にある門を通り抜けた。カルデア人が都を取り囲んでいたが、一群は
アラバ方面へと向かった。
列下 25:5 カルデア軍は王の後を追い、エリコの荒れ地で追いついた。王の軍勢は皆、王を見捨てて散って行った。
列下 25:6 カルデア軍は王を捕らえ、リブラにいるバビロンの王のもとに引き連れて行き、判決を言い渡した。
列下
25:7 そしてゼデキヤの子どもたちをその目の前で惨殺し、ゼデキヤの両目を潰し、青銅の足枷につないでバビロンに連行した。
列下
25:8 第五の月の七日、すなわちバビロンの王ネブカドネツァル王の治世第十九年に、バビロンの王の家臣、親衛隊長ネブザルアダンがエルサレムにやって
来た。
列下 25:9 そして主の神殿と王宮を焼き払い、エルサレムの建物をすべて、大きな建物もみな火で焼き尽くした。
列下 25:10 エルサレムの周囲の城壁は、親衛隊長の率いるカルデア軍が破壊した。
列下
25:11 都に残っていたその他の民、バビロンの王に投降した者、その他の群衆は、親衛隊長ネブザルアダンが捕囚として連れ去った。
列下 25:12 親衛隊長は、この地の貧しい民の一部を残し、ぶどう作りと土地を耕す者とした。
列下
25:13 カルデア人は、主の神殿にあった青銅の柱と台車、また主の神殿にあった青銅の「海」を打ち砕き、その青銅をバビロンへ運んだ。
列下 25:14 そして壺やシャベル、芯切り鋏、柄杓など、祭儀用の青銅でできた品々をことごとく奪い取った。
列下 25:15 また火皿、鉢など、金や銀でできたものは親衛隊長が奪い取った。
列下
25:16 ソロモンが主の神殿のために造らせた二本の柱、一つの「海」、台車など、それらすべてのものの青銅の重さは量りきれなかった。
列下
25:17 一本の柱の高さは十八アンマで、上には青銅の柱頭があった。柱頭の高さは三アンマで、柱頭の周りにはすべて青銅でできた格子模様とざくろの飾
りがあった。もう一本の柱も、格子模様まで同様であった。
列下 25:18 親衛隊長は、首席祭司セラヤと次席祭司ツェファンヤ、門衛三人を捕らえた。
列下
25:19 さらに、戦士を監督する一人の宦官、都にいた王の側近五人、国の民を徴兵する将軍の書記官、都にいた国の民六十人を捕らえた。
列下 25:20 親衛隊長ネブザルアダンは、彼らを捕らえ、リブラにいるバビロンの王のもとに連行した。
列下
25:21 バビロンの王は、ハマトの地リブラで彼らを打ち殺した。こうしてユダは自分の土地を追われ、捕囚の身となったのである。
フランシスコ会訳2013
24章
020bさて、ゼデキヤはバビロンの王に反逆した。
001彼の治世第九年の第十の月の十日
に、バビロンの王ネブカドネツァルは全軍を率いてエルサレムに向かって進軍した。彼はエルサレムに対して陣を敷き、周囲に塁壁を築いた。
002町は、ゼデキヤ王の第十一年まで包
囲されていたが、
003その月の九日に町の中で飢えがひど
くなり、国の民の食糧は尽きた。
004その時、町の城壁が破られた。カル
デア人が町を取り巻いていたが、すべての戦士たちは、王の園に近い二重の城壁の間にある門を通って、夜のうちに逃げ出した。王はアラバへ
の道を行った。
005カルデア軍は王の後を追い、エリコ
の平原で彼に追いついた。王の軍隊はみな、王を見捨てて散り散りになった。
006カルデア軍は王を捕らえ、リブラに
いたバビロンの王のもとに連れていき、裁きを言い渡した。
007彼らはゼデキヤの目の前で彼の子ら
を殺した。バビロンの王は彼の両眼をえぐり、青銅の足枷をはめてバビロンに連行した。
008第五の月の七日、バビロンの王ネブ
カドネツァルの第十九年に、バビロンの王の家来、親衛隊長ネブザルアダンがエルサレムに来た。
009彼は主の神殿、王の宮殿、エルサレ
ムのすべての家、つまり、おもだった家をすべて焼き払った。
010親衛隊長に同行したカルデア人の全
軍は、エルサレムの周囲の城壁を破壊した。
011町に残されていた敗残兵、バビロン
の王の側についた者、住民の残りの者を、親衛隊長ネブザルアダンは捕囚として移送した。
012しかし、その地の貧しい者の一部
は、親衛隊長によって、ぶどう畑や農場の労働者として残された。
013カルデア人は、主の神殿の青銅の
柱、台、主の神殿にあった青銅の「海」を砕き、その青銅をバビロンに運び去った。
014彼らは、また、壺、十能、芯切りば
さみ、柄杓、その他祭儀に用いられる青銅の器をことごとく奪った。
015親衛隊長は火皿、鉢など、金製品を
金のために、銀製品を銀のために、すべて奪った。
016ソロモンが主の神殿のために造った
二本の柱、一つの「海」、台、これらすべてのものの青銅の重さは量りきれなかった。
017一本の柱の高さは十八アンマで、先
端に青銅の柱頭があった。柱頭の高さは三アンマで、青銅の網目細工と柘榴が周りにあった。もう一本の柱も網目細工に至るまで同じであっ
た。
018親衛隊長は、祭司長セラヤ、次席祭
司ツェファンヤ、入り口を守る三人の者を捕らえた。
019また、戦士を指揮する宦官一人、町
にいた王の側近五人、国の民の徴兵を担当する長官の書記官、それに町にいた一般の人々六十人を町で捕らえた。
020親衛隊長ネブザルアダンは彼らを捕
らえ、ハマト地方のリブラにいるバビロンの王のもとへ連行した。
021バビロンの王は、リブラで彼らを打
ち殺した。
こうしてユダは自分の地を追われ、捕囚の身となった。
新共同訳1987
24:20b
ゼデキヤはバビロンの王に反旗を翻した。
25:1
ゼデキヤの治世第九年の第十の月の十日に、バビロンの王ネブカドネツァルは全軍を率いてエルサレムに到着し、陣を敷き、周りに堡塁を築いた。
25:2
都は包囲され、ゼデキヤ王の第十一年に至った。
25:3
その月の九日に都の中で飢えが厳しくなり、国の民の食糧が尽き、
25:4
都の一角が破られた。カルデア人が都を取り巻いていたが、戦士たちは皆、夜中に王の園に近い二つの城壁の間にある門を通って逃げ出した。王はアラバに向
かって行った。
25:5
カルデア軍は王の後を追い、エリコの荒れ地で彼に追いついた。王の軍隊はすべて王を離れ去ってちりぢりになった。
25:6
王は捕らえられ、リブラにいるバビロンの王のもとに連れて行かれ、裁きを受けた。
25:7
彼らはゼデキヤの目の前で彼の王子たちを殺し、その上でバビロンの王は彼の両眼をつぶし、青銅の足枷をはめ、彼をバビロンに連れて行った。
25:8
第五の月の七日、バビロンの王ネブカドネツァルの第十九年のこと、バビロンの王の家臣、親衛隊の長ネブザルアダンがエルサレムに来て、
25:9
主の神殿、王宮、エルサレムの家屋をすべて焼き払った。大いなる家屋もすべて、火を放って焼き払った。
25:10
また親衛隊の長と共に来たカルデア人は、軍をあげてエルサレムの周囲の城壁を取り壊した。
25:11
民のうち都に残っていたほかの者、バビロンの王に投降した者、その他の民衆は、親衛隊の長ネブザルアダンによって捕囚とされ、連れ去られた。
25:12
この地の貧しい民の一部は、親衛隊の長によってぶどう畑と耕地にそのまま残された。
25:13
カルデア人は主の神殿の青銅の柱、台車、主の神殿にあった青銅の「海」を砕いて、その青銅をバビロンへ運び去り、
25:14
壺、十能、芯切り鋏、柄杓など、祭儀用の青銅の器をことごとく奪い取った。
25:15
また親衛隊の長は、火皿、鉢など、金製品も銀製品もすべて奪い取った。
25:16
ソロモンが主の神殿のために作らせた二本の柱、一つの「海」、台車についていえば、これらすべてのものの青銅の重量は量りきれなかった。
25:17
一本の柱の高さは十八アンマで、その上に青銅の柱頭があり、その柱頭の高さが三アンマ、柱頭の周りには格子模様の浮き彫りとざくろがあって、このすべてが
青銅であった。もう一本の柱も格子模様の浮き彫りまで同様に出来ていた。
25:18
親衛隊の長は、祭司長セラヤ、次席祭司ツェファンヤ、入り口を守る者三人を捕らえた。
25:19
また彼は、戦士の監督をする宦官一人、都にいた王の側近五人、国の民の徴兵を担当する将軍の書記官、および都にいた国の民六十人を都から連れ去った。
25:20
親衛隊の長ネブザルアダンは彼らを捕らえて、リブラにいるバビロンの王のもとに連れて行った。
25:21
バビロンの王はハマト地方のリブラで彼らを打ち殺した。こうしてユダは自分の土地を追われて捕囚となった。
新改訳1970
24:20b
その後、ゼデキヤはバビロンの王に反逆した。
25:1
ゼデキヤの治世の第九年、第十の月の十日に、バビロンの王ネブカデネザルは、その全軍勢を率いてエルサレムを攻めに来て、これに対して陣を敷き、周囲に塁
を築いた。
25:2
こうして町はゼデキヤ王の第十一年まで包囲されていたが、
25:3
第四の月の九日、町の中では、ききんがひどくなり、民衆に食物がなくなった。
25:4
そのとき、町が破られ、戦士たちはみな夜のうちに、王の園のほとりにある二重の城壁の間の門の道から町を出た。カルデヤ人が町を包囲していたので、王はア
ラバへの道を行った。
25:5
カルデヤの軍勢が王のあとを追い、エリコの草原で彼に追いついたとき、王の軍隊はみな王から離れて散ってしまった。
25:6
そこでカルデヤ人は王を捕え、リブラにいるバビロンの王のところへ彼を連れ上り、彼に宣告を下した。
25:7
彼らはゼデキヤの子らを彼の目の前で虐殺した。王はゼデキヤの両目をえぐり出し、彼を青銅の足かせにつないで、バビロンへ連れて行った。
25:8
第五の月の七日――それは、バビロンの王ネブカデネザル王の第十九年であった。――バビロンの王の家来、侍従長ネブザルアダンがエルサレムに来て、
25:9
主の宮と王宮とエルサレムのすべての家を焼き、そのおもだった建物をことごとく火で焼いた。
25:10
侍従長といっしょにいたカルデヤの全軍勢は、エルサレムの回りの城壁を取りこわした。
25:11
侍従長ネブザルアダンは、町に残されていた残りの民と、バビロンの王に降伏した者たちと、残りの群衆を捕え移した。
25:12
しかし、侍従長は国の貧民の一部を残し、ぶどう作りと農夫とにした。
25:13
カルデヤ人は、主の宮の青銅の柱と、主の宮にある青銅の車輪つきの台と、海とを砕いて、その青銅をバビロンへ運んだ。
25:14
また、灰つぼ、十能、心切りばさみ、平皿、奉仕に用いるすべての青銅の器具を奪った。
25:15
また、侍従長は火皿、鉢など、純金、純銀のものを奪った。
25:16
ソロモンが主の宮のために作った二本の柱、一つの海、車輪つきの台、これらすべての器具の青銅の重さは、量りきれなかった。
25:17
一本の柱の高さは十八キュビトで、その上の柱頭も青銅で、その柱頭の高さは三キュビトであり、柱頭の回りに網細工と、ざくろがあって、それもみな青銅で、
他の柱も、網細工までも同様であった。
25:18
侍従長はさらに、祭司のかしらセラヤと次席祭司ゼパニヤと三人の入口を守る者を捕え、
25:19
戦士の指揮官であったひとりの宦官と、町にいた王の五人の側近と、一般の人々を徴兵する将軍の書記と、町にいた一般の人々六十人を、町から捕え去った。
25:20
侍従長ネブザルアダンは彼らを捕え、リブラにいるバビロンの王のところへ連れて行った。
25:21
バビロンの王は彼らを打ち、ハマテの地のリブラで殺した。こうして、ユダはその国から捕え移された。
口語訳1955
24:20b
さてゼデキヤはバビロンの王にそむいた。
25:1
そこでゼデキヤの治世の第九年の十月十日に、バビロンの王ネブカデネザルはもろもろの軍勢を率い、エルサレムにきて、これにむかって陣を張り、周囲にとり
でを築いてこれを攻めた。
25:2
こうして町は囲まれて、ゼデキヤ王の第十一年にまで及んだが、
25:3
その四月九日になって、町のうちにききんが激しくなり、その地の民に食物がなくなった。
25:4
町の一角がついに破れたので、王はすべての兵士とともに、王の園のかたわらにある二つの城壁のあいだの門の道から夜のうちに逃げ出して、カルデヤびとが町
を囲んでいる間に、アラバの方へ落ち延びた。
25:5
しかしカルデヤびとの軍勢は王を追い、エリコの平地で彼に追いついた。彼の軍勢はみな彼を離れて散り去ったので、
25:6
カルデヤびとは王を捕え、彼をリブラにいるバビロンの王のもとへ引いていって彼の罪を定め、
25:7
ゼデキヤの子たちをゼデキヤの目の前で殺し、ゼデキヤの目をえぐり、足かせをかけてバビロンへ連れて行った。
25:8
バビロンの王ネブカデネザルの第十九年の五月七日に、バビロンの王の臣、侍衛の長ネブザラダンがエルサレムにきて、
25:9
主の宮と王の家とエルサレムのすべての家を焼いた。すなわち火をもってすべての大きな家を焼いた。
25:10
また侍衛の長と共にいたカルデヤびとのすべての軍勢はエルサレムの周囲の城壁を破壊した。
25:11
そして侍衛の長ネブザラダンは、町に残された民およびバビロン王に降服した者と残りの群衆を捕え移した。
25:12
ただし侍衛の長はその地の貧しい者を残して、ぶどうを作る者とし、農夫とした。
25:13
カルデヤびとはまた主の宮の青銅の柱と、主の宮の洗盤の台と、青銅の海を砕いて、その青銅をバビロンに運び、
25:14
またつぼと、十能と、心切りばさみと、香を盛る皿およびすべて神殿の務に用いる青銅の器、
25:15
また心取り皿と鉢を取り去った。侍衛の長はまた金で作った物と銀で作った物を取り去った。
25:16
ソロモンが主の宮のために造った二つの柱と、一つの海と洗盤の台など、これらのもろもろの器の青銅の重さは量ることができなかった。
25:17
一つの柱の高さは十八キュビトで、その上に青銅の柱頭があり、柱頭の高さは三キュビトで、柱頭の周囲に網細工とざくろがあって、みな青銅であった。他の柱
もその網細工もこれと同じであった。
25:18
侍衛の長は祭司長セラヤと次席の祭司ゼパニヤと三人の門を守る者を捕え、
25:19
また兵士をつかさどるひとりの役人と、王の前にはべる者のうち、町で見つかった者五人と、その地の民を募った軍勢の長の書記官と、町で見つかったその地の
民六十人を町から捕え去った。
25:20
侍衛の長ネブザラダンは彼らを捕えて、リブラにいるバビロンの王のもとへ連れて行ったので、
25:21
バビロンの王はハマテの地のリブラで彼らを撃ち殺した。このようにしてユダはその地から捕え移された。
文語訳1917
24:20
ヱルサレムとユダに斯る事ありしはヱホバの震怒による者にしてヱホバつひにその人々を自己の前よりはらひ棄たまへり偖またゼデキヤはバビロンの王に叛けり
25:1
茲にゼデキヤの代の九年の十月十日にバビロンの王ネブカデネザルその諸軍勢を率てヱルサレムに攻きたりこれにむかひて陣を張り周圍に雲梯を建てこれを攻た
り
25:2 かくこの邑攻かこまれてゼデキヤ王の十一年にまでおよびしが
25:3 その四月九日にいたりて城邑の中饑ること甚だしくなりその地の民食物を得ざりき
25:4
是をもて城邑つひに打破られければ兵卒はみな王の園の邊なる二箇の石垣の間の途より夜の中に逃いで皆平地の途にしたがひておちゆけり時にカルデア人は城邑
を圍みをる
25:5 茲にカルデア人の軍勢王を追ゆきヱリコの平地にてこれに追つきけるにその軍勢みな彼を離れて散しかば
25:6 カルデア人王を執へてこれをリブラにをるバビロンの王の許に曳ゆきてその罪をさだめ
25:7 ゼデキヤの子等をゼデキヤの目の前に殺しゼデキヤの目を抉しこれを鋼索につなぎてバビロンにたづさへゆけり
25:8 バビロンの王ネブカデネザルの代の十九年の五月七日にバビロンの王の臣侍衛の長ネブザラダン、ヱルサレムにきたり
25:9 ヱホバの室と王の室を燒き火をもてヱルサレムのすべての室と一切の大なる室を燒り
25:10 また侍衛の長とともにありしカルデア人の軍勢ヱルサレムの四周の石垣を毀てり
25:11 侍衛の長ネブザラダンすなはち邑に遺されし殘餘の民およびバビロンの王に降りし降人と群衆の殘餘者を?へうつせり
25:12 但し侍衛の長その地の或貧者をのこして葡萄をつくる者となし農夫となせり
25:13 カルデア人またヱホバの家の銅の柱と洗盤の臺と銅の海をくだきてその銅をバビロンに運び
25:14 また鍋と火?と燈剪と匙および凡て役事に用ふる銅の器を取り
25:15 侍衛の長また火盤と鉢など金銀にて作れる物を取り
25:16 またソロモンがヱホバの室に造しところの二の柱と一の海と臺とを取り此もろもろの銅の重は量るべからず
25:17
この柱は高さ十八キユビトにしてその上に銅の頂ありその頂の高は三キユビトその頂の四周に網子と石榴とありて皆銅なり他の柱とその網子もこれに同じ
25:18 侍衛の長は祭司の長セラヤと第二の祭司ゼパニヤと三人の門守を執へ
25:19
また兵卒を督どる一人の寺人と王の前にはべる者の中邑にて遇しところの者五人とその地の民を募る軍勢の長なる書記官と城邑の中にて遇しところの六十人の者
を邑より?へされり
25:20 侍衛の長ネブザラダンこれらを執へてリブラにをるバビロンの王の許にいたりければ
25:21 バビロンの王ハマテの地のリブラにてこれらを撃殺せりかくユダはおのれの地よりとらへ移されたり
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
拾う・・・
(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
・・・・
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
・・・・
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
****************************************
列王記 下 25:22−26
ゲダルヤ、ユダの総督となる
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆ユダの総督ゲダルヤ
列下 25:22 バビロンの王ネブカドネツァルは、シャファンの子アヒカムの子ゲダルヤを、ユダの地に残した民の総督とした。
列下
25:23 すべての将軍と部下は、バビロンの王がゲダルヤを総督にしたということを聞き、ミツパにいるゲダルヤのもとにやって来た。それは、ネタニヤの
子イシュマエル、カレアの子ヨハナン、ネトファ人タンフメトの子セラヤ、マアカ人の子ヤアザンヤ、および彼らの部下であった。
列下
25:24 ゲダルヤは、彼らとその部下にこう誓った。「カルデア人の家来を恐れるな。この地にとどまり、バビロンの王に仕えよ。そうすればあなたがたは
幸せになるだろう。」
列下
25:25 ところが第七の月に、王の血筋であるエリシャマの子ネタニヤの子イシュマエルが十人の部下と共にやって来て、ゲダルヤを打ち殺した。彼と一緒
にミツパにいたユダの人々や、カルデア人も打ち殺した。
列下 25:26 子どもから大人まで、すべての民と将軍たちは、カルデア人を恐れて、直ちにエジプトへと逃げ去った。
フランシスコ会訳2013
022バビロンの王ネブカドネツァルは、ユダの地の残された民のために、シャファンの子アヒカムの子であるゲダル
ヤを総督に任命した。
023すべての軍の長たちと彼らの部
下たちは、バビロンの王がゲダルヤを総督に任命したことを聞くと、ミツパにいるゲダルヤのもとにやって来た。それはネタンヤの子イ
シュマエル、カレアの子ヨハナン、ネトファ人タンフメトの子セラヤ、マアカ人の子ヤアザンヤと彼らの部下たちであった。
024ゲダルヤは彼らとその部下に
誓って言った、「カルデア人の家来たちを恐れてはならない。この地に住み、バビロンの王に仕えなさい。そうすればあなたたちは幸せに
なる」。
025しかし第七の月に、王の血を引
くエリシャマの子ネタンヤの子のイシュマエルが十人の部下とともにやって来て、ゲダルヤを打ち殺し、彼とともにミツパにいたユダの
人々とカルデア人を殺した。
026民はみな、老いも若きも、また
軍の隊長たちも、エジプトへと出発した。カルデア人を恐れたためである。
新共同訳1987
25:22
バビロンの王ネブカドネツァルは、彼が残して、ユダの地にとどまった民の上に、シャファンの孫でアヒカムの子であるゲダルヤを総督として立てた。
25:23
すべての軍の長たちはその部下と共に、バビロンの王がゲダルヤを立てて総督としたことを聞き、ミツパにいるゲダルヤのもとに集まって来た。それはネタンヤ
の子イシュマエル、カレアの子ヨハナン、ネトファ人タンフメトの子セラヤ、マアカ人の子ヤアザンヤとその部下たちであった。
25:24
ゲダルヤは彼らとその部下たちに誓って言った。「カルデア人の役人を恐れてはならない。この地にとどまり、バビロンの王に仕えなさい。あなたたちは幸せに
なる。」
25:25
ところが第七の月に、王族の一人、エリシャマの孫でネタンヤの子であるイシュマエルが、十人の部下を率いて来てゲダルヤを打ち殺した。彼と共にミツパにい
たユダの人々もカルデア人も打ち殺された。
25:26
民は皆、上の者から下の者まで、また軍の長たちも、カルデア人を恐れて、直ちにエジプトに出発した。
新改訳1970
25:22
バビロンの王ネブカデネザルは、シャファンの子アヒカムの子ゲダルヤを、ユダの地に残った残りの民の上に総督とした。
25:23
将校たちと、その部下たちはみな、バビロンの王がゲダルヤを総督としたことを聞いて、ミツパにいるゲダルヤのもとに来た。すなわち、ネタヌヤの子イシュマ
エル、カレアハの子ヨハナン、ネトファ人タヌフメテの子セラヤ、マアカ人の子ヤアザヌヤ、これらとその部下たちであった。
25:24
そこでゲダルヤは彼らとその部下たちに誓って、彼らに言った。「カルデヤ人の家来たちを恐れてはならない。この国に住んで、バビロンの王に仕えなさい。そ
うすれば、あなたがたはしあわせになる。」
25:25
ところが第七の月に、王族のひとり、エリシャマの子ネタヌヤの子イシュマエルは、十人の部下を連れてやって来て、ゲダルヤを打ち殺し、ミツパで彼といっ
しょにいたユダ人たちと、カルデヤ人たちを打ち殺した。
25:26
そこで、身分の下の者から上の者まで、民はみな、将校たちとともに、エジプトへ立って行った。カルデヤ人を恐れたからである。
口語訳1955
25:22
さてバビロンの王ネブカデネザルはユダの地に残してとどまらせた民の上に、シャパンの子アヒカムの子であるゲダリヤを立てて総督とした。
25:23
時に軍勢の長たちおよびその部下の人々は、バビロンの王がゲダリヤを総督としたことを聞いて、ミヅパにいるゲダリヤのもとにきた。すなわちネタニヤの子イ
シマエル、カレヤの子ヨハナン、ネトパびとタンホメテの子セラヤ、マアカびとの子ヤザニヤおよびその部下の人々がゲダリヤのもとにき
た。
25:24
ゲダリヤは彼らとその部下の人々に誓って言った、「あなたがたはカルデヤびとのしもべとなることを恐れてはならない。この地に住んで、バビロンの王に仕え
なさい。そうすればあなたがたは幸福を得るでしょう」。
25:25
ところが七月になって、王の血統のエリシャマの子であるネタニヤの子イシマエルは十人の者と共にきて、ゲダリヤを撃ち殺し、また彼と共にミヅパにいたユダ
ヤ人と、カルデヤびとを殺した。
25:26
そのため、大小の民および軍勢の長たちは、みな立ってエジプトへ行った。彼らはカルデヤびとを恐れたからである。
文
語訳1917
25:22
かくてバビロンの王ネブカデネザルは自己が遺してユダの地に止らしめし民の上にシヤパンの子なるアヒカムの子ゲダリヤをたててこれをその督者となせり
25:23
茲に軍勢の長等およびこれに屬する人々みなバビロンの王がゲダリヤを督者となせしことを聞しかばすなはちネタニヤの子イシマエル、カレヤの子ヨナハン、ネ
トバ人タンホメテの子セラヤおよび或マアカ人の子ヤザニヤならびに彼らに屬する人々ミヅパにきたりてゲダリヤの許にいたれり
25:24
ゲダリヤすなはち彼等とかれらに屬する人々に誓ひてこれに言けるは汝等カルデア人の僕となることを恐るるなかれこの地に住てバビロンの王につかへなば汝等
幸福ならんと
25:25
然るに七月に王の血統なるエリシヤマの子ネタニヤの子なるイシマエル十人の者とともに來りてゲダリヤを撃ころし又彼とともにミヅパにをりしユダヤ人とカル
デア人を殺せり
25:26 是において大小の民および軍勢の長等みな起てエジプトにおもむけり是はカルデヤ人をおそれたればなり
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
・・・・
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
・・・・
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
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列王記 下 25:27−30
ヨヤキン、解放される
翻訳比較
◆バビロンでのヨヤキン
列下
25:27 ユダの王ヨヤキンが捕囚となって三十七年目の第十二の月、その月の二十七日のことである。バビロンの王エビル・メロダクが即位した年だったの
で、ユダの王ヨヤキンに恩赦を与え、牢獄から解放した。
列下 25:28 バビロンの王はヨヤキンに親しく語りかけ、バビロンで共にいたどの王たちよりも高い地位を与えた。
列下 25:29 ヨヤキンは獄中の衣を脱ぎ、その生涯を通して、常に王の前で食事を共にした。
列下 25:30 彼には、日々の糧として一定の割り当てが、その生涯を通して常に王から支給された。
フランシスコ会訳2013
027ユダの王ヨヤキンが捕囚となって三十七年目、第十二の月の二十七日に、バビロンの王エビル・メロダクは、自
分が王となったその年にユダの王ヨヤキンに目を留め、彼を出獄させた。
028バビロンの王は彼に優しく言葉
をかけ、バビロンで彼とともにいた他の王たちより高い位を彼に与えた。
029ヨヤキンは囚人服を脱ぎ、一生
の間、毎日欠かさず王の前で食事をした。
030彼には一生の間、一定の食費の
割りあてが、日々、王から与えられた。
新共同訳1987
25:27
ユダの王ヨヤキンが捕囚となって三十七年目の第十二の月の二十七日に、バビロンの王エビル・メロダクは、その即位の年にユダの王ヨヤキンに情けをかけ、彼
を出獄させた。
25:28
バビロンの王は彼を手厚くもてなし、バビロンで共にいた王たちの中で彼に最も高い位を与えた。
25:29
ヨヤキンは獄中の衣を脱ぎ、生きている間、毎日欠かさず王と食事を共にすることとなった。
25:30
彼は生きている間、毎日、日々の糧を常に王から支給された。
新改訳1970
25:27
ユダの王エホヤキンが捕え移されて三十七年目の第十二の月の二十七日に、バビロンの王エビル・メロダクは、彼が王となったその年のうちに、ユダの王エホヤ
キンを牢獄から釈放し、
25:28
彼に優しいことばをかけ、彼の位をバビロンで彼とともにいた王たちの位よりも高くした。
25:29
彼は囚人の服を着替え、その一生の間、いつも王の前で食事をした。
25:30
彼の生活費は、その一生の間、日々の分をいつも王から支給されていた。
口語訳1955
25:27
ユダの王エホヤキンが捕え移されて後三十七年の十二月二十七日、すなわちバビロンの王エビルメロダクの治世の第一年に、王はユダの王エホヤキンを獄屋から
出して
25:28
ねんごろに彼を慰め、その位を彼と共にバビロンにいる王たちの位よりも高くした。
25:29
こうしてエホヤキンはその獄屋の衣を脱ぎ、一生の間、常に王の前で食事した。
25:30
彼は一生の間、たえず日々の分を王から賜わって、その食物とした。
文
語訳1917
25:27
ユダの王ヱホヤキムがとらへ移れたる後三十七年の十二月二十七日バビロンの王エビルメロダクその代の一年にユダの王ヱホヤキムを獄より出してその首をあげ
しめ
25:28 善言をもて彼をなぐさめその位をバビロンにともに居るところの王等の位よりも高くし
25:29 その獄の衣服を易しめたりヱホヤキムは一生のあひだつねに王の前に食をなせり
25:30 かれ一生のあひだたえず日々の分を王よりたまはりてその食物となせり
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