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サムエル記下12:1−4    

預言者ナタンのたとえ話

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
001
主はナタンをダビデのもとに遣わされた。彼はダビ デのもとに行き、こう言った、

「ある町に二人の人がいた。

一人は金持ちで、一人は貧しかった。

002金持ちは非常に多くの羊と牛を持っていたが、

003貧しい人は自分で買った一匹の小さい雌の

子羊のほかは、何も持っていなかった。

彼はその子羊を飼い、子羊は彼のもとで、

子供たちとともに成長した。

子羊は彼の乏しいパンを分かち合い、彼の杯から飲み、

彼のふところで眠り、彼にとって娘のようであった。

004さて、金持ちの所に一人の旅人が来た。

金持ちは自分の所に来た客をもてなすのに、

自分の羊や牛を取って料理するのを惜しみ、

貧しい人の子羊を取って、

自分の所に来たその人のために料理した」。


 

新共同訳1987

12:1 主はナタンをダビデのもとに遣わされた。ナタンは来て、次のように語った。「二人の男がある町にいた。一人は豊かで、一人は貧しかった。

12:2 豊かな男は非常に多くの羊や牛を持っていた。

12:3 貧しい男は自分で買った一匹の雌の小羊のほかに/何一つ持っていなかった。彼はその小羊を養い/小羊は彼のもとで育ち、息子たちと一緒にいて/彼の皿から 食べ、彼の椀から飲み/彼のふところで眠り、彼にとっては娘のようだった。

12:4 ある日、豊かな男に一人の客があった。彼は訪れて来た旅人をもてなすのに/自分の羊や牛を惜しみ/貧しい男の小羊を取り上げて/自分の客に振る舞った。」

 

新改訳1970

12:1 主がナタンをダビデのところに遣わされたので、彼はダビデのところに来て言った。「ある町にふたりの人がいました。ひとりは富んでいる人、ひとりは貧しい 人でした。

12:2 富んでいる人には、非常に多くの羊と牛の群れがいますが、

12:3 貧しい人は、自分で買って来て育てた一頭の小さな雌の子羊のほかは、何も持っていませんでした。子羊は彼とその子どもたちといっしょに暮らし、彼と同じ食 物を食べ、同じ杯から飲み、彼のふところでやすみ、まるで彼の娘のようでした。

12:4 あるとき、富んでいる人のところにひとりの旅人が来ました。彼は自分のところに来た旅人のために自分の羊や牛の群れから取って調理するのを惜しみ、貧しい 人の雌の子羊を取り上げて、自分のところに来た人のために調理しました。」

 

口語訳1955

12:1 主はナタンをダビデにつかわされたので、彼はダビデの所にきて言った、「ある町にふたりの人があって、ひとりは富み、ひとりは貧しかった。

12:2 富んでいる人は非常に多くの羊と牛を持っていたが、

12:3 貧しい人は自分が買った一頭の小さい雌の小羊のほかは何も持っていなかった。彼がそれを育てたので、その小羊は彼および彼の子供たちと共に成長し、彼の食 物を食べ、彼のわんから飲み、彼のふところで寝て、彼にとっては娘のようであった。

12:4 時に、ひとりの旅びとが、その富んでいる人のもとにきたが、自分の羊または牛のうちから一頭を取って、自分の所にきた旅びとのために調理することを惜し み、その貧しい人の小羊を取って、これを自分の所にきた人のために調理した」。

 


文 語訳1917
12:1 ヱホバ、ナタンをダビデに遣はしたまへば彼ダビデに至りてこれにいひけるは一の邑に二箇の人あり一は富て一は貧し
12:2 其富者は甚だ多くの羊と牛を有り
12:3 されど貧者は唯自己の買て育てたる一の小き牝羔の外は何をも有ざりき其牝羔彼およびかれの子女とともに生長ちかれの食物を食ひかれの椀に飮みまた彼の懐に 寝て彼には女子のごとくなりき
12:4 時に一人の旅人其富る人の許に來りけるが彼おのれの羊と牛の中を取りてそのおのれに來れる旅人のために烹を惜みてかの貧き人の牝羔を取りて之をおのれに來 れる人のために烹たり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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サムエル記下 12:5−15  

ナタンの叱責とダビデの回心

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
005
ダビデはその男に対して激しい憤りを覚え、ナタン に言った、「生ける主に誓って言う。そのようなことをした男は、死に値する。

006彼は子羊を四倍にして償うべきである。そのような ことを行い、憐れみの心をもたなかったのだから」。

007ナタンはダビデに言った、「その男はあなただ。イ スラエルの神、主はこう仰せになる、『お前に油を注いでイスラエルの王としたのはわたしである。わたしがサウルの手からお前を救 い出したのだ。

008わたしがお前の主君の家をお前に与え、お前の主君 の妻たちをお前のふところに与えた。また、わたしはイスラエルとユダの家をお前に与えた。それでもまだ少なかったのであれば、い くらでももっと加えたであろう。

009なぜお前はこの主を侮り、わたしに悪と思われるこ とを行ったのか。お前はヘト人ウリヤを剣で討ち、彼の妻を奪って自分の妻にした。お前はアンモンの子らの剣で彼を殺したのだ。

010今後永遠に、剣がお前の家から離れることはない。 お前がわたしを侮り、ヘト人ウリヤの妻を奪って自分の妻にしたからである』。

011主はこう仰せになる、『見よ、わたしはお前の家か らお前の上に災いを引き起こす。わたしはお前の目の前でお前の妻たちを取り上げ、お前の隣人に与えよう。彼は白日のもとでお前の 妻たちと寝るだろう。

012お前はこのことを隠れてした。しかし、わたしは、 イスラエル全体の前で、白日のもとでこのことを行う』」。

013ダビデはナタンに、「わたしは主に罪を犯しまし た」と告白した。するとナタンはダビデに言った、「主もまた、あなたの罪を取り去られた。あなたは死ぬことはない。

014しかし、あなたはこの行いによって主をひどく侮辱 したのだから、生まれるあなたの息子は必ず死ぬ」。

015そしてナタンは自分の家に帰った。

015主は、ウリヤの妻が産んだダビデの子を打たれたの で、その子は重い病気になった。


 

新共同訳1987

12:5 ダビデはその男に激怒し、ナタンに言った。「主は生きておられる。そんなことをした男は死罪だ。

12:6 小羊の償いに四倍の価を払うべきだ。そんな無慈悲なことをしたのだから。」

12:7 ナタンはダビデに向かって言った。「その男はあなただ。イスラエルの神、主はこう言われる。『あなたに油を注いでイスラエルの王としたのはわたしである。 わたしがあなたをサウルの手から救い出し、

12:8 あなたの主君であった者の家をあなたに与え、その妻たちをあなたのふところに置き、イスラエルとユダの家をあなたに与えたのだ。不足なら、何であれ加えた であろう。

12:9 なぜ主の言葉を侮り、わたしの意に背くことをしたのか。あなたはヘト人ウリヤを剣にかけ、その妻を奪って自分の妻とした。ウリヤをアンモン人の剣で殺した のはあなただ。

12:10 それゆえ、剣はとこしえにあなたの家から去らないであろう。あなたがわたしを侮り、ヘト人ウリヤの妻を奪って自分の妻としたからだ。』

12:11 主はこう言われる。『見よ、わたしはあなたの家の者の中からあなたに対して悪を働く者を起こそう。あなたの目の前で妻たちを取り上げ、あなたの隣人に与え る。彼はこの太陽の下であなたの妻たちと床を共にするであろう。

12:12 あなたは隠れて行ったが、わたしはこれを全イスラエルの前で、太陽の下で行う。』」

12:13 ダビデはナタンに言った。「わたしは主に罪を犯した。」ナタンはダビデに言った。「その主があなたの罪を取り除かれる。あなたは死の罰を免れる。

12:14 しかし、このようなことをして主を甚だしく軽んじたのだから、生まれてくるあなたの子は必ず死ぬ。」

12:15 ナタンは自分の家に帰って行った。主はウリヤの妻が産んだダビデの子を打たれ、その子は弱っていった。

 

新改訳1970

12:5 すると、ダビデは、その男に対して激しい怒りを燃やし、ナタンに言った。「主は生きておられる。そんなことをした男は死刑だ。

12:6 その男は、あわれみの心もなく、そんなことをしたのだから、その雌の子羊を四倍にして償わなければならない。」

12:7 ナタンはダビデに言った。「あなたがその男です。イスラエルの神、主はこう仰せられる。『わたしはあなたに油をそそいで、イスラエルの王とし、サウルの手 からあなたを救い出した。

12:8 さらに、あなたの主人の家を与え、あなたの主人の妻たちをあなたのふところに渡し、イスラエルとユダの家も与えた。それでも少ないというのなら、わたしは あなたにもっと多くのものを増し加えたであろう。

12:9 それなのに、どうしてあなたは主のことばをさげすみ、わたしの目の前に悪を行なったのか。あなたはヘテ人ウリヤを剣で打ち、その妻を自分の妻にした。あな たが彼をアモン人の剣で切り殺したのだ。

12:10 今や剣は、いつまでもあなたの家から離れない。あなたがわたしをさげすみ、ヘテ人ウリヤの妻を取り、自分の妻にしたからである。』

12:11 主はこう仰せられる。『聞け。わたしはあなたの家の中から、あなたの上にわざわいを引き起こす。あなたの妻たちをあなたの目の前で取り上げ、あなたの友に 与えよう。その人は、白昼公然と、あなたの妻たちと寝るようになる。

12:12 あなたは隠れて、それをしたが、わたしはイスラエル全部の前で、太陽の前で、このことを行なおう。』」

12:13 ダビデはナタンに言った。「私は主に対して罪を犯した。」ナタンはダビデに言った。「主もまた、あなたの罪を見過ごしてくださった。あなたは死なない。

12:14 しかし、あなたはこのことによって、主の敵に大いに侮りの心を起こさせたので、あなたに生まれる子は必ず死ぬ。」

12:15 こうしてナタンは自分の家へ戻った。主は、ウリヤの妻がダビデに産んだ子を打たれたので、その子は病気になった。

 

口語訳1955

12:5 ダビデはその人の事をひじょうに怒ってナタンに言った、「主は生きておられる。この事をしたその人は死ぬべきである。

12:6 かつその人はこの事をしたため、またあわれまなかったため、その小羊を四倍にして償わなければならない」。

12:7 ナタンはダビデに言った、「あなたがその人です。イスラエルの神、主はこう仰せられる、『わたしはあなたに油を注いでイスラエルの王とし、あなたをサウル の手から救いだし、

12:8 あなたに主人の家を与え、主人の妻たちをあなたのふところに与え、またイスラエルとユダの家をあなたに与えた。もし少なかったならば、わたしはもっと多く のものをあなたに増し加えたであろう。

12:9 どうしてあなたは主の言葉を軽んじ、その目の前に悪事をおこなったのですか。あなたはつるぎをもってヘテびとウリヤを殺し、その妻をとって自分の妻とし た。すなわちアンモンの人々のつるぎをもって彼を殺した。

12:10 あなたがわたしを軽んじてヘテびとウリヤの妻をとり、自分の妻としたので、つるぎはいつまでもあなたの家を離れないであろう』。

12:11 主はこう仰せられる、『見よ、わたしはあなたの家からあなたの上に災を起すであろう。わたしはあなたの目の前であなたの妻たちを取って、隣びとに与えるで あろう。その人はこの太陽の前で妻たちと一緒に寝るであろう。

12:12 あなたはひそかにそれをしたが、わたしは全イスラエルの前と、太陽の前にこの事をするのである』」。

12:13 ダビデはナタンに言った、「わたしは主に罪をおかしました」。ナタンはダビデに言った、「主もまたあなたの罪を除かれました。あなたは死ぬことはないで しょう。

12:14 しかしあなたはこの行いによって大いに主を侮ったので、あなたに生れる子供はかならず死ぬでしょう」。

12:15 こうしてナタンは家に帰った。さて主は、ウリヤの妻がダビデに産んだ子を撃たれたので、病気になった。

 

文語訳1917

12:5 ダビデ其人の事を大に怒りてナタンにいひけるはヱホバは生く誠に此をなしたる人は死べきなり
12:6 且彼此事をなしたるに因りまた憐憫まざりしによりて其牝羔を四倍になして償ふべし
12:7 ナタン、ダビデにいひけるは汝は其人なりイスラエルの神ヱホバ斯いひたまふ我汝に膏を沃いでイスラエルの王となし我汝をサウルの手より救ひいだし
12:8 汝に汝の主人の家をあたへ汝の主人の諸妻を汝の懐に與へまたイスラエルとユダの家を汝に與へたり若し少からば我汝に種々の物を増くはへしならん
12:9 何ぞ汝ヱホバの言を藐視じて其目のまへに惡をなせしや汝刃劍をもてヘテ人ウリヤを殺し其妻をとりて汝の妻となせり即ちアンモンの子孫の劍をもて彼を斬殺せ り
12:10 汝我を軽んじてヘテ人ウリヤの妻をとり汝の妻となしたるに因て劍何時までも汝の家を離るることなかるべし
12:11 ヱホバ斯いひたまふ視よ我汝の家の中より汝の上に禍を起すべし我汝の諸妻を汝の目のまへに取て汝の隣人に與へん其人此日のまへにて汝の諸妻とともに寝ん
12:12 其は汝は密に事をなしたれど我はイスラエルの衆のまへと日のまへに此事をなすべければなりと
12:13 ダビデ、ナタンにいふ我ヱホバに罪を犯したりナタン、ダビデにいひけるはヱホバまた汝の罪を除きたまへり汝死ざるべし
12:14 されど汝此所行によりてヱホバの敵に大なる罵る機會を與へたれば汝に生れし其子必ず死べしと
12:15 かくてナタン其家にかへれり 爰にヱホバ、ウリヤの妻がダビデに生る子を撃たまひければ痛く疾めり



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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 ルカ 19:8

19:8 ザアカイは立って主に 言った、「主よ、わたしは誓って自分の財産の半分を貧民に施します。また、もしだれかから不正な取立てをしていましたら、それを四倍 にして返します」。

 

口 語訳 ロマ 2:24

2:24 聖書に書いてあるとおり、「神の御名は、あなたがたのゆえに、異邦人の間で汚されている」。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ルカ 19:8

19:8 ザアカイは立って主に 言った、「主よ、わたしは誓って自分の財産の半分を貧民に施します。また、もしだれかから不正な取立てをしていましたら、それを四倍 にして返します」。

 

口 語訳 ルカ 18:13

18:13 ところが、取税人は遠く離れて立ち、目を天にむけようともしないで、胸を打ちながら言った、『神様、罪人のわたしをおゆるしくださ い』と。

 

口 語訳 ロマ 2:24

2:24 聖書に書いてあるとおり、「神の御名は、あなたがたのゆえに、異邦人の間で汚されている」。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 ルカ 19:8

19:8 ザアカイは立って主に言った、「主よ、わたしは誓って自分の財産の半分を貧民に施します。また、もしだれかから不正な取立てをしてい ましたら、それを四倍にして返します」。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ロマ 2:24

2:24 「あなたたちのせいで、神の名は異邦人の中で汚されている」と書いてあるとおりです。

 

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サムエル記下 12:16−23 

子供の死

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
016
ダビデは、その子のために神に嘆願した。ダビデは 断食をし、引き籠って地面に伏していた。

017彼の家の長老たちがその傍らに立って彼を地面から 立たせようとしたが、彼は立とうとせず、また、ともに食事を取ろうともしなかった。

018七日目に子供は死んだが、ダビデの家来たちは、そ の子の死を王に告げるのを恐れた。彼らはこう思った、「あの子がまだ生きている時でさえ、われわれが王に話しかけても王はわれわ れの声に耳を貸そうとされなかった。どうしてあの子の死をお知らせすることができようか。そんなことをすれば、恐ろしいことをな さるかもしれない」。

019しかしダビデは、家来たちがささやき合っているの を見て子供の死を悟り、家来たちに、「子供は死んだのか」と尋ねた。彼らが、「亡くなられました」と答えると、

020ダビデは地面から起き上がり、体を洗って香油を塗 り、服を着替えて主の家に入り、ひれ伏した。それから自分の家に帰ると、命じて食事の用意をさせ、食事をした。

021家来たちは王に言った、「どうしてこのようなこと をなさるのですか。あなたはお子さまが生きておられるうちは断食してお泣きになりましたが、お子さまが亡くなられると起きて食事 をなさいました」。

022ダビデは言った、「子供がまだ生きているとき、わ たしは断食して泣いた。それは、主がわたしを憐れみ、子供を生かしてくださるかもしれない、と思ったからだ。

023しかし、もはや子供は死んだのだ。わたしが断食し て何の意味があるだろうか。あの子を連れ戻すことができようか。わたしはいずれあの子の所に行く。しかし、あの子はわたしの所に 帰っては来ない」。


 

新共同訳1987

12:16 ダビデはその子のために神に願い求め、断食した。彼は引きこもり、地面に横たわって夜を過ごした。

12:17 王家の長老たちはその傍らに立って、王を地面から起き上がらせようとしたが、ダビデはそれを望まず、彼らと共に食事をとろうともしなかった。

12:18 七日目にその子は死んだ。家臣たちは、その子が死んだとダビデに告げるのを恐れ、こう話し合った。「お子様がまだ生きておられたときですら、何を申し上げ てもわたしたちの声に耳を傾けてくださらなかったのに、どうして亡くなられたとお伝えできよう。何かよくないことをなさりはしまい か。」

12:19 ダビデは家臣がささやき合っているのを見て、子が死んだと悟り、言った。「あの子は死んだのか。」彼らは答えた。「お亡くなりになりました。」

12:20 ダビデは地面から起き上がり、身を洗って香油を塗り、衣を替え、主の家に行って礼拝した。王宮に戻ると、命じて食べ物を用意させ、食事をした。

12:21 家臣は尋ねた。「どうしてこのようにふるまわれるのですか。お子様の生きておられるときは断食してお泣きになり、お子様が亡くなられると起き上がって食事 をなさいます。」

12:22 彼は言った。「子がまだ生きている間は、主がわたしを憐れみ、子を生かしてくださるかもしれないと思ったからこそ、断食して泣いたのだ。

12:23 だが死んでしまった。断食したところで、何になろう。あの子を呼び戻せようか。わたしはいずれあの子のところに行く。しかし、あの子がわたしのもとに帰っ て来ることはない。」

 

新改訳1970

12:16 ダビデはその子のために神に願い求め、断食をして、引きこもり、一晩中、地に伏していた。

12:17 彼の家の長老たちは彼のそばに立って、彼を地から起こそうとしたが、ダビデは起きようともせず、彼らといっしょに食事を取ろうともしなかった。

12:18 七日目に子どもは死んだが、ダビデの家来たちは、その子が死んだことをダビデに告げるのを恐れた。「王はあの子が生きている時、われわれが話しても、言う ことを聞かなかった。どうしてあの子が死んだことを王に言えようか。王は何か悪い事をされるかもしれない。」と彼らが思ったからであ る。

12:19 しかしダビデは、家来たちがひそひそ話し合っているのを見て、子どもが死んだことを悟った。それでダビデは家来たちに言った。「子どもは死んだのか。」彼 らは言った。「なくなられました。」

12:20 するとダビデは地から起き上がり、からだを洗って身に油を塗り、着物を着替えて、主の宮にはいり、礼拝をしてから、自分の家へ帰った。そして食事の用意を させて、食事をとった。

12:21 すると家来たちが彼に言った。「あなたのなさったこのことは、いったいどういうことですか。お子さまが生きておられる時は断食をして泣かれたのに、お子さ まがなくなられると、起き上がり、食事をなさるとは。」

12:22 ダビデは言った。「子どもがまだ生きている時に私が断食をして泣いたのは、もしかすると、主が私をあわれみ、子どもが生きるかもしれない、と思ったから だ。

12:23 しかし今、子どもは死んでしまった。私はなぜ、断食をしなければならないのか。あの子をもう一度、呼び戻せるであろうか。私はあの子のところに行くだろう が、あの子は私のところに戻っては来ない。」

 

口語訳1955

12:16 ダビデはその子のために神に嘆願した。すなわちダビデは断食して、へやにはいり終夜地に伏した。

12:17 ダビデの家の長老たちは、彼のかたわらに立って彼を地から起そうとしたが、彼は起きようとはせず、また彼らと一緒に食事をしなかった。

12:18 七日目にその子は死んだ。ダビデの家来たちはその子が死んだことをダビデに告げるのを恐れた。それは彼らが、「見よ、子のなお生きている間に、われわれが 彼に語ったのに彼はその言葉を聞きいれなかった。どうして彼にその子の死んだことを告げることができようか。彼は自らを害するかも知 れない」と思ったからである。

12:19 しかしダビデは、家来たちが互にささやき合うのを見て、その子の死んだのを悟り、家来たちに言った、「子は死んだのか」。彼らは言った、「死なれまし た」。

12:20 そこで、ダビデは地から起き上がり、身を洗い、油をぬり、その着物を替えて、主の家にはいって拝した。そののち自分の家に行き、求めて自分のために食物を 備えさせて食べた。

12:21 家来たちは彼に言った、「あなたのなさったこの事はなんでしょうか。あなたは子の生きている間はその子のために断食して泣かれました。しかし子が死ぬと、 あなたは起きて食事をなさいました」。

12:22 ダビデは言った、「子の生きている間に、わたしが断食して泣いたのは、『主がわたしをあわれんで、この子を生かしてくださるかも知れない』と思ったからで す。

12:23 しかし今は死んだので、わたしはどうして断食しなければならないでしょうか。わたしは再び彼をかえらせることができますか。わたしは彼の所に行くでしょう が、彼はわたしの所に帰ってこないでしょう」。

 


文 語訳1917
12:16 ダビデ其子のために神に乞求む即ちダビデ斷食して入り終夜地に臥したり
12:17 ダビデの家の年寄等彼の傍に立ちてかれを地より起しめんとせしかども彼肯ぜず又かれらとともに食を爲ざりき
12:18 第七日に其子死りダビデの僕其子の死たることをダビデに告ることを恐れたりかれらいひけるは子の尚生る間に我儕彼に語たりしに彼我儕の言を聽いれざりき如 何ぞ彼に其子の死たるを告ぐべけんや彼害を爲んと
12:19 然にダビデ其僕の私語くを見てダビデ其子の死たるを暁れりダビデ乃ち其僕に子は死たるやといひければかれら死りといふ
12:20 是においてダビデ地よりおきあがり身を洗ひ膏をぬり其衣服を更てヱホバの家にいりて拝し自己の家に至り求めておのれのために食を備へしめて食へり
12:21 僕等彼にいひけるは此の汝がなせる所は何事なるや汝子の生るあひだはこれがために斷食して哭きながら子の死る時に汝は起て食を爲すと
12:22 ダビデいひけるは嬰孩の尚生るあひだにわが斷食して哭きたるは我誰かヱホバの我を憐れみて此子を生しめたまふを知んと思ひたればなり
12:23 されど今死たれば我なんぞ斷食すべけんや我再びかれをかへらしむるを得んや我かれの所に往べけれど彼は我の所にかへらざるべし


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 マタ 6:17

6:17 あなたがたは断食をす る時には、自分の頭に油を塗り、顔を洗いなさい。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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サムエル記下 12:24−25 

ソロモンの誕生

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
024
ダビデは妻バト・シェバを慰め、彼女の所に入りと もに寝た。彼女は男の子を産み、その子をソロモンと名づけた。主はこの子を愛し、

025預言者ナタンを遣わしてそのことを示された。それ でその子は、主の言葉に従い、エディドヤと名づけられた。


 

新共同訳1987

12:24 ダビデは妻バト・シェバを慰め、彼女のところに行って床を共にした。バト・シェバは男の子を産み、ダビデはその子をソロモンと名付けた。主はその子を愛さ れ、

12:25 預言者ナタンを通してそのことを示されたので、主のゆえにその子をエディドヤ(主に愛された者)とも名付けた。

 

新改訳1970

12:24 ダビデは妻バテ・シェバを慰め、彼女のところにはいり、彼女と寝た。彼女が男の子を産んだとき、彼はその名をソロモンと名づけた。主はその子を愛されたの で、

12:25 預言者ナタンを遣わして、主のために、その名をエディデヤと名づけさせた。

 

口語訳1955

12:24 ダビデは妻バテシバを慰め、彼女の所にはいって、彼女と共に寝たので、彼女は男の子を産んだ。ダビデはその名をソロモンと名づけた。主はこれを愛された。

12:25 そして預言者ナタンをつかわし、命じてその名をエデデアと呼ばせられた。

 


文 語訳1917
12:24 ダビデ其妻バテシバを慰めかれの所にいりてかれとともに寝たりければ彼男子を生りダビデ其名をソロモンと呼ぶヱホバこれを愛したまひて
12:25 預言者ナタンを遣はし其名をヱホバの故によりてヱデデア(ヱホバの愛する者)と名けしめたまふ


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 マタ 1:6

1:6 エッサイはダビデ王の 父であった。ダビデはウリヤの妻によるソロモンの父であり、

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 マタ 1:6

1:6 エッサイはダビデ王の 父であった。ダビデはウリヤの妻によるソロモンの父であり、

 

口 語訳 マタ 3:17

3:17 また天から声があって言った、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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サムエル記下 12:26−31 

アンモン人との戦いが終結する

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
026
さて、ヨアブはアンモンの子らのラバを攻撃し、王 の町を占領した。

027ヨアブは使者をダビデのもとに送り、こう言わせ た、「わたしはラバを攻撃して、水の町を占領しました。

028今すぐ、残りの兵を集めてこの町に対して陣を敷 き、これを占領してください。さもないと、わたしがこの町を占領し、この町にわたしの名がつけられることになってしまいます」。

029そこでダビデはすべての兵を集めてラバに赴き、そ の町を攻めて占領した。

030ダビデはミルコムの頭から冠を取った。その重さは 金一キカル分で、宝石がはめ込まれていた。それはダビデの頭に置かれた。彼はその町から大量の分捕り品を持ち出した。

031また、彼はその町の人々を連れ出し、のこぎり、鉄 のつるはし、鉄の斧を使う仕事に就かせ、また、煉瓦造りをさせた。彼は、アンモンの子らのすべての町に対してこのようにした。ダ ビデと兵士はみなエルサレムに帰った。



 

新共同訳1987

12:26 ヨアブはアンモン人の町ラバと戦い、この王の町を陥れた。

12:27 ヨアブは使者をダビデに送って言わせた。「わたしはラバと戦い、『水の町』を陥れました。

12:28 直ちに残りの兵士を集結させ、この町に対して陣を敷き、陥れてください。わたしがこの町を陥れると、この町はわたしの名で呼ばれてしまいます。」

12:29 ダビデは兵士全員を集結させ、ラバに出撃して戦い、これを陥れた。

12:30 ダビデはその王の冠を王の頭から奪い取った。それは一キカルの金で作られ、宝石で飾られていた。これはダビデの頭を飾ることになった。ダビデがこの町から 奪い去った戦利品はおびただしかった。

12:31 そこにいた人々を引き出し、のこぎり、鉄のつるはし、鉄の斧を持たせて働かせ、れんが作りをさせた。また、アンモン人のほかの町々もすべてこのようにし た。それからダビデと兵士は皆、エルサレムに凱旋した。

 

新改訳1970

12:26 さて、ヨアブはアモン人のラバと戦い、この王の町を攻め取った。

12:27 ヨアブはダビデに使者を送って言った。「私はラバと戦って、水の町を攻め取りました。

12:28 しかし今、民の残りの者たちを集めて、この町に対して陣を敷き、あなたがこれを攻め取ってください。私がこの町を取り、この町に私の名がつけられるといけ ませんから。」

12:29 そこでダビデは民のすべてを集めて、ラバに進んで行き、これと戦って、攻め取った。

12:30 彼は彼らの王の冠をその頭から取った。その重さは金一タラントで、宝石がはめ込まれていた。その冠はダビデの頭に置かれた。彼はまた、その町から非常に多 くの分捕り物を持ってきた。

12:31 彼はその町の人々を連れてきて、石のこぎりや、鉄のつるはし、鉄の斧を使う仕事につかせ、れんが作りの仕事をさせた。ダビデはアモン人のすべての町々に対 して、このようにした。こうして、ダビデと民のすべてはエルサレムに帰った。

 

口語訳1955

12:26 さてヨアブはアンモンの人々のラバを攻めて王の町を取った。

12:27 ヨアブは使者をダビデにつかわして言った、「わたしはラバを攻めて水の町を取りました。

12:28 あなたは今、残りの民を集め、この町に向かって陣をしき、これを取りなさい。わたしがこの町を取って、人がわたしの名をもって、これを呼ぶようにならない ためです」。

12:29 そこでダビデは民をことごとく集めてラバへ行き、攻めてこれを取った。

12:30 そしてダビデは彼らの王の冠をその頭から取りはなした。それは金で重さは一タラントであった。宝石がはめてあり、それをダビデの頭に置いた。ダビデはその 町からぶんどり物を非常に多く持ち出した。

12:31 またダビデはそのうちの民を引き出して、彼らをのこぎりや、鉄のつるはし、鉄のおのを使う仕事につかせ、また、れんが造りの労役につかせた。彼はアンモン の人々のすべての町にこのようにした。そしてダビデと民とは皆エルサレムに帰った。

 

文語訳1917

12:26 爰にヨアブ、アンモンの子孫のラバを攻めて王城を取れり
12:27 ヨアブ使者をダビデにつかはしていひけるは我ラバを攻て水城を取れり
12:28 されば汝今餘の民を集め斯城に向て陣どりて之を取れ恐らくは我此城を取て人我名をもて之を呼にいたらんと
12:29 是においてダビデ民を悉くあつめてラバにゆき攻て之を取り
12:30 しかしてダビデ、アンモン王の冕を其首より取はなしたり其金の重は一タラントなりまた寶石を嵌たりこれをダビデの首に置ダビデ其邑の掠取物を甚だ多く持出 せり
12:31 かくてダビデ其中の民を將いだしてこれを鋸と鐵の千歯と鐵の斧にて斬りまた瓦陶の中を通行しめたり彼斯のごとくアンモンの子孫の凡ての城邑になせりしかし てタビデと民は皆エルサレムに還りぬ


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ヘブ 11:37

11:37 あるいは、石で打たれ、さいなまれ、のこぎりで引かれ、つるぎで切り殺され、羊の皮や、やぎの皮を着て歩きまわり、無一物になり、悩 まされ、苦しめられ、

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ヘブ 11:7

11:7 信仰によって、ノアはまだ見ていない事柄について神のお告げを受けたとき、恐れかしこみながら、自分の家族を救うために箱舟を造り、その信仰によって世界 を罪に定め、また信仰に基づく義を受け継ぐ者となりました。

 

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