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サムエル記下 16:1−4   

ダビデとジバ

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
001
ダビデが山頂から少し進んだとき、そこにメフィボ シェトの僕ツィバが迎えに出ていた。彼は鞍を置いた数頭のろばに、パン二百個、干しぶどうの塊百個、夏の果物百個、それにぶどう 酒の革袋を一つ積んでいた。

002王はツィバに、「これはどういうことか」と尋ね た。ツィバは答えた、「ろばは王さまのご家族に乗っていただくため、パンと夏の果物はお供の兵士たちに食べていただくため、ぶど う酒は荒れ野で疲れた人々に飲んでいただくためです」。

003王は言った、「お前のあるじの息子はどこにいるの か」。ツィバは王に答えた、「エルサレムに留まっております。あの方は、『今日、イスラエルの家は父の王国をわたしに返してくれ る』と申しておりました」。

004王はツィバに言った、「メフィボシェトのものはす べて今からお前のものだ」。ツィバは言った、「わたしのあるじ、王よ、何とぞあなたのご厚意にあずかることができますよう、伏し てお願い申しあげます」。


 

新共同訳1987

16:1 ダビデが山頂を少し下ったときに、メフィボシェトの従者ツィバが、ダビデを迎えた。彼は二頭の鞍を置いたろばに、二百個のパン、百房の干しぶどう、百個の 夏の果物、ぶどう酒一袋を積んでいた。

16:2 王が、「お前はこれらのものをどうするのか」と尋ねると、ツィバは、「ろばは王様の御家族の乗用に、パンと夏の果物は従者の食用に、ぶどう酒は荒れ野で疲 れた者の飲料に持参いたしました」と答えた。

16:3 王がツィバに、「お前の主人の息子はどこにいるのか」と尋ねると、ツィバは王に、「エルサレムにとどまっています。『イスラエルの家は今日、父の王座をわ たしに返す』と申していました」と答えた。

16:4 王はツィバに、「それなら、メフィボシェトに属する物はすべてお前のものにしてよろしい」と言った。ツィバは、「お礼申し上げます。主君である王様の御厚 意にあずかることができますように」と言った。

 

新改訳1970

16:1 ダビデは山の頂から少し下った。見ると、メフィボシェテに仕える若い者ツィバが、王を迎えに来ていた。彼は、鞍を置いた一くびきのろばに、パン二百個、干 しぶどう百ふさ、夏のくだもの百個、ぶどう酒一袋を載せていた。

16:2 王はツィバに尋ねた。「これらは何のためか。」ツィバは答えた。「二頭のろばは王の家族がお乗りになるため、パンと夏のくだものは若い者たちが食べるた め、ぶどう酒は荒野で疲れた者が飲むためです。」

16:3 王は言った。「あなたの主人の息子はどこにいるか。」ツィバは王に言った。「今、エルサレムにおられます。あの人は、『きょう、イスラエルの家は、私の父 の王国を私に返してくれる。』と言っていました。」

16:4 すると王はツィバに言った。「メフィボシェテのものはみな、今、あなたのものだ。」ツィバが言った。「王さま。あなたのご好意にあずかることができますよ うに、伏してお願いいたします。」

 

口語訳1955

16:1 ダビデが山の頂を過ぎて、すこし行った時、メピボセテのしもべヂバは、くらを置いた二頭のろばを引き、その上にパン二百個、干ぶどう百ふさ、夏のくだもの 一百、ぶどう酒一袋を載せてきてダビデを迎えた。

16:2 王はヂバに言った、「あなたはどうしてこれらのものを持ってきたのですか」。ヂバは答えた、「ろばは王の家族が乗るため、パンと夏のくだものは若者たちが 食べるため、ぶどう酒は荒野で弱った者が飲むためです」。

16:3 王は言った、「あなたの主人の子はどこにおるのですか」。ヂバは王に言った、「エルサレムにとどまっています。彼は、『イスラエルの家はきょう、わたしの 父の国をわたしに返すであろう』と思ったのです」。

16:4 王はヂバに言った、「見よ、メピボセテのものはことごとくあなたのものです」。ヂバは言った、「わたしは敬意を表します。わが主、王よ、あなたの前にいつ までも恵みを得させてください」。

 

文語訳1917

16:1 ダビデ少しく嶺を過ゆける時視よメピボセテの僕ヂバ鞍おける二頭の驢馬を引き其上にパン二百乾葡萄一百球乾棗の團塊一百酒一嚢を載き たりてダビデを迎ふ
16:2 王ヂバにいひけるは此等は何なるかヂバいひけるは驢馬は王の家族の乗るためパンと乾棗は少者の食ふため洒は野に困憊たる者の飮むためなり
16:3 王いひけるは爾の主人の子は何處にあるやヂバ王にいひけるはかれはエルサレムに止まる其は彼イスラエルの家今日我父の國を我にかへさんと言をればなり
16:4 王ヂバにいひけるは視よメピボセテの所有は悉く爾の所有となるべしヂバいひけるは我拝す王わが主よ我をして爾のまへに恩を蒙むらしめたまへ


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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サムエル記下 16:5−14  

ダビデとシメイ

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
005
ダビデ王がバフリムまでやって来ると、サウルの家 の者が一人、そこに現れた。彼はゲラの子で名をシムイといった。彼は呪いの言葉を吐きながらやって来て、

006ダビデとダビデ王の家来たちみなに石を投げた。す べての兵士とすべての勇士が王の右と左にいた。

007シムイは呪ってこう言った、「出ていけ。血にまみ れた者、卑劣な奴。

008主は、サウルの家のすべての血をお前に返されるの だ。お前はサウルに代わって王となったからだ。主は、お前の息子アブサロムの手に王位を渡された。今、お前に災いが降りかかって いる。それはお前が血にまみれた男だからだ」。

009ツェルヤの子アビシャイは王に言った、「なぜこの 死んだ犬に、わが主君、王を呪わせておくのですか。どうか行かせてください。あいつの首を切り落としてやります」。

010王は言った、「ツェルヤの息子たち、これはわたし のことなのだ。あの男が呪うのは、主が彼に『ダビデを呪え』とお命じになったからだ。だとすれば、『どうしてそんなことをするの か』と誰が言えよう」。

011そしてダビデは、アビシャイとすべての家来たちに 言った、「わたしの身から出た息子でさえ、わたしの命を狙っているのだ。まして、このベニヤミン人としてはなおさらのことだ。呪 うままにさせておけ。主が彼にお命じになったのだ。

012主は、哀れなわたしを顧み、わたしが今日、呪われ たことの代わりに、きっと善いことをもって報いてくださるだろう」。

013ダビデと部下たちは歩み続けた。シムイはダビデと 並行して丘の中腹を進みながら、ダビデを呪い、石を投げ、砂埃を巻き上げていた。

014王も、同行のすべての兵士も、疲れ果てた。そこで 彼らは休息した。


 

新共同訳1987

16:5 ダビデ王がバフリムにさしかかると、そこからサウル家の一族の出で、ゲラの子、名をシムイという男が呪いながら出て来て、

16:6 兵士、勇士が王の左右をすべて固めているにもかかわらず、ダビデ自身とダビデ王の家臣たち皆に石を投げつけた。

16:7 シムイは呪ってこう言った。「出て行け、出て行け。流血の罪を犯した男、ならず者。

16:8 サウル家のすべての血を流して王位を奪ったお前に、主は報復なさる。主がお前の息子アブサロムに王位を渡されたのだ。お前は災難を受けている。お前が流血 の罪を犯した男だからだ。」

16:9 ツェルヤの子アビシャイが王に言った。「なぜあの死んだ犬に主君、王を呪わせておかれるのですか。行かせてください。首を切り落としてやります。」

16:10 王は言った。「ツェルヤの息子たちよ、ほうっておいてくれ。主がダビデを呪えとお命じになったのであの男は呪っているのだろうから、『どうしてそんなこと をするのか』と誰が言えよう。」

16:11 ダビデは更にアビシャイと家臣の全員に言った。「わたしの身から出た子がわたしの命をねらっている。ましてこれはベニヤミン人だ。勝手にさせておけ。主の 御命令で呪っているのだ。

16:12 主がわたしの苦しみを御覧になり、今日の彼の呪いに代えて幸いを返してくださるかもしれない。」

16:13 ダビデと一行は道を進んだ。シムイはダビデと平行して山腹を進み、呪っては石を投げ、塵を浴びせかけた。

16:14 王も同行の兵士も皆、疲れて到着し、そこで一息ついた。

 

新改訳1970

16:5 ダビデ王がバフリムまで来ると、ちょうど、サウルの家の一族のひとりが、そこから出て来た。その名はシムイといってゲラの子で、盛んにのろいのことばを吐 きながら出て来た。

16:6 そしてダビデとダビデ王のすべての家来たちに向かって石を投げつけた。民と勇士たちはみな、王の右左にいた。

16:7 シムイはのろってこう言った。「出て行け、出て行け。血まみれの男、よこしまな者。

16:8 主がサウルの家のすべての血をおまえに報いたのだ。サウルに代わって王となったおまえに。主はおまえの息子アブシャロムの手に王位を渡した。今、おまえは わざわいに会うのだ。おまえは血まみれの男だから。」

16:9 すると、ツェルヤの子アビシャイが王に言った。「この死に犬めが、王さまをのろってよいものですか。行って、あの首をはねさせてください。」

16:10 王は言った。「ツェルヤの子らよ。これは私のことで、あなたがたには、かかわりのないことだ。彼がのろうのは、主が彼に、『ダビデをのろえ。』と言われた からだ。だれが彼に、『おまえはどうしてこういうことをするのだ。』と言えようか。」

16:11 ダビデはアビシャイと彼のすべての家来たちに言った。「見よ。私の身から出た私の子さえ、私のいのちをねらっている。今、このベニヤミン人としては、なお さらのことだ。ほうっておきなさい。彼にのろわせなさい。主が彼に命じられたのだから。

16:12 たぶん、主は私の心をご覧になり、主は、きょうの彼ののろいに代えて、私にしあわせを報いてくださるだろう。」

16:13 ダビデと彼の部下たちは道を進んで行った。シムイは、山の中腹をダビデと平行して歩きながら、のろったり、石を投げたり、ちりをかけたりしていた。

16:14 王も、王とともに行った民もみな、疲れたので、そこでひと息ついた。

 

口語訳1955

16:5 ダビデ王がバホリムにきた時、サウルの家の一族の者がひとりそこから出てきた。その名をシメイといい、ゲラの子である。彼は出てきながら絶えずのろった。

16:6 そして彼はダビデとダビデ王のもろもろの家来に向かって石を投げた。その時、民と勇士たちはみな王の左右にいた。

16:7 シメイはのろう時にこう言った、「血を流す人よ、よこしまな人よ、立ち去れ、立ち去れ。

16:8 あなたが代って王となったサウルの家の血をすべて主があなたに報いられたのだ。主は王国をあなたの子アブサロムの手に渡された。見よ、あなたは血を流す人 だから、災に会うのだ」。

16:9 時にゼルヤの子アビシャイは王に言った、「この死んだ犬がどうしてわが主、王をのろってよかろうか。わたしに、行って彼の首を取らせてください」。

16:10 しかし王は言った、「ゼルヤの子たちよ、あなたがたと、なんのかかわりがあるのか。彼がのろうのは、主が彼に、『ダビデをのろえ』と言われたからであるな らば、だれが、『あなたはどうしてこういうことをするのか』と言ってよいであろうか」。

16:11 ダビデはまたアビシャイと自分のすべての家来とに言った、「わたしの身から出たわが子がわたしの命を求めている。今、このベニヤミンびととしてはなおさら だ。彼を許してのろわせておきなさい。主が彼に命じられたのだ。

16:12 主はわたしの悩みを顧みてくださるかもしれない。また主はきょう彼ののろいにかえて、わたしに善を報いてくださるかも知れない」。

16:13 こうしてダビデとその従者たちとは道を行ったが、シメイはダビデに並んで向かいの山の中腹を行き、行きながらのろい、また彼に向かって石や、ちりを投げつ けた。

16:14 王および共にいる民はみな疲れてヨルダンに着き、彼はその所で息をついだ。

 

文語訳1917

16:5 斯てダビデ王バホリムにいたるに視よ彼處よりサウルの家の族の者一人出きたる其名をシメイといふゲラの子なり彼出きたりて來りつつ詛 へり
16:6 又彼ダビデとダビデ王の諸の臣僕にむかひて石を投たり時に民と勇士皆王の左右にあり
16:7 シメイ詛の中に斯いへり汝血を流す人よ爾邪なる人よ出され出され
16:8 爾が代りて位に登りしサウルの家の血を凡てヱホバ爾に歸したまへりヱホバ國を爾の子アブサロムの手に付したまへり視よ爾は血を流す人なるによりて禍患の中 にあるなり
16:9 ゼルヤの子アビシヤイ王にいひけるは此死たる犬なんぞ王わが主を詛ふべけんや請ふ我をして渉りゆきてかれの首を取しめよ
16:10 王いひけるはゼルヤの子等よ爾らの與るところにあらず彼の詛ふはヱホバ彼にダビデを詛へと言たまひたるによるなれば誰か爾なんぞ然するやと言べけんや
16:11 ダビデ又アビシヤイおよび己の諸の臣僕にいひけるは視よわが身より出たるわが子わが生命を求む况や此ベニヤミン人をや彼を聽して詛はしめよヱホバ彼に命じ たまへるなり
16:12 ヱホバわが艱難を俯視みたまふことあらん又ヱホバ今日彼の詛のために我に善を報いたまふことあらんと
16:13 斯てダビデと其從者途を行けるにシメイはダビデに對へる山の傍に行て行つつ詛ひまた彼にむかひて石を投げ塵を揚たり
16:14 王および倶にある民皆アエピムに來りて彼處に息をつげり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 Tペテ2:23

2:23 ののしられても、ののしりかえさず、苦しめられても、おびやかすことをせず、正しいさばきをするかたに、いっさいをゆだねておられ た。

 

口 語訳 ロマ 9:20

9:20 ああ人よ。あなたは、神に言い逆らうとは、いったい、何者なのか。造られたものが造った者に向かって、「なぜ、わたしをこのように 造ったのか」と言うことがあろうか。

 

口 語訳 ロマ 8:28

8:28 神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたち は知っている。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ルカ 9:54

9:54 弟子のヤコブとヨハネ とはそれを見て言った、「主よ、いかがでしょう。彼らを焼き払ってしまうように、天から火をよび求めましょうか」。

 

口 語訳 ヨハ 18:11

18:11 すると、イエスはペテロに言われた、「剣をさやに納めなさい。父がわたしに下さった杯は、飲むべきではないか」。

 

口 語訳 ロマ 9:20

9:20 ああ人よ。あなたは、神に言い逆らうとは、いったい、何者なのか。造られたものが造った者に向かって、「なぜ、わたしをこのように 造ったのか」と言うことがあろうか。

 

口 語訳 ロマ 8:28

8:28 神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたち は知っている。

 

口 語訳 ヘブ 12:10-11

12:10 肉親の父は、しばらくの間、自分の考えに従って訓練を与えるが、たましいの父は、わたしたちの益のため、そのきよさにあずからせるた めに、そうされるのである。

12:11 すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる。しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、 平安な義の実を結ばせるようになる。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ロマ 9:20

9:20 人よ、神に口答えするとは、あなたは何者か。造られた物が造った者に、「どうしてわたしをこのように造ったのか」と言えるでしょうか。

 

新共同 ロマ 8:28

8:28 神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。

 

新共同 ロマ 12:21

12:21 悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい。

 

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サムエル記下 16:15−19 

アウサロムとホシャイ

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
015
一方、アブサロムとイスラエル人のすべての兵士 は、エルサレムに入った。アヒトフェルも一緒であった。

016さて、ダビデの友、アルキ人フシャイが、アブサロ ムのもとに来て、アブサロムに向かい、「王さま、万歳、王さま、万歳」と叫んだ。

017アブサロムはフシャイに言った、「これが、あなた の友への忠誠なのか。なぜあなたの友と一緒に行かなかったのか」。

018フシャイはアブサロムに言った、「いいえ、わたし は主とここにいる兵士たち、そしてイスラエルのすべての人々が選んだ方につき、その方とともに留まりたいのです。

019では、わたしは誰に仕えるべきでしょうか。わたし の友のご子息に仕えるべきではありませんか。わたしはあなたのお父上に仕えたように、あなたにもお仕えいたします」。


 

新共同訳1987

16:15 アブサロムはイスラエル人の兵士を全員率いてエルサレムに入城し、アヒトフェルも共にいた。

16:16 ダビデの友、アルキ人フシャイはアブサロムのもとに来て、アブサロムに向かって言った。「王様万歳、王様万歳。」

16:17 アブサロムはフシャイに言った。「お前の友に対する忠実はそのようなものか。なぜ、お前の友について行かなかったのか。」

16:18 フシャイはアブサロムに答えた。「いいえ。主とここにいる兵士とイスラエルの全員が選んだ方にわたしは従い、その方と共にとどまります。

16:19 それでは、わたしは誰に仕えればよいのでしょう。御子息以外にありえましょうか。お父上にお仕えしたようにあなたにお仕えします。」

 

新改訳1970

16:15 アブシャロムとすべての民、イスラエル人はエルサレムにはいった。アヒトフェルもいっしょであった。

16:16 ダビデの友アルキ人フシャイがアブシャロムのところに来たとき、フシャイはアブシャロムに言った。「王さま。ばんざい。王さま。ばんざい。」

16:17 アブシャロムはフシャイに言った。「これが、あなたの友への忠誠のあらわれなのか。なぜ、あなたは、あなたの友といっしょに行かなかったのか。」

16:18 フシャイはアブシャロムに答えた。「いいえ、主と、この民、イスラエルのすべての人々とが選んだ方に私はつき、その方といっしょにいたいのです。

16:19 また、私はだれに仕えるべきでしょう。私の友の子に仕えるべきではありませんか。私はあなたの父上に仕えたように、あなたにもお仕えいたします。」

 

口語訳1955

16:15 さてアブサロムとすべての民、イスラエルの人々はエルサレムにきた。アヒトペルもアブサロムと共にいた。

16:16 ダビデの友であるアルキびとホシャイがアブサロムのもとにきた時、ホシャイはアブサロムに「王万歳、王万歳」と言った。

16:17 アブサロムはホシャイに言った、「これはあなたがその友に示す真実なのか。あなたはどうしてあなたの友と一緒に行かなかったのか」。

16:18 ホシャイはアブサロムに言った、「いいえ、主とこの民とイスラエルのすべての人々が選んだ者にわたしは属し、かつその人と一緒におります。

16:19 かつまたわたしはだれに仕えるべきですか。その子の前に仕えるべきではありませんか。あなたの父の前に仕えたように、わたしはあなたの前に仕えます」。

 

文語訳1917

16:15 偖アブサロムと總ての民イスラエルの人々エルサレムに至れりアヒトペルもアブサロムとともにいたる
16:16 ダビデの友なるアルキ人ホシヤイ、アブサロムの許に來りし時アブサロムにいふ願くは王壽かれ願くは王壽かれ
16:17 アブサロム、ホシヤイにいひけるは此は爾が其友に示す厚意なるや爾なんぞ爾の友と往ざるやと
16:18 ホシヤイ、アブサロムにいひけるは然らずヱホバと此民とイスラエルの總の人々の選む者に我は屬し且其人とともに居るべし
16:19 且又我誰に事ふべきか其子の前に事べきにあらずや我は爾の父のまへに事しごとく爾のまへに事べし


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

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(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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サムエル記下 16:20−23 

アヒトペルの第一の策

 

翻訳比較


フランシ スコ会訳2013
020
アブサロムはアヒトフェルに言った、「われわれは 何をなすべきか、あなた方で策を講じてくれ」。

021アヒトフェルはアブサロムに進言した、「あなたの お父上が、王宮の留守を守らせるために残しておかれた側妻たちの所にお入りなさい。あなたがお父上を憤らせるようなことをあえて したと全イスラエルが知れば、あなたに味方する者たち、みな、ますます勇気づけられるでしょう」。

022そこでアブサロムのために屋上に天幕が張られ、ア ブサロムは全イスラエルの目の前で、父の側妻たちの所に入った。

023――当時、アヒトフェルが与える助言は、あたかも神か ら授けられた託宣のように人々に受け入れられていた。ダビデにとっても、アブサロムにとっても、アヒトフェルのあらゆる助言は、 そのように思われた。


 

新共同訳1987

16:20 アブサロムはアヒトフェルに、「どのようにすべきか、お前たちで策を練ってくれ」と命じた。

16:21 アヒトフェルはアブサロムに言った。「お父上の側女たちのところにお入りになるのがよいでしょう。お父上は王宮を守らせるため側女たちを残しておられま す。あなたがあえてお父上の憎悪の的となられたと全イスラエルが聞けば、あなたについている者はすべて、奮い立つでしょう。」

16:22 アブサロムのために屋上に天幕が張られ、全イスラエルの注目の中で、アブサロムは父の側女たちのところに入った。

16:23 そのころ、アヒトフェルの提案は、神託のように受け取られていた。ダビデにとっても、アブサロムにとっても、アヒトフェルの提案はそのようなものであっ た。

 

新改訳1970

16:20 それで、アブシャロムはアヒトフェルに言った。「あなたがたは相談して、われわれはどうしたらよいか、意見を述べなさい。」

16:21 アヒトフェルはアブシャロムに言った。「父上が王宮の留守番に残したそばめたちのところにおはいりください。全イスラエルが、あなたは父上に憎まれるよう なことをされたと聞くなら、あなたに、くみする者はみな、勇気を出すでしょう。」

16:22 こうしてアブシャロムのために屋上に天幕が張られ、アブシャロムは全イスラエルの目の前で、父のそばめたちのところにはいった。

16:23 当時、アヒトフェルの進言する助言は、人が神のことばを伺って得ることばのようであった。アヒトフェルの助言はみな、ダビデにもアブシャロムにもそのよう に思われた。

 

口語訳1955

16:20 そこでアブサロムはアヒトペルに言った、「あなたがたは、われわれがどうしたらよいのか、計りごとを述べなさい」。

16:21 アヒトペルはアブサロムに言った、「あなたの父が家を守るために残された、めかけたちの所にはいりなさい。そうすればイスラエルは皆あなたが父上に憎まれ ることを聞くでしょう。そしてあなたと一緒にいる者の手は強くなるでしょう」。

16:22 こうして彼らがアブサロムのために屋上に天幕を張ったので、アブサロムは全イスラエルの目の前で父のめかけたちの所にはいった。

16:23 そのころアヒトペルが授ける計りごとは人が神のみ告げを伺うようであった。アヒトペルの計りごとは皆ダビデにもアブサロムにも共にそのように思われた。

 


文 語訳1917
16:20 爰にアブサロム、アヒトベルにいひけるは我儕如何に爲べきか爾等計を爲すべしと
16:21 アヒトペル、アブサロムにいひけるは爾の父が遺して家を守らしむる妾等の處に入れ然ばイスラエル皆爾が其父に惡まるるを聞ん而して爾とともにをる總の者の 手強くなるべしと
16:22 是において屋脊にアブサロムのために天幕を張ければアブサロム、イスラエルの目のまへにて其父の妾等の處に入りぬ
16:23 當時アヒトペルが謀れる謀計は神の言に問たるごとくなりきアヒトペルの謀計は皆ダビデとアブサロムとに倶に是のごとく見えたりき


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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