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 使徒 15:1−5

エルサレム会議 ―― 発端

 

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

441501ある人たちがユダヤから〔アンティオキアヘ〕くだって来て、兄弟たちに教えていた、「モーセの慣例に従って割礼を受けなければ、あなたたちは救われない」と。

440502そこで、パウロとバルナバとこの人たちとの間に、少なからざる対立と論争が起こったので、パウロとバルナバとそのほか数人の者がエルサレムにのぼり、この争点のゆえに使徒たちと長老たちを訪ねることに決まった。

441503一行は教会の人々に見送られ、フェニキアとサマリアを通り、道々異邦人の悔い改めの次第をくわしく語って、すべての兄弟たちを大いに喜ばせた。

441504エルサレムに到着すると、彼らは教会と使徒たちと長老たちから歓迎を受け、神が彼らと共になさったことを、ことごとく報告した。

441505ところが、ファリサイ派から入信した人々が数人立って言った、「異邦人にも割礼を受けさせ、モーセの律法を守るように命じるべきだ」と。

 

新共同訳1987

15:1 ある人々がユダヤから下って来て、「モーセの慣習に従って割礼を受けなければ、あなたがたは救われない」と兄弟たちに教えていた。

15:2 それで、パウロやバルナバとその人たちとの間に、激しい意見の対立と論争が生じた。この件について使徒や長老たちと協議するために、パウロとバルナバ、そのほか数名の者がエルサレムへ上ることに決まった。

15:3 さて、一行は教会の人々から送り出されて、フェニキアとサマリア地方を通り、道すがら、兄弟たちに異邦人が改宗した次第を詳しく伝え、皆を大いに喜ばせた。

15:4 エルサレムに到着すると、彼らは教会の人々、使徒たち、長老たちに歓迎され、神が自分たちと共にいて行われたことを、ことごとく報告した。

15:5 ところが、ファリサイ派から信者になった人が数名立って、「異邦人にも割礼を受けさせて、モーセの律法を守るように命じるべきだ」と言った。

 

前田訳1978

15:1 ある人々がユダヤから下って来て、兄弟たちに、「あなた方はモーセの慣わしどおり割礼を受けなければ救われない」と教えていた。

15:2 それでパウロ、バルナバとその人々との間に、少なからぬ不和と論争がおこったので、パウロ、バルナバ、その他数人がこの問題のためエルサレムへ行って使徒と長老たちをたずねることに決めた。

15:3 彼らは集まりに見送られ、フェニキア、サマリアを通り、異邦人の回心を物語って、兄弟たちすべてに大きなよろこびを与えた。

15:4 エルサレムに着くと、集まり、使徒、長老たちに歓迎され、神が彼らとともになさったことを、のこらず告げた。

15:5 しかし信徒になったパリサイ派の数名が立って、「異邦人に割礼し、モーセの律法を守るよう命ずべきである」といった。

 

新改訳1970

15:1 さて、ある人々がユダヤから下って来て、兄弟たちに、「モーセの慣習に従って割礼を受けなければ、あなたがたは救われない。」と教えていた。

15:2 そしてパウロやバルナバと彼らとの間に激しい対立と論争が生じたので、パウロとバルナバと、その仲間のうちの幾人かが、この問題について使徒たちや長老たちと話し合うために、エルサレムに上ることになった。

15:3 彼らは教会の人々に見送られ、フェニキヤとサマリヤを通る道々で、異邦人の改宗のことを詳しく話したので、すべての兄弟たちに大きな喜びをもたらした。

15:4 エルサレムに着くと、彼らは教会と使徒たちと長老たちに迎えられ、神が彼らとともにいて行なわれたことを、みなに報告した。

15:5 しかし、パリサイ派の者で信者になった人々が立ち上がり、「異邦人にも割礼を受けさせ、また、モーセの律法を守ることを命じるべきである。」と言った。

 

塚本訳1963

15:1 すると(そのころ、)ユダヤ[エルサレム]から(アンテオケに)下ってきて(そこの)兄弟に、「あなた達(異教人)も(わたし達と同じに、)モーセの慣例に従って割礼を受けなければ、救われない」と教えた者があった。

15:2 そのためパウロ、バルナバとその人たちとの間に、相当大きく意見が対立し争論がおこったので、この問題の(解決の)ため、パウロ、バルナバ、そのほかの数人の者がエルサレムに上り、使徒、長老たちをたずねることに決まった。

15:3 さて一行は集会の人々に見送られて、ピニケ、サマリヤを通り、異教人の改信(の様子)を詳しく話したので、(各地の)兄弟たちは皆大喜びであった。

15:4 エルサレムに着くと、集会の人々、使徒、長老たちの歓迎を受け、神が自分たちと一緒にいてしてくださったことをのこらず報告した。

15:5 ところが信仰に入ったパリサイ派の者数人が立って、彼ら(異教人)にも割礼を施すべきであり、モーセ律法を守るようにと命ずべきである、と言った。

 

口語訳1955

15:1 さて、ある人たちがユダヤから下ってきて、兄弟たちに「あなたがたも、モーセの慣例にしたがって割礼を受けなければ、救われない」と、説いていた。

15:2 そこで、パウロやバルナバと彼らとの間に、少なからぬ紛糾と争論とが生じたので、パウロ、バルナバそのほか数人の者がエルサレムに上り、使徒たちや長老たちと、この問題について協議することになった。

15:3 彼らは教会の人々に見送られ、ピニケ、サマリヤをとおって、道すがら、異邦人たちの改宗の模様をくわしく説明し、すべての兄弟たちを大いに喜ばせた。

15:4 エルサレムに着くと、彼らは教会と使徒たち、長老たちに迎えられて、神が彼らと共にいてなされたことを、ことごとく報告した。

15:5 ところが、パリサイ派から信仰にはいってきた人たちが立って、「異邦人にも割礼を施し、またモーセの律法を守らせるべきである」と主張した。

 

文語訳1917

"441501","或人々ユダヤより下りて、兄弟たちに『なんぢらモーセの例に遵ひて割禮を受けずば救はるるを得ず』と教ふ。"

"441502","ここに彼らとパウロ及びバルナバとの間に、大なる紛爭と議論と起りたれば、兄弟たちはパウロ、バルナバ及びその中の數人をエルサレムに上らせ、此の問題につきて使徒・長老たちに問はしめんと定む。"

"441503","かれら教會の人々に見送られて、ベニケ及びサマリヤを經、異邦人の改宗せしことを具に告げて、凡ての兄弟に大なる喜悦を得させたり。"

"441504","エルサレムに到り、教會と使徒と長老とに迎へられ、神が己らと偕に在して爲し給ひし凡ての事を述べたるに、"

"441505","信者となりたるパリサイ派の或人々立ちて『異邦人にも割禮を施し、モーセの律法を守ることを命ぜざる可からず』と言ふ。"

 

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各国聖書引照編集

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 Uテモ2:23

2:23 愚かで無知な議論を避けなさい。あなたも知っているとおり、そのような議論は争いのもとになります。

 

新共同 使  11:30

11:30 そして、それを実行し、バルナバとサウロに託して長老たちに届けた。

 

新共同 使  11:19

11:19 ステファノの事件をきっかけにして起こった迫害のために散らされた人々は、フェニキア、キプロス、アンティオキアまで行ったが、ユダヤ人以外のだれにも御言葉を語らなかった。

 

新共同 使  8:1

8:1 サウロは、ステファノの殺害に賛成していた。(見出挿入による分割)

8:1 その日、エルサレムの教会に対して大迫害が起こり、使徒たちのほかは皆、ユダヤとサマリアの地方に散って行った。

 

新共同 使  15:1-2

15:1 ある人々がユダヤから下って来て、「モーセの慣習に従って割礼を受けなければ、あなたがたは救われない」と兄弟たちに教えていた。

15:2 それで、パウロやバルナバとその人たちとの間に、激しい意見の対立と論争が生じた。この件について使徒や長老たちと協議するために、パウロとバルナバ、そのほか数名の者がエルサレムへ上ることに決まった。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ロマ 2:25-29

2:25 もし、あなたが律法を行うなら、なるほど、割礼は役に立とう。しかし、もし律法を犯すなら、あなたの割礼は無割礼となってしまう。

2:26 だから、もし無割礼の者が律法の規定を守るなら、その無割礼は割礼と見なされるではないか。

2:27 かつ、生れながら無割礼の者であって律法を全うする者は、律法の文字と割礼とを持ちながら律法を犯しているあなたを、さばくのである。

2:28 というのは、外見上のユダヤ人がユダヤ人ではなく、また、外見上の肉における割礼が割礼でもない。

2:29 かえって、隠れたユダヤ人がユダヤ人であり、また、文字によらず霊による心の割礼こそ割礼であって、そのほまれは人からではなく、神から来るのである。

 

口語訳 ロマ 4:8-12

4:8 罪を主に認められない人は、さいわいである」。

4:9 さて、この幸福は、割礼の者だけが受けるのか。それとも、無割礼の者にも及ぶのか。わたしたちは言う、「アブラハムには、その信仰が義と認められた」のである。

4:10 それでは、どういう場合にそう認められたのか。割礼を受けてからか、それとも受ける前か。割礼を受けてからではなく、無割礼の時であった。

4:11 そして、アブラハムは割礼というしるしを受けたが、それは、無割礼のままで信仰によって受けた義の証印であって、彼が、無割礼のままで信じて義とされるに至るすべての人の父となり、

4:12 かつ、割礼の者の父となるためなのである。割礼の者というのは、割礼を受けた者ばかりではなく、われらの父アブラハムが無割礼の時に持っていた信仰の足跡を踏む人々をもさすのである。

 

口語訳 Tコリ7:18-19

7:18 召されたとき割礼を受けていたら、その跡をなくそうとしないがよい。また、召されたとき割礼を受けていなかったら、割礼を受けようとしないがよい。

7:19 割礼があってもなくても、それは問題ではない。大事なのは、ただ神の戒めを守ることである。

 

口語訳 ガラ 5:2

5:2 見よ、このパウロがあなたがたに言う。もし割礼を受けるなら、キリストはあなたがたに用のないものになろう。

 

口語訳 ガラ 6:13-16

6:13 事実、割礼のあるもの自身が律法を守らず、ただ、あなたがたの肉について誇りたいために、割礼を受けさせようとしているのである。

6:14 しかし、わたし自身には、わたしたちの主イエス・キリストの十字架以外に、誇とするものは、断じてあってはならない。この十字架につけられて、この世はわたしに対して死に、わたしもこの世に対して死んでしまったのである。

6:15 割礼のあるなしは問題ではなく、ただ、新しく造られることこそ、重要なのである。

6:16 この法則に従って進む人々の上に、平和とあわれみとがあるように。また、神のイスラエルの上にあるように。

 

口語訳 ピリ 3:2-8

3:2 あの犬どもを警戒しなさい。悪い働き人たちを警戒しなさい。肉に割礼の傷をつけている人たちを警戒しなさい。

3:3 神の霊によって礼拝をし、キリスト・イエスを誇とし、肉を頼みとしないわたしたちこそ、割礼の者である。

3:4 もとより、肉の頼みなら、わたしにも無くはない。もし、だれかほかの人が肉を頼みとしていると言うなら、わたしはそれをもっと頼みとしている。

3:5 わたしは八日目に割礼を受けた者、イスラエルの民族に属する者、ベニヤミン族の出身、ヘブル人の中のヘブル人、律法の上ではパリサイ人、

3:6 熱心の点では教会の迫害者、律法の義については落ち度のない者である。

3:7 しかし、わたしにとって益であったこれらのものを、キリストのゆえに損と思うようになった。

3:8 わたしは、更に進んで、わたしの主キリスト・イエスを知る知識の絶大な価値のゆえに、いっさいのものを損と思っている。キリストのゆえに、わたしはすべてを失ったが、それらのものを、ふん土のように思っている。それは、わたしがキリストを得るためであり、

 

(日)新共同訳1987の引照

新共同 ガラ 5:2-3

5:2 ここで、わたしパウロはあなたがたに断言します。もし割礼を受けるなら、あなたがたにとってキリストは何の役にも立たない方になります。

5:3 割礼を受ける人すべてに、もう一度はっきり言います。そういう人は律法全体を行う義務があるのです。

 

新共同 ガラ 6:12

6:12 肉において人からよく思われたがっている者たちが、ただキリストの十字架のゆえに迫害されたくないばかりに、あなたがたに無理やり割礼を受けさせようとしています。

 

新共同 ガラ 2:1

2:1 その後十四年たってから、わたしはバルナバと一緒にエルサレムに再び上りました。その際、テトスも連れて行きました。

 

新共同 ロマ 15:24

15:24 イスパニアに行くとき、訪ねたいと思います。途中であなたがたに会い、まず、しばらくの間でも、あなたがたと共にいる喜びを味わってから、イスパニアへ向けて送り出してもらいたいのです。

 

新共同 Tコリ16:6

16:6 たぶんあなたがたのところに滞在し、場合によっては、冬を越すことになるかもしれません。そうなれば、次にどこに出かけるにしろ、あなたがたから送り出してもらえるでしょう。

 

新共同 Tコリ16:11

16:11 だれも彼をないがしろにしてはならない。わたしのところに来るときには、安心して来られるように送り出してください。わたしは、彼が兄弟たちと一緒に来るのを、待っているのです。

 

新共同 Uコリ1:16

1:16 そして、そちらを経由してマケドニア州に赴き、マケドニア州から再びそちらに戻って、ユダヤへ送り出してもらおうと考えたのでした。

 

新共同 テト 3:13

3:13 法律家ゼナスとアポロとを、何も不自由しないように、よく世話をして、送り出してください。

 

新共同 Vヨハ1:6

1:6 彼らは教会であなたの愛を証ししました。どうか、神に喜ばれるように、彼らを送り出してください。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口語訳 ガラ 2:11-14

2:11 ところが、ケパがアンテオケにきたとき、彼に非難すべきことがあったので、わたしは面とむかって彼をなじった。

2:12 というのは、ヤコブのもとからある人々が来るまでは、彼は異邦人と食を共にしていたのに、彼らがきてからは、割礼の者どもを恐れ、しだいに身を引いて離れて行ったからである。

2:13 そして、ほかのユダヤ人たちも彼と共に偽善の行為をし、バルナバまでがそのような偽善に引きずり込まれた。

2:14 彼らが福音の真理に従ってまっすぐに歩いていないのを見て、わたしは衆人の面前でケパに言った、「あなたは、ユダヤ人であるのに、自分自身はユダヤ人のように生活しないで、異邦人のように生活していながら、どうして異邦人にユダヤ人のようになることをしいるのか」。

 

口語訳 ガラ 2:1-9

2:1 その後十四年たってから、わたしはバルナバと一緒に、テトスをも連れて、再びエルサレムに上った。

2:2 そこに上ったのは、啓示によってである。そして、わたしが異邦人の間に宣べ伝えている福音を、人々に示し、「重だった人たち」には個人的に示した。それは、わたしが現に走っており、またすでに走ってきたことが、むだにならないためである。

2:3 しかし、わたしが連れていたテトスでさえ、ギリシヤ人であったのに、割礼をしいられなかった。

2:4 それは、忍び込んできたにせ兄弟らがいたので――彼らが忍び込んできたのは、キリスト・イエスにあって持っているわたしたちの自由をねらって、わたしたちを奴隷にするためであった。

2:5 わたしたちは、福音の真理があなたがたのもとに常にとどまっているように、瞬時も彼らの強要に屈服しなかった。

2:6 そして、かの「重だった人たち」からは――彼らがどんな人であったにしても、それは、わたしには全く問題ではない。神は人を分け隔てなさらないのだから――事実、かの「重だった人たち」は、わたしに何も加えることをしなかった。

2:7 それどころか、彼らは、ペテロが割礼の者への福音をゆだねられているように、わたしには無割礼の者への福音がゆだねられていることを認め、

2:8 (というのは、ペテロに働きかけて割礼の者への使徒の務につかせたかたは、わたしにも働きかけて、異邦人につかわして下さったからである)、

2:9 かつ、わたしに賜わった恵みを知って、柱として重んじられているヤコブとケパとヨハネとは、わたしとバルナバとに、交わりの手を差し伸べた。そこで、わたしたちは異邦人に行き、彼らは割礼の者に行くことになったのである。

 

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 使徒 15:6−11

会議の経過 ―― ペテロの議論

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

441506そこで、使徒たちや長老たちが、この問題について協議するために集まった。

441507多くの論争があった後、ペトロが立って言った、「兄弟たちよ、ご存知の通り、はるか以前に、神はあなたたちの中から私をお選びになりました。それは、異邦人が私の口から福音の言葉を聞いて信じるようになるためでした。

441508人の心を知っておられる神は、私たちに与えられたと同じように異邦人にも聖霊を与えることによって、彼らに対して証しをされたのです。

441509また神は、彼らの信仰によって心を清め、私たちと彼らとの間になんの差別もなさいませんでした。

441510それなのに、なぜ今あなたがたは、私たちの父祖たちも私たちも負い切れなかった軛(くびき)をあの弟子たちの首にかけて、神を試みるのですか。

441511私たちは、主イエスの恵みによって救われると信じています。とすれば、彼らも同様のはずです」。

 

新共同訳1987

15:6 そこで、使徒たちと長老たちは、この問題について協議するために集まった。

15:7 議論を重ねた後、ペトロが立って彼らに言った。「兄弟たち、ご存じのとおり、ずっと以前に、神はあなたがたの間でわたしをお選びになりました。それは、異邦人が、わたしの口から福音の言葉を聞いて信じるようになるためです。

15:8 人の心をお見通しになる神は、わたしたちに与えてくださったように異邦人にも聖霊を与えて、彼らをも受け入れられたことを証明なさったのです。

15:9 また、彼らの心を信仰によって清め、わたしたちと彼らとの間に何の差別をもなさいませんでした。

15:10 それなのに、なぜ今あなたがたは、先祖もわたしたちも負いきれなかった軛を、あの弟子たちの首に懸けて、神を試みようとするのですか。

15:11 わたしたちは、主イエスの恵みによって救われると信じているのですが、これは、彼ら異邦人も同じことです。」

 

前田訳1978

15:6 使徒と長老たちはこのことを検討するため集まった。

15:7 多くの論争があったので、ペテロが立っていった、「兄弟方、ご存じのとおり、初めのころから、あなた方の間で、神はわたしの口によって異邦人が福音のことばを聞いて信ずるようお決めでした。

15:8 人の心をご存じの神は異邦人にもわれらにと同じく、聖霊を与えて彼らに証をなさいました。

15:9 そして信仰によって彼らの心を清めて、われらと彼らとの間に、何の差別もおつけになりませんでした。

15:10 それなのに、なぜ弟子たちのえりもとに軛をかけて神を試みるのですか。その 軛はわれらの先祖もわれら自身も負いきれなかったではありませんか。

15:11 むしろ主イエスの恩恵でわれらは救われ、彼らも同様であると信じます」と。

 

新改訳1970

15:6 そこで使徒たちと長老たちは、この問題を検討するために集まった。

15:7 激しい論争があって後、ペテロが立ち上がって言った。「兄弟たち。ご存じのとおり、神は初めのころ、あなたがたの間で事をお決めになり、異邦人が私の口から福音のことばを聞いて信じるようにされたのです。

15:8 そして、人の心の中を知っておられる神は、私たちに与えられたと同じように異邦人にも聖霊を与えて、彼らのためにあかしをし、

15:9 私たちと彼らとに何の差別もつけず、彼らの心を信仰によってきよめてくださったのです。

15:10 それなのに、なぜ、今あなたがたは、私たちの先祖も私たちも負いきれなかったくびきを、あの弟子たちの首に掛けて、神を試みようとするのです。

15:11 私たちが主イエスの恵みによって救われたことを私たちは信じますが、あの人たちもそうなのです。」

 

塚本訳1963

15:6 使徒たちと長老たちとがこの事を解決するために集まった。(集会の人々も一緒であった。)

15:7 長らく争論があったのち、ペテロが立ち上がって言った、「兄弟の方々、(集会が出来た)始めの時から、神は異教人がわたしの口によって福音の言葉を聞いて信ずるようにと、あなた達の間でわたしを選ばれたことは御承知のとおりである。

15:8 また、(人の)心を御存じの神は、(ユダヤ人たる)わたし達と同じく彼ら(異教人)にも、(信仰で救われる)証拠として聖霊を与え、

15:9 信仰によって彼らの心を清めて、わたし達と彼らとの間になんの差別をもつけられなかった。

15:10 だからあなた達が、わたし達の先祖にもわたし達にも負いきれない(重い)軛を(異教人の主の)弟子たちの首にかけるのは、(信仰だけでよいと示される)神を試すことである。なぜそんなことをするのか。

15:11 わたし達は信ずる、主イエスの恩恵(だけ)でわたし達は救われる。彼らも同様である。」

 

口語訳1955

15:6 そこで、使徒たちや長老たちが、この問題について審議するために集まった。

15:7 激しい争論があった後、ペテロが立って言った、「兄弟たちよ、ご承知のとおり、異邦人がわたしの口から福音の言葉を聞いて信じるようにと、神は初めのころに、諸君の中からわたしをお選びになったのである。

15:8 そして、人の心をご存じである神は、聖霊をわれわれに賜わったと同様に彼らにも賜わって、彼らに対してあかしをなし、

15:9 また、その信仰によって彼らの心をきよめ、われわれと彼らとの間に、なんの分けへだてもなさらなかった。

15:10 しかるに、諸君はなぜ、今われわれの先祖もわれわれ自身も、負いきれなかったくびきをあの弟子たちの首にかけて、神を試みるのか。

15:11 確かに、主イエスのめぐみによって、われわれは救われるのだと信じるが、彼らとても同様である」。

 

文語訳1917

"441506","ここに使徒・長老たち此の事につきて協議せんとて集る。"

"441507","多くの議論ありし後、ペテロ起ちて言ふ『兄弟たちよ、汝らの知るごとく、久しき前に神は、なんぢらの中より我を選び、わが口より異邦人に福音の言を聞かせ、之を信ぜしめんとし給へり。"

"441508","人の心を知りたまふ神は、我らと同じく、彼等にも聖靈を與へて證をなし、"

"441509","かつ信仰によりて彼らの心をきよめ、我らと彼らとの間に隔を置き給はざりき。"

"441510","然るに何ぞ神を試みて、弟子たちの頚に我らの先祖も我らをも負ひ能はざりし軛をかけんとするか。"

"441511","然らず、我らの救はるるも彼らと均しく主イエスの恩惠に由ることを我らは信ず』"

 

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各国聖書引照編集

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 使  15:2

15:2 それで、パウロやバルナバとその人たちとの間に、激しい意見の対立と論争が生じた。この件について使徒や長老たちと協議するために、パウロとバルナバ、そのほか数名の者がエルサレムへ上ることに決まった。

 

新共同 使  10:45

10:45 割礼を受けている信者で、ペトロと一緒に来た人は皆、聖霊の賜物が異邦人の上にも注がれるのを見て、大いに驚いた。

 

新共同 使  11:17

11:17 こうして、主イエス・キリストを信じるようになったわたしたちに与えてくださったのと同じ賜物を、神が彼らにもお与えになったのなら、わたしのような者が、神がそうなさるのをどうして妨げることができたでしょうか。」

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ガラ 3:28

3:28 もはや、ユダヤ人もギリシヤ人もなく、奴隷も自由人もなく、男も女もない。あなたがたは皆、キリスト・イエスにあって一つだからである。

 

口語訳 Tコリ1:2

1:2 コリントにある神の教会、すなわち、わたしたちの主イエス・キリストの御名を至る所で呼び求めているすべての人々と共に、キリスト・イエスにあってきよめられ、聖徒として召されたかたがたへ。このキリストは、わたしたちの主であり、また彼らの主であられる。

 

口語訳 ガラ 5:1-3

5:1 自由を得させるために、キリストはわたしたちを解放して下さったのである。だから、堅く立って、二度と奴隷のくびきにつながれてはならない。

5:2 見よ、このパウロがあなたがたに言う。もし割礼を受けるなら、キリストはあなたがたに用のないものになろう。

5:3 割礼を受けようとするすべての人たちに、もう一度言っておく。そういう人たちは、律法の全部を行う義務がある。

 

口語訳 ガラ 3:11

3:11 そこで、律法によっては、神のみまえに義とされる者はひとりもないことが、明らかである。なぜなら、「信仰による義人は生きる」からである。

 

口語訳 ロマ 3:24

3:24 彼らは、価なしに、神の恵みにより、キリスト・イエスによるあがないによって義とされるのである。

 

口語訳 ロマ 5:20-21

5:20 律法がはいり込んできたのは、罪過の増し加わるためである。しかし、罪の増し加わったところには、恵みもますます満ちあふれた。

5:21 それは、罪が死によって支配するに至ったように、恵みもまた義によって支配し、わたしたちの主イエス・キリストにより、永遠のいのちを得させるためである。

 

口語訳 ロマ 6:23

6:23 罪の支払う報酬は死である。しかし神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである。

 

口語訳 Uコリ8:9

8:9 あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っている。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられた。それは、あなたがたが、彼の貧しさによって富む者になるためである。

 

口語訳 ガラ 2:16

2:16 人の義とされるのは律法の行いによるのではなく、ただキリスト・イエスを信じる信仰によることを認めて、わたしたちもキリスト・イエスを信じたのである。それは、律法の行いによるのではなく、キリストを信じる信仰によって義とされるためである。なぜなら、律法の行いによっては、だれひとり義とされることがないからである。

 

(日)新共同訳1987の引照

新共同 コロ 1:5

1:5 それは、あなたがたのために天に蓄えられている希望に基づくものであり、あなたがたは既にこの希望を、福音という真理の言葉を通して聞きました。

 

新共同 ガラ 2:6

2:6 おもだった人たちからも強制されませんでした。――この人たちがそもそもどんな人であったにせよ、それは、わたしにはどうでもよいことです。神は人を分け隔てなさいません。――実際、そのおもだった人たちは、わたしにどんな義務も負わせませんでした。

 

新共同 ガラ 5:1

5:1 この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。だから、しっかりしなさい。奴隷の軛に二度とつながれてはなりません。

 

新共同 Tテモ6:1

6:1 軛の下にある奴隷の身分の人は皆、自分の主人を十分尊敬すべきものと考えなければなりません。それは、神の御名とわたしたちの教えが冒涜されないようにするためです。

 

新共同 Tコリ10:9

10:9 また、彼らの中のある者がしたように、キリストを試みないようにしよう。試みた者は、蛇にかまれて滅びました。

 

新共同 ロマ 3:24

3:24 ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。

 

新共同 ロマ 5:15

5:15 しかし、恵みの賜物は罪とは比較になりません。一人の罪によって多くの人が死ぬことになったとすれば、なおさら、神の恵みと一人の人イエス・キリストの恵みの賜物とは、多くの人に豊かに注がれるのです。

 

新共同 Uコリ13:13

13:13 主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同と共にあるように。

 

新共同 エペ 2:5-8

2:5 罪のために死んでいたわたしたちをキリストと共に生かし、――あなたがたの救われたのは恵みによるのです――

2:6 キリスト・イエスによって共に復活させ、共に天の王座に着かせてくださいました。

2:7 こうして、神は、キリスト・イエスにおいてわたしたちにお示しになった慈しみにより、その限りなく豊かな恵みを、来るべき世に現そうとされたのです。

2:8 事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口語訳 ガラ 5:1

5:1 自由を得させるために、キリストはわたしたちを解放して下さったのである。だから、堅く立って、二度と奴隷のくびきにつながれてはならない。

 

口語訳 ガラ 3:10-12

3:10 いったい、律法の行いによる者は、皆のろいの下にある。「律法の書に書いてあるいっさいのことを守らず、これを行わない者は、皆のろわれる」と書いてあるからである。

3:11 そこで、律法によっては、神のみまえに義とされる者はひとりもないことが、明らかである。なぜなら、「信仰による義人は生きる」からである。

3:12 律法は信仰に基いているものではない。かえって、「律法を行う者は律法によって生きる」のである。

 

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使徒 15:12−21

バルナバとパウロとの報告・ヤコブの意見

 

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

441512すると、全会衆が静かになった。そして、バルナバとパウロが、自分たちを通して神がどんなに多くの徴と奇蹟を異邦人の間で行なわれたかについて物語るのを聞き入っていた。

441513二人が話し終えると、ヤコブが答えて言った、「兄弟たちよ、聞いてもらいたい。441514神がはじめに御心をかけて、異邦人の中からご自分の御名のために民を得られた次第については、シメオンがすでに話してくれました。

441515預言者たちの言葉も、これに一致しています。こう記されています。

441516その後、私は帰って来て、

ダビデの倒れた幕屋を建て直し、

その崩れたところを建て直し、

それを再建するであろう。

441517人々の中の残れる者も、

私の名が呼ばれるすべての異邦人も、

主を求めるようになるためである。

441518昔から知らされていたこのことを行なう主が

こう言われる

441519そこで、私はこう判定します。異邦人の中から神に立ち帰る人々を悩ませては

ならない。

441520ただ、偶像に供えた穢れたものと、不品行と、絞め殺したものと、血とを避けるようにと、彼らに手紙を書くべきです。

441521昔からどの町でもモーセの律法を告げ知らせる人々がいて、安息日ごとに会堂で読まれているからです」。

 

新共同訳1987

15:12 すると全会衆は静かになり、バルナバとパウロが、自分たちを通して神が異邦人の間で行われた、あらゆるしるしと不思議な業について話すのを聞いていた。

15:13 二人が話を終えると、ヤコブが答えた。「兄弟たち、聞いてください。

15:14 神が初めに心を配られ、異邦人の中から御自分の名を信じる民を選び出そうとなさった次第については、シメオンが話してくれました。

15:15 預言者たちの言ったことも、これと一致しています。次のように書いてあるとおりです。

15:16 『「その後、わたしは戻って来て、/倒れたダビデの幕屋を建て直す。その破壊された所を建て直して、/元どおりにする。

15:17 -18それは、人々のうちの残った者や、/わたしの名で呼ばれる異邦人が皆、/主を求めるようになるためだ。」昔から知らされていたことを行う主は、/こう言われる。』

15:19 それで、わたしはこう判断します。神に立ち帰る異邦人を悩ませてはなりません。

15:20 ただ、偶像に供えて汚れた肉と、みだらな行いと、絞め殺した動物の肉と、血とを避けるようにと、手紙を書くべきです。

15:21 モーセの律法は、昔からどの町にも告げ知らせる人がいて、安息日ごとに会堂で読まれているからです。」

◆使徒会議の決議

15:22 そこで、使徒たちと長老たちは、教会全体と共に、自分たちの中から人を選んで、パウロやバルナバと一緒にアンティオキアに派遣することを決定した。選ばれたのは、バルサバと呼ばれるユダおよびシラスで、兄弟たちの中で指導的な立場にいた人たちである。

 

前田訳1978

15:12 全会衆は沈黙した。そしてバルナバとパウロとが、自分たちを通して神が徴と不思議とを異邦人の間になさったことを話すのを聞いていた。

15:13 彼らが話しおえると、ヤコブがいった、「兄弟方、お聞きください。

15:14 シメオンが説明しましたように、初めに神はみ心を配って、異邦人の間からひとつの民をおん自らの名へとお迎えでした。

15:15 預言者のことばはこれと合っています。それにはこう書かれています、

15:16 『その後わたしは立ち帰って、倒れたダビデの幕屋を建て直す。そのこわれたところを建てなおして幕屋をもとどおりにする。

15:17 それは残りの人々と、わが名で呼ばれるすべての異邦人が、主を求めるためである。このことをなさる主はこういわれる。

15:18 いにしえから主はこれを知りたもう』。

15:19 それゆえわたしは、異邦人の中から神に向かう人々を悩ましてはならないと考えます。

15:20 ただ、偶像に汚されたものと、不品行と、絞め殺した生きものと血とを避けるよう書き送るべきです。

15:21 それは、モーセには、昔から町ごとにその律法をのべ伝える人々があって、安息日ごとに会堂で朗読されているからです」と。

 

新改訳1970

15:12 すると、全会衆は沈黙してしまった。そして、バルナバとパウロが、彼らを通して神が異邦人の間で行なわれたしるしと不思議なわざについて話すのに、耳を傾けた。

15:13 ふたりが話し終えると、ヤコブがこう言った。「兄弟たち。私の言うことを聞いてください。

15:14 神が初めに、どのように異邦人を顧みて、その中から御名をもって呼ばれる民をお召しになったかは、シメオンが説明したとおりです。

15:15 預言者たちのことばもこれと一致しており、それにはこう書いてあります。

15:16 『この後、わたしは帰って来て、倒れたダビデの幕屋を建て直す。すなわち、廃墟と化した幕屋を建て直し、それを元どおりにする。

15:17 それは、残った人々、すなわち、わたしの名で呼ばれる異邦人がみな、主を求めるようになるためである。

15:18 大昔からこれらのことを知らせておられる主が、こう言われる。』

15:19 そこで、私の判断では、神に立ち返る異邦人を悩ませてはいけません。

15:20 ただ、偶像に供えて汚れた物と不品行と絞め殺した物と血とを避けるように書き送るべきだと思います。

15:21 昔から、町ごとにモーセの律法を宣べる者がいて、それが安息日ごとに諸会堂で読まれているからです。」

 

塚本訳1963

15:12 すると会衆一同が黙った。そしてバルナバとパウロとが、自分たちをもって神がどんな徴や不思議なことを異教人の間で行われたかを話してきかせるのを、(静かに)聞いていた。

15:13 二人の話が終った後、(主の兄弟の)ヤコブが発言した。

15:14 「兄弟の方々、聞いてもらいたい。シメオン[ペテロ]は(集会が出来た)始めに、神がいかに御心にかけて、異教人のうちから御自分のために一つの民を得られたかを話してくれたが、

15:15 預言者たちの言葉はそれと一致している。(ある所に)こう書いてある。

15:16 『そのあとで[最後の日に]わたしは(イスラエルの民を)顧みて』『倒れたダビデの幕屋[王国]を建てなおす、その崩れた所を建てなおして幕屋を再建する、

15:17 これは残りの人々、すなわちわたしの名をもって呼ばれるすべての異教人にも、主をさがし出させるためである。このことをされる主はこう言われる、

15:18 『遠い昔から知っておられて。』

15:19 (このように、主は世の初めから、最後の日の御国に異教人を招こうとしておられるのである。)だからわたしはこういう意見である。異教人の中から(われわれの)神に転ずる人たちを、(面倒なモーセ律法で)困らせてはならない。

15:20 ただ偶像に(供えて)穢された物と、(近親との)不品行と、締め殺した動物(を食べること)と、血とを避けるべきであると書き送ったがよかろう。

15:21 なぜならば、モーセ(律法)は古い時代から町ごとにこれを説く者たちがあって、安息日のたびごとに礼拝堂で朗読されているからである。」

 

口語訳1955

15:12 すると、全会衆は黙ってしまった。それから、バルナバとパウロとが、彼らをとおして異邦人の間に神が行われた数々のしるしと奇跡のことを、説明するのを聞いた。

15:13 ふたりが語り終えた後、ヤコブはそれに応じて述べた、「兄弟たちよ、わたしの意見を聞いていただきたい。

15:14 神が初めに異邦人たちを顧みて、その中から御名を負う民を選び出された次第は、シメオンがすでに説明した。

15:15 預言者たちの言葉も、それと一致している。すなわち、こう書いてある、

15:16 『その後、わたしは帰ってきて、/倒れたダビデの幕屋を建てかえ、/くずれた箇所を修理し、/それを立て直そう。

15:17 残っている人々も、/わたしの名を唱えているすべての異邦人も、/主を尋ね求めるようになるためである。

15:18 世の初めからこれらの事を知らせておられる主が、/こう仰せになった』。

15:19 そこで、わたしの意見では、異邦人の中から神に帰依している人たちに、わずらいをかけてはいけない。

15:20 ただ、偶像に供えて汚れた物と、不品行と、絞め殺したものと、血とを、避けるようにと、彼らに書き送ることにしたい。

15:21 古い時代から、どの町にもモーセの律法を宣べ伝える者がいて、安息日ごとにそれを諸会堂で朗読するならわしであるから」。

 

文語訳1917

"441512","ここに會衆みな黙して、バルナバとパウロとの、己等によりて神が異邦人のうちに爲し給ひし多くの徴と不思議とを述ぶるを聽く。"

"441513","彼らの語り終へし後、ヤコブ答へて言ふ、『兄弟たちよ、我に聽け、"

"441514","シメオン既に神の初めて異邦人を顧み、その中より御名を負ふべき民を取り給ひしことを述べしが、"

"441515","預言者たちの言もこれと合へり。"

"441516","録して、「こののち我かへりて、倒れたるダビデの幕屋を再び造り、その頽れし所をふたたび造り、而して之を立てん。"

"441517","この殘餘の人々、主を尋ね求め、凡て我が名をもて稱へらるる異邦人も、また然せん爲なり。"

"441518","古へより此等のことを知らしめ給ふ主、これを言ひ給ふ」とあるが如し。"

"441519","之によりて我は判斷す、異邦人の中より神に歸依する人を煩はすべきにあらず。"

"441520","ただ書き贈りて、偶像に穢されたる物と、淫行と、絞殺したる物と、血とを避けしむべし。"

"441521","昔より、いづれの町にもモーセを宣ぶる者ありて、安息日毎に諸會堂にてその書を読めばなり』"

 

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各国聖書引照編集

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 使  15:4

15:4 エルサレムに到着すると、彼らは教会の人々、使徒たち、長老たちに歓迎され、神が自分たちと共にいて行われたことを、ことごとく報告した。

 

新共同 使  5:12

5:12 使徒たちの手によって、多くのしるしと不思議な業とが民衆の間で行われた。一同は心を一つにしてソロモンの回廊に集まっていたが、

 

新共同 使  10:45

10:45 割礼を受けている信者で、ペトロと一緒に来た人は皆、聖霊の賜物が異邦人の上にも注がれるのを見て、大いに驚いた。

 

新共同 使  12:17

12:17 ペトロは手で制して彼らを静かにさせ、主が牢から連れ出してくださった次第を説明し、「このことをヤコブと兄弟たちに伝えなさい」と言った。そして、そこを出てほかの所へ行った。

 

新共同 使  15:29

15:29 すなわち、偶像に献げられたものと、血と、絞め殺した動物の肉と、みだらな行いとを避けることです。以上を慎めばよいのです。健康を祈ります。」

 

新共同 Tコリ6:18

6:18 みだらな行いを避けなさい。人が犯す罪はすべて体の外にあります。しかし、みだらな行いをする者は、自分の体に対して罪を犯しているのです。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 Tテサ1:9

1:9 わたしたちが、どんなにしてあなたがたの所にはいって行ったか、また、あなたがたが、どんなにして偶像を捨てて神に立ち帰り、生けるまことの神に仕えるようになり、

 

口語訳 Tコリ10:20-22

10:20 そうではない。人々が供える物は、悪霊ども、すなわち、神ならぬ者に供えるのである。わたしは、あなたがたが悪霊の仲間になることを望まない。

10:21 主の杯と悪霊どもの杯とを、同時に飲むことはできない。主の食卓と悪霊どもの食卓とに、同時にあずかることはできない。

10:22 それとも、わたしたちは主のねたみを起そうとするのか。わたしたちは、主よりも強いのだろうか。

 

口語訳 Tコリ6:9-10

6:9 それとも、正しくない者が神の国をつぐことはないのを、知らないのか。まちがってはいけない。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる者、男色をする者、盗む者、

6:10 貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者は、いずれも神の国をつぐことはないのである。

 

口語訳 ガラ 5:19

5:19 肉の働きは明白である。すなわち、不品行、汚れ、好色、

 

口語訳 Tテサ4:3-6

4:3 神のみこころは、あなたがたが清くなることである。すなわち、不品行を慎み、

4:4 各自、気をつけて自分のからだを清く尊く保ち、

4:5 神を知らない異邦人のように情欲をほしいままにせず、

4:6 また、このようなことで兄弟を踏みつけたり、だましたりしてはならない。前にもあなたがたにきびしく警告しておいたように、主はこれらすべてのことについて、報いをなさるからである。

 

(日)新共同訳1987の引照

新共同 ガラ 1:19

1:19 ほかの使徒にはだれにも会わず、ただ主の兄弟ヤコブにだけ会いました。

 

新共同 Uペテ1:1

1:1 イエス・キリストの僕であり、使徒であるシメオン・ペトロから、わたしたちの神と救い主イエス・キリストの義によって、わたしたちと同じ尊い信仰を受けた人たちへ。

 

新共同 ヤコ 2:7

2:7 また彼らこそ、あなたがたに与えられたあの尊い名を、冒涜しているではないですか。

 

新共同 Tコリ8:7-13

8:7 しかし、この知識がだれにでもあるわけではありません。ある人たちは、今までの偶像になじんできた習慣にとらわれて、肉を食べる際に、それが偶像に供えられた肉だということが念頭から去らず、良心が弱いために汚されるのです。

8:8 わたしたちを神のもとに導くのは、食物ではありません。食べないからといって、何かを失うわけではなく、食べたからといって、何かを得るわけではありません。

8:9 ただ、あなたがたのこの自由な態度が、弱い人々を罪に誘うことにならないように、気をつけなさい。

8:10 知識を持っているあなたが偶像の神殿で食事の席に着いているのを、だれかが見ると、その人は弱いのに、その良心が強められて、偶像に供えられたものを食べるようにならないだろうか。

8:11 そうなると、あなたの知識によって、弱い人が滅びてしまいます。その兄弟のためにもキリストが死んでくださったのです。

8:12 このようにあなたがたが、兄弟たちに対して罪を犯し、彼らの弱い良心を傷つけるのは、キリストに対して罪を犯すことなのです。

8:13 それだから、食物のことがわたしの兄弟をつまずかせるくらいなら、兄弟をつまずかせないために、わたしは今後決して肉を口にしません。

 

新共同 Tコリ10:7-8

10:7 彼らの中のある者がしたように、偶像を礼拝してはいけない。「民は座って飲み食いし、立って踊り狂った」と書いてあります。

10:8 彼らの中のある者がしたように、みだらなことをしないようにしよう。みだらなことをした者は、一日で二万三千人倒れて死にました。

 

新共同 Tコリ10:14-28

10:14 わたしの愛する人たち、こういうわけですから、偶像礼拝を避けなさい。

10:15 わたしはあなたがたを分別ある者と考えて話します。わたしの言うことを自分で判断しなさい。

10:16 わたしたちが神を賛美する賛美の杯は、キリストの血にあずかることではないか。わたしたちが裂くパンは、キリストの体にあずかることではないか。

10:17 パンは一つだから、わたしたちは大勢でも一つの体です。皆が一つのパンを分けて食べるからです。

10:18 肉によるイスラエルの人々のことを考えてみなさい。供え物を食べる人は、それが供えてあった祭壇とかかわる者になるのではありませんか。

10:19 わたしは何を言おうとしているのか。偶像に供えられた肉が何か意味を持つということでしょうか。それとも、偶像が何か意味を持つということでしょうか。

10:20 いや、わたしが言おうとしているのは、偶像に献げる供え物は、神ではなく悪霊に献げている、という点なのです。わたしは、あなたがたに悪霊の仲間になってほしくありません。

10:21 主の杯と悪霊の杯の両方を飲むことはできないし、主の食卓と悪霊の食卓の両方に着くことはできません。

10:22 それとも、主にねたみを起こさせるつもりなのですか。わたしたちは、主より強い者でしょうか。

◆すべてを神の栄光のために

10:23 「すべてのことが許されている。」しかし、すべてのことが益になるわけではない。「すべてのことが許されている。」しかし、すべてのことがわたしたちを造り上げるわけではない。

10:24 だれでも、自分の利益ではなく他人の利益を追い求めなさい。

10:25 市場で売っているものは、良心の問題としていちいち詮索せず、何でも食べなさい。

10:26 「地とそこに満ちているものは、主のもの」だからです。

10:27 あなたがたが、信仰を持っていない人から招待され、それに応じる場合、自分の前に出されるものは、良心の問題としていちいち詮索せず、何でも食べなさい。

10:28 しかし、もしだれかがあなたがたに、「これは偶像に供えられた肉です」と言うなら、その人のため、また、良心のために食べてはいけません。

 

新共同 黙  2:14

2:14 しかし、あなたに対して少しばかり言うべきことがある。あなたのところには、バラムの教えを奉ずる者がいる。バラムは、イスラエルの子らの前につまずきとなるものを置くようにバラクに教えた。それは、彼らに偶像に献げた肉を食べさせ、みだらなことをさせるためだった。

 

新共同 黙  2:20

2:20 しかし、あなたに対して言うべきことがある。あなたは、あのイゼベルという女のすることを大目に見ている。この女は、自ら預言者と称して、わたしの僕たちを教え、また惑わして、みだらなことをさせ、偶像に献げた肉を食べさせている。

 

新共同 Uコリ3:14-15

3:14 しかし、彼らの考えは鈍くなってしまいました。今日に至るまで、古い契約が読まれる際に、この覆いは除かれずに掛かったままなのです。それはキリストにおいて取り除かれるものだからです。

3:15 このため、今日に至るまでモーセの書が読まれるときは、いつでも彼らの心には覆いが掛かっています。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口語訳 ロマ 9:26

9:26 あなたがたはわたしの民ではないと、/彼らに言ったその場所で、/彼らは生ける神の子らであると、/呼ばれるであろう」。

 

口語訳 ロマ 15:9-12

15:9 異邦人もあわれみを受けて神をあがめるようになるためである、/「それゆえ、わたしは、異邦人の中で/あなたにさんびをささげ、/また、御名をほめ歌う」/と書いてあるとおりである。

15:10 また、こう言っている、/「異邦人よ、主の民と共に喜べ」。

15:11 また、/「すべての異邦人よ、主をほめまつれ。もろもろの民よ、主をほめたたえよ」。

15:12 またイザヤは言っている、/「エッサイの根から芽が出て、/異邦人を治めるために立ち上がる者が来る。異邦人は彼に望みをおくであろう」。

 

口語訳 ロマ 16:25-26

16:25 願わくは、わたしの福音とイエス・キリストの宣教とにより、かつ、長き世々にわたって、隠されていたが、今やあらわされ、預言の書をとおして、永遠の神の命令に従い、信仰の従順に至らせるために、もろもろの国人に告げ知らされた奥義の啓示によって、あなたがたを力づけることのできるかた、

16:26 (25節に合節)

 

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使徒 15:22−29

決議

 

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

441522そこで、使徒たちや長老たちは、教会全体と共に、自分たちの中から人を選んで、パウロやバルナバと一緒にアンティオキアに派遣することに決めた。選ばれたのは、バルサバと呼ばれるユダとシラスであったが、彼らは兄弟たちの間で指導的位置にいた人たちであった。

441523この人たちに、次の書簡が託されたのである。「あなたたちの兄弟である使徒ならびに長老たちが、アンティオキア、シリア〔州〕、キリキア〔州〕にいる異邦人の兄弟たちに挨拶を送る。

441524われわれの中のある者がそちらに行き、われわれから指示もないのに、いろいろな言葉をもってあなたたちを騒がせ、あなたたちの心を乱したことを聞いた。

441525そこで、われわれは人を選び、愛するバルナバとパウロと共に、あなたたちのもとに派遣することに意見の一致をみた。

441526この二人は、われらの主イエス・キリストの御名のために身を献げている人々である。

441527彼らと共にユダとシラスを派遣するが、この両名は同じ趣旨のことを口頭で伝えるであろう。

441528聖霊とわれわれは、次の必要事項のほかは、いかなる重荷をもあなたたちに負わせないように決めた。

441529すなわち、偶像に供えられたものと、血と、絞め殺したものと、不品行とを避けることである。これらのことを慎めば、それでよい。健康を祈る」。

 

新共同訳1987

15:22 そこで、使徒たちと長老たちは、教会全体と共に、自分たちの中から人を選んで、パウロやバルナバと一緒にアンティオキアに派遣することを決定した。選ばれたのは、バルサバと呼ばれるユダおよびシラスで、兄弟たちの中で指導的な立場にいた人たちである。

15:23 使徒たちは、次の手紙を彼らに託した。「使徒と長老たちが兄弟として、アンティオキアとシリア州とキリキア州に住む、異邦人の兄弟たちに挨拶いたします。

15:24 聞くところによると、わたしたちのうちのある者がそちらへ行き、わたしたちから何の指示もないのに、いろいろなことを言って、あなたがたを騒がせ動揺させたとのことです。

15:25 それで、人を選び、わたしたちの愛するバルナバとパウロとに同行させて、そちらに派遣することを、わたしたちは満場一致で決定しました。

15:26 このバルナバとパウロは、わたしたちの主イエス・キリストの名のために身を献げている人たちです。

15:27 それで、ユダとシラスを選んで派遣しますが、彼らは同じことを口頭でも説明するでしょう。

15:28 聖霊とわたしたちは、次の必要な事柄以外、一切あなたがたに重荷を負わせないことに決めました。

15:29 すなわち、偶像に献げられたものと、血と、絞め殺した動物の肉と、みだらな行いとを避けることです。以上を慎めばよいのです。健康を祈ります。」

 

前田訳1978

15:22 そこで使徒と長老たちは全集まりとともに、彼らから人を選んで、パウロ、バルナバとともにアンテオケに送ることを決めた。それはバルサバと呼ばれるユダとシラスとで、兄弟たちの中の指導的な人々であった。

15:23 彼らの筆による手紙が託された、「使徒と長老とはアンテオケ、シリア、キリキアにある異邦人出の兄弟たちにごあいさつします。

15:24 聞くところによりますと、当方のものたちが、われらから指図されずに、あなた方をことばで騒がせ、あなた方の心を乱したそうですので、

15:25 われらは全会一致、人を選んで愛するバルナバとパウロとともにあなた方につかわすことにしました。

15:26 このふたりはわれらの主イエス・キリストのみ名のためにいのちをささげている人です。

15:27 それで、ユダとシラスとをつかわしますが、彼らも直接ことばで(この手紙と)同じことをお伝えするでしょう。

15:28 聖霊とわれらとは、次のぜひ必要なことのほかは、あなた方に何も重荷を負わせないことに決めました。

15:29 すなわち、偶像に供えたものと、血と、絞め殺した生きものと、不品行とを避けることです。これらから自らを遠ざけていればよいのです。さよなら」と。

 

新改訳1970

15:22 そこで使徒たちと長老たち、また、全教会もともに、彼らの中から人を選んで、パウロやバルナバといっしょにアンテオケへ送ることを決議した。選ばれたのは兄弟たちの中の指導者たちで、バルサバと呼ばれるユダおよびシラスであった。

15:23 彼らはこの人たちに託して、こう書き送った。「兄弟である使徒および長老たちは、アンテオケ、シリヤ、キリキヤにいる異邦人の兄弟たちに、あいさつをいたします。

15:24 私たちの中のある者たちが、私たちからは何も指示を受けていないのに、いろいろなことを言ってあなたがたを動揺させ、あなたがたの心を乱したことを聞きました。

15:25 そこで、私たちは人々を選び、私たちの愛するバルナバおよびパウロといっしょに、あなたがたのところへ送ることに衆議一決しました。

15:26 このバルナバとパウロは、私たちの主イエス・キリストの御名のために、いのちを投げ出した人たちです。

15:27 こういうわけで、私たちはユダとシラスを送りました。彼らは口頭で同じ趣旨のことを伝えるはずです。

15:28 聖霊と私たちは、次のぜひ必要な事のほかは、あなたがたにその上、どんな重荷も負わせないことを決めました。

15:29 すなわち、偶像に供えた物と、血と、絞め殺した物と、不品行とを避けることです。これらのことを注意深く避けていれば、それで結構です。以上。」

 

塚本訳1963

15:22 そこで、使徒と長老とは集会全体と共に、自分たちのうちから人を選んで、パウロ、バルナバと一緒に、アンテオケに派遣することに決した。そして兄弟たちの間で重んじられていた二人、バルサバと言われたユダとシラスとが選ばれ、

15:23 こう書いて彼らに託された。「あなた達の兄弟である使徒と長老とから、アンテオケをはじめシリヤとキリキヤとにある異教人出の兄弟たちに敬意を表する。

15:24 聞くところによると、当方の者たちが(御地に行き、)われわれの指図なしにいろいろなことを言ってあなた達を騒がせ、あなた達の心を乱したそうであるから、

15:25 われわれは衆議一決、人を選んで(書面を持たせ、)愛するバルナバとパウロとの供をさせて、あなた達の所に派遣することにした。──

15:26 この両人は(御承知のように)われわれの主イエス・キリストの御名のために命を捧げている人である。──

15:27 それでいまユダとシラスとを派遣するが、彼らも口頭で(この書面と)同じことを伝えるであろう。

15:28 聖霊とわれわれとは、必要欠くべからざる次のもののほか、それ以上のいかなる重荷をもあなた達に負わせないことに決した。

15:29 すなわち偶像に供えた物と、血と、締め殺した動物(を食べること)と、(近親との)不品行とを避けること。これらのことによって身を汚されずにおれば、よろしい。敬具。」

 

口語訳1955

15:22 そこで、使徒たちや長老たちは、全教会と協議した末、お互の中から人々を選んで、パウロやバルナバと共に、アンテオケに派遣することに決めた。選ばれたのは、バルサバというユダとシラスとであったが、いずれも兄弟たちの間で重んじられていた人たちであった。

15:23 この人たちに託された書面はこうである。「あなたがたの兄弟である使徒および長老たちから、アンテオケ、シリヤ、キリキヤにいる異邦人の兄弟がたに、あいさつを送る。

15:24 こちらから行ったある者たちが、わたしたちからの指示もないのに、いろいろなことを言って、あなたがたを騒がせ、あなたがたの心を乱したと伝え聞いた。

15:25 そこで、わたしたちは人々を選んで、愛するバルナバおよびパウロと共に、あなたがたのもとに派遣することに、衆議一決した。

15:26 このふたりは、われらの主イエス・キリストの名のために、その命を投げ出した人々であるが、

15:27 彼らと共に、ユダとシラスとを派遣する次第である。この人たちは、あなたがたに、同じ趣旨のことを、口頭でも伝えるであろう。

15:28 すなわち、聖霊とわたしたちとは、次の必要事項のほかは、どんな負担をも、あなたがたに負わせないことに決めた。

15:29 それは、偶像に供えたものと、血と、絞め殺したものと、不品行とを、避けるということである。これらのものから遠ざかっておれば、それでよろしい。以上」。

 

文語訳1917

"441522","ここに使徒・長老たち及び全教會は、その中より人を選びてパウロ、バルナバと共にアンテオケに送ることを可とせり。選ばれたるは、バルサバと稱ふるユダとシラスとにて、兄弟たちの中の重立ちたる者なり。"

"441523","之に託したる書にいふ『使徒および長老たる兄弟ら、アンテオケ、シリヤ、キリキヤに在る異邦人の兄弟たちの平安を祈る。"

"441524","我等のうちの或人々われらが命じもせぬに、言をもて汝らを煩はし、汝らの心を亂したりと聞きたれば、"

"441525","我ら心を一つにし人を選びて、"

"441526","我らの主イエス・キリストの名のために命を惜まざりし者なる、我らの愛するバルナバ、パウロと共に汝らに遣はすことを可しとせり。"

"441527","之によりて我らユダとシラスとを遣はす、かれらも口づから此等のことを述べん。"

"441528","聖靈と我らとは左の肝要なるものの他に何をも汝らに負はせぬを可しとするなり。"

"441529","即ち偶像に獻げたる物と、血と、絞殺したる物と、淫行とを避くべき事なり、汝等これを愼まば善し。なんぢら健かなれ』"

 

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各国聖書引照編集

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 使  15:2

15:2 それで、パウロやバルナバとその人たちとの間に、激しい意見の対立と論争が生じた。この件について使徒や長老たちと協議するために、パウロとバルナバ、そのほか数名の者がエルサレムへ上ることに決まった。

 

新共同 使  14:26

14:26 そこからアンティオキアへ向かって船出した。そこは、二人が今成し遂げた働きのために神の恵みにゆだねられて送り出された所である。

 

新共同 使  15:27

15:27 それで、ユダとシラスを選んで派遣しますが、彼らは同じことを口頭でも説明するでしょう。

 

新共同 ヘブ 13:7

13:7 あなたがたに神の言葉を語った指導者たちのことを、思い出しなさい。彼らの生涯の終わりをしっかり見て、その信仰を見倣いなさい。

 

新共同 使  5:41

5:41 それで使徒たちは、イエスの名のために辱めを受けるほどの者にされたことを喜び、最高法院から出て行き、

 

新共同 使  10:19

10:19 ペトロがなおも幻について考え込んでいると、"霊"がこう言った。「三人の者があなたを探しに来ている。

 

新共同 使  15:10

15:10 それなのに、なぜ今あなたがたは、先祖もわたしたちも負いきれなかった軛を、あの弟子たちの首に懸けて、神を試みようとするのですか。

 

新共同 使  15:20

15:20 ただ、偶像に供えて汚れた肉と、みだらな行いと、絞め殺した動物の肉と、血とを避けるようにと、手紙を書くべきです。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ガラ 2:3-4

2:3 しかし、わたしが連れていたテトスでさえ、ギリシヤ人であったのに、割礼をしいられなかった。

2:4 それは、忍び込んできたにせ兄弟らがいたので――彼らが忍び込んできたのは、キリスト・イエスにあって持っているわたしたちの自由をねらって、わたしたちを奴隷にするためであった。

 

口語訳 ガラ 5:4

5:4 律法によって義とされようとするあなたがたは、キリストから離れてしまっている。恵みから落ちている。

 

口語訳 ガラ 1:7-8

1:7 それは福音というべきものではなく、ただ、ある種の人々があなたがたをかき乱し、キリストの福音を曲げようとしているだけのことである。

1:8 しかし、たといわたしたちであろうと、天からの御使であろうと、わたしたちが宣べ伝えた福音に反することをあなたがたに宣べ伝えるなら、その人はのろわるべきである。

 

口語訳 ガラ 5:10-12

5:10 あなたがたはいささかもわたしと違った思いをいだくことはないと、主にあって信頼している。しかし、あなたがたを動揺させている者は、それがだれであろうと、さばきを受けるであろう。

5:11 兄弟たちよ。わたしがもし今でも割礼を宣べ伝えていたら、どうして、いまなお迫害されるはずがあろうか。そうしていたら、十字架のつまずきは、なくなっているであろう。

5:12 あなたがたの煽動者どもは、自ら去勢してしまうがよかろう。

 

口語訳 ガラ 5:2-4

5:2 見よ、このパウロがあなたがたに言う。もし割礼を受けるなら、キリストはあなたがたに用のないものになろう。

5:3 割礼を受けようとするすべての人たちに、もう一度言っておく。そういう人たちは、律法の全部を行う義務がある。

5:4 律法によって義とされようとするあなたがたは、キリストから離れてしまっている。恵みから落ちている。

 

口語訳 ガラ 6:12-13

6:12 いったい、肉において見えを飾ろうとする者たちは、キリスト・イエスの十字架のゆえに、迫害を受けたくないばかりに、あなたがたにしいて割礼を受けさせようとする。

6:13 事実、割礼のあるもの自身が律法を守らず、ただ、あなたがたの肉について誇りたいために、割礼を受けさせようとしているのである。

 

口語訳 Tコリ15:30-32

15:30 また、なんのために、わたしたちはいつも危険を冒しているのか。

15:31 兄弟たちよ。わたしたちの主キリスト・イエスにあって、わたしがあなたがたにつき持っている誇にかけて言うが、わたしは日々死んでいるのである。

15:32 もし、わたしが人間の考えによってエペソで獣と戦ったとすれば、それはなんの役に立つのか。もし死人がよみがえらないのなら、「わたしたちは飲み食いしようではないか。あすもわからぬいのちなのだ」。

 

口語訳 Uコリ11:23-27

11:23 彼らはキリストの僕なのか。わたしは気が狂ったようになって言う、わたしは彼ら以上にそうである。苦労したことはもっと多く、投獄されたことももっと多く、むち打たれたことは、はるかにおびただしく、死に面したこともしばしばあった。

11:24 ユダヤ人から四十に一つ足りないむちを受けたことが五度、

11:25 ローマ人にむちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度、そして、一昼夜、海の上を漂ったこともある。

11:26 幾たびも旅をし、川の難、盗賊の難、同国民の難、異邦人の難、都会の難、荒野の難、海上の難、にせ兄弟の難に会い、

11:27 労し苦しみ、たびたび眠られぬ夜を過ごし、飢えかわき、しばしば食物がなく、寒さに凍え、裸でいたこともあった。

 

(日)新共同訳1987の引照

新共同 ガラ 1:21

1:21 その後、わたしはシリアおよびキリキアの地方へ行きました。

 

新共同 ロマ 16:22

16:22 この手紙を筆記したわたしテルティオが、キリストに結ばれている者として、あなたがたに挨拶いたします。

 

新共同 Tコリ16:21

16:21 わたしパウロが、自分の手で挨拶を記します。

 

新共同 ヤコ 1:1

1:1 神と主イエス・キリストの僕であるヤコブが、離散している十二部族の人たちに挨拶いたします。

 

新共同 ガラ 1:7

1:7 ほかの福音といっても、もう一つ別の福音があるわけではなく、ある人々があなたがたを惑わし、キリストの福音を覆そうとしているにすぎないのです。

 

新共同 ガラ 5:10

5:10 あなたがたが決して別な考えを持つことはないと、わたしは主をよりどころとしてあなたがたを信頼しています。あなたがたを惑わす者は、だれであろうと、裁きを受けます。

 

新共同 黙  2:24

2:24 ティアティラの人たちの中にいて、この女の教えを受け入れず、サタンのいわゆる奥深い秘密を知らないあなたがたに言う。わたしは、あなたがたに別の重荷を負わせない。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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使徒 15:30−35

アンテオケに帰る

 

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

441530さて、一行は人々に見送られてアンティオキアにくだり、全会衆を集めて書簡を手渡した。

441531人々はこれを読み、勧めの言葉を喜んで受けた。

441532ユダとシラスは、彼らも預言者であったので、多くの言葉をもって兄弟たちに勧めをなし、また力づけた。

441533二人は、ここにしばらく滞在した後、兄弟たちから挨拶を受けて見送られ、自分たちを派遣した人々のもとに帰って行った。

441534なし

441535しかし、パウロとバルナバはアンティオキアに留まり、多くの兄弟たちと共に、主の言葉〔の福音〕を告げ知らせていた。

 

新共同訳1987

15:30 さて、彼ら一同は見送りを受けて出発し、アンティオキアに到着すると、信者全体を集めて手紙を手渡した。

15:31 彼らはそれを読み、励ましに満ちた決定を知って喜んだ。

15:32 ユダとシラスは預言する者でもあったので、いろいろと話をして兄弟たちを励まし力づけ、

15:33 しばらくここに滞在した後、兄弟たちから送別の挨拶を受けて見送られ、自分たちを派遣した人々のところへ帰って行った。

15:34 (†底本に節が欠落 異本訳)しかし、シラスはそこにとどまることにした。

15:35 しかし、パウロとバルナバはアンティオキアにとどまって教え、他の多くの人と一緒に主の言葉の福音を告げ知らせた。

 

前田訳1978

15:30 彼らは別れを告げてアンテオケに下り、会衆を集めて手紙を渡した。

15:31 人々はそれを読んで、励ましによろこんだ。

15:32 ユダとシラスとは、自らも預言者であったので、多くのことばで兄弟たちを励まし強めた。

15:33 ふたりはしばらくとどまってから、兄弟たちに平安を祈られて別れをつげ、彼らをつかわした人々のところへ帰っていった。

15:34 〔しかしシラスはそこにとどまることを決め、ユダだけが去った。〕

15:35 しかしパウロとバルナバとはアンテオケにとどまり、ほかの多くの人々とともに主のことばを教え、また伝えていた。

 

新改訳1970

15:30 さて、一行は送り出されて、アンテオケに下り、教会の人々を集めて、手紙を手渡した。

15:31 それを読んだ人々は、その励ましによって喜んだ。

15:32 ユダもシラスも預言者であったので、多くのことばをもって兄弟たちを励まし、また力づけた。

15:33 彼らは、しばらく滞在して後、兄弟たちの平安のあいさつに送られて、彼らを送り出した人々のところへ帰って行った。

15:34 [本節欠如]

15:35 パウロとバルナバはアンテオケにとどまって、ほかの多くの人々とともに、主のみことばを教え、宣べ伝えた。

 

塚本訳1963

15:30 さて彼ら(四人)は別れを告げてアンテオケに下り、(集会の全)会衆を集めて手紙を渡した。

15:31 人々はこれを読み、励ましを得て喜んだ。

15:32 ユダとシラス自身も預言者であったから、さまざまの話をして兄弟たちを励まし力づけた。

15:33 二人は(ここでしばらく)時を過ごしたのち、兄弟たちに(旅路の)平安を祈られて別れを告げ、彼らを派遣した(エルサレムの)人たちの所に帰っていった。

15:34 [無シ]

15:35 しかしパウロとバルナバとはアンテオケに滞在して、ほかの多くの人たちと共に、主の御言葉を教えまた伝えていた。

 

口語訳1955

15:30 さて、一行は人々に見送られて、アンテオケに下って行き、会衆を集めて、その書面を手渡した。

15:31 人々はそれを読んで、その勧めの言葉をよろこんだ。

15:32 ユダとシラスとは共に預言者であったので、多くの言葉をもって兄弟たちを励まし、また力づけた。

15:33 ふたりは、しばらくの時を、そこで過ごした後、兄弟たちから、旅の平安を祈られて、見送りを受け、自分らを派遣した人々のところに帰って行った。

15:34 〔しかし、シラスだけは、引きつづきとどまることにした。〕

15:35 パウロとバルナバとはアンテオケに滞在をつづけて、ほかの多くの人たちと共に、主の言葉を教えかつ宣べ伝えた。

 

文語訳1917

"441530","彼ら別を告げてアンテオケに下り、人々を集めて書を付す。"

"441531","人々これを讀み慰安を得て喜べり。"

"441532","ユダもシラスもまた預言者なれば、多くの言をもて兄弟たちを勸めて彼らを堅うし、"

"441533","暫く留りてのち、兄弟たちに平安を祝せられ、別を告げて、己らを遣はしし者に歸れり。"

"441534","(なし)"

"441535","斯てパウロとバルナバとは尚アンテオケに留まりて多くの人とともに主の御言を教へ、かつ宣傳へたり。"

 

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各国聖書引照編集

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 使  15:27

15:27 それで、ユダとシラスを選んで派遣しますが、彼らは同じことを口頭でも説明するでしょう。

 

新共同 使  11:27

11:27 そのころ、預言する人々がエルサレムからアンティオキアに下って来た。

 

新共同 使  13:15

13:15 律法と預言者の書が朗読された後、会堂長たちが人をよこして、「兄弟たち、何か会衆のために励ましのお言葉があれば、話してください」と言わせた。

 

新共同 使  14:22

14:22 弟子たちを力づけ、「わたしたちが神の国に入るには、多くの苦しみを経なくてはならない」と言って、信仰に踏みとどまるように励ました。

 

新共同 使  4:36

4:36 たとえば、レビ族の人で、使徒たちからバルナバ――「慰めの子」という意味――と呼ばれていた、キプロス島生まれのヨセフも、

 

新共同 使  14:26

14:26 そこからアンティオキアへ向かって船出した。そこは、二人が今成し遂げた働きのために神の恵みにゆだねられて送り出された所である。

 

新共同 使  5:42

5:42 毎日、神殿の境内や家々で絶えず教え、メシア・イエスについて福音を告げ知らせていた。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 Tコリ14:3

14:3 しかし預言をする者は、人に語ってその徳を高め、彼を励まし、慰めるのである。

 

(日)新共同訳1987の引照

新共同 Tコリ16:11

16:11 だれも彼をないがしろにしてはならない。わたしのところに来るときには、安心して来られるように送り出してください。わたしは、彼が兄弟たちと一緒に来るのを、待っているのです。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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第二回伝道旅行 ―― パウロとシラス(使徒15:36−18:22)

使徒 15:36−39

パウロとバルナバの分裂

 

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

441536それから数日の後、パウロはバルナバに言った、「さあ、もう一度行って、先に主の言葉を宣べ伝えたすべての町で主の兄弟たちがどうしているかを見て来ようではないか」。

441537そのときバルナバは、マルコと呼ばれるヨハネをも一緒に連れて行こうと思っていた。

441538しかしパウロは、先にパンフィリア〔州〕で自分たちから離れ、一緒に宣教に行かなかったような者は、連れて行くべきではないと考えた。

441539そのために、激しい衝突が起こり、ついに別れ別れになった。つまり、バルナバはマルコを連れ、キュプロス〔島〕へ船で渡ったのに対し、

 

新共同訳1987

15:36 数日の後、パウロはバルナバに言った。「さあ、前に主の言葉を宣べ伝えたすべての町へもう一度行って兄弟たちを訪問し、どのようにしているかを見て来ようではないか。」

15:37 バルナバは、マルコと呼ばれるヨハネも連れて行きたいと思った。

15:38 しかしパウロは、前にパンフィリア州で自分たちから離れ、宣教に一緒に行かなかったような者は、連れて行くべきでないと考えた。

15:39 そこで、意見が激しく衝突し、彼らはついに別行動をとるようになって、バルナバはマルコを連れてキプロス島へ向かって船出したが、

 

前田訳1978

15:36 数日ののち、パウロはバルナバにいった、「また出かけて、前に主のことばを伝えたすべての町の兄弟たちがどうしているか、見て来ましょう」と。

15:37 それで、バルナバはマルコと呼ばれるヨハネも連れてゆくつもりであった。

15:38 しかしパウロは、パンフリヤから自分たちを離れて、いっしょに仕事に行かなかったものを連れてゆかないことを主張した。

15:39 そこで不和がおこって互いが別れ、バルナバはマルコを連れてキプロスへ船旅した。

 

新改訳1970

15:36 幾日かたって後、パウロはバルナバにこう言った。「先に主のことばを伝えたすべての町々の兄弟たちのところに、またたずねて行って、どうしているか見て来ようではありませんか。」

15:37 ところが、バルナバは、マルコとも呼ばれるヨハネもいっしょに連れて行くつもりであった。

15:38 しかしパウロは、パンフリヤで一行から離れてしまい、仕事のために同行しなかったような者はいっしょに連れて行かないほうがよいと考えた。

15:39 そして激しい反目となり、その結果、互いに別行動をとることになって、バルナバはマルコを連れて、船でキプロスに渡って行った。

 

塚本訳1963

15:36 数日の後、パウロはバルナバに言った、「さあ、もう一度行って、前に主の御言葉を伝えておいたすべての町の兄弟たちがどうしているか、見てこようではないか。」

15:37 ところで、バルナバは(今度も)マルコというヨハネを連れてゆこうと思ったのに、

15:38 パウロは、(前の旅行の時)パンフリヤから自分たちを離れて、一緒に仕事に行かなかったような者を、連れてゆくべきでないと頑張った。

15:39 それで烈しい仲違いになり、そのため二人は別れ別れになって、バルナバはマルコを連れ、(前回と同じく郷里)クプロへ船で出発した。

 

口語訳1955

15:36 幾日かの後、パウロはバルナバに言った、「さあ、前に主の言葉を伝えたすべての町々にいる兄弟たちを、また訪問して、みんながどうしているかを見てこようではないか」。

15:37 そこで、バルナバはマルコというヨハネも一緒に連れて行くつもりでいた。

15:38 しかし、パウロは、前にパンフリヤで一行から離れて、働きを共にしなかったような者は、連れて行かないがよいと考えた。

15:39 こうして激論が起り、その結果ふたりは互に別れ別れになり、バルナバはマルコを連れてクプロに渡って行き、

 

文語訳1917

"441536","數日の後パウロはバルナバに言ふ『いざ、我ら曩に主の御言を傳へし凡ての町にまた往きて、兄弟たちを訪ひ、その安否を尋ねん』"

"441537","バルナバはマルコと稱ふるヨハネを伴はんと望み、"

"441538","パウロは彼が曾てパンフリヤより離れ去りて、勤勞のために共に往かざりしをもて、伴ふは宣しからずと思ひ、"

"441539","激しき諍論となりて遂に二人相別れ、バルナバはマルコを伴ひ、舟にてクプロに渡り、"

 

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各国聖書引照編集

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 使  12:12

12:12 こう分かるとペトロは、マルコと呼ばれていたヨハネの母マリアの家に行った。そこには、大勢の人が集まって祈っていた。

 

新共同 使  4:36

4:36 たとえば、レビ族の人で、使徒たちからバルナバ――「慰めの子」という意味――と呼ばれていた、キプロス島生まれのヨセフも、

 

新共同 使  13:4

13:4 聖霊によって送り出されたバルナバとサウロは、セレウキアに下り、そこからキプロス島に向け船出し、

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ピレ 1:24

1:24 わたしの同労者たち、マルコ、アリスタルコ、デマス、ルカからも、よろしく。

 

(日)新共同訳1987の引照

新共同 コロ 4:10

4:10 わたしと一緒に捕らわれの身となっているアリスタルコが、そしてバルナバのいとこマルコが、あなたがたによろしくと言っています。このマルコについては、もしそちらに行ったら迎えるようにとの指示を、あなたがたは受けているはずです。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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使徒 15:40−41

パウロの出発 ―― シリヤ――キリキア

 

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

441540パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みに委ねられて出発し、

441541シリア〔州〕とキリキア〔州〕をめぐりながら、教会を力づけたのである。

 

新共同訳1987

15:40 一方、パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みにゆだねられて、出発した。

15:41 そして、シリア州やキリキア州を回って教会を力づけた。

 

前田訳1978

15:40 パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恩恵にゆだねられて出発し、

15:41 シリア、キリキアを通って集まりを強めた。

 

新改訳1970

15:40 パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みにゆだねられて出発した。

15:41 そして、シリヤおよびキリキヤを通り、諸教会を力づけた。

 

塚本訳1963

15:40 パウロはパウロでシラスを選び、兄弟たちから主の恩恵にゆだねられて出発し、

15:41 シリヤ、キリキヤを通りながら、あちこちの集会を力づけた。

 

口語訳1955

15:40 パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みにゆだねられて、出発した。

15:41 そしてパウロは、シリヤ、キリキヤの地方をとおって、諸教会を力づけた。

 

文語訳1917

"441540","パウロはシラスを選び、兄弟たちより主の恩惠に委ねられて出で立ち、"

"441541","シリヤ、キリキヤを經て諸教會を堅うせり。"

 

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各国聖書引照編集

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 使  15:27

15:27 それで、ユダとシラスを選んで派遣しますが、彼らは同じことを口頭でも説明するでしょう。

 

新共同 使  14:26

14:26 そこからアンティオキアへ向かって船出した。そこは、二人が今成し遂げた働きのために神の恵みにゆだねられて送り出された所である。

 

新共同 使  14:22

14:22 弟子たちを力づけ、「わたしたちが神の国に入るには、多くの苦しみを経なくてはならない」と言って、信仰に踏みとどまるように励ました。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

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(日)新共同訳1987の引照

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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