コヘレトの言葉 3:1−15
時と、人間の幸福
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆人生は不可思議な神の賜物
コヘ 3:1 天の下では、すべてに時機があり/すべての出来事に時がある。
コヘ 3:2 生まれるに時があり、死ぬに時がある。/植えるに時があり、抜くに時がある。
コヘ 3:3 殺すに時があり、癒やすに時がある。/壊すに時があり、建てるに時がある。
コヘ 3:4 泣くに時があり、笑うに時がある。/嘆くに時があり、踊るに時がある。
コヘ 3:5 石を投げるに時があり、石を集めるに時がある。/抱くに時があり、ほどくに時がある。
コヘ 3:6 求めるに時があり、失うに時がある。/保つに時があり、放つに時がある。
コヘ 3:7 裂くに時があり、縫うに時がある。/黙すに時があり、語るに時がある。
コヘ 3:8 愛するに時があり、憎むに時がある。/戦いの時があり、平和の時がある。
コヘ 3:9 人が労苦したところで、何の益があろうか。
コヘ 3:10 私は、神が人の子らに苦労させるよう与えた務めを見た。
コヘ
3:11 神はすべてを時に適って麗しく造り、永遠を人の心に与えた。だが、神の行った業を人は初めから終わりまで見極めることはできない。
コヘ 3:12 私は知った。/一生の間、喜び、幸せを造り出す以外に/人の子らに幸せはない。
コヘ 3:13 また、すべての人は食べ、飲み/あらゆる労苦の内に幸せを見いだす。/これこそが神の賜物である。
コヘ
3:14 私は知った。/神が行うことはすべてとこしえに変わることがなく/加えることも除くこともできない。/こうして、神は、人が神を畏れるようにさ
れた。
コヘ 3:15 今あることはすでにあった。/これから起こることもすでにあった。/神は過ぎ去ったものを捜し求める。
フランシスコ会訳2013
コヘレトの言葉3
フランシスコ訳聖書 Ecc <3>章
聖書本文
◆時と、人間の幸福
001天の下のすべてのものには、そ
の時期があり、すべての営みにはその時がある。
002生まれるのに時があり、死ぬの
に時がある。
植えるのに時があり、
植えた物を引き抜くのに時がある。
003殺すのに時があり、癒やすのに
時がある。
壊すのに時があり、建てるのに時がある。
004泣くのに時があり、笑うのに時
がある。
嘆くのに時があり、踊るのに時がある。
005石を投げるのに時があり、拾う
のに時がある。
抱くのに時があり、抱くのをやめるのに時がある。
006探すのに時があり、失うのに時
がある。
保つのに時があり、捨てるのに時がある。
007引き裂くのに時があり、縫い合
わせるのに時がある。
黙るのに時があり、語るのに時がある。
008愛するのに時があり、憎むのに
時がある。
戦争の時があり、和睦の時がある。
009人は労苦して働いて、どのよう
な益を得るのだろうか。
010わたしは、神が人の子らに労苦
するようにお与えになったつらい仕事を見た。
011神はすべてのものを、その時に
かなったものとして美しく造られた。また、人の心に、永遠への思いを授けられた。しかし、人は神の業を、その初めから終わりまで見極
めることはできない。
012わたしは知った。人は生きてい
る間、喜び楽しんで暮らす以上に幸せなことはほかにはないことを。
013実際、人がみな、食べたり飲ん
だりして、労苦によって得たものを楽しむこと、これこそ神の賜物であると。
014わたしは知った。神の業はすべ
て永遠に変わらず、これに何かを加えることも減らすこともできないことを。神がこれをなされたのは、人々が神の前に畏れを抱くように
なるためである。
015今あるものはすでにあった。こ
れからあるものもすでにあった。神は過ぎ去ったものを、これからも呼び戻される。
新共同訳1987
3:1
何事にも時があり/天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
3:2
生まれる時、死ぬ時/植える時、植えたものを抜く時
3:3
殺す時、癒す時/破壊する時、建てる時
3:4
泣く時、笑う時/嘆く時、踊る時
3:5
石を放つ時、石を集める時/抱擁の時、抱擁を遠ざける時
3:6
求める時、失う時/保つ時、放つ時
3:7
裂く時、縫う時/黙する時、語る時
3:8
愛する時、憎む時/戦いの時、平和の時。
3:9
人が労苦してみたところで何になろう。
3:10
わたしは、神が人の子らにお与えになった務めを見極めた。
3:11
神はすべてを時宜にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。それでもなお、神のなさる業を始めから終りまで見極めることは許されていな
い。
3:12
わたしは知った/人間にとって最も幸福なのは/喜び楽しんで一生を送ることだ、と
3:13
人だれもが飲み食いし/その労苦によって満足するのは/神の賜物だ、と。
3:14
わたしは知った/すべて神の業は永遠に不変であり/付け加えることも除くことも許されない、と。神は人間が神を畏れ敬うように定められた。
3:15
今あることは既にあったこと/これからあることも既にあったこと。追いやられたものを、神は尋ね求められる。
新改訳1970
3:1
天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。
3:2
生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。植えるのに時があり、植えた物を引き抜くのに時がある。
3:3
殺すのに時があり、いやすのに時がある。くずすのに時があり、建てるのに時がある。
3:4
泣くのに時があり、ほほえむのに時がある。嘆くのに時があり、踊るのに時がある。
3:5
石を投げ捨てるのに時があり、石を集めるのに時がある。抱擁するのに時があり、抱擁をやめるのに時がある。
3:6
捜すのに時があり、失うのに時がある。保つのに時があり、投げ捨てるのに時がある。
3:7
引き裂くのに時があり、縫い合わせるのに時がある。黙っているのに時があり、話をするのに時がある。
3:8
愛するのに時があり、憎むのに時がある。戦うのに時があり、和睦するのに時がある。
3:9
働く者は労苦して何の益を得よう。
3:10
私は神が人の子らに与えて労苦させる仕事を見た。
3:11
神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。しかし、人は、神が行なわれるみわざを、初めから終わりまで
見きわめることができない。
3:12
私は知った。人は生きている間に喜び楽しむほか何も良いことがないのを。
3:13
また、人がみな、食べたり飲んだりし、すべての労苦の中にしあわせを見いだすこともまた神の賜物であることを。
3:14
私は知った。神のなさることはみな永遠に変わらないことを。それに何かをつけ加えることも、それから何かを取り去ることもできない。神がこのことをされた
のだ。人は神を恐れなければならない。
3:15
今あることは、すでにあったこと。これからあることも、すでにあったこと。神は、すでに追い求められたことをこれからも捜し求められる。
口語訳1955
3:1
天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。
3:2
生るるに時があり、死ぬるに時があり、植えるに時があり、植えたものを抜くに時があり、
3:3
殺すに時があり、いやすに時があり、こわすに時があり、建てるに時があり、
3:4
泣くに時があり、笑うに時があり、悲しむに時があり、踊るに時があり、
3:5
石を投げるに時があり、石を集めるに時があり、抱くに時があり、抱くことをやめるに時があり、
3:6
捜すに時があり、失うに時があり、保つに時があり、捨てるに時があり、
3:7
裂くに時があり、縫うに時があり、黙るに時があり、語るに時があり、
3:8
愛するに時があり、憎むに時があり、戦うに時があり、和らぐに時がある。
3:9
働く者はその労することにより、なんの益を得るか。
3:10
わたしは神が人の子らに与えて、ほねおらせられる仕事を見た。
3:11
神のなされることは皆その時にかなって美しい。神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。それでもなお、人は神のなされるわざを初めから終りまで見き
わめることはできない。
3:12
わたしは知っている。人にはその生きながらえている間、楽しく愉快に過ごすよりほかに良い事はない。
3:13
またすべての人が食い飲みし、そのすべての労苦によって楽しみを得ることは神の賜物である。
3:14
わたしは知っている。すべて神がなさる事は永遠に変ることがなく、これに加えることも、これから取ることもできない。神がこのようにされるのは、人々が神
の前に恐れをもつようになるためである。
3:15
今あるものは、すでにあったものである。後にあるものも、すでにあったものである。神は追いやられたものを尋ね求められる。
文
語訳1917
3:1 天が下の萬の事には期あり 萬の事務には時あり
3:2 生るるに時あり死るに時あり 植るに時あり植たる者を抜に時あり
3:3 殺すに時あり醫すに時あり 毀つに時あり建るに時あり
3:4 泣に時あり笑ふに時あり 悲むに時あり躍るに時あり
3:5 石を擲つに時あり石を斂むるに時あり 懐くに時あり懐くことをせざるに時あり
3:6 得に時あり失ふに時あり 保つに時あり棄るに時あり
3:7 裂に時あり縫に時あり 默すに時あり語るに時あり
3:8 愛しむに時あり惡むに時あり 戰ふに時あり和ぐに時あり
3:9 働く者はその勞して爲ところよりして何の益を得んや
3:10 我神が世の人にさづけて身をこれに勞せしめたまふところの事件を視たり
3:11 神の爲したまふところは皆その時に適ひて美麗しかり 神はまた人の心に永遠をおもふの思念を賦けたまへり
然ば人は神のなしたまふ作爲を始より終まで知明むることを得ざるなり
3:12 我知る人の中にはその世にある時に快樂をなし善をおこなふより外に善事はあらず
3:13 また人はみな食飮をなしその勞苦によりて逸樂を得べきなり 是すなはち神の賜物たり
3:14 我知る凡て神のなしたまふ事は限なく存せん 是は加ふべき所なく是は減すべきところ無し
神の之をなしたまふは人をしてその前に畏れしめんがためなり
3:15 昔ありたる者は今もあり 後にあらん者は?にありし者なり 神はその遂やられし者を索めたまふ
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 ヘブ 9:27
9:27 そして、一度だけ死ぬ
ことと、死んだ後さばきを受けることとが、人間に定まっているように、
口 語訳
Tコリ7:5
7:5
互に拒んではいけない。ただし、合意の上で祈に専心するために、しばらく相別れ、それからまた一緒になることは、さしつかえない。そ
うでないと、自制力のないのに乗じて、サタンがあなたがたを誘惑するかも知れない。
口 語訳 ルカ
14:26
14:26
「だれでも、父、母、妻、子、兄弟、姉妹、さらに自分の命までも捨てて、わたしのもとに来るのでなければ、わたしの弟子となることは
できない。
口 語訳 ロマ
11:33
11:33
ああ深いかな、神の知恵と知識との富は。そのさばきは窮めがたく、その道は測りがたい。
口 語訳 ヤコ
1:17
1:17
あらゆる良い贈り物、あらゆる完全な賜物は、上から、光の父から下って来る。父には、変化とか回転の影とかいうものはない。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口語訳
ヘブ 9:27
9:27 そして、一度だけ死ぬことと、死んだ後さばきを受けることとが、人間に定まっているように、
口語訳
ロマ 12:15
12:15 喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。
口語訳
Tコリ7:5
7:5
互に拒んではいけない。ただし、合意の上で祈に専心するために、しばらく相別れ、それからまた一緒になることは、さしつかえない。そうでないと、自制力の
ないのに乗じて、サタンがあなたがたを誘惑するかも知れない。
口語訳
ルカ 14:26
14:26
「だれでも、父、母、妻、子、兄弟、姉妹、さらに自分の命までも捨てて、わたしのもとに来るのでなければ、わたしの弟子となることはできない。
口語訳
ロマ 11:33
11:33 ああ深いかな、神の知恵と知識との富は。そのさばきは窮めがたく、その道は測りがたい。
口語訳
Tコリ7:7
7:7
わたしとしては、みんなの者がわたし自身のようになってほしい。しかし、ひとりびとり神からそれぞれの賜物をいただいていて、ある人はこうしており、他の
人はそうしている。
口語訳
ヨハ 4:10
4:10
イエスは答えて言われた、「もしあなたが神の賜物のことを知り、また、『水を飲ませてくれ』と言った者が、だれであるか知っていたならば、あなたの方から
願い出て、その人から生ける水をもらったことであろう」。
口語訳
ロマ 6:23
6:23
罪の支払う報酬は死である。しかし神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである。
口語訳
Uコリ9:15
9:15 言いつくせない賜物のゆえに、神に感謝する。
口語訳
エペ 2:8
2:8
あなたがたの救われたのは、実に、恵みにより、信仰によるのである。それは、あなたがた自身から出たものではなく、神の賜物である。
口語訳
ヤコ 1:17
1:17
あらゆる良い贈り物、あらゆる完全な賜物は、上から、光の父から下って来る。父には、変化とか回転の影とかいうものはない。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口 語訳 ロマ 11:33
11:33 ああ深いかな、神の知
恵と知識との富は。そのさばきは窮めがたく、その道は測りがたい。
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 ロマ 11:33
11:33
ああ、神の富と知恵と知識のなんと深いことか。だれが、神の定めを究め尽くし、神の道を理解し尽くせよう。
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コヘレトの言葉 3:16−22
正義と人間の運命
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
コヘ 3:16 太陽の下、さらに私は見た。/裁きの場には不正があり、正義の場には悪がある。
コヘ
3:17 私は心の中で言った。/「神は正しき者も悪しき者も裁かれる。/天の下では、すべての出来事に/すべての業に時がある。」
コヘ 3:18 私は人の子らについて心の中で言った。「神は彼らを吟味し、動物にすぎないことを見極めようとする。」
コヘ
3:19 人の子らの運命と動物の運命は同じであり、これが死ねば、あれも死ぬ。両者にあるのは同じ息である。人が動物にまさるところはない。すべては空
である。
コヘ 3:20 すべては同じ場所に行く。/すべては塵から成り/すべては塵に帰る。
コヘ 3:21 人の子らの息が上へ昇り、動物の息が地に降ると誰が知るだろうか。
コヘ
3:22 私は見極めた。人は自分の業を楽しむ以外に幸せはないと。それがその人の受ける分なのだから。/彼の後に起こることを/一体誰が彼に見せること
ができようか。
フランシスコ会訳2013
◆正義と人間の運命
016さらにわたしは見た。日の下で
は、裁きの場にも不正があり、正義の場にも悪があることを。
017わたしは心の中で言った、「神
は義人をも悪人をも等しく裁かれる。そこではすべての営みと、すべての業には時があるからだ」。
018またわたしは心の中で、人の子
らについて言った、「神は彼らを試みられる。自分たちが獣にすぎないと彼らに悟らせるためである」。
019人の子らの運命は獣の運命と同
じであって、人も死ぬし、獣も死ぬ。ともに同じ息吹を持っている。人は獣以上に勝れているものを何も持っていない。すべては空しいか
らである。
020すべてのものは同じ所に行く。
すべては塵から出て、すべては塵に戻る。
021誰が知っているだろうか、人の
息吹は上に昇り、獣の息吹は地の下に降ることを。
022わたしは悟った。人間は自分の
仕事を楽しむに勝ることはない。それが人間の受ける分だからである。誰が、これから後に起こることを人に見せてくれるだろうか。
新共同訳1987
3:16
太陽の下、更にわたしは見た。裁きの座に悪が、正義の座に悪があるのを。
3:17
わたしはこうつぶやいた。正義を行う人も悪人も神は裁かれる。すべての出来事、すべての行為には、定められた時がある。
3:18
人の子らに関しては、わたしはこうつぶやいた。神が人間を試されるのは、人間に、自分も動物にすぎないということを見極めさせるためだ、と。
3:19
人間に臨むことは動物にも臨み、これも死に、あれも死ぬ。同じ霊をもっているにすぎず、人間は動物に何らまさるところはない。すべては空しく、
3:20
すべてはひとつのところに行く。すべては塵から成った。すべては塵に返る。
3:21
人間の霊は上に昇り、動物の霊は地の下に降ると誰が言えよう。
3:22
人間にとって最も幸福なのは、自分の業によって楽しみを得ることだとわたしは悟った。それが人間にふさわしい分である。死後どうなるのかを、誰が見せてく
れよう。
新改訳1970
3:16
さらに私は日の下で、さばきの場に不正があり、正義の場に不正があるのを見た。
3:17
私は心の中で言った。「神は正しい人も悪者もさばく。そこでは、すべての営みと、すべてのわざには、時があるからだ。」
3:18
私は心の中で人の子らについて言った。「神は彼らを試み、彼らが獣にすぎないことを、彼らが気づくようにされたのだ。」
3:19
人の子の結末と獣の結末とは同じ結末だ。これも死ねば、あれも死ぬ。両方とも同じ息を持っている。人は何も獣にまさっていない。すべてはむなしいからだ。
3:20
みな同じ所に行く。すべてのものはちりから出て、すべてのものはちりに帰る。
3:21
だれが知っているだろうか。人の子らの霊は上に上り、獣の霊は地の下に降りて行くのを。
3:22
私は見た。人は、自分の仕事を楽しむよりほかに、何も良いことがないことを。それが人の受ける分であるからだ。だれが、これから後に起こることを人に見せ
てくれるだろう。
口語訳1955
3:16
わたしはまた、日の下を見たが、さばきを行う所にも不正があり、公義を行う所にも不正がある。
3:17
わたしは心に言った、「神は正しい者と悪い者とをさばかれる。神はすべての事と、すべてのわざに、時を定められたからである」と。
3:18
わたしはまた、人の子らについて心に言った、「神は彼らをためして、彼らに自分たちが獣にすぎないことを悟らせられるのである」と。
3:19
人の子らに臨むところは獣にも臨むからである。すなわち一様に彼らに臨み、これの死ぬように、彼も死ぬのである。彼らはみな同様の息をもっている。人は獣
にまさるところがない。すべてのものは空だからである。
3:20
みな一つ所に行く。皆ちりから出て、皆ちりに帰る。
3:21
だれが知るか、人の子らの霊は上にのぼり、獣の霊は地にくだるかを。
3:22
それで、わたしは見た、人はその働きによって楽しむにこした事はない。これが彼の分だからである。だれが彼をつれていって、その後の、どうなるかを見させ
ることができようか。
文
語訳1917
3:16 我また日の下を見るに審判をおこなふ所に邪曲なる事あり 公義を行ふところに邪曲なる事あり
3:17 我すなはち心に謂けらく神は義者と惡者とを鞫きたまはん 彼處において萬の事と萬の所爲に時あるなり
3:18 我また心に謂けらく是事あるは是世の人のためなり
即ち神は斯世の人を?して之にその獣のごとくなることを自ら暁らしめ給ふなり
3:19 世の人に臨むところの事はまた獣にも臨む この二者に臨むところの事は同一にして是も死ば彼も死るなり
皆同一の呼吸に依れり 人は獣にまさる所なし皆空なり
3:20 皆一の所に往く 皆塵より出で皆塵にかへるなり
3:21 誰か人の魂の上に昇り獣の魂の地にくだることを知ん
3:22 然ば人はその動作によりて逸樂をなすに如はなし 是その分なればなり 我これを見る
その身の後の事は誰かこれを携へゆきて見さしむる者あらんや
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 ロマ 2:6-8
2:6 神は、おのおのに、そ
のわざにしたがって報いられる。
2:7
すなわち、一方では、耐え忍んで善を行って、光栄とほまれと朽ちぬものとを求める人に、永遠のいのちが与えられ、
2:8
他方では、党派心をいだき、真理に従わないで不義に従う人に、怒りと激しい憤りとが加えられる。
口 語訳
Uコリ5:10
5:10
なぜなら、わたしたちは皆、キリストのさばきの座の前にあらわれ、善であれ悪であれ、自分の行ったことに応じて、それぞれ報いを受け
ねばならないからである。
口 語訳
Uテサ1:6
1:6
すなわち、あなたがたを悩ます者には患難をもって報い、悩まされているあなたがたには、わたしたちと共に、休息をもって報いて下さる
のが、神にとって正しいことだからである。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口語訳
マタ 16:27
16:27
人の子は父の栄光のうちに、御使たちを従えて来るが、その時には、実際のおこないに応じて、それぞれに報いるであろう。
口語訳
ロマ 2:6-10
2:6 神は、おのおのに、そのわざにしたがって報いられる。
2:7
すなわち、一方では、耐え忍んで善を行って、光栄とほまれと朽ちぬものとを求める人に、永遠のいのちが与えられ、
2:8 他方では、党派心をいだき、真理に従わないで不義に従う人に、怒りと激しい憤りとが加えられる。
2:9 悪を行うすべての人には、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、患難と苦悩とが与えられ、
2:10
善を行うすべての人には、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、光栄とほまれと平安とが与えられる。
口語訳
Uコリ5:10
5:10
なぜなら、わたしたちは皆、キリストのさばきの座の前にあらわれ、善であれ悪であれ、自分の行ったことに応じて、それぞれ報いを受けねばならないからであ
る。
口語訳
Uテサ1:6-9
1:6
すなわち、あなたがたを悩ます者には患難をもって報い、悩まされているあなたがたには、わたしたちと共に、休息をもって報いて下さるのが、神にとって正し
いことだからである。
1:7 それは、主イエスが炎の中で力ある天使たちを率いて天から現れる時に実現する。
1:8 その時、主は神を認めない者たちや、わたしたちの主イエスの福音に聞き従わない者たちに報復し、
1:9 そして、彼らは主のみ顔とその力の栄光から退けられて、永遠の滅びに至る刑罰を受けるであろう。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口 語訳 マタ 12:12
12:12 人は羊よりも、はるか
にすぐれているではないか。だから、安息日に良いことをするのは、正しいことである」。
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
・・・・
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