出エジプト記 16:1−36
鶉(うずら)とマナ
翻訳比較
聖書協会共同
訳2018
◆マナ
出
16:1 こうして、イスラエル人の全会衆はエリムをたち、エリムとシナイの間にあるシンの荒れ野に入った。それは、エジプトの地を出て、第二の月の十五
日のことであった。
出 16:2 イスラエル人の全会衆は荒れ野でモーセとアロンに向かって不平を言った。
出
16:3 イスラエルの人々は二人に言った。「私たちはエジプトの地で主の手にかかって死んでいればよかった。あのときは肉の鍋の前に座り、パンを満ち足
りるまで食べていたのに、あなたがたは私たちをこの荒れ野に導き出して、この全会衆を飢えで死なせようとしています。」
出
16:4 そこで主はモーセに言われた。「今、あなたがたのためにパンを天から降らせる。民は出て行って、毎日、一日分を集めなさい。これは彼らが私の律
法に従って歩むかどうかを試すためである。
出 16:5 六日目に持ち帰ったものを整えると、日ごとに集める分の二倍になるだろう。」
出
16:6 そこでモーセとアロンは、イスラエルの人々すべてに言った。「夕方には、あなたがたは主があなたがたをエジプトの地から導き出されたことを知
り、
出
16:7 朝には、あなたがたは主の栄光を見る。あなたがたの主に対する不平を主がお聞きになったからだ。あなたがたが私たちに向かって不平を言うとは、
私たちを一体何者だと思っているのか。」
出
16:8 さらにモーセは言った。「主が夕方にはあなたがたに食べる肉を与え、朝には満ち足りるほどパンを与えてくださるのは、あなたがたが並べ立てた不
平を聞かれたからである。私たちを一体何者だと思っているのか。あなたがたが不平を言ったのは、私たちに向かってではなく、主に向
かってなのだ。」
出
16:9 モーセはアロンに言った。「イスラエル人の全会衆に言いなさい。『主の前に近づきなさい。主はあなたがたの不平を聞き入れられた。』」
出 16:10 アロンがイスラエル人の全会衆に語っているとき、彼らが荒れ野の方を向くと、主の栄光が雲の中に現れた。
出 16:11 そこで主はモーセに告げられた。
出
16:12 「私はイスラエルの人々の不平を聞いた。彼らに伝えなさい。『夕方には肉を食べ、朝にはパンで満ち足りるであろう。あなたがたは私が主、あな
たがたの神であることを知るようになる。』」
出 16:13 さて夕方になると、うずらがやって来て宿営を覆い、朝になると、宿営の周りに露が降りた。
出 16:14 降りた露が上がると、荒れ野の地表に薄く細かいものが、地の上の霜のようにうっすら積もっていた。
出
16:15 イスラエルの人々はそれを見て、「これは何だろう」と互いに言った。彼らはそれが何か分からなかったのである。そこでモーセは彼らに言った。
「これは、主があなたがたに食物として与えられたパンである。
出
16:16 主が命じられた言葉はこうである。『それぞれ自分の食べる分を集め、一人当たり一オメルずつ、自分の天幕にいる人数に応じて取りなさい。』」
出 16:17 イスラエルの人々はそのとおりに行った。ある者は多く集め、ある者は少なく集めた。
出
16:18 しかし、オメル升で量ると、多く集めた者も余ることがなく、少なく集めた者も足りないことはなく、それぞれ自分の食べる分を集めていた。
出 16:19 またモーセは彼らに、「誰もそれを翌朝まで残さないように」と言った。
出
16:20 しかし一部の者はモーセの言葉に耳を貸さず、それを朝まで残しておいた。すると虫が湧いて臭くなったので、モーセは彼らに対して怒った。
出 16:21 それで、彼らはそれぞれ朝ごとにその食べる分に応じて集めた。日が熱くなるとそれは溶けてしまった。
出
16:22 六日目になると、彼らは二倍のパン、すなわち一人当たり二オメルを集めた。会衆の代表者は皆モーセのもとにやって来て、そのことを報告した。
出
16:23 そこでモーセは彼らに言った。「主が仰せになったことはこうである。『明日は安息の祝い、主の聖なる安息日である。焼くべきものは焼き、煮る
べきものは煮、余ったものはすべて自分のために朝まで保存しておきなさい。』」
出 16:24 彼らは、モーセが命じたとおり、それを朝まで取っておいたが、臭くもならず、蛆も湧かなかった。
出 16:25 モーセは言った。「今日はそれを食べなさい。今日は主の安息日、今日は野では何も見つからない。
出 16:26 あなたがたは六日間それを集めるが、七日目は安息日であるから、野には何もない。」
出 16:27 七日目になると、民の中から一部の者が出て行って集めようとしたが、何も見つからなかった。
出 16:28 そこで主はモーセに言われた。「あなたがたはいつまで私の戒めと律法を守ることを拒むのか。
出
16:29 見よ、主はあなたがたに安息日をお与えになった。それで六日目に、主は二日分のパンをあなたがたにお与えになる。七日目には、それぞれ自分の
ところにとどまり、その場所から出ないようにしなさい。」
出 16:30 民はこうして七日目に休んだ。
出
16:31 イスラエルの家では、それをマナと名付けた。それはコリアンダーの種のようで、白く、蜜の入った薄焼きパンのような味がした。
出
16:32 モーセは言った。「主が命じられたことはこうである。『マナでオメル升を満たし、代々にわたって保存しなさい。そうすれば、あなたがたの子孫
は、私がエジプトの地からあなたがたを導き出したときに、荒れ野で食べさせたパンを見ることができる。』」
出
16:33 モーセがアロンに、「壺を一つ取って、その中にちょうど一オメルのマナを入れて、それを主の前に置き、代々にわたって保存しなさい」と言う
と、
出 16:34 アロンは、主がモーセに命じられたとおり、それを証しの箱の前に置いて保存した。
出
16:35 こうしてイスラエルの人々は、四十年の間、人の住む地に入るまでマナを食べた。すなわち、彼らはマナを、カナンの地の境に至るまで食べた。
出 16:36 一オメルは一エファの十分の一である。
フランシ スコ会訳2013
001イスラエルの子らの全会衆はエリムを出発し、エジ
プトの地を出てから二か月目の十五日に、エリムとシナイの間にあるシンの荒れ野に来た。
002イスラエルの子らの全会衆はこの荒れ野で、モーセ とアロンに不平を言った。
003イスラエルの子らは彼らに言った、「エジプトの地
で肉鍋のそばに座り、飽きるほどパンを食べていた時に、わたしたちは主の手にかかって死んでいればよかった。あなた方は全会衆を
荒れ野に連れてきて、飢え死にさせようとしているのだ」。
004主はモーセに仰せになった、「見よ、わたしはお前
たちのために天からパンを降らせよう。民は外に出て、その日の分を毎日集める。これは、彼らがわたしの教えに従うかどうか試すた
めである。
005六日目に彼らが持ち帰ったものを整えるとき、それ は毎日集める量の二倍になっている」。
006モーセとアロンはイスラエルのすべての子らに言っ
た、「あなたたちは夕方には、エジプトの地からあなたたちを導き出されたのは主であったことを知り、
007朝には、主の栄光を見る。主はご自分に対するあな
たたちの不平をお聞きになった。あなたたちはわたしたちに不平を言うが、わたしたちを何者だと思っているのか」。
008モーセは言った、「主はご自分に対する不平を聞い
て、夕方にはあなたたちに肉を与えて食べさせ、朝にはパンを飽きるほど与えてくださる。わたしたちは何者なのか。あなたたちの不
平はわたしたちにではなく、主に対するものだ」。
009モーセはアロンに言った、「イスラエルの子らの全
会衆に言いなさい、『主があなたたちの不平をお聞きになったから、主の前に近づきなさい』」。
010アロンがイスラエルの子らの全会衆に語った時であ
る。彼らが荒れ野の方を向くと、見よ、主の栄光が雲の中に現れた。
011主はモーセに次のように告げられた、
012「わたしはイスラエルの人々の不平を聞いた。彼ら
にこう告げよ、『お前たちは夕暮れには肉を食べ、朝にはパンを飽きるほど食べる。そしてお前たちは、わたしがお前たちの神、主で
あることを知るようになる』」。
013夕方になると鶉が飛んできて宿営地を覆い、朝には 宿営地の周りに露が降りていた。
014その露が上がった後、荒れ野の面を見ると、大地の 上に霜のような細かく薄いものが残っていた。
015これを見て、イスラエルの子らは「これは何だろ
う」と互いに言い合った。彼らはそれが何であるかを知らなかったからである。モーセは彼らに言った、「これは主があなたたちの食
べ物として与えてくださったパンである。
016主は次のことを命じられた、『お前たちは各々食べ
る分を集めよ。すなわち一人あたり一オメルずつ、自分の天幕にいる者の数に従ってそれを取れ』」。
017イスラエルの子らはそのとおりにした。ある者は多 く、ある者は少なく集めた。
018しかし彼らがオメル升で量ってみると、多く集めた
者にも余分はなく、少なく集めた者にも不足はなかった。彼らは各々食べる分を集めた。
019モーセは彼らに言った、「誰もそれを翌朝まで残し ておいてはならない」。
020しかし、彼らはモーセに聞き従わず、ある者はその
一部を翌朝まで残しておいた。すると、それに虫がわき臭くなった。モーセは彼らに対して怒った。
021彼らは朝ごとに各々食べる分を集めた。しかし、太 陽が熱くなると、それは溶けてしまった。
022六日目に、彼らは二倍のパン、すなわち一人あたり
二オメルずつ集めた。会衆の指導者がみなモーセのもとに来て、このことを告げた。
023モーセは彼らに言った、「これは主が告げられたこ
とである。明日は主にささげる完全な安息の日、聖なる安息日である。あなたたちは、焼くものは焼き、煮るものは煮なさい。残った
分はすべて、翌朝まで蓄えておきなさい」。
024モーセが命じたとおり、彼らは朝までそれを残して
おいたが、それは臭くならず、また虫もわかなかった。
025モーセは言った、「今日それを食べなさい。今日は
主にささげる安息日である。今日、あなたたちは野でそれを見つけることはできないだろう。
026六日の間はそれを集めることができる。しかし七日 目の安息日にはそれはない」。
027七日目に、民の何人かが集めに出かけたが、何も見 つからなかった。
028主はモーセに仰せになった、「お前たちはいつまで わたしの命令と教えを守ることを拒むのか。
029見よ、主はお前たちに安息日をお与えになった。そ
れで六日目に、主は二日分のパンをお前たちにお与えになる。七日目には、お前たちは各々自分の場所に留まり、その場所から出ては
ならない」。
030それで民は七日目に休んだ。
031イスラエルの家はそのものの名をマナと呼んだ。そ
れはコエンドロの種に似て白く、蜜を入れた煎餅のようであった。
032モーセは言った、「これは主が命じられたことであ
る。『わたしがお前たちをエジプトの地から導き出したとき、荒れ野でお前たちに食べさせたパンを子孫が見ることができるように、
一オメル分を代々にわたって蓄えておけ』」。
033モーセはアロンに言った、「壺を取って、一オメル
分のマナをその中に入れ、主の前に置いて、代々にわたって蓄えておきなさい」。
034主がモーセに命じたとおり、アロンはそれを蓄えて おくために、契約の証しの前に置いた。
035イスラエルの子らは人の住む土地に来るまで、四十
年の間マナを食べた。彼らはカナンの地の境に着くまで、マナを食べた。
036なお一オメルは十分の一エファである。
新共同訳1987
16:1
イスラエルの人々の共同体全体はエリムを出発し、エリムとシナイとの間にあるシンの荒れ野に向かった。それはエジプトの国を出た年の第二の月の十五日で
あった。
16:2
荒れ野に入ると、イスラエルの人々の共同体全体はモーセとアロンに向かって不平を述べ立てた。
16:3
イスラエルの人々は彼らに言った。「我々はエジプトの国で、主の手にかかって、死んだ方がましだった。あのときは肉のたくさん入った鍋の前に座り、パンを
腹いっぱい食べられたのに。あなたたちは我々をこの荒れ野に連れ出し、この全会衆を飢え死にさせようとしている。」
16:4
主はモーセに言われた。「見よ、わたしはあなたたちのために、天からパンを降らせる。民は出て行って、毎日必要な分だけ集める。わたしは、彼らがわたしの
指示どおりにするかどうかを試す。
16:5
ただし、六日目に家に持ち帰ったものを整えれば、毎日集める分の二倍になっている。」
16:6
モーセとアロンはすべてのイスラエルの人々に向かって言った。「夕暮れに、あなたたちは、主があなたたちをエジプトの国から導き出されたことを知り、
16:7
朝に、主の栄光を見る。あなたたちが主に向かって不平を述べるのを主が聞かれたからだ。我々が何者なので、我々に向かって不平を述べるのか。」
16:8
モーセは更に言った。「主は夕暮れに、あなたたちに肉を与えて食べさせ、朝にパンを与えて満腹にさせられる。主は、あなたたちが主に向かって述べた不平
を、聞かれたからだ。一体、我々は何者なのか。あなたたちは我々に向かってではなく、実は、主に向かって不平を述べているのだ。」
16:9
モーセがアロンに、「あなたはイスラエルの人々の共同体全体に向かって、主があなたたちの不平を聞かれたから、主の前に集まれと命じなさい」と言うと、
16:10
アロンはイスラエルの人々の共同体全体にそのことを命じた。彼らが荒れ野の方を見ると、見よ、主の栄光が雲の中に現れた。
16:11
主はモーセに仰せになった。
16:12
「わたしは、イスラエルの人々の不平を聞いた。彼らに伝えるがよい。『あなたたちは夕暮れには肉を食べ、朝にはパンを食べて満腹する。あなたたちはこうし
て、わたしがあなたたちの神、主であることを知るようになる』と。」
16:13
夕方になると、うずらが飛んで来て、宿営を覆い、朝には宿営の周りに露が降りた。
16:14
この降りた露が蒸発すると、見よ、荒れ野の地表を覆って薄くて壊れやすいものが大地の霜のように薄く残っていた。
16:15
イスラエルの人々はそれを見て、これは一体何だろうと、口々に言った。彼らはそれが何であるか知らなかったからである。モーセは彼らに言った。「これこ
そ、主があなたたちに食物として与えられたパンである。
16:16
主が命じられたことは次のことである。『あなたたちはそれぞれ必要な分、つまり一人当たり一オメルを集めよ。それぞれ自分の天幕にいる家族の数に応じて取
るがよい。』」
16:17
イスラエルの人々はそのとおりにした。ある者は多く集め、ある者は少なく集めた。
16:18
しかし、オメル升で量ってみると、多く集めた者も余ることなく、少なく集めた者も足りないことなく、それぞれが必要な分を集めた。
16:19
モーセは彼らに、「だれもそれを、翌朝まで残しておいてはならない」と言ったが、
16:20
彼らはモーセに聞き従わず、何人かはその一部を翌朝まで残しておいた。虫が付いて臭くなったので、モーセは彼らに向かって怒った。
16:21
そこで、彼らは朝ごとにそれぞれ必要な分を集めた。日が高くなると、それは溶けてしまった。
16:22
六日目になると、彼らは二倍の量、一人当たり二オメルのパンを集めた。共同体の代表者は皆でモーセのもとに来て、そのことを報告した。
16:23
モーセは彼らに言った。「これは、主が仰せられたことである。明日は休息の日、主の聖なる安息日である。焼くものは焼き、煮るものは煮て、余った分は明日
の朝まで蓄えておきなさい。」
16:24
彼らはモーセの命じたとおり、朝まで残しておいたが、臭くならず、虫も付かなかった。
16:25
モーセは言った。「今日はそれを食べなさい。今日は主の安息日である。今日は何も野に見つからないであろう。
16:26
あなたたちは六日間集めた。七日目は安息日だから野には何もないであろう。」
16:27
七日目になって、民のうちの何人かが集めに出て行ったが、何も見つからなかった。
16:28
主はモーセに言われた。「あなたたちは、いつまでわたしの戒めと教えを拒み続けて、守らないのか。
16:29
よくわきまえなさい、主があなたたちに安息日を与えたことを。そのために、六日目には、主はあなたたちに二日分のパンを与えている。七日目にはそれぞれ自
分の所にとどまり、その場所から出てはならない。」
16:30
民はこうして、七日目に休んだ。
16:31
イスラエルの家では、それをマナと名付けた。それは、コエンドロの種に似て白く、蜜の入ったウェファースのような味がした。
16:32
モーセは言った。「主が命じられたことは次のことである。『その中から正味一オメルを量り、代々にわたって蓄えよ。わたしがあなたたちをエジプトの国から
導き出したとき、荒れ野で食べさせたパンを彼らが見ることができるためである。』」
16:33
モーセがアロンに、「壺を用意し、その中に正味一オメルのマナを入れ、それを主の御前に置き、代々にわたって蓄えておきなさい」と言うと、
16:34
アロンは、主がモーセに命じられたとおり、それを掟の箱の前に置いて蓄えた。
16:35
イスラエルの人々は、人の住んでいる土地に着くまで四十年にわたってこのマナを食べた。すなわち、カナン地方の境に到着するまで彼らはこのマナを食べた。
16:36
一オメルは十分の一エファである。
新改訳1970
16:1
ついで、イスラエル人の全会衆は、エリムから旅立ち、エジプトの地を出て、第二の月の十五日に、エリムとシナイとの間にあるシンの荒野にはいった。
16:2
そのとき、イスラエル人の全会衆は、この荒野でモーセとアロンにつぶやいた。
16:3
イスラエル人は彼らに言った。「エジプトの地で、肉なべのそばにすわり、パンを満ち足りるまで食べていたときに、私たちは主の手にかかって死んでいたらよ
かったのに。事実、あなたがたは、私たちをこの荒野に連れ出して、この全集団を飢え死にさせようとしているのです。」
16:4
主はモーセに仰せられた。「見よ。わたしはあなたがたのために、パンが天から降るようにする。民は外に出て、毎日、一日分を集めなければならない。これ
は、彼らがわたしのおしえに従って歩むかどうかを、試みるためである。
16:5
六日目に、彼らが持って来た物をととのえる場合、日ごとに集める分の二倍とする。」
16:6
それでモーセとアロンは、すべてのイスラエル人に言った。「夕方には、あなたがたは、主がエジプトの地からあなたがたを連れ出されたことを知り、
16:7
朝には、主の栄光を見る。主に対するあなたがたのつぶやきを主が聞かれたのです。あなたがたが、この私たちにつぶやくとは、いったい私たちは何なのだろ
う。」
16:8
モーセはまた言った。「夕方には、主があなたがたに食べる肉を与え、朝には満ち足りるほどパンを与えてくださるのは、あなたがたが主に対してつぶやく、そ
のつぶやきを主が聞かれたからです。いったい私たちは何なのだろうか。あなたがたのつぶやきは、この私たちに対してではなく、主に対
してなのです。」
16:9
モーセはアロンに言った。「イスラエル人の全会衆に、『主の前に近づきなさい。主があなたがたのつぶやきを聞かれたから。』と言いなさい。」
16:10
アロンがイスラエル人の全会衆に告げたとき、彼らは荒野のほうに振り向いた。見よ。主の栄光が雲の中に現われた。
16:11
主はモーセに告げて仰せられた。
16:12
「わたしはイスラエル人のつぶやきを聞いた。彼らに告げて言え。『あなたがたは夕暮れには肉を食べ、朝にはパンで満ち足りるであろう。あなたがたはわたし
があなたがたの神、主であることを知るようになる。』」
16:13
それから、夕方になるとうずらが飛んで来て、宿営をおおい、朝になると、宿営の回りに露が一面に降りた。
16:14
その一面の露が上がると、見よ、荒野の面には、地に降りた白い霜のような細かいもの、うろこのような細かいものがあった。
16:15
イスラエル人はこれを見て、「これは何だろう。」と互いに言った。彼らはそれが何か知らなかったからである。モーセは彼らに言った。「これは主があなたが
たに食物として与えてくださったパンです。
16:16
主が命じられたことはこうです。『各自、自分の食べる分だけ、ひとり当たり一オメルずつ、あなたがたの人数に応じてそれを集めよ。各自、自分の天幕にいる
者のために、それを取れ。』」
16:17
そこで、イスラエル人はそのとおりにした。ある者は多く、ある者は少なく集めた。
16:18
しかし、彼らがオメルでそれを計ってみると、多く集めた者も余ることはなく、少なく集めた者も足りないことはなかった。各自は自分の食べる分だけ集めたの
である。
16:19
モーセは彼らに言った。「だれも、それを、朝まで残しておいてはいけません。」
16:20
彼らはモーセの言うことを聞かず、ある者は朝まで、それを残しておいた。すると、それに虫がわき、悪臭を放った。そこでモーセは彼らに向かって怒った。
16:21
彼らは、朝ごとに、各自が食べる分だけ、それを集めた。日が熱くなると、それは溶けた。
16:22
六日目には、彼らは二倍のパン、すなわち、ひとり当たり二オメルずつ集めた。会衆の上に立つ者たちがみな、モーセのところに来て、告げたとき、
16:23
モーセは彼らに言った。「主の語られたことはこうです。『あすは全き休みの日、主の聖なる安息である。あなたがたは、焼きたいものは焼き、煮たいものは煮
よ。残ったものは、すべて朝まで保存するため、取っておけ。』」
16:24
それで彼らはモーセの命じたとおりに、それを朝まで取っておいたが、それは臭くもならず、うじもわかなかった。
16:25
それでモーセは言った。「きょうは、それを食べなさい。きょうは主の安息であるから。きょうはそれを野で見つけることはできません。
16:26
六日の間はそれを集めることができます。しかし安息の七日目には、それは、ありません。」
16:27
それなのに、民の中のある者は七日目に集めに出た。しかし、何も見つからなかった。
16:28
そのとき、主はモーセに仰せられた。「あなたがたは、いつまでわたしの命令とおしえを守ろうとしないのか。
16:29
主があなたがたに安息を与えられたことに、心せよ。それゆえ、六日目には、二日分のパンをあなたがたに与えている。七日目には、あなたがたはそれぞれ自分
の場所にとどまれ。その所からだれも出てはならない。」
16:30
それで、民は七日目に休んだ。
16:31
イスラエルの家は、それをマナと名づけた。それはコエンドロの種のようで、白く、その味は蜜を入れたせんべいのようであった。
16:32
モーセは言った。「主の命じられたことはこうです。『それを一オメルたっぷり、あなたがたの子孫のために保存せよ。わたしがあなたがたをエジプトの地から
連れ出したとき、荒野であなたがたに食べさせたパンを彼らが見ることができるために。』」
16:33
モーセはアロンに言った。「つぼを一つ持って来て、マナを一オメルたっぷりその中に入れ、それを主の前に置いて、あなたがたの子孫のために保存しなさ
い。」
16:34
主がモーセに命じられたとおりである。そこでアロンはそれを保存するために、あかしの箱の前に置いた。
16:35
イスラエル人は人の住んでいる地に来るまで、四十年間、マナを食べた。彼らはカナンの地の境に来るまで、マナを食べた。
16:36
一オメルは一エパの十分の一である。
口語訳1955
16:1
イスラエルの人々の全会衆はエリムを出発し、エジプトの地を出て二か月目の十五日に、エリムとシナイとの間にあるシンの荒野にきたが、
16:2
その荒野でイスラエルの人々の全会衆は、モーセとアロンにつぶやいた。
16:3
イスラエルの人々は彼らに言った、「われわれはエジプトの地で、肉のなべのかたわらに座し、飽きるほどパンを食べていた時に、主の手にかかって死んでいた
ら良かった。あなたがたは、われわれをこの荒野に導き出して、全会衆を餓死させようとしている」。
16:4
そのとき主はモーセに言われた、「見よ、わたしはあなたがたのために、天からパンを降らせよう。民は出て日々の分を日ごとに集めなければならない。こうし
て彼らがわたしの律法に従うかどうかを試みよう。
16:5
六日目には、彼らが取り入れたものを調理すると、それは日ごとに集めるものの二倍あるであろう」。
16:6
モーセとアロンは、イスラエルのすべての人々に言った、「夕暮には、あなたがたは、エジプトの地からあなたがたを導き出されたのが、主であることを知るで
あろう。
16:7
また、朝には、あなたがたは主の栄光を見るであろう。主はあなたがたが主にむかってつぶやくのを聞かれたからである。あなたがたは、いったいわれわれを何
者として、われわれにむかってつぶやくのか」。
16:8
モーセはまた言った、「主は夕暮にはあなたがたに肉を与えて食べさせ、朝にはパンを与えて飽き足らせられるであろう。主はあなたがたが、主にむかってつぶ
やくつぶやきを聞かれたからである。いったいわれわれは何者なのか。あなたがたのつぶやくのは、われわれにむかってでなく、主にむ
かってである」。
16:9
モーセはアロンに言った、「イスラエルの人々の全会衆に言いなさい、『あなたがたは主の前に近づきなさい。主があなたがたのつぶやきを聞かれたからであ
る』と」。
16:10
それでアロンがイスラエルの人々の全会衆に語ったとき、彼らが荒野の方を望むと、見よ、主の栄光が雲のうちに現れていた。
16:11 主はモーセに言われた、
16:12
「わたしはイスラエルの人々のつぶやきを聞いた。彼らに言いなさい、『あなたがたは夕には肉を食べ、朝にはパンに飽き足りるであろう。そうしてわたしがあ
なたがたの神、主であることを知るであろう』と」。
16:13
夕べになると、うずらが飛んできて宿営をおおった。また、朝になると、宿営の周囲に露が降りた。
16:14
その降りた露がかわくと、荒野の面には、薄いうろこのようなものがあり、ちょうど地に結ぶ薄い霜のようであった。
16:15
イスラエルの人々はそれを見て互に言った、「これはなんであろう」。彼らはそれがなんであるのか知らなかったからである。モーセは彼らに言った、「これは
主があなたがたの食物として賜わるパンである。
16:16
主が命じられるのはこうである、『あなたがたは、おのおのその食べるところに従ってそれを集め、あなたがたの人数に従って、ひとり一オメルずつ、おのおの
その天幕におるもののためにそれを取りなさい』と」。
16:17
イスラエルの人々はそのようにして、ある者は多く、ある者は少なく集めた。
16:18
しかし、オメルでそれを計ってみると、多く集めた者にも余らず、少なく集めた者にも不足しなかった。おのおのその食べるところに従って集めていた。
16:19
モーセは彼らに言った、「だれも朝までそれを残しておいてはならない」。
16:20
しかし彼らはモーセに聞き従わないで、ある者は朝までそれを残しておいたが、虫がついて臭くなった。モーセは彼らにむかって怒った。
16:21
彼らは、おのおのその食べるところに従って、朝ごとにそれを集めたが、日が熱くなるとそれは溶けた。
16:22
六日目には、彼らは二倍のパン、すなわちひとりに二オメルを集めた。そこで、会衆の長たちは皆きて、モーセに告げたが、
16:23
モーセは彼らに言った、「主の語られたのはこうである、『あすは主の聖安息日で休みである。きょう、焼こうとするものを焼き、煮ようとするものを煮なさ
い。残ったものはみな朝までたくわえて保存しなさい』と」。
16:24
彼らはモーセの命じたように、それを朝まで保存したが、臭くならず、また虫もつかなかった。
16:25
モーセは言った、「きょう、それを食べなさい。きょうは主の安息日であるから、きょうは野でそれを獲られないであろう。
16:26
六日の間はそれを集めなければならない。七日目は安息日であるから、その日には無いであろう」。
16:27
ところが民のうちには、七日目に出て集めようとした者があったが、獲られなかった。
16:28
そこで主はモーセに言われた、「あなたがたは、いつまでわたしの戒めと、律法とを守ることを拒むのか。
16:29
見よ、主はあなたがたに安息日を与えられた。ゆえに六日目には、ふつか分のパンをあなたがたに賜わるのである。おのおのその所にとどまり、七日目にはその
所から出てはならない」。
16:30
こうして民は七日目に休んだ。
16:31
イスラエルの家はその物の名をマナと呼んだ。それはコエンドロの実のようで白く、その味は蜜を入れたせんべいのようであった。
16:32
モーセは言った、「主の命じられることはこうである、『それを一オメルあなたがたの子孫のためにたくわえておきなさい。それはわたしが、あなたがたをエジ
プトの地から導き出した時、荒野であなたがたに食べさせたパンを彼らに見させるためである』と」。
16:33
そしてモーセはアロンに言った「一つのつぼを取り、マナ一オメルをその中に入れ、それを主の前に置いて、子孫のためにたくわえなさい」。
16:34
そこで主がモーセに命じられたように、アロンはそれをあかしの箱の前に置いてたくわえた。
16:35
イスラエルの人々は人の住む地に着くまで四十年の間マナを食べた。すなわち、彼らはカナンの地の境に至るまでマナを食べた。
16:36
一オメルは一エパの十分の一である。
文
語訳1917
16:1
斯てエリムを出たちてイスラエルの子孫の會衆そのエジプトの地を出しより二箇月の十五日に皆エリムとシナイの間なるシンの曠野にいたりけるが
16:2 其曠野においてイスラエルの全會衆モーセとアロンに向ひて呟けり
16:3
即ちイスラエルの子孫かれらに言けるは我儕エジプトの地に於て肉の鍋の側に坐り飽までにパンを食ひし時にヱホバの手によりて死たらば善りし者を汝等はこの
曠野に我等を導きいだしてこの全會を饑に死しめんとするなり
16:4
時にヱホバ、モーセに言たまひけるは視よ我パンを汝らのために天より降さん民いでて日用の分を毎日斂むべし斯して我かれらが吾の法律にしたがふや否を試み
ん
16:5 第六日には彼等その取いれたる者を調理ふべし其は日々に斂る者の二倍なるべし
16:6
モーセとアロン、イスラエルの全の子孫に言けるは夕にいたらば汝等はヱホバが汝らをエジプトの地より導きいだしたまひしなるを知にいたらん
16:7
又朝にいたらば汝等ヱホバの榮光を見ん其はヱホバなんぢらがヱホバに向ひて呟くを聞たまへばなり我等を誰となして汝等は我儕に向ひて呟くや
16:8
モーセまた言けるはヱホバ夕には汝等に肉を與へて食はしめ朝にはパンをあたへて飽しめたまはん其はヱホバ己にむかひて汝等が呟くところの怨言を聞給へばな
り我儕を誰と爲や汝等の怨言は我等にむかひてするに非ずヱホバにむかひてするなり
16:9 モーセ、アロンに言けるはイスラエルの子孫の全會衆に言へ汝等ヱホバの前に近よれヱホバなんぢらの怨言を聞給へりと
16:10 アロンすなはちイスラエルの子孫の全會衆に語しかば彼等曠野を望むにヱホバの榮光雲の中に顯はる
16:11 ヱホバ、モーセに告て言たまひけるは
16:12
我イスラエルの子孫の怨言を聞り彼等に告て言へ汝等夕には肉を食ひ朝にはパンに飽べし而して我のヱホバにして汝等の神なることを知にいたらんと
16:13 即ち夕におよびて鶉きたりて營を覆ふ又朝におよびて露營の四圍におきしが
16:14 そのおける露乾くにあたりて曠野の表に霜のごとき小き圓き者地にあり
16:15
イスラエルの子孫これを見て此は何ぞやと互に言ふ其はその何たるを知ざればなりモーセかれらに言けるは是はヱホバが汝等の食にあたへたまふパンなり
16:16
ヱホバの命じたまふところの事は是なり即ち各その食ふところに循ひて之を斂め汝等の人數にしたがひて一人に一オメルを取れ各人その天幕にをる者等のために
これを取べし
16:17 イスラエルの子孫かくなせしに其斂るところに多きと少きとありしが
16:18
オメルをもてこれむ量るに多く斂めし者にも餘るところ無く少く斂めし者にも足ぬところ無りき皆その食ふところに循ひてこれを斂めたり
16:19 モーセ彼等に誰も朝までこれを殘しおく可らずと言り
16:20 然るに彼等モーセに聽したがはずして或者はこれを朝まで殘したりしが蟲たかりて臭なりぬモーセこれを怒る
16:21 人々各その食ふところに循ひて朝毎に之を斂めしが日熱なれば消ゆ
16:22 第六日にいたりて人々二倍のパンを斂めたり即ち一人に二オメルを斂むるに會衆の長皆きたりて之をモーセに告ぐモーセ
16:23
かれらに言ふヱホバの言たまふところ是のごとし明日はヱホバの聖安息日にして休息なり今日汝等?んとする者を?き煮んとする者を煮よ其殘れる者は皆明朝ま
で蔵めおくべし
16:24 彼等モーセの命ぜしごとくに翌朝まで蔵めおきしが臭なること無く又蟲もその中に生ぜざりき
16:25 モーセ言ふ汝等今日其を食へ今日はヱホバの安息日なれば今日は汝等これを野に獲ざるべし
16:26 六日の間汝等これを斂むべし第七日は安息日なればその日には有ざるべし
16:27 然るに民の中に七日に出て斂めんとせし者ありしが得ところ無りき
16:28 是に於てヱホバ、モーセに言たまひけるは何時まで汝等は吾が誡命とわが律法をまもることをせざるや
16:29
汝等視よヱホバなんぢらに安息日を賜へり故に第六日に二日の食物を汝等にあたへたまふなり汝等おのおのその處に休みをれ第七日にはその處より出る者あるべ
からず
16:30 是民第七日に休息り
16:31 イスラエルの家その物の名をマナと稱り是は莞の實のごとくにして白く其味は蜜をいれたる菓子のごとし
16:32
モーセ言ふヱホバの命じたまふところ是のごとし是を一オメル盛て汝等の代々の子孫のためにたくはへおくべし是はわが汝等をエジプトの地より導きいだせし時
に曠野にて汝等を養ひしところのパンを之に見さしめんためなり
16:33
而してモーセ、アロンに言けるは壷を取てその中にマナ一オメルを盛てこれをヱホバの前におき汝等の代々の子孫のためにたくはふべし
16:34 ヱホバのモーセに命じたまひし如くにアロンこれを律法の前におきてたくはふ
16:35 イスラエルの子孫は人の住る地に至るまで四十年が間マナを食へり即ちカナンの地の境にいたるまでマナを食へり
16:36 オメルはエパの十分の一なり
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口語訳 Tコリ10:10
10:10
また、ある者たちがつぶやいたように、つぶやいてはならない。つぶやいた者は、「死の使」に滅ぼされた。
口語訳 ヨハ 6:31
6:31
わたしたちの先祖は荒野でマナを食べました。それは『天よりのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです」。
口語訳 ヨハ 11:4
11:4
イエスはそれを聞いて言われた、「この病気は死ぬほどのものではない。それは神の栄光のため、また、神の子がそれによって栄光を受け
るためのものである」。
口語訳 ヨハ 11:40
11:40
イエスは彼女に言われた、「もし信じるなら神の栄光を見るであろうと、あなたに言ったではないか」。
口語訳 ルカ 10:16
10:16
あなたがたに聞き従う者は、わたしに聞き従うのであり、あなたがたを拒む者は、わたしを拒むのである。そしてわたしを拒む者は、わた
しをおつかわしになったかたを拒むのである」。
口語訳 ロマ 13:2
13:2
したがって、権威に逆らう者は、神の定めにそむく者である。そむく者は、自分の身にさばきを招くことになる。
口語訳 ヨハ 6:49
6:49
あなたがたの先祖は荒野でマナを食べたが、死んでしまった。
口語訳 ヨハ 6:58
6:58
天から下ってきたパンは、先祖たちが食べたが死んでしまったようなものではない。このパンを食べる者は、いつまでも生きるであろ
う」。
口語訳 Tコリ10:3
10:3
また、みな同じ霊の食物を食べ、
口語訳 Uコリ8:15
8:15
それは「多く得た者も余ることがなく、少ししか得なかった者も足りないことはなかった」と書いてあるとおりである。
口語訳 ヘブ 9:4
9:4
そこには金の香壇と全面金でおおわれた契約の箱とが置かれ、その中にはマナのはいっている金のつぼと、芽を出したアロンのつえと、契約の石板とが入れてあ
り、
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口語訳
Tコリ10:10
10:10
また、ある者たちがつぶやいたように、つぶやいてはならない。つぶやいた者は、「死の使」に滅ぼされた。
口語訳
ヨハ 6:31-32
6:31
わたしたちの先祖は荒野でマナを食べました。それは『天よりのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです」。
6:32
そこでイエスは彼らに言われた、「よくよく言っておく。天からのパンをあなたがたに与えたのは、モーセではない。天からのまことのパンをあなたがたに与え
るのは、わたしの父なのである。
口語訳
Tコリ10:3
10:3 また、みな同じ霊の食物を食べ、
口語訳
ヨハ 11:4
11:4
イエスはそれを聞いて言われた、「この病気は死ぬほどのものではない。それは神の栄光のため、また、神の子がそれによって栄光を受けるためのものであ
る」。
口語訳
ヨハ 11:40
11:40
イエスは彼女に言われた、「もし信じるなら神の栄光を見るであろうと、あなたに言ったではないか」。
口語訳
ルカ 10:16
10:16
あなたがたに聞き従う者は、わたしに聞き従うのであり、あなたがたを拒む者は、わたしを拒むのである。そしてわたしを拒む者は、わたしをおつかわしになっ
たかたを拒むのである」。
口語訳
ロマ 13:2
13:2
したがって、権威に逆らう者は、神の定めにそむく者である。そむく者は、自分の身にさばきを招くことになる。
口語訳
Tテサ4:8
4:8
こういうわけであるから、これらの警告を拒む者は、人を拒むのではなく、聖霊をあなたがたの心に賜わる神を拒むのである。
口語訳
マコ 6:3
6:3
この人は大工ではないか。マリヤのむすこで、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟ではないか。またその姉妹たちも、ここにわたしたちと一緒にいるではない
か」。こうして彼らはイエスにつまずいた。
口語訳
Uコリ8:15
8:15
それは「多く得た者も余ることがなく、少ししか得なかった者も足りないことはなかった」と書いてあるとおりである。
口語訳
ヘブ 9:4
9:4
そこには金の香壇と全面金でおおわれた契約の箱とが置かれ、その中にはマナのはいっている金のつぼと、芽を出したアロンのつえと、契約の石板とが入れてあ
り、
口語訳 黙 2:17
2:17
耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、隠されているマナを与えよう。また、白い石を与えよう。この石の上には、これを受
ける者のほかだれも知らない新しい名が書いてある』。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口語訳 ヨハ
6:26-58
6:26
イエスは答えて言われた、「よくよくあなたがたに言っておく。あなたがたがわたしを尋ねてきているのは、しるしを見たためではなく、パンを食べて満腹した
からである。
6:27
朽ちる食物のためではなく、永遠の命に至る朽ちない食物のために働くがよい。これは人の子があなたがたに与えるものである。父なる神は、人の子にそれをゆ
だねられたのである」。
6:28
そこで、彼らはイエスに言った、「神のわざを行うために、わたしたちは何をしたらよいでしょうか」。
6:29
イエスは彼らに答えて言われた、「神がつかわされた者を信じることが、神のわざである」。
6:30
彼らはイエスに言った、「わたしたちが見てあなたを信じるために、どんなしるしを行って下さいますか。どんなことをして下さいますか。
6:31
わたしたちの先祖は荒野でマナを食べました。それは『天よりのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです」。
6:32
そこでイエスは彼らに言われた、「よくよく言っておく。天からのパンをあなたがたに与えたのは、モーセではない。天からのまことのパンをあなたがたに与え
るのは、わたしの父なのである。
6:33
神のパンは、天から下ってきて、この世に命を与えるものである」。
6:34
彼らはイエスに言った、「主よ、そのパンをいつもわたしたちに下さい」。
6:35
イエスは彼らに言われた、「わたしが命のパンである。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決してかわくことがない。
6:36
しかし、あなたがたに言ったが、あなたがたはわたしを見たのに信じようとはしない。
6:37
父がわたしに与えて下さる者は皆、わたしに来るであろう。そして、わたしに来る者を決して拒みはしない。
6:38
わたしが天から下ってきたのは、自分のこころのままを行うためではなく、わたしをつかわされたかたのみこころを行うためである。
6:39
わたしをつかわされたかたのみこころは、わたしに与えて下さった者を、わたしがひとりも失わずに、終りの日によみがえらせることである。
6:40
わたしの父のみこころは、子を見て信じる者が、ことごとく永遠の命を得ることなのである。そして、わたしはその人々を終りの日によみがえらせるであろ
う」。
6:41
ユダヤ人らは、イエスが「わたしは天から下ってきたパンである」と言われたので、イエスについてつぶやき始めた。
6:42
そして言った、「これはヨセフの子イエスではないか。わたしたちはその父母を知っているではないか。わたしは天から下ってきたと、どうして今いうのか」。
6:43
イエスは彼らに答えて言われた、「互につぶやいてはいけない。
6:44
わたしをつかわされた父が引きよせて下さらなければ、だれもわたしに来ることはできない。わたしは、その人々を終りの日によみがえらせるであろう。
6:45
預言者の書に、『彼らはみな神に教えられるであろう』と書いてある。父から聞いて学んだ者は、みなわたしに来るのである。
6:46
神から出た者のほかに、だれかが父を見たのではない。その者だけが父を見たのである。
6:47
よくよくあなたがたに言っておく。信じる者には永遠の命がある。
6:48
わたしは命のパンである。
6:49
あなたがたの先祖は荒野でマナを食べたが、死んでしまった。
6:50
しかし、天から下ってきたパンを食べる人は、決して死ぬことはない。
6:51
わたしは天から下ってきた生きたパンである。それを食べる者は、いつまでも生きるであろう。わたしが与えるパンは、世の命のために与えるわたしの肉であ
る」。
6:52
そこで、ユダヤ人らが互に論じて言った、「この人はどうして、自分の肉をわたしたちに与えて食べさせることができようか」。
6:53
イエスは彼らに言われた、「よくよく言っておく。人の子の肉を食べず、また、その血を飲まなければ、あなたがたの内に命はない。
6:54
わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者には、永遠の命があり、わたしはその人を終りの日によみがえらせるであろう。
6:55
わたしの肉はまことの食物、わたしの血はまことの飲み物である。
6:56
わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者はわたしにおり、わたしもまたその人におる。
6:57
生ける父がわたしをつかわされ、また、わたしが父によって生きているように、わたしを食べる者もわたしによって生きるであろう。
6:58
天から下ってきたパンは、先祖たちが食べたが死んでしまったようなものではない。このパンを食べる者は、いつまでも生きるであろう」。
口語訳 ルカ
10:16
10:16
あなたがたに聞き従う者は、わたしに聞き従うのであり、あなたがたを拒む者は、わたしを拒むのである。そしてわたしを拒む者は、わたしをおつかわしになっ
たかたを拒むのである」。
口語訳 Tコリ10:3
10:3
また、みな同じ霊の食物を食べ、
口語訳 Uコリ8:15
8:15
それは「多く得た者も余ることがなく、少ししか得なかった者も足りないことはなかった」と書いてあるとおりである。
口語訳 ヨハ
6:27
6:27
朽ちる食物のためではなく、永遠の命に至る朽ちない食物のために働くがよい。これは人の子があなたがたに与えるものである。父なる神は、人の子にそれをゆ
だねられたのである」。
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 Tコリ10:3
10:3 皆、同じ霊的な食物を食べ、
新共同 Uコリ8:15
8:15
「多く集めた者も、余ることはなく、/わずかしか集めなかった者も、/不足することはなかった」と書いてあるとおりです。
新共同 マタ 6:34
6:34
だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」
新共同 ルカ 11:3
11:3
わたしたちに必要な糧を毎日与えてください。
新共同 ヘブ 9:4
9:4
そこには金の香壇と、すっかり金で覆われた契約の箱とがあって、この中には、マンナの入っている金の壺、芽を出したアロンの杖、契約の石板があり、
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 ヨハ
6:31-33
6:31
わたしたちの先祖は、荒れ野でマンナを食べました。『天からのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです。」
6:32
すると、イエスは言われた。「はっきり言っておく。モーセが天からのパンをあなたがたに与えたのではなく、わたしの父が天からのまことのパンをお与えにな
る。
6:33
神のパンは、天から降って来て、世に命を与えるものである。」
新共同 Tコリ10:10
10:10
彼らの中には不平を言う者がいたが、あなたがたはそのように不平を言ってはいけない。不平を言った者は、滅ぼす者に滅ぼされました。
新共同 Tコリ10:3
10:3 皆、同じ霊的な食物を食べ、
新共同 ヨハ 11:4
11:4
イエスは、それを聞いて言われた。「この病気は死で終わるものではない。神の栄光のためである。神の子がそれによって栄光を受けるのである。」
新共同 ヨハ 11:40
11:40
イエスは、「もし信じるなら、神の栄光が見られると、言っておいたではないか」と言われた。
新共同 ルカ 10:16
10:16
あなたがたに耳を傾ける者は、わたしに耳を傾け、あなたがたを拒む者は、わたしを拒むのである。わたしを拒む者は、わたしを遣わされた方を拒むのであ
る。」
新共同 ロマ 3:2
3:2
それはあらゆる面からいろいろ指摘できます。まず、彼らは神の言葉をゆだねられたのです。
新共同 ヨハ
6:31-32
6:31
わたしたちの先祖は、荒れ野でマンナを食べました。『天からのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです。」
6:32
すると、イエスは言われた。「はっきり言っておく。モーセが天からのパンをあなたがたに与えたのではなく、わたしの父が天からのまことのパンをお与えにな
る。
新共同 ヘブ 9:4
9:4
そこには金の香壇と、すっかり金で覆われた契約の箱とがあって、この中には、マンナの入っている金の壺、芽を出したアロンの杖、契約の石板があり、
新共同 黙 2:17
2:17
耳ある者は、“霊”が諸教会に告げることを聞くがよい。勝利を得る者には隠されていたマンナを与えよう。また、白い小石を与えよう。その小石には、これを
受ける者のほかにはだれにも分からぬ新しい名が記されている。」』
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