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エゼキエル書 10章     

神殿を離れるケルビム

 

翻訳比較



聖書協会共同訳2018
◆主の栄光が神殿を去る
エゼ 10:1 私が見ていると、ケルビムの頭上、大空の上に、ラピスラズリに似た玉座のようなものの姿が見えた。
エゼ 10:2 主は亜麻布をまとった者に言われた。「ケルビムの下にある回転するものの間に入り、ケルビムの間から炭火を取ってあなたの両手に満たし、それを 町の上にまき散らせ。」彼は、私の目の前で入って行った。
エゼ 10:3 その者が入って行ったとき、ケルビムは神殿の南側に立っていて、雲が内庭に満ちていた。
エゼ 10:4 主の栄光はケルビムの上から立ち上がり、神殿の敷居に向かった。神殿は雲で満たされ、内庭は主の栄光の輝きで満たされた。
エゼ 10:5 ケルビムの翼の音が外庭まで聞こえた。それは全能の神が語られる声のようであった。
エゼ 10:6 主が亜麻布をまとった者に、「回転するものの間、ケルビムの間から火を取れ」と命じられると、彼は入って、車輪の傍らに立った。
エゼ 10:7 すると、一人のケルビムが、ケルビムの間から、ケルビムの間にある火の方に手を伸ばし、それを取り上げ、亜麻布をまとった者の両手に渡した。彼 はそれを受け取り、出て行った。
エゼ 10:8 ケルビムの翼の下には、人の手の形が見えた。
エゼ 10:9 私が見続けていると、四つの車輪がケルビムの傍らにあった。一つの車輪は一人のケルビムの傍らに、また一つの車輪はもう一人のケルビムの傍らに あった。それらの車輪の姿は輝くかんらん石のようであった。
エゼ 10:10 それらは四つとも同じようで、あたかも車輪の中に車輪があるかのようであった。
エゼ 10:11 それらは進むとき、四方に進み、向きを変えなかった。先頭のケルビムが向かう所にそれらも従って進み、向きを変えなかったからである。
エゼ 10:12 それらの全身、背中、両手、翼、車輪、すなわち四つの車輪の周りは、目で埋め尽くされていた。
エゼ 10:13 私が聞いていると、それらの車輪は「回転するもの」と呼ばれていた。
エゼ 10:14 おのおのには四つの顔があった。第一の顔はケルビムの顔、第二の顔は人の顔、第三の顔は獅子の顔、第四の顔は鷲の顔であった。
エゼ 10:15 その時ケルビムが上がって行った。それはケバル川のほとりで私が見た生き物であった。
エゼ 10:16 ケルビムが進むとき、車輪もその傍らを進んだ。ケルビムがその翼を上げて地から飛び上がるとき、車輪もその傍らから向きを変えることはなかっ た。
エゼ 10:17 ケルビムが立ち止まると、車輪も立ち止まり、ケルビムが上ると、車輪も共に上った。生き物の霊がその中にあったからである。
エゼ 10:18 そして、主の栄光が神殿の敷居の上から出て、ケルビムの上にとどまった。
エゼ 10:19 ケルビムは翼を上げて、私の目の前で地から上った。彼らが出て行くとき、車輪もこれと共にあり、主の神殿の東の門の入り口で止まった。イスラ エルの神の栄光が高くその上にあった。
エゼ 10:20 それは、ケバル川のほとりで私がイスラエルの神のもとに見た生き物であった。私は、それらがケルビムであることを知った。
エゼ 10:21 それぞれには四つの顔があり、それぞれには四つの翼があった。その翼の下には、人の手のようなものがあった。
エゼ 10:22 その顔のようなものは、私がケバル川のほとりで見た顔と同じであった。彼らはそれぞれ前の方にまっすぐ進んで行った。

フランシスコ会訳2013

エゼキエル書10

フランシスコ訳聖書 Eze <10>章 聖書本文

◆神殿を離れるケルビム

001その時である。ケルビムの頭 上、天空の彼方に、サファイアに似た玉座のようなものが現れるのをわたしは見た。

002主は亜麻布の服を着た男に仰せ になった、「ケルブの下の歯車の間に入れ。ケルビムの間にある燃える炭火で両手を満たし、それを都の上にまき散らせ」。わたしの目の 前でその人は入っていった。

003その人が入っていったとき、ケ ルビムが神殿の南にたたずみ、内庭には雲が垂れ込めていた。

004その時、主の栄光がケルブの上 から立ち上がり、神殿の敷居に向かった。神殿には雲が垂れ込め、主の栄光の輝きが庭に満ち溢れた。

005ケルビムの翼が羽ばたく音は外 庭まで響いた。それはまるでエル・シャッダイが語っているかのような声だった。

006主は亜麻布の服を着た男に命じ られた、「歯車の間、ケルビムの間から火を取れ」。その人が進んで車輪の傍らに立つと、

007一つのケルブがケルビムの間か ら手を火に伸ばし、それを取り上げて亜麻布の服を着た男の両手に渡した。その人はそれを受け取って出ていった。

008ケルビムの翼の下に人間の手の ようなものがあった。

009よく見ると、ケルビムの傍らに 四つの車輪があり、一つのケルブの傍らに一つの車輪があった。それは緑柱石のような形をしていた。

010四つとも同じ形をし、まるで車 輪の中に車輪があるようだった。

011進む時には四方いずれの方向に も進み、決して向きを変えなかった。先頭が進む方向に他も進み、決して向きを変えなかった。

012背中、両手、翼そして車輪と、 ケルビムは全体を目で覆われていた。車輪も四つともそうだった。

013それらの車輪が歯車と呼ばれる のが聞こえた。

014それぞれに四つの顔があり、第 一の顔はケルブの顔、第二の顔は人間の顔、第三は獅子の顔、第四は鷲の顔をしていた。

015その時、ケルビムが立ち上がっ た。これこそ、かつてケバル川で目にしたあの生き物だった。

016ケルビムが進むと、車輪もその 傍らを進み、ケルビムが翼を広げて地上から立ち上がると、車輪もその傍らを離れることがなかった。

017ケルビムが立ち止まると、車輪 も立ち止まり、ケルビムが立ち上がると、車輪もともに立ち上がった。生き物の霊がその中にあったからである。

018主の栄光が神殿の敷居から離 れ、ケルビムの上にたたずんだ。

019わたしの目の前で、ケルビムは 翼を広げて地上から立ち上ると、車輪を伴って出ていき、主の神殿の東の門の入り口にたたずんだ。その頭上高くにはイスラエルの神の栄 光があった。

020これこそかつてケバル川のほと り、イスラエルの神のもとで目にしたあの生き物であり、それがケルビムであることをわたしは知った。

021それぞれに四つの顔と四つの翼 があり、翼の下には人間の手のようなものがあった。

022それらの顔の形はケバル川のほ とりで目にしたものと同じだった。それぞれはまっすぐ前方に進んだ。



 

新共同訳1987

10:1 わたしが見ていると、ケルビムの頭上の大空の上に、サファイアの石のようで、形は王座のように見えるものがあるではないか。それはケルビムの上に見えた。

10:2 主は亜麻布をまとった者に向かって言われた。「ケルビムの下の回転するものの間に入れ。そして、ケルビムの間にある燃える炭火を両手に満たし、それを都の 上にまき散らせ」と。彼は、わたしの目の前で入って行った。

10:3 その人が入って行ったとき、ケルビムは神殿の南側に止まっており、雲が中庭を満たしていた。

10:4 主の栄光はケルビムの上から立ち上がり、神殿の敷居に向かった。神殿は雲で満たされ、庭は主の栄光の輝きで満たされた。

10:5 ケルビムの翼の羽ばたく音は外庭にまで聞こえ、全能の神が語られる御声のようであった。

10:6 主が亜麻布をまとった人に命じて、「火を、回転するものの間、ケルビムの間から取れ」と言われたので、彼は来て、車輪の傍らに立った。

10:7 すると、ケルビムのひとりが、手をケルビムの間から、ケルビムの間にある火に向かって伸ばして火を取り上げ、亜麻布をまとった者の両手に置いた。その人は 火を受け取って、出て行った。

10:8 ケルビムには、その翼の下に、人間の手の形が見えていた。

10:9 わたしが見ていると、四つの車輪が、ケルビムの傍らにあるではないか。一つの車輪が、ひとりのケルビムの傍らに、また一つの車輪が、ひとりのケルビムの傍 らにというように、それぞれの傍らにあって、それらの車輪の有様は緑柱石のように輝いていた。

10:10 それぞれの形の有様は、四つとも同じで、一つの車輪がもう一つの車輪の中にあるかのようであった。

10:11 それらが移動するときは、四つの方向に進み、移動するときに、向きを変えることはなかった。先頭のケルビムが向かうところに他のものも従って進み、向きを 変えなかったからである。

10:12 ケルビムの全身、すなわち、背中、両手、翼と、車輪にはその周囲一面に目がつけられていた。ケルビムの車輪は四つともそうであった。

10:13 それらの車輪は「回転するもの」と呼ばれているのが、わたしの耳に聞こえた。

10:14 ケルビムにはそれぞれ四つの顔があり、第一の顔はケルビムの顔、第二の顔は人間の顔、第三の顔は獅子の顔、そして第四の顔は鷲の顔であった。

10:15 ケルビムは上った。これがケバル川のほとりでわたしが見たあの生き物である。

10:16 ケルビムが移動するとき、車輪もその傍らを進み、ケルビムが翼を広げて地上から上るとき、車輪もその傍らを離れて回ることはなかった。

10:17 ケルビムが止まると、車輪も止まり、ケルビムが上ると、車輪も共に上った。生き物の霊がその中にあったからである。

10:18 主の栄光は神殿の敷居の上から出て、ケルビムの上にとどまった。

10:19 ケルビムは翼を広げ、傍らの車輪と共に出て行くとき、わたしの目の前で地から上って行き、主の神殿の東の門の入り口で止まった。イスラエルの神の栄光は高 くその上にあった。

10:20 これがケバル川の河畔で、わたしがイスラエルの神のもとにいるのを見たあの生き物である。わたしは、それがケルビムであることを知った。

10:21 そのそれぞれに四つの顔と四つの翼があり、翼の下には人間の手の形をしたものがあった。

10:22 これらの顔の形は、まさしく、わたしがケバル川の河畔で見た顔であった。それらは同じような有様をしており、おのおのまっすぐに進んで行った。

 

新改訳1970

10:1 私が見ていると、ケルビムの頭の上の大空に、サファイヤのような何か王座に似たものがあって、それが、ケルビムの上に現われた。

10:2 主は亜麻布の衣を着た者に命じて言われた。「ケルブの下にある車輪の間にはいり、ケルビムの間の炭火をあなたの両手に満たし、それを町の上にまき散ら せ。」すると、この人は私の目の前でそこにはいって行った。

10:3 その人がはいって行ったとき、ケルビムは神殿の右側に立っていて、雲がその内庭を満たしていた。

10:4 主の栄光がケルブの上から上り、神殿の敷居に向かうと、神殿は雲で満たされ、また、庭は主の栄光の輝きで満たされた。

10:5 そのとき、ケルビムの翼の音が、全能の神の語る声のように、外庭にまで聞こえた。

10:6 主が亜麻布の衣を着た者に命じて、「車輪の間、すなわちケルビムの間から火を取れ。」と仰せられたとき、この人ははいって行って、一つの輪のそばに立っ た。

10:7 すると、一つのケルブはケルビムの間から、ケルビムの間にある火のほうに手を伸ばして、その火を取り、亜麻布の衣を着た者の両手にそれを盛った。この人は それを受け取ると、出て行った。

10:8 さらに、ケルビムの翼の下から人の手の形のものが現われた。

10:9 私が見ると、ケルビムのそばに四つの輪があり、一つの輪は一つのケルブのそばに、他の輪は他のケルブのそばにそれぞれあった。その輪は緑柱石の輝きのよう に見えた。

10:10 それらの形は、四つともよく似ていて、ちょうど一つの輪が他の輪の中にあるようであった。

10:11 それらが行くとき、それらは四方に向かって行き、行くときには、それらは向きを変えなかった。なぜなら、頭の向かう所に、他の輪も従い、それらが行くとき には向きを変えなかったからである。

10:12 それらのからだ全体と、その背、その手、その翼、さらに輪、すなわちその四つの輪には、その回りに目がいっぱいついていた。

10:13 私はそれらの輪が「車輪」と呼ばれているのを聞いた。

10:14 そのおのおのには四つの顔があり、第一の顔はケルブの顔、第二の顔は人間の顔、第三の顔は獅子の顔、第四の顔は鷲の顔であった。

10:15 そのとき、ケルビムが飛び立ったが、それは、私がかつてケバル川のほとりで見た生きものであった。

10:16 ケルビムが行くと、輪もそのそばを行き、ケルビムが翼を広げて地上から上るとき、輪もそのそばを離れず向きを変えなかった。

10:17 ケルビムが立ち止まると、輪も立ち止まり、ケルビムが上ると、輪もいっしょに上った。それは、生きものの霊が輪の中にあったからである。

10:18 主の栄光が神殿の敷居から出て行って、ケルビムの上にとどまった。

10:19 すると、ケルビムが翼を広げて、私の前で、地上から上って行った。彼らが出て行くと、輪もそのそばについて行った。彼らが主の宮の東の門の入口で立ち止ま ると、イスラエルの神の栄光がその上をおおった。

10:20 彼らは、かつて私がケバル川のほとりで、イスラエルの神の下に見た生きものであった。私は彼らがケルビムであることを知った。

10:21 彼らはおのおの四つずつ顔を持ち、おのおの四つの翼を持っていた。その翼の下には、人間の手のようなものがあった。

10:22 彼らの顔かたちは、私がかつてケバル川のほとりでその容貌としるしを見たとおりの顔であった。彼らはみな、前のほうへまっすぐ進んで行った。

 

口語訳1955

10:1 時にわたしは見ていたが、見よ、ケルビムの頭の上の大空に、サファイヤのようなものが王座の形をして、その上に現れた。

10:2 彼は亜麻布を着たその人に言われた、「ケルビムの下の回る車の間にはいり、ケルビムの間から炭火をとってあなたの手に満たし、これを町中にまき散らせ」。 そして彼はわたしの目の前ではいった。

10:3 この人がはいった時、ケルビムは宮の南側に立っていた。また雲はその内庭を満たしていた。

10:4 主の栄光はケルビムの上から宮の敷居の上にあがり、宮は雲で満ち、庭は主の栄光の輝きで満たされた。

10:5 時にケルビムの翼の音が大能の神が語られる声のように外庭にまで聞えた。

10:6 彼が亜麻布を着ている人に、「回る車の間、ケルビムの間から火を取れ」。と命じた時、その人ははいって、輪のかたわらに立った。

10:7 ひとりのケルブはその手をケルビムの間から伸べて、ケルビムの間にある火を取り、亜麻布を着た人の手に置いた。すると彼はこれを取って出て行った。

10:8 ケルビムはその翼の下に人の手のような形のものを持っているように見えた。

10:9 わたしが見ていると、見よ、ケルビムのかたわらに四つの輪があり、一つの輪はひとりのケルブのかたわらに、他の輪は他のケルブのかたわらにあった。輪のさ まは、光る貴かんらん石のようであった。

10:10 そのさまは四つとも同じ形で、あたかも輪の中に輪があるようであった。

10:11 その行く時は四方のどこへでも行く。その行く時は回らない。ただ先頭の輪の向くところに従い、その行く時は回ることをしない。

10:12 その輪縁、その輻、および輪には、まわりに目が満ちていた。―その輪は四つともこれを持っていた。

10:13 その輪はわたしの聞いている所で、「回る輪」と呼ばれた。

10:14 そのおのおのには四つの顔があった。第一の顔はケルブの顔、第二の顔は人の顔、第三はししの顔、第四はわしの顔であった。

10:15 その時ケルビムはのぼった。これがケバル川でわたしが見た生きものである。

10:16 ケルビムの行く時、輪もそのかたわらに行き、ケルビムが翼をあげて地から飛びあがる時は、輪もそのかたわらを離れない。

10:17 その立ちどまる時は、輪も立ちどまり、そののぼる時は、輪も共にのぼる。生きものの霊がその中にあるからである。

10:18 時に主の栄光が宮の敷居から出て行って、ケルビムの上に立った。

10:19 するとケルビムは翼をあげて、わたしの目の前で、地からのぼった。その出て行く時、輪もまたこれと共にあり、主の宮の東の門の入口の所へ行って止まった。 イスラエルの神の栄光がその上にあった。

10:20 これがすなわちわたしがケバル川のほとりで、イスラエルの神の下に見たかの生きものである。わたしはそれがケルビムであることを知っていた。

10:21 これにはおのおの四つの顔があり、おのおの四つの翼があり、また人の手のようなものがその翼の下にあった。

10:22 その顔の形は、ケバル川のほとりでわたしが見たそのままの顔である。おのおのその前の方にまっすぐに行った。



文語訳1917
10:1 茲に我見しにケルビムの首の上なる穹蒼に玉のごとき者ありて寶位の形に見ゆ彼そのケルビムの上にあらはれたまひて
10:2 かの布の衣を着たる人に告て言たまひけるはケルビムの下なる輪の間に入りて汝の手にケルビムの間の炭火を盈し之を邑に散すべしとすなはち吾目の前にて其處 に入しが
10:3 其人の入る時ケルビムは家の右に立をり雲その内庭に盈り
10:4 茲にヱホバの榮光ケルブの上より昇りて家の閾にいたる又家には雲滿ちその庭にはヱホバの榮光の輝光盈てり
10:5 時にケルビムの羽音外庭に聞ゆ全能の神の言語たまふ聲のごとし
10:6 彼布の衣を着たる人に命じて輪の間ケルビムの間より火を取れと言たまひければ即ち入りて輪の傍に立ちけるに
10:7 一のケルブその手をケルビムの間より伸てケルビムの間の火を取り之をかの布の衣を着たる人の手に置れたれば彼これを取りて出づ
10:8 ケルビムに人の手の形の者ありて其翼の下に見ゆ
10:9 我見しにケルビムの側に四箇の輪あり此ケルブにも一箇の輪あり彼ケルブにも一箇の輪あり輪の式は黄金色の玉のごとくに見ゆ
10:10 その式は四箇みな同じ形にして輪の中に輪のあるがごとし
10:11 その行ときは四方に行く行にまはることなし首の向ふところに從ひ行く行にまはることなし
10:12 その全身その脊その手その翼および輪には四周に?く目ありその四箇みな輪あり
10:13 我聞に轉回れと輪にむかひてよばはるあり
10:14 其は各々四の面あり第一の面はケルブの面第二の面は人の面第三のは獅子の面第四のは鷲の面なり
10:15 ケルビムすなはち昇れり是わがケバル河の邊にて見たるところの生物なり
10:16 ケルビムの行く時は輪もその傍に行きケルビム翼をあげて地より飛上る時は輪またその傍を離れず
10:17 その立つときは立ちその上る時は?に上れりその生物の靈は其等の中にあり
10:18 時にヱホバの榮光家の閾より出ゆきてケルビムの上に立ちければ
10:19 ケルビムすなはちその翼をあげ出ゆきてわが目の前にて地より飛のぼれり輪はその傍にあり而して遂にヱホバの家の東の門の入口にいたりて止るイスラエルの神 の榮光その上にあり
10:20 是すなはち吾がケバル河の邊にてイスラエルの神の下に見たるところの生物なり吾そのケルビムなるを知れり
10:21 是等には各々四宛の面あり各箇四の翼あり又人の手のごとき物その翼の下にあり
10:22 その面の形は吾がケバル河の邊にて見たるところの面なりその姿も身も然り各箇その面にしたがひて行けり

 

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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口語訳 黙  4:2-3

4:2 すると、たちまち、わたしは御霊に感じた。見よ、御座が天に設けられており、その御座にいますかたがあった。

4:3 その座にいますかたは、碧玉や赤めのうのように見え、また、御座のまわりには、緑玉のように見えるにじが現れていた。

 

口語訳 黙  8:5

8:5 御使はその香炉をとり、これに祭壇の火を満たして、地に投げつけた。すると、多くの雷鳴と、もろもろの声と、いなずまと、地震とが起った。

 

口語訳 黙  10:3

10:3 ししがほえるように大声で叫んだ。彼が叫ぶと、七つの雷がおのおのその声を発した。

 

口語訳 黙  21:20

21:20 第五は縞めのう、第六は赤めのう、第七はかんらん石、第八は緑柱石、第九は黄玉石、第十はひすい、第十一は青玉、第十二は紫水晶であった。

 

口語訳 黙  4:6-7

4:6 御座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。御座のそば近くそのまわりには、四つの生き物がいたが、その前にも後にも、一面に目がついていた。

4:7 第一の生き物はししのようであり、第二の生き物は雄牛のようであり、第三の生き物は人のような顔をしており、第四の生き物は飛ぶわしのようであった。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 黙  4:3

4:3 その座にいますかたは、碧玉や赤めのうのように見え、また、御座のまわりには、緑玉のように見えるにじが現れていた。

 

口 語訳 黙  8:5

8:5 御使はその香炉をとり、これに祭壇の火を満たして、地に投げつけた。すると、多くの雷鳴と、もろもろの声と、いなずまと、地震とが 起った。

 

口 語訳 黙  4:7

4:7 第一の生き物はししのようであり、第二の生き物は雄牛のようであり、第三の生き物は人のような顔をしており、第四の生き物は飛ぶわし のようであった。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 黙  8:5

8:5 それから、天使が香炉を取り、それに祭壇の火を満たして地上へ投げつけると、雷、さまざまな音、稲妻、地震が起こった。

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 黙  4:2-3

4:2 わたしは、たちまち“霊”に満たされた。すると、見よ、天に玉座が設けられていて、その玉座の上に座っている方がおられた。

4:3 その方は、碧玉や赤めのうのようであり、玉座の周りにはエメラルドのような虹が輝いていた。

 

新共同 黙  4:6-8

4:6 また、玉座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。この玉座の中央とその周りに四つの生き物がいたが、前にも後ろにも一面に目があった。

4:7 第一の生き物は獅子のようであり、第二の生き物は若い雄牛のようで、第三の生き物は人間のような顔を持ち、第四の生き物は空を飛ぶ鷲のようであった。

4:8 この四つの生き物には、それぞれ六つの翼があり、その周りにも内側にも、一面に目があった。彼らは、昼も夜も絶え間なく言い続けた。「聖なるかな、聖なる かな、聖なるかな、/全能者である神、主、/かつておられ、今おられ、やがて来られる方。」

 

新共同 黙  4:7

4:7 第一の生き物は獅子のようであり、第二の生き物は若い雄牛のようで、第三の生き物は人間のような顔を持ち、第四の生き物は空を飛ぶ鷲のようであった。

 

新共同 黙  4:6

4:6 また、玉座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。この玉座の中央とその周りに四つの生き物がいたが、前にも後ろにも一面に目があった。

 

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