エゼキエル書 12:1―16
捕囚の予告
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆捕囚のしるし
エゼ 12:1 主の言葉が私に臨んだ。
エゼ
12:2 「人の子よ、あなたは反逆の家のただ中に住んでいる。彼らは見る目があっても見ず、聞く耳があっても聞かない。反逆の家だからである。
エゼ
12:3 人の子よ、あなたは捕囚の荷物を準備し、彼らの目の前で、昼のうちに捕囚の身となって行け。彼らの目の前で、あなたのいる所からほかの所に、捕
囚の身となって行け。そうすれば、彼らは自分が反逆の家であることに気付くであろう。
エゼ
12:4 あなたは自分の荷物を彼らの目の前で、昼のうちに捕囚の荷物のようにして運び出しなさい。彼らの目の前で、捕囚の身となって行く人々のように、
夕方出て行きなさい。
エゼ 12:5 彼らの目の前で壁に穴を開け、そこから荷物を運び出しなさい。
エゼ
12:6 彼らの目の前で肩に荷物を担ぎ、暗闇の中で運び出しなさい。自分の顔を覆い、この地を見てはならない。私はあなたをイスラエルの家のしるしとし
たからである。」
エゼ
12:7 私は命じられたように行った。自分の荷物を捕囚の荷物のようにして昼のうちに運び出し、夕方に、手で壁に穴を開け、暗闇の中でそれを運び出し、
彼らの目の前で肩に担いだ。
エゼ 12:8 朝になって、主の言葉が私に臨んだ。
エゼ 12:9 「人の子よ、イスラエルの家、反逆の家はあなたに向かって、『何をしているのか』と言わなかったか。
エゼ
12:10 彼らに言いなさい、『主なる神はこう言われる。この託宣はエルサレムの指導者と、そこにいるイスラエルの家すべてに関わるものである』と。
エゼ
12:11 また言いなさい、『私はあなたがたのしるしである。私がしたとおりに、彼らにもなされる。彼らは捕囚の身となり、捕囚の地へ行く』と。
エゼ
12:12 彼らの指導者は、暗闇の中で荷物を肩に担ぎ、運び出すための穴を壁に開けて出て行く。彼は目でこの土地を見ないように顔を覆う。
エゼ
12:13 私は彼の上に網を広げ、彼は私の罠にかかる。私は彼をカルデア人の地バビロンに連れて行く。しかし彼はその地を見ないで、そこで死ぬ。
エゼ 12:14 周りにいて彼を助ける者すべてとその全軍を、私は四方に散らし、剣を抜いてその後を追う。
エゼ 12:15 私が彼らを諸国民の中に散らし、国々に追い散らすとき、彼らは私が主であることを知るようになる。
エゼ
12:16 しかし私は彼らの中から僅かな者を残して、剣と飢饉と疫病から免れさせる。それは、彼らが行く先の諸国民の間で、自分がした忌むべきことをす
べて語らせるためである。その時、彼らは私が主であることを知るようになる。」
フランシスコ会訳2013
エゼキエル書12
フランシスコ訳聖書 Eze <12>章
聖書本文
◆4 捕囚の象徴行為(12章)
◆捕囚の予告
001主の言葉がわたしに下り、仰せ
になった、
002「人の子よ、あなたは反抗的な
家のただ中に住んでいる。彼らは見える目を持ちながら見ようとせず、聞こえる耳を持ちながら聞こうとしない。反抗的な家だからであ る。
003人の子よ、捕囚に備えて荷物を
まとめ、白昼、彼らの目の前で捕囚の地に向かいなさい。彼らの目の前で、この地から彼の地へと捕囚に旅立てば、たとえ反抗的な家でも
気づくかもしれない。
004白昼、彼らの目の前で捕囚に備
えて荷物を持ち出し、夕方、捕囚の地に向かう人々に倣って彼らの目の前を出かけていきなさい。
005彼らの目の前で壁に穴を穿ち、
そこから荷物を持ち出しなさい。
006彼らの目の前で肩に荷物を担
い、闇の中でそれを持ち出しなさい。またこの地を目にしないよう顔を覆いなさい。あなたはイスラエルの徴である」。
007わたしは命令どおり行動した。
白昼、捕囚に備えて荷物を持ち出し、夕方、手で壁を穿った。そして闇の中、彼らの目の前で、それを肩に担い外に持ち出した。
008明け方、主の言葉がわたしに下
り、仰せになった、
009「人の子よ、反抗的な家である
イスラエルの家は、『何をしているのか』と尋ねなかったか。
010彼らに告げなさい、主なる神は
このように仰せになる。これはエルサレムの支配者、またそこに住むイスラエルのすべての家に関する言葉である。
011告げなさい。わたしはお前たち
の徴である。わたしが行動したように彼らも行動し、囚われの身となって捕囚の地に向かうことになる。
012彼らの中の支配者は肩に荷物を
担い、闇の中を出かけていく。壁に穴を穿って、そこから荷物を持ち出し、この地を目にしないよう顔を覆う。
013わたしは網を投げかけ、彼を罠
にかける。そのまま彼をカルデア人の地バビロンへ連れ去っていくが、彼はその地を目にしないまま、そこで息絶える。
014わたしは彼の側近である警護の
者また部隊全体を四方に追い散らし、剣を抜いてその後を追う。
015彼らを異国に追放し、諸国に追
い散らす。その時、わたしが主であることを彼らは知るだろう。
016しかし、その内の少数は剣、飢
饉、疫病を免れるようにする。そうすれば、行く先々の異国で彼らは一切の忌まわしい行為を口にするようになる。その時、わたしが主で
あることを彼らは知るだろう」。
新共同訳1987
12:1 主の言葉がわたしに臨んだ。
12:2
「人の子よ、あなたは反逆の家の中に住んでいる。彼らは見る目を持っていながら見ず、聞く耳を持っていながら聞かない。まことに彼らは反逆の家である。
12:3
それゆえ、人の子よ、あなたは捕囚の荷物を造り、白昼彼らの目の前で捕らわれの身となって行きなさい。あなたのいる所から他の場所へ、彼らの目の前で捕ら
われの身となって行きなさい。彼らは反逆の家であるが、あるいは、それに目を留めるかもしれない。
12:4
あなたは、白昼彼らの目の前で、自分の荷物を、捕囚の荷物として持ち出しなさい。また、夕方彼らの目の前で捕囚の民が出て行くように、出て行きなさい。
12:5
彼らの目の前で、壁に穴をうがち、そこから荷物を運び出しなさい。
12:6
彼らの目の前で、荷物を肩に担ぎ、暗闇の中で運び出しなさい。顔を覆ってこの土地を見ないようにしなさい。わたしはあなたを、イスラエルの家に対するしる
しとする。」
12:7
わたしは命じられたとおりに行った。わたしは、白昼彼らの目の前で、自分の荷物を捕囚の荷物として運び出し、夕方、手で壁に穴をうがち、暗闇の中で肩に担
いで運び出した。
12:8
朝になって、主の言葉がわたしに臨んだ。
12:9
「人の子よ、反逆の家、イスラエルの家は、あなたに向かって、『何をしているのか』と尋ねなかったか。
12:10
あなたは、彼らに言わねばならない。主なる神はこう言われる。この託宣は、エルサレムの首長と、そこにいるイスラエルの家すべてにかかわる。
12:11
あなたは言わねばならない。『わたしは、あなたたちのためのしるしである。わたしがやって見せたようなことが、彼らに起こる。彼らは捕囚として、捕囚の地
へ行く。
12:12
彼らの中の首長も、暗闇の中で荷物を肩に担ぎ、壁に運び出すための穴をうがって出て行く。彼は目でこの土地を見ないように顔を覆う。』
12:13
わたしは、彼の上に網を広げ、彼はわたしの罠にかかる。その彼をわたしはカルデアの地、バビロンに連れて行くが、彼はその地を見ることはできず、そこで死
ぬ。
12:14
わたしは、彼を取り巻くすべての従者と軍隊とを、四方にまき散らし、剣を抜いてその後を追う。
12:15
わたしが彼らを国々の中に散らし、諸国にまき散らすとき、彼らは、わたしが主なる神であることを知るようになる。
12:16
しかし、わたしは彼らの中から少数の人々を残し、剣と飢えと疫病から守る。彼らが自分たちの行った忌まわしいすべてのことを、行く先々の国の中で語り聞か
せるためである。そのとき、彼らは、わたしが主であることを知るようになる。」
新改訳1970
12:1
ついで、私に次のような主のことばがあった。
12:2
「人の子よ。あなたは反逆の家の中に住んでいる。彼らは反逆の家だから、見る目があるのに見ず、聞く耳があるのに聞こうとしない。
12:3
人の子よ。あなたは捕囚のための荷物を整え、彼らの見ている前で、昼のうちに移れ。彼らの見ている前で、今いる所から他の所へ移れ。もしかしたら、彼らに
自分たちが反逆の家であることがわかるかもしれない。
12:4
あなたは、自分の荷物を昼のうちに彼らの見ている前で、捕囚のための荷物のようにして持ち出し、捕囚に行く人々のように、彼らの見ている前で、夕方、出て
行け。
12:5
彼らの見ている前で、あなたは壁に穴をあけ、そこから出て行け。
12:6
彼らの見ている前で、あなたは荷物を肩に負い、暗いうちに出て行き、顔をおおって地を見るな。わたしがあなたをイスラエルの家のためにしるしとしたから
だ。」
12:7
そこで、私は命じられたとおりに、私の荷物を捕囚のための荷物のようにして昼のうちに持ち出し、夕方、自分の手で壁に穴をあけ、彼らの見ている前で、暗い
うちに荷物を背負って出て行った。
12:8
翌朝、私に次のような主のことばがあった。
12:9
「人の子よ。反逆の家、イスラエルの家は、あなたに、『何をしているのか。』と尋ねなかったか。
12:10
彼らに言え。『神である主はこう仰せられる。この宣告は、エルサレムの君主、およびそこにいるイスラエルの全家にかかわるものである。』
12:11
また言え。『私はあなたがたへのしるしである。私がしたようなことが彼らにもなされる。彼らはとりことなって引いて行かれる。
12:12
彼らのうちにいる君主は、暗いうちに荷物を背負って出て行く。出て行けるように壁に穴があけられる。彼は顔をおおうであろう。彼は自分の目でその地をもう
見ないからである。』
12:13
わたしはまた、彼の上にわたしの網をかけ、彼はわたしのわなにかかる。わたしは彼をカルデヤ人の地のバビロンへ連れて行く。しかし、彼はその地を見ない
で、そこで死のう。
12:14
わたしはまた、彼の回りにいて彼を助ける者たちや、彼の軍隊をみな、四方に追い散らし、剣を抜いて彼らのあとを追う。
12:15
わたしが彼らを諸国の民の中に散らし、国々に追い散らすとき、彼らは、わたしが主であることを知ろう。
12:16
彼らが行く先の諸国の民の中で、自分たちの、忌みきらうべきわざをことごとく知らせるために、わたしが彼らのうちのわずかな者を、剣やききんや疫病から免
れさせるとき、彼らは、わたしが主であることを知ろう。」
口語訳1955
12:1 主の言葉がわたしに臨んだ、
12:2
「人の子よ、あなたは反逆の家の中にいる。彼らは見る目があるが見ず、聞く耳があるが聞かず、彼らは反逆の家である。
12:3
それゆえ、人の子よ、捕囚の荷物を整え、彼らの目の前で昼のうちに移れ、彼らの目の前であなたの所から他の所に移れ。彼らは反逆の家であるが、あるいは彼
らは顧みるところがあろう。
12:4
あなたは、捕囚の荷物のようなあなたの荷物を、彼らの目の前で昼のうちに持ち出せ。そして捕囚に行くべき人々のように、彼らの目の前で夕べのうちに出て行
け。
12:5
すなわち彼らの目の前で壁に穴をあけ、そこから出て行け。
12:6
あなたは彼らの目の前でその荷物を肩に負い、やみのうちにそれを運び出せ。あなたの顔をおおって地を見るな。わたしはあなたをしるしとなして、イスラエル
の家に示すのだ」。
12:7
そこでわたしは命じられたようにし、捕囚の荷物のような荷物を昼のうちに持ち出し、夕べにはわたしの手で壁に穴をあけ、やみのうちに彼らの目の前で、これ
を肩に負って運び出した。
12:8
次の朝、主の言葉がわたしに臨んだ、
12:9
「人の子よ、反逆の家であるイスラエルの家は、あなたに向かって、『何をしているのか』と言わなかったか。
12:10
あなたは彼らに言いなさい、『主なる神はこう言われる、この託宣はエルサレムの君、およびその中にあるイスラエルの全家にかかわるものである』と。
12:11
また言いなさい、『わたしはあなたがたのしるしである。わたしがしたとおりに彼らもされる。彼らはとりこにされて移される』と。
12:12
彼らのうちの君は、やみのうちにその荷物を肩に載せて出て行く。彼は壁に穴をあけて、そこから出て行く。彼は顔をおおって、自分の目でこの地を見ない。
12:13
わたしはわたしの網を彼の上に打ちかける。彼はわたしのわなにかかる。わたしは彼をカルデヤびとの地のバビロンに引いて行く。しかし彼はそれを見ないで、
そこで死ぬであろう。
12:14
またすべて彼の周囲にいて彼を助ける者および彼の軍隊を、わたしは四方に散らし、つるぎを抜いてそのあとを追う。
12:15
わたしが彼らを諸国民の中に散らし、国々にまき散らすとき、彼らはわたしが主であることを知る。
12:16
ただし、わたしは彼らのうちに、わずかの者を残して、つるぎと、ききんと、疫病を免れさせ、彼らがおこなったもろもろの憎むべきことを、彼らが行く国びと
の中に告白させよう。そして彼らはわたしが主であることを知るようになる」。
文語訳1917
12:1 ヱホバの言また我にのぞみて云ふ
12:2 人の子よ汝は背戻る家の中に居る彼等は見る目あれども見ず聞く耳あれども聞ず背戻る家なり
12:3
然ば人の子よ移住の器具を備へかれらの目の前にて晝の中に移れ彼らの目の前にて汝の處より他の處に移るべし彼等は背戻る家なれども或は見て考ふることあら
ん
12:4
汝移住の器具のごとき器具を彼等の目の前にて晝の中に持いだせ而して移住者の出ゆくがごとく彼等の目の前にて宵の中に出ゆくべし
12:5 即ちかれらの目の前にて壁をやぶりて之を其處より持いだせ
12:6
彼らの目の前にてこれを肩に負ひK暗の中にこれを持いだすべし汝の面を掩へ地を見るなかれ我汝を豫兆となしてイスラエルの家に示すなり
12:7
我すなはち命ぜられしごとく爲し移住の器具のごとき器具を晝の中に持いだし又宵に手をもて壁をやぶりK暗の中にこれを持いだし彼らの目の前にてこれを肩に
負り
12:8 明旦におよびてヱホバの言われに臨みて言ふ
12:9 人の子よ背戻る家なるイスラエルの家汝にむかひて汝なにを爲やと言しにあらずや
12:10 汝かれらに言ふべし主ヱホバかく言たまふこの負荷はヱルサレムの君主および彼等の中なるイスラエルの全家に當るなり
12:11 汝また言ふべし我は汝等の豫兆なりわが爲るごとく彼等然なるべし彼等は?へうつされん
12:12
彼らの中の君主たる者K暗のうちに物を肩に載て出ゆかん彼等壁をやぶりて其處より物を持いだすべし彼はその面を覆ひて土地を目に見ざらん
12:13
我わが網を彼の上に打かけん彼はわが羅にかかるべし我かれをカルデヤ人の地に曳ゆきてバビロンにいたらしめん然れども彼はこれを見ずして其處に死べし
12:14 凡て彼の四周にありて彼を助くる者およびその軍兵は皆我これを四方に散し刀刃をぬきて其後をおふべし
12:15 吾がかれらを諸の民の中に散し國々に撒布さん時にいたりて彼らは我のヱホバなるをしるべし
12:16
但し我かれらの中に僅少の人を遺して劍と饑饉と疫病を免れしめ彼らをしてそのおこなひし諸の憎むべき事をその到るところの民の中に述しめん彼等はわがヱホ
バなるを知るにいたらん
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 マタ
13:13-14
13:13
だから、彼らには譬で語るのである。それは彼らが、見ても見ず、聞いても聞かず、また悟らないからである。
13:14
こうしてイザヤの言った預言が、彼らの上に成就したのである。『あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。見るには見るが、決して認めない。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口語訳
マタ 13:13-14
13:13
だから、彼らには譬で語るのである。それは彼らが、見ても見ず、聞いても聞かず、また悟らないからである。
13:14
こうしてイザヤの言った預言が、彼らの上に成就したのである。『あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。見るには見るが、決して認めない。
口語訳
マコ 4:12
4:12
それは/『彼らは見るには見るが、認めず、聞くには聞くが、悟らず、悔い改めてゆるされることがない』ためである」。
口語訳
マコ 8:18
8:18 目があっても見えないのか。耳があっても聞えないのか。まだ思い出さないのか。
口語訳
ルカ 8:10
8:10
そこで言われた、「あなたがたには、神の国の奥義を知ることが許されているが、ほかの人たちには、見ても見えず、聞いても悟られないために、譬で話すので
ある。
口語訳
ヨハ 9:39-41
9:39
そこでイエスは言われた、「わたしがこの世にきたのは、さばくためである。すなわち、見えない人たちが見えるようになり、見える人たちが見えないようにな
るためである」。
9:40
そこにイエスと一緒にいたあるパリサイ人たちが、それを聞いてイエスに言った、「それでは、わたしたちも盲人なのでしょうか」。
9:41
イエスは彼らに言われた、「もしあなたがたが盲人であったなら、罪はなかったであろう。しかし、今あなたがたが『見える』と言い張るところに、あなたがた
の罪がある。
口語訳
ヨハ 12:40
12:40
「神は彼らの目をくらまし、心をかたくなになさった。それは、彼らが目で見ず、心で悟らず、悔い改めていやされることがないためである」。
口語訳 使 28:26
28:26
『この民に行って言え、/あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。見るには見るが、決して認めない。
口語訳
ロマ 11:8
11:8
「神は、彼らに鈍い心と、/見えない目と、聞えない耳とを与えて、/きょう、この日に及んでいる」/と書いてあるとおりである。
口語訳
ルカ 20:13
20:13
ぶどう園の主人は言った、『どうしようか。そうだ、わたしの愛子をつかわそう。これなら、たぶん敬ってくれるだろう』。
口語訳
Uテモ2:25
2:25
反対する者を柔和な心で教え導くべきである。おそらく神は、彼らに悔改めの心を与えて、真理を知らせ、
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 マタ
13:13-14
13:13
だから、彼らにはたとえを用いて話すのだ。見ても見ず、聞いても聞かず、理解できないからである。
13:14
イザヤの預言は、彼らによって実現した。『あなたたちは聞くには聞くが、決して理解せず、/見るには見るが、決して認めない。
新共同 マコ 8:18
8:18
目があっても見えないのか。耳があっても聞こえないのか。覚えていないのか。
新共同 ヨハ
9:39-41
9:39
イエスは言われた。「わたしがこの世に来たのは、裁くためである。こうして、見えない者は見えるようになり、見える者は見えないようになる。」
9:40
イエスと一緒に居合わせたファリサイ派の人々は、これらのことを聞いて、「我々も見えないということか」と言った。
9:41
イエスは言われた。「見えなかったのであれば、罪はなかったであろう。しかし、今、『見える』とあなたたちは言っている。だから、あなたたちの罪は残
る。」
****************************************
エゼキエル書 12:17−20
土地の荒廃
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆裁きの実現
エゼ 12:17 主の言葉が私に臨んだ。
エゼ 12:18 「人の子よ、震えながらパンを食べ、不安におののきながら水を飲み、
エゼ
12:19 この地の民に言いなさい。『主なる神はエルサレムの住民、イスラエルの地にこう言われる。彼らは不安を抱きながらパンを食べ、恐れながら水を
飲む。その地が、住民すべての暴虐のゆえに、地に満ちていたものを失い、荒れ果てるからである。
エゼ 12:20 人々の住んでいた町は廃虚となり、地は荒れ果てる。その時、あなたがたは私が主であることを知るようになる。』」
フランシスコ会訳2013
◆土地の荒廃
017主の言葉がわたしに下り、仰せ
になった、
018「人の子よ、怯えながらパンを
食べ、心もとなげに恐る恐る水を飲みなさい。
019そのうえで、その地の民に告げ
なさい。主なる神はイスラエルの地、エルサレムに住む者に仰せになる。彼らは恐る恐るパンを食べ、怯えながら水を飲む。その地に住む
すべての者の悪徳の故に、その地に満ちるものが消え失せるからである。
020人々の住む町は廃墟と化し、そ
の地は荒れ果てる。その時、わたしが主であることをお前たちは知るだろう」。
新共同訳1987
12:17
主の言葉がわたしに臨んだ。
12:18
「人の子よ、震えながらパンを食べ、恐れ、おびえながら水を飲み、
12:19
国の民に言いなさい。主なる神は、イスラエルの土地にいるエルサレムの住民に向かってこう言われる。彼らはおびえながらパンを食べ、硬直した様で水を飲む
ようになる。その地が住民すべての不法のゆえに、地を満たしていたものを失い、荒れ廃れるからである。
12:20
人の住んでいた町々は荒れ果て、この地は荒廃に帰する。そのとき、お前たちは、わたしが主であることを知るようになる。」
新改訳1970
12:17
ついで、私に次のような主のことばがあった。
12:18
「人の子よ。震えながらあなたのパンを食べ、おののきながら、こわごわあなたの水を飲め。
12:19
この地の人々に言え。『神である主は、イスラエルの地のエルサレムの住民について、こう仰せられる。彼らは自分たちのパンをこわごわ食べ、自分たちの水を
おびえながら飲むようになる。その地が、そこに住むすべての者の暴虐のために、やせ衰えるからである。
12:20
人の住んでいた町々が廃墟となり、その地が荒れ果てるそのとき、あなたがたは、わたしが主であることを知ろう。』」
口語訳1955
12:17
主の言葉がまたわたしに臨んだ、
12:18
「人の子よ、震えてあなたのパンを食べ、おののきと恐れとをもって水を飲め。
12:19
そしてこの地の民について言え、主なる神はイスラエルの地のエルサレムの民についてこう言われる、彼らは恐れをもってそのパンを食べ、驚きをもってその水
を飲むようになる。これはその地が、すべてその中に住む者の暴虐のために衰え、荒れ地となるからである。
12:20
人の住んでいた町々は荒れはて、地は荒塚となる。そしてあなたがたは、わたしが主であることを知るようになる」。
文語訳1917
12:17 ヱホバの言また我にのぞみて言ふ
12:18 人の子よ汝發震て食物を食ひ戰慄と恐懼をもて水を飮め
12:19
而してこの地の民に言べし主ヱホバ、ヱルサレムの民のイスラエルにをる者に斯いひたまふ彼等は懼れて食物を食ひ驚きて水を飮にいたるべし是はその地凡てそ
の中に住る者の暴逆のために富饒をうしなひて荒地となるが故なり
12:20 人の住る邑々は荒はて國は滅亡ぶべし汝等すなはち我がヱホバなるを知ん
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
・・・・
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
・・・・
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
・・・・
****************************************
エゼキエル書 12:21−28
裁きの切迫
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
エゼ 12:21 主の言葉が私に臨んだ。
エゼ
12:22 「人の子よ、イスラエルの地について、『日々は延び、幻はすべて消えうせる』というこのことわざは、あなたがたにとって何なのか。
エゼ
12:23 それゆえ、彼らに言いなさい。『主なる神はこう言われる。私はこのことわざをやめさせる。もはや彼らがイスラエルでこのことわざを使うことは
なくなる。』それゆえ、彼らにこう語りなさい。『その日々は近づき、すべての幻は実現する。』
エゼ 12:24 イスラエルの家には、空しい幻やへつらいの占いもすべてなくなるからである。
エゼ
12:25 それは、主なる私が語ろうとすることを語り、その言葉が行われ、もはや引き延ばされることはないからである。反逆の家よ、あなたがたの時代
に、私がこの言葉を語り、それを実行する――主なる神の仰せ。」
エゼ 12:26 主の言葉が私に臨んだ。
エゼ
12:27 「人の子よ、イスラエルの家は言っている。『彼の見た幻は多くの日々の後のことであり、彼は遠い将来のことを預言したのだ。』
エゼ
12:28 それゆえ、彼らに言いなさい。『主なる神はこう言われる。私が語るすべての言葉は、もはや引き延ばされることはない。私の言葉は行われる――
主なる神の仰せ。』」
フランシスコ会訳2013
◆裁きの切迫
021主の言葉がわたしに下り、仰せ
になった、
022「人の子よ、お前たちはイスラ
エルの地について、『日々は延び、幻は一つ残らず消え失せる』という格言を口にしているが、それはいったいどういう意味か。
023彼らに告げなさい。主なる神は
仰せになる。この格言は死語となり、もはやイスラエルで人々はそれを口にしなくなる。むしろ、『日々は近づき、幻は一つ残らず実現す
る』と告げなさい。
024もはやすべてのむなしい幻、気
休めの占いはイスラエルの家から消えてなくなる。
025主なるわたしが語るべきことを
語り、それを成就するからである。もはや先延ばしにはしない。反抗的な家よ。お前たちが生きている間に、わたしは語るべきことを語
り、それを成就する――主なる神の言葉」。
026主の言葉がわたしに下り、仰せ
になった、
027「人の子よ、イスラエルの家
は、『彼が目にした幻はずっと先のこと、彼の預言は遠い将来のこと』と言っている。
028それ故、告げなさい。主なる神
は仰せになる。もはや一言たりともわたしの言葉を先に延ばさない。わたしが語る言葉は成就される――主
なる神の言葉」。
新共同訳1987
12:21
また、主の言葉がわたしに臨んだ。
12:22
「人の子よ、イスラエルの土地について伝えられている、『日々は長引くが、幻はすべて消えうせる』というこのことわざは、お前たちにとって一体何か。
12:23
それゆえ、彼らに言いなさい。主なる神はこう言われる。『わたしはこのことわざをやめさせる。彼らは再びイスラエルで、このことわざを用いることはない』
と。かえって彼らにこう語りなさい。『その日は近く、幻はすべて実現する。』
12:24
もはや、イスラエルの家には、むなしい幻はひとつもない。気休めの占いもない。
12:25
なぜなら、主なるわたしが告げる言葉を告げるからであり、それは実現され、もはや、引き延ばされることはない。反逆の家よ、お前たちの生きている時代に、
わたしは自分の語ることを実行する、と主なる神は言われる。」
12:26
主の言葉がわたしに臨んだ。
12:27
「人の子よ、イスラエルの家は言っているではないか。『彼の見た幻ははるか先の時についてであり、その預言は遠い将来についてである』と。
12:28
それゆえ、彼らに言いなさい。主なる神はこう言われる。わたしが告げるすべての言葉は、もはや引き延ばされず、実現される、と主なる神は言われる。」
新改訳1970
12:21
さらに、私に次のような主のことばがあった。
12:22
「人の子よ。あなたがたがイスラエルの地について、『日は延ばされ、すべての幻は消えうせる。』と言っているあのことわざは、どういうことなのか。
12:23
それゆえ、神である主はこう仰せられると言え。『わたしは、あのことわざをやめさせる。それで、彼らはイスラエルでは、もうくり返してそれを言わなくな
る。かえって、その日は近づき、すべての幻は実現する。』と彼らに告げよ。
12:24
もう、むなしい幻も、へつらいの占いもことごとく、イスラエルの家からなくなるからだ。
12:25
それは、主であるわたしが語り、わたしが語ったことを実現し、決して延ばさないからだ。反逆の家よ。あなたがたが生きているうちに、わたしは言ったことを
成就する。――神である主の御告げ。――」
12:26
さらに、私に次のような主のことばがあった。
12:27
「人の子よ。今、イスラエルの家は言っている。『彼が見ている幻はずっと後のことについてであり、はるか遠い将来について預言しているのだ。』
12:28
それゆえ、彼らに言え。『神である主はこう仰せられる。わたしが言ったことはすべてもう延びることはなく、必ず成就する。』――神である主の御告げ。
――」
口語訳1955
12:21
主の言葉がわたしに臨んだ、
12:22
「人の子よ、イスラエルの地について、あなたがたが『日は延び、すべての幻はむなしくなった』という、このことわざはなんであるか。
12:23
それゆえ、彼らに言え、『主なる神はこう言われる、わたしはこのことわざをやめさせ、彼らが再びイスラエルで、これをことわざとしないようにする』と。し
かし、あなたは彼らに言え、『日とすべての幻の実現とは近づいた』と。
12:24
イスラエルの家のうちには、もはやむなしい幻も、偽りの占いもなくなる。
12:25
しかし主なるわたしは、わが語るべきことを語り、それは必ず成就する。決して延びることはない。ああ、反逆の家よ、あなたの日にわたしはこれを語り、これ
を成就すると、主なる神は言われる」。
12:26
主の言葉がまたわたしに臨んだ、
12:27
「人の子よ、見よ、イスラエルの家は言う、『彼の見る幻は、なお多くの日の後の事である。彼が預言することは遠い後の時のことである』と。
12:28
それゆえ、彼らに言え、主なる神はこう言われる、わたしの言葉はもはや延びない。わたしの語る言葉は成就すると、主なる神は言われる」。
文語訳1917
12:21 ヱホバの言われに臨みて言ふ
12:22 人の子よイスラエルの國の中に汝等いふ日は延び默示はみな空しくなれりと是何の言ぞや
12:23
是故に汝彼等に言べし主ヱホバかくいひ給ふ我この言を止め彼等をして再びこれをイスラエルの中に言ことなからしめん即ち汝かれらに言へ其日とその諸の默示
の言は近づけりと
12:24 イスラエルの家には此後重ねて空浮き默示と?僞の占卜あらざるべし
12:25
夫我はヱホバなり我わが言をいださん吾いふところは必ず成んかさねて延ることあらじ背戻る家よ汝等が世にある日に我言を發して之を成すべし主ヱホバこれを
言ふ
12:26 ヱホバの言また我にのぞみて言ふ
12:27 人の子よ視よイスラエルの家言ふ彼が見たる默示は許多の日の後の事にして彼は遙後の事を預言するのみと
12:28 是故にかれらに言ふべし主ヱホバかくいひたまふ我言はみな重ねて延ず吾がいへる言は成べしと主ヱホバこれを言ふなり
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳
Uペテ3:4
3:4
「主の来臨の約束はどうなったのか。先祖たちが眠りについてから、すべてのものは天地創造の初めからそのままであって、変ってはいな
い」と言うであろう。
口 語訳 ルカ
21:33
21:33
天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は決して滅びることがない。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳
Uペテ3:4
3:4
「主の来臨の約束はどうなったのか。先祖たちが眠りについてから、すべてのものは天地創造の初めからそのままであって、変ってはいな
い」と言うであろう。
口 語訳 ルカ
21:33
21:33
天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は決して滅びることがない。
口 語訳 マタ
24:48-50
24:48
もしそれが悪い僕であって、自分の主人は帰りがおそいと心の中で思い、
24:49
その僕仲間をたたきはじめ、また酒飲み仲間と一緒に食べたり飲んだりしているなら、
24:50
その僕の主人は思いがけない日、気がつかない時に帰ってきて、
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口 語訳
Uペテ3:3-4
3:3
まず次のことを知るべきである。終りの時にあざける者たちが、あざけりながら出てきて、自分の欲情のままに生活し、
3:4
「主の来臨の約束はどうなったのか。先祖たちが眠りについてから、すべてのものは天地創造の初めからそのままであって、変ってはいな
い」と言うであろう。
口 語訳 黙 10:6
10:6
天とその中にあるもの、地とその中にあるもの、海とその中にあるものを造り、世々限りなく生きておられるかたをさして誓った、「もう
時がない。
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 ルカ 21:33
21:33
天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。」
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