エゼキエル書 20章
神の誠実とイスラエルの背信
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆イスラエルの背信の歴史
エゼ
20:1 第七年の第五の月のことであった。その月の十日に、イスラエルの長老のある人たちが、主に尋ねるためにやって来て、私の前に座った。
エゼ 20:2 その時、主の言葉が私に臨んだ。
エゼ
20:3 「人の子よ、イスラエルの長老たちに語り、彼らに言いなさい。主なる神はこう言われる。あなたがたが来たのは、私に尋ねるためか。私は生きてい
る。私はあなたがたに尋ねられても決して答えない――主なる神の仰せ。
エゼ 20:4 あなたは彼らを裁くのか。人の子よ、あなたは裁くのか。それなら彼らの先祖たちの忌むべきことを彼らに知らせよ。
エゼ
20:5 彼らに言え。主なる神はこう言われる。私がイスラエルを選び、ヤコブの家の子孫に誓い、エジプトの地で彼らに私を知らせた日に、私は彼らに誓っ
て、『私は主、あなたがたの神である』と言った。
エゼ
20:6 その日、私は、エジプトの地から彼らを導き出し、彼らのために探し求めた地、乳と蜜の流れる地、あらゆる国々の中で最も麗しい地に導き入れる、
と彼らに誓った。
エゼ
20:7 私は彼らに言った。『おのおの、目の前の憎むべきものを投げ捨てよ。エジプトの偶像によってその身を汚してはならない。私は主、あなたがたの神
である』と。
エゼ
20:8 しかし、彼らは私に逆らい、私に聞き従おうとしなかった。おのおの、目の前の憎むべきものを投げ捨てず、エジプトの偶像を捨てなかった。そこで
私は言った。『エジプトの地で憤りを彼らに注ぎ、怒りを彼らに燃やし尽くそう。』
エゼ
20:9 しかし私は私の名のために行動し、彼らが住む諸国民の前で、私の名が汚されることのないようにした。すなわち、彼らをエジプトの地から導き出
し、諸国民の前で彼らに私を知らせたのである。
エゼ 20:10 私は彼らをエジプトの地から導き出して荒れ野に連れて行き、
エゼ 20:11 私の掟を与え、法を知らせた。人がこれを行うことによって生きるためである。
エゼ
20:12 私はまた、彼らに私の安息日を与え、私と彼らとの間のしるしとした。これは、私が彼らを聖別した主であることを知らせるためである。
エゼ
20:13 しかし、イスラエルの家は荒れ野で私に逆らい、私の掟に従って歩まず、人がそれを守れば生きることのできる私の法を退け、私の安息日を甚だし
く汚した。そこで私は、荒れ野で彼らに憤りを注ぎ、彼らを滅ぼそうと思った。
エゼ
20:14 しかし、私は私の名のために行動し、諸国民の前で私の名が汚されることのないようにした。すなわち、彼らの前でイスラエルを導き出したのであ
る。
エゼ
20:15 私はまた荒れ野で、『彼らに与えた乳と蜜の流れる地、すべての地の中で最も麗しい地に彼らを導き入れない』と彼らに誓った。
エゼ
20:16 それは、彼らが私の法を退け、私の掟に従って歩まず、私の安息日を汚したからである。実に、彼らの心は、自分の偶像に従って歩んでいたのであ
る。
エゼ 20:17 しかし、私は彼らに憐れみの目を向け、滅ぼさず、彼らを荒れ野で絶やすことはなかった。
エゼ
20:18 私は荒れ野で彼らの子どもたちに言った。『あなたがたの先祖の掟に従って歩んではならない。彼らの法を守ってはならない。その偶像によって自
らを汚してはならない。
エゼ 20:19 私は主、あなたがたの神である。私の掟に従って歩み、私の法を守り、これを行え。
エゼ
20:20 私の安息日を聖別し、私とあなたがたとの間のしるしとせよ。それは、私が主、あなたがたの神であることを知るためである。』
エゼ
20:21 しかし、子どもたちは私に逆らい、私の掟に従って歩まず、人がそれを行えば生きることのできる私の法を守り行わず、私の安息日を汚した。そこ
で私は憤りを彼らに注ぎ、荒れ野で怒りを燃やし尽くそうと思った。
エゼ
20:22 しかし、私は手を引き戻し、私の名のために行動し、諸国民の前で私の名が汚されることのないようにした。すなわち私は、彼らの前でイスラエル
を導き出したのである。
エゼ 20:23 私はまた荒れ野で、『彼らを諸国民の中に散らし、国々に追い散らす』と彼らに誓った。
エゼ 20:24 それは、彼らが私の法を行わず、私の掟を退け、私の安息日を汚し、その先祖の偶像に目を奪われたからである。
エゼ 20:25 私もまた、良くない掟と、それによって生きることができない法を彼らに与えた。
エゼ
20:26 彼らがすべての初子に火の中をくぐらせたとき、私は彼らの供え物によって彼らを汚した。それは、彼らをおののかせるため、また彼らが私が主で
あることを知るためである。
エゼ
20:27 それゆえ、人の子よ、イスラエルの家に語り、彼らに言いなさい。主なる神はこう言われる。あなたがたの先祖は、またもやこのようにして、私に
対して背信の罪を犯し、私を冒?した。
エゼ
20:28 私が与えると誓ったその地に彼らを導き入れたとき、彼らはすべての高い丘と、すべての茂った木を見て、そこでいけにえを献げ、私の怒りを招く
献げ物を献げ、宥めの香りを供え、注ぎの供え物を注いだ。
エゼ 20:29 そこで、私は彼らに言った。『あなたがたが通うその高き所は何か』と。その名は今日に至るまでバマと呼ばれている。
エゼ
20:30 それゆえ、イスラエルの家に言いなさい。主なる神はこう言われる。あなたがたは、先祖の道に従って、その身を汚し、憎むべきものを慕って淫行
にふけるのか。
エゼ
20:31 あなたがたは、供え物を差し出し、子どもに火の中をくぐらせ、今日まであらゆる偶像によってその身を汚している。それなのに、イスラエルの家
よ、私はあなたがたの求めに応えられるだろうか。私は生きている――主なる神の仰せ。私はあなたがたに尋ねられても決して答えない。
エゼ
20:32 あなたがたは、『我々は諸国民のように、また各地の諸氏族のように、木や石に仕えよう』と言っているが、あなたがたの心に思い浮かべることは
決して実現しない。
エゼ 20:33 私は生きている――主なる神の仰せ。私は必ず、力強い手と伸ばした腕によって憤りを注ぎ、あなたがたの王となる。
エゼ
20:34 私は力強い手と伸ばした腕によって憤りを注ぎ、あなたがたをもろもろの民の中から導き出し、散らされている国々から集める。
エゼ 20:35 私はあなたがたを、もろもろの民の荒れ野に導き、その所で顔と顔とを合わせて裁く。
エゼ 20:36 私があなたがたの先祖をエジプトの地の荒れ野で裁いたように、私は裁く――主なる神の仰せ。
エゼ 20:37 私はあなたがたに杖の下を通らせ、契約の絆へと導く。
エゼ
20:38 私はあなたがたの中から、私に反逆し、背く者を追放し、寄留の地から連れ出す。しかし彼らはイスラエルの地に入ることはできない。その時、あ
なたがたは私が主であることを知るようになる。
エゼ
20:39 あなたがたイスラエルの家よ、主なる神はこう言われる。おのおの自分の偶像のもとに行き、これに仕えよ。その後、あなたがたは必ず私に聞き従
い、二度と自分の供え物と偶像によって、私の聖なる名を汚すことはなくなる。
エゼ
20:40 実に、私の聖なる山、イスラエルの高い山で、その場所で、この地にあるイスラエルの家は皆、こぞって私に仕える――主なる神の仰せ。その場所
で、私は彼らを受け入れ、献納物と最上の供え物を、あなたがたの聖なるものとして求める。
エゼ
20:41 私があなたがたをもろもろの民の中から導き出し、散らされている国々から集めるとき、私はあなたがたを宥めの香りとして受け入れ、諸国民の前
で、自らが聖なる者であることをあなたがたに示す。
エゼ
20:42 私があなたがたを、イスラエルの地、あなたがたの先祖に与えると誓った地に導き入れるとき、あなたがたは私が主であることを知るようになる。
エゼ
20:43 その場所であなたがたは、その歩みとその身を汚したすべての行いを思い起こし、行ったすべての悪のゆえに自分を嫌悪するようになる。
エゼ
20:44 私があなたがたの悪の道や堕落した行いによってではなく、私の名のためにあなたがたを遇するとき、イスラエルの家よ、あなたがたは私が主であ
ることを知るようになる――主なる神の仰せ。」
フランシスコ会訳2013
エゼキエル書20
フランシスコ訳聖書 Eze <20>章
聖書本文
◆神の誠実とイスラエルの背信
001第七年、第五の月の十日、イス
ラエルの長老数人が主に伺いを立てるために訪ねてきた。彼らがわたしの正面に座っていると、
002主の言葉がわたしに下り、仰せ
になった、
003「人の子よ、イスラエルの長老
に告げなさい。主なる神は仰せになる。お前たちはわたしに伺いを立てるために訪ねてきたのか。わたしは生きている。お前たちの伺いに
答えるつもりはない――主なる神の言葉。
004あなたは彼らを裁くつもりか、
人の子よ、彼らを裁くつもりか。もしそうなら、彼らに先祖の忌まわしい行為を知らせなさい。
005そして告げなさい。主なる神は
仰せになる。
イスラエルを選んだ日、わたしはヤコブの家の子孫に誓いを立て、エジプトの地で自らを彼らに
現した。そして、お前たちの神、主であることを彼らに誓った。
006その日、彼らをエジプトの地か
ら導き出し、彼らのために探し求めた土地、すなわち乳と蜜の流れる土地、あらゆる国々の中で最も美しい土地へ導くと誓った。
007そして、各自が目を奪われてい
るおぞましいものを打ち捨て、エジプトの偶像で身を汚すことのないよう指示した。わたしは主、お前たちの神である。
008それなのに、彼らはわたしに背
き、耳を傾けようとはしなかった。それぞれが目を奪われているおぞましいものを打ち捨てようとはせず、エジプトの偶像に心奪われてい
た。そこで彼らに憤りを注ぎ、エジプトの地で彼らへの怒りを燃やし尽くすことにした。
009しかし、わたしは自らの名を重
んじた。そこで、彼らが住む異国の民の前でわたしの名が汚されることのないよう、異国の民の前でイスラエルをエジプトの地から導き出
し、わたしを現したのである。
010こうして彼らをエジプトの地か
ら導き出し、荒れ野へ導いた。
011彼らにわたしの掟を与え、わた
しの定めを教えた。それを行い、それによって彼らが命を得るためである。
012また安息日を与え、わたしと彼
らとの間の徴とした。それによって、わたしが主、聖別する者であることを彼らが知るためである。
013それにもかかわらず、イスラエ
ルの家は荒れ野でわたしに背いてしまった。それを行い、それによって命を得るためにあるわたしの掟に従わず、わたしの定めを拒んだ。
そればかりか、彼らはわたしの安息日をはなはだしく汚してしまった。そこで、荒れ野で彼らに憤りを注ぎ、彼らを滅ぼし尽くそうとし た。
014それでも、わたしは自らの名を
重んじて、異国の民の前でわたしの名が汚されることのないよう、わたしは彼らの前でイスラエルを導き出した。
015しかし、わたしが与えようとし
た土地、すなわち乳と蜜が流れ、あらゆる国々の中で最も美しい土地へ彼らを導いていくつもりはないことを、わたしは荒れ野で誓った。
016彼らがわたしの定めを拒み、わ
たしの掟に従わず、安息日を汚してしまったからである。彼らの心は偶像を慕っていた。
017それでも憐れみの目をかけて、
彼らを荒れ野で滅ぼさず、絶滅させることもなかった。
018わたしは荒れ野で彼らの子孫に
告げた。お前たちの先祖の掟に従ってはならない。彼らの定めを守ってはならない。彼らの偶像で身を汚してはならない。
019わたしはお前たちの神、主であ
る。わたしの掟に従い、わたしの定めを守り行え。
020わたしの安息日を聖なるものと
し、わたしとお前たちの間の徴とせよ。そして、わたしがお前たちの神、主であることを知れ。
021それなのに、子孫たちもわたし
に背いてしまった。それを行い、それによって命を得るためにあるわたしの掟に従わず、わたしの定めを守り行わず、わたしの安息日を汚
してしまった。そこで彼らに憤りを注ぎ、荒れ野で彼らに対する怒りを燃え尽くすことにした。
022それでも、わたしの名を重んじ
て思い直し、異国の民の前でわたしの名が汚されることのないよう、彼らの前でイスラエルを導き出した。
023しかし、わたしは荒れ野で彼ら
を異国に追放し、諸国に追い散らすと誓った。
024彼らがわたしの定めに従わず、
わたしの掟を拒み、わたしの安息日を汚したからである。彼らは先祖の偶像に目を奪われていた。
025わたしもまた、最善とは言い難
い掟と、それによっては命を得ることのできない定めを与えた。
026また彼らの献げ物、すなわちす
べての初子の犠牲によって彼らを汚れたものにした。彼らの恐れをかき立て、わたしが主であることを彼らに知らせるためである。
027それ故、人の子よ、イスラエル
の家に告げなさい。主なる神は仰せになる。お前たちの先祖は背信を重ねてわたしを侮辱し続けた。
028与えると宣言した土地へ導いて
いったにもかかわらず、彼らは高い丘や茂った木を目にすると、所かまわず犠牲をささげ、その献げ物によってわたしの怒りをかき立て
た。さらに、そこで宥めの香りをささげ、ぶどう酒の供え物を注いだ。
029そこでわたしは尋ねた。お前た
ちが足繁く通っている聖なる高台、それはいったい何なのか――そのため今日に
至るまで、そこはバーマーと呼ばれている。
030それ故、イスラエルの家に告げ
なさい。主なる神は仰せになる。お前たちは先祖の歩みに従って身を汚し、おぞましいものと姦淫しようというのか。
031今日に至るまで自分の子供を献
げ物として火の中を通らせ、あらゆる偶像によって身を汚してきた。それなのにイスラエルの家よ。お前たちの伺いに答えよと言うのか。
わたしは生きている――主なる神の言葉。お前たちの伺いに答えるつもりはな い。
032お前たちは心ひそかに、『異国
の民や諸国の民族を真似て木や石を礼拝しよう』と思っている。しかし、そのようなことが実現するはずもない。
033わたしは生きている――主なる神の言葉。力強い手と伸ばした腕を用いて怒りを注ぎ、必ずお前たちを支配す
る。
034わたしは力強い手と伸ばした腕
を用い、また憤りを注ぎながら、お前たちを諸国の民の中から導き出し、散らされていた国々から集める。
035そして諸国の民の荒れ野に連れ
ていき、そこで顔を突き合わせてお前たちを裁く。
036エジプトの地の荒れ野で先祖を
裁いたように、お前たちを裁く――主なる神の言葉。
037そして杖をくぐらせて、お前た
ちを契約の絆へと導く。
038しかし、わたしに逆らい背く者
は、お前たちの中から追放する。彼らを寄留の地から導き出すが、彼らはイスラエルの地に入ることはできない。その時、わたしが主であ
ることをお前たちは知るだろう。
039イスラエルの家よ、主なる神は
仰せになる。もしわたしに耳を傾ける者がいなければ、これからもそれぞれ自らの偶像のもとへ出向いて仕えればよい。しかし、お前たち
はもはや献げ物や偶像によってわたしの聖なる名を汚さなくなる。
040わたしの聖なる山、イスラエル
の高い山――主なる神の言葉――、
その地でイスラエルの家はこぞってわたしに仕えるようになるからである。そこで彼らを受け入れ、その地であらゆる聖なるものととも
に、献納物と最上の献げ物をお前たちに求める。
041諸国の民の中から導き出し、散
らされていた国々から集めて、宥めの香り同様に、お前たちを受け入れる。そして異国の民の前で、わたしが聖なる者であることをお前た
ちに示す。
042そしてイスラエルの地、先祖に
与えると宣言した土地に導き入れる。その時、わたしが主であることをお前たちは知るだろう。
043その地で、お前たちは自らを汚
したその歩みや行いを思い起こし、犯した悪をことごとく恥じることになる。
044わたしが行動を起こすのは自ら
の名を重んじるためであって、お前たちの悪い道や堕落した行いのためではない。イスラエルの家よ、その時、わたしが主であることをお
前たちは知るだろう――主なる神の言葉」。
新共同訳1987
20:1
第七年の五月のことであった。その月の十日に、イスラエルの長老たち数人が、主の御心を問うために来て、わたしの前に座った。
20:2
そのとき、主の言葉がわたしに臨んだ。
20:3
「人の子よ、イスラエルの長老たちに語り、彼らに言いなさい。主なる神はこう言われる。お前たちはわたしの意志を問うために来たのか。わたしは生きてい
る。お前たちが尋ねても、わたしは答えない、と主なる神は言われる。
20:4
あなたは彼らを裁くのか。人の子よ。彼らを裁くのなら、彼らの先祖たちの行った忌まわしいことを彼らに告げなさい。
20:5
彼らに言いなさい、と主なる神はこう言われる。わたしがイスラエルを選んだ日に、わたしはヤコブの家の子孫に誓い、エジプトの地で彼らにわたしを知らせた
とき、彼らに誓って、わたしはお前たちの神、主であると言った。
20:6
その日、わたしは彼らに誓い、わたしは彼らをエジプトの地から連れ出して、彼らのために探し求めた土地、乳と蜜の流れる地、すべての国々の中で最も美しい
土地に導く、と言った。
20:7
わたしはまた、彼らに言った。『おのおの、目の前にある憎むべきものを投げ捨てよ。エジプトの偶像によって自分を汚してはならない。わたしはお前たちの
神、主である』と。
20:8
しかし、彼らはわたしに逆らい、わたしに聞き従おうとはしなかった。おのおの、目の前の憎むべきものを投げ捨てず、エジプトの偶像を捨てようとはしなかっ
た。そこで、わたしは言った。『わたしは憤りを彼らの上に注ぎ、エジプトの地でわたしの怒りを浴びせる』と。
20:9
しかし、わたしはわが名のために、彼らがその中に住んでいる諸国民の目の前では、わが名を汚すことがないようにした。その諸国民の目の前で、わたしはイス
ラエルをエジプトの地から導き出して、わたしを示したのである。
20:10
わたしは、彼らをエジプトの地から連れ出し、荒れ野に導いた。
20:11
そして、彼らにわたしの掟を与え、わたしの裁きを示した。人がそれを行えば、それによって生きることができる。
20:12
また、わたしは、彼らにわたしの安息日を与えた。これは、わたしと彼らとの間のしるしとなり、わたしが彼らを聖別する主であることを、彼らが知るためで
あった。
20:13
しかし、イスラエルの家は荒れ野でわたしに背き、人がそれを行えば生きることができるわたしの掟に歩まず、わたしの裁きを退け、更に、わたしの安息日を甚
だしく汚した。それゆえ、わたしは荒れ野で、憤りを彼らの上に注ぎ、彼らを滅ぼし尽くそうとした。
20:14
しかし、わが名のために、わたしがイスラエルを連れ出したときに見ていた諸国民の前で、わが名を汚すことがないようにした。
20:15
ただし、荒れ野で彼らに誓い、わたしが与えた土地、乳と蜜の流れる地、すべての国々の中で最も美しい土地に、彼らを導き入れることはしないと告げた。
20:16
それは、彼らがわたしの裁きを退け、わたしの掟に従って歩まず、わたしの安息日を汚したからだ。彼らの心は、自分たちの偶像にひかれていたのである。
20:17
それでも、わたしの目は彼らを憐れんで、彼らを滅ぼさなかった。彼らを荒れ野で滅ぼし尽くすことはしなかった。
20:18
わたしは、荒れ野で彼らの子供たちに語った。『お前たちの父祖の掟に従って歩んではならない。彼らの裁きを守ってはならない。また、彼らの偶像で自らを汚
してはならない。
20:19
わたしはお前たちの神、主である。お前たちは、わたしの掟に従って歩み、わたしの裁きを守り行い、
20:20
わたしの安息日を聖別して、わたしとお前たちとの間のしるしとし、わたしがお前たちの神、主であることを知れ』と。
20:21
しかし、子供たちもわたしに背き、人がそれを行えば生きることができるわたしの掟に歩まず、わたしの裁きを守り行わず、わたしの安息日を汚した。それゆ
え、わたしは荒れ野で彼らの上に憤りを注ぎ、怒りを浴びせる、と言った。
20:22
しかし、わたしは手を引き戻し、わが名のために、わたしがイスラエルを連れ出したときに見ていた諸国民の前でわたしの名を汚すことがないようにした。
20:23
ただし、わたしは荒れ野で彼らに誓い、彼らを諸国民の間に散らし、諸国に追いやると告げた。
20:24
なぜなら、彼らがわたしの裁きを行わず、わたしの掟を退け、わたしの安息日を汚し、彼らの父祖の偶像に目をひかれていたからである。
20:25
わたしもまた、良くない掟と、それによって生きることができない裁きを彼らに与えた。
20:26
また、彼らが初子をすべてささげたとき、わたしは彼らの献げ物によって彼らを汚した。それは、わたしが彼らを荒廃させ、わたしが主であることを知らせるた
めであった。
20:27
それゆえ、イスラエルの家に語りなさい。人の子よ、彼らに言いなさい。主なる神はこう言われる。お前たちの父祖は、わたしに対して裏切りを行い、またも
や、わたしを冒涜した。
20:28
わたしが与えると誓ったその地に彼らを導き入れたとき、彼らは高い丘や茂った木を見ると、どこででも、いけにえをささげ、わたしを怒らせる供え物をささげ
た。彼らはまた、そこで宥めの香りをたき、ぶどう酒の献げ物を注ぎかけた。
20:29
わたしは彼らに言った。『お前たちが通う聖なる高台は一体何か』と。それゆえ、今日までその場所の名は、聖なる高台と呼ばれている。
20:30
それゆえ、イスラエルの家に言いなさい。主なる神はこう言われる。お前たちは父祖の歩みに従って自らを汚し、彼らの憎むべき偶像と姦淫を行ってきた。
20:31
また、自分の子供を献げ物として火の中を通らせ、すべての偶像によって今日に至るまで自らを汚している。それなのに、イスラエルの家よ、わたしはお前たち
の求めに応じられようか。わたしは生きている、と主なる神は言われる。わたしは決してお前たちの求めには応じない。
20:32
お前たちは、『我々は諸国民のように、また、世界各地の種族のように、木や石の偶像に仕えよう』と言っているが、お前たちが心に思うそのようなことは決し
て実現しない。
20:33
わたしは生きている、と主なる神は言われる。わたしは必ず、強い手と伸ばした腕と、溢れる憤りをもって、お前たちを治める。
20:34
強い手と伸ばした腕と、溢れる憤りをもって、わたしはお前たちを諸国の民の中から連れ出し、散らされた国々から集める。
20:35
わたしはお前たちを、諸国の民の荒れ野に導き、顔と顔を合わせてお前たちを裁く。
20:36
お前たちの父祖をエジプトの国の荒れ野で裁いたように裁く、と主なる神は言われる。
20:37
わたしは、お前たちを牧者の杖の下を通らせて、契約のきずなのもとに導く。
20:38
わたしはお前たちの中から、わたしに逆らい、背く者を分離する。わたしは、彼らを寄留の地から連れ出すが、彼らはイスラエルの土地に入ることはできない。
そのとき、お前たちはわたしが主であることを知るようになる。
20:39
お前たちイスラエルの家よ、主なる神はこう言われる。おのおの自分の偶像のもとに行き、それに仕えよ。その後、お前たちは必ずわたしに聞き従い、二度と偶
像に贈り物をささげて、わたしの聖なる名を汚すことはなくなる。
20:40
わたしの聖なる山、イスラエルの高い山で、と主なる神は言われる。そこにおいてのみ、この地にいるイスラエルの家はすべて、こぞってわたしに仕える。そこ
でのみ、わたしは彼らを受け入れ、その所で、献げ物と聖なる最上の供え物を求める。
20:41
わたしは、宥めの香りと共に、お前たちを受け入れる。わたしが諸国の民の中から連れ出し、散らされていた国々から集めるとき、わたしは諸国民の前で、お前
たちに自分を聖なる者として示す。
20:42
わたしが、先祖に与えると誓った地、イスラエルの土地に導き入れるとき、お前たちはわたしが主であることを知るようになる。
20:43
その所で、お前たちは自分の歩んだ道、自分を汚したすべての行いを思い起こし、自分の行ったあらゆる悪のゆえに自分を嫌悪するようになる。
20:44
お前たちの悪い道や堕落した行いによることなく、わが名のゆえに、わたしが働きかけるとき、イスラエルの家よ、お前たちはわたしが主であることを知るよう
になる」と主なる神は言われる。
新改訳1970
20:1
第七年の第五の月の十日に、イスラエルの長老たちの幾人かが、主に尋ねるために来て、私の前にすわった。
20:2
そのとき、私に次のような主のことばがあった。
20:3
「人の子よ。イスラエルの長老たちに語って言え。神である主はこう仰せられる。あなたがたが来たのは、わたしに願いを聞いてもらうためなのか。わたしは生
きている、わたしは決してあなたがたの願いを聞き入れない。――神である主の御告げ。――
20:4
あなたは彼らをさばこうとするのか。人の子よ。あなたはさばこうとするのか。彼らの先祖たちの、忌みきらうべきわざを彼らに知らせよ。
20:5
彼らに言え。神である主はこう仰せられる。わたしがイスラエルを選んだとき、ヤコブの家の子孫に誓い、エジプトの地で彼らにわたしを知らせ、わたしがあな
たがたの神、主であると言って彼らに誓った。
20:6
その日、彼らをエジプトの地から連れ出し、わたしが彼らのために探り出した乳と蜜の流れる地、どの地よりも麗しい地に入れることを、彼らに誓った。
20:7
わたしは彼らに言った。『おのおのその目の慕う忌まわしいものを投げ捨てよ。エジプトの偶像で身を汚すな。わたしがあなたがたの神、主である。』と。
20:8
それでも、彼らはわたしに逆らい、わたしに聞き従おうともせず、みな、その目の慕う忌まわしいものを投げ捨てようともせず、エジプトの偶像を捨てようとも
しなかった。だから、わたしは、エジプトの地でわたしの憤りを彼らの上に注ぎ、彼らへのわたしの怒りを全うしようと思った。
20:9
しかし、わたしはわたしの名のために、彼らが住んでいる諸国の民の目の前で、わたしの名を汚そうとはしなかった。わたしは諸国の民の目の前で彼らをエジプ
トの地から連れ出す、と知らせていたからだ。
20:10
こうして、わたしはエジプトの地から彼らを連れ出し、荒野に導き入れ、
20:11
わたしのおきてを彼らに与え、それを実行すれば生きることのできるそのわたしの定めを彼らに教えた。
20:12
わたしはまた、彼らにわたしの安息日を与えてわたしと彼らとの間のしるしとし、わたしが彼らを聖別する主であることを彼らが知るようにした。
20:13
それなのに、イスラエルの家は荒野でわたしに逆らい、わたしのおきてに従って歩まず、それを行なえば生きることのできるそのわたしの定めをもないがしろに
し、わたしの安息日をひどく汚した。だから、わたしは、荒野でわたしの憤りを彼らの上に注ぎ、彼らを絶ち滅ぼそうと考えた。
20:14
しかし、わたしはわたしの名のために、彼らを連れ出すのを見ていた諸国の民の目の前でわたしの名を汚そうとはしなかった。
20:15
だが、わたしは、わたしが与えた、乳と蜜の流れる地、どの地よりも麗しい地に彼らを導き入れないと荒野で彼らに誓った。
20:16
それは、彼らがわたしの定めをないがしろにし、わたしのおきてを踏み行なわず、わたしの安息日を汚したからだ。それほど彼らの心は偶像を慕っていた。
20:17
それでも、わたしは彼らを惜しんで、滅ぼさず、わたしは荒野で彼らを絶やさなかった。
20:18
わたしは彼らの子どもたちに荒野で言った。『あなたがたの父たちのおきてに従って歩むな。彼らのならわしを守るな。彼らの偶像で身を汚すな。
20:19
わたしがあなたがたの神、主である。わたしのおきてに従って歩み、わたしの定めを守り行なえ。
20:20
また、わたしの安息日をきよく保て。これをわたしとあなたがたとの間のしるしとし、わたしがあなたがたの神、主であることを知れ。』と。
20:21
それなのに、その子どもたちはわたしに逆らい、わたしのおきてに従って歩まず、それを行なえば生きることのできるそのわたしの定めを守り行なわず、わたし
の安息日を汚した。だから、わたしは、荒野でわたしの憤りを彼らの上に注ぎ、彼らへのわたしの怒りを全うしようと思った。
20:22
しかし、わたしは手を引いて、わたしの名のために、彼らを連れ出すのを見ていた諸国の民の目の前でわたしの名を汚そうとはしなかった。
20:23
だが、わたしは、彼らを諸国の民の中に散らし、国々へ追い散らすと荒野で彼らに誓った。
20:24
彼らがわたしの定めを行なわず、わたしのおきてをないがしろにし、わたしの安息日を汚し、彼らの心が父たちの偶像を慕ったからだ。
20:25
わたしもまた、良くないおきて、それによっては生きられない定めを、彼らに与えた。
20:26
彼らがすべての初子に火の中を通らせたとき、わたしは彼らのささげ物によって彼らを汚した。それは、わたしが彼らを滅ぼすため、わたしが主であることを彼
らが知るためである。
20:27
それゆえ、人の子よ、イスラエルの家に語って言え。神である主はこう仰せられる。あなたがたの先祖は、なお、このようにして、わたしに不信に不信を重ね、
わたしを冒涜した。
20:28
わたしが、彼らに与えると誓った地に彼らを連れて行ったとき、彼らは、高い丘や茂った木を見ると、どこででも、いけにえをささげ、主の怒りを引き起こすさ
さげ物をささげ、なだめのかおりを供え、注ぎのぶどう酒を注いだ。
20:29
そこで、わたしは彼らに言った。あなたがたが通う高き所は何なのか。今日でもその名をバマと呼ばれているが。
20:30
それゆえ、イスラエルの家に言え。神である主はこう仰せられる。あなたがたは父たちの行ないをまねて自分自身を汚し、彼らの忌まわしいものを慕って姦淫を
犯している。
20:31
しかも、ささげ物を供え、幼子に火の中を通らせ、今日まであらゆる偶像で身を汚している。イスラエルの家よ。わたしはどうして、あなたがたの願いを聞いて
やれようか。わたしは生きている、――神である主の御告げ。――わたしは決してあなたがたの願いを聞き入れない。
20:32
あなたがたが、『私たちは木や石を拝んでいる異邦の民、国々の諸族のようになろう。』と言って心に思い浮かべていることは決して実現しない。
20:33
わたしは生きている、――神である主の御告げ。――わたしは憤りを注ぎ、力強い手と伸ばした腕をもって、必ずあなたがたを治める。
20:34
わたしは、力強い手と伸ばした腕、注ぎ出る憤りをもって、あなたがたを国々の民の中から連れ出し、その散らされている国々からあなたがたを集める。
20:35
わたしはあなたがたを国々の民の荒野に連れて行き、そこで、顔と顔とを合わせて、あなたがたをさばく。
20:36
わたしがあなたがたの先祖をエジプトの地の荒野でさばいたように、あなたがたをさばく。――神である主の御告げ。――
20:37
わたしはまた、あなたがたにむちの下を通らせ、あなたがたと契約を結び、
20:38
あなたがたのうちから、わたしにそむく反逆者を、えり分ける。わたしは彼らをその寄留している地から連れ出すが、彼らはイスラエルの地にはいることはでき
ない。このとき、あなたがたは、わたしが主であることを知ろう。
20:39
さあ、イスラエルの家よ。神である主はこう仰せられる。おのおの自分の偶像に行って仕えるがよい。後にはきっと、あなたがたはわたしに聞くようになる。あ
なたがたは二度と自分たちのささげ物や偶像で、わたしの聖なる名を汚さなくなる。
20:40
わたしの聖なる山、イスラエルの高い山の上で、――神である主の御告げ。――その所で、この地にいるイスラエルの全家はみな、わたしに仕えるからだ。その
所で、わたしは彼らを喜んで受け入れ、その所で、あなたがたのすべての聖なる物とともに、あなたがたの奉納物と最上のささげ物を求め
る。
20:41
わたしがあなたがたを国々の民の中から連れ出し、その散らされている国々からあなたがたを集めるとき、わたしは、あなたがたをなだめのかおりとして喜んで
受け入れる。わたしは、諸国の民が見ている前で、あなたがたのうちに、わたしの聖なることを示す。
20:42
わたしが、あなたがたの先祖に与えると誓った地、イスラエルの地に、あなたがたをはいらせるとき、あなたがたは、わたしが主であることを知ろう。
20:43
その所であなたがたは、自分の身を汚した自分たちの行ないと、すべてのわざとを思い起こし、自分たちの行なったすべての悪のために、自分自身をいとうよう
になろう。
20:44
わたしが、あなたがたの悪い行ないや、腐敗したわざによってでなく、ただわたしの名のために、あなたがたをあしらうとき、イスラエルの家よ、あなたがた
は、わたしが主であることを知ろう。――神である主の御告げ。――」
20:45
さらに、私に次のような主のことばがあった。
20:46
「人の子よ。顔を右のほうに向け、南に向かって語りかけ、ネゲブの野の森に向かって預言し、
20:47
ネゲブの森に言え。『主のことばを聞け。神である主はこう仰せられる。見よ。わたしはおまえのうちに火をつける。その火はおまえのうち、すべての緑の木
と、すべての枯れ木を焼き尽くす。その燃える炎は消されず、ネゲブから北まですべての地面は焼かれてしまう。
20:48
そのとき、すべての者は、主であるわたしが燃やしたことを見るであろう。その火は消されない。』」
20:49
そこで、私は叫んだ。「ああ、神、主よ。彼らは私について、『彼はたとえ話をくり返している者ではないか。』と言っています。」
口語訳1955
20:1
第七年の五月十日に、イスラエルの長老たちのある人々が、主に尋ねるためにきて、わたしの前に座した。
20:2
時に主の言葉がわたしに臨んだ、
20:3
「人の子よ、イスラエルの長老たちに告げて言え。主なる神はこう言われる、あなたがたがわたしのもとに来たのは、わたしに何か尋ねるためであるか。主なる
神は言われる、わたしは生きている、わたしはあなたがたの尋ねに答えない。
20:4
あなたは彼らをさばこうとするのか。人の子よ、あなたは彼らをさばこうとするのか。それなら彼らの先祖たちのした憎むべき事を彼らに知らせ、
20:5
かつ彼らに言え。主なる神はこう言われる、わたしがイスラエルを選び、ヤコブの家の子孫に誓い、エジプトの地でわたし自身を彼らに知らせ彼らに誓って、わ
たしはあなたがたの神、主であると言った日、
20:6
その日にわたしは彼らに誓って、エジプトの地から彼らを導き出し、わたしが彼らのために探り求めた乳と蜜との流れる地、全地の中で最もすばらしい所へ行か
せると言った。
20:7
わたしは彼らに言った、あなたがたは、おのおのその目を楽しませる憎むべきものを捨てよ。エジプトの偶像をもって、その身を汚すな。わたしはあなたがたの
神、主であると。
20:8
ところが彼らはわたしにそむき、わたしの言うことを聞こうともしなかった。彼らは、おのおのその目を楽しませた憎むべきものを捨てず、またエジプトの偶像
を捨てなかった。それで、わたしはエジプトの地のうちで、わたしの憤りを彼らに注ぎ、わたしの怒りを彼らに漏らそうと思った。
20:9
しかしわたしはわたしの名のために行動した。それはエジプトの地から彼らを導き出して、周囲に住んでいた異邦人たちに、わたしのことを知らせ、わたしの名
が彼らの目の前に、はずかしめられないためである。
20:10
すなわち、わたしはエジプトの地から彼らを導き出して、荒野に連れて行き、
20:11
わたしの定めを彼らに授け、わたしのおきてを彼らに示した。これは人がこれを行うことによって生きるものである。
20:12
わたしはまた彼らに安息日を与えて、わたしと彼らとの間のしるしとした。これは主なるわたしが彼らを聖別したことを、彼らに知らせるためである。
20:13
しかしイスラエルの家は荒野でわたしにそむき、わたしの定めに歩まず、人がそれを行うことによって、生きることのできるわたしのおきてを捨て、大いにわた
しの安息日を汚した。そこでわたしは荒野で、わたしの憤りを彼らの上に注ぎ、これを滅ぼそうと思ったが、
20:14
わたしはわたしの名のために行動した。それはわたしが彼らを導き出して見せた異邦人の前に、わたしの名が汚されないためである。
20:15
ただし、わたしは荒野で彼らに誓い、わたしが彼らに与えた乳と蜜との流れる地、全地の最もすばらしい地に、彼らを導かないと言った。
20:16
これは彼らがその心に偶像を慕って、わがおきてを捨て、わが定めに歩まず、わが安息日を汚したからである。
20:17
けれどもわたしは彼らを惜しみ見て、彼らを滅ぼさず、荒野で彼らを絶やさなかった。
20:18
わたしはまた荒野で彼らの子どもたちに言った、あなたがたの先祖の定めに歩んではならない。そのおきてを守ってはならない。その偶像をもって、あなたがた
の身を汚してはならない。
20:19
主なるわたしはあなたがたの神である。わが定めに歩み、わがおきてを守ってこれを行い、
20:20
わが安息日を聖別せよ。これはわたしとあなたがたとの間のしるしとなって、主なるわたしがあなたがたの神であることを、あなたがたに知らせるためである。
20:21
しかしその子どもたちはわたしにそむき、わが定めに歩まず、人がこれを行うことによって、生きることのできるわたしのおきてを守り行わず、わが安息日を汚
した。そこでわたしはわが憤りを彼らの上に注ぎ、荒野で彼らに対し、わが怒りを漏らそうと思った。
20:22
しかしわたしはわが手を翻して、わが名のために行動した。それはわたしが彼らを導き出して見せた異邦人の前に、わたしの名が汚されないためである。
20:23
ただしわたしは荒野で彼らに誓い、わたしは異邦人の間に彼らを散らし、国々の中に彼らをふりまくと言った。
20:24
これは彼らがわがおきてを行わず、わが定めを捨て、わが安息日を汚し、彼らの目にその先祖の偶像を慕ったからである。
20:25
またわたしは彼らに良くない定めと、それによって生きることのできないおきてとを与え、
20:26
そして、彼らのういごに火の中を通らせるその供え物によって、彼らを汚し、彼らを恐れさせた。わたしがこれを行ったのは、わたしが主であることを、彼らに
知らせるためである。
20:27
それゆえ人の子よ、イスラエルの家に告げて言え。主なる神はこう言われる、あなたがたの先祖はまた、不信の罪を犯してわたしを汚した。
20:28
わたしが彼らに与えようと誓った地に、彼らを導き入れた時、彼らはすべての高い丘と、すべての茂った木とを見て、その所で犠牲をささげ、忌むべき供え物を
ささげ、またこうばしいかおりをその所に上らせ、その所に灌祭を注いだ。
20:29
(わたしは彼らに言った、あなたがたが通うその高き所はなんであるか。それでその名は今日までバマととなえられている。)
20:30
それゆえ、イスラエルの家に言え。主なる神はこう言われる、あなたがたは、その先祖のおこないに従って、その身を汚し、その憎むべきものを慕うのか。
20:31
あなたがたは、その供え物をささげ、その子供に火の中を通らせて、今日まですべての偶像をもって、その身を汚すのである。イスラエルの家よ、わたしは、な
おあなたがたに尋ねられるべきであろうか。わたしは生きている。わたしは決してあなたがたに尋ねられるはずはないと、主なる神は言わ
れる。
20:32
あなたがたの心にあること、すなわち『われわれは異邦人のようになり、国々のもろもろのやからのようになって、木や石を拝もう』との考えは決して成就しな
い。
20:33
主なる神は言われる、わたしは生きている、わたしは必ず強い手と伸べた腕と注がれた憤りとをもって、あなたがたを治める。
20:34
わたしはわが強い手と伸べた腕と注がれた憤りとをもって、あなたがたをもろもろの民の中から導き出し、その散らされた国々から集め、
20:35
もろもろの民の荒野に導き入れ、その所で顔と顔とを合わせて、あなたがたをさばく。
20:36
すなわち、エジプトの地の荒野で、あなたがたの先祖をさばいたように、わたしはあなたがたをさばくと、主なる神は言われる。
20:37
わたしはあなたがたに、むちの下を通らせ、数えてはいらせ、
20:38
あなたがたのうちから、従わぬ者と、わたしにそむいた者とを分かち、その寄留した地から、彼らを導き出す。しかし彼らはイスラエルの地に入ることはできな
い。こうしてあなたがたはわたしが主であることを知るようになる。
20:39
それで、イスラエルの家よ、主なる神はこう言われる、あなたがたはわたしに聞かないなら、今も後も、おのおのその偶像に行って仕えるがよい。しかし再び供
え物と偶像とをもって、わたしの聖なる名を汚してはならない。
20:40
主なる神は言われる、わたしの聖なる山、イスラエルの高い山の上で、イスラエルの全家はその地で、ことごとくわたしに仕える。その所でわたしは喜んで彼ら
を受けいれ、あなたがたのささげ物と最上の供え物とを、その聖なるささげ物と共に求める。
20:41
わたしがあなたがたをもろもろの民の中から導き出し、かつてあなたがたを散らした国々から集める時、こうばしいかおりとして、あなたがたを喜んで受けいれ
る。そしてわたしは異邦人の前で、あなたがたの中に、わたしの聖なることをあらわす。
20:42
こうしてわたしがあなたがたを、イスラエルの地、すなわちあなたがたの先祖たちに与えると誓った地に、はいらせる時、あなたがたはわたしが主であることを
知るようになる。
20:43
またその所であなたがたは、その身を汚したあなたがたのおこないと、すべてのわざとを思い出し、みずから行ったすべての悪事のために、自分を忌みきらうよ
うになる。
20:44
イスラエルの家よ、わたしがあなたがたの悪しきおこないによらず、またその腐れたわざによらず、わたしの名のために、あなたがたを扱う時、あなたがたはわ
たしが主であることを知るのであると、主なる神は言われる」。
20:45
主の言葉がまたわたしに臨んだ、
20:46
「人の子よ、顔を南に向け、南に向かって語り、ネゲブの森の地に対して預言せよ。
20:47
すなわちネゲブの森に言え、主の言葉を聞け、主なる神はこう言われる、見よ、わたしはあなたのうちに火を燃やす。その火はあなたのうちのすべての青木と、
すべての枯れ木を焼き滅ぼし、その燃える炎は消されることがなく、南から北まで、すべての地のおもては、これがために焼ける。
20:48
すべて肉なる者は、主なるわたしがこれを焼いたことを見る。その火は消されない」。
20:49
そこでわたしは言った、「ああ主なる神よ、彼らはわたしについてこう語っています、『彼はたとえをもって語る者ではないか』と」。
文語訳1917
20:1 七年の五月十日にイスラエルの長老の中の人々ヱホバに問んとて來りてわが前に坐しけるに
20:2 ヱホバの言我にのぞみて云ふ
20:3
人の子よイスラエルの長老等に告て之にいふべし主ヱホバかく言ふ汝等我に問んとて來れるや主ヱホバいふ我は活く我汝らの問を容じと
20:4 汝かれらを鞫かんとするや人の子よ汝かれらを鞫かんとするや彼等の先祖等のなしたる憎むべき事等をかれらに知しめて
20:5
言べし主ヱホバかくいふ我イスラエルを選みヤコブの家の裔にむかひてわが手をあげエジプトの地にて我をかれらに知せかれらにむかひて吾手をあげて我は汝ら
の神ヱホバなりと言し日
20:6
その日に我かれらにむかひて吾手をあげエジプトの地よりかれらをいだし吾がかれらのために求め得たるその乳と蜜の流るる地に導かんとせり是諸の地の中の美
しき者なり
20:7
而して我かれらに言けらく各人その目にあるところの憎むべき事等を棄てよエジプトの偶像をもてその身を汚すなかれ我は汝らの神ヱホバなりと
20:8
然るに彼らは我に背きて我に聽したがふことを好まざりき彼等一人もその目にあるところの憎むべき者を棄てずエジプトの偶像を棄てざりしかば我エジプトの地
の中において吾憤恨をかれらに注ぎわが忿怒をかれらに洩さんと言り
20:9
然れども我わが名のために事をなして彼らをエジプトの地より導きいだせり是吾名の異邦人等の前に汚されざらんためなりその異邦人等の中に彼等居り又その前
にて我おのれを彼等に知せたり
20:10 すなはち我エジプトの地より彼等を導き出して曠野に携ゆき
20:11 わが法憲をこれに授けわが律法をこれに示せり是は人の行ひて之に由て生べき者なり
20:12 我また彼らに安息日を與へて我と彼らの間の徴となしかれらをして吾ヱホバが彼らを聖別しを知しめんとせり
20:13
然るにイスラエルの家は曠野にて我に背き人の行ひて之によりて生べき者なるわが法度にあゆまず吾が律法を輕んじ大に吾が安息日を汚したれば曠野にてわが憤
恨をかれらに注ぎてこれを滅さんと言ひたりしが
20:14
我わが名のために事をなせり是わが彼らを導きいだして見せしところの異邦人等の目のまへにわが名を汚されざらしめんためなりき
20:15
但し我曠野にて彼らにむかひて吾手をあげ彼らをわが與へしその乳と蜜の流るる地に導かじと誓へり是は諸の地の中の美しき者なり
20:16 是かれら心にその偶像を慕ひてわが律法を輕んじ棄てわが法憲にあゆまずわが安息日を汚したればなり
20:17 然りといへども吾かれらを惜み見てかれらを滅ぼさず曠野にて彼らを?さざりき
20:18 我曠野にてかれらの子等に言り汝らの父の法度にあゆむなかれ汝らの律法を守るなかれ汝らの偶像をもて汝らの身を汚すなかれ
20:19 我は汝らの神ヱホバなり吾法度にあゆみ吾律法を守りてこれを行ひ
20:20 わが安息日を聖くせよ是は我と汝らの間の徴となりて汝らをして我が汝らの神ヱホバなるを知しめんと
20:21
然るにその子等我にそむき人の行ひてこれによりて活べき者なるわが法度にあゆまず吾律法をまもりて之をおこなはずわが安息日を汚したれば我わが憤恨を彼ら
にそそぎ曠野にてわが忿怒をかれらに洩さんと言たりしが
20:22
吾手を翻してわが名のために事をなせり是わが彼らを導き出して見せしところの異邦人等の目のまへにわが名を汚されざらしめんためなりき
20:23 但し我汝らを國々に散し處々に撒んと曠野にてかれらにむかひて我手を擧たり
20:24 是かれらわが律法を行はずわが法度を輕じわが安息日をけがしその父の偶像を目に慕ひたればなり
20:25 我かれらに善らぬ法度を與へかれらが由て活べからざる律法を與へ
20:26
彼らをしてその禮物によりて己の身を汚さしむ即ちかれらその長子をして火の中を通過しめたり是は我彼らを滅し彼らをして我のヱホバなるを知しめんためなり
20:27 然ば人の子よイスラエルの家につげて之にいふべし主ヱホバかくいひたまふ彼らの父等は更にまた不忠の罪ををかし我を?せり
20:28
我わが彼らに與へんと手をあげし此地にかれらを導きいれしに彼ら諸の高丘と諸の茂樹を尋ね得てその犠牲を其處に供へその憤らしき禮物をそこに獻げその馨し
き佳氣をそこに奉つりその神酒をそこに灌げり
20:29 我かれらに言り汝らが往ところの崇き處は何なるやと其名は今日にいたるまでバマと言ふなり
20:30
この故にイスラエルの家に言ふべし主ヱホバかくいひたまふ汝らの先祖の途をもて汝らはその身を汚し彼等の憎むべき物をしたひてこれと姦淫を行ふにあらずや
20:31
汝等はその禮物を獻げその子女に火の中を通らしめて今日にいたるまで汝らの諸の偶像をもてその身を汚すなり然ばイスラエルの家よ我なんぢらの問を容るべけ
んや主ヱホバいふ我は活く我は汝らの問を容ざるなり
20:32 汝ら我儕は木と石に事へて異邦人の如くなり國々の宗族のごとくならんと言ば汝らの心に起るところの事は必ず成ざるべし
20:33 主ヱホバいふ我は生く我かならず強き手と伸たる腕をもて怒を注ぎて汝らを治めん
20:34 我強き手と伸たる腕をもて怒を注ぎて汝らを國々より曳いだし汝らが散れたる處々より汝らを集め
20:35 國々の曠野に汝らを導き其處にて面をあはせて汝らを鞫かん
20:36 主ヱホバいふ我エジプトの曠野にて汝らの先祖等を鞫きしごとくに汝らを鞫くべし
20:37 我なんぢらをして杖の下を通らしめ契約の索に汝らを入しめ
20:38
汝らの中より背ける者および我に悖れる者を別たんその寓れる地より我かれらをいだすべし彼らはイスラエルの地に來らざるべし汝らすなはち我のヱホバなるを
知ん
20:39
然ばイスラエルの家よ主ヱホバかくいふ汝等おのおの往てその偶像に事へよ然ど後には汝らかならず我に聽て重てその禮物と偶像をもてわが名を汚さざるべし
20:40
主ヱホバいふ吾が聖山の上イスラエルの高山の上にてイスラエルの全家その地の者皆我に事へん其處にて我かれらを悦びて受納ん其處にて我なんぢらの獻物およ
び初成の禮物すべて汝らが聖別たる者を求むべし
20:41
我汝らを國々より導き出し汝らが散されたる處々より汝らを集むる時馨しき香氣のごとくに汝らを悦びて受納れ汝らによりて異邦人等の目のまへに我の聖ことを
あらはすべし
20:42
我が汝らをイスラエルの地すなはちわが汝らの先祖等にあたへんと手をあげしところの地にいたらしめん時に汝等は我のヱホバなるを知るにいたらん
20:43 汝らは其身を汚したるところの汝らの途と汝らのもろもろの行爲を彼處にて憶え其なしたる諸の惡き作爲のために自ら恨み視ん
20:44
イスラエルの家よ我汝らの惡き途によらず汝らの邪なる作爲によらずして吾名のために汝等を待はん時に汝らは我のヱホバなるを知るにいたらん主ヱホバこれを
言ふなり
20:45 ヱホバの言また我にのぞみて言ふ
20:46 人の子よ汝の面を南方に向け南にむかひて言を垂れ南の野の森の事を預言せよ
20:47
すなはち南の森に言ふべしヱホバの言を聽け主ヱホバかく言ふ視よ我なんぢの中に火を燃さん是なんぢの中の諸の樹と諸の枯木を焚べしその烈しき火?消るこ
となし南より北まで諸の面これがために燒ん
20:48 肉ある者みな我ヱホバのこれを燒しなるを見ん是は消ざるべし
20:49 我是において言り嗚呼主ヱホバよ人われを指て言ふ彼は譬言をもて語るにあらずやと
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
拾う・・・
(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口語訳 ロマ 10:5
10:5
モーセは、律法による義を行う人は、その義によって生きる、と書いている。
口語訳 ガラ 3:12
3:12
律法は信仰に基いているものではない。かえって、「律法を行う者は律法によって生きる」のである。
口語訳 使 7:42
7:42
そこで、神は顔をそむけ、彼らを天の星を拝むままに任せられた。預言者の書にこう書いてあるとおりである、/『イスラエルの家よ、/
四十年のあいだ荒野にいた時に、/いけにえと供え物とを、わたしにささげたことが/あったか。
口語訳 ロマ 1:24
1:24
ゆえに、神は、彼らが心の欲情にかられ、自分のからだを互にはずかしめて、汚すままに任せられた。
口語訳 Uテサ2:11
2:11
そこで神は、彼らが偽りを信じるように、迷わす力を送り、
口語訳 マタ 25:32
25:32
そして、すべての国民をその前に集めて、羊飼が羊とやぎとを分けるように、彼らをより分け、
口語訳 ロマ 12:1
12:1
兄弟たちよ。そういうわけで、神のあわれみによってあなたがたに勧める。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物
としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。
口語訳 エペ 5:2
5:2
また愛のうちを歩きなさい。キリストもあなたがたを愛して下さって、わたしたちのために、ご自身を、神へのかんばしいかおりのささげ物、また、いけにえと
してささげられたのである。
口語訳 ピリ 4:18
4:18
わたしは、すべての物を受けてあり余るほどである。エパフロデトから、あなたがたの贈り物をいただいて、飽き足りている。それは、か
んばしいかおりであり、神の喜んで受けて下さる供え物である。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口語訳
マタ 23:32
23:32 あなたがたもまた先祖たちがした悪の枡目を満たすがよい。
口語訳 使 7:42-43
7:42
そこで、神は顔をそむけ、彼らを天の星を拝むままに任せられた。預言者の書にこう書いてあるとおりである、/『イスラエルの家よ、/四十年のあいだ荒野に
いた時に、/いけにえと供え物とを、わたしにささげたことが/あったか。
7:43
あなたがたは、モロクの幕屋やロンパの星の神を、/かつぎ回った。それらは、拝むために自分で造った偶像に過ぎぬ。だからわたしは、あなたがたをバビロン
のかなたへ、/移してしまうであろう』。
口語訳
ロマ 1:21-25
1:21
なぜなら、彼らは神を知っていながら、神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなったからである。
1:22 彼らは自ら知者と称しながら、愚かになり、
1:23 不朽の神の栄光を変えて、朽ちる人間や鳥や獣や這うものの像に似せたのである。
1:24
ゆえに、神は、彼らが心の欲情にかられ、自分のからだを互にはずかしめて、汚すままに任せられた。
1:25
彼らは神の真理を変えて虚偽とし、創造者の代りに被造物を拝み、これに仕えたのである。創造者こそ永遠にほむべきものである、アァメン。
口語訳
ロマ 1:28
1:28
そして、彼らは神を認めることを正しいとしなかったので、神は彼らを正しからぬ思いにわたし、なすべからざる事をなすに任せられた。
口語訳
Uテサ2:11
2:11 そこで神は、彼らが偽りを信じるように、迷わす力を送り、
口語訳
ロマ 11:8
11:8
「神は、彼らに鈍い心と、/見えない目と、聞えない耳とを与えて、/きょう、この日に及んでいる」/と書いてあるとおりである。
口語訳
ロマ 2:24
2:24 聖書に書いてあるとおり、「神の御名は、あなたがたのゆえに、異邦人の間で汚されている」。
口語訳
Tコリ10:5-10
10:5 しかし、彼らの中の大多数は、神のみこころにかなわなかったので、荒野で滅ぼされてしまった。
10:6
これらの出来事は、わたしたちに対する警告であって、彼らが悪をむさぼったように、わたしたちも悪をむさぼることのないためなのである。
10:7
だから、彼らの中のある者たちのように、偶像礼拝者になってはならない。すなわち、「民は座して飲み食いをし、また立って踊り戯れた」と書いてある。
10:8
また、ある者たちがしたように、わたしたちは不品行をしてはならない。不品行をしたため倒された者が、一日に二万三千人もあった。
10:9
また、ある者たちがしたように、わたしたちは主を試みてはならない。主を試みた者は、へびに殺された。
10:10
また、ある者たちがつぶやいたように、つぶやいてはならない。つぶやいた者は、「死の使」に滅ぼされた。
口語訳
ヘブ 4:3
4:3
ところが、わたしたち信じている者は、安息にはいることができる。それは、/「わたしが怒って、/彼らをわたしの安息に、はいらせることはしないと、/
誓ったように」/と言われているとおりである。しかも、みわざは世の初めに、でき上がっていた。
口語訳
ロマ 12:1
12:1
兄弟たちよ。そういうわけで、神のあわれみによってあなたがたに勧める。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。
それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。
口語訳
マタ 13:10-13
13:10
それから、弟子たちがイエスに近寄ってきて言った、「なぜ、彼らに譬でお話しになるのですか」。
13:11
そこでイエスは答えて言われた、「あなたがたには、天国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていない。
13:12
おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。
13:13
だから、彼らには譬で語るのである。それは彼らが、見ても見ず、聞いても聞かず、また悟らないからである。
口語訳
ヨハ 16:25
16:25
わたしはこれらのことを比喩で話したが、もはや比喩では話さないで、あからさまに、父のことをあなたがたに話してきかせる時が来るであろう。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 ルカ 10:28
10:28
イエスは言われた。「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる。」
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 ロマ 10:5
10:5
モーセは、律法による義について、「掟を守る人は掟によって生きる」と記しています。
新共同 ガラ 3:12
3:12
律法は、信仰をよりどころとしていません。「律法の定めを果たす者は、その定めによって生きる」のです。
新共同 ロマ 1:24
1:24
そこで神は、彼らが心の欲望によって不潔なことをするにまかせられ、そのため、彼らは互いにその体を辱めました。
新共同 Uテサ2:11
2:11
それで、神は彼らに惑わす力を送られ、その人たちは偽りを信じるようになります。
新共同 マタ
25:32-33
25:32
そして、すべての国の民がその前に集められると、羊飼いが羊と山羊を分けるように、彼らをより分け、
25:33
羊を右に、山羊を左に置く。
新共同 ヘブ 4:3
4:3
信じたわたしたちは、この安息にあずかることができるのです。「わたしは怒って誓ったように、/『彼らを決してわたしの安息に/あずからせはしない』」と
言われたとおりです。もっとも、神の業は天地創造の時以来、既に出来上がっていたのです。
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