エゼキエル書 26章
ティルスに対する裁き
翻訳比較
◆ティルスに対する預言
エゼ 26:1 第十一年、その月の一日に、主の言葉が私に臨んだ。
エゼ
26:2 「人の子よ、ティルスはエルサレムについて、『あはは、もろもろの民の門は打ち破られ、私に開かれた。私は満たされ、エルサレムは廃虚となっ
た』と嘲り笑った。
エゼ
26:3 それゆえ、主なる神はこう言われる。/ティルスよ、私はあなたに立ち向かう。/海がその波を高く上げるように/私は多くの国民を、あなたに攻め
上らせる。
エゼ 26:4 彼らはティルスの城壁を破壊し/その塔を引き倒す。/私はそこから土をこすり落とし/そこを裸の岩にする。
エゼ
26:5 ティルスは海の中で引き網を干す所となる。/これは私自身が語ったのだ――主なる神の仰せ。/ティルスは諸国民に略奪され
エゼ 26:6 本土にいる娘たちは剣で殺される。/こうして/彼らは私が主であることを知るようになる。
エゼ
26:7 主なる神はこう言われる。私は王の王であるバビロンの王ネブカドレツァルを、馬、戦車、騎兵、多くの民から成る集団と共に、北からティルスに来
させる。
エゼ 26:8 彼は本土にいるあなたの娘たちを剣で殺害し/あなたに対して包囲壁を造り/塁を築き/大盾を立てる。
エゼ 26:9 彼は破城槌であなたの城壁を打ち破り/斧で塔を打ち壊す。
エゼ
26:10 その馬の大軍の土煙は、あなたを覆う。/打ち破られた町に人が攻め入るように/彼があなたの城門に入るとき/騎兵と車と戦車の響きに/城壁は
揺れ動く。
エゼ 26:11 彼はその馬のひづめで/あなたのすべての通りを踏みつけ/民を剣で殺害する。/あなたの力強い柱は地に倒れる。
エゼ 26:12 彼らはあなたの富を略奪し、交易品を強奪し/城壁を打ち壊し、豪奢な家々を打ち砕き/石も木も土も海の中に投げ込む。
エゼ 26:13 私はあなたの騒がしい歌をやめさせる。/琴の音はもはや聞かれない。
エゼ
26:14 私はあなたを裸の岩にする。/あなたは引き網を干す所となり/再び建てられることはない。/主である私が語ったからだ――主なる神の仰せ。
エゼ
26:15 主なる神はティルスにこう言われる。あなたの中で刺し貫かれた者が呻き、虐殺が行われるとき、あなたの崩れ落ちる響きで、島々は揺れ動かない
であろうか。
エゼ
26:16 海の指導者たちは皆その座から降り、上着を取り、彩り豊かな衣を脱ぐ。彼らは恐れを身にまとい、地の上に座り、絶えず身震いし、あなたを見て
茫然とする。
エゼ
26:17 彼らはあなたに向かって哀歌を歌って言う。/どうしてあなたは滅びて海から消えてしまったのか。/かつて海で強かった、ほめたたえられた町
よ。/町とその住民は/すべての住民を恐れさせていたのに。
エゼ 26:18 今や、島々はあなたの倒れた日に、身震いし/海の島々は、あなたが去り行くのを見て/恐れおののく。
エゼ
26:19 主なる神はこう言われる。私があなたを、住む人のない町のように、廃虚となった町にするとき、深淵をあなたの上に湧き上がらせ、大水があなた
を覆うとき、
エゼ
26:20 私はあなたを、穴に下る者たちと共に、とこしえの民のところに下らせる。また、私はあなたを、穴に下る者たちと共に、とこしえの廃虚のような
地の底に住まわせる。あなたが生ける者の地に住むことも場所を占めることもないようにするためである。
エゼ
26:21 私はあなたを恐怖に陥れ、あなたはもう存在しなくなる。あなたは捜し求められても、もはやとこしえに見いだされることはない――主なる神の仰
せ。」
フランシスコ会訳2013
エゼキエル書26
フランシスコ訳聖書 Eze <26>章
聖書本文
◆ティルスに対する裁き
001第十一年、その月の一日、主の
言葉がわたしに下り、仰せになった、
002「人の子よ、ティルスは、『諸
国の民の門は打ち破られ、わたしに向かって開かれた。その富は枯れ果てた』と、エルサレムを揶揄している。
003主なる神は仰せになる。
ティルスよ、お前に制裁を加える。
海が波を荒立てるように、
わたしはおびただしい国々を蜂起させる。
004彼らはティルスの城壁を打ち破
り、塔を引き倒す。
わたしはその土塊を掃き清め、岩を?き
出しにする。
005ティルスは海のただ中で、網干
し場へと落ちぶれる。
これを語るのはほかならぬこのわたしである。
――主なる神の言葉。
ティルスは異国の民の略奪の場となり、
006本土の娘は剣にかけられる。
その時、わたしが主であることを彼らは知るだろう。
007主なる神は仰せになる。
わたしは北から、バビロン王、
王の王ネブカドレツァルを、
ティルスに向けて攻め入らせる。
馬、戦車、騎兵、多くの軍勢とともに。
008彼は本土の娘を剣にかけ、
お前に向けて包囲網を敷く。
土塁を築いて盾を並べ、
009城壁を破城槌で一撃し、斧で塔
を破壊する。
010馬の群れの巻き上げる砂塵がお
前を包む。
陥落した町へ攻め入るように、
彼は城門に突入する。
軍馬のいななき、車輪と戦車のとどろきに、
城壁は震撼する。
011どこもかしこも往来は、軍馬の
ひづめに蹂躙され、
民は剣にかけられ、頼みとする石柱は地に倒れる。
012富は奪われ、産物は掠め取ら れ、
城壁は破壊され、贅を凝らした宮殿は崩壊し、
石や木々、土塊までも海に投げ捨てられる。
013高歌放吟はやみ、竪琴も音を静
める。
014お前は?き出しの岩、網干し場へと落ちぶれて、
再建の道も閉ざされる。
これを語るのは主なるわたしである。
――主なる神の言葉。
015主なる神はティルスに対して仰
せになる。傷ついた者が呻き苦しみ、お前のただ中で殺戮が繰り広げられる。そうした中、お前が倒壊するその地響きに、島々は震えおの
のかずにいられるだろうか。
016海の支配者たちはみな、その玉
座から下り、礼服を脱いで錦の衣を脱ぎ捨てる。恐怖をまとって地に座り込み、とめどなく震えながら立ちすくむ。
017そして、お前を悼んで哀歌を歌
う。
どうして滅び去ったのか、海の民、誉れ高き町よ。
町もその民も、かつては海の覇者。
民々を一人残らずおののかせていたのに。
018お前が倒壊したその日以来、
島々は今も震え上がる。
お前の滅亡に、海の島々は恐れおののく。
019まことに、主なる神は仰せにな
る。お前を人けのない町のように、荒涼とした町にする。淵に襲わせ、大水に覆わせる。
020その時、穴へ、昔の人々のもと
へ落ちていく者とともに、お前を突き落とす。穴へ落ちていく者とともに、お前を悠久の廃墟に似た地の深みに住まわせる。もはやお前の
地に住む者はなく、わたしは生ける者の地に誉れを帰する。
021お前は悲運に泣き、姿を消す。
人が捜し求めても永久に見出せない――主なる神の言葉」。
新共同訳1987
26:1
第十一年、その月の第一日に、主の言葉がわたしに臨んだ。
26:2
「人の子よ、ティルスがエルサレムを嘲る。『ああ、諸国民の門であったお前は打ち破られ、わたしのものになった。わたしは富み、お前は廃れる。』
26:3
それゆえ、主なる神はこう言われる。ティルスよ、わたしがお前に立ち向かう。わたしは、海が波を巻き起こすように/多くの国々をお前に立ち向かわせる。
26:4
彼らはティルスの城壁を倒し、塔を破壊する。わたしはその土くれまでぬぐい去り/ティルスを裸の岩にする。
26:5
ティルスは海の中にある網干し場となる。これはわたし自身が語ったことだと/主なる神は言われる。ティルスは諸国民に略奪され
26:6
陸にある周囲の町々も剣で滅ぼされる。そのとき彼らは/わたしが主であることを知るようになる。
26:7
主なる神はこう言われる。わたしは、王の王であるバビロンの王、ネブカドレツァルを北からティルスに来させる。彼は馬と戦車と騎兵と多くの軍勢を引き連れ
てくる。
26:8
彼は陸にある周囲の町々を剣で滅ぼし/お前に向かって堡塁を築き/塁を積み、大盾を立てる。
26:9
彼は破城槌で城壁を突き崩し/鉄の棒で塔を打ち壊す。
26:10
軍馬が怒濤のように襲い/土煙がお前を覆う。打ち破られた町に敵が突入するように/彼らがお前の城門に攻め入るとき/騎兵と戦車の車輪の音で城壁は揺れ動
く。
26:11
軍馬のひづめで、町並みはすべて踏みにじられ/民は剣で殺され、巨大な柱は地に倒れる。
26:12
彼らは財宝を奪い、商品を略奪し/城壁を破壊し、華やかな宮殿を壊し/石や木や土くれまで海に投げ込む。
26:13
わたしはお前の騒がしい歌声をやめさせ/竪琴の音が再び聞かれることはない。
26:14
わたしはお前を裸の岩にする。お前は網干し場となり/再び建て直されることはない。これは主なるわたしが語ったことだと/主なる神は言われる。
26:15
主なる神は、ティルスに向かってこう言われる。お前の中で、倒れた者が呻き、虐殺が行われるとき、町の倒れ落ちる響きで、島々は揺れ動かないだろうか。
26:16
海の支配者たちは、皆その座から降り、礼服を取り去り、美しく織った衣服を脱ぐ。彼らは恐怖を身にまとい、地に座り、絶え間なく震えながらお前を見て驚き
あきれる。
26:17
彼らはお前に向かって嘆きの歌をうたって言う。ああ、あなたは滅びてしまった。海のかなたから来て住み着き/誉れある町となったのに。この町とそこに住む
民は海のつわものとなり/海に住むすべての者を震え上がらせたのに。
26:18
今や、その島々はあなたの倒れた日におののき/海の島々は、あなたの終わりを見て恐れる。
26:19
まことに、主なる神はこう言われる。わたしは、お前を住む者のない町のように荒れ果てた町とし、淵から水を湧き上がらせ、大水で覆う。
26:20
こうしてわたしは、穴に下る者たちと共に、お前をいにしえの民の中に落とす。また、お前を穴に下る者たちと共に、永遠の昔からの廃虚のような深い地に住ま
わせ、お前が生ける者の地で栄誉をもって住むことができないようにする。
26:21
わたしはお前を恐怖に落とす。それゆえ、お前は無に帰する。人が探し求めても、お前は永久に見いだされることはない」と主なる神は言われる。
新改訳1970
26:1
第十一年のその月の一日に、私に次のような主のことばがあった。
26:2
「人の子よ。ツロはエルサレムについて、『あはは。国々の民の門はこわされ、私に明け渡された。私は豊かになり、エルサレムは廃墟となった。』と言ってあ
ざけった。
26:3
それゆえ、神である主はこう仰せられる。ツロよ。わたしはおまえに立ち向かう。海の波が打ち寄せるように、多くの国々をおまえに向けて攻め上らせる。
26:4
彼らはツロの城壁を破壊し、そのやぐらをくつがえす。わたしはそのちりを払い去って、そこを裸岩にする。
26:5
ツロは海の中の網を引く場所となる。わたしが語ったからだ。――神である主の御告げ。――ツロは諸国のえじきとなり、
26:6
畑にいる娘たちも剣で殺される。このとき、彼らはわたしが主であることを知ろう。
26:7
まことに、神である主はこう仰せられる。見よ。わたしは、王の王、バビロンの王ネブカデレザルを、馬、戦車、騎兵をもって多くの民の集団とともに、北から
ツロに連れて来る。
26:8
彼は畑にいる娘たちを剣で殺し、おまえに向かって塁を築き、塹壕を掘り、大盾を立て、
26:9
城壁くずしをおまえの城壁に向けて配置し、やぐらを斧で取りこわす。
26:10
その馬の大群の土煙はおまえをおおう。彼が城門にはいるとき、打ち破られた町にはいる者のように、騎兵と、車両と、戦車の響きに、おまえの城壁は震え上が
る。
26:11
彼は、馬のひづめで、おまえのちまたをすべて踏みにじり、剣でおまえの民を殺し、おまえの力強い柱を地に倒す。
26:12
おまえの財宝は略奪され、商品はかすめ奪われ、城壁はくつがえされ、住みごこちのよい家は取りこわされ、石や、木や、ちりまでも、水の中に投げ込まれる。
26:13
わたしはおまえの騒がしい歌をやめさせる。おまえの立琴の音ももう聞かれない。
26:14
わたしはおまえを裸岩とする。おまえは網を引く場所となり、二度と建て直されない。主であるわたしが語ったからだ。――神である主の御告げ。――
26:15
神である主はツロにこう仰せられる。刺された者がうめき、おまえの中で虐殺が続けられ、おまえがくずれ落ちるとき、その響きに、島々は身震いしないだろう
か。
26:16
海辺の君主たちはみな、その王座をおり、上着を脱ぎ、あや織りの着物を脱ぎ、恐れを身にまとい、地面にすわり、身震いしながら、おまえのことでおののき、
26:17
おまえについて、哀歌を唱えて言う。海に住む者よ。おまえはどうして海から消えうせたのか。海で強くなり、ほめはやされた町よ。すべての住民を恐れさせた
その町とその住民よ。
26:18
今、島々はおまえがくずれ落ちる日に身震いし、海沿いの島々はおまえの最期を見ておびえている。
26:19
まことに、神である主はこう仰せられる。わたしがおまえを廃墟の町とし、住む者のない町々のようにするとき、深淵をおまえの上にわき上がらせ、大水がおま
えをおおうとき、
26:20
わたしがおまえを穴に下る者たちとともに昔の民のもとに下らせるとき、わたしはおまえを穴に下る者たちとともに、昔から廃墟であったような地下の国に住ま
せる。わたしが誉れを与える生ける者の地におまえが住めないようにするためだ。
26:21
わたしはおまえを恐怖とする。おまえはもう存在しなくなり、人がおまえを尋ねても、永久におまえを見つけることはない。――神である主の御告げ。――」
口語訳1955
26:1
第十一年の第一日に主の言葉がわたしに臨んだ、
26:2
「人の子よ、ツロはエルサレムについて言った、『ああ、それはよい気味である。もろもろの民の門は破れて、わたしに開かれた。わたしは豊かになり、彼は破
れはてた』と。
26:3
それゆえ、主なる神はこう言われる、ツロよ、わたしはあなたを攻め、海がその波を起すように、わたしは多くの国民を、あなたに攻めこさせる。
26:4
彼らはツロの城壁をこわし、そのやぐらを倒す。わたしはその土を払い去って、裸の岩にする。
26:5
ツロは海の中にあって、網をはる場所になる。これはわたしが言ったのであると、主なる神は言われる。ツロは、もろもろの民にかすめられ、
26:6
その本土におる娘たちは、つるぎで殺される。そして彼らは、わたしが主であることを知るようになる。
26:7
主なる神はこう言われる、見よ、わたしは王の王なるバビロンの王ネブカデレザルに、馬、戦車、騎兵、および多くの軍勢をひきいて、北からツロに攻めこさせ
る。
26:8
彼は本土におるあなたの娘たちを、つるぎで殺し、あなたに向かって雲悌を建て、塁を築き、盾を備え、
26:9
城くずしをあなたの城壁に向け、おのであなたのやぐらを打ち砕く。
26:10
その多くの馬の土煙は、あなたをおおう。人が破れた町にはいるように、彼があなたの門にはいる時、騎兵と貨車と戦車の響きによって、あなたの石がきはゆる
ぐ。
26:11
彼はその馬のひずめで、あなたのすべてのちまたを踏みあらし、つるぎであなたの民を殺す。あなたの力強い柱は地に倒れる。
26:12
彼らはあなたの財宝を奪い、商品をかすめ、城壁をくずし、楽しい家をこわし、石と木と土とを水の中に投げ込む。
26:13
わたしはあなたの歌の声をとどめる。琴の音はもはや聞えなくなる。
26:14
わたしはあなたを裸の岩にする。あなたは網を張る場所となり、再び建てられることはない。主なるわたしがこれを言ったと、主なる神は言われる。
26:15
主なる神はツロにこう言われる、海沿いの国々はあなたの倒れる響き、手負いのうめき、あなたのうちの殺人のゆえに、身震いしないであろうか。
26:16
その時、海の君たちは皆その位からおり、朝服を脱ぎ、縫い取りの衣服を取り去り、恐れを身にまとい、地に座して、いたく恐れ、あなたの事を驚き、
26:17
あなたのために悲しみの歌をのべて言う、『あなたは海にあって、強い誉ある町、本土に恐れを与えていたあなたも、その住民も、海から消え去った。
26:18
島々はあなたの倒れる日に身震いする。海の島々はあなたの去り行くことを見て驚く』。
26:19
主なる神はこう言われる、わたしはあなたを、荒れた町となし、住む者のない町のようにし、淵をあなたに向かってわきあがらせ、大水にあなたをおおわせる
時、
26:20
あなたを穴に下る者どもと共に、昔の民の所に下し、穴に下る者と共に下の国に、昔のままの荒れ跡の中に、あなたを住ませる。それゆえ、あなたは人の住む所
とならず、また生ある者の地に所を得ない。
26:21
わたしはあなたの終りを、恐るべきものとする。あなたは無に帰する。あなたを尋ねる人があっても、永久に見いださないと、主なる神は言われる」。
文語訳1917
26:1 十一年の月の首の日にヱホバの言我にのぞみて言ふ
26:2 人の子よツロはヱルサレムの事につきて言り嗚呼心地よし諸の國民の門破る是我に移るならん我は豐滿になるべし彼は荒はてたりと
26:3 是故に主ヱホバかく言たまふツロよ我汝を攻め海のその波濤を起すが如く多くの國人を汝に攻きたらしむべし
26:4 彼らツロの石墻を毀ちその櫓を倒さん我その塵を拂ひ去りて是を乾ける磐と爲べし
26:5 是は海の中の網を張る處とならん我これを言ばなりと主ヱホバいひたまふ是は諸の國人に掠めらるべし
26:6 その野にをる女子等は劍に殺されん彼らすなはち我のヱホバなるを知べし
26:7
主ヱホバかく言たまふ視よ我王の王なるバビロンの王ネブカデネザルをして馬車騎兵群衆および多くの民を率て北よりツロに攻きたらしむべし
26:8 野にをる汝の女子等をば彼劍にかけて殺し又汝にむかひて雲梯を建て汝にむかひて壘を築き汝にむかひて干を備へ
26:9 破城槌を汝の石垣に向けその斧をもて汝の櫓を打碎かん
26:10
その衆多の馬の煙塵汝を覆はん彼等敝れたる城に入るごとくに汝の門々に入來らん時その騎兵と輪と車の聲のために汝の石垣震動べし
26:11 彼その馬の蹄をもて汝の諸の衢を踏あらし劍をもて汝の民を殺さん汝の榮光の柱地に仆るべし
26:12 彼ら汝の財寶を奪ひ汝の商貨を掠め汝の石垣を打崩し汝の樂き舘を毀ち汝の石と木と土を水に沈めん
26:13 我汝の歌の聲を止めん汝の琴の音は復聞えざるべし
26:14 我汝を乾ける磐となさん汝は網を張る處となり再び建ことなかるべし我ヱホバこれを言ふと主ヱホバ言たまふ
26:15 主ヱホバ、ツロにかく言たまふ島々汝の仆るる聲 手負の呻吟 および汝の中の殺戮によりて震動ざらんや
26:16 海の君主等皆その座を下り朝服を脱ぎ?ある衣を去り恐懼を身に纏ひ地に坐し時となく怖れ汝の事を驚かん
26:17
彼ら汝の爲に哀の詞を擧て汝に言ふべし汝海より出たる住處名の高き邑自己もその居民も共に海に於て勢力ある者その凡の居民に己を恐れしむる者よ汝如何にし
て亡びたるや
26:18 それ島々は汝の仆るる日に震ひ海の島々は汝の亡ぶるに驚くなり
26:19 主ヱホバかく言たまふ我汝を荒たる邑となし人の住はざる邑々のごとく爲し洋海を沸あがらしめて大水に汝を掩沒しめん時
26:20
汝を墓に往る者等の所昔時の民の所に下し汝をして下の國に住しめ古昔よりの墟址に於て彼の墓に下れる者等とともに居しめ汝の中に復人の住こと无らしむべし
而して我活る人の地に榮を創造いださん
26:21 我汝をもて人の戒懼となすべし汝は復有ることなし人汝を尋るも終に汝を看ざるべし主ヱホバこれを言ふなり
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
拾う・・・
(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 黙 18:22
18:22
また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音は全く聞かれず、あらゆる仕事の職人た
ちも全く姿を消し、また、ひきうすの音も、全く聞かれない。
口 語訳 黙 18:9
18:9
彼女と姦淫を行い、ぜいたくをほしいままにしていた地の王たちは、彼女が焼かれる火の煙を見て、彼女のために胸を打って泣き悲しみ、
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 黙 18:22
18:22
また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音は全く聞かれず、あらゆる仕事の職人た
ちも全く姿を消し、また、ひきうすの音も、全く聞かれない。
口 語訳
Tペテ5:5
5:5
同じように、若い人たちよ。長老たちに従いなさい。また、みな互に謙遜を身につけなさい。神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵
みを賜うからである。
口 語訳 黙 18:21
18:21
すると、ひとりの力強い御使が、大きなひきうすのような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、「大いなる都バビロンは、このよ
うに激しく打ち倒され、そして、全く姿を消してしまう。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口 語訳 黙 18:22
18:22
また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音は全く聞かれず、あらゆる仕事の職人た
ちも全く姿を消し、また、ひきうすの音も、全く聞かれない。
口 語訳 黙 18:9-19
18:9
彼女と姦淫を行い、ぜいたくをほしいままにしていた地の王たちは、彼女が焼かれる火の煙を見て、彼女のために胸を打って泣き悲しみ、
18:10
彼女の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おま
えに対するさばきは、一瞬にしてきた』。
18:11
また、地の商人たちも彼女のために泣き悲しむ。もはや、彼らの商品を買う者が、ひとりもないからである。
18:12
その商品は、金、銀、宝石、真珠、麻布、紫布、絹、緋布、各種の香木、各種の象牙細工、高価な木材、銅、鉄、大理石などの器、
18:13
肉桂、香料、香、におい油、乳香、ぶどう酒、オリブ油、麦粉、麦、牛、羊、馬、車、奴隷、そして人身などである。
18:14
おまえの心の喜びであったくだものはなくなり、あらゆるはでな、はなやかな物はおまえから消え去った。それらのものはもはや見られな
い。
18:15
これらの品々を売って、彼女から富を得た商人は、彼女の苦しみに恐れをいだいて遠くに立ち、泣き悲しんで言う、
18:16
『ああ、わざわいだ、麻布と紫布と緋布をまとい、金や宝石や真珠で身を飾っていた大いなる都は、わざわいだ。
18:17
これほどの富が、一瞬にして無に帰してしまうとは』。また、すべての船長、航海者、水夫、すべて海で働いている人たちは、遠くに立
ち、
18:18
彼女が焼かれる火の煙を見て、叫んで言う、『これほどの大いなる都は、どこにあろう』。
18:19
彼らは頭にちりをかぶり、泣き悲しんで叫ぶ、『ああ、わざわいだ、この大いなる都は、わざわいだ。そのおごりによって、海に舟を持つ
すべての人が富を得ていたのに、この都も一瞬にして無に帰してしまった』。
口 語訳 黙 18:21
18:21
すると、ひとりの力強い御使が、大きなひきうすのような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、「大いなる都バビロンは、このよ
うに激しく打ち倒され、そして、全く姿を消してしまう。
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 エペ 4:9
4:9
「昇った」というのですから、低い所、地上に降りておられたのではないでしょうか。
新共同 Tペテ3:19
3:19
そして、霊においてキリストは、捕らわれていた霊たちのところへ行って宣教されました。
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 黙 18:22
18:22
竪琴を弾く者の奏でる音、歌をうたう者の声、/笛を吹く者やラッパを鳴らす者の楽の音は、/もはや決してお前のうちには聞かれない。あらゆる技術を身に着
けた者たちもだれ一人、/もはや決してお前のうちには見られない。ひき臼の音もまた、/もはや決してお前のうちには聞かれない。
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