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エゼキエル書 41:1−4   

拝殿

 

翻訳比較

聖書協会共同訳2018

◆41章
エゼ 41:1 彼は私を外陣に連れて行った。その脇柱を測ると、その幅は一方が六アンマ、他方も六アンマであった。これが脇柱の幅であった。
エゼ 41:2 入り口の幅は十アンマ、入り口の脇壁は一方が五アンマ、他方も五アンマであった。彼が外陣の長さを測ると四十アンマ、幅は二十アンマであった。
エゼ 41:3 彼が内部に入って、入り口の脇柱を測ると二アンマ、入り口は六アンマ、入り口の壁は両側ともそれぞれ七アンマであった。
エゼ 41:4 彼が内部の長さを測ると二十アンマであり、幅は外陣の前面で二十アンマであった。彼は私に「これが至聖所である」と言った。


フランシスコ会訳2013

エゼキエル書
 41

フランシスコ訳聖書 Eze <41>章 聖書本文

◆聖 所

001彼はわたしを聖所へ連れてい き、脇柱の幅を測った。一方は六アンマ、他方も六アンマあった。

002入り口の間口は十アンマ、入り 口の側壁の一方は五アンマ、他方も五アンマあった。聖所の奥行きを測ると四十アンマ、幅は二十アンマあった。

003内部に入り、入り口の脇柱を測 ると二アンマ、入り口は六アンマ、入り口の側壁はともに七アンマあった。

004奥行きを測ると二十アンマ、聖 所の前の横幅は二十アンマあった。彼はわたしに言った、「これが至聖所である」。


 

新共同訳1987

41:1 彼はわたしを拝殿に連れて行った。まず、脇柱を測ると、こちら側の幅は六アンマ、あちら側の幅も六アンマであった。これが脇柱の幅である。

41:2 入り口の幅は十アンマ、入り口の両側の壁の幅はこちら側が五アンマ、あちら側も五アンマであった。拝殿の奥行きを測ると四十アンマ、その横幅は二十アンマ であった。

41:3 内部に入って、次の入り口の脇柱の厚さを測ると二アンマ、その入り口自体の幅は六アンマ、入り口の両側の壁の幅はそれぞれ七アンマであった。

41:4 更に、拝殿の奥の面まで奥行きを測ると二十アンマ、その横幅も二十アンマであった。そして彼はわたしに、「ここが至聖所である」と言った。

 

新改訳1970

41:1 彼は私を本堂へ連れて行った。その壁柱を測ると、その幅は両側とも六キュビトであった。これが壁柱の幅であった。

41:2 入口の幅は十キュビト、入口の両わきの壁はそれぞれ五キュビトであり、本堂の長さを測ると、四十キュビト、幅は二十キュビトであった。

41:3 彼が奥にはいり、入口の壁柱を測ると、二キュビト、入口は六キュビト、入口の両わきの壁は七キュビトであった。

41:4 彼はまた、本堂に面して長さ二十キュビト、幅二十キュビトを測って、私に「これが至聖所だ。」と言った。

 

口語訳1955

41:1 彼がわたしを拝殿に連れて行って、脇柱を測ると、こなたの幅も六キュビト、かなたの幅も六キュビトあった。

41:2 その戸の幅は十キュビト、戸のわきの壁は、こなたも五キュビト、かなたも五キュビトあった。彼はまた拝殿の長さを測ると四十キュビト、その幅は二十キュビ トあった。

41:3 彼がまた内にはいって、戸の脇柱を測ると、それは二キュビトあり、戸の幅は六キュビト、戸のわきの壁は七キュビトあった。

41:4 彼はまた拝殿の奥の室の長さを測ると二十キュビト、幅も二十キュビトあった。そして彼はわたしに、これは至聖所であると言った。



文語訳1917
41:1 彼殿に我をひきゆきて柱を量るに此旁の寛六キユビト彼旁の寛六キユビト幕屋の寛なり
41:2 戸の寛は十キユビト戸の側柱は此旁も五キユビト彼旁も五キユビト彼量るに其長四十キユビト廣二十キユビトあり
41:3 内にいりて戸の柱を量るに二キユビトあり戸は六キユビト戸の濶は七キユビト
41:4 彼量るに其長二十キユビト廣二十キユビトにして殿に向ふ彼我に言けるは是至聖所なり

 

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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

・・・・

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ヘブ 9:3-8

9:3 また第二の幕の後に、別の場所があり、それは至聖所と呼ばれた。

9:4 そこには金の香壇と全面金でおおわれた契約の箱とが置かれ、その中にはマナのはいっている金のつぼと、芽を出したアロンのつえと、契 約の石板とが入れてあり、

9:5 箱の上には栄光に輝くケルビムがあって、贖罪所をおおっていた。これらのことについては、今ここで、いちいち述べることができない。

9:6 これらのものが、以上のように整えられた上で、祭司たちは常に幕屋の前の場所にはいって礼拝をするのであるが、

9:7 幕屋の奥には大祭司が年に一度だけはいるのであり、しかも自分自身と民とのあやまちのためにささげる血をたずさえないで行くことはな い。

9:8 それによって聖霊は、前方の幕屋が存在している限り、聖所にはいる道はまだ開かれていないことを、明らかに示している。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 黙  3:12

3:12 勝利を得る者を、わたしの神の神殿の柱にしよう。彼はもう決して外へ出ることはない。わたしはその者の上に、わたしの神の名と、わたしの神の都、すなわ ち、神のもとから出て天から下って来る新しいエルサレムの名、そして、わたしの新しい名を書き記そう。

 

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エゼキエル書 41:5−11  

脇室

 

翻訳比較



聖書協会共同訳2018
エゼ 41:5 彼が神殿の壁を測ると、その厚さは六アンマであった。神殿の周囲を囲む脇間の幅は四アンマであった。
エゼ 41:6 脇間は、脇間の上に脇間があって三階建てになっており、各階には三十の脇間があった。神殿の壁には脇間のために周囲に突き出た所があり、支えに なっていた。神殿の壁自体には、支えがなかった。
エゼ 41:7 脇間の回廊は、上に行くほど広くなっていた。それは、神殿の周囲を囲んで上に行くほど神殿の幅が広くなっていたからである。下の階からは中の階 を経て上の階に上るのである。
エゼ 41:8 私は神殿の周囲に高くなっている所を見た。それは脇間の土台で、継ぎ目まで竿いっぱい、すなわち六アンマであった。
エゼ 41:9 脇間の外壁の厚さは五アンマであった。空き地が、神殿の脇間と、
エゼ 41:10 神殿の周囲を囲む部屋との間にあり、その幅は二十アンマであった。
エゼ 41:11 脇間の入り口は空き地の方に向いていたが、そのうち一つの入り口は北を向いており、他の一つの入り口は南を向いていた。周囲の空き地部分は幅 五アンマで、周囲を囲んでいた。


フランシスコ会訳2013

◆脇 室

005神殿の壁の厚さを測ると六アン マ、神殿を囲む脇室の幅は四アンマあった。

006脇室は積み重なるように三層に なっていて、各層に三十の脇室があった。神殿の周囲の壁には張り出しがあり、それが脇室を支えていた。神殿の壁に支えられているので はなかった。

007脇室は上層になればなるほど広 くなっていた。なぜなら神殿は上に向かってさらにその周囲に広がりを見せていたからである。そのために、上層になるにつれて広くなっ ていた。最下層から最上層へは中間の層を通っていくようになっていた。

008神殿の周囲は高く盛り上がって いた。それは脇室の土台で、高さはちょうど一竿すなわち六アンマあった。

009脇室の外壁の厚さは五アンマ あった。神殿の脇室の間は空間となっていて、

010神殿を囲む部屋の幅は二十アン マあった。

011この空間に向かって脇室への入 り口があり、一つの戸口が北側に、別の戸口が南側にあった。この空間部分の幅は周囲五アンマあった。


 

新共同訳1987

41:5 彼が神殿の壁の厚さを測ると六アンマ、脇間の幅は四アンマで、神殿の周囲を囲んでいた。

41:6 脇間の上には脇間があって、三階建になっていた。各階に三十の脇間があった。神殿の壁には、周囲に突き出た所があって、脇間の支えになっていた。神殿の壁 には、支えが差し込まれていないからである。

41:7 回廊となっている神殿の脇間は上にいくほど広くなっており、神殿は各階ごとに回廊がついている。しかも、階が上がるごとに広くなっている。地階から最上階 へは中間の階を経て上っていく。

41:8 次にわたしは、神殿の周囲が一段と高く舗装されているのを見た。それは脇間の土台で、その高さはちょうど一竿、または六アンマであった。

41:9 脇間の外側の壁の厚さは五アンマであった。そして、空き地が神殿の脇間と、

41:10 神殿を取りまく周囲の部屋との間にあり、その横幅は二十アンマであった。

41:11 脇間の入り口については、一つが北へ、他の一つが南へ向いており、その間に空き地があった。この空き地は周囲にあって、その幅は五アンマであった。

 

新改訳1970

41:5 彼が神殿の壁を測ると、六キュビト、神殿の周囲を囲む階段式の脇間の幅は四キュビトであった。

41:6 階段式の脇間は三段に重なり、各段に三十あった。神殿の周囲の階段式の脇間は壁に固定してささえられ、神殿の壁は梁でささえられていなかった。

41:7 階段式の脇間の幅は階段を上るごとに広くなっていた。それは神殿の周囲にあるらせん階段を上るごとに、その段の幅も広くなり、その下の段から上の段へは中 央の階段を通って上るのである。

41:8 私は神殿の回りが高くなっているのを見た。階段式の脇間の土台は、長めの六キュビトの測りざおいっぱいであった。

41:9 階段式の脇間の外側の壁の厚さは五キュビトであった。神殿の階段式の脇間と、

41:10 部屋との間には空地があり、それが神殿の周囲を幅二十キュビトで囲んでいた。

41:11 階段式の脇間の入口は空地のほうに向き、一つの入口は北向きで、他の入口は南のほうに向き、その空地は幅五キュビトで周囲を囲んでいた。

 

口語訳1955

41:5 彼が宮の壁を測ると、その厚さは六キュビトあり、宮の周囲の脇間の広さは、四方おのおの四キュビトあり、

41:6 脇間は、室の上に室があって三階になり、各階に三十の室がある。宮の周囲の壁には、脇間をささえる突起があった。これは脇間が、宮の壁そのものによってさ さえられないためである。

41:7 脇間は、宮の周囲の各階にある突起につれて、階を重ねて上にいくにしたがって広くなり、宮の外部の階段が上に通じ、一階から三階へは、二階をとおって上る のである。

41:8 わたしはまた宮の周囲に高い所のあるのを見た。脇間の基を測ると、六キュビトの一さおあった。

41:9 脇間の外の壁の厚さは五キュビト、あき地になっている高い所は五キュビトあった。宮の高い所と、

41:10 庭の室の間には、宮の周囲に、広さ二十キュビトの所があった。

41:11 脇間の戸は、あき地になっている高い所に向かって開け、一つの戸は北に向かい、一つの戸は南に向かっていた。そのあき地になっている所の幅は、周囲五キュ ビトであった。



文語訳1917
41:5 彼室の壁を量るに六キユビトあり室の周圍の連接屋の寛は四キユビトなり
41:6 連接屋は三階にして各三十の間あり室の壁周圍の連接屋の側にありて連接屋は之に連りて堅く立つ然れども室の壁に挿入て堅く立るにあらず
41:7 連接屋は上にいたるに隨ひて廣くなり行く即ち家の圍牆家の四周に高くのぼれば家は上廣くして下のより上のにのぼる樣は中の割合にしたがふなり
41:8 我室に高き處あるを見る連接屋の基は一竿に足てその連接る處まで六キユビトなり
41:9 連接屋にある外の壁の厚は五キユビト室の連接屋の傍の隙もまた然り
41:10 室の間にあたりて家の四周に廣二十キユビトの處あり
41:11 連接屋の戸は皆かの隙にむかふ一の戸は北にむかひ一の戸は南にむかふ其隙たる處は四周にありて廣五キユビトなり

 

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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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エゼキエル書 41:12−15a

別殿と神殿域

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018「
エゼ 41:12 西側の神域に面した別殿は幅が七十アンマ、別殿の周囲の壁は厚さが五アンマで、その長さは九十アンマであった。
エゼ 41:13 彼が神殿を測ると、長さは百アンマであり、神域と別殿とその壁とで、長さが百アンマであった。
エゼ 41:14 神殿の東の正面と神域とで、その幅も百アンマであった。

フランシスコ会訳2013
◆西側の建物

012神殿の聖域の西側に面して建物 があった。その幅は七十アンマ、建物の周囲の壁の厚さは五アンマ、奥行きは九十アンマあった。

013神殿を測ると奥行きは百アン マ、聖域と建物およびその壁を合計した奥行きは百アンマあった。

014神殿の東正面と聖域を含めた幅 は百アンマあった。

015a聖域の後方にあり、聖域と向 かい合う建物の奥行きを測ると、一方の側と他方の側の壁も含めて百アンマあった


新共同訳1987

41:12 神殿の西側にある神域に面した別殿は奥行き七十アンマ、建物の周囲の壁は厚さ五アンマ、建物の横幅は九十アンマであった。

41:13 神殿を測ると、奥行きは百アンマであり、神域と別殿の奥行きとその壁の厚さを合計すると百アンマであった。

41:14 神殿の正面は、神域に面する裏側と同じくその幅は百アンマであり、

41:15a 神域に面し、その裏側にある別殿の横幅を測ると、その両側のテラスを含めて百アンマであった。

 

新改訳1970

41:12 西側の聖域にある建物は、その奥行が七十キュビト、その建物の回りの壁は、厚さ五キュビト、その間口は九十キュビトであった。

41:13 彼が神殿を測ると、長さは百キュビト、その聖域と建物とその壁とで、長さ百キュビトであった。

41:14 また、東側の聖域と神殿に面する幅も百キュビトであった。

41:15a 彼が神殿の裏にある聖域に面した建物の長さと、両側の回廊とを測ると、百キュビトであった。

 

口語訳1955

41:12 西の方の宮の庭に面した建物は、幅七十キュビト、その建物の周囲の壁の厚さは五キュビト、長さは九十キュビトであった。

41:13 彼が宮を測ると、その長さは百キュビトあり、その庭と建物と、その壁は長さ百キュビト、

41:14 また宮の東に面した所と庭との幅は百キュビトであった。

41:15a 彼が西の方の庭に面した建物と、その壁の長さを測ると、かなた、こなたともに百キュビトであった。


文語訳1917
41:12 西の方にあたる離處の前の建物は廣七十キユビトその建物の周圍の壁は厚五キユビト長九十キユビト
41:13 彼殿をはかるにその長百キユビトあり離處とその建物とその壁は長百キユビト
41:14 殿の面および離處の東面は廣百キユビトなり
41:15 彼後なる離處の前の建物の長を量れり其此旁彼旁の廊下は百キユビトありまた内殿と庭の廊を量り

 

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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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エゼキエル書 41:15b−26

神殿の装飾

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018
エゼ 41:15 b 奥の外陣と庭の廊、
エゼ 41:16 敷居と格子窓、敷居の前の三方を囲む回廊には、床から窓まで周りに羽目板がはめられていた。また窓には覆いがあった。
エゼ 41:17 入り口の上に、奥の神殿とその外部、また周囲のすべての壁の内側と外側にも等間隔に、
エゼ 41:18 ケルビムとなつめやしが刻まれていた。なつめやしはケルビムとケルビムの間にあり、ケルビムには二つの顔があった。
エゼ 41:19 人間の顔は一方のなつめやしに向き、若獅子の顔は他方のなつめやしに向いていた。それらは神殿全体の周りに刻まれていた。
エゼ 41:20 床から入り口の上まで、外陣の壁にはケルビムとなつめやしが刻まれていた。
エゼ 41:21 外陣の入り口の柱は四角であった。聖所の前には、木の祭壇のように見えるものがあった。
エゼ 41:22 その高さは三アンマ、長さは二アンマで、その四隅もその台もその側面も木でできていた。彼は私に語りかけた。「これが主の前にある台である」 と。
エゼ 41:23 外陣と聖所には二つの戸があり、
エゼ 41:24 戸には二つの扉があり、二つに折り畳むようになっていた。すなわち、一つの戸には二つの扉が、もう一つの戸にも二つの扉があった。
エゼ 41:25 それらの外陣の扉には、壁に刻まれているのと同じように、ケルビムとなつめやしが刻まれていた。廊の外側には木のひさしがあった。
エゼ 41:26 廊の脇壁には、両側に格子窓となつめやしの飾りがあり、神殿の脇間とひさしにも同じ飾りがあった。


フランシスコ会訳2013

◆神殿の装飾

015b聖所の内部と庭にある柱廊、

016敷居、格子窓、そして三層部分 の周りにある回廊には板が張り巡らされていた。それは床から窓、

017また入り口の上、さらに神殿の 内部と外部にまで及んでいた。内側と外側にある周囲の壁には羽目板があり、

018ケルブと棗椰子の飾りが施され ていた。棗椰子はケルブとケルブの中間にあり、ケルブには二つの顔が備わっていた。

019人間の顔が一方の棗椰子に、獅 子の顔が他方の棗椰子に向き合っていた。それは神殿の周囲全体に施されていた。

020床から入り口の上まで、聖所の 壁にはケルビムと棗椰子が施されていた。

021聖所の門柱は角形だった。至聖 所の前に一つのものが置いてあった。

022それは木製の祭壇のような形を していて、高さ三アンマ、長さ二アンマあり、その四隅、基底部、側面も木製だった。彼が説明を加えた、「これが主の前の卓である」。

023聖所と至聖所には二つの戸が あった。

024戸は各々両開きの扉になってい て、一方に二つの扉、他方にも二つの扉があった。

025聖所の扉には壁と同じようにケ ルブと棗椰子が施されていた。外にある脇柱の正面には木製の庇がついていた。

026柱廊の側壁と神殿の脇室および 庇の上には、一方の側もまた他方の側にも格子窓と棗椰子が施されていた。


 

新共同訳1987

41:15b 奥の拝殿とその前の廊と、

41:16 敷居、明かり取りの格子窓、敷居の前の三方にある周りのテラスは、それぞれ周囲を板ではり巡らされていた。その床から窓まで、それから窓枠も板張りであっ た。

41:17 そして、入り口の上まで、また、神殿の内側と外側にも、更に周囲の壁にも内側と外側に、くまなく、

41:18 ケルビムとなつめやしの模様が刻まれていた。なつめやしは、ケルビムとケルビムの間にあった。ケルビムには二つの顔があって、

41:19 人間の顔はこちらのなつめやしに向き、獅子の顔はあちらのなつめやしに向いていた。それは神殿の周りにも刻まれていた。

41:20 床から入り口の鴨居の上まで、神殿の壁にはケルビムとなつめやしが刻まれていた。

41:21 拝殿の入り口には四つの側柱があった。聖所の前にあったのは、

41:22 木製の祭壇で、その高さは三アンマ、長さは二アンマであり、四隅には縁があった。その台と側面は木製であった。彼はわたしに、「これは主の前に置かれた聖 卓である」と言った。

41:23 拝殿には、二つの扉があって、聖所にも

41:24 二つの扉があった。それぞれの扉は二つに折れるようになっていた。一つの扉は二枚となっており、他方の扉も二枚になっていた。

41:25 それらの拝殿の扉には、壁に刻まれているのと同じように、ケルビムとなつめやしが刻まれていた。廊の正面の外側には、木製の格子がついていた。

41:26 そして、明かり取りの格子窓と、なつめやしの模様が、廊の両側と神殿の脇間と差し掛け屋根にほどこされていた。

 

新改訳1970

41:15b 本堂の内側と、庭の玄関の間、

41:16 門口と格子窓と三段になった回廊とは、床から窓まで羽目板が張り巡らされていた。また、窓にはおおいがあった。

41:17 入口の上部にも、神殿の内側にも外側にも、これを囲むすべての壁の内側にも外側にも彫刻がしてあり、

41:18 ケルビムと、なつめやしの木とが彫刻してあった。なつめやしの木はケルブとケルブとの間にあり、おのおのケルブには二つの顔があった。

41:19 人間の顔は一方のなつめやしの木に向かい、若い獅子の顔は他方のなつめやしの木に向かい、このように、神殿全体の回りに彫刻してあった。

41:20 床から入口の上まで、本堂の壁にケルビムとなつめやしの木が彫刻してあった。

41:21 本堂の戸口の柱は四角で、至聖所の前には何かに似たものがあった。

41:22 それは木の祭壇のようであり、高さは三キュビト、長さは二キュビトで、その四隅も台も側面も木でできていた。彼は私に、「これが主の前にある机だ。」と 言った。

41:23 また、本堂と至聖所にそれぞれ二つのとびらがあり、

41:24 それらのとびらにはそれぞれ二つの戸が折りたたむようになっていた。すなわち、一つのとびらには二つの戸があり、ほかのとびらにも二つの戸があった。

41:25 本堂のとびらには、壁に彫刻されていたのと同じようなケルビムとなつめやしの木が彫刻してあった。外側の玄関の間の前には木のひさしがあった。

41:26 玄関の間の両わきの壁には格子窓となつめやしの木があり、神殿の階段式の脇間とひさしも同様であった。

 

口語訳1955

41:15b 宮の拝殿と、内部の室と、外の廊とには、羽目板があった。

41:16 これらの三つのものの周囲には、すべて引込み枠の窓があり、宮の敷居に面して、宮の周囲は、床から窓まで、羽目板であって、窓には、おおいがあった。

41:17 戸の上の空所、内室、外室ともに、羽目板であった。内室および拝殿の周囲のすべての壁には、同じように彫刻してあった。

41:18 すなわちケルビムと、しゅろとが彫刻してあった。ケルブとケルブとの間に、しゅろがあり、おのおののケルブには、二つの顔があり、

41:19 こなたには、しゅろに向かって、人の顔があり、かなたには、しゅろに向かって、若じしの顔があり、宮の周囲は、すべてこのように彫刻してあった。

41:20 床から戸の上まで、ケルビムと、しゅろとが、壁に彫刻してあった。

41:21 拝殿の柱は四角であった。聖所の前には、木の祭壇に似たものがあった。

41:22 その高さは三キュビト、長さは二キュビト、幅は二キュビトで、すみと、台と、壁とは、ともに木である。彼はわたしに言った、「これは主の前にある机であ る」

41:23 拝殿と聖所とには、二つの戸があり、

41:24 その戸には、二つのとびらがあった。すなわち二つの開き戸である。

41:25 拝殿の戸には、おのおのにケルビムと、しゅろとが、彫刻してあって、それは壁に彫刻したものと同じである。また外の廊に面して、木の天蓋があり、

41:26 廊の壁には、こなたかなたに引込み窓と、しゅろとがあった。



文語訳1917
41:15 彼後なる離處の前の建物の長を量れり其此旁彼旁の廊下は百キユビトありまた内殿と庭の廊を量り
41:16 彼の三にある處の閾と閉窓と周圍の廊下を量れり閾の對面に當りて周圍に嵌板あり窓まで地を量りしが窓は皆蔽ふてあり
41:17 戸の上なる處内室と外の處および内外の周圍の諸の壁まで量ることをなせり
41:18 ケルビムと棕櫚と造りてあり二のケルビムの間毎に一本の棕櫚ありケルブには二の面あり
41:19 此旁には人の面ありて棕櫚にむかひ彼旁には獅子の面ありて棕櫚にむかふ家の周圍に凡て是のごとく造りてあり
41:20 地より戸の上までケルビムと棕櫚の設あり殿の壁も然り
41:21 殿には四角の戸柱あり聖所の前にも同形の者あり
41:22 壇は木にして高三キユビト長二キユビトなり是に隅木ありその臺と其周圍も木なり彼われに言けるは是はヱホバの前の壇なり
41:23 殿と聖所とには二の戸あり
41:24 その戸に二の扉あり是二の開扉なり此戸に二箇彼戸に二箇の扉あり
41:25 殿の戸にケルビムと棕櫚つくりてあり壁におけるがごとし外の廊の前に木の段あり
41:26 廊の横壁と家の連接屋と段には此旁彼旁に閉窓と棕櫚あり

 

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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 黙  8:3

8:3 また、別の御使が出てきて、金の香炉を手に持って祭壇の前に立った。たくさんの香が彼に与えられていたが、これは、すべての聖徒の祈 に加えて、御座の前の金の祭壇の上にささげるためのものであった。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 黙  8:3

8:3 また、別の天使が来て、手に金の香炉を持って祭壇のそばに立つと、この天使に多くの香が渡された。すべての聖なる者たちの祈りに添えて、玉座の前にある金 の祭壇に献げるためである。

 

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