創世記 3:1−24
蛇の狡猾な誘いと神の叱責
翻訳比較
フランシスコ会訳2013
001さて神である主が造られた野の
すべての動物のうちで、蛇が最も狡猾であった。蛇は女に言った、「『お前たちは園にあるどの木の実も食べてはならない』と確かに神は
言ったのか」。
002女は蛇に答えた、「園にあるど
の木の実も食べてよいのですが、
003『園の中央にある木の実は食べ
てはならない。また触れてもならない。お前たちが死ぬといけないから』と神は仰せになりました」。
004しかし蛇は女に言った、「い
や、あなた方は死にはしない。
005それを食べると、あなた方の目
が開かれて善悪を知り、神のようになることを、神は知っているのだ」。
006そこで女が木を眺めると、その
実は食べるに適し、目を引きつけ、賢くなるには望ましいと思われた。そこで、それを取って食べ、ともにいた夫にも与えたので、彼も食
べた。
007すると二人の目は開かれ、自分
たちが裸であることを知った。そこで、二人はいちじくの葉をつづり合わせ、腰に巻く物を作った。
008いつものようにそよ風の吹き始
めるころ、二人は園をそぞろ歩きされる神である主の足音を聞いた。人とその妻は神である主を避け、園の木の間に隠れた。
009神である主は人に声をかけて仰
せになった、「お前はどこにいるのか」。
010そこで人は答えた、「園であな
たの足音を聞き、裸なので、恐れて隠れました」。
011すると、主は仰せになった、
「お前が裸であることを誰が教えたのか。わたしが食べてはならないと命じておいた木の実を、お前は食べたのか」。
012人は答えた、「わたしの連れ合
いとしてくださったあの女が木から取ってくれたので、わたしは食べました」。
013そこで神である主は女に仰せに
なった、「お前は何ということをしたのか」。女は答えた、「蛇がわたしを惑わしたので、食べました」。
罪の罰、救い主の約束
014神である主は蛇に仰せになっ た、
「お前はこのようなことをしたので、
すべての家畜、野のあらゆる獣のうちで呪われる。
お前は、一生、腹這い、塵を食べる。
015わたしはお前と女との間に、
またお前の子孫と女の子孫との間に敵意をおく。
彼はお前の頭を踏みつけ、
お前は彼のかかとに咬みつく」。
016次に女に仰せになった、
「わたしはお前の産みの苦しみを大きなものにする。
お前は苦しんで子を産む。
お前は夫を慕うが、夫はお前を抑えつける」。
017さらに人に仰せになった、「お
前は妻の言葉を聞き、食べてはならないと命じておいた木の実を食べたから、
土はお前の故に呪われたものとなった。
お前は一生労苦して土から糧を得よ。
018大地はお前のために茨と薊を生
やし、
お前は野の草を食べる。
019土から取られたお前は土に返る
まで、
額に汗して糧を得よ。
お前は塵であり、塵に返るのだから」。
020さて人はその妻をエバと名づけ
た。彼女は生きるものすべての母だからである。
021神である主は皮の衣を作り、人
とその妻に着せられた。
022神である主は仰せになった、
「見よ、人は善悪を知り、われわれのひとりのようになった。今や、人は命の木の実をも食べ、永遠に生きるであろうから、彼が手を伸ば
してこれを取らないように――」。
023そして、人をエデンの園から追
い出された。これは土から取られた彼に、その土を耕させるためである。
024神である主は人を追い払われ
た。そして命の木への道を守るためにエデンの園の東にケルビムと煌めく炎の剣とを置かれた。
3:1
主なる神が造られた野の生き物のうちで、最も賢いのは蛇であった。蛇は女に言った。「園のどの木からも食べてはいけない、などと神は言われたのか。」
3:2
女は蛇に答えた。「わたしたちは園の木の果実を食べてもよいのです。
3:3
でも、園の中央に生えている木の果実だけは、食べてはいけない、触れてもいけない、死んではいけないから、と神様はおっしゃいました。」
3:4
蛇は女に言った。「決して死ぬことはない。
3:5
それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存じなのだ。」
3:6
女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるように唆していた。女は実を取って食べ、一緒にいた男にも渡したので、彼も食べた。
3:7
二人の目は開け、自分たちが裸であることを知り、二人はいちじくの葉をつづり合わせ、腰を覆うものとした。
3:8
その日、風の吹くころ、主なる神が園の中を歩く音が聞こえてきた。アダムと女が、主なる神の顔を避けて、園の木の間に隠れると、
3:9
主なる神はアダムを呼ばれた。「どこにいるのか。」
3:10
彼は答えた。「あなたの足音が園の中に聞こえたので、恐ろしくなり、隠れております。わたしは裸ですから。」
3:11
神は言われた。「お前が裸であることを誰が告げたのか。取って食べるなと命じた木から食べたのか。」
3:12
アダムは答えた。「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」
3:13
主なる神は女に向かって言われた。「何ということをしたのか。」女は答えた。「蛇がだましたので、食べてしまいました。」
3:14
主なる神は、蛇に向かって言われた。「このようなことをしたお前は/あらゆる家畜、あらゆる野の獣の中で/呪われるものとなった。お前は、生涯這いまわ
り、塵を食らう。
3:15
お前と女、お前の子孫と女の子孫の間に/わたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕き/お前は彼のかかとを砕く。」
3:16
神は女に向かって言われた。「お前のはらみの苦しみを大きなものにする。お前は、苦しんで子を産む。お前は男を求め/彼はお前を支配する。」
3:17
神はアダムに向かって言われた。「お前は女の声に従い/取って食べるなと命じた木から食べた。お前のゆえに、土は呪われるものとなった。お前は、生涯食べ
物を得ようと苦しむ。
3:18
お前に対して/土は茨とあざみを生えいでさせる/野の草を食べようとするお前に。
3:19
お前は顔に汗を流してパンを得る/土に返るときまで。お前がそこから取られた土に。塵にすぎないお前は塵に返る。」
3:20
アダムは女をエバ(命)と名付けた。彼女がすべて命あるものの母となったからである。
3:21
主なる神は、アダムと女に皮の衣を作って着せられた。
3:22
主なる神は言われた。「人は我々の一人のように、善悪を知る者となった。今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きる者となるおそれがあ
る。」
3:23
主なる神は、彼をエデンの園から追い出し、彼に、自分がそこから取られた土を耕させることにされた。
3:24
こうしてアダムを追放し、命の木に至る道を守るために、エデンの園の東にケルビムと、きらめく剣の炎を置かれた。
新改訳1970
3:1
さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神
は、ほんとうに言われたのですか。」
3:2
女は蛇に言った。「私たちは、園にある木の実を食べてよいのです。
3:3
しかし、園の中央にある木の実について、神は、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ。』
と仰せになりました。」
3:4
そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。
3:5
あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」
3:6
そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、いっ
しょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。
3:7
このようにして、ふたりの目は開かれ、それで彼らは自分たちが裸であることを知った。そこで、彼らは、いちじくの葉をつづり合わせて、自分たちの腰のおお
いを作った。
3:8
そよ風の吹くころ、彼らは園を歩き回られる神である主の声を聞いた。それで人とその妻は、神である主の御顔を避けて園の木の間に身を隠した。
3:9
神である主は、人に呼びかけ、彼に仰せられた。「あなたは、どこにいるのか。」
3:10
彼は答えた。「私は園で、あなたの声を聞きました。それで私は裸なので、恐れて、隠れました。」
3:11
すると、仰せになった。「あなたが裸であるのを、だれがあなたに教えたのか。あなたは、食べてはならない、と命じておいた木から食べたのか。」
3:12
人は言った。「あなたが私のそばに置かれたこの女が、あの木から取って私にくれたので、私は食べたのです。」
3:13
そこで、神である主は女に仰せられた。「あなたは、いったいなんということをしたのか。」女は答えた。「蛇が私を惑わしたのです。それで私は食べたので
す。」
3:14
神である主は蛇に仰せられた。「おまえが、こんな事をしたので、おまえは、あらゆる家畜、あらゆる野の獣よりものろわれる。おまえは、一生、腹ばいで歩
き、ちりを食べなければならない。
3:15
わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」
3:16
女にはこう仰せられた。「わたしは、あなたのみごもりの苦しみを大いに増す。あなたは、苦しんで子を産まなければならない。しかも、あなたは夫を恋い慕う
が、彼は、あなたを支配することになる。」
3:17
また、アダムに仰せられた。「あなたが、妻の声に聞き従い、食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べたので、土地は、あなたのゆえにのろわれて
しまった。あなたは、一生、苦しんで食を得なければならない。
3:18
土地は、あなたのために、いばらとあざみを生えさせ、あなたは、野の草を食べなければならない。
3:19
あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついに、あなたは土に帰る。あなたはそこから取られたのだから。あなたはちりだから、ちりに帰らなければならない。」
3:20
さて、人は、その妻の名をエバと呼んだ。それは、彼女がすべて生きているものの母であったからである。
3:21
神である主は、アダムとその妻のために、皮の衣を作り、彼らに着せてくださった。
3:22
神である主は仰せられた。「見よ。人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るようになった。今、彼が、手を伸ばし、いのちの木からも取って食べ、永遠
に生きないように。」
3:23
そこで神である主は、人をエデンの園から追い出されたので、人は自分がそこから取り出された土を耕すようになった。
3:24
こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた。
口語訳1955
3:1
さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であった。へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われ
たのですか」。
3:2
女はへびに言った、「わたしたちは園の木の実を食べることは許されていますが、
3:3
ただ園の中央にある木の実については、これを取って食べるな、これに触れるな、死んではいけないからと、神は言われました」。
3:4
へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。
3:5
それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」。
3:6
女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も
食べた。
3:7
すると、ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったので、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。
3:8
彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。
3:9
主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。
3:10
彼は答えた、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だったので、恐れて身を隠したのです」。
3:11
神は言われた、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」。
3:12
人は答えた、「わたしと一緒にしてくださったあの女が、木から取ってくれたので、わたしは食べたのです」。
3:13
そこで主なる神は女に言われた、「あなたは、なんということをしたのです」。女は答えた、「へびがわたしをだましたのです。それでわたしは食べました」。
3:14
主なる神はへびに言われた、/「おまえは、この事を、したので、/すべての家畜、野のすべての獣のうち、/最ものろわれる。おまえは腹で、這いあるき、/
一生、ちりを食べるであろう。
3:15
わたしは恨みをおく、/おまえと女とのあいだに、/おまえのすえと女のすえとの間に。彼はおまえのかしらを砕き、/おまえは彼のかかとを砕くであろう」。
3:16
つぎに女に言われた、/「わたしはあなたの産みの苦しみを大いに増す。あなたは苦しんで子を産む。それでもなお、あなたは夫を慕い、/彼はあなたを治める
であろう」。
3:17
更に人に言われた、「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、わたしが命じた木から取って食べたので、/地はあなたのためにのろわれ、/あなたは一生、苦
しんで地から食物を取る。
3:18
地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、/あなたは野の草を食べるであろう。
3:19
あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、/あなたは土から取られたのだから。あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。
3:20
さて、人はその妻の名をエバと名づけた。彼女がすべて生きた者の母だからである。
3:21
主なる神は人とその妻とのために皮の着物を造って、彼らに着せられた。
3:22
主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れ
ない」。
3:23
そこで主なる神は彼をエデンの園から追い出して、人が造られたその土を耕させられた。
3:24
神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、回る炎のつるぎとを置いて、命の木の道を守らせられた。
文語訳1917
3:1
ヱホバ神の造りたまひし野の生物の中に蛇最も狡猾し蛇婦に言ひけるは神眞に汝等園の諸の樹の果は食ふべからずと言たまひしや
3:2 婦蛇に言けるは我等園の樹の果を食ふことを得
3:3 然ど園の中央に在樹の果實をば神汝等之を食ふべからず又之に捫るべからず恐は汝等死んと言給へり
3:4 蛇婦に言けるは汝等必らず死る事あらじ
3:5 神汝等が之を食ふ日には汝等の目開け汝等神の如くなりて善惡を知に至るを知りたまふなりと
3:6
婦樹を見ば食に善く目に美麗しく且智慧からんが爲に慕はしき樹なるによりて遂に其果實を取て食ひ亦之を己と偕なる夫に與へければ彼食へり
3:7 是において彼等の目倶に開て彼等其裸體なるを知り乃ち無花果樹の葉を綴て裳を作れり
3:8 彼等園の中に日の清涼き時分歩みたまふヱホバ神の聲を聞しかばアダムと其妻即ちヱホバ神の面を避て園の樹の間に身を匿せり
3:9 ヱホバ神アダムを召て之に言たまひけるは汝は何處にをるや
3:10 彼いひけるは我園の中に汝の聲を聞き裸體なるにより懼れて身を匿せりと
3:11 ヱホバ言たまひけるは誰が汝の裸なるを汝に告しや汝は我が汝に食ふなかれと命じたる樹の果を食ひたりしや
3:12 アダム言けるは汝が與て我と偕ならしめたまひし婦彼其樹の果實を我にあたへたれば我食へりと
3:13 ヱホバ神婦に言たまひけるは汝がなしたる此事は何ぞや婦言けるは蛇我を誘惑して我食へりと
3:14 ヱホバ神蛇に言たまひけるは汝是を爲たるに因て汝は諸の家畜と野の諸の獸よりも勝りて詛はる汝は腹行て一生の間塵を食ふべし
3:15 又我汝と婦の間および汝の苗裔と婦の苗裔の間に怨恨を置ん彼は汝の頭を碎き汝は彼の踵を碎かん
3:16 又婦に言たまひけるは我大に汝の懷姙の劬勞を増すべし汝は苦みて子を?ん又汝は夫をしたひ彼は汝を治めん
3:17
又アダムに言たまひけるは汝その妻の言を聽て我が汝に命じて食ふべからずと言たる樹の果を食ひしに縁て土は汝のために詛はる汝は一生のあひだ勞苦て其より
食を得ん
3:18 土は荊棘と薊とを汝のために生ずべしまた汝は野の草蔬を食ふべし
3:19 汝は面に汗して食物を食ひ終に土に歸らん其は其中より汝は取れたればなり汝は塵なれば塵に皈るべきなりと
3:20 アダム其妻の名をヱバと名けたり其は彼は群の生物の母なればなり
3:21 ヱホバ神アダムと其妻のために皮衣を作りて彼等に衣せたまへり
3:22
ヱホバ神曰たまひけるは視よ夫人我等の一の如くなりて善惡を知る然ば恐くは彼其手を舒べ生命の樹の果實をも取りて食ひ限無生んと
3:23 ヱホバ神彼をエデンの園よりいだし其取て造られたるところの土を耕さしめたまへり
3:24 斯神其人を逐出しエデンの園の東にケルビムと自から旋轉る焔の劍を置て生命の樹の途を保守りたまふ
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
拾う・・・
(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口語訳 Uコリ11:3
11:3
ただ恐れるのは、エバがへびの悪巧みで誘惑されたように、あなたがたの思いが汚されて、キリストに対する純情と貞操とを失いはしない
かということである。
口語訳 黙 12:9
12:9
この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投
げ落された。
口語訳 黙 20:2
20:2
彼は、悪魔でありサタンである龍、すなわち、かの年を経たへびを捕えて千年の間つなぎおき、
口語訳 ヨハ 8:44
8:44
あなたがたは自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者であって、その父の欲望どおりを行おうと思っている。彼は初めから、人殺しで
あって、真理に立つ者ではない。彼のうちには真理がないからである。彼が偽りを言うとき、いつも自分の本音をはいているのである。彼
は偽り者であり、偽りの父であるからだ。
口語訳 ロマ
5:12-19
5:12
このようなわけで、ひとりの人によって、罪がこの世にはいり、また罪によって死がはいってきたように、こうして、すべての人が罪を犯
したので、死が全人類にはいり込んだのである。
5:13
というのは、律法以前にも罪は世にあったが、律法がなければ、罪は罪として認められないのである。
5:14
しかし、アダムからモーセまでの間においても、アダムの違反と同じような罪を犯さなかった者も、死の支配を免れなかった。このアダム
は、きたるべき者の型である。
5:15
しかし、恵みの賜物は罪過の場合とは異なっている。すなわち、もしひとりの罪過のために多くの人が死んだとすれば、まして、神の恵み
と、ひとりの人イエス・キリストの恵みによる賜物とは、さらに豊かに多くの人々に満ちあふれたはずではないか。
5:16
かつ、この賜物は、ひとりの犯した罪の結果とは異なっている。なぜなら、さばきの場合は、ひとりの罪過から、罪に定めることになった
が、恵みの場合には、多くの人の罪過から、義とする結果になるからである。
5:17
もし、ひとりの罪過によって、そのひとりをとおして死が支配するに至ったとすれば、まして、あふれるばかりの恵みと義の賜物とを受け
ている者たちは、ひとりのイエス・キリストをとおし、いのちにあって、さらに力強く支配するはずではないか。
5:18
このようなわけで、ひとりの罪過によってすべての人が罪に定められたように、ひとりの義なる行為によって、いのちを得させる義がすべ
ての人に及ぶのである。
5:19
すなわち、ひとりの人の不従順によって、多くの人が罪人とされたと同じように、ひとりの従順によって、多くの人が義人とされるのであ
る。
口語訳 Tテモ2:14
2:14
またアダムは惑わされなかったが、女は惑わされて、あやまちを犯した。
口語訳 ヤコ
1:14-15
1:14
人が誘惑に陥るのは、それぞれ、欲に引かれ、さそわれるからである。
1:15
欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死を生み出す。
口語訳 Tヨハ2:16
2:16
すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、持ち物の誇は、父から出たものではなく、世から出たものである。
口語訳 黙 6:15-17
6:15
地の王たち、高官、千卒長、富める者、勇者、奴隷、自由人らはみな、ほら穴や山の岩かげに、身をかくした。
6:16
そして、山と岩とにむかって言った、「さあ、われわれをおおって、御座にいますかたの御顔と小羊の怒りとから、かくまってくれ。
6:17
御怒りの大いなる日が、すでにきたのだ。だれが、その前に立つことができようか」。
口語訳 黙 12:17
12:17
龍は、女に対して怒りを発し、女の残りの子ら、すなわち、神の戒めを守り、イエスのあかしを持っている者たちに対して、戦いをいどむ
ために、出て行った。
口語訳 マタ 1:18
1:18
イエス・キリストの誕生の次第はこうであった。母マリヤはヨセフと婚約していたが、まだ一緒にならない前に、聖霊によって身重になっ
た。
口語訳 マタ 1:25
1:25
しかし、子が生れるまでは、彼女を知ることはなかった。そして、その子をイエスと名づけた。
口語訳 ヨハ 16:21
16:21
女が子を産む場合には、その時がきたというので、不安を感じる。しかし、子を産んでしまえば、もはやその苦しみをおぼえてはいない。
ひとりの人がこの世に生れた、という喜びがあるためである。
口語訳 Tテモ2:15
2:15
しかし、女が慎み深く、信仰と愛と清さとを持ち続けるなら、子を産むことによって救われるであろう。
口語訳 Tコリ11:3
11:3
しかし、あなたがたに知っていてもらいたい。すべての男のかしらはキリストであり、女のかしらは男であり、キリストのかしらは神であ
る。
口語訳 Tコリ14:34
14:34
婦人たちは教会では黙っていなければならない。彼らは語ることが許されていない。だから、律法も命じているように、服従すべきであ
る。
口語訳 エペ 5:22
5:22
妻たる者よ。主に仕えるように自分の夫に仕えなさい。
口語訳 テト 2:5
2:5
慎み深く、純潔で、家事に努め、善良で、自分の夫に従順であるように教えることになり、したがって、神の言がそしりを受けないようになるであろう。
口語訳 Tペテ3:1
3:1
同じように、妻たる者よ。夫に仕えなさい。そうすれば、たとい御言に従わない夫であっても、
口語訳 ロマ
8:20-22
8:20
なぜなら、被造物が虚無に服したのは、自分の意志によるのではなく、服従させたかたによるのであり、
8:21
かつ、被造物自身にも、滅びのなわめから解放されて、神の子たちの栄光の自由に入る望みが残されているからである。
8:22
実に、被造物全体が、今に至るまで、共にうめき共に産みの苦しみを続けていることを、わたしたちは知っている。
口語訳 ヘブ 6:8
6:8
しかし、いばらやあざみをはえさせるなら、それは無用になり、やがてのろわれ、ついには焼かれてしまう。
口語訳 Tテモ2:13
2:13
なぜなら、アダムがさきに造られ、それからエバが造られたからである。
口語訳 黙 22:14
22:14
いのちの木にあずかる特権を与えられ、また門をとおって都にはいるために、自分の着物を洗う者たちは、さいわいである。
口語訳 ヘブ 1:7
1:7
また、御使たちについては、/「神は、御使たちを風とし、/ご自分に仕える者たちを炎とされる」/と言われているが、
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口語訳 Uコリ11:3
11:3
ただ恐れるのは、エバがへびの悪巧みで誘惑されたように、あなたがたの思いが汚されて、キリストに対する純情と貞操とを失いはしないかということである。
口語訳 黙 12:17
12:17
龍は、女に対して怒りを発し、女の残りの子ら、すなわち、神の戒めを守り、イエスのあかしを持っている者たちに対して、戦いをいどむために、出て行った。
口語訳 黙 12:2
12:2
この女は子を宿しており、産みの苦しみと悩みとのために、泣き叫んでいた。
口語訳 ロマ 8:20
8:20
なぜなら、被造物が虚無に服したのは、自分の意志によるのではなく、服従させたかたによるのであり、
口語訳 ロマ 5:12
5:12
このようなわけで、ひとりの人によって、罪がこの世にはいり、また罪によって死がはいってきたように、こうして、すべての人が罪を犯したので、死が全人類
にはいり込んだのである。
口語訳 黙 22:1-2
22:1
御使はまた、水晶のように輝いているいのちの水の川をわたしに見せてくれた。この川は、神と小羊との御座から出て、
22:2
都の大通りの中央を流れている。川の両側にはいのちの木があって、十二種の実を結び、その実は毎月みのり、その木の葉は諸国民をいやす。
口語訳 黙 22:14
22:14
いのちの木にあずかる特権を与えられ、また門をとおって都にはいるために、自分の着物を洗う者たちは、さいわいである。
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 ヨハ 8:44
8:44
あなたたちは、悪魔である父から出た者であって、その父の欲望を満たしたいと思っている。悪魔は最初から人殺しであって、真理をよりどころとしていない。
彼の内には真理がないからだ。悪魔が偽りを言うときは、その本性から言っている。自分が偽り者であり、その父だからである。
新共同 ヤコ
1:14-15
1:14
むしろ、人はそれぞれ、自分自身の欲望に引かれ、唆されて、誘惑に陥るのです。
1:15
そして、欲望ははらんで罪を生み、罪が熟して死を生みます。
新共同 Tテモ2:14
2:14
しかも、アダムはだまされませんでしたが、女はだまされて、罪を犯してしまいました。
新共同 Uコリ11:3
11:3
ただ、エバが蛇の悪だくみで欺かれたように、あなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真心と純潔とからそれてしまうのではないかと心配しています。
新共同 エペ
5:22-23
5:22
妻たちよ、主に仕えるように、自分の夫に仕えなさい。
5:23
キリストが教会の頭であり、自らその体の救い主であるように、夫は妻の頭だからです。
新共同 Tテモ2:12
2:12
婦人が教えたり、男の上に立ったりするのを、わたしは許しません。むしろ、静かにしているべきです。
新共同 Uテサ3:10
3:10
実際、あなたがたのもとにいたとき、わたしたちは、「働きたくない者は、食べてはならない」と命じていました。
新共同 Uテサ3:10
3:10
実際、あなたがたのもとにいたとき、わたしたちは、「働きたくない者は、食べてはならない」と命じていました。
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 ヨハ 8:44
8:44
あなたたちは、悪魔である父から出た者であって、その父の欲望を満たしたいと思っている。悪魔は最初から人殺しであって、真理をよりどころとしていない。
彼の内には真理がないからだ。悪魔が偽りを言うときは、その本性から言っている。自分が偽り者であり、その父だからである。
新共同 ロマ
5:12-21
5:12
このようなわけで、一人の人によって罪が世に入り、罪によって死が入り込んだように、死はすべての人に及んだのです。すべての人が罪を犯したからです。
5:13
律法が与えられる前にも罪は世にあったが、律法がなければ、罪は罪と認められないわけです。
5:14
しかし、アダムからモーセまでの間にも、アダムの違犯と同じような罪を犯さなかった人の上にさえ、死は支配しました。実にアダムは、来るべき方を前もって
表す者だったのです。
5:15
しかし、恵みの賜物は罪とは比較になりません。一人の罪によって多くの人が死ぬことになったとすれば、なおさら、神の恵みと一人の人イエス・キリストの恵
みの賜物とは、多くの人に豊かに注がれるのです。
5:16
この賜物は、罪を犯した一人によってもたらされたようなものではありません。裁きの場合は、一つの罪でも有罪の判決が下されますが、恵みが働くときには、
いかに多くの罪があっても、無罪の判決が下されるからです。
5:17
一人の罪によって、その一人を通して死が支配するようになったとすれば、なおさら、神の恵みと義の賜物とを豊かに受けている人は、一人のイエス・キリスト
を通して生き、支配するようになるのです。
5:18
そこで、一人の罪によってすべての人に有罪の判決が下されたように、一人の正しい行為によって、すべての人が義とされて命を得ることになったのです。
5:19
一人の人の不従順によって多くの人が罪人とされたように、一人の従順によって多くの人が正しい者とされるのです。
5:20
律法が入り込んで来たのは、罪が増し加わるためでありました。しかし、罪が増したところには、恵みはなおいっそう満ちあふれました。
5:21
こうして、罪が死によって支配していたように、恵みも義によって支配しつつ、わたしたちの主イエス・キリストを通して永遠の命に導くのです。
新共同 黙 12:9
12:9
この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者は、投げ落とされた。地上に投げ落とされたのである。その使いたちも、もろ
ともに投げ落とされた。
新共同 マタ 10:16
10:16
「わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ。だから、蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。
新共同 Uコリ11:3
11:3
ただ、エバが蛇の悪だくみで欺かれたように、あなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真心と純潔とからそれてしまうのではないかと心配しています。
新共同 黙 20:2
20:2
この天使は、悪魔でもサタンでもある、年を経たあの蛇、つまり竜を取り押さえ、千年の間縛っておき、
新共同 ヤコ 1:13
1:13
誘惑に遭うとき、だれも、「神に誘惑されている」と言ってはなりません。神は、悪の誘惑を受けるような方ではなく、また、御自分でも人を誘惑したりなさら
ないからです。
新共同 Tテモ2:14
2:14
しかも、アダムはだまされませんでしたが、女はだまされて、罪を犯してしまいました。
新共同 ロマ 16:20
16:20
平和の源である神は間もなく、サタンをあなたがたの足の下で打ち砕かれるでしょう。わたしたちの主イエスの恵みが、あなたがたと共にあるように。
新共同 ヨハ 16:21
16:21
女は子供を産むとき、苦しむものだ。自分の時が来たからである。しかし、子供が生まれると、一人の人間が世に生まれ出た喜びのために、もはやその苦痛を思
い出さない。
新共同 ロマ 8:22
8:22
被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていることを、わたしたちは知っています。
新共同 Tテモ2:15
2:15
しかし婦人は、信仰と愛と清さを保ち続け、貞淑であるならば、子を産むことによって救われます。
新共同 Tコリ14:34
14:34
婦人たちは、教会では黙っていなさい。婦人たちには語ることが許されていません。律法も言っているように、婦人たちは従う者でありなさい。
新共同 ロマ 5:12
5:12
このようなわけで、一人の人によって罪が世に入り、罪によって死が入り込んだように、死はすべての人に及んだのです。すべての人が罪を犯したからです。
新共同 Tコリ15:21-22
15:21
死が一人の人によって来たのだから、死者の復活も一人の人によって来るのです。
15:22
つまり、アダムによってすべての人が死ぬことになったように、キリストによってすべての人が生かされることになるのです。
新共同 Uコリ11:3
11:3
ただ、エバが蛇の悪だくみで欺かれたように、あなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真心と純潔とからそれてしまうのではないかと心配しています。
新共同 Tテモ2:13
2:13
なぜならば、アダムが最初に造られ、それからエバが造られたからです。
新共同 黙 22:14
22:14
命の木に対する権利を与えられ、門を通って都に入れるように、自分の衣を洗い清める者は幸いである。
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