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創世記 16:1−16

アブラム, 男子イシュマエルをもうける

 

                                        翻訳比較

聖書協会共同訳2018
◆ハガルとイシュマエル
創 16:1 アブラムの妻サライには、子どもが生まれなかった。彼女には、その名をハガルと言うエジプト人の女奴隷がいた。
創 16:2 サライはアブラムに言った。「主は私に子どもを授けてくださいません。どうか私の女奴隷のところに入ってください。そうすれば私は彼女によって 子どもを持つことができるかもしれません。」アブラムはサライの願いを聞き入れた。
創 16:3 そこでアブラムの妻サライは、エジプト人の女奴隷ハガルを連れて来て、夫アブラムに妻として差し出した。アブラムがカナンの地に住んで十年が過 ぎた頃のことであった。
創 16:4 アブラムがハガルのところに入ると、彼女は身ごもった。ところが、身ごもったのが分かると、彼女は女主人を見下した。
創 16:5 そこでサライはアブラムに言った。「あなたのせいで私はひどい目に遭いました。あなたに女奴隷を差し出したのはこの私ですのに、彼女は身ごもっ たのが分かると、私を見下すようになりました。主が私とあなたとの間を裁かれますように。」
創 16:6 アブラムはサライに言った。「女奴隷はあなたのものだ。好きなようにするがよい。」サライは彼女につらく当たったので、彼女はサライの前から逃 げて行った。
創 16:7 すると、主の使いが荒れ野にある泉のほとり、シュルへの道沿いにある泉のほとりで彼女を見つけ、
創 16:8 尋ねた。「サライの女奴隷ハガル。あなたはどこから来て、どこへ行こうとしているのか。」彼女が、「私は女主人サライの前から逃げているところ です」と答えると、
創 16:9 主の使いは言った。「女主人のもとに戻り、そのもとでへりくだって仕えなさい。」
創 16:10 主の使いはまた言った。「私はあなたの子孫を大いに増やす。それはあまりに多くて数えきれないほどである。」
創 16:11 主の使いはさらに言った。/「あなたは身ごもっており、やがて男の子を産む。/その子をイシュマエルと名付けなさい。/主があなたの苦しみを 聞かれたからである。
創 16:12 彼は野ろばのような人となり/その手はすべての者に逆らい/すべての者の手は彼に逆らう。/彼はすべての兄弟と対立して/暮らすようにな る。」
創 16:13 ハガルは、自分に語りかけた主の名を、「あなたはエル・ロイです」と呼んだ。「私はここでも、私を見守る方の後ろ姿を見たのでしょうか」と 言ったからである。
創 16:14 そこでその井戸は、ベエル・ラハイ・ロイと呼ばれるようになった。それはカデシュとベレドの間にある。
創 16:15 ハガルはアブラムに男の子を産み、アブラムはハガルが産んだ男の子をイシュマエルと名付けた。
創 16:16 ハガルがイシュマエルを産んだとき、アブラムは八十六歳であった。


フランシスコ会訳2013
001
アブラムの妻サライには子供が生まれなかった。彼女には、ハガルというエジプト人のはしためが いた。

002サ ライはアブラムに言った、「主はわたしに子供を授けてくださいません。どうかわたしのはしための所に入ってください。彼女によっ て、わたしは子供を授かるかもしれません」。アブラムはサライの言うことを聞き入れた。

003ア ブラムの妻サライはエジプト人のはしためハガルを連れてきて、夫アブラムに妻として与えた。アブラムがカナンの地に住んでから十 年後のことである。

004彼 はハガルの所に入り、彼女は身籠った。ハガルは自分が身籠ったことを知ると、女主人を軽んじるようになった。

005サ ライはアブラムに言った、「わたしの受けた侮辱はあなたのせいです。わたしがあなたの胸にわたしのはしためを与えたのに、彼女は 自分が身籠ったことを知ると、わたしを侮辱するようになりました。主がわたしとあなたの間を裁かれますように」。

006ア ブラムがサライに答えた、「お前のはしためはお前の手の中にある。お前の好きなようにしなさい」。サライははしためを苦しめたの で、彼女はサライのもとから逃げた。

007主 の使いが、荒れ野の泉、シュルへの道にある泉のほとりで彼女と出会って尋ねた、

008「サ ライのはしためハガルよ、お前はどこから来て、どこへ行くのか」。ハガルは答えた、「わたしの女主人サライのもとから逃げている ところです」。

009主 の使いは彼女に言った、「女主人のもとに帰り、従順に仕えなさい」。

010主 の使いはまた、彼女に言った、「わたしはお前の子孫を数えることができないほど多く増やす」。

011主 の使いはさらに彼女に言った、

「お 前は身籠っている。

そ して男の子を産む。

そ の子をイシュマエルと名づけなさい。

主 がお前の苦しみを聞かれたからである。

012彼 は野生のろばのような者となり、

そ の手はすべての人に逆らい、

人々 の手はみな、彼に逆らう。

彼 はすべての兄弟と敵対して生活する」。

013ハ ガルは自分に語られた主を、「あなたはエル・ロイです」と呼んだ。彼女は言った、「わたしは今、ここで、わたしを顧みられる神を 見た」。

014そ こで、その井戸はベエル・ラハイ・ロイと呼ばれた。それはカデシュとベレドの間にある。

015ハ ガルはアブラムに男の子を産んだ。アブラムは、ハガルが産んだその子をイシュマエルと名づけた。

016ハ ガルがアブラムにイシュマエルを産んだとき、アブラムは八十六歳であった。


 

新共同訳1987

16:1 アブラムの妻サライには、子供が生まれなかった。彼女には、ハガルというエジプト人の女奴隷がいた。

16:2 サライはアブラムに言った。「主はわたしに子供を授けてくださいません。どうぞ、わたしの女奴隷のところに入ってください。わたしは彼女によって、子供を 与えられるかもしれません。」アブラムは、サライの願いを聞き入れた。

16:3 アブラムの妻サライは、エジプト人の女奴隷ハガルを連れて来て、夫アブラムの側女とした。アブラムがカナン地方に住んでから、十年後のことであった。

16:4 アブラムはハガルのところに入り、彼女は身ごもった。ところが、自分が身ごもったのを知ると、彼女は女主人を軽んじた。

16:5 サライはアブラムに言った。「わたしが不当な目に遭ったのは、あなたのせいです。女奴隷をあなたのふところに与えたのはわたしなのに、彼女は自分が身ご もったのを知ると、わたしを軽んじるようになりました。主がわたしとあなたとの間を裁かれますように。」

16:6 アブラムはサライに答えた。「あなたの女奴隷はあなたのものだ。好きなようにするがいい。」サライは彼女につらく当たったので、彼女はサライのもとから逃 げた。

16:7 主の御使いが荒れ野の泉のほとり、シュル街道に沿う泉のほとりで彼女と出会って、

16:8 言った。「サライの女奴隷ハガルよ。あなたはどこから来て、どこへ行こうとしているのか。」「女主人サライのもとから逃げているところです」と答えると、

16:9 主の御使いは言った。「女主人のもとに帰り、従順に仕えなさい。」

16:10 主の御使いは更に言った。「わたしは、あなたの子孫を数えきれないほど多く増やす。」

16:11 主の御使いはまた言った。「今、あなたは身ごもっている。やがてあなたは男の子を産む。その子をイシュマエルと名付けなさい/主があなたの悩みをお聞きに なられたから。

16:12 彼は野生のろばのような人になる。彼があらゆる人にこぶしを振りかざすので/人々は皆、彼にこぶしを振るう。彼は兄弟すべてに敵対して暮らす。」

16:13 ハガルは自分に語りかけた主の御名を呼んで、「あなたこそエル・ロイ(わたしを顧みられる神)です」と言った。それは、彼女が、「神がわたしを顧みられた 後もなお、わたしはここで見続けていたではないか」と言ったからである。

16:14 そこで、その井戸は、ベエル・ラハイ・ロイと呼ばれるようになった。それはカデシュとベレドの間にある。

16:15 ハガルはアブラムとの間に男の子を産んだ。アブラムは、ハガルが産んだ男の子をイシュマエルと名付けた。

16:16 ハガルがイシュマエルを産んだとき、アブラムは八十六歳であった。

 

新改訳1970

16:1 アブラムの妻サライは、彼に子どもを産まなかった。彼女にはエジプト人の女奴隷がいて、その名をハガルといった。

16:2 サライはアブラムに言った。「ご存じのように、主は私が子どもを産めないようにしておられます。どうぞ、私の女奴隷のところにおはいりください。たぶん彼 女によって、私は子どもの母になれるでしょう。」アブラムはサライの言うことを聞き入れた。

16:3 アブラムの妻サライは、アブラムがカナンの土地に住んでから十年後に、彼女の女奴隷のエジプト人ハガルを連れて来て、夫アブラムに妻として与えた。

16:4 彼はハガルのところにはいった。そして彼女はみごもった。彼女は自分がみごもったのを知って、自分の女主人を見下げるようになった。

16:5 そこでサライはアブラムに言った。「私に対するこの横柄さは、あなたのせいです。私自身が私の女奴隷をあなたのふところに与えたのですが、彼女は自分がみ ごもっているのを見て、私を見下げるようになりました。主が、私とあなたの間をおさばきになりますように。」

16:6 アブラムはサライに言った。「ご覧。あなたの女奴隷は、あなたの手の中にある。彼女をあなたの好きなようにしなさい。」それで、サライが彼女をいじめたの で、彼女はサライのもとから逃げ去った。

16:7 主の使いは、荒野の泉のほとり、シュルへの道にある泉のほとりで、彼女を見つけ、

16:8 「サライの女奴隷ハガル。あなたはどこから来て、どこへ行くのか。」と尋ねた。彼女は答えた。「私の女主人サライのところから逃げているところです。」

16:9 そこで、主の使いは彼女に言った。「あなたの女主人のもとに帰りなさい。そして、彼女のもとで身を低くしなさい。」

16:10 また、主の使いは彼女に言った。「あなたの子孫は、わたしが大いにふやすので、数えきれないほどになる。」

16:11 さらに、主の使いは彼女に言った。「見よ。あなたはみごもっている。男の子を産もうとしている。その子をイシュマエルと名づけなさい。主があなたの苦しみ を聞き入れられたから。

16:12 彼は野生のろばのような人となり、その手は、すべての人に逆らい、すべての人の手も、彼に逆らう。彼はすべての兄弟に敵対して住もう。」

16:13 そこで、彼女は自分に語りかけられた主の名を「あなたはエル・ロイ。」と呼んだ。それは、「ご覧になる方のうしろを私が見て、なおもここにいるとは。」と 彼女が言ったからである。

16:14 それゆえ、その井戸は、ベエル・ラハイ・ロイと呼ばれた。それは、カデシュとベレデの間にある。

16:15 ハガルは、アブラムに男の子を産んだ。アブラムは、ハガルが産んだその男の子をイシュマエルと名づけた。

16:16 ハガルがアブラムにイシュマエルを産んだとき、アブラムは八十六歳であった。

 

口語訳1955

16:1 アブラムの妻サライは子を産まなかった。彼女にひとりのつかえめがあった。エジプトの女で名をハガルといった。

16:2 サライはアブラムに言った、「主はわたしに子をお授けになりません。どうぞ、わたしのつかえめの所におはいりください。彼女によってわたしは子をもつこと になるでしょう」。アブラムはサライの言葉を聞きいれた。

16:3 アブラムの妻サライはそのつかえめエジプトの女ハガルをとって、夫アブラムに妻として与えた。これはアブラムがカナンの地に十年住んだ後であった。

16:4 彼はハガルの所にはいり、ハガルは子をはらんだ。彼女は自分のはらんだのを見て、女主人を見下げるようになった。

16:5 そこでサライはアブラムに言った、「わたしが受けた害はあなたの責任です。わたしのつかえめをあなたのふところに与えたのに、彼女は自分のはらんだのを見 て、わたしを見下げます。どうか、主があなたとわたしの間をおさばきになるように」。

16:6 アブラムはサライに言った、「あなたのつかえめはあなたの手のうちにある。あなたの好きなように彼女にしなさい」。そしてサライが彼女を苦しめたので、彼 女はサライの顔を避けて逃げた。

16:7 主の使は荒野にある泉のほとり、すなわちシュルの道にある泉のほとりで、彼女に会い、

16:8 そして言った、「サライのつかえめハガルよ、あなたはどこからきたのですか、またどこへ行くのですか」。彼女は言った、「わたしは女主人サライの顔を避け て逃げているのです」。

16:9 主の使は彼女に言った、「あなたは女主人のもとに帰って、その手に身を任せなさい」。

16:10 主の使はまた彼女に言った、「わたしは大いにあなたの子孫を増して、数えきれないほどに多くしましょう」。

16:11 主の使はまた彼女に言った、「あなたは、みごもっています。あなたは男の子を産むでしょう。名をイシマエルと名づけなさい。主があなたの苦しみを聞かれた のです。

16:12 彼は野ろばのような人となり、その手はすべての人に逆らい、すべての人の手は彼に逆らい、彼はすべての兄弟に敵して住むでしょう」。

16:13 そこで、ハガルは自分に語られた主の名を呼んで、「あなたはエル・ロイです」と言った。彼女が「ここでも、わたしを見ていられるかたのうしろを拝めたの か」と言ったことによる。

16:14 それでその井戸は「ベエル・ラハイ・ロイ」と呼ばれた。これはカデシとベレデの間にある。

16:15 ハガルはアブラムに男の子を産んだ。アブラムはハガルが産んだ子の名をイシマエルと名づけた。

16:16 ハガルがイシマエルをアブラムに産んだ時、アブラムは八十六歳であった。

 


文 語訳1917
16:1 アブラムの妻サライ子女を生ざりき彼に一人の侍女ありしがエジプト人にして其名をハガルと曰り
16:2 サライ、アブラムに言けるは視よヱホバわが子を生むことを禁めたまひければ請ふ我が侍女の所に入れ我彼よりして子女を得ることあらんとアブラム、サライの 言を聽いれたり
16:3 アブラムの妻サライ其侍女なるエジプト人ハガルを取て之を其夫アブラムに與へて妻となさしめたり是はアブラムがカナンの地に十年住みたる後なりき
16:4 是においてアブラム、ハガルの所に入るハガル遂に孕みければ己の孕めるを見て其女主を藐視たり
16:5 サライ、アブラムに言けるはわが蒙れる害は汝に歸すべし我わが侍女を汝の懷に與へたるに彼己の孕るを見て我を藐視ぐ願はヱホバ我と汝の間の事を鞫きたまへ
16:6 アブラム、サライに言けるは視よ汝の侍女は汝の手の中にあり汝の目に善と見ゆる所を彼に爲すべしサライ乃ち彼を苦めければ彼サライの面を避て逃たり
16:7 ヱホバの使者曠野の泉の旁即ちシユルの路にある泉の旁にて彼に遭ひて
16:8 言けるはサライの侍女ハガルよ汝何處より來れるや又何處に往や彼言けるは我は女主サライの面をさけて逃るなり
16:9 ヱホバの使者彼に言けるは汝の女主の許に返り身を其手に任すべし
16:10 ヱホバの使者又彼に言ひけるは我大に汝の子孫を増し其數を衆多して數ふることあたはざらしめん
16:11 ヱホバの使者又彼に言けるは汝孕めり男子を生まん其名をイシマエル(神聽知)と名くべしヱホバ汝の艱難を聽知したまへばなり
16:12 彼は野驢馬の如き人とならん其手は諸の人に敵し諸の人の手はこれに敵すべし彼は其諸の兄弟の東に住んと
16:13 ハガル己に諭したまへるヱホバの名をアタエルロイ(汝は見たまふ神なり)とよべり彼いふ我視たる後尚生るやと
16:14 是をもて其井はベエルラハイロイ(我を見る活る者の井)と呼ばる是はカデシとベレデの間にあり
16:15 ハガル、アブラムの男子を生めりアブラム、ハガルの生める其子の名をイシマエルと名づけたり
16:16 ハガル、イシマエルをアブラムに生める時アブラムは八十六歳なりき
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各国旧約聖書における新約聖書の引照

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(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口語訳 ガラ 4:24

4:24 さて、この物語は比喩としてみられる。すなわち、この女たちは二つの契約をさす。そのひとりはシナイ山から出て、奴隷となる者を産 む。ハガルがそれである。

 

口語訳 Tペテ3:7

3:7 夫たる者よ。あなたがたも同じように、女は自分よりも弱い器であることを認めて、知識に従って妻と共に住み、いのちの恵みを共どもに受け継ぐ者として、尊 びなさい。それは、あなたがたの祈が妨げられないためである。

 

口語訳 テト 2:9

2:9 奴隷には、万事につけその主人に服従して、喜ばれるようになり、反抗をせず、

 

口語訳 ルカ 1:13

1:13 そこで御使が彼に言った、「恐れるな、ザカリヤよ、あなたの祈が聞きいれられたのだ。あなたの妻エリサベツは男の子を産むであろう。 その子をヨハネと名づけなさい。

 

口語訳 ルカ 1:31

1:31 見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。

 

口語訳 ガラ 4:22

4:22 そのしるすところによると、アブラハムにふたりの子があったが、ひとりは女奴隷から、ひとりは自由の女から生れた。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 ガラ 4:22

4:22 そのしるすところによると、アブラハムにふたりの子があったが、ひとりは女奴隷から、ひとりは自由の女から生れた。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 ヤコ 5:4

5:4 御覧なさい。畑を刈り入れた労働者にあなたがたが支払わなかった賃金が、叫び声をあげています。刈り入れをした人々の叫びは、万軍の主の耳に達しました。

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ガラ 4:21-31

4:21 わたしに答えてください。律法の下にいたいと思っている人たち、あなたがたは、律法の言うことに耳を貸さないのですか。

4:22 アブラハムには二人の息子があり、一人は女奴隷から生まれ、もう一人は自由な身の女から生まれたと聖書に書いてあります。

4:23 ところで、女奴隷の子は肉によって生まれたのに対し、自由な女から生まれた子は約束によって生まれたのでした。

4:24 これには、別の意味が隠されています。すなわち、この二人の女とは二つの契約を表しています。子を奴隷の身分に産む方は、シナイ山に由来する契約を表して いて、これがハガルです。

4:25 このハガルは、アラビアではシナイ山のことで、今のエルサレムに当たります。なぜなら、今のエルサレムは、その子供たちと共に奴隷となっているからです。

4:26 他方、天のエルサレムは、いわば自由な身の女であって、これはわたしたちの母です。

4:27 なぜなら、次のように書いてあるからです。「喜べ、子を産まない不妊の女よ、/喜びの声をあげて叫べ、/産みの苦しみを知らない女よ。一人取り残された女 が夫ある女よりも、/多くの子を産むから。」

4:28 ところで、兄弟たち、あなたがたは、イサクの場合のように、約束の子です。

4:29 けれども、あのとき、肉によって生まれた者が、“霊”によって生まれた者を迫害したように、今も同じようなことが行われています。

4:30 しかし、聖書に何と書いてありますか。「女奴隷とその子を追い出せ。女奴隷から生まれた子は、断じて自由な身の女から生まれた子と一緒に相続人になっては ならないからである」と書いてあります。

4:31 要するに、兄弟たち、わたしたちは、女奴隷の子ではなく、自由な身の女から生まれた子なのです。

 

新共同 マタ 1:20

1:20 このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのであ る。

 

新共同 ガラ 4:22

4:22 アブラハムには二人の息子があり、一人は女奴隷から生まれ、もう一人は自由な身の女から生まれたと聖書に書いてあります。

 

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