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創世記 30:1−13

女たちの戦い

 

翻訳比較



聖書協会共同訳2018
創 30:1 ラケルは、ヤコブとの間に子どもができないことが分かると、姉を妬むようになり、ヤコブに言った。「私に子どもをください。さもないと、私は死 にます。」
創 30:2 ヤコブはラケルに激しく怒って言った。「私が神に代われるというのか。あなたの胎に子を宿らせないのは神なのだ。」
創 30:3 ラケルは言った。「私には召し使いビルハがいます。彼女のところに入ってください。彼女が私の膝の上に子どもを産めば、私も彼女によって子ども を持つことができるでしょう。」
創 30:4 ラケルが自分の召し使いビルハをヤコブに妻として差し出したので、ヤコブは彼女のところに入った。
創 30:5 ビルハは身ごもってヤコブに男の子を産んだ。
創 30:6 ラケルは言った。「神は公平に私を扱い、私の願いも聞き入れて、男の子を授けてくださった。」それで、その子をダンと名付けた。
創 30:7 ラケルの召し使いビルハはまた身ごもって、ヤコブに二人目の男の子を産んだ。
創 30:8 そこでラケルは、「私は姉と激しく闘い、打ち勝ったのです」と言って、その子をナフタリと名付けた。
創 30:9 レアは、自分に子どもができなくなったのが分かると、召し使いジルパをヤコブに妻として差し出した。
創 30:10 レアの召し使いジルパはヤコブに男の子を産んだ。
創 30:11 そこでレアは、「幸いなこと」と言って、その子をガドと名付けた。
創 30:12 レアの召し使いジルパはヤコブに二人目の男の子を産んだ。
創 30:13 そこでレアは、「幸せなこと。女たちは私を幸せな者と呼ぶでしょう」と言って、その子をアシェルと名付けた。


フラ ンシスコ会訳2013
001
ラケルは自分がヤコブの子供を産めないことを知る と姉を妬み、ヤコブに言った、「わたしに子供をください。さもなければ、わたしは死にます」。

002ヤコブはラケルに向かって激しく怒って言った、 「お前の胎内に子供を宿らせないのは神なのだ。わたしが神に代わることができようか」。

003ラケルは言った、「ここにわたしのはしためビルハ がいます。彼女がわたしの膝の上に子供を産み、彼女によってわたしも子供を与えられるように、彼女の所に入ってください」。

004ラケルは自分のはしためビルハを妻として彼に与え たので、ヤコブは彼女の所に入った。

005ビルハは身籠ってヤコブに男の子を産んだ。

006ラケルは、「神はわたしを正しく裁き、わたしの声 をお聞きになって、わたしに男の子を授けてくださった」と言って、その子をダンと名づけた。

007ラケルのはしためビルハはまた身籠って、ヤコブに 二人目の男の子を産んだ。

008ラケルは、「わたしは姉と激しく争ってついに勝っ た」と言って、その子をナフタリと名づけた。

009レアは自分が子供を産まなくなったのを知ると、自 分のはしためジルパを妻としてヤコブに与えた。

010レアのはしためジルパはヤコブに男の子を産んだ。

011レアは、「何と幸運な」と言って、その子をガドと 名づけた。

012レアのはしためジルパがヤコブに二人目の男の子を 産んだとき、

013レアは、「わたしは幸せです。女たちはわたしを幸 せ者と呼ぶでしょう」と言って、その子をアシェルと名づけた。


新共同訳1987

30:1 ラケルは、ヤコブとの間に子供ができないことが分かると、姉をねたむようになり、ヤコブに向かって、「わたしにもぜひ子供を与えてください。与えてくださ らなければ、わたしは死にます」と言った。

30:2 ヤコブは激しく怒って、言った。「わたしが神に代われると言うのか。お前の胎に子供を宿らせないのは神御自身なのだ。」

30:3 ラケルは、「わたしの召し使いのビルハがいます。彼女のところに入ってください。彼女が子供を産み、わたしがその子を膝の上に迎えれば、彼女によってわた しも子供を持つことができます」と言った。

30:4 ラケルはヤコブに召し使いビルハを側女として与えたので、ヤコブは彼女のところに入った。

30:5 やがて、ビルハは身ごもってヤコブとの間に男の子を産んだ。

30:6 そのときラケルは、「わたしの訴えを神は正しくお裁き(ディン)になり、わたしの願いを聞き入れ男の子を与えてくださった」と言った。そこで、彼女はその 子をダンと名付けた。

30:7 ラケルの召し使いビルハはまた身ごもって、ヤコブとの間に二人目の男の子を産んだ。

30:8 そのときラケルは、「姉と死に物狂いの争いをして(ニフタル)、ついに勝った」と言って、その名をナフタリと名付けた。

30:9 レアも自分に子供ができなくなったのを知ると、自分の召し使いジルパをヤコブに側女として与えたので、

30:10 レアの召し使いジルパはヤコブとの間に男の子を産んだ。

30:11 そのときレアは、「なんと幸運な(ガド)」と言って、その子をガドと名付けた。

30:12 レアの召し使いジルパはヤコブとの間に二人目の男の子を産んだ。

30:13 そのときレアは、「なんと幸せなこと(アシェル)か。娘たちはわたしを幸せ者と言うにちがいない」と言って、その子をアシェルと名付けた。

 

新改訳1970

30:1 ラケルは自分がヤコブに子を産んでいないのを見て、姉を嫉妬し、ヤコブに言った。「私に子どもを下さい。でなければ、私は死んでしまいます。」

30:2 ヤコブはラケルに怒りを燃やして言った。「私が神に代わることができようか。おまえの胎内に子を宿らせないのは神なのだ。」

30:3 すると彼女は言った。「では、私のはしためのビルハがいます。彼女のところにはいり、彼女が私のひざの上に子を産むようにしてください。そうすれば私が彼 女によって子どもの母になれましょう。」

30:4 ラケルは女奴隷ビルハを彼に妻として与えたので、ヤコブは彼女のところにはいった。

30:5 ビルハはみごもり、ヤコブに男の子を産んだ。

30:6 そこでラケルは、「神は私をかばってくださり、私の声を聞き入れて、私に男の子を賜わった。」と言った。それゆえ、その子をダンと名づけた。

30:7 ラケルの女奴隷ビルハは、またみごもって、ヤコブに二番目の男の子を産んだ。

30:8 そこでラケルは、「私は姉と死に物狂いの争いをして、ついに勝った。」と言って、その子をナフタリと名づけた。

30:9 さてレアは自分が子を産まなくなったのを見て、彼女の女奴隷ジルパをとって、ヤコブに妻として与えた。

30:10 レアの女奴隷ジルパがヤコブに男の子を産んだとき、

30:11 レアは、「幸運が来た。」と言って、その子をガドと名づけた。

30:12 レアの女奴隷ジルパがヤコブに二番目の男の子を産んだとき、

30:13 レアは、「なんとしあわせなこと。女たちは、私をしあわせ者と呼ぶでしょう。」と言って、その子をアシェルと名づけた。

 

口語訳1955

30:1 ラケルは自分がヤコブに子を産まないのを知った時、姉をねたんでヤコブに言った、「わたしに子どもをください。さもないと、わたしは死にます」。

30:2 ヤコブはラケルに向かい怒って言った、「あなたの胎に子どもをやどらせないのは神です。わたしが神に代ることができようか」。

30:3 ラケルは言った、「わたしのつかえめビルハがいます。彼女の所におはいりなさい。彼女が子を産んで、わたしのひざに置きます。そうすれば、わたしもまた彼 女によって子を持つでしょう」。

30:4 ラケルはつかえめビルハを彼に与えて、妻とさせたので、ヤコブは彼女の所にはいった。

30:5 ビルハは、みごもってヤコブに子を産んだ。

30:6 そこでラケルは、「神はわたしの訴えに答え、またわたしの声を聞いて、わたしに子を賜わった」と言って、名をダンと名づけた。

30:7 ラケルのつかえめビルハはまた、みごもって第二の子をヤコブに産んだ。

30:8 そこでラケルは、「わたしは激しい争いで、姉と争って勝った」と言って、名をナフタリと名づけた。

30:9 さてレアは自分が子を産むことのやんだのを見たとき、つかえめジルパを取り、妻としてヤコブに与えた。

30:10 レアのつかえめジルパはヤコブに子を産んだ。

30:11 そこでレアは、「幸運がきた」と言って、名をガドと名づけた。

30:12 レアのつかえめジルパは第二の子をヤコブに産んだ。

30:13 そこでレアは、「わたしは、しあわせです。娘たちはわたしをしあわせな者と言うでしょう」と言って、名をアセルと名づけた。

 

文 語訳1917
30:1 ラケル己がヤコブに子を生ざるを見て其姉を夢みヤコブに言けるは我に子を與へよ然らずば我死んと
30:2 ヤコブ、ラケルにむかひて怒を發して言ふ汝の胎に子をやどらしめざる者は神なり我神に代るをえんや
30:3 ラケルいふ吾婢ビルハを視よ彼の處に入れ彼子を生てわが膝に置ん然ば我もまた彼によりて子をうるにいたらんと
30:4 其仕女ビルハを彼にあたへて妻となさしめたりヤコブ即ち彼の處にいる
30:5 ビルハ遂にはらみてヤコブに子を生ければ
30:6 ラケルいひけるは神我を監み亦わが聲を聽いれて吾に子をたまへりと是によりて其名をダンと名けたり
30:7 ラケルの仕女ビルハ再び姙みて次の子をヤコブに生ければ
30:8 ラケル我神の爭をもて姉と爭ひて勝ぬといひて其名をナフタリと名けたり
30:9 茲にレア?ことの止たるを見しかば其仕女ジルパをとりて之をヤコブにあたへて妻となさしむ
30:10 レアの仕女ジルパ、ヤコブに子を?ければ
30:11 レア福來れりといひて其名をガドと名けたり
30:12 レアの仕女ジルパ次子をヤコブに生ければ
30:13 レアいふ我は幸なり女等我を幸なる者となさんと其名をアセルとなづけたり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 マタ 4:13

4:13 そしてナザレを去り、 ゼブルンとナフタリとの地方にある海べの町カペナウムに行って住まわれた。

 

口 語訳 ルカ 1:48

1:48 この卑しい女をさえ、心にかけてくださいました。今からのち代々の人々は、わたしをさいわいな女と言うでしょう、

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ルカ 1:48

1:48 この卑しい女をさえ、 心にかけてくださいました。今からのち代々の人々は、わたしをさいわいな女と言うでしょう、

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 ルカ 1:48

1:48 この卑しい女をさえ、 心にかけてくださいました。今からのち代々の人々は、わたしをさいわいな女と言うでしょう、

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 マタ 4:13

4:13 そして、ナザレを離れ、ゼブルンとナフタリの地方にある湖畔の町カファルナウムに来て住まわれた。

 

新共同 ルカ 1:48

1:48 身分の低い、この主のはしためにも/目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人も/わたしを幸いな者と言うでしょう、

 

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創世記 30:14−24

マンダラゲと一夜妻となったレア

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018

創 30:14 小麦の刈り入れの頃、ルベンは出かけて行って、野原で恋なすびを見つけ、母レアのところへ持って来た。ラケルがレアに、「あなたの子の恋なす びを分けてください」と頼むと、
創 30:15 レアは言った。「あなたは私の夫を奪っただけではまだ足りないというのですか。私の子どもの恋なすびまで奪おうとするのですか。」ラケルは 言った。「それでは、あなたの子どもの恋なすびと引き換えに、今夜はあの人があなたと寝るようにしましょう。」
創 30:16 夕方、ヤコブが野原から帰って来ると、レアは迎えに出て、言った。「私のところに入ってください。私は子どもの恋なすびで、あなたを手に入れ たのですから。」その夜、ヤコブはレアと寝た。
創 30:17 神はレアの願いを聞き届けられたので、彼女は身ごもって、ヤコブに五人目の男の子を産んだ。
創 30:18 レアは、「私が夫に召し使いを差し出したので、神はそれに報いてくださった」と言って、その子をイッサカルと名付けた。
創 30:19 レアはまた身ごもって、ヤコブに六人目の男の子を産んだ。
創 30:20 レアは言った。「神は私にすばらしい贈り物をくださった。今度こそ、夫は私を褒めてくれるでしょう。六人もの男の子を産んだのですから。」そ して、その子をゼブルンと名付けた。
創 30:21 その後、レアは女の子を産み、その子をディナと名付けた。
創 30:22 一方、神はラケルを忘れず心に留めておられた。神は彼女の願いを聞き入れ、その胎を開かれた。
創 30:23 彼女は身ごもって男の子を産み、「神は私の恥を取り去ってくださった」と言い、
創 30:24 その子をヨセフと名付け、「主が私にもう一人男の子を加えてくださいますように」と言った。


フラ ンシスコ会訳2013
014
小麦を刈り入れるころ、ルベンは出ていって野で恋 茄子を見つけ、母レアのもとに持って来た。ラケルはレアに言った、「どうかあなたの息子の恋茄子をわたしに分けてください」。

015レアは言った、「あなたはわたしの夫を取ってもま だ足りないのですか。そのうえ、わたしの息子の恋茄子まで取ろうとするのですか」。ラケルは答えた、「それではあなたの息子の恋 茄子の代わりに、今夜、彼をあなたとともに寝させましょう」。

016夕方、ヤコブが野から帰ってきたとき、レアは彼を 迎えに出て、言った、「あなたはわたしの所に入ることになっています。わたしの息子の恋茄子で、わたしはあなたを雇ったのですか ら」。それでヤコブはその夜、彼女とともに寝た。

017神がレアの願いを聞き入れられたので、彼女は身 籠ってヤコブに五人目の男の子を産んだ。

018レアは、「わたしは夫にわたしのはしためを与えた ので、神はわたしにその報酬を授けてくださった」と言って、その子をイサカルと名づけた。

019レアはまた身籠ってヤコブに六人目の男の子を産 み、

020「神はわたしに善い贈り物を与えてくださった。今 こそ夫はわたしを尊敬してくれるでしょう。わたしは夫のために六人の男の子を産んだのだから」と言って、その子をゼブルンと名づ けた。

021その後、レアは女の子を産み、その子をディナと名 づけた。

022神はラケルを顧みてその願いを聞き入れ、彼女の胎 を開かれた。

023ラケルは身籠って男の子を産み、「神はわたしの恥 を取り除いてくださった」と言い、

024「主がわたしにもう一人の男の子を加えてください ますように」と言って、その子をヨセフと名づけた。


 

新共同訳1987

30:14 小麦の刈り入れのころ、ルベンは野原で恋なすびを見つけ、母レアのところへ持って来た。ラケルがレアに、「あなたの子供が取って来た恋なすびをわたしに分 けてください」と言うと、

30:15 レアは言った。「あなたは、わたしの夫を取っただけでは気が済まず、わたしの息子の恋なすびまで取ろうとするのですか。」「それでは、あなたの子供の恋な すびの代わりに、今夜あの人があなたと床を共にするようにしましょう」とラケルは答えた。

30:16 夕方になり、ヤコブが野原から帰って来ると、レアは出迎えて言った。「あなたはわたしのところに来なければなりません。わたしは、息子の恋なすびであなた を雇ったのですから。」その夜、ヤコブはレアと寝た。

30:17 神がレアの願いを聞き入れられたので、レアは身ごもってヤコブとの間に五人目の男の子を産んだ。

30:18 そのときレアは、「わたしが召し使いを夫に与えたので、神はその報酬(サカル)をくださった」と言って、その子をイサカルと名付けた。

30:19 レアはまた身ごもって、ヤコブとの間に六人目の男の子を産んだ。

30:20 そのときレアは、「神がすばらしい贈り物をわたしにくださった。今度こそ、夫はわたしを尊敬してくれる(ザバル)でしょう。夫のために六人も男の子を産ん だのだから」と言って、その子をゼブルンと名付けた。

30:21 その後、レアは女の子を産み、その子をディナと名付けた。

30:22 しかし、神はラケルも御心に留め、彼女の願いを聞き入れその胎を開かれたので、

30:23 ラケルは身ごもって男の子を産んだ。そのときラケルは、「神がわたしの恥をすすいでくださった」と言った。

30:24 彼女は、「主がわたしにもう一人男の子を加えてくださいますように(ヨセフ)」と願っていたので、その子をヨセフと名付けた。

 

新改訳1970

30:14 さて、ルベンは麦刈りのころ、野に出て行って、恋なすびを見つけ、それを自分の母レアのところに持って来た。するとラケルはレアに、「どうか、あなたの息 子の恋なすびを少し私に下さい。」と言った。

30:15 レアはラケルに言った。「あなたは私の夫を取っても、まだ足りないのですか。私の息子の恋なすびもまた取り上げようとするのですか。」ラケルは答えた。 「では、あなたの息子の恋なすびと引き替えに、今夜、あの人があなたといっしょに寝ればいいでしょう。」

30:16 夕方になってヤコブが野から帰って来たとき、レアは彼を出迎えて言った。「私は、私の息子の恋なすびで、あなたをようやく手に入れたのですから、私のとこ ろに来なければなりません。」そこでその夜、ヤコブはレアと寝た。

30:17 神はレアの願いを聞かれたので、彼女はみごもって、ヤコブに五番目の男の子を産んだ。

30:18 そこでレアは、「私が、女奴隷を夫に与えたので、神は私に報酬を下さった。」と言って、その子をイッサカルと名づけた。

30:19 レアがまたみごもり、ヤコブに六番目の男の子を産んだとき、

30:20 レアは言った。「神は私に良い賜物を下さった。今度こそ夫は私を尊ぶだろう。私は彼に六人の子を産んだのだから。」そしてその子をゼブルンと名づけた。

30:21 その後、レアは女の子を産み、その子をディナと名づけた。

30:22 神はラケルを覚えておられた。神は彼女の願いを聞き入れて、その胎を開かれた。

30:23 彼女はみごもって男の子を産んだ。そして「神は私の汚名を取り去ってくださった。」と言って、

30:24 その子をヨセフと名づけ、「主がもうひとりの子を私に加えてくださるように。」と言った。

 

口語訳1955

30:14 さてルベンは麦刈りの日に野に出て、野で恋なすびを見つけ、それを母レアのもとに持ってきた。ラケルはレアに言った、「あなたの子の恋なすびをどうぞわた しにください」。

30:15 レアはラケルに言った、「あなたがわたしの夫を取ったのは小さな事でしょうか。その上、あなたはまたわたしの子の恋なすびをも取ろうとするのですか」。ラ ケルは言った、「それではあなたの子の恋なすびに換えて、今夜彼をあなたと共に寝させましょう」。

30:16 夕方になって、ヤコブが野から帰ってきたので、レアは彼を出迎えて言った、「わたしの子の恋なすびをもって、わたしがあなたを雇ったのですから、あなたは わたしの所に、はいらなければなりません」。ヤコブはその夜レアと共に寝た。

30:17 神はレアの願いを聞かれたので、彼女はみごもって五番目の子をヤコブに産んだ。

30:18 そこでレアは、「わたしがつかえめを夫に与えたから、神がわたしにその価を賜わったのです」と言って、名をイッサカルと名づけた。

30:19 レアはまた、みごもって六番目の子をヤコブに産んだ。

30:20 そこでレアは、「神はわたしに良い賜物をたまわった。わたしは六人の子を夫に産んだから、今こそ彼はわたしと一緒に住むでしょう」と言って、その名をゼブ ルンと名づけた。

30:21 その後、彼女はひとりの娘を産んで、名をデナと名づけた。

30:22 次に神はラケルを心にとめられ、彼女の願いを聞き、その胎を開かれたので、

30:23 彼女は、みごもって男の子を産み、「神はわたしの恥をすすいでくださった」と言って、

30:24 名をヨセフと名づけ、「主がわたしに、なおひとりの子を加えられるように」と言った。

 

文 語訳1917
30:14 茲に麥苅の日にルベン出ゆきて野にて戀茄を獲これを母レアの許にもちきたりければラケル、レアにいひけるは請ふ我に汝の子の戀茄をあたへよ
30:15 レア彼にいひけるは汝のわが夫を奪しは微き事ならんや然るに汝またわが子の戀茄をも奪んとするやラケルいふ然ば汝の子の戀茄のために夫是夜汝と寢べし
30:16 晩におよびてヤコブ野より來りければレア之をいでむかへて言けるは我誠にわが子の戀茄をもて汝を雇ひたれば汝我の所にいらざるべからずヤコブ即ち其夜彼と いねたり
30:17 神レアに聽たまひければ彼妊みて第五の子をヤコブに生り
30:18 レアいひけるは我わが仕女を夫に與へたれば神我に其値をたまへりと其名をイツサカルと名けたり
30:19 レア復妊みて第六の子をヤコブに生り
30:20 レアいひけるは神我に嘉賚を?ふ我六人の男子を生たれば夫今より我と偕にすまんと其名をゼブルンとなづけたり
30:21 其後彼女子を生み其名をデナと名けたり
30:22 茲に神ラケルを念ひ神彼に聽て其胎を開きたまひければ
30:23 彼妊みて男子を生て曰ふ神わが恥辱を洒ぎたまへりと
30:24 乃ち其名をヨセフと名けて言ふヱホバ又他の子を我に加へたまはん


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 マタ 4:13

4:13 そしてナザレを去り、 ゼブルンとナフタリとの地方にある海べの町カペナウムに行って住まわれた。

 

口 語訳 ルカ 1:25

1:25 「主は、今わたしを心にかけてくださって、人々の間からわたしの恥を取り除くために、こうしてくださいました」と言った。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ルカ 1:25

1:25 「主は、今わたしを心 にかけてくださって、人々の間からわたしの恥を取り除くために、こうしてくださいました」と言った。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 ルカ 1:25

1:25 「主は、今わたしを心にかけてくださって、人々の間からわたしの恥を取り除くために、こうしてくださいました」と言った。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 ルカ 1:25

1:25 「主は今こそ、こうして、わたしに目を留め、人々の間からわたしの恥を取り去ってくださいました。」

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 マタ 4:13

4:13 そして、ナザレを離れ、ゼブルンとナフタリの地方にある湖畔の町カファルナウムに来て住まわれた。

 

新共同 ルカ 1:25

1:25 「主は今こそ、こうして、わたしに目を留め、人々の間からわたしの恥を取り去ってくださいました。」

 

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創世記 30:25−43

ヤコブとラバンの駆け引き

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018

◆ラバンとの駆け引き
創 30:25 ラケルがヨセフを産んだとき、ヤコブはラバンに言った。「私を去らせてください。私の故郷、私の生まれた地へ帰りたいのです。
創 30:26 妻や子どもを私に与えて行かせてください。あなたに仕えて仕事をしてきたのは彼らのためです。あなたに仕えてやってきた私の仕事ぶりはあなた がよくご存じです。」
創 30:27 ラバンは言った。「私はまじないをして、主が私を祝福されたのはお前のお陰なのだということが分かった。それで、もしお前さえよければ、とど まってほしいのだ。」
創 30:28 そして言った。「支払ってほしい報酬をはっきりと言いなさい。私は支払うつもりだ。」
創 30:29 ヤコブは答えた。「私があなたに仕えてきたこと、また、あなたの家畜が私のもとで育ったことを、あなたはよくご存じです。
創 30:30 私が来る前には、あなたのものは僅かでしたが、増えて多くなりました。私が来てから、主はあなたを祝福されたのです。しかし今のままでは、い つになったら私は自分の家族のために仕事をすることができるでしょうか。」
創 30:31 ラバンが、「それでは何が欲しいのか」と尋ねると、ヤコブは答えた。「何もくださるには及びません。ただこのようにしてくださるなら、もう一 度あなたの群れを飼い、世話をいたしましょう。
創 30:32 今日、私はあなたの群れをすべて見回り、そこから、ぶちとまだらの羊をすべて、若い雄羊の中では黒みがかった小羊をすべて、山羊の中ではまだ らとぶちのものを別にしておきます。それを私の報酬としてください。
創 30:33 明日、あなたが私の報酬のことでやって来られるとき、私の正しいことはあなたの前で明らかとなるでしょう。もし山羊の中にぶちでもまだらでも ないもの、若い雄羊の中に黒みがかっていないものがあれば、それは私に盗まれたものと見なして結構です。」
創 30:34 ラバンは言った。「よろしい。お前の言うとおりにしよう。」
創 30:35 ところが、その日に、ラバンは、縞とまだらの雄山羊、ぶちとまだらの雌山羊の中から白いところが混じっているものをすべて、また、若い雄羊の 中からは黒みがかったものをすべて別にして、息子たちの手に渡した。
創 30:36 そしてヤコブが残ったラバンの群れを飼っている間に、彼は自分とヤコブとの間に歩いて三日ほどの距離を置いた。
創 30:37 ヤコブは、白ポプラの若枝、アーモンド、プラタナスを取って来て、それらの皮を?いで白くむき出しにし、若枝を白くあらわにした。
創 30:38 そして群れが水を飲みにやって来るとき、皮を?いだ枝が群れの差し向かいになるように、水飲み場の水槽の中に置いた。それで、群れは水を飲み にやって来ると発情した。
創 30:39 群れはそれらの枝に向かって発情し、縞やぶちやまだらのあるものを産んだ。
創 30:40 またヤコブは若い雄羊を分けて、その群れをラバンの群れの縞のものと、全体が黒みがかったものに向かわせた。自分の群れだけにはそうしたが、 ラバンの群れにはそうしなかった。
創 30:41 たくましい羊が発情する度に、ヤコブは群れの目の前の水槽に枝を置いた。これらの枝で発情させるためであった。
創 30:42 しかし、弱々しい羊のときには置かなかった。そこで、弱々しいのはラバンのものとなり、たくましいのはヤコブのものとなった。
創 30:43 このようにして、ヤコブは大変豊かになり、多くの羊の群れ、男女の奴隷、らくだとろばを持つようになった。


フランシ スコ会訳2013

025
ラケルがヨセフを産んだころ、ヤコブはラバンに 言った、「わたしを去らせ、わたしの故郷、わたしの地に帰らせてください。

026わたしがあなたのために働いて得た妻子とともに、 わたしを去らせてください。あなたは、わたしの働きぶりをよくご存じのはずです」。

027ラバンはヤコブに言った、「もしお前さえよければ……。 わたしが豊かになったのは、お前のお陰で主がわたしを祝福されたからだ」。

028彼はさらに言った、「お前の望む報酬を言ってく れ。わたしはそれを支払おう」。

029ヤコブは彼に言った、「わたしがあなたにどのよう に仕え、またあなたの家畜の世話をどのようにしたかを、あなたはご存じのはずです。

030わたしが来るまで、あなたのものは僅かでしたが、 今は増えて多くなっています。わたしの仕事に応じて主があなたを祝福されたのです。ところで、わたしはいつになったら、自分の家 庭のために働けるのでしょうか」。

031ラバンが「何を与えればよいのか」と尋ねると、ヤ コブは答えた、「何もくださる必要はありません。もし次のことをわたしにしてくださるなら、わたしはもう一度あなたの群れの世話 をし守りましょう。

032あなたは今日、あなたの群れを全部見回って、その 中から黒い毛の羊全部、ぶちかまだらのもの、すなわちまだらとぶちの山羊全部を取り出し、それをわたしの報酬としてください。

033後であなたがわたしの報酬を調べに来たとき、わた しの正しいことが証明されるでしょう。もしぶちでもまだらでもない山羊や、黒い毛でない羊がわたしの所にあれば、それはわたしが 盗んだものとなります」。

034ラバンは言った、「よろしい。お前の言うとおりに しよう」。

035その日ラバンは、縞やまだらの雄山羊と、ぶちやま だらのすべての雌山羊、すなわち白い所のあるもの全部と黒い毛の羊をことごとく取り出し、自分の息子たちの手に渡した。

036ラバンは自分とヤコブの間に歩いて三日の道のりの 距離を設けた。ヤコブはラバンの残りの群れの世話をしていた。

037ヤコブは、ポプラ、アーモンド、プラタナスの木の 枝を切り取り、皮をはいで木肌に白い筋を作り、

038群れが水を飲みに来る水ぶねの溝の中に、この皮を はいだ枝を群れと差し向かいに立てた。果たして、水を飲みに来た羊の群れは発情した。

039羊はその枝の前で発情して身籠り、縞やぶちのもの やまだらのものを産んだ。

040他方ヤコブは羊を別にし、その群れを、ラバンの群 れの縞のものと黒い毛のものすべてに向かわせた。ヤコブは自分の群れは別にまとめて、ラバンの群れと一緒にしなかった。

041丈夫な群れの発情期の時にはいつでも、彼は例の枝 を水ぶねの中の、群れの目の前に立て、群れが枝の前で発情するようにした。

042しかし弱い群れの場合には枝は立てなかった。こう して、弱いものはラバンのものとなり、丈夫なものはヤコブのものとなった。

043このようにして、ヤコブはますます豊かになり、多 くの群れ、男女の奴隷、らくだ、ろばを持つようになった。


 

新共同訳1987

30:25 ラケルがヨセフを産んだころ、ヤコブはラバンに言った。「わたしを独り立ちさせて、生まれ故郷へ帰らせてください。

30:26 わたしは今まで、妻を得るためにあなたのところで働いてきたのですから、妻子と共に帰らせてください。あなたのために、わたしがどんなに尽くしてきたか、 よくご存じのはずです。」

30:27 「もし、お前さえ良ければ、もっといてほしいのだが。実は占いで、わたしはお前のお陰で、主から祝福をいただいていることが分かったのだ」とラバンは言 い、

30:28 更に続けて、「お前の望む報酬をはっきり言いなさい。必ず支払うから」と言った。

30:29 ヤコブは言った。「わたしがどんなにあなたのために尽くし、家畜の世話をしてきたかよくご存じのはずです。

30:30 わたしが来るまではわずかだった家畜が、今ではこんなに多くなっています。わたしが来てからは、主があなたを祝福しておられます。しかし今のままでは、い つになったらわたしは自分の家を持つことができるでしょうか。」

30:31 「何をお前に支払えばよいのか」とラバンが尋ねると、ヤコブは答えた。「何もくださるには及びません。ただこういう条件なら、もう一度あなたの群れを飼 い、世話をいたしましょう。

30:32 今日、わたしはあなたの群れを全部見回って、その中から、ぶちとまだらの羊をすべてと羊の中で黒みがかったものをすべて、それからまだらとぶちの山羊を取 り出しておきますから、それをわたしの報酬にしてください。

30:33 明日、あなたが来てわたしの報酬をよく調べれば、わたしの正しいことは証明されるでしょう。山羊の中にぶちとまだらでないものや、羊の中に黒みがかってい ないものがあったら、わたしが盗んだものと見なして結構です。」

30:34 ラバンは言った。「よろしい。お前の言うとおりにしよう。」

30:35 ところが、その日、ラバンは縞やまだらの雄山羊とぶちやまだらの雌山羊全部、つまり白いところが混じっているもの全部とそれに黒みがかった羊をみな取り出 して自分の息子たちの手に渡し、

30:36 ヤコブがラバンの残りの群れを飼っている間に、自分とヤコブとの間に歩いて三日かかるほどの距離をおいた。

◆ヤコブの工夫

30:37 ヤコブは、ポプラとアーモンドとプラタナスの木の若枝を取って来て、皮をはぎ、枝に白い木肌の縞を作り、

30:38 家畜の群れがやって来たときに群れの目につくように、皮をはいだ枝を家畜の水飲み場の水槽の中に入れた。そして、家畜の群れが水を飲みにやって来たとき、 さかりがつくようにしたので、

30:39 家畜の群れは、その枝の前で交尾して縞やぶちやまだらのものを産んだ。

30:40 また、ヤコブは羊を二手に分けて、一方の群れをラバンの群れの中の縞のものと全体が黒みがかったものとに向かわせた。彼は、自分の群れだけにはそうした が、ラバンの群れにはそうしなかった。

30:41 また、丈夫な羊が交尾する時期になると、ヤコブは皮をはいだ枝をいつも水ぶねの中に入れて群れの前に置き、枝のそばで交尾させたが、

30:42 弱い羊のときには枝を置かなかった。そこで、弱いのはラバンのものとなり、丈夫なのはヤコブのものとなった。

30:43 こうして、ヤコブはますます豊かになり、多くの家畜や男女の奴隷、それにらくだやろばなどを持つようになった。

 

新改訳1970

30:25 ラケルがヨセフを産んで後、ヤコブはラバンに言った。「私を去らせ、私の故郷の地へ帰らせてください。

30:26 私の妻たちや子どもたちを私に与えて行かせてください。私は彼らのためにあなたに仕えてきたのです。あなたに仕えた私の働きはよくご存じです。」

30:27 ラバンは彼に言った。「もしあなたが私の願いをかなえてくれるのなら……。私はあなたのおかげで、主が私を祝福してくださったことを、まじないで知ってい る。」

30:28 さらに言った。「あなたの望む報酬を申し出てくれ。私はそれを払おう。」

30:29 ヤコブは彼に言った。「私がどのようにあなたに仕え、また私がどのようにあなたの家畜を飼ったかは、あなたがよくご存じです。

30:30 私が来る前には、わずかだったのが、ふえて多くなりました。それは、私の行く先で主があなたを祝福されたからです。いったい、いつになったら私も自分自身 の家を持つことができましょう。」

30:31 彼は言った。「何をあなたにあげようか。」ヤコブは言った。「何も下さるには及びません。もし次のことを私にしてくださるなら、私は再びあなたの羊の群れ を飼って、守りましょう。

30:32 私はきょう、あなたの群れをみな見回りましょう。その中から、ぶち毛とまだら毛のもの全部、羊の中では黒毛のもの全部、やぎの中ではまだら毛とぶち毛のも のを、取り出してください。そしてそれらを私の報酬としてください。

30:33 後になってあなたが、私の報酬を見に来られたとき、私の正しさがあなたに証明されますように。やぎの中に、ぶち毛やまだら毛でないものや、羊の中で、黒毛 でないものがあれば、それはみな、私が盗んだものとなるのです。」

30:34 するとラバンは言った。「そうか。あなたの言うとおりになればいいな。」

30:35 ラバンはその日、しま毛とまだら毛のある雄やぎと、ぶち毛とまだら毛の雌やぎ、いずれも身に白いところのあるもの、それに、羊の真黒のものを取り出して、 自分の息子たちの手に渡した。

30:36 そして、自分とヤコブとの間に三日の道のりの距離をおいた。ヤコブはラバンの残りの群れを飼っていた。

30:37 ヤコブは、ポプラや、アーモンドや、すずかけの木の若枝を取り、それの白い筋の皮をはいで、その若枝の白いところをむき出しにし、

30:38 その皮をはいだ枝を、群れが水を飲みに来る水ため、すなわち水ぶねの中に、群れに差し向かいに置いた。それで群れは水を飲みに来るときに、さかりがつい た。

30:39 こうして、群れは枝の前でさかりがついて、しま毛のもの、ぶち毛のもの、まだら毛のものを産んだ。

30:40 ヤコブは羊を分けておき、その群れを、ラバンの群れのしま毛のものと、真黒いものとに向けておいた。こうして彼は自分自身のために、自分だけの群れをつ くって、ラバンの群れといっしょにしなかった。

30:41 そのうえ、強いものの群れがさかりがついたときには、いつもヤコブは群れの目の前に向けて、枝を水ぶねの中に置き、枝のところでつがわせた。

30:42 しかし、群れが弱いときにはそれを置かなかった。こうして弱いのはラバンのものとなり、強いのはヤコブのものとなった。

30:43 それで、この人は大いに富み、多くの群れと、男女の奴隷、およびらくだと、ろばとを持つようになった。

 

口語訳1955

30:25 ラケルがヨセフを産んだ時、ヤコブはラバンに言った、「わたしを去らせて、わたしの故郷、わたしの国へ行かせてください。

30:26 あなたに仕えて得たわたしの妻子を、わたしに与えて行かせてください。わたしがあなたのために働いた骨折りは、あなたがごぞんじです」。

30:27 ラバンは彼に言った、「もし、あなたの心にかなうなら、とどまってください。わたしは主があなたのゆえに、わたしを恵まれるしるしを見ました」。

30:28 また言った、「あなたの報酬を申し出てください。わたしはそれを払います」。

30:29 ヤコブは彼に言った、「わたしがどのようにあなたに仕えたか、またどのようにあなたの家畜を飼ったかは、あなたがごぞんじです。

30:30 わたしが来る前には、あなたの持っておられたものはわずかでしたが、ふえて多くなりました。主はわたしの行く所どこでも、あなたを恵まれました。しかし、 いつになったらわたしも自分の家を成すようになるでしょうか」。

30:31 彼は言った、「何をあなたにあげようか」。ヤコブは言った、「なにもわたしにくださるに及びません。もしあなたが、わたしのためにこの一つの事をしてくだ さるなら、わたしは今一度あなたの群れを飼い、守りましょう。

30:32 わたしはきょう、あなたの群れをみな回ってみて、その中からすべてぶちとまだらの羊、およびすべて黒い小羊と、やぎの中のまだらのものと、ぶちのものとを 移しますが、これをわたしの報酬としましょう。

30:33 あとで、あなたがきて、あなたの前でわたしの報酬をしらべる時、わたしの正しい事が証明されるでしょう。もしも、やぎの中にぶちのないもの、まだらでない ものがあったり、小羊の中に黒くないものがあれば、それはみなわたしが盗んだものとなるでしょう」。

30:34 ラバンは言った、「よろしい。あなたの言われるとおりにしましょう」。

30:35 そこでラバンはその日、雄やぎのしまのあるもの、まだらのもの、すべて雌やぎのぶちのもの、まだらのもの、すべて白みをおびているもの、またすべて小羊の 中の黒いものを移して子らの手にわたし、

30:36 ヤコブとの間に三日路の隔たりを設けた。ヤコブはラバンの残りの群れを飼った。

30:37 ヤコブは、はこやなぎと、あめんどうと、すずかけの木のなまの枝を取り、皮をはいでそれに白い筋をつくり、枝の白い所を表わし、

30:38 皮をはいだ枝を、群れがきて水を飲む鉢、すなわち水ぶねの中に、群れに向かわせて置いた。群れは水を飲みにきた時に、はらんだ。

30:39 すなわち群れは枝の前で、はらんで、しまのあるもの、ぶちのもの、まだらのものを産んだ。

30:40 ヤコブはその小羊を別においた。彼はまた群れの顔をラバンの群れのしまのあるものと、すべて黒いものとに向かわせた。そして自分の群れを別にまとめておい て、ラバンの群れには、入れなかった。

30:41 また群れの強いものが発情した時には、ヤコブは水ぶねの中に、その群れの目の前に、かの枝を置いて、枝の間で、はらませた。

30:42 けれども群れの弱いものの時には、それを置かなかった。こうして弱いものはラバンのものとなり、強いものはヤコブのものとなったので、

30:43 この人は大いに富み、多くの群れと、男女の奴隷、およびらくだ、ろばを持つようになった。

 

文 語訳1917
30:25 茲にラケルのヨセフを生むに及びてヤコブ、ラバンに言けるは我を歸して故郷に我國に往しめよ
30:26 わが汝に事て得たる所の妻子を我に與へて我を去しめよわが汝になしたる役事は汝之を知るなり
30:27 ラバン彼にいひけるは若なんぢの意にかなはばねがはくは留れ我ヱホバが汝のために我を祝みしを卜ひ得たり
30:28 又言ふ汝の望む値をのべよ我之を與ふべし
30:29 ヤコブ彼にいひけるは汝は如何にわが汝に事しか如何に汝の家畜を牧しかを知る
30:30 わが來れる前に汝の有たる者は鮮少なりしが増て遂に群をなすに至る吾來りてよりヱホバ汝を祝みたまへり然ども我は何時吾家を成にいたらんや
30:31 彼言ふ我何を汝に與へんかヤコブいひけるは汝何者をも我に與ふるに及ばず汝若此事を我になさば我復汝の群を牧守らん
30:32 即ち我今日?く汝の群をゆきめぐりて其中より凡て斑なる者點なる者を移し綿羊の中の凡てKき者を移し山羊の中の點なる者と斑なる者を移さん是わが値なるべ し
30:33 後に汝來りてわが傭値をしらぶる時わが義我にかはりて應をなすべし若わが所に山羊の斑ならざる者點ならざる者あり綿羊のKからざる者あらば皆盜る者となす べし
30:34 ラバンいふ汝の言の如くなさんことを願ふ
30:35 是に於て彼其日牡山羊の斑入なる者斑點なる者を移し凡て牝山羊の斑駮なる者斑點なる者都て身に白色ある者を移し又綿羊の中の凡てKき者を移して其子等の手 に付せり
30:36 而して彼己とヤコブの間に三日程の隔をたてたりヤコブはラバンの餘の群を牧ふ
30:37 茲にヤコブ楊柳と楓と桑の枝を執り皮を剥て白紋理を成り枝の白き所をあらはし
30:38 其皮をはぎたる枝を群の來りて飮むところの水槽と水鉢に立て群に向はしめ群をして水のみの來る時に孕ましむ
30:39 群すなはち枝の前に孕みて斑入の者斑駮なる者斑點なる者を?しかば
30:40 ヤコブ其羔羊を區分ちラバンの群の面を其群の斑入なる者とKき者に對はしめたりしが己の群をば一所に置てラバンの群の中にいれざりき
30:41 又家畜の壯健き者孕みたる時はヤコブ水槽の中にて其家畜の目の前に彼枝を置き枝の傍において孕ましむ
30:42 然ど家畜の羸弱かる時は之を置ず是に因て羸弱者はラバンのとなり壯健者はヤコブのとなれり
30:43 是に於て其人大に富饒になりて多の家畜と婢僕および駱駝驢馬を有にいたれり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 マタ 24:45

24:45 主人がその家の僕たち の上に立てて、時に応じて食物をそなえさせる忠実な思慮深い僕は、いったい、だれであろう。

 

口 語訳 テト 2:10

2:10 盗みをせず、どこまでも心をこめた真実を示すようにと、勧めなさい。そうすれば、彼らは万事につけ、わたしたちの救主なる神の教を飾 ることになろう。

 

口 語訳 Tテモ5:8

5:8 もしある人が、その親族を、ことに自分の家族をかえりみない場合には、その信仰を捨てたことになるのであって、不信者以上にわるい。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 Tテモ5:8

5:8 もしある人が、その親 族を、ことに自分の家族をかえりみない場合には、その信仰を捨てたことになるのであって、不信者以上にわるい。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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