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創世記 48:1−22

ヤコブの祝福

 

翻訳比較


聖書協会共同 訳2018
◆ヤコブ、ヨセフの子らを祝福する
創 48:1 これらのことの後、ヨセフに、「お父上がご病気です」との知らせがあった。そこでヨセフは二人の息子マナセとエフライムを連れて行った。
創 48:2 ある人がヤコブに、「ご子息のヨセフ様がお見えになりました」と告げると、イスラエルは力を振り絞って、寝台の上に座った。
創 48:3 ヤコブはヨセフに言った。「全能の神がカナンの地、ルズで私に現れ、祝福して、
創 48:4 言われた。『私はあなたを子孫に恵まれる者とし、子孫を増やして、多くの民の集まりとする。また、この地をあなたに続く子孫にとこしえの所有地 として与える。』
創 48:5 そこで今、私がエジプトにいるお前のところに来る前に、エジプトの地で生まれたお前の二人の息子を私の子どもとしたいのだ。エフライムとマナセ は、ルベンやシメオンと同じように、私の子どもとなる。
創 48:6 その後にもうけた子どもはお前のものとしてよい。ただその相続地は兄弟の名で呼ばれる。
創 48:7 かつて私がパダンから帰って来るときのこと、途中のカナンの地でラケルに死なれてしまった。エフラタに着くまでにはまだ道のりがあったので、私 はラケルを、エフラト、すなわちベツレヘムに向かう道のそばに葬った。」
創 48:8 イスラエルは、ヨセフの子らを見て言った。「この子らは誰か。」
創 48:9 ヨセフが父に、「神がここで私に授けてくださった息子たちです」と答えると、父は言った。「私のもとに連れて来なさい。子どもたちを祝福しよ う。」
創 48:10 イスラエルの目は老齢のためかすんでよく見えなかった。そこでヨセフが二人の息子を父のもとに近寄らせると、父は口づけをして抱き締めた。
創 48:11 イスラエルはヨセフに言った。「お前の顔を見ることができるとは思わなかったのに、こうして、神はお前の子どもたちまで見させてくださっ た。」
創 48:12 ヨセフは彼らを父の膝から離し、顔を地に付けてひれ伏した。
創 48:13 ヨセフは二人の息子のうち、エフライムを右手でイスラエルの左側に、マナセを左手でイスラエルの右側に向かわせて近寄らせた。
創 48:14 ところが、イスラエルは右手を伸ばして弟であるエフライムの頭の上に置き、左手をマナセの頭の上に置いた。マナセが長男であるのに、彼は手を 交差させたのである。
創 48:15 そしてヨセフを祝福して言った。/「父祖アブラハムとイサクが/その御前に歩んだ神よ/今日に至るまで/生涯を通して私の牧者であられた神よ
創 48:16 あらゆる災いから私を贖われた御使いよ/この子どもたちを祝福してください。/私の名と、父祖アブラハムとイサクの名が/子どもたちによって 呼び続けられますように。/子どもたちがこの地上に/増え広がりますように。」
創 48:17 ヨセフは、父が右手をエフライムの頭の上に置いているのを見て間違っていると思い、父の手をつかんでエフライムの頭からマナセの頭に移そうと した。
創 48:18 ヨセフは父に言った。「お父さん、そうではありません。こちらが長男ですから、右手はこちらの頭の上に置いてください。」
創 48:19 しかし父は拒んで言った。「分かっている。息子よ、分かっている。この子もまた一つの民となり、大きくなるであろう。しかし弟のほうが彼より も大きくなり、その子孫は国々に満ちるものとなる。」
創 48:20 その日、父は彼らを祝福して言った。/「あなたの名によってイスラエルの子らは/人を祝福するであろう。/『どうか、神があなたを/エフライ ムとマナセのように/してくださるように。』」このように、彼はエフライムをマナセの先にした。
創 48:21 イスラエルはヨセフに言った。「私は間もなく死ぬ。だが神はお前たちと共にいてくださり、先祖の地に連れ戻してくださる。
創 48:22 私はお前に、兄弟よりも一つ多く分け前を与える。それは私が剣と弓によってアモリ人の手から奪ったものである。」

フランシ スコ会訳2013
001
これらのことの後、ヨセフに「あなたの父上が病気 です」との知らせがあったので、彼は二人の息子、マナセとエフライムを連れていった。

002ある人がヤコブに「あなたの息子ヨセフがあなたの もとに来られました」と告げると、イスラエルは力を振り絞って寝台に座った。

003ヤコブはヨセフに言った、「全能の神はかつてカナ ンの地ルズでわたしに現れ、わたしを祝福して、

004『わたしはお前に多くの子を与えて子孫を増やし、 お前を多くの民の群れとする。またこの地をお前の後に続く子孫に永遠の所有として与えよう』と仰せになった。

005わたしがエジプトのお前の所に来る前に、エジプト でお前に生まれた二人の息子をわたしの息子としよう。エフライムとマナセはルベンやシメオンと同じようにわたしのものとなるの だ。

006しかし彼らの後にお前に生まれる子はお前のものと なるが、その者たちの財産相続に関しては、兄たちの名を名乗ることになる。

007パダンから帰る途中、わたしはカナンの地でラケル に死なれた。エフラトに着くまでにはかなりの道のりがあった。そこでわたしは彼女をエフラト、つまりベツレヘムへの道の傍らに 葬った」。

008イスラエルはヨセフの息子たちを見て、「これは誰 か」と尋ねた。

009ヨセフは父に答えた、「神がここで授けてくださっ たわたしの息子です」。すると父は言った、「彼らをわたしの所に連れてきなさい。彼らを祝福しよう」。

010老齢のためにイスラエルの目はかすんで見えなかっ た。ヨセフが彼らを父のもとに近寄らせたので、イスラエルは彼らに口づけし、彼らを抱いた。

011イスラエルはヨセフに言った、「わたしはお前の顔 が見られようとは思わなかったのに、神はお前の息子たちもわたしに見せてくださった」。

012ヨセフは彼らをイスラエルの膝から離し、彼の前で 顔を地につけてひれ伏した。

013ヨセフは二人の息子のうち、エフライムを自分の右 手でイスラエルの左側に、マナセを自分の左手でイスラエルの右側に立たせて、彼に近寄らせた。

014イスラエルは右手を伸ばして弟のエフライムの頭の 上に置き、左手をマナセの頭の上に置いた。マナセが長男であるのに、彼は両手を交差して置いた。

015彼はヨセフを祝福して言った、

「わたしの先祖アブラハムとイサクが

み前に歩んだ神よ、

今日までわたしの生涯の牧者であられた神よ、

016わたしをすべての悪から贖われたみ使いよ、

この若者たちを祝福してくださいますように。

わたしの名と先祖アブラハムとイサクの名が、

彼らのうちに唱え続けられますように。

また彼らが地の上に数多く増えますように」。

017ヨセフは父が右手をエフライムの頭の上に置いてい るのを見て喜ばず、父の手をエフライムの頭からマナセの頭に移そうとした。

018ヨセフは父に、「父よ、そうではありません。こち らが長男ですから、右手を彼の頭の上に置いてください」と言ったが、

019父は拒んで言った、「分かっている、息子よ。わた しは分かっているのだ。彼もまた一つの民となり、大きくなるであろう。しかし弟は彼よりも大きくなって、その子孫は国々に満ちる であろう」。

020父はその日、彼らを祝福して言った、

「お前たちの名によって、

イスラエルの人々は次のように祝福して言うであろう。

『神があなたをエフライムやマナセのようにしてくださるように』」。

このようにして、彼はエフライムをマナセの上に立てた。

021イスラエルはヨセフに言った、「わたしは間もなく 死ぬ。しかし神がお前たちとともにおられ、お前たちを先祖の地に導き帰されるであろう。

022兄弟たちよりも上にある者として、わたしはお前に 『シケム』を与える。これはわたしが剣と弓でアモリ人の手から奪ったものである」。


 

新共同訳1987

48:1 これらのことの後で、ヨセフに、「お父上が御病気です」との知らせが入ったので、ヨセフは二人の息子マナセとエフライムを連れて行った。

48:2 ある人がヤコブに、「御子息のヨセフさまが、ただいまお見えになりました」と知らせると、イスラエルは力を奮い起こして、寝台の上に座った。

48:3 ヤコブはヨセフに言った。「全能の神がカナン地方のルズでわたしに現れて、わたしを祝福してくださったとき、

48:4 こう言われた。『あなたの子孫を繁栄させ、数を増やし/あなたを諸国民の群れとしよう。この土地をあなたに続く子孫に/永遠の所有地として与えよう。』

48:5 今、わたしがエジプトのお前のところに来る前に、エジプトの国で生まれたお前の二人の息子をわたしの子供にしたい。エフライムとマナセは、ルベンやシメオ ンと同じように、わたしの子となるが、

48:6 その後に生まれる者はお前のものとしてよい。しかし、彼らの嗣業の土地は兄たちの名で呼ばれるであろう。

48:7 わたしはパダンから帰る途中、ラケルに死なれてしまった。あれはカナン地方で、エフラトまで行くには、まだかなりの道のりがある途中でのことだった。わた しはラケルを、エフラト、つまり今のベツレヘムへ向かう道のほとりに葬った。」

48:8 イスラエルは、ヨセフの息子たちを見ながら、「これは誰か」と尋ねた。

48:9 ヨセフが父に、「神が、ここで授けてくださったわたしの息子です」と答えると、父は、「ここへ連れて来なさい。彼らを祝福しよう」と言った。

48:10 イスラエルの目は老齢のためかすんでよく見えなかったので、ヨセフが二人の息子を父のもとに近寄らせると、父は彼らに口づけをして抱き締めた。

48:11 イスラエルはヨセフに言った。「お前の顔さえ見ることができようとは思わなかったのに、なんと、神はお前の子供たちをも見させてくださった。」

48:12 ヨセフは彼らを父の膝から離し、地にひれ伏して拝した。

48:13 ヨセフは二人の息子のうち、エフライムを自分の右手でイスラエルの左手に向かわせ、マナセを自分の左手でイスラエルの右手に向かわせ、二人を近寄らせた。

48:14 イスラエルは右手を伸ばして、弟であるエフライムの頭の上に置き、左手をマナセの頭の上に置いた。つまり、マナセが長男であるのに、彼は両手を交差して置 いたのである。

48:15 そして、ヨセフを祝福して言った。「わたしの先祖アブラハムとイサクが/その御前に歩んだ神よ。わたしの生涯を今日まで/導かれた牧者なる神よ。

48:16 わたしをあらゆる苦しみから/贖われた御使いよ。どうか、この子供たちの上に/祝福をお与えください。どうか、わたしの名と/わたしの先祖アブラハム、イ サクの名が/彼らによって覚えられますように。どうか、彼らがこの地上に/数多く増え続けますように。」

48:17 ヨセフは、父が右手をエフライムの頭の上に置いているのを見て、不満に思い、父の手を取ってエフライムの頭からマナセの頭へ移そうとした。

48:18 ヨセフは父に言った。「父上、そうではありません。これが長男ですから、右手をこれの頭の上に置いてください。」

48:19 ところが、父はそれを拒んで言った。「いや、分かっている。わたしの子よ、わたしには分かっている。この子も一つの民となり、大きくなるであろう。しか し、弟の方が彼よりも大きくなり、その子孫は国々に満ちるものとなる。」

48:20 その日、父は彼らを祝福して言った。「あなたによって/イスラエルは人を祝福して言うであろう。『どうか、神があなたを/エフライムとマナセのように/し てくださるように。』」彼はこのように、エフライムをマナセの上に立てたのである。

48:21 イスラエルはヨセフに言った。「間もなく、わたしは死ぬ。だが、神がお前たちと共にいてくださり、きっとお前たちを先祖の国に導き帰らせてくださる。

48:22 わたしは、お前に兄弟たちよりも多く、わたしが剣と弓をもってアモリ人の手から取った一つの分け前(シェケム)を与えることにする。」

 

新改訳1970

48:1 これらのことの後、ヨセフに「あなたの父上は病気です。」と告げる者があったので、彼はそのふたりの子、マナセとエフライムを連れて行った。

48:2 ある人がヤコブに告げて、「あなたの子ヨセフがあなたのもとにおいでです。」と言ったので、イスラエルは力をふりしぼって床にすわった。

48:3 ヤコブはヨセフに言った。「全能の神がカナンの地ルズで私に現われ、私を祝福して、

48:4 私に仰せられた。『わたしはあなたに多くの子を与えよう。あなたをふやし、あなたを多くの民のつどいとし、またこの地をあなたの後の子孫に与え、永久の所 有としよう。』

48:5 今、私がエジプトに来る前に、エジプトの地で生まれたあなたのふたりの子は、私の子となる。エフライムとマナセはルベンやシメオンと同じように私の子にす る。

48:6 しかしあとからあなたに生まれる子どもたちはあなたのものになる。しかし、彼らが家を継ぐ場合、彼らは、彼らの兄たちの名を名のらなければならない。

48:7 私のことを言えば、私がパダンから帰って来たとき、その途上カナンの地で、悲しいことに、ラケルが死んだ。そこからエフラテに行くには、なお道のりがあっ たが、私はエフラテ、すなわちベツレヘムへの道のその場所に彼女を葬った。」

48:8 イスラエルはヨセフの子らに気づいて言った。「これはだれか。」

48:9 ヨセフは父に答えた。「神がここで私に授けてくださった子どもです。」すると父は、「彼らを私のところに連れて来なさい。私は彼らを祝福しよう。」と言っ た。

48:10 イスラエルの目は老齢のためにかすんでいて、見ることができなかった。それでヨセフが彼らを父のところに近寄らせると、父は彼らに口づけし、彼らを抱い た。

48:11 イスラエルはヨセフに言った。「私はあなたの顔が見られようとは思わなかったのに、今こうして、神はあなたの子どもをも私に見させてくださった。」

48:12 ヨセフはヤコブのひざから彼らを引き寄せて、顔を地につけて、伏し拝んだ。

48:13 それからヨセフはふたりを、エフライムは自分の右手に取ってイスラエルの左手に向かわせ、マナセは自分の左手に取ってイスラエルの右手に向かわせて、彼に 近寄らせた。

48:14 すると、イスラエルは、右手を伸ばして、弟であるエフライムの頭の上に置き、左手をマナセの頭の上に置いた。マナセが長子であるのに、彼は手を交差して置 いたのである。

48:15 それから、ヨセフを祝福して言った。「私の先祖アブラハムとイサクが、その御前に歩んだ神。きょうのこの日まで、ずっと私の羊飼いであられた神。

48:16 すべてのわざわいから私を贖われた御使い。この子どもたちを祝福してください。私の名が先祖アブラハムとイサクの名とともに、彼らのうちにとなえ続けられ ますように。また彼らが地のまなかで、豊かにふえますように。」

48:17 ヨセフは父が右手をエフライムの頭の上に置いたのを見て、それはまちがっていると思い、父の手をつかんで、それをエフライムの頭からマナセの頭へ移そうと した。

48:18 ヨセフは父に言った。「父上。そうではありません。こちらが長子なのですから、あなたの右の手を、こちらの頭に置いてください。」

48:19 しかし、父は拒んで言った。「わかっている。わが子よ。私にはわかっている。彼もまた一つの民となり、また大いなる者となるであろう。しかし弟は彼よりも 大きくなり、その子孫は国々を満たすほど多くなるであろう。」

48:20 そして彼はその日、彼らを祝福して言った。「あなたがたによって、イスラエルは祝福のことばを述べる。『神があなたをエフライムやマナセのようになさるよ うに。』」こうして、彼はエフライムをマナセの先にした。

48:21 イスラエルはヨセフに言った。「私は今、死のうとしている。しかし、神はあなたがたとともにおられ、あなたがたをあなたがたの先祖の地に返してくださる。

48:22 私は、あなたの兄弟よりも、むしろあなたに、私が剣と弓とをもってエモリ人の手から取ったあのシェケムを与えよう。」

 

口語訳1955

48:1 これらの事の後に、「あなたの父は、いま病気です」とヨセフに告げる者があったので、彼はふたりの子、マナセとエフライムとを連れて行った。

48:2 時に人がヤコブに告げて、「あなたの子ヨセフがあなたのもとにきました」と言ったので、イスラエルは努めて床の上にすわった。

48:3 そしてヤコブはヨセフに言った、「先に全能の神がカナンの地ルズでわたしに現れ、わたしを祝福して、

48:4 言われた、『わたしはおまえに多くの子を得させ、おまえをふやし、おまえを多くの国民としよう。また、この地をおまえの後の子孫に与えて永久の所有とさせ る』。

48:5 エジプトにいるあなたの所にわたしが来る前に、エジプトの国で生れたあなたのふたりの子はいまわたしの子とします。すなわちエフライムとマナセとはルベン とシメオンと同じようにわたしの子とします。

48:6 ただし彼らの後にあなたに生れた子らはあなたのものとなります。しかし、その嗣業はその兄弟の名で呼ばれるでしょう。

48:7 わたしがパダンから帰って来る途中ラケルはカナンの地で死に、わたしは悲しんだ。そこはエフラタに行くまでには、なお隔たりがあった。わたしはエフラタ、 すなわちベツレヘムへ行く道のかたわらに彼女を葬った」。

48:8 ところで、イスラエルはヨセフの子らを見て言った、「これはだれですか」。

48:9 ヨセフは父に言った、「神がここでわたしにくださった子どもです」。父は言った、「彼らをわたしの所に連れてきて、わたしに祝福させてください」。

48:10 イスラエルの目は老齢のゆえに、かすんで見えなかったが、ヨセフが彼らを父の所に近寄らせたので、父は彼らに口づけし、彼らを抱いた。

48:11 そしてイスラエルはヨセフに言った、「あなたの顔が見られようとは思わなかったのに、神はあなたの子らをもわたしに見させてくださった」。

48:12 そこでヨセフは彼らをヤコブのひざの間から取り出し、地に伏して拝した。

48:13 ヨセフはエフライムを右の手に取ってイスラエルの左の手に向かわせ、マナセを左の手に取ってイスラエルの右の手に向かわせ、ふたりを近寄らせた。

48:14 すると、イスラエルは右の手を伸べて弟エフライムの頭に置き、左の手をマナセの頭に置いた。マナセは長子であるが、ことさらそのように手を置いたのであ る。

48:15 そしてヨセフを祝福して言った、/「わが先祖アブラハムとイサクの仕えた神、/生れてからきょうまでわたしを養われた神、

48:16 すべての災からわたしをあがなわれたみ使よ、/この子供たちを祝福してください。またわが名と先祖アブラハムとイサクの名とが、/彼らによって唱えられま すように、/また彼らが地の上にふえひろがりますように」。

48:17 ヨセフは父が右の手をエフライムの頭に置いているのを見て不満に思い、父の手を取ってエフライムの頭からマナセの頭へ移そうとした。

48:18 そしてヨセフは父に言った、「父よ、そうではありません。こちらが長子です。その頭に右の手を置いてください」。

48:19 父は拒んで言った、「わかっている。子よ、わたしにはわかっている。彼もまた一つの民となり、また大いなる者となるであろう。しかし弟は彼よりも大いなる 者となり、その子孫は多くの国民となるであろう」。

48:20 こうして彼はこの日、彼らを祝福して言った、/「あなたを指して、イスラエルは、/人を祝福して言うであろう、/『神があなたをエフライムのごとく、/ま たマナセのごとくにせられるように』」。このように、彼はエフライムをマナセの先に立てた。

48:21 イスラエルはまたヨセフに言った、「わたしはやがて死にます。しかし、神はあなたがたと共におられて、あなたがたを先祖の国に導き返されるであろう。

48:22 なおわたしは一つの分を兄弟よりも多くあなたに与える。これはわたしがつるぎと弓とを持ってアモリびとの手から取ったものである」。

 


文 語訳1917
48:1 是等の事の後汝の父病にかかるとヨセフに告る者ありければヨセフ二人の子マナセとエフライムをともなひて至る
48:2 人ヤコブに告て汝の子ヨセフなんぢの許にきたるといひければイスラエル強て床に坐す
48:3 しかしてヤコブ、ヨセフにいひけるは昔に全能の神カナンの地のルズにて我にあらはれて我を祝し
48:4 我にいひたまひけらく我なんぢをして多く子をえせしめ汝をふやし汝を衆多の民となさん我この地を汝の後の子孫にあたへて永久の所有となさしめんと
48:5 わがエジプトにきたりて汝に就まへにエジプトにて汝に生れたる二人の子エフライムとマナセ是等はわが子となるべしルベンとシメオンのごとく是等はわが子と ならん
48:6 是等の後になんぢが得たる子は汝のものとすべし又その?業はその兄弟の名をもて稱らるべし
48:7 我事をいはんに我昔パダンより來れる時ラケル我にしたがひをりて途にてカナンの地に死り其處はエフラタまで尚途の隔あるところなりわれ彼處にて彼をエフラ タの途にはうむれり(エフラタはすなはちベテレヘムなり)
48:8 斯てイスラエル、ヨセフの子等を見て是等は誰なるやといひければ
48:9 ヨセフ父にいふ是は神の此にて我にたまひし子等なりと父すなはちいふ請ふ彼らを我所につれきたれ我これを祝せんと
48:10 イスラエルの目は年壽のために?て見るをえざりしがヨセフかれらをその許につれきたりければ之に接吻してこれを抱けり
48:11 しかしてイスラエル、ヨセフにいひけるは我なんぢの面を見るあらんとは思はざりしに視よ神なんぢの子をもわれにしめしたまふと
48:12 ヨセフかれらをその膝の間よりいだし地に俯て拜せり
48:13 しかしてヨセフ、エフライムを右の手に執てヤコブに左の手にむかはしめマナセを左の手に執てヤコブの右の手にむかはしめ二人をみちびきてかれに就ければ
48:14 イスラエル右の手をのべて季子エフライムの頭に按き左の手をのべてマナセの頭におけりマナセは長子なれども故にかくその手をおけるなり
48:15 斯してヨセフを祝していふわが父アブラハム、イサクの事へし神わが生れてより今日まで我をやしなひたまひし神
48:16 我をして諸の災禍を贖はしめたまひし天使ねがはくは是童子等を祝たまへねがはくは是等の者わが名とわが父アブラハム、イサクの名をもて稱られんことをねが はくは是等地の中に繁殖がるにいたれ
48:17 ヨセフ父が右の手をエフライムの頭に按るを見てよろこばず父の手をあげて之をエフライムの頭よりマナセの頭にうつさんとす
48:18 ヨセフすなはち父にいひけるは然にあらず父よ是長子なれば右の手をその頭に按たまへ
48:19 父こばみていひけるは我知るわが子よわれしる彼も一の民となり彼も大なる者とならん然れどもその弟は彼よりも大なる者となりてその子孫は多衆の國民となる べしと
48:20 此日彼等を祝していふイスラエル汝を指て人を祝し願くは神汝をしてエフライムのごとくマナセのごとくならしめたまへといふにいたらんとすなはちエフライム をマナセの先にたてたり
48:21 イスラエルまたヨセフにいひけるは視よわれは死んされど神なんぢらとともにいまして汝等を先祖等の國にみちびきかへりたまふべし
48:22 且われ一の分をなんぢの兄弟よりもおほく汝にあたふ是わが刀と弓を以てアモリ人の手より取たる者なり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 ヘブ 11:21

11:21 信仰によって、ヤコブは死のまぎわに、ヨセフの子らをひとりびとり祝福し、そしてそのつえのかしらによりかかって礼拝した。

 

口 語訳 使  15:17

15:17 残っている人々も、/わたしの名を唱えているすべての異邦人も、/主を尋ね求めるようになるためである。

 

口 語訳 ヨハ 4:5

4:5 そこで、イエスはサマリヤのスカルという町においでになった。この町は、ヤコブがその子ヨセフに与えた土地の近くにあったが、

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口語訳 マタ 19:15

19:15 そして手を彼らの上においてから、そこを去って行かれた。

 

口語訳 マコ 10:16

10:16 そして彼らを抱き、手をその上において祝福された。

 

口語訳 ヘブ 11:21

11:21 信仰によって、ヤコブは死のまぎわに、ヨセフの子らをひとりびとり祝福し、そしてそのつえのかしらによりかかって礼拝した。

 

口語訳 ヨハ 4:5

4:5 そこで、イエスはサマリヤのスカルという町においでになった。この町は、ヤコブがその子ヨセフに与えた土地の近くにあったが、

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

・・・・

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 ヘブ 11:21

11:21 信仰によって、ヤコブは死に臨んで、ヨセフの息子たちの一人一人のために祝福を祈り、杖の先に寄りかかって神を礼拝しました。

 

新共同 ヨハ 4:5

4:5 それで、ヤコブがその子ヨセフに与えた土地の近くにある、シカルというサマリアの町に来られた。

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ヘブ 11:21

11:21 信仰によって、ヤコブは死に臨んで、ヨセフの息子たちの一人一人のために祝福を祈り、杖の先に寄りかかって神を礼拝しました。

 

新共同 ヨハ 10:1-18

10:1 「はっきり言っておく。羊の囲いに入るのに、門を通らないでほかの所を乗り越えて来る者は、盗人であり、強盗である。

10:2 門から入る者が羊飼いである。

10:3 門番は羊飼いには門を開き、羊はその声を聞き分ける。羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す。

10:4 自分の羊をすべて連れ出すと、先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、ついて行く。

10:5 しかし、ほかの者には決してついて行かず、逃げ去る。ほかの者たちの声を知らないからである。」

10:6 イエスは、このたとえをファリサイ派の人々に話されたが、彼らはその話が何のことか分からなかった。

◆イエスは良い羊飼い

10:7 イエスはまた言われた。「はっきり言っておく。わたしは羊の門である。

10:8 わたしより前に来た者は皆、盗人であり、強盗である。しかし、羊は彼らの言うことを聞かなかった。

10:9 わたしは門である。わたしを通って入る者は救われる。その人は、門を出入りして牧草を見つける。

10:10 盗人が来るのは、盗んだり、屠ったり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。

10:11 わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。

10:12 羊飼いでなく、自分の羊を持たない雇い人は、狼が来るのを見ると、羊を置き去りにして逃げる。――狼は羊を奪い、また追い散らす。――

10:13 彼は雇い人で、羊のことを心にかけていないからである。

10:14 わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。

10:15 それは、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じである。わたしは羊のために命を捨てる。

10:16 わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。その羊もわたしの声を聞き分ける。こうして、羊は一人の羊飼いに導 かれ、一つの群れになる。

10:17 わたしは命を、再び受けるために、捨てる。それゆえ、父はわたしを愛してくださる。

10:18 だれもわたしから命を奪い取ることはできない。わたしは自分でそれを捨てる。わたしは命を捨てることもでき、それを再び受けることもできる。これは、わた しが父から受けた掟である。」

 

新共同 使  3:25

3:25 あなたがたは預言者の子孫であり、神があなたがたの先祖と結ばれた契約の子です。『地上のすべての民族は、あなたから生まれる者によって祝福を受ける』 と、神はアブラハムに言われました。

 

新共同 ガラ 3:18

3:18 相続が律法に由来するものなら、もはや、それは約束に由来するものではありません。しかし神は、約束によってアブラハムにその恵みをお与えになったので す。

 

新共同 ガラ 3:14

3:14 それは、アブラハムに与えられた祝福が、キリスト・イエスにおいて異邦人に及ぶためであり、また、わたしたちが、約束された“霊”を信仰によって受けるた めでした。

 

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