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ヘブライ人へ 7:1−3
メルキゼデクは永遠の祭司
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆メルキゼデクの祭司職
ヘブ
7:1 このメルキゼデクはサレムの王であり、いと高き神の祭司でしたが、王たちを討ち破って帰って来たアブラハムを出迎えて祝福しました。
ヘブ
7:2 アブラハムは、メルキゼデクにすべてのものの十分の一を分け与えました。メルキゼデクという名の意味は、第一に「義の王」、次に「サレムの王」、
つまり「平和の王」です。
ヘブ
7:3 彼には父もなく、母もなく、系図もなく、また、生涯の初めもなく、命の終わりもなく、神の子に似た者であって、永遠に祭司です。
フランシスコ会訳2013
◆メルキゼデク
001このメルキゼデクは、サレムの
王で、いと高き神の祭司でした。彼は、王たちを打ち破って帰るアブラハムを出迎えに行き、彼を祝福しました。
002アブラハムはメルキゼデクにす
べての物の十分の一を分け与えました。このメルキゼデクという名の意味するところは、まず「義の王」であり、次にサレムの王、すなわ
ち「平和の王」でもあります。
003彼には父もなく母もなく系図も
なく、その生涯の初めもなく、命の終わりもありません。彼は神の子に似た者であり、いつまでも祭司として留まります。
岩波翻訳委員会訳1995
580701というのは、このメルキツェデクはサレムの王、いと高き神の祭司であって、アブラハムが王たちを撃滅して引き上げてきた時に出
迎え、彼を祝福した人であ
り、
580702アブラハ
ムは彼にすべてのものの中から十分の一を分け与えたのであって、〔彼の名を〕訳せば、まず義の王、次にサレムの王つまり平和の王であって、
580703父なく、母なく、系図なく、日々のはじめもなく、生涯の終りもなく、神の子に似せられた人で
あり、いつまでも祭司として留まる。
新共同訳1987
7:1
このメルキゼデクはサレムの王であり、いと高き神の祭司でしたが、王たちを滅ぼして戻って来たアブラハムを出迎え、そして祝福しました。
7:2
アブラハムは、メルキゼデクにすべてのものの十分の一を分け与えました。メルキゼデクという名の意味は、まず「義の王」、次に「サレムの王」、つまり「平
和の王」です。
7:3
彼には父もなく、母もなく、系図もなく、また、生涯の初めもなく、命の終わりもなく、神の子に似た者であって、永遠に祭司です。
前田訳1978
7:1
このメルキセデクはサレムの王、いと高き神の祭司で、王たちを打ち破って帰るアブラハムを迎えて祝福しました。
7:2
アブラハムは彼にすべての十分の一を分かちました。その名の意味はまず「義の王」、次に「サレムの王」、すなわち「平和の王」です。
7:3
彼は父なく、母なく、系図なく、齢に初めもなく、いのちの終わりもなく、神の子に似て、いつまでも祭司です。
新改訳1970
7:1
このメルキゼデクは、サレムの王で、すぐれて高い神の祭司でしたが、アブラハムが王たちを打ち破って帰るのを出迎えて祝福しました。
7:2
またアブラハムは彼に、すべての戦利品の十分の一を分けました。まず彼は、その名を訳すと義の王であり、次に、サレムの王、すなわち平和の王です。
7:3
父もなく、母もなく、系図もなく、その生涯の初めもなく、いのちの終わりもなく、神の子に似た者とされ、いつまでも祭司としてとどまっているのです。
塚本訳1963
7:1
なぜか。この『メルキゼデクはサレムの王であり、いと高き神の祭司であった。アブラハムが(四人の)王たちを打破って帰るとき出迎えて彼を祝福したので、
7:2
アブラハムはすべての(分捕物の)一割税を』彼に分けたのである。(このことは、メルキゼデクがイスラエルの民の上に立つ王であり、祭司であることを示し
ている。)第一に、(メルキはヘブライ語で「王」、ゼデクは「義」で、)メルキゼデクは訳すると「義の王」(である)。つぎに、(サ
レムは「平和」であり、)『サレムの王は』すなわち「平和の王」である。
7:3
(ことに聖書はメルキゼデクの系図を掲げない。)父なく、母なく、系図なく、(生涯の)日の初めもなく、命の終りもなく、神の子に似ていて、(永久に)い
つまでも『祭司』である。
口語訳1955
7:1
このメルキゼデクはサレムの王であり、いと高き神の祭司であったが、王たちを撃破して帰るアブラハムを迎えて祝福し、
7:2
それに対して、アブラハムは彼にすべての物の十分の一を分け与えたのである。その名の意味は、第一に義の王、次にまたサレムの王、すなわち平和の王であ
る。
7:3
彼には父がなく、母がなく、系図がなく、生涯の初めもなく、生命の終りもなく、神の子のようであって、いつまでも祭司なのである。
文語訳1917
"580701","
此のメルキゼデクはサレムの王にて至高き神の祭司たりしが、王たちを破りて還るアブラハムを迎へて祝福せり。"
"580702","
アブラハムは彼に凡ての物の十分の一を分け與へたり。その名を釋けば第一に義の王、次にサレムの王、すなはち平和の王なり。"
"580703","
父なく、母なく、系圖なく、齡の始なく、生命の終なく、神の子の如くにして限りなく祭司たり。"
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各国聖書引照編集
(独)NESTLE-ALAND NOVUM
TESTAMENTUM GRAECE
27版1993 の引照
・・・・
(英・米)THE NEW TREASURY OF
SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳 ロマ
5:1
5:1
このように、わたしたちは、信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストにより、神に対して平和を得ている。
(日)新共同訳1987の引照
新 共同 ヘブ
7:6
7:6
それなのに、レビ族の血統以外の者が、アブラハムから十分の一を受け取って、約束を受けている者を祝福したのです。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
1985 の引照
口 語訳 ヘブ
1:2
1:2
この終りの時には、御子によって、わたしたちに語られたのである。神は御子を万物の相続者と定め、また、御子によって、もろもろの世
界を造られた。
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ヘブライ人へ 7:4−10
アブラハムよりもレビよりも大である
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
ヘブ 7:4 この人がどんなに偉大かを考えてみなさい。族長のアブラハムが最上の戦利品の中から十分の一を彼に与えたのです。
ヘブ
7:5 さて、レビの子らの中で祭司職を受ける者は、同じアブラハムの子孫でありながら、兄弟である民から十分の一を取るように、律法で命じられていま
す。
ヘブ 7:6 ところが、レビ族の系図にない者が、アブラハムから十分の一を受け取り、約束を受けた者を祝福したのです。
ヘブ 7:7 下の者が上の者から祝福を受けるのは、当然のことです。
ヘブ 7:8 一方では、死ぬべき人間が十分の一を受け、他方では、「彼は生きている」と証しされている人が受けるのです。
ヘブ 7:9 そこで、言うならば、十分の一を受け取るレビもまた、アブラハムを通して、十分の一を納めたことになります。
ヘブ 7:10 メルキゼデクがアブラハムを出迎えたとき、レビはまだこの父の腰の中にいたからです。
フランシスコ会訳2013
◆メルキゼデクとアブラハム
004この人物が、いかに偉大である
かを考えなさい。族長であるアブラハムでさえ、彼に最も善い戦利品の十分の一を与えたのです。
005ところで、レビの子孫のうちで
祭司職を受ける者たちは、自分たちもアブラハムの出であるにもかかわらず、兄弟である民から十分の一を徴収するようにと、律法によっ
て命じられています。
006しかし、レビ族の系図にないメ
ルキゼデクが、アブラハムから十分の一を受け取って、神の約束を受けたこの人を祝福したのです。
007目下の者が目上の者の祝福を受
けるのは議論の余地がありません。
008さらに一方では、死ぬべき人々
が十分の一を受けるが、他方では、生きている者と証明されたこのメルキゼデクが、それを受けるのです。
009重ねて言うなら、十分の一を受
けるレビ自身も、アブラハムを通して、この十分の一を納めたのです。
010というのは、メルキゼデクがア
ブラハムを出迎えた時には、レビはまだこの族長から生まれ出ていませんでした。
岩波翻訳委員会訳1995
580704看なさい、この人がどれほど偉大であるかを。彼には族長のアブラハムが〔最上の〕戦利品の中から十分の一を献じたのである。
580705そして、一方では、レビの子らのなかで祭司職を受ける人々は、律法により、民につまり自分の
兄弟たちから、〔自分の兄弟たちが〕アブラハムの腰から出て来たものであるにもかかわらず、十分の一を取るようにという誡めを受けて
いる。
580706それに対し、彼らの血統を引かない〔この〕人がアブラハムから十分の一を取り立て、約束を受
けている彼を祝福している。
580707より劣るものがより優れたものから祝福されることには、なんの異論もない。
580708一方では死んで行く人間たちが十分の一を取り、他方では「彼は生きる」と証しされる人〔が取
るの〕である。
580709いってみれば、十分の一を取るレヒさえも、アブラハムを介して〔メルキツェデクから〕十分の
一を取り立てられているのである。
580710メルキツェデクが彼を迎えた時、〔レビは〕まだ父〔祖〕の腰の中にいたのだから。
新共同訳1987
7:4
この人がどんなに偉大であったかを考えてみなさい。族長であるアブラハムさえ、最上の戦利品の中から十分の一を献げたのです。
7:5
ところで、レビの子らの中で祭司の職を受ける者は、同じアブラハムの子孫であるにもかかわらず、彼らの兄弟である民から十分の一を取るように、律法によっ
て命じられています。
7:6
それなのに、レビ族の血統以外の者が、アブラハムから十分の一を受け取って、約束を受けている者を祝福したのです。
7:7
さて、下の者が上の者から祝福を受けるのは、当然なことです。
7:8
更に、一方では、死ぬはずの人間が十分の一を受けているのですが、他方では、生きている者と証しされている者が、それを受けているのです。
7:9
そこで、言ってみれば、十分の一を受けるはずのレビですら、アブラハムを通して十分の一を納めたことになります。
7:10
なぜなら、メルキゼデクがアブラハムを出迎えたとき、レビはまだこの父の腰の中にいたからです。
前田訳1978
7:4
彼がいかに偉大かをごらんなさい。彼に父祖アブラハムがいちばんよい分捕品の十分の一を分かったのです。
7:5
レビの子孫で祭司の務めを引き受けるものは、律法によって兄弟である民から十分の一をとるよう定められています。彼らが同じくアブラハムの腰の出であるに
もかかわらずです。
7:6
しかし彼らの系図に属さない彼はアブラハムから十分の一を与えられ、約束を受けたもの(アブラハム)を祝福しました。
7:7
およそ反論の余地のないことですが、小さいものが大きいものから祝福されるのです。
7:8
また、一方死ぬべき人間が十分の一を受けていますが、他方「生きている」と証されたものが、それを受けています。
7:9
いうなれば、十分の一を受けるレビさえも、アブラハムを通じて十分の一を課せられたのです。
7:10
それはメルキセデクがアブラハムを迎えたとき、彼(レビ)はまだこの父祖の腰にいたからです。
新改訳1970
7:4
その人がどんなに偉大であるかを、よく考えてごらんなさい。族長であるアブラハムでさえ、彼に一番良い戦利品の十分の一を与えたのです。
7:5
レビの子らの中で祭司職を受ける者たちは、自分もアブラハムの子孫でありながら、民から、すなわち彼らの兄弟たちから、十分の一を徴集するようにと、律法
の中で命じられています。
7:6
ところが、レビ族の系図にない者が、アブラハムから十分の一を取って、約束を受けた人を祝福したのです。
7:7
いうまでもなく、下位の者が上位の者から祝福されるのです。
7:8
一方では、死ぬべき人間が十分の一を受けていますが、他のばあいは、彼は生きているとあかしされている者が受けるのです。
7:9
また、いうならば、十分の一を受け取るレビでさえアブラハムを通して十分の一を納めているのです。
7:10
というのは、メルキゼデクがアブラハムを出迎えたときには、レビはまだ父の腰の中にいたからです。
塚本訳1963
7:4
祖先、『アブラハムが』分捕物の『一割税を与えた』このメルキゼデクが、いかに偉大であるかを、あなた達はよく(考えて)見よ。
7:5
まずレビの子孫のうち祭司職を受ける者は、律法によって民、すなわちその兄弟たちから、(同じく)アブラハムの腰から出てきた者ではあるが、一割税を取れ
と命ぜられている。
7:6
ところが、メルキゼデクは、彼ら(レビ)の血統(の者)でないにもかかわらず、アブラハムから一割税を取り、また(神の)約束を受けた者(であるそのアブ
ラハム)を『祝福したのである』。
7:7
言うまでもなく、小さい者が大きい者に祝福される。(だからアブラハムよりもメルキゼデクの方が大きい。)
7:8
かつここでは、(すなわちレビの場合は、)死ぬべき人間が『一割税を』受けるけれども、そこでは、(すなわちメルキゼデクの場合は、永遠に)生きている、
と証されている者が、それを受けるのである。
7:9
そして、言わば一割税を受けるレビ(の祭司たち自身)も、アブラハムによって一割税をささげたのである。
7:10
『メルキゼデクがアブラハムを出迎えた』時、レビはまだ父(アブラハム)の腰にあったからである。
口語訳1955
7:4
そこで、族長のアブラハムが最もよいぶんどり品の十分の一を与えたのだから、この人がどんなにすぐれた人物であったかが、あなたがたにわかるであろう。
7:5
さて、レビの子のうちで祭司の務をしている者たちは、兄弟である民から、同じくアブラハムの子孫であるにもかかわらず、十分の一を取るように、律法によっ
て命じられている。
7:6
ところが、彼らの血統に属さないこの人が、アブラハムから十分の一を受けとり、約束を受けている者を祝福したのである。
7:7
言うまでもなく、小なる者が大なる者から祝福を受けるのである。
7:8
その上、一方では死ぬべき人間が、十分の一を受けているが、他方では「彼は生きている者」とあかしされた人が、それを受けている。
7:9
そこで、十分の一を受けるべきレビでさえも、アブラハムを通じて十分の一を納めた、と言える。
7:10
なぜなら、メルキゼデクがアブラハムを迎えた時には、レビはまだこの父祖の腰の中にいたからである。
文語訳1917
"580704","
先祖アブラハム分捕物のうち十分の一、最も善き物を之に與へたれば、その人の如何に尊きかを思ふべし。"
"580705","
レビの子等のうち祭司の職を受くる者は、律法によりて、民すなはちアブラハムの腰より出でたる己が兄弟より、十分の一を取ることを命
ぜらる。"
"580706","
されど此の血派にあらぬ彼は、アブラハムより十分の一を取りて約束を受けし者を祝福せり。"
"580707","
それ小なる者の大なる者に祝福せらるるは論なき事なり。"
"580708","
かつ此所にては死ぬべき者十分の一を受くれども、彼處にては『活くるなり』と證せられた者、これを受く。"
"580709","
また十分の一を受くるレビすら、アブラハムに由りて十分の一を納めたりと云ふも可なり。"
"580710","
そはメルキゼデクのアブラハムを迎へし時に、レビはなほ父の腰に在りたればなり。"
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各国聖書引照編集
(独)NESTLE-ALAND NOVUM
TESTAMENTUM GRAECE
27版1993 の引照
・・・・
(英・米)THE NEW TREASURY OF
SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳 ロマ
4:11-13
4:11
そして、アブラハムは割礼というしるしを受けたが、それは、無割礼のままで信仰によって受けた義の証印であって、彼が、無割礼のまま
で信じて義とされるに至るすべての人の父となり、
4:12
かつ、割礼の者の父となるためなのである。割礼の者というのは、割礼を受けた者ばかりではなく、われらの父アブラハムが無割礼の時に
持っていた信仰の足跡を踏む人々をもさすのである。
4:13
なぜなら、世界を相続させるとの約束が、アブラハムとその子孫とに対してなされたのは、律法によるのではなく、信仰の義によるからで
ある。
口 語訳
Uコリ13:13-14
13:13
主イエス・キリストの恵みと、神の愛と、聖霊の交わりとが、あなたがた一同と共にあるように。
(日)新共同訳1987の引照
新共同 ヘブ 7:3
7:3
彼には父もなく、母もなく、系図もなく、また、生涯の初めもなく、命の終わりもなく、神の子に似た者であって、永遠に祭司です。
新共同 ヘブ 7:1
7:1
このメルキゼデクはサレムの王であり、いと高き神の祭司でしたが、王たちを滅ぼして戻って来たアブラハムを出迎え、そして祝福しました。
新共同 ヘブ 7:25
7:25
それでまた、この方は常に生きていて、人々のために執り成しておられるので、御自分を通して神に近づく人たちを、完全に救うことがおできになります。
新共同 黙 1:18
1:18
また生きている者である。一度は死んだが、見よ、世々限りなく生きて、死と陰府の鍵を持っている。
新共同 黙 4:9-10
4:9
玉座に座っておられ、世々限りなく生きておられる方に、これらの生き物が、栄光と誉れをたたえて感謝をささげると、
4:10
二十四人の長老は、玉座に着いておられる方の前にひれ伏して、世々限りなく生きておられる方を礼拝し、自分たちの冠を玉座の前に投げ出して言った。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
1985 の引照
・・・・
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ヘブライ人へ 7:11−25
このメルキゼデクなるイエスによりレビ系祭司職
は廃止された
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
ヘブ
7:11 ところで、もしレビの祭司制度が完全なものであったならば――民はこの祭司制度に基づいて律法を与えられたのです――、どうして、さらに「アロ
ンに連なる」ではなく、「メルキゼデクに連なる」と呼ばれる別の祭司が立てられる必要があるでしょう。
ヘブ 7:12 祭司制度に変更があれば、律法にも必ず変更があるはずです。
ヘブ 7:13 このように言われている方は、誰も祭壇の奉仕に携わったことのない別の部族に属しておられます。
ヘブ
7:14 私たちの主がユダ族出身であることは明らかですが、この部族についてモーセは、祭司に関することを何も述べていないからです。
ヘブ 7:15 このことは、メルキゼデクに連なる別の祭司が立てられたことで、いっそう明らかです。
ヘブ 7:16 この方は、肉の戒めの律法によらず、朽ちることのない命の力によって祭司となられたのです。
ヘブ 7:17 こう証しされています。/「あなたこそ永遠に/メルキゼデクに連なる祭司である。」
ヘブ 7:18 こうして、一方では、前の戒めが弱く無益なために廃止されました。――
ヘブ
7:19 律法は何一つ完全なものにしなかったからです――しかし、他方では、もっと優れた希望がもたらされました。私たちは、この希望によって神に近づ
くのです。
ヘブ 7:20 その上、このことは誓いなしには行われませんでした。レビの系統の祭司たちは、誓いなしに祭司となりましたが、
ヘブ
7:21 この方は、誓いによって祭司となられたのです。神はこの方にこう言われました。/「主は誓われた。/その御心を変えられることはない。/あなた
こそ、永遠に祭司である。」
ヘブ 7:22 このようにして、イエスはいっそう優れた契約を保証する方となられたのです。
ヘブ
7:23 また、レビの系統の祭司たちの場合、死というものがあるので、いつまでも務めを続けることができず、大勢の人が祭司となりました。
ヘブ 7:24 しかし、イエスは永遠に生きているので、変わることのない祭司職を持っておられるのです。
ヘブ
7:25 それで、ご自分を通して神に近づく人々を、完全に救うことがおできになります。この方は常に生きていて、彼らのために執り成しておられるからで
す。
フランシスコ会訳2013
◆レビの祭司職
011律法は、レビの祭司制度を土台
として与えられたのです。もし、レビの祭司制度によって、すべてを完全に果たすことができたのなら、なぜ、アロンの系統によるもので
はなく、メルキゼデクの系統によるものと呼ばれる別の祭司が立てられる必要があったのでしょうか。
012祭司制度の変更は、必ず律法の
変更をもたらすはずです。
013わたしたちが述べてきたこの方
は、祭壇に仕える者が一人も出たことのない別の部族に属しておられる方です。
014わたしたちの主がユダ族の出身
であることは明らかです。また、モーセは祭司について語ったとき、ユダ族に関しては一言も触れていません。
015もし、メルキゼデクと同様な別
の祭司が立てられるのなら、以上のことは、ますます明らかになります。
016この祭司は、血筋による規定で
ある律法によってではなく、朽ちることのない命の力によって立てられたのです。
017この方については、
「あなたは、メルキゼデクの系統による永遠の祭司」
と証言されています。
018前の規定は弱くかつ無益なもの
となったので廃止されました。
019――律法は何一つ完全なものと
することができませんでした。――しかし、それに代わって、より善い希望が導
き入れられました。わたしたちはこれによって、神に近づくのです。
◆イエスの永遠の祭司職
020また、これは、神の誓いなしに
なされたのではありません。レビの祭司たちは、神の誓いによらずに祭司となりましたが、
021この方は神の誓いによって祭司
となったのです。神はこう仰せになりました、
「主は誓った、
そして悔んではおられない。
『あなたこそ永遠の祭司である』」。
022これによって、イエスはさらに
優れた契約の保証人となったのです。
023また、祭司たちの場合には、死
というものがあるので、務めを続けることができませんでした。そこで数多くの祭司たちが代々立てられました。
024しかし、イエスは永遠に生きて
おられるので、変わることのない祭司職をもっておられます。
025それ故、イエスは、常に生き
て、人々のために神に執りなしをしておられるので、ご自分を通して神に近づく者を、完全に救うことがおできになります。
岩波翻訳委員会訳1995
580711ところで、仮にレビの祭司制によって成就がなされたとすれば ――民は〔そのレビの祭司制〕
に基づいて律法を制定されているのである ――、しかもアロンの系統ではなく、メルキツェデクの系統の、異なる祭司を打ち立てるとい
う必要がいったいあっただろうか。
580712というのは、祭司制が改変されると、必然的に律法の改変も生じるのである。
580713すなわち、これらのことで言われる人は、異なる部族に属してきたからである。その〔部族〕か
らは、誰も祭壇〔への奉仕〕に携わってはこなかった。
580714なぜなら私たちの主がユダ〔の一族〕から出ていることは明らかだからで、この部族に関して
モーセは祭司たち〔の職〕について何も語らなかった。
580715メルキツェデクに似た異なる祭司が打ち立てられるなら、〔そのことは〕なおいっそう明白であ
る。
580716その人は肉的な誡めの律法によらず、朽ちることのない命の力によって〔祭司と〕なっているの
である。
580717というのも[聖書では]次のように証しされる。
あなたはいつの世までもメルキツェデクの系統の
祭司。
580718というのは、一方でその弱さと無益さのゆえに先の〔律法の〕誡めの取り消しがなされるが、
580719 ――というのも律法はなにものも成就しなかったのである。――他方で〔以前のそれよりも〕
優れた希望の導入がなされるからである。こ〔の希望〕によって私たちは神に近づきつつあるのである。
580720そして、誓い〔による保証〕なしにではなかっただけに、――というのは、〔レビの祭司たち
は〕誓い〔による保証〕なしに祭司となっているが、
580721それに対して〔イエスは〕自分に対して次のように言う方により、誓い〔による
保
証〕をもって〔祭司となっているの〕だからである。
主は誓った。悔いることはないであろう。
あなたはいつの世までも祭司。 ――
580722それだけに、イエスはより優れた契約の保証〔人〕となっている。
580723そして、〔レビ族の人々は〕死によって妨げられる〔職務に〕留まり続けることができないた
め、相当多くの人々が〔何代にもわたって〕祭司となっている。
580724それに対し、彼はいつの世までも留まるゆえに、不滅の祭司職を有している。
580725それゆえ、彼はまた、自分を通して神のもとに進み出る人々を、完全に救うことができる。いつ
までも生きていて、彼らのために取りなしているからである。
新共同訳1987
7:11
ところで、もし、レビの系統の祭司制度によって、人が完全な状態に達することができたとすれば、――というのは、民はその祭司制度に基づいて律法を与えら
れているのですから――いったいどうして、アロンと同じような祭司ではなく、メルキゼデクと同じような別の祭司が立てられる必要があ
るでしょう。
7:12
祭司制度に変更があれば、律法にも必ず変更があるはずです。
7:13
このように言われている方は、だれも祭壇の奉仕に携わったことのない他の部族に属しておられます。
7:14
というのは、わたしたちの主がユダ族出身であることは明らかですが、この部族についてはモーセは、祭司に関することを何一つ述べていないからです。
7:15
このことは、メルキゼデクと同じような別の祭司が立てられたことによって、ますます明らかです。
7:16
この祭司は、肉の掟の律法によらず、朽ちることのない命の力によって立てられたのです。
7:17
なぜなら、/「あなたこそ永遠に、/メルキゼデクと同じような祭司である」と証しされているからです。
7:18
その結果、一方では、以前の掟が、その弱く無益なために廃止されました。――
7:19
律法が何一つ完全なものにしなかったからです――しかし、他方では、もっと優れた希望がもたらされました。わたしたちは、この希望によって神に近づくので
す。
7:20
また、これは誓いによらないで行われたのではありません。レビの系統の祭司たちは、誓いによらないで祭司になっているのですが、
7:21
この方は、誓いによって祭司となられたのです。神はこの方に対してこう言われました。「主はこう誓われ、/その御心を変えられることはない。『あなたこ
そ、永遠に祭司である。』」
7:22
このようにして、イエスはいっそう優れた契約の保証となられたのです。
7:23
また、レビの系統の祭司たちの場合には、死というものがあるので、務めをいつまでも続けることができず、多くの人たちが祭司に任命されました。
7:24
しかし、イエスは永遠に生きているので、変わることのない祭司職を持っておられるのです。
7:25
それでまた、この方は常に生きていて、人々のために執り成しておられるので、御自分を通して神に近づく人たちを、完全に救うことがおできになります。
前田訳1978
7:11
もし完成がレビ系の祭司職によるとすると・・民はそれによって律法を与えられているのですが・・何の必要があって、メルキセデクに等しくてアロンに等しい
とはいわれない別の祭司が立てられるのですか。
7:12
祭司制が変われば必然的に律法の変更がおきます。
7:13
これらのことがいわれている人は、祭壇に仕えるものが出たことのない別の部族に属しています。
7:14
われらの主がユダからお出のことは明らかで、モーセはこの部族について、祭司たちのことは何もいいませんでした。
7:15
このことはメルキセデクに似た別の祭司が立てられればさらに明らかになります。
7:16
彼は肉のいましめの律法によらず、不滅のいのちの力によって立てられています。
7:17
聖書は証します、「なんじこそとこしえにメルキゼデクに等しい祭司」と。
7:18
前のいましめはその弱さと無益のゆえに無効となります。
7:19
律法は何をも完成しえなかったからです。しかしよりすぐれた希望が現われ、それによってわれらは神に近づくのです。
7:20
いかに大きなことが誓いをもってなされたことでしょう。祭司たちは誓いなしで立てられたのです。
7:21
しかし彼は誓いをもってです。彼について聖書はいいます、「主は誓われた。そしてそれを悔いたもうまい。なんじこそとこしえに祭司である」と。
7:22
このように、イエスはよりすぐれた契約の保証人とおなりです。
7:23
多くの人々が祭司になりますが、それは職にとどまることを死によって妨げられるからです。
7:24
しかし彼はとこしえにおとどまりで、不変の祭司職をお持ちです。
7:25
それゆえにこそ、彼は彼によって神に近づくものを永久にお救いになれるのです。彼はつねに生きて彼らを弁護なさいます。
新改訳1970
7:11
さて、もしレビ系の祭司職によって完全に到達できたのだったら、――民はそれを基礎として律法を与えられたのです。――それ以上何の必要があって、アロン
の位でなく、メルキゼデクの位に等しいと呼ばれる他の祭司が立てられたのでしょうか。
7:12
祭司職が変われば、律法も必ず変わらなければなりませんが、
7:13
私たちが今まで論じて来たその方は、祭壇に仕える者を出したことのない別の部族に属しておられるのです。
7:14
私たちの主が、ユダ族から出られたことは明らかですが、モーセは、この部族については、祭司に関することを何も述べていません。
7:15
もしメルキゼデクに等しい、別の祭司が立てられるのなら、以上のことは、いよいよ明らかになります。
7:16
その祭司は、肉についての戒めである律法にはよらないで、朽ちることのない、いのちの力によって祭司となったのです。
7:17
この方については、こうあかしされています。「あなたは、とこしえに、メルキゼデクの位に等しい祭司である。」
7:18
一方で、前の戒めは、弱く無益なために、廃止されましたが、
7:19
――律法は何事も全うしなかったのです。――他方で、さらにすぐれた希望が導き入れられました。私たちはこれによって神に近づくのです。
7:20 また、そのためには、
はっきりと誓いがなされています。
7:21
――彼らのばあいは、誓いなしに祭司となるのですが、主のばあいには、主に対して次のように言われた方の誓いがあります。「主は誓ってこう言われ、みここ
ろを変えられることはない。『あなたはとこしえに祭司である。』」――
7:22
そのようにして、イエスは、さらにすぐれた契約の保証となられたのです。
7:23
また、彼らのばあいは、死ということがあるため、務めにいつまでもとどまることができず、大ぜいの者が祭司となりました。
7:24
しかし、キリストは永遠に存在されるのであって、変わることのない祭司の務めを持っておられます。
7:25
したがって、ご自分によって神に近づく人々を、完全に救うことがおできになります。キリストはいつも生きていて、彼らのために、とりなしをしておられるか
らです。
塚本訳1963
7:11
(このようにメルキゼデクはアブラハムにもレビにも勝っている。)それで、もしレビ系の祭司職によって(神の前に人間が)完全になることができるならば
──民はこの祭司職の基礎の上に律法を受けたのであるから──(レビ系の祭司)アロンと『同等』でない、『メルキゼデクと同等』と言
われるほかの『祭司(イエス)の』あらわれる必要が、なおどこにあるか。
7:12
(しかし詩篇が預言したように、いまイエスは、アロン系にかわるメルキゼデクと同等の大祭司としてあらわれ、これによって、レビ系の祭司職はモーセ律法と
同時に廃止されたのである。)というのは、祭司職が変更されるときは、必然に律法の変更をも来たすからである。
7:13
なぜならこの詩篇の言葉は、そのだれもかつて祭壇に携わったことのないほかの族(、すなわちユダ族に属する者)についてである。
7:14
(大祭司である)わたし達の主がユダ(族)の出であることは、明白だからである。この族については、モーセは何も祭司に関することを語ったことがない。
7:15
なお一層明白なことは、『メルキゼデク』と同じ『ような』ほかの『祭司(イエス)が』あらわれた以上、
7:16
彼は肉にかんする掟の法則によらず、不滅の命の力によって立てられていることである。
7:17
(詩篇で、)『あなたは永遠にメルキゼデクと同等の祭司である』と証されているではないか。
7:18
(それならば新しい祭司職はどの点が勝れているか。)一方では、(祭司に関する)前の掟は、それが弱くかつ無益なため、廃止の宣告をうけたのである。
7:19
この律法は、(罪の赦しや神との和合などを)何一つ成しとげることが(でき)なかったからである。しかし他方では、(イエスによってレビの祭司職によるも
のに)まさった希望がもたらされ、わたし達はこの希望によって神に近づくのである。
7:20
それから(イエスの場合には)、それが誓約なくしては行われなかったので──というのは、彼らの方は誓約なしに祭司になったが、
7:21
イエスの方は、彼に対してこう言われるお方により、誓約をもって祭司とされた、『(神なる)主は(つぎのように)誓われたが、(決して)心を変えられない
であろう、「あなたは永遠に祭司である」と』。
7:22
──この点において、イエスは彼らにまさった(新しい)契約の保証人となられたのである。
7:23
それから、彼らは死によって(いつまでも)祭司の職に留まることを妨げられるため、祭司になった者(の数)が多いけれども、
7:24
イエス(の場合)は、『永遠に』生きながらえるのであって、彼のもつ祭司職は移り変りがないのである。
7:25
それゆえ彼はまた、彼によって神に近づく人々を完全に救うことが出来る。彼は人々のために(神に)執成をしようとして常に生きておられるからである。
口語訳1955
7:11
もし全うされることがレビ系の祭司制によって可能であったら――民は祭司制の下に律法を与えられたのであるが――なんの必要があって、なお、「アロンに等
しい」と呼ばれない、別な「メルキゼデクに等しい」祭司が立てられるのであるか。
7:12
祭司制に変更があれば、律法にも必ず変更があるはずである。
7:13
さて、これらのことは、いまだかつて祭壇に奉仕したことのない、他の部族に関して言われているのである。
7:14
というのは、わたしたちの主がユダ族の中から出られたことは、明らかであるが、モーセは、この部族について、祭司に関することでは、ひとことも言っていな
い。
7:15
そしてこの事は、メルキゼデクと同様な、ほかの祭司が立てられたことによって、ますます明白になる。
7:16
彼は、肉につける戒めの律法によらないで、朽ちることのないいのちの力によって立てられたのである。
7:17
それについては、聖書に「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」とあかしされている。
7:18
このようにして、一方では、前の戒めが弱くかつ無益であったために無効になると共に、
7:19
(律法は、何事をも全うし得なかったからである)、他方では、さらにすぐれた望みが現れてきて、わたしたちを神に近づかせるのである。
7:20
その上に、このことは誓いをもってなされた。人々は、誓いをしないで祭司とされるのであるが、
7:21
この人の場合は、次のような誓いをもってされたのである。すなわち、彼について、こう言われている、「主は誓われたが、心を変えることをされなかった。あ
なたこそは、永遠に祭司である」。
7:22
このようにして、イエスは更にすぐれた契約の保証となられたのである。
7:23
かつ、死ということがあるために、務を続けることができないので、多くの人々が祭司に立てられるのである。
7:24
しかし彼は、永遠にいますかたであるので、変らない祭司の務を持ちつづけておられるのである。
7:25
そこでまた、彼は、いつも生きていて彼らのためにとりなしておられるので、彼によって神に来る人々を、いつも救うことができるのである。
文語訳1917
"580711","
もしレビの系なる祭司によりて全うせらるる事ありしならば(民は之によりて律法を受けたり)何ぞなほ他にアロンの位に等しからぬメル
キゼデクの位に等しき祭司の起る必要あらんや。"
"580712","
祭司の易る時には律法も亦必ず易るべきなり。"
"580713","
此等のことは曾て祭壇に事へたることなき他の族に屬する者をさして云へるなり。"
"580714","
それ我らの主のユダより出で給へるは明かにして、此の族につき、モーセは聊かも祭司に係ることを云はざりき。"
"580715","
又メルキゼデクのごとき他の祭司おこり、肉の誡命の法に由らず、朽ちざる生命の能力によりて立てられたれば、我が言ふ所いよいよ明か
なり。"
"580716","
(15節に合節)"
"580717","
そは『なんぢは永遠にメルキゼデクの位に等しき祭司たり』と證せられ給へばなり。"
"580718","
前の誡命は弱く、かつ益なき故に廢せられ、"
"580719","
(律法は何をも全うせざりしなり)更に優れたる希望を置かれたり、この希望によりて我らは神に近づくなり。"
"580720","
かの人々は誓なくして祭司とせられたれども、"
"580721","
彼は誓なくしては爲られず、誓をもて祭司とせられ給へり。即ち彼に就きて、『主ちかいて悔い給はず、「なんじは永遠に祭司たり」』、
と言ひ給ひしが如し。"
"580722","
イエスは斯くも優れたる契約の保證となり給へり。"
"580723","
かの人々は死によりて永くその職に留ることを得ざる故に、祭司となりし者の數多かりき。"
"580724","
されど彼は永遠に在せば易ることなき祭司の職を保ちたまふ。"
"580725","
この故に彼は己に頼りて神にきたる者のために執成をなさんとて常に生くれば、之を全く救ふこと得給ふなり。"
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各国聖書引照編集
(独)NESTLE-ALAND NOVUM
TESTAMENTUM GRAECE
27版1993 の引照
新共同 ルカ 1:78
1:78
これは我らの神の憐れみの心による。この憐れみによって、/高い所からあけぼのの光が我らを訪れ、
新共同 ヘブ
13:20
13:20
永遠の契約の血による羊の大牧者、わたしたちの主イエスを、死者の中から引き上げられた平和の神が、
新共同 ルカ
22:20
22:20
食事を終えてから、杯も同じようにして言われた。「この杯は、あなたがたのために流される、わたしの血による新しい契約である。
新共同 ロマ 8:34
8:34
だれがわたしたちを罪に定めることができましょう。死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右に座っていて、わたしたちの
ために執り成してくださるのです。
(英・米)THE NEW TREASURY OF
SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口語訳 ガラ 2:21
2:21
わたしは、神の恵みを無にはしない。もし、義が律法によって得られるとすれば、キリストの死はむだであったことになる。
口語訳 Tコリ14:34
14:34
婦人たちは教会では黙っていなければならない。彼らは語ることが許されていない。だから、律法も命じているように、服従すべきである。
口語訳 ロマ 1:3
1:3
御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの子孫から生れ、
口語訳 ロマ 8:3
8:3
律法が肉により無力になっているためになし得なかった事を、神はなし遂げて下さった。すなわち、御子を、罪の肉の様で罪のためにつかわし、肉において罪を
罰せられたのである。
口語訳 ガラ
3:23-24
3:23
しかし、信仰が現れる前には、わたしたちは律法の下で監視されており、やがて啓示される信仰の時まで閉じ込められていた。
3:24
このようにして律法は、信仰によって義とされるために、わたしたちをキリストに連れて行く養育掛となったのである。
口語訳 ガラ 4:9
4:9
しかし、今では神を知っているのに、否、むしろ神に知られているのに、どうして、あの無力で貧弱な、もろもろの霊力に逆もどりして、またもや、新たにその
奴隷になろうとするのか。
口語訳 ロマ
3:20-21
3:20
なぜなら、律法を行うことによっては、すべての人間は神の前に義とせられないからである。律法によっては、罪の自覚が生じるのみである。
3:21
しかし今や、神の義が、律法とは別に、しかも律法と預言者とによってあかしされて、現された。
口語訳 ガラ 2:16
2:16
人の義とされるのは律法の行いによるのではなく、ただキリスト・イエスを信じる信仰によることを認めて、わたしたちもキリスト・イエスを信じたのである。
それは、律法の行いによるのではなく、キリストを信じる信仰によって義とされるためである。なぜなら、律法の行いによっては、だれひ
とり義とされることがないからである。
口語訳 ロマ 5:2
5:2
わたしたちは、さらに彼により、いま立っているこの恵みに信仰によって導き入れられ、そして、神の栄光にあずかる希望をもって喜んでいる。
口語訳 ロマ 5:10
5:10
もし、わたしたちが敵であった時でさえ、御子の死によって神との和解を受けたとすれば、和解を受けている今は、なおさら、彼のいのちによって救われるであ
ろう。
口語訳 ロマ 8:34
8:34
だれが、わたしたちを罪に定めるのか。キリスト・イエスは、死んで、否、よみがえって、神の右に座し、また、わたしたちのためにとりなして下さるのであ
る。
(日)新共同訳1987の引照
新共同 ヘブ 7:19
7:19
律法が何一つ完全なものにしなかったからです――しかし、他方では、もっと優れた希望がもたらされました。わたしたちは、この希望によって神に近づくので
す。
新共同 ヘブ 8:7
8:7
もし、あの最初の契約が欠けたところのないものであったなら、第二の契約の余地はなかったでしょう。
新共同 ヘブ 10:1
10:1
いったい、律法には、やがて来る良いことの影があるばかりで、そのものの実体はありません。従って、律法は年ごとに絶えず献げられる同じいけにえによっ
て、神に近づく人たちを完全な者にすることはできません。
新共同 ヘブ 5:4
5:4
また、この光栄ある任務を、だれも自分で得るのではなく、アロンもそうであったように、神から召されて受けるのです。
新共同 ヘブ 9:4
9:4
そこには金の香壇と、すっかり金で覆われた契約の箱とがあって、この中には、マンナの入っている金の壺、芽を出したアロンの杖、契約の石板があり、
新共同 ヘブ 5:6
5:6
また、神は他の個所で、/「あなたこそ永遠に、/メルキゼデクと同じような祭司である」と言われています。
新共同 ヘブ 7:17
7:17
なぜなら、/「あなたこそ永遠に、/メルキゼデクと同じような祭司である」と証しされているからです。
新共同 ヘブ 9:10
9:10
これらは、ただ食べ物や飲み物や種々の洗い清めに関するもので、改革の時まで課せられている肉の規定にすぎません。
新共同 ヘブ 7:11
7:11
ところで、もし、レビの系統の祭司制度によって、人が完全な状態に達することができたとすれば、――というのは、民はその祭司制度に基づいて律法を与えら
れているのですから――いったいどうして、アロンと同じような祭司ではなく、メルキゼデクと同じような別の祭司が立てられる必要があ
るでしょう。
新共同 ヘブ 7:14
7:14
というのは、わたしたちの主がユダ族出身であることは明らかですが、この部族についてはモーセは、祭司に関することを何一つ述べていないからです。
新共同 黙 5:5
5:5
すると、長老の一人がわたしに言った。「泣くな。見よ。ユダ族から出た獅子、ダビデのひこばえが勝利を得たので、七つの封印を開いて、その巻物を開くこと
ができる。」
新共同 ヘブ 7:13
7:13
このように言われている方は、だれも祭壇の奉仕に携わったことのない他の部族に属しておられます。
新共同 ヘブ 7:21
7:21
この方は、誓いによって祭司となられたのです。神はこの方に対してこう言われました。「主はこう誓われ、/その御心を変えられることはない。『あなたこ
そ、永遠に祭司である。』」
新共同 ロマ 3:20
3:20
なぜなら、律法を実行することによっては、だれ一人神の前で義とされないからです。律法によっては、罪の自覚しか生じないのです。
新共同 ロマ 8:3
8:3
肉の弱さのために律法がなしえなかったことを、神はしてくださったのです。つまり、罪を取り除くために御子を罪深い肉と同じ姿でこの世に送り、その肉にお
いて罪を罪として処断されたのです。
新共同 ガラ 3:21
3:21
それでは、律法は神の約束に反するものなのでしょうか。決してそうではない。万一、人を生かすことができる律法が与えられたとするなら、確かに人は律法に
よって義とされたでしょう。
新共同 ヘブ 6:9
6:9
しかし、愛する人たち、こんなふうに話してはいても、わたしたちはあなたがたについて、もっと良いこと、救いにかかわることがあると確信しています。
新共同 ヘブ 3:6
3:6
キリストは御子として神の家を忠実に治められるのです。もし確信と希望に満ちた誇りとを持ち続けるならば、わたしたちこそ神の家なのです。
新共同 ヘブ 4:16
4:16
だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。
新共同 ヘブ 7:25
7:25
それでまた、この方は常に生きていて、人々のために執り成しておられるので、御自分を通して神に近づく人たちを、完全に救うことがおできになります。
新共同 ヘブ
10:22
10:22
心は清められて、良心のとがめはなくなり、体は清い水で洗われています。信頼しきって、真心から神に近づこうではありませんか。
新共同 ヤコ 4:8
4:8
神に近づきなさい。そうすれば、神は近づいてくださいます。罪人たち、手を清めなさい。心の定まらない者たち、心を清めなさい。
新共同 ヘブ 7:24
7:24
しかし、イエスは永遠に生きているので、変わることのない祭司職を持っておられるのです。
新共同 ヘブ 7:28
7:28
律法は弱さを持った人間を大祭司に任命しますが、律法の後になされた誓いの御言葉は、永遠に完全な者とされておられる御子を大祭司としたのです。
新共同 ヘブ 8:6
8:6
しかし、今、わたしたちの大祭司は、それよりはるかに優れた務めを得ておられます。更にまさった約束に基づいて制定された、更にまさった契約の仲介者にな
られたからです。
新共同 ヘブ 7:8
7:8
更に、一方では、死ぬはずの人間が十分の一を受けているのですが、他方では、生きている者と証しされている者が、それを受けているのです。
新共同 ロマ 8:34
8:34
だれがわたしたちを罪に定めることができましょう。死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右に座っていて、わたしたちの
ために執り成してくださるのです。
新共同 Tコリ1:21
1:21
世は自分の知恵で神を知ることができませんでした。それは神の知恵にかなっています。そこで神は、宣教という愚かな手段によって信じる者を救おうと、お考
えになったのです。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
1985 の引照
口語訳 ヘブ 8:4
8:4
そこで、もし彼が地上におられたなら、律法にしたがって供え物をささげる祭司たちが、現にいるのだから、彼は祭司ではあり得なかったであろう。
口語訳 ロマ 1:3
1:3
御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの子孫から生れ、
口語訳 黙 5:5
5:5
すると、長老のひとりがわたしに言った、「泣くな。見よ、ユダ族のしし、ダビデの若枝であるかたが、勝利を得たので、その巻物を開き七つの封印を解くこと
ができる」。
口語訳 ロマ 1:4
1:4
聖なる霊によれば、死人からの復活により、御力をもって神の御子と定められた。これがわたしたちの主イエス・キリストである。
口語訳 ヘブ
11:40
11:40
神はわたしたちのために、さらに良いものをあらかじめ備えて下さっているので、わたしたちをほかにしては彼らが全うされることはない。
口語訳 ロマ 7:7
7:7
それでは、わたしたちは、なんと言おうか。律法は罪なのか。断じてそうではない。しかし、律法によらなければ、わたしは罪を知らなかったであろう。すなわ
ち、もし律法が「むさぼるな」と言わなかったら、わたしはむさぼりなるものを知らなかったであろう。
口語訳 ヘブ
10:19
10:19
兄弟たちよ。こういうわけで、わたしたちはイエスの血によって、はばかることなく聖所にはいることができ、
口語訳 ヘブ
8:6-13
8:6
ところがキリストは、はるかにすぐれた務を得られたのである。それは、さらにまさった約束に基いて立てられた、さらにまさった契約の仲保者となられたこと
による。
8:7
もし初めの契約に欠けたところがなかったなら、あとのものが立てられる余地はなかったであろう。
8:8
ところが、神は彼らを責めて言われた、/「主は言われる、見よ、/わたしがイスラエルの家およびユダの家と、/新しい契約を結ぶ日が来る。
8:9
それは、わたしが彼らの先祖たちの手をとって、/エジプトの地から導き出した日に、/彼らと結んだ契約のようなものではない。彼らがわたしの契約にとどま
ることをしないので、/わたしも彼らをかえりみなかったからであると、/主が言われる。
8:10
わたしが、それらの日の後、イスラエルの家と立て/ようとする契約はこれである、と主が言われる。すなわち、わたしの律法を彼らの思いの中に入れ、/彼ら
の心に書きつけよう。こうして、わたしは彼らの神となり、/彼らはわたしの民となるであろう。
8:11
彼らは、それぞれ、その同胞に、/また、それぞれ、その兄弟に、/主を知れ、と言って教えることはなくなる。なぜなら、大なる者から小なる者に至るまで、
/彼らはことごとく、/わたしを知るようになるからである。
8:12
わたしは、彼らの不義をあわれみ、/もはや、彼らの罪を思い出すことはしない」。
8:13
神は、「新しい」と言われたことによって、初めの契約を古いとされたのである。年を経て古びたものは、やがて消えていく。
口語訳 ヘブ 9:24
9:24
ところが、キリストは、ほんとうのものの模型にすぎない、手で造った聖所にはいらないで、上なる天にはいり、今やわたしたちのために神のみまえに出て下
さったのである。
口語訳 ロマ 8:34
8:34
だれが、わたしたちを罪に定めるのか。キリスト・イエスは、死んで、否、よみがえって、神の右に座し、また、わたしたちのためにとりなして下さるのであ
る。
口語訳 Tヨハ2:1
2:1
わたしの子たちよ。これらのことを書きおくるのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためである。もし、罪を犯す者があれば、父のみもとには、わたした
ちのために助け主、すなわち、義なるイエス・キリストがおられる。
口語訳 黙 1:18
1:18
また、生きている者である。わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である。そして、死と黄泉とのかぎを持っている。
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****************************************
ヘブライ人へ 7:26−28
こんな大祭司こそわたし達にふさわしい
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
ヘブ
7:26 このように清く、悪も汚れもなく、罪人から離れ、もろもろの天よりも高くなった大祭司こそ、私たちにふさわしい方なのです。
ヘブ
7:27 この方は、大祭司たちのように、まず自分の罪のため、次に民の罪のために、毎日いけにえを献げる必要はありません。ご自身を献げることによっ
て、ただ一度でこれを成し遂げられたからです。
ヘブ
7:28 律法は、弱さを持った人間を大祭司に任命しますが、律法の後から来た誓いの言葉は、永遠に完全な者とされた御子を大祭司としたのです。
フランシスコ会訳2013
026わたしたちの必要を満たす大祭司はこのような方です。この方は聖であり、罪なく、汚れなく、罪人から離れ
去って、天よりも高く上げられたのです。
027そしてほかの大祭司たちのよう
に、毎日、まず自分の罪のため、次に民の罪のために、犠牲をささげる必要もありません。この方はご自身をささげたとき、ただ一度だ
け、それをなさったのです。
028律法は、弱点のある人間を大祭
司に立てますが、律法の後に示された誓いのみ言葉は、永遠に完全な者とされた御子を立てるのです。
岩波翻訳委員会訳1995
580726なぜなら、このような大祭司、清く、悪に染まらず、穢れもなく、罪人から引き離されており、
諾天よりも高くなった方が、私たちにふさわしかったからである。
580727彼は大祭司たちのように、まず自分自身のもろもろの罪のため、次に民の〔罪の〕ために毎日生
け贄を献げる必要はない。自らを献げることにより、一度でこれを行なったのである。
580728というのは、律法は弱さを持つ人々を大祭司として任命するが、律法の後でなされた〔神の〕誓
い〔による保証〕のことばは、とこしえに完成されている〔神の〕子〔を大祭司として任命するから〕である。
新共同訳1987
7:26
このように聖であり、罪なく、汚れなく、罪人から離され、もろもろの天よりも高くされている大祭司こそ、わたしたちにとって必要な方なのです。
7:27
この方は、ほかの大祭司たちのように、まず自分の罪のため、次に民の罪のために毎日いけにえを献げる必要はありません。というのは、このいけにえはただ一
度、御自身を献げることによって、成し遂げられたからです。
7:28
律法は弱さを持った人間を大祭司に任命しますが、律法の後になされた誓いの御言葉は、永遠に完全な者とされておられる御子を大祭司としたのです。
前田訳1978
7:26
このような大祭司こそわれらに向いています・・敬虔、実直、純潔で罪びとから離れていて、もろもろの天よりも高くいます方です。
7:27
彼は大祭司らのようにまず自らの罪のため、次に民の罪のために日ごといけにえをささげる必要がありません。このことを彼はひとたび自らをささげることに
よってなしとげられたのです。
7:28
律法は弱さを持つ人間を大祭司にしました。しかし律法の後になされた誓いのことばは、とこしえに全うされたみ子を大祭司にしたのです。
新改訳1970
7:26
また、このようにきよく、悪も汚れもなく、罪人から離れ、また、天よりも高くされた大祭司こそ、私たちにとってまさに必要な方です。
7:27
ほかの大祭司たちとは違い、キリストには、まず自分の罪のために、その次に、民の罪のために毎日いけにえをささげる必要はありません。というのは、キリス
トは自分自身をささげ、ただ一度でこのことを成し遂げられたからです。
7:28
律法は弱さを持つ人間を大祭司に立てますが、律法のあとから来た誓いのみことばは、永遠に全うされた御子を立てるのです。
塚本訳1963
7:26
(わたしはイエスがメルキゼデクと同等の大祭司であることを、くどくどと述べてきた。なぜか。)こんな大祭司こそ、わたし達にふさわしいからである。聖な
る、罪のない、汚れのない、罪人と分けられ、もろもろの天よりも高くされた大祭司!
7:27
彼は(レビ系の)大祭司たちのように、まず自分の罪のために、つぎに民の罪のために、毎日犠牲を捧げるに及ばない。(あとにも先にも)ただ一度かぎり、
(山羊や小牛でなく)自分自身を捧げて、これをなしとげられたからである。
7:28
(なぜ一度で十分であるか。)律法は弱さをもつ人々を大祭司に任命するけれども、律法の後に来たこの誓約の御言葉は、『永遠に』完成された『御子(イエ
ス)を』任命するからである。
口語訳1955
7:26
このように、聖にして、悪も汚れもなく、罪人とは区別され、かつ、もろもろの天よりも高くされている大祭司こそ、わたしたちにとってふさわしいかたであ
る。
7:27
彼は、ほかの大祭司のように、まず自分の罪のため、次に民の罪のために、日々、いけにえをささげる必要はない。なぜなら、自分をささげて、一度だけ、それ
をされたからである。
7:28
律法は、弱さを身に負う人間を立てて大祭司とするが、律法の後にきた誓いの御言は、永遠に全うされた御子を立てて、大祭司としたのである。
文語訳1917
"580726","
斯のごとき大祭司こそ我らに相應しき者なれ、即ち聖にして惡なく、穢なく、罪人より遠ざかり、諸般の天よりも高くせられ給へり。"
"580727","
他の大祭司のごとく先ず己の罪のため、次に民の罪のために日々犠牲を獻ぐるを要し給はず、その一たび己を獻げて之を成し給ひたればな
り。"
"580728","律法は弱みある人々を立てて大祭司とすれども、律法の後なる誓いの御言は、永遠に全
うせられ給へる御子を大祭司となせり。"
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各国聖書引照編集
(独)NESTLE-ALAND NOVUM
TESTAMENTUM GRAECE
27版1993 の引照
新共同 ヘブ
4:14-15
4:14
さて、わたしたちには、もろもろの天を通過された偉大な大祭司、神の子イエスが与えられているのですから、わたしたちの公に言い表している信仰をしっかり
保とうではありませんか。
4:15
この大祭司は、わたしたちの弱さに同情できない方ではなく、罪を犯されなかったが、あらゆる点において、わたしたちと同様に試練に遭われたのです。
新共同 ヘブ 5:3
5:3
また、その弱さのゆえに、民のためだけでなく、自分自身のためにも、罪の贖いのために供え物を献げねばなりません。
新共同 ヘブ 9:12
9:12
雄山羊と若い雄牛の血によらないで、御自身の血によって、ただ一度聖所に入って永遠の贖いを成し遂げられたのです。
新共同 ヘブ 5:9
5:9
そして、完全な者となられたので、御自分に従順であるすべての人々に対して、永遠の救いの源となり、
(英・米)THE NEW TREASURY OF
SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳
Uコリ5:21
5:21
神はわたしたちの罪のために、罪を知らないかたを罪とされた。それは、わたしたちが、彼にあって神の義となるためなのである。
口 語訳 ピリ
2:9-11
2:9
それゆえに、神は彼を高く引き上げ、すべての名にまさる名を彼に賜わった。
2:10
それは、イエスの御名によって、天上のもの、地上のもの、地下のものなど、あらゆるものがひざをかがめ、
2:11
また、あらゆる舌が、「イエス・キリストは主である」と告白して、栄光を父なる神に帰するためである。
口 語訳 ロマ
6:10
6:10
なぜなら、キリストが死んだのは、ただ一度罪に対して死んだのであり、キリストが生きるのは、神に生きるのだからである。
(日)新共同訳1987の引照
新共同 Uコリ5:21
5:21
罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。
新共同 ヘブ 4:15
4:15
この大祭司は、わたしたちの弱さに同情できない方ではなく、罪を犯されなかったが、あらゆる点において、わたしたちと同様に試練に遭われたのです。
新共同 Tペテ2:22
2:22
「この方は、罪を犯したことがなく、/その口には偽りがなかった。」
新共同 ヘブ 4:14
4:14
さて、わたしたちには、もろもろの天を通過された偉大な大祭司、神の子イエスが与えられているのですから、わたしたちの公に言い表している信仰をしっかり
保とうではありませんか。
新共同 ヘブ 5:3
5:3
また、その弱さのゆえに、民のためだけでなく、自分自身のためにも、罪の贖いのために供え物を献げねばなりません。
新共同 ヘブ 5:1
5:1
大祭司はすべて人間の中から選ばれ、罪のための供え物やいけにえを献げるよう、人々のために神に仕える職に任命されています。
新共同 ヘブ 9:12
9:12
雄山羊と若い雄牛の血によらないで、御自身の血によって、ただ一度聖所に入って永遠の贖いを成し遂げられたのです。
新共同 ヘブ
9:27-28
9:27
また、人間にはただ一度死ぬことと、その後に裁きを受けることが定まっているように、
9:28
キリストも、多くの人の罪を負うためにただ一度身を献げられた後、二度目には、罪を負うためではなく、御自分を待望している人たちに、救いをもたらすため
に現れてくださるのです。
新共同 エペ 5:2
5:2
キリストがわたしたちを愛して、御自分を香りのよい供え物、つまり、いけにえとしてわたしたちのために神に献げてくださったように、あなたがたも愛によっ
て歩みなさい。
新共同 ヘブ 9:14
9:14
まして、永遠の"霊"によって、御自身をきずのないものとして神に献げられたキリストの血は、わたしたちの良心を死んだ業から清めて、生ける神を礼拝する
ようにさせないでしょうか。
新共同 ヘブ
10:10-12
10:10
この御心に基づいて、ただ一度イエス・キリストの体が献げられたことにより、わたしたちは聖なる者とされたのです。
10:11
すべての祭司は、毎日礼拝を献げるために立ち、決して罪を除くことのできない同じいけにえを、繰り返して献げます。
10:12
しかしキリストは、罪のために唯一のいけにえを献げて、永遠に神の右の座に着き、
新共同 ヘブ 5:2
5:2
大祭司は、自分自身も弱さを身にまとっているので、無知な人、迷っている人を思いやることができるのです。
新共同 ヘブ 2:10
2:10
というのは、多くの子らを栄光へと導くために、彼らの救いの創始者を数々の苦しみを通して完全な者とされたのは、万物の目標であり源である方に、ふさわし
いことであったからです。
新共同 ヘブ 1:2
1:2
この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。神は、この御子を万物の相続者と定め、また、御子によって世界を創造されました。
新共同 ヘブ 2:17
2:17
それで、イエスは、神の御前において憐れみ深い、忠実な大祭司となって、民の罪を償うために、すべての点で兄弟たちと同じようにならねばならなかったので
す。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
1985 の引照
口語訳 ヘブ 3:1
3:1
そこで、天の召しにあずかっている聖なる兄弟たちよ。あなたがたは、わたしたちが告白する信仰の使者また大祭司なるイエスを、思いみるべきである。
口語訳 ヘブ 5:3
5:3
その弱さのゆえに、民のためだけではなく自分自身のためにも、罪についてささげものをしなければならないのである。
口語訳 ヘブ
9:25-28
9:25
大祭司は、年ごとに、自分以外のものの血をたずさえて聖所にはいるが、キリストは、そのように、たびたびご自身をささげられるのではなかった。
9:26
もしそうだとすれば、世の初めから、たびたび苦難を受けねばならなかったであろう。しかし事実、ご自身をいけにえとしてささげて罪を取り除くために、世の
終りに、一度だけ現れたのである。
9:27
そして、一度だけ死ぬことと、死んだ後さばきを受けることとが、人間に定まっているように、
9:28
キリストもまた、多くの人の罪を負うために、一度だけご自身をささげられた後、彼を待ち望んでいる人々に、罪を負うためではなしに二度目に現れて、救を与
えられるのである。
口語訳 ヘブ
10:11-14
10:11
こうして、すべての祭司は立って日ごとに儀式を行い、たびたび同じようないけにえをささげるが、それらは決して罪を除き去ることはできない。
10:12
しかるに、キリストは多くの罪のために一つの永遠のいけにえをささげた後、神の右に座し、
10:13
それから、敵をその足台とするときまで、待っておられる。
10:14
彼は一つのささげ物によって、きよめられた者たちを永遠に全うされたのである。
口語訳 ヘブ 13:9
13:9
さまざまな違った教によって、迷わされてはならない。食物によらず、恵みによって、心を強くするがよい。食物によって歩いた者は、益を得ることがなかっ
た。
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