ホセア書 2:1−3(口語訳、新改訳
1:10−11、2:1)
イスラエルの回復
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆イスラエルの回復
ホセ
2:1 イスラエルの子らは数を増し/海の砂のように/量ることも数えることもできなくなる。/彼らは「あなたがたはロ・アンミ」/と言われる代わりに/
「生ける神の子ら」と言われる。
ホセ
2:2 ユダの子らとイスラエルの子らは一つに集められ/一人の頭を立て、その地から上って来る。/イズレエルの日は、大いなるものとなる。
ホセ 2:3 あなたがたは兄弟に向かって/「アンミ」と/また姉妹に対しては/「ルハマ」と言え。
フランシスコ会訳2013
ホセア書2
フランシスコ訳聖書 Hos <2>章
聖書本文
◆二 不貞なイスラエルの罰と回復
001イスラエルの子らの数は、
海辺の砂のように数えることも、
量ることもできないようになる。
彼らは「お前たちはロ・アンミだ」
と言われる代わりに、
「生ける神の子ら」と言われるようになる。
002ユダの子らとイスラエルの子ら
はともに集まり、
一人の頭を立ててその地の主権を握る。
イズレエルの日はまさに大いなる日である。
003お前たちの兄弟に「アンミ」と
言い、
お前たちの姉妹に「ルハマ」と言え。
新共同訳1987
2:1
イスラエルの人々は、その数を増し/海の砂のようになり/量ることも、数えることもできなくなる。彼らは/「あなたたちは、ロ・アンミ(わが民でない
者)」と/言われるかわりに/「生ける神の子ら」と言われるようになる。
2:2
ユダの人々とイスラエルの人々は/ひとつに集められ/一人の頭を立てて、その地から上って来る。イズレエルの日は栄光に満たされる。
2:3
あなたたちは兄弟に向かって/「アンミ(わが民)」と言え。あなたたちは姉妹に向かって/「ルハマ(憐れまれる者)」と言え。
新改訳1970
1:10
イスラエル人の数は、海の砂のようになり、量ることも数えることもできなくなる。彼らは、「あなたがたはわたしの民ではない。」と言われた所で、「あなた
がたは生ける神の子らだ。」と言われるようになる。
1:11
ユダの人々とイスラエルの人々は、一つに集められ、彼らは、ひとりのかしらを立てて、国々から上って来る。イズレエルの日は大いなるものとなるからであ
る。
2:1
あなたがたの兄弟には、「わたしの民」と言い、あなたがたの姉妹には、「愛される者」と言え。
口語訳1955
1:10
しかしイスラエルの人々の数は海の砂のように量ることも、数えることもできないほどになって、さきに彼らが「あなたがたは、わたしの民ではない」と言われ
たその所で、「あなたがたは生ける神の子である」と言われるようになる。
1:11
そしてユダの人々とイスラエルの人々は共に集まり、ひとりの長を立てて、その地からのぼって来る。エズレルの日は大いなるものとなる。
2:1
あなたがたの兄弟に向かっては「アンミ(わが民)」と言い、あなたがたの姉妹に向かっては「ルハマ(あわれまれる者)」と言え。
文語訳1917
1:10
然どイスラエルの子孫の數は濱の沙石のごとくに成ゆきて量ることも數ふる事も爲しがたく前になんぢらわが民にあらずと言れしその處にて汝らは活神の子なり
と言れんとす
1:11 斯てユダの子孫とイスラエルの子孫は共に集り一人の首をたててその地より上り來らん ヱズレルの日は大なるべし
2:1 汝らの兄弟に向ひてはアンミ(わが民)と言ひ汝らの姉妹にむかひてはルハマ(憐まるる者)と言へ
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
拾う・・・
(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳
Tペテ2:10
2:10
あなたがたは、以前は神の民でなかったが、いまは神の民であり、以前は、あわれみを受けたことのない者であったが、いまは、あわれみ
を受けた者となっている。
口 語訳 ヨハ
1:12
1:12
しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 ロマ
9:26
9:26
あなたがたはわたしの民ではないと、/彼らに言ったその場所で、/彼らは生ける神の子らであると、/呼ばれるであろう」。
口 語訳 ヨハ
1:12
1:12
しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。
口 語訳
Tペテ2:10
2:10
あなたがたは、以前は神の民でなかったが、いまは神の民であり、以前は、あわれみを受けたことのない者であったが、いまは、あわれみ
を受けた者となっている。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 ロマ 9:26
9:26
『あなたたちは、わたしの民ではない』/と言われたその場所で、/彼らは生ける神の子らと呼ばれる。」
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 ロマ 9:27
9:27
また、イザヤはイスラエルについて、叫んでいます。「たとえイスラエルの子らの数が海辺の砂のようであっても、残りの者が救われる。
新共同 ロマ
9:25-26
9:25
ホセアの書にも、次のように述べられています。「わたしは、自分の民でない者をわたしの民と呼び、/愛されなかった者を愛された者と呼ぶ。
9:26
『あなたたちは、わたしの民ではない』/と言われたその場所で、/彼らは生ける神の子らと呼ばれる。」
新共同 Tペテ2:10
2:10
あなたがたは、/「かつては神の民ではなかったが、/今は神の民であり、/憐れみを受けなかったが、/今は憐れみを受けている」のです。
新共同 Tヨハ3:2
3:2
愛する者たち、わたしたちは、今既に神の子ですが、自分がどのようになるかは、まだ示されていません。しかし、御子が現れるとき、御子に似た者となるとい
うことを知っています。なぜなら、そのとき御子をありのままに見るからです。
****************************************
ホセア書 2:4−25
イスラエルの背信(口語訳、新改訳
2:2−23)
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆イスラエルの背信
ホセ
2:4 告発せよ、あなたがたの母を告発せよ。/彼女は私の妻ではない。/私も彼女の夫ではない。/彼女の顔から淫行を/その乳房の間から姦淫を取り除
け。
ホセ
2:5 さもなければ、私は彼女の衣を?ぎ取って裸にし/生まれた日のように彼女をさらす。/また、彼女を荒れ野のようにし/乾ききった地のようにし/渇
きによって死に至らせる。
ホセ 2:6 私はその子らを憐れまない。/彼らは淫行の子らだから。
ホセ
2:7 彼らの母は淫行に溺れ/恥ずべき行いによって彼らを身ごもった。/彼女は言う。/「私の愛人たちに付いて行こう。/パンと水、毛織物と亜麻布/油
と飲み物をくれるのは彼らだ。」
ホセ 2:8 それゆえ、私は彼女の行く手を茨で塞ぎ/石垣で遮り/道を見いだせないようにする。
ホセ
2:9 彼女は愛人たちの後を追っても追いつけず/捜し求めても見いだせない。/その時になって彼女は言う。/「さあ、私は初めの夫のもとに帰ろう。/あ
の頃のほうが今よりも良かったのだ」と。
ホセ
2:10 彼女は知らないのだ。/穀物、新しいぶどう酒、新しいオリーブ油を/彼女に与え/バアル像のために用いた銀と金を豊かに与えたのは/この私だと
いうことを。
ホセ
2:11 それゆえ、私は刈り入れの時に穀物を/取り入れの時に新しいぶどう酒を再び取り上げ/彼女の裸を覆っている毛織物と亜麻布を?ぎ取る。
ホセ 2:12 こうして今や私は/彼女の恥を愛人たちの目の前にさらす。/誰も私の手から彼女を救い出すことはできない。
ホセ 2:13 私は、彼女の喜びのすべて/祭り、新月祭、安息日/そしてすべての定めの祭りをやめさせる。
ホセ
2:14 私は彼女のぶどうの木といちじくの木を荒らす。/彼女は言う。/「これは愛人たちが私にくれた贈り物。」/だが、私はそれらをやぶに変え/野の
獣が食い尽くす。
ホセ
2:15 彼女がバアルのために香をたいた日々のゆえに/私は彼女を罰する。/彼女は耳輪や首飾りで身を飾り/愛人たちの後を追って/私を忘れ去ったのだ
――主の仰せ。
◆イスラエルの救いの日
ホセ 2:16 それゆえ、私は彼女をいざない/荒れ野に導いて、彼女に優しく語りかける。
ホセ
2:17 私はそこで、ぶどう畑を彼女に与え/アコルの谷を希望の門として与えよう。/彼女はそこで、おとめであった日々のように/またエジプトの地から
上って来た時のように/私に答える。
ホセ 2:18 その日になると/あなたは私を「わが夫」と呼び/もはや再び私を「わがバアル」と呼ぶことは/なくなる――主の仰せ。
ホセ 2:19 私はもろもろのバアルの名を/彼女の口から取り除く。/もはやその名が再び思い起こされることはない。
ホセ
2:20 その日には、私は彼らのために/野の獣、空の鳥、地を這うものと契約を結ぶ。/また弓と剣と戦いをこの地から絶ち/彼らを安らかに憩わせる。
ホセ 2:21 私はあなたと、とこしえの契りを結ぼう。/私は正義と公正、慈しみと憐れみをもって/あなたと契りを結ぶ。
ホセ 2:22 私はまことをもって、あなたと契りを結ぶ。/やがて、あなたは主を知るようになる。
ホセ 2:23 その日になると、私は答えよう――主の仰せ。/私は天に答え/天は地に答える。
ホセ 2:24 地は、穀物と新しいぶどう酒/新しいオリーブ油に答え/それらはイズレエルに答える。
ホセ
2:25 私は彼女を地に蒔き/ロ・ルハマを憐れみ/ロ・アンミに向かって/「あなたはわが民」と言う。/彼もまた言う。「わが神よ。」
フランシスコ会訳2013
◆イスラエルの不忠実
004「咎めよ、お前たちの母を咎め
るのだ。
彼女はもはやわたしの妻ではなく、
わたしは彼女の夫ではない。
彼女は顔から姦淫を、
乳房の間から姦通を取り除かなければならない。
005そうでなければ、わたしは彼女
を裸にし、
生まれた日のような姿にし、
荒れ野のようにし、
水のない土地のようにして、
渇きで彼女を死なせる。
006わたしは彼女の子らを憐れまな
い。
彼らは姦淫の子であるから。
007彼らの母は姦淫を行った。
彼らを身籠った彼女は恥ずべきことを行った。
彼女はこう言った、
『わたしの愛人たちについて行こう。
彼らはパン、水、羊毛、亜麻、油、
飲み物をわたしに与えてくれるから』と。
◆主のイスラエル救済手段
008それ故、見よ、わたしは彼女の
道を茨で遮り、
彼女の前に垣根を築き、
道が分からないようにする。
009彼女は愛人たちの後を追うが追
いつかず、
彼らを捜すが見つけ出せない。
そこで彼女は言う、
『わたしの初めの夫のもとに戻ろう。
昔のほうが今よりも幸せだったから』と。
010彼女は知らなかった、
わたしが彼女に
小麦と新しいぶどう酒と油を与えたことを。
またわたしが彼女に多くの銀を与えたことを。
同じく金も。だが彼らはこれをバアルのために使った。
011それ故、時期が来ると、
わたしはわたしの小麦を取り返し、
季節が来ると、わたしの新しいぶどう酒を取り返す。
また、彼女の裸を覆っている
わたしの羊毛と亜麻をはぎ取る。
012そして彼女の愛人たちの目に、
わたしは彼女の恥をさらす。
誰もわたしの手から彼女を救う者はいない。
013わたしは彼女のすべての喜び、
祭り、新月、安息日、
すべての祝祭をやめさせる。
014また、わたしは、彼女が、
『これはわたしの愛人たちがくれた謝礼です』
と言っていたぶどうの木といちじくの木を荒らす。
わたしはそれをやぶにし、
野の獣にそれを食べさせる。
015わたしはバアルの日の故に彼女
に報いる。
彼女はバアルに供え物を焼いて煙を立ち上らせ、
耳輪や飾りを身につけて、
愛人たちについて行き、
わたしを忘れていた――主の言葉。
016それ故、見よ、わたしは彼女を
誘い、
荒れ野に導いてその心に語る。
017わたしはその地でぶどう畑を彼
女に再び与え、
アコルの谷を希望の門として与える。
彼女はその地で若い時のように、
エジプトの地から上ってきた時のように、
答えるであろう。
018その日には――主の言葉――
彼女はわたしを『わたしの夫』と呼び、
もはや『わたしのバアル』とは呼ばないであろう。
019わたしは彼女の口から
もろもろのバアルの名を取り除き、
バアルの名が唱えられることのないようにする。
◆イスラエルの回復、自然界の調和
020その日には、わたしは彼らのた
めに、
野の獣、空の鳥、
地に這うものと契約を結ぶ。
また、弓や剣や戦いを
その地から取り払い、
彼らをそこで安らかに休ませる。
021わたしはお前と永遠に契りを結
ぶ。
正義と公平をもって、
慈しみと憐れみをもって契りを結ぶ。
022わたしは真実をもってお前と契
りを結ぶ。
そして、お前は主を知るであろう。
023その日には、わたしは答える――主の言葉。
わたしは天に答え、
天は地に答え、
024地は小麦と新しいぶどう酒と油
に答え、
それらはイズレエルに答える。
025わたしはわたしのためにこの地
に彼を蒔き、
ロ・ルハマを憐れみ、
ロ・アンミに『お前はわたしの民である』と言い、
彼は『わたしの神よ』と言う」。
新共同訳1987
2:4
告発せよ、お前たちの母を告発せよ。彼女はもはやわたしの妻ではなく/わたしは彼女の夫ではない。彼女の顔から淫行を/乳房の間から姦淫を取り除かせよ。
2:5
さもなければ、わたしが衣をはぎ取って裸にし/生まれた日の姿にして、さらしものにする。また、彼女を荒れ野のように/乾いた地のように干上がらせ/彼女
を渇きで死なせる。
2:6
わたしはその子らを憐れまない。淫行による子らだから。
2:7
その母は淫行にふけり/彼らを身ごもった者は恥ずべきことを行った。彼女は言う。「愛人たちについて行こう。パンと水、羊毛と麻/オリーブ油と飲み物をく
れるのは彼らだ。」
2:8
それゆえ、わたしは彼女の行く道を茨でふさぎ/石垣で遮り/道を見いだせないようにする。
2:9
彼女は愛人の後を追っても追いつけず/尋ね求めても見いだせない。そのとき、彼女は言う。「初めの夫のもとに帰ろう/あのときは、今よりも幸せだった」
と。
2:10
彼女は知らないのだ。穀物、新しい酒、オリーブ油を与え/バアル像を造った金銀を、豊かに得させたのは/わたしだということを。
2:11
それゆえ、わたしは刈り入れのときに穀物を/取り入れのときに新しい酒を取り戻す。また、彼女の裸を覆っている/わたしの羊毛と麻とを奪い取る。
2:12
こうして、彼女の恥を愛人たちの目の前にさらす。この手から彼女を救い出す者はだれもない。
2:13
わたしは彼女の楽しみをすべて絶ち/祭り、新月祭、安息日などの祝いを/すべてやめさせる。
2:14
また、彼女のぶどうといちじくの園を荒らす。「これは愛人たちの贈り物だ」と/彼女は言っているが/わたしはそれを茂みに変え/野の獣がそれを食い荒ら
す。
2:15
バアルを祝って過ごした日々について/わたしは彼女を罰する。彼女はバアルに香をたき/鼻輪や首飾りで身を飾り/愛人の後について行き/わたしを忘れ去っ
た、と主は言われる。
◆イスラエルの救いの日
2:16
それゆえ、わたしは彼女をいざなって/荒れ野に導き、その心に語りかけよう。
2:17
そのところで、わたしはぶどう園を与え/アコル(苦悩)の谷を希望の門として与える。そこで、彼女はわたしにこたえる。おとめであったとき/エジプトの地
から上ってきた日のように。
2:18
その日が来ればと/主は言われる。あなたはわたしを、「わが夫」と呼び/もはや、「わが主人(バアル)」とは呼ばない。
2:19
わたしは、どのバアルの名をも/彼女の口から取り除く。もはやその名が唱えられることはない。
2:20
その日には、わたしは彼らのために/野の獣、空の鳥、土を這うものと契約を結ぶ。弓も剣も戦いもこの地から絶ち/彼らを安らかに憩わせる。
2:21
わたしは、あなたととこしえの契りを結ぶ。わたしは、あなたと契りを結び/正義と公平を与え、慈しみ憐れむ。
2:22
わたしはあなたとまことの契りを結ぶ。あなたは主を知るようになる。
2:23
その日が来れば、わたしはこたえると/主は言われる。わたしは天にこたえ/天は地にこたえる。
2:24
地は、穀物と新しい酒とオリーブ油にこたえ/それらはイズレエル(神が種を蒔く)にこたえる。
2:25
わたしは彼女を地に蒔き/ロ・ルハマ(憐れまれぬ者)を憐れみ/ロ・アンミ(わが民でない者)に向かって/「あなたはアンミ(わが民)」と言う。彼は、
「わが神よ」とこたえる。
新改訳1970
2:2
「あなたがたの母をとがめよ。とがめよ。彼女はわたしの妻ではなく、わたしは彼女の夫ではないからだ。彼女の顔から姦淫を取り除き、その乳房の間から姦通
を取り除け。
2:3
そうでなければ、わたしは、彼女の着物をはいで裸にし、生まれた日のようにして彼女をさらし、彼女を荒野のようにし、砂漠のようにし、渇きで彼女を死なせ
よう。
2:4
わたしは彼女の子らを愛さない。彼らは姦淫の子らであるから。
2:5
彼らの母は姦淫をし、彼らをはらんで恥をさらし、そして言った。『私は恋人たちのあとを追う。彼らは私にパンと水、羊毛と麻、油と飲み物を与えてくれ
る。』と。
2:6
それゆえ、わたしは、いばらで彼女の道に垣を立て、彼女が通い路を見いださないように、石垣を立てよう。
2:7
彼女は恋人たちのあとを追って行こう。しかし、彼らに追いつくことはない。彼らを捜し求めよう。しかし、見つけ出すことはない。彼女は言う。『私は行っ
て、初めの夫に戻ろう。あの時は、今よりも私はしあわせだったから。』
2:8
彼女に穀物と新しいぶどう酒と油とを与えた者、また、バアルのために使った銀と金とを多く与えた者が、わたしであるのを、彼女は知らなかった。
2:9
それゆえ、わたしは、その時になって、わたしの穀物を、その季節になって、わたしの新しいぶどう酒を取り戻し、また、彼女の裸をおおうためのわたしの羊毛
と麻とをはぎ取ろう。
2:10
今、わたしは彼女の恥を、恋人たちの目の前にあばく。だれも彼女をわたしの手から救い出せる者はない。
2:11
わたしは彼女のすべての喜び、祭り、新月の祭り、安息日、すべての例祭を、やめさせる。
2:12
それから、わたしは彼女が『これは私の恋人たちが払ってくれた報酬。』と言っていた彼女のぶどうの木と、いちじくの木とを荒れすたらせ、これを林にして、
野の獣にこれを食べさせる。
2:13
わたしは、彼女がバアルに香をたき、耳輪や飾りを身につけて、恋人たちを慕って行き、わたしを忘れてバアルに仕えた日々に報いる。――主の御告げ。――
2:14
それゆえ、見よ、わたしは彼女をくどいて荒野に連れて行き、優しく彼女に語ろう。
2:15
わたしはその所を彼女のためにぶどう畑にし、アコルの谷を望みの門としよう。彼女が若かった日のように、彼女がエジプトの国から上って来たときのように、
彼女はその所で答えよう。
2:16
その日、――主の御告げ。――あなたはわたしを『私の夫』と呼び、もう、わたしを『私のバアル』とは呼ぶまい。
2:17
わたしはバアルたちの名を彼女の口から取り除く。その名はもう覚えられることはない。
2:18
その日、わたしは彼らのために、野の獣、空の鳥、地をはうものと契約を結び、弓と剣と戦いを地から絶やし、彼らを安らかに休ませる。
2:19
わたしはあなたと永遠に契りを結ぶ。正義と公義と、恵みとあわれみをもって、契りを結ぶ。
2:20
わたしは真実をもってあなたと契りを結ぶ。このとき、あなたは主を知ろう。
2:21
その日、わたしは答える。――主の御告げ。――わたしは天に答え、天は地に答える。
2:22
地は穀物と新しいぶどう酒と油とに答え、それらはイズレエルに答える。
2:23
わたしは彼をわたしのために地にまき散らし、『愛されない者』を愛し、『わたしの民でない者』を、『あなたはわたしの民』と言う。彼は『あなたは私の神』
と言おう。」
口語訳1955
2:2
「あなたがたの母とあげつらえ、あげつらえ――彼女はわたしの妻ではない、わたしは彼女の夫ではない――そして彼女にその顔から淫行を除かせ、その乳ぶさ
の間から姦淫を除かせよ。
2:3
そうでなければ、わたしは彼女の着物をはいで裸にし、その生れ出た日のようにし、また荒野のようにし、かわききった地のようにし、かわきによって彼女を殺
す。
2:4
わたしはその子らをあわれまない、彼らは淫行の子らだからである。
2:5
彼らの母は淫行をなし、彼らをはらんだ彼女は恥ずべきことを行った。彼女は言った、『わたしはわが恋人たちについて行こう。彼らはパンと水と羊の毛と麻と
油と飲み物とを、わたしに与える者である』と。
2:6
それゆえ、わたしはいばらで彼女の道をふさぎ、かきをたてて、彼女には/その道がわからないようにする。
2:7
彼女はその恋人たちのあとを慕って行く、しかし彼らに追いつくことはない。彼らを尋ねる、しかし見いだすことはない。そこで彼女は言う、『わたしは行っ
て、さきの夫に帰ろう。あの時は今よりもわたしによかったから』と。
2:8
彼女に穀物と酒と油とを与えた者、またバアルのために用いた銀と金とを/多く彼女に与えた者は、わたしであったことを彼女は知らなかった。
2:9
それゆえ、わたしは穀物をその時になって奪い、ぶどう酒をその季節になって奪い、また彼女の裸をおおうために用いる/羊の毛と麻とを奪い取る。
2:10
わたしは今、彼女のみだらなことを/その恋人たちの目の前にあらわす。だれも彼女をわたしの手から救う者はない。
2:11
わたしは彼女のすべての楽しみ、すなわち祝、新月、安息日、すべての祭をやめさせる。
2:12
わたしはまた彼女が先に『これはわたしの恋人らが、わたしに与えた報酬だ』と言った彼女の/ぶどうの木と、いちじくの木とを荒し、これを林とし、野の獣に
これを食わせる。
2:13
また彼女が耳輪と宝石で身を飾り、その恋人たちを慕って行って、わたしを忘れ、香をたいて仕えたバアルの祭の日のために、わたしは彼女を罰すると主は言わ
れる。
2:14
それゆえ、見よ、わたしは彼女をいざなって、荒野に導いて行き、ねんごろに彼女に語ろう。
2:15
その所でわたしは彼女にそのぶどう畑を与え、アコルの谷を望みの門として与える。その所で彼女は若かった日のように、エジプトの国からのぼって来た時のよ
うに、答えるであろう。
2:16
主は言われる、その日には、あなたはわたしを『わが夫』と呼び、もはや『わがバアル』とは呼ばない。
2:17
わたしはもろもろのバアルの名を彼女の口から取り除き、重ねてその名をとなえることのないようにする。
2:18
その日には、わたしはまたあなたのために野の獣、空の鳥および地の這うものと契約を結び、また弓と、つるぎと、戦争とを地から断って、あなたを安らかに伏
させる。
2:19
またわたしは永遠にあなたとちぎりを結ぶ。すなわち正義と、公平と、いつくしみと、あわれみとをもってちぎりを結ぶ。
2:20
わたしは真実をもって、あなたとちぎりを結ぶ。そしてあなたは主を知るであろう。
2:21
主は言われる、その日わたしは天に答え、天は地に答える。
2:22
地は穀物と酒と油とに答え、またこれらのものはエズレルに答える。
2:23
わたしはわたしのために彼を地にまき、あわれまれぬ者をあわれみ、わたしの民でない者に向かって、『あなたはわたしの民である』と言い、彼は『あなたはわ
たしの神である』と言う」。
文語訳1917
2:2
なんぢらの母とあげつらへ論辨ふことをせよ彼はわが妻にあらず我はかれの夫にあらざるなりなんぢら斯してかれにその面より淫行を除かせその乳房の間より姦
淫をのぞかしめよ
2:3
然らざれば我かれを剥て赤體にしその生れいでたる日のごとくにしまた荒野のごとくならしめ潤ひなき地のごとくならしめ渇によりて死しめん
2:4 我その子等を憐まじ淫行の子等なればなり
2:5
かれらの母は淫行をなせりかれらを生る者は恥べき事をおこなへり蓋かれいへる言あり我はわが戀人等につきしたがはん彼らはわがパンわが水わが羊毛わが麻わ
が油わが飮物などを我に與ふるなりと
2:6 この故にわれ荊棘をもてなんぢの路をふさぎ垣をたてて彼にその徑をえざらしむべし
2:7
彼はその戀人たちの後をしたひゆけども追及ことなく之をたづぬれども遇ことなし是において彼いはん我ゆきてわが前の夫にかへるべしかのときのわが状態は今
にまさりて善りきと
2:8 彼が得る穀物と酒と油はわが與ふるところ彼がバアルのために用ゐたる金銀はわが彼に増あたへたるところなるを彼はしらざるなり
2:9
これによりて我わが穀物をその時におよびて奪ひわが酒をその季にいたりてうばひ又かれの裸體をおほふに用ゆべきわが羊毛およびわが麻をとらん
2:10 今われかれの恥るところをその戀人等の目のまへに露すべし彼をわが手より救ふものあらじ
2:11 我かれがすべての喜樂すなはち祝筵新月のいはひ安息日および一切の節會をして息しめん
2:12
また彼の葡萄の樹と無花果樹をそこなはん彼さきに此等をさしてわが戀人の我にあたへし賞賜なりと言しがわれこれを林となし野の獣をしてくらはしめん
2:13
われかれが耳環頸玉などを掛てその戀人らをしたひゆき我をわすれ香をたきて事へしもろもろのバアルの日のゆゑをもてその罪を罰せんヱホバかく言たまふ
2:14 斯るがゆゑに我かれを誘ひて荒野にみちびきいり終にかれの心をなぐさめ
2:15
かしこを出るや直ちにわれかれにその葡萄園を與へアコル(艱難)の谷を望の門となしてあたへん彼はわかかりし時のごとくエジプトの國より上りきたりし時の
ごとくかしこにて歌うたはん
2:16 ヱホバ言たまふその日にはなんぢ我をふたたびバアリとよばずしてイシ(吾夫)とよばん
2:17 我もろもろのバアルの名をかれが口よりとりのぞき重ねてその名を世に記憶せらるること無らしめん
2:18
その日には我かれら(我民)のために野の獣そらの鳥および地の昆蟲と誓約をむすびまた弓箭ををり戰爭を全世界よりのぞき彼らをして安らかに居しむべし
2:19 われ汝をめとりて永遠にいたらん公義と公平と寵愛と憐憫とをもてなんぢを娶り
2:20 かはることなき眞實をもて汝をめとるべし汝ヱホバをしらん
2:21 ヱホバいひ給ふその日われ應へん我は天にこたへ天は地にこたへ
2:22 地は穀物と酒と油とに應へまた是等のものはヱズレルに應へん
2:23
我わがためにかれを地にまき憐まれざりし者をあはれみわが民ならざりし者にむかひて汝はわが民なりといはんかれらは我にむかひて汝はわが神なりといはん
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 ヨハ
8:41
8:41
あなたがたは、あなたがたの父のわざを行っているのである」。彼らは言った、「わたしたちは、不品行の結果うまれた者ではない。わた
したちにはひとりの父がある。それは神である」。
口 語訳 ルカ
15:18
15:18
立って、父のところへ帰って、こう言おう、父よ、わたしは天に対しても、あなたにむかっても、罪を犯しました。
口 語訳 ヨハ
17:3
17:3
永遠の命とは、唯一の、まことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 ルカ
15:17
15:17
そこで彼は本心に立ちかえって言った、『父のところには食物のあり余っている雇人が大ぜいいるのに、わたしはここで飢えて死のうとし
ている。
口 語訳 ロマ
9:25
9:25
それは、ホセアの書でも言われているとおりである、/「わたしは、わたしの民でない者を、/わたしの民と呼び、/愛されなかった者
を、愛される者と呼ぶであろう。
口 語訳
Tペテ2:10
2:10
あなたがたは、以前は神の民でなかったが、いまは神の民であり、以前は、あわれみを受けたことのない者であったが、いまは、あわれみ
を受けた者となっている。
口 語訳 エペ
2:11-22
2:11
だから、記憶しておきなさい。あなたがたは以前には、肉によれば異邦人であって、手で行った肉の割礼ある者と称せられる人々からは、
無割礼の者と呼ばれており、
2:12
またその当時は、キリストを知らず、イスラエルの国籍がなく、約束されたいろいろの契約に縁がなく、この世の中で希望もなく神もない
者であった。
2:13
ところが、あなたがたは、このように以前は遠く離れていたが、今ではキリスト・イエスにあって、キリストの血によって近いものとなっ
たのである。
2:14
キリストはわたしたちの平和であって、二つのものを一つにし、敵意という隔ての中垣を取り除き、ご自分の肉によって、
2:15
数々の規定から成っている戒めの律法を廃棄したのである。それは、彼にあって、二つのものをひとりの新しい人に造りかえて平和をきた
らせ、
2:16
十字架によって、二つのものを一つのからだとして神と和解させ、敵意を十字架にかけて滅ぼしてしまったのである。
2:17
それから彼は、こられた上で、遠く離れているあなたがたに平和を宣べ伝え、また近くにいる者たちにも平和を宣べ伝えられたのである。
2:18
というのは、彼によって、わたしたち両方の者が一つの御霊の中にあって、父のみもとに近づくことができるからである。
2:19
そこであなたがたは、もはや異国人でも宿り人でもなく、聖徒たちと同じ国籍の者であり、神の家族なのである。
2:20
またあなたがたは、使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって、キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である。
2:21
このキリストにあって、建物全体が組み合わされ、主にある聖なる宮に成長し、
2:22
そしてあなたがたも、主にあって共に建てられて、霊なる神のすまいとなるのである。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口 語訳 ロマ
9:26-27
9:26
あなたがたはわたしの民ではないと、/彼らに言ったその場所で、/彼らは生ける神の子らであると、/呼ばれるであろう」。
9:27
また、イザヤはイスラエルについて叫んでいる、/「たとい、イスラエルの子らの数は、/浜の砂のようであっても、/救われるのは、残
された者だけであろう。
口 語訳 ヨハ
1:12
1:12
しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。
口 語訳 ルカ
15:17-18
15:17
そこで彼は本心に立ちかえって言った、『父のところには食物のあり余っている雇人が大ぜいいるのに、わたしはここで飢えて死のうとし
ている。
15:18
立って、父のところへ帰って、こう言おう、父よ、わたしは天に対しても、あなたにむかっても、罪を犯しました。
口 語訳 ヨハ
10:29
10:29
わたしの父がわたしに下さったものは、すべてにまさるものである。そしてだれも父のみ手から、それを奪い取ることはできない。
口 語訳 ロマ
9:25
9:25
それは、ホセアの書でも言われているとおりである、/「わたしは、わたしの民でない者を、/わたしの民と呼び、/愛されなかった者
を、愛される者と呼ぶであろう。
口 語訳
Tペテ2:10
2:10
あなたがたは、以前は神の民でなかったが、いまは神の民であり、以前は、あわれみを受けたことのない者であったが、いまは、あわれみ
を受けた者となっている。
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 黙 19:7
19:7
わたしたちは喜び、大いに喜び、/神の栄光をたたえよう。小羊の婚礼の日が来て、/花嫁は用意を整えた。
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 マタ 13:7
13:7
ほかの種は茨の間に落ち、茨が伸びてそれをふさいでしまった。
新共同 ヨハ 13:7
13:7
イエスは答えて、「わたしのしていることは、今あなたには分かるまいが、後で、分かるようになる」と言われた。
新共同 ロマ 9:25
9:25
ホセアの書にも、次のように述べられています。「わたしは、自分の民でない者をわたしの民と呼び、/愛されなかった者を愛された者と呼ぶ。
新共同 ロマ 9:26
9:26
『あなたたちは、わたしの民ではない』/と言われたその場所で、/彼らは生ける神の子らと呼ばれる。」
新共同 Tペテ2:10
2:10
あなたがたは、/「かつては神の民ではなかったが、/今は神の民であり、/憐れみを受けなかったが、/今は憐れみを受けている」のです。
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