****************************************

イザヤ書 36:1−22     

センナケリブ、エルサレムを脅かす

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
イザヤ書36

フランシスコ訳聖書 Isa <36>章 聖書本文

◆六 イザヤとヒゼキヤについての歴史的叙述(36-39章)

◆センナケリブ、エルサレムを脅かす(王下1813-37、代下321-19

001ヒゼキヤ王の治世第十四年に、 アッシリアの王センナケリブはユダの、城壁のある町をことごとく攻撃して、占領した。

002アッシリアの王は、ラキシュか らラブ・シャケを、大軍とともにエルサレムのヒゼキヤ王のもとに送った。彼は布さらしの野に至る街道沿いの、上貯水池の水路近くに立 ち止まった。

003ヒルキヤの子で、宮廷長のエル ヤキム、書記官のシェブナ、そしてアサフの子である史官のヨアが、彼の所へ出ていった。

004ラブ・シャケは彼らに言った、 「ヒゼキヤに伝えよ。大王、アッシリアの王はこう仰せになる、『お前は何に寄り頼んでいるのか。

005口先だけの言葉が戦略や戦力で あると思っているらしい。いったい、お前は誰を頼みにして、予に反逆するのか。

006見よ、お前は、あの折れた葦の 杖、エジプトを頼みにしているが、それは寄りかかる者の手のひらを刺し、傷つけるだけだ。エジプトの王ファラオは、彼を頼みにするす べての者にとってそのようになる。

007お前は、〈われわれの神、主に 寄り頼んでいる〉と言うが、その神とは、ヒゼキヤがその聖なる高台や祭壇を取り除き、ユダとエルサレムに向かって〈この祭壇でのみ、 礼拝せよ〉と言った神ではないか。

008さあ今、わが主君、アッシリア の王と賭けをせよ。もしお前のほうで乗り手を準備できるなら、わたしが二千頭の馬を与えよう。

009戦車と騎兵に関してエジプトを 頼りにしているお前に、どうしてわが主君の家来の中で最も小さな総督の一人をも、撃退することができるだろうか。

010わたしが今、主と関わりなくこ の地を滅ぼそうと上って来たと思うのか。主ご自身が〈この地に攻め上り、滅ぼせ〉とお命じになったのだ』」。

011エルヤキム、シェブナとヨアは ラブ・シャケに言った、「僕たちはアラム語が分かりますので、どうぞアラム語でお話しください。城壁の上にいる民が聞いている所で、 わたしたちにユダの言葉で話さないでください」。

012だがラブ・シャケは答えた、 「わが主君がわたしを遣わされたのは、お前の主君やお前たちにだけ、これらのことを告げるためだと言うのか。城壁の上に座っている者 たちにこそ告げるためではないか。彼らもお前たちとともに、自分の糞尿を飲み食いしなければならなくなるのだから」。

013それからラブ・シャケは立って ユダの言葉で大声で呼ばわり、言い放った、「大王、アッシリアの王の言葉を聞け。

014王はこう仰せになる、『ヒゼキ ヤにだまされるな。彼はお前たちを救い出すことはできない。

015ヒゼキヤは、〈主は必ずわれわ れを救い出してくださり、この町がアッシリアの王の手に渡されることはない〉と言って、お前たちを主に寄り頼ませようとするが、そう させてはならない』。

016ヒゼキヤに耳を貸すな。アッシ リアの王はこう仰せになる、『予と和を結び、予に降伏せよ。そうすれば、お前たちはそれぞれ、自分のぶどうの木や自分のいちじくの木 から食べ、自分の井戸の水が飲める。

017やがて予が来て、お前たちを、 お前たちの地と同じような地、穀物と新しいぶどう酒の地、パンとぶどう畑の地に連れていく。

018ヒゼキヤが〈主はわれわれを救 い出してくださる〉と言うのに欺かれるな。諸国の神々の中で、アッシリアの王の手から自分の地を救い出した神があったか。

019ハマトやアルパドの神々はどこ にいるのか。セファルワイムの神々はどこにいるのか。サマリアを予の手から救い出した神があったか。

020これらの国のすべての神々の中 で、どの神が自分の国を予の手から救い出したか。主ならエルサレムを予の手から救い出すとでも言うのか』」。

021彼らは押し黙って一言も答えな かった。「答えてはならない」と王に命じられていたからである。

022ヒルキヤの子で宮廷長のエルヤ キム、書記官のシェブナ、アサフの子で史官のヨアは衣を裂き、ヒゼキヤのもとに来てラブ・シャケの言葉を伝えた。


 

新共同訳1987

36:1 ヒゼキヤ王の治世第十四年に、アッシリアの王センナケリブが攻め上り、ユダの砦の町をことごとく占領した。

36:2 アッシリアの王は、ラキシュからラブ・シャケを大軍と共にヒゼキヤ王のいるエルサレムに遣わした。彼は布さらしの野に至る大通りに沿って上の貯水池から来 る水路の傍らに立ち止まった。

36:3 ヒルキヤの子である宮廷長エルヤキム、書記官シェブナ、アサフの子である補佐官ヨアが彼の前に出て行った。

36:4 そこで、ラブ・シャケは彼らに言った。「ヒゼキヤに伝えよ。大王、アッシリアの王はこう言われる。なぜこんな頼りないものに頼っているのか。

36:5 ただ舌先だけの言葉が戦略であり、戦力であるのかとわたしは言う。今お前は誰を頼みにしてわたしに刃向かうのか。

36:6 今お前はエジプトというあの折れかけの葦の杖を頼みにしているが、それはだれでも寄りかかる者の手を刺し貫くだけだ。エジプトの王ファラオは、自分を頼み とするすべての者にとってそのようになる。

36:7 お前は、『我々は我々の神、主に依り頼む』と言っているが、ヒゼキヤはユダとエルサレムに向かい、『この祭壇の前で礼拝せよ』と言って、その主の聖なる高 台と祭壇を取り除いたのではなかったか。

36:8 今わが主君、アッシリアの王とかけをせよ。もしお前の方でそれだけの乗り手を準備できるなら、こちらから二千頭の馬を与えよう。

36:9 戦車について、騎兵についてエジプトなどを頼みにしているお前に、どうしてわが主君の家臣のうちの最も小さい総督の一人すら追い返すことができようか。

36:10 わたしは今、主とかかわりなくこの地を滅ぼしに来たのだろうか。主がわたしに、『この地に向かって攻め上り、これを滅ぼせ』とお命じになったのだ。」

36:11 エルヤキムとシェブナとヨアは、ラブ・シャケに願った。「僕どもはアラム語が分かります。どうぞアラム語でお話しください。城壁の上にいる民が聞いている ところで、わたしどもにユダの言葉で話さないでください。」

36:12 だがラブ・シャケは言った。「わが主君がこれらのことを告げるためにわたしを遣わしたのは、お前の主君やお前のためだけだとでもいうのか。城壁の上に座っ ている者たちのためにも遣わしたのではないか。彼らもお前たちと共に自分の糞尿を飲み食いするようになるのだから。」

36:13 ラブ・シャケは立ってユダの言葉で大声で呼ばわり、こう言い放った。「大王、アッシリアの王の言葉を聞け。

36:14 王はこう言われる。『ヒゼキヤにだまされるな。彼はお前たちを救い出すことはできない。

36:15 ヒゼキヤは、お前たちに、主が必ず我々を救い出してくださる。決してこの都がアッシリアの王の手に渡されることはない、と言って主に依り頼ませようとする が、そうさせてはならない。』

36:16 ヒゼキヤの言うことを聞くな。アッシリアの王がこう言われるからだ。『わたしと和を結び、降伏せよ。そうすればお前たちは皆、自分のぶどうといちじくの実 を食べ、自分の井戸の水を飲むことができる。

36:17 やがてわたしは来て、お前たちをお前たちの地と同じような地、穀物と新しいぶどう酒の地、パンとぶどう畑の地に連れて行く』と。

36:18 ヒゼキヤが、『主は我々を救い出してくださる』と言っても、惑わされるな。諸国の神々は、それぞれ自分の地をアッシリア王の手から救い出すことができたで あろうか。

36:19 ハマトやアルパドの神々はどこに行ったのか。セファルワイムの神々はどこに行ったのか。サマリアをわたしの手から救い出した神があっただろうか。

36:20 これらの国々のすべての神々のうち、どの神が自分の国をわたしの手から救い出したか。それでも主はエルサレムをわたしの手から救い出すと言うのか。」

36:21 しかし彼らは、答えてはならないと王に戒められていたので、押し黙ってひと言も答えなかった。

36:22 ヒルキヤの子である宮廷長エルヤキム、書記官シェブナ、アサフの子である補佐官ヨアは衣を裂き、ヒゼキヤのもとに来てラブ・シャケの言葉を伝えた。

 

新改訳1970

36:1 ヒゼキヤ王の第十四年に、アッシリヤの王セナケリブが、ユダのすべての城壁のある町々を攻めて、これを取った。

36:2 アッシリヤの王は、ラブ・シャケに大軍をつけて、ラキシュからエルサレムに、ヒゼキヤ王のところへ送った。ラブ・シャケは布さらしの野への大路にある上の 池の水道のそばに立った。

36:3 そこで、ヒルキヤの子である宮内長官エルヤキム、書記シェブナ、および、アサフの子である参議ヨアフが、彼のもとに出て行った。

36:4 ラブ・シャケは彼らに言った。「ヒゼキヤに伝えよ。大王、アッシリヤの王がこう言っておられる。いったい、おまえは何に拠り頼んでいるのか。

36:5 口先だけのことばが、戦略であり戦力だと思い込んでいるのか。今、おまえはだれに拠り頼んで私に反逆するのか。

36:6 おまえは、あのいたんだ葦の杖、エジプトに拠り頼んでいるが、これは、それに寄りかかる者の手を刺し通すだけだ。エジプトの王、パロは、すべて彼に拠り頼 む者たちにそうするのだ。

36:7 おまえは私に『われわれは、われわれの神、主に拠り頼む。』と言う。その主とは、ヒゼキヤが高き所と祭壇を取り除いておいて、ユダとエルサレムに向かい 『この祭壇の前で拝め。』と言ったそういう主ではないか、と。

36:8 さあ、今、私の主君、アッシリヤの王と、かけをしないか。もしおまえのほうで乗り手をそろえることができれば、私はおまえに二千頭の馬を与えよう。

36:9 おまえは戦車と騎兵のことでエジプトに拠り頼んでいるが、私の主君の最も小さい家来のひとりの総督をさえ撃退することはできないのだ。

36:10 今、私がこの国を滅ぼすために上って来たのは、主をさしおいてのことであろうか。主が私に『この国に攻め上って、これを滅ぼせ。』と言われたのだ。」

36:11 エルヤキムとシェブナとヨアフとは、ラブ・シャケに言った。「どうかしもべたちには、アラム語で話してください。われわれはアラム語がわかりますから。城 壁の上にいる民の聞いている所では、われわれにユダのことばで話さないでください。」

36:12 すると、ラブ・シャケは言った。「私の主君がこれらのことを告げに私を遣わされたのは、おまえの主君や、おまえのためだろうか。むしろ、城壁の上にすわっ ている者たちのためではないか。彼らはおまえたちといっしょに、自分の糞を食らい、自分の尿を飲むようになるのだ。」

36:13 こうして、ラブ・シャケはつっ立って、ユダのことばで大声に呼ばわって、言った。「大王、アッシリヤの王のことばを聞け。

36:14 王はこう言われる。ヒゼキヤにごまかされるな。あれはおまえたちを救い出すことはできない。

36:15 ヒゼキヤが、主は必ずわれわれを救い出してくださる、この町は決してアッシリヤの王の手に渡されることはない、と言って、おまえたちに主を信頼させようと するが、そうはさせない。

36:16 ヒゼキヤの言うことを聞くな。アッシリヤの王はこう言っておられるからだ。私と和を結び、私に降参せよ。そうすれば、おまえたちはみな、自分のぶどうと自 分のいちじくを食べ、また、自分の井戸の水を飲めるのだ。

36:17 その後、私が来て、おまえたちの国と同じような国におまえたちを連れて行こう。そこは穀物とぶどう酒の地、パンとぶどう畑の地である。

36:18 おまえたちは、ヒゼキヤが、主がわれわれを救い出してくださると言っているのに、そそのかされないようにせよ。国々の神々が、だれか、自分の国をアッシリ ヤの王の手から救い出しただろうか。

36:19 ハマテやアルパデの神々は今、どこにいるのか。セファルワイムの神々はどこにいるのか。彼らはサマリヤを私の手から救い出したか。

36:20 これらの国々のすべての神々のうち、だれが自分たちの国を私の手から救い出しただろうか。主がエルサレムを私の手から救い出すとでもいうのか。」

36:21 しかし人々は黙っており、彼に一言も答えなかった。「彼に答えるな。」というのが、王の命令だったからである。

36:22 ヒルキヤの子である宮内長官エルヤキム、書記シェブナ、アサフの子である参議ヨアフは、自分たちの衣を裂いてヒゼキヤのもとに行き、ラブ・シャケのことば を告げた。

 

口語訳1955

36:1 ヒゼキヤ王の第十四年に、アッスリヤの王セナケリブが上ってきて、ユダのすべての堅固な町々を攻め取った。

36:2 アッスリヤの王はラキシからラブシャケをエルサレムにつかわし、大軍を率いてヒゼキヤ王のもとへ行かせた。ラブシャケは布さらしの野へ行く大路に沿う、上 の池の水道のかたわらに立った。

36:3 この時ヒルキヤの子である宮内卿エリアキム、書記官セブナおよびアサフの子である史官ヨアが彼の所に出てきた。

36:4 ラブシャケは彼らに言った、「ヒゼキヤに言いなさい、『大王アッスリヤの王はこう仰せられる、あなたが頼みとする者は何か。

36:5 口先だけの言葉が戦争をする計略と力だと考えるのか。あなたは今だれを頼んで、わたしにそむいたのか。

36:6 見よ、あなたはかの折れかけている葦のつえエジプトを頼みとしているが、それは人が寄りかかるとき、その人の手を刺し通す。エジプトの王パロはすべて寄り 頼む者にそのようにするのだ。

36:7 しかし、あなたがもし「われわれはわれわれの神、主を頼む」とわたしに言うならば、ヒゼキヤがユダとエルサレムに告げて、「あなたがたはこの祭壇の前で礼 拝しなければならない」と言って除いたのは、その神の高き所と祭壇ではなかったのか。

36:8 さあ、今わたしの主君アッスリヤの王とかけをせよ。もしあなたの方に乗る人があるならば、わたしは馬二千頭を与えよう。

36:9 あなたはエジプトを頼み、戦車と騎兵を請い求めているが、わたしの主君の家来のうちの最も小さい一隊長でさえ、どうして撃退することができようか。

36:10 わたしがこの国を滅ぼすために上ってきたのは、主の許しなしでしたことであろうか。主はわたしに、この国へ攻め上って、これを滅ぼせと言われたのだ』」。

36:11 その時、エリアキム、セブナおよびヨアはラブシャケに言った、「どうぞ、アラム語でしもべたちに話してください。わたしたちはそれがわかるからです。城壁 の上にいる民の聞いているところで、わたしたちにユダヤの言葉で話さないでください」。

36:12 しかしラブシャケは言った、「わたしの主君は、あなたの主君とあなたにだけでなく、城壁の上に座している人々にも、この言葉を告げるために、わたしをつか わされたのではないか。彼らをも、あなたがたと共に自分の糞尿を食い飲みするに至らせるためではないか」。

36:13 そしてラブシャケは立ちあがり、ユダヤの言葉で大声に呼ばわって言った、「大王、アッスリヤの王の言葉を聞け。

36:14 王はこう仰せられる、『あなたがたはヒゼキヤに欺かれてはならない。彼はあなたがたを救い出すことはできない。

36:15 ヒゼキヤが、主は必ずわれわれを救い出される。この町はアッスリヤの王の手に陥ることはない、と言っても、あなたがたは主を頼みとしてはならない』。

36:16 あなたがたはヒゼキヤの言葉を聞いてはならない。アッスリヤの王はこう仰せられる、『あなたがたは、わたしと和ぼくして、わたしに降服せよ。そうすれば、 あなたがたはめいめい自分のぶどうの実を食べ、めいめい自分のいちじくの実を食べ、めいめい自分の井戸の水を飲むことができる。

36:17 やがて、わたしが来て、あなたがたを一つの国へ連れて行く。それは、あなたがたの国のように穀物とぶどう酒の多い地、パンとぶどう畑の多い地だ。

36:18 ヒゼキヤが、主はわれわれを救われる、と言って、あなたがたを惑わすことのないように気をつけよ。もろもろの国の神々のうち、どの神がその国をアッスリヤ の王の手から救ったか。

36:19 ハマテやアルパデの神々はどこにいるか。セパルワイムの神々はどこにいるか。彼らはサマリヤをわたしの手から救い出したか。

36:20 これらの国々のすべての神々のうちに、だれかその国をわたしの手から救い出した者があるか。主がどうしてエルサレムをわたしの手から救い出すことができよ う』」。

36:21 しかし民は黙ってひと言も答えなかった。王が命じて、「彼に答えてはならない」と言っておいたからである。

36:22 その時ヒルキヤの子である宮内卿エリアキム、書記官セブナおよびアサフの子である史官ヨアは衣を裂き、ヒゼキヤのもとに来て、ラブシャケの言葉を彼に告げ た。



文語訳1917
36:1 ヒゼキヤ王の十四年にアツスリヤの王セナケリブ上りきたりてユダのもろもろの堅固なる邑をせめとれり
36:2 アツスリヤ王ラキシよりラブシヤケをヱルサレムに遣はし大軍をひきゐてヒゼキヤ王のもとに往しむ ラブシヤケ漂工の野のおほぢの傍なる上の池の樋にそひてたてり
36:3 この時ヒゼキヤの子なる家司エリアキム 書記セブナ、アサフの子なる史官ヨア出てこれを迎ふ
36:4 ラブシヤケかれらにいひけるは なんぢら今ヒゼキヤにいへ大王アツスリヤの王かくいへり なんぢの恃とするその恃むところは何なるか
36:5 我いふ なんぢが説ところの軍のはかりごととその能力とはただ口唇のことばのみ 今なんぢ誰によりたのみて我にさかふことをなすや
36:6 視よなんぢエジプトに依ョめり これ傷める葦の杖によりたのめるがごとし もし人これに倚もたれなばその手をつきさされん エジプト王パロがすべて己によりたのむものに對するは斯のごとし
36:7 汝われらはわれらの神ヱホバに依ョめりと我にいはんかそは曩にヒゼキヤが高きところと祭壇とをみな取去てユダとヱルサレムとにむかひ汝等ここなる一つの祭 壇のまへにて拜すべしといへる夫ならずや
36:8 いま請わが君アツスリヤ王に賭をせよ われ汝に二千の馬を與ふべければ汝よりこれに乗ものをいだせ 果して出しうべしや
36:9 然ばいかで我君のいとちひさき僕の長一人をだに退くることを得んや なんぞエジプトによりたのみて戰車と騎兵とをえんとするや
36:10 いま我のぼりきたりてこの國をせめほろぼすはヱホバの旨にあらざるべけんや ヱホバわれにいひたまはく のぼりゆきてこの國をせめぼろぼせと
36:11 爰にエリアキムとセブナとヨアと共にラブシヤケにいひけるは請スリアの方言にて僕輩にかたれ我儕これをさとりうるなり石垣のうへなる民のきくところにては ユダヤの方言をもてわれらに語るなかれ
36:12 ラブシヤケいひけるは わが君はこれらのことをなんぢの君となんぢとにのみ語らんために我をつかはししならんや なんぢらと共におのが糞をくらひおのが溺をのまんとする石垣のうへに坐する人々にも我をつかはししならずや
36:13 斯てラブシヤケたちてユダヤの方言もて大聲によばはりいひけるは なんぢら大王アツスリヤ王のことばをきくべし
36:14 王かくのたまへり なんぢらヒゼキヤに惑はさるるなかれ 彼なんぢらを救ふことあたはず
36:15 ヒゼキヤがなんぢらをヱホバにョしめんとする言にしたがふなかれ 彼いへらく ヱホバかならず我儕をすくひこの邑はアツスリヤ王の手にわたさるることなしと
36:16 ヒゼキヤに聽從ふなかれ アツスリヤ王かくのたまへり なんぢらわれと親和をなし出できたりて我にくだれ おのおのその葡萄とその無花果とをくらひ かのおのその井の水をのむことを得べし
36:17 遂には我きたりて汝等をほかの國にたづさへゆかん その國はなんぢの國のごとき國にして 穀物 ぶだう酒 パンおよび葡萄園あり
36:18 おそらくはをヒゼキヤなんぢらに説てヱホバわれらを救ふべしといはん 然どももろもろの國の神等のなかにその國をアツスリヤ王の手より救へる者ありしや
36:19 ハマテ、アルバデの神等いづこにありや セバルワイムの神等いづこにありや 又わが手よりサマリヤを救出しし神ありや
36:20 これらの國のもろもろの神のなかに誰かその國をわが手よりすくひいだしし者ありや さればヱホバも何でわが手よりヱルサレムを救ひいだし得んと
36:21 如此ありければ民は默して一言をもこたへざりき そは之にこたふるなかれとの王のおほせありつればなり
36:22 そのときヒルキヤの子なる家司エリアキム書記セブナおよびアサフの子なる史官ヨアころもを裂てヒゼキヤにゆき之にラブシヤケの言をつげたり

 

****************************************

各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

・・・・

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

・・・・

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

・・・・

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

・・・・

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

・・・・

****************************************