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イザヤ書 42:1−9      

ヤーウェの僕の紹介とその召命

 

翻訳比較



聖書協会共同訳2018
◆主の僕の召命
イザ 42:1 見よ、私が支える僕/私の心が喜びとする、私の選んだ者を。/私は彼に私の霊を授け/彼は諸国民に公正をもたらす。
イザ 42:2 彼は叫ばず、声を上げず、巷にその声を響かせない。
イザ 42:3 傷ついた葦を折らず/くすぶる灯心の火を消さず/忠実に公正をもたらす。
イザ 42:4 彼は衰えず、押し潰されず/ついには、地に公正を確立する。/島々は彼の教えを待ち望む。
イザ 42:5 天を創造し、これを延べ/地とそこから生ずるものを広げ/その上に住む民に息を与え/その中を歩む者に霊を授けられる方/主である神はこう言わ れる。
イザ 42:6 主である私は義をもってあなたを呼び/あなたの手を取り、あなたを守り/あなたを民の契約とし、諸国民の光とした。
イザ 42:7 目の見えない人の目を開き/捕らわれ人を牢獄から/闇に住む者を獄屋から連れ出すためである。
イザ 42:8 私は主、これが私の名。/私の栄光を他の者に/私の誉れを偶像に与えることはない。
イザ 42:9 見よ、先にあったことは実現した。/そこで、私は新しいことを告げよう。/それが起こる前に/私はあなたがたに聞かせよう。

フランシスコ会訳2013
イザヤ書42

フランシスコ訳聖書 Isa <42>章 聖書本文

◆主の僕の紹介とその召命

001見よ、わたしが支えるわたしの 僕を、

わたしの魂が喜びとする、わたしが選んだ者を。

わたしはわたしの霊を彼の上に置く。

彼は諸国に正しい法を輝かせる。

002彼は叫ばず、声をあげず、

巷に自分の声を聞かせない。

003折れた葦を彼は断ち切らず、

くすぶる灯芯を消さず、

まことに、彼は正しい法を輝かせる。

004彼は衰えることなく、挫けるこ ともなく、

遂には地に正しい法を打ち立てる。

島々は彼の教えを待ち望む。

005主なる神、

天を創造して、これを張り広げ、

地とその産物を押し広げ、

その上にいる民に息を与え、

その中を歩む者に霊を授ける方は、

こう仰せになる、

006「わたし、主は、

正義をもってお前を呼び、お前の手を取り、

お前を守り、

お前を民の契約、諸国の光とした。

007見えない目を開き、

囚われ人を牢獄から、

闇に住む人々を獄舎から連れ出すためである。

008わたしは主、これがわたしの 名、

わたしの栄光を他のものに、

わたしの栄誉を偶像に与えはしない。

009見よ、先のことは実現した。

新しいことを、わたしは告げる。

芽生えてくる前に、わたしはそれを聞かせる」。


 

新共同訳1987

42:1 見よ、わたしの僕、わたしが支える者を。わたしが選び、喜び迎える者を。彼の上にわたしの霊は置かれ/彼は国々の裁きを導き出す。

42:2 彼は叫ばず、呼ばわらず、声を巷に響かせない。

42:3 傷ついた葦を折ることなく/暗くなってゆく灯心を消すことなく/裁きを導き出して、確かなものとする。

42:4 暗くなることも、傷つき果てることもない/この地に裁きを置くときまでは。島々は彼の教えを待ち望む。

42:5 主である神はこう言われる。神は天を創造して、これを広げ/地とそこに生ずるものを繰り広げ/その上に住む人々に息を与え/そこを歩く者に霊を与えられ る。

42:6 主であるわたしは、恵みをもってあなたを呼び/あなたの手を取った。民の契約、諸国の光として/あなたを形づくり、あなたを立てた。

42:7 見ることのできない目を開き/捕らわれ人をその枷から/闇に住む人をその牢獄から救い出すために。

42:8 わたしは主、これがわたしの名。わたしは栄光をほかの神に渡さず/わたしの栄誉を偶像に与えることはしない。

42:9 見よ、初めのことは成就した。新しいことをわたしは告げよう。それが芽生えてくる前に/わたしはあなたたちにそれを聞かせよう。

 

新改訳1970

42:1 見よ。わたしのささえるわたしのしもべ、わたしの心の喜ぶわたしが選んだ者。わたしは彼の上にわたしの霊を授け、彼は国々に公義をもたらす。

42:2 彼は叫ばず、声をあげず、ちまたにその声を聞かせない。

42:3 彼はいたんだ葦を折ることもなく、くすぶる燈心を消すこともなく、まことをもって公義をもたらす。

42:4 彼は衰えず、くじけない。ついには、地に公義を打ち立てる。島々も、そのおしえを待ち望む。

42:5 天を造り出し、これを引き延べ、地とその産物を押し広め、その上の民に息を与え、この上を歩む者に霊を授けた神なる主はこう仰せられる。

42:6 「わたし、主は、義をもってあなたを召し、あなたの手を握り、あなたを見守り、あなたを民の契約とし、国々の光とする。

42:7 こうして、盲人の目を開き、囚人を牢獄から、やみの中に住む者を獄屋から連れ出す。

42:8 わたしは主、これがわたしの名。わたしの栄光を他の者に、わたしの栄誉を刻んだ像どもに与えはしない。

42:9 先の事は、見よ、すでに起こった。新しい事を、わたしは告げよう。それが起こる前に、あなたがたに聞かせよう。」

 

口語訳1955

42:1 わたしの支持するわがしもべ、わたしの喜ぶわが選び人を見よ。わたしはわが霊を彼に与えた。彼はもろもろの国びとに道をしめす。

42:2 彼は叫ぶことなく、声をあげることなく、その声をちまたに聞えさせず、

42:3 また傷ついた葦を折ることなく、ほのぐらい灯心を消すことなく、真実をもって道をしめす。

42:4 彼は衰えず、落胆せず、ついに道を地に確立する。海沿いの国々はその教を待ち望む。

42:5 天を創造してこれをのべ、地とそれに生ずるものをひらき、その上の民に息を与え、その中を歩む者に霊を与えられる/主なる神はこう言われる、

42:6 「主なるわたしは正義をもってあなたを召した。わたしはあなたの手をとり、あなたを守った。わたしはあなたを民の契約とし、もろもろの国びとの光として与 え、

42:7 盲人の目を開き、囚人を地下の獄屋から出し、暗きに座する者を獄屋から出させる。

42:8 わたしは主である、これがわたしの名である。わたしはわが栄光をほかの者に与えない。また、わが誉を刻んだ像に与えない。

42:9 見よ、さきに預言した事は起った。わたしは新しい事を告げよう。その事がまだ起らない前に、わたしはまず、あなたがたに知らせよう」。



文語訳1917
42:1 わが扶くるわが僕わが心よろこぶわが撰人をみよ 我わが靈をかれにあたへたり かれ異邦人に道をしめすべし
42:2 かれは叫ぶことなく聲をあぐることなくその聲を街頭にきこえしめず
42:3 また傷める蘆ををることなくほのくらき燈火をけすことなく 眞理をもて道をしめさん
42:4 かれは衰へず喪膽せずして道を地にたてをはらん もろもろの島はその法言をまちのぞむべし
42:5 天をつくりてこれをのべ 地とそのうへの?物とをひらき そのうへの民に息をあたへ その中をあゆむものに靈をあたへたまふ神ヱホバかく言給ふ
42:6 云くわれヱホバ公義をもてなんぢを召たり われなんぢの手をとり汝をまもり なんぢを民の契約とし異邦人のひかりとなし
42:7 而して瞽の目を開き俘囚を獄よりいだし 暗にすめるものを檻のうちより出さしめん
42:8 われはヱホバなり是わが名なり 我はわが榮光をほかの者にあたへず わがほまれを偶像にあたへざるなり
42:9 さきに預言せるところはや成れり 我また新しきことをつげん 事いまだ兆さざるさきに我まづなんぢらに聞せんと

 

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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口語訳 マタ 12:18

12:18 「見よ、わたしが選んだ僕、わたしの心にかなう、愛する者。わたしは彼にわたしの霊を授け、そして彼は正義を異邦人に宣べ伝えるであ ろう。

 

口語訳 ピリ 2:7

2:7 かえって、おのれをむなしうして僕のかたちをとり、人間の姿になられた。その有様は人と異ならず、

 

口語訳 マタ 3:17

3:17 また天から声があって言った、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。

 

口語訳 マタ 17:5

17:5 彼がまだ話し終えないうちに、たちまち、輝く雲が彼らをおおい、そして雲の中から声がした、「これはわたしの愛する子、わたしの心に かなう者である。これに聞け」。

 

口語訳 エペ 1:6

1:6 これは、その愛する御子によって賜わった栄光ある恵みを、わたしたちがほめたたえるためである。

 

口語訳 ヨハ 3:34

3:34 神がおつかわしになったかたは、神の言葉を語る。神は聖霊を限りなく賜うからである。

 

口語訳 使  17:25

17:25 また、何か不足でもしておるかのように、人の手によって仕えられる必要もない。神は、すべての人々に命と息と万物とを与え、

 

口語訳 ルカ 2:32

2:32 異邦人を照す啓示の光、み民イスラエルの栄光であります」。

 

口語訳 使  13:47

13:47 主はわたしたちに、こう命じておられる、/『わたしは、あなたを立てて異邦人の光とした。あなたが地の果までも救をもたらすためであ る』」。

 

口語訳 ルカ 4:18

4:18 「主の御霊がわたしに宿っている。貧しい人々に福音を宣べ伝えさせるために、わたしを聖別してくださったからである。主はわたしをつ かわして、囚人が解放され、盲人の目が開かれることを告げ知らせ、打ちひしがれている者に自由を得させ、

 

口語訳 Uテモ2:26

2:26 一度は悪魔に捕えられてその欲するままになっていても、目ざめて彼のわなからのがれさせて下さるであろう。

 

口語訳 ヘブ 2:14

2:14 このように、子たちは血と肉とに共にあずかっているので、イエスもまた同様に、それらをそなえておられる。それは、死の力を持つ者、 すなわち悪魔を、ご自分の死によって滅ぼし、

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口語訳 マタ 12:18-21

12:18 「見よ、わたしが選んだ僕、わたしの心にかなう、愛する者。わたしは彼にわたしの霊を授け、そして彼は正義を異邦人に宣べ伝えるであろう。

12:19 彼は争わず、叫ばず、またその声を大路で聞く者はない。

12:20 彼が正義に勝ちを得させる時まで、いためられた葦を折ることがなく、煙っている燈心を消すこともない。

12:21 異邦人は彼の名に望みを置くであろう」。

 

口語訳 ピリ 2:7

2:7 かえって、おのれをむなしうして僕のかたちをとり、人間の姿になられた。その有様は人と異ならず、

 

口語訳 ルカ 9:35

9:35 すると雲の中から声があった、「これはわたしの子、わたしの選んだ者である。これに聞け」。

 

口語訳 Tペテ2:4-6

2:4 主は、人には捨てられたが、神にとっては選ばれた尊い生ける石である。

2:5 この主のみもとにきて、あなたがたも、それぞれ生ける石となって、霊の家に築き上げられ、聖なる祭司となって、イエス・キリストにより、神によろこばれる 霊のいけにえを、ささげなさい。

2:6 聖書にこう書いてある、/「見よ、わたしはシオンに、/選ばれた尊い石、隅のかしら石を置く。それにより頼む者は、/決して、失望に終ることがない」。

 

口語訳 マタ 3:17

3:17 また天から声があって言った、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。

 

口語訳 マタ 17:5

17:5 彼がまだ話し終えないうちに、たちまち、輝く雲が彼らをおおい、そして雲の中から声がした、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である。これ に聞け」。

 

口語訳 マコ 1:11

1:11 すると天から声があった、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。

 

口語訳 ルカ 3:22

3:22 聖霊がはとのような姿をとってイエスの上に下り、そして天から声がした、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。

 

口語訳 マタ 3:16

3:16 イエスはバプテスマを受けるとすぐ、水から上がられた。すると、見よ、天が開け、神の御霊がはとのように自分の上に下ってくるのを、ごらんになった。

 

口語訳 ルカ 4:18-21

4:18 「主の御霊がわたしに宿っている。貧しい人々に福音を宣べ伝えさせるために、わたしを聖別してくださったからである。主はわたしをつかわして、囚人が解放 され、盲人の目が開かれることを告げ知らせ、打ちひしがれている者に自由を得させ、

4:19 主のめぐみの年を告げ知らせるのである」。

4:20 イエスは聖書を巻いて係りの者に返し、席に着かれると、会堂にいるみんなの者の目がイエスに注がれた。

4:21 そこでイエスは、「この聖句は、あなたがたが耳にしたこの日に成就した」と説きはじめられた。

 

口語訳 使  17:25

17:25 また、何か不足でもしておるかのように、人の手によって仕えられる必要もない。神は、すべての人々に命と息と万物とを与え、

 

口語訳 マタ 4:16

4:16 暗黒の中に住んでいる民は大いなる光を見、死の地、死の陰に住んでいる人々に、光がのぼった」。

 

口語訳 ルカ 2:32

2:32 異邦人を照す啓示の光、み民イスラエルの栄光であります」。

 

口語訳 使  13:47-48

13:47 主はわたしたちに、こう命じておられる、/『わたしは、あなたを立てて異邦人の光とした。あなたが地の果までも救をもたらすためである』」。

13:48 異邦人たちはこれを聞いてよろこび、主の御言をほめたたえてやまなかった。そして、永遠の命にあずかるように定められていた者は、みな信じた。

 

口語訳 使  26:23

26:23 すなわち、キリストが苦難を受けること、また、死人の中から最初によみがえって、この国民と異邦人とに、光を宣べ伝えるに至ることを、あかししたので す」。

 

口語訳 ロマ 9:24-30

9:24 神は、このあわれみの器として、またわたしたちをも、ユダヤ人の中からだけではなく、異邦人の中からも召されたのである。

9:25 それは、ホセアの書でも言われているとおりである、/「わたしは、わたしの民でない者を、/わたしの民と呼び、/愛されなかった者を、愛される者と呼ぶで あろう。

9:26 あなたがたはわたしの民ではないと、/彼らに言ったその場所で、/彼らは生ける神の子らであると、/呼ばれるであろう」。

9:27 また、イザヤはイスラエルについて叫んでいる、/「たとい、イスラエルの子らの数は、/浜の砂のようであっても、/救われるのは、残された者だけであろ う。

9:28 主は、御言をきびしくまたすみやかに、/地上になしとげられるであろう」。

9:29 さらに、イザヤは預言した、/「もし、万軍の主がわたしたちに/子孫を残されなかったなら、/わたしたちはソドムのようになり、/ゴモラと同じようになっ たであろう」。

9:30 では、わたしたちはなんと言おうか。義を追い求めなかった異邦人は、義、すなわち、信仰による義を得た。

 

口語訳 ロマ 10:19-20

10:19 なお、わたしは言う、イスラエルは知らなかったのであろうか。まずモーセは言っている、/「わたしはあなたがたに、/国民でない者に対してねたみを起さ せ、/無知な国民に対して、/怒りをいだかせるであろう」。

10:20 イザヤも大胆に言っている、/「わたしは、わたしを求めない者たちに見いだされ、/わたしを尋ねない者に、自分を現した」。

 

口語訳 ロマ 11:11-12

11:11 そこで、わたしは問う、「彼らがつまずいたのは、倒れるためであったのか」。断じてそうではない。かえって、彼らの罪過によって、救が異邦人に及び、それ によってイスラエルを奮起させるためである。

11:12 しかし、もし、彼らの罪過が世の富となり、彼らの失敗が異邦人の富となったとすれば、まして彼らが全部救われたなら、どんなにかすばらしいことであろう。

 

口語訳 ロマ 15:9-12

15:9 異邦人もあわれみを受けて神をあがめるようになるためである、/「それゆえ、わたしは、異邦人の中で/あなたにさんびをささげ、/また、御名をほめ歌う」 /と書いてあるとおりである。

15:10 また、こう言っている、/「異邦人よ、主の民と共に喜べ」。

15:11 また、/「すべての異邦人よ、主をほめまつれ。もろもろの民よ、主をほめたたえよ」。

15:12 またイザヤは言っている、/「エッサイの根から芽が出て、/異邦人を治めるために立ち上がる者が来る。異邦人は彼に望みをおくであろう」。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口語訳 マタ 12:18-21

12:18 「見よ、わたしが選んだ僕、わたしの心にかなう、愛する者。わたしは彼にわたしの霊を授け、そして彼は正義を異邦人に宣べ伝えるであろう。

12:19 彼は争わず、叫ばず、またその声を大路で聞く者はない。

12:20 彼が正義に勝ちを得させる時まで、いためられた葦を折ることがなく、煙っている燈心を消すこともない。

12:21 異邦人は彼の名に望みを置くであろう」。

 

口語訳 マタ 3:16

3:16 イエスはバプテスマを受けるとすぐ、水から上がられた。すると、見よ、天が開け、神の御霊がはとのように自分の上に下ってくるのを、ごらんになった。

 

口語訳 ヨハ 1:32-34

1:32 ヨハネはまたあかしをして言った、「わたしは、御霊がはとのように天から下って、彼の上にとどまるのを見た。

1:33 わたしはこの人を知らなかった。しかし、水でバプテスマを授けるようにと、わたしをおつかわしになったそのかたが、わたしに言われた、『ある人の上に、御 霊が下ってとどまるのを見たら、その人こそは、御霊によってバプテスマを授けるかたである』。

1:34 わたしはそれを見たので、このかたこそ神の子であると、あかしをしたのである」。

 

口語訳 ヨハ 8:45

8:45 しかし、わたしが真理を語っているので、あなたがたはわたしを信じようとしない。

 

口語訳 ヨハ 8:12

8:12 イエスは、また人々に語ってこう言われた、「わたしは世の光である。わたしに従って来る者は、やみのうちを歩くことがなく、命の光をもつであろう」。

 

口語訳 ルカ 7:22

7:22 答えて言われた、「行って、あなたがたが見聞きしたことを、ヨハネに報告しなさい。盲人は見え、足なえは歩き、らい病人はきよまり、耳しいは聞え、死人は 生きかえり、貧しい人々は福音を聞かされている。

 

口語訳 ヨハ 9:1-41

9:1 イエスが道をとおっておられるとき、生れつきの盲人を見られた。

9:2 弟子たちはイエスに尋ねて言った、「先生、この人が生れつき盲人なのは、だれが罪を犯したためですか。本人ですか、それともその両親ですか」。

9:3 イエスは答えられた、「本人が罪を犯したのでもなく、また、その両親が犯したのでもない。ただ神のみわざが、彼の上に現れるためである。

9:4 わたしたちは、わたしをつかわされたかたのわざを、昼の間にしなければならない。夜が来る。すると、だれも働けなくなる。

9:5 わたしは、この世にいる間は、世の光である」。

9:6 イエスはそう言って、地につばきをし、そのつばきで、どろをつくり、そのどろを盲人の目に塗って言われた、

9:7 「シロアム(つかわされた者、の意)の池に行って洗いなさい」。そこで彼は行って洗った。そして見えるようになって、帰って行った。

9:8 近所の人々や、彼がもと、こじきであったのを見知っていた人々が言った、「この人は、すわってこじきをしていた者ではないか」。

9:9 ある人々は「その人だ」と言い、他の人々は「いや、ただあの人に似ているだけだ」と言った。しかし、本人は「わたしがそれだ」と言った。

9:10 そこで人々は彼に言った、「では、おまえの目はどうしてあいたのか」。

9:11 彼は答えた、「イエスというかたが、どろをつくって、わたしの目に塗り、『シロアムに行って洗え』と言われました。それで、行って洗うと、見えるようにな りました」。

9:12 人々は彼に言った、「その人はどこにいるのか」。彼は「知りません」と答えた。

9:13 人々は、もと盲人であったこの人を、パリサイ人たちのところにつれて行った。

9:14 イエスがどろをつくって彼の目をあけたのは、安息日であった。

9:15 パリサイ人たちもまた、「どうして見えるようになったのか」、と彼に尋ねた。彼は答えた、「あのかたがわたしの目にどろを塗り、わたしがそれを洗い、そし て見えるようになりました」。

9:16 そこで、あるパリサイ人たちが言った、「その人は神からきた人ではない。安息日を守っていないのだから」。しかし、ほかの人々は言った、「罪のある人が、 どうしてそのようなしるしを行うことができようか」。そして彼らの間に分争が生じた。

9:17 そこで彼らは、もう一度この盲人に聞いた、「おまえの目をあけてくれたその人を、どう思うか」。「預言者だと思います」と彼は言った。

9:18 ユダヤ人たちは、彼がもと盲人であったが見えるようになったことを、まだ信じなかった。ついに彼らは、目が見えるようになったこの人の両親を呼んで、

9:19 尋ねて言った、「これが、生れつき盲人であったと、おまえたちの言っているむすこか。それではどうして、いま目が見えるのか」。

9:20 両親は答えて言った、「これがわたしどものむすこであること、また生れつき盲人であったことは存じています。

9:21 しかし、どうしていま見えるようになったのか、それは知りません。また、だれがその目をあけて下さったのかも知りません。あれに聞いて下さい。あれはもう おとなですから、自分のことは自分で話せるでしょう」。

9:22 両親はユダヤ人たちを恐れていたので、こう答えたのである。それは、もしイエスをキリストと告白する者があれば、会堂から追い出すことに、ユダヤ人たちが 既に決めていたからである。

9:23 彼の両親が「おとなですから、あれに聞いて下さい」と言ったのは、そのためであった。

9:24 そこで彼らは、盲人であった人をもう一度呼んで言った、「神に栄光を帰するがよい。あの人が罪人であることは、わたしたちにはわかっている」。

9:25 すると彼は言った、「あのかたが罪人であるかどうか、わたしは知りません。ただ一つのことだけ知っています。わたしは盲人であったが、今は見えるというこ とです」。

9:26 そこで彼らは言った、「その人はおまえに何をしたのか。どんなにしておまえの目をあけたのか」。

9:27 彼は答えた、「そのことはもう話してあげたのに、聞いてくれませんでした。なぜまた聞こうとするのですか。あなたがたも、あの人の弟子になりたいのです か」。

9:28 そこで彼らは彼をののしって言った、「おまえはあれの弟子だが、わたしたちはモーセの弟子だ。

9:29 モーセに神が語られたということは知っている。だが、あの人がどこからきた者か、わたしたちは知らぬ」。

9:30 そこで彼が答えて言った、「わたしの目をあけて下さったのに、そのかたがどこからきたか、ご存じないとは、不思議千万です。

9:31 わたしたちはこのことを知っています。神は罪人の言うことはお聞きいれになりませんが、神を敬い、そのみこころを行う人の言うことは、聞きいれて下さいま す。

9:32 生れつき盲人であった者の目をあけた人があるということは、世界が始まって以来、聞いたことがありません。

9:33 もしあのかたが神からきた人でなかったら、何一つできなかったはずです」。

9:34 これを聞いて彼らは言った、「おまえは全く罪の中に生れていながら、わたしたちを教えようとするのか」。そして彼を外へ追い出した。

9:35 イエスは、その人が外へ追い出されたことを聞かれた。そして彼に会って言われた、「あなたは人の子を信じるか」。

9:36 彼は答えて言った、「主よ、それはどなたですか。そのかたを信じたいのですが」。

9:37 イエスは彼に言われた、「あなたは、もうその人に会っている。今あなたと話しているのが、その人である」。

9:38 すると彼は、「主よ、信じます」と言って、イエスを拝した。

9:39 そこでイエスは言われた、「わたしがこの世にきたのは、さばくためである。すなわち、見えない人たちが見えるようになり、見える人たちが見えないようにな るためである」。

9:40 そこにイエスと一緒にいたあるパリサイ人たちが、それを聞いてイエスに言った、「それでは、わたしたちも盲人なのでしょうか」。

9:41 イエスは彼らに言われた、「もしあなたがたが盲人であったなら、罪はなかったであろう。しかし、今あなたがたが『見える』と言い張るところに、あなたがた の罪がある。

 

口語訳 ルカ 1:79

1:79 暗黒と死の陰とに住む者を照し、わたしたちの足を平和の道へ導くであろう」。

 

口語訳 ヨハ 8:32

8:32 また真理を知るであろう。そして真理は、あなたがたに自由を得させるであろう」。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 マタ 12:8-12

12:8 人の子は安息日の主なのである。」

◆手の萎えた人をいやす

12:9 イエスはそこを去って、会堂にお入りになった。

12:10 すると、片手の萎えた人がいた。人々はイエスを訴えようと思って、「安息日に病気を治すのは、律法で許されていますか」と尋ねた。

12:11 そこで、イエスは言われた。「あなたたちのうち、だれか羊を一匹持っていて、それが安息日に穴に落ちた場合、手で引き上げてやらない者がいるだろうか。

12:12 人間は羊よりもはるかに大切なものだ。だから、安息日に善いことをするのは許されている。」

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 マタ 12:18-21

12:18 「見よ、わたしの選んだ僕。わたしの心に適った愛する者。この僕にわたしの霊を授ける。彼は異邦人に正義を知らせる。

12:19 彼は争わず、叫ばず、/その声を聞く者は大通りにはいない。

12:20 正義を勝利に導くまで、/彼は傷ついた葦を折らず、/くすぶる灯心を消さない。

12:21 異邦人は彼の名に望みをかける。」

 

新共同 マタ 12:18

12:18 「見よ、わたしの選んだ僕。わたしの心に適った愛する者。この僕にわたしの霊を授ける。彼は異邦人に正義を知らせる。

 

新共同 ピリ 2:7

2:7 かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、

 

新共同 マタ 3:17

3:17 そのとき、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」と言う声が、天から聞こえた。

 

新共同 マタ 17:5

17:5 ペトロがこう話しているうちに、光り輝く雲が彼らを覆った。すると、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者。これに聞け」という声が雲の中から聞 こえた。

 

新共同 マコ 1:11

1:11 すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。

 

新共同 ルカ 3:22

3:22 聖霊が鳩のように目に見える姿でイエスの上に降って来た。すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。

 

新共同 ルカ 9:35

9:35 すると、「これはわたしの子、選ばれた者。これに聞け」と言う声が雲の中から聞こえた。

 

新共同 マタ 3:16

3:16 イエスは洗礼を受けると、すぐ水の中から上がられた。そのとき、天がイエスに向かって開いた。イエスは、神の霊が鳩のように御自分の上に降って来るのを御 覧になった。

 

新共同 ルカ 4:18

4:18 「主の霊がわたしの上におられる。貧しい人に福音を告げ知らせるために、/主がわたしに油を注がれたからである。主がわたしを遣わされたのは、/捕らわれ ている人に解放を、/目の見えない人に視力の回復を告げ、/圧迫されている人を自由にし、

 

新共同 ヨハ 3:34

3:34 神がお遣わしになった方は、神の言葉を話される。神が“霊”を限りなくお与えになるからである。

 

新共同 使  17:25

17:25 また、何か足りないことでもあるかのように、人の手によって仕えてもらう必要もありません。すべての人に命と息と、その他すべてのものを与えてくださるの は、この神だからです。

 

新共同 ルカ 2:32

2:32 異邦人を照らす啓示の光、/あなたの民イスラエルの誉れです。」

 

新共同 使  13:47

13:47 主はわたしたちにこう命じておられるからです。『わたしは、あなたを異邦人の光と定めた、/あなたが、地の果てにまでも/救いをもたらすために。』」

 

新共同 使  26:23

26:23 つまり私は、メシアが苦しみを受け、また、死者の中から最初に復活して、民にも異邦人にも光を語り告げることになると述べたのです。」

 

新共同 マタ 11:5

11:5 目の見えない人は見え、足の不自由な人は歩き、重い皮膚病を患っている人は清くなり、耳の聞こえない人は聞こえ、死者は生き返り、貧しい人は福音を告げ知 らされている。

 

新共同 ルカ 4:18

4:18 「主の霊がわたしの上におられる。貧しい人に福音を告げ知らせるために、/主がわたしに油を注がれたからである。主がわたしを遣わされたのは、/捕らわれ ている人に解放を、/目の見えない人に視力の回復を告げ、/圧迫されている人を自由にし、

 

新共同 ヘブ 2:15

2:15 死の恐怖のために一生涯、奴隷の状態にあった者たちを解放なさるためでした。

 

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イザヤ書 42:10−17    

新しい賛美の歌

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018
◆主への賛美の歌
イザ 42:10 主に向かって新しい歌を/地の果てからその誉れを歌え。/海に漕ぎ出す者、海とそこに満ちるもの/島々とそこに住む者も。
イザ 42:11 荒れ野とその町よ。/ケダル人の住む村よ、声を上げよ。/セラに住む者よ、喜び歌え。/山々の頂から大声で叫べ。
イザ 42:12 主に栄光を帰し/その誉れを島々に告げよ。
イザ 42:13 主は勇士のように出て行き/戦士のように熱情を奮い立たせ/鬨の声を上げ、雄たけびを上げ/その敵に向かって力を誇示される。
イザ 42:14 私は久しく沈黙し/静かに自分を抑えていたが/今、子を産む女のように呻き/激しく息をし、あえぐ。
イザ 42:15 私は山や丘を荒らし、そのすべての青草を枯らす。/川を島に変え、池を干上がらせる。
イザ 42:16 私は目の見えない人に知らない道を行かせ/知らない道を歩かせる。/私は彼らの前で暗闇を光に変え/起伏のある地を平らにする。/私はこれら のことを行い/彼らを見捨てない。
イザ 42:17 彫像に頼る者/鋳像に「あなたがたが私たちの神々だ」と言う者は/退けられて、恥をかく。


フランシスコ会訳2013

◆新しい賛美の歌

010主に歌え、新しい歌を

地の果てからその誉れを。

海に乗り出す者たちと海に満ちるもの、

島々とそこに住む者たちよ。

011荒れ野とそこにある町々、

ケダルが住む村々よ、声をあげよ。

セラの住民たちは歓喜し、

山の頂から叫べ。

012主に栄光を帰し、

その誉れを島々に告げよ。

013主は勇士のように出でたち、

戦士のように情熱を奮い立たせ、

鬨の声をあげ、怒号をもって

敵に向かって力を誇示される。

014「わたしは久しく沈黙し、黙っ て自制してきた。

子を産む女のように、わたしは荒い息を出し、

鼻息も荒々しく、息を切らす。

015わたしは山も丘も乾かし、その 青草を枯らし、

川を島とし、池を干上がらせる。

016わたしは目の見えない人たちに 知らない道を行かせ、

知らない小道を踏ませる。

わたしは彼らの前で闇を光とし、

起伏のある土地を平らにする。

これらのことを、わたしは行う、

決してなおざりにはしない。

017偶像に信頼を寄せ、

鋳像に『あなた方がわたしたちの神々だ』と

言う者は退けられ、必ず恥じ入る」。


 

新共同訳1987

42:10 新しい歌を主に向かって歌え。地の果てから主の栄誉を歌え。海に漕ぎ出す者、海に満ちるもの/島々とそこに住む者よ。

42:11 荒れ野とその町々よ。ケダル族の宿る村々よ、呼ばわれ。セラに住む者よ、喜び歌え。山々の頂から叫び声をあげよ。

42:12 主に栄光を帰し/主の栄誉を島々に告げ知らせよ。

42:13 主は、勇士のように出で立ち/戦士のように熱情を奮い起こし/叫びをあげ、鬨の声をあげ、敵を圧倒される。

42:14 わたしは決して声を立てず/黙して、自分を抑えてきた。今、わたしは子を産む女のようにあえぎ/激しく息を吸い、また息を吐く。

42:15 わたしは山も丘も廃虚とし、草をすべて枯らす。大河を島に変え、湖を干す。

42:16 目の見えない人を導いて知らない道を行かせ/通ったことのない道を歩かせる。行く手の闇を光に変え/曲がった道をまっすぐにする。わたしはこれらのことを 成就させ/見捨てることはない。

42:17 偶像に依り頼む者/鋳た像に向かって/あなたたちがわたしたちの神、と言う者は/甚だしく恥を受けて退く。

 

新改訳1970

42:10 主に向かって新しい歌を歌え、その栄誉を地の果てから。海に下る者、そこを渡るすべての者、島々とそこに住む者よ。

42:11 荒野とその町々、ケダル人の住む村々よ。声をあげよ。セラに住む者は喜び歌え。山々の頂から声高らかに叫べ。

42:12 主に栄光を帰し、島々にその栄誉を告げ知らせよ。

42:13 主は勇士のようにいで立ち、戦士のように激しく奮い立ち、ときの声をあげて叫び、敵に向かって威力を現わす。

42:14 わたしは久しく黙っていた。静かに自分を押えていた。今は、子を産む女のようにうめき、激しい息づかいであえぐ。

42:15 わたしは山や丘を荒らし、そのすべての青草を枯らし、川をかわいた地とし、沢をからす。

42:16 わたしは盲人に、彼らの知らない道を歩ませ、彼らの知らない通り道を行かせる。彼らの前でやみを光に、でこぼこの地を平らにする。これらのことをわたしが して、彼らを見捨てない。

42:17 彫像に拠り頼み、鋳像に、「あなたがたこそ、私たちの神々。」と言う者は、退けられて、恥を見る。

 

口語訳1955

42:10 主にむかって新しき歌をうたえ。地の果から主をほめたたえよ。海とその中に満ちるもの、海沿いの国々とそれに住む者とは鳴りどよめ。

42:11 荒野とその中のもろもろの町と、ケダルびとの住むもろもろの村里は声をあげよ。セラの民は喜びうたえ。山の頂から呼ばわり叫べ。

42:12 栄光を主に帰し、その誉を海沿いの国々で語り告げよ。

42:13 主は勇士のように出て行き、いくさ人のように熱心を起し、ときの声をあげて呼ばわり、その敵にむかって大能をあらわされる。

42:14 わたしは久しく声を出さず、黙して、おのれをおさえていた。今わたしは子を産もうとする女のように叫ぶ。わたしの息は切れ、かつあえぐ。

42:15 わたしは山と丘とを荒し、すべての草を枯らし、もろもろの川を島とし、もろもろの池をからす。

42:16 わたしは目しいを/彼らのまだ知らない大路に行かせ、まだ知らない道に導き、暗きをその前に光とし、高低のある所を平らにする。わたしはこれらの事をおこ なって彼らを捨てない。

42:17 刻んだ偶像に頼み、鋳た偶像にむかって/「あなたがたは、われわれの神である」と言う者は/退けられて、大いに恥をかく。



文語訳1917
42:10 海にうかぶもの 海のなかに充るもの もろもろの島およびその民よ ヱホバにむかひて新しき歌をうたひ 地の極よりその頌美をたたへまつれ
42:11 荒野とその中のもろもろの邑とケダル人のすめるもろもろの村里はこゑをあげよ セラの民はうたひて山のいただきよりよばはれ
42:12 榮光をヱホバにかうぶらせ その頌美をもろもろの島にて語りつげよ
42:13 ヱホバ勇士のごとく出たまふ また戰士のごとく熱心をおこし 聲をあげてよばはり大能をあらはして仇をせめ給はん
42:14 われ久しく聲をいださず默して己をおさへたり 今われ子をうまんとする婦人のごとく叫ばん 我いきづかしくかつ喘がん
42:15 われ山と岡とをあらし且すべてその上の木草をからし もろもろの河を島としもろもろの池を涸さん
42:16 われ瞽者をその未だしらざる大路にゆかしめ その未だしらざる徑をふましめ 暗をその前に光となし 曲れるをその前になほくすべし 我これらの事をおこなひて彼らをすてじ
42:17 刻みたる偶像にたのみ鑄たる偶像にむかひて汝等はわれらの神なりといふものは退けられて大に恥をうけん

 

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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ルカ 1:78-79

1:78 これはわたしたちの神のあわれみ深いみこころによる。また、そのあわれみによって、日の光が上からわたしたちに臨み、

1:79 暗黒と死の陰とに住む者を照し、わたしたちの足を平和の道へ導くであろう」。

 

口 語訳 エペ 5:8

5:8 あなたがたは、以前はやみであったが、今は主にあって光となっている。光の子らしく歩きなさい――

 

口 語訳 ルカ 3:5

3:5 すべての谷は埋められ、すべての山と丘とは、平らにされ、曲ったところはまっすぐに、わるい道はならされ、

 

口 語訳 ヘブ 13:5

13:5 金銭を愛することをしないで、自分の持っているもので満足しなさい。主は、「わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない」と 言われた。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 黙  5:9

5:9 彼らは新しい歌を歌って言った、「あなたこそは、その巻物を受けとり、封印を解くにふさわしいかたであります。あなたはほふられ、そ の血によって、神のために、あらゆる部族、国語、民族、国民の中から人々をあがない、

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 Uペテ3:9

3:9 ある人たちは、遅いと考えているようですが、主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるように と、あなたがたのために忍耐しておられるのです。

 

新共同 ルカ 1:79

1:79 暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、/我らの歩みを平和の道に導く。」

 

新共同 ルカ 3:5

3:5 谷はすべて埋められ、/山と丘はみな低くされる。曲がった道はまっすぐに、/でこぼこの道は平らになり、

 

新共同 ヘブ 13:5

13:5 金銭に執着しない生活をし、今持っているもので満足しなさい。神御自身、「わたしは、決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない」と言わ れました。

 

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イザヤ書 42:18−25    

盲目で、耳の聞こえないイスラエル

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018
◆耳の聞こえないイスラエル
イザ 42:18 耳の聞こえない者たちよ、聞け。/目の見えない者たちよ、まじまじと見よ。
イザ 42:19 私の僕ほど目の見えない者があろうか。/私が遣わす使者のように/耳の聞こえない者があろうか。/私に買い取られた者のように/目の見えない 者があろうか。/主の僕のように目の見えない者があろうか。
イザ 42:20 あなたは多くのことを見ながら、従わず/耳を開きながら、聞くことはない。
イザ 42:21 主はご自分の義のために/教えを偉大なもの/威厳あるものとすることを喜ばれた。
イザ 42:22 しかし、この民は略奪され、奪い取られ/皆罠の穴に落ち、獄屋に閉じ込められた。/彼らは餌食となったが、助け出す者はなく/奪い取られた が、「返してやれ」と言う者もない。
イザ 42:23 あなたがたの中で、このことに耳を傾け/後のために心に留めて聞く者があろうか。
イザ 42:24 ヤコブを略奪者に渡し/イスラエルをかすめ取る者に渡したのは誰か。/それは主ではないか。/この方に対して我々は罪を犯し/その道を歩むこ とを望まず/その教えに聞き従わなかった。
イザ 42:25 そこで主は燃えるような怒りと/激しい戦火を浴びせられた。/火が周囲を焼き尽くしても、悟る者はなく/自分に燃え移っても、心に留める者は なかった。


フランシスコ会訳2013

◆目が見えず、耳も聞こえないイスラエル

018「耳の聞こえない者たちよ、聞 け、

目の見えない者たちよ、顔を上げて見よ。

019わたしの僕ほど目の見えない者 がほかにあろうか、

わたしが送った使いほど耳の聞こえない者が

ほかにあろうか。

元どおりにされた者ほど目の見えない者が

ほかにあろうか。

主の僕ほど目の見えない者がほかにあろうか。

020お前は多くのことを見ている が、注意せず、

耳を開いているが、聞きはしない」。

021主はご自分の正義の故に、

教えを大いなるもの、

輝かしいものとすることを望まれた。

022しかし、これは掠め取られ、奪 い去られた民。

みな穴の罠に掛かり、牢獄に閉じ込められている。

掠め取られても、助け出す者はいない。

奪い去られても、

「返してやれ」と言ってくれる者はいない。

023お前たちの中の誰が、後々のた めにこれに耳を傾け、

注意を払い、聞こうとするのだろうか。

024ヤコブを奪い去られるのに任 せ、

イスラエルを掠め取られるのに任せたのは、誰か。

それは、主ではなかったか。

わたしたちは主に対して罪を犯してしまった。

彼らはその道を歩もうとはせず、

その教えに聞き従わなかった。

025主はイスラエルに対して

燃え盛る怒りを注ぎ、激しい戦いを向けられた。

周りを炎で包まれても、彼は悟らず、

自分に火が燃え移っても、心に留めなかった。


 

新共同訳1987

42:18 耳の聞こえない人よ、聞け。目の見えない人よ、よく見よ。

42:19 わたしの僕ほど目の見えない者があろうか。わたしが遣わす者ほど/耳の聞こえない者があろうか。わたしが信任を与えた者ほど/目の見えない者/主の僕ほど 目の見えない者があろうか。

42:20 多くのことが目に映っても何も見えず/耳が開いているのに、何も聞こえない。

42:21 主は御自分の正しさゆえに/教えを偉大なものとし、輝かすことを喜ばれる。

42:22 この民は略奪され、奪われ/皆、穴の中に捕らえられ、牢につながれている。略奪に遭っても、助け出す者はなく/奪われても、返せと言う者はない。

42:23 あなたたちの中にこれを聞き取る者があるか。後の日のために注意して聞く者があるか。

42:24 奪う者にヤコブを渡し/略奪する者にイスラエルを渡したのは誰か。それは主ではないか/この方にわたしたちも罪を犯した。彼らは主の道に歩もうとせず/そ の教えに聞き従おうとしなかった。

42:25 主は燃える怒りを注ぎ出し/激しい戦いを挑まれた。その炎に囲まれても、悟る者はなく/火が自分に燃え移っても、気づく者はなかった。

 

新改訳1970

新改訳 イザ 42:18-25

42:18 耳しいた者よ。聞け。盲人よ。目をこらして見よ。

42:19 わたしのしもべほどの盲目の者が、だれかほかにいようか。わたしの送る使者のような耳しいた者が、ほかにいようか。わたしに買い取られた者のような盲目の 者、主のしもべのような盲目の者が、だれかほかにいようか。

42:20 あなたは多くのことを見ながら、心に留めず、耳を開きながら、聞こうとしない。

42:21 主は、ご自分の義のために、みおしえを広め、これを輝かすことを望まれた。

42:22 これは、かすめ奪われ、略奪された民のことであって、若い男たちはみな、わなにかかり、獄屋に閉じ込められた。彼らはかすめ奪われたが、助け出す者もな く、奪い取られても、それを返せと言う者もいない。

42:23 あなたがたのうち、だれが、これに耳を傾け、だれが、後々のために注意して聞くだろうか。

42:24 だれが、ヤコブを、奪い取る者に渡し、イスラエルを、かすめ奪う者に渡したのか。それは主ではないか。この方に、私たちは罪を犯し、主の道に歩むことを望 まず、そのおしえに聞き従わなかった。

42:25 そこで主は、燃える怒りをこれに注ぎ、激しい戦いをこれに向けた。それがあたりを焼き尽くしても、彼は悟らず、自分に燃えついても、心に留めなかった。

 

口語訳1955

42:18 耳しいよ、聞け。目しいよ、目を注いで見よ。

42:19 だれか、わがしもべのほかに目しいがあるか。だれか、わがつかわす使者のような耳しいがあるか。だれか、わが献身者のような目しいがあるか。だれか、主の しもべのような目しいがあるか。

42:20 彼は多くの事を見ても認めず、耳を開いても聞かない。

42:21 主はおのれの義のために、その教を大いなるものとし、かつ光栄あるものとすることを喜ばれた。

42:22 ところが、この民はかすめられ、奪われて、みな穴の中に捕われ、獄屋の中に閉じこめられた。彼らはかすめられても助ける者がなく、物を奪われても「もど せ」と言う者もない。

42:23 あなたがたのうち、だれがこの事に耳を傾けるだろうか、だれが心をもちいて/後のためにこれを聞くだろうか。

42:24 ヤコブを奪わせた者はだれか。かすめる者にイスラエルをわたした者はだれか。これは主ではないか。われわれは主にむかって罪を犯し、その道に歩むことを好 まず、またその教に従うことを好まなかった。

42:25 それゆえ、主は激しい怒りと、猛烈な戦いを彼らに臨ませられた。それが火のように周囲に燃えても、彼らは悟らず、彼らを焼いても、心にとめなかった。



文語訳1917
42:18 聾者よきけ 瞽者よ眼をそそぎてみよ
42:19 瞽者はたれぞ わが僕にあらずや 誰かわがつかはせる使者の如き瞽者あらんや 誰かわが友の如きめしひあらんや 誰かヱホバの僕のごときめしひあらんや
42:20 汝おほくのことを見れども顧みず 耳をひらけども聞ざるなり
42:21 ヱホバおのれ義なるがゆゑに大にしてたふとき律法をたまふをよろこび給へり
42:22 然るにこの民はかすめられ奪はれて みな穴中にとらはれ獄のなかに閉こめらる 斯てその掠めらるるを助くる者なく その奪はれたるを償へといふ者なし
42:23 なんぢらのうち誰かこのことに耳をかたぶけん たれか心をもちゐて後のために之をきかん
42:24 ヤコブを奪はせしものは誰ぞ かすむる者にイスラエルをわたしし者はたれぞ 是ヱホバにあらずや われらヱホバに罪ををかし その道をあゆまず その律法にしたがふことを好まざりき
42:25 この故にヱホバ烈しき怒をかたぶけ 猛きいくさをきたらせ その烈しきこと火の如く四圍にもゆれども彼しらず その身に焚せまれども心におかざりき

 

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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 ヨハ 9:39-41

9:39 そこでイエスは言われ た、「わたしがこの世にきたのは、さばくためである。すなわち、見えない人たちが見えるようになり、見える人たちが見えないようにな るためである」。

9:40 そこにイエスと一緒にいたあるパリサイ人たちが、それを聞いてイエスに言った、「それでは、わたしたちも盲人なのでしょうか」。

9:41 イエスは彼らに言われた、「もしあなたがたが盲人であったなら、罪はなかったであろう。しかし、今あなたがたが『見える』と言い張る ところに、あなたがたの罪がある。

 

口 語訳 ロマ 2:21

2:21 なぜ、人を教えて自分を教えないのか。盗むなと人に説いて、自らは盗むのか。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ロマ 2:21

2:21 なぜ、人を教えて自分 を教えないのか。盗むなと人に説いて、自らは盗むのか。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 マタ 13:9-15

13:9 耳のある者は聞くがよ い」。

13:10 それから、弟子たちがイエスに近寄ってきて言った、「なぜ、彼らに譬でお話しになるのですか」。

13:11 そこでイエスは答えて言われた、「あなたがたには、天国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていない。

13:12 おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。

13:13 だから、彼らには譬で語るのである。それは彼らが、見ても見ず、聞いても聞かず、また悟らないからである。

13:14 こうしてイザヤの言った預言が、彼らの上に成就したのである。『あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。見るには見るが、決し て認めない。

13:15 この民の心は鈍くなり、その耳は聞えにくく、その目は閉じている。それは、彼らが目で見ず、耳で聞かず、心で悟らず、悔い改めていや されることがないためである』。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ヨハ 9:39-41

9:39 イエスは言われた。「わたしがこの世に来たのは、裁くためである。こうして、見えない者は見えるようになり、見える者は見えないようになる。」

9:40 イエスと一緒に居合わせたファリサイ派の人々は、これらのことを聞いて、「我々も見えないということか」と言った。

9:41 イエスは言われた。「見えなかったのであれば、罪はなかったであろう。しかし、今、『見える』とあなたたちは言っている。だから、あなたたちの罪は残 る。」

 

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