エレミヤ書 17:1−13
ユダの根深い罪
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆ユダの罪と罰
エレ 17:1 ユダの罪は/鉄の筆、ダイヤモンドの先で書き記され/その心の板に/祭壇の角に刻まれている。
エレ 17:2 その子どもたちが/高い丘に生い茂る木のそばにある/祭壇やアシェラ像のことを/覚えているほどだ。
エレ 17:3 野に出て山に登る者よ。/私はあなたの富とすべての宝を略奪品とする。/あなたの国中にある/高き所の罪のゆえに。
エレ
17:4 あなたは、私が与えた相続地を/自ら手放さなければならない。/また、私はあなたの知らない地で/あなたを敵に仕えさせる。/あなたがたが私の
怒りに火をつけたので/それはとこしえに燃え続ける。
◆主に信頼する人
エレ 17:5 主はこう言われる。/呪われよ、人間を頼みとし/肉なる者を自分の腕として/その心が主から離れる人は。
エレ 17:6 彼は荒れ地のねずの木のようになり/幸いが来ても見ず/荒れ野の乾いた地/人の住まない塩の地に住む。
エレ 17:7 祝福されよ、主に信頼する人は。/主がその人のよりどころとなられる。
エレ
17:8 彼は水のほとりに植えられた木のようになり/川の流れにその根を張り/暑さが来ても恐れず/その葉は茂っている。/旱魃の年も恐れず/絶えず実
を結ぶ。
◆人間の心を知り尽くす神
エレ 17:9 心は何にも増して偽り、治ることもない。/誰がこれを知りえようか。
エレ 17:10 主である私が心を探り/思いを調べる。/おのおのが歩んだ道/その業が結んだ実に応じて報いるためである。
エレ
17:11 しゃこが自分の産まなかった卵を抱くように/不正に富をなす者がいる。/しかしその生涯の半ばで、彼は富を失い/ついには、愚か者となる。
エレ 17:12 我々の聖所の場所は/初めから高い所、栄光の座である。
エレ
17:13 イスラエルの望みである主よ/あなたを捨てる者は皆、恥じ入り/あなたから離れる者は地の中にその名が記される。/命の水の泉である主を捨て
たからだ。
フランシスコ訳聖書 Jer <17>章 聖書本文
◆ユダの根深い罪
001「ユダの罪は
彼らの祭壇の角に鉄筆で刻まれており、
彼らの心の板に硬い石の先端で彫られている。
002彼らは自分の子らを心に留めて
いるように
茂った木のそばや高い丘の上にある彼らの祭壇、
彼らのアシェラ像を心に留めている。
003畑から山に出かける者よ、
お前の領内の至る所で、
お前の聖なる高台の罪の故に
わたしはお前の富と宝を
ことごとく分捕り品として渡す。
004お前は自分のせいで、
わたしがお前に与えた相続地を失う。
わたしはお前を、お前の知らない土地で
お前の敵に仕えさせる。
お前たちがわたしの怒りの炎をかき立てたので、
それはいつまでも燃え続ける」。
人ではなく神に信頼する
005主はこう仰せになる、
「人間に信頼し、
肉にすぎないものを頼みとして、
主からその心を背ける者は呪われる。
006その人は荒れ地の灌木のよう だ。
恵みの時が来ても、それを知らず、
荒れ野の乾ききった所、
人の住まない塩地に住む。
007主に信頼し、
主を望みとする者は祝福される。
008その人は水辺に植えられ、
流れの方にその根を伸ばす木。
暑さが来ても恐れず、
その葉は青々としている。
旱魃の年にも心配はなく、
実を結ぶのをやめることはない。
009心はあらゆるものに勝って偽る
もの、
たばかるもの。
誰がこれを究めえようか。
010わたし、主が心を調べ、
思いを吟味する。
各々をその振る舞いに応じて
その行いの実に応じて
報いるために。
011しゃこが卵を抱いてもかえすこ
とができないように、
不正な富を積む者は
その生涯の半ばで富に置き去りにされ、
結局は愚か者となる」。
012初めから栄光の王座は高く上げ
られている、
わたしたちの聖所のある場所は。
013イスラエルの希望である主よ。
あなたを捨てる者はみな、恥を受けます。
「わたしから離れる者は、
地の中に記される」。
彼らは生ける水の泉である主を捨てたのだから。
新共同訳1987
17:1
ユダの罪は/心の板に、祭壇の角に/鉄のペンで書きつけられ/ダイヤモンドのたがねで刻み込まれて
17:2
子孫に銘記させるものとなる。それらは彼らの祭壇であり、アシェラ像である。それらは、どの緑の木の下にも/高い丘、野の山の上にもある。
17:3
野から山に登る者よ。わたしはお前の富と宝を/お前の聖なる高台での罪のゆえに/至るところで、敵が奪うにまかせる。
17:4
わたしが継がせた嗣業をお前は失う。また、お前を敵の奴隷とし/お前の知らない国に行かせる。わたしの怒りによって火が点じられ/とこしえに燃え続ける。
◆主に信頼する人
17:5
主はこう言われる。呪われよ、人間に信頼し、肉なる者を頼みとし/その心が主を離れ去っている人は。
17:6
彼は荒れ地の裸の木。恵みの雨を見ることなく/人の住めない不毛の地/炎暑の荒れ野を住まいとする。
17:7
祝福されよ、主に信頼する人は。主がその人のよりどころとなられる。
17:8
彼は水のほとりに植えられた木。水路のほとりに根を張り/暑さが襲うのを見ることなく/その葉は青々としている。干ばつの年にも憂いがなく/実を結ぶこと
をやめない。
◆人間の心を知り尽くす神
17:9
人の心は何にもまして、とらえ難く病んでいる。誰がそれを知りえようか。
17:10
心を探り、そのはらわたを究めるのは/主なるわたしである。それぞれの道、業の結ぶ実に従って報いる。
17:11
しゃこが自分の産まなかった卵を集めるように/不正に富をなす者がいる。人生の半ばで、富は彼を見捨て/ついには、神を失った者となる。
17:12
栄光の御座、いにしえよりの天/我らの聖所、
17:13
イスラエルの希望である主よ。あなたを捨てる者は皆、辱めを受ける。あなたを離れ去る者は/地下に行く者として記される。生ける水の源である主を捨てたか
らだ。
新改訳1970
17:1
ユダの罪は鉄の筆と金剛石のとがりでしるされ、彼らの心の板と彼らの祭壇の角に刻まれている。
17:2
彼らの子たちまで、その祭壇や、高い丘の茂った木のほとりにあるアシェラ像を覚えているほどだ。
17:3
野にあるわたしの山よ。わたしは、あなたの財宝、すべての宝物を、獲物として引き渡す。あなたの国中にある高き所の罪のために。
17:4
あなたは、わたしが与えたあなたの相続地を、手放さなければならない。また、わたしは、あなたの知らない国で、あなたを敵に仕えさせる。あなたがたが、わ
たしの怒りに火をつけたので、それはとこしえまでも燃えよう。
17:5
主はこう仰せられる。「人間に信頼し、肉を自分の腕とし、心が主から離れる者はのろわれよ。
17:6
そのような者は荒地のむろの木のように、しあわせが訪れても会うことはなく、荒野の溶岩地帯、住む者のない塩地に住む。
17:7
主に信頼し、主を頼みとする者に祝福があるように。
17:8
その人は、水のほとりに植わった木のように、流れのほとりに根を伸ばし、暑さが来ても暑さを知らず、葉は茂って、日照りの年にも心配なく、いつまでも実を
みのらせる。
17:9
人の心は何よりも陰険で、それは直らない。だれが、それを知ることができよう。
17:10
わたし、主が心を探り、思いを調べ、それぞれその生き方により、行ないの結ぶ実によって報いる。
17:11
しゃこが自分で産まなかった卵を抱くように、公義によらないで富を得る者がある。彼の一生の半ばで、富が彼を置き去りにし、そのすえはしれ者となる。」
17:12
私たちの聖所のある所は、初めから高く上げられた栄光の王座である。
17:13
イスラエルの望みである主よ。あなたを捨てる者は、みな恥を見ます。「わたしから離れ去る者は、地にその名がしるされる。いのちの水の泉、主を捨てたから
だ。」
口語訳1955
17:1
「ユダの罪は、鉄の筆、金剛石のとがりをもってしるされ、彼らの心の碑と、祭壇の角に彫りつけられている。
17:2
彼らの子供たちは青木の下と、高い丘の上、野の山の上にある祭壇とアシラのことを覚えている。
17:3
わたしはあなたの富とすべての宝とを、あなたの全領域の内で犯した罪の代価として、ぶんどり物とならせる。
17:4
わたしがあなたに与えた嗣業からあなたは手をはなすようになる。またわたしは、あなたの知らない地で、あなたの敵に仕えさせる。わたしの怒りによって、火
は点じられ、いつまでも燃え続けるからである」。
17:5
主はこう言われる、「おおよそ人を頼みとし肉なる者を自分の腕とし、その心が主を離れている人は、のろわれる。
17:6
彼は荒野に育つ小さい木のように、何も良いことの来るのを見ない。荒野の、干上がった所に住み、人の住まない塩地にいる。
17:7
おおよそ主にたより、主を頼みとする人はさいわいである。
17:8
彼は水のほとりに植えた木のようで、その根を川にのばし、暑さにあっても恐れることはない。その葉は常に青く、ひでりの年にも憂えることなく、絶えず実を
結ぶ」。
17:9
心はよろずの物よりも偽るもので、はなはだしく悪に染まっている。だれがこれを、よく知ることができようか。
17:10
「主であるわたしは心を探り、思いを試みる。おのおのに、その道にしたがい、その行いの実によって報いをするためである」。
17:11
しゃこが自分が産んだのではない卵を抱くように、不正な財産を得る者がある。その人は一生の半ばにそれから離れて、その終りには愚かな者となる。
17:12
初めから高くあげられた栄えあるみ座は、われわれの聖所のある所である。
17:13
またイスラエルの望みである主よ、あなたを捨てる者はみな恥をかき、あなたを離れる者は土に名をしるされます。それは生ける水の源である主を捨てたからで
す。
文語訳1917
17:1 ユダの罪は鐵の筆金剛石の尖をもてしるされその心の碑と汝らの祭壇の角に鐫らるるなり
17:2 彼らはその子女をおもふが如くに木の下と高岡のうへなるその祭壇とアシラをおもふ
17:3 われ野に在る我山と汝の資?と汝のもろもろの財?および汝の四方の境の内なる汝の罪を犯せる崇邱を?掠物とならしめん
17:4
わが汝にあたへし?業より汝手をはなさん又われ汝をして汝の識ざる地に於て汝の敵につかへしめんそは汝ら我をいからせて限なく燃る火を發したればなり
17:5 ヱホバかくいひたまふおほよそ人を恃み肉をその臂とし心にヱホバを離るる人は詛るべし
17:6 彼は荒野に棄られたる者のごとくならん彼は善事のきたるをみず荒野の燥きたる處鹽あるところ人の住ざる地に居らん
17:7 おほよそヱホバをたのみヱホバを其恃とする人は福なり
17:8
彼は水の旁に植たる樹の如くならん其根を河にのべ炎熱きたるも恐るるところなしその葉はく亢旱の年にも憂へずして?ず果を結ぶべし
17:9 心は萬物よりも僞る者にして甚だ惡し誰かこれを知るをえんや
17:10 われヱホバは心腹を察り腎腸を試みおのおのに其途に順ひその行爲の果によりて報ゆべし
17:11 鷓鴣のおのれの生ざる卵をいだくが如く不義をもて財を獲る者あり其人は命の半にてこれに離れその終に愚なる者とならん
17:12 榮の位よ原始より高き者わが聖所たる者
17:13
イスラエルの望なるヱホバよ凡て汝を離るる者は辱められん我を棄る者は土に?されん此はいける水の源なるヱホバを離るるによる
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口語訳 Uコリ3:3
3:3
そして、あなたがたは自分自身が、わたしたちから送られたキリストの手紙であって、墨によらず生ける神の霊によって書かれ、石の板にではなく人の心の板に
書かれたものであることを、はっきりとあらわしている。
口語訳 ロマ 8:27
8:27
そして、人の心を探り知るかたは、御霊の思うところがなんであるかを知っておられる。なぜなら、御霊は、聖徒のために、神の御旨にか
なうとりなしをして下さるからである。
口語訳 黙 2:23
2:23
また、この女の子供たちをも打ち殺そう。こうしてすべての教会は、わたしが人の心の奥底までも探り知る者であることを悟るであろう。
そしてわたしは、あなたがたひとりびとりのわざに応じて報いよう。
口語訳 ロマ 2:6
2:6
神は、おのおのに、そのわざにしたがって報いられる。
口語訳 ルカ 12:20
12:20
すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれの
ものになるのか』。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口語訳
Uコリ3:3
3:3
そして、あなたがたは自分自身が、わたしたちから送られたキリストの手紙であって、墨によらず生ける神の霊によって書かれ、石の板にではなく人の心の板に
書かれたものであることを、はっきりとあらわしている。
口語訳
マタ 15:9
15:9 人間のいましめを教として教え、無意味にわたしを拝んでいる』」。
口語訳
マコ 7:21-22
7:21 すなわち内部から、人の心の中から、悪い思いが出て来る。不品行、盗み、殺人、
7:22 姦淫、貪欲、邪悪、欺き、好色、妬み、誹り、高慢、愚痴。
口語訳
ロマ 7:11
7:11
なぜなら、罪は戒めによって機会を捕え、わたしを欺き、戒めによってわたしを殺したからである。
口語訳
エペ 4:22
4:22 すなわち、あなたがたは、以前の生活に属する、情欲に迷って滅び行く古き人を脱ぎ捨て、
口語訳
マタ 13:15
13:15
この民の心は鈍くなり、その耳は聞えにくく、その目は閉じている。それは、彼らが目で見ず、耳で聞かず、心で悟らず、悔い改めていやされることがないため
である』。
口語訳
マコ 2:17
2:17
イエスはこれを聞いて言われた、「丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である。わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためであ
る」。
口語訳
ロマ 1:21
1:21
なぜなら、彼らは神を知っていながら、神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなったからである。
口語訳
ロマ 8:27
8:27
そして、人の心を探り知るかたは、御霊の思うところがなんであるかを知っておられる。なぜなら、御霊は、聖徒のために、神の御旨にかなうとりなしをして下
さるからである。
口語訳 黙 2:23
2:23
また、この女の子供たちをも打ち殺そう。こうしてすべての教会は、わたしが人の心の奥底までも探り知る者であることを悟るであろう。そしてわたしは、あな
たがたひとりびとりのわざに応じて報いよう。
口語訳
ロマ 2:6
2:6 神は、おのおのに、そのわざにしたがって報いられる。
口語訳
ルカ 12:20
12:20
すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。
口語訳
ルカ 10:20
10:20
しかし、霊があなたがたに服従することを喜ぶな。むしろ、あなたがたの名が天にしるされていることを喜びなさい」。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口 語訳 マタ
16:27
16:27
人の子は父の栄光のうちに、御使たちを従えて来るが、その時には、実際のおこないに応じて、それぞれに報いるであろう。
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 ロマ 2:6
2:6
神はおのおのの行いに従ってお報いになります。
新共同 ルカ 12:20
12:20
しかし神は、『愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか』と言われた。
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 マコ 7:21
7:21
中から、つまり人間の心から、悪い思いが出て来るからである。みだらな行い、盗み、殺意、
新共同 ロマ 1:21
1:21
なぜなら、神を知りながら、神としてあがめることも感謝することもせず、かえって、むなしい思いにふけり、心が鈍く暗くなったからです。
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エレミヤ書 17:14−18
助けを願うエレミヤの祈り
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆エレミヤの嘆き
エレ
17:14 主よ、私を癒やしてください。/そうすれば私は癒やされます。/私を救ってください。/そうすれば私は救われます。/あなたこそ、私の誉れだ
からです。
エレ 17:15 御覧ください。/彼らは私に言います。/「主の言葉はどこにあるのか。/さあ、それを実現させてみよ」と。
エレ
17:16 私は、あなたに従う牧者であることから/逃げたことはありません。/病になる日を望んだこともありません。/あなたはご存じです。/私の唇か
ら出るものはあなたの顔の前にあります。
エレ 17:17 あなたが私の恐れとなりませんように。/災いの日には、あなたこそ私の逃れ場です。
エレ
17:18 私を迫害する者が恥じ入り/私は恥じ入ることのないようにしてください。/彼らがおののき/私はおののくことのないようにしてください。/彼
らの上に災いの日を来させ/破れを倍にして、彼らを打ち砕いてください。
フランシスコ会訳2013
◆助けを願うエレミヤの祈り
014主よ、わたしを癒やしてくださ
い。
そうすればわたしは癒やされます。
わたしを救ってください。
そうすればわたしは救われます。
まことに、あなたこそわたしがほめたたえる方。
015ご覧ください、彼らはわたしに
言います、
「主の言葉はどこにあるのか。それを来させてみよ」。
016わたしはあなたに従う牧者であ
ることを
避けたことはありませんでした。
癒やしのない日を望んだこともありません。
あなたはご存じです。
わたしの唇から出ることは、あなたの前にあります。
017わたしを脅かす者にならないで
ください。
あなたはわたしの、災いの日の避け所です。
018わたしを迫害する者が恥を見る
ようにし、
わたしは恥を見ないようにしてください。
彼らが脅かされるようにし、
わたしは脅かされないようにしてください。
災いの日を彼らに臨ませ、
破れを倍にして、彼らを打ち破ってください。
新共同訳1987
17:14
主よ、あなたがいやしてくださるなら/わたしはいやされます。あなたが救ってくださるなら/わたしは救われます。あなたをこそ、わたしはたたえます。
17:15
御覧ください。彼らはわたしに言います。「主の言葉はどこへ行ってしまったのか。それを実現させるがよい」と。
17:16
わたしは、災いが速やかに来るよう/あなたに求めたことはありません。痛手の日を望んだこともありません。あなたはよくご存じです。わたしの唇から出たこ
とは/あなたの御前にあります。
17:17
わたしを滅ぼす者とならないでください。災いの日に、あなたこそわが避け所です。
17:18
わたしを迫害する者が辱めを受け/わたしは辱めを受けないようにしてください。彼らを恐れさせ/わたしを恐れさせないでください。災いの日を彼らに臨ませ
/彼らをどこまでも打ち砕いてください。
新改訳1970
17:14
私をいやしてください。主よ。そうすれば、私はいえましょう。私をお救いください。そうすれば、私は救われます。あなたこそ、私の賛美だからです。
17:15
ああ、彼らは私に言っています。「主のことばはどこへ行ったのか。さあ、それを来させよ。」
17:16
しかし、私は、あなたに従う牧者となることを、避けたことはありません。私は、いやされない日を望んだこともありません。あなたは、私のくちびるから出る
ものは、あなたの御前にあるのをご存じです。
17:17
私を恐れさせないでください。あなたは、わざわいの日の、私の身の避け所です。
17:18
私に追い迫る者たちが恥を見、私が恥を見ないようにしてください。彼らがうろたえ、私がうろたえないようにしてください。彼らの上にわざわいの日を来たら
せ、破れを倍にして、彼らを打ち破ってください。
口語訳1955
17:14
主よ、わたしをいやしてください、そうすれば、わたしはいえます。わたしをお救いください、そうすれば、わたしは救われます。あなたはわたしのほめたたえ
る者だからです。
17:15
彼らはわたしに言います、「主の言葉はどこにあるのか。今、それを出して見せよ」と。
17:16
悪をつかわされるようにとは、わたしはたって求めませんでした。また災の日を願わなかったのを、あなたはごぞんじです。わたしのくちびるから出たことは、
み前にあります。
17:17
どうか、わたしを恐れさせないでください。災のときに、あなたはわたしののがれ場です。
17:18
わたしを攻め悩ます者をはずかしめてください。しかしわたしをはずかしめないでください。彼らを恐れさせてください。しかしわたしを恐れさせないでくださ
い。災の日を彼らにきたらせ、滅びを倍にして彼らを滅ぼしてください。
文語訳1917
17:14 ヱホバよ我を醫し給へ然らばわれ愈んわれを救ひたまへさらば我救はれん汝はわが頌るものなり
17:15 彼ら我にいふヱホバの言は何にあるやいま之をのぞましめよと
17:16 われ牧者の職を退かずして汝にしたがひ又禍の日を願はざりき汝これを知りたまふ我唇よりいづる者は汝の面の前にあり
17:17 汝我を懼れしむる者となり給ふ勿れ禍の時に汝は我避場なり
17:18
我を攻る者を辱しめ給へ我を辱しむるなかれ彼らを怖れしめよ我を怖れしめ給ふなかれ禍の日を彼らに來らしめ滅亡を倍して之を滅し給へ
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 Uペテ3:4
3:4 「主の来臨の約束はど
うなったのか。先祖たちが眠りについてから、すべてのものは天地創造の初めからそのままであって、変ってはいない」と言うであろう。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 Uペテ3:4
3:4 「主の来臨の約束はど
うなったのか。先祖たちが眠りについてから、すべてのものは天地創造の初めからそのままであって、変ってはいない」と言うであろう。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
・・・・
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エレミヤ書 17:19−27
安息日を聖とする
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆安息日の遵守
エレ 17:19 主は私にこう言われた。「行って、ユダの王たちが出入りする民の子らの門や、エルサレムのすべての門に立ち、
エレ
17:20 彼らに言いなさい。『これらの門の内に入るユダの王たち、ユダのすべての者、エルサレムのすべての住民よ、主の言葉を聞け。
エレ
17:21 主はこう言われる。あなたがたは決して、安息日に荷物を運ばないように気をつけなさい。また、それをエルサレムの門の内に持ち込まないように
しなさい。
エレ
17:22 また安息日に、荷物をあなたがたの家から持ち出してはならない。どのような仕事もしてはならない。私があなたがたの先祖に命じたように、安息
日を聖別しなさい。
エレ 17:23 しかし、彼らは聞かず、耳も傾けず、かたくなになり、聞こうとせず、懲らしめを受け入れなかった。
エレ
17:24 主の仰せ――もし、あなたがたが私に必ず聞き従い、安息日にこの都の門の内に荷物を持ち込まず、安息日を聖別し、その日にどのような仕事もし
ないならば、
エレ
17:25 ダビデの王座に座る王たちと高官たち、すなわち戦車と馬に乗る王たちとその高官たち、ユダの人々、エルサレムの住人は、この都の門の内に入
る。そしてこの都は、とこしえに人の住む所となる。
エレ
17:26 ユダの各地の町やエルサレムの周囲から、またベニヤミンの地、シェフェラ、山地、ネゲブから、焼き尽くすいけにえ、会食のいけにえ、穀物の供
え物、乳香を携える者が来て、主の神殿への感謝の献げ物をもたらす。
エレ
17:27 しかし、もしあなたがたが私に聞き従わず、安息日を聖別せず、安息日に荷物を運んでエルサレムの門の内に入るなら、私はその門に火をつける。
火はエルサレムの城郭をなめ尽くし、消えることはないであろう。』」
フランシスコ会訳2013
◆安息日を聖とする
019主はわたしにこう仰せになっ
た、「行って、ユダの王たちが出たり入ったりする民衆の門、またエルサレムのすべての門に立って、
020彼らに言え、『主の言葉を聞
け、これらの門を通る、ユダの王たち、ユダのすべての人々、エルサレムのすべての住民よ。
021主はこう仰せになる。自分の命
を危険にさらして、安息日に荷物を運び、エルサレムの門を通って運ぶことがないよう用心せよ。
022安息日にお前たちの家から荷物
を運び出すな。いかなる仕事もすることなく、わたしがお前たちの先祖に命じたように、安息日を聖とせよ。
023しかし、お前たちの先祖は聞こ
うとせず、耳を傾けなかった。彼らは頑なになり、聞こうとせず、戒めを受け入れなかった。
024しかしもし、お前たちがわたし
によく聞き――主の言葉――、
安息日にこの町の門を通って荷物を運ばず、安息日を聖としていかなる仕事もしないなら、
025ダビデの王座に座す王たちが、
高官たちとともに、この町の門を入る。王たちとその高官たちが戦車と馬に乗り、ユダの人々とエルサレムの住民を伴って入る。この町は
いつまでも人の住む所となる。
026ユダの町々、エルサレムの周
辺、ベニヤミンの地、シェフェラ、山地、ネゲブから、人々が主の神殿に、焼き尽くす献げ物と犠牲、穀物の供え物、香を持って来る。感
謝の献げ物を持って来る。
027しかし、もしお前たちが安息日
を聖とし、安息日にエルサレムの門を通って荷物を運ばないことについて、わたしに聞き従わないなら、わたしはその門に火をつけ、その
火はエルサレムの宮殿を焼き尽くし、消されることはない』」。
新共同訳1987
17:19
主はわたしにこう言われた。「行って、ユダの王たちが出入りする民の子らの門や、エルサレムのすべての門に立ち、
17:20
彼らに言うがよい。これらの門を入るユダの王たち、ユダのすべての者、エルサレムのすべての住民よ、主の言葉を聞け。
17:21
主はこう言われる。あなたたちは、慎んで、安息日に荷を運ばないようにしなさい。エルサレムのどの門からも持ち込んではならない。
17:22
また安息日に、荷をあなたたちの家から持ち出してはならない。どのような仕事もしてはならない。安息日を聖別しなさい。
17:23
それをわたしはあなたたちの先祖に命じたが、彼らは聞き従わず、耳を貸そうともしなかった。彼らはうなじを固くして、聞き従わず、諭しを受け入れようとし
なかった。
17:24
主は言われる。もし、あなたたちがわたしに聞き従い、安息日にこの都の門から荷を持ち込まず、安息日を聖別し、その日には何の仕事もしないならば、
17:25
ダビデの王座に座る王たち、高官たち、すなわち車や馬に乗る王や高官、ユダの人々、エルサレムの住民が、常にこの都の門から入り、この都には、とこしえに
人が住むであろう。
17:26
ユダの町々、エルサレムの周囲、ベニヤミンの地、シェフェラ、山地、ネゲブなどから、人々は焼き尽くす献げ物、いけにえ、穀物の献げ物、乳香をもたらし、
主の神殿への感謝の献げ物とする。
17:27
もし、あなたたちがわたしに聞き従わず、安息日を聖別せず、安息日に荷を運んで、エルサレムの門を入るならば、わたしはエルサレムの門に火を放つ。その火
はエルサレムの城郭を焼き尽くし、消えることはないであろう。」
新改訳1970
17:19
主は私にこう仰せられる。「行って、ユダの王たちが出入りする、この民の子らの門と、エルサレムのすべての門に立ち、
17:20
彼らに言え。これらの門のうちにはいるユダの王たち、ユダ全体、エルサレムの全住民よ。主のことばを聞け。
17:21
主はこう仰せられる。『あなたがた自身、気をつけて、安息日に荷物を運ぶな。また、それをエルサレムの門のうちに持ち込むな。
17:22
また、安息日に荷物を家から出すな。何の仕事もするな。わたしがあなたがたの先祖に命じたとおりに安息日をきよく保て。
17:23
しかし、彼らは聞かず、耳も傾けず、うなじのこわい者となって聞こうとせず、懲らしめを受けなかった。
17:24
もし、あなたがたが、ほんとうにわたしに聞き従い、――主の御告げ。――安息日にこの町の門のうちに荷物を持ち込まず、安息日をきよく保ち、この日に何の
仕事もしないなら、
17:25
ダビデの王座に着く王たちや、車や馬に乗る首長たち、すなわち王たちとその首長たち、ユダの人、エルサレムの住民は、この町の門のうちにはいり、この町は
とこしえに人の住む所となる。
17:26
ユダの町々やエルサレムの周辺から、ベニヤミンの地や低地から、また山地やネゲブから、全焼のいけにえや、ほかのいけにえ、穀物のささげ物や乳香を携えて
来る者、感謝のいけにえを携えて来る者が、主の宮に来る。
17:27
しかし、もし、わたしの言うことを聞き入れず、安息日をきよく保たずに、安息日に荷物を運んでエルサレムの門のうちにはいるなら、わたしはその門に火をつ
け、火はエルサレムの宮殿をなめ尽くして、消えることがないであろう。』」
口語訳1955
17:19
主はわたしにこう言われた、「行って、ユダの王たちの出入りするベニヤミンの門、およびエルサレムのすべての門に立って、
17:20
言いなさい、『これらの門からはいるユダの王たち、およびユダのすべての民とエルサレムに住むすべての者よ、主の言葉を聞きなさい。
17:21
主はこう言われる、命が惜しいならば気をつけるがよい。安息日に荷をたずさえ、またはそれを持ってエルサレムの門にはいってはならない。
17:22
また安息日にあなたがたの家から荷を運び出してはならない。なんのわざをもしてはならない。わたしがあなたがたの先祖に命じたように安息日を聖別して守り
なさい。
17:23
しかし彼らは従わず耳を傾けず、聞くことも、戒めをうけることをも強情に拒んだ。
17:24
主は言われる、もしあなたがたがわたしに聞き従い、安息日に荷をたずさえてこの町の門にはいらず、安息日を聖別して、なんのわざをもしないならば、
17:25
ダビデの位に座する王たち、つかさたち、ユダの人々、エルサレムに住む者は、車と馬に乗ってこの町の門からはいることができる。そしてこの町には長く人が
住むようになる。
17:26
また人々はユダの町々やエルサレムの周囲、ベニヤミンの地、平地と山地およびネゲブから来て燔祭、犠牲、素祭、乳香、感謝祭をたずさえて主の家にはいる。
17:27
しかし、もしあなたがたがわたしに聞き従わないで、安息日を聖別して守ることをせず、安息日に荷をたずさえてエルサレムの門にはいるならば、わたしは火を
その門の中に燃やして、エルサレムのもろもろの宮殿を焼き滅ぼす。その火は消えることがない』」。
文語訳1917
17:19 ヱホバ我にかくいひ給へり汝ゆきてユダの王等の出入する民の門及びヱルサレムの諸の門に立て
17:20 彼らにいへ此門より入る所のユダの王等とユダのすべての民とヱルサレムに住るすべての者よ汝らヱホバの言をきけ
17:21 ヱホバかくいひたまふ汝ら自ら愼め安息日に荷をたづさへてヱルサレムの門にいる勿れ
17:22 また安息日に汝らの家より荷を出す勿れ諸の工作をなす勿れ我汝らの先祖に命ぜしごとく安息日を聖くせよ
17:23 されど彼らは遵はず耳を傾けずまたその項を強くして聽ず訓をうけざるなり
17:24 ヱホバいひ給ふ汝らもし謹愼て我にきき安息日に荷をたづさへてこの邑の門にいらず安息日を聖くなして諸の工作をなさずば
17:25
ダビデの位に坐する王等牧伯たちユダの民ヱルサレムに住る者車と馬に乗てこの邑の門よりいることをえんまた此邑には限なく人すまはん
17:26 また人々ユダの邑とヱルサレムの四周およびベニヤミンの地と平地と山と南の方よりきたり燔祭 犠牲 素祭 馨香
謝祭を携へてヱホバの室にいらん
17:27
されど汝らもし我に聽ずして安息日を聖くせず安息日に荷をたづさへてヱルサレムの門にいらばわれ火をその門の内に燃してヱルサレムの殿舍を燬んその火は滅
ざるべし
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
・・・・
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口語訳
マコ 4:24
4:24
また彼らに言われた、「聞くことがらに注意しなさい。あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量り与えられ、その上になお増し加えられるであろう。
口語訳
ヨハ 5:9-12
5:9 すると、この人はすぐにいやされ、床をとりあげて歩いて行った。その日は安息日であった。
5:10
そこでユダヤ人たちは、そのいやされた人に言った、「きょうは安息日だ。床を取りあげるのは、よろしくない」。
5:11
彼は答えた、「わたしをなおして下さったかたが、床を取りあげて歩けと、わたしに言われました」。
5:12 彼らは尋ねた、「取りあげて歩けと言った人は、だれか」。
口語訳
ルカ 1:32
1:32
彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。そして、主なる神は彼に父ダビデの王座をお与えになり、
口語訳
ヘブ 12:22
12:22
しかしあなたがたが近づいているのは、シオンの山、生ける神の都、天にあるエルサレム、無数の天使の祝会、
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
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