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ヨハネ20:1−10

空になった墓

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

432001安息日〔明け〕の第一日目のこと、マグダラのマリヤが早朝、まだ闇であるうちに墓へやって来る。そして、あの石が墓から取り除かれているのを目にする。

432002そこで、走って、シモン・ペトロともう一人の、イエスがほれこんでいたあの弟子のところに来て言う、「彼らが主を墓から取り去りました。どこに置いたのか、私たちにはわかりません」。

432003そこで、ペトロとあのもう一人の弟子は出かけて行き、墓に行こうとした。

432004二人は一緒に走っていたが、例のもう一人の弟子はペトロよりも速く、先に走り、〔一足〕先に墓へ来た。

432005そして、かがみこんでみると、あの亜麻の布切れのあるのが視える。しかし、入ることはしなかった。

432006さて、彼に続いてシモン・ペトロもやって来る。そして、彼は墓の中に入った。そして、あの亜麻の布切れのあるのを看る、

432007また、彼の頭のところにあった、あの汗ふき布が、亜麻の布切れと一緒にあるのではなく、別の離れた場所で一つのところにまるめられているのを〔看る〕。

432008さてその時、先に墓に来た、あのもう一人の弟子も入って来た。そして、見て、信じた。

432009つまり彼が死人たちの中から甦らなければならないという聖書が、彼らにはまだわかっていなかったのである。

432010それで、この弟子たちはまた自分たちのところに帰って行った。

 

新共同訳1987

20:1 週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。

20:2 そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」

20:3 そこで、ペトロとそのもう一人の弟子は、外に出て墓へ行った。

20:4 二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子の方が、ペトロより速く走って、先に墓に着いた。

20:5 身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった。しかし、彼は中には入らなかった。

20:6 続いて、シモン・ペトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。

20:7 イエスの頭を包んでいた覆いは、亜麻布と同じ所には置いてなく、離れた所に丸めてあった。

20:8 それから、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来て、見て、信じた。

20:9 イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、二人はまだ理解していなかったのである。

20:10 それから、この弟子たちは家に帰って行った。

 

前田訳1978

20:1 1週の第一日に、マグダラのマリヤが朝早く、まだ暗いうちに墓に来て、墓から石が移されてるのを見た。

20:2 そこで走ってシモン・ペテロとイエスの愛されたもうひとりの弟子のところへ来ていう、「主が墓から移されました。どこに置かれたかわかりません」と。

20:3 そこでペテロともうひとりの弟子は出かけて墓に行った。

20:4 ふたりは並んで走っていったが、ひとりの弟子がペテロを走り越して、先に墓に来た。

20:5 かがむと亜麻布が置いてあるのが見えた。しかし中には入らなかった。

20:6 つづいてシモン・ペテロも来た。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。

20:7 頭にかけた手拭も見たが、それは亜麻布といっしょには置いてなく、それだけでひとところにまるめてあった。

20:8 そこへ先に墓に来たもうひとりの弟子も入って、それを見て、信じた。

20:9 「彼は死人の中から復活されねばならぬ」という聖書のことばが、彼らにはまだわからなかったのである。

20:10 それで彼らはまた家路についた。

 

新改訳1970

20:1 さて、週の初めの日に、マグダラのマリヤは、朝早くまだ暗いうちに墓に来た。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。

20:2 それで、走って、シモン・ペテロと、イエスが愛された、もうひとりの弟子とのところに来て、言った。「だれかが墓から主を取って行きました。主をどこに置いたのか、私たちにはわかりません。」

20:3 そこでペテロともうひとりの弟子は外に出て来て、墓のほうへ行った。

20:4 ふたりはいっしょに走ったが、もうひとりの弟子がペテロよりも速かったので、先に墓に着いた。

20:5 そして、からだをかがめてのぞき込み、亜麻布が置いてあるのを見たが、中にはいらなかった。

20:6 シモン・ペテロも彼に続いて来て、墓にはいり、亜麻布が置いてあって、

20:7 イエスの頭に巻かれていた布切れは、亜麻布といっしょにはなく、離れた所に巻かれたままになっているのを見た。

20:8 そのとき、先に墓についたもうひとりの弟子もはいって来た。そして、見て、信じた。

20:9 彼らは、イエスが死人の中からよみがえらなければならないという聖書を、まだ理解していなかったのである。

20:10 それで、弟子たちはまた自分のところに帰って行った。

 

塚本訳1963

20:1 (翌々日、すなわち)週の初めの日(日曜日)の朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリヤが墓に来てみると、墓(の入口)から石がのけてあった。

20:2 そこでシモン・ペテロと、イエスが可愛がっておられたもう一人の弟子との所に走って行って言う、「主を墓から取っていった者があります。どこに置いたのかわかりません。」

20:3 そこでペテロはもう一人の弟子と飛び出して、墓へと急いだ。

20:4 二人とも(始めのほどは)一しょに走っていたが、もう一人の弟子の方が(年が若かったので、)ペテロより早く走っていって、先に墓に着いた。

20:5 身をかがめると、(墓の中に)亜麻布があるのが見えたが、それでも中には入らなかった。

20:6 続いてシモン・ペテロも来た。彼は墓に入り、亜麻布が(そのままそこに)あるのを見た。

20:7 また頭をつつんだ手拭は亜麻布と一しょになく、これだけ別の所に、包んだまま(の形)になっていた。

20:8 すると先に墓に着いたもう一人の弟子も入ってきて、見て、信じた。

20:9 イエスは死人の中から復活されねばならないという聖書の言葉が、(この時まで)まだ彼らにわかっていなかったのである。

20:10 それから二人の弟子は家にかえった。

 

口語訳1955

20:1 さて、一週の初めの日に、朝早くまだ暗いうちに、マグダラのマリヤが墓に行くと、墓から石がとりのけてあるのを見た。

20:2 そこで走って、シモン・ペテロとイエスが愛しておられた、もうひとりの弟子のところへ行って、彼らに言った、「だれかが、主を墓から取り去りました。どこへ置いたのか、わかりません」。

20:3 そこでペテロともうひとりの弟子は出かけて、墓へむかって行った。

20:4 ふたりは一緒に走り出したが、そのもうひとりの弟子の方が、ペテロよりも早く走って先に墓に着き、

20:5 そして身をかがめてみると、亜麻布がそこに置いてあるのを見たが、中へははいらなかった。

20:6 シモン・ペテロも続いてきて、墓の中にはいった。彼は亜麻布がそこに置いてあるのを見たが、

20:7 イエスの頭に巻いてあった布は亜麻布のそばにはなくて、はなれた別の場所にくるめてあった。

20:8 すると、先に墓に着いたもうひとりの弟子もはいってきて、これを見て信じた。

20:9 しかし、彼らは死人のうちからイエスがよみがえるべきことをしるした聖句を、まだ悟っていなかった。

20:10 それから、ふたりの弟子たちは自分の家に帰って行った。

 

文語訳1917

"432001","一週のはじめの日、朝まだき暗きうちに、マグダラのマリヤ墓にきたりて、墓より石の取除けあるを見る。"

"432002","乃ち走りゆき、シモン・ペテロとイエスの愛し給ひしかの弟子との許に到りて言ふ『たれか主を墓より取去れり、何處に置きしか我ら知らず』"

"432003","ペテロと、かの弟子といでて墓にゆく。"

"432004","二人ともに走りたれど、かの弟子ペテロより疾く走りて先に墓にいたり、"

"432005","屈みて布の置きたるを見れど、内には入らず。"

"432006","シモン・ペテロ後れ來り、墓に入りて布の置きたるを視、"

"432007","また首を包みし手拭は布とともに在らず、他のところに巻きてあるを見る。"

"432008","先に墓にきたれる彼の弟子もまた入り、之を見て信ず。"

"432009","彼らは聖書に録したる、死人の中よりその甦へり給ふべきことを未だ悟らざりしなり。"

"432010","遂に二人の弟子おのが家にかへれり。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マコ 16:1-8

16:1 (翌日、日が暮れて)安息日が終ると、マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤとサロメとは、イエス(の体)に油を塗りに行くために、(油にまぜる)香料を買いととのえた。

16:2 そして(あくる朝、すなわち)週の初めの日[日曜日]の朝、ごく早く、日が出ると墓場に行く。

16:3 「だれか墓の入口から石をころがしてくれる者があるだろうか」と互に話しながら、

16:4 (ふと)目をあげて見ると、石はもうころがしてあった。(彼らが心配したのは)石が非常に大きかったからである。

16:5 墓に入ると、白い衣をきた一人の青年が右手の方に坐っているのを見たので、ぎょっとした。

16:6 青年は彼らに言う、「驚くに及ばない。あなた達は十字架につけられたナザレ人イエスをさがしているが、もう復活されて、ここにはおられない。そら、ここがお納めした場所だ。

16:7 さあ行って、弟子たち、とりわけペテロに、『イエスはあなた達より先にガリラヤに行かれる。(前に)あなた達に言われたとおり、そこでお目にかかれる』と言いなさい。」

16:8 女たちは墓から逃げ出した。びっくりして震えあがったのである。そしてだれにも何も言わなかった、恐ろしかったので。……

 

塚本訳 マタ 28:1-10

28:1 安息日の(すんだ)後、週の初めの日[日曜日]の明け方に、マグダラのマリヤともう一人のマリヤとが墓を見に行った。

28:2 すると突然大地震がおこった。それは主の使が天からおりて来て(墓に)近寄り、(入口の)石をわきにころがし、その上に坐ったのである。

28:3 その顔は稲妻のようにかがやき、着物は雪のように白かった。

28:4 見張りをしていた者たちは恐ろしさのあまり震え上がって、死人のようになった。

28:5 天使は女たちに言った、「恐れることはない。あなた達は十字架につけられたイエスをさがしているようだが、

28:6 ここにはおられない。かねがね言われたとおり、もう復活されたのだから。来て、お体が置いてあった場所を見なさい。

28:7 それから急いで行って弟子たちに、『イエスは死人の中から復活された。あなた達より先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる』と言いなさい。これを言いにわたしは来たのだ。」

28:8 女たちは恐ろしいが、また嬉しくてたまらず、(中には入らずに)急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走っていった。

28:9 するとイエスがぱったり彼らに出合って、「お早う」と言われた。女たちは進み寄り、その足を抱いておがんだ。

28:10 するとイエスは女たちに言われる、「恐れることはない。行ってわたしの兄弟たち[弟子たち]に、ガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会えるのだから。」

 

塚本訳 ルカ 23:56-24:12

23:56 帰って、香料と香油を用意した。女たちは掟に従って安息日を休み、

24:1 (翌日、すなわち)週の始めの日[日曜日]、夜の引明けに、用意しておいた香料(をまぜた香油)を持って墓場に行った。

24:2 墓(の入口)から石がころがしてあるのを見て

24:3 中に入ったが、主イエスの体は見えなかった。

24:4 そのため途方にくれていると、見よ、かがやく着物をきた二人の人が(現われて)彼らに近づいた。

24:5 ぞっとして面を垂れると、彼らに言った、「なぜ死人の中に生きた者をさがすのか。

24:6 ここにはおられない。もう復活されたのだ。まだガリラヤにおられたとき、あなた達に言われたことを思い出してみよ。

24:7 『人の子(わたし)は罪人どもの手に引き渡され、十字架につけられ、三日目に復活せねばならない』と言われたではないか。」

24:8 女たちはイエスの言葉を思い出して、

24:9 墓から帰り、十一人(の使徒)とそのほかみんなの人に、一つのこらずこのことを知らせた。

24:10 これを使徒たちに話したのは、マグダラのマリヤとヨハンナとヤコブの母マリヤと、および、この女たちと一しょにいたほかの女たちとであった。

24:11 しかし使徒たちはこの話が冗談のように見えたので、女たちを信じなかった。

24:12 [無シ]

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ヨハ 18:15

18:15 シモン・ペトロともう一人の弟子は、イエスに従った。この弟子は大祭司の知り合いだったので、イエスと一緒に大祭司の屋敷の中庭に入ったが、

 

新共同 ヨハ 13:23

13:23 イエスのすぐ隣には、弟子たちの一人で、イエスの愛しておられた者が食事の席に着いていた。

 

新共同 ヨハ 11:44

11:44 すると、死んでいた人が、手と足を布で巻かれたまま出て来た。顔は覆いで包まれていた。イエスは人々に、「ほどいてやって、行かせなさい」と言われた。

 

新共同 ヨハ 2:22

2:22 イエスが死者の中から復活されたとき、弟子たちは、イエスがこう言われたのを思い出し、聖書とイエスの語られた言葉とを信じた。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 Tコリ16:2

16:2 一週の初めの日ごとに、あなたがたはそれぞれ、いくらでも収入に応じて手もとにたくわえておき、わたしが着いた時になって初めて集めることのないようにしなさい。

 

口語訳 Tコリ9:24

9:24 あなたがたは知らないのか。競技場で走る者は、みな走りはするが、賞を得る者はひとりだけである。あなたがたも、賞を得るように走りなさい。

 

口語訳 Tコリ15:4

15:4 そして葬られたこと、聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと、

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 使  20:7

20:7 週の初めの日、わたしたちがパンを裂くために集まっていると、パウロは翌日出発する予定で人々に話をしたが、その話は夜中まで続いた。

 

新共同 使  2:27

2:27 あなたは、わたしの魂を陰府に捨てておかず、/あなたの聖なる者を/朽ち果てるままにしておかれない。

 

新共同 使  2:31

2:31 そして、キリストの復活について前もって知り、/『彼は陰府に捨てておかれず、/その体は朽ち果てることがない』/と語りました。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口語訳 Tコリ15:4

15:4 そして葬られたこと、聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと、

 

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ヨハネ20:11−18

マグダラのマリヤに現われる

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

432011他方、マリヤの方は、墓のところで、泣きながら外に立っていた。そして、泣

いているうちに、ふと墓の方に身をかがめてみた。

432012すると、イエスの体のあったところに、白衣の御使いが二人、一人は頭のところに、一人は足のところに座っているのが、彼女には看える。

432013彼らが彼女に言う、「女よ、何を泣いているのか」。

彼らに言う、「彼らが私の主を取り去ったのです。どこに置いたのか、私にはわからないのです」。

432014これらのことを言ってから、後ろを振り返ってみた。すると、イエスの立って

いるのが看える。しかしイエスであることがわからなかった。

432015イエスが彼女に言う、「女よ、何を泣いているのか。誰を求めているのか」。この女は、それが庭師だと思いこんでいたので、彼に言う、「あの、あなたが彼を運び去ったのでしたら、彼をどこに置いたのか言って下さい。私が彼を引き取ります」。

432016イエスが彼女に言う、「マリアム」。この女(ひと)は振り向きざま彼に言う、ヘブライ語で「ラッブーニ」と。(これは「先生」という意味である。)

432017イエスが彼女に言う、「私にしがみつくのはよしなさい。私はまだのぼって父のところにいるわけではないのだから。私の兄弟たちのところへ行きなさい。そして彼らに言いなさい、『私は、自分の父のところに、あなたがたの父のところに、私の神のところに、あなたがたの神のところに、のぼってゆこうとしている』と」。

432018マグダラのマリヤは来て、弟子たちに「私は主を見ました」〔と言い〕、そしてこれらのことを自分に言ったと告げる。

 

新共同訳1987

20:11 マリアは墓の外に立って泣いていた。泣きながら身をかがめて墓の中を見ると、

20:12 イエスの遺体の置いてあった所に、白い衣を着た二人の天使が見えた。一人は頭の方に、もう一人は足の方に座っていた。

20:13 天使たちが、「婦人よ、なぜ泣いているのか」と言うと、マリアは言った。「わたしの主が取り去られました。どこに置かれているのか、わたしには分かりません。」

20:14 こう言いながら後ろを振り向くと、イエスの立っておられるのが見えた。しかし、それがイエスだとは分からなかった。

20:15 イエスは言われた。「婦人よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか。」マリアは、園丁だと思って言った。「あなたがあの方を運び去ったのでしたら、どこに置いたのか教えてください。わたしが、あの方を引き取ります。」

20:16 イエスが、「マリア」と言われると、彼女は振り向いて、ヘブライ語で、「ラボニ」と言った。「先生」という意味である。

20:17 イエスは言われた。「わたしにすがりつくのはよしなさい。まだ父のもとへ上っていないのだから。わたしの兄弟たちのところへ行って、こう言いなさい。『わたしの父であり、あなたがたの父である方、また、わたしの神であり、あなたがたの神である方のところへわたしは上る』と。」

20:18 マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、「わたしは主を見ました」と告げ、また、主から言われたことを伝えた。

 

前田訳1978

20:11 マリヤは墓の外に立って泣いていた。泣きながら、墓にかがみ込むと、

20:12 白い装いの天使がふたり、ひとりはイエスの体が置かれていたところの頭のほうに、ひとりは足のほうにすわっているのが見えた。

20:13 彼らはマリヤにいう、「女の人、なぜ泣くのか」と。彼女はいう、「わが主が移されて、どこに置かれたかわからないからです」と。

20:14 こういいながらうしろを向くと、イエスが立っておられるのが見えた。しかしそれがイエスとは気づかなかった。

20:15 イエスは彼女にいわれる、「女の人、なぜ泣くのか。だれを探しているのか」と。彼女は園丁と思っていう、「あなた、もしあなたがあの方をお運びでしたら、どこにお置きかおっしゃってください。わたしがお引き取りします」と。

20:16 イエスは彼女にいわれる、「マリヤ」と。彼女は振り向いてヘブライゴ語でいう、「ラボニ(訳せば先生)」と。

20:17 イエスはいわれる、「わたしにさわるな。まだ父のところに上っていないから。わが兄弟たちのところへ行って、『わたしは、わが父であなた方の父、わが神であなたがたの神のところへ上る』と告げよ」と。

20:18 マグダラのマリヤは弟子たちのところへ行って、主を見たこと、これらを主がいわれたことを告げた。

 

新改訳1970

20:11 しかし、マリヤは外で墓のところにたたずんで泣いていた。そして、泣きながら、からだをかがめて墓の中をのぞき込んだ。

20:12 すると、ふたりの御使いが、イエスのからだが置かれていた場所に、ひとりは頭のところに、ひとりは足のところに、白い衣をまとってすわっているのが見えた。

20:13 彼らは彼女に言った。「なぜ泣いているのですか。」彼女は言った。「だれかが私の主を取って行きました。どこに置いたのか、私にはわからないのです。」

20:14 彼女はこう言ってから、うしろを振り向いた。すると、イエスが立っておられるのを見た。しかし、彼女にはイエスであることがわからなかった。

20:15 イエスは彼女に言われた。「なぜ泣いているのですか。だれを捜しているのですか。」彼女は、それを園の管理人だと思って言った。「あなたが、あの方を運んだのでしたら、どこに置いたのか言ってください。そうすれば私が引き取ります。」

20:16 イエスは彼女に言われた。「マリヤ。」彼女は振り向いて、ヘブル語で、「ラボニ(すなわち、先生)。」とイエスに言った。

20:17 イエスは彼女に言われた。「わたしにすがりついていてはいけません。わたしはまだ父のもとに上っていないからです。わたしの兄弟たちのところに行って、彼らに『わたしは、わたしの父またあなたがたの父、わたしの神またあなたがたの神のもとに上る。』と告げなさい。」

20:18 マグダラのマリヤは、行って、「私は主にお目にかかりました。」と言い、また、主が彼女にこれらのことを話されたと弟子たちに告げた。

 

塚本訳1963

20:11 (二人について来ていた)マリヤは(ひとり)墓の外に立って泣いていた。(二人が去ったあと、)泣きながらかがんで墓の中をのぞくと、

20:12 白い衣をきた二人の天使が、一人はイエスの体が置いてあった所の頭の方に、一人は足の方に坐っているのが見えた。

20:13 天使がマリヤに言う、「女の人、なぜ泣くのか。」マリヤが言う、「わたしの主を取っていった者があります。どこに置いたのかわかりません。」

20:14 こう言って後を振り向くと、イエスがそこに立っておられるのが見えた。しかしイエスだとは気づかなかった。

20:15 イエスが言われる、「女の人、なぜ泣くのか。だれをさがしているのか。」マリヤはそれを園丁だと思って言う、「あなた、もしあなたがあの方を持っていったのだったら、どこに置いたか教えてください。わたしが引き取りますから。」

20:16 (こう言って、また墓の方を向いていると、)イエスが「マリヤ!」と言われる。マリヤが振り向いて彼に、ヘブライ語で「ラボニ!(すなわち「先生!」)と言う。(そしてイエスに抱きつこうとした。)

20:17 イエスが言われる、「わたしにすがりつくな。まだ父上の所に上っていないのだから。わたしの兄弟たち(弟子たち)の所に行って、『わたしは、わたしの父上、すなわちあなた達の父上、わたしの神、すなわちあなた達の神の所に上る』と言いなさい。」

20:18 マグダラのマリヤは行って弟子たちに、「わたしは主にお目にかかった」、また、主がこのことを彼女に言われた、と報告した。

 

口語訳1955

20:11 しかし、マリヤは墓の外に立って泣いていた。そして泣きながら、身をかがめて墓の中をのぞくと、

20:12 白い衣を着たふたりの御使が、イエスの死体のおかれていた場所に、ひとりは頭の方に、ひとりは足の方に、すわっているのを見た。

20:13 すると、彼らはマリヤに、「女よ、なぜ泣いているのか」と言った。マリヤは彼らに言った、「だれかが、わたしの主を取り去りました。そして、どこに置いたのか、わからないのです」。

20:14 そう言って、うしろをふり向くと、そこにイエスが立っておられるのを見た。しかし、それがイエスであることに気がつかなかった。

20:15 イエスは女に言われた、「女よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか」。マリヤは、その人が園の番人だと思って言った、「もしあなたが、あのかたを移したのでしたら、どこへ置いたのか、どうぞ、おっしゃって下さい。わたしがそのかたを引き取ります」。

20:16 イエスは彼女に「マリヤよ」と言われた。マリヤはふり返って、イエスにむかってヘブル語で「ラボニ」と言った。それは、先生という意味である。

20:17 イエスは彼女に言われた、「わたしにさわってはいけない。わたしは、まだ父のみもとに上っていないのだから。ただ、わたしの兄弟たちの所に行って、『わたしは、わたしの父またあなたがたの父であって、わたしの神またあなたがたの神であられるかたのみもとへ上って行く』と、彼らに伝えなさい」。

20:18 マグダラのマリヤは弟子たちのところに行って、自分が主に会ったこと、またイエスがこれこれのことを自分に仰せになったことを、報告した。

 

文語訳1917

"432011","然れどマリヤは墓の外に立ちて泣き居りしが、泣きつつ屈みて、墓の内を見るに、"

"432012","イエスの屍體の置かれし處に白き衣をきたる二人の御使、首の方にひとり足の方にひとり坐しゐたり。"

"432013","而してマリヤに言ふ『をんなよ、何ぞ泣くか』マリヤ言ふ『誰か、わが主を取去れり、何處に置きしか我しらず』"

"432014","かく言ひて後に振反れば、イエスの立ち居給ふを見る、されどイエスたるを知らず。"

"432015","イエス言ひ給ふ『をんなよ、何ぞ泣く、誰を尋ぬるか』マリヤは園守ならんと思ひて言ふ『君よ、汝もし彼を取去りしならば、何處に置きしかを告げよ、われ引取るべし』"

"432016","イエス『マリヤよ』と言ひ給ふ。マリヤ振反りて『ラボニ』(釋けば師よ)と言ふ。"

"432017","イエス言ひ給ふ『われに觸るな、我いまだ父の許に昇らぬ故なり。我が兄弟たちに往きて「我はわが父すなはち汝らの父、わが神すなはち汝らの神に昇る」といへ』"

"432018","マグダラのマリヤ往きて弟子たちに『われは主を見たり』と告げ、また云々の事を給ひしと告げたり。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マコ 16:9-11

16:9 【さて週の第一日の朝早く復活して、まずマグダラのマリヤに自分を現わされた。以前に七つの悪鬼を追い出していただいた女である。

16:10 この女は、(御在世中)おそばにいた人たちが泣き悲しんでいるところに行って知らせたが、

16:11 この人たちは、(今)生きておられること、彼女がそれを見たことを聞いても、信じなかった。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ヨハ 2:4

2:4 イエスは母に言われた。「婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません。」

 

新共同 ヨハ 21:4

21:4 既に夜が明けたころ、イエスが岸に立っておられた。だが、弟子たちは、それがイエスだとは分からなかった。

 

新共同 ヨハ 3:13

3:13 天から降って来た者、すなわち人の子のほかには、天に上った者はだれもいない。

 

新共同 ヨハ 16:28

16:28 わたしは父のもとから出て、世に来たが、今、世を去って、父のもとに行く。」

 

新共同 ヨハ 20:25

20:25 そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ロマ 8:29

8:29 神はあらかじめ知っておられる者たちを、更に御子のかたちに似たものとしようとして、あらかじめ定めて下さった。それは、御子を多くの兄弟の中で長子とならせるためであった。

 

口語訳 ロマ 15:6

15:6 こうして、心を一つにし、声を合わせて、わたしたちの主イエス・キリストの父なる神をあがめさせて下さるように。

 

口語訳 ロマ 8:14-17

8:14 すべて神の御霊に導かれている者は、すなわち、神の子である。

8:15 あなたがたは再び恐れをいだかせる奴隷の霊を受けたのではなく、子たる身分を授ける霊を受けたのである。その霊によって、わたしたちは「アバ、父よ」と呼ぶのである。

8:16 御霊みずから、わたしたちの霊と共に、わたしたちが神の子であることをあかしして下さる。

8:17 もし子であれば、相続人でもある。神の相続人であって、キリストと栄光を共にするために苦難をも共にしている以上、キリストと共同の相続人なのである。

 

口語訳 Uコリ6:18

6:18 そしてわたしは、あなたがたの父となり、/あなたがたは、/わたしのむすこ、むすめとなるであろう。全能の主が、こう言われる」。

 

口語訳 ガラ 3:26

3:26 あなたがたはみな、キリスト・イエスにある信仰によって、神の子なのである。

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 ロマ 8:29

8:29 神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。それは、御子が多くの兄弟の中で長子となられるためです。

 

新共同 ヘブ 2:11

2:11 事実、人を聖なる者となさる方も、聖なる者とされる人たちも、すべて一つの源から出ているのです。それで、イエスは彼らを兄弟と呼ぶことを恥としないで、

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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ヨハネ20:19−23

弟子たちに現われる

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

432019さて、その安息日〔明け〕の第一日目の夕方のことであった。弟子たちがいたところは、ユダヤ人たちに対する恐れのゆえに〔すべての〕戸が閉じられていた。それなのに、イエスが来て真ん中に立った、そして彼らに言う、「あなたがたに平和」。

432020これを言ってから、彼らに両手とわき腹を見せた。それで弟子たちは、主を見て

喜んだ。

432021すると[イエスは]重ねて彼らに言った、「あなたがたに平和。父が私を遣わしたように、私もあなたがたを派遣する」。

432022これを言ってから、息を吹きかけた。そして彼らに言う、「聖霊を受けなさい。

432023誰の過ちであれ、あなたがたが赦すなら、彼らは〔それらの過ちを〕赦されている。誰のものであれ、あなたがたが留め置くなら、留め置かれたままである」。

 

新共同訳1987

20:19 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。

20:20 そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。

20:21 イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」

20:22 そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。

20:23 だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」

 

前田訳1978

20:19 その日、すなわち週の第一日が夕方になって、弟子たちのいるところにはユダヤ人をおそれて戸に鍵がかけてあったが、イエスは入って彼らの真ん中に立ち、゜「ごきげんよう」といわれる。

20:20 こういいながら手と脇とをお見せになった。弟子たちは主を見てよろこんだ。

20:21 イエスはまたいわれた、「ごきげんよう。父がわたしをおつかわしのように、わたしもあなた方をつかわす」と。

20:22 こういいながら彼らに息を吹きかけていわれる、「聖霊を受けよ。

20:23 人の罪あなた方がゆるせばゆるされる、ゆるさねばそのまま残ろう」と。

 

新改訳1970

20:19 その日、すなわち週の初めの日の夕方のことであった。弟子たちがいた所では、ユダヤ人を恐れて戸がしめてあったが、イエスが来られ、彼らの中に立って言われた。「平安があなたがたにあるように。」

20:20 こう言ってイエスは、その手とわき腹を彼らに示された。弟子たちは、主を見て喜んだ。

20:21 イエスはもう一度、彼らに言われた。「平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。」

20:22 そして、こう言われると、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。

20:23 あなたがたがだれかの罪を赦すなら、その人の罪は赦され、あなたがたがだれかの罪をそのまま残すなら、それはそのまま残ります。」

 

塚本訳1963

20:19 その日すなわち週の初めの日の晩であった。ユダヤ人を恐れて、弟子たちのおる部屋の戸には(皆)鍵がかけてあったのに、イエスが(どこからともなく)はいって来て(彼らの)真中に進み出て、「平安あれ」と言われた。

20:20 そしてそう言いながら、手と脇腹とをお見せになった。弟子たちは主を見て喜んだ。

20:21 すると主はかさねて言われた、「平安あれ。父上がわたしを遣わされたように、わたしも(全権を授けて)あなた達を遣わす。」

20:22 こう言いながら彼らに息を吹きかけて、言われる、「聖霊を受けよ。

20:23 人の罪は、あなた達が赦してやれば赦されて消え、赦してやらねば赦されずに残る。」

 

口語訳1955

20:19 その日、すなわち、一週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人をおそれて、自分たちのおる所の戸をみなしめていると、イエスがはいってきて、彼らの中に立ち、「安かれ」と言われた。

20:20 そう言って、手とわきとを、彼らにお見せになった。弟子たちは主を見て喜んだ。

20:21 イエスはまた彼らに言われた、「安かれ。父がわたしをおつかわしになったように、わたしもまたあなたがたをつかわす」。

20:22 そう言って、彼らに息を吹きかけて仰せになった、「聖霊を受けよ。

20:23 あなたがたがゆるす罪は、だれの罪でもゆるされ、あなたがたがゆるさずにおく罪は、そのまま残るであろう」。

 

文語訳1917

"432019","この日、即ち一週のはじめの日の夕、弟子たちユダヤ人を懼るるに因りて、居るところの戸を閉ぢおきしに、イエスきたり彼らの中に立ちて言ひたまふ『平安なんぢらに在れ』"

"432020","斯く言ひてその手と脅とを見せたまふ、弟子たち主を見て喜べり。"

"432021","イエスまた言ひたまふ『平安なんぢらに在れ、父の我を遣し給へるごとく、我も亦なんぢらを遣す』"

"432022","斯く言ひて、息を吹きかけ言ひたまふ『聖靈をうけよ。"

"432023","なんじら誰の罪を赦すとも其の罪ゆるされ、誰の罪を留むるとも其の罪とどめらるべし』"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マコ 16:14

16:14 その後、十一人(の弟子)が食事をしているとき自分を現わして、彼らの不信仰と心の頑固とをお責めになった。復活されたのを見た人々(の言うこと)を信じなかったからである。

 

塚本訳 ルカ 24:36-49

24:36 二人がこう話しているところに、(突然)御自身でみなの真中に出ておいでになった。

24:37 ぞっとして震えあがり、幽霊でも見ているように思っていると、

24:38 彼らに言われた、「なにをうろたえるのか。なぜ心に疑いを起すのか。

24:39 わたしの手と足とを見てごらん。だれでもない、わたしだよ!さわってごらん、幽霊には肉も骨もないが、わたしには、それがあるのがわかるから。」

24:40 [無シ]

24:41 喜びのあまり、彼らがまだ信じられずに怪しんでいると、「ここに何か食べるものがあるか」と言われた。

24:42 焼いた魚を一切差し上げると、

24:43 受け取ってみなの前で食べられた。

24:44 それから彼らに言われた、「(あなた達が見聞きした)これらのことは、わたしがまだあなた達と一しょにいたとき、わたしについてモーセの律法と預言書と詩篇と[聖書]に書いてあることは一つのこらずきっと成就する、と話したその言葉(が実現したの)である。」

24:45 それから聖書をわからせるために彼らの心を開いて

24:46 言われた、「救世主は苦しみをうけて、三日目に死人の中から復活する。

24:47 また罪を赦されるための悔改め(の福音)が、その名においてすべての国の人に説かれる、エルサレムから始まって、と(聖書に)こう書いてある。

24:48 あなた達はこの(苦しみと復活との)証人である。

24:49 待っておいで、わたしが父上のお約束のもの[聖霊]をあなた達におくるから。あなた達は(この)天よりの力を身につけるまで、都に止まっていなさい。」

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ヨハ 9:22

9:22 両親がこう言ったのは、ユダヤ人たちを恐れていたからである。ユダヤ人たちは既に、イエスをメシアであると公に言い表す者がいれば、会堂から追放すると決めていたのである。

 

新共同 ヨハ 20:18-19

20:18 マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、「わたしは主を見ました」と告げ、また、主から言われたことを伝えた。

◆イエス、弟子たちに現れる

20:19 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。

 

新共同 ヨハ 7:39

7:39 イエスは、御自分を信じる人々が受けようとしている"霊"について言われたのである。イエスはまだ栄光を受けておられなかったので、"霊"がまだ降っていなかったからである。

 

新共同 マタ 18:18

18:18 はっきり言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天上でもつながれ、あなたがたが地上で解くことは、天上でも解かれる。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 Tコリ16:2

16:2 一週の初めの日ごとに、あなたがたはそれぞれ、いくらでも収入に応じて手もとにたくわえておき、わたしが着いた時になって初めて集めることのないようにしなさい。

 

口語訳 ロマ 5:1-2

5:1 このように、わたしたちは、信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストにより、神に対して平和を得ている。

5:2 わたしたちは、さらに彼により、いま立っているこの恵みに信仰によって導き入れられ、そして、神の栄光にあずかる希望をもって喜んでいる。

 

口語訳 Tテサ4:8

4:8 こういうわけであるから、これらの警告を拒む者は、人を拒むのではなく、聖霊をあなたがたの心に賜わる神を拒むのである。

 

口語訳 ロマ 11:22

11:22 神の慈愛と峻厳とを見よ。神の峻厳は倒れた者たちに向けられ、神の慈愛は、もしあなたがその慈愛にとどまっているなら、あなたに向けられる。そうでないと、あなたも切り取られるであろう。

 

口語訳 Uコリ5:11

5:11 このようにわたしたちは、主の恐るべきことを知っているので、人々に説き勧める。わたしたちのことは、神のみまえには明らかになっている。さらに、あなたがたの良心にも明らかになるようにと望む。

 

口語訳 Tコリ5:4-5

5:4 すなわち、主イエスの名によって、あなたがたもわたしの霊も共に、わたしたちの主イエスの権威のもとに集まって、

5:5 彼の肉が滅ぼされても、その霊が主のさばきの日に救われるように、彼をサタンに引き渡してしまったのである。

 

口語訳 Uコリ2:6-10

2:6 その人にとっては、多数の者から受けたあの処罰でもう十分なのだから、

2:7 あなたがたはむしろ彼をゆるし、また慰めてやるべきである。そうしないと、その人はますます深い悲しみに沈むかも知れない。

2:8 そこでわたしは、彼に対して愛を示すように、あなたがたに勧める。

2:9 わたしが書きおくったのも、あなたがたがすべての事について従順であるかどうかを、ためすためにほかならなかった。

2:10 もしあなたがたが、何かのことについて人をゆるすなら、わたしもまたゆるそう。そして、もしわたしが何かのことでゆるしたとすれば、それは、あなたがたのためにキリストのみまえでゆるしたのである。

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 使  2:4

2:4 すると、一同は聖霊に満たされ、"霊"が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口語訳 Tコリ15:5

15:5 ケパに現れ、次に、十二人に現れたことである。

 

口語訳 使  1:8

1:8 ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」。

 

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ヨハネ20:24−29

トマスの告白

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

432024十二人の一人、ディデュモスと呼ばれるトマスは、イエスが来た時、彼らと一緒にいなかった。

432025それで、ほかの弟子たちが彼に「俺たちは主を見たぞ」と言うと、彼は彼らに言った、「俺は、彼の両手に釘の跡を見て、自分の指をその釘跡の中に突っ込み、俺のこの手を彼のわき腹の中に突っ込んででもみない限り、絶対に信じたりはしない」。

432026八日の後のことだった。この時も弟子たちは中にいて、トマスも彼らと一緒だった。戸は〔すべて〕閉じられていたのに、イエスが来て真ん中に立ち、そして言った、「あなたがたに平和」。

432027それから、トマスに言う、「あなたの指をここに持って来なさい。私の両手を見なさい。あなたの手を持って来て、私のわき腹の中に突っ込んでみなさい。信じないままでいるのでなく、信じるものになりなさい」。

432028トマスは答えて、彼に言った、「私の主よ、私の神よ」。

432029イエスが彼に言う、「私を見たから信じるようになったのか。見たことがないのに信じている人々は幸いだ」。

 

新共同訳1987

20:24 十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。

20:25 そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」

20:26 さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。

20:27 それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」

20:28 トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。

20:29 イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」

 

前田訳1978

20:24 十二人のひとりでデドモ(二子)ことトマスは、イエスが来られたとき彼らといっしょにいなかった。

20:25 それでほかの弟子たちが、「われらは主にお目にかかった」といったが、彼はいった、「その手に釘跡を見なければ、わが指を釘跡にさし込まねば、わが手をその脇にさし込まねば、わたしは決して信じまい」と。

20:26 八日ののち、弟子たちはまた家にいた。トマスもいっしょであった。戸に鍵がかけてあるのにイエスは来て真ん中に立っていわれた、「ごきげんようと」と。

20:27 それからトマスにいわれる、「あなたの指をここに出し、わが手を見よ。あなたの手を出してわが脇に入れよ。不信はやめて信ずるものになれ」と。

20:28 トマスは答えた、「わが主よ、わが神よ」と。

20:29 イエスいわれる、「わたしを見たから信ずのか。さいわいなのは見ないで信ずる人々!」と。

 

新改訳1970

20:24 十二弟子のひとりで、デドモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたときに、彼らといっしょにいなかった。

20:25 それで、ほかの弟子たちが彼に「私たちは主を見た。」と言った。しかし、トマスは彼らに「私は、その手に釘の跡を見、私の指を釘のところに差し入れ、また私の手をそのわきに差し入れてみなければ、決して信じません。」と言った。

20:26 八日後に、弟子たちはまた室内におり、トマスも彼らといっしょにいた。戸が閉じられていたが、イエスが来て、彼らの中に立って「平安があなたがたにあるように。」と言われた。

20:27 それからトマスに言われた。「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしのわきに差し入れなさい。信じない者にならないで、信じる者になりなさい。」

20:28 トマスは答えてイエスに言った。「私の主。私の神。」

20:29 イエスは彼に言われた。「あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ずに信じる者は幸いです。」

 

塚本訳1963

20:24 十二人の一人で、トマスすなわちギリシャ語でデドモ(二子)は、イエスが来られた時、みんなと一しょにいなかった。

20:25 そこでほかの弟子達が、「わたし達は主にお目にかかった」と言うと、彼らに言った、「わたしはその手に釘の跡を見なければ、わたしの指をその釘の場所に差し込まなければ、手をその脇腹に差し込まなければ、決して信じない。」

20:26 八日ののち、弟子たちはまた家の中に(集まって)いた。今度はトマスも一しょであった。戸には(皆)鍵がかけてあったのに、イエスがはいって来て(彼らの)真中に進み出て、「平安あれ」と言われた。

20:27 それから(すぐ)トマスに言われる、「指をここに持ってきて、わたしの手(の釘の跡)をよく見てごらん。手を持ってきて、わたしの脇腹に差し込んでみなさい。不信仰をやめて、信ずる者らしくしなさい。」

20:28 トマスがイエスに答えて言った、「わたしの主よ!わたしの神よ!」

20:29 イエスは言われる、「わたしを見たので、信じたのか。幸いなのは、見ないで信ずる人たちである。」

 

口語訳1955

20:24 十二弟子のひとりで、デドモと呼ばれているトマスは、イエスがこられたとき、彼らと一緒にいなかった。

20:25 ほかの弟子たちが、彼に「わたしたちは主にお目にかかった」と言うと、トマスは彼らに言った、「わたしは、その手に釘あとを見、わたしの指をその釘あとにさし入れ、また、わたしの手をそのわきにさし入れてみなければ、決して信じない」。

20:26 八日ののち、イエスの弟子たちはまた家の内におり、トマスも一緒にいた。戸はみな閉ざされていたが、イエスがはいってこられ、中に立って「安かれ」と言われた。

20:27 それからトマスに言われた、「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手をのばしてわたしのわきにさし入れてみなさい。信じない者にならないで、信じる者になりなさい」。

20:28 トマスはイエスに答えて言った、「わが主よ、わが神よ」。

20:29 イエスは彼に言われた、「あなたはわたしを見たので信じたのか。見ないで信ずる者は、さいわいである」。

 

文語訳1917

"432024","イエス來り給ひしとき、十二弟子の一人デドモと稱ふるトマスともに居らざりしかば、"

"432025","他の弟子これに言ふ『われら主を見たり』トマスいふ『我はその手に釘の痕を見、わが指を釘の痕にさし入れ、わが手をその脅に差入るるにあらずば信ぜじ』"

"432026","八日ののち弟子たちまた家にをり、トマスも偕に居りて戸を閉ぢおきしに、イエス來り、彼らの中に立ちて言ひたまふ『平安なんぢらに在れ』"

"432027","またトマスに言ひ給ふ『なんぢの指をここに伸べて、わが手を見よ、汝の手をのべて、我が脅にさしいれよ、信ぜぬ者とならで信ずる者となれ』"

"432028","トマス答へて言ふ『わが主よ、わが神よ』"

"432029","イエス言ひ給ふ『なんぢ我を見しによりて信じたり、見ずして信ずる者は幸福なり』"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

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(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ヨハ 11:16

11:16 すると、ディディモと呼ばれるトマスが、仲間の弟子たちに、「わたしたちも行って、一緒に死のうではないか」と言った。

 

新共同 ヨハ 20:18-20

20:18 マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、「わたしは主を見ました」と告げ、また、主から言われたことを伝えた。

◆イエス、弟子たちに現れる

20:19 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。

20:20 そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。

 

新共同 Tペテ1:8

1:8 あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれています。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 Tコリ15:5-8

15:5 ケパに現れ、次に、十二人に現れたことである。

15:6 そののち、五百人以上の兄弟たちに、同時に現れた。その中にはすでに眠った者たちもいるが、大多数はいまなお生存している。

15:7 そののち、ヤコブに現れ、次に、すべての使徒たちに現れ、

15:8 そして最後に、いわば、月足らずに生れたようなわたしにも、現れたのである。

 

口語訳 ロマ 10:9-10

10:9 すなわち、自分の口で、イエスは主であると告白し、自分の心で、神が死人の中からイエスをよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われる。

10:10 なぜなら、人は心に信じて義とされ、口で告白して救われるからである。

 

口語訳 ロマ 9:5

9:5 また父祖たちも彼らのものであり、肉によればキリストもまた彼らから出られたのである。万物の上にいます神は、永遠にほむべきかな、アァメン。

 

口語訳 Tコリ8:4

8:4 さて、偶像への供え物を食べることについては、わたしたちは、偶像なるものは実際は世に存在しないこと、また、唯一の神のほかには神がないことを、知っている。

 

口語訳 Uコリ5:7

5:7 わたしたちは、見えるものによらないで、信仰によって歩いているのである。

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 Tヨハ1:1

1:1 初めからあったもの、わたしたちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て、手で触れたものを伝えます。すなわち、命の言について。――

 

新共同 Tペテ1:8

1:8 あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれています。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口語訳 Tヨハ1:1

1:1 初めからあったもの、わたしたちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て手でさわったもの、すなわち、いのちの言について――

 

口語訳 Tペテ1:8

1:8 あなたがたは、イエス・キリストを見たことはないが、彼を愛している。現在、見てはいけないけれども、信じて、言葉につくせない、輝きにみちた喜びにあふれている。

 

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ヨハネ20:30−31

付言 ――― 本書の目的

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

432030さて、この書には記されていない徴を、イエスは[自分の]弟子たちの前でほかにも数多く行なった。

432031以上のことが書き記されているのは、あなたがたが、イエスが神の子キリストであることを信じる[ようになる]ためであり、信じていることにより、その名のうちにあって命を持ち続けるためである。

 

新共同訳1987

20:30 このほかにも、イエスは弟子たちの前で、多くのしるしをなさったが、それはこの書物に書かれていない。

20:31 これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。

 

前田訳1978

20:30 このほかイエスはこの本には書いていない多くの徴を弟子たちの前でなさった。

20:31 しかしこれらを書いたのは、あなた方がイエスはキリストで神の子であると信ずるため、信ずるものがみ名によっていのちを受けるためである。

 

新改訳1970

20:30 この書には書かれていないが、まだほかの多くのしるしをも、イエスは弟子たちの前で行なわれた。

20:31 しかし、これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるため、また、あなたがたが信じて、イエスの御名によっていのちを得るためである。

 

塚本訳1963

20:30 このほか、この本に書いてない、多くの徴[奇蹟]を、イエスは弟子たちの前で行われた。

20:31 しかし(ほんの一部分であるが、いま)これらのことを書いたのは、あなた達に、イエスは救世主で、神の子であることを信じさせるため、また、それを信じて、イエスの名によって(永遠の)命を持たせるためである。

 

口語訳1955

20:30 イエスは、この書に書かれていないしるしを、ほかにも多く、弟子たちの前で行われた。

20:31 しかし、これらのことを書いたのは、あなたがたがイエスは神の子キリストであると信じるためであり、また、そう信じて、イエスの名によって命を得るためである。

 

文語訳1917

"432030","この書に録さざる外の多くの徴を、イエス弟子たちの前にて行ひ給へり。"

"432031","されど此等の事を録ししは、汝等をしてイエスの神の子キリストたることを信ぜしめ、信じて御名により生命を得しめんが爲なり。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

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(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ヨハ 2:11

2:11 イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。

 

新共同 ヨハ 2:23

2:23 イエスは過越祭の間エルサレムにおられたが、そのなさったしるしを見て、多くの人がイエスの名を信じた。

 

新共同 マタ 16:16

16:16 シモン・ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えた。

 

新共同 ヨハ 5:24

5:24 はっきり言っておく。わたしの言葉を聞いて、わたしをお遣わしになった方を信じる者は、永遠の命を得、また、裁かれることなく、死から命へと移っている。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ロマ 15:4

15:4 これまでに書かれた事がらは、すべてわたしたちの教のために書かれたのであって、それは聖書の与える忍耐と慰めとによって、望みをいだかせるためである。

 

口語訳 ロマ 10:17

10:17 したがって、信仰は聞くことによるのであり、聞くことはキリストの言葉から来るのである。

 

口語訳 Tコリ6:11

6:11 あなたがたの中には、以前はそんな人もいた。しかし、あなたがたは、主イエス・キリストの名によって、またわたしたちの神の霊によって、洗われ、きよめられ、義とされたのである。

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 Tヨハ5:12

5:12 御子と結ばれている人にはこの命があり、神の子と結ばれていない人にはこの命がありません。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口語訳 使  3:16

3:16 そして、イエスの名が、それを信じる信仰のゆえに、あなたがたのいま見て知っているこの人を、強くしたのであり、イエスによる信仰が、彼をあなたがた一同の前で、このとおり完全にいやしたのである。

 

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