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ヨブ記 1:1−2:13

序文‐ヨブの試み

 

翻訳比較




聖書協会共同訳2018
◆事の発端
ヨブ 1:1 ウツの地にヨブという名の人がいた。この人は完全で、正しく、神を畏れ、悪を遠ざけていた。
ヨブ 1:2 彼には七人の息子と三人の娘があった。
ヨブ 1:3 また、彼は羊七千匹、らくだ三千頭、牛五百軛、雌ろば五百頭の家畜を持ち、僕も非常に多かった。この人は東の人々の中で最も大いなる人であった。
ヨブ 1:4 息子たちはそれぞれ自分の日に、その家で祝宴を催し、使いを送って三人の姉妹たちをも呼び寄せ、食事を共にするのが常であった。
ヨブ 1:5 その祝宴が一巡りする度に、ヨブは使いを送って子どもたちを聖別し、朝早く起きて、彼らの数に相当する焼き尽くすいけにえを献げた。「もしかする と子どもたちは罪を犯し、心の中で神を呪ったかもしれない」と思ったからである。ヨブはいつもこのようにしていた。
ヨブ 1:6 ある日、神の子らが来て、主の前に立った。サタンもその中に来た。
ヨブ 1:7 主はサタンに言われた。「あなたはどこから来たのか。」サタンは主に答えた。「地を巡り、歩き回っていました。」
ヨブ 1:8 主はサタンに言われた。「あなたは私の僕ヨブに心を留めたか。地上には彼ほど完全で、正しく、神を畏れ、悪を遠ざけている者はいない。」
ヨブ 1:9 サタンは主に答えた。「ヨブが理由なしに神を畏れるでしょうか。
ヨブ 1:10 あなたは彼のために、その家のために、また彼のすべての所有物のために周りに垣根を巡らしているではありませんか。あなたが彼の手の業を祝福す るので、彼の家畜は地に溢れています。
ヨブ 1:11 しかし、あなたの手を伸ばして、彼のすべての所有物を打ってごらんなさい。彼は必ずや面と向かって、あなたを呪うに違いありません。」
ヨブ 1:12 主はサタンに言われた。「見よ、彼のすべての所有物はあなたの手の中にある。ただし、彼には手を出すな。」サタンは主の前から出て行った。
ヨブ 1:13 ヨブの息子、娘が長兄の家で食事をし、ぶどう酒を飲んでいた日のことである。
ヨブ 1:14 ヨブのもとに使者がやって来て言った。「牛が畑を耕し、その傍らで雌ろばが草を食んでおりますと、
ヨブ 1:15 シェバ人が襲いかかって、これを奪い、若者たちを剣で打ち殺しました。私一人が、あなたにお知らせするために逃れて来たのです。」
ヨブ 1:16 彼がまだ話している間に、別の者がやって来て言った。「神の火が天から降り、羊と若者たちを焼き尽くしました。私一人が、あなたにお知らせする ために逃れて来たのです。」
ヨブ 1:17 彼がまだ話している間に、別の者がやって来て言った。「カルデア人が三隊に分かれて、らくだを襲い、これを奪い、若者たちを剣で打ち殺しまし た。私一人が、あなたにお知らせするために逃れて来たのです。」
ヨブ 1:18 彼がまだ話している間に、別の者がやって来て言った。「あなたのご子息、ご息女がたはご長男の家で食事をされ、ぶどう酒を召し上がっておられま した。
ヨブ 1:19 その時、大風が荒れ野の方から吹いて来て、家の四隅を打ち、それが若者たちの上に倒れ、皆様は亡くなられました。私一人が、あなたにお知らせす るために逃れて来たのです。」
ヨブ 1:20 ヨブは立ち上がり、上着を引き裂いて、頭をそり、地に身を投げ、ひれ伏して、
ヨブ 1:21 言った。/「私は裸で母の胎を出た。/また裸でそこに帰ろう。/主は与え、主は奪う。/主の名はほめたたえられますように。」
ヨブ 1:22 このような時でも、ヨブは罪を犯さず、神を非難しなかった。


2章
ヨブ 2:1 またある日、神の子らが来て、主の前に立った。サタンもまたその中に来て、主の前に立った。
ヨブ 2:2 主はサタンに言われた。「あなたはどこから来たのか。」サタンは主に答えた。「地を巡り、歩き回っていました。」
ヨブ 2:3 主はサタンに言われた。「あなたは私の僕ヨブに心を留めたか。地上には彼ほど完全で、正しく、神を畏れ、悪を遠ざけている者はいない。あなたは私 を唆し、理由なく彼を滅ぼそうとしたが、彼はなお完全であり続けている。」
ヨブ 2:4 サタンは主に答えた。「皮には皮を、と言います。人は自分の命には、すべてを差し出します。
ヨブ 2:5 あなたの手を伸ばして、彼の骨と肉を打ってごらんなさい。彼は必ずや面と向かって、あなたを呪うに違いありません。」
ヨブ 2:6 主はサタンに言われた。「では、彼をあなたの手に委ねる。ただし、彼の命は守れ。」
ヨブ 2:7 サタンは主の前から出て行き、ヨブの足の裏から頭の頂まで、悪性の腫れ物で彼を打った。
ヨブ 2:8 ヨブは土器のかけらを取って体をかきむしり、灰の中に座った。
ヨブ 2:9 彼の妻は言った。「あなたは、まだ完全であり続けるのですか。神を呪って死んでしまいなさい。」
ヨブ 2:10 しかし、ヨブは彼女に言った。「あなたは愚かな者が言うようなことを言う。私たちは神から幸いを受けるのだから、災いをも受けようではない か。」このような時でも、ヨブはその唇によって罪を犯さなかった。
ヨブ 2:11 さて、ヨブの三人の友人は、ヨブに臨んだこのすべての災いを耳にし、それぞれの場所からやって来た。それは、テマン人エリファズ、シュア人ビル ダド、ナアマ人ツォファルである。彼らは互いに相談して、ヨブをいたわり慰めるためにやって来た。
ヨブ 2:12 遠くから目を上げて見ると、それがヨブであると見分けることもできなかった。彼らは声を上げて泣き、それぞれ上着を引き裂き、天に向かって塵を まいて自分の頭の上に散らした。
ヨブ 2:13 彼らは七日七夜、ヨブと一緒に地面に座っていたが、その苦痛が甚だしく大きいのを見て、話しかける者は一人もいなかった。

フランシスコ会訳2013
ヨブ記1
フランシスコ訳聖書 Job <1>章 聖書本文

◆序 文――ヨブの試み(11-213

◆知恵に優れた完全な人間ヨブ

001ウツの地に、ヨブという名の男 がいた。この人は非の打ち所がなく、正しく、神を畏れ、悪を遠ざけていた。

002彼には七人の息子と三人の娘が 産まれた。

003彼は財産として羊七千匹、らく だ三千頭、牛五百軛、雌ろば五百頭を持ち、多くの僕を抱えていた。彼は東のすべての人々の中で一番の富豪であった。

004彼の息子たちは互いに日を定め て、家ごとに宴を設け、人を遣わして三人の姉妹を招き、みなで食べたり飲んだりするのを常としていた。

005祝宴が一巡するごとに、ヨブは 彼らを呼び集めて清めの祈りをした。ヨブは朝早く起きて、彼らの人数に応じて、焼き尽くす献げ物をささげて、こう言った、

「わたしの息子たちは罪を犯し、

心の中で神を呪ったかもしれない」。

ヨブはいつもこのようにしていた。

◆サタン、主の前に立つ

006ある日のことである。神の子た ちが来て、主の前に立ったとき、サタンも彼らに混じってやって来た。

007そこで主がサタンに、「お前は どこから来たのか」と仰せになると、サタンは主に答えて言った、

「地をさ迷い、

方々を巡り歩いて参りました」。

008主はサタンに仰せになった、

「お前はわたしの僕ヨブに目を向けたことがあるか。

あのような男はこの地上に二人といない。

彼は非の打ち所がなく、正しい男で、

神を畏れ、悪を遠ざけている」。

009すると、サタンは主に答えて 言った、

「ヨブは利益もないのに神を畏れるでしょうか。

010あなたは彼と、その家の周り に、

また、そのすべての持ち物の周りに、

垣を巡らしておられるのではありませんか。

あなたが彼の手の業を祝福されたので、

彼の家畜は地に溢れるほどです。

011さあ、あなたの手を伸べて、

彼のすべての持ち物を打ってご覧なさい。

彼はきっと面と向かって、

あなたを呪うことでしょう」。

012そこで主はサタンに仰せになっ た、

「では、彼のすべての持ち物を、お前の手に任せよう。

しかし、彼の体にだけは

お前の手を伸ばしてはならない」。

そこで、サタンは主の前から出ていった。

◆最初の試練

013ある日、息子と娘たちとが、長 男の家で食べたり、ぶどう酒を飲んだりしていた時のことである。

014一人の使いがヨブのもとにやっ て来て言った、

「牛が耕し、

雌ろばがその傍らで草をはんでいると、

015シェバ人が襲いかかり、それら を奪い取りました。

そのうえ、僕たちを刃にかけて殺しました。

わたし一人が逃れて、お知らせに参りました」。

016この男がこう話していると、さ らに一人の男が来て言った、

「神の火が天から降ってきて、

羊と僕たちを焼き尽くしてしまいました。

わたし一人が逃れて、お知らせに参りました」。

017この男がまだ話し終わらないう ちに、さらに一人の男が来て言った、

「カルデア人が三組に分かれて、

らくだに襲いかかって奪い取り、

僕たちを刃にかけて殺しました。

わたし一人が逃れて、お知らせに参りました」。

018この男がまだ話し終わらないう ちに、さらに一人の男が来て言った、

「ご子息さまやお嬢さまたちが、

ご長男の家で、

食べたり、ぶどう酒を飲んだりしておられると、

019荒れ野の向こうから

大風が吹いてきて、

家の四方を襲いました。

それで若い方々の上に家が倒れ、

みな死んでしまわれました。

わたし一人が逃れて、お知らせに参りました」。

020そこでヨブは立ち上がり、マン トを裂き、頭を剃り、地面にひれ伏して礼拝して、

021言った、

「わたしは裸で母の胎を出た。

裸で、そこに帰ろう。

主が与え、主がお取りになった。

主の名は祝されますように」。

022これらすべてのことにおいて も、ヨブは罪を犯さず、神に愚痴ひとつこぼさなかった。

 

 

ヨブ記2

フランシスコ訳聖書 Job <2>章 聖書本文

◆サタン、再び主の前に立つ

001また、ある日のことである。神 の子たちが来て、主の前に立ったとき、サタンも彼らに混じって主の前に立った。

002そこで主はサタンに仰せになっ た、「お前はどこから来たのか」。するとサタンは主に答えて言った、

「地をさ迷い、

方々を巡り歩いて参りました」。

003主はサタンに仰せになった、

「お前は、わたしの僕ヨブに目を向けたことがあるか。

彼のような男は地上には二人といない。

彼は非の打ち所がなく、正しく、

神を畏れ、悪を遠ざけている。

お前はわたしをそそのかして、理由もないのに、

彼を滅ぼそうとした。

しかも彼はなおも誠実さを固く守っている」。

004するとサタンは主に答えて言っ た、

「皮膚には皮膚をです。

人は自分の命のためなら、

持ち物一切を差し出します。

005今、あなたの手を伸ばして、

彼の骨と肉を打ってご覧なさい。

彼はきっと面と向かって、

あなたを呪うことでしょう」。

006そこで主はサタンに仰せになっ た、

「では、彼をお前の手に任そう。

しかし、彼の命だけは助けてやれ」。

◆最大の試練

007そこでサタンは主の前から出て いって、足の裏から頭のてっぺんまで、悪性の腫れ物でヨブを苦しめた。

008彼は灰の中に座り、陶器の欠け らで体中をかきむしった。

009妻が彼に言った、

「あなたはまだ自分の誠実さを

固く守っているのですか。

神を呪って死んだらよいでしょうに」。

010しかし彼は妻に言った、

「お前は愚かな女どもが言うようなことを言う。

わたしたちは神の手から善いものを受けるのだから、

悪いものも受けるべきではないのか」。

このようにすべてにおいても、ヨブはその唇をもって罪を犯さなかった。

◆三人の友の慰問

011ヨブの三人の友人は彼に臨んだ すべての不幸を聞いて、それぞれの所からやって来た。彼らはテマン人エリファズと、シュア人ビルダドと、ナアマ人ツォファルである。 彼らは互いに相談してヨブを見舞い、慰めるために訪れることにしたのである。

012彼らは遠くから目を上げて見た が、ヨブと見分けることができないほどであった。そこで彼らは声をあげて泣き、それぞれ、マントを裂き、灰を頭の上にまいた。

013彼らは七日七夜、ヨブと一緒に 地面に座っていたが、あえて彼に話しかける者は一人もいなかった。彼の苦しみがあまりにひどかったからである。



 

新共同訳1987

1:1 ウツの地にヨブという人がいた。無垢な正しい人で、神を畏れ、悪を避けて生きていた。

1:2 七人の息子と三人の娘を持ち、

1:3 羊七千匹、らくだ三千頭、牛五百くびき、雌ろば五百頭の財産があり、使用人も非常に多かった。彼は東の国一番の富豪であった。

1:4 息子たちはそれぞれ順番に、自分の家で宴会の用意をし、三人の姉妹も招いて食事をすることにしていた。

1:5 この宴会が一巡りするごとに、ヨブは息子たちを呼び寄せて聖別し、朝早くから彼らの数に相当するいけにえをささげた。「息子たちが罪を犯し、心の中で神を 呪ったかもしれない」と思ったからである。ヨブはいつもこのようにした。

1:6 ある日、主の前に神の使いたちが集まり、サタンも来た。

1:7 主はサタンに言われた。「お前はどこから来た。」「地上を巡回しておりました。ほうぼうを歩きまわっていました」とサタンは答えた。

1:8 主はサタンに言われた。「お前はわたしの僕ヨブに気づいたか。地上に彼ほどの者はいまい。無垢な正しい人で、神を畏れ、悪を避けて生きている。」

1:9 サタンは答えた。「ヨブが、利益もないのに神を敬うでしょうか。

1:10 あなたは彼とその一族、全財産を守っておられるではありませんか。彼の手の業をすべて祝福なさいます。お陰で、彼の家畜はその地に溢れるほどです。

1:11 ひとつこの辺で、御手を伸ばして彼の財産に触れてごらんなさい。面と向かってあなたを呪うにちがいありません。」

1:12 主はサタンに言われた。「それでは、彼のものを一切、お前のいいようにしてみるがよい。ただし彼には、手を出すな。」サタンは主のもとから出て行った。

1:13 ヨブの息子、娘が、長兄の家で宴会を開いていた日のことである。

1:14 -15ヨブのもとに、一人の召使いが報告に来た。「御報告いたします。わたしどもが、牛に畑を耕させ、その傍らでろばに草を食べさせておりますと、シェバ 人が襲いかかり、略奪していきました。牧童たちは切り殺され、わたしひとりだけ逃げのびて参りました。」

1:16 彼が話し終らないうちに、また一人が来て言った。「御報告いたします。天から神の火が降って、羊も羊飼いも焼け死んでしまいました。わたしひとりだけ逃げ のびて参りました。」

1:17 彼が話し終らないうちに、また一人来て言った。「御報告いたします。カルデア人が三部隊に分かれてらくだの群れを襲い、奪っていきました。牧童たちは切り 殺され、わたしひとりだけ逃げのびて参りました。」

1:18 彼が話し終らないうちに、更にもう一人来て言った。「御報告いたします。御長男のお宅で、御子息、御息女の皆様が宴会を開いておられました。

1:19 すると、荒れ野の方から大風が来て四方から吹きつけ、家は倒れ、若い方々は死んでしまわれました。わたしひとりだけ逃げのびて参りました。」

1:20 ヨブは立ち上がり、衣を裂き、髪をそり落とし、地にひれ伏して言った。

1:21 「わたしは裸で母の胎を出た。裸でそこに帰ろう。主は与え、主は奪う。主の御名はほめたたえられよ。」

1:22 このような時にも、ヨブは神を非難することなく、罪を犯さなかった。

2:1 またある日、主の前に神の使いたちが集まり、サタンも来て、主の前に進み出た。

2:2 主はサタンに言われた。「お前はどこから来た。」「地上を巡回しておりました。ほうぼうを歩きまわっていました」とサタンは答えた。

2:3 主はサタンに言われた。「お前はわたしの僕ヨブに気づいたか。地上に彼ほどの者はいまい。無垢な正しい人で、神を畏れ、悪を避けて生きている。お前は理由 もなく、わたしを唆して彼を破滅させようとしたが、彼はどこまでも無垢だ。」

2:4 サタンは答えた。「皮には皮を、と申します。まして命のためには全財産を差し出すものです。

2:5 手を伸ばして彼の骨と肉に触れてごらんなさい。面と向かってあなたを呪うにちがいありません。」

2:6 主はサタンに言われた。「それでは、彼をお前のいいようにするがよい。ただし、命だけは奪うな。」

2:7 サタンは主の前から出て行った。サタンはヨブに手を下し、頭のてっぺんから足の裏までひどい皮膚病にかからせた。

2:8 ヨブは灰の中に座り、素焼きのかけらで体中をかきむしった。

2:9 彼の妻は、/「どこまでも無垢でいるのですか。神を呪って、死ぬ方がましでしょう」と言ったが、

2:10 ヨブは答えた。「お前まで愚かなことを言うのか。わたしたちは、神から幸福をいただいたのだから、不幸もいただこうではないか。」このようになっても、彼 は唇をもって罪を犯すことをしなかった。

2:11 さて、ヨブと親しいテマン人エリファズ、シュア人ビルダド、ナアマ人ツォファルの三人は、ヨブにふりかかった災難の一部始終を聞くと、見舞い慰めようと相 談して、それぞれの国からやって来た。

2:12 遠くからヨブを見ると、それと見分けられないほどの姿になっていたので、嘆きの声をあげ、衣を裂き、天に向かって塵を振りまき、頭にかぶった。

2:13 彼らは七日七晩、ヨブと共に地面に座っていたが、その激しい苦痛を見ると、話しかけることもできなかった。

 

新改訳1970

1:1 ウツの地にヨブという名の人がいた。この人は潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっていた。

1:2 彼には七人の息子と三人の娘が生まれた。

1:3 彼は羊七千頭、らくだ三千頭、牛五百くびき、雌ろば五百頭、それに非常に多くのしもべを持っていた。それでこの人は東の人々の中で一番の富豪であった。

1:4 彼の息子たちは互いに行き来し、それぞれ自分の日に、その家で祝宴を開き、人をやって彼らの三人の姉妹も招き、彼らといっしょに飲み食いするのを常として いた。

1:5 こうして祝宴の日が一巡すると、ヨブは彼らを呼び寄せ、聖別することにしていた。彼は翌朝早く、彼らひとりひとりのために、それぞれの全焼のいけにえをさ さげた。ヨブは、「私の息子たちが、あるいは罪を犯し、心の中で神をのろったかもしれない。」と思ったからである。ヨブはいつもこの ようにしていた。

1:6 ある日、神の子らが主の前に来て立ったとき、サタンも来てその中にいた。

1:7 主はサタンに仰せられた。「おまえはどこから来たのか。」サタンは主に答えて言った。「地を行き巡り、そこを歩き回って来ました。」

1:8 主はサタンに仰せられた。「おまえはわたしのしもべヨブに心を留めたか。彼のように潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっている者はひとりも地上にはい ないのだが。」

1:9 サタンは主に答えて言った。「ヨブはいたずらに神を恐れましょうか。

1:10 あなたは彼と、その家とそのすべての持ち物との回りに、垣を巡らしたではありませんか。あなたが彼の手のわざを祝福されたので、彼の家畜は地にふえ広がっ ています。

1:11 しかし、あなたの手を伸べ、彼のすべての持ち物を打ってください。彼はきっと、あなたに向かってのろうに違いありません。」

1:12 主はサタンに仰せられた。「では、彼のすべての持ち物をおまえの手に任せよう。ただ彼の身に手を伸ばしてはならない。」そこで、サタンは主の前から出て 行った。

1:13 ある日、彼の息子、娘たちが、一番上の兄の家で食事をしたり、ぶどう酒を飲んだりしていたとき、

1:14 使いがヨブのところに来て言った。「牛が耕し、そのそばで、ろばが草を食べていましたが、

1:15 シェバ人が襲いかかり、これを奪い、若い者たちを剣の刃で打ち殺しました。私ひとりだけがのがれて、お知らせするのです。」

1:16 この者がまだ話している間に、他のひとりが来て言った。「神の火が天から下り、羊と若い者たちを焼き尽くしました。私ひとりだけがのがれて、お知らせする のです。」

1:17 この者がまだ話している間に、また他のひとりが来て言った。「カルデヤ人が三組になって、らくだを襲い、これを奪い、若い者たちを剣の刃で打ち殺しまし た。私ひとりだけがのがれて、お知らせするのです。」

1:18 この者がまだ話している間に、また他のひとりが来て言った。「あなたのご子息や娘さんたちは一番上のお兄さんの家で、食事をしたりぶどう酒を飲んだりして おられました。

1:19 そこへ荒野のほうから大風が吹いて来て、家の四隅を打ち、それがお若い方々の上に倒れたので、みなさまは死なれました。私ひとりだけがのがれて、あなたに お知らせするのです。」

1:20 このとき、ヨブは立ち上がり、その上着を引き裂き、頭をそり、地にひれ伏して礼拝し、

1:21 そして言った。「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」

1:22 ヨブはこのようになっても罪を犯さず、神に愚痴をこぼさなかった。

2:1 ある日のこと、神の子らが主の前に来て立ったとき、サタンもいっしょに来て、主の前に立った。

2:2 主はサタンに仰せられた。「おまえはどこから来たのか。」サタンは主に答えて言った。「地を行き巡り、そこを歩き回って来ました。」

2:3 主はサタンに仰せられた。「おまえはわたしのしもべヨブに心を留めたか。彼のように潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっている者はひとりも地上にはい ない。彼はなお、自分の誠実を堅く保っている。おまえは、わたしをそそのかして、何の理由もないのに彼を滅ぼそうとしたが。」

2:4 サタンは主に答えて言った。「皮の代わりには皮をもってします。人は自分のいのちの代わりには、すべての持ち物を与えるものです。

2:5 しかし、今あなたの手を伸べ、彼の骨と肉とを打ってください。彼はきっと、あなたをのろうに違いありません。」

2:6 主はサタンに仰せられた。「では、彼をおまえの手に任せる。ただ彼のいのちには触れるな。」

2:7 サタンは主の前から出て行き、ヨブの足の裏から頭の頂まで、悪性の腫物で彼を打った。

2:8 ヨブは土器のかけらを取って自分の身をかき、また灰の中にすわった。

2:9 すると彼の妻が彼に言った。「それでもなお、あなたは自分の誠実を堅く保つのですか。神をのろって死になさい。」

2:10 しかし、彼は彼女に言った。「あなたは愚かな女が言うようなことを言っている。私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないで はないか。」ヨブはこのようになっても、罪を犯すようなことを口にしなかった。

2:11 そのうちに、ヨブの三人の友は、ヨブに降りかかったこのすべてのわざわいのことを聞き、それぞれ自分の所からたずねて来た。すなわち、テマン人エリファ ズ、シュアハ人ビルダデ、ナアマ人ツォファルである。彼らはヨブに悔やみを言って慰めようと互いに打ち合わせて来た。

2:12 彼らは遠くから目を上げて彼を見たが、それがヨブであることが見分けられないほどだった。彼らは声をあげて泣き、おのおの、自分の上着を引き裂き、ちりを 天に向かって投げ、自分の頭の上にまき散らした。

2:13 こうして、彼らは彼とともに七日七夜、地にすわっていたが、だれも一言も彼に話しかけなかった。彼の痛みがあまりにもひどいのを見たからである。

 

口語訳1955

1:1 ウヅの地にヨブという名の人があった。そのひととなりは全く、かつ正しく、神を恐れ、悪に遠ざかった。

1:2 彼に男の子七人と女の子三人があり、

1:3 その家畜は羊七千頭、らくだ三千頭、牛五百くびき、雌ろば五百頭で、しもべも非常に多く、この人は東の人々のうちで最も大いなる者であった。

1:4 そのむすこたちは、めいめい自分の日に、自分の家でふるまいを設け、その三人の姉妹をも招いて一緒に食い飲みするのを常とした。

1:5 そのふるまいの日がひとめぐり終るごとに、ヨブは彼らを呼び寄せて聖別し、朝早く起きて、彼らすべての数にしたがって燔祭をささげた。これはヨブが「わた しのむすこたちは、ことによったら罪を犯し、その心に神をのろったかもしれない」と思ったからである。ヨブはいつも、このように行っ た。

1:6 ある日、神の子たちが来て、主の前に立った。サタンも来てその中にいた。

1:7 主は言われた、「あなたはどこから来たか」。サタンは主に答えて言った、「地を行きめぐり、あちらこちら歩いてきました」。

1:8 主はサタンに言われた、「あなたはわたしのしもべヨブのように全く、かつ正しく、神を恐れ、悪に遠ざかる者の世にないことを気づいたか」。

1:9 サタンは主に答えて言った、「ヨブはいたずらに神を恐れましょうか。

1:10 あなたは彼とその家およびすべての所有物のまわりにくまなく、まがきを設けられたではありませんか。あなたは彼の勤労を祝福されたので、その家畜は地にふ えたのです。

1:11 しかし今あなたの手を伸べて、彼のすべての所有物を撃ってごらんなさい。彼は必ずあなたの顔に向かって、あなたをのろうでしょう」。

1:12 主はサタンに言われた、「見よ、彼のすべての所有物をあなたの手にまかせる。ただ彼の身に手をつけてはならない」。サタンは主の前から出て行った。

1:13 ある日ヨブのむすこ、娘たちが第一の兄の家で食事をし、酒を飲んでいたとき、

1:14 使者がヨブのもとに来て言った、「牛が耕し、ろばがそのかたわらで草を食っていると、

1:15 シバびとが襲ってきて、これを奪い、つるぎをもってしもべたちを打ち殺しました。わたしはただひとりのがれて、あなたに告げるために来ました」。

1:16 彼がなお語っているうちに、またひとりが来て言った、「神の火が天から下って、羊およびしもべたちを焼き滅ぼしました。わたしはただひとりのがれて、あな たに告げるために来ました」。

1:17 彼がなお語っているうちに、またひとりが来て言った、「カルデヤびとが三組に分れて来て、らくだを襲ってこれを奪い、つるぎをもってしもべたちを打ち殺し ました。わたしはただひとりのがれて、あなたに告げるために来ました」。

1:18 彼がなお語っているうちに、またひとりが来て言った、「あなたのむすこ、娘たちが第一の兄の家で食事をし、酒を飲んでいると、

1:19 荒野の方から大風が吹いてきて、家の四すみを撃ったので、あの若い人たちの上につぶれ落ちて、皆死にました。わたしはただひとりのがれて、あなたに告げる ために来ました」。

1:20 このときヨブは起き上がり、上着を裂き、頭をそり、地に伏して拝し、

1:21 そして言った、/「わたしは裸で母の胎を出た。また裸でかしこに帰ろう。主が与え、主が取られたのだ。主のみ名はほむべきかな」。

1:22 すべてこの事においてヨブは罪を犯さず、また神に向かって愚かなことを言わなかった。

2:1 ある日、また神の子たちが来て、主の前に立った。サタンもまたその中に来て、主の前に立った。

2:2 主はサタンに言われた、「あなたはどこから来たか」。サタンは主に答えて言った、「地を行きめぐり、あちらこちら歩いてきました」。

2:3 主はサタンに言われた、「あなたは、わたしのしもべヨブのように全く、かつ正しく、神を恐れ、悪に遠ざかる者の世にないことを気づいたか。あなたは、わた しを勧めて、ゆえなく彼を滅ぼそうとしたが、彼はなお堅く保って、おのれを全うした」。

2:4 サタンは主に答えて言った、「皮には皮をもってします。人は自分の命のために、その持っているすべての物をも与えます。

2:5 しかしいま、あなたの手を伸べて、彼の骨と肉とを撃ってごらんなさい。彼は必ずあなたの顔に向かって、あなたをのろうでしょう」。

2:6 主はサタンに言われた、「見よ、彼はあなたの手にある。ただ彼の命を助けよ」。

2:7 サタンは主の前から出て行って、ヨブを撃ち、その足の裏から頭の頂まで、いやな腫物をもって彼を悩ました。

2:8 ヨブは陶器の破片を取り、それで自分の身をかき、灰の中にすわった。

2:9 時にその妻は彼に言った、「あなたはなおも堅く保って、自分を全うするのですか。神をのろって死になさい」。

2:10 しかしヨブは彼女に言った、「あなたの語ることは愚かな女の語るのと同じだ。われわれは神から幸をうけるのだから、災をも、うけるべきではないか」。すべ てこの事においてヨブはそのくちびるをもって罪を犯さなかった。

2:11 時に、ヨブの三人の友がこのすべての災のヨブに臨んだのを聞いて、めいめい自分の所から尋ねて来た。すなわちテマンびとエリパズ、シュヒびとビルダデ、ナ アマびとゾパルである。彼らはヨブをいたわり、慰めようとして、たがいに約束してきたのである。

2:12 彼らは目をあげて遠方から見たが、彼のヨブであることを認めがたいほどであったので、声をあげて泣き、めいめい自分の上着を裂き、天に向かって、ちりをう ちあげ、自分たちの頭の上にまき散らした。

2:13 こうして七日七夜、彼と共に地に座していて、ひと言も彼に話しかける者がなかった。彼の苦しみの非常に大きいのを見たからである。

 


文 語訳1917
1:1 ウヅの地にヨブと名くる人あり 其人と爲完全かつ正くして神を畏れ惡に遠ざかる
1:2 その生る者は男の子七人女の子三人
1:3 その所有物は羊七千 駱駝三千 牛五百軛 牝驢馬五百 僕も夥多しくあり 此人は東の人の中にて最も大なる者なり
1:4 その子等おのおの己の家にて己の日に宴筵を設くる事を爲し その三人の姉妹をも招きて與に食飮せしむ
1:5 その宴筵の日はつる毎にヨブかならず彼らを召よせて潔む 即ち朝はやく興き彼ら一切の數にしたがひて燔祭を獻ぐ 是はヨブ我子ら罪を犯し心を神を忘れたらんも知べからずと謂てなり ヨブの爲ところ常に是のごとし
1:6 或日神の子等きたりてヱホバの前に立つ サタンも來りてその中にあり
1:7 ヱホバ、サタンに言たまひけるは汝何處より來りしや サタン、ヱホバに應へて言けるは地を行めぐり此彼經あるきて來れり
1:8 ヱホバ、サタンに言たまひけるは汝心をもちひてわが僕ヨブを觀しや 彼のごとく完全かつ正くして神を畏れ惡に遠ざかる人世にあらざるなり
1:9 サタン、ヱホバに應へて言けるはヨブあにもとむることなくして神を畏れんや
1:10 汝彼とその家およびその一切の所有物の周圍に藩屏を設けたまふにあらずや 汝かれが手に爲ところを盡く成就せしむるがゆゑにその所有物地に遍ねし
1:11 然ど汝の手を伸て彼の一切の所有物を撃たまへ 然ば必ず汝の面にむかひて汝を詛はん
1:12 ヱホバ、サタンに言たまひけるは視よ彼の一切の所有物を汝の手に任す 唯かれの身に汝の手をつくる勿れ サタンすなはちヱホバの前よりいでゆけり
1:13 或日ヨブの子女等その第一の兄の家にて物食ひ酒飮ゐたる時
1:14 使者ヨブの許に來りて言ふ 牛耕しをり牝驢馬その傍に草食をりしに
1:15 シバ人襲ひて之を奪ひ刄をもて少者を打殺せり 我ただ一人のがれて汝に告んとて來れりと
1:16 彼なほ語ひをる中に又一人きたりて言ふ 神の火天より降りて羊および少者を焚て滅ぼせり 我ただ一人のがれて汝に告んとて來れりと
1:17 彼なほ語ひをる中に又一人きたりて言ふ カルデヤ人三隊に分れ來て駱駝を襲ひてこれを奪ひ刄をもて少者を打殺せり我ただ一人のがれて汝に告んとて來れりと
1:18 彼なほ語ひをる中に又一人來りて言ふ汝の子女等その第一の兄の家にて物食ひ酒飮をりしに
1:19 荒野の方より大風ふき來て家の四隅を撃ければ夫の若き人々の上に潰れおちて皆しねり 我これを汝に告んとて只一人のがれ來れりと
1:20 是においてヨブ起あがり外衣を裂き髮を斬り地に伏して拜し
1:21 言ふ我裸にて母の胎を出たり 又裸にて彼處に歸らん ヱホバ與へヱホバ取たまふなり ヱホバの御名は讚べきかな
1:22 この事においてヨブは全く罪を犯さず神にむかひて愚なることを言ざりき
2:1 或日神の子等きたりてヱホバの前に立つ サタンも來りその中にありてヱホバの前に立つ
2:2 ヱホバ、サタンに言たまひけるは汝何處より來りしや サタン、ヱホバに應へて言けるは地を行めぐり此彼經あるきて來れり
2:3 ヱホバ、サタンに言たまひけるは汝心をもちひて我僕ヨブを見しや 彼のごとく完全かつ正くして神を畏れ惡に遠ざかる人世にあらざるなり 汝われを勸めて故なきに彼を打惱さしめしかど彼なほ己を完うして自ら堅くす
2:4 サタン、ヱホバに應へて言けるは皮をもて皮に換るなれば人はその一切の所有物をもて己の生命に換ふべし
2:5 然ど今なんぢの手を伸て彼の骨と肉とを撃たまへ 然ば必らず汝の面にむかひて汝を詛はん
2:6 ヱホバ、サタンに言たまひけるは彼を汝の手に任す 只かれの生命を害ふ勿れと
2:7 サタンやがてヱホバの前よりいでゆきヨブを撃てその足の跖より頂までに惡き腫物を生ぜしむ
2:8 ヨブ土瓦の碎片を取り其をもて身を掻き灰の中に坐りぬ
2:9 時にその妻かれに言けるは汝は尚も己を完たうして自ら堅くするや 神を詛ひて死るに如ずと
2:10 然るに彼はこれに言ふ汝の言ところは愚なる婦の言ところに似たり 我ら神より福祉を受るなれば災禍をも亦受ざるを得んやと 此事においてはヨブまつたくその唇をもて罪を犯さざりき
2:11 時にヨブの三人の友この一切の災禍の彼に臨めるを聞き各々おのれの處よりして來れり 即ちテマン人エリパズ、シユヒ人ビルダデおよびマアナ人ゾパル是なり 彼らヨブを弔りかつ慰めんとて互に約してきたりしが
2:12 目を擧て遙に觀しに其ヨブなるを見識がたき程なりければ齊く聲を擧て泣き 各おのれの外衣を裂き天にむかひて塵を撒て己の頭の上にちらし
2:13 乃ち七日七夜かれと偕に地に坐しゐて 一言も彼に言かくる者なかりき 彼が苦惱の甚だ大なるを見たればなり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

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(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口語訳 ヤコ 5:11

5:11 忍び抜いた人たちはさいわいであると、わたしたちは思う。あなたがたは、ヨブの忍耐のことを聞いている。また、主が彼になさったこと の結末を見て、主がいかに慈愛とあわれみとに富んだかたであるかが、わかるはずである。

 

口語訳 Tペテ5:8

5:8 身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食いつくすべきものを求めて歩き回っている。

 

口語訳 Tペテ5:6

5:6 だから、あなたがたは、神の力強い御手の下に、自らを低くしなさい。時が来れば神はあなたがたを高くして下さるであろう。

 

口語訳 Tテモ6:7

6:7 わたしたちは、何ひとつ持たないでこの世にきた。また、何ひとつ持たないでこの世を去って行く。

 

口語訳 ヤコ 1:17

1:17 あらゆる良い贈り物、あらゆる完全な賜物は、上から、光の父から下って来る。父には、変化とか回転の影とかいうものはない。

 

口語訳 エペ 5:20

5:20 そしてすべてのことにつき、いつも、わたしたちの主イエス・キリストの御名によって、父なる神に感謝し、

 

口語訳 Tテサ5:18

5:18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。

 

口語訳 マタ 11:21

11:21 「わざわいだ、コラジンよ。わざわいだ、ベツサイダよ。おまえたちのうちでなされた力あるわざが、もしツロとシドンでなされたなら、 彼らはとうの昔に、荒布をまとい灰をかぶって、悔い改めたであろう。

 

口語訳 ヘブ 12:6

12:6 主は愛する者を訓練し、/受けいれるすべての子を、/むち打たれるのである」。

 

口語訳 ヤコ 5:10-11

5:10 兄弟たちよ。苦しみを耐え忍ぶことについては、主の御名によって語った預言者たちを模範にするがよい。

5:11 忍び抜いた人たちはさいわいであると、わたしたちは思う。あなたがたは、ヨブの忍耐のことを聞いている。また、主が彼になさったこと の結末を見て、主がいかに慈愛とあわれみとに富んだかたであるかが、わかるはずである。

 

口語訳 ロマ 12:15

12:15 喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口語訳 ヤコ 5:11

5:11 忍び抜いた人たちはさいわいであると、わたしたちは思う。あなたがたは、ヨブの忍耐のことを聞いている。また、主が彼になさったことの結末を見て、主がい かに慈愛とあわれみとに富んだかたであるかが、わかるはずである。

 

口語訳 Tペテ5:8

5:8 身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食いつくすべきものを求めて歩き回っている。

 

口語訳 黙  12:9-10

12:9 この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された。

12:10 その時わたしは、大きな声が天でこう言うのを聞いた、「今や、われらの神の救と力と国と、神のキリストの権威とは、現れた。われらの兄弟らを訴える者、夜 昼われらの神のみまえで彼らを訴える者は、投げ落された。

 

口語訳 ヤコ 1:12

1:12 試錬を耐え忍ぶ人は、さいわいである。それを忍びとおしたなら、神を愛する者たちに約束されたいのちの冠を受けるであろう。

 

口語訳 ヤコ 5:10-11

5:10 兄弟たちよ。苦しみを耐え忍ぶことについては、主の御名によって語った預言者たちを模範にするがよい。

5:11 忍び抜いた人たちはさいわいであると、わたしたちは思う。あなたがたは、ヨブの忍耐のことを聞いている。また、主が彼になさったことの結末を見て、主がい かに慈愛とあわれみとに富んだかたであるかが、わかるはずである。

 

口語訳 ロマ 12:15

12:15 喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 ルカ 22:31

22:31 シモン、シモン、見よ、サタンはあなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って許された。

 

口 語訳 Tテモ6:7

6:7 わたしたちは、何ひとつ持たないでこの世にきた。また、何ひとつ持たないでこの世を去って行く。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 ヤコ 5:11

5:11 忍耐した人たちは幸せだと、わたしたちは思います。あなたがたは、ヨブの忍耐について聞き、主が最後にどのようにしてくださったかを知っています。主は慈 しみ深く、憐れみに満ちた方だからです。

 

新共同 Tテモ6:7

6:7 なぜならば、わたしたちは、何も持たずに世に生まれ、世を去るときは何も持って行くことができないからです。

 

新共同 ヤコ 5:11

5:11 忍耐した人たちは幸せだと、わたしたちは思います。あなたがたは、ヨブの忍耐について聞き、主が最後にどのようにしてくださったかを知っています。主は慈 しみ深く、憐れみに満ちた方だからです。

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ヤコ 5:11

5:11 忍耐した人たちは幸せだと、わたしたちは思います。あなたがたは、ヨブの忍耐について聞き、主が最後にどのようにしてくださったかを知っています。主は慈 しみ深く、憐れみに満ちた方だからです。

 

新共同 Tペテ5:8

5:8 身を慎んで目を覚ましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、だれかを食い尽くそうと探し回っています。

 

新共同 Tテモ6:7

6:7 なぜならば、わたしたちは、何も持たずに世に生まれ、世を去るときは何も持って行くことができないからです。

 

新共同 ヤコ 1:17

1:17 良い贈り物、完全な賜物はみな、上から、光の源である御父から来るのです。御父には、移り変わりも、天体の動きにつれて生ずる陰もありません。

 

新共同 マタ 11:21

11:21 「コラジン、お前は不幸だ。ベトサイダ、お前は不幸だ。お前たちのところで行われた奇跡が、ティルスやシドンで行われていれば、これらの町はとうの昔に粗 布をまとい、灰をかぶって悔い改めたにちがいない。

 

新共同 ロマ 12:15

12:15 喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。

 

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