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ヨブ記 12:1−14:22 

ヨブの嘆き(四)

 

翻訳比較

 

新共同訳1987

12:1 ヨブは答えた。

12:2 確かにあなたたちもひとかどの民。だが、死ねばあなたたちの知恵も死ぬ。

12:3 あなたたち同様、わたしにも心があり/あなたたちに劣ってはいない。だれにもそのくらいの力はある。

12:4 神に呼びかけて/答えていただいたこともある者が/友人たちの物笑いの種になるのか。神に従う無垢な人間が/物笑いの種になるのか。

12:5 人の不幸を笑い、よろめく足を嘲ってよいと/安穏に暮らす者は思い込んでいるのだ。

12:6 略奪者の天幕は栄え/神を怒らせる者/神さえ支配しようとする者は安泰だ。

12:7 獣に尋ねるがよい、教えてくれるだろう。空の鳥もあなたに告げるだろう。

12:8 大地に問いかけてみよ、教えてくれるだろう。海の魚もあなたに語るだろう。

12:9 彼らはみな知っている。主の御手がすべてを造られたことを。

12:10 すべての命あるものは、肉なる人の霊も/御手の内にあることを。

12:11 耳は言葉を聞き分け/口は食べ物を味わうではないか。

12:12 知恵は老いた者と共にあり/分別は長く生きた者と共にあるというが

12:13 神と共に知恵と力はあり/神と共に思慮分別もある。

12:14 神が破壊したものは建て直されることなく/閉じ込められた人は解放されることがない。

12:15 神が水を止めれば干ばつとなり/水を放てば地の姿は変わる。

12:16 力も策も神と共にあり/迷うこと、迷わせることも神による。

12:17 神は参議をはだしで行かせ/裁判官を狂いまわらせ

12:18 王の権威を解き/腰の帯をもって彼らをつながれる。

12:19 祭司をはだしで行かせ/地位ある者をその地位から引き降ろされる。

12:20 信任厚い者の口を閉ざし/長老の判断を失わせ

12:21 自由な者に嘲りを浴びせかけ/強い者の帯を断ち切られる。

12:22 神は暗黒の深い底をあらわにし/死の闇を光に引き出される。

12:23 国々を興し、また滅ぼし/国々を広げ、また限られる。

12:24 この地の民の頭たちを混乱に陥れ/道もなく茫漠としたさかいをさまよわせられる。

12:25 光もなく、彼らは闇に手探りし/酔いしれたかのように、さまよう。

13:1 そんなことはみな、わたしもこの目で見/この耳で聞いて、よく分かっている。

13:2 あなたたちの知っていることぐらいは/わたしも知っている。あなたたちに劣ってはいない。

13:3 わたしが話しかけたいのは全能者なのだ。わたしは神に向かって申し立てたい。

13:4 あなたたちは皆、偽りの薬を塗る/役に立たない医者だ。

13:5 どうか黙ってくれ/黙ることがあなたたちの知恵を示す。

13:6 わたしの議論を聞き/この唇の訴えに耳を傾けてくれ。

13:7 神に代わったつもりで、あなたたちは不正を語り/欺いて語るのか。

13:8 神に代わったつもりで論争するのか。そんなことで神にへつらおうというのか。

13:9 人を侮るように神を侮っているが/神に追及されてもよいのか。

13:10 たとえひそかにでも、へつらうなら/神は告発されるであろう。

13:11 その威厳は、あなたたちを脅かし/恐れがふりかかるであろう。

13:12 あなたたちの主張は灰の格言/弁護は土くれの盾にすぎない。

13:13 黙ってくれ、わたしに話させてくれ。どんなことがふりかかって来てもよい。

13:14 たとえこの身を自分の歯にかけ/魂を自分の手に置くことになってもよい。

13:15 そうだ、神はわたしを殺されるかもしれない。だが、ただ待ってはいられない。わたしの道を神の前に申し立てよう。

13:16 このわたしをこそ/神は救ってくださるべきではないか。神を無視する者なら/御前に出るはずはないではないか。

13:17 よく聞いてくれ、わたしの言葉を。わたしの言い分に耳を傾けてくれ。

13:18 見よ、わたしは訴えを述べる。わたしは知っている、わたしが正しいのだ。

13:19 わたしのために争ってくれる者があれば/もはや、わたしは黙って死んでもよい。

13:20 ただ、やめていただきたいことが二つあります/御前から逃げ隠れはいたしませんから。

13:21 わたしの上から御手を遠ざけてください。御腕をもって脅かすのをやめてください。

13:22 そして、呼んでください、お答えします。わたしに語らせてください、返事をしてください。

13:23 罪と悪がどれほどわたしにあるのでしょうか。わたしの罪咎を示してください。

13:24 なぜ、あなたは御顔を隠し/わたしを敵と見なされるのですか。

13:25 風に舞う木の葉のようなわたしをなお震えさせ/乾いたもみ殻のようなわたしを追いまわされる。

13:26 わたしに対して苦い定めを書き記し/若い日の罪をも今なお負わせられる。

13:27 わたしに足枷をはめ、行く道を見張り続け/一歩一歩の跡を刻みつけておかれる。

13:28 このようにされれば/だれでもしみに食われた衣のようになり/朽ち果てるほかはありません。

新共同 ヨブ 14:1-22

14:1 人は女から生まれ、人生は短く/苦しみは絶えない。

14:2 花のように咲き出ては、しおれ/影のように移ろい、永らえることはない。

14:3 あなたが御目を開いて見ておられるのは/このような者なのです。このようなわたしをあなたに対して/裁きの座に引き出されるのですか。

14:4 汚れたものから清いものを/引き出すことができましょうか。だれひとりできないのです。

14:5 人生はあなたが定められたとおり/月日の数もあなた次第。あなたの決定されたことを人は侵せない。

14:6 御目をこのような人間からそらせてください。彼の命は絶え/傭兵のようにその日を喜ぶでしょう。

14:7 木には希望がある、というように/木は切られても、また新芽を吹き/若枝の絶えることはない。

14:8 地におろしたその根が老い/幹が朽ちて、塵に返ろうとも

14:9 水気にあえば、また芽を吹き/苗木のように枝を張る。

14:10 だが、人間は死んで横たわる。息絶えれば、人はどこに行ってしまうのか。

14:11 海の水が涸れ/川の流れが尽きて干上がることもあろう。

14:12 だが、倒れ伏した人間は/再び立ち上がることなく/天の続くかぎりは/その眠りから覚めることがない。

14:13 どうか、わたしを陰府に隠してください。あなたの怒りがやむときまで/わたしを覆い隠してください。しかし、時を定めてください/わたしを思い起こす時を。

14:14 人は死んでしまえば/もう生きなくてもよいのです。苦役のようなわたしの人生ですから/交替の時が来るのをわたしは待ち望んでいます。

14:15 呼んでください、わたしはお答えします。御手の業であるわたしを尋ね求めてください。

14:16 その時には、わたしの歩みを数えてください。わたしの過ちにもはや固執することなく

14:17 わたしの罪を袋の中に封じ込め/わたしの悪を塗り隠してください。

14:18 しかし、山が崩れ去り/岩がその場から移され

14:19 水が石を打ち砕き/大地が塵となって押し流される時が来ても/人の望みはあなたに絶たれたままだ。

14:20 あなたは人をいつまでも攻め、追いやられる。あなたは彼の顔かたちを変えて、追い払われる。

14:21 その子らが名誉を得ても、彼は知ることなく/彼らが不幸になっても、もう悟らない。

14:22 彼はひとり、その肉の痛みに耐え/魂の嘆きを忍ぶだけだ。

 

新改訳1970

12:1 そこでヨブが答えて言った。

12:2 確かにあなたがたは人だ。あなたがたが死ぬと、知恵も共に死ぬ。

12:3 私にも、あなたがたと同様に、悟りがある。私はあなたがたに劣らない。だれかこれくらいのことを知らない者があろうか。

12:4 私は、神を呼び、神が答えてくださった者であるのに、私は自分の友の物笑いとなっている。潔白で正しい者が物笑いとなっている。

12:5 安らかだと思っている者は衰えている者をさげすみ、足のよろめく者を押し倒す。

12:6 荒らす者の天幕は栄え、神を怒らせる者は安らかである。神がご自分の手でそうさせる者は。

12:7 しかし、獣に尋ねてみよ。それがあなたに教えるだろう。空の鳥に尋ねてみよ。それがあなたに告げるだろう。

12:8 あるいは地に話しかけよ。それがあなたに教えるだろう。海の魚もあなたに語るだろう。

12:9 これらすべてのもののうち、主の御手がこれをなさったことを、知らないものがあろうか。

12:10 すべての生き物のいのちと、すべての人間の息とは、その御手のうちにある。

12:11 口が食物の味を知るように、耳はことばを聞き分けないだろうか。

12:12 老いた者に知恵があり、年のたけた者に英知があるのか。

12:13 知恵と力とは神とともにあり、思慮と英知も神のものだ。

12:14 見よ。神が打ちこわすと、それは二度と建て直せない。人を閉じ込めると、それはあけられない。

12:15 見よ。神が水を引き止めると、それはかれ、水を送ると、地をくつがえす。

12:16 力とすぐれた知性とは神とともにあり、あやまって罪を犯す者も、迷わす者も、神のものだ。

12:17 神は議官たちをはだしで連れて行き、さばきつかさたちを愚かにし、

12:18 王たちの帯を解き、その腰に腰布を巻きつけ、

12:19 祭司たちをはだしで連れて行き、勢力ある者を滅ぼす。

12:20 神は信頼されている者の弁舌を取り除き、長老たちの分別を取り去り、

12:21 君主たちをさげすみ、力ある者たちの腰帯を解き、

12:22 やみの中から秘密をあらわし、暗黒を光に引き出す。

12:23 神は国々を富ませ、また、これを滅ぼし、国々を広げ、また、これを連れ去り、

12:24 この国の民のかしらたちの悟りを取り除き、彼らを道のない荒地にさまよわせる。

12:25 彼らは光のない所、やみに手さぐりする。神は彼らを酔いどれのように、よろけさせる。

13:1 見よ。私の目はこれをことごとく見た。私の耳はこれを聞いて悟った。

13:2 あなたがたの知っていることは私も知っている。私はあなたがたに劣っていない。

13:3 だが、私は全能者に語りかけ、神と論じ合ってみたい。

13:4 しかし、あなたがたは偽りをでっちあげる者、あなたがたはみな、能なしの医者だ。

13:5 ああ、あなたがたが全く黙っていたら、それがあなたがたの知恵であったろうに。

13:6 さあ、私の論ずるところを聞き、私のくちびるの訴えに耳を貸せ。

13:7 あなたがたは神の代わりに、なんと、不正を言うのか。神の代わりに、欺きを語るのか。

13:8 神の顔を、あなたがたは立てるつもりなのか。神の代わりに言い争うのか。

13:9 神があなたがたを調べても、大丈夫か。あなたがたは、人が人を欺くように、神を欺こうとするのか。

13:10 もし、あなたがたが隠れて自分の顔を立てようとするなら、神は必ずあなたがたを責める。

13:11 神の威厳はあなたがたを震え上がらせないだろうか。その恐れがあなたがたを襲わないだろうか。

13:12 あなたがたの格言は灰のことわざだ。あなたがたの盾は粘土の盾だ。

13:13 黙れ。私にかかわり合うな。この私が話そう。何が私にふりかかってもかまわない。

13:14 それゆえ、私は自分の肉を自分の歯にのせ、私のいのちを私の手に置こう。

13:15 見よ。神が私を殺しても、私は神を待ち望み、なおも、私の道を神の前に主張しよう。

13:16 神もまた、私の救いとなってくださる。神を敬わない者は、神の前に出ることができないからだ。

13:17 あなたがたは私の言い分をよく聞け。私の述べることをあなたがたの耳に入れよ。

13:18 今、私は訴えを並べたてる。私が義とされることを私は知っている。

13:19 私と論争する者はいったいだれだ。もしあれば、そのとき、私は黙って息絶えよう。

13:20 ただ二つの事を私にしないでください。そうすれば、私は御顔を避けて隠れません。

13:21 あなたの手を私の上から遠ざけてください。あなたの恐ろしさで私をおびえさせないでください。

13:22 呼んでください。私は答えます。あるいは、私に言わせ、あなたが私に答えてください。

13:23 私の不義と罪とはどれほどでしょうか。私のそむきの罪と咎とを私に知らせてください。

13:24 なぜ、あなたは御顔を隠し、私をあなたの敵とみなされるのですか。

13:25 あなたは吹き散らされた木の葉をおどし、かわいたわらを追われるのですか。

13:26 実にあなたは私に対してひどい宣告を書きたて、私の若い時の咎を私に受け継がせようとされます。

13:27 あなたは私の足にかせをはめ、私の歩く小道をことごとく見張り、私の足跡にしるしをつけられます。

13:28 そのような者は、腐った物のように朽ち、しみが食い尽くす着物のようになります。

新改訳 ヨブ 14:1-22

14:1 女から生まれた人間は、日が短く、心がかき乱されることでいっぱいです。

14:2 花のように咲き出ては切り取られ、影のように飛び去ってとどまりません。

14:3 あなたはこのような者にさえ、あなたの目を開き、私をご自身とともに、さばきの座に連れて行かれるのですか。

14:4 だれが、きよい物を汚れた物から出せましょう。だれひとり、できません。

14:5 もし、彼の日数が限られ、その月の数もあなたが決めておられ、越えることのできない限界を、あなたが定めておられるなら、

14:6 彼から目をそらして、かまわないでください。そうすれば、彼は日雇人のように自分の日を楽しむでしょう。

14:7 木には望みがある。たとい切られても、また芽を出し、その若枝は絶えることがない。

14:8 たとい、その根が地中で老い、その根株が土の中で枯れても、

14:9 水分に出会うと芽をふき、苗木のように枝を出す。

14:10 しかし、人間は死ぬと、倒れたきりだ。人は、息絶えると、どこにいるか。

14:11 水は海から消え去り、川は干上がり、かれる。

14:12 人は伏して起き上がらず、天がなくなるまで目ざめず、また、その眠りから起きない。

14:13 ああ、あなたが私をよみに隠し、あなたの怒りが過ぎ去るまで私を潜ませ、私のために時を定め、私を覚えてくださればよいのに。

14:14 人が死ぬと、生き返るでしょうか。私の苦役の日の限り、私の代わりの者が来るまで待ちましょう。

14:15 あなたが呼んでくだされば、私は答えます。あなたはご自分の手で造られたものを慕っておられるでしょう。

14:16 今、あなたは私の歩みを数えておられますが、私の罪に目を留めず、

14:17 私のそむきの罪を袋の中に封じ込め、私の咎をおおってください。

14:18 しかし、山は倒れてくずれ去り、岩もその所から移される。

14:19 水は石をうがち、大水は地の泥を押し流す。そのようにあなたは人の望みを絶ち滅ぼされます。

14:20 あなたは、いつまでも人を打ち負かすので、人は過ぎ去って行きます。あなたは彼の顔を変えて、彼を追いやられます。

14:21 自分の子らが尊ばれても、彼にはそれがわからず、彼らが卑しめられても、彼には見分けがつきません。

14:22 ただ、彼は自分の肉の痛みを覚え、そのたましいは自分のために嘆くだけです。

 

口語訳1955

12:1 そこでヨブは答えて言った、

12:2 「まことに、あなたがたのみ、人である、/知恵はあなたがたと共に死ぬであろう。

12:3 しかしわたしも、あなたがたと同様に悟りをもつ。わたしはあなたがたに劣らない。だれがこのような事を知らないだろうか。

12:4 わたしは神に呼ばわって、聞かれた者であるのに、/その友の物笑いとなっている。正しく全き人は物笑いとなる。

12:5 安らかな者の思いには、/不幸な者に対する侮りがあって、/足のすべる者を待っている。

12:6 かすめ奪う者の天幕は栄え、/神を怒らす者は安らかである。自分の手に神を携えている者も同様だ。

12:7 しかし獣に問うてみよ、/それはあなたに教える。空の鳥に問うてみよ、/それはあなたに告げる。

12:8 あるいは地の草や木に問うてみよ、/彼らはあなたに教える。海の魚もまたあなたに示す。

12:9 これらすべてのもののうち、いずれか/主の手がこれをなしたことを知らぬ者があろうか。

12:10 すべての生き物の命、/およびすべての人の息は彼の手のうちにある。

12:11 口が食物を味わうように、/耳は言葉をわきまえないであろうか。

12:12 老いた者には知恵があり、/命の長い者には悟りがある。

12:13 知恵と力は神と共にあり、/深慮と悟りも彼のものである。

12:14 彼が破壊すれば、再び建てることができない。彼が人を閉じ込めれば、開き出すことができない。

12:15 彼が水を止めれば、それはかれ、/彼が水を出せば、地をくつがえす。

12:16 力と深き知恵は彼と共にあり、/惑わされる者も惑わす者も彼のものである。

12:17 彼は議士たちを裸にして連れ行き、/さばきびとらを愚かにし、

12:18 王たちのきずなを解き、/彼らの腰に腰帯を巻き、

12:19 祭司たちを裸にして連れ行き、/力ある者を滅ぼし、

12:20 みずから頼む者たちの言葉を奪い、/長老たちの分別を取り去り、

12:21 君たちの上に侮りを注ぎ、/強い者たちの帯を解き、

12:22 暗やみの中から隠れた事どもをあらわし、/暗黒を光に引き出し、

12:23 国々を大きくし、またこれを滅ぼし、/国々を広くし、また捕え行き、

12:24 地の民の長たちの悟りを奪い、/彼らを道なき荒野にさまよわせ、

12:25 光なき暗やみに手探りさせ、/酔うた者のようによろめかせる。

13:1 見よ、わたしの目は、/これをことごとく見た。わたしの耳はこれを聞いて悟った。

13:2 あなたがたの知っている事は、わたしも知っている。わたしはあなたがたに劣らない。

13:3 しかしわたしは全能者に物を言おう、/わたしは神と論ずることを望む。

13:4 あなたがたは偽りをもってうわべを繕う者、/皆、無用の医師だ。

13:5 どうか、あなたがたは全く沈黙するように。これがあなたがたの知恵であろう。

13:6 今、わたしの論ずることを聞くがよい。わたしの口で言い争うことに耳を傾けるがよい。

13:7 あなたがたは神のために不義を言おうとするのか。また彼のために偽りを述べるのか。

13:8 あなたがたは彼にひいきしようとするのか。神のために争おうとするのか。

13:9 神があなたがたを調べられるとき、/あなたがたは無事だろうか。あなたがたは人を欺くように/彼を欺くことができるか。

13:10 あなたがたがもし、ひそかにひいきするならば、/彼は必ずあなたがたを責められる。

13:11 その威厳はあなたがたを恐れさせないであろうか。彼をおそれる恐れがあなたがたに/臨まないであろうか。

13:12 あなたがたの格言は灰のことわざだ。あなたがたの盾は土の盾だ。

13:13 黙して、わたしにかかわるな、わたしは話そう。何事でもわたしに来るなら、来るがよい。

13:14 わたしはわが肉をわが歯に取り、/わが命をわが手のうちに置く。

13:15 見よ、彼はわたしを殺すであろう。わたしは絶望だ。しかしなおわたしはわたしの道を/彼の前に守り抜こう。

13:16 これこそわたしの救となる。神を信じない者は、/神の前に出ることができないからだ。

13:17 あなたがたはよくわたしの言葉を聞き、/わたしの述べる所を耳に入れよ。

13:18 見よ、わたしはすでにわたしの立ち場を言い並べた。わたしは義とされることをみずから知っている。

13:19 だれかわたしと言い争う事のできる者があろうか。もしあるならば、わたしは黙して死ぬであろう。

13:20 ただわたしに二つの事を許してください。そうすれば、わたしはあなたの顔をさけて/隠れることはないでしょう。

13:21 あなたの手をわたしから離してください。あなたの恐るべき事をもって/わたしを恐れさせないでください。

13:22 そしてお呼びください、わたしは答えます。わたしに物を言わせて、/あなたご自身、わたしにお答えください。

13:23 わたしのよこしまと、わたしの罪がどれほどあるか。わたしのとがと罪とをわたしに知らせてください。

13:24 なにゆえ、あなたはみ顔をかくし、/わたしをあなたの敵とされるのか。

13:25 あなたは吹き回される木の葉をおどし、/干あがったもみがらを追われるのか。

13:26 あなたはわたしについて苦き事どもを書きしるし、/わたしに若い時の罪を継がせ、

13:27 わたしの足を足かせにはめ、/わたしのすべての道をうかがい、/わたしの足の周囲に限りをつけられる。

13:28 このような人は腐れた物のように朽ち果て、/虫に食われた衣服のようにすたれる。

14:1 女から生れる人は/日が短く、悩みに満ちている。

14:2 彼は花のように咲き出て枯れ、/影のように飛び去って、とどまらない。

14:3 あなたはこのような者にさえ目を開き、/あなたの前に引き出して、さばかれるであろうか。

14:4 だれが汚れたもののうちから清いものを/出すことができようか、ひとりもない。

14:5 その日は定められ、/その月の数もあなたと共にあり、/あなたがその限りを定めて、/越えることのできないようにされたのだから、

14:6 彼から目をはなし、手をひいてください。そうすれば彼は雇人のように、/その日を楽しむことができるでしょう。

14:7 木には望みがある。たとい切られてもまた芽をだし、/その若枝は絶えることがない。

14:8 たといその根が地の中に老い、/その幹が土の中に枯れても、

14:9 なお水の潤いにあえば芽をふき、/若木のように枝を出す。

14:10 しかし人は死ねば消えうせる。息が絶えれば、どこにおるか。

14:11 水が湖から消え、/川がかれて、かわくように、

14:12 人は伏して寝、また起きず、/天のつきるまで、目ざめず、/その眠りからさまされない。

14:13 どうぞ、わたしを陰府にかくし、/あなたの怒りのやむまで、潜ませ、/わたしのために時を定めて、/わたしを覚えてください。

14:14 人がもし死ねば、また生きるでしょうか。わたしはわが服役の諸日の間、/わが解放の来るまで待つでしょう。

14:15 あなたがお呼びになるとき、/わたしは答えるでしょう。あなたはみ手のわざを顧みられるでしょう。

14:16 その時あなたはわたしの歩みを数え、/わたしの罪を見のがされるでしょう。

14:17 わたしのとがは袋の中に封じられ、/あなたはわたしの罪を塗りかくされるでしょう。

14:18 しかし山は倒れてくずれ、/岩もその所から移される。

14:19 水は石をうがち、/大水は地のちりを洗い去る。このようにあなたは人の望みを断たれる。

14:20 あなたはながく彼に勝って、彼を去り行かせ、/彼の顔かたちを変らせて追いやられる。

14:21 彼の子らは尊くなっても、彼はそれを知らない、/卑しくなっても、それを悟らない。

14:22 ただおのが身に痛みを覚え、/おのれのために嘆くのみである」。

 

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各国旧約聖書における新約聖書の引照

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(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口語訳 ヨハ 3:6

3:6 肉から生れる者は肉であり、霊から生れる者は霊である。

 

口語訳 ロマ 5:12

5:12 このようなわけで、ひとりの人によって、罪がこの世にはいり、また罪によって死がはいってきたように、こうして、すべての人が罪を犯したので、死が全人類にはいり込んだのである。

 

口語訳 エペ 2:3

2:3 また、わたしたちもみな、かつては彼らの中にいて、肉の欲に従って日を過ごし、肉とその思いとの欲するままを行い、ほかの人々と同じく、生れながらの怒りの子であった。

 

口語訳 使  3:21

3:21 このイエスは、神が聖なる預言者たちの口をとおして、昔から預言しておられた万物更新の時まで、天にとどめておかれねばならなかった。

 

口語訳 ロマ 8:20

8:20 なぜなら、被造物が虚無に服したのは、自分の意志によるのではなく、服従させたかたによるのであり、

 

口語訳 Uペテ3:7

3:7 しかし、今の天と地とは、同じ御言によって保存され、不信仰な人々がさばかれ、滅ぼさるべき日に火で焼かれる時まで、そのまま保たれているのである。

 

口語訳 黙  20:11

20:11 また見ていると、大きな白い御座があり、そこにいますかたがあった。天も地も御顔の前から逃げ去って、あとかたもなくなった。

 

口語訳 黙  21:1

21:1 わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口語訳 マタ 5:45

5:45 こうして、天にいますあなたがたの父の子となるためである。天の父は、悪い者の上にも良い者の上にも、太陽をのぼらせ、正しい者にも正しくない者にも、雨を降らして下さるからである。

 

口語訳 使  17:28

17:28 われわれは神のうちに生き、動き、存在しているからである。あなたがたのある詩人たちも言ったように、/『われわれも、確かにその子孫である』。

 

口語訳 マタ 10:26

10:26 だから彼らを恐れるな。おおわれたもので、現れてこないものはなく、隠れているもので、知られてこないものはない。

 

口語訳 Tコリ4:5

4:5 だから、主がこられるまでは、何事についても、先走りをしてさばいてはいけない。主は暗い中に隠れていることを明るみに出し、心の中で企てられていることを、あらわにされるであろう。その時には、神からそれぞれほまれを受けるであろう。

 

口語訳 ヤコ 1:10-11

1:10 また、富んでいる者は、自分が低くされたことを喜ぶがよい。富んでいる者は、草花のように過ぎ去るからである。

1:11 たとえば、太陽が上って熱風をおくると、草を枯らす。そしてその花は落ち、その美しい姿は消えうせてしまう。それと同じように、富んでいる者も、その一生の旅なかばで没落するであろう。

 

口語訳 Tペテ1:24

1:24 「人はみな草のごとく、/その栄華はみな草の花に似ている。草は枯れ、/花は散る。

 

口語訳 ヘブ 9:27

9:27 そして、一度だけ死ぬことと、死んだ後さばきを受けることとが、人間に定まっているように、

 

口語訳 Uペテ3:7

3:7 しかし、今の天と地とは、同じ御言によって保存され、不信仰な人々がさばかれ、滅ぼさるべき日に火で焼かれる時まで、そのまま保たれているのである。

 

口語訳 Uペテ3:10-11

3:10 しかし、主の日は盗人のように襲って来る。その日には、天は大音響をたてて消え去り、天体は焼けてくずれ、地とその上に造り出されたものも、みな焼きつくされるであろう。

3:11 このように、これらはみなくずれ落ちていくものであるから、神の日の到来を熱心に待ち望んでいるあなたがたは、

 

口語訳 黙  20:11

20:11 また見ていると、大きな白い御座があり、そこにいますかたがあった。天も地も御顔の前から逃げ去って、あとかたもなくなった。

 

口語訳 黙  21:1

21:1 わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口語訳 ルカ 1:52

1:52 権力ある者を王座から引きおろし、卑しい者を引き上げ、

 

口語訳 使  17:26

17:26 また、ひとりの人から、あらゆる民族を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに時代を区分し、国土の境界を定めて下さったのである。

 

口語訳 ガラ 6:7

6:7 まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 使  17:28

17:28 皆さんのうちのある詩人たちも、/『我らは神の中に生き、動き、存在する』/『我らもその子孫である』と、/言っているとおりです。

 

新共同 黙  3:7

3:7 フィラデルフィアにある教会の天使にこう書き送れ。『聖なる方、真実な方、/ダビデの鍵を持つ方、/この方が開けると、だれも閉じることなく、/閉じると、だれも開けることがない。その方が次のように言われる。

 

新共同 ロマ 5:5

5:5 希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987 

新共同 ルカ 1:52

1:52 権力ある者をその座から引き降ろし、/身分の低い者を高く上げ、

 

新共同 マタ 10:26

10:26 「人々を恐れてはならない。覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはないからである。

 

新共同 Tコリ4:5

4:5 ですから、主が来られるまでは、先走って何も裁いてはいけません。主は闇の中に隠されている秘密を明るみに出し、人の心の企てをも明らかにされます。そのとき、おのおのは神からおほめにあずかります。

 

新共同 ガラ 6:7

6:7 思い違いをしてはいけません。神は、人から侮られることはありません。人は、自分の蒔いたものを、また刈り取ることになるのです。

 

新共同 使  17:26

17:26 神は、一人の人からすべての民族を造り出して、地上の至るところに住まわせ、季節を決め、彼らの居住地の境界をお決めになりました。

 

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