ヨシュア記 6:1−14
行進の儀式
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆エリコの占領
ヨシュ 6:1 エリコはイスラエルの人々を前にして城門を堅く閉ざし、誰も出入りする者がいなかった。
ヨシュ 6:2 主はヨシュアに言われた。「見ていなさい。私はエリコとその王、力ある勇士たちをあなたの手に渡す。
ヨシュ 6:3 戦士たちよ、あなたがたは皆、町を一周しなさい。町を一巡りすること、これを六日間行いなさい。
ヨシュ
6:4 七人の祭司たちは、七本の雄羊の角笛を持ち、箱の前を進みなさい。七日目には町を七周し、祭司たちは角笛を吹き鳴らしなさい。
ヨシュ
6:5 祭司たちが雄羊の角笛を吹き鳴らし、その音を聞いたとき、兵は皆、鬨の声を上げなさい。すると町の城壁は崩れ落ち、兵は各自の持ち場から突入する
ことができる。」
ヨシュ
6:6 ヌンの子ヨシュアは祭司たちを呼び、「あなたがたは契約の箱を担ぎなさい。七人の祭司たちは七本の雄羊の角笛を持ち、主の箱の前を進みなさい」と
命じた。
ヨシュ 6:7 また兵に向かって、「進め、あの町を一巡りせよ。武装した者は主の箱の前を進め」と告げた。
ヨシュ
6:8 ヨシュアが兵に告げると、七人の祭司たちは七本の雄羊の角笛を持ち、主の前を進み、角笛を吹き鳴らした。主の契約の箱はその後を進んだ。
ヨシュ
6:9 武装した者たちは、角笛を吹き鳴らす祭司たちの前を進み、しんがりが箱の後ろを進んだ。兵はひたすら歩き、角笛が吹き鳴らされていた。
ヨシュ
6:10 だが、ヨシュアは兵にこう命じていた。「鬨の声を上げてはならない。声を聞かれてもならない。口から言葉を発してはならない。私が鬨の声を上げ
よと命じたその時、あなたがたは鬨の声を上げるのだ。」
ヨシュ 6:11 彼はこうして、主の箱を担いで町を回らせ、一周させた後、陣営に戻って夜を過ごした。
ヨシュ 6:12 翌朝、ヨシュアは早く起き、祭司たちは主の箱を担いだ。
ヨシュ
6:13 七人の祭司たちは七本の雄羊の角笛を持ち、主の箱の前を進みながら角笛を吹き鳴らした。武装した者たちがその前を進み、しんがりが主の箱の後ろ
を進んだ。兵はひたすら歩き、角笛が吹き鳴らされていた。
ヨシュ 6:14 こうして二日目も町を一周し、陣営に戻った。彼らは六日間これを繰り返した。
フランシ
スコ会訳2013
001エリコはイスラエルの子らに備えて城門を固く閉ざ
し、誰も出入りする者はなかった。
002主はヨシュアに仰せになった、「見よ、わたしはエ リコとその王、勇士たちを、お前の手に渡した。
003お前たち兵士はみな、町の周りを回れ。町を一周 し、それを六日間、続けよ。
004七人の祭司は雄羊の角笛を持ち、櫃を先導せよ。七
日目に、町を七周し、祭司たちは角笛を吹き鳴らせ。
005彼らが雄羊の角笛を長く吹き鳴らし、その音がお前
たちの耳に届いたなら、民はみな鬨の声をあげよ。町の城壁が崩れ落ちたなら、民は各々まっすぐ攻め上れ」。
006ヌンの子ヨシュアは、祭司たちを呼び集めて言っ
た、「契約の櫃を担げ。七人の祭司たちは七つの雄羊の角笛を持ち、主の櫃の前を進め」。
007また、民に対して言った、「進め。町の周囲を回 れ。武装した者は主の櫃の前を進め」。
008ヨシュアが民に言うと、七人の祭司は七つの雄羊の
角笛を持って主の前を進み、角笛を吹き鳴らした。主の契約の櫃は、その後に続いた。
009武装した者が、角笛を鳴らす祭司たちの前を進み、
また、後衛が櫃の後に従った。行進の間、角笛が鳴り続けた。
010ヨシュアは民に命じてこう言った、「鬨の声をあげ
てはならない、声を聞かれてはならない。一言も口から発してはならない。わたしがあなたたちに鬨の声をあげよと命じたら、その
日、鬨の声をあげよ」。
011こうして、ヨシュアは、主の櫃を担いで町を回らせ
一周させた。その後、彼らは宿営に戻り、そこで夜を過ごした。
012翌朝、ヨシュアは早く起きた。祭司たちは主の櫃を 担ぎ、
013七人の祭司たちは七つの雄羊の角笛を持ち、それを
吹き鳴らしながら、主の櫃の前を進んだ。武装した者が祭司たちの前を行き、後衛が主の櫃の後を行った。行進の間、角笛が鳴り続い
ていた。
014彼らは二日目も町の周りを一度回り、宿営に帰っ た。六日間このようにした。
新共同訳1987
6:1
エリコは、イスラエルの人々の攻撃に備えて城門を堅く閉ざしたので、だれも出入りすることはできなかった。
6:2
そのとき、主はヨシュアに言われた。「見よ、わたしはエリコとその王と勇士たちをあなたの手に渡す。
6:3
あなたたち兵士は皆、町の周りを回りなさい。町を一周し、それを六日間続けなさい。
6:4
七人の祭司は、それぞれ雄羊の角笛を携えて神の箱を先導しなさい。七日目には、町を七周し、祭司たちは角笛を吹き鳴らしなさい。
6:5
彼らが雄羊の角笛を長く吹き鳴らし、その音があなたたちの耳に達したら、民は皆、鬨の声をあげなさい。町の城壁は崩れ落ちるから、民は、それぞれ、その場
所から突入しなさい。」
6:6
ヌンの子ヨシュアは、まず祭司たちを呼び集め、「契約の箱を担げ。七人は、各自雄羊の角笛を携えて主の箱を先導せよ」と命じ、
6:7
次に民に向かって、「進め。町の周りを回れ。武装兵は主の箱の前を行け」と命じた。
6:8
ヨシュアが民に命じ終わると、七人の祭司は、それぞれ雄羊の角笛を携え、それを吹き鳴らしながら主の前を行き、主の契約の箱はその後を進んだ。
6:9
武装兵は、角笛を吹き鳴らす祭司たちの前衛として進み、また後衛として神の箱に従った。行進中、角笛は鳴り渡っていた。
6:10
ヨシュアは、その他の民に対しては、「わたしが鬨の声をあげよと命じる日までは、叫んではならない。声を聞かれないようにせよ。口から言葉を発してはなら
ない。あなたたちは、その後で鬨の声をあげるのだ」と命じた。
6:11
彼はこうして、主の箱を担いで町を回らせ、一周させた。その後、彼らは宿営に戻り、そこで夜を過ごした。
6:12
翌朝、ヨシュアは早く起き、祭司たちは主の箱を担ぎ、
6:13
七人の祭司はそれぞれ雄羊の角笛を携え、それを吹き鳴らしながら主の箱の前を進んだ。武装兵は、更にその前衛として進み、また後衛として主の箱に従った。
行進中、角笛は鳴り渡っていた。
6:14
彼らは二日目も、町を一度回って宿営に戻った。同じことを、彼らは六日間繰り返したが、
新改訳1970
6:1
エリコは、イスラエル人の前に、城門を堅く閉ざして、だれひとり出入りする者がなかった。
6:2
主はヨシュアに仰せられた。「見よ。わたしはエリコとその王、および勇士たちを、あなたの手に渡した。
6:3
あなたがた戦士はすべて、町のまわりを回れ。町の周囲を一度回り、六日、そのようにせよ。
6:4
七人の祭司たちが、七つの雄羊の角笛を持って、箱の前を行き、七日目には、七度町を回り、祭司たちは角笛を吹き鳴らさなければならない。
6:5
祭司たちが雄羊の角笛を長く吹き鳴らし、あなたがたがその角笛の音を聞いたなら、民はみな、大声でときの声をあげなければならない。町の城壁がくずれ落ち
たなら、民はおのおのまっすぐ上って行かなければならない。」
6:6
そこで、ヌンの子ヨシュアは祭司たちを呼び寄せ、彼らに言った。「契約の箱をかつぎなさい。七人の祭司たちが、七つの雄羊の角笛を持って、主の箱の前を行
かなければならない。」
6:7
ついで、彼は民に言った。「進んで行き、あの町のまわりを回りなさい。武装した者たちは、主の箱の前を進みなさい。」
6:8
ヨシュアが民に言ったとき、七人の祭司たちが、七つの雄羊の角笛を持って主の前を進み、角笛を吹き鳴らした。主の契約の箱は、そのうしろを進んだ。
6:9
武装した者たちは、角笛を吹き鳴らす祭司たちの先を行き、しんがりは箱のうしろを進んだ。彼らは進みながら、角笛を吹き鳴らした。
6:10
ヨシュアは民に命じて言った。「私がときの声をあげよと言って、あなたがたに叫ばせる日まで、あなたがたは叫んではいけない。あなたがたの声を聞かせては
いけない。また口からことばを出してはいけない。」
6:11
こうして、彼は主の箱を、一度だけ町のまわりを回らせた。彼らは宿営に帰り、宿営の中で夜を過ごした。
6:12
翌朝、ヨシュアは早く起き、祭司たちは主の箱をかついだ。
6:13
七人の祭司たちが七つの雄羊の角笛を持って、主の箱の前を行き、角笛を吹き鳴らした。武装した者たちは彼らの先頭に立って行き、しんがりは主の箱のうしろ
を進んだ。彼らは進みながら角笛を吹き鳴らした。
6:14
彼らはその次の日にも、町を一度回って宿営に帰り、六日、そのようにした。
口語訳1955
6:1
さてエリコは、イスラエルの人々のゆえに、かたく閉ざして、出入りするものがなかった。
6:2
主はヨシュアに言われた、「見よ、わたしはエリコと、その王および大勇士を、あなたの手にわたしている。
6:3
あなたがた、いくさびとはみな、町を巡って、町の周囲を一度回らなければならない。六日の間そのようにしなければならない。
6:4
七人の祭司たちは、おのおの雄羊の角のラッパを携えて、箱に先立たなければならない。そして七日目には七度町を巡り、祭司たちはラッパを吹き鳴らさなけれ
ばならない。
6:5
そして祭司たちが雄羊の角を長く吹き鳴らし、そのラッパの音が、あなたがたに聞える時、民はみな大声に呼ばわり、叫ばなければならない。そうすれば、町の
周囲の石がきは、くずれ落ち、民はみなただちに進んで、攻め上ることができる」。
6:6
ヌンの子ヨシュアは祭司たちを召して言った、「あなたがたは契約の箱をかき、七人の祭司たちは雄羊の角のラッパ七本を携えて、主の箱に先立たなければなら
ない」。
6:7
そして民に言った、「あなたがたは進んで行って町を巡りなさい。武装した者は主の箱に先立って進まなければならない」。
6:8
ヨシュアが民に命じたように、七人の祭司たちは、雄羊の角のラッパ七本を携えて、主に先立って進み、ラッパを吹き鳴らした。主の契約の箱はそのあとに従っ
た。
6:9
武装した者はラッパを吹き鳴らす祭司たちに先立って行き、しんがりは箱に従った。ラッパは絶え間なく鳴り響いた。
6:10
しかし、ヨシュアは民に命じて言った、「あなたがたは呼ばわってはならない。あなたがたの声を聞えさせてはならない。また口から言葉を出してはならない。
ただ、わたしが呼ばわれと命じる日に、あなたがたは呼ばわらなければならない」。
6:11
こうして主の箱を持って、町を巡らせ、その周囲を一度回らせた。人々は宿営に帰り、夜を宿営で過ごした。
6:12
翌朝ヨシュアは早く起き、祭司たちは主の箱をかき、
6:13
七人の祭司たちは、雄羊の角のラッパ七本を携えて、主の箱に先立ち、絶えず、ラッパを吹き鳴らして進み、武装した者はこれに先立って行き、しんがりは主の
箱に従った。ラッパは絶え間なく鳴り響いた。
6:14
その次の日にも、町の周囲を一度巡って宿営に帰った。六日の間そのようにした。
文
語訳1917
6:1 (イスラエルの人々の故によりてヱリコは堅く閉して出入する者なし)
6:2 ヱホバ、ヨシユアに言ひたまひけるは觀よわれヱリコおよびその王と大勇士とを汝の手に付さん
6:3 汝ら軍人みな邑を繞りて邑の周圍を一次まはるべし汝六日が間かく爲よ
6:4 祭司等七人おのおのヨベルの喇叭をたづさへて櫃に先だつべし而して第七日には汝ら七次邑をめぐり祭司等喇叭を吹ならすべし
6:5
然して祭司等ヨベルの角を音ながくふきならして喇叭の聲なんぢらに聞ゆる時は民みな大に呼はり喊ぶべし然せばその邑の石垣崩れおちん民みな直に進て攻のぼ
るべしと
6:6
ヌンの子ヨシユアやがて祭司等を召て之に言ふ汝ら契約の櫃を舁き祭司等七人ヨベルの喇叭七をたづさへてヱホバの櫃に先だつべしと
6:7 而して民に言ふ汝ら進みゆきて邑を繞れ甲冑のものどもヱホバの櫃に先だちて進むべしと
6:8
ヨシユアかく民に語りしかば七人の祭司等おのおのヨベルの喇叭をたづさへヱホバに先だちすきみて喇叭を吹きヱホバの契約の櫃これにしたがふ
6:9 即ち甲冑のものどもは喇叭を吹くところの祭司等にさきだちて行き後軍は櫃の後に行く祭司たちは喇叭を吹きつつすすめり
6:10
ヨシユア民に命じて言ふ汝ら呼はる勿れ汝らの聲を聞えしむるなかれまた汝らの口より言を出すなかれわが汝らに呼はれと命ずる日におよびて呼はるべしと
6:11 而してヱホバの櫃をもち邑を繞りて一周し陣營に來りて營中に宿れり
6:12 又あくる朝ヨシユアはやく興いで祭司等ヱホバの櫃を舁き
6:13
七人の祭司等おのおのヨベルの喇叭をたづさへヱホバの櫃に先だちて行き喇叭を吹きつつすすみ甲冑の者等これに先だちて行き後軍はヱホバの櫃の後に行く祭司
等喇叭をふきつつ進めり
6:14 その次の日にも一次邑を繞りて陣營に歸り六日が間然なせり
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
・・・・
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
・・・・
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
・・・・
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ヨシュア記 6:15−21
奉納物として滅ぼされた町エリコ
翻訳比較
聖書協会共同
訳2018
ヨシュ 6:15 七日目には朝早く、夜明けとともに起き、定めに従って町を七周した。この日だけ町を七周したのである。
ヨシュ
6:16 そして七周目、祭司たちが角笛を吹き鳴らしたとき、ヨシュアは兵に言った。「鬨の声を上げよ。主はあなたがたにこの町を与えられた。
ヨシュ
6:17 この町とその中にあるすべてのものを滅ぼし尽くし、主への献げ物とせよ。ただし、遊女ラハブと彼女の家にいるすべての者は生かしておきなさい。
彼女は私たちが遣わした使者をかくまってくれたからである。
ヨシュ
6:18 くれぐれも言っておくが、滅ぼし尽くすべき献げ物に手を出してはならない。あなたがたが滅ぼし尽くしたはずの献げ物に手を出すとき、イスラエル
の宿営もまた滅ぼし尽くされるものとなり、災いがもたらされるだろう。
ヨシュ 6:19 ただし、銀と金、そして青銅と鉄の器はすべて主への聖なる献げ物であるから、主の宝物庫に納めよ。」
ヨシュ
6:20 兵は鬨の声を上げ、祭司たちは角笛を吹き鳴らした。兵は角笛の音を聞き、鬨の声を上げた。すると城壁は崩れ落ち、兵は各自の持ち場から町に突入
し、町を占領した。
ヨシュ
6:21 彼らは町の中にあるすべてのものを滅ぼし尽くした。男も女も、若者も老人も、また牛、羊、ろばに至るまで剣にかけた。
フランシスコ会訳
2013
015七日目には、彼らは夜明けごろ起きて、同じように
町を七周した。町を七周したのはこの日だけであった。
016七度目に祭司が角笛を吹き鳴らしたとき、ヨシュア
は民に命じた、「鬨の声をあげよ。主はこの町をあなたたちにお与えになった。
017町とそこにあるすべてのものは、主への奉納物とし
て滅ぼし尽くせ。ただし、娼婦ラハブと彼女とともに家の中にいる者はみな、生かしておけ。彼女はわれわれが遣わした斥候を匿って
くれたからである。
018奉納物として滅ぼし尽くすべきものに心奪われる
な。奉納物として滅ぼし尽くすべきものに手を出せば、身の破滅、イスラエルの宿営の滅びを招き、災いをもたらすことになる。
019銀と金、青銅、鉄の器はすべて主にささげる聖なる
ものであるから、主の宝物倉に収めなければならない」。
020民は鬨の声をあげ、祭司たちは角笛を鳴らした。民
が角笛の音を聞いて大きな鬨の声をあげると、たちまち城壁は崩れ落ちた。民は一人残らず、町に向かってまっすぐ攻め上り、そこを
占領した。
021彼らは、男も女も、老いも若きも、牛、羊、ろばに
至るまで、町にいるものはすべて、剣の刃にかけ、奉納物として滅ぼし尽くした。
新共同訳1987
6:15
七日目は朝早く、夜明けとともに起き、同じようにして町を七度回った。町を七度回ったのはこの日だけであった。
6:16
七度目に、祭司が角笛を吹き鳴らすと、ヨシュアは民に命じた。「鬨の声をあげよ。主はあなたたちにこの町を与えられた。
6:17
町とその中にあるものは、ことごとく滅ぼし尽くして主にささげよ。ただし、遊女ラハブおよび彼女と一緒に家の中にいる者は皆、生かしておきなさい。我々が
遣わした使いをかくまってくれたからである。
6:18
あなたたちはただ滅ぼし尽くすべきものを欲しがらないように気をつけ、滅ぼし尽くすべきものの一部でもかすめ取ってイスラエルの宿営全体を滅ぼすような不
幸を招かないようにせよ。
6:19
金、銀、銅器、鉄器はすべて主にささげる聖なるものであるから、主の宝物倉に納めよ。」
6:20
角笛が鳴り渡ると、民は鬨の声をあげた。民が角笛の音を聞いて、一斉に鬨の声をあげると、城壁が崩れ落ち、民はそれぞれ、その場から町に突入し、この町を
占領した。
6:21
彼らは、男も女も、若者も老人も、また牛、羊、ろばに至るまで町にあるものはことごとく剣にかけて滅ぼし尽くした。
新改訳1970
6:15
七日目になると、朝早く夜が明けかかるころ、彼らは同じしかたで町を七度回った。この日だけは七度町を回った。
6:16
その七度目に祭司たちが角笛を吹いたとき、ヨシュアは民に言った。「ときの声をあげなさい。主がこの町をあなたがたに与えてくださったからだ。
6:17
この町と町の中のすべてのものを、主のために聖絶しなさい。ただし遊女ラハブと、その家に共にいる者たちは、すべて生かしておかなければならない。あの女
は私たちの送った使者たちをかくまってくれたからだ。
6:18
ただ、あなたがたは、聖絶のものに手を出すな。聖絶のものにしないため、聖絶のものを取って、イスラエルの宿営を聖絶のものにし、これにわざわいをもたら
さないためである。
6:19
ただし、銀、金、および青銅の器、鉄の器はすべて、主のために聖別されたものだから、主の宝物倉に持ち込まなければならない。」
6:20
そこで、民はときの声をあげ、祭司たちは角笛を吹き鳴らした。民が角笛の音を聞いて、大声でときの声をあげるや、城壁がくずれ落ちた。そこで民はひとり残
らず、まっすぐ町へ上って行き、その町を攻め取った。
6:21
彼らは町にあるものは、男も女も、若い者も年寄りも、また牛、羊、ろばも、すべて剣の刃で聖絶した。
口語訳1955
6:15
七日目には、夜明けに、早く起き、同じようにして、町を七度めぐった。町を七度めぐったのはこの日だけであった。
6:16
七度目に、祭司たちがラッパを吹いた時、ヨシュアは民に言った、「呼ばわりなさい。主はこの町をあなたがたに賜わった。
6:17
この町と、その中のすべてのものは、主への奉納物として滅ぼされなければならない。ただし遊女ラハブと、その家に共におる者はみな生かしておかなければな
らない。われわれが送った使者たちをかくまったからである。
6:18
また、あなたがたは、奉納物に手を触れてはならない。奉納に当り、その奉納物をみずから取って、イスラエルの宿営を、滅ぼさるべきものとし、それを悩ます
ことのないためである。
6:19
ただし、銀と金、青銅と鉄の器は、みな主に聖なる物であるから、主の倉に携え入れなければならない」。
6:20
そこで民は呼ばわり、祭司たちはラッパを吹き鳴らした。民はラッパの音を聞くと同時に、みな大声をあげて呼ばわったので、石がきはくずれ落ちた。そこで民
はみな、すぐに上って町にはいり、町を攻め取った。
6:21
そして町にあるものは、男も、女も、若い者も、老いた者も、また牛、羊、ろばをも、ことごとくつるぎにかけて滅ぼした。
文
語訳1917
6:15 第七日には夜明に早く興いで前のごとくして七次邑を繞れり唯この日のみ七次邑を繞りたり
6:16 七次目にいたりて祭司等喇叭を吹くときにヨシユア民に言ふ汝ら呼はれヱホバこの邑を汝らに賜へり
6:17
この邑およびその中の一切の物をば詛はれしものとしてヱホバに献ぐべし唯妓婦ラハブおよび凡て彼とともに家に在るものは生し存べしわれらが遣しし使者を匿
したればなり
6:18
唯汝ら詛はれし物を愼め恐らくは汝ら其を詛はれしものとして献ぐるに方りその詛はれし物を自ら取りてイスラエルの陣營をも詛はるるものとならしめ之をして
惱ましむるに至らん
6:19 但し銀金銅器鐵器などは凡てヱホバに聖別て奉まつるべきものなればヱホバの府庫にこれを携へいるべしと
6:20
是において民よばはり祭司喇叭を吹ならしけるが民喇叭の聲をきくと斉しくみな大聲を擧て呼はりしかば石垣崩れおちぬ斯りしかば民おのおの直に邑に上りいり
て邑を攻取り
6:21 邑にある者は男女少きもの老たるものの區別なく盡くこれを刃にかけて滅ぼし且つ牛羊驢馬にまで及ぼせり
****************************************
各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 ヘブ 11:30
11:30 信仰によって、エリコ
の城壁は、七日にわたってまわったために、くずれおちた。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 マタ 1:5
1:5 サルモンはラハブによ
るボアズの父、ボアズはルツによるオベデの父、オベデはエッサイの父、
口 語訳 ヘブ
11:30
11:30
信仰によって、エリコの城壁は、七日にわたってまわったために、くずれおちた。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口 語訳 ヘブ
11:30
11:30
信仰によって、エリコの城壁は、七日にわたってまわったために、くずれおちた。
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 ヘブ 11:31
11:31
信仰によって、娼婦ラハブは、様子を探りに来た者たちを穏やかに迎え入れたために、不従順な者たちと一緒に殺されなくて済みました。
新共同 ヘブ 11:30
11:30
信仰によって、エリコの城壁は、人々が周りを七日間回った後、崩れ落ちました。
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 ヘブ 11:31
11:31
信仰によって、娼婦ラハブは、様子を探りに来た者たちを穏やかに迎え入れたために、不従順な者たちと一緒に殺されなくて済みました。
新共同 ヘブ 11:30
11:30
信仰によって、エリコの城壁は、人々が周りを七日間回った後、崩れ落ちました。
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ヨシュア記 6:22−25
ラハブ一家の救出
翻訳比較
フランシ
スコ会訳2013
022ヨシュアは、この土地を偵察した二人の男に言っ
た、「あの娼婦の家に行き彼女に誓ったとおり、彼女とその一族全員をそこから連れ出せ」。
023斥候の若者たちは行って、ラハブとその父母、兄
弟、彼女の一族全員を連れ出した。彼らは彼女の一族すべてを連れ出し、イスラエルの宿営の外に留めておいた。
024彼らは町とその中のすべてのものを火で焼き払った
が、銀と金、青銅と鉄の器だけは主の家の宝物倉に収めた。
025しかし、ヨシュアは娼婦ラハブとその一族、彼女に
属するすべての者を生かしておいた。彼女はイスラエルの中に住んで今日に至っている。ヨシュアが斥候としてエリコに遣わした者た
ちを、彼女が匿ったからである。
新共同訳1987
6:22
ヨシュアは、土地を探った二人の斥候に、「あの遊女の家に行って、あなたたちが誓ったとおり、その女と彼女に連なる者すべてをそこから連れ出せ」と命じ
た。
6:23
斥候の若者たちは行って、ラハブとその父母、兄弟、彼女に連なる者すべてを連れ出し、彼女の親族をすべて連れ出してイスラエルの宿営のそばに避難させた。
6:24
彼らはその後、町とその中のすべてのものを焼き払い、金、銀、銅器、鉄器だけを主の宝物倉に納めた。
6:25
遊女ラハブとその一族、彼女に連なる者はすべて、ヨシュアが生かしておいたので、イスラエルの中に住んで今日に至っている。エリコを探る斥候としてヨシュ
アが派遣した使者を、彼女がかくまったからである。
新改訳1970
6:22
ヨシュアはこの地を偵察したふたりの者に言った。「あなたがたがあの遊女に誓ったとおり、あの女の家に行って、その女とその女に属するすべての者を連れ出
しなさい。」
6:23
斥候になったその若者たちは、行って、ラハブとその父、母、兄弟、そのほか彼女に属するすべての者を連れ出し、また、彼女の親族をみな連れ出して、イスラ
エルの宿営の外にとどめておいた。
6:24
彼らは町とその中のすべてのものを火で焼いた。ただ銀、金、および青銅の器、鉄の器は、主の宮の宝物倉に納めた。
6:25
しかし、遊女ラハブとその父の家族と彼女に属するすべての者とは、ヨシュアが生かしておいたので、ラハブはイスラエルの中に住んだ。今日もそうである。こ
れは、ヨシュアがエリコを偵察させるために遣わした使者たちを、ラハブがかくまったからである。
口語訳1955
6:22
その時ヨシュアは、この地を探ったふたりの人に言った、「あの遊女の家にはいって、その女と彼女に属するすべてのものを連れ出し、彼女に誓ったようにしな
さい」。
6:23
斥候となったその若い人たちははいって、ラハブとその父母、兄弟、そのほか彼女に属するすべてのものを連れ出し、その親族をみな連れ出して、イスラエルの
宿営の外に置いた。
6:24
そして火で町とその中のすべてのものを焼いた。ただ、銀と金、青銅と鉄の器は、主の家の倉に納めた。
6:25
しかし、遊女ラハブとその父の家の一族と彼女に属するすべてのものとは、ヨシュアが生かしておいたので、ラハブは今日までイスラエルのうちに住んでいる。
これはヨシュアがエリコを探らせるためにつかわした使者たちをかくまったためである。
文
語訳1917
6:22
時にヨシユアこの地を窺ひたりし二箇の人にむかひ汝らかの妓婦の家に入りかの婦人およびかれに屬る一切のものを携へいだしかれに誓ひし如くせよと言ければ
6:23
間者たりし少き人等すなはち入てラハブおよびその父母兄弟ならびに彼につけるすべてのものを携へ出しまたその親戚をも携へ出しイスラエルの陣營の外にかれ
らを置り
6:24 斯て火をもて邑とその中の一切のものを焚ぬ但し銀金銅器鐵器などはヱホバの室の府庫に納めたり
6:25
妓婦ラハブおよびその父の家の一族と彼に屬る一切の者とはヨシユアこれを生し存ければラハブは今日までイスラエルの中に住をる是はヨシユアがヱリコを窺は
せんとて遣はしし使者を匿したるに因てなり
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
拾う・・・
(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 ヘブ 11:31
11:31 信仰によって、遊女ラ
ハブは、探りにきた者たちをおだやかに迎えたので、不従順な者どもと一緒に滅びることはなかった。
口 語訳 マタ
1:5
1:5
サルモンはラハブによるボアズの父、ボアズはルツによるオベデの父、オベデはエッサイの父、
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 ヘブ 11:31
11:31 信仰によって、遊女ラ
ハブは、探りにきた者たちをおだやかに迎えたので、不従順な者どもと一緒に滅びることはなかった。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 マタ 1:5
1:5
サルモンはラハブによってボアズを、ボアズはルツによってオベドを、オベドはエッサイを、
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
・・・・
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ヨシュア記 6:26−27
エリコへの呪い
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
ヨシュ
6:26 この時ヨシュアは誓った。/「この町エリコを再建しようとする者は/主の前に呪われよ。/その基礎を据える者は長子を失い/その門を建てる者は
末子を失う。」
ヨシュ 6:27 主がヨシュアと共におられたので、彼の名声は全地に及んだ。
フランシ
スコ会訳2013
026その時、ヨシュアは誓って言った、「この町エリコ
の再建を企てる者は、主の前に呪われよ。その礎を築く者は長子を失い、その城門を建てる者は末子を失う」。
027主はヨシュアとともにおられ、彼の名声はこの地に あまねく広がった。
新共同訳1987
6:26
ヨシュアは、このとき、誓って言った。「この町エリコを再建しようとする者は/主の呪いを受ける。基礎を据えたときに長子を失い/城門を建てたときに末子
を失う。」
6:27
主がヨシュアと共におられたので、彼の名声はこの地方一帯に広まった。
新改訳1970
6:26
ヨシュアは、そのとき、誓って言った。「この町エリコの再建を企てる者は、主の前にのろわれよ。その礎を据える者は長子を失い、その門を建てる者は末の子
を失う。」
6:27
主がヨシュアとともにおられたので、そのうわさは地にあまねく広まった。
口語訳1955
6:26
ヨシュアは、その時、人々に誓いを立てて言った、「おおよそ立って、このエリコの町を再建する人は、主の前にのろわれるであろう。その礎をすえる人は長子
を失い、/その門を建てる人は末の子を失うであろう」。
6:27
主はヨシュアと共におられ、ヨシュアの名声は、あまねくその地に広がった。
文
語訳1917
6:26
ヨシユアその時人衆に誓ひて命じ言けるは凡そ起てこのヱリコの邑を建る者はヱホバの前に詛はるべし其石礎をすゑなば長子を失ひその門を建なば季子を失はん
と
6:27 ヱホバ、ヨシユアとともに在してヨシユアの名あまねく此地に聞ゆ
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
・・・・
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
・・・・
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
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(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
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