****************************************

ヨシュア記 18:1−10  

分割の計画



聖書協会共同訳2018

◆その他の七部族
ヨシュ 18:1 イスラエル人の全会衆はシロに集まり、そこに会見の幕屋を設置した。この地はイスラエルの人々によって征服されていたが、
ヨシュ 18:2 彼らの中には、まだ相続地を割り当てられていない七つの部族が残っていた。
ヨシュ 18:3 ヨシュアはイスラエルの人々に言った。「あなたがたの先祖の神、主が与えられた地に入り、所有するのをいつまでためらっているのか。
ヨシュ 18:4 あなたがたは部族ごとに三人ずつ選び出しなさい。私が彼らを遣わすから、すぐにこの地を巡回させ、相続地ごとに土地のことを調べ、戻って来ても らおう。
ヨシュ 18:5 そうしたら土地を七つに分割しなさい。ただし、ユダは南部の領土に、ヨセフの家は北部の領土に、それぞれとどまらなければならない。
ヨシュ 18:6 七つに分割した土地を書き記したら、私のところに持って来なさい。私はここで、私たちの神、主の前で、あなたがたのためにくじを引く。
ヨシュ 18:7 なお、レビ人の割り当て地はあなたがたの中にはない。主の祭司として仕えることが相続分となるからである。また、ガド、ルベン、マナセ族の半数 はすでにヨルダン川の東側に相続地を得ている。それは主の僕モーセが彼らに与えたものである。」
ヨシュ 18:8 男たちはすぐに出発した。ヨシュアは、土地のことを調べに出発する者たちに命じた。「この地を巡回し、土地のことを調べて私のもとに戻って来な さい。私はここで、シロにおられる主の前で、あなたがたのためにくじを引こう。」
ヨシュ 18:9 男たちは出発して、土地と町を巡り、七つに分割してそのことを書き記した。彼らがヨシュアのいるシロの陣営に戻って来ると、
ヨシュ 18:10 ヨシュアはシロで、彼らのために、主の前でくじを引いた。ヨシュアはその地で、イスラエルの人々の土地をそれぞれの割り当てに従って分割し た。


フランシ スコ会訳2013

001
イスラエルの子らの全共同体はシロに集まり、そこ に会見の幕屋を建てた。この土地は、彼らに征服されていたが、

002イスラエルの子らの中には、相続地を割りあてられ ていない七つの部族が残っていた。

003ヨシュアはイスラエルの子らに言った、「あなたた ちは、先祖の神、主があなたたちに与えてくださった土地を獲得しに行くのを、いつまでためらっているのか。

004部族ごとに三人ずつ選び出しなさい。わたしは彼ら を派遣するが、彼らは発ってこの土地を行き巡り相続地の割りあてについて書き記して、わたしのもとに戻ってきなさい。

005その土地を七つに分割させるが、ユダは南にある自 分の領土に、ヨセフの家は北にある自分の領土に留まる。

006七つに分割した土地を記録したら、それらをわたし の所に持って来なさい。わたしはここで、わたしたちの神、主の前で、あなたたちのためにくじを引く。

007ただし、レビ人には、あなたたちの間で割りあては ない。主の祭司であることが、彼らの相続分だからである。また、ガド、ルベン、マナセ族の半分は、すでにヨルダンの東側に相続の 地を得ている。それは、主の僕モーセが彼らに与えたものである」。

008その人たちが立って出かけていった。ヨシュアは、 その地について書き記すために出かけていく者たちにこう言った、「さあ、この地を巡回し、それを書き記してわたしの所に戻ってき なさい。わたしはシロで、主の前で、あなたたちのためにくじを引く」。

009その人たちは出かけていき、その地を巡回し、町々 を七つの地域に分けて記録に書き記し、シロの宿営にいるヨシュアのもとに帰ってきた。

010ヨシュアはシロで、主の前で彼らのためにくじを引 き、こうして割りあてに従ってイスラエルの子らに土地を分配した。



 

新共同訳1987

18:1 イスラエルの人々の共同体全体はシロに集まり、臨在の幕屋を立てた。この地方は彼らに征服されていたが、

18:2 イスラエルの人々の中には、まだ嗣業の土地の割り当てを受けていない部族が七つ残っていた。

18:3 ヨシュアはイスラエルの人々に言った。「あなたたちは、いつまでためらっているのだ。あなたたちの先祖の神、主が既に与えられた土地を取りに行くだけなの だ。

18:4 各部族から三人ずつ出しなさい。わたしは彼らを派遣し、この地方を巡回させ、嗣業の土地の記録を作り、戻って来てもらおう。

18:5 そして、彼らにそれを七つに分割させよう。ただユダは南部の領土に、ヨセフの家は北部の領土にとどまらせよう。

18:6 土地を七つに分割したら、その記録をわたしのところに持って来なさい。わたしたちの神、主の前で、わたしはあなたたちのためにくじを引く。

18:7 しかしレビ人にとっては、主の祭司であることがその嗣業なのだから、あなたたちのうちに割り当て地はない。また、ガド、ルベン、マナセの半部族は既にヨル ダン川の向こう、東側に嗣業の土地を受けている。それは主の僕モーセが彼らに与えたものである。」

18:8 その人たちは立って行った。土地の記録を作るため出発する者たちにヨシュアが、「土地を巡回し、記録を作り、戻って来なさい。このシロで、主の前にわたし はあなたたちのためにくじを引こう」と命じ終わると、

18:9 その人たちは出発し、その地方を巡回し、町々を七つの割り当て地に分けて、記録に書き留め、シロの宿営にいるヨシュアのもとに帰った。

18:10 ヨシュアは、主の前で彼らのためにくじを引き、イスラエルの人々に決められた割り当てに従って土地を分配した。

 

新改訳1970

18:1 さて、イスラエル人の全会衆はシロに集まり、そこに会見の天幕を建てた。この地は彼らによって征服されていた。

18:2 イスラエル人の中で、まだ自分たちの相続地が割り当てられていない七つの部族が残っていた。

18:3 そこで、ヨシュアはイスラエル人に言った。「あなたがたの父祖の神、主が、あなたがたに与えられた地を占領しに行くのを、あなたがたはいつまで延ばしてい るのか。

18:4 部族ごとに三人の者を選び出しなさい。彼らが立ってその地を行き巡るように、私は彼らを送り出そう。彼らはその地についてその相続地のことを書きしるし、 私のところに来なければならない。

18:5 彼らは、それを七つの割り当て地に分割しなさい。ユダは南側の彼の地域にとどまり、ヨセフ家は北側の彼らの地域にとどまらなければならない。

18:6 あなたがたは、その地の七つの割り当て地を書きしるし、それをここの私のところに持って来なければならない。私はここで、私たちの神、主の前に、あなたが たのために、くじを引こう。

18:7 しかしレビ人には、あなたがたの中で割り当て地がない。主の祭司として仕えることが、その相続地だからである。また、ガドと、ルベンと、マナセの半部族と は、ヨルダン川の向こう側、東のほうで、すでに彼らの相続地を受けている。それは、主のしもべモーセが、彼らに与えたものである。」

18:8 そこで、その者たちは行く準備をした。ヨシュアは、その地の調査に出て行く者たちに命じて言った。「あなたがたは行って、その地を行き巡り、その地につい て書きしるし、私のところに帰って来なさい。私はシロで、主の前に、あなたがたのため、ここでくじを引こう。」

18:9 その者たちは行って、その地を巡り、それを町ごとに七つの割り当て地ごとに書き物にしるし、シロの宿営にいるヨシュアのもとに来た。

18:10 ヨシュアはシロで主の前に、彼らのため、くじを引いた。こうしてヨシュアは、その地をイスラエル人に、その割り当て地によって分割した。

 

口語訳1955

18:1 そこでイスラエルの人々の全会衆は、その地を征服したので、シロに集まり、そこに会見の幕屋を立てた。

18:2 その時、イスラエルの人々のうちに、まだ嗣業を分かち取らない部族が、七つ残っていたので、

18:3 ヨシュアはイスラエルの人々に言った、「あなたがたは、先祖の神、主が、あなたがたに与えられた地を取りに行くのを、いつまで怠っているのですか。

18:4 部族ごとに三人ずつを出しなさい。わたしはその人々をつかわしましょう。彼らは立っていって、その地を行き巡り、おのおのの嗣業のために、それを図面にし て、わたしのところへ持ってこなければならない。

18:5 彼らはその地を七つの部分に分けなければならない。ユダは南のその領地にとどまり、ヨセフの家は北のその領地にとどまらなければならない。

18:6 あなたがたは、その地を七つに分けて、図面にし、それをここに、わたしのところへ持ってこなければならない。わたしはここで、われわれの神、主の前に、あ なたがたのために、くじを引くであろう。

18:7 レビびとは、あなたがたのうちに何の分をも持たない。主の祭司たることが、彼らの嗣業だからである。またガドとルベンとマナセの半部族とは、ヨルダンの向 こう側、東の方で、すでのその嗣業を受けた。それは主のしもべモーセが、彼らに与えたものである」。

18:8 そこでその人々は立って行った。その地の図面を作るために出て行く人々に、ヨシュアは命じて言った、「あなたがたは行って、その地を行き巡り、それを図面 にして、わたしのところに持って帰りなさい。わたしはシロで、主の前に、あなたがたのために、ここでくじを引きましょう」。

18:9 こうしてその人々は行って、その地を経めぐり、町々にしたがって、それを七つの部分とし、図面にして、書物に書きしるし、シロの宿営におるヨシュアのもと へ持ってきた。

18:10 ヨシュアはシロで、彼らのために主の前に、くじを引いた。そしてヨシュアはその所で、イスラエルの人々に、それぞれの分として、地を分け与えた。

 

文 語訳1917
18:1 かくてイスラエルの子孫の會衆ことごとくシロに集り集會の幕屋をかしこに立つその地は已に彼らに歸服ぬ
18:2 この時なほイスラエルの子孫の中に未だその?業を分ち取ざる支派七のこりゐければ
18:3 ヨシユア、イスラエルの子孫に言けるは汝らは汝らの先祖の神ヱホバの汝らに與へたまひし地を取に往くことを何時まで怠りをるや
18:4 汝ら支派ごとに三人づつを擧よ我これを遣さん彼らは起てその地を歩きめぐりその?業にしたがひて之を描き寫して我に歸るべし
18:5 彼らその地を分ちて七分となすべしユダは南にてその境界の内にをりヨセフの家は北にてその境界の内にをるべし
18:6 汝らその地を描き寫して七分となし此にわが許に持きたれ我ここにて我等の神ヱホバの前になんぢらの爲に籤を掣ん
18:7 レビ人は汝らの中に何の分をも有ずヱホバの祭司となることをもて其?業とす又ガド、ルベンおよびマナセの支派の半はヨルダンの彼旁東の方にて已にその?業 を受たり是ヱホバの僕モーセの之に與へし者なりと
18:8 その人々すなはち起て往り其地を描き寫さんとて出ゆける此者等にヨシユア命じて云ふ汝等ゆきてその地を歩きめぐり之を描き寫して我に歸りきたれ我シロにて 此にヱホバの前にて汝らのために籤を掣んと
18:9 その人々ゆきてその地を經めぐり邑にしたがひて之を七分となして書に描き寫しシロの營に歸りてヨシユアに詣りければ
18:10 ヨシユア、シロにて彼らのためにヱホバの前に籤を掣り而してヨシユア彼所にてイスラエルの子孫の區分にしたがひて其地を分ち與へたり


****************************************

各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

・・・・

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 使  13:19

13:19 カナンの地では七つの異民族を打ち滅ぼし、その地を彼らに譲り与えられた。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

・・・・

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

・・・・

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

・・・・

 

****************************************

 

 

 

 

****************************************

ヨシュア記 18:11−20 

ベニヤミン族の境界

 

翻訳比較



聖書協会共同 訳2018
◆ベニヤミン族
ヨシュ 18:11 ベニヤミンの一族は、氏族ごとにくじを引いた。彼らがくじで割り当てられた領土は、ユダの一族とヨセフの一族の中間にあった。
ヨシュ 18:12 北側の境界線はヨルダン川から出る。境界線はエリコの北の斜面を上り、さらに西の山地を上って、ベト・アベンの荒れ野に至ってその極限とな る。
ヨシュ 18:13 境界線はそこからルズに進み、ルズの南の斜面、すなわちベテルに向かう。境界線は下ベト・ホロンの南の山のアトロト・アダルに下る。
ヨシュ 18:14 境界線は折れて西側に回り、南へ、すなわちベト・ホロンに面する山から南に向かい、キルヤト・バアル、すなわちユダの一族の町であるキルヤ ト・エアリムに至ってその極限となる。以上が西側である。
ヨシュ 18:15 南側は、キルヤト・エアリムを起点とする。境界線は西に延び、ネフトアの水場の泉に出る。
ヨシュ 18:16 境界線は、ベン・ヒノムの谷を見下ろす山の端を下り――それは北のレファイムの谷間にある――、ヒノムの谷からエブス人の南の斜面を下り、エ ン・ロゲルに達する。
ヨシュ 18:17 それから北に折れて、エン・シェメシュに出て、アドミムの上り坂と向かい合うゲリロトに出て、「ルベンの子ボハンの石」へ下り、
ヨシュ 18:18 アラバの前方にある北の斜面を進んでアラバに至る。
ヨシュ 18:19 境界線はベト・ホグラの北の斜面を進む。境界線は、塩の海の北の岬、すなわちヨルダン川の南端に至ってその極限となる。これが南側の境界線で ある。
ヨシュ 18:20 また、ヨルダン川が東側の境界線になっていた。以上がベニヤミンの一族の相続地であり、その諸氏族を囲む境界線である。


フランシ スコ会訳2013

011
まず、ベニヤミンの子らの部族が、氏族ごとにくじ を引いた。彼らがくじで割りあてられた領土は、ユダとヨセフの子らの間にあった。

012北の境界はヨルダン川から始まり、エリコの北斜面 を上り、西方の山地へと続き、ベト・アベンの荒れ野に達する。

013そこから境界はルズへ向かい、ルズの南斜面、すな わちベテルを経て、下ベト・ホロンの南にある山地のアトロト・オレクから下る。

014また境界は折れて、西側でベト・ホロンに面してい る山から南へ曲がり、ユダの子らの町キルヤト・バアル、すなわちキルヤト・エアリムに至る。これが西の境界である。

015南の境界はキルヤト・エアリムの外れを起点に、イ イムに向かい、ネフトアの泉に出る。

016さらにレファイム平地の北、ベン・ヒノムの谷の手 前の山裾を下り、ヒノムの谷からエブス人の丘の南斜面をエン・ロゲルへと下る。

017そこから北へ曲がり、エン・シェメシュ、アドミム の坂の向かいにあるゲリロトを経て「ルベンの子ボハンの石」へと下る。

018さらにアラバに面する北の斜面を通ってアラバに下 る。

019続いてベト・ホグラの北の斜面を経て、ヨルダン川 の南端、塩の海の北の岬に至る。これが南の境界である。

020そしてヨルダン川が東の境界になっている。以上 が、氏族ごとに分けられた境界で取り囲まれたベニヤミンの子らの相続地である。


 

新共同訳1987

18:11 ベニヤミンの人々の部族が氏族ごとにくじを引いた。彼らがくじで割り当てられた領域は、ユダとヨセフの人々の間にあった。

18:12 北境は、ヨルダン川下流からエリコの北斜面に向かい、西方の山地を経て、ベト・アベンの荒れ野に達する。

18:13 そこから、更にルズに進み、ルズの南斜面、すなわちベテルを経て、下ベト・ホロンの南の山のアトロト・オレクに至る。

18:14 そこが西の端となり、境界線は、ベト・ホロンの手前の山から南に下り、ユダの人々の町キルヤト・バアル、すなわちキルヤト・エアリムに至る。

18:15 南境は、キルヤト・エアリムを起点とし、廃虚を経て、ネフトアの泉、

18:16 更にレファイム平野の北、ベン・ヒノムの谷の手前の山すそを下る。ヒノムの谷からエブス人の丘の南側をエン・ロゲルに下る。

18:17 そこから北に向かい、エン・シェメシュ、アドミムの坂の向かいにあるゲリロトを経て、「ルベンの子ボハンの石」に至り、

18:18 更に、アラバに対する北斜面を過ぎてアラバに下り、

18:19 ベト・ホグラの北斜面を経て、塩の海の北の入り江、すなわちヨルダン川の南端に至る。これが南境である。

18:20 そしてヨルダン川が東境になっていた。以上がベニヤミンの人々がその氏族に従って囲まれた境界線に従う嗣業の土地である。

 

新改訳1970

18:11 ベニヤミン部族の諸氏族がくじを引いた。彼らのくじに当たった地域は、ユダ族とヨセフ族の間にあった。

18:12 彼らの北側の境界線は、ヨルダン川から出て、その境界線は、エリコの北側に上って行き、さらに山地を西のほうに上って行き、その終わりはベテ・アベンの荒 野であった。

18:13 そこから境界線は、ルズに向かい、ルズの南のほうの傾斜地に進む。ルズはベテルである。さらに、境界線は、下ベテ・ホロンの南にある山の近くのアテロテ・ アダルに下る。

18:14 境界線は折れて、西側で、ベテ・ホロンに面する山から、南のほうに回り、その終わりはユダ族の町キルヤテ・バアル、すなわちキルヤテ・エアリムであった。 これが西側であった。

18:15 南側は、キルヤテ・エアリムの端からで、境界線は西のほうへ出て、メ・ネフトアハの泉に出て、

18:16 境界線は、北のほう、レファイムの谷間の中のベン・ヒノムの谷を見おろす山の端に下り、ヒノムの谷を、南のほうのエブス人のいる傾斜地に下り、エン・ロゲ ルに下る。

18:17 それから北のほうに折れ、エン・シェメシュに出、アドミムの坂に対するゲリロテに出、ルベンの子ボハンの石に下る。

18:18 それから、北のほう、アラバの近くの傾斜地に進み、アラバに下る。

18:19 その境界線は、北のほう、ベテ・ホグラの傾斜地に進み、境界線の終わりは塩の海の北の入江、ヨルダン川の南端であった。これが南の境界であった。

18:20 ヨルダン川が東側の境界線となっていた。これはベニヤミン人の相続地で、その諸氏族の周囲の境界線によるものであった。

 

口語訳1955

18:11 まずベニヤミンの子孫の部族のために、その家族にしたがって、くじを引いた。そしてそのくじによって獲た領地は、ユダの子孫と、ヨセフの子孫との間にあっ た。

18:12 すなわち、その北の方の境は、ヨルダンに始まり、エリコの北のわきに上り、また西の方の山地をとおって上り、ベテアベンの荒野に達して尽きる。

18:13 そこから、その境はルズに進み、ルズの南のわきに至る。ルズはベテルである。ついでその境は下ベテホロンの南の山にあるアタロテ・アダルに下り、

18:14 西の方では、ベテホロンの南にある山から南に曲り、ユダの子孫の町キリアテ・バアルに至って尽きる。キリアテ・バアルはキリアテ・ヤリムである。これが西 の方の境であった。

18:15 また南の方は、キリアテ・ヤリムの端に始まり、その境はそこからエフロンにおもむき、ネフトアの水の源に至り、

18:16 ついでその境は、レパイムの谷の北の端にあるベンヒンノムの谷を見おろす山の端に下り、進んでエブスびとのわきの南、ヒンノムの谷に下り、また下ってエン ロゲルに至り、

18:17 北に曲ってエンシメシにおもむき、アドミムの坂に対するゲリロテにおもむき、ルベンびとボハンの石に下り、

18:18 ベテアラバのわきを北に進んで、アラバに下り、

18:19 その境は、ベテホグラの北のわきに進み、ヨルダンの南端で、塩の海の北の入海に至って尽きる。これが南の境である。

18:20 ヨルダンは東の方の境となっていた。これがベニヤミンの子孫の、その家族にしたがって獲た嗣業の四方の境である。

 

文 語訳1917
18:11 まづベニヤミンの子孫の支派のためにその宗族にしたがひて籤を掣りその籤によりて獲たる地の境界はユダの子孫とヨセフの子孫の間にわたる
18:12 即ちその北の方の境界はヨルダンよりしてヱリコの北の脇に上り西の山地を逾てまた上りベテアベンの荒野にいたりて盡く
18:13 彼處よりその境界ルズに進みルズの南の脇にいたるルズはベテルなり而して其境界下ベテホロンの南に横たはる山に沿てアタロテアダルに下り
18:14 延て西の方にて南に曲りベテホロンの南面に横はるところの山より進みユダの子孫の邑キリアテバアル即ちキリアテヤリムにいたりて盡くその西の境界は是のご とし
18:15 またその南の方はキリアテヤリムの極處よりして西におもむきてネフトアの水の源にいたり
18:16 レバイムの谷の中の北の方にてベニヒンノムの谷の前に横たはる所の山の極處に下り其處よりしてヒンノムの谷に下りてヱブス人の南の脇にいたりエンロゲルに 下り
18:17 北に延てエンシメシにおもむきアドミムの阪に對へるゲリロテにおもむきルベン人、ボハンの石まで下り
18:18 北の方にてアラバに對する處にわたりてアラバに下り
18:19 ベテホグラの北の脇にわたりヨルダンの南の極にて鹽海の北の入海にいたりて盡くその南の境界は是のごとし
18:20 東の方にてはヨルダンその境界となる是すなはちベニヤミンの子孫がその宗族にしたがひて獲たる?業の周圍の境界なり


****************************************

各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

・・・・

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

・・・・

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

・・・・

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

・・・・

 

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

・・・・

 

****************************************

 

 

 

 

****************************************

ヨシュア記 18:21−28

ベニヤミン族の町々

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018

ヨシュ 18:21 ベニヤミンの家系の部族、その諸氏族の町は次のとおりであった。エリコ、ベト・ホグラ、エメク・ケツィツ、
ヨシュ 18:22 ベト・アラバ、ツェマライム、ベテル、
ヨシュ 18:23 アビム、パラ、オフラ、
ヨシュ 18:24 ケファル・アモニ、オフニ、ゲバ。以上、十二の町とそれに属する村。
ヨシュ 18:25 ギブオン、ラマ、ベエロト、
ヨシュ 18:26 ミツパ、ケフィラ、モツァ、
ヨシュ 18:27 レケム、イルペエル、タルアラ、
ヨシュ 18:28 ツェラ、エレフ、エブスすなわちエルサレム、ギブア、キルヤト。以上、十四の町とそれに属する村。以上がベニヤ ミンの一族、その諸氏族の相続地である。


フランシ スコ会訳2013
021
ベニヤミンの子らの部族の町は、氏族に従うと、次 のとおりである。エリコ、ベト・ホグラ、エメク・ケツィツ、

022ベト・アラバ、ツェマライム、ベテル、

023アビム、パラ、オフラ、

024ケファル・アモニ、オフニ、ゲバ。以上十二の町と それに属する村。

025また、ギブオン、ラマ、ベエロト、

026ミツパ、ケフィラ、モツァ、

027レケム、イルペエル、タルアラ、

028ツェラ、エレフ、エブス人の町エルサレム、ギブ ア、キルヤト・エアリム。以上十四の町とそれに属する村。以上が、ベニヤミンの子らが氏族ごとに継承した相続地である。


 

新共同訳1987

18:21 ベニヤミンの人々の部族の町は、その氏族に従うと次のとおりである。エリコ、ベト・ホグラ、エメク・ケツィツ、

18:22 ベト・アラバ、ツェマライム、ベテル、

18:23 アビム、パラ、オフラ、

18:24 ケファル・アモニ、オフニ、ゲバ、以上十二の町とそれに属する村。

18:25 ギブオン、ラマ、ベエロト、

18:26 ミツパ、ケフィラ、モツァ、

18:27 レケム、イルペエル、タルアラ、

18:28 ツェラ、エレフ、エブス、すなわちエルサレム、ギブア、キルヤト・エアリム、以上十四の町とそれに属する村。以上がベニヤミンの人々が氏族ごとに受け継い だ嗣業の土地である。

 

新改訳1970

18:21 さて、ベニヤミン部族の諸氏族の町々は、エリコ、ベテ・ホグラ、エメク・ケツィツ、

18:22 ベテ・ハアラバ、ツェマライム、ベテル、

18:23 アビム、パラ、オフラ、

18:24 ケファル・ハアモナ、オフニ、ゲバで、十二の町と、それらに属する村々であった。

18:25 また、ギブオン、ラマ、ベエロテ、

18:26 ミツパ、ケフィラ、モツァ、

18:27 レケム、イルペエル、タルアラ、

18:28 ツェラ、エレフ、エブスすなわちエルサレム、ギブアテ、キルヤテなど十四の町と、それらに属する村々であった。これがベニヤミン族の諸氏族の相続地であっ た。

 

口語訳1955

18:21 ベニヤミンの子孫の部族が、その家族にしたがって獲た町々は、エリコ、ベテホグラ、エメクケジツ、

18:22 ベテアラバ、ゼマライム、ベテル、

18:23 アビム、パラ、オフラ、

18:24 ケパル・アンモニ、オフニ、ゲバ。すなわち十二の町々と、それに属する村々。

18:25 またギベオン、ラマ、ベエロテ、

18:26 ミヅパ、ケピラ、モザ、

18:27 レケム、イルピエル、タララ、

18:28 ゼラ、エレフ、エブスすなわちエルサレム、ギベア、キリアテ・ヤリム。すなわち十四の町々と、それに属する村々。これがベニヤミンの子孫の、その家族にし たがって獲た嗣業である。

 

文 語訳1917
18:21 ベニヤミンの子孫の支派がその宗族にしたがひて獲たる邑々はヱリコ、ベテホグラ、エメクケジツ
18:22 ベテアラバ、ゼマライム、ベテル
18:23 アビム、パラ、オフラ
18:24 ケパルアンモン、オフニ、ケバの十二邑ならびに之に屬る村々なり
18:25 ギベオン、ラマ、ベエロテ
18:26 ミヅパ、ケピラ、モザ
18:27 レケム、イルピエル、タララ、
18:28 ゼラ、エレフ、ヱブスすなはちエルサレム、ギベア、キリアテの十四邑ならびに之につける村々是なり ベニヤミンの子孫がその宗族にしたがひて獲たる?業は是のごとし
****************************************

各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

・・・・

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

・・・・

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

・・・・

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

・・・・

 

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

・・・・

 

 

****************************************