ヨシュア記 20章
逃れの町
翻訳比較
◆逃れの町
ヨシュ 20:1 主はヨシュアに告げられた。
ヨシュ 20:2 「イスラエルの人々に告げなさい。私がモーセを通してあなたがたに告げておいた逃れの町を定めなさい。
ヨシュ
20:3 過って、あるいは知らずに人を打ち、殺してしまった者がそこに逃げ込むためである。血の復讐をする者から逃れるための場所となる。
ヨシュ
20:4 これらの町の一つに逃げ込む者は、その町の門の入り口に立ち、その町の長老たちの聞いている前で、自分のことを申し立てなければならない。ま
た、彼らはその者を、自分たちの町に受け入れなければならない。その者に場所を与え、共に住まわせなければならない。
ヨシュ
20:5 血の復讐をする者が彼の後を追って来ても、人を殺した者をその者の手に引き渡してはならない。彼は過って自分の隣人を殺したのであって、以前か
らその人を憎んでいたわけではないからである。
ヨシュ
20:6 裁きのために会衆の前に立つときまで、もしくは、現職にある大祭司が死ぬまで、その者はその町にとどまらなければならない。その後、人を殺した
者は自分の町、自分の家、自分が逃げ出して来た町に帰ることができる。」
ヨシュ
20:7 そこで彼らは、ナフタリの山地ではガリラヤのケデシュ、エフライムの山地ではシェケム、ユダの山地ではキルヤト・アルバ、すなわちヘブロンを聖
別した。
ヨシュ
20:8 また、ヨルダン川の向こう側、すなわちエリコの東では、ルベンの部族からは台地の荒れ野にあるベツェル、ガドの部族からはギルアドのラモト、マ
ナセの部族からはバシャンのゴランを聖別した。
ヨシュ
20:9 以上が、すべてのイスラエルの人々、ならびに、彼らのもとに寄留している者のために指定された町であり、過って人を殺したすべての者が逃げ込む
ための町である。その者が会衆の前に立つまで、血の復讐をする者の手によって死ぬことがないようにしたのである。
フランシ スコ会訳2013
001主は、ヨシュアに次のように告げられた、
002「イスラエルの子らに次のように告げよ、『わたし
がモーセを通してお前たちに告げておいた逃れの町々を定めよ。
003意図的ではなく過失によって人を殺した者がそこへ
逃れ、血の復讐をする者から避難する場所となる。
004これらの町の一つに逃げ込む場合、その人は町の門
の入り口に立ち、その町の長老たちに事情を申し述べる。そうすれば彼らはその人を町に受け入れ、自分たちとともに住む場所を与え
るであろう。
005たとえ血の復讐をする者が彼の後を追ってきても、
殺人者をその者の手に引き渡してはならない。彼は意図せずに隣人を殺害したのであり、以前からその人を憎んでいたのでもないから
である。
006その人は裁きのために共同体の前に立つまで、ある
いはその時の大祭司が死ぬまで、その町に留まらなければならない。その後、殺人者は自分の町、自分の家、自分が逃げ出して来た町
に帰り、住むことができる』」。
007イスラエルの子らは、ナフタリの山地にあるガリラ
ヤのケデシュ、エフライムの山地にあるシケム、ユダの山地にあるキルヤト・アルバ、すなわちヘブロンをこのために聖別した。
008エリコの東ヨルダン川の向こう側では、ルベン族の
台地の荒れ野にあるベツェル、ガド族のギレアドのラモト、マナセ族のバシャンのゴランを指定した。
009以上が、すべてのイスラエルの子ら、および彼らの
間に在留する他国の者たちのために指定された町であり、過失によって人を殺した者は誰でもそこに逃れることができる。こうして、
その人が共同体の前に立つ以前に、血の復讐者の手にかかって死ぬことがないようにした。
新共同訳1987
20:1
主はヨシュアに仰せになった。
20:2
イスラエルの人々に告げなさい。モーセを通して告げておいた逃れの町を定め、
20:3
意図してでなく、過って人を殺した者がそこに逃げ込めるようにしなさい。そこは、血の復讐をする者からの逃れの場所になる。
20:4
これらの町のいずれかに逃げ込む場合、その人は町の門の入り口に立ち、その町の長老たちの聞いている前でその訳を申し立てねばならない。彼らが彼を町に受
け入れるなら、彼は場所を与えられ、共に住むことが許される。
20:5
たとえ血の復讐をする者が追って来ても、殺害者を引き渡してはならない。彼がその隣人を殺したのは意図的なものではなく、以前からの恨みによるものでもな
かったからである。
20:6
彼は、共同体の前に出て裁きを受けるまでの期間、あるいはその時の大祭司が死ぬまで、町にとどまらねばならない。殺害者はその後、自分の家、自分が逃げ出
して来た町に帰ることができる。
20:7
彼らは、ナフタリの山地ではガリラヤのケデシュ、エフライム山地のシケム、ユダの山地ではキルヤト・アルバ、すなわちヘブロンを聖別した。
20:8
エリコの東、ヨルダン川の向こう側では、ルベン族に属する台地の荒れ野にあるベツェル、ガド族に属するギレアドのラモト、マナセ族に属するバシャンのゴラ
ンをそれに当てた。
20:9
以上は、すべてのイスラエルの人々および彼らのもとに寄留する者のために設けられた町であり、過って人を殺した者がだれでも逃げ込み、共同体の前に立つ前
に血の復讐をする者の手にかかって死ぬことがないようにしたのである。
新改訳1970
20:1
主はヨシュアに告げて仰せられた。
20:2
「イスラエル人に告げて言え。わたしがモーセを通してあなたがたに告げておいた、のがれの町をあなたがたのために定め、
20:3
あやまって、知らずに人を殺した殺人者が、そこに逃げ込むことのできるようにしなさい。その町々は、あなたがたが血の復讐をする者からのがれる場所とな
る。
20:4
人が、これらの町の一つに逃げ込む場合、その者は、その町の門の入口に立ち、その町の長老たちに聞こえるように、そのわけを述べなさい。彼らは、自分たち
の町に彼を受け入れ、彼に一つの場所を与え、彼は、彼らとともに住む。
20:5
たとい、血の復讐をする者がその者を追って来ても、殺人者をその手に渡してはならない。彼は知らずに隣人を打ち殺したのであって、以前からその人を憎んで
いたのではないからである。
20:6
その者は会衆の前に立ってさばきを受けるまで、あるいは、その時の大祭司が死ぬまで、その町に住まなければならない。それから後、殺人者は、自分の町、自
分の家、自分が逃げて来たその町に帰って行くことができる。」
20:7
それで彼らは、ナフタリの山地にあるガリラヤのケデシュと、エフライムの山地にあるシェケムと、ユダの山地にあるキルヤテ・アルバ、すなわちヘブロンとを
聖別した。
20:8
エリコのあたりのヨルダン川の向こう側、東のほうでは、ルベン部族から、高地の荒野にあるベツェルを、ガドの部族から、ギルアデのラモテを、マナセ部族か
ら、バシャンのゴランをこれに当てた。
20:9
これらは、すべてのイスラエル人、および、彼らの間の在留異国人のために設けられた町々で、すべて、あやまって人を殺した者が、そこに逃げ込むためであ
る。会衆の前に立たないうちに、血の復讐をする者の手によって死ぬことがないためである。
口語訳1955
20:1
そこで主はヨシュアに言われた、
20:2
「イスラエルの人々に言いなさい、『先にわたしがモーセによって言っておいた、のがれの町を選び定め、
20:3
あやまって、知らずに人を殺した者を、そこへのがれさせなさい。これはあなたがたが、あだを討つ者をさけて、のがれる場所となるでしょう。
20:4
その人は、これらの町の一つにのがれて行って、町の門の入口に立ち、その町の長老たちに、そのわけを述べなければならない。そうすれば、彼らはその人を町
に受け入れて、場所を与え、共に住ませるであろう。
20:5
たとい、あだを討つ者が追ってきても、人を殺したその者を、その手に渡してはならない。彼はあやまって隣人を殺したのであって、もとからそれを憎んでいた
のではないからである。
20:6
その人は、会衆の前に立って、さばきを受けるまで、あるいはその時の大祭司が死ぬまで、その町に住まなければならない。そして後、彼は自分の町、自分の家
に帰って行って、逃げ出してきたその町に住むことができる』」。
20:7
そこで、ナフタリの山地にあるガリラヤのケデシ、エフライムの山地にあるシケム、およびユダの山地にあるキリアテ・アルバすなわちヘブロンを、これがため
に選び分かち、
20:8
またヨルダンの向こう側、エリコの東の方では、ルベンの部族のうちから、高原の荒野にあるベゼル、ガドの部族のうちから、ギレアデのラモテ、マナセの部族
のうちから、バシャンのゴランを選び定めた。
20:9
これらは、イスラエルのすべての人々、およびそのうちに寄留する他国人のために設けられた町々であって、すべて、あやまって人を殺した者を、そこにのがれ
させ、会衆の前に立たないうちに、あだを討つ者の手にかかって死ぬことのないようにするためである。
文
語訳1917
20:1 茲にヱホバ、ヨシユアに告て言たまひけるは
20:2 汝イスラエルの子孫に告て言へ汝等モーセによりて我が汝らに語りおきし逃遁の邑を擇び定め
20:3 誤りて知ずに人を殺せる者を其處に逃れしめよ是は汝らが仇打する者を避て逃るべき處なり
20:4
斯る者は是等の邑の一に逃れゆき邑の門の入口に立てその邑の長老等の耳にその事情を述べし然る時は彼ら之をその邑に受いれ處を與へて己の中に住しむべし
20:5
假令仇打する者追ゆくとも彼らその人を殺せる者を之が手に交すべからず其は彼知ずして人を殺せるにて素より之を惡みをりしに非ればなり
20:6
その人は會衆の前に立て審判を受るまで其時の祭司の長の死る迄その邑に住をるべし然る後その人を殺せる者己の邑に歸り往てその家にいたり己が逃いでし邑に
住むべし
20:7
爰にナフタリの山地なるガリラヤのケデシ、エフライムの山地なるシケムおよびユダの山地なるキリアテアルバ(すなはちヘブロン)を之がために分ち
20:8
またヨルダンの彼旁ヱリコの東の方にてはルベンの支派の中より平地なる荒野のベゼルを擇び定めガドの支派の中よりギレアデのラモテを擇び定めマナセの支派
の中よりバシヤンのゴランを擇び定めたり
20:9
是すなはちイスラエルの一切の子孫および之が中に寄寓をる他國人のために設けたる邑々にして凡て人を誤まり殺せる者を此に逃れしめ其會衆の前に立ざる中に
仇打の手に死るがごときことなからしめんためなり
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 ルカ 1:39
1:39 そのころ、マリヤは
立って、大急ぎで山里へむかいユダの町に行き、
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 ヘブ
6:18
6:18
それは、偽ることのあり得ない神に立てられた二つの不変の事がらによって、前におかれている望みを捕えようとして世をのがれてきたわ
たしたちが、力強い励ましを受けるためである。
口 語訳 ルカ
1:39
1:39
そのころ、マリヤは立って、大急ぎで山里へむかいユダの町に行き、
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
・・・・
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
・・・・
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