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ルカ6:1−5
安息日に穂を摘む
 
翻訳比較
          
          
フランシスコ会訳2013
        ルカによる福音書6
フランシスコ訳聖書 Luk <6>章
        聖書本文
◆安息日の主(マタ12・1-8、マコ2・23-28)
001さて、ある安息日に、イエスが
        麦畑の間を通っておられたとき、弟子たちは穂を摘み、手でもんで食べていた。
002すると、ファリサイ派のある人
        たちが言った、「なぜ、あなた方は、安息日に許されていないことをするのか」。
003そこで、イエスはお答えになっ
        た、「あなた方は、ダビデとその供の者たちが空腹だったとき、ダビデが何をしたか読んだことがないのか。
004ダビデは神の家に入り、祭司た
        ちのほかは、誰も食べることを許されていない供えのパンを取って食べ、供の者たちにも与えたではないか」。
005そして、イエスは彼らに仰せに
        なった、「人の子は安息日の主である」。
 
岩波翻訳委員会訳1995
420601なお、彼が安息日に麦畑を通り過ぎていた際、彼の弟子たちは穂を摘み、〔それを〕手で揉みな
          がら食べ始めた。
420602すると、ファリサイ派のある者たちが言った、「お前たちはなぜ、安息日に許されていないこと
          をするのか」。
420603そこでイエスは一彼らに対して答えて言つた、「.お前たちは、ダビデが、彼自身も
ま
          た彼と共にいた者たちも飢えた時にした、次のようなことを読んだことがないのか。
420604[すなわち]彼は、神の家に入り、供えのパンを取って食べ、また共にいる者
た
          ちにも与えたのだが、これら、〔のパン〕は、ただ祭司たちのほかは誰にも食べるこ
と
          が許されていないものなのだ」。
420605そして彼は彼らに言った、「人の子は、安息日の主である」。
 
新共同訳1987
              
6:1
            ある安息日に、イエスが麦畑を通って行かれると、弟子たちは麦の穂を摘み、手でもんで食べた。
6:2
            ファリサイ派のある人々が、「なぜ、安息日にしてはならないことを、あなたたちはするのか」と言った。
6:3
            イエスはお答えになった。「ダビデが自分も供の者たちも空腹だったときに何をしたか、読んだことがないのか。
6:4
            神の家に入り、ただ祭司のほかにはだれも食べてはならない供えのパンを取って食べ、供の者たちにも与えたではないか。」
6:5 そして、彼らに言われた。「人の子は安息日の主である。」
        
          前
              田訳1978
              
1あ る安息日に麦畑を通り抜けられたときのこと、弟子たちが穂を摘み、手でもんで食べて
            い た。
              2すると何人かのパリサイ人がいった、「なぜあなた方は安息日にしてならぬことをするのか」と。
            3イエスは答えられた、「ダビデが自分もお伴も飢えたとき
            した ことを読まなかったのか。
            4彼が神の家に入って、祭司のほか食べることがゆるされな
            い供 えのパンを取って食ベ、お伴にも与えたことを」と。
            5また彼らにいわれた、「人の子は安息日の主である」と。
         
           
        
新改訳1970
6:1
          ある安息日に、イエスが麦畑を通っておられたとき、弟子たちは麦の穂を摘んで、手でもみ出しては食べていた。
6:2
          すると、あるパリサイ人たちが言った。「なぜ、あなたがたは、安息日にしてはならないことをするのですか。」
6:3
          イエスは彼らに答えて言われた。「あなたがたは、ダビデが連れの者といっしょにいて、ひもじかったときにしたことを読まなかったのですか。
6:4
          ダビデは神の家にはいって、祭司以外の者はだれも食べてはならない供えのパンを取って、自分も食べたし、供の者にも与えたではありませんか。」
6:5
          そして、彼らに言われた。「人の子は、安息日の主です。」
 
塚本訳1963
              
        6:1 ある安息日に麦畑の中を通られたときのこと、弟子たちが(空腹を覚えて)穂を摘み、手でもんで食べていた。
        6:2 パリサイ人が言った、「なぜあなた達は、安息日にしてはならぬことをするのか。」
        6:3
        イエスが答えて言われた、「あなた達は、ダビデ(王)が自分も供をしている者も空腹の時にしたことを、(聖書で)読んだことすらないのか。
        6:4 ──彼が神の家に入って、ただ祭司のほかはだれも食べてはならない『供えのパンを』取って食べ、供の者にわけてやったことを。」
        6:5 また彼らに言われた、「人の子(わたし)は安息日の主人である。」
        
 
口語訳1955
              
6:1
            ある安息日にイエスが麦畑の中をとおって行かれたとき、弟子たちが穂をつみ、手でもみながら食べていた。
6:2
            すると、あるパリサイ人たちが言った、「あなたがたはなぜ、安息日にしてはならぬことをするのか」。
6:3
            そこでイエスが答えて言われた、「あなたがたは、ダビデとその供の者たちとが飢えていたとき、ダビデのしたことについて、読んだことがないのか。
6:4
            すなわち、神の家にはいって、祭司たちのほかだれも食べてはならぬ供えのパンを取って食べ、また供の者たちにも与えたではないか」。
6:5
            また彼らに言われた、「人の子は安息日の主である」。
文語訳1917
"420601","
          イエス安息日に麥畠を過ぎ給ふとき、弟子たち穗を摘み、手にて揉みつつ食ひたれば、"
"420602","
          パリサイ人のうち或者ども言ふ『なんぢらは何ゆゑ安息日に爲まじき事をするか』"
"420603","
          イエス答へて言ひ給ふ『ダビデその伴へる人々とともに飢ゑしとき、爲しし事をすら讀まぬか。"
"420604","
          即ち神の家に入りて、祭司の他は食ふまじき供のパンを取りて食ひ、己と偕なる者にも與へたり』"
"420605","
          また言ひたまふ『人の子は安息日の主たるなり』"
 
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各国聖書引照
 
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マコ
            2:23-28
2:23
          ある安息日に麦畑の中を通られたときのこと、弟子たちが(空腹を覚えて)歩きながら穂を摘み始めた。
2:24
          パリサイ人がイエスに言った、「なぜあの人たちは、あんな、安息日にしてはならぬことをするのか。」
2:25
          イエスが言われるには、「あなた達は、ダビデ(王)が自分も供の者も食べるものがなくて空腹の時に何をしたか、(まだ聖書で)読んだことがないのか。
2:26
          ──彼が大祭司アビアタルの時、神の家に入って、祭司のほかだれも食べてはならない、『供えのパンを』食べ、供をしている者にもわけてやったことを。」
2:27
          また彼らに言われた、「安息日は人のためで、人が安息日のためにあるのではない。
2:28
          だから人の子(わたし)はまた安息日の主人である。」
 
塚本訳 マタ
            12:1-8
12:1
          そのころ、ある安息日にイエスは麦畑の中を通られた。弟子たちは空腹を覚えたので、穂を摘んで食べ始めた。
12:2
          パリサイ人が見てイエスに言った、「あなたの弟子は、あんな、安息日にしてはならぬことをしている。」
12:3
          イエスが言われた、「あなた達は、ダビデ(王)と供の者とが空腹の時に何をしたか、(聖書で)読んだことがないのか。
12:4
          ──彼が神の家に入って、ただ祭司のほかはだれも、自分も供の者も食べてはならない『供えのパンを』(彼らと)食べたことを。
12:5
          また、祭司は安息日に宮で(いろいろな務めをして)安息日を犯しても罪にならぬことを、律法で読んだことがないのか。
12:6
          わたしは言う、(ダビデ王よりも、祭司よりも、)宮よりも大きい者が(今)ここにいる。
12:7
          もしあなた達に、『わたしは憐れみを好み、犠牲を好まない』という(神の言葉の)意味がわかっていたなら、罪もないこの人たちを(安息日違犯だと言って)
          咎め立てしなかったであろうに。
12:8
          (わたしの弟子たちに罪はない。)人の子(わたし)は安息日の主人であるから。」
 
(独)NESTLE-ALAND  NOVUM
                TESTAMENTUM  GRAECE
                27版1993 の引照
 
・・・・
 
(英・米)THE NEW TREASURY OF
                SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
 
・・・・
 
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同 ヘブ
          9:2
9:2
          すなわち、第一の幕屋が設けられ、その中には燭台、机、そして供え物のパンが置かれていました。この幕屋が聖所と呼ばれるものです。
 
新 共同 エペ
          1:22
1:22
          神はまた、すべてのものをキリストの足もとに従わせ、キリストをすべてのものの上にある頭として教会にお与えになりました。
 
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
                1985 の引照
 
・・・・
 
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ルカ6:6−11
手なえ
 
翻訳比較
          
        
      
聖書協会共同訳2018
        ◆手の萎えた人を癒やす (マタ一二9−14、マコ三1−6)
        ルカ 6:6 また、ほかの安息日に、イエスは会堂に入って教えておられた。そこに右手の萎えた人がいた。
        ルカ
        6:7 律法学者たちやファリサイ派の人々は、訴える口実を見つけようとして、イエスが安息日に病気を癒やされるかどうか、うかがっていた。
        ルカ
        6:8 イエスは彼らの考えを見抜いて、手の萎えた人に、「立って、真ん中に出なさい」と言われると、その人は起き上がって立った。
        ルカ
        6:9 イエスは言われた。「あなたがたに尋ねるが、安息日に許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、滅ぼすことか。」
        ルカ 6:10 そして、一同を見回してから、その人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。そのとおりにすると、手は元どおりになった。
        ルカ 6:11 しかし、彼らはすっかり分別を失って、イエスをどうしてやろうかと話し合った。
            フランシスコ会訳2013
        ◆安息日の意味(マタ12・9-14、
        マコ3・1-6)
006また、別の安息日のこと、イエ
        スは会堂に入り、教えておられた。そこには、右手のなえた人がいた。
007律法学者やファリサイ派の人々
        は、イエスを訴える口実を見つけようとして、イエスが安息日にその人を癒やすかどうかを窺っていた。
008イエスは彼らの考えを見抜い
        て、手のなえた人に、「立って、真ん中に出なさい」と仰せになった。すると、その人は立って出てきた。
009そこでイエスは彼らに仰せに
        なった、「あなた方に尋ねるが、安息日に許されているのは善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、滅ぼすことか」。
010そして一同を見回し、その人に
        「手を伸ばしなさい」と仰せになった。そのとおりにすると、手は元どおりになった。
011すると、彼らは怒りに駆られ、
        イエスをどうしようかと、互いに話し合った。
 
岩波翻訳委員会訳1995
420606さて、また別の安息日に、彼が会堂に入り、教えていた際、そこに一人の人が
い
          たが、その右手は萎えていた。
420607すると律法学者たちとファリサイ人たちは、イエス一が安息日に癒すのかどうか、うかがってい
          た。彼を訴える〔口実を〕見つけようというのであった。
420608しかし、イエス自身は、彼らの思いを知って、萎えた手を持った人に言った、「起きなさい、そ
          して、真中へ進み出なさい」。すると彼は起き上がって立った。
420609そこでイエスは、彼らに対して言った、「お前たちにたずねよう、安息日に許されているのは、
          善行をなすことか、悪をなすことか、いのちを救うことか、滅ぼすことか」。420610そこで彼は彼ら全員を見まわして、その人に
          言った、「あなたの手を伸ばしなさい」。そこで彼はそのようにすると、その手は元通りにされた。
420611しかし彼らのほうは、〔愚昧(ぐまい)な〕憤怒(ふんぬ)に満たされ、イエスに対してどうい
          う手を打ったらよいか、互いに談合し始めた。
 
新共同訳1987
6:6
          また、ほかの安息日に、イエスは会堂に入って教えておられた。そこに一人の人がいて、その右手が萎えていた。
6:7
          律法学者たちやファリサイ派の人々は、訴える口実を見つけようとして、イエスが安息日に病気をいやされるかどうか、注目していた。
6:8
          イエスは彼らの考えを見抜いて、手の萎えた人に、「立って、真ん中に出なさい」と言われた。その人は身を起こして立った。
6:9
          そこで、イエスは言われた。「あなたたちに尋ねたい。安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、滅ぼすこと
          か。」
6:10
          そして、彼ら一同を見回して、その人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。言われたようにすると、手は元どおりになった。
6:11
          ところが、彼らは怒り狂って、イエスを何とかしようと話し合った。
 
前田訳1978
6:6
          別の安息日に、彼が会堂に入って教えられたときのこと、そこに右手のなえた人がいた。
6:7
          学者とパリサイ人は彼が安息日にいやしをなさるかと見守っていた。それは訴える口実を見つけるためであった。
6:8
          彼らの考えを悟って、彼は手のなえた人にいわれた、「起きて真ん中にお立ち」と。すると起きあがって立った。
6:9
          イエスは彼らにいわれた、「あなた方にきくが、安息日に許されているのは善をなすことか悪をなすことか、いのちを救うことか滅ぼすことか」と。
6:10
          そして皆を見まわしてその人にいわれた、「手をおのばし」と。そのとおりにすると、手がなおった。
6:11
          彼らは怒りに満たされ、イエスをどうしようかと互いに話しあった。
 
新改訳1970
6:6
          別の安息日に、イエスは会堂にはいって教えておられた。そこに右手のなえた人がいた。
6:7
          そこで律法学者、パリサイ人たちは、イエスが安息日に人を直すかどうか、じっと見ていた。彼を訴える口実を見つけるためであった。
6:8
          イエスは彼らの考えをよく知っておられた。それで、手のなえた人に、「立って、真中に出なさい。」と言われた。その人は、起き上がって、そこに立った。
6:9
          イエスは人々に言われた。「あなたがたに聞きますが、安息日にしてよいのは、善を行なうことなのか、それとも悪を行なうことなのか。いのちを救うことなの
          か、それとも失うことなのか、どうですか。」
6:10
          そして、みなの者を見回してから、その人に、「手を伸ばしなさい。」と言われた。そのとおりにすると、彼の手は元どおりになった。
6:11
          すると彼らはすっかり分別を失ってしまって、イエスをどうしてやろうかと話し合った。
 
塚本訳1963
6:6
          またほかの安息日に、礼拝堂に入って教えられた。するとそこに一人の人がいて、右手がなえていた。
6:7
          聖書学者とパリサイ人たちが、イエスは安息日になおされるかどうかと、ひそかに様子をうかがっていた。訴え出る口実を見つけるためであった。
6:8
          イエスは彼らの考えを知って、手のなえた男に「立って真中に出てこい」と言われると、立ち上がって出てきた。
6:9
          イエスが彼らに言われた、「尋ねるが、安息日には、善いことをするのと悪いことをするのと、命を救うのと、滅ぼすのと、どちらが正しいだろうか。」
6:10
          そして一同を見まわして、その人に言われた、「手をのばせ。」その通りにすると、手が直った。
6:11
          彼らは狂わんばかりに怒って、イエスをどうしょうかと話し合った。
 
口語訳1955
6:6
          また、ほかの安息日に会堂にはいって教えておられたところ、そこに右手のなえた人がいた。
6:7
          律法学者やパリサイ人たちは、イエスを訴える口実を見付けようと思って、安息日にいやされるかどうかをうかがっていた。
6:8
          イエスは彼らの思っていることを知って、その手のなえた人に、「起きて、まん中に立ちなさい」と言われると、起き上がって立った。
6:9
          そこでイエスは彼らにむかって言われた、「あなたがたに聞くが、安息日に善を行うのと悪を行うのと、命を救うのと殺すのと、どちらがよいか」。
6:10
          そして彼ら一同を見まわして、その人に「手を伸ばしなさい」と言われた。そのとおりにすると、その手は元どおりになった。
6:11
          そこで彼らは激しく怒って、イエスをどうかしてやろうと、互に話合いをはじめた。
 
文語訳1917
"420606","
          又ほかの安息日に、イエス會堂に入りて教をなし給ひしに、此處に人あり、其の右の手なえたり。"
"420607","
          學者・パリサイ人ら、イエスを訴ふる廉を見出さんと思ひて、安息日に人を醫すや否やを窺ふ。"
"420608","
          イエス彼らの念を知りて、手なえたる人に『起きて中に立て』と言ひ給へば、起きて立てり。"
"420609","
          イエス彼らに言ひ給ふ『われ汝らに問はん、安息日に善をなすと惡をなすと、生命を救ふと亡すと、孰かよき』"
"420610","
          かくて一同を見まはして、手なえたる人に『なんぢの手を伸べよ』と言ひ給ふ。かれ然なしたれば、その手癒ゆ。"
"420611","
          然るに彼ら狂気の如くなりて、イエスに何をなさんと語り合へり。"
 
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各国聖書引照
 
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マコ 3:1-6
3:1
          ふたたび(ある安息日に)礼拝堂に入られると、そこに片手のなえている人がいた。
3:2
          (パリサイ派の)人々がイエスは安息日にこの人をなおされるかどうかと、ひそかに様子をうかがっていた。訴え出る(口実を見つける)ためであった。
3:3
          イエスは(それと知って)、手のなえた人に「立って真中に出てこい」と言っておいて、
3:4
          彼らに言われる、「安息日には、善いことをするのと悪いことをするのと、命を救うのと殺すのと、どちらが正しいか。」彼らは黙っていた。
3:5
          するとイエスは怒気をふくんで人々を見まわし、彼らの心の頑ななのをふかく悲しんで、その人に言われる、「手をのばせ。」のばすと手が直った。
3:6
          パリサイ人たちは出ていって、すぐヘロデ党の者と、イエスを殺す相談をはじめた。
 
塚本訳 マタ
            12:9-14
12:9
          そこを去って、(ある安息日に)礼拝堂に入られた。
12:10
          するとそこに、片手のなえた人がいた。(パリサイ派の)人々がイエスに、「安息日に病気をなおすことは正しいだろうか」と尋ねた。イエスを訴え出る(口実
          を見つける)ためであった。
12:11
          彼らにこたえられた、「あなた達のうちには羊を一匹持っていて、もしそれが安息日に穴に落ち込めば、引っぱり上げてやらない者がだれかあるだろうか。
12:12
          ところで、人間は羊よりもどれだけ大切だか知れない。だから安息日に良いことをするのは正しい。」
12:13
          それからその人に言われる、「手をのばせ。」のばすと直って、片方の手のようによくなった。
12:14
          パリサイ人たちは出ていって、イエスを殺すことを決議した。
 
(独)NESTLE-ALAND  NOVUM
                TESTAMENTUM  GRAECE
                27版1993 の引照
新 共同 ルカ 5:22
5:22 イエスは、彼らの考え
          を知って、お答えになった。「何を心の中で考えているのか。
 
(英・米)THE NEW TREASURY OF
                SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
 
・・・・
 
(日)新共同訳1987 の引照
 
・・・・
 
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
                1985 の引照
 
・・・・
 
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ルカ6:12−16
十二使徒を選ぶ
 
翻訳比較
          
        
      
        聖書協会共同訳2018
          ◆十二人を選ぶ (マタ一〇1−4、マコ三13−19)
        ルカ 6:12 その頃、イエスは祈るために山に行き、夜を徹して神に祈られた。
        ルカ 6:13 朝になると弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選んで使徒と名付けられた。
        ルカ 6:14 それは、イエスがペトロと名付けられたシモン、その兄弟アンデレ、そして、ヤコブ、ヨハネ、フィリポ、バルトロマイ、
        ルカ 6:15 マタイ、トマス、アルファイの子ヤコブ、熱心党と呼ばれたシモン、
        ルカ 6:16 ヤコブの子ユダ、それに後に裏切り者となったイスカリオテのユダである。
            フランシスコ会訳2013
        ◆十二使徒の選び(マタ10・1-4、
        マコ3・13-19)
012そのころ、イエスは祈るために
        山に行き、夜通し神に祈られた。
013夜が明けると、イエスは弟子た
        ちを呼び寄せ、その中から十二人を選び、彼らを使徒と名づけられた。
014それは、イエスがペトロと名づ
        けられたシモンと、その兄弟アンデレ、およびヤコブ、ヨハネ、フィリポ、バルトロマイ、
015マタイ、トマス、アルファイの
        子ヤコブ、熱心党と呼ばれていたシモン、
016ヤコブの子ユダ、そして、裏切
        り者となったイスカリオテのユダである。
 
岩波翻訳委員会訳1995
420612さて、その頃、彼は祈るために出て山へ行った際、神〔へ〕の祈りの中で夜を徹していた。
420613そして、朝が来た時、彼の弟子たちを呼び寄せ、その中から、十二人を選び出しその彼らを使徒
          とも名付けた。
420614〔彼らは、〕彼がペトロとも名付けたシモン、そしてその兄弟のアンドレアス、そしてヤコブ、
          そしてヨハネ、そして
フィ
          リッポス、そしてバルトロマイオス、
420615そしてマタイ、そしてトマス、そしてアルファイオスの子ヤコブ、そして熱心党員と言われてい
          たシモン、
420616そしてヤコブの子ユダ、そしてイスカリオトのユダ〔である〕。このユダは、裏切り者になっ
          た。
 
新共同訳1987
6:12
          そのころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた。
6:13
          朝になると弟子たちを呼び集め、その中から十二人を選んで使徒と名付けられた。
6:14
          それは、イエスがペトロと名付けられたシモン、その兄弟アンデレ、そして、ヤコブ、ヨハネ、フィリポ、バルトロマイ、
6:15
          マタイ、トマス、アルファイの子ヤコブ、熱心党と呼ばれたシモン、
6:16
          ヤコブの子ユダ、それに後に裏切り者となったイスカリオテのユダである。
 
前田訳1978
6:12
          そのころ、彼は山へ祈りに行って、神への祈りのうちに夜をあかされた。
6:13
          朝になると、弟子たちを呼びよせ、その中から十二人を選んで使徒と名づけられた。
6:14
          すなわち、ペテロともいわれたシモンとその兄弟アンデレ、ヤコブとヨハネ、ピリポとバルトロマイ、
6:15
          マタイとトマス、アルパヨの子ヤコブと熱心党と呼ばれたシモン、
6:16
          ヤコブの子ユダ、イスカリオテのユダ、この人は裏切り者になった。
 
新改訳1970
6:12
          このころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈りながら夜を明かされた。
6:13
          夜明けになって、弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選び、彼らに使徒という名をつけられた。
6:14
          すなわち、ペテロという名をいただいたシモンとその兄弟アンデレ、ヤコブとヨハネ、ピリポとバルトロマイ、
6:15
          マタイとトマス、アルパヨの子ヤコブと熱心党員と呼ばれるシモン、
6:16
          ヤコブの子ユダとイエスを裏切ったイスカリオテ・ユダである。
 
塚本訳1963
6:12
          このころのこと、イエスは祈りのため山に行って、神に祈りながら夜をあかされた。
6:13
          朝になると弟子を呼びよせ、その中から十二人を選び、これをまた使徒と名づけられた。
6:14
          すなわち、シモン──この人をまたペテロと名づけられた──と、その兄弟アンデレと、ヤコブとヨハネと、ピリポとバルトロマイと、
6:15
          マタイとトマスと、アルパヨの子ヤコブと熱心党と呼ばれたシモンと、
6:16
          ヤコブの子ユダと、イスカリオテのユダ──この人は(あとで)裏切者になった。
 
口語訳1955
6:12
          このころ、イエスは祈るために山へ行き、夜を徹して神に祈られた。
6:13
          夜が明けると、弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選び出し、これに使徒という名をお与えになった。
6:14
          すなわち、ペテロとも呼ばれたシモンとその兄弟アンデレ、ヤコブとヨハネ、ピリポとバルトロマイ、
6:15
          マタイとトマス、アルパヨの子ヤコブと、熱心党と呼ばれたシモン、
6:16
          ヤコブの子ユダ、それからイスカリオテのユダ。このユダが裏切者となったのである。
 
文語訳1917
"420612","
          その頃イエス祈らんとて山にゆき、神に祈りつつ夜を明したまふ。"
"420613","
          夜明になりて弟子たちを呼び寄せ、その中より十二人を選びて、之を使徒と名づけたまふ。"
"420614","
          即ちペテロと名づけ給ひしシモンと其の兄弟アンデレと、ヤコブとヨハネと、ピリポとバルトロマイと、"
"420615","
          マタイとトマスと、アルパヨの子ヤコブと熱心黨と呼ばるるシモンと、"
"420616","
          ヤコブの子ユダとイスカリオテのユダとなり。このユダはイエスを賣る者となりたり。"
 
****************************************
 
各国聖書引照
 
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マコ
            3:13-19
3:13
          それから(近くの)山に上り、自分でこれぞと思う人たちを呼びよせられると、あつまって来た。
3:14
          そこで十二人(の弟子)をお決めになった。そばに置くため、またこれを派遣して、教えを説かせたり、
3:15
          全権をさずけて悪鬼を追い出させたりするためであった。
3:16
          すなわち十二人を決めて、シモンにペテロという名をつけ、
3:17
          ゼベダイの子ヤコブとヤコブの兄弟のヨハネと──この二人にはボアネルゲ、すなわち「雷の子」という名をつけられた。──
3:18
          アンデレとピリポとバルトロマイとマタイとトマスとアルパヨの子ヤコブとタダイと熱心党のシモンと
3:19
          イスカリオテのユダ。この人は(あとで)イエスを売った。
 
塚本訳 マタ
            10:1-4
10:1
          そこで十二人の弟子を呼びよせて、汚れた霊を追い出し、またあらゆる病気、あらゆる煩いをなおす全権を授けられた。
10:2
          十二使徒の名はこれである。──まず、ペテロと言われたシモンとその兄弟のアンデレ、それからゼベダイの子ヤコブとその兄弟のヨハネ、
10:3
          ピリポとバルトロマイ、トマスと税金取りマタイ、アルパヨの子ヤコブとタダイ、
10:4
          熱心党のシモンと(あとで)イエスを売ったイスカリオテのユダ。
 
(独)NESTLE-ALAND  NOVUM
                TESTAMENTUM  GRAECE
                27版1993 の引照
新 共同 ルカ
          9:28
9:28
          この話をしてから八日ほどたったとき、イエスは、ペトロ、ヨハネ、およびヤコブを連れて、祈るために山に登られた。
 
新 共同 マタ
          9:9
9:9
          イエスはそこをたち、通りがかりに、マタイという人が収税所に座っているのを見かけて、「わたしに従いなさい」と言われた。彼は立ち
          上がってイエスに従った。
 
(英・米)THE NEW TREASURY OF
                SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳
          Uコリ5:20
5:20
          神がわたしたちをとおして勧めをなさるのであるから、わたしたちはキリストの使者なのである。そこで、キリストに代って願う、神の和
          解を受けなさい。
 
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同 使  1:13
1:13
          彼らは都に入ると、泊まっていた家の上の部屋に上がった。それは、ペトロ、ヨハネ、ヤコブ、アンデレ、フィリポ、トマス、バルトロマ
          イ、マタイ、アルファイの子ヤコブ、熱心党のシモン、ヤコブの子ユダであった。
 
新 共同 使  1:25-26
1:25
          ユダが自分の行くべき所に行くために離れてしまった、使徒としてのこの任務を継がせるためです。」
1:26
          二人のことでくじを引くと、マティアに当たったので、この人が十一人の使徒の仲間に加えられることになった。
 
新 共同 ロマ
          1:1
1:1
          キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び出され、召されて使徒となったパウロから、――
 
新 共同
          Uコリ11:5
11:5
          あの大使徒たちと比べて、わたしは少しも引けは取らないと思う。
 
新 共同
          Uコリ12:11
12:11
          わたしは愚か者になってしまいました。あなたがたが無理にそうさせたのです。わたしが、あなたがたから推薦してもらうべきだったので
          す。わたしは、たとえ取るに足りない者だとしても、あの大使徒たちに比べて少しも引けは取らなかったからです。
 
新 共同
          Tヨハ2:19
2:19
          彼らはわたしたちから去って行きましたが、もともと仲間ではなかったのです。仲間なら、わたしたちのもとにとどまっていたでしょう。
          しかし去って行き、だれもわたしたちの仲間ではないことが明らかになりました。
 
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
                1985 の引照
口 語訳 使  1:13
1:13
          彼らは、市内に行って、その泊まっていた屋上の間にあがった。その人たちは、ペテロ、ヨハネ、ヤコブ、アンデレ、ピリポとトマス、バ
          ルトロマイとマタイ、アルパヨの子ヤコブと熱心党のシモンとヤコブの子ユダとであった。
 
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ルカ6:17−19
イエス有名になる
 
翻訳比較
          
        
      
聖書協会共同訳2018
        ◆おびただしい病人を癒やす (マタ四23−25)
        ルカ
        6:17 イエスは彼らと一緒に山から下りて、平地にお立ちになった。大勢の弟子とおびただしい民衆が、ユダヤ全土とエルサレムから、また、ティルスやシ
        ドンの海岸地方から、
        ルカ 6:18 イエスの話を聞くため、また病気を治してもらうために来ていた。汚れた霊に悩まされていた人々も癒やされた。
        ルカ 6:19 群衆は皆、何とかしてイエスに触れようとした。イエスから力が出て、すべての人を癒やしたからである。
            フランシスコ会訳2013
        ◆治癒活動の要約(マタ4・23-25、
        マコ3・7b-8、10)
017さて、イエスは使徒たちととも
        に山を下り、平らな所にお立ちになった。大勢の弟子たちや、ユダヤ全土、エルサレム、ティルスとシドンの海岸地方から来た、おびただ
        しい民の群れが、
018イエスの教えを聞き、病気を治
        してもらうために集まってきていた。汚れた霊に悩まされている人々も癒やされた。
019群衆はみな、イエスに触れよう
        とひしめきあっていた。それは、すべての人を癒やす力が、イエスから出ていたからである。
 
岩波翻訳委員会訳1995
420617さて彼は、彼らと共に下にくだり、平地に〔降り〕立った。すると、彼の弟子たちの大群衆と、
          また、全ユダヤとエルサレムから、そしてテユロスとシドンとの海岸地帯から〔来た〕民の多くの群が〔そこにいた〕。
420618この彼らは、イエス〔の語ること〕を聞こうとして、そして彼らの〔さまざまな〕病から治して
          もらおうとして、やって来たのである。また、穢れた霊に苦しめられていた者たちは〔次々と〕癒された。
420619そこですべての群衆は彼に触れようと努めた。彼のもとから力が出て行き、
す
          べての者を治したからである。
 
新共同訳1987
6:17
          イエスは彼らと一緒に山から下りて、平らな所にお立ちになった。大勢の弟子とおびただしい民衆が、ユダヤ全土とエルサレムから、また、ティルスやシドンの
          海岸地方から、
6:18
          イエスの教えを聞くため、また病気をいやしていただくために来ていた。汚れた霊に悩まされていた人々もいやしていただいた。
6:19
          群衆は皆、何とかしてイエスに触れようとした。イエスから力が出て、すべての人の病気をいやしていたからである。
 
前田訳1978
6:17
          イエスは彼らとともに山を下り、平らなところに立たれた。大勢の弟子の群れと、全ユダヤ、ことにエルサレム、またツロとシドンの海岸から来た大勢の民がい
          た。
6:18
          彼に耳傾け、病をいやしてもらおうとしたのである。けがれた霊になやまされていたものもいやされた。
6:19
          群衆は皆なんとかして彼にさわろうとしていた。彼から力が出て皆をいやしていたからである。
 
新改訳1970
6:17
          それから、イエスは、彼らとともに山を下り、平らな所にお立ちになったが、多くの弟子たちの群れや、ユダヤ全土、エルサレム、さてはツロやシドンの海べか
          ら来た大ぜいの民衆がそこにいた。
6:18
          イエスの教えを聞き、また病気を直していただくために来た人々である。また、汚れた霊に悩まされていた人たちもいやされた。
6:19
          群衆のだれもが何とかしてイエスにさわろうとしていた。大きな力がイエスから出て、すべての人をいやしたからである。
 
塚本訳1963
6:17
          イエスはこの人々を連れて(山を)下り、平らな所にお立ちになった。大勢の弟子の群と、ユダヤ全国、ことにエルサレム、また(遠く)ツロ、シドンの沿岸か
          ら来た大勢の民衆の群も、
6:18
          教えを聞き、また病気を直していただこうとして、そこにいた。汚れた霊になやまされていた者もなおされた。
6:19
          群衆が皆、なんとかしてイエスにさわろうとした。彼から力が出て、一人のこらず直したからである。
 
口語訳1955
6:17
          そして、イエスは彼らと一緒に山を下って平地に立たれたが、大ぜいの弟子たちや、ユダヤ全土、エルサレム、ツロとシドンの海岸地方などからの大群衆が、
6:18
          教を聞こうとし、また病気をなおしてもらおうとして、そこにきていた。そして汚れた霊に悩まされている者たちも、いやされた。
6:19
          また群衆はイエスにさわろうと努めた。それは力がイエスの内から出て、みんなの者を次々にいやしたからである。
 
文語訳1917
"420617","
          イエス此等とともに下りて、平かなる處に立ち給ひしに、弟子の大なる群衆、およびユダヤ全國、エルサレム又ツロ、シドンの海邊より來
          りて、或は教を聽かんとし、或は病を醫されんとする民の大なる群も、そこにあり。
"420618","
          穢れし靈に惱されたる者も醫される。"
"420619","
          能力イエスより出でて、凡ての人を醫せば、群衆みなイエスに觸らん事を求む。"
****************************************
各国聖書引照
 
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マコ
            3:7-10
3:7
          イエスが弟子たちを連れて湖の方へ立ちのかれると、ガリラヤから来た大勢の人の群がついて行った。またユダヤ、
3:8
          ことにエルサレムから、イドマヤや、ヨルダン川の向こう(のペレヤ)や、(遠く)ツロ、シドンあたりから(までも)、大勢の人の群が彼の所にあつまって来
          た。しておられることをみな、聞いたからである。
3:9
          イエスは自分のために小舟を一艘用意しておくようにと、弟子たちに言いつけられた。群衆に押しつぶされないためであった。
3:10
          大勢の者をなおされたので、病気になやむ者がみな彼にさわろうとして、どっと押し寄せたのである。
 
塚本訳 マタ 12:15
12:15
          イエスはそれと知って、そこを立ちのかれた。すると大勢の者がついて来たので、一人のこらずその病気をなおして、
 
塚本訳 マタ
            4:25-5:1
4:25
          ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、およびヨルダン川の向こう(のペレヤ)から来た大勢の群衆が、イエスについって回った。
5:1
          イエスはこれらの群衆を見て、(近くの)山に上られた。お坐りになると、弟子たちがそばに来たので、
 
(独)NESTLE-ALAND  NOVUM
                TESTAMENTUM  GRAECE
                27版1993 の引照
新 共同 ルカ
          5:17
5:17
          ある日のこと、イエスが教えておられると、ファリサイ派の人々と律法の教師たちがそこに座っていた。この人々は、ガリラヤとユダヤの
          すべての村、そしてエルサレムから来たのである。主の力が働いて、イエスは病気をいやしておられた。
 
(英・米)THE NEW TREASURY OF
                SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
 
・・・・
 
(日)新共同訳1987 の引照
 
・・・・
 
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
                1985 の引照
 
・・・・
 
****************************************
 
 
 
 
 
 
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平野の説教(6:20−49)
ルカ6:20−23
幸いな人たち
 
翻訳比較
          
        
      
        
        
        
        
        
        
        
        
        
聖書協会共同訳2018
        ◆幸いと災い (マタ五1−12)
        ルカ 6:20 さて、イエスは目を上げ、弟子たちを見て言われた。/「貧しい人々は、幸いである/神の国はあなたがたのものである。
        ルカ
        6:21 今飢えている人々は、幸いである/あなたがたは満たされる。/今泣いている人々は、幸いである/あなたがたは笑うようになる。
        ルカ
        6:22 人々があなたがたを憎むとき、また、人の子のためにあなたがたを排斥し、罵り、その名を悪しきものとして捨て去るとき、あなたがたは幸いであ
        る。
        ルカ 6:23 その日には、喜び躍りなさい。天には大きな報いがある。この人々の先祖も、預言者たちに同じことをしたのである。
            フランシスコ会訳2013
        ◆平地の説教(6・20-49)
◆幸いと不幸(マタ5・3-12)
020イエスは弟子たちに目を注い
        で、仰せになった、
「貧しい人々は、幸いである。
神の国はあなた方のものである。
021今、飢えている人々は、幸いで
        ある。
あなた方は満たされる。
今、泣いている人々は、幸いである。
あなた方は笑うようになる。
022人々があなた方を憎むとき、ま
        た人の子のために追い出し、ののしり、あなた方の名を汚らわしいものとして葬り去るとき、あなた方は幸いである。
023その日には喜び躍れ。天におけ
        るあなた方の報いは大きい。彼らの先祖も、預言者たちに対して同じことをしたのである。
 
岩波翻訳委員会訳1995
420620そして彼は、その弟子たちに向かって目を上げ、語り始めた。
「幸
          いだ、乞食たち、
神
          の王国はそのあなたたちのものだ。
420621幸いだ、いま飢えている者たち、
あ
          なたたちは満腹するだろう。
幸
          いだ、いま泣いている者たち、
あ
          なたたちは〔大〕笑いするだろう。
420622幸いだ、あなたたちは。人々があなたたちを憎む時、そして人の子のゆえにあ
な
          たたちを排斥し、侮辱し、あなたたちの名を悪しきものとして唾棄する時は。
420623その日には喜べ、そして跳ね回れ。見よ、あなたたちの報いは天において多いか
ら
          だ。実際、彼らの父祖たちは、預言者たちにも同じようにしていたのだ。
 
新共同訳1987
6:20
          さて、イエスは目を上げ弟子たちを見て言われた。「貧しい人々は、幸いである、/神の国はあなたがたのものである。
6:21
          今飢えている人々は、幸いである、/あなたがたは満たされる。今泣いている人々は、幸いである、/あなたがたは笑うようになる。
6:22
          人々に憎まれるとき、また、人の子のために追い出され、ののしられ、汚名を着せられるとき、あなたがたは幸いである。
6:23
          その日には、喜び踊りなさい。天には大きな報いがある。この人々の先祖も、預言者たちに同じことをしたのである。
 
前田訳1978
6:20
          彼は目をあげ、弟子たちを見ながらいわれた、「さいわいなのは貧しい人々、神の国はあなた方のものだから。
6:21
          さいわいなのは今飢える人々、あなた方は満たされようから。さいわいなのは今泣く人々、あなた方は笑おうから。
6:22
          さいわいなのはあなた方、人々が憎み、人の子ゆえに除名し、ののしり、汚名を着せるときに。
6:23
          その日にはよろこび躍りなさい、天での褒美が多いから。同じように彼らの先祖も預言者たちにしたのである。
 
新改訳1970
6:20
          イエスは目を上げて弟子たちを見つめながら、話しだされた。「貧しい者は幸いです。神の国はあなたがたのものですから。
6:21
          いま飢えている者は幸いです。あなたがたは、やがて飽くことができますから。いま泣いている者は幸いです。あなたがたは、いまに笑うようになりますから。
6:22
          人の子のために、人々があなたがたを憎むとき、また、あなたがたを除名し、はずかしめ、あなたがたの名をあしざまにけなすとき、あなたがたは幸いです。
6:23
          その日には、喜びなさい。おどり上がって喜びなさい。天ではあなたがたの報いは大きいからです。彼らの先祖も、預言者たちをそのように扱ったのです。
 
塚本訳1963
6:20
          イエスは目をあげ、(十二人の使徒その他の)弟子たちを見ながら話された。──「ああ幸いだ、『貧しい人たち、』神の国はあなた達のものとなるのだから。
6:21
          ああ幸いだ、今飢えている人たち、(かの日に)満腹させられるのはあなた達だから。ああ幸いだ、今泣いている人たち、(かの日に)笑うのはあなた達だか
          ら。
6:22
          人に憎まれる時、また、人の子(わたし)のゆえに除名されたり、罵られたり、悪様に言われたりする時には、あなた達は幸いである。
6:23
          その日には躍りあがって喜びなさい、どっさり褒美が、天であなた達を待っているのだから。あの人達の先祖も、同じことを預言者たちにしたのである。
 
口語訳1955
6:20
          そのとき、イエスは目をあげ、弟子たちを見て言われた、「あなたがた貧しい人たちは、さいわいだ。神の国はあなたがたのものである。
6:21
          あなたがたいま飢えている人たちは、さいわいだ。飽き足りるようになるからである。あなたがたいま泣いている人たちは、さいわいだ。笑うようになるからで
          ある。
6:22
          人々があなたがたを憎むとき、また人の子のためにあなたがたを排斥し、ののしり、汚名を着せるときは、あなたがたはさいわいだ。
6:23
          その日には喜びおどれ。見よ、天においてあなたがたの受ける報いは大きいのだから。彼らの祖先も、預言者たちに対して同じことをしたのである。
 
 文語訳1917
"420620","
          イエス目をあげ弟子たちを見て言ひたまふ『幸福なるかな、貧しき者よ、神の國は汝らの有なり。"
"420621","
          幸福なる哉、いま飢うる者よ、汝ら飽くことを得ん。幸福なる哉、いま泣く者よ、汝ら笑ふことを得ん。"
"420622","
          人なんぢらを憎み、人の子のために遠ざけ、謗り、汝らの名を惡しとして棄てなば、汝ら幸福なり。"
"420623","
          その日には喜び躍れ。視よ、天にて汝らの報は大なり、彼らの先祖が預言者たちに爲ししも斯くありき。"
 
***************************************
 
各国聖書引照
 
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マタ
            5:2-12
5:2
          口を開き、こう言って教えられた。(群衆も集まってきて聞いた。)──
5:3
          ああ幸いだ、神に寄りすがる『貧しい人たち、』天の国はその人たちのものとなるのだから。
5:4
          ああ幸いだ、『悲しんでいる人たち、』、(かの日に)『慰めていただく』のはその人たちだから。
5:5
          ああ幸いだ、『(踏みつけられて)じっと我慢している人たち、』、『(約束の)地(なる御国)を相続する』のはその人たちだから。
5:6
          ああ幸いだ、(神の)義に飢え渇いている人たち、(かの日に)満足させられるのはその人たちだから。
5:7
          ああ幸いだ、憐れみ深い人たち、(かの日に)憐れんでいただくのはその人たちだから。
5:8
          ああ幸いだ、『心の清い人たち、』(御国に入って)神にまみえるのはその人たちだから。
5:9
          ああ幸いだ、平和を作る人たち、神の子にしていただくのはその人たちだから。
5:10
          ああ幸いだ、信仰のために迫害される人たち、天の国はその人たちのものとなるのだから。
5:11
          わたしゆえに罵られたり、迫害されたり、あらん限りの根も葉もない悪口を言われたりする時、あなた達は幸いである。
5:12
          小躍りして喜びなさい、褒美がどっさり天であなた達を待っているのだから。あなた達より前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。
 
(独)NESTLE-ALAND  NOVUM
                TESTAMENTUM  GRAECE
                27版1993 の引照
新 共同 使  7:52
7:52
          いったい、あなたがたの先祖が迫害しなかった預言者が、一人でもいたでしょうか。彼らは、正しい方が来られることを預言した人々を殺
          しました。そして今や、あなたがたがその方を裏切る者、殺す者となった。
 
(英・米)THE NEW TREASURY OF
                SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳 Tコリ1:26-29
1:26 兄弟たちよ。あなたが
          たが召された時のことを考えてみるがよい。人間的には、知恵のある者が多くはなく、権力のある者も多くはなく、身分の高い者も多くは
          いない。
1:27
          それだのに神は、知者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選び、
1:28
          有力な者を無力な者にするために、この世で身分の低い者や軽んじられている者、すなわち、無きに等しい者を、あえて選ばれたのであ
          る。
1:29
          それは、どんな人間でも、神のみまえに誇ることがないためである。
 
口 語訳
          Tコリ4:11
4:11
          今の今まで、わたしたちは飢え、かわき、裸にされ、打たれ、宿なしであり、
 
口 語訳
          Uコリ1:4-6
1:4
          神は、いかなる患難の中にいる時でもわたしたちを慰めて下さり、また、わたしたち自身も、神に慰めていただくその慰めをもって、あら
          ゆる患難の中にある人々を慰めることができるようにして下さるのである。
1:5
          それは、キリストの苦難がわたしたちに満ちあふれているように、わたしたちの受ける慰めもまた、キリストによって満ちあふれているか
          らである。
1:6
          わたしたちが患難に会うなら、それはあなたがたの慰めと救とのためであり、慰めを受けるなら、それはあなたがたの慰めのためであっ
          て、その慰めは、わたしたちが受けているのと同じ苦難に耐えさせる力となるのである。
 
口 語訳
          Uコリ6:10
6:10
          悲しんでいるようであるが、常に喜んでおり、貧しいようであるが、多くの人を富ませ、何も持たないようであるが、すべての物を持って
          いる。
 
口 語訳
          Uコリ7:10-11
7:10
          神のみこころに添うた悲しみは、悔いのない救を得させる悔改めに導き、この世の悲しみは死をきたらせる。
7:11
          見よ、神のみこころに添うたその悲しみが、どんなにか熱情をあなたがたに起させたことか。また、弁明、義憤、恐れ、愛慕、熱意、それ
          から処罰に至らせたことか。あなたがたはあの問題については、すべての点において潔白であることを証明したのである。
 
口 語訳 ロマ
          5:3
5:3
          それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、
 
口 語訳 ロマ
          8:18
8:18
          わたしは思う。今のこの時の苦しみは、やがてわたしたちに現されようとする栄光に比べると、言うに足りない。
 
口 語訳
          Uコリ4:17
4:17
          なぜなら、このしばらくの軽い患難は働いて、永遠の重い栄光を、あふれるばかりにわたしたちに得させるからである。
 
口 語訳
          Tテサ2:14
2:14
          兄弟たちよ。あなたがたは、ユダヤの、キリスト・イエスにある神の諸教会にならう者となった。すなわち、彼らがユダヤ人たちから苦し
          められたと同じように、あなたがたもまた同国人から苦しめられた。
 
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同 ヤコ
          2:5
2:5
          わたしの愛する兄弟たち、よく聞きなさい。神は世の貧しい人たちをあえて選んで、信仰に富ませ、御自身を愛する者に約束された国を、
          受け継ぐ者となさったではありませんか。
 
新 共同
          Uコリ1:3-7
1:3
          わたしたちの主イエス・キリストの父である神、慈愛に満ちた父、慰めを豊かにくださる神がほめたたえられますように。
1:4
          神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わたしたちも神からいただくこの慰めによって、あらゆる苦難の中にある
          人々を慰めることができます。
1:5
          キリストの苦しみが満ちあふれてわたしたちにも及んでいるのと同じように、わたしたちの受ける慰めもキリストによって満ちあふれてい
          るからです。
1:6
          わたしたちが悩み苦しむとき、それはあなたがたの慰めと救いになります。また、わたしたちが慰められるとき、それはあなたがたの慰め
          になり、あなたがたがわたしたちの苦しみと同じ苦しみに耐えることができるのです。
1:7
          あなたがたについてわたしたちが抱いている希望は揺るぎません。なぜなら、あなたがたが苦しみを共にしてくれているように、慰めをも
          共にしていると、わたしたちは知っているからです。
 
新 共同 黙  21:4
21:4
          彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからであ
          る。」
 
新 共同
          Tペテ4:14
4:14
          あなたがたはキリストの名のために非難されるなら、幸いです。栄光の霊、すなわち神の霊が、あなたがたの上にとどまってくださるから
          です。
 
新 共同
          Uテモ3:12
3:12
          キリスト・イエスに結ばれて信心深く生きようとする人は皆、迫害を受けます。
 
新 共同
          Tペテ2:19
2:19
          不当な苦しみを受けることになっても、神がそうお望みだとわきまえて苦痛を耐えるなら、それは御心に適うことなのです。
 
新 共同
          Tペテ3:14
3:14
          しかし、義のために苦しみを受けるのであれば、幸いです。人々を恐れたり、心を乱したりしてはいけません。
 
新 共同 使  5:41
5:41
          それで使徒たちは、イエスの名のために辱めを受けるほどの者にされたことを喜び、最高法院から出て行き、
 
新 共同 コロ
          1:24
1:24
          今やわたしは、あなたがたのために苦しむことを喜びとし、キリストの体である教会のために、キリストの苦しみの欠けたところを身を
          もって満たしています。
 
新 共同 ヤコ
          1:2
1:2
          わたしの兄弟たち、いろいろな試練に出会うときは、この上ない喜びと思いなさい。
 
新 共同 使  7:52
7:52
          いったい、あなたがたの先祖が迫害しなかった預言者が、一人でもいたでしょうか。彼らは、正しい方が来られることを預言した人々を殺
          しました。そして今や、あなたがたがその方を裏切る者、殺す者となった。
 
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
                1985 の引照
 
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ルカ6:24−26
禍な人たち
 
翻訳比較
          
        
      
聖書協会共同訳2018
        ルカ
          6:24 しかし、富んでいる人々、あなたがたに災いあれ/あなたがたはもう慰めを受けている。
          ルカ
          6:25 今食べ飽きている人々、あなたがたに災いあれ/あなたがたは飢えるようになる。/今笑っている人々、あなたがたに災いあれ/あなたがたは悲しみ
          泣くようになる。
          ルカ 6:26 皆の人に褒められるとき、あなたがたに災いあれ。彼らの先祖も、偽預言者たちに同じことをしたのである。」
            
フランシスコ会訳2013
          024しかし、富んでいるあなた方は、不幸である。
あなた方はすでに慰めを受けている。
025今、満腹しているあなた方は、
        不幸である。
あなた方は飢えるようになる。
今、笑っているあなた方は、不幸である。
あなた方は悲しみ泣くようになる。
026人々がみなあなた方をほめそや
        すとき、あなた方は不幸である。彼らの先祖も、偽預言者たちに対して同じことをしたのである」。
 
岩波翻訳委員会訳1995
420624しかし、禍いだ、お前たち富んだ者たちよ、
お
          前たちは、お前たちの慰めを〔すでに〕得ているのだ。
420625禍いだ、お前たちよ。いま満たされている者たちよ。
お
          前たちは飢えるだろう。
禍
          いだ、いま〔大〕笑いしている者たちよ。
お
          前たちは悲しみ、泣くだろう。
420626禍いだ、すべての人々が、お前たちをよく言う時は。実際、彼らの父祖たちは、偽預言者たちに
          も同じようにしていたのだ。
 
新共同訳1987
6:24
          しかし、富んでいるあなたがたは、不幸である、/あなたがたはもう慰めを受けている。
6:25
          今満腹している人々、あなたがたは、不幸である、/あなたがたは飢えるようになる。今笑っている人々は、不幸である、/あなたがたは悲しみ泣くようにな
          る。
6:26
          すべての人にほめられるとき、あなたがたは不幸である。この人々の先祖も、偽預言者たちに同じことをしたのである。」
 
前田訳1978
6:24
          しかし、わざわいなのは富んでいる人々、あなた方はもう慰めを受けたから。
6:25
          わざわいなのは今食べ飽きている人々、あなた方は飢えようから。わざわいなのは今笑う人々、あなた方は悲しみ泣こうから。
6:26
          わざわいなのは、あなた方をすべての人がよくいうとき。同じように彼らの先祖も偽預言者たちにしたのである。
 
新改訳1970
6:24
          しかし、富んでいるあなたがたは、哀れな者です。慰めを、すでに受けているからです。
6:25
          いま食べ飽きているあなたがたは、哀れな者です。やがて、飢えるようになるからです。いま笑っているあなたがたは、哀れな者です。やがて悲しみ泣くように
          なるからです。
6:26
          みなの人にほめられるときは、あなたがたは哀れな者です。彼らの先祖は、にせ預言者たちをそのように扱ったからです。
 
塚本訳1963
6:24
          だが、ああ禍だ、富んでいるあなた達、もう慰めを受けたのだから。
6:25
          ああ禍だ、今食べあきているあなた達、(かの日に)飢えるのだから。ああ禍だ、今笑っている人たち、(かの日に)泣き悲しむのはあなた達だから。
6:26
          皆の人に良く言われる時、あなた達は禍である。あの人達の先祖も、同じことを偽預言者たちにしたのである。
 
口語訳1955
6:24
          しかしあなたがた富んでいる人たちは、わざわいだ。慰めを受けてしまっているからである。
6:25
          あなたがた今満腹している人たちは、わざわいだ。飢えるようになるからである。あなたがた今笑っている人たちは、わざわいだ。悲しみ泣くようになるからで
          ある。
6:26
          人が皆あなたがたをほめるときは、あなたがたはわざわいだ。彼らの祖先も、にせ預言者たちに対して同じことをしたのである。
 
文語訳1917
"420624","
          されど禍害なるかな、富む者よ、汝らは既にその慰安を受けたり。"
"420625","
          禍害なる哉、いま飽く者よ、汝らは飢ゑん。禍害なる哉、いま笑ふ者よ、汝らは悲しみ泣かん。"
"420626","凡ての人、なんぢらを譽めなば、汝ら禍害なり。彼らの先祖が虚僞の預言者たちに爲し
          しも、斯くありき。"
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各国聖書引照
 
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
 
・・・・
 
(独)NESTLE-ALAND  NOVUM
                TESTAMENTUM  GRAECE
                27版1993 の引照
新 共同 ルカ
          2:25
2:25
          そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼に
          とどまっていた。
 
(英・米)THE NEW TREASURY OF
                SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
 
・・・・
 
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同 ヤコ
          5:1-6
5:1
          富んでいる人たち、よく聞きなさい。自分にふりかかってくる不幸を思って、泣きわめきなさい。
5:2
          あなたがたの富は朽ち果て、衣服には虫が付き、
5:3
          金銀もさびてしまいます。このさびこそが、あなたがたの罪の証拠となり、あなたがたの肉を火のように食い尽くすでしょう。あなたがた
          は、この終わりの時のために宝を蓄えたのでした。
5:4
          御覧なさい。畑を刈り入れた労働者にあなたがたが支払わなかった賃金が、叫び声をあげています。刈り入れをした人々の叫びは、万軍の
          主の耳に達しました。
5:5
          あなたがたは、地上でぜいたくに暮らして、快楽にふけり、屠られる日に備え、自分の心を太らせ、
5:6
          正しい人を罪に定めて、殺した。その人は、あなたがたに抵抗していません。
 
新 共同 ヤコ
          4:9
4:9
          悲しみ、嘆き、泣きなさい。笑いを悲しみに変え、喜びを愁いに変えなさい。
 
新 共同 ヤコ
          4:4
4:4
          神に背いた者たち、世の友となることが、神の敵となることだとは知らないのか。世の友になりたいと願う人はだれでも、神の敵になるの
          です。
 
新 共同
          Tヨハ4:5
4:5
          偽預言者たちは世に属しており、そのため、世のことを話し、世は彼らに耳を傾けます。
 
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
                1985 の引照
 
・・・・
 
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ルカ6:27−35
敵を愛せよ
 
翻訳比較
          
        
      
聖書協会共同訳2018
        ◆敵を愛しなさい (マタ五38−48、七12a)
        ルカ 6:27 「しかし、聞いているあなたがたに言っておく。敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。
        ルカ 6:28 呪う者を祝福し、侮辱する者のために祈りなさい。
        ルカ 6:29 あなたの?を打つ者には、ほかの?をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。
        ルカ 6:30 求める者には、誰にでも与えなさい。あなたの持ち物を奪う者から取り戻そうとしてはならない。
        ルカ 6:31 人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。
        ルカ 6:32 自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな恵みがあろうか。罪人でも、愛してくれる人を愛している。
        ルカ 6:33 また、自分によくしてくれる人によくしたところで、どんな恵みがあろうか。罪人でも同じことをしている。
        ルカ
        6:34 返してもらうことを当てにして貸したところで、どんな恵みがあろうか。罪人でも、同じだけのものを返してもらおうとして、罪人に貸すのである。
        ルカ
        6:35 しかし、あなたがたは、敵を愛し、人によくしてやり、何も当てにしないで貸しなさい。そうすれば、たくさんの報いがあり、いと高き方の子とな
        る。いと高き方は、恩を知らない者にも悪人にも、情け深いからである。
      
          
フランシスコ会訳2013
        ◆憐れみ(マタ5・39-40、44-47、7・12a)
027「しかし、わたしは耳を傾けて
        いるあなた方に言う。敵を愛し、あなた方を憎む者に善を行いなさい。
028呪う者を祝福し、あなた方を侮
        辱する者のために祈りなさい。
029あなたの?を打つ者に、もう一方の?を
        向けなさい。上着を奪う者には、下着をも拒んではならない。
030求める者には誰にでも与えなさ
        い。あなたの持ち物を奪おうとする者から、取り戻そうとしてはならない。
031あなた方は、人からしてほしい
        ことを、人にもしなさい。
032あなた方を愛する人を愛したか
        らといって、何の恵みがあるだろうか。罪人でさえ、自分を愛する人を愛している。
033あなた方によくしてくれる人
        に、善いことをしたからといって、何の恵みがあるだろうか。罪人でさえ、そうしている。
034返してくれるあてのある人に貸
        したからといって、何の恵みがあるだろうか。返してもらえるのなら、罪人でさえ罪人に貸している。
035しかし、あなた方はあなた方の
        敵を愛しなさい。人に善を行いなさい。また、何もあてにしないで貸しなさい。そうすれば、あなた方の報いは大きく、あなた方は、いと
        高き方の子らとなる。いと高き方は、恩を知らない者にも悪人にも、情け深い方だからである。
 
岩波翻訳委員会訳1995
420627しかし、聞いているあなたたちには、私は言う、あなたたちの敵を愛せよ。あ
な
          たたちを憎む者たちに好意を尽くせ。
420628あなたたちを呪う者たちを祝福せよ、あ
な
          たたちを虐待する者たちについて、祈れ。
420629あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも差し出してやれ。また、あなたの
上
          着を求める者には、下着をも拒むな。
420630すべてあなたに求める者には与え〔続け〕よ、そしてあなたのものを取ろうとする者からは、返
          してもらおうとするな。
420631そして、あなたたちが人々からして欲しいと思うように、あなたたちも同じく彼らにせよ。
420632それに、もしあなたたちを愛してくれる者たちを愛したとしても、あなたたち
に
          はどのような恵みが〔与えられる〕というのか。まさに、罪人たちでも、白分たち
を
          愛してくれる者を愛しているのだ。
420633また、[実のところ、]あなたたちに良くしてくれる者たちに良くしたとて、あなたたちにはど
          のような恵みが〔与えられる〕というのか。罪人たちでも同じことをしているのだ。
420634また、取り〔返す〕望みのある者たちに金を貸したとて、あなたたちにはどのような恵み[〔が
          与えられる〕というの]か。罪人たちでも、自分のものを取り戻すつもりで、罪人たちに金を貸しているのだ。
420635そうではなく、あなたたちの敵を愛せよ、また〔彼らに〕良くせよ、また少しも
失
          望することなく、金を貸せ。そうすれば、あなたたちの報いは多くなるだろうし、あなたたちはいと高き者の子らとなるだろう。なぜなら
          ば、いと高き者こそ、恩知らずの者たちにも、悪しき者たちにも、親切だからだ。
 
新共同訳1987
6:27
          「しかし、わたしの言葉を聞いているあなたがたに言っておく。敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。
6:28
          悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。
6:29
          あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。
6:30
          求める者には、だれにでも与えなさい。あなたの持ち物を奪う者から取り返そうとしてはならない。
6:31
          人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。
6:32
          自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな恵みがあろうか。罪人でも、愛してくれる人を愛している。
6:33
          また、自分によくしてくれる人に善いことをしたところで、どんな恵みがあろうか。罪人でも同じことをしている。
6:34
          返してもらうことを当てにして貸したところで、どんな恵みがあろうか。罪人さえ、同じものを返してもらおうとして、罪人に貸すのである。
6:35
          しかし、あなたがたは敵を愛しなさい。人に善いことをし、何も当てにしないで貸しなさい。そうすれば、たくさんの報いがあり、いと高き方の子となる。いと
          高き方は、恩を知らない者にも悪人にも、情け深いからである。
 
前田訳1978
6:27
          しかし、耳傾けるあなた方にはいう、敵を愛し、あなた方を憎むものによくせよ。
6:28
          呪うものを祝福し、なやますもののために祈れ。
6:29
          あなたの頬を打つものには、ほかの頬をも出し、上着を取ろうとするものには下着をも拒むな。
6:30
          求めるものにはだれにでも与え、あなたのものを奪うものから取り返すな。
6:31
          人にしてもらいたく思うそのとおりに人にせよ。
6:32
          自分を愛するものを愛しても何の恵みがあろう。罪人でも自分を愛するものを愛するから。
6:33
          自らによくするものによくしても、何の恵みがあろう、罪びとでも同じことをするから。
6:34
          取り返すつもりで貸しても何の恵みがあろう。罪びとでも同じものを取り返そうとして罪びとに貸す。
6:35
          しかし、あなた方は敵を愛し、人によくし、何も当てにせずに貸しなさい。そうすれば褒美は多かろう。そしていと高き方の子となろう。彼は恩知らずや悪者に
          も恵み深くいますから。
 
新改訳1970
6:27
          しかし、いま聞いているあなたがたに、わたしはこう言います。あなたの敵を愛しなさい。あなたを憎む者に善を行ないなさい。
6:28
          あなたをのろう者を祝福しなさい。あなたを侮辱する者のために祈りなさい。
6:29
          あなたの片方の頬を打つ者には、ほかの頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着も拒んではいけません。
6:30
          すべて求める者には与えなさい。奪い取る者からは取り戻してはいけません。
6:31
          自分にしてもらいたいと望むとおり、人にもそのようにしなさい。
6:32
          自分を愛する者を愛したからといって、あなたがたに何の良いところがあるでしょう。罪人たちでさえ、自分を愛する者を愛しています。
6:33
          自分に良いことをしてくれる者に良いことをしたからといって、あなたがたに何の良いところがあるでしょう。罪人たちでさえ、同じことをしています。
6:34
          返してもらうつもりで人に貸してやったからといって、あなたがたに何の良いところがあるでしょう。貸した分を取り返すつもりなら、罪人たちでさえ、罪人た
          ちに貸しています。
6:35
          ただ、自分の敵を愛しなさい。彼らによくしてやり、返してもらうことを考えずに貸しなさい。そうすれば、あなたがたの受ける報いはすばらしく、あなたがた
          は、いと高き方の子どもになれます。なぜなら、いと高き方は、恩知らずの悪人にも、あわれみ深いからです。
 
塚本訳1963
6:27
          しかし(今わたしの話を)聞いているあなた達に言う、敵を愛せよ。自分を憎む者に親切をつくし、
6:28
          呪う者に(神の)祝福を求め、いじめる者のために祈れ。
6:29
          あなたの頬を打つ者には、ほかの頬をも差し出し、上着を奪おうとする者には、下着をこばむな。
6:30
          求める者にはだれにでも与えよ、あなたの物を奪った者から取り返すな。
6:31
          あなた達は自分にしてもらいたいと思うとおり、人にしなさい。
6:32
          自分を愛する者を愛すればとて、(神から)どんな恵みがいただけよう。不信者でも自分を愛する者を愛するのだから。
6:33
          親切にしてくれる者に親切にしたからとて、どんな恵みがいただけよう。不信者でも同じことをするのだから。
6:34
          また、取りもどすつもりで貸したからとて、どんな恵みがいただけよう。不信者でも同じだけのものを取り戻そうとして、不信者に貸すのである。
6:35
          しかし、あなた達は敵を愛せよ、親切をせよ、何も当てにせずに貸しなさい。そうすれば褒美をどっさりいただき、かつ、いと高きお方の子となるであろう。い
          と高きお方は恩知らずや悪人にも、憐れみ深くあられるのだから。
 
口語訳1955
6:27
          しかし、聞いているあなたがたに言う。敵を愛し、憎む者に親切にせよ。
6:28
          のろう者を祝福し、はずかしめる者のために祈れ。
6:29
          あなたの頬を打つ者にはほかの頬をも向けてやり、あなたの上着を奪い取る者には下着をも拒むな。
6:30
          あなたに求める者には与えてやり、あなたの持ち物を奪う者からは取りもどそうとするな。
6:31
          人々にしてほしいと、あなたがたの望むことを、人々にもそのとおりにせよ。
6:32
          自分を愛してくれる者を愛したからとて、どれほどの手柄になろうか。罪人でさえ、自分を愛してくれる者を愛している。
6:33
          自分によくしてくれる者によくしたとて、どれほどの手柄になろうか。罪人でさえ、それくらいの事はしている。
6:34
          また返してもらうつもりで貸したとて、どれほどの手柄になろうか。罪人でも、同じだけのものを返してもらおうとして、仲間に貸すのである。
6:35
          しかし、あなたがたは、敵を愛し、人によくしてやり、また何も当てにしないで貸してやれ。そうすれば受ける報いは大きく、あなたがたはいと高き者の子とな
          るであろう。いと高き者は、恩を知らぬ者にも悪人にも、なさけ深いからである。
 
文語訳1917
"420627","
          われ更に汝ら聽くものに告ぐ、なんじらの仇を愛し、汝らを憎む者を善くし、"
"420628","
          汝らを詛ふ者を祝し、汝らを辱しむる者のために祈れ。"
"420629","
          なんぢの頬を打つ者には、他の頬をも向けよ。なんぢの上衣を取る者には下衣をも拒むな。"
"420630","
          すべて求むる者に與へ、なんぢの物を奪ふ者に復索むな。"
"420631","
          なんぢら人に爲られんと思ふごとく、人にも然せよ。"
"420632","
          なんぢら己を愛する者を愛せばとて、何の嘉すべき事あらん、罪人にても己を愛する者を愛するなり。"
"420633","
          汝等おのれに善をなす者に善を爲すとも、何の嘉すべき事あらん、罪人にても然するなり。"
"420634","
          なんぢら得る事あらんと思ひて人に貸すとも、何の嘉すべき事あらん、罪人にても均しきものを受けんとて罪人に貸すなり。"
"420635","
          汝らは仇を愛し、善をなし、何をも求めずして貸せ、さらば、その報は大ならん。かつ至高者の子たるべし。至高者は、恩を知らぬもの惡
          しき者にも、仁慈あるなり。"
 
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各国聖書引照
 
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マタ
            5:39-47
5:39
          しかしわたしはあなた達に言う、悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打ったら、左をも向けよ。
5:40
          (裁判所に)訴えて下着を取ろうとする者には、上着をも取らせてやれ。
5:41
          だれかが無理に一ミリオン[一キロ半]行かせようとするなら、一しょに二ミリオン行ってやれ。
5:42
          求める者には与えよ、借りようとする者を断るな。
5:43
          あなた達は(昔の人がモーセから、)『隣の人を愛し、』敵を憎まねばならない、と命じられたことを聞いたであろう。
5:44
          しかしわたしはあなた達に言う、敵を愛せよ。自分を迫害する者のために祈れ。
5:45
          あなた達が天の父上の子であることを示すためである。父上は悪人の上にも善人の上にも日をのぼらせ、正しい人にも正しくない人にも、雨をお降らしになるの
          だから。
5:46
          自分を愛する者を愛したからとて、なんの褒美があろう。(人でなしと言われるあの)税金取りでも同じことをするではないか。
5:47
          また兄弟にだけ親しくしたからとて、なんの特別なことをしたのだろう。異教人でも同じことをするではないか。
 
塚本訳 マタ 7:12
7:12
          だから、何事によらず自分にしてもらいたいと思うことを、あなた達もそのように人にしなさい。これが律法と預言書(と[聖書]の精神)である。
 
(独)NESTLE-ALAND  NOVUM
                TESTAMENTUM  GRAECE
                27版1993 の引照
新 共同 ルカ 1:76
1:76 幼子よ、お前はいと高
          き方の預言者と呼ばれる。主に先立って行き、その道を整え、
 
(英・米)THE NEW TREASURY OF
                SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳 ロマ 12:17-21
12:17 だれに対しても悪を
          もって悪に報いず、すべての人に対して善を図りなさい。
12:18
          あなたがたは、できる限りすべての人と平和に過ごしなさい。
12:19
          愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。
          わたし自身が報復する」と書いてあるからである。
12:20
          むしろ、「もしあなたの敵が飢えるなら、彼に食わせ、かわくなら、彼に飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃えさ
          かる炭火を積むことになるのである」。
12:21
          悪に負けてはいけない。かえって、善をもって悪に勝ちなさい。
 
口 語訳 ロマ
          12:14
12:14
          あなたがたを迫害する者を祝福しなさい。祝福して、のろってはならない。
 
口 語訳
          Tコリ6:7
6:7
          そもそも、互に訴え合うこと自体が、すでにあなたがたの敗北なのだ。なぜ、むしろ不義を受けないのか。なぜ、むしろだまされていない
          のか。
 
口 語訳
          Uコリ8:9
8:9
          あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っている。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくな
          られた。それは、あなたがたが、彼の貧しさによって富む者になるためである。
 
口 語訳
          Uコリ9:6-14
9:6
          わたしの考えはこうである。少ししかまかない者は、少ししか刈り取らず、豊かにまく者は、豊かに刈り取ることになる。
9:7
          各自は惜しむ心からでなく、また、しいられてでもなく、自ら心で決めたとおりにすべきである。神は喜んで施す人を愛して下さるのであ
          る。
9:8
          神はあなたがたにあらゆる恵みを豊かに与え、あなたがたを常にすべてのことに満ち足らせ、すべての良いわざに富ませる力のあるかたな
          のである。
9:9
          「彼は貧しい人たちに散らして与えた。その義は永遠に続くであろう」/と書いてあるとおりである。
9:10
          種まく人に種と食べるためのパンとを備えて下さるかたは、あなたがたにも種を備え、それをふやし、そしてあなたがたの義の実を増して
          下さるのである。
9:11
          こうして、あなたがたはすべてのことに豊かになって、惜しみなく施し、その施しはわたしたちの手によって行われ、神に感謝するに至る
          のである。
9:12
          なぜなら、この援助の働きは、聖徒たちの欠乏を補うだけではなく、神に対する多くの感謝によってますます豊かになるからである。
9:13
          すなわち、この援助を行った結果として、あなたがたがキリストの福音の告白に対して従順であることや、彼らにも、すべての人にも、惜
          しみなく施しをしていることがわかってきて、彼らは神に栄光を帰し、
9:14
          そして、あなたがたに賜わったきわめて豊かな神の恵みのゆえに、あなたがたを慕い、あなたがたのために祈るのである。
 
口 語訳 ロマ
          5:8-10
5:8
          しかし、まだ罪人であった時、わたしたちのためにキリストが死んで下さったことによって、神はわたしたちに対する愛を示されたのであ
          る。
5:9
          わたしたちは、キリストの血によって今は義とされているのだから、なおさら、彼によって神の怒りから救われるであろう。
5:10
          もし、わたしたちが敵であった時でさえ、御子の死によって神との和解を受けたとすれば、和解を受けている今は、なおさら、彼のいのち
          によって救われるであろう。
 
口 語訳 ガラ
          6:10
6:10
          だから、機会のあるごとに、だれに対しても、とくに信仰の仲間に対して、善を行おうではないか。
 
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同 ロマ
          12:14
12:14
          あなたがたを迫害する者のために祝福を祈りなさい。祝福を祈るのであって、呪ってはなりません。
 
新 共同 使  7:60
7:60
          それから、ひざまずいて、「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と大声で叫んだ。ステファノはこう言って、眠りについた。
 
新 共同
          Uテモ3:2
3:2
          そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、ほらを吹き、高慢になり、神をあざけり、両親に従わず、恩を知らず、神を畏れなくなり
          ます。
 
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
                1985 の引照
口 語訳
          Tペテ3:9
3:9
          悪をもって悪に報いず、悪口をもって悪口に報いず、かえって、祝福をもって報いなさい。あなたがたが召されたのは、祝福を受け継ぐた
          めなのである。
 
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ルカ6:36−42
裁くな
 
翻訳比較
          
        
      
聖書協会共同訳2018
        ◆人を裁くな (マタ七1−5)
        ルカ
          6:36 あなたがたの父が慈しみ深いように、あなたがたも慈しみ深い者となりなさい。」ルカ
          6:37 「人を裁くな。そうすれば、自分も裁かれない。人を罪に定めるな。そうすれば、自分も罪に定められない。赦しなさい。そうすれば、自分も赦され
          る。
          ルカ
          6:38 与えなさい。そうすれば、自分にも与えられる。人々は升に詰め込み、揺すり、溢れるほどよく量って、懐に入れてくれる。あなたがたは、自分の量
          る秤で量り返されるからである。」
          ルカ 6:39 イエスはまた、たとえを話された。「盲人に盲人の手引きができようか。二人とも穴に落ち込みはしないか。
          ルカ 6:40 弟子は師を超えるものではない。しかし、誰でも、十分に訓練を受ければ、その師のようになれる。
          ルカ 6:41 きょうだいの目にあるおが屑は見えるのに、なぜ自分の目にある梁に気付かないのか。
          ルカ
          6:42 自分の目にある梁は見ないで、きょうだいに向かって、『きょうだいよ、あなたの目にあるおが屑を取らせてください』と、どうして言えようか。偽
          善者よ、まず、自分の目から梁を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、きょうだいの目にあるおが屑を取り除くことがで
          きる。」
              フランシスコ会訳2013
          036あなた方の父が憐れみ深いように、あなた方も憐れみ深い者となりなさい」。
◆人を裁くな(マタ7・1-5)
037「裁いてはならない。そうすれ
        ば、あなた方も裁かれない。人を罪に定めてはならない。そうすれば、あなた方も罪に定められない。赦しなさい。そうすれば、あなた方
        も赦される。
038与えなさい。そうすれば、あな
        た方にも与えられる。押し入れ、揺さぶり、溢れるほど升の量りをよくして、あなた方のふところに入れてもらえる。あなた方が量るその
        升で、あなた方も量り返されるからである」。
039そしてまた、イエスは、彼らに
        一つの喩えを語られた、「盲人が盲人を道案内できるだろうか。二人とも穴に落ちないだろうか。
040弟子はその師に勝るものではな
        い。しかし、誰でも十分に修業を積めば、その師のようになる。
041兄弟の目にあるおが屑は見える
        のに、なぜ、あなたの目にある丸太に気づかないのか。
042自分の目にある丸太を見ずに、
        どうして、兄弟に向かって、『兄弟よ、あなたの目にあるおが屑を取り除かせてくれ』と言えるだろうか。偽善者よ、まず自分の目から丸
        太を取り除きなさい。そうすれば、はっきり見えるようになり、兄弟の目にあるおが屑を取り除くことができる」。
 
岩波翻訳委員会訳1995
420636あなたたちの父が情け深いように、あなたた[も]情け深くなれ。
420637そして、あなたたちはさばくな、そうすればさばかれることはないだろう。また、あなたたちは
          罪に定めるな、そうすれば罪に定められることもないだろう。あなたたちは赦せ、そうすれば赦してもらえるだろう。
420638与え〔続け〕よ、そうすればあなたたちにも与えられるだろう。人々は、押し込み、揺すり、あ
          ふれ出るほどに枡〔の中身〕を良くしてあなたたちの懐に与えるだろう。というのも、『あなたたちが量るその秤で、あなたたちに量り返
          されるであろう』〔と言われている〕からだ」。
420639また彼は、彼らに譬をも語った。「盲人に盲人の道案内ができようか。両者とも溝に落ち入って
          しまわないだろうか。
420640弟子は師以上のものではない。しかし、誰でも整えられたなら、その師のようにはなるだろう。
420641また、なぜあなたは、白分の兄弟の目にあるちり屑を見て、自分自身の目にあ
る
          梁には気がつかないのか。
420642あなたはどうして自分の兄弟に、『兄弟よ、君の目の中にあるそのちり屑を取り出させてくれ』
          などと言うことができるのか。あなた自身、あなたの目にある梁が見えないままでは〔ないか〕。偽善者よ、まずあなたの目の中にあるそ
          の梁を取り出すがよい、そうすれば、その時こそあなたは良く見えて、兄弟の目の中のそのちり屑を取り出すこともできるだろう。
 
新共同訳1987
6:36
          あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。」
◆人を裁くな
6:37
          「人を裁くな。そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。人を罪人だと決めるな。そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることがない。赦しなさ
          い。そうすれば、あなたがたも赦される。
6:38
          与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。押し入れ、揺すり入れ、あふれるほどに量りをよくして、ふところに入れてもらえる。あなたがたは自分
          の量る秤で量り返されるからである。」
6:39
          イエスはまた、たとえを話された。「盲人が盲人の道案内をすることができようか。二人とも穴に落ち込みはしないか。
6:40
          弟子は師にまさるものではない。しかし、だれでも、十分に修行を積めば、その師のようになれる。
6:41
          あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。
6:42
          自分の目にある丸太を見ないで、兄弟に向かって、『さあ、あなたの目にあるおが屑を取らせてください』と、どうして言えるだろうか。偽善者よ、まず自分の
          目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目にあるおが屑を取り除くことができる。」
 
前田訳1978
6:36
          慈悲深くあれ、あなた方の父が慈悲深くいますように。
6:37
          裁くな、そうすれば裁かれまい。陥れるな、そうすれば陥れられまい。ゆるせ、そうすればゆるされよう。
6:38
          与えよ、そうすれば与えられよう。押えつけ、ゆすって、あふれるほどにはかってふところに入れてくれよう。はかる量りであなた方もはかってかえされようか
          ら」と。
6:39
          なおひとつの譬えをいわれた、「目しいが目しいを導けようか。ふたりとも穴に落ち込まないだろうか。
6:40
          弟子は師にまさらない。しかしだれでも修業をつめば師のようになる。
6:41
          なぜ兄弟の目にあるちりが見えて自分の目にある梁に気づかないのか。
6:42
          おのが目にある梁が見えずに、どうして兄弟に向かって、『兄弟、あなたの目にあるちりを取らせなさい』といえるのか。偽善者よ、まずおのが目から梁をのけ
          よ。そうすればはっきり見えて、兄弟の目にあるちりを取りえよう。
 
新改訳1970
6:36
          あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くしなさい。
6:37
          さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれ
          ば、自分も赦されます。
6:38
          与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あな
          たがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。」
6:39
          イエスはまた一つのたとえを話された。「いったい、盲人に盲人の手引きができるでしょうか。ふたりとも穴に落ち込まないでしょうか。
6:40
          弟子は師以上には出られません。しかし十分訓練を受けた者はみな、自分の師ぐらいにはなるのです。
6:41
          あなたは、兄弟の目にあるちりが見えながら、どうして自分の目にある梁には気がつかないのですか。
6:42
          自分の目にある梁が見えずに、どうして兄弟に、『兄弟。あなたの目のちりを取らせてください。』と言えますか。偽善者たち。まず自分の目から梁を取りのけ
          なさい。そうしてこそ、兄弟の目のちりがはっきり見えて、取りのけることができるのです。
 
塚本訳1963
6:36
          あなた達の(天の)父上が慈悲深くあられるように、慈悲深くあれ。
6:37
          (人を)裁くな、そうすれば(神に)裁かれない。(人を)罪に落すな、そうすれば罪に落されない。赦してやれ、きっと(神に)赦される。
6:38
          与えよ、きっと与えられる。押しつけ、ゆすり込み、こぼれるほど量りを良くして、懐に入れていただけるであろう。(人を)量る量りで、あなた達も量りかえ
          されるからである。」
6:39
          なお譬を一つ話された、「盲人に盲人の手引が出来るか。二人とも穴に落ち込まないだろうか。
6:40
          (良い先生をえらべ。)弟子は先生以上になれない。りっぱに一人前になっても、(たかだか)先生のようになるだけである。
6:41
          なぜあなたは、兄弟の目にある塵が見えながら、自分の目に梁があるのに気付かないのか。
6:42
          自分の目にある梁が見えずに、どうして兄弟にむかって、『兄弟、あなたの目にある塵を取らせてくれ』と言うことが出来ようか。偽善者!まず自分の目の梁を
          取ってのけよ。その上で、兄弟の目にある塵を(取ってやれるなら、)取ってやったらよかろう。
 
口語訳1955
6:36
          あなたがたの父なる神が慈悲深いように、あなたがたも慈悲深い者となれ。
6:37
          人をさばくな。そうすれば、自分もさばかれることがないであろう。また人を罪に定めるな。そうすれば、自分も罪に定められることがないであろう。ゆるして
          やれ。そうすれば、自分もゆるされるであろう。
6:38
          与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう。人々はおし入れ、ゆすり入れ、あふれ出るまでに量をよくして、あなたがたのふところに入れてくれるであ
          ろう。あなたがたの量るその量りで、自分にも量りかえされるであろうから」。
6:39
          イエスはまた一つの譬を語られた、「盲人は盲人の手引ができようか。ふたりとも穴に落ち込まないだろうか。
6:40
          弟子はその師以上のものではないが、修業をつめば、みなその師のようになろう。
6:41
          なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。
6:42
          自分の目にある梁は見ないでいて、どうして兄弟にむかって、兄弟よ、あなたの目にあるちりを取らせてください、と言えようか。偽善者よ、まず自分の目から
          梁を取りのけるがよい、そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目にあるちりを取りのけることができるだろう。
 
文語訳1917
"420636","
          汝らの父の慈悲なるごとく、汝らも慈悲なれ。"
"420637","
          人を審くな、さらば汝らも審かるる事あらじ。人を罪に定むな、さらば、汝らも罪に定めらるる事あらじ。人を赦せ、さらば汝らも赦され
          ん。"
"420638","
          人に與へよ、さらば汝らも與へられん。人は量をよくし、押し入れ、揺り入れ、溢るるまでにして、汝らの懐中に入れん。汝等おのが量る
          量にて量らるべし』"
"420639","
          また譬にて言ひたまふ『盲人は盲人を手引するを得んや、二人とも穴に落ちざらんや。"
"420640","
          弟子はその師に勝らず、凡そ全うせられたる者は、その師の如くならん。"
"420641","
          何ゆゑ兄弟の目にある塵を見て、己が目にある梁木を認めぬか。"
"420642","おのが目にある梁木を見ずして、爭で兄弟に向ひて「兄弟よ、汝の目にある塵を取り除
          かせよ」といふを得んや。僞善者よ、先ず己が目より梁木を取り除け。さらば明かに見えて、兄弟の目にある塵を取りのぞき得ん。"
 
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各国聖書引照
 
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マタ 5:48
5:48
          だからあなた達は、天の父上が完全であられるように『完全になれ。』
 
塚本訳 マタ 7:1-5
7:1
          (人を)裁くな、自分が(神に)裁かれないためである。
7:2
          (人を)裁く裁きで、あなた達も裁かれ、(人を)量る量りで、あなた達も量られるからである。
7:3
          なぜあなたは、兄弟の目にある塵が見えながら、自分の目に梁があるのに気付かないのか。
7:4
          また、どうして兄弟にむかって、『あなたの目の塵を取らせてくれ』と言うのか。そら、自分の目に梁があるではないか。
7:5
          偽善者!まず自分の目の梁を取ってのけよ。その上で、兄弟の目の塵を(取ってやれるなら、)取ってやったらよかろう。
 
(独)NESTLE-ALAND  NOVUM
                TESTAMENTUM  GRAECE
                27版1993 の引照
新 共同 マタ
          18:18
18:18
          はっきり言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天上でもつながれ、あなたがたが地上で解くことは、天上でも解かれる。
 
新 共同 マタ
          7:2
7:2
          あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り与えられる。
 
新 共同 ルカ
          5:36
5:36
          そして、イエスはたとえを話された。「だれも、新しい服から布切れを破り取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。そんなことをすれ
          ば、新しい服も破れるし、新しい服から取った継ぎ切れも古いものには合わないだろう。
 
新 共同 マタ
          15:14
15:14
          そのままにしておきなさい。彼らは盲人の道案内をする盲人だ。盲人が盲人の道案内をすれば、二人とも穴に落ちてしまう。」
 
新 共同 マタ
          10:24-25
10:24
          弟子は師にまさるものではなく、僕は主人にまさるものではない。
10:25
          弟子は師のように、僕は主人のようになれば、それで十分である。家の主人がベルゼブルと言われるのなら、その家族の者はもっとひどく
          言われることだろう。」
 
(英・米)THE NEW TREASURY OF
                SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳 ロマ
          2:1-2
2:1
          だから、ああ、すべて人をさばく者よ。あなたには弁解の余地がない。あなたは、他人をさばくことによって、自分自身を罪に定めてい
          る。さばくあなたも、同じことを行っているからである。
2:2
          わたしたちは、神のさばきが、このような事を行う者どもの上に正しく下ることを、知っている。
 
口 語訳 ロマ
          14:3-4
14:3
          食べる者は食べない者を軽んじてはならず、食べない者も食べる者をさばいてはならない。神は彼を受けいれて下さったのであるから。
14:4
          他人の僕をさばくあなたは、いったい、何者であるか。彼が立つのも倒れるのも、その主人によるのである。しかし、彼は立つようにな
          る。主は彼を立たせることができるからである。
 
口 語訳
          Tコリ4:3-5
4:3
          わたしはあなたがたにさばかれたり、人間の裁判にかけられたりしても、なんら意に介しない。いや、わたしは自分をさばくこともしな
          い。
4:4
          わたしは自ら省みて、なんらやましいことはないが、それで義とされているわけではない。わたしをさばくかたは、主である。
4:5
          だから、主がこられるまでは、何事についても、先走りをしてさばいてはいけない。主は暗い中に隠れていることを明るみに出し、心の中
          で企てられていることを、あらわにされるであろう。その時には、神からそれぞれほまれを受けるであろう。
 
口 語訳
          Tコリ5:3
5:3
          しかし、わたし自身としては、からだは離れていても、霊では一緒にいて、その場にいる者のように、そんな行いをした者を、すでにさば
          いてしまっている。
 
口 語訳 ロマ
          14:4
14:4
          他人の僕をさばくあなたは、いったい、何者であるか。彼が立つのも倒れるのも、その主人によるのである。しかし、彼は立つようにな
          る。主は彼を立たせることができるからである。
 
口 語訳
          Tコリ13:4-7
13:4
          愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない。
13:5
          不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。
13:6
          不義を喜ばないで真理を喜ぶ。
13:7
          そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。
 
口 語訳
          Uコリ9:6-8
9:6
          わたしの考えはこうである。少ししかまかない者は、少ししか刈り取らず、豊かにまく者は、豊かに刈り取ることになる。
9:7
          各自は惜しむ心からでなく、また、しいられてでもなく、自ら心で決めたとおりにすべきである。神は喜んで施す人を愛して下さるのであ
          る。
9:8
          神はあなたがたにあらゆる恵みを豊かに与え、あなたがたを常にすべてのことに満ち足らせ、すべての良いわざに富ませる力のあるかたな
          のである。
 
口 語訳 ピリ
          3:12
3:12
          わたしがすでにそれを得たとか、すでに完全な者になっているとか言うのではなく、ただ捕えようとして追い求めているのである。そうす
          るのは、キリスト・イエスによって捕えられているからである。
 
口 語訳 ロマ
          2:1
2:1
          だから、ああ、すべて人をさばく者よ。あなたには弁解の余地がない。あなたは、他人をさばくことによって、自分自身を罪に定めてい
          る。さばくあなたも、同じことを行っているからである。
 
口 語訳 ロマ
          2:21
2:21
          なぜ、人を教えて自分を教えないのか。盗むなと人に説いて、自らは盗むのか。
 
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同 ヤコ
          2:13
2:13
          人に憐れみをかけない者には、憐れみのない裁きが下されます。憐れみは裁きに打ち勝つのです。
 
新 共同 ロマ
          2:1
2:1
          だから、すべて人を裁く者よ、弁解の余地はない。あなたは、他人を裁きながら、実は自分自身を罪に定めている。あなたも人を裁いて、
          同じことをしているからです。
 
新 共同 ロマ
          2:21
2:21
          それならば、あなたは他人には教えながら、自分には教えないのですか。「盗むな」と説きながら、盗むのですか。
 
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
                1985 の引照
 
・・・・
 
 
 
 
 
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ルカ6:43−45
実によって木を知れ
 
翻訳比較
          
        
      
聖書協会共同訳2018
        ◆実によって木を知る (マタ七16−20、一二34b−35)
        ルカ 6:43 「悪い実のなる良い木はなく、また、良い実のなる悪い木もない。
        ルカ 6:44 木はそれぞれ、その実で分かる。茨からいちじくは採れず、野ばらからぶどうを摘むこともない。
        ルカ
        6:45 善い人はその心の良い倉から良い物を出し、悪い人は悪い倉から悪い物を出す。およそ心から溢れ出ることを、口は語るのである。」
            フランシスコ会訳2013
        ◆善い木と悪い木(マタ7・16-20、12・34b-35)
043「善い木は悪い実を結ばず、悪
        い木は善い実を結ばない。
044木はそれぞれその実によって分
        かる。茨からいちじくは収穫できず、野ばらからぶどうは摘めない。
045善い人は、心にある善い倉から
        善い物を出し、悪い人は、心にある悪い倉から悪い物を出す。口は心に溢れることを語るものである」。
 
岩波翻訳委員会訳1995
420643実に、良い木が腐った実を結ぶことはないし、また、腐った木が良い実を結ぶ
こ
          ともない。
420644というのも、おのおのの木はそれ自身の実から知られる。なぜならば、人は茨からいちじくを集
          めることはないし、藪から葡萄の房を採ることもないからだ。
420645善い人は、心の善い倉庫から善いものを持ち出す。また悪しき〔人〕は悪しき
〔倉
          庫〕から悪しきものを持ち出す。なぜなら、心があふれることによって人の口は
語
          るのだ。
 
新共同訳1987
6:43
          「悪い実を結ぶ良い木はなく、また、良い実を結ぶ悪い木はない。
6:44
          木は、それぞれ、その結ぶ実によって分かる。茨からいちじくは採れないし、野ばらからぶどうは集められない。
6:45
          善い人は良いものを入れた心の倉から良いものを出し、悪い人は悪いものを入れた倉から悪いものを出す。人の口は、心からあふれ出ることを語るのである。」
 
前田訳1978
6:43
          悪い実を結ぶよい木はなく、また、よい実を結ぶ悪い木もない。
6:44
          どの木もその実でわかる。茨からいちじくは取れず、野草からぶどうは摘めない。
6:45
          よい人は心のよい倉からよいものを持ち出し、悪い人は悪い倉から悪いものを持ち出す。心あふれて口が語るのだから。
 
新改訳1970
6:43
          悪い実を結ぶ良い木はないし、良い実を結ぶ悪い木もありません。
6:44
          木はどれでも、その実によってわかるものです。いばらからいちじくは取れず、野ばらからぶどうを集めることはできません。
6:45
          良い人は、その心の良い倉から良い物を出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を出します。なぜなら人の口は、心に満ちているものを話すからです。
 
塚本訳1963
6:43
          わるい実を結ぶ良い木はなく、また良い実を結ぶ悪い木もない。
6:44
          木(の良し悪し)はいずれもその実で知られるのである。茨から無花果をとらず、茨の薮から葡萄をつまない。
6:45
          (同じように、)善人は心の善い倉から善い物を取り出し、悪人は(心の)悪い倉から悪い物を取り出す。心にあふれて口に出るのだから。
 
口語訳1955
6:43
          悪い実のなる良い木はないし、また良い実のなる悪い木もない。
6:44
          木はそれぞれ、その実でわかる。いばらからいちじくを取ることはないし、野ばらからぶどうを摘むこともない。
6:45
          善人は良い心の倉から良い物を取り出し。悪人は悪い倉から悪い物を取り出す。心からあふれ出ることを、口が語るものである。
 
文語訳1917
"420643","
          惡しき果を結ぶ善き樹はなく、また善き果を結ぶ惡しき樹はなし。"
"420644","
          樹はおのおの其の果によりて知らる。茨より無花果を取らず、野荊より葡萄を収めざるなり。"
"420645","
          善き人は心の善き倉より善きものを出し、惡しき人は惡しき倉より惡しき物を出す。それ心に滿つるより、口は物言ふなり。"
 
****************************************
各国聖書引照
 
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マタ
            7:16-20
7:16
          (結ぶ)実で偽預言者はわかる。茨から葡萄が、薊から無花果がとれようか。
7:17
          (そのように、)善い木は皆良い実を結び、わるい木は悪い実を結ぶ。
7:18
          善い木に悪い実がなることは出来ず、わるい木に良い実がなることも出来ない。
7:19
          良い実を結ばない木はどんな木でも、切られて火の中に投げ込まれる。
7:20
          それだから、(結ぶ)実で、偽預言者はわかるのである。
 
塚本訳 マタ
            12:33-35
12:33
          木を良いとするなら、その実をも良いとせよ。また、木を悪いとするなら、その実をも悪いとせよ。木(の良し悪し)は実で知られるのである。
12:34
          蝮の末よ、あなた達(自身)が悪いのに、どうして善いことが言えよう。心にあふれて口に出るのだから。
12:35
          善人は(心の)善い倉から善い物を取り出し、悪人は(心の)悪い倉から悪い物を取り出す。
 
(独)NESTLE-ALAND  NOVUM
                TESTAMENTUM  GRAECE
                27版1993 の引照
 
・・・・
 
(英・米)THE NEW TREASURY OF
                SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
 
・・・・
 
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同 エペ
          4:29
4:29
          悪い言葉を一切口にしてはなりません。ただ、聞く人に恵みが与えられるように、その人を造り上げるのに役立つ言葉を、必要に応じて語
          りなさい。
 
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
                1985 の引照
 
・・・・
 
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ルカ6:46−49
岩の上と砂の上
 
翻訳比較
          
        
      
聖書協会共同訳2018
        ◆家と土台 (マタ七24−27)
        ルカ 6:46 「私を『主よ、主よ』と呼びながら、なぜ私の言うことを行わないのか。
        ルカ 6:47 私のもとに来て、私の言葉を聞いて行う者が皆、どんな人に似ているかを示そう。
        ルカ
        6:48 それは、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を据えて家を建てる人に似ている。洪水になって水がその家に押し寄せたが、しっかり建ててあったの
        で、びくともしなかった。
        ルカ
        6:49 しかし、聞いても行わなかった者は、土台なしで地面に家を建てた人に似ている。水が押し寄せると、家はたちまち倒れ、その壊れ方がひどかっ
        た。」
            フランシスコ会訳2013
        ◆聞いて行う人(マタ7・21、24-27)
046「あなた方は、わたしを『主
        よ、主よ』と呼びながら、どうして、わたしの言うことを行わないのか。
047わたしのもとに来て、わたしの
        言葉を聞き、それを実行する人がみな、どういう人に似ているのか、あなた方に示そう。
048それは地を深く掘り、岩の上に
        土台を据えて家を建てた人に似ている。川が洪水となって、その家に押し寄せても、頑丈に建てられていたので、家はびくともしなかっ た。
049しかし、聞いてもそれを実行し
        ない人は、土台もなく、土の上に家を建てた人に似ている。川が押し寄せると、家はたちまち倒れ、大きな被害を受けた」。
 
岩波翻訳委員会訳1995
420646また、あなたたちは『主よ、主よ』と私を呼びながら、なぜ私の言うことを行
な
          わないのか。
420647私のもとに来て、私の言葉を聞き、それらを行なうすべての者は、何と同じで
あ
          るか、あなたたちに示そう。
420648彼は、〔地を〕掘り、深くし、岩の上に土台を据え
て
          家を建てる人と同じだ。そこで〔大水が〕氾濫し、奔流がその家に襲来した。しか
し、
          その家が堅固に建てられていたので、それを動じさせることはできなかった。
420649だが、〔私の言葉を〕聞いても、〔それらを〕行なわない者は、土台なしに地面の上
に
          家を建てた人と同じだ。その家に奔流が襲来した。するとすぐに〔その家は〕崩れ
落
          ちた。そしてその家の崩壊は、はなはだしいものとなった」。
 
新共同訳1987
6:46
          「わたしを『主よ、主よ』と呼びながら、なぜわたしの言うことを行わないのか。
6:47
          わたしのもとに来て、わたしの言葉を聞き、それを行う人が皆、どんな人に似ているかを示そう。
6:48
          それは、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を置いて家を建てた人に似ている。洪水になって川の水がその家に押し寄せたが、しっかり建ててあったので、揺り
          動かすことができなかった。
6:49
          しかし、聞いても行わない者は、土台なしで地面に家を建てた人に似ている。川の水が押し寄せると、家はたちまち倒れ、その壊れ方がひどかった。」
 
前田訳1978
6:46
          なぜわたしを主よ主よと呼びながら、わたしのいうことを行なわぬのか。
6:47
          わたしのところに来てわがことばを聞いてそれを行なうものがだれに似るか、教えよう。
6:48
          それは深く地を掘って岩の上に土台を置いて家を建てる人に似る。洪水が出て、流れがその家に当たってもよく建っているからゆれない。
6:49
          聞いて行なわぬものは、土の上に土台なしで家を建てた人に似る。流れが当るとすぐ倒れ、その家の倒れ方はひどい」と。
 
新改訳1970
6:46
          なぜ、わたしを『主よ、主よ。』と呼びながら、わたしの言うことを行なわないのですか。
6:47
          わたしのもとに来て、わたしのことばを聞き、それを行なう人たちがどんな人に似ているか、あなたがたに示しましょう。
6:48
          その人は、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を据えて、それから家を建てた人に似ています。洪水になり、川の水がその家に押し寄せたときも、しっかり建て
          られていたから、びくともしませんでした。
6:49
          聞いても実行しない人は、土台なしで地面に家を建てた人に似ています。川の水が押し寄せると、家は一ぺんに倒れてしまい、そのこわれ方はひどいものとなり
          ました。」
 
塚本訳1963
6:46
          (わたしを)『主よ、主よ』と呼びながら、なぜわたしの言うことを行わないのか。
6:47
          わたしの所に来て話を聞き、それを行う者が皆、だれに似ているか、おしえてあげよう。
6:48
          それは、(地を)深く掘り下げ、岩の上に土台をすえて家を建てた人に似ている。洪水が出て、大水がその家にぶつかったが、丈夫に建ててあったので、びくと
          もしなかった。
6:49
          しかし(これと反対に、わたしの話を)聞くだけで行わない者は、土の上に土台なしで家を建てた人に似ている。大水がぶつかると、たちまち崩れてしまって、
          その家のくずれ方はひどかった。」
 
口語訳1955
6:46
          わたしを主よ、主よ、と呼びながら、なぜわたしの言うことを行わないのか。
6:47
          わたしのもとにきて、わたしの言葉を聞いて行う者が、何に似ているか、あなたがたに教えよう。
6:48
          それは、地を深く掘り、岩の上に土台をすえて家を建てる人に似ている。洪水が出て激流がその家に押し寄せてきても、それを揺り動かすことはできない。よく
          建ててあるからである。
6:49
          しかし聞いても行わない人は、土台なしで、土の上に家を建てた人に似ている。激流がその家に押し寄せてきたら、たちまち倒れてしまい、その被害は大きいの
          である」。
 
文語訳1917
"420646","
          なんぢら我を「主よ主よ」と呼びつつ、何ぞ我が言ふことを行はぬか。"
"420647","
          凡そ我にきたり我が言を聽きて行ふ者は、如何なる人に似たるかを示さん。"
"420648","
          即ち家を建つるに、地を深く掘り岩の上に基を据ゑたる人のごとし。洪水いでて流その家を衝けども動かすこと能はず、これ固く建てられ
          たる故なり。"
"420649","されど聽きて行はぬ者は、基なくして家を土の上に建てたる人のごとし。流その家を衝
          けば、直ちに崩れて、その破壊はなはだし』"
 
****************************************
各国聖書引照
 
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マタ 7:21
7:21
          わたしに『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るのではない。わたしの天の父上の御心を行う者(だけ)が入るのである。
 
塚本訳 マタ
            7:24-27
7:24
          だから、以上のわたしの話を聞いてそれを行う者は皆、岩の上に家を建てた賢い人に似ている。
7:25
          雨が降って、大水が出て、風が吹いて、その家に襲いかかったが、倒れなかった。岩の上に土台があったからである。
7:26
          また、わたしの話を聞くだけでそれを行わない者は皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。
7:27
          雨が降って、大水が出て、風が吹いて、その家にうちつけると、倒れてしまった。ひどい倒れ方であった。」
 
(独)NESTLE-ALAND  NOVUM
                TESTAMENTUM  GRAECE
                27版1993 の引照
新 共同 マタ
          7:21
7:21
          「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。
 
(英・米)THE NEW TREASURY OF
                SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳 ガラ 6:7
6:7 まちがってはいけな
          い、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる。
 
口 語訳 ロマ
          8:35-38
8:35
          だれが、キリストの愛からわたしたちを離れさせるのか。患難か、苦悩か、迫害か、飢えか、裸か、危難か、剣か。
8:36
          「わたしたちはあなたのために終日、/死に定められており、/ほふられる羊のように見られている」/と書いてあるとおりである。
8:37
          しかし、わたしたちを愛して下さったかたによって、わたしたちは、これらすべての事において勝ち得て余りがある。
8:38
          わたしは確信する。死も生も、天使も支配者も、現在のものも将来のものも、力あるものも、
 
口 語訳
          Tコリ3:13-15
3:13
          それぞれの仕事は、はっきりとわかってくる。すなわち、かの日は火の中に現れて、それを明らかにし、またその火は、それぞれの仕事が
          どんなものであるかを、ためすであろう。
3:14
          もしある人の建てた仕事がそのまま残れば、その人は報酬を受けるが、
3:15
          その仕事が焼けてしまえば、損失を被るであろう。しかし彼自身は、火の中をくぐってきた者のようにではあるが、救われるであろう。
 
口 語訳
          Tコリ15:55-58
15:55
          「死は勝利にのまれてしまった。死よ、おまえの勝利は、どこにあるのか。死よ、おまえのとげは、どこにあるのか」。
15:56
          死のとげは罪である。罪の力は律法である。
15:57
          しかし感謝すべきことには、神はわたしたちの主イエス・キリストによって、わたしたちに勝利を賜わったのである。
15:58
          だから、愛する兄弟たちよ。堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。主にあっては、あなたがたの労苦がむだ
          になることはないと、あなたがたは知っているからである。
 
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同 ガラ
          6:7
6:7
          思い違いをしてはいけません。神は、人から侮られることはありません。人は、自分の蒔いたものを、また刈り取ることになるのです。
 
新 共同 テト
          1:16
1:16
          こういう者たちは、神を知っていると公言しながら、行いではそれを否定しているのです。嫌悪すべき人間で、反抗的で、一切の善い業に
          ついては失格者です。
 
新 共同 ヤコ
          1:21-22
1:21
          だから、あらゆる汚れやあふれるほどの悪を素直に捨て去り、心に植え付けられた御言葉を受け入れなさい。この御言葉は、あなたがたの
          魂を救うことができます。
1:22
          御言葉を行う人になりなさい。自分を欺いて、聞くだけで終わる者になってはいけません。
 
新 共同
          Tコリ3:11-14
3:11
          イエス・キリストという既に据えられている土台を無視して、だれもほかの土台を据えることはできません。
3:12
          この土台の上に、だれかが金、銀、宝石、木、草、わらで家を建てる場合、
3:13
          おのおのの仕事は明るみに出されます。かの日にそれは明らかにされるのです。なぜなら、かの日が火と共に現れ、その火はおのおのの仕
          事がどんなものであるかを吟味するからです。
3:14
          だれかがその土台の上に建てた仕事が残れば、その人は報いを受けますが、
 
新 共同 コロ
          2:7
2:7
          キリストに根を下ろして造り上げられ、教えられたとおりの信仰をしっかり守って、あふれるばかりに感謝しなさい。
 
新 共同
          Uペテ1:10
1:10
          だから兄弟たち、召されていること、選ばれていることを確かなものとするように、いっそう努めなさい。これらのことを実践すれば、決
          して罪に陥りません。
 
新 共同 ヘブ
          2:1
2:1
          だから、わたしたちは聞いたことにいっそう注意を払わねばなりません。そうでないと、押し流されてしまいます。
 
新 共同 ヤコ
          1:23
1:23
          御言葉を聞くだけで行わない者がいれば、その人は生まれつきの顔を鏡に映して眺める人に似ています。
 
新 共同 ヤコ
          2:20
2:20
          ああ、愚かな者よ、行いの伴わない信仰が役に立たない、ということを知りたいのか。
 
新 共同
          Tコリ3:10-12
3:10
          わたしは、神からいただいた恵みによって、熟練した建築家のように土台を据えました。そして、他の人がその上に家を建てています。た
          だ、おのおの、どのように建てるかに注意すべきです。
3:11
          イエス・キリストという既に据えられている土台を無視して、だれもほかの土台を据えることはできません。
3:12
          この土台の上に、だれかが金、銀、宝石、木、草、わらで家を建てる場合、
 
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
                1985 の引照
 
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