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ルカ7:1−10

百卒長の下男

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

420701イエスは、彼のすべての言葉を民の耳に入れた後、カファルナウムに入って行った。

420702すると、ある百人隊長の僕が患って、絶え入ろうとしていた。この僕は、その百人隊長にとってかけがえのない者であった

420703さて、彼はイエスのことを聞いたので、そのもとヘユダヤ人たちの長老たちを遣わし、イエスがやつてきて彼の僕を救ってくれるよう、イエスに頼んだ。

420704そこで彼らは、イエスのもとに姿を見せるや、熱心に彼に乞い願い姶めて言った、「彼は、このことをかなえておやりになるのにふさわしい者です。

420705なぜなら、彼は私たちの民を愛しておりますし、また、私どものために彼自らが会堂を造ってくれました」。

420706そこでイエスは、彼らと一緒に行き始めた。しかし、彼がその家からあまり遠くないところまで来た時、その百人隊長は友人たちを送ってイエスに言った、「主よ、お心

煩いなさいませぬように。なぜなら、私は自分の屋根の下にあなたをお迎えするに

値する者ではございません。

420707そのために、みもとに私自ら参るのもはばかりました。むしろひとこと〔だけ〕仰言って下さい。そして、私の僕が癒されますように。

420708というのも、私も一つの権威の下に据えられている人間で、その私の下に〔もなお〕兵士たちがおります。そして私がある者に『行け』と言えば彼は行き、ほかの者に『来い』と言えば彼は来、また私の奴隷に『これをせよ』と言えば彼はそれをします。

420709イエスはこれを聞いて百人隊長に驚き、自分に従っている群衆に振り向いて言った、「私はあなたたちに言う、私はイスラエルの中で、これほどの信仰を見いだしたことがない」。

420710そこで、送り出された人々が家に帰ってみると、例の僕は健やかにされていた。

 

新共同訳1987

7:1 イエスは、民衆にこれらの言葉をすべて話し終えてから、カファルナウムに入られた。

7:2 ところで、ある百人隊長に重んじられている部下が、病気で死にかかっていた。

7:3 イエスのことを聞いた百人隊長は、ユダヤ人の長老たちを使いにやって、部下を助けに来てくださるように頼んだ。

7:4 長老たちはイエスのもとに来て、熱心に願った。「あの方は、そうしていただくのにふさわしい人です。

7:5 わたしたちユダヤ人を愛して、自ら会堂を建ててくれたのです。」

7:6 そこで、イエスは一緒に出かけられた。ところが、その家からほど遠からぬ所まで来たとき、百人隊長は友達を使いにやって言わせた。「主よ、御足労には及びません。わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。

7:7 ですから、わたしの方からお伺いするのさえふさわしくないと思いました。ひと言おっしゃってください。そして、わたしの僕をいやしてください。

7:8 わたしも権威の下に置かれている者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、他の一人に『来い』と言えば来ます。また部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします。」

7:9 イエスはこれを聞いて感心し、従っていた群衆の方を振り向いて言われた。「言っておくが、イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。」

7:10 使いに行った人たちが家に帰ってみると、その部下は元気になっていた。

 

前田訳1978

7:1 民にすべてのことを聞かせてから、彼はカペナウムに入られた。

7:2 ある百卒長のかけがえのない僕が病気で死にそうであった。

7:3 彼はイエスのことを聞いて、ユダヤ人の長老たちをつかわし、僕を救いに来てくださるようお願いした。

7:4 彼らはイエスのところに来てしきりに願っていった、「あの人はそうしていただくにふさわしい人です。

7:5 わが民を愛して自らわれらに会堂を建ててくれました」と。

7:6 イエスは彼らといっしょに行かれた。しかし、すでにその家からほど遠からずなったとき、百卒長は友人たちをやっていわせた、「主よ、ご足労なく。わが屋根の下にお入りいただく資格はわたしにありません。

7:7 それで、わたし自らお近くに出るのはふさわないと思いました。ただ、おことばでおっしゃって、僕をおなおしください。

7:8 わたしは権威に服する人間で、部下に兵卒がいます。これに『行け』といえば行き、別のに『来い』といえば来ます。僕に『これをせよ』といえばします」と。

7:9 イエスはこれを聞いて彼に驚嘆し、ついて来た群衆に振り返っていわれた、「わたしはいう、イスラエルの中にもこんな信仰を見たことはない」と。

7:10 使いの人たちが家に帰ると、僕はなおっていた。

 

新改訳1970

7:1 イエスは、耳を傾けている民衆にこれらのことばをみな話し終えられると、カペナウムにはいられた。

7:2 ところが、ある百人隊長に重んじられているひとりのしもべが、病気で死にかけていた。

7:3 百人隊長は、イエスのことを聞き、みもとにユダヤ人の長老たちを送って、しもべを助けに来てくださるようお願いした。

7:4 イエスのもとに来たその人たちは、熱心にお願いして言った。「この人は、あなたにそうしていただく資格のある人です。

7:5 この人は、私たちの国民を愛し、私たちのために会堂を建ててくれた人です。」

7:6 イエスは、彼らといっしょに行かれた。そして、百人隊長の家からあまり遠くない所に来られたとき、百人隊長は友人たちを使いに出して、イエスに伝えた。「主よ。わざわざおいでくださいませんように。あなたを私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。

7:7 ですから、私のほうから伺うことさえ失礼と存じました。ただ、おことばをいただかせてください。そうすれば、私のしもべは必ずいやされます。

7:8 と申しますのは、私も権威の下にある者ですが、私の下にも兵士たちがいまして、そのひとりに『行け。』と言えば行きますし、別の者に『来い。』と言えば来ます。また、しもべに『これをせよ。』と言えば、そのとおりにいたします。」

7:9 これを聞いて、イエスは驚かれ、ついて来ていた群衆のほうに向いて言われた。「あなたがたに言いますが、このようなりっぱな信仰は、イスラエルの中にも見たことがありません。」

7:10 使いに来た人たちが家に帰ってみると、しもべはよくなっていた。

 

塚本訳1963

7:1 イエスはこれら一切の話を人々に聞かせ終った後、カペナウムにかえられた。

7:2 すると、ある百卒長の大事な僕が病気で、もう危篤であった。

7:3 百卒長はイエスのことを聞くと、ユダヤ人の長老たちをイエスの所に使にやって、是非僕を直しに来てほしいと頼ませた。

7:4 長老たちはイエスの所に来て、こう言って熱心に願った、「あの人はそうしていただいてもよい人です。

7:5 (異教人でありながら)わが国民に好意をもち、自分でわたし達に礼拝堂を建ててくれたのですから。」

7:6 イエスは彼らと連れ立って行かれた。しかし、すでにその家から程遠からずなったとき、百卒長は友人たちをやって言わせた、「主よ、ご足労くださらぬように。わたしはあなたを、うちの屋根の下にお迎えできるような者ではありません。

7:7 だから自分でお願いに出る資格もないと考えたのです。(ここでただ)一言、言ってください。そうすれば下男は直ります。

7:8 というのは、わたし自身も指揮権に服する人間であるのに、わたしの下にも兵卒がいて、これに『行け』と言えば行き、ほかのに『来い』と言えば来、また僕に『これをしろ』と言えば(すぐ)するからです。(ましてあなたのお言葉で、病気が直らないわけはありません。)」

7:9 イエスはこれを聞いて驚き、ついて来た群衆の方に振り向いて言われた、「わたしは言う、イスラエルの人の中でも、こんな(りっぱな)信仰を見たことがない。」

7:10 使の者が家に帰って見ると、僕は元気になっていた。

 

口語訳1955

7:1 イエスはこれらの言葉をことごとく人々に聞かせてしまったのち、カペナウムに帰ってこられた。

7:2 ところが、ある百卒長の頼みにしていた僕が、病気になって死にかかっていた。

7:3 この百卒長はイエスのことを聞いて、ユダヤ人の長老たちをイエスのところにつかわし、自分の僕を助けにきてくださるようにと、お願いした。

7:4 彼らはイエスのところにきて、熱心に願って言った、「あの人はそうしていただくねうちがございます。

7:5 わたしたちの国民を愛し、わたしたちのために会堂を建ててくれたのです」。

7:6 そこで、イエスは彼らと連れだってお出かけになった。ところが、その家からほど遠くないあたりまでこられたとき、百卒長は友だちを送ってイエスに言わせた、「主よ、どうぞ、ご足労くださいませんように。わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。

7:7 それですから、自分でお迎えにあがるねうちさえないと思っていたのです。ただ、お言葉を下さい。そして、わたしの僕をなおしてください。

7:8 わたしも権威の下に服している者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。

7:9 イエスはこれを聞いて非常に感心され、ついてきた群衆の方に振り向いて言われた、「あなたがたに言っておくが、これほどの信仰は、イスラエルの中でも見たことがない」。

7:10 使にきた者たちが家に帰ってみると、僕は元気になっていた。

 

文語訳1917

"420701","イエス凡て此らの言を民に聞かせ終へて後、カペナウムに入り給ふ。"

"420702","時に或百卒長、その重ずる僕やみて死ぬばかりなりしかば、"

"420703","イエスの事を聽きて、ユダヤ人の長老たちを遣し、來りて僕を救ひ給はんことを願ふ。"

"420704","彼らイエスの許にいたり、切に請ひて言ふ『かの人は此の事を爲らるるに相應し。"

"420705","わが國人を愛し、我らのために會堂を建てたり』"

"420706","イエス共に往き給ひて、その家はや程近くなりしとき、百卒長、數人の友を遣して言はしむ『主よ、自らを煩はし給ふな。我は汝をわが屋根の下に入れまつるに足らぬ者なり。"

"420707","されば御前に出づるにも相應しからずと思へり、ただ御言を賜ひて我が僕をいやし給へ。"

"420708","我みづから權威の下に置かるる者なるに、我が下にまた兵卒ありて、此に「往け」と言へば往き、彼に「來れ」と言へば來り、我が僕に「これを爲せ」と言へば爲すなり』"

"420709","イエス聞きて彼を怪しみ、振反りて從ふ群衆に言ひ給ふ『われ汝らに告ぐ、イスラエルの中にだに斯かるあつき信仰は見しことなし』"

"420710","遣されたる者ども家に歸りて僕を見れば、既に健康となれり。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マタ 8:5-13

8:5 カペナウムに帰られると、一人の百卒長がそばに来て願って

8:6 言った、「主よ、うちの下男が中風で家にねていて、ひどく苦しんでおります。……」

8:7 彼に言われる、「(ユダヤ人の)このわたしが、(異教人のあなたの家に)行ってなおすのか。」

8:8 百卒長は答えた、「主よ、わたしはあなたを、うちの屋根の下にお迎えできるような者ではありません。(ここで)ただ一言、言ってください。そうすれば下男は直ります。

8:9 というのは、わたし自身も指揮権の下にある人間であるのに、わたしの下にも兵卒がいて、これに『行け』と言えば行き、ほかのに『来い』と言えば来、また僕に『これをしろ』と言えば(すぐ)するからです。(ましてあなたのお言葉で、病気が直らないわけはありません。)」

8:10 イエスは聞いて驚き、ついて来た人たちに言われた、「アーメン、わたしは言う、イスラエル人の中でも、こんなりっぱな信仰をもっている者を一人も見たことがない。

8:11 わたしは言う、(最後の日には、このような信仰のあつい)大勢の人が『東から西から』来て、天の国でアブラハムやイサクやヤコブと共に宴会につらなり、

8:12 (かんじんのイスラエル人、すなわち)御国の子供たちは外の真暗闇に放り出され、そこでわめき、歯ぎしりするであろう。」

8:13 それからイエスは百卒長に言われた、「お帰り。あなたの信じたとおりに成れ。」するとちょうどその時に、下男は直った。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 マタ 7:28

7:28 イエスがこれらの言葉を語り終えられると、群衆はその教えに非常に驚いた。

 

新共同 ルカ 4:31

4:31 イエスはガリラヤの町カファルナウムに下って、安息日には人々を教えておられた。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 Tコリ13:4

13:4 愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない。

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 ヤコ 5:14-15

5:14 あなたがたの中で病気の人は、教会の長老を招いて、主の名によってオリーブ油を塗り、祈ってもらいなさい。

5:15 信仰に基づく祈りは、病人を救い、主がその人を起き上がらせてくださいます。その人が罪を犯したのであれば、主が赦してくださいます。

 

新共同 Tヨハ5:1

5:1 イエスがメシアであると信じる人は皆、神から生まれた者です。そして、生んでくださった方を愛する人は皆、その方から生まれた者をも愛します。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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ルカ7:11−17

ナインの若者

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

420711さて翌日、イエスがナインと呼ばれていた町へ赴いた際、彼の弟子たちと多く

の群衆も彼に同行した。

420712そこで彼が町の門に近づいた時、見よ、寡婦である母親

の一人息子が死んで、担ぎ出されるところであつた。またその町の多数の群衆も彼

女と一緒であった。

420713すると主は彼女を見て、彼女に対して断腸の想いを覚え、彼女に言った、「泣くのは止めなさい」。

420714そして近寄ると、棺に〔手を〕触れた。すると〔棺を〕担いでいた者たちは立ち止まった。そこで彼は言った、「若者よ、あなたに私は言う、起きなさい」。

420715すると、死〔んでいたはずの〕者は上半身を起こし、語り出した。そしてイエスは彼をその母に渡した。

420716そこで恐怖がすべての者たちを襲い、彼らは神を賛美して言い始めた、「われわれの間に、大いなる預言者が起こされた」。また、〔彼らはこうも言った、〕「神はその民を顧(かえり)みられた」。

420717そして彼についてのこの評判は、ユダヤの全土とその周辺の全地域に広まった。

 

新共同訳1987

7:11 それから間もなく、イエスはナインという町に行かれた。弟子たちや大勢の群衆も一緒であった。

7:12 イエスが町の門に近づかれると、ちょうど、ある母親の一人息子が死んで、棺が担ぎ出されるところだった。その母親はやもめであって、町の人が大勢そばに付き添っていた。

7:13 主はこの母親を見て、憐れに思い、「もう泣かなくともよい」と言われた。

7:14 そして、近づいて棺に手を触れられると、担いでいる人たちは立ち止まった。イエスは、「若者よ、あなたに言う。起きなさい」と言われた。

7:15 すると、死人は起き上がってものを言い始めた。イエスは息子をその母親にお返しになった。

7:16 人々は皆恐れを抱き、神を賛美して、「大預言者が我々の間に現れた」と言い、また、「神はその民を心にかけてくださった」と言った。

7:17 イエスについてのこの話は、ユダヤの全土と周りの地方一帯に広まった。

 

前田訳1978

7:11 そののち、彼はナインと呼ばれる町へ行かれた。弟子たちと多くの群衆がお伴した。

7:12 町の門に近づかれると、ちょうど、あるひとりの息子が死んで、かつぎ出されるところであった。その母はやもめで、町のかなりの群衆がいっしょにいた。

7:13 主は彼女を見てあわれみ、「泣かないで」といわれた。

7:14 そして近よって棺に手をかけられた。かつぐものが立ちどまったのでいわれた、「若者よ、あなたにいう、起きよ」と。

7:15 死人は起きあがって話しはじめた。イエスは彼を母に渡された。

7:16 皆がおそれを抱き、「大預言者がわれらのうちに現われた」また、「神はその民を顧みたまう」といって神をたたえた。

7:17 イエスについてのこの話は全ユダヤとその周辺一帯にひろまった。

 

新改訳1970

7:11 それから間もなく、イエスはナインという町に行かれた。弟子たちと大ぜいの人の群れがいっしょに行った。

7:12 イエスが町の門に近づかれると、やもめとなった母親のひとり息子が、死んでかつぎ出されたところであった。町の人たちが大ぜいその母親につき添っていた。

7:13 主はその母親を見てかわいそうに思い、「泣かなくてもよい。」と言われた。

7:14 そして近寄って棺に手をかけられると、かついでいた人たちが立ち止まったので、「青年よ。あなたに言う、起きなさい。」と言われた。

7:15 すると、その死人が起き上がって、ものを言い始めたので、イエスは彼を母親に返された。

7:16 人々は恐れを抱き、「大預言者が私たちのうちに現われた。」とか、「神がその民を顧みてくださった。」などと言って、神をあがめた。

7:17 イエスについてこの話がユダヤ全土と回りの地方一帯に広まった。

 

塚本訳1963

7:11 そのあとで、ナインという町に行かれた。弟子たちおよび多くの群衆も一しょに行った。

7:12 町の門の近くに来られると、ちょうど、ある独り息子が死んで、(棺が)舁き出されるところであった。母は寡婦であった。町の人が大勢その母に付添っていた。

7:13 主は母を見て不憫に思い、「そんなに泣くでない」と言って、

7:14 近寄って棺に手をかけ──担いでいる者は立ち止まった──「若者よ、あなたに言う、起きよ!」と言われた。

7:15 すると死人が起き上がって物を言い出した。イエスは『彼を母に渡された。』

7:16 皆が恐れをいだいて、「大預言者がわたし達の間にあらわれた」とか、「神はその民を心にかけてくださった」とか言って、神を讃美した。

7:17 イエスについてのこの(二つの)言葉は、ユダヤ(人の国)全体とその周囲いたる所に広まった。

 

口語訳1955

7:11 そののち、間もなく、ナインという町へおいでになったが、弟子たちや大ぜいの群衆も一緒に行った。

7:12 町の門に近づかれると、ちょうど、あるやもめにとってひとりむすこであった者が死んだので、葬りに出すところであった。大ぜいの町の人たちが、その母につきそっていた。

7:13 主はこの婦人を見て深い同情を寄せられ、「泣かないでいなさい」と言われた。

7:14 そして近寄って棺に手をかけられると、かついでいる者たちが立ち止まったので、「若者よ、さあ、起きなさい」と言われた。

7:15 すると、死人が起き上がって物を言い出した。イエスは彼をその母にお渡しになった。

7:16 人々はみな恐れをいだき、「大預言者がわたしたちの間に現れた」、また、「神はその民を顧みてくださった」と言って、神をほめたたえた。

7:17 イエスについてのこの話は、ユダヤ全土およびその附近のいたる所にひろまった。

 

文語訳1917

"420711","その後イエス、ナインといふ町にゆき給ひしに、弟子たち及び大なる群衆も共に往く。"

"420712","町の門に近づき給ふとき、視よ、舁き出さるる死人あり。これは獨息子にて母は寡婦なり、町の多くの人々これに伴ふ。"

"420713","主、寡婦を見て憫み『泣くな』と言ひて、"

"420714","近より柩に手をつけ給へば、舁くもの立ち止る。イエス言ひたまふ『若者よ、我なんぢに言ふ、起きよ』"

"420715","死人、起きかへりて物言ひ始む。イエス之を母に付したまふ。"

"420716","人々みな懼をいだき、神を崇めて言ふ『大なる預言者われらの中に興れり』また言ふ『神その民を顧み給へり』"

"420717","この事ユダヤ全國および最寄の地にホくひろまりぬ。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

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(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ルカ 1:65

1:65 近所の人々は皆恐れを感じた。そして、このことすべてが、ユダヤの山里中で話題になった。

 

新共同 ルカ 2:20

2:20 羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

 

新共同 マタ 21:11

21:11 そこで群衆は、「この方は、ガリラヤのナザレから出た預言者イエスだ」と言った。

 

新共同 ルカ 1:68

1:68 「ほめたたえよ、イスラエルの神である主を。主はその民を訪れて解放し、

 

新共同 マタ 9:26

9:26 このうわさはその地方一帯に広まった。

 

新共同 ルカ 4:44

4:44 そして、ユダヤの諸会堂に行って宣教された。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

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(日)新共同訳1987 の引照

新共同 Tペテ3:8

3:8 終わりに、皆心を一つに、同情し合い、兄弟を愛し、憐れみ深く、謙虚になりなさい。

 

新共同 使  9:40

9:40 ペトロが皆を外に出し、ひざまずいて祈り、遺体に向かって、「タビタ、起きなさい」と言うと、彼女は目を開き、ペトロを見て起き上がった。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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ルカ7:18−23

ヨハネ、イエスにつまずく

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

420718さて、ヨハネの弟子たちは、彼にこれらすべてのことを報告した。するとヨハ

ネは、彼の弟子たちのうち、ある二人の者を呼び寄せ、

420719彼らを主のもとに送って言った、「あなたが『来るべき者』ですか、それともわれわれは別の者を待つべきですか」。

420720そこで男たちはイエスのもとに立ち現れて言った、「あなたが『来たるべき者』ですか、それともわれわれは別の者を待つべきですか」。

420721〔ちょうど〕その時、イエスは〔さまざまな〕病や苦患(くげん)や悪しき霊どもから多くの者を癒し、多くの盲人の目を見えるようにした〔ところであつた〕。

420722そこで彼は、答えて彼らに言った、「行ってヨハネに、あなたたちの見たことと聞いたこととを告げよ。

盲人は見え、足萎えは歩み、

らい病人は清められ、かつ聾者は聞き、

死人は起こされ、貧しい者は福音を告げ知らされる

420723実に幸いだ、私に蹟かない者は」。

 

新共同訳1987

7:18 ヨハネの弟子たちが、これらすべてのことについてヨハネに知らせた。そこで、ヨハネは弟子の中から二人を呼んで、

7:19 主のもとに送り、こう言わせた。「来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか。」

7:20 二人はイエスのもとに来て言った。「わたしたちは洗礼者ヨハネからの使いの者ですが、『来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか』とお尋ねするようにとのことです。」

7:21 そのとき、イエスは病気や苦しみや悪霊に悩んでいる多くの人々をいやし、大勢の盲人を見えるようにしておられた。

7:22 それで、二人にこうお答えになった。「行って、見聞きしたことをヨハネに伝えなさい。目の見えない人は見え、足の不自由な人は歩き、重い皮膚病を患っている人は清くなり、耳の聞こえない人は聞こえ、死者は生き返り、貧しい人は福音を告げ知らされている。

7:23 わたしにつまずかない人は幸いである。」

 

前田訳1978

7:18 ヨハネの弟子たちはこれらすべてを彼に告げた。

7:19 ヨハネは弟子たちからふたりのものを呼び、主のところにやっていわせた、「あなたが来たるべきお方ですか、それともほかの人を待つべきですか」と。

7:20 その人たちはイエスのところに来ていった、「洗礼者ヨハネからつかわされました。『あなたが来たるべきお方ですか、それともほかの人を待つべきですか』と申しています」と。

7:21 そのとき、彼は多くの人を病と苦しみと悪霊からいやし、多くの目しいを見えるようにされていた。

7:22 彼は答えられた、「行ってあなたが見聞きすることをヨハネに告げよ、目しいは見、足なえは歩み、らい者は清よまり、耳しいは聞き、死人はよみがえり、貧しい人々は福音に接する。

7:23 さいわいなのはわたしにつまずかぬ人!」と。

 

新改訳1970

7:18 さて、ヨハネの弟子たちは、これらのことをすべてヨハネに報告した。

7:19 すると、ヨハネは、弟子の中からふたりを呼び寄せて、主のもとに送り、「おいでになるはずの方は、あなたですか。それとも、私たちはほかの方を待つべきでしょうか。」と言わせた。

7:20 ふたりはみもとに来て言った。「バプテスマのヨハネから遣わされてまいりました。『おいでになるはずの方は、あなたですか。それとも私たちはなおほかの方を待つべきでしょうか。』とヨハネが申しております。」

7:21 ちょうどそのころ、イエスは、多くの人々を病気と苦しみと悪霊からいやし、また多くの盲人を見えるようにされた。

7:22 そして、答えてこう言われた。「あなたがたは行って、自分たちの見たり聞いたりしたことをヨハネに報告しなさい。盲人が見えるようになり、足なえが歩き、らい病人がきよめられ、つんぼの人が聞こえ、死人が生き返り、貧しい者に福音が宣べ伝えられています。

7:23 だれでも、わたしにつまずかない者は幸いです。」

 

塚本訳1963

7:18 洗礼者ヨハネの弟子たちがこれら一切のことをヨハネに報告すると、彼は弟子を二人ほど呼びよせ、

7:19 主の所にやって、「来るべき方(救世主)はあなたですか、それともほかの人を待つべきでしょうか」とたずねさせた。

7:20 その人たちはイエスの所に来て言った、「洗礼者ヨハネから来ました。『来るべき方はあなたですか、それともほかの人を待つべきでしょうか』とおたずねするよう申しつけられました。」

7:21 その時、イエスは多くの人の病気と苦しみと悪霊につかれているのとをなおし、多くの盲人を見えるようにしてやっておられたが、

7:22 答えられた、「行って、(今ここで)見たこと聞いたことをヨハネに報告しなさい。──『盲人は見えるようになり、』足なえは歩きまわり、癩病人は清まり、聾は聞き、死人は生きかえり、『貧しい人は福音を聞かされている』と。

7:23 わたしにつまずかぬ者は幸いである。」

 

口語訳1955

7:18 ヨハネの弟子たちは、これらのことを全部彼に報告した。するとヨハネは弟子の中からふたりの者を呼んで、

7:19 主のもとに送り、「『きたるべきかた』はあなたなのですか。それとも、ほかにだれかを待つべきでしょうか」と尋ねさせた。

7:20 そこで、この人たちがイエスのもとにきて言った、「わたしたちはバプテスマのヨハネからの使ですが、『きたるべきかた』はあなたなのですか、それとも、ほかにだれかを待つべきでしょうか、とヨハネが尋ねています」。

7:21 そのとき、イエスはさまざまの病苦と悪霊とに悩む人々をいやし、また多くの盲人を見えるようにしておられたが、

7:22 答えて言われた、「行って、あなたがたが見聞きしたことを、ヨハネに報告しなさい。盲人は見え、足なえは歩き、らい病人はきよまり、耳しいは聞え、死人は生きかえり、貧しい人々は福音を聞かされている。

7:23 わたしにつまずかない者は、さいわいである」。

 

文語訳1917

"420718","偖ヨハネの弟子たち、凡て此等のことを告げたれば、"

"420719","ヨハネ兩三人の弟子を呼び、主に遣して言はしむ『來るべき者は汝なるか、或は他に待つべきか』"

"420720","彼ら御許に到りて言ふ『バプテスマのヨハネ、我らを遣して言はしむ「來るべき者は汝なるか、或は他に待つべきか」』"

"420721","この時イエス多くの者の病・疾患を醫し、惡しき靈を逐ひいだし、又おほくの盲人に見ることを得しめ給ひしが、"

"420722","答へて言ひたまふ『往きて汝らが見聞せし所をヨハネに告げよ。盲人は見、跛者はあゆみ、癩病人は潔められ、聾者はきき、死人は甦へらせられ、貧しき者は福音を聞かせらる。"

"420723","おほよそ我に躓かぬ者は幸福なり』"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マタ 11:2-6

11:2 さて(洗礼者)ヨハネは牢屋で、(イエスの)救世主としての働きを聞くと(心が動揺し、)弟子たちをやって、

11:3 「来るべき方(救世主)はあなたですか、それともほかの人を待つべきでしょうか」とたずねさせた。

11:4 イエスは答えられた、「行って、(今ここで)聞いていること見ていることをヨハネに報告しなさい。

11:5 ──『盲人は見えるようになり、』足なえは歩きまわり、癩病人は清まり、聾は聞き、死人は生きかえり、『貧しい人は福音を聞かされている』と。

11:6 わたしにつまずかぬ者は幸いである。」

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 マタ 3:11

3:11 わたしは、悔い改めに導くために、あなたたちに水で洗礼を授けているが、わたしの後から来る方は、わたしよりも優れておられる。わたしは、その履物をお脱がせする値打ちもない。その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。

 

新共同 マタ 11:3

11:3 尋ねさせた。「来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか。」

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ロマ 9:32-33

9:32 なぜであるか。信仰によらないで、行いによって得られるかのように、追い求めたからである。彼らは、つまずきの石につまずいたのである。

9:33 「見よ、わたしはシオンに、/つまずきの石、さまたげの岩を置く。それにより頼む者は、失望に終ることがない」/と書いてあるとおりである。

 

口語訳 Tコリ1:21-28

1:21 この世は、自分の知恵によって神を認めるに至らなかった。それは、神の知恵にかなっている。そこで神は、宣教の愚かさによって、信じる者を救うこととされたのである。

1:22 ユダヤ人はしるしを請い、ギリシヤ人は知恵を求める。

1:23 しかしわたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝える。このキリストは、ユダヤ人にはつまずかせるもの、異邦人には愚かなものであるが、

1:24 召された者自身にとっては、ユダヤ人にもギリシヤ人にも、神の力、神の知恵たるキリストなのである。

1:25 神の愚かさは人よりも賢く、神の弱さは人よりも強いからである。

1:26 兄弟たちよ。あなたがたが召された時のことを考えてみるがよい。人間的には、知恵のある者が多くはなく、権力のある者も多くはなく、身分の高い者も多くはいない。

1:27 それだのに神は、知者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選び、

1:28 有力な者を無力な者にするために、この世で身分の低い者や軽んじられている者、すなわち、無きに等しい者を、あえて選ばれたのである。

 

口語訳 Tコリ2:14

2:14 生れながらの人は、神の御霊の賜物を受けいれない。それは彼には愚かなものだからである。また、御霊によって判断されるべきであるから、彼はそれを理解することができない。

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 黙  1:4

1:4 -5ヨハネからアジア州にある七つの教会へ。今おられ、かつておられ、やがて来られる方から、また、玉座の前におられる七つの霊から、更に、証人、誠実な方、死者の中から最初に復活した方、地上の王たちの支配者、イエス・キリストから恵みと平和があなたがたにあるように。わたしたちを愛し、御自分の血によって罪から解放してくださった方に、

 

新共同 黙  1:8

1:8 神である主、今おられ、かつておられ、やがて来られる方、全能者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 

新共同 黙  4:8

4:8 この四つの生き物には、それぞれ六つの翼があり、その周りにも内側にも、一面に目があった。彼らは、昼も夜も絶え間なく言い続けた。「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、/全能者である神、主、/かつておられ、今おられ、やがて来られる方。」

 

新共同 ヤコ 2:5

2:5 わたしの愛する兄弟たち、よく聞きなさい。神は世の貧しい人たちをあえて選んで、信仰に富ませ、御自身を愛する者に約束された国を、受け継ぐ者となさったではありませんか。

 

新共同 Tコリ1:23

1:23 わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています。すなわち、ユダヤ人にはつまずかせるもの、異邦人には愚かなものですが、

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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ルカ7:24−35

イエス、ヨハネをほめる

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

420724さて、ヨハネの使いの者たちが去ってしまうと、彼は群衆に対してヨハネのことを語り始めた。「あなたたちは何を見ようと荒野に出て来たのか。風に揺らぐ葦か。

420725では、何を見ようと出て来たのか。柔らかな衣服に身をつつんだ人問か。見

よ、きらびやかで賛沢な衣装にくるまれた者どもなら、王宮にいる。

420726では、何を見るために出て来たのか。預言者か。然り、私はあなたたちに言う、預言者よりもなお優れた者だ。

420727この者こそ、〔次のように〕書かれている者だ、

見よ、私はお前の面前に私の使者を遣わす。

彼はお前の〔目の〕前で、お前の道を整えるであろう。

420728私はあなたたちに言う、女から生まれた者の中で、ヨハネより大いなる者は一

人もいない。しかし、神の王国で最も小さい者も、彼よりは大いなる者である」。

420729さて、すべての民が〔ヨハネの言葉を〕聞いた中で、徴税人たちはヨハネの洗礼

を受けることによって神を義とした。

420730しかしファリサイ人たちと律法の専門家たちは、彼の洗礼を受けなかったことにより、自分たちに対する神の意向を無にしたのであった。

420731ところで、私はこの世代の人間たちを何と同じだと言おうか。実際、彼らは

何と同じだろうか。

420732彼らは、市場に座ってお互いに〔次のように〕呼びかけている

子供たちと同じだ。つまり、

『ぼくらは君らのために笛を吹いたのに、君らは踊ってくれないじゃないか。

ぼくらは嘆いたのに、君らは悲しがってくれないじゃないか』。

420733なぜなら洗礼者ヨハネが到来し、パンを食べもせず、葡萄酒を飲みもしないで

いると、お前たちは言う、『あいつは悪霊に憑かれている』。

420734人の子が到来して、飲み食いすると、お前たちは言う、『見ろ、大飯ぐらいの大酒呑みだ。徴税人どもや罪人どもの仲問だ』。

420735しかし知恵は、そのすべての子らによって正しさが承認

される」。

 

新共同訳1987

7:24 ヨハネの使いが去ってから、イエスは群衆に向かってヨハネについて話し始められた。「あなたがたは何を見に荒れ野へ行ったのか。風にそよぐ葦か。

7:25 では、何を見に行ったのか。しなやかな服を着た人か。華やかな衣を着て、ぜいたくに暮らす人なら宮殿にいる。

7:26 では、何を見に行ったのか。預言者か。そうだ、言っておく。預言者以上の者である。

7:27 『見よ、わたしはあなたより先に使者を遣わし、/あなたの前に道を準備させよう』/と書いてあるのは、この人のことだ。

7:28 言っておくが、およそ女から生まれた者のうち、ヨハネより偉大な者はいない。しかし、神の国で最も小さな者でも、彼よりは偉大である。」

7:29 民衆は皆ヨハネの教えを聞き、徴税人さえもその洗礼を受け、神の正しさを認めた。

7:30 しかし、ファリサイ派の人々や律法の専門家たちは、彼から洗礼を受けないで、自分に対する神の御心を拒んだ。

7:31 「では、今の時代の人たちは何にたとえたらよいか。彼らは何に似ているか。

7:32 広場に座って、互いに呼びかけ、こう言っている子供たちに似ている。『笛を吹いたのに、/踊ってくれなかった。葬式の歌をうたったのに、/泣いてくれなかった。』

7:33 洗礼者ヨハネが来て、パンも食べずぶどう酒も飲まずにいると、あなたがたは、『あれは悪霊に取りつかれている』と言い、

7:34 人の子が来て、飲み食いすると、『見ろ、大食漢で大酒飲みだ。徴税人や罪人の仲間だ』と言う。

7:35 しかし、知恵の正しさは、それに従うすべての人によって証明される。」

 

前田訳1978

7:24 ヨハネの使いが去ると、彼は群衆にヨハネのことを話しだされた、「何を見にあなた方は荒野に出かけたのか。風にそよぐ葦か。

7:25 それでは何を見に出かけたのか。柔らかい着物を着た人か。見よ、立派な着物を着て派手に暮らしている人々は宮殿にいる。

7:26 それでは何を見に出かけたのか。預言者をか。しかり、わたしはいう、預言者以上のものをである。

7:27 『見よ、わたしは使いをあなたの前につかわし、あなたの前に道をそなえさせよう』と書かれているのはこの人である。

7:28 わたしはいう、女の生んだもののうち、ヨハネ以上のはひとりもない。しかし神の国でもっとも小さいものも彼以上である。

7:29 彼に耳傾けた民は皆、取税人までもヨハネの洗礼を受けて、神を正しいとした。

7:30 しかしパリサイ人と律法学者は彼から洗礼を受けずに、彼らのためを思う神のお心を無にした。

7:31 さて、この時代の人々を何にたとえようか。彼らは何に似ていようか。

7:32 子どもが広場にすわって互いに呼びあうのに似る、『われらが笛を吹いたのにあなた方は踊らず、哀歌をうたったのにあなた方はなげかなかった』と。

7:33 なぜなら、あなた方は、洗礼者ヨハネが来て、パンを食べず、ぶどう酒を飲まないと、『悪霊につかれている』といい、

7:34 人の子が来て飲み食いすると、『大食漢、酒飲み、取税人、罪びとの友』という。

7:35 しかし知恵の正しさはその子ら皆によって示される」と。

 

新改訳1970

7:24 ヨハネの使いが帰ってから、イエスは群衆に、ヨハネについて話しだされた。「あなたがたは、何を見に荒野に出て行ったのですか。風に揺れる葦ですか。

7:25 でなかったら、何を見に行ったのですか。柔らかい着物を着た人ですか。きらびやかな着物を着て、ぜいたくに暮らしている人たちなら宮殿にいます。

7:26 でなかったら、何を見に行ったのですか。預言者ですか。そのとおり。だが、わたしが言いましょう。預言者よりもすぐれた者をです。

7:27 その人こそ、『見よ、わたしは使いをあなたの前に遣わし、あなたの道を、あなたの前に備えさせよう。』と書かれているその人です。

7:28 あなたがたに言いますが、女から生まれた者の中で、ヨハネよりもすぐれた人は、ひとりもいません。しかし、神の国で一番小さい者でも、彼よりすぐれています。

7:29 ヨハネの教えを聞いたすべての民は、取税人たちさえ、ヨハネのバプテスマを受けて、神の正しいことを認めたのです。

7:30 これに反して、パリサイ人、律法の専門家たちは、彼からバプテスマを受けないで、神の自分たちに対するみこころを拒みました。

7:31 では、この時代の人々は、何にたとえたらよいでしょう。何に似ているでしょう。

7:32 市場にすわって、互いに呼びかけながら、こう言っている子どもたちに似ています。『笛を吹いてやっても、君たちは踊らなかった。弔いの歌を歌ってやっても、泣かなかった。』

7:33 というわけは、バプテスマのヨハネが来て、パンも食べず、ぶどう酒も飲まずにいると、『あれは悪霊につかれている。』とあなたがたは言うし、

7:34 人の子が来て、食べもし、飲みもすると、『あれ見よ。食いしんぼうの大酒飲み、取税人や罪人の仲間だ。』と言うのです。

7:35 だが、知恵の正しいことは、そのすべての子どもたちが証明します。」

 

塚本訳1963

7:24 ヨハネの使が立ち去ると、群衆にヨハネのことを話し出された。──「(さきごろ)あなた達は何を眺めようとして、荒野(のヨハネの所)に出かけたのか。風にそよぐ葦だったのか。(まさかそうではあるまい。)

7:25 それでは、何を見ようとして出かけたのか。柔らかい着物を着ている人か。見よ、りっぱな着物をきて贅沢をしている人ならば、宮殿にいる。

7:26 それでは、何を見ようとして出かけたのか。預言者か。そうだ、わたしは言う、(預言者だ。)預言者以上の者(を見たの)だ。

7:27 『(神は言われる、)『見よ、わたしは使をやって、あなたの先駆けをさせ、』あなたの『前に道を準備させる』』と(聖書に)書いてあるのは、この人のことである。

7:28 わたしは言う、女の産んだ者の中には、ヨハネより大きい者は一人もない。しかし神の国で一番小さい者でも、彼より大きい。

7:29 (ヨハネの説教を)聞いた民衆は皆、税金取りまで、ヨハネの洗礼を受け(ることによっ)て神の正しいことを認めた。

7:30 しかしパリサイ人と律法学者とは、彼から洗礼を受けることをせず、彼らをも救おうとされた(せっかくの)神の御心をないがしろにした。

7:31 だから、(気ままな)この時代の人々を何にたとえようか。彼らは何に似ているだろうか。

7:32 子供達が市場に坐って(嫁入りごっこや弔いごっこをしながら)、こう言って互に(相手の組と)呼びかわすのに似ている。──笛を吹いたのに、踊ってくれない。弔いの歌をうたったのに、泣いてくれない。

7:33 なぜならあなた達は、洗礼者ヨハネが来てパンを食べず酒を飲まないと、『悪鬼につかれている』と言い、

7:34 人の子(わたし)が来て飲み食いすると、『そら、大飯食いだ、飲兵衛だ、税金取りと罪人の仲間だ』と言うのだから。

7:35 しかし(神の)知恵の正しいことは、(税金取り、罪人など、)その子供たちがみんなで証明した。」

 

口語訳1955

7:24 ヨハネの使が行ってしまうと、イエスはヨハネのことを群衆に語りはじめられた、「あなたがたは、何を見に荒野に出てきたのか。風に揺らぐ葦であるか。

7:25 では、何を見に出てきたのか。柔らかい着物をまとった人か。きらびやかに着かざって、ぜいたくに暮している人々なら、宮殿にいる。

7:26 では、何を見に出てきたのか。預言者か。そうだ、あなたがたに言うが、預言者以上の者である。

7:27 『見よ、わたしは使をあなたの先につかわし、あなたの前に、道を整えさせるであろう』と書いてあるのは、この人のことである。

7:28 あなたがたに言っておく。女の産んだ者の中で、ヨハネより大きい人物はいない。しかし、神の国で最も小さい者も、彼よりは大きい。

7:29 (これを聞いた民衆は皆、また取税人たちも、ヨハネのバプテスマを受けて神の正しいことを認めた。

7:30 しかし、パリサイ人と律法学者たちとは彼からバプテスマを受けないで、自分たちに対する神のみこころを無にした。)

7:31 だから今の時代の人々を何に比べようか。彼らは何に似ているか。

7:32 それは子供たちが広場にすわって、互に呼びかけ、『わたしたちが笛を吹いたのに、あなたたちは踊ってくれなかった。弔いの歌を歌ったのに、泣いてくれなかった』と言うのに似ている。

7:33 なぜなら、バプテスマのヨハネがきて、パンを食べることも、ぶどう酒を飲むこともしないと、あなたがたは、あれは悪霊につかれているのだ、と言い、

7:34 また人の子がきて食べたり飲んだりしていると、見よ、あれは食をむさぼる者、大酒を飲む者、また取税人、罪人の仲間だ、と言う。

7:35 しかし、知恵の正しいことは、そのすべての子が証明する」。

 

 文語訳1917

"420724","ヨハネの使の去りたる後、ヨハネの事を群衆に言ひいで給ふ『なんぢら何を眺めんとて野に出でし、風にそよぐ葦なるか。"

"420725","さらば何を見んとて出でし、柔かき衣を著たる人なるか。視よ、華美なる衣をきて奢り暮す者は王宮に在り。"

"420726","さらば何を見んとて出でし、預言者なるか。然り、我なんぢらに告ぐ、預言者よりも勝る者なり。"

"420727","「視よ、わが使を汝の顔の前につかはす。かれは汝の前になんじの道をそなへん」、と録されたるは此の人なり。"

"420728","われ汝らに告ぐ、女の産みたる者の中、ヨハネより大なる者はなし。されど神の國にて小き者も、彼よりは大なり。"

"420729","(凡ての民これを聞きて、取税人までも神を正しとせり。ヨハネのバプテスマを受けたるによる。"

"420730","されどパリサイ人・教法師らは、其のバプテスマを受けざりしにより、各自にかかはる神の御旨をこばみたり)"

"420731","されば、われ今の代の人を何に比へん。彼らは何に似たるか。"

"420732","彼らは、童市場に坐し、たがひに呼びて「われら汝らの爲に笛吹きたれど、汝ら躍らず。歎きたれど、汝ら泣かざりき」と云ふに似たり。"

"420733","それはバプテスマのヨハネ來りて、パンをも食はず葡萄酒をも飲まねば、「惡鬼に憑かれたる者なり」と汝ら言ひ、"

"420734","人の子きたりて飲食すれば「視よ、食を貪り、酒を好む人、また取税人・罪人の友なり」と汝ら言ふなり。"

"420735","されど智慧は己が凡ての子によりて正しとせらる』"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マタ 11:7-19

11:7 ヨハネの弟子たちがかえってゆくと、イエスは群衆にヨハネのことを話し出された。──「(さきごろ)あなた達は何を眺めようとして、荒野(のヨハネの所)に出かけたのか。風にそよぐ葦だったのか。(まさかそうではあるまい。)

11:8 それでは、何を見ようとして出かけたのか。柔らかいものを着ている人か。見よ、柔らかいものをまとった人ならば、王の御殿にいる。

11:9 それでは、何のために出かけたのか。預言者を見るためか。そうだ、わたしは言う、(預言者だ。)預言者以上の者(を見たの)だ。

11:10 『(神は言われる、)『見よ、わたしは使いをやって、あなたの先駆けをさせ、』、あなたの『前に道を準備させる』』、と(聖書に)書いてあるのは、この人のことである。

11:11 アーメン、わたしは言う、女の産んだ者の中に、洗礼者ヨハネより大きい者はまだ出たことがない。しかし天の国で一番小さい者でも、彼より大きい。

11:12 とにかく、洗礼者ヨハネの(現れた)時からいままで、天の国は暴力で攻め立てられ、暴力で攻めた者がそれを奪いとっている。

11:13 すべての預言書と律法と[聖書]が預言しているのは、ヨハネ(の現われる時)まで(で、天の国はすでに来ているの)だから。

11:14 (今わたしが言ったことを)信ずる気があなた達にあるなら(わかることだが、)ヨハネこそ、(救世主の先駆けとして)来るべき(預言者)エリヤである。

11:15 耳のある者は聞け。

11:16 だが、(気ままな)この時代(の人)を何にたとえようか。子供たちが市場に坐って(嫁入りごっこや弔いごっこをしながら)、こう言って他の子供たちに呼びかけるのに似ている。──

11:17 笛を吹いたのに、踊ってくれない。弔いの歌をうたったのに、悲しんでくれない。

11:18 なぜならその人たちは、ヨハネが来て飲み食いしないと『悪鬼につかれている』と言い、

11:19 人の子(わたし)が来て飲み食いすると、『そら、大飯食いだ、飲兵衛だ、税金取りと罪人の仲間だ』と言うのだから。しかし(神の)知恵の正しいことは、(ヨハネと人の子とによる)その業が証明した。」

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ルカ 1:76

1:76 幼子よ、お前はいと高き方の預言者と呼ばれる。主に先立って行き、その道を整え、

 

新共同 マタ 21:31-32

21:31 この二人のうち、どちらが父親の望みどおりにしたか。」彼らが「兄の方です」と言うと、イエスは言われた。「はっきり言っておく。徴税人や娼婦たちの方が、あなたたちより先に神の国に入るだろう。

21:32 なぜなら、ヨハネが来て義の道を示したのに、あなたたちは彼を信ぜず、徴税人や娼婦たちは信じたからだ。あなたたちはそれを見ても、後で考え直して彼を信じようとしなかった。」

 

新共同 ヨハ 10:20

10:20 多くのユダヤ人は言った。「彼は悪霊に取りつかれて、気が変になっている。なぜ、あなたたちは彼の言うことに耳を貸すのか。」

 

新共同 マタ 9:11

9:11 ファリサイ派の人々はこれを見て、弟子たちに、「なぜ、あなたたちの先生は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか」と言った。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ガラ 4:4

4:4 しかし、時の満ちるに及んで、神は御子を女から生れさせ、律法の下に生れさせて、おつかわしになった。

 

口語訳 ロマ 10:21

10:21 そして、イスラエルについては、/「わたしは服従せずに反抗する民に、/終日わたしの手をさし伸べていた」/と言っている。

 

口語訳 Uコリ6:1

6:1 わたしたちはまた、神と共に働く者として、あなたがたに勧める。神の恵みをいたずらに受けてはならない。

 

口語訳 ガラ 2:21

2:21 わたしは、神の恵みを無にはしない。もし、義が律法によって得られるとすれば、キリストの死はむだであったことになる。

 

口語訳 ロマ 11:33

11:33 ああ深いかな、神の知恵と知識との富は。そのさばきは窮めがたく、その道は測りがたい。

 

口語訳 ロマ 3:4

3:4 断じてそうではない。あらゆる人を偽り者としても、神を真実なものとすべきである。それは、/「あなたが言葉を述べるときは、義とせられ、/あなたがさばきを受けるとき、勝利を得るため」/と書いてあるとおりである。

 

口語訳 Tコリ2:14-15

2:14 生れながらの人は、神の御霊の賜物を受けいれない。それは彼には愚かなものだからである。また、御霊によって判断されるべきであるから、彼はそれを理解することができない。

2:15 しかし、霊の人は、すべてのものを判断するが、自分自身はだれからも判断されることはない。

 

口語訳 ロマ 1:16

1:16 わたしは福音を恥としない。それは、ユダヤ人をはじめ、ギリシヤ人にも、すべて信じる者に、救を得させる神の力である。

 

口語訳 Tコリ1:21

1:21 この世は、自分の知恵によって神を認めるに至らなかった。それは、神の知恵にかなっている。そこで神は、宣教の愚かさによって、信じる者を救うこととされたのである。

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 エペ 4:14

4:14 こうして、わたしたちは、もはや未熟な者ではなくなり、人々を誤りに導こうとする悪賢い人間の、風のように変わりやすい教えに、もてあそばれたり、引き回されたりすることなく、

 

新共同 使  18:25

18:25 彼は主の道を受け入れており、イエスのことについて熱心に語り、正確に教えていたが、ヨハネの洗礼しか知らなかった。

 

新共同 使  19:3

19:3 パウロが、「それなら、どんな洗礼を受けたのですか」と言うと、「ヨハネの洗礼です」と言った。

 

新共同 ロマ 3:4

3:4 決してそうではない。人はすべて偽り者であるとしても、神は真実な方であるとすべきです。「あなたは、言葉を述べるとき、正しいとされ、/裁きを受けるとき、勝利を得られる」と書いてあるとおりです。

 

新共同 使  20:27

20:27 わたしは、神の御計画をすべて、ひるむことなくあなたがたに伝えたからです。

 

新共同 Tテモ2:3-4

2:3 これは、わたしたちの救い主である神の御前に良いことであり、喜ばれることです。

2:4 神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。

 

新共同 ガラ 2:21

2:21 わたしは、神の恵みを無にはしません。もし、人が律法のお陰で義とされるとすれば、それこそ、キリストの死は無意味になってしまいます。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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ルカ7:36−50

罪の女香油を塗る

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

420736さて、ファリサイ派のうちのある者が、自分と共に食事をしてくれるように

と、イエスに依頼した。そこでイエスは、そのファリサイ人の家に入り、食卓に着いた。420737すると見よ、その町の罪人であつた一人の女が、彼がそのファリサイ人の

家で食事の座に着いていると知り、香油の〔入った〕石膏の壷を持って来て、

420738後方から彼の足もとに進み出、泣きながら、彼の両足を濡らし始め・自分の髪の毛

で〔それをいくども〕拭き、さらには彼の両足に接吻し続け、また〔くり返し〕香油を塗った。

420739しかしイエスを招待した例のファリサイ人は〔これを〕見て、自分の中で

言った、「万が一にもこの人が預言者であつたなら、自分に触っているこの女が誰

で、どんな類(たぐい)の女か知り得たろうに。〔この女は〕罪人なのだ」。

420740するとイエスは答えて、彼に対して言った、「シモンよ、あなたに言いたいことがある」。するとシモンは言う、「先生、仰言って下さい」。

420741「ある金貸しに、二人の債務者があった。一人は五百デナリオン、もう一人は五十デナリオン借りていた。

420742彼らが返済できないので、金貸しは二人とも帳消しにしてやった。そこで、彼らのうちどちらが、彼をより愛するだろうか」。

420743シモンは答えて言った、「思うに、より多く帳消しにしてもらった方でしよう」。するとイエスは彼に言った、「あなたの判断は正しい」。

420744そこで彼は、例の女の方を振り返り、シモンに言った、「あなたにはこの女

性が目に入るか。私はあなたの家に入って来たが、あなたは両足にかける水を私に

くれなかった。しかしこの女は、涙で私の両足を濡らしてくれ、その髪の毛で拭い

てくれた。

420745あなたは、私に接吻してくれなかった。しかしこの女は、私が入って来た時から私の両足に接吻するのを止めようとしない。

420746あなたは私の頭をオリーブ油で拭いてはくれなかった。しかしこの女は、香油で私の両足を拭いてくれた。

420747このために、私はあなたに言う、この女の罪は〔たとえ〕多く〔とも〕赦されている。〔それは、〕この女が多く愛したことから〔わかる〕。少ししか赦されない者は、少

ししか愛さないものだ」。

420748そこで彼は彼女に言った、「あなたの罪は赦されている」。

420749すると、一緒に食事の席についていた者たちが自分たちの中で言い始めた、「罪すらをも赦すとは、

この者はいったい誰だろう」。

420750すると彼はその女に対して言った、「あなたの信仰が今あなたを救ったのです。安らかに歩んで行きなさい」。

 

新共同訳1987

7:36 さて、あるファリサイ派の人が、一緒に食事をしてほしいと願ったので、イエスはその家に入って食事の席に着かれた。

7:37 この町に一人の罪深い女がいた。イエスがファリサイ派の人の家に入って食事の席に着いておられるのを知り、香油の入った石膏の壺を持って来て、

7:38 後ろからイエスの足もとに近寄り、泣きながらその足を涙でぬらし始め、自分の髪の毛でぬぐい、イエスの足に接吻して香油を塗った。

7:39 イエスを招待したファリサイ派の人はこれを見て、「この人がもし預言者なら、自分に触れている女がだれで、どんな人か分かるはずだ。罪深い女なのに」と思った。

7:40 そこで、イエスがその人に向かって、「シモン、あなたに言いたいことがある」と言われると、シモンは、「先生、おっしゃってください」と言った。

7:41 イエスはお話しになった。「ある金貸しから、二人の人が金を借りていた。一人は五百デナリオン、もう一人は五十デナリオンである。

7:42 二人には返す金がなかったので、金貸しは両方の借金を帳消しにしてやった。二人のうち、どちらが多くその金貸しを愛するだろうか。」

7:43 シモンは、「帳消しにしてもらった額の多い方だと思います」と答えた。イエスは、「そのとおりだ」と言われた。

7:44 そして、女の方を振り向いて、シモンに言われた。「この人を見ないか。わたしがあなたの家に入ったとき、あなたは足を洗う水もくれなかったが、この人は涙でわたしの足をぬらし、髪の毛でぬぐってくれた。

7:45 あなたはわたしに接吻の挨拶もしなかったが、この人はわたしが入って来てから、わたしの足に接吻してやまなかった。

7:46 あなたは頭にオリーブ油を塗ってくれなかったが、この人は足に香油を塗ってくれた。

7:47 だから、言っておく。この人が多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる。赦されることの少ない者は、愛することも少ない。」

7:48 そして、イエスは女に、「あなたの罪は赦された」と言われた。

7:49 同席の人たちは、「罪まで赦すこの人は、いったい何者だろう」と考え始めた。

7:50 イエスは女に、「あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい」と言われた。

 

前田訳1978

7:36 パリサイ人のひとりがごいっしょに食事をと彼に願ったので、そのパリサイ人の家に入って食卓につかれた。

7:37 そのとき、その町にひとりの罪の女がいた。イエスがパリサイ人の家で食事中と知って、香油の入った石膏の壷を持参し、

7:38 泣きながらうしろからお足もとに寄り、まず涙でみ足をぬらし、やがて髪の毛でそれを拭い、み足に口づけして香油をぬった。

7:39 彼を招いたパリサイ人がそれを見てひそかに思った、「もしこの人が預言者なら、自分にさわったものがだれか、どんな女か、すなわち罪の女とわかるだろう」と。

7:40 イエスがいわれた、「シモン、あなたにいうことがある」と。彼はいう、「先生、おっしゃってください」と。

7:41 「ある金貸しにふたりの借り手があった。ひとりは五百デナリ、ひとりは五十デナリを借りていた。

7:42 返すものがなかったのでふたりともゆるしてやった。そこで、ふたりのうちどちらが金貸しを多く愛するか」と。

7:43 シモンが答えた、「多くゆるしてもらったほうと思います」と。彼はいわれた、「あなたの考えは正しい」と。

7:44 そして女の方に振り向いてシモンにいわれた、「この女の人が見えるか。わたしがあなたの家に来たとき、あなたは足洗いの水をくれなかったのに、彼女は涙でわたしの足をぬらし、髪の毛でふいてくれた。

7:45 あなたは口づけしてくれなかったのに、彼女はわたしが来てからわたしの足に口づけしつづけた。

7:46 あなたは頭に油をぬってもくれなかったのに、彼女は香油を足にぬってくれた。

7:47 それゆえあなたにいう、彼女の多くの罪はゆるされている。多く愛したゆえにである。ゆるされることの少ないものは愛することも少ない」と。

7:48 彼女にいわれた、「あなたの罪はゆるされている」と。

7:49 同席のものはひそかに考えはじめた、「この人はだれだろう、罪をもゆるすとは」と。

7:50 彼は女にいわれた、「あなたの信仰があなたを救った。やすらかにお帰り」と。

 

新改訳1970

7:36 さて、あるパリサイ人が、いっしょに食事をしたい、とイエスを招いたので、そのパリサイ人の家にはいって食卓に着かれた。

7:37 すると、その町にひとりの罪深い女がいて、イエスがパリサイ人の家で食卓に着いておられることを知り、香油のはいった石膏のつぼを持って来て、

7:38 泣きながら、イエスのうしろで御足のそばに立ち、涙で御足をぬらし始め、髪の毛でぬぐい、御足に口づけして、香油を塗った。

7:39 イエスを招いたパリサイ人は、これを見て、「この方がもし預言者なら、自分にさわっている女がだれで、どんな女であるか知っておられるはずだ。この女は罪深い者なのだから。」と心ひそかに思っていた。

7:40 するとイエスは、彼に向かって、「シモン。あなたに言いたいことがあります。」と言われた。シモンは、「先生。お話しください。」と言った。

7:41 「ある金貸しから、ふたりの者が金を借りていた。ひとりは五百デナリ、ほかのひとりは五十デナリ借りていた。

7:42 彼らは返すことができなかったので、金貸しはふたりとも赦してやった。では、ふたりのうちどちらがよけいに金貸しを愛するようになるでしょうか。」

7:43 シモンが、「よけいに赦してもらったほうだと思います。」と答えると、イエスは、「あなたの判断は当たっています。」と言われた。

7:44 そしてその女のほうを向いて、シモンに言われた。「この女を見ましたか。わたしがこの家にはいって来たとき、あなたは足を洗う水をくれなかったが、この女は、涙でわたしの足をぬらし、髪の毛でぬぐってくれました。

7:45 あなたは、口づけしてくれなかったが、この女は、わたしがはいって来たときから足に口づけしてやめませんでした。

7:46 あなたは、わたしの頭に油を塗ってくれなかったが、この女は、わたしの足に香油を塗ってくれました。

7:47 だから、わたしは言うのです。『この女の多くの罪は赦されています。というのは、彼女はよけい愛したからです。しかし少ししか赦されない者は、少ししか愛しません。』」

7:48 そして女に、「あなたの罪は赦されています。」と言われた。

7:49 すると、いっしょに食卓にいた人たちは、心の中でこう言い始めた。「罪を赦したりするこの人は、いったいだれだろう。」

7:50 しかし、イエスは女に言われた。「あなたの信仰が、あなたを救ったのです。安心して行きなさい。」

 

塚本訳1963

7:36 (シモンという)ひとりのパリサイ人が一しょにお食事をと願ったので、そのパリサイ人の家に入って食卓に着かれた。

7:37 すると、その町に一人の罪の女がいた。イエスがパリサイ人の家で食卓についておられることを知ると、香油のはいった石膏の壷を持ってきて、

7:38 泣きながら後ろからイエスの足下に進み寄り、しばし涙で御足をぬらしていたが、やがて髪の毛でそれをふき、御足に接吻して香油を塗った。

7:39 イエスを招待したパリサイ人が見て、ひそかに思った、「もしもこの人が(ほんとうの)預言者だったら、自分にさわっている者がだれだか、どんな女だか、──罪の女だと分るはずであるのに!」

7:40 イエスが言われた、「シモン、あなたに言わねばならぬことがある。」彼が言う、「先生、言ってください。」イエスが言われる、

7:41 「ある金貸しに二人の債務者があった。一人は五百デナリ(二十五万円)、一人は五十デナリ(二万五千円)を借りていた。

7:42 返すことができないので、金貸しは二人(の借金)をゆるしてやった。とすると、二人のうち、どちらが余計に金貸しを愛するだろうか。」

7:43 シモンが答えた、「余計にゆるしてもらった方だと思います。」イエスは「あなたの判断は正しい」と言って、

7:44 女の方に振り向き、シモンに言われた、「この婦人を見たか。わたしがこの家に来たとき、あなたは足の水もくれないのに、この婦人は涙でわたしの足をぬらし、髪の毛でふいてくれた。

7:45 あなたは接吻一つしてくれないのに、この婦人はわたしが(この家に)来たときから、わたしの足に接吻のしつづけである。

7:46 あなたは(普通の)油をすら頭に塗ってくれないのに、この婦人は(高価な)香油を足に塗ってくれた。

7:47 だから、わたしは言う、この婦人の多くの罪は赦されている。(いま)多くわたしを愛したのがその証拠である。赦され方の少ない者は、愛し方も少ない。」

7:48 そしてその女に言われた、「あなたの罪は赦されている。」

7:49 同席の者が(憤慨して)ひそかに考えた、「罪さえ赦す(という)この人はいったい何人だろう。」

7:50 しかしイエスは女に言われた、「あなたの信仰があなたを救った。『さよなら、平安あれ。』」

 

口語訳1955

7:36 あるパリサイ人がイエスに、食事を共にしたいと申し出たので、そのパリサイ人の家にはいって食卓に着かれた。

7:37 するとそのとき、その町で罪の女であったものが、パリサイ人の家で食卓に着いておられることを聞いて、香油が入れてある石膏のつぼを持ってきて、

7:38 泣きながら、イエスのうしろでその足もとに寄り、まず涙でイエスの足をぬらし、自分の髪の毛でぬぐい、そして、その足に接吻して、香油を塗った。

7:39 イエスを招いたパリサイ人がそれを見て、心の中で言った、「もしこの人が預言者であるなら、自分にさわっている女がだれだか、どんな女かわかるはずだ。それは罪の女なのだから」。

7:40 そこでイエスは彼にむかって言われた、「シモン、あなたに言うことがある」。彼は「先生、おっしゃってください」と言った。

7:41 イエスが言われた、「ある金貸しに金をかりた人がふたりいたが、ひとりは五百デナリ、もうひとりは五十デナリを借りていた。

7:42 ところが、返すことができなかったので、彼はふたり共ゆるしてやった。このふたりのうちで、どちらが彼を多く愛するだろうか」。

7:43 シモンが答えて言った、「多くゆるしてもらったほうだと思います」。イエスが言われた、「あなたの判断は正しい」。

7:44 それから女の方に振り向いて、シモンに言われた、「この女を見ないか。わたしがあなたの家にはいってきた時に、あなたは足を洗う水をくれなかった。ところが、この女は涙でわたしの足をぬらし、髪の毛でふいてくれた。

7:45 あなたはわたしに接吻をしてくれなかったが、彼女はわたしが家にはいった時から、わたしの足に接吻をしてやまなかった。

7:46 あなたはわたしの頭に油を塗ってくれなかったが、彼女はわたしの足に香油を塗ってくれた。

7:47 それであなたに言うが、この女は多く愛したから、その多くの罪はゆるされているのである。少しだけゆるされた者は、少しだけしか愛さない」。

7:48 そして女に、「あなたの罪はゆるされた」と言われた。

7:49 すると同席の者たちが心の中で言いはじめた、「罪をゆるすことさえするこの人は、いったい、何者だろう」。

7:50 しかし、イエスは女にむかって言われた、「あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい」。

 

文語訳1917

"420736","ここに或るパリサイ人ともに食せん事をイエスに請ひたれば、パリサイ人の家に入りて、席につき給ふ。"

"420737","視よ、この町に罪ある一人フ女あり。イエスのパリサイ人の家にて食事の席にゐ給ふを知り、香油の入りたる石膏の壷を持ちきたり、"

"420738","泣きつつ御足近く後にたち、涙にて御足をうるほし、頭の髪にて之を拭ひ、また御足に接吻して香油を抹れり。"

"420739","イエスを招きたるパリサイ人これを見て、心のうちに言ふ『この人もし預言者ならば觸る者の誰、如何なる女なるかを知らん、彼は罪人なるに』"

"420740","イエス答へて言ひ給ふ『シモン、我なんぢに言ふことあり』シモンいふ『師よ言ひたまへ』"

"420741","『或債主に二人の負債者ありて、一人はデナリ五百、一人は五十の負債せしに、"

"420742","償ひかたなければ、債主この二人を共に免せり。されば二人のうち債主を愛すること孰か多き』"

"420743","シモン答へて言ふ『われ思ふに、多く免されたる者ならん』イエス言ひ給ふ『なんぢの判斷は當れり』"

"420744","かくて女の方に振向きてシモンに言ひ給ふ『この女を見るか。我なんぢの家に入りしに、なんぢは我に足の水を與へず、此の女は涙にて我が足を濡し、頭髪にて拭へり。"

"420745","なんぢは我に接吻せず、此の女は我が入りし時より、我が足に接吻して止まず。"

"420746","なんぢは我が頭に油を抹らず、此の女は我が足に香油を抹れり。"

"420747","この故に我なんぢに告ぐ、この女の多くの罪は赦されたり。その愛すること大なればなり。赦さるる事の少き者は、その愛する事もまた少し』"

"420748","遂に女に言ひ給ふ『なんぢの罪は赦されたり』"

"420749","同席の者ども心の内に『罪をも赦す此の人は誰なるか』と言ひ出づ。"

"420750","ここにイエス女に言ひ給ふ『なんぢの信仰なんぢを救へり、安らかに往け』"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マコ 14:3-9

14:3 ベタニヤで癩病人シモンの家におられるとき、食卓についておられると、一人の女が混ぜ物のない、非常に高価なナルドの香油のはいった石膏の壷を持って来て、その壷をこわし、(香油をすっかり)イエスの頭に注ぎかけた。

14:4 数人の者は(これを見て、こう言って)互に憤慨した、「香油を、なぜこんなもったいないことをしたのだろう。

14:5 この香油は三百デナリ[十五万円]以上にも売れて、貧乏な人に施しが出来たのに。」そして女にむかっていきり立った。

14:6 イエスは言われた、「構わずにおきなさい。なぜいじめるのか。わたしに良いことをしてくれたのだ。

14:7 貧乏な人はいつもあなた達と一しょにいるから、したい時に慈善をすることが出来る。だがわたしはいつも一しょにいるわけではない。

14:8 この婦人はできるかぎりのことをした。──前もってわたしの体に油をぬって、葬る準備をしてくれたのである。

14:9 アーメン、わたしは言う、世界中どこででも(今後)福音の説かれる所では、この婦人のしたことも、その記念のために(一しょに)語りつたえられるであろう。」

 

塚本訳 マタ 26:6-13

26:6 イエスがベタニヤで癩病人シモンの家におられるとき、

26:7 一人の女が非常に価の高い香油のはいった石膏の壷を持って近寄り、食卓についておられるイエスの頭に(香油をすっかり)注ぎかけた。

26:8 弟子たちはこれを見て、憤慨して言った、「なぜこんなもったいないことをするのだろう。

26:9 これは高く売れて、貧乏な人に施しが出来たのに。」

26:10 それと知ってイエスは言われた、「なぜこの婦人をいじめるのか。わたしに良いことをしてくれたではないか。

26:11 貧乏な人はいつもあなた達と一しょにいるが、わたしはいつも(一しょに)いるわけではない。

26:12 この婦人がわたしの体に香油をかけてくれたのは、わたしを葬るためである。

26:13 アーメン、わたしは言う、世界中どこでも(今後)この福音の説かれる所では、この婦人のしたことも、その記念のために一しょに語りつたえられるであろう。」

 

塚本訳 ヨハ 12:1-8

12:1 イエスは過越の祭の六日前に(また)ベタニヤに行かれた。ここにはイエスが死人の中から生きかえらせたラザロがいた。

12:2 するとそこでイエスのために宴会が催され、マルタは給仕をし、ラザロは相伴客の一人であった。

12:3 そのときマリヤは混ぜ物のない、非常に高価なナルドの香油一リトラ(三百二十八グラム)をイエスの足に塗り、髪の毛でそれをふいた。香油の薫が家に満ちた。

12:4 弟子の一人で、イエスを売るイスカリオテのユダが言う、

12:5 「なぜこの香油を三百デナリ(十五万円)に売って、貧乏な人に施さないのだろうか。」

12:6 ユダがこう言ったのは、貧乏な人のためを考えたのではなく、(会計係であった)彼は泥坊で、あずかっている金箱の中に入るものをごまかしていたからであった。

12:7 イエスは言われた、「構わずに、わたしの埋葬の日のためにそうさせておきなさい。

12:8 貧乏な人はいつもあなた達と一しょにいるが、わたしはいつも一しょにいるわけではないのだから。」

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 マタ 21:11

21:11 そこで群衆は、「この方は、ガリラヤのナザレから出た預言者イエスだ」と言った。

 

新共同 ロマ 16:16

16:16 あなたがたも、聖なる口づけによって互いに挨拶を交わしなさい。キリストのすべての教会があなたがたによろしくと言っています。

 

新共同 ルカ 5:21

5:21 ところが、律法学者たちやファリサイ派の人々はあれこれと考え始めた。「神を冒涜するこの男は何者だ。ただ神のほかに、いったいだれが、罪を赦すことができるだろうか。」

 

新共同 マタ 9:22

9:22 イエスは振り向いて、彼女を見ながら言われた。「娘よ、元気になりなさい。あなたの信仰があなたを救った。」そのとき、彼女は治った。

 

新共同 マコ 5:34

5:34 イエスは言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい。」

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ロマ 5:8

5:8 しかし、まだ罪人であった時、わたしたちのためにキリストが死んで下さったことによって、神はわたしたちに対する愛を示されたのである。

 

口語訳 Uコリ7:10-11

7:10 神のみこころに添うた悲しみは、悔いのない救を得させる悔改めに導き、この世の悲しみは死をきたらせる。

7:11 見よ、神のみこころに添うたその悲しみが、どんなにか熱情をあなたがたに起させたことか。また、弁明、義憤、恐れ、愛慕、熱意、それから処罰に至らせたことか。あなたがたはあの問題については、すべての点において潔白であることを証明したのである。

 

口語訳 ロマ 5:6

5:6 わたしたちがまだ弱かったころ、キリストは、時いたって、不信心な者たちのために死んで下さったのである。

 

口語訳 ロマ 3:24

3:24 彼らは、価なしに、神の恵みにより、キリスト・イエスによるあがないによって義とされるのである。

 

口語訳 Uコリ5:13-15

5:13 もしわたしたちが、気が狂っているのなら、それは神のためであり、気が確かであるのなら、それはあなたがたのためである。

5:14 なぜなら、キリストの愛がわたしたちに強く迫っているからである。わたしたちはこう考えている。ひとりの人がすべての人のために死んだ以上、すべての人が死んだのである。

5:15 そして、彼がすべての人のために死んだのは、生きている者がもはや自分のためにではなく、自分のために死んでよみがえったかたのために、生きるためである。

 

口語訳 ロマ 5:20

5:20 律法がはいり込んできたのは、罪過の増し加わるためである。しかし、罪の増し加わったところには、恵みもますます満ちあふれた。

 

口語訳 Tコリ6:9-11

6:9 それとも、正しくない者が神の国をつぐことはないのを、知らないのか。まちがってはいけない。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる者、男色をする者、盗む者、

6:10 貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者は、いずれも神の国をつぐことはないのである。

6:11 あなたがたの中には、以前はそんな人もいた。しかし、あなたがたは、主イエス・キリストの名によって、またわたしたちの神の霊によって、洗われ、きよめられ、義とされたのである。

 

口語訳 ロマ 3:10

3:10 次のように書いてある、/「義人はいない、ひとりもいない。

 

口語訳 ガラ 3:22

3:22 しかし、約束が、信じる人々にイエス・キリストに対する信仰によって与えられるために、聖書はすべての人を罪の下に閉じ込めたのである。

 

口語訳 ロマ 10:17

10:17 したがって、信仰は聞くことによるのであり、聞くことはキリストの言葉から来るのである。

 

口語訳 ロマ 5:1-2

5:1 このように、わたしたちは、信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストにより、神に対して平和を得ている。

5:2 わたしたちは、さらに彼により、いま立っているこの恵みに信仰によって導き入れられ、そして、神の栄光にあずかる希望をもって喜んでいる。

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 使  13:38-39

13:38 だから、兄弟たち、知っていただきたい。この方による罪の赦しが告げ知らされ、また、あなたがたがモーセの律法では義とされえなかったのに、

13:39 信じる者は皆、この方によって義とされるのです。

 

新共同 ロマ 3:24

3:24 ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。

 

新共同 エペ 2:8

2:8 事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。

 

新共同 Tコリ15:9-10

15:9 わたしは、神の教会を迫害したのですから、使徒たちの中でもいちばん小さな者であり、使徒と呼ばれる値打ちのない者です。

15:10 神の恵みによって今日のわたしがあるのです。そして、わたしに与えられた神の恵みは無駄にならず、わたしは他のすべての使徒よりずっと多く働きました。しかし、働いたのは、実はわたしではなく、わたしと共にある神の恵みなのです。

 

新共同 ピリ 3:7-8

3:7 しかし、わたしにとって有利であったこれらのことを、キリストのゆえに損失と見なすようになったのです。

3:8 そればかりか、わたしの主キリスト・イエスを知ることのあまりのすばらしさに、今では他の一切を損失とみています。キリストのゆえに、わたしはすべてを失いましたが、それらを塵あくたと見なしています。キリストを得、

 

新共同 Tテモ1:13-16

1:13 以前、わたしは神を冒涜する者、迫害する者、暴力を振るう者でした。しかし、信じていないとき知らずに行ったことなので、憐れみを受けました。

1:14 そして、わたしたちの主の恵みが、キリスト・イエスによる信仰と愛と共に、あふれるほど与えられました。

1:15 「キリスト・イエスは、罪人を救うために世に来られた」という言葉は真実であり、そのまま受け入れるに値します。わたしは、その罪人の中で最たる者です。

1:16 しかし、わたしが憐れみを受けたのは、キリスト・イエスがまずそのわたしに限りない忍耐をお示しになり、わたしがこの方を信じて永遠の命を得ようとしている人々の手本となるためでした。

 

新共同 Tテモ5:10

5:10 善い行いで評判の良い人でなければなりません。子供を育て上げたとか、旅人を親切にもてなしたとか、聖なる者たちの足を洗ったとか、苦しんでいる人々を助けたとか、あらゆる善い業に励んだ者でなければなりません。

 

新共同 ロマ 16:16

16:16 あなたがたも、聖なる口づけによって互いに挨拶を交わしなさい。キリストのすべての教会があなたがたによろしくと言っています。

 

新共同 Tコリ16:20

16:20 すべての兄弟があなたがたによろしくと言っています。あなたがたも、聖なる口づけによって互いに挨拶を交わしなさい。

 

新共同 Uコリ13:12

13:12 聖なる口づけによって互いに挨拶を交わしなさい。すべての聖なる者があなたがたによろしくとのことです。

 

新共同 Tコリ6:9-11

6:9 正しくない者が神の国を受け継げないことを、知らないのですか。思い違いをしてはいけない。みだらな者、偶像を礼拝する者、姦通する者、男娼、男色をする者、

6:10 泥棒、強欲な者、酒におぼれる者、人を悪く言う者、人の物を奪う者は、決して神の国を受け継ぐことができません。

6:11 あなたがたの中にはそのような者もいました。しかし、主イエス・キリストの名とわたしたちの神の霊によって洗われ、聖なる者とされ、義とされています。

 

新共同 エペ 2:8

2:8 事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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