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ルカ10:1−12
七十二人の派遣
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆七十二人を派遣する
ルカ 10:1 その後、主はほかに七十二人を任命し、ご自分が行こうとするすべての町や村に二人ずつ先にお遣わしになった。
ルカ
10:2 そして、彼らに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。
ルカ 10:3 行きなさい。私があなたがたを遣わすのは、狼の中に小羊を送り込むようなものである。
ルカ 10:4 財布も袋も履物も持って行くな。誰にも道で挨拶をするな。
ルカ 10:5 どんな家に入っても、まず、『この家に平和があるように』と言いなさい。
ルカ
10:6 平和の子がそこにいるなら、あなたがたの願う平和はその人にとどまる。もし、いなければ、その平和はあなたがたに戻って来る。
ルカ
10:7 その家に泊まって、そこで出される物を食べ、また飲みなさい。働く者が報酬を受けるのは当然である。家から家へと渡り歩くな。
ルカ 10:8 どの町に入っても、迎え入れられたら、差し出される物を食べなさい。
ルカ 10:9 そして、その町の病人を癒やし、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。
ルカ 10:10 しかし、町に入っても、迎え入れられなければ、大通りに出てこう言いなさい。
ルカ 10:11 『足に付いたこの町の埃さえも払い落として、あなたがたに返す。しかし、神の国が近づいたことは知っておけ。』
ルカ 10:12 言っておくが、かの日には、その町よりソドムのほうがまだ軽い罰で済む。」
フランシスコ会訳2013
ルカによる福音書10
フランシスコ訳聖書 Luk <10>章
聖書本文
◆七十二人の宣教
001さて、その後、主は別に七十二
人を指名し、ご自分が行こうとしておられるすべての町や村に、二人ずつ先にお遣わしになった。
002そして、彼らに仰せになった、
「刈り入れは多いが、働く人は少ない。だから、刈り入れのために働く人を送ってくださるよう、刈り入れの主に祈り求めなさい。
003行きなさい。今、わたしがあな
た方を遣わすのは、小羊を狼の中に送り込むようなものである。
004あなた方は財布も袋、また履き
物も携えてはならない。また、途中で、誰にも挨拶してはならない。
005どこかの家に入ったら、まず
『この家に平和』と言いなさい。
006もし、そこに平和の子がいるな
ら、あなた方の平和はその人の上に留まる。もしいなければ、あなた方の上に戻ってくる。
007その家に留まり、出されるもの
を食べ、また飲みなさい。働く人が報酬を受けるのは当然だからである。家から家へ渡り歩いてはならない。
008どこかの町に入り、人々があな
た方を受け入れたなら、出された物を食べなさい。
009そして、その町の病人を癒や
し、人々に、『神の国は、あなた方に近づいた』と言いなさい。
010しかし、ある町に入っても、
人々があなた方を受け入れないなら、大通りに出てこう言いなさい、
011『わたしたちの足についている
この町の塵さえ払って、あなた方に残していく。しかし、神の国が近づいたことだけは知っておくがよい』。
012あなた方に言っておくが、この
町よりソドムのほうが、軽い責め苦ですまされるであろう」。
岩波翻訳委員会訳1995
421001さて、この後、主はほかの七十[二]人を任命し、彼らを[おのおの]二人
ず
つにして、自分が間もなく行く先々のすべての町と場所とに遣わした。
421002そして彼は彼らに対して言った、「収穫は多いが、働き人が少ない。だからあなたたちは、収穫
の主に願って、その収穫のために働き人たちを出してもらうがよい。
421003行け。見よ、私はあなたたちを、狼どもの只中に小羊の〔群を遣わす〕ように遣
わ
す。
421004財布も革袋も皮ぞうりも持って行くな。そして道中は誰にも挨拶するな。
421005ある家に入ったら、まず言え、『この家に平安〔あれ〕』。
421006そこで、もし平安の子がそこにいるならば、あなたたちの平安はその者の上に憩うだろう。もし
そうでないならば、それはあなたたちの上に返ってくるだろう。
421007またその家に留まり、彼らのもとにあるものを食べたり、飲んだりせよ。なぜなら、働き人がそ
の報いを得るのはふさわしいことだからだ。家から家へと渡り歩くな。
421008また、町に入り、人々があなたたちを受け入れるならば、あなたたちに提供されるものを食べ
よ。
421009そしてその中で病弱な者たちを癒せ、そして彼らに言え、『神の王国はあなたたちに近づいた」
と。
421010しかしあなたたちが町に入り、人々があなたたちを受け入れないならば、その〔町の〕大通りに
出て、言え、
421011『われわれの足についている、お前たちの町の塵すらも、われわれはお前たちに払い落として
〔行く〕。しかしながら、神の王国が近づいたという、このことだけは知っておけ』。
421012私はあなたたちに言う、かの日にはソドム人たちの方がその町よりも堪えやすいだろう。
新共同訳1987
10:1
その後、主はほかに七十二人を任命し、御自分が行くつもりのすべての町や村に二人ずつ先に遣わされた。
10:2
そして、彼らに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。
10:3
行きなさい。わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに小羊を送り込むようなものだ。
10:4
財布も袋も履物も持って行くな。途中でだれにも挨拶をするな。
10:5
どこかの家に入ったら、まず、『この家に平和があるように』と言いなさい。
10:6
平和の子がそこにいるなら、あなたがたの願う平和はその人にとどまる。もし、いなければ、その平和はあなたがたに戻ってくる。
10:7
その家に泊まって、そこで出される物を食べ、また飲みなさい。働く者が報酬を受けるのは当然だからである。家から家へと渡り歩くな。
10:8
どこかの町に入り、迎え入れられたら、出される物を食べ、
10:9
その町の病人をいやし、また、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。
10:10
しかし、町に入っても、迎え入れられなければ、広場に出てこう言いなさい。
10:11
『足についたこの町の埃さえも払い落として、あなたがたに返す。しかし、神の国が近づいたことを知れ』と。
10:12
言っておくが、かの日には、その町よりまだソドムの方が軽い罰で済む。」
前田訳1978
10:1
そののち主は別の七十〔二〕人を定め、自ら行こうとされるすべての町や里へふたりずつ先発させられた。
10:2
彼らにいわれた、「刈入れは多く、働き手は少ない。それゆえ、刈入れの主に刈入れのため働き手を送られるようお願いしなさい。
10:3
行っていらっしゃい。こうしてあなた方をつかわすのは羊を狼の中に入れるようだ。
10:4
財布も袋も持たず、靴もはくな。道でだれにもあいさつするな。
10:5
ある家に入ったら、まず、『平安この家に』といいなさい。
10:6
もしそこに平安の人がいれば、あなた方の平安はその人にとどまろう。もしいなければ、それはあなた方にかえろう。
10:7
同じ家に泊まって、そこの人々の出すものを飲み食いせよ。働き手に報酬は当然である。家から家へと移るな。
10:8
ある町に入って、人々があなた方を歓迎するなら、出されるものを食べよ。
10:9
そしてその町の病人をいやし、『あなた方に神の国は近づいた』といいなさい。
10:10
ある町に入って、人々があなた方を歓迎しないなら、大通りに出ていいなさい、
10:11
『われらは足についたこの町のちりまであなた方に拭いて返す。しかし知れ、神の国が近づいたことを』と。
10:12
わたしはいう、かの日には、ソドムのほうがその町よりは耐えやすかろう。
新改訳1970
10:1
その後、主は、別に七十人を定め、ご自分が行くつもりのすべての町や村へ、ふたりずつ先にお遣わしになった。
10:2
そして、彼らに言われた。「実りは多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。
10:3
さあ、行きなさい。いいですか。わたしがあなたがたを遣わすのは、狼の中に小羊を送り出すようなものです。
10:4
財布も旅行袋も持たず、くつもはかずに行きなさい。だれにも、道であいさつしてはいけません。
10:5
どんな家にはいっても、まず、『この家に平安があるように。』と言いなさい。
10:6
もしそこに平安の子がいたら、あなたがたの祈った平安は、その人の上にとどまります。だが、もしいないなら、その平安はあなたがたに返って来ます。
10:7
その家に泊まっていて、出してくれる物を飲み食いしなさい。働く者が報酬を受けるのは、当然だからです。家から家へと渡り歩いてはいけません。
10:8
どの町にはいっても、あなたがたを受け入れてくれたら、出される物を食べなさい。
10:9
そして、その町の病人を直し、彼らに、『神の国が、あなたがたに近づいた。』と言いなさい。
10:10
しかし、町にはいっても、人々があなたがたを受け入れないならば、大通りに出て、こう言いなさい。
10:11
『私たちは足についたこの町のちりも、あなたがたにぬぐい捨てて行きます。しかし、神の国が近づいたことは承知していなさい。』
10:12
あなたがたに言うが、その日には、その町よりもソドムのほうがまだ罰が軽いのです。
塚本訳1963
10:1
そのあとで、主は(十二人のほかに)別に七十二人を定め、自分で行こうとしておられる、あらゆる町や場所に二人ずつ先発された。
10:2
彼らに言われた、「刈入れは多いが、働き手が少ない。だから刈入れの主人に、刈入れのため(多くの)働き手を送られるよう、お願いしなさい。
10:3
行け、いまわたしがあなた達を送り出すのは、羊を狼の中に入れるようなものだ。
10:4
(だからただ信仰で武装せよ。)財布も旅行袋も持ってゆかず、靴もはくな。だれにも道で挨拶をするな。
10:5
ある家に入ったら、まっ先に『平安この家にあれ』と言いなさい。
10:6
もしそこに一人でも平安を愛する者がおれば、あなた達の(祈った)平安はその人に止り、もし一人もいなければ、あなた達に返ってくる(、そしてあなた達の
ものとなる)であろう。
10:7
(どんな家でも一度入ったら、その土地を立ってゆくまでは)同じ家に泊まっていて、家の人が出すものを(遠慮なく)飲み食いせよ。働く者が報酬をいただく
のは当然だから。家から家へと移ってはならない。
10:8
ある町に入ったとき、人があなた達を歓迎するなら、出されるものを食べて、
10:9
その町の病人をなおし、また(町の)人々に、『あなた達には神の国(の喜び)が近づいた』と言え。
10:10
しかしある町に入ったとき、人が歓迎しないなら、大通りに出て言え、
10:11
『わたし達は足についたこの町の埃まで、あなた達に拭いてかえす。(縁を切った証拠だ。)しかし(あなた達には、恐ろしい裁きである)神の国が近づいたこ
とを知れ』と。
10:12
わたしは言う、かの日には、(あの堕落町)ソドムの方が、まだその町よりも罰が軽いであろう。
口語訳1955
10:1
その後、主は別に七十二人を選び、行こうとしておられたすべての町や村へ、ふたりずつ先におつかわしになった。
10:2
そのとき、彼らに言われた、「収穫は多いが、働き人が少ない。だから、収穫の主に願って、その収穫のために働き人を送り出すようにしてもらいなさい。
10:3
さあ、行きなさい。わたしがあなたがたをつかわすのは、小羊をおおかみの中に送るようなものである。
10:4
財布も袋もくつも持って行くな。だれにも道であいさつするな。
10:5
どこかの家にはいったら、まず『平安がこの家にあるように』と言いなさい。
10:6
もし平安の子がそこにおれば、あなたがたの祈る平安はその人の上にとどまるであろう。もしそうでなかったら、それはあなたがたの上に帰って来るであろう。
10:7
それで、その同じ家に留まっていて、家の人が出してくれるものを飲み食いしなさい。働き人がその報いを得るのは当然である。家から家へと渡り歩くな。
10:8
どの町へはいっても、人々があなたがたを迎えてくれるなら、前に出されるものを食べなさい。
10:9
そして、その町にいる病人をいやしてやり、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。
10:10
しかし、どの町へはいっても、人々があなたがたを迎えない場合には、大通りに出て行って言いなさい、
10:11
『わたしたちの足についているこの町のちりも、ぬぐい捨てて行く。しかし、神の国が近づいたことは、承知しているがよい』。
10:12
あなたがたに言っておく。その日には、この町よりもソドムの方が耐えやすいであろう。
文語訳1917
"421001","
この事ののち、主、ほかに七十人をあげて、自ら往かんとする町々處々へ、おのれに先たち二人づつを遣さんとして言ひ給ふ、"
"421002","
『収穫はおほく、勞働人は少し。この故に収穫の主に、勞働人をその収穫場に遣し給はんことを求めよ。"
"421003","
往け、視よ、我なんぢらを遣すは、羔羊を豺狼のなかに入るるが如し。"
"421004","
財布も袋も鞋も携ふな。また途にて誰にも挨拶すな。"
"421005","
孰の家に入るとも、先づ平安この家にあれと言へ。"
"421006","
もし平安の子そこに居らば、汝らの祝する平安はその上に留らん。もし然らずば、其の平安は汝らに歸らん。"
"421007","
その家にとどまりて、與ふる物を食ひ飲みせよ。勞働人のその値を得るは相應しきなり。家より家に移るな。"
"421008","
孰の町に入るとも、人々なんぢらを受けなば、汝らの前に供ふる物を食し、"
"421009","
其處にをる病のものを醫し、また「神の國は汝らに近づけり」と言へ。"
"421010","
孰の町に入るとも、人々なんじらを受けずば、大路に出でて、"
"421011","
「我らの足につきたる汝らの町の塵をも、汝らに對して拂ひ棄つ、されど神の國の近づけるを知れ」と言へ。"
"421012","
われ汝らに告ぐ、かの日にはソドムの方その町よりも耐へ易からん。"
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マタ
9:37-38
9:37
そこで弟子たちに言われる、「刈入れは多いが、働き手は少ない。
9:38
だから刈入れの主人に、刈入れのため(多くの)働き手を送られるよう、お願いしなさい。」
塚本訳 マタ
10:7-16
10:7
行って、『天の国は近づいた』と説け。
10:8
病人をなおし、死人を生きかえらせ、癩病人を清め、悪鬼を追い出せ。(福音も病気もなおす力も、みな神から)ただで戴いたのだ、ただで与えよ。
10:9
(旅行に支度はいらない。)金貨も銀貨も銅貨も、帯の中に入れてゆくな。
10:10
旅行には旅行袋も、着替えの下着も、靴も、杖も(なんの用意も)いらない。働く者が食べ物をいただくのは当然だから。
10:11
町なり村なりに入ったら、そこで然るべき人を捜して、(その土地を)立ってゆくまではその家に泊まっておれ。
10:12
家に入ったらば、まず平安を祈れ。
10:13
もしその家が(その祈りをうけるのに)ふさわしければ、あなた達の(祈った)平安はかならずその家に臨み、もしふさわしくなければ、その平安はあなた達に
もどってくる。(そしてあなた達のものとなるのである。)
10:14
しかし人があなた達を歓迎せず、あなた達の言葉に耳をかたむけないなら、(すぐ)その家なり町なりを(出てゆけ。そして)出てゆくとき、(縁を切った証拠
に)足の埃を払いおとせ。
10:15
アーメン、わたしは言う、(最後の)裁きの日には、あの(堕落町)ソドムやゴモラの地の方が、まだその町よりも罰が軽いであろう。
10:16
いまわたしがあなた達を送り出すのは、羊を狼の中に入れるようなものだ。だから、蛇のように賢く、鳩のように純真であれ。
(独)NESTLE-ALAND NOVUM
TESTAMENTUM GRAECE
27版1993 の引照
新 共同 マタ 9:37-38
9:37 そこで、弟子たちに言
われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。
9:38
だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」
新 共同 マタ
3:2
3:2
「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言った。
(英・米)THE NEW TREASURY OF
SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳 ロマ
12:6-8
12:6
このように、わたしたちは与えられた恵みによって、それぞれ異なった賜物を持っているので、もし、それが預言であれば、信仰の程度に
応じて預言をし、
12:7
奉仕であれば奉仕をし、また教える者であれば教え、
12:8
勧めをする者であれば勧め、寄附する者は惜しみなく寄附し、指導する者は熱心に指導し、慈善をする者は快く慈善をすべきである。
口 語訳
Tコリ12:7-11
12:7
各自が御霊の現れを賜わっているのは、全体の益になるためである。
12:8
すなわち、ある人には御霊によって知恵の言葉が与えられ、ほかの人には、同じ御霊によって知識の言、
12:9
またほかの人には、同じ御霊によって信仰、またほかの人には、一つの御霊によっていやしの賜物、
12:10
またほかの人には力あるわざ、またほかの人には預言、またほかの人には霊を見わける力、またほかの人には種々の異言、またほかの人に
は異言を解く力が、与えられている。
12:11
すべてこれらのものは、一つの同じ御霊の働きであって、御霊は思いのままに、それらを各自に分け与えられるのである。
口 語訳
Tコリ9:4-15
9:4
わたしたちには、飲み食いをする権利がないのか。
9:5
わたしたちには、ほかの使徒たちや主の兄弟たちやケパのように、信者である妻を連れて歩く権利がないのか。
9:6
それとも、わたしとバルナバとだけには、労働をせずにいる権利がないのか。
9:7
いったい、自分で費用を出して軍隊に加わる者があろうか。ぶどう畑を作っていて、その実を食べない者があろうか。また、羊を飼ってい
て、その乳を飲まない者があろうか。
9:8
わたしは、人間の考えでこう言うのではない。律法もまた、そのように言っているではないか。
9:9
すなわち、モーセの律法に、「穀物をこなしている牛に、くつこをかけてはならない」と書いてある。神は、牛のことを心にかけておられ
るのだろうか。
9:10
それとも、もっぱら、わたしたちのために言っておられるのか。もちろん、それはわたしたちのためにしるされたのである。すなわち、耕
す者は望みをもって耕し、穀物をこなす者は、その分け前をもらう望みをもってこなすのである。
9:11
もしわたしたちが、あなたがたのために霊のものをまいたのなら、肉のものをあなたがたから刈りとるのは、行き過ぎだろうか。
9:12
もしほかの人々が、あなたがたに対するこの権利にあずかっているとすれば、わたしたちはなおさらのことではないか。しかしわたしたち
は、この権利を利用せず、かえってキリストの福音の妨げにならないようにと、すべてのことを忍んでいる。
9:13
あなたがたは、宮仕えをしている人たちは宮から下がる物を食べ、祭壇に奉仕している人たちは祭壇の供え物の分け前にあずかることを、
知らないのか。
9:14
それと同様に、主は、福音を宣べ伝えている者たちが福音によって生活すべきことを、定められたのである。
9:15
しかしわたしは、これらの権利を一つも利用しなかった。また、自分がそうしてもらいたいから、このように書くのではない。そうされる
よりは、死ぬ方がましである。わたしのこの誇は、何者にも奪い去られてはならないのだ。
口 語訳 ガラ
6:6
6:6
御言を教えてもらう人は、教える人と、すべて良いものを分け合いなさい。
口 語訳 ピリ
4:17-18
4:17
わたしは、贈り物を求めているのではない。わたしの求めているのは、あなたがたの勘定をふやしていく果実なのである。
4:18
わたしは、すべての物を受けてあり余るほどである。エパフロデトから、あなたがたの贈り物をいただいて、飽き足りている。それは、か
んばしいかおりであり、神の喜んで受けて下さる供え物である。
口 語訳
Tコリ9:4
9:4
わたしたちには、飲み食いをする権利がないのか。
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同
Tコリ9:14
9:14
同じように、主は、福音を宣べ伝える人たちには福音によって生活の資を得るようにと、指示されました。
新 共同
Tテモ5:18
5:18
聖書には、「脱穀している牛に口籠をはめてはならない」と、また「働く者が報酬を受けるのは当然である」と書かれています。
新 共同
Tコリ10:27
10:27
あなたがたが、信仰を持っていない人から招待され、それに応じる場合、自分の前に出されるものは、良心の問題としていちいち詮索せ
ず、何でも食べなさい。
新 共同 使 13:51
13:51
それで、二人は彼らに対して足の塵を払い落とし、イコニオンに行った。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
1985 の引照
口 語訳
Tテモ5:18
5:18
聖書は、「穀物をこなしている牛に、くつこをかけてはならない」また「働き人がその報酬を受けるのは当然である」と言っている。
****************************************
****************************************
ルカ10:13−16
ガリラヤの町々を叱られる
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆悔い改めない町を叱る (マタ一一20−24)
ルカ
10:13 「災いあれ、コラジンよ。災いあれ、ベトサイダよ。お前たちのところでなされた奇跡が、ティルスやシドンで行われていれば、これらの町はとう
の昔に粗布をまとい、灰の中に座って悔い改めたことだろう。
ルカ 10:14 しかし、裁きの時には、お前たちよりもまだティルスやシドンのほうが軽い罰で済む。
ルカ 10:15 カファルナウムよ、お前は天にまで上げられるとでも思っているのか。陰府にまで落とされるのだ。
ルカ
10:16 あなたがたに耳を傾ける者は、私に耳を傾け、あなたがたを拒む者は、私を拒むのである。私を拒む者は、私をお遣わしになった方を拒むのであ
る。」
フランシスコ会訳2013
◆不信の町々に対する非難(マタ11・20-24)
013「コラジン、お前は不幸だ。ベ
トサイダ、お前は不幸だ。もし、お前たちの間で行われた奇跡が、ティルスやシドンで行われたなら、これらの町は、とうの昔に粗布をま
とい、灰の中に座って、悔い改めたに違いない。
014しかし、裁きの時には、ティル
スやシドンのほうが、お前たちより軽い責め苦ですまされる。
015カファルナウムよ、お前は
天にまで上げられると思っているのか。
お前は陰府にまで落とされるのだ。
016あなた方に聞く者は、わたしに
聞き、あなた方を拒む者は、わたしを拒むのである。そしてわたしを拒む者は、わたしを遣わされた方を拒むのである」。
岩波翻訳委員会訳1995
421013禍いだ、お前は、コラジンよ。禍いだ、お前は、ベトサイダよ。なぜなら、も
し
お前たちの中で生じた力ある業がテュロスとシドンで生じたなら、彼らはとっくに荒布と灰の中に座し、悔い改めていただろう。
421014しかしながら、さばきの時には、テュロスとシドンの方がお前たちよりも堪えやすいだろう。
421015そしてお前、カファルナウムよ、天まで高く挙げられるというのか。黄泉にまで下るだろう。
421016あなたたちに聞き〔従う〕者は、私に聞き〔従う〕のだ。またあなたたちを拒む者
は、
私を拒むのだ。私を拒む者は、私を遣わした者を拒むのだ」。
新共同訳1987
10:13
「コラジン、お前は不幸だ。ベトサイダ、お前は不幸だ。お前たちのところでなされた奇跡がティルスやシドンで行われていれば、これらの町はとうの昔に粗布
をまとい、灰の中に座って悔い改めたにちがいない。
10:14
しかし、裁きの時には、お前たちよりまだティルスやシドンの方が軽い罰で済む。
10:15
また、カファルナウム、お前は、/天にまで上げられるとでも思っているのか。陰府にまで落とされるのだ。
10:16
あなたがたに耳を傾ける者は、わたしに耳を傾け、あなたがたを拒む者は、わたしを拒むのである。わたしを拒む者は、わたしを遣わされた方を拒むのであ
る。」
前田訳1978
10:13
呪われている、コラジンよ。呪われている、ベッサイダよ。あなた方のところで行なわれた奇跡がツロやシドンで行なわれたら、彼らはとうの昔に灰の中にす
わって悔い改めたろう。
10:14
しかし裁きの日にはツロやシドンの方があなた方よりは耐えやすかろう。
10:15
さておまえカペナウム、天にまで挙げられようか。否、黄泉にまで落とされよう。
10:16
あなた方に耳傾けるものはわたしに耳傾け、あなた方を拒むものはわたしを拒む。そしてわたしを拒むものはわたしをつかわされた方を拒む」と。
新改訳1970
10:13
ああコラジン。ああベツサイダ。おまえたちの間に起こった力あるわざが、もしもツロとシドンでなされたのだったら、彼らはとうの昔に荒布をまとい、灰の中
にすわって、悔い改めていただろう。
10:14
しかし、さばきの日には、そのツロとシドンのほうが、まだおまえたちより罰が軽いのだ。
10:15
カペナウム。どうしておまえが天に上げられることがありえよう。ハデスにまで落とされるのだ。
10:16
あなたがたに耳を傾ける者は、わたしに耳を傾ける者であり、あなたがたを拒む者は、わたしを拒む者です。わたしを拒む者は、わたしを遣わされた方を拒む者
です。」
塚本訳1963
10:13
ああ禍だ、お前コラジン!ああ禍だ、お前ベツサイダ!わたしがお前たちの所で行っただけの奇跡をツロやシドンで行ったなら、(あの堕落町でも、)とうの昔
に粗布を着、灰の中に坐って悔改めたにちがいないのだから。
10:14
ところで、裁きの時には、ツロやシドンの方が、まだお前たちよりも罰が軽いであろう。
10:15
それから、お前カペナウム、(わたしに特別に可愛がられたからとて、)まさか『天にまで挙げられる』などとは思っていないだろうね。(天に挙げられるどこ
ろか、)『お前は黄泉にまでたたき落されるであろう。』
10:16
(七十二人の者に言っておく。──)あなた達の言うことを聞く者は、わたしの言うことを聞くのであり、あなた達を排斥する者は、わたしを排斥するのであ
る。わたしを排斥する者は、わたしを遣わされた方を排斥するのである。」
口語訳1955
10:13
わざわいだ、コラジンよ。わざわいだ、ベツサイダよ。おまえたちの中でなされた力あるわざが、もしツロとシドンでなされたなら、彼らはとうの昔に、荒布を
まとい灰の中にすわって、悔い改めたであろう。
10:14
しかし、さばきの日には、ツロとシドンの方がおまえたちよりも、耐えやすいであろう。
10:15
ああ、カペナウムよ、おまえは天にまで上げられようとでもいうのか。黄泉にまで落されるであろう。
10:16
あなたがたに聞き従う者は、わたしに聞き従うのであり、あなたがたを拒む者は、わたしを拒むのである。そしてわたしを拒む者は、わたしをおつかわしになっ
たかたを拒むのである」。
文語訳1917
"421013","
禍害なる哉、コラジンよ、禍害なる哉、ベツサイダよ、汝らの中にて行ひたる能力ある業を、ツロとシドンとにて行ひしならば、彼らは早
く荒布をき、灰のなかに坐して、悔改めしならん。"
"421014","
されば審判には、ツロとシドンとのかた汝等よりも耐へ易からん。"
"421015","
カペナウムよ、汝は天にまで擧げらるべきか、黄泉にまで下らん。"
"421016","
汝等に聽く者は我に聽くなり、汝らを棄つる者は我を棄つるなり。我を棄つる者は我を遣し給ひし者を棄つるなり』"
****************************************
各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マタ
11:20-24
11:20
それから、数多くの奇蹟を行っていただいた町々が悔改めなかったので、これを叱り始められた、
11:21
「ああ禍だ、お前コラジン!ああ禍だ、お前ベツサイダ!わたしがお前たちの所で行っただけの奇蹟をツロやシドンで行ったなら、(あの堕落町でも、)とうの
昔に粗布を着、灰の中で悔改めたにちがいないのだから。
11:22
ところでお前たちに言うが、裁きの日には、ツロやシドンの方が、まだお前たちよりも罰が軽いであろう。
11:23
それから、お前カペナウム、(わたしに特別に可愛がられたからとて、)まさか『天にまで挙げられる』などとは思っていないだろうね。(天に挙げられるどこ
ろか、)『お前は黄泉にまでたたき落されるであろう。』お前の所で行っただけの奇蹟をソドムで行ったなら、(あの堕落町でも、)きょ
うまで滅びずにいたにちがいないのだから。
11:24
ところでお前たちに言うが、裁きの日には、ソドムの地の方が、まだお前よりも罰が軽いであろう。」
(独)NESTLE-ALAND NOVUM
TESTAMENTUM GRAECE
27版1993 の引照
新 共同 ルカ
4:31
4:31
イエスはガリラヤの町カファルナウムに下って、安息日には人々を教えておられた。
新 共同 マタ
11:23
11:23
また、カファルナウム、お前は、/天にまで上げられるとでも思っているのか。陰府にまで落とされるのだ。お前のところでなされた奇跡
が、ソドムで行われていれば、あの町は今日まで無事だったにちがいない。
新 共同 マタ
10:40
10:40
「あなたがたを受け入れる人は、わたしを受け入れ、わたしを受け入れる人は、わたしを遣わされた方を受け入れるのである。
新 共同 ヨハ
5:23
5:23
すべての人が、父を敬うように、子をも敬うようになるためである。子を敬わない者は、子をお遣わしになった父をも敬わない。
(英・米)THE NEW TREASURY OF
SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳
Tテサ4:8
4:8
こういうわけであるから、これらの警告を拒む者は、人を拒むのではなく、聖霊をあなたがたの心に賜わる神を拒むのである。
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同 黙 11:3
11:3
わたしは、自分の二人の証人に粗布をまとわせ、千二百六十日の間、預言させよう。」
新 共同 ガラ
4:14
4:14
そして、わたしの身には、あなたがたにとって試練ともなるようなことがあったのに、さげすんだり、忌み嫌ったりせず、かえって、わた
しを神の使いであるかのように、また、キリスト・イエスででもあるかのように、受け入れてくれました。
新 共同
Tテサ4:8
4:8
ですから、これらの警告を拒む者は、人を拒むのではなく、御自分の聖霊をあなたがたの内に与えてくださる神を拒むことになるのです。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
1985 の引照
・・・・
****************************************
****************************************
ルカ10:17−20
七十二人帰る
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆七十二人、帰って来る
ルカ 10:17 七十二人は喜んで帰って来て、言った。「主よ、お名前を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。」
ルカ 10:18 イエスは言われた。「私は、サタンが稲妻のように天から落ちるのを見ていた。
ルカ
10:19 蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を、私はあなたがたに授けた。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つない。
ルカ
10:20 しかし、悪霊どもがあなたがたに服従するからといって、喜んではならない。むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさ
い。」
フランシスコ会訳2013
◆七十二人の報告
017さて、七十二人は喜んで帰って
きて言った、「主よ、お名前を用いると、悪霊どもでさえ、わたしたちに服従します」。
018すると、イエスは仰せになっ
た、「わたしは、サタンが稲妻のように天から落ちるのを見た。
019わたしはあなた方に、蛇やさそ
りを踏みつけ、敵のあらゆる力を制する権威を授けた。だから、あなた方に害を加えるものは何もない。
020しかし、霊たちがあなた方に服
従するからといって、喜んではならない。むしろ、あなた方の名が天に書き記されていることを喜びなさい」。
岩波翻訳委員会訳1995
421017さて、〔例の〕七十〔二〕人は喜びと共に帰って来て、言った、「主よ、悪霊ども
で
すら、あなたの名において私たちに屈服します」。
421018すると彼は彼らに言った、「私は、サタンが天から稲妻のように落ちるさまを見とどけた。
421019見よ、私はあなたたちに蛇やさそりの上を踏みつける権能、また、敵のすべての力を支配する
〔権能〕を与えた。そこで何ものもあなたたちに害を及ぼすことはないだろう。421020しかしながら、霊どもがあなたたちに屈服す
ることを喜ぶのではなく、あなたたちの名が天においてすでに書きつけられたことを喜べ」。
新共同訳1987
10:17
七十二人は喜んで帰って来て、こう言った。「主よ、お名前を使うと、悪霊さえもわたしたちに屈服します。」
10:18
イエスは言われた。「わたしは、サタンが稲妻のように天から落ちるのを見ていた。
10:19
蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を、わたしはあなたがたに授けた。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つない。
10:20
しかし、悪霊があなたがたに服従するからといって、喜んではならない。むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」
前田訳1978
10:17
七十〔二〕人がよろこび帰っていった、「主よ、あなたのみ名によって、悪鬼もわれらに従います」と。
10:18
彼らにいわれた、「悪魔がいなずまのように天から落ちるのが見えていた。
10:19
このとおり、蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に勝つ権威をあなた方に与えた。何ものもあなた方をそこなうまい。
10:20
しかし諸霊があなた方に従うことをよろこばず、自分の名が天にしるされていることをよろこびなさい」と。
新改訳1970
10:17
さて、七十人が喜んで帰って来て、こう言った。「主よ。あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。」
10:18
イエスは言われた。「わたしが見ていると、サタンが、いなずまのように天から落ちました。
10:19
確かに、わたしは、あなたがたに、蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つあり
ません。
10:20
だがしかし、悪霊どもがあなたがたに服従するからといって、喜んではなりません。ただあなたがたの名が天に書きしるされていることを喜びなさい。」
塚本訳1963
10:17
七十二人が喜んで帰ってきてイエスに言った、「主よ、あなたの名を使うと、悪鬼までがわたし達に服従します。」
10:18
彼らに言われた、「悪魔が稲妻のように天から落ちるのを、わたしは見ていた。
10:19
(悪魔の下働きをする)『蛇』や蝎『を踏みつけ、』また敵のあらゆる力に打ち勝つ全権をあなた達に授けたではないか。だから、あなた達に害を加えるものは
一つもない。
10:20
しかし(悪い)霊どもがあなた達に服従したことを喜ばず、自分の名が天(の命の書)に書き込まれていることを喜ばなくてはいけない。」
口語訳1955
10:17
七十二人が喜んで帰ってきて言った、「主よ、あなたの名によっていたしますと、悪霊までがわたしたちに服従します」。
10:18
彼らに言われた、「わたしはサタンが電光のように天から落ちるのを見た。
10:19
わたしはあなたがたに、へびやさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けた。だから、あなたがたに害をおよぼす者はまったく無いであろう。
10:20
しかし、霊があなたがたに服従することを喜ぶな。むしろ、あなたがたの名が天にしるされていることを喜びなさい」。
文語訳1917
"421017","
七十人よろこび歸りて言ふ『主よ、汝の名によりて惡鬼すら我らに服す』"
"421018","
イエス彼らに言ひ給ふ『われ天より閃く雷光のごとくサタンの落ちしを見たり。"
"421019","
視よ、われ汝らに蛇・蠍を踏み、仇の凡ての力を抑ふる權威を授けたれば、汝らを害ふもの斷えてなからん。"
"421020","
されど靈の汝らに服するを喜ぶな、汝らの名の天に録されたるを喜べ』"
****************************************
各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
・・・・・
(独)NESTLE-ALAND NOVUM
TESTAMENTUM GRAECE
27版1993 の引照
新 共同 黙 3:5
3:5 勝利を得る者は、この
ように白い衣を着せられる。わたしは、彼の名を決して命の書から消すことはなく、彼の名を父の前と天使たちの前で公に言い表す。
(英・米)THE NEW TREASURY OF
SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳 ロマ
16:20
16:20
平和の神は、サタンをすみやかにあなたがたの足の下に踏み砕くであろう。どうか、わたしたちの主イエスの恵みが、あなたがたと共にあ
るように。
口 語訳 ロマ
8:28
8:28
神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたち
は知っている。
口 語訳
Tコリ13:2-3
13:2
たといまた、わたしに預言をする力があり、あらゆる奥義とあらゆる知識とに通じていても、また、山を移すほどの強い信仰があっても、
もし愛がなければ、わたしは無に等しい。
13:3
たといまた、わたしが自分の全財産を人に施しても、また、自分のからだを焼かれるために渡しても、もし愛がなければ、いっさいは無益
である。
口 語訳 ピリ
4:3
4:3
ついては、真実な協力者よ。あなたにお願いする。このふたりの女を助けてあげなさい。彼らは、「いのちの書」に名を書きとめられてい
るクレメンスや、その他の同労者たちと協力して、福音のためにわたしと共に戦ってくれた女たちである。
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同 使 3:16
3:16
あなたがたの見て知っているこの人を、イエスの名が強くしました。それは、その名を信じる信仰によるものです。イエスによる信仰が、
あなたがた一同の前でこの人を完全にいやしたのです。
新 共同 黙 12:9
12:9
この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者は、投げ落とされた。地上に投げ落とされたのである。
その使いたちも、もろともに投げ落とされた。
新 共同 ピリ
4:3
4:3
なお、真実の協力者よ、あなたにもお願いします。この二人の婦人を支えてあげてください。二人は、命の書に名を記されているクレメン
スや他の協力者たちと力を合わせて、福音のためにわたしと共に戦ってくれたのです。
新 共同 ヘブ
12:23
12:23
天に登録されている長子たちの集会、すべての人の審判者である神、完全なものとされた正しい人たちの霊、
新 共同 黙 3:5
3:5
勝利を得る者は、このように白い衣を着せられる。わたしは、彼の名を決して命の書から消すことはなく、彼の名を父の前と天使たちの前
で公に言い表す。
新 共同 黙 13:8
13:8
地上に住む者で、天地創造の時から、屠られた小羊の命の書にその名が記されていない者たちは皆、この獣を拝むであろう。
新 共同 黙 17:8
17:8
あなたが見た獣は以前はいたが、今はいない。やがて底なしの淵から上って来るが、ついには滅びてしまう。地上に住む者で、天地創造の
時から命の書にその名が記されていない者たちは、以前いて今はいないこの獣が、やがて来るのを見て驚くであろう。
新 共同 黙 20:12
20:12
わたしはまた、死者たちが、大きな者も小さな者も、玉座の前に立っているのを見た。幾つかの書物が開かれたが、もう一つの書物も開か
れた。それは命の書である。死者たちは、これらの書物に書かれていることに基づき、彼らの行いに応じて裁かれた。
新 共同 黙 20:15
20:15
その名が命の書に記されていない者は、火の池に投げ込まれた。
新 共同 黙 21:27
21:27
しかし、汚れた者、忌まわしいことと偽りを行う者はだれ一人、決して都に入れない。小羊の命の書に名が書いてある者だけが入れる。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
1985 の引照
口 語訳 使 3:16
3:16
そして、イエスの名が、それを信じる信仰のゆえに、あなたがたのいま見て知っているこの人を、強くしたのであり、イエスによる信仰
が、彼をあなたがた一同の前で、このとおり完全にいやしたのである。
口 語訳 黙 12:9
12:9
この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投
げ落された。
口 語訳 使 28:5
28:5
ところがパウロは、まむしを火の中に振り落して、なんの害も被らなかった。
口 語訳 黙 20:12
20:12
また、死んでいた者が、大いなる者も小さき者も共に、御座の前に立っているのが見えた。かずかずの書物が開かれたが、もう一つの書物
が開かれた。これはいのちの書であった。死人はそのしわざに応じ、この書物に書かれていることにしたがって、さばかれた。
****************************************
****************************************
ルカ10:21−24
イエスの讃美
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆喜びに溢れる (マタ一一25−27、一三16−17)
ルカ
10:21 その時、イエスは聖霊によって喜びに溢れて言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者に隠
して、幼子たちにお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。
ルカ
10:22 すべてのことは、父から私に任せられています。父のほかに、子が誰であるかを知る者はなく、子と、子が示そうと思う者のほかに、父が誰である
かを知る者はいません。」
ルカ 10:23 それから、イエスは弟子たちの方を振り向いて、彼らだけに言われた。「あなたがたの見ているものを見る目は幸いだ。
ルカ
10:24 言っておくが、多くの預言者や王たちは、あなたがたが見ているものを見たかったが、見ることができず、あなたがたが聞いているものを聞きた
かったが、聞けなかったのである。」
フランシスコ会訳2013
◆父への賛美(マタ11・25-27、13・16-17)
021その時、イエスは聖霊によって
喜びに溢れ、仰せになった、「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。あなたは、これらのことを知恵のある者や賢い者に隠し、
小さい者に現してくださいました。そうです。父よ、これはあなたのみ心でした。
022すべてのものは、父によってわ
たしに委ねられています。父のほかに、子が誰であるかを知る者はなく、子と、子が現そうと望む者のほかに、父が誰であるかを知る者は
いません」。
023それから、イエスは弟子たちの
方を振り向き、特に彼らに仰せになった、「あなた方が見ているものを見る目は、幸いである。
024あなた方に言っておく。多くの
預言者や王たちは、あなた方が見ているものを見ようと望んだが、見ることができず、あなた方が聞いていることを聞こうと望んだが、聞
くことができなかった」。
岩波翻訳委員会訳1995
421021まさにその時、イエスは聖霊に[おい]て喜び、また言った、「あなたを讃め称えます、父よ、
天地の主よ。なぜならば、あなたはこれらのことを智者や賢者に隠蔽(いんぺい)し、それらを嬰児たちに顕かにされたからです。そうで
す、父よ、このようにして、あなたの御前に喜ばれることが生じたのです。
421022すべてのことが、私の父によって私に引き渡された。そして子が誰であるかを
知っ
ているのは父のほかにはなく、父が誰であるかを知っているのは子と、子が顕かにしたいと思う者以外の誰もいない」。
421023そして弟子たちのほうを振り向き、彼らにだけ言った、「幸いだ、あなたたち
の
見ているものを見る目は。
421024なぜなら、私はあなたたちに言う、多くの預言者たちと王たちは、あなたたちが見ているものを
見ようと望んだが見ることがなく、またあなたたちが聞いているものを聞こうと望んだが、聞くことがなかったのだ」。
新共同訳1987
10:21
そのとき、イエスは聖霊によって喜びにあふれて言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、
幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。
10:22
すべてのことは、父からわたしに任せられています。父のほかに、子がどういう者であるかを知る者はなく、父がどういう方であるかを知る者は、子と、子が示
そうと思う者のほかには、だれもいません。」
10:23
それから、イエスは弟子たちの方を振り向いて、彼らだけに言われた。「あなたがたの見ているものを見る目は幸いだ。
10:24
言っておくが、多くの預言者や王たちは、あなたがたが見ているものを見たかったが、見ることができず、あなたがたが聞いているものを聞きたかったが、聞け
なかったのである。」
前田訳1978
10:21
そのとき彼は聖霊に満ちてよろこび、こういわれた、「讃美します、天地の主にいます父上、これらのことを賢人知者に隠して幼子にあらわされましたことを。
そうです、父上、それはみ心にかなうことでした。
10:22
すべて父からわたしにまかされている。父のほか子を知るものはなく、子と、子が父をあらわしてあげるものとのほか父を知るものはない」と。
10:23
それから弟子たちのほうをむいて、そっといわれた、「さいわいなのはあなた方が見ているものを見る目。
10:24
わたしはいう、多くの預言者と王とはあなた方が見ているものを見たいと思っても見えず、あなた方が聞いているものを聞きたいと思っても聞けなかった」と。
新改訳1970
10:21
ちょうどこのとき、イエスは、聖霊によって喜びにあふれて言われた。「天地の主であられる父よ。あなたをほめたたえます。これらのことを、賢い者や知恵の
ある者には隠して、幼子たちに現わしてくださいました。そうです、父よ。これがみこころにかなったことでした。
10:22
すべてのものが、わたしの父から、わたしに渡されています。それで、子がだれであるかは、父のほかには知る者がありません。また父がだれであるかは、子
と、子が父を知らせようと心に定めた人たちのほかは、だれも知る者がありません。」
10:23
それからイエスは、弟子たちのほうに向いて、ひそかに言われた。「あなたがたの見ていることを見る目は幸いです。
10:24
あなたがたに言いますが、多くの預言者や王たちがあなたがたの見ていることを見たいと願ったのに、見られなかったのです。また、あなたがたの聞いているこ
とを聞きたいと願ったのに、聞けなかったのです。」
塚本訳1963
10:21
この時イエスは聖霊にみたされ、感激にあふれて言われた、「天地の主なるお父様、(神の国の秘密に関する)これらのことを(この世の)賢い人、知恵者に隠
して、幼児(のような人たち)にあらわされたことを、讃美いたします。ほんとうに、お父様、そうなるのがあなたの御心でした。
10:22
(──知恵も力も、その他)一切のものが父上からわたしに任せられた。父上のほかに、子(であるわたし)が何であるかを知る者は一人もなく、また、子と、
子が父上をあらわしてやる者とのほかに、父上が何であるかを知る者はない。」
10:23
それから特に弟子の方へ振り向いて言われた、「あなた達が(いま)見ているものを見る目は幸いである。
10:24
わたしは言う、多くの預言者と王とは、あなた達が(いま)見ているものを見たいと思ったが見られず、あなた達が(いま)聞いているものを聞きたいと思った
が、聞かれなかったのである。」
口語訳1955
10:21
そのとき、イエスは聖霊によって喜びあふれて言われた、「天地の主なる父よ。あなたをほめたたえます。これらの事を知恵のある者や賢い者に隠して、幼な子
にあらわしてくださいました。父よ、これはまことに、みこころにかなった事でした。
10:22
すべての事は父からわたしに任せられています。そして、子がだれであるかは、父のほか知っている者はありません。また父がだれであるかは、子と、父をあら
わそうとして子が選んだ者とのほか、だれも知っている者はいません」。
10:23
それから弟子たちの方に振りむいて、ひそかに言われた、「あなたがたが見ていることを見る目は、さいわいである。
10:24
あなたがたに言っておく。多くの預言者や王たちも、あなたがたの見ていることを見ようとしたが、見ることができず、あなたがたの聞いていることを聞こうと
したが、聞けなかったのである」。
文語訳1917
"421021","
その時イエス聖靈により喜びて言ひたまふ『天地の主なる父よ、われ感謝す、此等のことを智きもの慧き者に隱して、嬰兒に顯したまへ
り。父よ、然り、此のごときは御意に適へるなり。"
"421022","
凡ての物は我わが父より委ねられたり。子の誰なるを知る者は、父の外になく、父の誰なるを知る者は、子また子の欲するままに顯すとこ
ろの者の外になし』"
"421023","
かくて弟子たちを顧み竊に言ひ給ふ『なんぢらの見る所を見る眼は幸福なり。"
"421024","
われ汝らに告ぐ、多くの預言者も、王も、汝らの見るところを見んと欲したれど見ず、汝らの聞く所を聞かんと欲したれど聞かざりき』"
***************************************
各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マタ
11:25-27
11:25
その時イエスは声をはげまして言われた、「天地の主なるお父様、(神の国の秘密に関する)これらのことを(この世の)賢い人、知恵者に隠して、幼児(のよ
うな人たち)にあらわされたことを、讃美いたします。
11:26
ほんとうに、お父様、そうなるのがあなたの御心でした。
11:27
──(知恵も力も、その他)一切のものが父上からわたしに任せられた。父上のほかに、子(であるわたし)を知る者は一人もなく、また、子と、子が(父上
を)あらわしてやる者とのほかに、父上を知る者は一人もない。
塚本訳 マタ
13:16-17
13:16
だが、あなた達の目は見、耳は聞くから幸いである。
13:17
アーメン、わたしは言う、多くの預言者と義人とは、あなた達が(いま)見ているものを見たい見たいと思ったが見られず、あなた達が(いま)聞いているもの
を聞きたい聞きたいと思ったが、聞かれなかったのである。
(独)NESTLE-ALAND NOVUM
TESTAMENTUM GRAECE
27版1993 の引照
新 共同 ルカ 2:14
2:14 「いと高きところには
栄光、神にあれ、/地には平和、御心に
適う人にあれ。」
新 共同 マタ
13:16-17
13:16
しかし、あなたがたの目は見ているから幸いだ。あなたがたの耳は聞いているから幸いだ。
13:17
はっきり言っておく。多くの預言者や正しい人たちは、あなたがたが見ているものを見たかったが、見ることができず、あなたがたが聞い
ているものを聞きたかったが、聞けなかったのである。」
(英・米)THE NEW TREASURY OF
SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳
Tコリ1:19-26
1:19
すなわち、聖書に、/「わたしは知者の知恵を滅ぼし、/賢い者の賢さをむなしいものにする」/と書いてある。
1:20
知者はどこにいるか。学者はどこにいるか。この世の論者はどこにいるか。神はこの世の知恵を、愚かにされたではないか。
1:21
この世は、自分の知恵によって神を認めるに至らなかった。それは、神の知恵にかなっている。そこで神は、宣教の愚かさによって、信じ
る者を救うこととされたのである。
1:22
ユダヤ人はしるしを請い、ギリシヤ人は知恵を求める。
1:23
しかしわたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝える。このキリストは、ユダヤ人にはつまずかせるもの、異邦人には愚かなも
のであるが、
1:24
召された者自身にとっては、ユダヤ人にもギリシヤ人にも、神の力、神の知恵たるキリストなのである。
1:25
神の愚かさは人よりも賢く、神の弱さは人よりも強いからである。
1:26
兄弟たちよ。あなたがたが召された時のことを考えてみるがよい。人間的には、知恵のある者が多くはなく、権力のある者も多くはなく、
身分の高い者も多くはいない。
口 語訳
Uコリ4:3
4:3
もしわたしたちの福音がおおわれているなら、滅びる者どもにとっておおわれているのである。
口 語訳
Tコリ15:24
15:24
それから終末となって、その時に、キリストはすべての君たち、すべての権威と権力とを打ち滅ぼして、国を父なる神に渡されるのであ
る。
口 語訳 ピリ
2:9-11
2:9
それゆえに、神は彼を高く引き上げ、すべての名にまさる名を彼に賜わった。
2:10
それは、イエスの御名によって、天上のもの、地上のもの、地下のものなど、あらゆるものがひざをかがめ、
2:11
また、あらゆる舌が、「イエス・キリストは主である」と告白して、栄光を父なる神に帰するためである。
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同
Tコリ1:26-28
1:26
兄弟たち、あなたがたが召されたときのことを、思い起こしてみなさい。人間的に見て知恵のある者が多かったわけではなく、能力のある
者や、家柄のよい者が多かったわけでもありません。
1:27
ところが、神は知恵ある者に恥をかかせるため、世の無学な者を選び、力ある者に恥をかかせるため、世の無力な者を選ばれました。
1:28
また、神は地位のある者を無力な者とするため、世の無に等しい者、身分の卑しい者や見下げられている者を選ばれたのです。
新 共同 ヘブ
11:13
11:13
この人たちは皆、信仰を抱いて死にました。約束されたものを手に入れませんでしたが、はるかにそれを見て喜びの声をあげ、自分たちが
地上ではよそ者であり、仮住まいの者であることを公に言い表したのです。
新 共同 ヘブ
11:39
11:39
ところで、この人たちはすべて、その信仰のゆえに神に認められながらも、約束されたものを手に入れませんでした。
新 共同
Tペテ1:10-12
1:10
この救いについては、あなたがたに与えられる恵みのことをあらかじめ語った預言者たちも、探求し、注意深く調べました。
1:11
預言者たちは、自分たちの内におられるキリストの霊が、キリストの苦難とそれに続く栄光についてあらかじめ証しされた際、それがだれ
を、あるいは、どの時期を指すのか調べたのです。
1:12
彼らは、それらのことが、自分たちのためではなく、あなたがたのためであるとの啓示を受けました。それらのことは、天から遣わされた
聖霊に導かれて福音をあなたがたに告げ知らせた人たちが、今、あなたがたに告げ知らせており、天使たちも見て確かめたいと願っている
ものなのです。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
1985 の引照
・・・・
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ルカ10:25−37
親切なサマリヤ人の話
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆善いサマリア人
ルカ
10:25 すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。」
ルカ 10:26 イエスは言われた。「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか。」
ルカ
10:27 彼は答えた。「『心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさ
い』とあります。」
ルカ 10:28 イエスは言われた。「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる。」
ルカ 10:29 しかし、彼は自分を正当化しようとして、「では、私の隣人とは誰ですか」と言った。
ルカ
10:30 イエスはお答えになった。「ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追い?ぎに襲われた。追い?ぎたちはその人の服を?ぎ取り、殴り
つけ、瀕死の状態にして逃げ去った。
ルカ 10:31 ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、反対側を通って行った。
ルカ 10:32 同じように、レビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると、反対側を通って行った。
ルカ 10:33 ところが、旅をしていたあるサマリア人は、その場所に来ると、その人を見て気の毒に思い、
ルカ 10:34 近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分の家畜に乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。
ルカ
10:35 そして、翌日になると、デナリオン銀貨二枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰
りがけに払います。』
ルカ 10:36 この三人の中で、誰が追い?ぎに襲われた人の隣人になったと思うか。」
ルカ
10:37 律法の専門家は言った。「その人に憐れみをかけた人です。」イエスは言われた。「行って、あなたも同じようにしなさい。」
フランシスコ会訳2013
◆善いサマリア人(マタ22・34-40、
マコ12・28-34)
025すると、一人の律法の専門家が
立ち上がり、イエスを試みようとして尋ねた、「先生、どうすれば、永遠の命を得ることができますか」。
026そこで、イエスは仰せになっ
た、「律法には何と書いてあるか。あなたはどう読んでいるのか」。
027すると、彼は答えた、「『心を
尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛せよ。また、隣人をあなた自身のように愛せよ』とありま
す」。
028イエスは仰せになった、「あな
たの答えは正しい。それを実行しなさい。そうすれば、生きるであろう」。
029すると、彼は自分を正当化しよ
うとして、イエスに「わたしの隣人とは誰ですか」と言った。
030イエスはこれに答えて仰せに
なった、「ある人がエルサレムからエリコに下って行く途中、強盗に襲われた。彼らはその人の衣服をはぎ取り、打ちのめし、半殺しにし
て去っていった。
031たまたま、一人の祭司がその道
を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通っていった。
032また、同じように、一人のレビ
人がそこを通りかかったが、その人を見ると、レビ人も道の向こう側を通っていった。
033ところが、旅をしていた、一人
のサマリア人がその人のそばに来て、その人を見ると憐れに思い、
034近寄って、傷口に油とぶどう酒
を注ぎ、包帯をした。それから、自分のろばに乗せて宿に連れていき、介抱した。
035翌日、サマリア人はデナリオン
銀貨二枚を取り出し、宿の主人に渡して言った、『この人を介抱してください。費用がかさんだら、帰ってきた時に支払います』。
036さて、あなたは、この三人のう
ち、強盗に襲われた人に対して、隣人となったのは、誰だと思うか」。
037律法の専門家が、「憐れみを施
した人です」と言うと、イエスは仰せになった、「では、行って、あなたも同じようにしなさい」。
岩波翻訳委員会訳1995
421025すると見よ、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試みようとして言っ
た、
「先生、私は何をしたら永遠の命を嗣〔げる〕のでしょうか」。
421026イエスはしかし、彼に対して言った、「律法には何と書かれているか。あなたはどのように読ん
でいるか」。
421027すると彼は答えて言った、「お前は、お前の神なる主を、お前の心を
尽くし、お前のいのちを尽くしつつ、お前の力を
尽くしつつ、
お前の想いを尽くしつつ愛するであろう。また〔お前は〕お前の隣人をお前自身として〔愛するであろう〕」。
421028するとイエスは彼に言った、「あなたはまともに答えた。それを行ないなさい、
そ
うすれば生きるだろう」。
421029しかし彼は、自らを義としたいと望んでいたので、イエスに言った、「私の隣人とは誰です
か」。
421030イエスは〔この問いを〕取り上げて言った、「.ある人がエルサレムからエリコに
く
だって行く途中、盗賊どもの手中に落ちた。彼らは彼の衣をはぎ取り、〔彼を〕めった打ちにした後、半殺しにしたままそこを立ち去っ
た。
421031すると偶然にも、その道をある祭司がくだって来た。しかしその人を見ると、〔道の〕向こう側
を通って行った。
421032また、同じように一人のレビ人も[現れ、]そのところへやって来たが、〔そ
の
人を〕見ると、〔道の〕向こう側を通って行った。
421033さて、あるサマリア人の旅人が彼のところにやって来たが、〔彼のあり様を見て〕断腸の想いに
駆られた。
421034そこで近寄って来て、オリーブ油と葡萄酒を〔彼の傷に〕注いでその傷に包帯を施してやり、ま
た彼を自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行って、その介抱をした。
421035そして翌日、ニデナリオンを取り出して宿屋の主人に与え、言った、『この人を介抱してやって
下さい〔この額以上に〕出費がかさんだら、私が戻ってくる時あなたにお支
払
いします」。
421036この三人のうち、誰が盗賊どもの手に落ちた者の隣人になったと思うか」。
421037すると彼は言った、「彼に憐れみ〔の業〕を行なった者です」。するとイエスは彼
に
言った、「行って、あなたもまた同じようにせよ」。
新共同訳1987
10:25
すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。」
10:26
イエスが、「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」と言われると、
10:27
彼は答えた。「『心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい』とあり
ます。」
10:28
イエスは言われた。「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる。」
10:29
しかし、彼は自分を正当化しようとして、「では、わたしの隣人とはだれですか」と言った。
10:30
イエスはお答えになった。「ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにし
たまま立ち去った。
10:31
ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。
10:32
同じように、レビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。
10:33
ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、
10:34
近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。
10:35
そして、翌日になると、デナリオン銀貨二枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払い
ます。』
10:36
さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。」
10:37
律法の専門家は言った。「その人を助けた人です。」そこで、イエスは言われた。「行って、あなたも同じようにしなさい。」
前田訳1978
10:25
そこにひとりの律法学者が現われ、彼を試みようとしていった、「先生、永遠のいのちを継ぐには何をすべきでしょうか」と。
10:26
彼はいわれた、「律法に何と書いてあるか。あなたの読み方はどうか」と。
10:27
彼は答えた、「『心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして主なるあなたの神を愛せよ、また、隣びとを自分のように愛せよ』とあります」と。
10:28
彼にいわれた、「あなたの答えは正しい。それを実行なさい。そうすれば生きえよう」と。
10:29
彼は自らを守るためにイエスにいった、「では、わが隣びとはだれですか」と。
10:30
イエスはそれを受けていわれた、「ある人がエルサレムからエリコへ下って行くとき、強盗にやられた。彼らははぎとり、なぐり、半殺しにして逃げた。
10:31
たまたまある祭司がその道を下ってきたが、その人を見ながら、向こう側を通って行った。
10:32
同じようにレビ人もそのところに来たが、見ながら向こう側を通って行った。
10:33
しかし旅するサマリア人はその人のところに来ると、見てあわれに思い、
10:34
近よって傷にオリブ油とぶどう酒を注いで包帯し、自分のろばに乗せて宿屋に連れて行って手当てした。
10:35
そしてあくる日宿屋の主人に二デナリ渡していった。『この人に手当をしてください。もっと金がかかったら、わたしが帰りに払いましょう』と。
10:36
この三人のうち、だれが強盗にあった人の隣びとであったとあなたは思うか」と。
10:37
彼はいった、「その人に親切にした人です」と。イエスはいわれた、「行って、あなたも同じようになさい」と。
新改訳1970
10:25
すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスをためそうとして言った。「先生。何をしたら永遠のいのちを自分のものとして受けることができるでしょう
か。」
10:26
イエスは言われた。「律法には、何と書いてありますか。あなたはどう読んでいますか。」
10:27
すると彼は答えて言った。「『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』また『あなたの隣人をあなた自身の
ように愛せよ。』とあります。」
10:28
イエスは言われた。「そのとおりです。それを実行しなさい。そうすれば、いのちを得ます。」
10:29
しかし彼は、自分の正しさを示そうとしてイエスに言った。「では、私の隣人とは、だれのことですか。」
10:30
イエスは答えて言われた。「ある人が、エルサレムからエリコへ下る道で、強盗に襲われた。強盗どもは、その人の着物をはぎとり、なぐりつけ、半殺しにして
逃げて行った。
10:31
たまたま、祭司がひとり、その道を下って来たが、彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。
10:32
同じようにレビ人も、その場所に来て彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。
10:33
ところが、あるサマリヤ人が、旅の途中、そこに来合わせ、彼を見てかわいそうに思い、
10:34
近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで、ほうたいをし、自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行き、介抱してやった。
10:35
次の日、彼はデナリ二つを取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『介抱してあげてください。もっと費用がかかったら、私が帰りに払います。』
10:36
この三人の中でだれが、強盗に襲われた者の隣人になったと思いますか。」
10:37
彼は言った。「その人にあわれみをかけてやった人です。」するとイエスは言われた。「あなたも行って同じようにしなさい。」
塚本訳1963
10:25
するとそこに、ひとりの律法学者があらわれて、イエスを試そうとして言った、「先生、何をすれば永遠の命がいただけるのでしょうか。」
10:26
イエスは言われた、「律法[聖書]に何と書いてあるか。解釈はいかに。」
10:27
学者が答えた、「『心のかぎり、精神のかぎり、力のかぎり、』思いのかぎり、『あなたの神なる主を愛せよ。』また』隣の人を自分のように愛せよ』です。」
10:28
彼に言われた、「その答は正しい。『それを実行しなさい。そうすれば(永遠に)生きられる。』」
10:29
すると学者は照れかくしにイエスに言った、「では、わたしの隣り人とはいったいだれのことですか。」
10:30
イエスが答えて言われた、「ある人が(──それはユダヤ人であった──)エルサレムからエリコに下るとき、強盗に襲われた。強盗どもは例によって(着物
を)はぎとり、なぐりつけ、半殺しにして逃げて行った。
10:31
たまたま、ひとりの祭司がその道を下ってきたが、この人を見ながら、向こう側を通っていった。
10:32
同じくレビ人もその場所に来たが、見ながら向こう側を通っていった。
10:33
ところが旅行をしていたひとりのサマリヤ人は、この人のところに来ると、見て不憫に思い、
10:34
近寄って傷にオリブ油と葡萄酒を注いで包帯した上、自分の驢馬に乗せて旅籠屋につれていって介抱した。
10:35
そればかりか、次の日、デナリ銀貨[五百円]を二つ出して旅篭の主人に渡し、『この方を介抱してくれ。費用がかさんだら、わたしが帰りに払うから』と言っ
た(という話)。
10:36
(それで尋ねるが、)この三人のうち、だれが強盗にあった人の隣の人であったとあなたは考えるか。(同国人の祭司か、レビ人か、それとも異教のサマリヤ人
か。)」
10:37
学者はこたえた、「その人に親切をした(サマリヤの)人です。」イエスが言われた、「行って、あなたも同じようにしなさい。(そうすれば永遠の命をいただ
くことが出来る。)」
口語訳1955
10:25
するとそこへ、ある律法学者が現れ、イエスを試みようとして言った、「先生、何をしたら永遠の生命が受けられましょうか」。
10:26
彼に言われた、「律法にはなんと書いてあるか。あなたはどう読むか」。
10:27
彼は答えて言った、「『心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。また、『自分を愛するように、あなたの隣り
人を愛せよ』とあります」。
10:28
彼に言われた、「あなたの答は正しい。そのとおり行いなさい。そうすれば、いのちが得られる」。
10:29
すると彼は自分の立場を弁護しようと思って、イエスに言った、「では、わたしの隣り人とはだれのことですか」。
10:30
イエスが答えて言われた、「ある人がエルサレムからエリコに下って行く途中、強盗どもが彼を襲い、その着物をはぎ取り、傷を負わせ、半殺しにしたまま、逃
げ去った。
10:31
するとたまたま、ひとりの祭司がその道を下ってきたが、この人を見ると、向こう側を通って行った。
10:32
同様に、レビ人もこの場所にさしかかってきたが、彼を見ると向こう側を通って行った。
10:33
ところが、あるサマリヤ人が旅をしてこの人のところを通りかかり、彼を見て気の毒に思い、
10:34
近寄ってきてその傷にオリブ油とぶどう酒とを注いでほうたいをしてやり、自分の家畜に乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。
10:35
翌日、デナリ二つを取り出して宿屋の主人に手渡し、『この人を見てやってください。費用がよけいにかかったら、帰りがけに、わたしが支払います』と言っ
た。
10:36
この三人のうち、だれが強盗に襲われた人の隣り人になったと思うか」。
10:37
彼が言った、「その人に慈悲深い行いをした人です」。そこでイエスは言われた、「あなたも行って同じようにしなさい」。
文語訳1917
421025すると見よ、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試みようとして言っ
た、
「先生、私は何をしたら永遠の命を嗣〔げる〕のでしょうか」。
421026イエスはしかし、彼に対して言った、「律法には何と書かれているか。あなたはどのように読ん
でいるか」。
421027すると彼は答えて言った、「お前は、お前の神なる主を、お前の心を
尽くし、お前のいのちを尽くしつつ、お前の力を
尽くしつつ、
お前の想いを尽くしつつ愛するであろう。また〔お前は〕お前の隣人をお前自身として〔愛するであろう〕」。
421028するとイエスは彼に言った、「あなたはまともに答えた。それを行ないなさい、
そ
うすれば生きるだろう」。
421029しかし彼は、自らを義としたいと望んでいたので、イエスに言った、「私の隣人とは誰です
か」。
421030イエスは〔この問いを〕取り上げて言った、「.ある人がエルサレムからエリコに
く
だって行く途中、盗賊どもの手中に落ちた。彼らは彼の衣をはぎ取り、〔彼を〕めった打ちにした後、半殺しにしたままそこを立ち去っ
た。
421031すると偶然にも、その道をある祭司がくだって来た。しかしその人を見ると、〔道の〕向こう側
を通って行った。
421032また、同じように一人のレビ人も[現れ、]そのところへやって来たが、〔そ
の
人を〕見ると、〔道の〕向こう側を通って行った。
421033さて、あるサマリア人の旅人が彼のところにやって来たが、〔彼のあり様を見て〕断腸の想いに
駆られた。
421034そこで近寄って来て、オリーブ油と葡萄酒を〔彼の傷に〕注いでその傷に包帯を施してやり、ま
た彼を自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行って、その介抱をした。
421035そして翌日、ニデナリオンを取り出して宿屋の主人に与え、言った、『この人を介抱してやって
下さい〔この額以上に〕出費がかさんだら、私が戻ってくる時あなたにお支
払
いします」。
421036この三人のうち、誰が盗賊どもの手に落ちた者の隣人になったと思うか」。
421037すると彼は言った、「彼に憐れみ〔の業〕を行なった者です」。するとイエスは彼
に
言った、「行って、あなたもまた同じようにせよ」。
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
塚本訳 マコ
12:28-31
12:28
一人の聖書学者がこの議論を聞いていたが、イエスがあざやかに答えられたのを見ると、進み出て尋ねた、「どの掟がすべてのうちで第一ですか。」
12:29
イエスは答えられた、「第一はこれである。──『聞け、イスラエルよ、われわれの神なる主はただ一人の主である。
12:30
心のかぎり、精神のかぎり、』思いのかぎり、『力のかぎり、あなたの神なる主を愛せよ。』
12:31
第二はこれ。──『隣の人を自分のように愛せよ。』これら(二つ)よりも大事な掟はほかにはない。」
塚本訳 マタ
22:34-40
22:34
イエスがサドカイ人を言いこめられたと聞くと、パリサイ人は一しょに(イエスの所に)集まった。
22:35
そしてそのうちの一人の律法学者がイエスを試そうとして尋ねた、
22:36
「先生、どの掟が律法の中で最大ですか。」
22:37
イエスは言われた、「『心のかぎり、精神のかぎり、』思いの『かぎり、あなたの神なる主を愛せよ。』
22:38
これが最大、第一の掟である。
22:39
第二もこれと同じ(く大切である)。──『隣の人を自分のように愛せよ。』
22:40
律法全体と預言書と(聖書)は、この二つの掟に支えられている。」
(独)NESTLE-ALAND NOVUM
TESTAMENTUM GRAECE
27版1993 の引照
新 共同 ルカ
7:43
7:43
シモンは、「帳消しにしてもらった額の多い方だと思います」と答えた。イエスは、「そのとおりだ」と言われた。
新 共同 ルカ
16:15
16:15
そこで、イエスは言われた。「あなたたちは人に自分の正しさを見せびらかすが、神はあなたたちの心をご存じである。人に尊ばれるもの
は、神には忌み嫌われるものだ。
新 共同 ルカ
9:52
9:52
そして、先に使いの者を出された。彼らは行って、イエスのために準備しようと、サマリア人の村に入った。
新 共同 マコ
6:13
6:13
そして、多くの悪霊を追い出し、油を塗って多くの病人をいやした。
(英・米)THE NEW TREASURY OF
SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳 ロマ
13:9
13:9
「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」など、そのほかに、どんな戒めがあっても、結局「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛
せよ」というこの言葉に帰する。
口 語訳 ガラ
5:13-14
5:13
兄弟たちよ。あなたがたが召されたのは、実に、自由を得るためである。ただ、その自由を、肉の働く機会としないで、愛をもって互に仕
えなさい。
5:14
律法の全体は、「自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ」というこの一句に尽きるからである。
口 語訳 ロマ
3:19-22
3:19
さて、わたしたちが知っているように、すべて律法の言うところは、律法のもとにある者たちに対して語られている。それは、すべての口
がふさがれ、全世界が神のさばきに服するためである。
3:20
なぜなら、律法を行うことによっては、すべての人間は神の前に義とせられないからである。律法によっては、罪の自覚が生じるのみであ
る。
3:21
しかし今や、神の義が、律法とは別に、しかも律法と預言者とによってあかしされて、現された。
3:22
それは、イエス・キリストを信じる信仰による神の義であって、すべて信じる人に与えられるものである。そこにはなんらの差別もない。
口 語訳 ロマ
7:10
7:10
わたしは死んだ。そして、いのちに導くべき戒めそのものが、かえってわたしを死に導いて行くことがわかった。
口 語訳 ロマ
10:4-5
10:4
キリストは、すべて信じる者に義を得させるために、律法の終りとなられたのである。
10:5
モーセは、律法による義を行う人は、その義によって生きる、と書いている。
口 語訳 ガラ
3:12-13
3:12
律法は信仰に基いているものではない。かえって、「律法を行う者は律法によって生きる」のである。
3:13
キリストは、わたしたちのためにのろいとなって、わたしたちを律法ののろいからあがない出して下さった。聖書に、「木にかけられる者
は、すべてのろわれる」と書いてある。
口 語訳 ロマ
10:3
10:3
なぜなら、彼らは神の義を知らないで、自分の義を立てようと努め、神の義に従わなかったからである。
口 語訳
Uコリ8:9
8:9
あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っている。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくな
られた。それは、あなたがたが、彼の貧しさによって富む者になるためである。
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同 ロマ
10:5
10:5
モーセは、律法による義について、「掟を守る人は掟によって生きる」と記しています。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
1985 の引照
・・・・
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ルカ10:38−42
マルタとマリヤ
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆マルタとマリア
ルカ 10:38 さて、一行が旅を続けているうちに、イエスはある村に入られた。すると、マルタと言う女が、イエスを家に迎え入れた。
ルカ 10:39 彼女にはマリアと言う姉妹がいた。マリアは主の足元に座って、その話を聞いていた。
ルカ
10:40 マルタは、いろいろともてなしのために忙しくしていたが、そばに立って言った。「主よ、姉妹は私だけにおもてなしをさせていますが、何ともお
思いになりませんか。手伝ってくれるようにおっしゃってください。」
ルカ 10:41 主はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたはいろいろなことに気を遣い、思い煩っている。
ルカ 10:42 しかし、必要なことは一つだけである。マリアは良いほうを選んだ。それを取り上げてはならない。」
フランシスコ会訳2013
◆マルタとマリア
038さて、一行が旅を続けて行く途
中、イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女がイエスを迎え入れた。
039彼女にはマリアという姉妹がい
た。マリアは主の足元に座って、その話に聞き入っていた。
040しかし、マルタは数々のもてな
しのため、忙しく立ち働いていた。そこで、彼女はイエスのそばに来て言った、「主よ、わたしの姉妹は、わたし一人にもてなしをさせて
おりますが、何ともお思いになりませんか。手伝うように言いつけてください」。
041すると、主はお答えになった、
「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い煩い、気を使っている。
042しかし、必要なことは、ただ一
つだけである。マリアはその善いほうを選んだ。それを彼女から取り上げてはならない」。
岩波翻訳委員会訳1995
421038さて、彼らが進んで行くと、彼はある村に入った。そこで、マルタという名
の、
ある女が彼を迎えた。
421039またその彼女には、マリヤムと呼ばれていた姉妹がいたが、〔彼女は〕主の足もとに座って彼の
言葉を聞き続けていた。
421040しかしマルタは、多くの給仕のため忙殺されていた。そこで彼女はやって来て言った、「主よ、
私
の姉妹が私を放っておいて、〔私〕だけに給仕させている〔のを見て〕、なんとも思
わ
れませんか。だから、彼女に〔も〕、私の手助けをするように仰言って下さい」。
421041すると主は答えて、彼女に言った、「マルタよ、マルタよ、あなたは多くのこと
に、
心を煩わせ、かき乱されている。
421042しかし必要なのは〔ただ〕一つなのだ。マリヤムはより善いほうを選んだ。このものは、彼女か
ら取り去られることはないだろう」。
新共同訳1987
10:38
一行が歩いて行くうち、イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。
10:39
彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。
10:40
マルタは、いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いていたが、そばに近寄って言った。「主よ、わたしの姉妹はわたしだけにもてなしをさせていますが、何
ともお思いになりませんか。手伝ってくれるようにおっしゃってください。」
10:41
主はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。
10:42
しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」
前田訳1978
10:38
彼らが道行くうち、彼はある村に入られた。マルタという女が彼を家にお迎えした。
10:39
彼女にマリヤという姉妹があって、主のお足もとにすわってお話を聞いていた。
10:40
マルタはあれこれのもてなしに忙しくしていたが、進み出ていった、「主よ、姉妹がわたしだけにおもてなしをさせているのをお気にとめてくださいませんか。
手伝うようおっしゃってください」と。
10:41
主は答えられた、「マルタ、マルタ、あなたはあれこれと心を配って落ち着かないが、
10:42
無くてならぬものはただひとつである。マリヤはよいほうを選んだ。それを取りあげてはいけない」と。
新改訳1970
10:38
さて、彼らが旅を続けているうち、イエスがある村にはいられると、マルタという女が喜んで家にお迎えした。
10:39
彼女にマリヤという妹がいたが、主の足もとにすわって、みことばに聞き入っていた。
10:40
ところが、マルタは、いろいろともてなしのために気が落ち着かず、みもとに来て言った。「主よ。妹が私だけにおもてなしをさせているのを、何ともお思いに
ならないのでしょうか。私の手伝いをするように、妹におっしゃってください。」
10:41
主は答えて言われた。「マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して、気を使っています。
10:42
しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」
塚本訳1963
10:38
さてみなが旅行をつづけるうち、イエスがある村に入られると、マルタという女が家にお迎えした。
10:39
マルタにマリヤという姉妹があった。。マリヤは主の足もとに坐ってお話を聞いていた。
10:40
するといろいろな御馳走の準備で天手古舞をしていたマルタは、すすみ寄って言った、「主よ、姉妹がわたしだけに御馳走のことをさせているのを、黙って御覧
になっているのですか。手伝うように言いつけてください。」
10:41
主が答えられた、「マルタ、マルタ、あなたはいろいろなことに気を配り、心をつかっているが、
10:42
無くてならないものはただ一つである。マリヤは善い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」
口語訳1955
10:38
一同が旅を続けているうちに、イエスがある村へはいられた。するとマルタという名の女がイエスを家に迎え入れた。
10:39
この女にマリヤという妹がいたが、主の足もとにすわって、御言に聞き入っていた。
10:40
ところが、マルタは接待のことで忙がしくて心をとりみだし、イエスのところにきて言った、「主よ、妹がわたしだけに接待をさせているのを、なんともお思い
になりませんか。わたしの手伝いをするように妹におっしゃってください」。
10:41
主は答えて言われた、「マルタよ、マルタよ、あなたは多くのことに心を配って思いわずらっている。
10:42
しかし、無くてならぬものは多くはない。いや、一つだけである。マリヤはその良い方を選んだのだ。そしてそれは、彼女から取り去ってはならないものであ
る」。
文語訳1917
"421038","
かくて彼ら進みゆく間に、イエス或村に入り給へば、マルタと名づくる女おのが家に迎へ入る。"
"421039","
その姉妹にマリヤといふ者ありて、イエスの足下に坐し、御言を聽きをりしが、"
"421040","
マルタ饗應のこと多くして心いりみだれ、御許に進みよりて言ふ『主よ、わが姉妹われを一人のこして働かするを、何とも思ひ給はぬか、
彼に命じて我を助けしめ給へ』"
"421041","
主、答へて言ひ給ふ『マルタよ、マルタよ、汝さまざまの事により、思ひ煩ひて心勞す。"
"421042","されど無くてならぬものは多からず、唯一つのみ、マリヤは善きかたを選びたり。此は
彼より奪ふべからざるものなり』"
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各国聖書引照
(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳
・・・・
(独)NESTLE-ALAND NOVUM
TESTAMENTUM GRAECE
27版1993 の引照
・・・・
(英・米)THE NEW TREASURY OF
SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照
口 語訳 ロマ
15:7
15:7
こういうわけで、キリストもわたしたちを受けいれて下さったように、あなたがたも互に受けいれて、神の栄光をあらわすべきである。
口 語訳
Tコリ7:32-35
7:32
わたしはあなたがたが、思い煩わないようにしていてほしい。未婚の男子は主のことに心をくばって、どうかして主を喜ばせようとする
が、
7:33
結婚している男子はこの世のことに心をくばって、どうかして妻を喜ばせようとして、その心が分れるのである。
7:34
未婚の婦人とおとめとは、主のことに心をくばって、身も魂もきよくなろうとするが、結婚した婦人はこの世のことに心をくばって、どう
かして夫を喜ばせようとする。
7:35
わたしがこう言うのは、あなたがたの利益になると思うからであって、あなたがたを束縛するためではない。そうではなく、正しい生活を
送って、余念なく主に奉仕させたいからである。
口 語訳 ピリ
4:6
4:6
何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。
口 語訳
Tコリ13:3
13:3
たといまた、わたしが自分の全財産を人に施しても、また、自分のからだを焼かれるために渡しても、もし愛がなければ、いっさいは無益
である。
口 語訳 ガラ
5:6
5:6
キリスト・イエスにあっては、割礼があってもなくても、問題ではない。尊いのは、愛によって働く信仰だけである。
口 語訳 ロマ
8:35-39
8:35
だれが、キリストの愛からわたしたちを離れさせるのか。患難か、苦悩か、迫害か、飢えか、裸か、危難か、剣か。
8:36
「わたしたちはあなたのために終日、/死に定められており、/ほふられる羊のように見られている」/と書いてあるとおりである。
8:37
しかし、わたしたちを愛して下さったかたによって、わたしたちは、これらすべての事において勝ち得て余りがある。
8:38
わたしは確信する。死も生も、天使も支配者も、現在のものも将来のものも、力あるものも、
8:39
高いものも深いものも、その他どんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスにおける神の愛から、わたしたちを引き離すことはでき
ないのである。
口 語訳 ピリ
1:6
1:6
そして、あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、キリスト・イエスの日までにそれを完成して下さるにちがいないと、確信して
いる。
(日)新共同訳1987 の引照
新 共同
Tコリ7:32-34
7:32
思い煩わないでほしい。独身の男は、どうすれば主に喜ばれるかと、主のことに心を遣いますが、
7:33
結婚している男は、どうすれば妻に喜ばれるかと、世の事に心を遣い、
7:34
心が二つに分かれてしまいます。独身の女や未婚の女は、体も霊も聖なる者になろうとして、主のことに心を遣いますが、結婚している女
は、どうすれば夫に喜ばれるかと、世の事に心を遣います。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE
1985 の引照
口 語訳
Tコリ7:35
7:35
わたしがこう言うのは、あなたがたの利益になると思うからであって、あなたがたを束縛するためではない。そうではなく、正しい生活を
送って、余念なく主に奉仕させたいからである。
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