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ルカ17:1−4

罪のいざない・罪の赦し

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

421701また彼は、その弟子たちに対して言った、「〔もろもろの〕躓きがやって来ないということはありえない。しかし、禍だ、〔自分〕を通してそれがやって来る〔、その当の人は〕。421702彼にとっては、その首に引き臼の石をつけられて海の中に放り込まれる方が、これらの小さい者たちの一人を躓かせるよりは、まだ得だ。

421703aあなたたちは、用心しておれ。

421703bもしあなたの兄弟が罪を犯すならば、彼を叱るがよい。そしてもし彼が悔い改

めるなら、彼を赦してやれ。

421704そしてもし一日に七度まであなたに対して罪を犯し、七度まで『悔い改めます』、と言いながらあなたのところへ立ち帰ってくるなら、彼を赦してやれ」。

 

新共同訳1987

17:1 イエスは弟子たちに言われた。「つまずきは避けられない。だが、それをもたらす者は不幸である。

17:2 そのような者は、これらの小さい者の一人をつまずかせるよりも、首にひき臼を懸けられて、海に投げ込まれてしまう方がましである。

17:3 あなたがたも気をつけなさい。もし兄弟が罪を犯したら、戒めなさい。そして、悔い改めれば、赦してやりなさい。

17:4 一日に七回あなたに対して罪を犯しても、七回、『悔い改めます』と言ってあなたのところに来るなら、赦してやりなさい。」

 

前田訳1978

17:1 彼は弟子たちにいわれた、「つまずきが来ないようにはできない。しかしそれを来させる人はわざわいである。

17:2 これら小さなもののひとりをつまずかせるよりは、ひき臼を首にかけられて海に投げ入れられたほうがその人にましである。

17:3 自ら気をつけよ。兄弟が罪を犯したら、いましめよ。悔い改めたら、ゆるしなさい。

17:4 一日に七度あなたに罪を犯しても、七度あなたのところに来て、『改めます』というなら、ゆるしなさい」と。

 

新改訳1970

17:1 イエスは弟子たちにこう言われた。「つまずきが起こるのは避けられない。だが、つまずきを起こさせる者は、忌まわしいものです。

17:2 この小さい者たちのひとりに、つまずきを与えるようであったら、そんな者は石臼を首にゆわえつけられて、海に投げ込まれたほうがましです。

17:3 気をつけていなさい。もし兄弟が罪を犯したなら、彼を戒めなさい。そして悔い改めれば、赦しなさい。

17:4 かりに、あなたに対して一日に七度罪を犯しても、『悔い改めます。』と言って七度あなたのところに来るなら、赦してやりなさい。」

 

塚本訳1963

17:1 それから弟子たちに言われた、「罪のいざないが来るのは致し方がない。だが、それを来させる人は禍だ。

17:2 この小さな者を一人でも罪にいざなうよりは、挽臼を頚にかけられて海に放り込まれる方が、その人の為である。

17:3 (人を罪にいざなわぬように注意せよ。(また)もし兄弟が(あなたに対して)罪を犯したら、これを咎め、悔改めたら、赦してやりなさい。

17:4 あなたに対して一日に七度罪を犯しても、七度『すまなかった』と言って、あなたの所へもどってきたら、七度赦してやらねばならない。」

 

口語訳1955

17:1 イエスは弟子たちに言われた、「罪の誘惑が来ることは避けられない。しかし、それをきたらせる者は、わざわいである。

17:2 これらの小さい者のひとりを罪に誘惑するよりは、むしろ、ひきうすを首にかけられて海に投げ入れられた方が、ましである。

17:3 あなたがたは、自分で注意していなさい。もしあなたの兄弟が罪を犯すなら、彼をいさめなさい。そして悔い改めたら、ゆるしてやりなさい。

17:4 もしあなたに対して一日に七度罪を犯し、そして七度『悔い改めます』と言ってあなたのところへ帰ってくれば、ゆるしてやるがよい」。

 

文語訳1917

"421701","イエス弟子たちに言ひ給ふ『躓物は必ず來らざるを得ず、されど之を來らす者は禍害なるかな。"

"421702","この小さき者の一人を躓かするよりは、寧ろ碾臼の石を頚に懸けられて、海に投げ入れられんかた善きなり。"

"421703","汝等みづから心せよ。もし汝の兄弟罪を犯さば、これを戒めよ。もし悔改めなば之をゆるせ。"

"421704","もし一日に七度なんぢに罪を犯し、七度「悔改む」と言ひて、汝に歸らば之をゆるせ』"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マコ 9:42

9:42 しかし(わたしを)信ずるこの小さな者を一人でも罪にいざなう者は、大きな 挽臼を頚にかけられて海に投げ込まれた方が、はるかにその人の仕合わせである。

 

塚本訳 マタ 18:6-7

18:6 しかしわたしを信ずるこの小さな者を一人でも罪にいざなう者は、大きな挽臼を頚にかけられて深い海に沈められる方が得である。

18:7 この世は罪のいざないがあるから禍だ、罪のいざないの来るのを避けることができないからである。しかしいざないを来させる人は禍だ。

 

塚本訳 マタ 18:15

18:15 それで、もし兄弟が罪を犯し(て悔改めなかっ)たら、行って、あなたと二人だけの間で忠告をしてやりなさい。もし言うことを聞けば、あなたは(天の国のために)兄弟を一人もうけたのである。

 

塚本訳 マタ 18:21-22

18:21 その時ペテロが進み寄ってたずねた、「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したとき、何度赦してやらねばなりませんか。七度まででしょうか。」

18:22 イエスがこたえられた、「いや、あなたに言う、七度までどころか、七十七度まで!

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 マタ 18:15

18:15 「兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って二人だけのところで忠告しなさい。言うことを聞き入れたら、兄弟を得たことになる。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 Tコリ11:19

11:19 たしかに、あなたがたの中でほんとうの者が明らかにされるためには、分派もなければなるまい。

 

口語訳 ガラ 2:11-14

2:11 ところが、ケパがアンテオケにきたとき、彼に非難すべきことがあったので、わたしは面とむかって彼をなじった。

2:12 というのは、ヤコブのもとからある人々が来るまでは、彼は異邦人と食を共にしていたのに、彼らがきてからは、割礼の者どもを恐れ、しだいに身を引いて離れて行ったからである。

2:13 そして、ほかのユダヤ人たちも彼と共に偽善の行為をし、バルナバまでがそのような偽善に引きずり込まれた。

2:14 彼らが福音の真理に従ってまっすぐに歩いていないのを見て、わたしは衆人の面前でケパに言った、「あなたは、ユダヤ人であるのに、自分自身はユダヤ人のように生活しないで、異邦人のように生活していながら、どうして異邦人にユダヤ人のようになることをしいるのか」。

 

口語訳 Tコリ13:4-7

13:4 愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない。

13:5 不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。

13:6 不義を喜ばないで真理を喜ぶ。

13:7 そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。

 

口語訳 ロマ 12:20-21

12:20 むしろ、「もしあなたの敵が飢えるなら、彼に食わせ、かわくなら、彼に飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃えさかる炭火を積むことになるのである」。

12:21 悪に負けてはいけない。かえって、善をもって悪に勝ちなさい。

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 Tコリ8:12

8:12 このようにあなたがたが、兄弟たちに対して罪を犯し、彼らの弱い良心を傷つけるのは、キリストに対して罪を犯すことなのです。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口語訳 Tコリ8:12

8:12 このようにあなたがたが、兄弟たちに対して罪を犯し、その弱い良心を痛めるのは、キリストに対して罪を犯すことなのである。

 

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ルカ17:5−6

信仰の力

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

421705すると、使徒たちが主に言った、「私たちの信仰を増して下さい」。

421706そこで主は言った、「もしあなたたちが芥子種ほどの信仰〔でも〕持っているなら、[この]桑の木に、『根こそぎにされて、海の中に植え〔換え〕られてしまえ』と言っても、それはあなたたちに聞き従うであろう。

 

新共同訳1987

17:5 使徒たちが、「わたしどもの信仰を増してください」と言ったとき、

17:6 主は言われた。「もしあなたがたにからし種一粒ほどの信仰があれば、この桑の木に、『抜け出して海に根を下ろせ』と言っても、言うことを聞くであろう。

 

前田訳1978

17:5 使徒たちが主にいった、「われらの信仰を増してください」と。

17:6 主はいわれた、「からしの一粒ほどの信仰があれば、この桑の木に、『抜けて海に植われ』といってもいうことを聞こう。

 

新改訳1970

17:5 使徒たちは主に言った。「私たちの信仰を増してください。」

17:6 しかし主は言われた。「もしあなたがたに、からし種ほどの信仰があったなら、この桑の木に、『根こそぎ海の中に植われ。』と言えば、言いつけどおりになるのです。

 

塚本訳1963

17:5 使徒たちが主に言った、「もっと信仰を下さい。」

17:6 主が言われた、「もしあなた達に芥子粒ほどでも信仰があれば、──(あなた達にはそれがないが、もしあれば)──この桑の木にむかい『抜けて海に植われ』と言っても、言うことを聞くであろう。

 

口語訳1955

17:5 使徒たちは主に「わたしたちの信仰を増してください」と言った。

17:6 そこで主が言われた、「もし、からし種一粒ほどの信仰があるなら、この桑の木に、『抜け出して海に植われ』と言ったとしても、その言葉どおりになるであろう。

 

文語訳1917

"421705","使徒たち主に言ふ『われらの信仰を増したまへ』"

"421706","主いひ給ふ『もし芥種一粒ほどの信仰あらば、此の桑の樹に「抜けて海に植れ」と言ふとも汝らに從ふべし。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マコ 11:22-23

11:22 イエスが彼らに答えられる、「神(の力)を信ぜよ。

11:23 アーメン、わたしは言う、だれでもこの山に向かい、『立ち上がって海に飛び込め』と言って心に疑わず、自分の言うことは成ると信ずるならば、そのとおりになる。

 

塚本訳 マタ 17:20

17:20 彼らに言われた、「信仰が無いからだ。アーメン、わたしは言う、もしあなた達に芥子粒ほどでも信仰があれば、この山に向かい『ここからあそこに移れ』と言えば移り、あなた達に出来ないことは一つもない。」

 

塚本訳 マタ 21:21

21:21 イエスは答えられた、「アーメン、わたしは言う、もしあなた達に信仰があって疑わないならば、この無花果におこった(と同じ)ことをすることができるばかりか、この山にむかい『立ち上がって海に飛び込め』と言っても、その通りになる。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 マタ 17:20

17:20 イエスは言われた。「信仰が薄いからだ。はっきり言っておく。もし、からし種一粒ほどの信仰があれば、この山に向かって、『ここから、あそこに移れ』と命じても、そのとおりになる。あなたがたにできないことは何もない。」

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 Uコリ12:8-10

12:8 このことについて、わたしは彼を離れ去らせて下さるようにと、三度も主に祈った。

12:9 ところが、主が言われた、「わたしの恵みはあなたに対して十分である。わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」。それだから、キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。

12:10 だから、わたしはキリストのためならば、弱さと、侮辱と、危機と、迫害と、行き詰まりとに甘んじよう。なぜなら、わたしが弱い時にこそ、わたしは強いからである。

 

口語訳 ピリ 4:13

4:13 わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる。

 

口語訳 ロマ 4:20-21

4:20 彼は、神の約束を不信仰のゆえに疑うようなことはせず、かえって信仰によって強められ、栄光を神に帰し、

4:21 神はその約束されたことを、また成就することができると確信した。

 

口語訳 ロマ 10:17

10:17 したがって、信仰は聞くことによるのであり、聞くことはキリストの言葉から来るのである。

 

口語訳 Tテサ3:10

3:10 わたしたちは、あなたがたの顔を見、あなたがたの信仰の足りないところを補いたいと、日夜しきりに願っているのである。

 

(日)新共同訳1987 の引照

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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ルカ17:7−10

役に立たぬ僕

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

421707また、あなたたちのうちの誰が、〔畑を〕耕作するか〔家畜を〕飼育する僕がいる

場合、その彼が畑から〔帰って家の〕中に入って来た時、その彼に、『すぐさまこちらにやって来て、〔食事の席に〕横になりなさい」、と言うだろうか。

421708むしろ彼には、『私のとる夕食を準備せよ、そして私が食べて飲む間、腰に帯をして私の給仕をせよ。そしてその後で、お前が食べ、飲むがよい』と言うのではないか。

421709その僕が言い渡されたことをした〔というだけで〕、主人は彼に恩を覚えるだろか。

421710そのようにあなたたちも、自分に言い渡されたことすべてを行なった時、〔こう〕

言うのだ、『私どもはふつつかな僕です。私どものすべきことをした〔まで〕です』」。

 

新共同訳1987

17:7 あなたがたのうちだれかに、畑を耕すか羊を飼うかする僕がいる場合、その僕が畑から帰って来たとき、『すぐ来て食事の席に着きなさい』と言う者がいるだろうか。

17:8 むしろ、『夕食の用意をしてくれ。腰に帯を締め、わたしが食事を済ますまで給仕してくれ。お前はその後で食事をしなさい』と言うのではなかろうか。

17:9 命じられたことを果たしたからといって、主人は僕に感謝するだろうか。

17:10 あなたがたも同じことだ。自分に命じられたことをみな果たしたら、『わたしどもは取るに足りない僕です。しなければならないことをしただけです』と言いなさい。」

 

前田訳1978

17:7 あなた方のだれかに農耕か牧畜をする僕があって、その僕が野らから帰ったとき、『すぐ来て食事しなさい』というだろうか。

17:8 むしろ、『夕食の用意をして、わたしが食事するまで帯をしめて仕え、そのあとで食事しなさい』というまいか。

17:9 命じられたことをしたからとて、主人は僕に感謝しようか。

17:10 そのように、あなた方も、命じられたことをすべてなしとげたとき、『われらはお役に立たぬ僕です、すべきことをしただけです』といいなさい」と。

 

新改訳1970

17:7 ところで、あなたがたのだれかに、耕作か羊飼いをするしもべがいるとして、そのしもべが野らから帰って来たとき、『さあ、さあ、ここに来て、食事をしなさい。』としもべに言うでしょうか。

17:8 かえって、『私の食事の用意をし、帯を締めて私の食事が済むまで給仕しなさい。あとで、自分の食事をしなさい。』と言わないでしょうか。

17:9 しもべが言いつけられたことをしたからといって、そのしもべに感謝するでしょうか。

17:10 あなたがたもそのとおりです。自分に言いつけられたことをみな、してしまったら、『私たちは役に立たないしもべです。なすべきことをしただけです。』と言いなさい。」

 

塚本訳1963

17:7 ただ(次の譬を聞け。)あなた達のうちに耕作、あるいは牧畜をする僕を持っている人があって、その僕が畑からかえって来たとき、『すぐここに来て食事をしなさい』とその人は言うだろうか。

17:8 むしろ反対に、『夕食の用意をして、わたしが食事をすますまで裾をひきからげて給仕をし、そのあとで食事をしなさい』と言うのではあるまいか。

17:9 言いつけられたことをしたからとて、主人が僕に感謝するだろうか。

17:10 そのようにあなた達も、(神に)命じられたことを皆なしとげた時、『われわれは役に立たない僕だ、せねばならぬことをしたまでだ。(褒美をいただく資格はない)』と言え。」

 

口語訳1955

17:7 あなたがたのうちのだれかに、耕作か牧畜かをする僕があるとする。その僕が畑から帰って来たとき、彼に『すぐきて、食卓につきなさい』と言うだろうか。

17:8 かえって、『夕食の用意をしてくれ。そしてわたしが飲み食いするあいだ、帯をしめて給仕をしなさい。そのあとで、飲み食いをするがよい』と、言うではないか。

17:9 僕が命じられたことをしたからといって、主人は彼に感謝するだろうか。

17:10 同様にあなたがたも、命じられたことを皆してしまったとき、『わたしたちはふつつかな僕です。すべき事をしたに過ぎません』と言いなさい」。

 

文語訳1917

"421707","汝等のうち誰か或は耕し、或は牧する僕を有たんに、その僕畑より歸りたる時、これに對ひて「直ちに來り食に就け」と言ふ者あらんや。"

"421708","反つて「わが夕餐の備をなし、我が飲食するあひだ、帶して給仕せよ、然る後に、なんぢ飲食すべし」と言ふにあらずや。"

"421709","僕、命ぜられし事を爲したればとて、主人これに謝すべきか。"

"421710","かくのごとく汝らも命ぜられし事をことごとく爲したる時「われらは無益なる僕なり、爲すべき事を爲したるのみ」と言へ』"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

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(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

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(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 Tコリ9:16-17

9:16 わたしが福音を宣べ伝えても、それは誇にはならない。なぜなら、わたしは、そうせずにはおれないからである。もし福音を宣べ伝えないなら、わたしはわざわいである。

9:17 進んでそれをすれば、報酬を受けるであろう。しかし、進んでしないとしても、それは、わたしにゆだねられた務なのである。

 

口語訳 ピリ 3:8-9

3:8 わたしは、更に進んで、わたしの主キリスト・イエスを知る知識の絶大な価値のゆえに、いっさいのものを損と思っている。キリストのゆえに、わたしはすべてを失ったが、それらのものを、ふん土のように思っている。それは、わたしがキリストを得るためであり、

3:9 律法による自分の義ではなく、キリストを信じる信仰による義、すなわち、信仰に基く神からの義を受けて、キリストのうちに自分を見いだすようになるためである。

 

口語訳 ロマ 12:3

12:3 わたしは、自分に与えられた恵みによって、あなたがたひとりびとりに言う。思うべき限度を越えて思いあがることなく、むしろ、神が各自に分け与えられた信仰の量りにしたがって、慎み深く思うべきである。

 

口語訳 ピリ 2:3

2:3 何事も党派心や虚栄からするのでなく、へりくだった心をもって互に人を自分よりすぐれた者としなさい。

 

口語訳 ロマ 3:27

3:27 すると、どこにわたしたちの誇があるのか。全くない。なんの法則によってか。行いの法則によってか。そうではなく、信仰の法則によってである。

 

口語訳 Tコリ4:7

4:7 いったい、あなたを偉くしているのは、だれなのか。あなたの持っているもので、もらっていないものがあるか。もしもらっているなら、なぜもらっていないもののように誇るのか。

 

口語訳 Tコリ10:12

10:12 だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい。

 

口語訳 Tコリ15:58

15:58 だから、愛する兄弟たちよ。堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。主にあっては、あなたがたの労苦がむだになることはないと、あなたがたは知っているからである。

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 ロマ 11:35

11:35 だれがまず主に与えて、/その報いを受けるであろうか。」

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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ルカ17:11−19

十人の癩病人

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

421711さて、エルサレムヘ赴く際、彼自らサマリアおよびガリラヤの真中を通り過ぎ

て行った。

421712そして、彼がある村に入った時、十人のらい病の男たちが[彼に]出会った。彼

らは、遠方に立っていたが、

421713自ら声を上げて言った、「師イエスよ、俺たちに憐れみを」。

421714すると彼は〔それを〕見て、彼らに言った、「行って、あなたたちを祭司

たちに見せて来なさい」。そこで去って行く途中で、彼らは清められた。

421715さて、彼らのうちの一人は、自分が癒されたのを見て、大きな声で神を賛美しながら戻って来た。

421716そして顔を〔大地につけて〕イエスの足もとにひれ伏し、彼に感謝し続けた。しかもその彼はサマリア人であった。

421717そこでイエスは答えて言った、「かの十人が清められたのではなかったか。ほかの九人はどこか。

421718神に賛美を献げるために戻って来たと見てとれるのは、この他部族の者しかいないのか」。

421719そこでイエスは彼に言った、「立ち上がって、歩んで行きなさい。あなたの信仰が、今あなたを救ったのだ」。

 

新共同訳1987

17:11 イエスはエルサレムへ上る途中、サマリアとガリラヤの間を通られた。

17:12 ある村に入ると、重い皮膚病を患っている十人の人が出迎え、遠くの方に立ち止まったまま、

17:13 声を張り上げて、「イエスさま、先生、どうか、わたしたちを憐れんでください」と言った。

17:14 イエスは重い皮膚病を患っている人たちを見て、「祭司たちのところに行って、体を見せなさい」と言われた。彼らは、そこへ行く途中で清くされた。

17:15 その中の一人は、自分がいやされたのを知って、大声で神を賛美しながら戻って来た。

17:16 そして、イエスの足もとにひれ伏して感謝した。この人はサマリア人だった。

17:17 そこで、イエスは言われた。「清くされたのは十人ではなかったか。ほかの九人はどこにいるのか。

17:18 この外国人のほかに、神を賛美するために戻って来た者はいないのか。」

17:19 それから、イエスはその人に言われた。「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」

 

前田訳1978

17:11 エルサレムへ進まれるときのこと、彼はサマリアとガリラヤの間を通られた。

17:12 ある村に入られると、十人のらい者に会われた。彼らは遠くで立ちどまり、

17:13 声をあげていった、「師の君イエスさま、おあわれみを」と。

17:14 見ていわれた、「行って体を祭司たちに見せなさい」と。すると行くうちに清まった。

17:15 彼らのひとりは、なおったのを見ると、大声で神をたたえて帰ってきた。

17:16 そしてお足もとにひれ伏して感謝した。その人はサマリア人であった。

17:17 イエスはいわれた、「清まったのは十人ではなかったのか。九人はどこか。

17:18 このよそもののほか帰って来て神に栄光を帰するものはだれもいないのか」と。

17:19 そしてその人にいわれた、「立って行きなさい。あなたの信仰があなたを救った」と。

 

新改訳1970

17:11 そのころイエスはエルサレムに上られる途中、サマリヤとガリラヤの境を通られた。

17:12 ある村にはいると、十人のらい病人がイエスに出会った。彼らは遠く離れた所に立って、

17:13 声を張り上げて、「イエスさま、先生。どうぞあわれんでください。」と言った。

17:14 イエスはこれを見て、言われた。「行きなさい。そして自分を祭司に見せなさい。」彼らは行く途中でいやされた。

17:15 そのうちのひとりは、自分のいやされたことがわかると、大声で神をほめたたえながら引き返して来て、

17:16 イエスの足もとにひれ伏して感謝した。彼はサマリヤ人であった。

17:17 そこでイエスは言われた。「十人いやされたのではないか。九人はどこにいるのか。

17:18 神をあがめるために戻って来た者は、この外国人のほかには、だれもいないのか。」

17:19 それからその人に言われた。「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰が、あなたを直したのです。

 

塚本訳1963

17:11 エルサレムへ進んでおられた時のこと、サマリヤとガリラヤとの間を通られた。

17:12 とある村に入ると、十人の癩病人に出合われた。彼らは(規則どおりに)遠くの方で立ち止まったまま、

17:13 声をはりあげて、「イエス先生、どうぞお慈悲を」と言った。

17:14 イエスは見て言われた、「(全快したことを世間に証明してもらうため、エルサレムの宮に)行って体を『祭司たちに見せなさい。』」すると行く途中で、(皆いつとはなしに体が)清まった。

17:15 ところでそのうちの一人は自分が直ったのを見ると、大声で神を讃美しながら帰ってきて、

17:16 イエスの足下にひれ伏してお礼を言った。それはサマリヤ人であった。

17:17 イエスは言われた、「十人とも清められたのではなかったか。九人はどこにいるか。

17:18 この外国人一人のほかには、(九人のユダヤ人のうちに)帰ってきて神に栄光を帰する者はだれもないのか。」

17:19 そしてその人に言われた、「さあ立って行きなさい。あなたの信仰がなおしたのだ。」

 

口語訳1955

17:11 イエスはエルサレムへ行かれるとき、サマリヤとガリラヤとの間を通られた。

17:12 そして、ある村にはいられると、十人のらい病人に出会われたが、彼らは遠くの方で立ちとどまり、

17:13 声を張りあげて、「イエスさま、わたしたちをあわれんでください」と言った。

17:14 イエスは彼らをごらんになって、「祭司たちのところに行って、からだを見せなさい」と言われた。そして、行く途中で彼らはきよめられた。

17:15 そのうちのひとりは、自分がいやされたことを知り、大声で神をほめたたえながら帰ってきて、

17:16 イエスの足もとにひれ伏して感謝した。これはサマリヤ人であった。

17:17 イエスは彼にむかって言われた、「きよめられたのは、十人ではなかったか。ほかの九人は、どこにいるのか。

17:18 神をほめたたえるために帰ってきたものは、この他国人のほかにはいないのか」。

17:19 それから、その人に言われた、「立って行きなさい。あなたの信仰があなたを救ったのだ」。

 

 文語訳1917

"421711","イエス、エルサレムに往かんとて、サマリヤとガリラヤとの間をとほり、"

"421712","或村に入り給ふとき、十人の癩病人これに遇ひて、遥に立ち止まり、"

"421713","聲を揚げて言ふ『君イエスよ、我らを憫みたまへ』"

"421714","イエス之を見て言ひたまふ『なんぢら往きて身を祭司らに見せよ』彼ら往く間に潔められたり。"

"421715","その中の一人、おのが醫されたるを見て、大聲に神を崇めつつ歸りきたり、"

"421716","イエスの足下に平伏して謝す。これはサマリヤ人なり。"

"421717","イエス答へて言ひたまふ『十人みな潔められしならずや、九人は何處に在るか。"

"421718","この他國人のほかは、神に榮光を歸せんとて歸りきたる者なきか』"

"421719","かくて之に言ひたまふ『起ちて往け、なんぢの信仰なんぢを救へり』"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

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(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ルカ 9:51

9:51 イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向かう決意を固められた。

 

新共同 マタ 8:2

8:2 すると、一人の重い皮膚病を患っている人がイエスに近寄り、ひれ伏して、「主よ、御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」と言った。

 

新共同 ルカ 5:5

5:5 シモンは、「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と答えた。

 

新共同 マタ 17:15

17:15 言った。「主よ、息子を憐れんでください。てんかんでひどく苦しんでいます。度々火の中や水の中に倒れるのです。

 

新共同 マタ 8:4

8:4 イエスはその人に言われた。「だれにも話さないように気をつけなさい。ただ、行って祭司に体を見せ、モーセが定めた供え物を献げて、人々に証明しなさい。」

 

新共同 ルカ 2:20

2:20 羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

 

新共同 ルカ 9:52

9:52 そして、先に使いの者を出された。彼らは行って、イエスのために準備しようと、サマリア人の村に入った。

 

新共同 マタ 9:22

9:22 イエスは振り向いて、彼女を見ながら言われた。「娘よ、元気になりなさい。あなたの信仰があなたを救った。」そのとき、彼女は治った。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

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(日)新共同訳1987 の引照

新共同 Tコリ14:25

14:25 心の内に隠していたことが明るみに出され、結局、ひれ伏して神を礼拝し、「まことに、神はあなたがたの内におられます」と皆の前で言い表すことになるでしょう。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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ルカ17:20−21

神の国はいつ来るか

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

421720さて、ファリサイ人たちに、いつ神の王国は到来するのかと問われ、彼は彼ら

に答え、また言った、「神の王国は、観察しうるようなさまで到来することはない。

421721人々が『見よ、ここだ』とか、『あそこだ』などと言うこともない。なぜな

らば、見よ、神の王国はあなたたちの〔現実の〕只中にあるのだ」。

 

新共同訳1987

17:20 ファリサイ派の人々が、神の国はいつ来るのかと尋ねたので、イエスは答えて言われた。「神の国は、見える形では来ない。

17:21 『ここにある』『あそこにある』と言えるものでもない。実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ。」

 

前田訳1978

17:20 パリサイ人たちには神の国はいつ来るかとたずねられて、こう答えられた、「神の国は見える形では来ない。

17:21 また、『見よ、ここに』とか、『あそこに』ともいえない。見よ、神の国はあなた方のうちにある」と。

 

新改訳1970

17:20 さて、神の国はいつ来るのか、とパリサイ人たちに尋ねられたとき、イエスは答えて言われた。「神の国は、人の目で認められるようにして来るものではありません。

17:21 『そら、ここにある。』とか、『あそこにある。』とか言えるようなものではありません。いいですか。神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。」

 

塚本訳1963

17:20 パリサイ人から神の国はいつ来るのかと尋ねられたとき、答えられた、「神の国は、(いつ来るのかと計算や)観測のできるようにしては来ない。

17:21 また『そら、ここに(ある)』とか、『かしこに(ある)』とか言うことも出来ない。神の国はあっと言う間に、あなた達の間にあらわれるのだから。」

 

口語訳1955

17:20 神の国はいつ来るのかと、パリサイ人が尋ねたので、イエスは答えて言われた、「神の国は、見られるかたちで来るものではない。

17:21 また『見よ、ここにある』『あそこにある』などとも言えない。神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ」。

 

文語訳1917

"421720","神の國の何時きたるべきかをパリサイ人に問はれし時、イエス答へて言ひたまふ『神の國は見ゆべき状にて來らず。"

"421721","また「視よ、此處に在り」「彼處に在り」と人々言はざるべし。視よ、神の國は汝らの中に在るなり』"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

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(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ルカ 19:11

19:11 人々がこれらのことに聞き入っているとき、イエスは更に一つのたとえを話された。エルサレムに近づいておられ、それに、人々が神の国はすぐにも現れるものと思っていたからである。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ロマ 14:17

14:17 神の国は飲食ではなく、義と、平和と、聖霊における喜びとである。

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 使  1:6

1:6 さて、使徒たちは集まって、「主よ、イスラエルのために国を建て直してくださるのは、この時ですか」と尋ねた。

 

新共同 ロマ 14:17

14:17 神の国は、飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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ルカ17:22−37

最後の日は稲妻のように

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

421722また彼は、弟子たちに対して語った、「あなたたちが、人の子の日々を一日〔でも〕見ようと欲するが、見ることの〔でき〕ない日々が来るだろう。

421723そして人々はあなたたちに言うだろう、『見よ、あそこだ、[あるいは]見よ、ここだ』。出かけて行くな、また後を追うな。

421724なぜなら、稲妻が天が下の此方から天が下の彼方へ光り煌(きらめ)くように、人の子も[彼の日には]ちょうどそのようになるだろう。

421725しかし、彼はまず、多くの苦しみを受け、この世代によって棄てられねばならない。

421726そして、ノアの日々にそうであったと同じように、人の子の日々においてもそのようになるだろう。

421727人々は食べたり飲んだり、娶ったり嫁いだりしていた。そうしているうちに、ノアが箱船に入り、大洪水がやって来てすべての者を滅ぼしてしまった。

421728同様に、ロトの日々にそうであったと同じように〔なるだろう〕。人々は食べたり飲んだり、買ったり売ったり、植えたり建てたりしていた。

421729しかし、

ロトがソドムから出て行った日に、火と硫黄が天より〔雨と〕降り、すべての者を滅

ぼしてしまった。

421730人の子が啓示される日も、同一のことになるだろう。

421731その日に、屋根の上にいる者は、白分の家財が家の中に〔あっても〕、それらを

取り出そうと下に降りるな、また畑にいる者も同じように、後ろを振り向くな。

421732ロトの妻のことを思い出せ。

421733自分のいのちを保つことを求める者は、それを滅ぼすだろう。しかし、自分のいのちを滅ぼす者は、それを生かすだろう。

421734私はあなたたちに言う、この夜、二人〔の男〕が一つの床にいると一人は取り去られ他の一人は残されるだろう。

421735二人の女が同じ場所で粉を挽いていると、一人は取り去られ、他の一人は残されるだろう」。

421736なし

421737そこで彼らは答えて彼に言った、「どこでですか、主よ」。すると彼は彼らに言った、「体のあるところはどこでも、そこに禿げ鷹たちも集まるだろう」。

 

新共同訳1987

17:22 それから、イエスは弟子たちに言われた。「あなたがたが、人の子の日を一日だけでも見たいと望む時が来る。しかし、見ることはできないだろう。

17:23 『見よ、あそこだ』『見よ、ここだ』と人々は言うだろうが、出て行ってはならない。また、その人々の後を追いかけてもいけない。

17:24 稲妻がひらめいて、大空の端から端へと輝くように、人の子もその日に現れるからである。

17:25 しかし、人の子はまず必ず、多くの苦しみを受け、今の時代の者たちから排斥されることになっている。

17:26 ノアの時代にあったようなことが、人の子が現れるときにも起こるだろう。

17:27 ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていたが、洪水が襲って来て、一人残らず滅ぼしてしまった。

17:28 ロトの時代にも同じようなことが起こった。人々は食べたり飲んだり、買ったり売ったり、植えたり建てたりしていたが、

17:29 ロトがソドムから出て行ったその日に、火と硫黄が天から降ってきて、一人残らず滅ぼしてしまった。

17:30 人の子が現れる日にも、同じことが起こる。

17:31 その日には、屋上にいる者は、家の中に家財道具があっても、それを取り出そうとして下に降りてはならない。同じように、畑にいる者も帰ってはならない。

17:32 ロトの妻のことを思い出しなさい。

17:33 自分の命を生かそうと努める者は、それを失い、それを失う者は、かえって保つのである。

17:34 言っておくが、その夜一つの寝室に二人の男が寝ていれば、一人は連れて行かれ、他の一人は残される。

17:35 二人の女が一緒に臼をひいていれば、一人は連れて行かれ、他の一人は残される。」

17:36 (†底本に節が欠落 異本訳)畑に二人の男がいれば、一人は連れて行かれ、他の一人は残される。

17:37 そこで弟子たちが、「主よ、それはどこで起こるのですか」と言った。イエスは言われた。「死体のある所には、はげ鷹も集まるものだ。」

 

前田訳1978

17:22 そして弟子たちにいわれた、「時が来る。そのときあなた方は一日でも人の子の日を見たいと思っても、見えまい。

17:23 人々はあなた方に、『見よ、あそこに』『見よ、ここに』といおうが、出かけるな、追いかけるな。

17:24 ちょうどいなずまが光って、天の下を端から端まで照らすように、人の子はその日に来ようから。

17:25 しかしその前に人の子は多くの苦しみを受け、この世代に捨てられねばならない。

17:26 ちょうどノアのときにおこったことが人の子の日にもおころう。

17:27 ノアが箱舟に入った日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎしていたが、洪水が来て、ひとりのこらず滅ぼした。

17:28 ロトのときにも似たことがおこった。人々は食い、飲み、買い、売り、植え、建てていたが、

17:29 ロトがソドムから出た日に、天から火と硫黄が降って、ひとりのこらず滅ぼした。

17:30 人の子が現われる日も同じようであろう。

17:31 その日には、屋根の上にいるものは道具が家の中にあっても取りにおりるな。野らにいるものも、同じくもどるな。

17:32 ロトの妻を思い出しなさい。

17:33 いのちを保とうとするものはそれを失い、失うものは生きつづけよう。

17:34 わたしはいう、その夜ふたりの男がひとつ寝床にいると、ひとりは移され、ひとりは残されよう。

17:35 ふたりの女がいっしょに臼をひいていると、ひとりは移され、ひとりは残されよう。

17:36 〔ふたりの男が野らにいると、ひとりは移され、ひとりは残されよう〕。」と。

17:37 弟子たちがたずねた、「主よ、それはどこですか」と。彼はいわれた、「死体のあるところに鷲も集まる」と。

 

新改訳1970

17:22 イエスは弟子たちに言われた。「人の子の日を一日でも見たいと願っても、見られない時が来ます。

17:23 人々が『こちらだ。』とか、『あちらだ。』とか言っても行ってはなりません。あとを追いかけてはなりません。

17:24 いなずまが、ひらめいて、天の端から天の端へと輝くように、人の子は、人の子の日には、ちょうどそのようであるからです。

17:25 しかし、人の子はまず、多くの苦しみを受け、この時代に捨てられなければなりません。

17:26 人の子の日に起こることは、ちょうど、ノアの日に起こったことと同様です。

17:27 ノアが箱舟にはいるその日まで、人々は、食べたり、飲んだり、めとったり、とついだりしていたが、洪水が来て、すべての人を滅ぼしてしまいました。

17:28 また、ロトの時代にあったことと同様です。人々は食べたり、飲んだり、売ったり、買ったり、植えたり、建てたりしていたが、

17:29 ロトがソドムから出て行くと、その日に、火と硫黄が天から降って、すべての人を滅ぼしてしまいました。

17:30 人の子の現われる日にも、全くそのとおりです。

17:31 その日には、屋上にいる者は家に家財があっても、取り出しに降りてはいけません。同じように、畑にいる者も家に帰ってはいけません。

17:32 ロトの妻を思い出しなさい。

17:33 自分のいのちを救おうと努める者はそれを失い、それを失う者はいのちを保ちます。

17:34 あなたがたに言いますが、その夜、同じ寝台で男がふたり寝ていると、ひとりは取られ、他のひとりは残されます。

17:35 女がふたりいっしょに臼をひいていると、ひとりは取られ、他のひとりは残されます。」

17:36 [本節欠如]

17:37 弟子たちは答えて言った。「主よ。どこでですか。」主は言われた。「死体のある所、そこに、はげたかも集まります。」

 

塚本訳1963

17:22 それから弟子たちに言われた、「(いまに苦しい試みの)日が来て、あなた達は、せめて一日でも人の子(わたし)の(栄光の)日に生きたいと願うけれども、許されない。

17:23 (その試みの時に、)『そら、かしこに(人の子が)』『そら、ここに』と言う者があるが、ついて行くな、追いまわすな。

17:24 その日に人の子(わたし)が来るのは、ちょうど稲妻がひらめいて、大空の下をこの端からかの端まで照りかがやかすよう(に、はっきりわかるの)であるから。

17:25 しかし人の子はその前に多くの苦しみをうけ、この時代の人から排斥されねばならない。

17:26 ちょうどノアの(洪水の)時にあったようなことが、人の子の(来る)日にも起るであろう。

17:27 『ノアが箱船に入った』日まで、人々が飲んだり食ったり、嫁にやったり取ったりしていると、洪水が来て、一人のこらず滅ぼしてしまった。

17:28 ロトの時にも、ちょうど同じようなことがあった。人々が飲んだり食ったり、売ったり買ったり、植えたり建てたりしていると、

17:29 ロトがソドムから出た日に、『(神は)天から火と硫黄とを降らせて、『一人のこらず滅ぼしてしまわれた。

17:30 人の子があらわれる日にも同じことが起るであろう。

17:31 その日には、屋根の上におる者は、(何か大切な)家財道具が家の中にあっても下におりて取り出そうとするな。畑におる者も同じく『(家に)もどる』な。

17:32 ロトの妻のことを思え。

17:33 (この世の)命を保とうとする者は(永遠の)命を失い、(この世の命を)失う者は、(永遠に)生きながらえるであろう。

17:34 わたしは言う、その晩、二人の男が一つ寝床にねていると、一人は(天に)連れてゆかれ、他の一人は(地上に)のこされる。

17:35 二人の女が一しょに臼をひいていると、一人は連れてゆかれるが、他の一人はのこされる。」

17:36 [無し]"

17:37 弟子たちが尋ねる、(いつ)どこで(その裁きはありますか。)」彼らに言われた、「(時が来れば、いつでも。)死体のある所に、鷲も集まる。」

 

口語訳1955

17:22 それから弟子たちに言われた、「あなたがたは、人の子の日を一日でも見たいと願っても見ることができない時が来るであろう。

17:23 人々はあなたがたに、『見よ、あそこに』『見よ、ここに』と言うだろう。しかし、そちらへ行くな、彼らのあとを追うな。

17:24 いなずまが天の端からひかり出て天の端へとひらめき渡るように、人の子もその日には同じようであるだろう。

17:25 しかし、彼はまず多くの苦しみを受け、またこの時代の人々に捨てられねばならない。

17:26 そして、ノアの時にあったように、人の子の時にも同様なことが起るであろう。

17:27 ノアが箱舟にはいる日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎなどしていたが、そこへ洪水が襲ってきて、彼らをことごとく滅ぼした。

17:28 ロトの時にも同じようなことが起った。人々は食い、飲み、買い、売り、植え、建てなどしていたが、

17:29 ロトがソドムから出て行った日に、天から火と硫黄とが降ってきて、彼らをことごとく滅ぼした。

17:30 人の子が現れる日も、ちょうどそれと同様であろう。

17:31 その日には、屋上にいる者は、自分の持ち物が家の中にあっても、取りにおりるな。畑にいる者も同じように、あとへもどるな。

17:32 ロトの妻のことを思い出しなさい。

17:33 自分の命を救おうとするものは、それを失い、それを失うものは、保つのである。

17:34 あなたがたに言っておく。その夜、ふたりの男が一つ寝床にいるならば、ひとりは取り去られ、他のひとりは残されるであろう。

17:35 ふたりの女が一緒にうすをひいているならば、ひとりは取り去られ、他のひとりは残されるであろう。

17:36 〔ふたりの男が畑におれば、ひとりは取り去られ、他のひとりは残されるであろう〕」。

17:37 弟子たちは「主よ、それはどこであるのですか」と尋ねた。するとイエスは言われた、「死体のある所には、またはげたかが集まるものである」。

 

文語訳1917

"421722","かくて弟子たちに言ひ給ふ『なんぢら人の子の日の一日を見んと思ふ日きたらん、されど見ることを得じ。"

"421723","そのとき人々なんぢらに「見よ彼處に、見よ此處に」と言はん、されど往くな、從ふな。"

"421724","それ雷光の天の彼方より閃きて、天の此方に輝くごとく、人の子もその日には然あるべし。"

"421725","されど人の子は先ず多くの苦難を受け、かつ今の代に棄てらるべきなり。"

"421726","ノアの日にありし如く、人の子の日にも然あるべし。"

"421727","ノア方舟に入る日までは、人々飲み食ひ娶り嫁ぎなど爲したりしが、洪水きたりて彼等をことごとく滅せり。"

"421728","ロトの日にも斯くのごとく、人々飲み食ひ、賣り買ひ、植ゑつけ、家造りなど爲したりしが、"

"421729","ロトのソドムを出でし日に、天より火と硫黄と降りて、彼等をことごとく滅せり。"

"421730","人の子の顯るる日にも、その如くなるべし。"

"421731","その日には、人もし屋の上にをりて、器物家の内にあらば、之を取らんとて下るな。畑にをる者も同じく歸るな。"

"421732","ロトの妻を憶へ。"

"421733","おほよそ己が生命を全うせんとする者はこれを失ひ、失ふ者はこれを保つべし。"

"421734","われ汝らに告ぐ、その夜ふたりの男、一つ寝臺に居らんに、一人は取られ一人は遣されん。"

"421735","二人の女ともに臼ひき居らんに、一人は取られ一人は遣されん』"

"421736","(なし)"

"421737","弟子たち答へて言ふ『主よ、それは何處ぞ』イエス言ひたまふ『屍體のある處には鷲も亦あつまらん』"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マコ 13:15-16

13:15 屋根の上におる者は、下におりて家に入って何か取りだそうとするな。

13:16 畑におる者は上着を取りに『家にもどる』な。

 

塚本訳 マコ 13:21

13:21 またその時『ここに救世主が!』、『かしこに!』と言う者があっても、信ずるな。

 

塚本訳 マタ 24:17-18

24:17 屋根の上におる者は、下におりて家にある物を取りだそうとするな。

24:18 畑におる者は上着を取りに『(家に)もどる』な。

 

塚本訳 マタ 24:23

24:23 その時『そら、ここに救世主が』とか、『ここに』とか言う者があっても、信ずるな。

 

塚本訳 マタ 24:26-28

24:26 だから、たとえ『そら、(救世主は)荒野にいる』と言う者があっても、出て行くな。『そら、奥の部屋に』と言っても、信ずるな。

24:27 人の子(わたし)の来臨は、ちょうど稲妻が東から西に輝きわたるよう(に、はっきりわかるの)であるから。

24:28 死骸のある所には、どこにでも鷲が集まる。

 

塚本訳 マタ 24:37-41

24:37 人の子の来臨は、ちょうどノアの(洪水の)時のようであるから。

24:38 すなわち洪水の前のあのころ、『ノアが箱船に入った』日まで、人々は飲んだり食ったり、嫁にやったり取ったりしていて、

24:39 洪水が来て一人のこらずさらってゆくまで、それに気づかなかった。人の子の来臨もこのようである。

24:40 その時、二人の男が畑にいると、一人は(天に)連れてゆかれ、一人は(地上に)のこされる。

24:41 二人の女が臼をひいていると、一人は連れてゆかれ、一人はのこされる。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ルカ 9:22

9:22 次のように言われた。「人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日目に復活することになっている。」

 

新共同 Tコリ1:7

1:7 その結果、あなたがたは賜物に何一つ欠けるところがなく、わたしたちの主イエス・キリストの現れを待ち望んでいます。

 

新共同 ルカ 9:62

9:62 イエスはその人に、「鋤に手をかけてから後ろを顧みる者は、神の国にふさわしくない」と言われた。

 

新共同 マタ 16:25

16:25 自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのために命を失う者は、それを得る。

 

新共同 マタ 24:28

24:28 死体のある所には、はげ鷹が集まるものだ。」

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ピリ 1:6

1:6 そして、あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、キリスト・イエスの日までにそれを完成して下さるにちがいないと、確信している。

 

口語訳 Tテサ5:1-3

5:1 兄弟たちよ。その時期と場合とについては、書きおくる必要はない。

5:2 あなたがた自身がよく知っているとおり、主の日は盗人が夜くるように来る。

5:3 人々が平和だ無事だと言っているその矢先に、ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むように、突如として滅びが彼らをおそって来る。そして、それからのがれることは決してできない。

 

口語訳 ピリ 3:7-8

3:7 しかし、わたしにとって益であったこれらのものを、キリストのゆえに損と思うようになった。

3:8 わたしは、更に進んで、わたしの主キリスト・イエスを知る知識の絶大な価値のゆえに、いっさいのものを損と思っている。キリストのゆえに、わたしはすべてを失ったが、それらのものを、ふん土のように思っている。それは、わたしがキリストを得るためであり、

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 Tコリ1:8

1:8 主も最後まであなたがたをしっかり支えて、わたしたちの主イエス・キリストの日に、非のうちどころのない者にしてくださいます。

 

新共同 Tコリ5:5

5:5 このような者を、その肉が滅ぼされるようにサタンに引き渡したのです。それは主の日に彼の霊が救われるためです。

 

新共同 Uコリ1:13-14

1:13 -14わたしたちは、あなたがたが読み、また理解できること以外何も書いていません。あなたがたは、わたしたちをある程度理解しているのですから、わたしたちの主イエスの来られる日に、わたしたちにとってもあなたがたが誇りであるように、あなたがたにとってもわたしたちが誇りであることを、十分に理解してもらいたい。

1:15 このような確信に支えられて、わたしは、あなたがたがもう一度恵みを受けるようにと、まずあなたがたのところへ行く計画を立てました。

 

新共同 ピリ 1:6

1:6 あなたがたの中で善い業を始められた方が、キリスト・イエスの日までに、その業を成し遂げてくださると、わたしは確信しています。

 

新共同 ピリ 1:10

1:10 本当に重要なことを見分けられるように。そして、キリストの日に備えて、清い者、とがめられるところのない者となり、

 

新共同 ピリ 2:16

2:16 命の言葉をしっかり保つでしょう。こうしてわたしは、自分が走ったことが無駄でなく、労苦したことも無駄ではなかったと、キリストの日に誇ることができるでしょう。

 

新共同 Tテサ5:2

5:2 盗人が夜やって来るように、主の日は来るということを、あなたがた自身よく知っているからです。

 

新共同 Uテサ2:2

2:2 霊や言葉によって、あるいは、わたしたちから書き送られたという手紙によって、主の日は既に来てしまったかのように言う者がいても、すぐに動揺して分別を無くしたり、慌てふためいたりしないでほしい。

 

新共同 Tテサ5:3

5:3 人々が「無事だ。安全だ」と言っているそのやさきに、突然、破滅が襲うのです。ちょうど妊婦に産みの苦しみがやって来るのと同じで、決してそれから逃れられません。

 

新共同 Uペテ2:7

2:7 しかし神は、不道徳な者たちのみだらな言動によって悩まされていた正しい人ロトを、助け出されました。

 

新共同 Tコリ1:7

1:7 その結果、あなたがたは賜物に何一つ欠けるところがなく、わたしたちの主イエス・キリストの現れを待ち望んでいます。

 

新共同 コロ 3:4

3:4 あなたがたの命であるキリストが現れるとき、あなたがたも、キリストと共に栄光に包まれて現れるでしょう。

 

新共同 Uテサ1:7

1:7 また、苦しみを受けているあなたがたには、わたしたちと共に休息をもって報いてくださるのです。主イエスが力強い天使たちを率いて天から来られるとき、神はこの報いを実現なさいます。

 

新共同 Tペテ1:7

1:7 あなたがたの信仰は、その試練によって本物と証明され、火で精錬されながらも朽ちるほかない金よりはるかに尊くて、イエス・キリストが現れるときには、称賛と光栄と誉れとをもたらすのです。

 

新共同 Tペテ1:13

1:13 だから、いつでも心を引き締め、身を慎んで、イエス・キリストが現れるときに与えられる恵みを、ひたすら待ち望みなさい。

 

新共同 Tペテ4:13

4:13 むしろ、キリストの苦しみにあずかればあずかるほど喜びなさい。それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びに満ちあふれるためです。

 

新共同 Tヨハ2:28

2:28 さて、子たちよ、御子の内にいつもとどまりなさい。そうすれば、御子の現れるとき、確信を持つことができ、御子が来られるとき、御前で恥じ入るようなことがありません。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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