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ルカ23:1−5

ピラトの審問

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

422301さて、彼らの群全体は立ち上がり、彼をピラトゥスのもとへ連行した。

422302そして彼らは、彼を訴え始めて言った、「われわれは、こいつがわれわれの民をさんざ惑わし、カエサルに税を払うことを禁じ、自らが王キリストであると言っているのを見とどけました」。

422303するとピラトゥスは彼に尋問して言った、「お前はユダヤ人どもの王なのか」。しかし彼はピラトゥスに答えて言った、「それはあなたの言うことだ」。

422304そこでピラトゥスは、祭司長たちや群衆に言った、「わしはこの者にはなんの罪も見いだせぬ」。

422305しかし彼らは、なお力んで言った、「こいつは、ユダヤの全土で教え回りながら、民を煽動しているのです。それも、ガリラヤから始めてここにまで至ったのです」。

 

新共同訳1987

23:1 そこで、全会衆が立ち上がり、イエスをピラトのもとに連れて行った。

23:2 そして、イエスをこう訴え始めた。「この男はわが民族を惑わし、皇帝に税を納めるのを禁じ、また、自分が王たるメシアだと言っていることが分かりました。」

23:3 そこで、ピラトがイエスに、「お前がユダヤ人の王なのか」と尋問すると、イエスは、「それは、あなたが言っていることです」とお答えになった。

23:4 ピラトは祭司長たちと群衆に、「わたしはこの男に何の罪も見いだせない」と言った。

23:5 しかし彼らは、「この男は、ガリラヤから始めてこの都に至るまで、ユダヤ全土で教えながら、民衆を扇動しているのです」と言い張った。

 

前田訳1978

23:1 全会衆が立ちあがって、彼をピラトの前に引いて行った。

23:2 そして彼を訴え出た、「この人は民を惑わし、貢を皇帝に納めるのを禁じ、自らを王であるキリストというのを目撃しました」と。

23:3 ピラトは彼にたずねた、「そちらはユダヤ人の王か」と。彼は答えられた、「仰せのとおり」と。

23:4 ピラトは大祭司や群衆にいった、「この人に何の罪も認められない」と。

23:5 しかし彼らはますます主張した、「この人はユダヤ全体に教えを説いて民を煽動し、ガリラヤをてはじめにここまで来ています」と。

 

新改訳1970

23:1 そこで、彼らは全員が立ち上がり、イエスをピラトのもとに連れて行った。

23:2 そしてイエスについて訴え始めた。彼らは言った。「この人はわが国民を惑わし、カイザルに税金を納めることを禁じ、自分は王キリストだと言っていることがわかりました。」

23:3 するとピラトはイエスに、「あなたは、ユダヤ人の王ですか。」と尋ねた。イエスは答えて、「そのとおりです。」と言われた。

23:4 ピラトは祭司長たちや群衆に、「この人には何の罪も見つからない。」と言った。

23:5 しかし彼らはあくまで言い張って、「この人は、ガリラヤからここまで、ユダヤ全土で教えながら、この民を扇動しているのです。」と言った。

 

塚本訳1963

23:1 そこで法院全体が立ち上がって、イエスを(総督)ピラトの前に引いていって、

23:2 「われわれはこの男が国民を惑わし、皇帝に貢を納めることを禁じ、かつ、自分が救世主、すなわち王だと言っていることを確かめた」と言って訴え始めた。

23:3 ピラトがイエスに問うた、「お前が、ユダヤ人の王か。」答えて言われた、「(そう言われるなら)御意見にまかせる。」

23:4 ピラトが大祭司連と群衆に向かって、「この人にはなんの罪も認められない」と言うと、

23:5 彼らはますます強く言い張った、「この男はユダヤ人(の国)全体に(自分の)教えを説いて民衆を煽動し、ガリラヤから始めてここまで来ている。」

 

口語訳1955

23:1 群衆はみな立ちあがって、イエスをピラトのところへ連れて行った。

23:2 そして訴え出て言った、「わたしたちは、この人が国民を惑わし、貢をカイザルに納めることを禁じ、また自分こそ王なるキリストだと、となえているところを目撃しました」。

23:3 ピラトはイエスに尋ねた、「あなたがユダヤ人の王であるか」。イエスは「そのとおりである」とお答えになった。

23:4 そこでピラトは祭司長たちと群衆とにむかって言った、「わたしはこの人になんの罪もみとめない」。

23:5 ところが彼らは、ますます言いつのってやまなかった、「彼は、ガリラヤからはじめてこの所まで、ユダヤ全国にわたって教え、民衆を煽動しているのです」。

 

文語訳1917

"422301","民衆みな起ちて、イエスをピラトの前に曳きゆき、"

"422302","訴へ出でて言ふ『われら此の人が、わが國の民を惑し、貢をカイザルに納むるを禁じ、かつ自ら王なるキリストと稱ふるを認めたり』"

"422303","ピラト、イエスに問ひて言ふ『なんぢはユダヤ人の王なるか』答へて言ひ給ふ『なんぢの言ふが如し』"

"422304","ピラト祭司長らと群衆とに言ふ『われ此の人に愆あるを見ず』"

"422305","彼等ますます言ひ募り『かれはユダヤ全國に教をなして民を騒がし、ガリラヤより始めて、此處に至る』と言ふ。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マコ 15:1-5

15:1 夜が明けるとすぐ、大祭司連は長老、聖書学者と共に、すなわち全最高法院で決議をすませたのち、イエスを縛り、引いていって(総督ピラトに)渡した。

15:2 ピラトはイエスに問うた、「お前が、ユダヤ人の王か。(お前はその廉で訴えられているが。)」答えて言われる、「(そう言われるならば)御意見にまかせる。」

15:3 大祭司連が(いろいろ罪状をあげて、)しきりにイエスを訴えた。

15:4 そこで、またピラトが問うた、「何も答えないのか。そら、あんなにお前を訴えているではないか。」

15:5 しかしイエスはもはや何もお答えにならなかったので、ピラトは不思議に思った。

 

塚本訳 マタ 27:1-2

27:1 夜が明けると、大祭司連、国の長老たち(全最高法院)は満場一致でイエスを死刑にする決議をした。

27:2 それから彼を縛り、引いていって総督ピラトに渡した。

 

塚本訳 マタ 27:11-14

27:11 さて、イエスが総督の前に立たれると、総督はイエスに問うた、「お前が、ユダヤ人の王か。(お前はその廉で訴えられているが。)」イエスは言われた、「(そう言われるなら)御意見にまかせる。」

27:12 大祭司連、長老たちから(いろいろと)訴えられたが、何もお答えにならなかった。

27:13 するとピラトが言った、「あんなにお前に不利益な証言をしているのが聞えないのか。」

27:14 イエスはただの一言もお答えにならなかったので、総督は不思議でならなかった。

 

塚本訳 ヨハ 18:28-38

18:28 人々はイエスをカヤパのところから、総督官舎に引いていった。夜明けであった。しかし総督官舎には入らなかった。(異教人の家に入って身に)不浄をうけると、(その晩の)過越の食事をすることができなくなるからであった。

18:29 そこで、(総督)ピラトが彼らの所に出ていって言う、「いかなる廉でこの男を訴えるのか。」

18:30 彼らが答えて言った、「これが悪事をはたらいた男でなかったら、あなたに引き渡しはしません。(調べてください。)」

18:31 ピラトが言った、「(はっきりした罪名のないところを見ると、わたしが手を下すほどの事件ではなさそうだ。)お前たちがあれを引き取って、自分の法律で裁判するがよい。」ユダヤ人が(とうとう本音を吐いて)言った、「われわれには人を死刑に処する権限がありません。」

18:32 これはイエスが(かねて、)自分はどんな死に方で死なねばならぬかを、暗示して言われた言葉が成就するためであった。(ユダヤ人は十字架でなく、石打ちで、死刑を行ったからである。)

18:33 そこでピラトはまた総督官舎に入り、イエスを呼びよせて言った、「お前が、ユダヤ人の王か。」

18:34 イエスが答えられた、「あなたは自分の考えでそう言われるのか、それともだれかほかの人たちが、わたしのことをそうあなたに言ったのか。」

18:35 ピラトが答えた、「このわたしを、ユダヤ人とでも思っているのか。お前の国の人たち、ことに(その代表者の)大祭司連が、(その廉で)お前をわたしに引き渡したのだ。いったい何をしでかしたのか。」

18:36 イエスが答えられた、「わたしの国はこの世のものではない。もしわたしの国がこの世のものであったら、わたしの手下の者たちが、わたしをユダヤ人に渡すまいとして戦ったはずである。しかし実際のところ、わたしの国はこの世のものではない。」

18:37 そこでピラトが言った、「では、やっぱりお前は王ではないか。」イエスが答えられた、「王だと言われるなら、御意見にまかせる。わたしは真理について証明するために生まれ、またそのためにこの世に来たのである。真理から出た者はだれでも、わたしの声に耳をかたむける。」

18:38 ピラトがたずねる、「真理とは何か。」、ピラトはこう言ったのち、またユダヤ人の所に出ていって言う、「あの人にはなんらの罪も認められない。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ヨハ 19:12

19:12 そこで、ピラトはイエスを釈放しようと努めた。しかし、ユダヤ人たちは叫んだ。「もし、この男を釈放するなら、あなたは皇帝の友ではない。王と自称する者は皆、皇帝に背いています。」

 

新共同 マタ 27:63

27:63 こう言った。「閣下、人を惑わすあの者がまだ生きていたとき、『自分は三日後に復活する』と言っていたのを、わたしたちは思い出しました。

 

新共同 ルカ 4:44

4:44 そして、ユダヤの諸会堂に行って宣教された。

 

新共同 使  10:37

10:37 あなたがたはご存じでしょう。ヨハネが洗礼を宣べ伝えた後に、ガリラヤから始まってユダヤ全土に起きた出来事です。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

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(日)新共同訳1987 の引照

新共同 使  17:7

17:7 ヤソンは彼らをかくまっているのです。彼らは皇帝の勅令に背いて、『イエスという別の王がいる』と言っています。」

 

新共同 Tテモ6:13

6:13 万物に命をお与えになる神の御前で、そして、ポンティオ・ピラトの面前で立派な宣言によって証しをなさったキリスト・イエスの御前で、あなたに命じます。

 

新共同 使  3:13

3:13 アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神、わたしたちの先祖の神は、その僕イエスに栄光をお与えになりました。ところが、あなたがたはこのイエスを引き渡し、ピラトが釈放しようと決めていたのに、その面前でこの方を拒みました。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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ルカ23:6−12

ヘロデの審問

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

422306そこで、〔これを〕聞いたピラトゥスは、この人物がガリラヤ人かどうかたずね

た。

422307そしてヘロデの司法管轄下の者と知ると、彼をヘロデのもとへ送致した。こ

の彼も、その頃、エルサレムに逗留していたのである。

422308さてヘロデは、イエスを見てひどく喜んだ。彼のことを聞き及んだことにより、かなり前から彼を見てみたいと思っており、イエスがなす徴のようなものを見たいと願っていたからである。

422309そこで彼は、いろいろ言葉を費やしてイエスにたずねたが、イエスの方は彼に何一つ答えなかった。

422310また、祭司長たちと律法学者たちは〔そこに〕立って、激しく彼を訴えていた。

422311そこでヘロデ[も]、彼の兵士たちと一緒にイエスを侮(あなど)り、なぶりものにしてから、けばけばしい衣をはおらせてイエスをピラトゥスのところに送致した。

422312そして、この日、ヘロデとピラトゥスは

互いに親友同士になった。彼らは実のところ、以前は互いにいがみ合っていたのである。

 

新共同訳1987

23:6 これを聞いたピラトは、この人はガリラヤ人かと尋ね、

23:7 ヘロデの支配下にあることを知ると、イエスをヘロデのもとに送った。ヘロデも当時、エルサレムに滞在していたのである。

23:8 彼はイエスを見ると、非常に喜んだ。というのは、イエスのうわさを聞いて、ずっと以前から会いたいと思っていたし、イエスが何かしるしを行うのを見たいと望んでいたからである。

23:9 それで、いろいろと尋問したが、イエスは何もお答えにならなかった。

23:10 祭司長たちと律法学者たちはそこにいて、イエスを激しく訴えた。

23:11 ヘロデも自分の兵士たちと一緒にイエスをあざけり、侮辱したあげく、派手な衣を着せてピラトに送り返した。

23:12 この日、ヘロデとピラトは仲がよくなった。それまでは互いに敵対していたのである。

 

前田訳1978

23:6 ピラトはこれを聞いて、この人はガリラヤ人かとたずね、

23:7 ヘロデの領地のものと知ると、彼をヘロデのところに送った。彼もそのころエルサレムにいたのである。

23:8 ヘロデはイエスを見て大よろこびした。イエスのことを聞いていて、かなり前から会いたいと思っており、何か奇跡をするのを見たいと望んでいたからである。

23:9 それであれこれといってたずねたが、彼は何もお答えにならなかった。

23:10 大祭司と学者らはそばに立って、激しいことばで彼を訴えた。

23:11 ヘロデは兵卒といっしょに彼をはずかしめたりあざけったりしてから、はでな着物を着せてピラトへ送り返した。

23:12 ヘロデとピラトは、前には互いに敵であったが、この日に友だち同士になった。

 

新改訳1970

23:6 それを聞いたピラトは、この人はガリラヤ人かと尋ねて、

23:7 ヘロデの支配下にあるとわかると、イエスをヘロデのところに送った。ヘロデもそのころエルサレムにいたからである。

23:8 ヘロデはイエスを見ると非常に喜んだ。ずっと前からイエスのことを聞いていたので、イエスに会いたいと思っていたし、イエスの行なう何かの奇蹟を見たいと考えていたからである。

23:9 それで、いろいろと質問したが、イエスは彼に何もお答えにならなかった。

23:10 祭司長たちと律法学者たちは立って、イエスを激しく訴えていた。

23:11 ヘロデは、自分の兵士たちといっしょにイエスを侮辱したり嘲弄したりしたあげく、はでな衣を着せて、ピラトに送り返した。

23:12 この日、ヘロデとピラトは仲よくなった。それまでは互いに敵対していたのである。

 

塚本訳1963

23:6 これを聞くとピラトは、この人は(たしかに)ガリラヤ人かと尋ね、

23:7 ヘロデ(王)の領内(ガリラヤ)の者だと知ると、イエスをヘロデの所に送りとどけた。ヘロデもそのころ、(祭のためピラトと)同様にエルサレムにきていたのである。

23:8 ヘロデはイエスを見ると非常に喜んだ。というのは、イエスの噂を聞いて、だいぶ前から会ってみたいと思っており、また何か奇跡をするのを見たいと望んでいたからである。

23:9 それで言葉をつくして問いかけたが、イエスは何もお答えにならなかった。

23:10 大祭司連と聖書学者たちは(わきに)立って、必死になってイエスを訴えた。

23:11 (埒があかないのに業を煮やした)ヘロデは兵隊と一しょになって、イエスに侮辱を加えたり、なぶったりしたあげく、派手な着物をきせてピラトに送りかえした。

23:12 ヘロデとピラトは以前には犬と猿の仲であったが、この日(この事件によって)互に仲良しになった。

 

口語訳1955

23:6 ピラトはこれを聞いて、この人はガリラヤ人かと尋ね、

23:7 そしてヘロデの支配下のものであることを確かめたので、ちょうどこのころ、ヘロデがエルサレムにいたのをさいわい、そちらへイエスを送りとどけた。

23:8 ヘロデはイエスを見て非常に喜んだ。それは、かねてイエスのことを聞いていたので、会って見たいと長いあいだ思っていたし、またイエスが何か奇跡を行うのを見たいと望んでいたからである。

23:9 それで、いろいろと質問を試みたが、イエスは何もお答えにならなかった。

23:10 祭司長たちと律法学者たちとは立って、激しい語調でイエスを訴えた。

23:11 またヘロデはその兵卒どもと一緒になって、イエスを侮辱したり嘲弄したりしたあげく、はなやかな着物を着せてピラトへ送りかえした。

23:12 ヘロデとピラトとは以前は互に敵視していたが、この日に親しい仲になった。

 

文語訳1917

"422306","ピラト之を聞き、そのガリラヤ人なるかを問ひて、"

"422307","ヘロデの權下の者なるを知り、ヘロデ此の頃エルサレムに居たれば、イエスをその許に送れり。"

"422308","ヘロデ、イエスを見て甚く喜ぶ。これは彼に就きて聞く所ありたれば、久しく逢はんことを欲し、何をか徴を行ふを見んと望み居たる故なり。"

"422309","かくて多くの言をもて問ひたれど、イエス何をも答へ給はず。"

"422310","祭司長・學者ら起ちて激甚くイエスを訴ふ。"

"422311","ヘロデその兵卒と共にイエスを侮り、かつ嘲弄し、華美なる衣を著せて、ピラトに返す。"

"422312","ヘロデとピラトと前には仇たりしが、此の日たがひに親しくなれり。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

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(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 マタ 12:38

12:38 すると、何人かの律法学者とファリサイ派の人々がイエスに、「先生、しるしを見せてください」と言った。

 

新共同 ルカ 9:22

9:22 次のように言われた。「人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日目に復活することになっている。」

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

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(日)新共同訳1987 の引照

新共同 使  18:28

18:28 彼が聖書に基づいて、メシアはイエスであると公然と立証し、激しい語調でユダヤ人たちを説き伏せたからである。

 

新共同 ヤコ 2:2

2:2 あなたがたの集まりに、金の指輪をはめた立派な身なりの人が入って来、また、汚らしい服装の貧しい人も入って来るとします。

 

新共同 使  4:27

4:27 事実、この都でヘロデとポンティオ・ピラトは、異邦人やイスラエルの民と一緒になって、あなたが油を注がれた聖なる僕イエスに逆らいました。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口語訳 使  4:27

4:27 まことに、ヘロデとポンテオ・ピラトとは、異邦人らやイスラエルの民と一緒になって、この都に集まり、あなたから油を注がれた聖なる僕イエスに逆らい、

 

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ルカ23:13−25

ピラトの宣告

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

422313そこでピラトゥスは、祭司長たちと指導者たちと民とを招集し、

422314彼らに対して言った、「お前たちは、この人物が民を惑わす者だとして、わしのところへ連れて来た。しかし見よ、このわしは、お前たちの面前で尋問してみたが、この人物においては、お前たちが訴えているような罪はなんら見いだせなかった。

422315また、へロデもそうだ。彼をわしらのもとへ送致して来たからだ。そこで見よ、彼は死に価するようなことは何もしておらぬ。

422316したがってわしは、鞭打った後、彼を釈放してやろう」。

422317なし

422318すると〔人々の〕群がこぞって叫び出して言った、「そいつを片づけろ、俺たちにはバラバを釈放しろ」。

422319この〔バラバという〕男は、都で起きたある反乱と殺人とのかどで獄に投じられていた者である。

422320そこでピラトゥスは、イエスを釈放したく思い、再び彼らに呼びかけた。

422321すると彼らは、大声で叫び続けて言った、

「そいつを十字架につけろ、十字架につけろ」。

422322そこで彼は三度目に彼らに対して言った、「では、この者はどんな悪事を働いたのか。わしはこの者には、死に価する罪はなんら見いだせなかった。したがってわしは、鞭打った後、彼を釈放してやろう」。

422323彼らはしかし、イエスを十字架につけるよう大声で要求しながら、激しく迫っ〔て止まなかっ〕た。そして彼らの声が圧倒的になって行った。

422324そのためピラトゥスは、彼らの要求を通そうと決心した。

422325そして彼らが要求しているところの、反乱と殺人のかどで獄に投じられたままになっていた者を釈放し、他方、イエスを彼らの思惑に引き渡した。

 

新共同訳1987

23:13 ピラトは、祭司長たちと議員たちと民衆とを呼び集めて、

23:14 言った。「あなたたちは、この男を民衆を惑わす者としてわたしのところに連れて来た。わたしはあなたたちの前で取り調べたが、訴えているような犯罪はこの男には何も見つからなかった。

23:15 ヘロデとても同じであった。それで、我々のもとに送り返してきたのだが、この男は死刑に当たるようなことは何もしていない。

23:16 だから、鞭で懲らしめて釈放しよう。」

23:17 (†底本に節が欠落 異本訳)祭りの度ごとに、ピラトは、囚人を一人彼らに釈放してやらなければならなかった。

23:18 しかし、人々は一斉に、「その男を殺せ。バラバを釈放しろ」と叫んだ。

23:19 このバラバは、都に起こった暴動と殺人のかどで投獄されていたのである。

23:20 ピラトはイエスを釈放しようと思って、改めて呼びかけた。

23:21 しかし人々は、「十字架につけろ、十字架につけろ」と叫び続けた。

23:22 ピラトは三度目に言った。「いったい、どんな悪事を働いたと言うのか。この男には死刑に当たる犯罪は何も見つからなかった。だから、鞭で懲らしめて釈放しよう。」

23:23 ところが人々は、イエスを十字架につけるようにあくまでも大声で要求し続けた。その声はますます強くなった。

23:24 そこで、ピラトは彼らの要求をいれる決定を下した。

23:25 そして、暴動と殺人のかどで投獄されていたバラバを要求どおりに釈放し、イエスの方は彼らに引き渡して、好きなようにさせた。

 

前田訳1978

23:13 ピラトは大祭司や役人や民を呼び集めていった、

23:14 「あなた方がこの人を民を惑わすものとして引いて来たので、このとおりわたしがあなた方の前で調べたが、訴えているような罪は何もこの人に認められなかった。

23:15 ヘロデもそうだ、送り返して来たから。たしかに、この人は死に当たることは何もしていない。

23:16 よって、鞭打ってからゆるそう」と。

23:17 〔祭りごとに囚人ひとりをゆるすことになっていた〕。

23:18 人々はいっせいに声をあげていった。「その人を殺せ。バラバをゆるせ」と。

23:19 これは都でおこった暴動と殺人の廉で、牢に入れられたものである。

23:20 ピラトはイエスをゆるそうとして、ふたたび人々に呼びかけたが、

23:21 人々は叫びつづけた、「十字架に、十字架に」と。

23:22 ピラトは三度目に彼らにいった。「この人は何の悪をしたのか。わたしはこの人に何も死に当たる罪を認めなかった。よって、鞭打ってからゆるそう」と。

23:23 しかし人々は大声で詰めよって、彼を十字架につけるよう要求した。そして彼らの声が勝った。

23:24 ピラトは彼らの願いをかなえることに決めて、

23:25 暴動と殺人の廉で牢に入れられていたものを願いどおりにゆるし、イエスは彼らの思うままにさせた。

 

新改訳1970

23:13 ピラトは祭司長たちと指導者たちと民衆とを呼び集め、

23:14 こう言った。「あなたがたは、この人を、民衆を惑わす者として、私のところに連れて来たけれども、私があなたがたの前で取り調べたところ、あなたがたが訴えているような罪は別に何も見つかりません。

23:15 ヘロデとても同じです。彼は私たちにこの人を送り返しました。見なさい。この人は、死罪に当たることは、何一つしていません。

23:16 だから私は、懲らしめたうえで、釈放します。」

23:17 [本節欠如]

23:18 しかし彼らは、声をそろえて叫んだ。「この人を除け。バラバを釈放しろ。」

23:19 バラバとは、都に起こった暴動と人殺しのかどで、牢にはいっていた者である。

23:20 ピラトは、イエスを釈放しようと思って、彼らに、もう一度呼びかけた。

23:21 しかし、彼らは叫び続けて、「十字架だ。十字架につけろ。」と言った。

23:22 しかしピラトは三度目に彼らにこう言った。「あの人がどんな悪いことをしたというのか。あの人には、死に当たる罪は、何も見つかりません。だから私は、懲らしめたうえで、釈放します。」

23:23 ところが、彼らはあくまで主張し続け、十字架につけるよう大声で要求した。そしてついにその声が勝った。

23:24 ピラトは、彼らの要求どおりにすることを宣告した。

23:25 すなわち、暴動と人殺しのかどで牢にはいっていた男を願いどおりに釈放し、イエスを彼らに引き渡して好きなようにさせた。

 

塚本訳1963

23:13 ピラトは大祭司連をはじめ、(最高法院の)役人たち、および民衆を呼びあつめて、

23:14 言った、「お前たちはこの人を民衆をあやまらせる者だと言って引いてきたので、このわたしがお前たちの目の前で取り調べたが、訴えの廉では、この人に何の罪も認められなかった。

23:15 ヘロデでもそうらしい。送りかえしたのだから。たしかにこの人は、何一つ死罪に当ることをしていない。

23:16 だから鞭うった上、赦すことにする。」

23:17 [無シ]

23:18 すると人々が一斉に声をあげて叫んだ、「その男を片付けろ。バラバの方を赦してくれ。」

23:19 バラバは都におこった暴動(に関係したの)と人殺しとの廉で、牢に入れられていた者である。

23:20 ピラトはイエスを赦したいので、ふたたび人々に呼びかけたが、

23:21 人々は(ただ)、「十字架につけろ、それを十字架につけろ」とどなりつづけた。

23:22 三度目にピラトは彼らに言った、「いったいどんな悪事をこの人がはたらいたというのか。わたしはこの人に何一つ死罪にあたる罪を認められなかった。だから鞭うった上、赦すことにする。」

23:23 しかし人々は十字架につけることを大声でせがみつづけ、とうとうその声が勝った。

23:24 ピラトは彼らの願いをかなえることに決定して、

23:25 暴動と人殺しとの廉で牢に入れられていた者を願いどおりに赦し、イエスの方は彼らの思うようにさせた。

 

口語訳1955

23:13 ピラトは、祭司長たちと役人たちと民衆とを、呼び集めて言った、

23:14 「おまえたちは、この人を民衆を惑わすものとしてわたしのところに連れてきたので、おまえたちの面前でしらべたが、訴え出ているような罪は、この人に少しもみとめられなかった。

23:15 ヘロデもまたみとめなかった。現に彼はイエスをわれわれに送りかえしてきた。この人はなんら死に当るようなことはしていないのである。

23:16 だから、彼をむち打ってから、ゆるしてやることにしよう」。

23:17 〔祭ごとにピラトがひとりの囚人をゆるしてやることになっていた。〕

23:18 ところが、彼らはいっせいに叫んで言った、「その人を殺せ。バラバをゆるしてくれ」。

23:19 このバラバは、都で起った暴動と殺人とのかどで、獄に投ぜられていた者である。

23:20 ピラトはイエスをゆるしてやりたいと思って、もう一度かれらに呼びかけた。

23:21 しかし彼らは、わめきたてて「十字架につけよ、彼を十字架につけよ」と言いつづけた。

23:22 ピラトは三度目に彼らにむかって言った、「では、この人は、いったい、どんな悪事をしたのか。彼には死に当る罪は全くみとめられなかった。だから、むち打ってから彼をゆるしてやることにしよう」。

23:23 ところが、彼らは大声をあげて詰め寄り、イエスを十字架につけるように要求した。そして、その声が勝った。

23:24 ピラトはついに彼らの願いどおりにすることに決定した。

23:25 そして、暴動と殺人とのかどで獄に投ぜられた者の方を、彼らの要求に応じてゆるしてやり、イエスの方は彼らに引き渡して、その意のままにまかせた。

 

文語訳1917

"422313","ピラト、祭司長らと司らと民とを呼び集めて言ふ、"

"422314","『汝らこの人を民を惑す者として曳き來れり。視よ、われ汝らの前にて訊したれど、其の訴ふる所に就きて、この人に愆あるを見ず。"

"422315","ヘロデも亦然り、彼を我らに返したり。視よ、彼は死に當るべき業を爲さざりき。"

"422316","されば懲しめて之を赦さん』"

"442817","(なし)

"422318","民衆ともに叫びて言ふ『この人を除け、我らにバラバを赦せ』"

"422319","このバラバは、都に起りし一揆と殺人との故によりて、獄に入れられたる者なり。"

"422320","ピラトはイエスを赦さんと欲して、再び彼らに告げたれど、"

"422321","彼ら叫びて『十字架につけよ、十字架につけよ』と言ふ。"

"422322","ピラト三度まで『彼は何の惡事を爲ししか、我その死に當るべき業を見ず、故に懲し゚て赦さん』と言ふ。"

"422323","されど人々、大聲をあげ迫りて、十字架につけんことを求めたれば、遂にその聲勝てり。"

"422324","ここにピラトその求めの如くすべしと言渡し、"

"422325","その求むるままに、かの一揆と殺人との故によりて、獄に入れられたる者を赦し、イエスを付して彼らの心の隨ならしめたり。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マコ 15:6-15

15:6 さてピラトは(過越の)祭の都度、人民から願い出る囚人を一人だけ(特赦によって)赦していた。

15:7 ところが暴動の折、人殺しをして繋がれていた暴徒の中に、バラバという者があった。

15:8 群衆が(官邸に)上がってきて、いつもするように(してもらいたい)と願い始めた。

15:9 ピラトは答えて言った、「あのユダヤ人の王を赦してもらいたいのか。」

15:10 ピラトは大祭司連が妬みからイエスを引き渡したことを知っていたのである。

15:11 しかし大祭司連は、(彼よりは)バラバの方を赦してもらえと群衆を煽動した。

15:12 ピラトはまた彼らに言った、「では、お前たちがユダヤ人の王と言っているあの人を、どうしようか。」

15:13 「それを十字架につけろ」とまた人々が叫んだ。

15:14 ピラトは言った、「いったいどんな悪事をはたらいたというのか。」しかし人々はいよいよ激しく、「それを十字架につけろ」と叫んだ。

15:15 ピラトは群衆の機嫌を取ろうと思ってバラバを赦してやり、イエスを鞭打ったのち、十字架につけるため(兵卒)に引き渡した。

 

塚本訳 マタ 27:15-26

27:15 さて総督は(過越の)祭の都度、民衆の望む囚人を一人だけ(特赦によって)赦すことにしていた。

27:16 ところがその時、バラバ(・イエス)と言う評判の囚人がいたので、

27:17 ピラトは人々が集まってきたとき言った、「どちらを赦してもらいたいか、バラバ(・イエス)か、救世主と言われるイエスか。」

27:18 ピラトは人々が妬みからイエスを引き渡したことを知っていたのである。

27:19 ピラトが裁判席に着いているとき、その妻が彼の所に人をやって、「その正しい人に関係しないでください。その人のおかげで、昨夜夢で散々な目にあいましたから」と言わせた。

27:20 しかし大祭司連、長老たちは、バラバの命乞いをして、イエスを殺してもらえと群衆を説きつけた。

27:21 総督は彼らに言った、「二人のうち、どちらを赦してもらいたいのか。」「バラバを!」と彼らが言った。

27:22 ピラトが言う、「では、救世主と言われるイエスをどうしようか。」みんなが、「十字架につけるのだ」と言う。

27:23 ピラトは言った、「いったいどんな悪事をはたらいたというのか。」しかし人々はいよいよ激しく、「十字架につけるのだ」と叫びつづけた。

27:24 ピラトは(自分のすることが)なんの甲斐もないばかりか、かえって騒動が起りそうなのを見て、水を取り寄せ、群衆の前で手を洗って言った、「わたしはこの人の血(を流すこと)に責任をもたない。お前たちが自分で始末しろ。」

27:25 民衆全体が答えた、「その男の血のことなら、われわれが孫子の代まで引き受けた。」

27:26 そこでピラトはバラバを赦してやり、イエスの方は鞭打ったのち、十字架につけるため(兵卒)に引き渡した。

 

塚本訳 ヨハ 18:39-40

18:39 しかし、過越の祭の時にわたしが囚人を一人だけ(特赦によって)赦してやるのが、お前たちの慣例になっている。だから(この慣例によって、)あのユダヤ人の王を赦してやろうか。」

18:40 彼らはまたもや「その男ではない、あのバラバを!」と叫んだ。バラバは強盗であった。

 

塚本訳 ヨハ 19:4-16

19:4 ピラトはまた外に出ていって、ユダヤ人に言う、「見よ、あの人をお前たちの前に引き出す。あの人にはなんらの罪も認められない訳がわかろう。」

19:5 イエスが茨の冠をかぶり紫の上着をまとって、(しずかに)出てこられた。ピラトが言う、「見よ、この人だ。」

19:6 すると大祭司連や下役らはイエスを見て、「十字架につけろ、十字架につけろ」と叫んだ。(イエスのみじめな滑稽な姿を見ては、さすがのユダヤ人も心をやわらげるであろうという、ピラトの当てははずれた。)ピラトが言う、「(もし、そうしたければ、)お前たちがこの人を引き取って、十字架につけたらよかろう。この人には罪を認められない。」

19:7 ユダヤ人が答えた、「われわれには律法があって、その律法によると、当然死刑です。神の子気取りでいるのだから。」

19:8 ピラトはこの(神の子という)言葉を聞くと、いよいよ薄気味悪くなり、

19:9 また総督官舎に入ってイエスにたずねる、「お前はいったいどこから来たのか。(本当に天から来たのか。)」イエスは返事をされなかった。

19:10 するとピラトが言う、「このわたしに口をきかないのか。わたしはお前を赦す権力があり、お前を十字架につける権力があることを、知らないのか。」

19:11 イエスは答えられた、「あなたは上[神]から授けられないかぎり、わたしに対してなんの権力もない。だから(あなたの罪はまだ軽いが、)わたしをあなたに売った者[ユダ]の罪は、あなたよりも重い。(あなたは官憲として神の命令を行なうだけだが、彼は自分の発意でやったのだから。」

19:12 このためにピラトは(ますます恐ろしくなり、なんとかして)彼を赦そうと思ったが、ユダヤ人が叫んだ、「この男を赦せば、あなたは皇帝の忠臣ではない。自分を王とする者はだれであろうと、皇帝の敵である。(それを助けるのだから。)」

19:13 ピラトはこの言葉を聞くと(心を決し、)イエスを引き出して、「敷石」──ヘブライ語でガバタ──という所で裁判席に着いた。

19:14 それは過越の祭の支度日で、昼の十二時ごろであった。ピラトがイエスを指さしながら、ユダヤ人に言う、「見よ、お前たちの王様だ。」

19:15 すると彼等が、「片付けろ、片付けろ、それを十字架につけろ」と叫んだ。ピラトが言う、「お前たちの王様を、わたしが十字架につけてよいのか。」大祭司連が答えた、「われわれには皇帝のほかに王はない。」

19:16 ここにおいてピラトは、十字架につけるためにイエスを彼らに引き渡した。さて彼ら[兵卒ら]はイエスを受け取り、

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 マタ 27:63

27:63 こう言った。「閣下、人を惑わすあの者がまだ生きていたとき、『自分は三日後に復活する』と言っていたのを、わたしたちは思い出しました。

 

新共同 ルカ 23:4

23:4 ピラトは祭司長たちと群衆に、「わたしはこの男に何の罪も見いだせない」と言った。

 

新共同 使  23:29

23:29 ところが、彼が告発されているのは、ユダヤ人の律法に関する問題であって、死刑や投獄に相当する理由はないことが分かりました。

 

新共同 ヨハ 19:15

19:15 彼らは叫んだ。「殺せ。殺せ。十字架につけろ。」ピラトが、「あなたたちの王をわたしが十字架につけるのか」と言うと、祭司長たちは、「わたしたちには、皇帝のほかに王はありません」と答えた。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

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(日)新共同訳1987 の引照

新共同 使  4:5

4:5 次の日、議員、長老、律法学者たちがエルサレムに集まった。

 

新共同 使  4:8

4:8 そのとき、ペトロは聖霊に満たされて言った。「民の議員、また長老の方々、

 

新共同 使  3:14

3:14 聖なる正しい方を拒んで、人殺しの男を赦すように要求したのです。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口語訳 使  21:35

21:35 パウロが階段にさしかかった時には、群衆の暴行を避けるため、兵卒たちにかつがれて行くという始末であった。

 

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ルカ23:26−32

刑場へ

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

422326そして彼らが彼を引いて行った時、キュレネ人のシモンという者が野からやって来たのをつかまえて、彼に十字架を負わせ、イエスの後から担って来るように〔させた〕。

422327すると、民の多くの群と、彼のために胸を打ち、歎き泣く女たちの〔多数の群〕

が彼に従った。

422328そこでイエスは振り返り、彼女たちに対して言った、「エルサレムの娘たちよ、私のために泣くな。むしろ自分のためと、あなたたちの子らのために泣け。

422329なぜなら、見よ、人々が〔このように〕言う日々が来るだろう、『幸いだ、石女と、子を生んだことのない胎と、乳を与えたことのない乳房は』。

422330そのとき、人々は言い出すだろう、山々に向かっては、『われらの上に崩れ落ちよ』、丘に向かっては、『われらを覆い隠せ』と

422331なぜなら、『生木にすらこれらのことがなされるのであれば、枯れ木には何が起こるであろう』〔と言うではないか〕」。

422332また彼らは、他の二人の犯罪人も、処刑するために彼と一緒に連行して行った。

 

新共同訳1987

23:26 人々はイエスを引いて行く途中、田舎から出て来たシモンというキレネ人を捕まえて、十字架を背負わせ、イエスの後ろから運ばせた。

23:27 民衆と嘆き悲しむ婦人たちが大きな群れを成して、イエスに従った。

23:28 イエスは婦人たちの方を振り向いて言われた。「エルサレムの娘たち、わたしのために泣くな。むしろ、自分と自分の子供たちのために泣け。

23:29 人々が、『子を産めない女、産んだことのない胎、乳を飲ませたことのない乳房は幸いだ』と言う日が来る。

23:30 そのとき、人々は山に向かっては、/『我々の上に崩れ落ちてくれ』と言い、/丘に向かっては、/『我々を覆ってくれ』と言い始める。

23:31 『生の木』さえこうされるのなら、『枯れた木』はいったいどうなるのだろうか。」

23:32 ほかにも、二人の犯罪人が、イエスと一緒に死刑にされるために、引かれて行った。

 

前田訳1978

23:26 彼を引いて行くとき、シモンというクレネ人が田舎から来たのをつかまえて十字架を負わせ、イエスのあとからかついで行かせた。

23:27 民と、彼のために悲しみなげく女たちとの、大勢の群れがあとにつづいた。

23:28 イエスは振り向いていわれた、「エルサレムの娘たち、わたしのために泣かないで、むしろ自分のため、自分の子どものために泣きなさい。

23:29 『さいわいなのはうまずめと、子を産まなかった胎と、養わなかった乳房』と人々がいう時が来よう。

23:30 そのとき人々は、山々には、『われらの上に倒れかかれ』といい、丘には、『われらを埋めよ』といいだそう。

23:31 生木のときにこうされるなら、枯木のときはどうなろう」と。

23:32 ほかにふたりの罪びともイエスとともに処刑されるために引かれて行った。

 

新改訳1970

23:26 彼らは、イエスを引いて行く途中、いなかから出て来たシモンというクレネ人をつかまえ、この人に十字架を負わせてイエスのうしろから運ばせた。

23:27 大ぜいの民衆やイエスのことを嘆き悲しむ女たちの群れが、イエスのあとについて行った。

23:28 しかしイエスは、女たちのほうに向いて、こう言われた。「エルサレムの娘たち。わたしのことで泣いてはいけない。むしろ自分自身と、自分の子どもたちのことのために泣きなさい。

23:29 なぜなら人々が、『不妊の女、子を産んだことのない胎、飲ませたことのない乳房は、幸いだ。』と言う日が来るのですから。

23:30 そのとき、人々は山に向かって、『われわれの上に倒れかかってくれ。』と言い、丘に向かって、『われわれをおおってくれ。』と言い始めます。

23:31 彼らが生木にこのようなことをするのなら、枯れ木には、いったい、何が起こるでしょう。」

23:32 ほかにもふたりの犯罪人が、イエスとともに死刑にされるために、引かれて行った。

 

塚本訳1963

23:26 (兵卒らが)イエスを(刑場へ)引いてゆく時、シモンというクレネ人が野良から来(て通りかかっ)たので、つかまえて(イエスの)十字架を背負わせ、イエスの後から担いでゆかせた。(イエスにはもう負う力がなかったのである。)

23:27 民衆と、イエスのために悲しみ嘆く女たちとの大勢の群が、あとにつづいた。

23:28 イエスは女たちの方に振り向いて言われた、「エルサレムの娘さんたち、わたしのためには泣いてくれなくともよろしい。それよりは自分のため、自分の子供のために泣きなさい。

23:29 いまに人々が、『石女と、(子を)産んだことのない胎と、飲ませたことのない乳房とが羨ましい』と言う(恐ろしい)日が来るのだから。

23:30 その時人々は『山にむかっては、『われわれの上に倒れかかって(殺して)くれ』、丘にむかっては、『われわれを埋めてくれ』と言い』続けるであろう。

23:31 (罪のない)生木(のわたし)でさえ、こんな目にあわされるのだ。まして(罪にくされた)枯木は、どうなることであろうか!」

23:32 ほかに二人の罪人も、処刑されるためイエスと共に引かれていった。

 

口語訳1955

23:26 彼らがイエスをひいてゆく途中、シモンというクレネ人が郊外から出てきたのを捕えて十字架を負わせ、それをになってイエスのあとから行かせた。

23:27 大ぜいの民衆と、悲しみ嘆いてやまない女たちの群れとが、イエスに従って行った。

23:28 イエスは女たちの方に振りむいて言われた、「エルサレムの娘たちよ、わたしのために泣くな。むしろ、あなたがた自身のため、また自分の子供たちのために泣くがよい。

23:29 『不妊の女と子を産まなかった胎と、ふくませなかった乳房とは、さいわいだ』と言う日が、いまに来る。

23:30 そのとき、人々は山にむかって、われわれの上に倒れかかれと言い、また丘にむかって、われわれにおおいかぶされと言い出すであろう。

23:31 もし、生木でさえもそうされるなら、枯木はどうされることであろう」。

23:32 さて、イエスと共に刑を受けるために、ほかにふたりの犯罪人も引かれていった。

 

 文語訳1917

"422326","人々イエスを曳きゆく時、シモンといふクレネ人の田舎より來るを執へ、十字架を負はせてイエスの後に從はしむ。"

"422327","民の大なる群と、歎き悲しめる女たちの群と之に從ふ。"

"422328","イエス振反りて女たちに言ひ給ふ『エルサレムの娘よ、わが爲に泣くな、ただ己がため、己が子のために泣け。"

"422329","視よ「石婦、兒産まぬ腹、哺ませぬ乳は幸福なり」と言ふ日きたらん。"

"422330","その時ひとびと「山に向ひて我らの上に倒れよ、岡に向ひて我らを掩へ」と言ひ出でん。"

"422331","もし青樹に斯く爲さば、枯樹は如何にせられん』"

"422332","また他に二人の惡人をも、死罪に行はんとてイエスと共に曳きゆく。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マコ 15:20-21

15:20 こうしてなぶった後、紫の衣を脱がせてもとの着物を着せた。兵卒らはイエスを十字架につけるために(都から)引き出した。

15:21 するとアレキサンデルとルポスとの父であるシモンというクレネ人が、野良から来て通りかかったので、有無を言わせずイエスの十字架を負わせる。(イエスにはもう負う力がなかったのである。)

 

塚本訳 マタ 27:31-32

27:31 こうしてなぶった後、外套を脱がせてもとの着物を着せ、十字架につけるために引いていった。

27:32 (都を)出ると、シモンと言うクレネ人に出くわしたので、兵卒らはこの人に有無を言わせずイエスの十字架を負わせた。(イエスにはもう負う力がなかったのである。)

 

塚本訳 ヨハ 19:17

19:17 イエスは自分で十字架をかついで、いわゆる「髑髏の所」──ヘブライ語でゴルゴタ──へと(都を)出てゆかれた。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ルカ 7:13

7:13 主はこの母親を見て、憐れに思い、「もう泣かなくともよい」と言われた。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

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(日)新共同訳1987 の引照

新共同 使  2:10

2:10 フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに接するリビア地方などに住む者もいる。また、ローマから来て滞在中の者、

 

新共同 使  6:9

6:9 ところが、キレネとアレクサンドリアの出身者で、いわゆる「解放された奴隷の会堂」に属する人々、またキリキア州とアジア州出身の人々などのある者たちが立ち上がり、ステファノと議論した。

 

新共同 使  11:20

11:20 しかし、彼らの中にキプロス島やキレネから来た者がいて、アンティオキアへ行き、ギリシア語を話す人々にも語りかけ、主イエスについて福音を告げ知らせた。

 

新共同 使  13:1

13:1 アンティオキアでは、そこの教会にバルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、キレネ人のルキオ、領主ヘロデと一緒に育ったマナエン、サウロなど、預言する者や教師たちがいた。

 

新共同 黙  6:16

6:16 山と岩に向かって、「わたしたちの上に覆いかぶさって、玉座に座っておられる方の顔と小羊の怒りから、わたしたちをかくまってくれ」と言った。

 

新共同 Tペテ4:17

4:17 今こそ、神の家から裁きが始まる時です。わたしたちがまず裁きを受けるのだとすれば、神の福音に従わない者たちの行く末は、いったい、どんなものになるだろうか。

 

新共同 Uテモ2:9

2:9 この福音のためにわたしは苦しみを受け、ついに犯罪人のように鎖につながれています。しかし、神の言葉はつながれていません。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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ルカ23:33−49

十字架

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

422333そして彼らが「髑髏」と呼ばれている場所にやって来た時、そこで彼と犯罪者たちとを十字架につけた。一人を〔彼の〕右に、もう一人を〔彼の〕左に〔十字架につけた〕。422334[するとイエスは言った、「父よ、彼らを赦して下さい。彼らは自分が何をしているか、わかっていないからです」。]また彼らは、彼の衣服を分けようとして、籔を引いた。

422335また民は、立って見やっていた。指導者たちも鼻に皺を寄せて〔くり返し〕言っ

た、「ほかの者たちは救ったのだ。もしこいつが神のキリスト、選ばれた者ならば、自分自身を救ってみるがよい」。

422336また、兵士たちも彼をなぶりものにし、近寄って来て酢を彼に差し出し、

422337言うのであった、「もしお前がユダヤ人どもの王ならば、自分自身を救ってみろ」。422338また、捨て札も彼の上に〔掲げて〕あった、「この者はユダヤ人どもの王」と。

422339なお、〔十字架に〕掛けられた犯罪人の一人が、彼を冒漬し続けて言った、「お

前はキリストではないか。自分自身と俺たちを救え」。

422340するともう一人の者が答えて、彼を叱りつけて言った、「貴様は〔この人と〕同じ刑罰を受けているのに、神を恐れないのか。

422341俺たちにとっては正当なことだ。俺たちのやったことにふさわしい〔罰〕を受けているのだからな。しかしこの人は何も不正なことはしていないのだ」。

422342そして言った、「イエスよ、あなたがあなたの王国に入る時は、俺のことも覚えていて下さい」。

422343すると、イエスは彼に言った、「アーメン、私はあなたに言う、あなたは今日〔すでに〕、私と共に楽園にいるだろう」。

422344さて、すでにほぼ第六刻になった。すると闇が全地を襲い、第九刻に及んだ。

422345太陽が光を失ったのである。また、神殿の幕が真中から裂けた。

422346するとイエスは、大声をあげて言った、「父よ、あなたの両手に、私の霊を委ねます」。そしてこれを言った後、彼は息絶えた。

422347また、百人隊長は、起こったことを見て、神を賛美して言った、「まことに、この人間こそ、義人だった」。

422348また、この光景を見ようと集まって来ていた群衆は皆、起こったことを見やり、胸を打ちつつ帰って行った。

422349さて、彼の知人たちすべてと、ガリラヤから彼に従って来た女たちも、遠くに

立ってこれらのことを見ていた。

 

新共同訳1987

23:33 「されこうべ」と呼ばれている所に来ると、そこで人々はイエスを十字架につけた。犯罪人も、一人は右に一人は左に、十字架につけた。

23:34 〔そのとき、イエスは言われた。「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」〕人々はくじを引いて、イエスの服を分け合った。

23:35 民衆は立って見つめていた。議員たちも、あざ笑って言った。「他人を救ったのだ。もし神からのメシアで、選ばれた者なら、自分を救うがよい。」

23:36 兵士たちもイエスに近寄り、酸いぶどう酒を突きつけながら侮辱して、

23:37 言った。「お前がユダヤ人の王なら、自分を救ってみろ。」

23:38 イエスの頭の上には、「これはユダヤ人の王」と書いた札も掲げてあった。

23:39 十字架にかけられていた犯罪人の一人が、イエスをののしった。「お前はメシアではないか。自分自身と我々を救ってみろ。」

23:40 すると、もう一人の方がたしなめた。「お前は神をも恐れないのか、同じ刑罰を受けているのに。

23:41 我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていない。」

23:42 そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言った。

23:43 するとイエスは、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。

◆イエスの死

23:44 既に昼の十二時ごろであった。全地は暗くなり、それが三時まで続いた。

23:45 太陽は光を失っていた。神殿の垂れ幕が真ん中から裂けた。

23:46 イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」こう言って息を引き取られた。

23:47 百人隊長はこの出来事を見て、「本当に、この人は正しい人だった」と言って、神を賛美した。

23:48 見物に集まっていた群衆も皆、これらの出来事を見て、胸を打ちながら帰って行った。

23:49 イエスを知っていたすべての人たちと、ガリラヤから従って来た婦人たちとは遠くに立って、これらのことを見ていた。

 

前田訳1978

23:33 されこうべといわれるところへ来ると、そこで彼を十字架につけた。罪びとをも、ひとりを右に、ひとりを左に十字架につけた。

23:34 イエスはいわれた、「父上、あの人たちをおゆるしください。何をしているか知らないのですから」と。彼らはくじを引いて彼の着物を分けあった。

23:35 民は立って見ていた。役人たちも鼻で笑っていった、「ひとを救ったのだ。自分を救うがよい、神のキリストで、選ばれたものなら」と。

23:36 兵卒たちも近よってすっぱいぶどう酒を差し出しながら彼をあざけっていった、

23:37 「ユダヤ人の王なら、自分を救え」と。

23:38 彼の上には、「これはユダヤ人の王」と書いた札さえかけてあった。

23:39 はりつけにされた罪人のひとりが彼を冒涜した、「おまえはキリストではないか。自分とわれらを救え」と。

23:40 するともうひとりのものが彼をたしなめた、「同じ刑を受けながらおまえは神をおそれないのか。

23:41 われらはしたことの報いを受けているから当り前だが、この方は何もまちがいをなさらなかった」と。

23:42 そしていった、「イエスさま、あなたが王としておいでのとき、わたしを思い出してください」と。

23:43 彼はいわれた、「本当にいう、あなたはきょう、わたしといっしょに天国にいよう」と。

23:44 すでに昼の十二時ごろであったが、闇が全地をおおって三時に及んだ。日は光を失っていた。

23:45 宮の幕が真ん中から裂けた。

23:46 そのときイエスは大声をあげていわれた、「父上、わが霊をみ手にゆだねます」と。こういって息を引きとられた。

23:47 百卒長はこの出来事を見て、神を讃美していった、「本当にこの方は義人であった」と。

23:48 この光景を見に集まった群衆も皆出来事を見て胸を打ちながら帰って行った。

23:49 彼の知人すべてと、ガリラヤからついて来た女たちも、遠くに立ってこれを見ていた。

 

新改訳1970

23:33 「どくろ」と呼ばれている所に来ると、そこで彼らは、イエスと犯罪人とを十字架につけた。犯罪人のひとりは右に、ひとりは左に。

23:34 そのとき、イエスはこう言われた。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」彼らは、くじを引いて、イエスの着物を分けた。

23:35 民衆はそばに立ってながめていた。指導者たちもあざ笑って言った。「あれは他人を救った。もし、神のキリストで、選ばれた者なら、自分を救ってみろ。」

23:36 兵士たちもイエスをあざけり、そばに寄って来て、酸いぶどう酒を差し出し、

23:37 「ユダヤ人の王なら、自分を救え。」と言った。

23:38 「これはユダヤ人の王。」と書いた札もイエスの頭上に掲げてあった。

23:39 十字架にかけられていた犯罪人のひとりはイエスに悪口を言い、「あなたはキリストではないか。自分と私たちを救え。」と言った。

23:40 ところが、もうひとりのほうが答えて、彼をたしなめて言った。「おまえは神をも恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。

23:41 われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」

23:42 そして言った。「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」

23:43 イエスは、彼に言われた。「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」

23:44 そのときすでに十二時ごろになっていたが、全地が暗くなって、三時まで続いた。

23:45 太陽は光を失っていた。また、神殿の幕は真二つに裂けた。

23:46 イエスは大声で叫んで、言われた。「父よ。わが霊を御手にゆだねます。」こう言って、息を引き取られた。

23:47 この出来事を見た百人隊長は、神をほめたたえ、「ほんとうに、この人は正しい方であった。」と言った。

23:48 また、この光景を見に集まっていた群衆もみな、こういういろいろの出来事を見たので、胸をたたいて悲しみながら帰った。

23:49 しかし、イエスの知人たちと、ガリラヤからイエスについて来ていた女たちとはみな、遠く離れて立ち、これらのことを見ていた。

 

塚本訳1963

23:33 髑髏という所に着くと、(兵卒らは)そこでイエスを十字架につけた。また罪人も、一人を右に、一人を左に(十字架につけた)。

23:34 するとイエスは言われた、「お父様、あの人たちを赦してやってください、何をしているか知らずにいるのです。」『彼らは籤を引いて、』イエスの『着物を自分たちで分けた。』

23:35 民衆は立って『見物していた。』最高法院の)役人たちは『鼻で笑って』言った、「人を救ったのだ、(今度は)自分を救えばいいのに、神の救世主、(神に)選ばれた者なら!」

23:36 兵卒らも近寄って、』酸っぱい葡萄酒を』(その口許に)差し出しながら、イエスをなぶって

23:37 こう言った、「お前がユダヤ人の王様なら、自分を救ってみろ。」

23:38 イエスの(頭の)上には こ れ が ユ ダ ヤ 人 の 王と書いた札までも(悪ふざけに)かけてあった。

23:39 磔にされている罪人の一人がイエスを冒涜した、「お前は救世主じゃないか。自分とおれ達を救ってみろ。」

23:40 するともう一人の者が彼をたしなめて言った、「貴様は(このお方と)同じ(恐ろしい)罰を受けていながら、それでも(まだ)神様がこわくないのか。

23:41 おれ達は自分でしたことの報いを受けるのだから当り前だが、このお方は何一つ、道にはずれたことをなさらなかったのだ。」

23:42 それから(イエスに)言った、「イエス様、こんどあなたのお国と共にお出でになる時には、どうかわたしのことを思い出してください。

23:43 「イエスが言われた、「アーメン、わたしは言う、(その時を待たずとも、)あなたはきょう、わたしと一しょに極楽にはいることができる。」

23:44 すでに昼の十二時ごろであったが、地の上が全部暗闇になってきて、三時までつづいた。

23:45 日蝕だったのである。すると宮の(聖所の)幕が真中から(二つに)裂けた。

23:46 その時イエスは大声をあげて言われた、「お父様、』わたしの霊をあなたにおあずけします。』」こう言われるとともに、息が絶えた。

23:47 百卒長はこの出来事を見て、「この方はほんとうに正しい人であった」と言って神を讃美した。

23:48 見物に来た野次馬も皆、これらの出来事を見て(心を刺され、)胸を打ちながら帰っていった。

23:49 またすべてのイエスの『知人』とガリラヤからついて来た女たちも、『遠くの方に立って』これを見ていた。

 

口語訳1955

23:33 されこうべと呼ばれている所に着くと、人々はそこでイエスを十字架につけ、犯罪人たちも、ひとりは右に、ひとりは左に、十字架につけた。

23:34 そのとき、イエスは言われた、「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」。人々はイエスの着物をくじ引きで分け合った。

23:35 民衆は立って見ていた。役人たちもあざ笑って言った、「彼は他人を救った。もし彼が神のキリスト、選ばれた者であるなら、自分自身を救うがよい」。

23:36 兵卒どももイエスをののしり、近寄ってきて酢いぶどう酒をさし出して言った、

23:37 「あなたがユダヤ人の王なら、自分を救いなさい」。

23:38 イエスの上には、「これはユダヤ人の王」と書いた札がかけてあった。

23:39 十字架にかけられた犯罪人のひとりが、「あなたはキリストではないか。それなら、自分を救い、またわれわれも救ってみよ」と、イエスに悪口を言いつづけた。

23:40 もうひとりは、それをたしなめて言った、「おまえは同じ刑を受けていながら、神を恐れないのか。

23:41 お互は自分のやった事のむくいを受けているのだから、こうなったのは当然だ。しかし、このかたは何も悪いことをしたのではない」。

23:42 そして言った、「イエスよ、あなたが御国の権威をもっておいでになる時には、わたしを思い出してください」。

23:43 イエスは言われた、「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」。

23:44 時はもう昼の十二時ごろであったが、太陽は光を失い、全地は暗くなって、三時に及んだ。

23:45 そして聖所の幕がまん中から裂けた。

23:46 そのとき、イエスは声高く叫んで言われた、「父よ、わたしの霊をみ手にゆだねます」。こう言ってついに息を引きとられた。

23:47 百卒長はこの有様を見て、神をあがめ、「ほんとうに、この人は正しい人であった」と言った。

23:48 この光景を見に集まってきた群衆も、これらの出来事を見て、みな胸を打ちながら帰って行った。

23:49 すべてイエスを知っていた者や、ガリラヤから従ってきた女たちも、遠い所に立って、これらのことを見ていた。

 

文語訳1917

"422333"," 髑髏といふ處に到りて、イエスを十字架につけ、また惡人の一人をその右、一人をその左に十字架につく。"

"422334","かくてイエス言ひたまふ『父よ、彼らを赦し給へ、その爲す所を知らざればなり』彼らイエスの衣を分ちて鬮取にせり、"

"422335","民は立ちて見ゐたり。司たちも嘲りて言ふ『かれは他人を救へり、もし神の選び給ひしキリストならば、己をも救へかし』"

"422336","兵卒どもも嘲笑しつつ、近よりて酸き葡萄酒をさし出して言ふ、"

"422337","『なんぢ若しユダヤ人の王ならば、己を救へ』"

"422338","又イエスの上には『これはユダヤ人の王なり』との罪標あり。"

"422339","十字架に懸けられたる惡人の一人、イエスを譏りて言ふ『なんぢはキリストならずや、己と我らとを救へ』"

"422340","他の者これに答へ禁めて言ふ『なんぢ同じく罪に定められながら、神を畏れぬか。"

"422341","我らは爲しし事の報を受くるなれば當然なり。されど此の人は何の不善をも爲さざりき』"

"422342","また言ふ『イエスよ、御國に入り給ふとき、我を憶えたまえ』"

"422343","イエス言ひ給ふ『われ誠に汝らに告ぐ、今日なんぢは我と偕にパラダイスに在るべし』"

"422344","晝の十二時ごろ、日、光をうしなひ、地のうへ偏く暗くなりて、三時に及び、"

"422345","聖所の幕、眞中より裂けたり。"

"422346","イエス大聲に呼はりて言ひたまふ『父よ、わが靈を御手にゆだぬ』斯く言ひて息絶えたまふ。"

"422347","百卒長この有りし事を見て、神を崇めて言ふ『實にこの人は義人なりき』"

"422348","これを見んとて集まりたる群衆も、ありし事どもを見て、みな胸を打ちつつ歸れり。"

"422349","凡てイエスの相識の者およびガリラヤより從ひ來れる女たちも、遥に立ちて此等のことを見たり。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マコ 15:22-41

15:22 兵卒らはイエスをゴルゴダという所──訳すると「髑髏の所」──につれて行く。

15:23 人々は(苦痛をやわらげるために)没薬をまぜた葡萄酒をやろうとしたが、お受けにならなかった。

15:24 兵卒らはイエスを十字架につける。それから、だれが何を取るかと、『籤を引いて、』その『着物を自分たちで分ける、』

15:25 十字架につけたのは朝の九時であった。

15:26 罪状札には ユ ダ ヤ 人 の 王と書いてあった。

15:27 またイエスと共に二人の強盗を、一人をその右に、一人を左に十字架につけた。

15:28 (無し)

15:29 通りかかった人々が『頭をふりながら、』こう言ってイエスを冒涜した、「へへえ、お宮をこわして三日で建てるという人、

15:30 自分を救ってみろ、十字架から下りてきて!」

15:31 同じように大祭司連も、聖書学者と一しょに、こう言って(イエスを)なぶり合った、「あの男、人は救ったが、自分は救えない。

15:32 救世主、イスラエルの王様が!今すぐ十字架から下りてくるがよい。見たら信じてやるのに!」一しょに十字架につけられた二人(の強盗)も、イエスを罵った。

15:33 昼の十二時になると、地の上が全部暗闇になってきて、三時までつづいた。

15:34 三時に、イエスは大声を出して『エロイ エロイ ラマ サバクタニ!』と叫ばれた。訳すると、『わたしの神様、わたしの神様、なぜ、わたしをお見捨てになりましたか!』である。

15:35 そばに立っていた人たちのうちにはこれを聞いて、「そら、エリヤを呼んでいる」と言った者が何人かあった。(エロイをエリヤと聞きちがえたらしい。)

15:36 ひとりが駆けていって、『酸っぱい葡萄主を』海綿に含ませ、葦(の棒の先)につけて、「(もう少し生かしておいて、)エリヤが下ろしに来るかどうか、見ていよう」と言いながら、イエスに『飲ませようとした。』

15:37 しかしイエスは(それを受けず)大声を放たれるとともに、息が絶えた。

15:38 (その途端に、)宮の(聖所の)幕が上から下まで真っ二つに裂けた。

15:39 イエスと向かい合ってそばに立っていた百卒長は、こんなにして息が絶えたのを見て、「この方は確かに神の子であった」と言った。

15:40 また遠くの方から眺めていた女たちもいた。そのうちにはマグダラのマリヤ、小男ヤコブとヨセとの母マリヤ、およびサロメもいた。

15:41 ──この三人はイエスがまだガリラヤにおられた時に、ついて回って仕えていた人たちである。──(そこには)このほかに、イエスと一しょにエルサレムに上ってきた多くの女たちもいた。

 

塚本訳 マタ 27:33-56

27:33 ゴルゴダという所──すなわち「髑髏の所」──に着くと、

27:34 人々は(苦痛をやわらげるために)『苦艾』を混ぜた葡萄酒を『飲ませようとした』が、なめただけで、飲もうとされなかった。

27:35 兵卒らはイエスを十字架につけると、『籤を引いて』その『着物を自分たちで分けた』のち、

27:36 そこに坐って見張りをしていた。

27:37 イエスの頭の上にはこれはユダヤ人の王イエスであると書いた罪状が掲げられた。

27:38 その時イエスと共に二人の強盗が、一人は右に、一人は左に十字架につけられた。

27:39 通りかかった人々が『頭をふりながら、』イエスを冒涜して

27:40 こう言った、「お宮をこわして三日で建てるという人、自分を救ってみろ。神の子なら、十字架から下りてこい。」

27:41 同じように大祭司連も、聖書学者、長老と一しょに、こう言ってなぶった、

27:42 「あの男、人は救ったが、自分は救えない。イスラエルの王様じゃないか。今すぐ十字架から下りてくるがよい。そうしたら信じてやるのに!

27:43 『彼は神にたよっている。神が可愛がっておられるなら、』今すぐ『救ってくださろう』だ。『わたしは神の子だ』と言ったから。」

27:44 一しょに十字架につけられた強盗たちも、同じようにイエスを罵った。

27:45 昼の十二時から地の上が全部暗闇になってきて、三時までつづいた。

27:46 三時ごろ、イエスは大声を出して『エリ エリ レマ サバクタニ!』と叫ばれた。これは『わたしの神様、わたしの神様、なぜ、わたしをお見捨てになりましたか!』である。

27:47 そこに立っていた人たちのうちにはこれを聞いて、「あの人はエリヤを呼んでいるのだ」と言った者が何人かあった。(エリをエリヤと聞きちがえたらしい。)

27:48 そのうちの一人がすぐ駆けていって、海綿をとり、『酸っぱい葡萄酒を』ふくませ、葦(の棒の先)につけて、イエスに『飲ませようとした。』(しかしお受けにならなかった。)

27:49 「(もう少し生かしておいて、)エリヤが救いに来るかどうか、見ていよう」とほかの人々が言った。

27:50 しかしイエスはふたたび(何か)大声で叫ばれると共に、息が切れた。

27:51 その途端に、宮の(聖所の)幕が上から下まで真っ二つに裂けた。そして地が震い、岩が裂け、

27:52 墓が開いて、眠っていた多くの聖者たちの体が生きかえり、

27:53 墓から出てきて、イエスの復活の後、聖なる都(エルサレム)に入って多くの人に現われた。

27:54 百卒長および一しょにイエスの見張りをしていた兵卒らは、地震とこれらの出来事とを見てすっかり恐ろしくなり、「この人は、確かに神の子であった」と言った。

27:55 またそこには、遠くの方から眺めていた女たちが沢山いた。これはガリラヤからイエスについて来て、仕えていた人たちである。

27:56 そのうちにはマグダラのマリヤ、ヤコブとヨセフとの母マリヤ、およびゼベダイの子らの母がいた。

 

塚本訳 ヨハ 19:18-19

19:18 そこで彼らはイエスを十字架につけた。またほかに二人(の囚人)が、イエスを中にしてあちらとこちらで、一しょに十字架につけられた。

19:19 ピラトはまた捨札を書いて十字架の上に掲げさせた。ナザレ人イエス、ユダヤ人の王と書いてあった。

 

塚本訳 ヨハ 19:23-25

19:23 兵卒はイエスを十字架につけると、イエスの上着を四つに分け、四人の兵卒がめいめいその一つを取った。下着もそうしようとしたが、下着には縫い目がなく、上から(下まで)全くの一枚織りであった。

19:24 それで、「これは裂くまい。だれが取るか、籤できめよう」と話し合った。これは、〃彼等は互いにわたしの着物を自分たちで分け、わたしの着るものに籤を引いた。〃という聖書の言葉が成就するためであった。兵卒どもはこんなことをしたのである。

19:25 ところが一方、イエスの十字架のわきには、その母(マリヤ)と母の姉妹、クロパの妻マリヤとマグダラのマリヤが立っていた。

 

塚本訳 ヨハ 19:29-30

19:29 酸っぱい葡萄酒の一ぱい入った器がそこに置いてあった。人々はその[酸っぱい葡萄酒を]一ぱい含ませた海綿をヒソプの(茎の先)につけて、イエス(の口許)に差し出した。

19:30 イエスは酸っぱい葡萄酒を受けると、「(すべて)すんだ」と言って、首を垂れて霊を(神に)渡された。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 マタ 5:44

5:44 しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。

 

新共同 使  3:17

3:17 ところで、兄弟たち、あなたがたがあんなことをしてしまったのは、指導者たちと同様に無知のためであったと、わたしには分かっています。

 

新共同 Uコリ12:4

12:4 彼は楽園にまで引き上げられ、人が口にするのを許されない、言い表しえない言葉を耳にしたのです。

 

新共同 ルカ 2:20

2:20 羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

 

新共同 マタ 27:19

27:19 一方、ピラトが裁判の席に着いているときに、妻から伝言があった。「あの正しい人に関係しないでください。その人のことで、わたしは昨夜、夢で随分苦しめられました。」

 

新共同 ルカ 8:2

8:2 悪霊を追い出して病気をいやしていただいた何人かの婦人たち、すなわち、七つの悪霊を追い出していただいたマグダラの女と呼ばれるマリア、

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 ガラ 3:13

3:13 キリストは、わたしたちのためにのろいとなって、わたしたちを律法ののろいからあがない出して下さった。聖書に、「木にかけられる者は、すべてのろわれる」と書いてある。

 

口語訳 Tコリ4:12-13

4:12 苦労して自分の手で働いている。はずかしめられては祝福し、迫害されては耐え忍び、

4:13 ののしられては優しい言葉をかけている。わたしたちは今に至るまで、この世のちりのように、人間のくずのようにされている。

 

口語訳 Tコリ2:8

2:8 この世の支配者たちのうちで、この知恵を知っていた者は、ひとりもいなかった。もし知っていたなら、栄光の主を十字架につけはしなかったであろう。

 

口語訳 ロマ 10:9-14

10:9 すなわち、自分の口で、イエスは主であると告白し、自分の心で、神が死人の中からイエスをよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われる。

10:10 なぜなら、人は心に信じて義とされ、口で告白して救われるからである。

10:11 聖書は、「すべて彼を信じる者は、失望に終ることがない」と言っている。

10:12 ユダヤ人とギリシヤ人との差別はない。同一の主が万民の主であって、彼を呼び求めるすべての人を豊かに恵んで下さるからである。

10:13 なぜなら、「主の御名を呼び求める者は、すべて救われる」とあるからである。

10:14 しかし、信じたことのない者を、どうして呼び求めることがあろうか。聞いたことのない者を、どうして信じることがあろうか。宣べ伝える者がいなくては、どうして聞くことがあろうか。

 

口語訳 Tコリ6:10-11

6:10 貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者は、いずれも神の国をつぐことはないのである。

6:11 あなたがたの中には、以前はそんな人もいた。しかし、あなたがたは、主イエス・キリストの名によって、またわたしたちの神の霊によって、洗われ、きよめられ、義とされたのである。

 

口語訳 Uコリ5:8

5:8 それで、わたしたちは心強い。そして、むしろ肉体から離れて主と共に住むことが、願わしいと思っている。

 

口語訳 ピリ 1:23

1:23 わたしは、これら二つのものの間に板ばさみになっている。わたしの願いを言えば、この世を去ってキリストと共にいることであり、実は、その方がはるかに望ましい。

 

口語訳 Uコリ12:2

12:2 わたしはキリストにあるひとりの人を知っている。この人は十四年前に第三の天にまで引き上げられた――それが、からだのままであったか、わたしは知らない。からだを離れてであったか、それも知らない。神がご存じである。

 

口語訳 Tコリ15:4

15:4 そして葬られたこと、聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと、

 

(日)新共同訳1987 の引照

新共同 Uコリ12:4

12:4 彼は楽園にまで引き上げられ、人が口にするのを許されない、言い表しえない言葉を耳にしたのです。

 

新共同 黙  2:7

2:7 耳ある者は、"霊"が諸教会に告げることを聞くがよい。勝利を得る者には、神の楽園にある命の木の実を食べさせよう。」』

 

新共同 使  7:59

7:59 人々が石を投げつけている間、ステファノは主に呼びかけて、「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」と言った。

 

新共同 使  3:14

3:14 聖なる正しい方を拒んで、人殺しの男を赦すように要求したのです。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

口語訳 使  7:60

7:60 そして、ひざまずいて、大声で叫んだ、「主よ、どうぞ、この罪を彼らに負わせないで下さい」。こう言って、彼は眠りについた。

 

口語訳 Uコリ12:4

12:4 パラダイスに引き上げられ、そして口に言い表わせない、人間が語ってはならない言葉を聞いたのを、わたしは知っている。

 

口語訳 黙  2:7

2:7 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べることをゆるそう』。

 

口語訳 使  3:14

3:14 あなたがたは、この聖なる正しいかたを拒んで、人殺しの男をゆるすように要求し、

 

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ルカ23:50−56a

埋葬

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

422350そして見よ、議員であり、[また]善き、義しい人物であったヨセフという名の

人〔がいた〕。

422351この彼は、彼らの計画と仕業には賛成していなかった。〔彼は、〕ユダヤ人の町アリマタヤの出身であり、神の王国を待ち望んでいた。

422352この彼がピラトゥスのもとへ来て、イエスの体を〔下げ渡してくれるように〕願い出た。

422353そしてヨセフは、〔イエスの体を〕降ろしてそれを亜麻布でつつみ、そして岩に穿(うが)った、かつて誰も横たえられたことのない墓にイエスを納めた。

422354またその日は、準備日で、安息日が始まろうとしていた。

422355また、イエスと一緒にガリラヤから出て来ていた女たちは、〔ヨセフの〕あとに

ついて行って、墓とイエスの体が葬られるさまとを見ていた。

422356aそして彼女たちは〔家に〕戻って行き、〔さまざまの〕香料と香油とを用意した。

 

新共同訳1987

23:50 さて、ヨセフという議員がいたが、善良な正しい人で、

23:51 同僚の決議や行動には同意しなかった。ユダヤ人の町アリマタヤの出身で、神の国を待ち望んでいたのである。

23:52 この人がピラトのところに行き、イエスの遺体を渡してくれるようにと願い出て、

23:53 遺体を十字架から降ろして亜麻布で包み、まだだれも葬られたことのない、岩に掘った墓の中に納めた。

23:54 その日は準備の日であり、安息日が始まろうとしていた。

23:55 イエスと一緒にガリラヤから来た婦人たちは、ヨセフの後について行き、墓と、イエスの遺体が納められている有様とを見届け、

23:56a 家に帰って、香料と香油を準備した。

 

前田訳1978

23:50 ここにヨセフという名の議員があり、善良で正しい人で、

23:51 人々の決議や行動には賛成しなかった。ユダヤの町アリマタヤの出で、神の国を待ち望んでいた。

23:52 この人がピラトのところに行ってイエスのなきがらを求め、

23:53 それを取りおろして亜麻布に包み、まただれも葬られたことのない、岩にうがった墓に納めた。

23:54 この日は準備日であったが、安息日がはじまりかけていた。

23:55 ガリラヤからイエスにお伴して来ていた女たちはヨセフについて行って、墓と、お体が納められる模様とを見とどけ、

23:56a 帰って、香料と香油とを用意した。

 

新改訳1970

23:50 さてここに、ヨセフという、議員のひとりで、りっぱな、正しい人がいた。

23:51 この人は議員たちの計画や行動には同意しなかった。彼は、アリマタヤというユダヤ人の町の人で、神の国を待ち望んでいた。

23:52 この人が、ピラトのところに行って、イエスのからだの下げ渡しを願った。

23:53 それから、イエスを取り降ろして、亜麻布で包み、そして、まだだれをも葬ったことのない、岩に掘られた墓にイエスを納めた。

23:54 この日は準備の日で、もう安息日が始まろうとしていた。

23:55 ガリラヤからイエスといっしょに出て来た女たちは、ヨセフについて行って、墓と、イエスのからだの納められる様子を見届けた。

23:56a そして、戻って来て、香料と香油を用意した。

 

塚本訳1963

23:50 さてここにヨセフという人があった。。最高法院の議員で、りっぱな、信心深い人であった。

23:51 ──この人は(イエスの処分について、)同僚たちの(今度の)決議と行動とに賛成しなかった。──ユダヤの町アリマタヤ生まれで、神の国(の来るの)を待ち望んでいた。

23:52 この人がピラトの所に行ってイエスの体(の下げ渡し)を乞い、

23:53 これを(十字架から)下ろして亜麻布で包み、まだだれも葬られたことのない、岩に穿った墓に納めた。

23:54 この日は支度日[金曜日]であったが、(もう夕方で、)安息日[土曜日]が始まろうとしていた。

23:55 イエスと一しょにガリラヤから来た女たちは(ヨセフの)あとについて行って、墓と、イエスの体が(そこに)納められる様子とを見とどけ、

23:56a 帰って、香料と香油を用意した。

 

口語訳1955

23:50 ここに、ヨセフという議員がいたが、善良で正しい人であった。

23:51 この人はユダヤの町アリマタヤの出身で、神の国を待ち望んでいた。彼は議会の議決や行動には賛成していなかった。

23:52 この人がピラトのところへ行って、イエスのからだの引取り方を願い出て、

23:53 それを取りおろして亜麻布に包み、まだだれも葬ったことのない、岩を掘って造った墓に納めた。

23:54 この日は準備の日であって、安息日が始まりかけていた。

23:55 イエスと一緒にガリラヤからきた女たちは、あとについてきて、その墓を見、またイエスのからだが納められる様子を見とどけた。

23:56a そして帰って、香料と香油とを用意した。

 

文語訳1917

"422350","議員にして善かつ義なるヨセフといふ人あり。"

"422351","・・この人はかの評議と仕業とに與せざりき・・ユダヤの町なるアリマタヤの者にて、神の國を待ちのぞめり。"

"422352","此の人ピラトの許にゆき、イエスの屍體を乞ひ、"

"422353","これを取りおろし、亞麻布にて包み、巌に鑿りたる未だ人を葬りし事なき墓に納めたり。"

"422354","この日は準備日なり、かつ安息日近づきぬ。"

"422355","ガリラヤよりイエスと共に來りし女たち後に從ひ、その墓と屍體の納められたる様とを見、"

"422356a","歸りて香料と香油とを備ふ。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

塚本訳 マコ 15:42-47

15:42 もはや夕方になった。その日は支度日、すなわち安息日の前の日[金曜日]であったので、(日が暮れると安息日になって、死体を十字架にかけておくことを許されなかった。そこで)

15:43 名望の高い最高法院の議員であるアリマタヤ生まれのヨセフが来て、臆することなくピラトの所に行き、イエスの体(の下げ渡し)を乞うた。彼も神の国(の来るの)を待ち望んでいた一人であった。

15:44 ピラトはイエスがもう死んでしまったのかと不思議に思い、百卒長を呼んで、とうに死んだかどうかを尋ね、

15:45 百卒長からそうと聞くと、なきがらをヨセフに下げ渡した。

15:46 そこでヨセフは(日が暮れぬうちにと大急ぎで)亜麻布を買い、イエスを(十字架から)下ろして亜麻布で巻き、岩に掘ってあった墓に横たえ、墓の入口に石をころがしておいた。

15:47 マグダラのマリヤとヨセの母マリヤとは、なきがらの納められた所を見ていた。

 

塚本訳 マタ 27:57-61

27:57 夕方になると、アリマタヤ生まれの金持でヨセフという人が来た。彼もイエスの弟子であった。

27:58 この人がピラトの所に行って、イエスの体(の下げ渡し)を乞うた。そこでピラトはそれを渡すように命じた。

27:59 ヨセフは体を受け取り、清らかな亜麻布で包み、

27:60 岩に掘らせた自分の新しい墓にそれを納め、墓の入口に大きな石をころがしておいて、立ち去った。

27:61 マグダラのマリヤともう一人のマリヤとはそこにのこって、墓の方を向いて坐っていた。

 

塚本訳 ヨハ 19:31

19:31 ところで、その日は支度日、(すなわち安息日の前の日(金曜日))であったので──(ことに)その安息の日は(過越の祭りの第一日で)大切な日であったから──ユダヤ人は安息日に(三人の)体を十字架の上にのこしておかないために、脛を折って(体を)取りおろしてくれとピラトに願い出た。

 

塚本訳 ヨハ 19:38-42

19:38 そのあとで、アリマタヤ生まれのヨセフが、──この人はユダヤ人(の役人たち)を恐れて、隠れてイエスの弟子になっていた人である──ピラトに、イエスの体を取りおろしたいと願い出た。ピラトが許すと、彼は行って体を取りおろした。

19:39 すると以前に、夜、イエスの所に来たニコデモも、没薬と沈香とを混ぜた物を百リトラ(三十二キロ八百グラム)ばかり持って来た。

19:40 彼らはイエスの体を受け取り、ユダヤ人の埋葬の習慣に従って、香料をふりかけた亜麻布でこれを巻いた。

19:41 ところがイエスが十字架につけられた場所(の近く)に園があって、園の中に、まだだれも納められたことのない、新しい墓があった。

19:42 その日はユダヤ人の支度日であったので、その墓が近いのをさいわい、(安息日が始まらないうちにと、急いで)そこにイエスを納めた。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 ルカ 2:38

2:38 そのとき、近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

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(日)新共同訳1987 の引照

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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