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マラキ書 1:1     

表題(フランシスコ会)

 

翻訳比較

聖書協会共同訳2018
マラ 1:1 託宣。マラキを通してイスラエルに臨んだ主の言葉。


フランシスコ会訳2013
マラキ書 

フランシスコ訳聖書 Mal <1>章 聖書本文

◆表 題

001託宣。マラキを通してイスラエ ルに臨んだ主の言葉。


 

新共同訳1987

1:1 託宣。マラキによってイスラエルに臨んだ主の言葉。

 

新改訳1970

1:1 宣告。マラキを通してイスラエルにあった主のことば。

 

口語訳1955

1:1 マラキによってイスラエルに臨んだ主の言葉の託宣。


文語訳1917
1:1 これマラキに托てイスラエルに臨めるヱホバの言の重負なり

 

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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

・・・・

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

・・・・

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

・・・・

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

・・・・

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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マラキ書 1:2−5   

イスラエルとエドム

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018
◆イスラエルとエドム
マラ 1:2 私はあなたがたを愛してきた――主は言われる。/しかし、あなたがたは言う/「どのように愛してくださったのか」と。/エサウはヤコブの兄ではな かったか――主の仰せ。/しかし、私はヤコブを愛し
マラ 1:3 エサウを憎んだ。/私は彼の山を荒廃させ/彼の相続地を荒れ野のジャッカルのものとした。
マラ 1:4 たとえエドムが、「我々は打ちのめされたが/廃虚を新しく建て直す」と言っても/万軍の主はこう言われる。/彼らが建て直しても/私はそれを破壊 する。/人々は彼らを悪の領域と呼び/主からとこしえに憤りを受ける民と呼ぶ。
マラ 1:5 あなたがたは、自分の目で見て言うであろう。/「主はイスラエルの境を越えて偉大な方である」と。


フランシスコ会訳2013

◆主はイスラエルを愛す

002「わたしはお前たちを愛してい る」と主は仰せになる。

しかし、「どのようにわたしたちを愛されますか」

とお前たちは言う。

「エサウはヤコブの兄ではなかったか――主の言葉。

わたしはヤコブを愛し、

003エサウを憎んだ。

わたしは彼の山を荒れ果てたままにし、

その受け継いだ地を

荒れ野のジャッカルのものとした」。

004もし、「われわれは打ち砕かれ たが、

廃墟を建て直そう」

とエドムが言っても、万軍の主はこう仰せになる、

「彼らが建てても、わたしは壊す。

彼らは邪悪の地と呼ばれ、

主にとこしえに呪われた民と呼ばれる」。

005お前たちの目はそれを見て、言 うだろう、

「主はイスラエルの境を越えて偉大な方」と。


 

新共同訳1987

1:2 わたしはあなたたちを愛してきたと/主は言われる。しかし、あなたたちは言う/どのように愛を示してくださったのか、と。エサウはヤコブの兄ではないかと /主は言われる。しかし、わたしはヤコブを愛し

1:3 エサウを憎んだ。わたしは彼の山を荒廃させ/彼の嗣業を荒れ野のジャッカルのものとした。

1:4 たとえエドムが、我々は打ちのめされたが/廃虚を建て直す、と言っても/万軍の主はこう言われる/たとえ、彼らが建て直しても/わたしはそれを破壊する、 と。人々はそれを悪の領域と呼び/とこしえに、主の怒りを受けた民と呼ぶ。

1:5 あなたたちは、自分の目で見/はっきりと言うべきである/主はイスラエルの境を越えて/大いなる方である、と。

 

新改訳1970

1:2 「わたしはあなたがたを愛している。」と主は仰せられる。あなたがたは言う。「どのように、あなたが私たちを愛されたのですか。」と。「エサウはヤコブの 兄ではなかったか。――主の御告げ。――わたしはヤコブを愛した。

1:3 わたしはエサウを憎み、彼の山を荒れ果てた地とし、彼の継いだ地を荒野のジャッカルのものとした。」

1:4 たといエドムが、「私たちは打ち砕かれた。だが、廃墟を建て直そう。」と言っても、万軍の主はこう仰せられる。「彼らは建てるが、わたしは打ちこわす。彼 らは、悪の国と言われ、主のとこしえにのろう民と呼ばれる。」

1:5 あなたがたの目はこれを見て言おう。「主はイスラエルの地境を越えて偉大な方だ。」と。

 

口語訳1955

1:2 主は言われる、「わたしはあなたがたを愛した」と。ところがあなたがたは言う、「あなたはどんなふうに、われわれを愛されたか」。主は言われる、「エサウ はヤコブの兄ではないか。しかしわたしはヤコブを愛し、

1:3 エサウを憎んだ。かつ、わたしは彼の山地を荒し、その嗣業を荒野の山犬に与えた」。

1:4 もしエドムが「われわれは滅ぼされたけれども、荒れた所を再び建てる」と言うならば、万軍の主は「彼らは建てるかもしれない。しかしわたしはそれを倒す。 人々は、彼らを悪しき国ととなえ、とこしえに主の怒りをうける民ととなえる」と言われる。

1:5 あなたがたの目はこれを見て、「主はイスラエルの境を越えて大いなる神である」と言うであろう。


文 語訳1917
1:2 ヱホバ曰たまふ我汝らを愛したり 然るに汝ら云ふ 汝いかに我儕を愛せしやと ヱホバいふエサウはヤコブの兄に非ずや されど我はヤコブを愛し
1:3 エサウを惡めり 且つわれ彼の山を荒し其嗣業を山犬にあたへたり
1:4 エドムは我儕ほろぼされたれども再び荒たる所を建んといふによりて萬軍のヱホバかく曰たまふ 彼等は建ん されど我これを倒さん 人は彼等を惡境とよび又ヱホバの恒に怒りたまふ人民と稱へん
1:5 汝らこれを目に見て云ん ヱホバはイスラエルの地に大なりと


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 ロマ 9:13

9:13 「わたしはヤコブを愛しエサウを憎んだ」と書いてあるとおりである。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ヨハ 15:12

15:12 わたしのいましめは、これである。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互に愛し合いなさい。

 

口 語訳 ロマ 9:13

9:13 「わたしはヤコブを愛しエサウを憎んだ」と書いてあるとおりである。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 ロマ 9:13

9:13 「わたしはヤコブを愛しエサウを憎んだ」と書いてあるとおりである。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 ロマ 9:13

9:13 「わたしはヤコブを愛し、/エサウを憎んだ」と書いてあるとおりです。

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ロマ 9:13

9:13 「わたしはヤコブを愛し、/エサウを憎んだ」と書いてあるとおりです。

 

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マラキ書 1:6−14  

正しい礼拝

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018
◆正しい礼拝
マラ 1:6 子は父を、僕は主人を敬うものだ。/しかし、私が父であるなら/私に対する尊敬はどこにあるのか。/私が主人であるなら/私に対する畏れはどこに あるのか/――万軍の主はあなたがたに言われる。/私の名を軽んじる祭司たちよ/あなたがたは言う/「我々はどのように御名を軽んじまし たか」と。
マラ 1:7 あなたがたは私の祭壇に/汚れたパンを献げておきながら/「我々はどのようにあなたを汚しましたか」と言う。/あなたがたは/主の食卓は軽んじら れてもよいと思っている。
マラ 1:8 あなたがたが目の潰れた動物をいけにえとして/献げても、悪いことではないのか。/足が傷ついていたり、病気である動物を献げても/悪いことでは ないのか。/それを総督に献上してみよ。/彼はあなたを喜びとし、受け入れるだろうか/――万軍の主は言われる。
マラ 1:9 今、神が我々を憐れんでくださるように/神に願い求めなさい。/これは、あなたがたが自ら引き起こしたことだ。/神はあなたがたの誰を受け入れて くださるだろうか/――万軍の主は言われる。
マラ 1:10 あなたがたのうちで/わが祭壇にいたずらに火がともされぬように/戸を閉じる者は誰か。/私はあなたがたを喜びとはしない/――万軍の主は言わ れる。/私はあなたがたの手から供え物を受け取らない。
マラ 1:11 日の出る所から日の沈む所まで、諸国民の間でわが名は大いなるものとされ、至るところでわが名のために香がたかれ、清い供え物が献げられる。わ が名は諸国民の間で大いなるものとされているからだ――万軍の主は言われる。
マラ 1:12 しかしあなたがたは、「主の食卓は汚されており、その食卓の果実は食物として軽んじられている」と言ってわが名を汚している。
マラ 1:13 あなたがたはまた、「なんと煩わしいことか」と言って、私をないがしろにしている――万軍の主は言われる。あなたがたが、奪って来た動物、足の 傷ついた動物、病気の動物などを供え物として引いて来ているのに、私があなたがたの手からそれを受け取るだろうか――主は言われる。
マラ 1:14 自分の群れの中に欠陥のない雄の動物がいて、それを献げると誓いながら傷のあるものを主に献げ、偽る者は呪われよ。私は大いなる王で、わが名が 諸国民の間で畏れられているからである――万軍の主は言われる。

フランシスコ会訳2013
◆正しい礼拝(一)――心からの清い礼拝

006「子は父を、そして僕はその主 人を敬う。

もし、わたしが父であるなら、

わたしに対する尊敬はどこにあるのか。

もし、わたしが主人であるなら、

わたしに対する畏敬はどこにあるのか」

と万軍の主はお前たちに仰せになる。

「わたしの名を侮る祭司たちよ、それでもお前たちは

『どのようにしてわたしたちは

あなたの名を侮りましたか』と言う。

007お前たちは、わたしの祭壇に

汚れたパンをささげながら、

『わたしたちはどのようにしてあなたを汚しましたか』 と言う。

『主の食卓はさげすまれてもかまわない』

とお前たちは思っている。

008目のつぶれた動物を

犠牲にささげても差し支えないのか。

また、足に傷のあるもの、

病気のものをささげても問題ないのか。

お前たちの総督にそれを、差し出してみよ。

彼はお前に厚意を示し、お前を受け入れるだろうか」

と万軍の主は仰せになる。

009「それで今、神がわたしたちに

恵みを与えてくださるようにと、

神に厚意を願ってみよ。

これは、お前たちの手によるものである。

神はお前たちを受け入れてくださるだろうか」

と万軍の主は仰せになる。

010「わたしの祭壇に

いたずらに火をともすことがないように

誰か戸を閉じる者がお前たちの中にいればよいのだが。

わたしはお前たちのことを喜びとはしない」

と万軍の主は仰せになる。

「わたしはお前たちの手からの供え物を好まない。

011日の昇る所から日の沈む所ま で、

諸国の民の間で、わたしの名は大いなるものとなり、

あらゆる所でわたしの名のために供え物を

焼く煙が立ち上り、清い供え物がささげられる。

わたしの名は諸国の民の間で

大いなるものとされているからである」

と万軍の主は仰せになる。

012「しかし、『主の食卓が汚され ていて、

その食物は軽んじられている』

と言ってお前たちはそれを汚している。

013また、『何と煩わしいことだ』 と言って、

お前たちはわたしを侮っている」

と万軍の主は仰せになる。

「そしてお前たちは掠められたもの、

足に傷のあるもの、

そして、病気のものを携えて来て、

献げ物としてささげている。

そのようなものをわたしがお前の手から

喜んで受け入れるだろうか」

と主は仰せになる。

014「また自分の群れの中に、雄の 動物がいて、

それをささげると誓っていながら、

損なわれたものを犠牲として

主にささげるようなずるい者は呪われる。

わたしは大いなる王であり、

わたしの名が諸国の民の間で畏れられているからだ」

と万軍の主は仰せになる。

 


 

新共同訳1987

1:6 子は父を、僕は主人を敬うものだ。しかし、わたしが父であるなら/わたしに対する尊敬はどこにあるのか。わたしが主人であるなら/わたしに対する畏れはど こにあるのかと/万軍の主はあなたたちに言われる。わたしの名を軽んずる祭司たちよ/あなたたちは言う/我々はどのようにして御名を 軽んじましたか、と。

1:7 あなたたちは、わたしの祭壇に/汚れたパンをささげておきながら/我々はどのようにして/あなたを汚しましたか、と言う。しかも、あなたたちは/主の食卓 は軽んじられてもよい、と言う。

1:8 あなたたちが目のつぶれた動物を/いけにえとしてささげても、悪ではないのか。足が傷ついたり、病気である動物をささげても/悪ではないのか。それを総督 に献上してみよ。彼はあなたを喜び、受け入れるだろうかと/万軍の主は言われる。

1:9 今、神が恵みを与えられるよう/ひたすら神に赦しを願うがよい。これは、あなたたちが自ら行ったことだ。神はあなたたちの誰かを/受け入れてくださるだろ うかと/万軍の主は言われる。

1:10 あなたたちのうち誰か、わが祭壇に/いたずらに火が点じられることがないよう/戸を閉じる者はいないのか。わたしはあなたたちを喜ぶことはできないと/万 軍の主は言われる。わたしは献げ物をあなたたちの手から/受け入れはしない。

1:11 日の出る所から日の入る所まで、諸国の間でわが名はあがめられ、至るところでわが名のために香がたかれ、清い献げ物がささげられている。わが名は諸国の間 であがめられているからだ、と万軍の主は言われる。

1:12 それなのに、あなたたちは主の食卓は汚されてもよい、その食卓の果実は食物として軽んじられてもよいと言って、御名を冒涜している。

1:13 また、なんと煩わしいことかと言って、わたしをさげすんでいる、と万軍の主は言われる。あなたたちが盗んできた動物、足の傷ついた動物、病気の動物などを 献げ物として携えてきているのに、わたしはあなたたちの手からそれを快く受け入れうるだろうか、と主は言われる。

1:14 群れの中に傷のない雄の動物を持っており、それをささげると誓いながら、傷のあるものを主にささげる偽り者は呪われよ。わたしは大いなる王で、わたしの名 は諸国の間で畏れられている、と万軍の主は言われる。

 

新改訳1970

1:6 「子は父を敬い、しもべはその主人を敬う。もし、わたしが父であるなら、どこに、わたしへの尊敬があるのか。もし、わたしが主人であるなら、どこに、わた しへの恐れがあるのか。――万軍の主は、あなたがたに仰せられる。――わたしの名をさげすむ祭司たち。あなたがたは言う。『どのよう にして、私たちがあなたの名をさげすみましたか。』と。

1:7 あなたがたは、わたしの祭壇の上に汚れたパンをささげて、『どのようにして、私たちがあなたを汚しましたか。』と言う。『主の食卓はさげすまれてもよ い。』とあなたがたは思っている。

1:8 あなたがたは、盲の獣をいけにえにささげるが、それは悪いことではないのか。足なえや病気のものをささげるのは、悪いことではないのか。さあ、あなたの総 督のところにそれを差し出してみよ。彼はあなたをよみし、あなたを受け入れるだろうか。――万軍の主は仰せられる。――

1:9 さあ、今、恵みを受けるために神に願ってみよ。これはあなたがたの手によることだ。神はあなたがたのうちだれかを、受け入れてくださるだろうか。――万軍 の主は仰せられる。――

1:10 あなたがたのうちにさえ、あなたがたがわたしの祭壇に、いたずらに火を点ずることがないように、戸を閉じる人は、だれかいないのか。わたしは、あなたがた を喜ばない。――万軍の主は仰せられる。――わたしは、あなたがたの手からのささげ物を受け入れない。

1:11 日の出る所から、その沈む所まで、わたしの名は諸国の民の間であがめられ、すべての場所で、わたしの名のために、きよいささげ物がささげられ、香がたかれ る。わたしの名が諸国の民の間であがめられているからだ。――万軍の主は仰せられる。――

1:12 しかし、あなたがたは、『主の食卓は汚れている。その果実も食物もさげすまれている。』と言って、祭壇を冒涜している。

1:13 あなたがたはまた、『見よ。なんとうるさいことか。』と言って、それを軽蔑する。――万軍の主は仰せられる。――あなたがたは、かすめたもの、足なえのも の、病気のものを連れて来て、ささげ物としてささげている。わたしが、それをあなたがたの手から、喜んで、受け入れるだろうか。―― 主は仰せられる。――

1:14 群れのうちに雄の獣がいて、これをささげると誓いながら、損傷のあるのを主にささげるずるい者は、のろわれる。わたしが大いなる王であり、わたしの名が諸 国の民の間で、恐れられているからだ。――万軍の主は仰せられる。――

 

口語訳1955

1:6 「子はその父を敬い、しもべはその主人を敬う。それでわたしがもし父であるならば、あなたがたのわたしを敬う事実が、どこにあるか。わたしがもし主人であ るならば、わたしを恐れる事実が、どこにあるか。わたしの名を侮る祭司たちよ、と万軍の主はあなたがたに言われる。ところがあなたが たは『われわれはどんなふうにあなたの名を侮ったか』と言い、

1:7 汚れた食物をわたしの祭壇の上にささげる。またあなたがたは、主の台は卑しむべき物であると考えて、『われわれはどんなふうに、それを汚したか』と言う。

1:8 あなたがたが盲目の獣を、犠牲にささげるのは悪い事ではないか。また足のなえたもの、病めるものをささげるのは悪い事ではないか。今これをあなたのつかさ にささげてみよ。彼はあなたを喜び、あなたを受けいれるであろうかと、万軍の主は言われる。

1:9 あなたがたは、神がわれわれをあわれまれるように、神の恵みを求めてみよ。このようなあなたがたの手のささげ物をもって、彼はあなたがたを受けいれられる であろうかと、万軍の主は言われる。

1:10 あなたがたがわが祭壇の上にいたずらに、火をたくことのないように戸を閉じる者があなたがたのうちに、ひとりあったらいいのだが。わたしはあなたがたを喜 ばない、またあなたがたの手からささげ物を受けないと、万軍の主は言われる。

1:11 日の出る所から没する所まで、国々のうちにわが名はあがめられている。また、どこでも香と清いささげ物が、わが名のためにささげられる。これはわが名が 国々のうちにあがめられているからであると、万軍の主は言われる。

1:12 ところがあなたがたは、主の台は汚れている、またこの食物は卑しむべき物であると言って、これを汚した。

1:13 あなたがたはまた『これはなんと煩わしい事か』と言って、わたしを鼻であしらうと、万軍の主は言われる。あなたがたはまた奪った物、足なえのもの、病める ものを、ささげ物として携えて来る。わたしはそれを、あなたがたの手から、受けるであろうかと主は言われる。

1:14 群れのうちに雄の獣があり、それをささげると誓いを立てているのに、傷のあるものを、主にささげる偽り者はのろわれる。わたしは大いなる王で、わが名は 国々のうちに恐れられるべきであると、万軍の主は言われる。

 

文 語訳1917
1:6 子は其父を敬ひ僕はその主を敬ふ されば我もし父たらば我を敬ふこと安にあるや 我もし主たらば我をおそるること安にあるや なんぢら我が名を藐視る祭司よと萬軍のヱホバいひたまふ 然るに汝曹はいふ我儕何に汝の名を藐視りしやと
1:7 汝ら汚れたるパンをわが壇の上に獻げしかして言ふ我儕何に爾を汚せしやと 汝曹ヱホバの臺は卑しきなりと云しがゆゑなり
1:8 汝ら盲目なる者を犠牲に獻ぐるは惡に非ずや 又跛足なるものと病者を獻ぐるは惡に非ずや 今これを汝の方伯に獻げよ されば彼なんぢを悦ぶや 汝を受納るや 萬軍のヱホバこれをいふ
1:9 請ふ汝ら神に我らをあはれみ給はんことをもとめよ これらは凡て汝らの手になれり 彼なんぢらを納んや 萬軍のヱホバこれを言ふ
1:10 汝らがわが壇の上にいたづらに火をたくこと無らんために汝らの中一人扉を閉づる者あらまほし われ汝らを悦ばず 又なんぢらの手より獻物を受じと萬軍のヱホバいひ給ふ
1:11 日の出る處より沒る處までの列國の中に我名は大ならん 又何處にても香と潔き獻物を我名に獻げん そはわが名列國の中に大なるべければなりと萬軍のヱホバいひ給ふ
1:12 しかるになんぢら之を褻したり そは爾曹はヱホバの臺は汚れたり また其果すなはちその食物は卑しと云ばなり
1:13 なんぢらは又如何に煩勞しきことにあらずやといひ且これを藐視たり 萬軍のヱホバこれをいふ 又なんぢらは奪ひし物跛足たる者病る者を携へ來れり 汝らかく獻物を携へ來ればわれ之を汝らの手より受べけんや ヱホバこれをいひ給へり
1:14 群の中に牡あるに誓を立てて疵あるものをヱホバに獻ぐる詐僞者は詛はるべし そは我は大なる王また我名は列國に畏れらるべきなればなり 萬軍のヱホバこれをいふ


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 ルカ 6:46

6:46 わたしを主よ、主よ、と呼びながら、なぜわたしの言うことを行わないのか。

 

口 語訳 Tコリ9:13

9:13 あなたがたは、宮仕えをしている人たちは宮から下がる物を食べ、祭壇に奉仕している人たちは祭壇の供え物の分け前にあずかることを、 知らないのか。

 

口 語訳 Tテモ2:8

2:8 男は、怒ったり争ったりしないで、どんな場所でも、きよい手をあげて祈ってほしい。

 

口 語訳 黙  8:3

8:3 また、別の御使が出てきて、金の香炉を手に持って祭壇の前に立った。たくさんの香が彼に与えられていたが、これは、すべての聖徒の祈 に加えて、御座の前の金の祭壇の上にささげるためのものであった。

 

口 語訳 Tテモ6:15

6:15 時がくれば、祝福に満ちた、ただひとりの力あるかた、もろもろの王の王、もろもろの主の主が、キリストを出現させて下さるであろう。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 マタ 15:4-8

15:4 神は言われた、『父と母とを敬え』、また『父または母をののしる者は、必ず死に定められる』と。

15:5 それだのに、あなたがたは『だれでも父または母にむかって、あなたにさしあげるはずのこのものは供え物です、と言えば、

15:6 父または母を敬わなくてもよろしい』と言っている。こうしてあなたがたは自分たちの言伝えによって、神の言を無にしている。

15:7 偽善者たちよ、イザヤがあなたがたについて、こういう適切な預言をしている、

15:8 『この民は、口さきではわたしを敬うが、その心はわたしから遠く離れている。

 

口 語訳 エペ 6:2-3

6:2 「あなたの父と母とを敬え」。これが第一の戒めであって、次の約束がそれについている、

6:3 「そうすれば、あなたは幸福になり、地上でながく生きながらえるであろう」。

 

口 語訳 使  5:1-4

5:1 ところが、アナニヤという人とその妻サッピラとは共に資産を売ったが、

5:2 共謀して、その代金をごまかし、一部だけを持ってきて、使徒たちの足もとに置いた。

5:3 そこで、ペテロが言った、「アナニヤよ、どうしてあなたは、自分の心をサタンに奪われて、聖霊を欺き、地所の代金をごまかしたのか。

5:4 売らずに残しておけば、あなたのものであり、売ってしまっても、あなたの自由になったはずではないか。どうして、こんなことをする気 になったのか。あなたは人を欺いたのではなくて、神を欺いたのだ」。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 黙  8:3

8:3 また、別の天使が来て、手に金の香炉を持って祭壇のそばに立つと、この天使に多くの香が渡された。すべての聖なる者たちの祈りに添えて、玉座の前にある金 の祭壇に献げるためである。

 

新共同 使  5:4

5:4 売らないでおけば、あなたのものだったし、また、売っても、その代金は自分の思いどおりになったのではないか。どうして、こんなことをする気になったの か。あなたは人間を欺いたのではなく、神を欺いたのだ。」

 

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