ミカ書 7:1−7
民の腐敗
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆民の腐敗
ミカ
7:1 なんと悲しいことか。/私は夏の果物を集める者のように/ぶどうの摘み残しの実を集める者のように/なってしまった。/食べられるぶどうの房はな
く/私が好む初なりのいちじくもない。
ミカ
7:2 忠実な人はこの地から絶え/正しい者は人々の中にはいなくなってしまった。/誰もが皆、血を流そうと待ち伏せして/互いに網で捕らえようとする。
ミカ 7:3 その手は悪事にたけ/高官と裁判官でさえ報酬を要求する。/有力者も欲のままに発言し、真実をねじ曲げる。
ミカ
7:4 彼らの中の最も善い者も茨のようであり/最も正しい者も茨の垣のようだ。/彼らの見張り番の日/彼らの刑罰の日がやって来た。/今、彼らが混乱す
る時だ。
ミカ 7:5 あなたがたは友を信じるな。/親しい友も信頼してはならない。/あなたの懐に安らう女からも/自らの口の戸を守れ。
ミカ 7:6 息子は父を侮り/娘は母と、嫁はしゅうとめと対立する。/人の敵は家の中の者である。
ミカ 7:7 しかし、私は主を仰ぎ見/わが救いの神を待つ。/わが神は私に耳を傾けてくださる。
フランシスコ会訳2013
ミカ書 7
フランシスコ訳聖書 Mic <7>章
聖書本文
◆二 死から救いへ(7・1-20)
◆社会の腐敗と混乱
001ああ、悲しいことだ、
わたしは夏の果実を取り入れる者のように、
ぶどうの取り残しの実を集める者のようになった。
食べることのできるぶどうはもう一房もなく、
わたしの好きな初なりのいちじくもない。
002敬虔な者はこの地から姿を消 し、
誠実な者は誰もいない。
みな、血を流そうと待ち伏せし
互いに相手を殺そうと追い求める。
003彼らの手は悪事を働くに巧み で、
役人と判事は賄賂を求め、
有力者は自分の欲望のみを語る。
こうして彼らは悪事を企む。
004彼らの中で極めて善良な者も茨
のようで、
最も正しい人も茨の垣根のようだ。
お前が警戒する日、お前の罰せられる日がやって来た。
今こそ彼らの混乱の時だ。
005隣人を信じるな、
友を信頼するな。
お前の胸に寄りかかる者に対しても、
お前の言葉を慎め。
006息子は父を侮辱し、
娘は母に、
嫁は姑に逆らうからだ。
人の敵はその家の者なのだ。
007しかし、わたしは主を仰ぎ見 る。
わたしの救いの神を待ち望む。
わたしの神は耳を傾けてくださる。
新共同訳1987
7:1
悲しいかな/わたしは夏の果物を集める者のように/ぶどうの残りを摘む者のようになった。もはや、食べられるぶどうの実はなく/わたしの好む初なりのいち
じくもない。
7:2
主の慈しみに生きる者はこの国から滅び/人々の中に正しい者はいなくなった。皆、ひそかに人の命をねらい/互いに網で捕らえようとする。
7:3
彼らの手は悪事にたけ/役人も裁判官も報酬を目当てとし/名士も私欲をもって語る。しかも、彼らはそれを包み隠す。
7:4
彼らの中の最善の者も茨のようであり/正しい者も茨の垣に劣る。お前の見張りの者が告げる日/お前の刑罰の日が来た。今や、彼らに大混乱が起こる。
7:5
隣人を信じてはならない。親しい者にも信頼するな。お前のふところに安らう女にも/お前の口の扉を守れ。
7:6
息子は父を侮り/娘は母に、嫁はしゅうとめに立ち向かう。人の敵はその家の者だ。
7:7
しかし、わたしは主を仰ぎ/わが救いの神を待つ。わが神は、わたしの願いを聞かれる。
新改訳1970
7:1
ああ、悲しいことだ。私は夏のくだものを集める者のよう、ぶどうの取り残しの実を取り入れる者のようになった。もう食べられるふさは一つもなく、私の好き
な初なりのいちじくの実もない。
7:2
敬虔な者はこの地から消えうせ、人の間に、正しい者はひとりもいない。みな血を流そうと待ち伏せし、互いに網をかけ合って捕えようとする。
7:3
彼らの手は悪事を働くのに巧みで、役人は物を求め、さばきつかさは報酬に応じてさばき、有力者は自分の欲するままを語り、こうして事を曲げている。
7:4
彼らのうちの善人もいばらのようだ。正しい者もいばらの生け垣のようだ。あなたの刑罰の日が、あなたを見張る者の日が来る。今、彼らに混乱が起きる。
7:5
友を信用するな。親しい友をも信頼するな。あなたのふところに寝る者にも、あなたの口の戸を守れ。
7:6
息子は父親を侮り、娘は母親に、嫁はしゅうとめに逆らい、それぞれ自分の家の者を敵としている。
7:7
しかし、私は主を仰ぎ見、私の救いの神を待ち望む。私の神は私の願いを聞いてくださる。
口語訳1955
7:1
わざわいなるかな、わたしは夏のくだものを集める時のように、ぶどうの収穫の残りを集める時のようになった。食らうべきぶどうはなく、わが心の好む初なり
のいちじくもない。
7:2
神を敬う人は地に絶え、人のうちに正しい者はない。みな血を流そうと待ち伏せし、おのおの網をもってその兄弟を捕える。
7:3
両手は悪い事をしようと努めてやまない。つかさと裁判官はまいないを求め、大いなる人はその心の悪い欲望を言いあらわし、こうして彼らはその悪を仕組む。
7:4
彼らの最もよい者もいばらのごとく、最も正しい者もいばらのいけがきのようだ。彼らの見張びとの日、すなわち彼らの刑罰の日が来る。いまや彼らの混乱が近
い。
7:5
あなたがたは隣り人を信じてはならない。友人をたのんではならない。あなたのふところに寝る者にも、あなたの口の戸を守れ。
7:6
むすこは父をいやしめ、娘はその母にそむき、嫁はそのしゅうとめにそむく。人の敵はその家の者である。
7:7
しかし、わたしは主を仰ぎ見、わが救の神を待つ。わが神はわたしの願いを聞かれる。
文語訳1917
7:1 我は禍なるかな 我の景况は夏の菓物を採る時のごとく遺れる葡萄を斂むる時に似たり
食ふべき葡萄あること無く我が心に嗜む初結の無花果あること無し
7:2 善人地に絶ゆ 人の中に直き者なし 皆血を流さんと伏て伺ひ各々網をもてその兄弟を獵る
7:3 兩手は惡を善なすに急がし 牧伯は要求め裁判人は賄賂を取り力ある人はその心の惡き望を言あらはし斯共にその惡をあざなひ合す
7:4 彼らの最も善き者も荊棘のごとく最も直き者も刺ある樹の垣より惡し 汝の觀望人の日すなはち汝の刑罰の日いたる
彼らの中に今混亂あらん
7:5 汝ら伴侶を信ずる勿れ 朋友を恃むなかれ 汝の懐に寢る者にむかひても汝の口の戸を守れ
7:6 男子は父を藐視め女子は母の背き?は姑に背かん 人の敵はその家の者なるべし
7:7 我はヱホバを仰ぎ望み我を救ふ神を望み俟つ 我神われに聽たまふべし
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 マタ
10:21
10:21
兄弟は兄弟を、父は子を殺すために渡し、また子は親に逆らって立ち、彼らを殺させるであろう。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 マタ
10:21
10:21
兄弟は兄弟を、父は子を殺すために渡し、また子は親に逆らって立ち、彼らを殺させるであろう。
口 語訳 マタ
10:35
10:35
わたしがきたのは、人をその父と、娘をその母と、嫁をそのしゅうとめと仲たがいさせるためである。
口 語訳 ルカ
12:53
12:53
また父は子に、子は父に、母は娘に、娘は母に、しゅうとめは嫁に、嫁はしゅうとめに、対立するであろう」。
口 語訳 マタ
10:36
10:36
そして家の者が、その人の敵となるであろう。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口 語訳 マタ
10:35-36
10:35
わたしがきたのは、人をその父と、娘をその母と、嫁をそのしゅうとめと仲たがいさせるためである。
10:36
そして家の者が、その人の敵となるであろう。
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 マタ
10:35-36
10:35
わたしは敵対させるために来たからである。人をその父に、/娘を母に、/嫁をしゅうとめに。
10:36
こうして、自分の家族の者が敵となる。
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 マタ 10:21
10:21
兄弟は兄弟を、父は子を死に追いやり、子は親に反抗して殺すだろう。
新共同 マタ 10:25
10:25
弟子は師のように、僕は主人のようになれば、それで十分である。家の主人がベルゼブルと言われるのなら、その家族の者はもっとひどく言われることだろ
う。」
新共同 マタ 10:36
10:36
こうして、自分の家族の者が敵となる。
新共同 ルカ 12:53
12:53
父は子と、子は父と、/母は娘と、娘は母と、/しゅうとめは嫁と、嫁はしゅうとめと、/対立して分かれる。」
新共同 ルカ 21:16
21:16
あなたがたは親、兄弟、親族、友人にまで裏切られる。中には殺される者もいる。
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ミカ書 7:8−20
新しい約束
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
◆新しい約束
ミカ 7:8 わが敵よ、私のことで喜ぶな。/私は倒れても、また起き上がる。/たとえ、闇の中に座っていても/主は私の光である。
ミカ
7:9 私は罪を犯したので/主の怒りを負わなければならない。/主が私の訴えを取り上げ/私を裁かれるときまで。/主は私を光に導き/私は主の正義を見
るだろう。
ミカ
7:10 「あなたの神、主はどこにいるのか」と/私に向かって言った敵は/それを見て、恥に覆われる。/私は目の当たりにする/今、敵が路上の泥のよう
に踏みつけられるのを。
ミカ 7:11 あなたの城壁を再建する日/それは国境の広がる日。
ミカ
7:12 その日、人々はあなたのもとにやって来る/アッシリアからエジプトまで/エジプトからユーフラテス川に至るまで/そして海から海、山から山ま
で。
ミカ 7:13 しかし、この地は荒れ果てる。/そこに住む者のゆえに、その業の結ぶ実によって。
ミカ
7:14 どうか、あなたの杖で、ご自分の民/あなたの所有の民である羊を治めてください。/彼らは森の中、果樹園の中に/一人離れて住んでいます。/遠
い昔の日のようにバシャンとギルアドで/草を食むことができるようにしてください。
ミカ 7:15 あなたがエジプトの地を出た時のように/私は奇しき業を彼らに示そう。
ミカ 7:16 諸国民は見て、そのすべての力を恥じ/手を口に当て、その耳は聞こえなくなる。
ミカ
7:17 彼らは蛇のように/地を這うもののように塵をなめ/砦から震え出て/畏れつつ私たちの神、主に近づき/あなたを畏れ敬うであろう。
ミカ
7:18 あなたのような神がいるだろうか。/ご自分の民である残りの者のために過ちを赦し/その背きの罪も見過ごされる方。/いつまでも怒りを持ち続け
ず/むしろ慈しみを望まれる方。
ミカ 7:19 主は私たちを再び憐れみ/私たちの過ちを不問にされる。/あなたは私たちの罪をことごとく/海の深みに投げ込まれる。
ミカ 7:20 どうか、ヤコブに真実を/アブラハムに慈しみを示してくださるように/あなたが遠い昔、私たちの先祖に誓われたように。
フランシスコ会訳2013
◆エルサレムの救いと祈り
008わたしの敵よ、わたしのことで
喜ぶな。
わたしは倒れても、また立ち上がる。
闇の中に座っていても、
主がわたしの光である。
009わたしが主に罪を犯したのだ。
わたしは主の憤りを耐え忍ぶ。
主がわたしの訴えを取り上げ、
わたしのために正しい裁きを下されるまで。
主はわたしを光に導かれ、
わたしはその救いを仰ぎ見る。
010わたしの敵はそれを見、
大いに恥じ入る。
「お前の神、主はどこにいる」と、
わたしに言ったその敵が。
わたしはこの目で敵を見つめる。
今、敵は路上の泥のように踏みつけられる。
011お前の城壁を建て直す日、
その日、国境は広げられる。
012その日、人々はお前のもとに
やって来る。
アッシリアからエジプトまで、
エジプトからユーフラテス川まで。
海から海まで、山から山に至るまで。
013しかし、その住民の行いの実の
故に、
地は荒れ果てる。
014あなたの杖で、
あなたのものである羊の群れを牧してください。
豊かな地で、森の中に一人離れ住む
あなたの民を導いてください。
彼らが、遠い昔のように、
バシャンとギレアドで、草をはむようにしてください。
015あなたが、エジプトの地を出ら
れた時のように、
不思議な業を、わたしたちにお見せください。
016国々はそれを見て恥じ入りま す、
あらゆる権力をもつにもかかわらず。
彼らは手を口にあて、
その耳は聞こえなくなります。
017彼らは、蛇のように、
地面を這うもののように塵をなめ、
その砦から、
わたしたちの神、主の前に、
震えながら出て、
あなたを畏れ敬います。
018あなたのような神が、ほかにい
るでしょうか。
あなたは、ご自分の残りの者のために、
咎を赦し、罪を見過ごされ、
慈しみを喜び、
いつまでも怒りに固執されることがありません。
019主は、再びわたしたちを憐れ み、
わたしたちの咎を踏みつけ、
わたしたちのもろもろの罪を、
海の淵に投げ込まれます。
020あなたは、ヤコブに真実を示 し、
アブラハムに慈しみを注がれます。
その永遠の昔から、
あなたが、わたしたちの祖先に誓われたように。
新共同訳1987
7:8
わたしの敵よ、わたしのことで喜ぶな。たとえ倒れても、わたしは起き上がる。たとえ闇の中に座っていても/主こそわが光。
7:9
わたしは主に罪を犯したので/主の怒りを負わねばならない/ついに、主がわたしの訴えを取り上げ/わたしの求めを実現されるまで。主はわたしを光に導かれ
/わたしは主の恵みの御業を見る。
7:10
「お前の神、主はどこにいるのか」と/わたしに言っていた敵は/このことを見て恥に覆われる。わたしの目はこの様を見る。今や、敵は路上の泥のように踏み
つけられる。
7:11
あなたの城壁を再建する日/それは、国境の広げられる日だ。
7:12
その日、人々はあなたのもとに来る/アッシリアからエジプトの町々まで/エジプトからユーフラテスまで/海から海、山から山まで。
7:13
しかし、大地は荒れ果てる/そこに住む者の行いの実によって。
7:14
あなたの杖をもって/御自分の民を牧してください/あなたの嗣業である羊の群れを。彼らが豊かな牧場の森に/ただひとり守られて住み/遠い昔のように、バ
シャンとギレアドで/草をはむことができるように。
7:15
お前がエジプトの地を出たときのように/彼らに驚くべき業をわたしは示す。
7:16
諸国の民は、どんな力を持っていても/それを見て、恥じる。彼らは口に手を当てて黙し/耳は聞く力を失う。
7:17
彼らは蛇のように/地を這うもののように塵をなめ/身を震わせながら砦を出て/我らの神、主の御前におののき/あなたを畏れ敬うであろう。
7:18
あなたのような神がほかにあろうか/咎を除き、罪を赦される神が。神は御自分の嗣業の民の残りの者に/いつまでも怒りを保たれることはない/神は慈しみを
喜ばれるゆえに。
7:19
主は再び我らを憐れみ/我らの咎を抑え/すべての罪を海の深みに投げ込まれる。
7:20
どうか、ヤコブにまことを/アブラハムに慈しみを示してください/その昔、我らの父祖にお誓いになったように。
新改訳1970
7:8
私の敵。私のことで喜ぶな。私は倒れても起き上がり、やみの中にすわっていても、主が私の光であるからだ。
7:9
私は主の激しい怒りを身に受けている。私が主に罪を犯したからだ。しかし、それは、主が私の訴えを取り上げ、私を正しくさばいてくださるまでだ。主は私を
光に連れ出し、私はその義を見ることができる。
7:10
それで、私に向かい、「あなたの神、主は、どこにいるのか。」と言った私の敵は、これを見て恥に包まれる。私もこの目で敵をながめる。今、敵は道の泥のよ
うに踏みにじられる。
7:11
あなたの石垣を立て直す日、その日、国境が広げられる。
7:12
その日、アッシリヤからエジプトまで、エジプトから大川まで、海から海まで、山から山まで、人々はあなたのところに来る。
7:13
しかし、その地は荒れ果てる。そこに住んでいた者たちのゆえに。これが彼らの行ないの結んだ実である。
7:14
どうか、あなたの杖で、あなたの民、あなたご自身のものである羊を飼ってください。彼らは林の中、果樹園の中に、ひとり離れて住んでいます。彼らが昔の日
のように、バシャンとギルアデで草をはむようにしてください。
7:15
「あなたがエジプトの国から出た日のように、わたしは奇しいわざを彼に見せよう。」
7:16
異邦の民も見て、自分たちのすべての力を恥じ、手を口に当て、彼らの耳は聞こえなくなりましょう。
7:17
彼らは、蛇のように、地をはうもののように、ちりをなめ、震えながら彼らのとりでから、私たちの神、主のみもとに出て来て、わなないて、あなたを恐れま
しょう。
7:18
あなたのような神が、ほかにあるでしょうか。あなたは、咎を赦し、ご自分のものである残りの者のために、そむきの罪を見過ごされ、怒りをいつまでも持ち続
けず、いつくしみを喜ばれるからです。
7:19
もう一度、私たちをあわれみ、私たちの咎を踏みつけて、すべての罪を海の深みに投げ入れてください。
7:20
昔、私たちの先祖に誓われたように、真実をヤコブに、いつくしみをアブラハムに与えてください。
口語訳1955
7:8
わが敵よ、わたしについて喜ぶな。たといわたしが倒れるとも起きあがる。たといわたしが暗やみの中にすわるとも、主はわが光となられる。
7:9
主はわが訴えを取りあげ、わたしのためにさばきを行われるまで、わたしは主の怒りを負わなければならない。主に対して罪を犯したからである。主はわたしを
光に導き出してくださる。わたしは主の正義を見るであろう。
7:10
その時「あなたの神、主はどこにいるか」と/わたしに言ったわが敵は、これを見て恥をこうむり、わが目は彼を見てあざ笑う。彼は街路の泥のように踏みつけ
られる。
7:11
あなたの城壁を築く日が来る。その日には国境が遠く広がる。
7:12
その日にはアッスリヤからエジプトまで、エジプトからユフラテ川まで、海から海まで、山から山まで、人々はあなたに来る。
7:13
しかしかの地はその住民のゆえに、そのおこないの実によって荒れはてる。
7:14
どうか、あなたのつえをもってあなたの民、すなわち園の中の林にひとりおる/あなたの嗣業の羊を牧し、いにしえの日のようにバシャンとギレアデで、彼らを
養ってください。
7:15
あなたがエジプトの国を出た時のように、わたしはもろもろの不思議な事を彼らに示す。
7:16
国々の民は見て、そのすべての力を恥じ、その手を口にあて、その耳は聞えぬ耳となる。
7:17
彼らはへびのように、地に這うもののようにちりをなめ、震えながらその城から出、おののきつつ、われわれの神、主に近づいてきて、あなたのために恐れる。
7:18
だれかあなたのように不義をゆるし、その嗣業の残れる者のために/とがを見過ごされる神があろうか。神はいつくしみを喜ばれるので、その怒りをながく保た
ず、
7:19
再びわれわれをあわれみ、われわれの不義を足で踏みつけられる。あなたはわれわれのもろもろの罪を/海の深みに投げ入れ、
7:20
昔からわれわれの先祖たちに誓われたように、真実をヤコブに示し、いつくしみをアブラハムに示される。
文
語訳1917
7:8 我敵人よ我につきて喜ぶなかれ 我仆るれば興あがる 幽暗に居ればヱホバ我の光となりたまふ
7:9 ヱホバわが訴訟を理し我ために審判をおこなひたまふまで我は忍びてその忿怒をかうむらん 其は我これに罪を得たればなり
ヱホバつひに我を光明に携へいだし給はん 而して我ヱホバの正義を見ん
7:10 わが敵これを見ん 汝の神ヱホバは何處にをるやと我に言る者恥辱をかうむらん 我かれを目に見るべし
彼は街衢の泥のごとくに踏つけらるべし
7:11 汝の垣を築く日いたらん 其日には法度遠く徙るべし
7:12 その日にはアッスリヤよりエジプトの邑々より人々汝に來りエジプトより河まで海より海まで山より山までの人々汝に來り就ん
7:13 その日地はその居民の故によりて荒はつべし 是その行爲の果報なり
7:14
汝の杖をもて汝の民即ち獨離れてカルメルの中の林にをる汝の?業の羊を牧養ひ之をして古昔の日のごとくバシヤンおよびギレアデにおいて草を食はしめたまへ
7:15 汝がエジプトの國より出來し日のごとく我ふしぎなる事等を彼にしめさん
7:16 國々の民見てその一切の能力を恥ぢその手を口にあてん その耳は聾となるべし
7:17 彼らは蛇のごとくに塵を?め地に匍ふ者の如くにその城より振ひて出で戰慄て我らの神ヱホバに詣り汝のために懼れん
7:18 何の神か汝に如ん 汝は罪を赦しその?業の遺餘者の愆を見過したまふなり
神は憐憫を悦ぶが故にその震怒を永く保ちたまはず
7:19 ふたたび顧みて我らを憐み我らの愆を踏つけ我らの諸の罪を海の底に投しづめたまはん
7:20 汝古昔の日われらの先祖に誓ひたりし其眞實をヤコブに賜ひ憐憫をアブラハムに賜はん
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 ルカ
1:72
1:72
こうして、神はわたしたちの父祖たちにあわれみをかけ、その聖なる契約、
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳
Uコリ4:9
4:9
迫害に会っても見捨てられない。倒されても滅びない。
口 語訳 ロマ
10:1-4
10:1
兄弟たちよ。わたしの心の願い、彼らのために神にささげる祈は、彼らが救われることである。
10:2
わたしは、彼らが神に対して熱心であることはあかしするが、その熱心は深い知識によるものではない。
10:3
なぜなら、彼らは神の義を知らないで、自分の義を立てようと努め、神の義に従わなかったからである。
10:4
キリストは、すべて信じる者に義を得させるために、律法の終りとなられたのである。
口 語訳 ロマ
11:23-27
11:23
しかし彼らも、不信仰を続けなければ、つがれるであろう。神には彼らを再びつぐ力がある。
11:24
なぜなら、もしあなたが自然のままの野生のオリブから切り取られ、自然の性質に反して良いオリブにつがれたとすれば、まして、これら
自然のままの良い枝は、もっとたやすく、元のオリブにつがれないであろうか。
11:25
兄弟たちよ。あなたがたが知者だと自負することのないために、この奥義を知らないでいてもらいたくない。一部のイスラエル人がかたく
なになったのは、異邦人が全部救われるに至る時までのことであって、
11:26
こうして、イスラエル人は、すべて救われるであろう。すなわち、次のように書いてある、/「救う者がシオンからきて、/ヤコブから不
信心を追い払うであろう。
11:27
そして、これが、彼らの罪を除き去る時に、/彼らに対して立てるわたしの契約である」。
口 語訳 ヘブ
8:12
8:12
わたしは、彼らの不義をあわれみ、/もはや、彼らの罪を思い出すことはしない」。
口 語訳 ヘブ
10:17
10:17
さらに、「もはや、彼らの罪と彼らの不法とを、思い出すことはしない」と述べている。
口 語訳 ルカ
1:72-73
1:72
こうして、神はわたしたちの父祖たちにあわれみをかけ、その聖なる契約、
1:73
すなわち、父祖アブラハムにお立てになった誓いをおぼえて、
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口 語訳 ヨハ
8:12
8:12
イエスは、また人々に語ってこう言われた、「わたしは世の光である。わたしに従って来る者は、やみのうちを歩くことがなく、命の光を
もつであろう」。
口 語訳 ルカ
1:73
1:73
すなわち、父祖アブラハムにお立てになった誓いをおぼえて、
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
・・・・
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
・・・・
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