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マタイ19:1−2

エルサレムへ

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

401901さて、イエスがこれらの言葉を語り終えた時、ガリラヤを立ちのいて、ヨルダンの彼方のユダヤの地域へやって来た。

401902すると多くの群集が彼に従って来た。そこで彼は、彼らをその場所で癒した。

 

新共同訳1987

19:1 イエスはこれらの言葉を語り終えると、ガリラヤを去り、ヨルダン川の向こう側のユダヤ地方に行かれた。

19:2 大勢の群衆が従った。イエスはそこで人々の病気をいやされた。

 

前田訳1978

19:1 イエスがこれらの話を終えられたときのこと、ガリラヤを去ってヨルダンの向こうのユダヤ地方へ来られた。

19:2 多くの群衆が彼に従い、彼はその地方で彼らの病をいやされた。

 

新改訳1970

19:1 イエスはこの話を終えると、ガリラヤを去って、ヨルダンの向こうにあるユダヤ地方に行かれた。

19:2 すると、大ぜいの群衆がついて来たので、そこで彼らをおいやしになった。

 

塚本訳1963

19:1 イエスはこれらの話を終えると、ガリラヤを去り、ヨルダン川の向こうのユダヤ(人の住むペレヤ)地方に行かれた。

19:2 すると大勢の群衆がついて来たので、そこで彼らの病気をなおされた。

 

口語訳1955

19:1 イエスはこれらのことを語り終えられてから、ガリラヤを去ってヨルダンの向こうのユダヤの地方へ行かれた。

19:2 すると大ぜいの群衆がついてきたので、彼らをそこでおいやしになった。

 

文語訳1917

"401901","イエスこれらの言を語り終へて、ガリラヤを去り、ヨルダンの彼方なるユダヤの地方に來り給ひしに、"

"401902","大なる群衆したがひたれば、此處にて彼らを醫し給へり。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

塚本訳 マコ 10:1

10:1 そこを立って、ユダヤ地方とヨルダン川の向こう(のペレヤ)とに行かれる。すると群衆がまた彼の所に集まってきたので、またいつものように教えられた。

 

塚本訳 ルカ 9:51

9:51 イエスは(いよいよ)昇天の日が迫ったので、決然としてその顔をエルサレムへ向けて進み、

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

新共同 マタ 7:28

7:28 イエスがこれらの言葉を語り終えられると、群衆はその教えに非常に驚いた。

 

新共同 ルカ 9:51

9:51 イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向かう決意を固められた。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

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(日)新共同訳1987 の引照

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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マタイ19:3−12

離婚問題

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

401903すると〔何人かの〕ファリサイ人たちが彼に近寄って来て、彼を試みようとして言った、「どのような理由であれ、人が自分の妻を離縁するのは、許されているのですか」。

401904そこで彼は彼らに答えて言った、「あなたたちは、創造者が、初めから彼らを男と女に造られたというのを、読んだことがないのか。

401905また神はいわれた、このゆえに人は父と母を棄てるであろう。そして自分の女に結びつくであろう。こうして二人は一つの身になるであろう

401906だから、彼らはもはや二つではなく、一つの身なのである。したがって、神が一つ軛(くびき)に合わせられたものを、人間が離してはならない」。

401907彼らは彼に言う、「それではなぜ、モーセは離縁状を与えて[彼女を]離縁することを指示したのですか」。

401908彼は彼らに言う、「モーセは、あなたたちの心が頑なだから、あなたたちが自分の妻を離縁することを許したのだ。しかし、初めからそのようではなかった。

401909私はあなたたちに言う、淫行以外のゆえで自分の妻を離縁し、加えてほかの女を娶る者は、姦淫する者である」。

401910[彼の]弟子たちが彼に言う、「もし妻とのことがそのような具合なら、人は結婚しても何もいいことはありません」。

401911そこで彼は彼らに言った、「[以下の]言葉はすべての者が把握するものではなく、授けられた者だけ〔が把握するの〕である。

401912つまり、母の胎(はら)からしてそのように生まれた去勢者があり、また人間たちに去勢させられた去勢者があり、天の王国のゆえに自らを去勢した去勢者がいる。把握することのできる者は把握せよ」。

 

新共同訳1987

19:3 ファリサイ派の人々が近寄り、イエスを試そうとして、「何か理由があれば、夫が妻を離縁することは、律法に適っているでしょうか」と言った。

19:4 イエスはお答えになった。「あなたたちは読んだことがないのか。創造主は初めから人を男と女とにお造りになった。」

19:5 そして、こうも言われた。「それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。

19:6 だから、二人はもはや別々ではなく、一体である。従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」

19:7 すると、彼らはイエスに言った。「では、なぜモーセは、離縁状を渡して離縁するように命じたのですか。」

19:8 イエスは言われた。「あなたたちの心が頑固なので、モーセは妻を離縁することを許したのであって、初めからそうだったわけではない。

19:9 言っておくが、不法な結婚でもないのに妻を離縁して、他の女を妻にする者は、姦通の罪を犯すことになる。」

19:10 弟子たちは、「夫婦の間柄がそんなものなら、妻を迎えない方がましです」と言った。

19:11 イエスは言われた。「だれもがこの言葉を受け入れるのではなく、恵まれた者だけである。

19:12 結婚できないように生まれついた者、人から結婚できないようにされた者もいるが、天の国のために結婚しない者もいる。これを受け入れることのできる人は受け入れなさい。」

 

前田訳1978

19:3 パリサイ人が彼を試みに来ていった、「何かの理由があればおのが妻を離縁してもよろしいか」と。

19:4 彼は答えられた、「あなた方は読んだことがないのか、創造主ははじめに彼らを男と女に造られたこと。

19:5 それゆえ人は父母を離れて妻につき、ふたりは一体となるべきことを。

19:6 したがってもはやふたつではなくひとつの体である。神が結ばれたものを人が離すべきではない」と。

19:7 彼らはいう、「モーセが離縁状を渡して離縁することを命じたのはなぜですか」と。

19:8 彼らにいわれる、「モーセはあなた方が頑なので妻を離縁することをゆるしたので、事ははじめからそうではなかった。

19:9 わたしはいう、不品行のゆえでなく妻を離縁してほかの女をめとるものは姦淫をすることになる」と。

19:10 弟子たちは彼にいう、「もし人と妻とのことがそのようならば、結婚しないほうがよろしい」と。

19:11 彼はいわれた、「恵まれた人は別として、すべての人がこのことばを受け入れうるのではなく、

19:12 母の胎からの生まれつきの独身があり、人から独身にされたものがあり、また天国のゆえに自らを独身にしたものがある。このことを受け入れうるものは受け入れよ」と。

 

新改訳1970

19:3 パリサイ人たちがみもとにやって来て、イエスを試みて、こう言った。「何か理由があれば、妻を離別することは律法にかなっているでしょうか。」

19:4 イエスは答えて言われた。「創造者は、初めから人を男と女に造って、

19:5 『それゆえ、人はその父と母を離れて、その妻と結ばれ、ふたりの者が一心同体になるのだ。』と言われたのです。それを、あなたがたは読んだことがないのですか。

19:6 それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。こういうわけで、人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません。」

19:7 彼らはイエスに言った。「では、モーセはなぜ、離婚状を渡して妻を離別せよ、と命じたのですか。」

19:8 イエスは彼らに言われた。「モーセは、あなたがたの心がかたくななので、その妻を離別することをあなたがたに許したのです。しかし、初めからそうだったのではありません。

19:9 まことに、あなたがたに告げます。だれでも、不貞のためでなくて、その妻を離別し、別の女を妻にする者は姦淫を犯すのです。」

19:10 弟子たちはイエスに言った。「もし妻に対する夫の立場がそんなものなら、結婚しないほうがましです。」

19:11 しかし、イエスは言われた。「そのことばは、だれでも受け入れることができるわけではありません。ただ、それが許されている者だけができるのです。

19:12 というのは、母の胎内から、そのように生まれついた独身者がいます。また、人から独身者にさせられた者もいます。また、天の御国のために、自分から独身者になった者もいるからです。それができる者はそれを受け入れなさい。」

 

塚本訳1963

19:3 そこにパリサイ人たちが近寄ってきて、イエスを試そうとして言った、「何か理由があれば、妻を離縁してもよろしいか。」

19:4 答えて言われた、「造物者が始めから『彼らを男と女とに造られた』こと、

19:5 また、『それゆえに人は父と母とをすてて妻に結びつき、二人は一体となる』と言われたことを、あなた達は読んだことがないのか。

19:6 従って、もはや二人ではない、一体である。だから夫婦は(皆)神が一つの軛におつなぎになったものである。(どんな理由があっても)人間がこれを引き離してはならない。」

19:7 彼らが言う、「それでは、なぜモーセは『離縁状を渡して(妻を)離縁することを』命じているか。」

19:8 彼らに言われる、「モーセはあなた達の心が(神に対して)頑固なために、妻を離縁することを許したので、始めからそうではなかった。

19:9 わたしは言う、不品行のゆえでなくて妻を離縁し、ほかの女と結婚する者は、姦淫を犯すのである。」

19:10 弟子たちが言う、「夫婦の関係がそんな(面倒な)ものなら、結婚をしない方が得だ。」

19:11 彼らに言われた、「そのことは(本当の意味がわかって実行すれば確かに得であるが、それは)だれにでも出来ることではない。(神から特別に力を)授けられる者だけに出来るのである。

19:12 というのは、(同じ独身でも、)母の胎内から結婚できないように生まれついた者があり、また人から(無理に)結婚できないようにされた者があり、また天の国のために自分で(決心して)結婚しない者がある。(この最後のものが本当の独身である。)出来る者はしたがよかろう。」

 

口語訳1955

19:3 さてパリサイ人たちが近づいてきて、イエスを試みようとして言った、「何かの理由で、夫がその妻を出すのは、さしつかえないでしょうか」。

19:4 イエスは答えて言われた、「あなたがたはまだ読んだことがないのか。『創造者は初めから人を男と女とに造られ、

19:5 そして言われた、それゆえに、人は父母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりの者は一体となるべきである』。

19:6 彼らはもはや、ふたりではなく一体である。だから、神が合わせられたものを、人は離してはならない」。

19:7 彼らはイエスに言った、「それでは、なぜモーセは、妻を出す場合には離縁状を渡せ、と定めたのですか」。

19:8 イエスが言われた、「モーセはあなたがたの心が、かたくななので、妻を出すことを許したのだが、初めからそうではなかった。

19:9 そこでわたしはあなたがたに言う。不品行のゆえでなくて、自分の妻を出して他の女をめとる者は、姦淫を行うのである」。

19:10 弟子たちは言った、「もし妻に対する夫の立場がそうだとすれば、結婚しない方がましです」。

19:11 するとイエスは彼らに言われた、「その言葉を受けいれることができるのはすべての人ではなく、ただそれを授けられている人々だけである。

19:12 というのは、母の胎内から独身者に生れついているものがあり、また他から独身者にされたものもあり、また天国のために、みずから進んで独身者となったものもある。この言葉を受けられる者は、受けいれるがよい」。

 

文語訳1917

"401903","パリサイ人ら來り、イエスを試みて言ふ『何の故にかかはらず、人その妻を出すは可きか』"

"401904","答へて言ひたまふ『人を造り給ひしもの、元始より之を男と女とに造り、而して、"

"401905","「かかる故に人は父母を離れ、その妻に合ひて、二人のもの一體となるべし」と言ひ給ひしを未だ讀まぬか。"

"401906","されば、はや二人にはあらず、一體なり。この故に神の合せ給ひし者は、人これを離すべからず』"

"401907","彼らイエスに言ふ『さらば何故モーセは離縁状を與へて出すことを命じたるか』"

"401908","彼らに言ひ給ふ『モーセは汝の心つれなきによりて妻を出すことを許したり。されど元始より然にはあらぬなり。"

"401909","われ汝らに告ぐ、おほよそ淫行の故ならで其の妻をいだし他に娶る者は、姦淫を行ふなり』"

"401910","弟子たちイエスに言ふ『人もし妻のことに於てかくのごとくば、娶らざるに如かず』"

"401911","彼らに言ひたまふ『凡ての人この言を受け容るるにはあらず、ただ授けられたる者のみなり。"

"401912","それ生れながらの閹人あり、人に爲られたる閹人あり、また天國のために自らなりたる閹人あり、之を受け容れうる者は受け容るべし』"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

塚本訳 マタ 5:31-32

5:31 また(昔の人は)、『妻を離縁する者は離縁状を渡せ』と命じられた。

5:32 しかしわたしはあなた達に言う、不品行以外の理由で妻を離縁する者は皆、その女に姦淫を犯させるのである。離縁された女と結婚する者も、姦淫を犯すのである。

 

塚本訳 マコ 10:2-12

10:2 そこにパリサイ人たちが進み出て、イエスを試そうとして尋ねた、「夫は妻を離縁してもよろしいか。」

10:3 彼らに答えられた、「モーセはあなた達になんと命じているか。」

10:4 彼らが言った、「モーセは、『離縁状を書いて(妻を)離縁することを』許した。」

10:5 イエスは彼らに言われた、「モーセはあなた達の心が(神に対して)頑固なために、この掟を書いたのである。

10:6 しかし(天地)創造の始めから、『神は彼らを男と女とに造られた。』

10:7 『それゆえに人はその父と母とをすてて、

10:8 二人は一体となる』(とモーセは書いている。)従って、もはや二人ではない、一体である。

10:9 だから夫婦は(皆)神が一つの軛におつなぎになったものである。人間がこれを引き離してはならない。」

10:10 家で弟子たちが、またこのことをお尋ねした。

10:11 彼らに言われる、「妻を離縁してほかの女と結婚する者は、妻に対して姦淫を犯すのである。

10:12 もし妻が夫を離縁してほかの男と結婚すれば、(これも)姦淫を犯すのである。」

 

塚本訳 ルカ 16:18

16:18 (だから、)妻を離縁して別な女と結婚する者は皆、姦淫を犯すのであり、夫から離縁された女と結婚する者も、姦淫を犯すのである。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

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(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

口語訳 Tコリ7:10-13

7:10 更に、結婚している者たちに命じる。命じるのは、わたしではなく主であるが、妻は夫から別れてはいけない。

7:11 (しかし、万一別れているなら、結婚しないでいるか、それとも夫と和解するかしなさい)。また夫も妻と離婚してはならない。

7:12 そのほかの人々に言う。これを言うのは、主ではなく、わたしである。ある兄弟に不信者の妻があり、そして共にいることを喜んでいる場合には、離婚してはいけない。

7:13 また、ある婦人の夫が不信者であり、そして共にいることを喜んでいる場合には、離婚してはいけない。

 

口語訳 Tコリ7:2

7:2 しかし、不品行に陥ることのないために、男子はそれぞれ自分の妻を持ち、婦人もそれぞれ自分の夫を持つがよい。

 

(日)新共同訳1987 の引照

 

新共同 エペ 5:31

5:31 「それゆえ、人は父と母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。」

 

新共同 Tコリ6:16-17

6:16 娼婦と交わる者はその女と一つの体となる、ということを知らないのですか。「二人は一体となる」と言われています。

6:17 しかし、主に結び付く者は主と一つの霊となるのです。

 

新共同 Tコリ6:10

6:10 泥棒、強欲な者、酒におぼれる者、人を悪く言う者、人の物を奪う者は、決して神の国を受け継ぐことができません。

 

新共同 Tコリ7:10-11

7:10 更に、既婚者に命じます。妻は夫と別れてはいけない。こう命じるのは、わたしではなく、主です。

7:11 ――既に別れてしまったのなら、再婚せずにいるか、夫のもとに帰りなさい。――また、夫は妻を離縁してはいけない。

 

新共同 Tコリ7:7

7:7 わたしとしては、皆がわたしのように独りでいてほしい。しかし、人はそれぞれ神から賜物をいただいているのですから、人によって生き方が違います。

 

新共同 Tコリ7:17

7:17 おのおの主から分け与えられた分に応じ、それぞれ神に召されたときの身分のままで歩みなさい。これは、すべての教会でわたしが命じていることです。

 

新共同 Tコリ7:32-34

7:32 思い煩わないでほしい。独身の男は、どうすれば主に喜ばれるかと、主のことに心を遣いますが、

7:33 結婚している男は、どうすれば妻に喜ばれるかと、世の事に心を遣い、

7:34 心が二つに分かれてしまいます。独身の女や未婚の女は、体も霊も聖なる者になろうとして、主のことに心を遣いますが、結婚している女は、どうすれば夫に喜ばれるかと、世の事に心を遣います。

 

新共同 Tコリ9:5

9:5 わたしたちには、他の使徒たちや主の兄弟たちやケファのように、信者である妻を連れて歩く権利がないのですか。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

口語訳 Tコリ6:16

6:16 それとも、遊女につく者はそれと一つのからだになることを、知らないのか。「ふたりの者は一体となるべきである」とあるからである。

 

口語訳 Tコリ7:1

7:1 さて、あなたがたが書いてよこした事について答えると、男子は婦人にふれないがよい。

 

口語訳 Tコリ7:7-8

7:7 わたしとしては、みんなの者がわたし自身のようになってほしい。しかし、ひとりびとり神からそれぞれの賜物をいただいていて、ある人はこうしており、他の人はそうしている。

7:8 次に、未婚者たちとやもめたちとに言うが、わたしのように、ひとりでおれば、それがいちばんよい。

 

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マタイ19:13−15

子供を祝福される

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

401913そのとき、イエスのところに子供たちが連れて来られた。彼に両手を子供たちに置いて祈ってもらおうというのである。しかし弟子たちは彼らを叱りつけた。

401914そこでイエスは言った、「子供たちをそのままにさせておきなさい。そして彼らが私のところに来るのを邪魔してはならない。なぜならば、天の王国とは、このような者たちのものだからである」。

401915そして彼は、彼らに両手を置いて、そこから去って行った。

 

新共同訳1987

19:13 そのとき、イエスに手を置いて祈っていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。

19:14 しかし、イエスは言われた。「子供たちを来させなさい。わたしのところに来るのを妨げてはならない。天の国はこのような者たちのものである。」

19:15 そして、子供たちに手を置いてから、そこを立ち去られた。

 

前田訳1978

19:13 そのころ、人々がイエスのところへ子どもを連れて来て、手を置いて祈っていただこうとしたのを弟子たちがとがめた。

19:14 イエスはいわれた、「子どもはそのままに。彼らがわたしのところへ来るのを妨げるな。天国はこのような人たちのものである」と。

19:15 彼らに(祝福の)手を置いて、そこを去られた。

 

新改訳1970

19:13 そのとき、イエスに手を置いて祈っていただくために、子どもたちが連れて来られた。ところが、弟子たちは彼らをしかった。

19:14 しかし、イエスは言われた。「子どもたちを許してやりなさい。邪魔をしないでわたしのところに来させなさい。天の御国はこのような者たちの国なのです。」

19:15 そして、手を彼らの上に置いてから、そこを去って行かれた。

 

塚本訳1963

19:13 それから、イエスに手をのせて祈っていただこうとして、人々が子供たちをつれて来ると、弟子たちが咎めた。

19:14 イエスは言われた、「子供たちを放っておけ、わたしの所に来るのを邪魔するな。天の国はこんな(小さな)人たちのものである。」

19:15 それから子供たち(の頭)に手をのせて祝福したのち、そこを去られた。

 

口語訳1955

19:13 そのとき、イエスに手をおいて祈っていただくために、人々が幼な子らをみもとに連れてきた。ところが、弟子たちは彼らをたしなめた。

19:14 するとイエスは言われた、「幼な子らをそのままにしておきなさい。わたしのところに来るのをとめてはならない。天国はこのような者の国である」。

19:15 そして手を彼らの上においてから、そこを去って行かれた。

 

文語訳1917

"401913","ここに人々イエスの手をおきて祈り給はんことを望みて、幼兒らを連れ來りしに、弟子たち禁めたれば、"

"401914","イエス言ひたまふ『幼兒らを許せ、我に來るを止むな、天國はかくのごとき者の國なり』"

"401915","かくて手を彼らの上におきて此處を去り給へり。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

塚本訳 マコ 10:13-16

10:13 イエスにさわっていただこうとして、人々が子供たちをつれて来ると、弟子たちが咎めた。

10:14 イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた、「子供たちをわたしの所に来させよ、邪魔をするな。神の国はこんな(小さな)人たちのものである。

10:15 アーメン、わたしは言う、子供のように(すなおに)神の国(の福音)を受け入れる者でなければ、決してそこに入ることはできない。」

10:16 それから子供たちを抱き、(頭に)手をのせて祝福された。

 

塚本訳 ルカ 18:15-17

18:15 イエスにさわっていただこうとして、人々が幼児たちまでもつれて来ると、弟子たちが見て咎めた。

18:16 イエスは幼児を呼びよせたのち、(弟子たちに)こう言われた、「子供たちをわたしの所に来させよ、邪魔をするな。神の国はこんな(小さな)人たちのものである。

18:17 アーメン、わたしは言う、子供のように(すなおに)神の国(の福音)を受け入れる者でなければ、決してそこに入ることはできない。」

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

新共同 マタ 9:18

9:18 イエスがこのようなことを話しておられると、ある指導者がそばに来て、ひれ伏して言った。「わたしの娘がたったいま死にました。でも、おいでになって手を置いてやってください。そうすれば、生き返るでしょう。」

 

新共同 ルカ 9:51

9:51 イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向かう決意を固められた。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

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(日)新共同訳1987 の引照

 

新共同 Tペテ2:2

2:2 生まれたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。これを飲んで成長し、救われるようになるためです。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

口語訳 Tテモ4:14

4:14 長老の按手を受けた時、預言によってあなたに与えられて内に持っている恵みの賜物を、軽視してはならない。

 

口語訳 Tペテ2:1-2

2:1 だから、あらゆる悪意、あらゆる偽り、偽善、そねみ、いっさいの悪口を捨てて、

2:2 今生れたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。それによっておい育ち、救に入るようになるためである。

 

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マタイ19:16−22

金持ちの青年

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

401916さて、見よ、ある者が彼のもとにやって来て言った、「先生、永遠の命を手にするためには、私はどのような善いことを行なえばよいのでしょう」。

401917しかしイエスは彼に言った、「なぜ善いことについて私にたずねるのか。善き者はただ一者のみである。もしあなたが命に入りたいと思うのなら、掟を守るがよい」。

401918彼はイエスに言う、「どの〔掟〕ですか」。そこでイエスは言った、「お前は殺すことはないであろう。姦淫することはないであろう、盗むことはないであろう、偽証することはないであろう、

401919父と母を敬え、そしてお前は、お前の隣人をお前自身として愛するであろう」。

401920その若者はイエスに言う、「それらはすべて守って来ました。まだ何が足りないのでしょう」。

401921イエスは彼に言った、「もしあなたが全き者でありたいと思うなら、行って、自分の財産を売り払って、[これらの]貧しい者たちに与えなさい。そうすればあなたは、天に宝を持とう。そうして私に従って来なさい」。

401922若者はこの言葉を聞いて、悲しみのうちに去って行った。なぜなら彼は、たくさんの資産を持っていたからである。

 

新共同訳1987

19:16 さて、一人の男がイエスに近寄って来て言った。「先生、永遠の命を得るには、どんな善いことをすればよいのでしょうか。」

19:17 イエスは言われた。「なぜ、善いことについて、わたしに尋ねるのか。善い方はおひとりである。もし命を得たいのなら、掟を守りなさい。」

19:18 男が「どの掟ですか」と尋ねると、イエスは言われた。「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、

19:19 父母を敬え、また、隣人を自分のように愛しなさい。』」

19:20 そこで、この青年は言った。「そういうことはみな守ってきました。まだ何か欠けているでしょうか。」

19:21 イエスは言われた。「もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」

19:22 青年はこの言葉を聞き、悲しみながら立ち去った。たくさんの財産を持っていたからである。

 

前田訳1978

19:16 すると見よ、イエスのところへ来た人があり、「先生、永遠のいのちを得るには、どんなよいことをすべきですか」といった。

19:17 彼はいわれた、「なぜよいことについてわたしにたずねるのか、よい方はただひとりである。いのちに入りたければ、掟を守れ」と。

19:18 彼はいう、「どの掟ですか」と。イエスはいわれた、「殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、

19:19 父母を敬え、隣びとを自らのごとく愛せよ」と。

19:20 若者はいう、「それらは皆守っています。何がまだ足りないのでしょう」と。

19:21 イエスはいわれた、「全くありたければ、行って持ちものを売って貧しい人々に与えよ。そうすれば天に宝を得よう。そのうえで来てわたしに従いなさい」と。

19:22 若者はそのことばを聞いて、悲しみながら去った。財産が多かったからである。

 

新改訳1970

19:16 すると、ひとりの人がイエスのもとに来て言った。「先生。永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをしたらよいのでしょうか。」

19:17 イエスは彼に言われた。「なぜ、良いことについて、わたしに尋ねるのですか。良い方は、ひとりだけです。もし、いのちにはいりたいと思うなら、戒めを守りなさい。」

19:18 彼は「どの戒めですか。」と言った。そこで、イエスは言われた。「殺してはならない。姦淫してはならない。盗んではならない。偽証をしてはならない。

19:19 父と母を敬え。あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」

19:20 この青年はイエスに言った。「そのようなことはみな、守っております。何がまだ欠けているのでしょうか。」

19:21 イエスは、彼に言われた。「もし、あなたが完全になりたいなら、帰って、あなたの持ち物を売り払って貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、わたしについて来なさい。」

19:22 ところが、青年はこのことばを聞くと、悲しんで去って行った。この人は多くの財産を持っていたからである。

 

塚本訳1963

19:16 するとそこに、ひとりの人がイエスの所に来て言った、「先生、永遠の命を得るには、どんなよいことをすればよいでしょうか。」

19:17 イエスは言われた、「なぜ善いことについってわたしに尋ねるのか。善いお方はただ一人(神)である。(永遠の)命に入りたければ、(神の)掟を守りなさい。」

19:18 「どの掟を」と彼が言う。イエスはこたえられた、「『殺してはならない、姦淫をしてはならない、盗んではならない、偽りの証言をしてはならない、

19:19 父と母とを敬え、』また『隣の人を自分のように愛せよ。』」

19:20 青年が言う、「それならみんな守っております。まだ何か足りないでしょうか。」

19:21 イエスは言われた、「完全になりたければ、家に帰って持ち物を売って、(その金を)貧乏な人に施しなさい。そうすれば天に宝を積むことができる。それから来て、わたしの弟子になりなさい。」

19:22 青年はこの言葉を聞き、悲しそうにして立ち去った。大資産家であったのである。

 

口語訳1955

19:16 すると、ひとりの人がイエスに近寄ってきて言った、「先生、永遠の生命を得るためには、どんなよいことをしたらいいでしょうか」。

19:17 イエスは言われた、「なぜよい事についてわたしに尋ねるのか。よいかたはただひとりだけである。もし命に入りたいと思うなら、いましめを守りなさい」。

19:18 彼は言った、「どのいましめですか」。イエスは言われた、「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。

19:19 父と母とを敬え』。また『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』」。

19:20 この青年はイエスに言った、「それはみな守ってきました。ほかに何が足りないのでしょう」。

19:21 イエスは彼に言われた、「もしあなたが完全になりたいと思うなら、帰ってあなたの持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に宝を持つようになろう。そして、わたしに従ってきなさい」。

19:22 この言葉を聞いて、青年は悲しみながら立ち去った。たくさんの資産を持っていたからである。

 

文語訳1917

"401916","視よ、或人みもとに來りて言ふ『師よ、われ永遠の生命をうる爲には、如何なる善き事を爲すべきか』"

"401917","イエス言ひたまふ『善き事につきて何ぞ我に問ふか、善き者は唯ひとりのみ。汝もし生命に入らんと思はば誡命を守れ』"

"401918","彼いふ『孰を』イエス言ひたまふ『「殺すなかれ」「姦淫するなかれ」「盜むなかれ」「僞證を立つる勿れ」"

"401919","「父と母とを敬へ」また「己のごとく汝の隣を愛すべし」』"

"401920","その若者いふ『我みな之を守れり、なほ何を缺くか』"

"401921","イエス言ひたまふ『なんぢ若し全からんと思はば、往きて汝の所有を賣りて貧しき者に施せ、さらば財寶を天に得ん。かつ來りて我に從へ』"

"401922","この言をききて、若者悲しみつつ去りぬ。大なる資産を有てる故なり。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

塚本訳 マコ 10:17-22

10:17 旅行に出ようとされると、ひとりの人が駆けてきて、ひざまずいて尋ねた、「善い先生、永遠の命をいただくには、何をすればよいでしょうか。」

10:18 イエスは言われた、「なぜわたしを『善い』と言うのか。神お一人のほかに、だれも善い者はない。

10:19 (するべきことは神の掟を守ることだけで、)掟はあなたが知っている通り。──『殺してはならない、姦淫をしてはならない、盗んではならない、偽りの証言をしてはならない、』奪い取ってはならない、『父と母とを敬え。』(ただこれだけである。)」

10:20 その人が言った、「先生、それならみんな若い時から守っております。」

10:21 イエスは彼をじっと見て、かわいく思って言われた、「(よく守った。だが)一つ足りない。家に帰って、持っているものをみな売って、(その金を)貧乏な人に施しなさい。そうすれば天に宝を積むことができる。それから来て、わたしの弟子になりなさい。」

10:22 彼はこの言葉に顔をくもらせ、悲しそうにして立ち去った。大資産家であったのである。

 

塚本訳 ルカ 18:18-23

18:18 ひとりの(最高法院の)役人が尋ねた、「善い先生、何をすれば永遠の命がいただけるでしょうか。」

18:19 イエスは言われた、「なぜわたしを『善い』と言うのか。神お一人のほかに、だれも善い者はない。

18:20 (するべきことは神の掟を守ることだけで、)掟はあなたが知っている通り。──『姦淫をしてはならない、殺してはならない、盗んではならない、偽りの証言をしてはならない、父と母とを敬え。』(ただこれだけである。)」

18:21 その人が言った、「それならみんな若い時から守っております。」

18:22 イエスは聞いて言われた、「もう一つ欠けている。持っているものをことごとく売って、(その金を)貧乏な人に分けてやりなさい。そうすれば天に宝を積むことができる。それから来て、わたしの弟子になりなさい。」

18:23 彼はこれを聞き、しょげてしまった。非常な金持であったのである。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

新共同 マタ 22:39

22:39 第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』

 

新共同 マタ 8:22

8:22 イエスは言われた。「わたしに従いなさい。死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい。」

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

口語訳 ロマ 2:7

2:7 すなわち、一方では、耐え忍んで善を行って、光栄とほまれと朽ちぬものとを求める人に、永遠のいのちが与えられ、

 

口語訳 ロマ 6:22-23

6:22 しかし今や、あなたがたは罪から解放されて神に仕え、きよきに至る実を結んでいる。その終極は永遠のいのちである。

6:23 罪の支払う報酬は死である。しかし神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである。

 

口語訳 ガラ 3:24

3:24 このようにして律法は、信仰によって義とされるために、わたしたちをキリストに連れて行く養育掛となったのである。

 

口語訳 ピリ 3:6

3:6 熱心の点では教会の迫害者、律法の義については落ち度のない者である。

 

(日)新共同訳1987 の引照

 

新共同 ロマ 13:9

13:9 「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」、そのほかどんな掟があっても、「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉に要約されます。

 

新共同 ガラ 5:14

5:14 律法全体は、「隣人を自分のように愛しなさい」という一句によって全うされるからです。

 

新共同 ヤコ 2:8

2:8 もしあなたがたが、聖書に従って、「隣人を自分のように愛しなさい」という最も尊い律法を実行しているのなら、それは結構なことです。

 

新共同 使  2:45

2:45 財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った。

 

新共同 使  4:34-37

4:34 信者の中には、一人も貧しい人がいなかった。土地や家を持っている人が皆、それを売っては代金を持ち寄り、

4:35 使徒たちの足もとに置き、その金は必要に応じて、おのおのに分配されたからである。

4:36 たとえば、レビ族の人で、使徒たちからバルナバ――「慰めの子」という意味――と呼ばれていた、キプロス島生まれのヨセフも、

4:37 持っていた畑を売り、その代金を持って来て使徒たちの足もとに置いた。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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マタイ19:23−26

金持と神の国

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

401923他方、イエスはその弟子たちに言った、「アーメン、私はあなたたちに言う、金持ちが天の王国に入るのは大変難しいであろう。

401924また、重ねて私はあなたたちに言う、金持ちが神の王国に入るよりは、らくだが針の孔(あな)を通り抜ける方がまだやさしい」。

401925弟子たちは〔これを〕聞いて、はなはだしく仰天して言った、「では、いったい誰が救われるのだろうか」。

401926しかしイエスは〔彼らを〕見つめて彼らに言った、「これは人間にはできない。しかし神には何でもできる」。

 

新共同訳1987

19:23 イエスは弟子たちに言われた。「はっきり言っておく。金持ちが天の国に入るのは難しい。

19:24 重ねて言うが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」

19:25 弟子たちはこれを聞いて非常に驚き、「それでは、だれが救われるのだろうか」と言った。

19:26 イエスは彼らを見つめて、「それは人間にできることではないが、神は何でもできる」と言われた。

 

前田訳1978

19:23 イエスは弟子たちにいわれた、「本当にいう、金持ちが天国に入るのはむずかしい。

19:24 繰り返すが、らくだが針の穴を通るほうが金持が神の国へ入るよりはやさしい」と。

19:25 それを聞いて弟子たちははなはだおどろいていう、「それならだれが救われえよう」と。

19:26 イエスは彼らを見つめていわれた、「これは人にはできないが、神にはすべてがおできになる」と。

 

新改訳1970

19:23 それから、イエスは弟子たちに言われた。「まことに、あなたがたに告げます。金持ちが天の御国にはいるのはむずかしいことです。

19:24 まことに、あなたがたにもう一度、告げます。金持ちが神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通るほうがもっとやさしい。」

19:25 弟子たちは、これを聞くと、たいへん驚いて言った。「それでは、だれが救われることができるのでしょう。」

19:26 イエスは彼らをじっと見て言われた。「それは人にはできないことです。しかし、神にはどんなことでもできます。」

 

塚本訳1963

19:23 イエスは弟子たちに言われた、「アーメン、わたしは言う、金持が天の国に入ることはむずかしい。

19:24 かさねて言う、金持が天の国に入るよりは、駱駝が針のめどを通る方がたやすい。」

19:25 これを聞いて、弟子たちは非常に驚いて言った、「ではいったい、だれが救われることが出来るのだろう。」

19:26 イエスは彼らをじっと見て言われた、「これは人間には出来ないが、『神にはなんでも出来る。』」

 

口語訳1955

19:23 それからイエスは弟子たちに言われた、「よく聞きなさい。富んでいる者が天国にはいるのは、むずかしいものである。

19:24 また、あなたがたに言うが、富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」。

19:25 弟子たちはこれを聞いて非常に驚いて言った、「では、だれが救われることができるのだろう」。

19:26 イエスは彼らを見つめて言われた、「人にはそれはできないが、神にはなんでもできない事はない」。

 

文語訳1917

"401923","イエス弟子たちに言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、富める者の天國に入るは難し。"

"401924","復なんぢらに告ぐ、富める者の神の國に入るよりは、駱駝の針の孔を通るかた反つて易し』"

"401925","弟子たち之をきき、甚だしく驚きて言ふ『さらば誰か救はるることを得ん』"

"401926","イエス彼らに目を注めて言ひ給ふ『これは人に能はねど、神は凡ての事をなし得るなり』"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

塚本訳 マコ 10:23-27

10:23 イエスは(うしろ姿を見送っておられたが、)やがて見まわして、弟子たちに言われる、「物持ちが神の国に入るのは、なんとむずかしいことだろう。」

10:24 弟子たちはその言葉にびっくりした。(彼らは富むことが、神に特別に愛されているしるしと信じたのである。)イエスはかさねて言われる、「子供たちよ、神の国に入ることは、なんとむずかしいのだろう。

10:25 金持が神の国に入るよりは、駱駝が針の孔を通る方がたやすい。」

10:26 弟子たちはいよいよ驚いて互に言った、「それでは、だれが救われることが出来るのだろう。」

10:27 イエスは彼らをじっと見て言われる、「人間には出来ないが、神には出来る。『神にはなんでも出来る。』」

 

塚本訳 ルカ 18:24-27

18:24 彼を見ると、イエスは言われた、「物持が神の国に入るのは、なんとむずかしいことだろう。

18:25 金持が神の国に入るよりは、駱駝が縫針のめどを通る方がたやすい。」

18:26 聞いている人たちが言った、「それでは、だれが救われることが出来るのだろう。」

18:27 イエスは言われた、「人間に出来ないことが、神には出来る。」

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

新共同 マタ 7:28

7:28 イエスがこれらの言葉を語り終えられると、群衆はその教えに非常に驚いた。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

口語訳 Tコリ6:9

6:9 それとも、正しくない者が神の国をつぐことはないのを、知らないのか。まちがってはいけない。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる者、男色をする者、盗む者、

 

口語訳 ロマ 10:13

10:13 なぜなら、「主の御名を呼び求める者は、すべて救われる」とあるからである。

 

(日)新共同訳1987 の引照

 

新共同 Tテモ6:9-10

6:9 金持ちになろうとする者は、誘惑、罠、無分別で有害なさまざまの欲望に陥ります。その欲望が、人を滅亡と破滅に陥れます。

6:10 金銭の欲は、すべての悪の根です。金銭を追い求めるうちに信仰から迷い出て、さまざまのひどい苦しみで突き刺された者もいます。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

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マタイ19:27−30

すてる者の幸福

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

401927そのときペトロが答えて彼に言った、「ご覧下さい、この私たちはすべてを棄ててあなたに従いました。そこで、私たちは何を得ることができるのでしょうか」。

401928そこでイエスは彼らに言った、「アーメン、私はあなたたちに言う、人の子が彼の栄光の位に座する再生〔の時〕には、私に従って来たあなたたちもまた、十二の位に座して、イスラエルの十二の部族をさばくであろう。

401929また、私の名のゆえに家々、兄弟たち、姉妹たち、父、母、子供たち、または農地を棄てた者はすべて、〔それらの〕百倍を受けるであろうし、また永遠の命を継ぐであろう。

401930しかし、最初の者の多くが最後の者となり、最後の者〔の多く〕が最初の者となるであろう。

 

新共同訳1987

19:27 すると、ペトロがイエスに言った。「このとおり、わたしたちは何もかも捨ててあなたに従って参りました。では、わたしたちは何をいただけるのでしょうか。」

19:28 イエスは一同に言われた。「はっきり言っておく。新しい世界になり、人の子が栄光の座に座るとき、あなたがたも、わたしに従って来たのだから、十二の座に座ってイスラエルの十二部族を治めることになる。

19:29 わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父、母、子供、畑を捨てた者は皆、その百倍もの報いを受け、永遠の命を受け継ぐ。

19:30 しかし、先にいる多くの者が後になり、後にいる多くの者が先になる。」

 

前田訳1978

19:27 そこでペテロが答えていった、「このとおりわれらはすべてを捨ててあなたに従いました。いったい何がわれらに与えられますか」と。

19:28 イエスは彼らにいわれた、「本当にいう、新生のとき人の子が栄光の座につくと、あなた方わたしに従うものも十二の王座についてイスラエルの十二の族を裁こう。

19:29 わが名のゆえに家や兄弟姉妹や父母や子や畑を捨てたものは、みな何倍もの報いを受け、永遠のいのちを継ごう。

19:30 最初のものが最後になり、最後のものが最初になることが多かろう。

 

新改訳1970

19:27 そのとき、ペテロはイエスに答えて言った。「ご覧ください。私たちは、何もかも捨てて、あなたに従ってまいりました。私たちは何がいただけるでしょうか。」

19:28 そこで、イエスは彼らに言われた。「まことに、あなたがたに告げます。世が改まって人の子がその栄光の座に着く時、わたしに従って来たあなたがたも十二の座に着いて、イスラエルの十二の部族をさばくのです。

19:29 また、わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父、母、子、あるいは畑を捨てた者はすべて、その幾倍もを受け、また永遠のいのちを受け継ぎます。

19:30 ただ、先の者があとになり、あとの者が先になることが多いのです。

 

塚本訳1963

19:27 その時、ペテロが口を出してイエスに言った、「でも、わたし達は(あの金持とちがいます。)この通り何もかもすてて、あなたの弟子になりました。わたし達にはいったいなんの褒美があるのでしょうか。」

19:28 イエスが彼らに言われた、「アーメン、わたしは言う、新しい世界が生まれて、人の子(わたし)が栄光の座につく時には、わたしの弟子になったあなた達十二人も十二の王座について、イスラエル(の民)の十二族を支配するのである。

19:29 そしてわたしのために家や兄弟や姉妹や父や母や畑をすてた者は一人のこらず、(この世で)その幾倍を受け、また(来るべき世では)永遠の命をいただくのである。

19:30 しかし(決して油断をしてはならない。)一番の者が最後になり、最後の者が一番になることが多い。

 

口語訳1955

19:27 そのとき、ペテロがイエスに答えて言った、「ごらんなさい、わたしたちはいっさいを捨てて、あなたに従いました。ついては、何がいただけるでしょうか」。

19:28 イエスは彼らに言われた、「よく聞いておくがよい。世が改まって、人の子がその栄光の座につく時には、わたしに従ってきたあなたがたもまた、十二の位に座してイスラエルの十二の部族をさばくであろう。

19:29 おおよそ、わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父、母、子、もしくは畑を捨てた者は、その幾倍もを受け、また永遠の生命を受けつぐであろう。

19:30 しかし、多くの先の者はあとになり、あとの者は先になるであろう。

 

文語訳1917

"401927","ここにペテロ答へて言ふ『視よ、われら一切をすてて汝に従へり、されば何を得べきか』"

"401928","イエス彼らに言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、世あらたまりて人の子その榮光の座位に坐するとき、我に從へる汝等もまた十二の座位に坐して、イスラエルの十二の族を審かん。"

"401929","また凡そ我が名のために、或は家、あるひは兄弟、あるひは姉妹、あるひは父、あるひは母、あるひは子、あるひは田畑を棄つる者は數倍を受け、また永遠の生命を嗣がん。"

"401930","されど多くの先なる者後に、後なる者先になるべし。"

 

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各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

塚本訳 マコ 10:28-31

10:28 ペテロがイエスに、「でも、わたし達は(あの金持とちがいます。)この通り何もかもすてて、あなたの弟子になりました」と言い出した。

10:29 イエスは言われた、「アーメン、あなた達に言う、わたしのため、また福音のために、家や兄弟や姉妹や母や父や子や畑をすてた者で、

10:30 今、この世で──迫害のうちにおいてではあるが──百倍の家と兄弟と姉妹と母と子と畑とを、また来るべき世では永遠の命を受けない者は一人もない。

10:31 しかし(決して油断をしてはならない。)一番の者が最後になり、最後の者が一番になることが多い。」

 

塚本訳 ルカ 18:28-30

18:28 ペテロが(イエスに)言った、「でも、わたし達はこの通り、自分の持ち物をすててあなたの弟子になりました。」

18:29 彼らに言われた、「アーメン、わたしは言う、神の国のために家や妻や兄弟や親や子を捨てた者で、

18:30 この世でその幾倍を、また来るべき世では永遠の命を受けない者は一人もない。」

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

新共同 テト 3:5

3:5 神は、わたしたちが行った義の業によってではなく、御自分の憐れみによって、わたしたちを救ってくださいました。この救いは、聖霊によって新しく生まれさせ、新たに造りかえる洗いを通して実現したのです。

 

新共同 黙  3:21

3:21 勝利を得る者を、わたしは自分の座に共に座らせよう。わたしが勝利を得て、わたしの父と共にその玉座に着いたのと同じように。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

口語訳 Tテサ4:16

4:16 すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、

 

口語訳 Tコリ6:2-3

6:2 それとも、聖徒は世をさばくものであることを、あなたがたは知らないのか。そして、世があなたがたによってさばかれるべきであるのに、きわめて小さい事件でもさばく力がないのか。

6:3 あなたがたは知らないのか、わたしたちは御使をさえさばく者である。ましてこの世の事件などは、いうまでもないではないか。

 

口語訳 Uコリ4:17

4:17 なぜなら、このしばらくの軽い患難は働いて、永遠の重い栄光を、あふれるばかりにわたしたちに得させるからである。

 

口語訳 ロマ 8:18

8:18 わたしは思う。今のこの時の苦しみは、やがてわたしたちに現されようとする栄光に比べると、言うに足りない。

 

(日)新共同訳1987 の引照

 

新共同 黙  3:21

3:21 勝利を得る者を、わたしは自分の座に共に座らせよう。わたしが勝利を得て、わたしの父と共にその玉座に着いたのと同じように。

 

新共同 黙  4:4

4:4 また、玉座の周りに二十四の座があって、それらの座の上には白い衣を着て、頭に金の冠をかぶった二十四人の長老が座っていた。

 

新共同 黙  11:16

11:16 神の御前で、座に着いていた二十四人の長老は、ひれ伏して神を礼拝し、

 

新共同 黙  20:4

20:4 わたしはまた、多くの座を見た。その上には座っている者たちがおり、彼らには裁くことが許されていた。わたしはまた、イエスの証しと神の言葉のために、首をはねられた者たちの魂を見た。この者たちは、あの獣もその像も拝まず、額や手に獣の刻印を受けなかった。彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

口語訳 Tコリ6:2

6:2 それとも、聖徒は世をさばくものであることを、あなたがたは知らないのか。そして、世があなたがたによってさばかれるべきであるのに、きわめて小さい事件でもさばく力がないのか。

 

口語訳 黙  3:21

3:21 勝利を得る者には、わたしと共にわたしの座につかせよう。それはちょうど、わたしが勝利を得てわたしの父と共にその御座についたのと同様である。

 

口語訳 黙  20:4

20:4 また見ていると、かず多くの座があり、その上に人々がすわっていた。そして、彼らにさばきの権が与えられていた。また、イエスのあかしをし神の言を伝えたために首を切られた人々の霊がそこにおり、また、獣をもその像をも拝まず、その刻印を額や手に受けることをしなかった人々がいた。彼らは生きかえって、キリストと共に千年の間、支配した。

 

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